「性器をケアすれば女性の人生は充実する」という言説は、どこから来たか?

 腟ケアで彼氏もできました! セックスもしました!ーー2017年に発売され腟ケアブームの先駆けとなった『ちつのトリセツ 劣化はとまる』(径書房)を読んで、著者によるお説はこういうトーンだとは知っていましたが、動画で実際に語っているのを見ると、正直「うわあ……」となりました。NPO法人女性医療ネットワークの主催する「骨盤底祭り」配信を視聴したときの話です。

 「骨盤底祭り」は、GSM(閉経後関連尿路⽣殖器症候群)および⾻盤底障害に悩むすべての⼥性に向けた啓蒙・⽀援イベントとして発足し、今年で第3回目。今回は「近年話題のフェムテックの中でも最も需要な課題の一つである骨盤ならびに尿漏れに関する最前線の知識を得ることができ、今の時代を生きる女性の身体にとって必要かつ貴重な情報に触れる非常に良い機会となります」と説明されていました。

 イベントの核は、同NPO法人の理事長である対馬ルリ子医師と、骨盤底委員会委員長を努める関口由紀医師による、女性の身体に骨盤周りの健康がいかに大切であるかというごく基本的な解説。その合間に、スポンサーと思われる企業の宣伝トークが挟み込まれ、そんなアイテムがあるのか~とは感心しつつも失礼ながら少々退屈でした。

 そして夜の部となった後半戦にゲストとして登場したのが、『ちつのトリセツ』の著者、原田純氏。そこで冒頭のセリフが飛び出したのです。

 そもそも腟ケアとは何ぞや? という人に向け、簡単に解説を入れておきましょう。骨盤底筋を鍛える「腟トレ」とは異なり(こちらは2010年頃にちょっとしたブームになりました)、腟は使わないと「劣化」する。しかしオイルなどでケアすれば、女性の健康にとって最善最強! セックスをあきらめず、閉経後の人生も明るく元気に過ごしましょうねと謳われる、フェムケアのひとつです。布教者たちの言説にツッコミどころが多いものの、ここ最近のフェムテック需要にも乗っかり勢い衰えず、このまましばらく定着しそうな雰囲気です。

 原田氏の同ヒット本では、助産師によって腟ケアの重要性を教え込まれ、恐る恐る試してみたところ……まあびっくり! 何もかもが好転! という流れで紹介されていきます。そしていかに人生が充実し、悩みから解放され、幸せになったかをテンション高く語る姿は、本の宣伝もあることを差し引いても、すっかり腟ケア信者といった風情。

 配信ではアンケートで統計をとった一般女性のセックスやマスターベーションの平均回数を紹介し、これではぜんぜん足りていない! 腟は使わなければだめ! セルフプレジャー(マスターベーション)もっとやってください! 私は腟ケアで体の不調がすべて改善し、彼氏もできました! セックスもしました! って前のめりすぎないか。原田氏が、腟ケアをきっかけとして心身が好転したのは個人の体験としては嘘偽りないでしょう。しかしそれを、女性一般に通じるケアとしないで~。「更年期を経ても性行為を楽しめるのは健康である証拠」というならまだしも、性欲がないのは生き物として劣っている。更年期を過ぎても人生楽しく生きるには性生活を充実させるべし。腟を使わないから病気になる! と言わんばかりのトークは、なかなか納得しづらいものがありますね。

 と、思うものの、昨今の腟ケアブームや同書の売れ行きを見ると、こうしたトークが一部の女性たちに響くものがあるのは確かなのでしょう。そしてその吸引力は、原田氏をはじめとする布教者たちの発信や実際の効果よりは、時代背景や社会構造にヒントがあるように思えます。こうした腟ケア万能説を受け入れるのはなぜか? 今回は、そのあたりに目を向けてみましょう。

 まずは、腟ケアの布教者を見ていきます。フィトセラピー(植物療法)という切り口で腟ケアおよびアンダーヘア脱毛を推す森田敦子氏や、女性泌尿器科医として腟ケア啓蒙に乗り出した関口由紀医師。そして原田氏に腟ケアを伝授した、助産師のたつのゆりこ氏です。全員1960年代生まれで、青春時代は、女性の社会進出がようやく進み始めたバブル期でしょう(森田&関口のインタビュー記事をあさると「毎週葉山でクルーズ船」だの「ねるとんパーティ」だのバブリー用語が登場しておったまげ)。この世代の一般女性たちは、ボディシェイプやメイクアップなど、ビジュアルを磨き上げることに血道をあげていた印象です。性器や臓器を自力でどうこう……いわゆるインナーケアといった情報がメジャーになるのはまだまだ先。

 ところが社会で活躍の場を得ていた彼女たちは、女性の社会進出がようやく進み始めたこの時代のありかたに違和感を覚えていたとか。個々の詳細は割愛しますが、ざっくりまとめると、そこに後の腟ケア布教につながるヒントを得たという話です。ちなみに、この世代には、「腟や骨盤庭訓をケアして女性本来のパワー(といってもご本人の作った幻ですが)と女の幸せを取り戻せ!」なる主張をいち早く発信した疫学者、三砂ちずる氏(経血コントロール布教の大御所)がいるのも、興味深いポイントです。

 一方、歳を重ねてから腟ケアに出会い仰天した原田氏と同年代の女性たちは、どのような時代を過ごしてきたのでしょうか。原田氏は1954年生まれ。青春時代はだいたい60年代、高度成長期です。ヒッピー文化や学生闘争の時代、一部では性的にアクティブなことがよしとされていた空気もあったようですが、女性蔑視がまだまだ色濃く漂う時代。さらに当時はそれまでの支配的な家父長制から愛情を中心として成り立つ近代家族の形が作られていった時代でもあり、男が外で働き女は家事育児に専念という、性別役割分業に基づく家族モデルが理想とされていきます。

 その構造を支えるため、今もなお母親たちを苦しめる、根拠なき「母性」のゴリ推しが襲来。20代で2~3人の子を持ち、3歳児神話やら家庭教育やらに振り回されながら、子どもは母親が責任をもって心血注いで質よく育てあげねばならぬという課題に取り組まなくてはならない。育児の悩みはもちろん、性の悩みを口にするのは相当憚られる空気が漂い、さぞかし抑圧感がハンパなかったことでしょう。都市部では同棲ブームもあったようなので、そちらもまた性生活が充実するぶん、相談する場所がないままにお悩みも増えたに違いありません。ちなみにその親たちは戦中から戦後復興の混乱期を生きた世代。自分の腟と向き合っている余裕は1ミリもなさそうです。

 こんな背景から単純に、こんな構図が思い浮かびました。社会でバリバリ活躍していた精鋭の女性たちが、日本女性の身体はこんなにヤバい! それを自分たちが体験もしくは目撃してきた! と主張し、ポジティブにケアしましょうと癒す体で、より制圧されてきた女性たちのコンプレックスや不安を刺激する。更年期前後から急激に訪れる体の変化を、すべて「腟ケア不足」にすり替えてしまうイリュージョンーー。そもそも、布教者たちは若いころは腟ケアをしてこなかっただろうに、大病にも不幸にも見舞われていないでしょう。なのになぜ、今の20~30代までもを脅すのか。女性の社会進出から生まれる不安ビジネス、女性の味方であるフリしてとんだ茶番です。

 もうひとつ、腟ケア賛美から感じるのは「歳をとっても性的に充実しているほうがイケている」「性的に充実してこそ、女は輝く」という謎の女性像です。バブル期周辺までは「25歳過ぎの女性は売れ残りのクリスマスケーキ」「恥かきっ子」なんて表現があったことからも、プレ更年期には性行為はとっくに卒業するものだという社会通念があったので、そうしたものへの反発・反動があるのかも(登場人物がやたらエネルギッシュなファンタジー漫画『島耕作』では高齢の女性も元気にセックスしてますけどね)。しかも女性の健康に重要! という大義名分や、もともとアーユルヴェーダなどの伝統療法では存在していたことから、取っつきやすさは抜群。性器のケアを通じて性を謳歌する格好のきっかけも授けられ、原田氏のように抑圧や満たされない思いから解放された人もいるのでしょうか。

 そもそもの健康不安が少ないので腟ケアに反応しないということを差し引いても、こうした主張は90年代以降の世代にはあまり通じなそうです。90年代は若い世代が性的に弾けた傾向がある時代のひとつでもありますし、情報過多のこの時代、セックスにそれほどの関心は払われないので、「性的に充実しているのがイケている」という価値観は何をか言わんやでしょう。マッチングアプリで出会いを楽しむ若者はたくさん存在していますが、よしんばいたした数を自慢しても、今の時代ではただのイタい人では。

 腟ケアのターゲットとなるのは、更年期周辺の女性たち。性的なコンプレックスはどの世代でも必ず存在しますが、「ケアをしてこなかった」「タブーとして触れてこなかった」「向き合ってこなかった」という呪いの言葉に反応しやすいのは、時代背景を鑑みるにこのあたりっぽくないですかね。性的なコンプレックスというと、若い世代のものと思われがちですが、腟ケアブームからは、決してそうではないことがわかります。更年期にまつわるアレコレが一大産業になっていくこれからの世の中、こうした手口はますます増えていくに違いありません。思い当たるとドキッとさせられるようなトークには、全方向ご注意を。

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YouTube「上沼恵美子ちゃんねる」開設に大物が戦々恐々? 紅白でいびられた歌手暴露か

 タレントの上沼恵美子が12月12日放送のバラエティ番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演。1994年の『第45回NHK紅白歌合戦』で司会を務めた際、出場歌手から「いびられた」と暴露した。

 『クギズケ』には、演歌歌手の天童よしみがゲスト出演。上沼が「『紅白』のトリを取った方ですからね。もう誇りですわ」とこれまで3度にわたり紅組出場歌手の最後を飾った天童を称賛した。

 その流れで、上沼が94年から2年連続で『紅白』の紅組司会を務めたという話題になると、本人は「司会をやらせていただきましたね、2年にわたって。1年目はごっついみんな、歌手どもにいびられたけど……」と、過去の遺恨を告白。共演者の高田純次から「誰にいびられたんですか?」と問われると、「それは~、言えないけど、私がこの16日から開始いたしますYouTubeの2本目(の動画)でやります」「(チャンネル名は)『上沼恵美子ちゃんねる』でございますんで、登録してください」と告知した。

 さらに、高田が「YouTuberにもなるんだ」と食いつくと、上沼は「そう。もうそっちで遊ぼうかな思って。老後の楽しみにしよう思って」とYouTuber転身を示唆した。

 上沼といえば、11月29日放送のラジオ番組『上沼恵美子のこころ晴天』(ABCラジオ)で、YouTubeへの参入を明言。「初回は自宅からやらしてもらいたいと思います。見てよ!」と、12月3日に初回収録を予定していると明かし、動画の更新頻度については「かなり更新したい」と語るなど、YouTuber活動に意欲を見せていた。

「以前より、たびたびメディアで『上沼恵美子ちゃんねる』の構想を明かしてきた上沼ですが、何を行うかまでは、はっきりとは明かしていませんでした。しかし、今回の口ぶりから、芸能人への恨みつらみといった暴露トークも期待できそうです」(芸能ライター)

 これまで、実際に失礼な態度を取られた共演者のエピソードや、テレビを見ていて不満に思う有名人などを、実名を伏せながらさまざまな番組で暴露してきた上沼。11月15日放送の『こころ晴天』では、BSの歌番組に出演するベテラン歌手の歌唱力について「ヘタになった人多いなあ!」「20人くらいいるんですよ、“どなしたん!?”みたいのが」などと毒づいていた。

 また、6月21日に放送された同ラジオでも、「音合わせで、カメラリハーサルや言うても、本番の衣装を着てこない大物歌手っておりますやん?」と、どこかの現場で目撃した大物歌手の振る舞いを明かし、「着物着なさいよ、と思いましたね。礼儀ですわ。カメラさんのテストやからね」と強く批判している。

「現在、上沼のレギュラーは、先の『クギズケ!』『こころ晴天』に、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)を加えた3番組。『おしゃべりクッキング』は来年3月での終了が決まっていますが、業界内では『「クギズケ!」も近く終了が発表されるのでは』ともっぱらのうわさです。そうなると、テレビ業界との接点が薄くなるため、『上沼恵美子ちゃんねる』で実名による暴露大会が行われても不思議ではありません」(同)

 加えて、上沼が有名芸能プロダクションではなく個人事務所「上沼事務所」の所属であることや、『上沼恵美子ちゃんねる』のスタッフが業界人でないことも、彼女の毒舌を加速させる一因になりうるという。

「芸能人のYouTubeチャンネルに関わるスタッフは、メディア関係者であることも多いのですが、『上沼恵美子ちゃんねる』のスタッフは、普段、結婚披露宴の撮影などを行っているウエディングのクルーが撮影を行っているとか。業界人の目が届かない環境のため、上沼がやりたい放題できる状況とも言えます」(同)

 上沼の本領が発揮されそうな「上沼恵美子ちゃんねる」。27年前の『紅白』で上沼をいびった覚えのある歌手は、今ごろ戦々恐々としているかもしれない。

『ハンオシ』百瀬のこじらせ問題 美晴への想いは“好き”じゃなくて“執着”?

 清野菜名主演のTBS系火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』、通称『ハンオシ』がいよいよラストスパートに差し掛かっている。

 先週放送された第8話では、百瀬(坂口健太郎)にいくら「好き」と伝えても、“LOVE”ではなく“LIKE”と受け取られてしまうことに悲しくなった明葉(清野菜名)が家出を決行。百瀬は知人らの助言を得てようやく明葉の本当の気持ちに気付き、息を切らして明葉…

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ビートたけしがリスペクトし続けた伝説の芸人伝 『浅草キッド』が描く「お笑いゼロ世代」

「有名になることでは師匠に勝てたものの、最後まで芸人としては超えられなかった」

 お笑い界のみならず、テレビ、ラジオ、映画界に革命を起こしたビートたけしが、自伝的小説『浅草キッド』(太田出版)でそう語ったのが、浅草芸人の深見千三郎だった。

 芸人としての師匠だった深見との出会いと別れを描いた『浅草キッド』は1988年に出版され、お笑いの世界に憧れる多くの若者たちに…

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人気YouTuber・コムドット、ファンが金欠訴える!? 重大発表に「残念」の声上がるワケ

 5人組YouTuber・コムドットが12月12日、「【重大発表あり】年内目標の300万人を達成したコムドットが全員大号泣した」と題した動画を投稿し、ファンに向けて5つの重大発表を行った。

 同11日にYouTubeで「300万人突破Live」を行い、生配信中にチャンネル登録者数300万人を突破したコムドット。今回の動画では、リーダーのやまとが「コムドット、300万人突破しました!」と改めて報告し、重大発表として「ゆうたのサインを変更」「300万人記念写真をインスタグラムにて公開」「YouTubeアイコンを変更」「300万人記念バンドロングTシャツの発売」に加え、来年1月中に「メンバーシップ」を開始すると明かした。

 「メンバーシップ」とは、視聴者が月額料金を払うことでクリエイターを支援できる制度で、2019~20年頃に人気YouTuberが次々とスタートさせて話題になった。やまとは「ついにです。一時期、はやりましたよね。だいぶ遅れて、この流れに参入できました」と喜びをあらわにしつつ、「めちゃくちゃ僕たちのこと好きな人が、さらに月額のお金を払っていただいて、そこでしか見れない特別な動画とかを見られる」と説明。「せっかくたくさん応援してくれてる人がいるわけですから、そこでしか提供できないようなエンターテインメントを(見せたい)」と、特別感を強調していた。

 なお、月額料金は90円から6,000円までの間でいくつかのレベルに分けられており、チャンネル側で自由に決めることが可能。ネット上では、コムドットが慕っているコンビYouTuber・スカイピースが月額490円でメンバーシップを行っているため、「同等の金額になりそう」と予想するファンも見られる。

「現在、SNSでは『メンバーシップ絶対入るし、来年こそオフ会してほしい!』『メンバーシップ入る以外、選択肢なくない?』といった喜びの声が相次いでいて、多数の入会が見込めそうです。なお、コムドットは“コムレンジャー”と呼ばれる熱心なファンが多く、今年8月発売のやまとのエッセー『聖域』(KADOKAWA)は、発行部数40万部を突破。今月2日にも『コムドット写真集 TRACE』(講談社)が発売され、同10日発表の『オリコン週間BOOKランキング』では8.7万部を売り上げ、1位を獲得しています」(芸能ライター)

 しかし、一部ネット上では「メンバーシップやってないから“ファンみんな平等”って感じでよかったのに、すごく残念」といったネガティブな意見や、「メンバーシップ始めるのか~。コムドットを追いかけるの、お小遣い的に大変になってきた」「写真集買ったばっかだし、金銭的にしんどいなあ……」など、ファンの悲鳴も上がっているようだ。

「コムドットのファンは若年層が多いためか、メンバーシップには少なからず否定的な声も。『聖域』と『コムドット写真集 TRACE』の発売、さらに今回のメンバーシップと、短期間で出費が続いていることもあって、『コムドットが活躍しすぎてお金足りない』『メンバーシップできるのかあ。写真集も買ったし、本当にお金ないよ……』などと、金欠を訴える声も少なくないです」(同)

 “地元ノリを全国ノリに”“放課後の延長”をスローガンに掲げ、身近な存在感が若者から支持されているコムドット。芸能人をも上回る人気ぶりを思えば、商売っ気が出てしまうのも自然な流れかもしれないが、“地元ノリ”からはかけ離れていくばかりのようだ。

『バイキングMORE』来春終了で、坂上忍のイメージが変わる? YouTube通じ「根はいい人」の声も

 12月13日、坂上忍がMCを務める情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)が来春で終了することがわかった。

 フジテレビによれば、坂上は自身のライフワークである動物の保護活動に全力を尽くしたいとの意向があり、番組の卒業を申し出たとか。局側もこれを受け入れたことから、番組の終了が決定したという。なお、同枠で来春からスタートする後番組の詳細は未定のようだ。

 同番組は以前から、坂上によるスタッフや出演者への“パワハラ疑惑”が取り沙汰されていたほか、一部週刊誌では、正式発表より先に「打ち切り」が報じられていた。

「12月3日、ニュースサイト『NEWSポストセブン』が同番組の“来春打ち切り内定”をスクープ。さらに、同7日発売の『女性自身』(光文社)は打ち切り報道について坂上に直撃取材しており、『僕のほうからお答えすることができないので。ゴメンなさい』『そういう話を僕個人に聞いたところで、あんなに大きな番組、僕の意見って関係ないですよ』など、否定も肯定もしない答えだったと伝えています。結局、それから1週間もたたない13日に番組終了が正式発表されましたが、ネット上には惜しむような声は少なく、『やっぱり終了するんだね』『ようやく終わるという感じ』など、納得の声が多く寄せられているようです」(芸能ライター)

 一方で、動物の保護活動に全力を尽くしたいという坂上の意向には、「これが本当の理由なの?」と疑う声もあるものの、「保護活動は素晴らしいことなので、頑張ってほしい」「本当に動物好きなのが伝わってくる。自分がやりたいことを選ぶのも、坂上さんらしいと思う」「動物の保護活動も大切な仕事。今後はそちらの面で活躍してくれそう」など、応援の声が目立つ。

「番組内外での“毒舌”などから、アンチや批判も多い坂上ですが、自宅で犬と猫を合わせて22匹飼育し、バラエティ番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)のMCも務める“生粋の動物好き”であることが知られています。4月にはYouTubeチャンネルを開設し、自宅の犬猫と触れ合う姿も公開。動画のコメント欄には『根はいい人なんだなって思った』『本当にかわいがってるのがよくわかる』など、絶賛の声が寄せられていました」(同)

 また、坂上は現在、千葉県にある4,500坪の広大な土地を自腹で購入し、動物たちの保護ハウスを建設中。YouTubeでその進捗を報告しており、11月19日公開の動画によれば、来年2月の頭に完成予定、来春から実際に保護活動ができるようになるそうだ。

「その上で坂上は『僕ら人間のほうがちゃんと心に余裕を持てるような環境(にしたい)』といい、保護ハウスで働くスタッフを募集。『ボランティアさんや寄付に頼るのではなく、自力で運営していく方法を探りながら、自立してやっていきたい』と方針を語っていました。動画のコメント欄には『ボランティアでいいので、一緒に活動したいです!』『動物に関係する仕事がしたいと言っていた息子が応募しました』『関西に住んでなかったら応募してたのに……』といった書き込みも見られ、希望者は多いようです」(同)

 『バイキングMORE』終了後、こうした活動を通して、坂上のイメージは「毒舌キャラ」から「動物好きの優しいタレント」に変わっていくのだろうか?

TOKIO・松岡昌宏、「水谷豊さんも早い」「島崎和歌子は遅い!」芸能人のLINEやメール返信を明かす

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。12月12日の放送では、松岡が“LINEやメールの返信が早い芸能人”について明かした。

 松岡は、リスナーから届いた「マボちゃんがまだガラケーだった頃、A.B.C-Zの河合(郁人)くんがメールの返信が早い先輩としてマボちゃんの名前を挙げていました。タッキー(滝沢秀明)も早いけど、それより早いと言ってました。ちなみに一番返信の早いジャニーズ、ほかの芸能人は誰ですか?」という質問を紹介。

 そして、「基本やっぱり(TOKIOの)メンバーは早いですね。もう業務連絡なんで。業務連絡のLINE(グループ)があるので、そこはやっぱ早いですね」とグループ内のLINE事情に触れながら、LINEやメールの返信が早い芸能人について語った。

 まず最初に名前が挙がったのは、俳優・唐沢寿明。続けて「で、キム兄も早い」とタレントの木村祐一の名前を出した松岡は、さらに、「意外なとこいきますよ。けめ! 保田圭。けめも早い!」と、元モーニング娘。・保田圭についても言及。その一方で、「島崎和歌子は遅い!」のだとか。

 また、松岡は「水谷豊さんも早い」とコメント。しかし、一番返信が早いのは、歌手で俳優としても活動している中条きよしだそうで、「めっちゃめちゃ早い。もう俺、(文章を)打って送るというときに(返信が)返ってくるんじゃないかくらい」だとか。「『最近元気してるのか』『いや元気ですよ、お元気ですか?』って打ったら『元気だよ〜』みたいなのが……。すごい返事が早い」と、中条との具体的なやりとりを明かしつつ、「僕も早いほうですね。ええ」とアピール。

 松岡は返信が早い理由を、「嫌なんですよね、なんか。送んないとなんか気持ち悪いんです。『後ででいいや』っていうのがあんまりできる人間じゃなくて」と自身の気質によるものだと説明。そして、「だから仕事中は見ないようにしてます。見たら送んなきゃ気が済まないタイプなんで」と、LINEを開くのは仕事後だと明かした。

 この松岡の発言を受け、ネット上ではリスナーから「まぼのLINE相手が幅広すぎる」「すごいメンツ(笑)」「名前挙がるだけでもつくづく顔広いな〜」「さすがのまぼちゃん大物ばかりでした(笑)」と、松岡の華麗な人脈に驚く声が多数上がっていた。

Aぇ! group・末澤誠也、後輩ジャニーズJr.の「もう30歳?」発言にガチギレ!? Lilかんさいに「まだ27や」

 関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。12月12日放送のトークテーマは「30周年」だった。

 この日のMC担当は関西ジャニーズJr.内ユニット・Lilかんさいの西村拓哉。「(30周年の)想像つきますか? みなさん」とJr.メンバーに質問すると、同じくメンバーの嶋崎斗亜は「30周年……末澤(誠也、Aぇ! group)君とかもう30歳……?」とコメント。

 末澤は「まだ27(歳)や!」とキレながらツッコんだが、もう一人のMC担当・當間琉巧(Lilかんさい)は「ギリギリ! ギリ!」と先輩をいじり、末澤も「ギリギリとか言うな!」と返していた。

 今回のゲストは、吉本新喜劇生活30周年を迎えた、吉本新喜劇座長・川畑泰史。座長歴が14年と聞いた関西ジャニーズJr.のメンバーは、「すげえ!」と驚嘆していたが、嶋崎は「この子たちで言ったら生まれた時とかくらいか」と、現役中学生の関西ジャニーズJr.内ユニット・Boys beの角紳太郎、池川侑希弥を見てコメント。川畑は「座長の俺しか知らんねや……」と、驚愕していた。

 そんな川畑が、まずは吉本新喜劇のズッコケを教授。Jr.内ユニット・AmBitiousの小柴陸のギャグをきっかけに、川畑が“ズッコケ”のお手本を見せることになった。

 番組でナンバーワンギャガーの異名を持つ小柴だけに、川畑は「コケやすいやろうなあ!」と期待していたが、小柴のギャグは不発で、微妙な空気に。一応コケてみせた川畑だが「……で、ええんかな?」と、不安げな様子を見せて小柴の代わりにスタジオを笑わせていた。

 しかし、小柴はギャグに再挑戦。今度は川畑が椅子を使ってコケてみせたが、ギャグはやはり不発に。佐野晶哉(Aぇ! group)は「おもしろくはないけど、(小柴が)すごい芸人さんには見える! 川畑さんがコケてくれたから!」とコメントしていた。

 川畑も「ギャグはさほど面白くなくても、コケることによってバッと笑いが起きる」と、笑わせる上でギャグの出来は重要ではないと解説。それよりも周囲のサポートが大切だと説くと、小柴は納得していた。

 すると小柴は、「面白くないのはみんなのせい!」とサポートが足りないからだと主張。そこまで言うならと、小柴のギャグに全員でズッコケてみて、本当に面白くなるか検証してみることに。

 小柴のギャグに合わせて、全員が椅子から派手にコケてみたものの、やはり微妙な空気は変わらず。見事な椅子コケを披露した佐野は思わず「全員でスベったぞ!」と小柴に返していた。

 一方、川畑は視聴者にはウケているはず、とフォローを入れつつ、「ビックリしたんが、(番組)スタッフが見事に正直な人多いな!」と、スタジオで笑いが起こらなかったことに言及。

 末澤が「『まいジャニ』スタッフそうなんですよ! 笑ってくれないんですよ!」と同調すると、川畑は「普通はちょっと愛想笑いがよう聞こえんのよ、お笑いの現場とか。(この番組は)正直な人が多い! おもろないものは一切笑わん! こうやってみなさん逆に鍛えられていってる」と、関西ジャニーズJr.の厳しい“お笑い”環境に感心したようだった。

 この日の放送では、「『まだ27や』の末澤くんのキレ方がガチで爆笑した」「川畑座長と関ジュのからみに面白すぎ。こうやってお笑いのできるアイドルが作られるのね」「佐野と末澤の椅子の倒れ方模範解答なんよ! あんたらアイドルやろ(笑)」「晶哉ちゃんの椅子コケの瞬発力、異常すぎてめちゃくちゃ笑った」と言った声が寄せれらた。

 

嵐・二宮和也、先輩ジャニーズは「結構やってる」けど自身は経験のないこと明かす

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm)。12月12日放送では、先輩からもらったプレゼントについて明かした。

 きっかけとなったのは、リスナーから寄せられた「漫画家の高橋留美子先生が、お誕生日に『アラフェス2020 at 国立競技場』のBlu-rayをプレゼントされたとTwitterでおっしゃっていました」というメール。

 二宮は「留美子先生が見てる可能性があるんですって!」と興奮気味に反応すると、好きな作品は「やっぱり『犬夜叉』ですね」とテンション高くコメント。

 また、メールには「これまでにもらってうれしかったものはなんですか?」という質問もつづられていたが、「なにがうれしかったかな、これまでもらったもので……」と一瞬考えたあとに、「先輩からもらったものは特段やっぱり思いが強いですね」とモノより人のほうが印象的だとのこと。

 具体的なプレゼントとして挙げたのは、「V6先輩からもらったベストアルバムがあるんですけど、それに全員サインを『二宮くんへ』って書いてもらった」というモノ。

 「名前付きで全員のサインを書くっていうあの人柄が、『してくれるよね!』っていう。後輩としてもだけど、ファンとしても、『楽しい人たちだな』って思う」と語り、「それはね、本当アツかったですね。うれしいですね」と振り返っていた。

 また、少年隊にもベスト盤にサインをもらったとか。錦織一清と植草克秀の退所直前にリリースした作品で、「それも、『すみません、名前をいただいて……』って」とサインを入れてもらうよう頼んだといい、「それは、まじで本当にうれしいですよね」と喜びももひとしおのよう。

 とはいえ、二宮自身は「自分がやったことないから。嵐が『5×10 All the BEST! 1999-2009』出したとき、後輩に一人ずつ名前書いて贈ったか、っていうと、贈ってないんですよ」と、贈る側の経験はないとのこと。

 しかし、「みんな結構やられてるんですよ。V6だって、解散するって話じゃなくて、単純にベスト盤が出たときに書いてくれて」と、後輩にCDをプレゼントするのはよくあることだと告白していたのだった。二宮は事務所内では珍しいほうなのかもしれない。

(福田マリ/ライター)