友達でも家には泊めたくない!? 中国でアメリカ式“ショートステイ”がはやらない理由とは

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 2008年にアメリカで起業したAirbnb(エアビーアンドビー)は、宿泊施設として空き部屋を貸し出すオーナーと旅行者をつなぐウェブサイトで、企業価値は現在、100億ドル(約1兆2,300億円)を超えている。日本でも徐々に利用者が増えており、一部で話題になっているのでご存じの方も多いだろう。  Airbnbはスマホ配車サービスのUber(ウーバー)とともに、ウェブとスマホアプリを利用した商品やサービスの販売、関係構築、レビューなどの提供と、その共有を行うネットワーク・オーケストレーション型企業の代表格となった。中国ではUberと似た「滴滴打車」や「快的打車」が成功を収め、両社は合併。企業価値が早くも100億ドルに達するとの見込みである。  配車サービスに対し、Airbnbを模した中国企業「愛日租」は2013年7月、2,000万ドル(24億5,000万円)の損失を出し、サイトを閉鎖することになった。中国でAirbnb型の企業が飛躍できないのはなぜなのか? 中国メディア「百度百家」(Yahoo!個人のような記者の論評サイト)で雑誌記者の陳紀英氏によると、まず格安のビジネスホテルやモーテルが都市部に点在していることを挙げる。都市中心部のホテル価格が高額な先進国とは事情が違うのだ。さらに、不動産市場の特徴“富裕層の投機対象になっており、部屋を貸すより転売したほうが儲かる”という理由も挙げている。  また陳氏が顧客に対して行った調査で、「もしあなたがある都市に旅行、または出張で半月~1カ月間滞在することになったら、どこに泊まるか?」と聞いたところ、ほとんどが「直接ホテルを探す」という回答だったという。「友達、親戚の家に泊まる」といった回答は少数派で、中国にショートステイという概念がほとんど根付いていないことがわかった。一方で、低すぎる価格も利用者の不信感を募らせる原因となっている。中国で価格が低いことは「汚い」「乱れている」「質が低い」「安全ではない」ことを表しているからだ。
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 しかし、陳氏が最大の理由として挙げるのは「中国人は他人を信用しない」という土壌があるからだと述べている。陳氏は以下のように分析する。 <中国のホストと旅行者との間には基本的な信頼関係が欠落している。ホストは見知らぬ他人に部屋を提供することを望んでいないし、旅行者もこのような消費習慣がないのだ。Airbnb型企業のひとつである某ベンチャー会社の役員だったX氏は、地方支社の責任者として日々チームを率いてオーナーを訪問していた。Airbnbでホストになれば、長期で賃貸に出すより3倍の利益を得られるといううたい文句で営業をしたが、大部分の持ち主に拒否されてしまった。オーナーは収益うんぬんの前に、誰だかわからない他人を宿泊させること、利用者による部屋の損壊や窃盗を心配していたのだ>  上海に住む日系IT企業に務める日本人は言う。 「海外や日本のホテルでも、中国人観光客による備品の持ち帰りが問題になっていますが、そういう国民性なんでAirbnbは普及しないでしょうね。私も一度、中国人の親友から『泊めてあげてほしい』と、ある男を紹介されたんです。親友の頼みだったので、問題ないかと思って泊めたら、電源タップとか買い置きしてあったインスタント食品とか微妙なものがいくつかなくなってた(笑)。文句言うほどのこともないし……親友に聞けば、その男とは出張先で知り合っただけで、たいした仲ではなかったらしい。ま、こっちに住んでるとよくある話ですよ。他人を部屋に泊めるのは、やっぱり抵抗ありますね」  日本では、旅館業法など法律との絡みで普及が進まないが、お隣では国民性というまったく違う理由があるようだ。 (取材・文=棟方笙子)

上海の地下鉄車内が「キッズルーム」に大変身!? “モラルなき”中国のトンデモ親子たち

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地下鉄の床に敷かれたマットの上で寝そべったり飛び跳ねたりする子どもたち。右端の子などは、何かを食べているようにも見える
 5月22日、「微博」(中国版Twitter)に驚くべき写真がアップされた。それは、床にマットを敷き、その上で幼児5人が遊んでいる写真。これが幼稚園かデパートのキッズルームだったら普通の光景だが、なんと地下鉄の列車内だったから驚き。しかも、ご丁寧に、ちゃんと靴を脱いでマットに上がっている。  この写真をアップした人によると、上海の地下鉄11号線で撮影されたものだという。この光景には、中国ネット民たちでさえあきれるばかりだ。
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地下鉄で傍若無人に振る舞う子どもたち。車内はジャングルジム?
「もう夏だからな。地下鉄は無料の冷房付きキッズルームとして便利なのさ」 「もし上海の地下鉄を24時間運転にしたら、そのうち『どうしてトイレがない?』『なんで台所を設置しないの?』って苦情がくるぞ」 「お行儀いいんじゃない? 少なくとも靴は脱いでる……」 「11号線がディズニーランドとつながれば、こんなのはすぐに見慣れた光景になるさ」(※上海に建設中のディズニーランドは地下鉄11号線と結ばれる) 「子どもたちに罪はない。いったいこの子たちの親はどういう感覚してるんだ!?」  中国人妻との間に子どもを持つ上海在住の日本人は言う。
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こちらも同じ頃、北京の故宮で撮られた写真。人が出入りする門の真ん前で子どもに小便させる若い母親
「地下鉄に限らず、中国の親は子どもを甘やかし放題。子どもが『おしっこに行きたい』と言いだすと、まず我慢させてトイレを探すのではなく、そこがどこであろうと、すぐさまその場でパンツ下ろして用を足させますからね。スーパーでは、食べ物をいじって遊ぶ子どもを止めようともしない。公衆道徳もあったもんじゃない。こういう親に育てられた子が大人になったら……と思うと、中国から逃げ出したくなりますよ。実際、中国人の金持ちは、我先にと外国に移住しちゃってますからね」  中国の大都市では、こういった他人の傍若無人な行為に対し、誰も注意せず、多くの人が見なかったことにする風潮が蔓延しているという。というのも、注意されたほうが逆ギレすることもあるからだ。一昨年には同じ上海で、地下鉄車内で子どもにおしっこをさせた男にほかの乗客が注意したところ、その男と家族からフルボッコにされるという事件が起こっている。 「こういう事件が上海で起こると、上海人は決まって『あれは田舎から来た人たちがやったこと。上海人はあんなことをしない』と言います。自分たちの社会がこういう事件を起こしているのだという当事者意識がまったくありません」(同)  中国ではこのほか、毎年夏になると大勢の人が猛暑に耐えかねて、涼しい地下鉄駅構内に涼を取りにやってくるなどの問題もある。今回のキッズルームも、家にエアコン設備のない家庭、もしくはエアコンを付けるのがもったいないと思った親が、地下鉄を“利用”したのかもしれない。  社会道徳の欠けている人たち、そしてそれを見ても面倒に巻き込まれることを恐れて注意しない人たち、自分たちのことではないと知らぬ存ぜぬの態度を決め込む人たち。モラルなき社会は、果てしなく続く。 (取材・文=佐久間賢三)

総合格闘技復帰も金銭トラブル絶えず……“韓流大巨人”チェ・ホンマンの現在

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「美女と野獣(シングル)」(韓国盤 Import)
 チェ・ホンマンを覚えているだろうか? 韓国の伝統格闘技シルム(大相撲)で日本の横綱に匹敵する“天下壮士”まで上り詰め、その実績を引っ提げて2005年、当時日本で大人気だったK-1に参戦。身長216cmの長身から繰り出すパンチでボブ・サップやセーム・シュルトに勝利して “進化する大巨人”と称され、とぼけ顔でテクノダンスを踊ったりするその愛嬌あふれるキャラクターも受けて人気者に。08年には『特命係長 只野仁 最後の劇場版』で映画デビューし、10年にはドラマ『怪物くん』でフランケンを演じるなど、芸能界でも引っ張りダコだった。  ただ、09年10月に日本の総合格闘技イベント『DREAM.11』でミノワマンと対戦して敗れて以来リングを離れ、韓国で芸能活動に専念。日本ではすっかりその名を聞かなくなったが、本国では12年10月に大統領選挙に出馬したパク・クネ支持を表明してセヌリ党に入党するなどして話題を集めた。  そんなチェ・ホンマンが最近、詐欺容疑で告訴されていることが明るみになった。ソウルの広津警察署が5月20日に発表した情報によると、チェ・ホンマンは13年12月に香港から知人の携帯電話に「急用で金が必要だ」とショートメールを送り、1億ウォン(約1,100万円)相当のお金を香港ドルで借りながらそれを返済していないという。14年10月にはほかの知人に同じような手口で2,500万ウォン(約275万円)を借り、それもまだ未返済。計1億2,500万ウォン(約1,375万円)相当の返済義務を怠っているとして、告訴されたのだ。  チェ・ホンマンは金を借りたことは認めているものの、「経済状況が悪くて返せていないだけ。詐欺を働こうとしたわけではなく、今後返していく計画だ」と弁明しているそうだが、メディアやファンの目は冷ややかだ。  というのも、チェ・ホンマンには近年、この手の金銭トラブルが絶えないのである。  例えば08年12月には、韓国で彼の歌手活動をマネジメントしていた芸能事務所から「2億ウォン(約2,200万円)の専属契約金を払ったにもかかわらず、10回予定していたテレビ出演を4回しかせず、ナイトクラブでの営業活動も履行しなかった」として1億ウォンの損害賠償を請求されているし、14年9月には韓国の総合格闘技イベント『レボリューション』でリング復帰する予定だったが、「前払いを約束したはずのファイトマネーが支払われていない」として試合当日にリングに上がることを拒否。さらに翌年10月には、自宅インテリアの撤去費用1,220万ウォン(約135万円)を支払わなかったとして民事訴訟を起こされて敗訴もしている。和解はしているが、11年には自身が経営する飲食店で客だった女子大生に暴行を加えたとして書類送検されたこともあった。このように、何かとトラブルが絶えないのだ。  それだけに前述の借金トラブルが明らかになっても、「またか」と呆れた反応が多く、むしろ一部では、さらなるトラブルが起こるのではないかと懸念する声もある。その懸念材料となっているのが、4月27日に発表されたチェ・ホンマンの格闘家復帰だ。  チェ・ホンマンは韓国の総合格闘技団体『Road FC』と契約し、5年ぶりにリングに戻ってくることを表明している。しかも、その復帰戦は同団体初の海外進出となる日本大会。7月25日に有明コロシアムで予定されているが、果たしてチェ・ホンマンは再びリングに立つのか? 金銭トラブルで、日本でもドタキャンとならねばいいのだが……。

小2児童が教室で「AV再現プレイ」……スマホが量産する韓国“エロ漬け”小学生の実態とは

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ソウル地方検察庁(c)高月靖
 先月初め、ソウル市内の小学校でのこと。授業のため教室に入った27歳の女性教師は、目を疑う光景に出くわした。小学2年生の男児2人が同級生の前で、“アダルト動画のセックス場面をそのまま”再現していたというのだ。大慌てで止めさせた教師が事情を聞くと、2人は「スマホのカカオトークに送られてきた動画を真似しただけ」と答えた。カカオトークとは、LINEに似たSNSメッセンジャーだ。  韓国で青少年とエロの問題が、あらためて物議を醸している。5月4日に政府が発表した「2015青少年統計」で、また危険な実態が浮かび上がったからだ。これまで青少年とエロの接点だったパソコンは、すでに過去の存在。代わりに「スマホで性的なコンテンツを見た」という中高生は、2011年の12.3%から14年には52.6%まで急増した。韓国のスマホ普及率は小学4~6年が約6割、中高生は9割超。日本をはるかに上回る勢いで、モバイルが青少年のエロ事情を暴走させているという。  場所の制約があるパソコンと違い、スマホはいつどこでもこっそりエロを見放題。さらに見るだけでなく、自分を被写体にした児童ポルノを作って送信するのも簡単だ。これまでにも、こういった問題はたびたび報道されてきた。昨年11月には現地メディアが、「小学生の娘のスマホに男性器の写真があった」という保護者の話を紹介している。娘は交際相手と互いの性器を写真に撮り、SNSメッセンジャーで共有していたそうだ。  また、ソウル地方検察庁は昨年10月末、SNSと動画共有サイトで児童ポルノを一斉捜査したことがある。ところが、その公開・流布で117名を摘発したところ、半数以上が高校生以下だと分かった。中高生が全体の28%、さらに小学生が23%を占めたという。子どもらは自分の裸を写した画像や動画を共有、さらにHなチャットまで行い、TwitterのフォロワーやFacebookの「いいね!」の数を競い合っていた。  韓国で、ネットとエロの低年齢化は聞き慣れた話題だ。10年前にはすでに複数の小学生がワイセツな“アイコラ”サイトを運営し、警察の捜査を受けている。07年には会員約3000名を集めたSM系コミュニティサイトの運営者が11歳の女子小学生と判明し、世間を驚かせた。だが現地の専門家は、スマホが急速に普及したこの3~4年で事態がいっそう深刻化しているという。  教育部(文科省に相当)によると、性犯罪関連で学校に処分された小学生は、10年の16名から13年には113名と約7倍に増加。13年に小6男子児童3人が知的障害のある23歳女性を暴行した事件も記憶に新しい。加害児童は、被害者にスマホのエロ動画を見せてから犯行に及んだという。ガジェットの進化で先鋭化する子どもたちの性は、ますます過激なステージに向けて変容しつつあるようだ。 (文=コリアラボ)

中国“婚前検査”の悲劇! 22歳の花嫁が守り抜いた処女膜を、男性医師が指で「ズボッ」

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安徽省のある街に設けられた無料婚検所に列をなすカップル
 性の解放が進みつつも、いまだに「処女信仰」も根強い中国で、ひとりの純潔の女性に悲劇が起きた。  5月23日付の「揚子晩報」によると、結婚を控えた江蘇省南京市の女性、王さん(22)が、病院で健康診断を受けたところ、診断に当たった医師に処女膜を破られたのだ。  中国には、結婚を前に「婚前医学検査(婚検)」と呼ばれる健康診断を受ける習慣がある。もともと性病の蔓延や先天異常出生率を抑えるため、かつては全国で義務とされていた婚検だが、最近は自治体によっては自由化されている。ただ、婚検が義務でない自治体では、非処女であることが相手にバレるのを恐れ、自ら進んで受ける人は少ないという。  王さんが住む南京市は、婚検が義務化されている自治体だ。しかし、彼女はイマドキ珍しく保守的な女性で、これまで処女を貫き通してきた。もちろん、1年以上付き合った婚約相手にも、体を許すことはなかったという。そんな「潔白」の彼女には、婚検などなんの不都合もないことのはずだった……。  市内の産婦人科で、男性医師の触診を受けていた女性は、突然下半身に痛みを感じた。彼女は痛みを告げたものの、医師は「リラックスして」というばかりだったという。しかし、自らの下半身から流血しているのを見た彼女は、処女膜が損傷したのではないかと感じ、別の病院へ。そこで下された診断は、「処女膜破裂」という酷なものであった。 「長年守り通してきた理想が崩れ去ったような感じがした」という王さんは、警察に通報。処女膜を破った男性医師は、王さんに対し「一定の賠償を行う」として示談を求めているものの、双方はいまだ和解協議中だという。  同記事では、江蘇省のある弁護士の見解を紹介。それによると王さんは、医師と病院側に精神的損害の賠償と処女膜の修復費用、「医療過誤による処女膜破裂」という証明書などを請求できるとしているが、彼女の心の傷はそれで癒えるのだろうか……。

“ネタ切れ”ざわちんが韓国進出! 整形大国で再ブレークなるか!?

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ざわちん公式サイトより
 ものまねメイクで人気のざわちんが、にわかに韓国で注目を集めている。キッカケは5月23日に放送された、土曜ゴールデンタイムの人気バラエティ番組『スターキング』(SBS)。韓国バラエティ界の帝王カン・ホドンが司会を務め、びっくりするような特技・特徴を持つ人を韓国から探し出す人この番組に、ざわちんは特別ゲストとして出演。KARA、少女時代、BIGBANG、ミランダ・カーに変身した姿を披露した後、そのメイクアップ・ノウハウを公開。視聴者を韓国の人気ガールズアイドルのmiss Aのスジに変身させたり、番組の女性ディレクター(韓国ではPDと呼ぶ)を4Minuteのキム・ヒョナ風に変身させたりとメイクアップを実演してみせて、驚きとどよめきを集めた。 「化粧整形術師ざわちん、ガールズグループのメイクアップ秘法を公開」(『スターニュース』)、「スターキングのパクPD、ヒョナのそっくりさんに変身、ざわちんのチカラ」(『TVレポート』)、「ざわちん、メイクだけで整形。どんな顔でも“複製可能”」(『MBNニュース』)と、各種メディアでも取り上げているほどで、その番組を見た視聴者たちも「昨日のスターキング、マジでスゴかった。ざわちんのメイクアップは神レベルだ」「ざわちん、本当にたいしたものだ!!」と、驚きを隠さないほどだ。  そんな反響を知ってか知らずか、ざわちんも「韓国のテレビに出演したいと夢にまで思っていたので、うれしいです」と締めくくったことで、韓国の視聴者たちからも好感を得ている。ウワサがウワサを呼び、ざわちんが出演した『スターキング』の動画再生回数も急上昇中だ。  そこで注目されるのは、ざわちんが韓国でもブレークするか、ということだろう。韓国では最近、格闘家の秋山成勲の妻でモデルのSHIHO、“サユリ”の愛称で知られる藤田小百合、多国籍イケメン男子によるバラエティ番組『非頂上会談』などに出演する“タクヤ”こと寺田拓哉などの日本人タレントの活躍が目立っているが、ざわちんもその流れに乗って、韓国のテレビ業界から出演オファーが殺到するかもしれない。 「ものまねメイクは韓国にもないジャンルなので、人気が出るかもしれません。ただ、彼女が韓国進出するためには、韓国語のマスターが必須になる。“サユリ”や“タクヤ”も、韓国語が達者なことで人気がブレークした。彼女が本気で韓国進出を目指すなら、韓国語を勉強することをオススメします」(韓国のスポーツ紙芸能記者)  日本では“ネタ切れ感”漂うざわちん。整形大国・韓国で再ブレークというのも、悪くないかもしれない!?

最新ソウル風俗! カラオケで選んだデリ娘と飲んで歌って格安の120分!「ノレバン」2

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地下にあるノレバンの入り口。ドア裏のポスターを見る限りでは、完全にエロい店だが。
前号・ノレバンから続く)  ノレバン(カラオケボックス)の部屋の入り口に並んだのは、もちろん、ルームサロンの女のコみたいな“プロ”ではなく、見るからに素人という女のコたちだった。その中から記者は、吉高由里子似の女子大生っぽい美形の「アラ」を指名した。  さらに、ピョ氏はキャバ嬢っぽい茶髪でミニスカの女のコを、チョ氏はショートヘアーのミニワンピの女のコをそれぞれ選んで隣に座らせ、ソウルの素人女子たちとの楽しいカラオケパーティーは始まった。  フルーツをつまみに焼酎で乾杯し、スマホの指差し会話帳でアラとコミュニケーションを取ろうとするが、どうにもまどろっこしくてしょうがない。助っ人2人に助けを求めようにも、そもそもその2人も女のコと夢中で話し込んでいる……。恨めしそうに2人を見つめたとき、その視線に気付いたピョ氏が言った。 「英語で話せばいいんですよ」  なるほど! アラも達者ではないものの、日常会話程度の英会話ができた。 「アラは何歳なの? 大学生?」 「ううん、26歳」 「(えっ、けっこういってるんじゃん)ふ、ふーん。じゃあ、昼間は何(仕事)やってるの?」 「寝てるよ。朝8時に家に帰って、夕方まで寝ちゃうの」 (ハァ? それって、ノレバンが専業ってこと? なんだよ、全然素人じゃないじゃん!)  久しぶりにプロじゃない女のコと話ができると思ったのに、日本のキャバクラと同じで、ソウルの夜もプロ女子たちの漁場となっていたのだ。  まあ、それもやむなし。女のコと一緒に数少ない日本の歌のカラオケを楽しんだり、ツーショット写真を撮ったりして楽しい時間は過ぎていった。
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一番うれしそうだったチョ氏は、大胆に女のコを抱き寄せて甘い歌声を披露していた。
 3人で120分飲んで歌って料金は30万ウォン(約3万円)。ルームサロンだと、これの3倍近くかかるので、コスパの高い遊びには違いない。ピョ氏とチョ氏は、ちゃっかり女のコとカカオトーク(韓国ではLineより主流)のID交換もしていたようだ。  が、満足そうな笑みを浮かべて近くの餃子屋で、シメの餃子饅頭入りスープを食べているとき、酔いも冷める大変なことが発覚した。 「デジカメの写真が、ない……」  酔っぱらっているので何かカン違いしているのかと思ったが、デジカメのどこをどうやっても数枚の写真しか現れないのだ。思い当たるのは、他でもないアラだ。彼女が記者のカメラで自撮りしていたのだが、たぶん、その写真を消そうとして、表示される日本語がわからず、すべて消去してしまったに違いない。ノレバンの写真はもちろん、往路の機内や、夕方、3人で歩きながら撮った街の写真もすべてが消えている。かろうじて、消去したあとに撮った数枚の写真だけが残っているのだった。  はぁ~、初日でよかったよ~。  これが最終日だったらと思うと恐ろしくて、それ以降、すべての写真にロックをかけ、しばらくは、1枚すら消去することもできなくなったソウル初日の夜だった。  つづく……。
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ノレバンの近くにある餃子屋のシメ。こんな写真しか残ってなくてスミマセン。
(写真、文=松本雷太)

“足フェチ”レストランに美女デリバリーまで……風俗取り締まり強化の中国で「お色気商法」が興隆中

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スカートの裾から膝までの距離を測る店員。飲食店のキャンペーンだけに、食いしん坊そうな女性が多いのは気のせいだろうか……。
 山東省済南市に、足フェチ男性にはたまらない飲食店が登場した。  ポータルサイト「新浪」によると、その店ではミニスカート着用の女性に、丈の短さに応じた割引をするというキャンペーンを行っているのだ。割引の対象となるのは、スカートの裾が膝上8センチ以上の場合で、膝上33センチ以上は総額から9割引になるという。
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 この太っ腹のキャンペーンに、多数の女性が参戦し、自慢の美脚を惜しげもなく披露。ただ、食いしん坊が多いせいか、写真で見る限り、ちょっと太めの女性が多いようだ……。それでも、彼女たちの美脚目当ての男性客も来店し、集客効果としては大成功だったようだ。
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成都市に登場した、美女だらけの飲食店
 一方、四川省成都市では、才色兼備の女性ばかりを集めた飲食店が人気だ。この店の店員は全員が大卒で、身長170センチ以上。さらに、それぞれ絵画やダンス、司会などの特技も持っている。美女店員による出前サービスもあり、大学でダンススポーツを専攻した店員は、出前の際、客にダンスを披露しているという。彼女らの月給は10万円以上と、中国の平均給与と比べればかなり高級なレストランだが、顧客からはそれに見合うだけの好評を得ているということなのだろう。  こうしたお色気商法を行っているのは、飲食業界だけではない。広東省広州市に住むメーカー駐在員の日本人男性が話す。 「うちの近くには、ビキニの女性は利用料が半額になるプールがあります。ウワサを聞きつけた男たちが下心を抱いてやって来ますが、リピーターとなる人は少ないですね。なぜなら、ビキニ姿なのは、デブのおばちゃんばかりですから……」  ともあれ、こうしたお色気商法が興隆する背景について、中国在住ライターの吉井透氏は話す。 「昨年から始まった風俗取り締まり強化により、売春業だけでなくキャバクラも壊滅状態になり、中国にはいま、色っぽい場所がなくなってしまった。そんな中、男性は欲求不満を抱えているんです。そういった事情もあって、こうしたお色気商法はかなり集客効果が高いようで、導入する事業者は多い」  しかし、マッサージや理髪店など、別の看板を掲げる業態が裏風俗化するのがこれまでの中国のパターン。こうしたお色気商法がエスカレートし、風俗が復活する日も近い? (文=牧野源)

中国「万里の長城」行き路線バスにパチモンが登場! ボッタクリ料金でも観光客は「まぁ、いっか」!?

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こちらは本物の、万里の長城行きの路線バスだ
 これまでスマホ、ブランドモノ、食品、果ては銀行から地方政府まで、数々の山寨(パチモン)を生み出してきた中国で、また新たなパチモン関連のニュースが飛び込んできた。しかも今回は、日本人にとっても他人事ではないようだ。 「北京青年報」(5月16日付)などによると、北京市内にこのたび登場したのはニセの路線バスだ。本物そっくりにペイントされたバスには、実在の「877」という路線番号が書かれていたという。実は、この877路線は北京でもドル箱。なぜなら、北京市内中心部からノンストップで、世界遺産である万里の長城まで行くのだ。  手口も巧妙である。市バスの誘導員と同じような制服を着た集団が、本物の877路線のバス停に来た観光客に、「長城行きのバスは乗り場が変わって、あっちになったよ!」と隣の別の路線のバス停に誘導。そこには、本物のバス停プレートの上からペンキで877と上書きされた偽造プレートが立ててあるのだという。外国人観光客はもちろん、地方から観光にやってきた中国のお上りさんまで大量にひっかかるのだという。
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ニセ路線バスの乗り場。ニセの職員が寄ってきて誘導するという
 悪質なのは、その値段だ。本物は片道12元(約240円)で長城まで行けるのに、ニセ路線バスの料金は50元(約1,000円)。なんと4倍も高いのだ。しかし、長城行きのバスはいつも満員で、慢性的に路線バスの本数が不足しているので、観光客はおかしいと思っても「まぁ、いいか」と乗ってしまう人が後を絶たないのだとか。
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中国は旅行ブームで、外国人観光客だけでなく、自国の観光客も多数、万里の長城に押し寄せている
 中国では白タクが蔓延しているが、路線バスでさえ、無許可なものが堂々と走るようになったのだ。 「以前、北京空港でタクシーがつかまえられなくて馴染みの白タクに電話したけど、来てくれなかった。そのとき、到着ロビーのバス乗り場に1台の路線バスがやってきて、運転手が『市内まで100元(約2,000円)、乗りたいヤツいるか!』と叫んだんです。みんなそれに殺到し、タクシー難民を30人くらい一気に乗せて、猛スピードで空港から走り去った。バスには、空港路線バスとはまったく違う路線の番号が書かれていたので、間違いなく無許可バスでしょう。それだけで、一気に6万円の稼ぎになりますからね。そりゃ、やるでしょう(笑)」(北京市在住の日本料理店経営者)  日本人も多く訪れる万里の長城行きの路線バスということで、すでに被害に遭っている可能性は高い。くれぐれも注意されたし! (取材・文=金地名津)

高齢化進む韓国社会 “シルバーシート”をめぐる老人たちの熾烈な争いに「65歳はまだ老人じゃない!?」

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 65歳以上の人口が約12.7%という高齢化社会を迎えた韓国。2020年の高齢者人口は15.7%、2030年には24.3%になると予測されているほど、OECD(経済協力開発機構)加盟国の中で最も急速に高齢化が進展している。それにつれ、高齢者による社会問題も増す一方だが、最近特に話題になっているのが地下鉄の優先席(韓国では“老弱者席”という)問題である。  そもそも韓国では、若者が高齢者に席を譲るのが常識で、もし譲らなかったら周りから冷たい目で見られてしまう。過去には席を譲らない若者が居合わせた乗客たちからあからさまに非難を浴びるほど、若者と高齢者の間でトラブルが多かった。  そうしたこともあり、今では地下鉄の優先席に若者が座る光景をめったに見かけなくなったが、最近は若者の代わりに65歳以上の高齢者同士のケンカが後を絶たないという。  ネットの掲示板やSNSでは「今、地下鉄の中だけど、優先席前で老人2人が年齢のことでケンカ中」「80代の方が、優先席に座っている70代の老人に対して『まだ髪の毛も黒いくせに』と怒ってケンカ沙汰」など、高齢者同士のケンカの様子がリアルタイム中継されたり、目撃談が上がったりする。  ソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社の発表によると、2014年にソウル市内の地下鉄で発生した優先席トラブルは219件。11年に比べると2倍以上に増えたという。ネット上に寄せられた65歳以上からのクレームも2倍以上に増加しているが、高齢者のインターネット利用率が低いことを考えると、実際にはもっと多いはずだ。  60代が70代に、70代が80代に席を譲らなければならない雰囲気の中、優先席を利用する妊婦とのトラブルも問題になっている。「見た目だけではわかりづらい妊娠初期に優先席に座っていたら、高齢者から怒鳴られて言い争いになった」というのは、もはや珍しい話ではない。妊婦専用席が設置された13年からはトラブルがだいぶ減ったようだが、相変わらず優先席をめぐって人々が神経を張りつめる現状だ。  こうした優先席問題の原因として挙げられるのは、やはり“老人の定義”である。韓国では65歳になると“敬老優待”の資格が与えられ、高齢者カテゴリーに入るのだが、この65歳という年齢設定は、平均寿命が50代半ばだった1950年頃に決められたもの。平均寿命が80歳を超える今の時代には、「65歳はまだまだ若い」という意見が多数を占めている。  福利厚生の一環として行っている“シニアパス”の存在も、優先席不足に大きく関係している。シニアパスは65歳から支給されるもので、いつでも無料で地下鉄を利用できる。ただ、そのせいで特に用事がなくても地下鉄に乗って暇をつぶす人も多く、高齢者の地下鉄利用率は年々増えるばかりなのである。  ソウル市では今後増え続ける高齢者数に応じて、地下鉄の優先席を増やすことを検討中というが、急速に進む高齢化社会対策の第一歩は、やはり優先席問題をクリアすることかもしれない。 (取材・文=李ハナ)