世界屈指の“美容整形大国”とされる韓国。英「エコノミスト」紙が国際美容整形学会の会員たちを対象に集めたデータによると、2011年基準で韓国の女性人口1,000人あたり13.5名が整形手術をしたとも報じられ、国際美容整形協会が2013年に発刊した報告書によると、韓国は人口対比美容整形手術件数で世界1位だったという。 近年は、香港や中国から美容整形のために訪韓する人々の数が増加し、13年は2万人前後だったが、昨年は5万人近くに増えたといわれている。「世界の美容整形手術の市場規模21兆ウォン(約2兆1,000万円)のうち、4分の1に当たる5兆ウォン(約5,000億円)以上が韓国で消費されている」という報道もある。今年4月には、米「ワシントンポスト」紙が韓国の美容整形事情を大特集し、「韓国は美容整形共和国、ソウルは美容整形の首都」と報じたほどだ。 ところが、そんな整形大国に波紋を呼ぶ出来事が起こった。6月22日、ソウル地方裁判所は、ある美容整形外科に、患者・A氏の遺族へ3億5,000万ウォン(約3,500万円)の損害賠償を命じたのだ。事件が起きたのは13年8月。A氏はふくらはぎを細くするための施術中、麻酔薬プロポフォール投薬後に呼吸困難に陥り、脳死状態に。4カ月後、息を引き取った。A氏遺族は、担当医師が薬物投与の過程で脈拍、血圧、呼吸などを観察しなかったこと、施術の副作用について事前説明がなかったことなど業務過失を訴え、裁判所がそれを認めて病院に損害賠償を命じたのだ。この判決は美容整形手術には危険が伴う上に、韓国の現場がずさんなことを明らかにしたともいえる。 というのも、韓国では近年、この手の美容整形事故が絶えないのだ。例えば昨年9月には、ソウル市・江南の美容整形外科で腹部の脂肪除去手術を受けた50代の女性が手術中に呼吸困難を起こして息を引き取った。今年1月には、美容整形手術を受けるためにソウルにやってきた中国人観光客が手術中に心肺機能が停止し、脳死状態になっている。3月には、29歳の女性が江南の美容整形外科で顔の脂肪移植手術を受けた2日後に痛みを訴え、敗血症性ショックで死亡している。まさに、命を脅かす医療ミスが相次いでいるのである。 それでも、韓国の美容整形熱は冷めることを知らない。ある一般紙の報道によると、本格的な夏の到来を目前にした最近、美容整形外科を訪ねる女性が通常よりも40~50%増えているという。その相談のほとんどが豊胸で、特に20~30代の女性たちの間で相談が多いらしい。「夏休みを前にして、鼻や二重といった顔面整形だけでなく、胸の整形に関する相談も多く受けるのが今年のトレンド。顔だけでなくボリューム感あるボディーにして、バカンス・シーズンを迎えたいのでしょう」(ソウル市内の美容整形医)。大きな胸に憧れる女性たちの整形を助長するのもいいが、まずは副作用の被害をなくし、安全性を確保するのが医師の努めだろう。美容整形大国の韓国だが、美容整形先進国とはまだまだ呼べないかもしれない。
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90后はバカすぎる!? 中国「おっさんJD詐欺」15人の女子大生から700万円騙し取る
北京市内にある房山裁判所に出廷した40歳の男性――決してイケメンとはいえないこのおっさんは、SNSを使って、なんと15名もの女子大生から35万元(約700万円)ものカネを騙し取っていた。 「新京報」(6月17日付)によると、被告男性は2010年からの4年間で、少なとも15人の女子大生を騙し、総額約700万円を振り込ませていたという。当局の調べによると、男性は中国版FacebookともいわれているSNS「QQ」を利用し、多くの女子大生にメッセージを送信。北京大学と清華大学で修士号を取得し、海外ブランド品などを扱う会社を経営しているなどと学歴や身分を詐称していたという。 実際に男性の話を信じてしまった女子大生たちは、男性から「会社の運営資金や会社の負債返還の名目でお金が必要」と言われ、振り込んでしまった。なんとも古典的な“なりすまし詐欺”だが、男性は「女性たちは自分に対し恋愛感情を持っており、あくまで彼女たちの自らの意思で金銭を送ったのだ」と法廷で開き直っているという。また集めた金の大半はすでに返還しており、無罪を訴えている。 ネット上とはいえ、40歳の男性が複数の女子大生の恋愛感情を利用して、金銭を受け取ったこの事件に、中国のネットユーザーたちの間では熱い議論が交わされている。 「こんなツラしたおじさんですら女子大生を虜にしてるというのに、俺は……。教えを請いたい(笑)」 「90年代生まれの中国の女子大生は、もしかしたらバカなのかもしれない」 「女子大生を虜にするおじさんか。愛の伝道師として講師をしていただきたい」こちらが逮捕されたおっさん。まったく冴えない風貌だ……
似たような事件はまだある。「新浪新聞」(5月26日付)によると、重慶市の男性が「微博」(中国版Twitter)のチャット機能を利用し、2年間で13人の女性から20万元(約400万円)を騙し取ったという事件が発覚。詐欺を行った男は自らをがん患者と偽り、治療費などの名目で女性たちからお金を振り込ませていた。こちらも、女性の恋愛感情につけ込んだ犯罪だった。 それにしても、中国では、若い女性はなぜこんなおっさんに騙されてしまうのか? 大連市在住の日本人不動産コンサルタントは、こう証言する。 「経済成長の鈍化で、ただでさえ拝金主義なのに、90后(90年代生まれ)の若い女たちは輪をかけて男を露骨に金持ちかどうかで値踏みする。年の差10歳以上のブサイクなおっさんでも、カネさえ持っていれば飛びつくんです。ところが、中途半端に大学に進学した世間知らずの地方出身者は、正直アタマが悪いので、こうした詐欺にどんどんひっかかる。私の知り合いの40代後半のハゲ上がったおっさんも、友達にアウディを借りて『会社社長』を騙り、いつも女子大生とタダマンしてますよ」 振り込め詐欺の被害が昨年500億円を超えた日本だが、お隣の中国も、事情はそう変わらないようだ。 (取材・文=青山大樹)90后の女子大生たち(写真はイメージです)
ナミの入浴シーンが台無しに!? 韓国版『ONE PIECE』の“手直し”が残念すぎる
6月中旬、累計発行部数3億2,000万部を突破して、世界で最も売れた漫画としてギネスに認定された『ONE PIECE』。韓国でも「News1」などのメディアにて、大きく報道された。日本を代表する長寿漫画・アニメである『ONE PIECE』の人気は、韓国でも非常に高いのだ。 ただ、韓国版アニメ『ONE PIECE』は、日本版とは少し違う。作者である尾田栄一郎氏も了解済みと思われるが、さまざまな“手直し”が施されているのだ。 つまり「子どもに悪影響を与えるような、教育上好ましくないもの」に対して、韓国オリジナルの修正が加えられており、エロ、酒、暴力、タバコなどがその対象だ。 たとえば、麦わらの一味のナミの入浴シーンだ。煙がかってはいるが本来は全裸の設定場面、上半身が映し出されているシーンのはずが、水着あるいはタンクトップのようなものを着用していて、まるで温水プールのように見えるのだ。アニメとはいえ、“水戸黄門の入浴シーン”的に楽しみにしていた大人ファンには残念としか言いようがない場面になっている。それだけではない。胸元が開いた女性キャラの衣装は、谷間が目立たないスタイルに変更されている場合が多い。『ONE PIECE 77』(ジャンプコミックス)
風呂で水着、脅すための銃がシャワーに?(韓国のまとめサイトより)
また、手直しによって、キャラが崩壊しているケースも。同作には世界政府特別公認の「王下七武海」という屈強な海賊たちが登場するが、かつてその一人であったクロコダイルに対する修正は特にひどい。もともとクロコダイルは、お酒と葉巻を愛するダンディな男。しかし韓国版では、手元のグラスに入っているはずのワインは水色の液体に、口にくわえた葉巻は別のものに置き換えられるどころか、完全に削除されてしまっている。ここまですると、主人公と対峙する悪い敵キャラにまったく見えず、人相の悪いただのオッサンだ。ちなみにサンジのタバコも、チュッパチャプスのような棒付きキャンディーに差し替えられている。クロコダイルの葉巻削除、ワインが水に。サンジのタバコは飴に変更(韓国のまとめサイトより)
暴力表現に関しては、オリジナルにおいても尾田氏が子どものために配慮していると聞くが、それでも韓国ではまだ足りないらしい。ナミ(正確には分身)が敵キャラに上半身を数カ所にわたり串刺しにされるシーンがあるが、頭部をただつかんでいるようになっている。直接的な暴力描写だけでなく、登場人物たちの持つ武器も、本来ライフルのはずが水鉄砲、拳銃のはずがなぜかシャワーノズルになるなど、細かい不可思議な修正が入っているのだ。酒やタバコなどキャラクターの嗜好品は百歩譲っても、武器が殺傷能力のないものになるのは、完全に意味が変化してしまっているのでは……。 韓国のエンタメ規制が厳しいことはよく知られているが、大人気アニメ『ONE PIECE』に対しても容赦はない。いくらストーリー自体をいじっていないとしても、これほどの大胆な修正は、世界観やキャラクター性に影響を及ぼすレベルではないだろうか。ただ、ここまでくると逆に笑えるので、オリジナルと比較して楽しむのもまたいいのかもしれない。 (文=梅田ナリフミ)
“精神疾病リスト”除外から15年 中国初「同性愛者不当解雇裁判」の行方
中国で、「精神疾病リスト」から同性愛が除外されておよそ15年。文化革命以降、1996年までは罪として取り締まり対象だった同性愛者は、いまや全国に5,000万人とも、それ以上ともいわれている。そんな中国で今、職場における同性愛者差別に対する最初の判決の行方に注目が集まっている。 原告は、深セン市に住む30歳の男性、穆易(ボクエキ)さん(仮名)だ。彼は、勤務していた会社から、規律違反を理由に解雇を言い渡された。その後、会社との話し合いの中で、彼が同性愛者であることが解雇の決定的要因であることがわかった。これを人権侵害として、同市南山区の地方裁判所に告訴したのだ。 穆さんが同性愛者であることを会社が知った経緯は、なんとも中国の世相を反映している。ネット上にアップされた穆易さんと男性のトラブルの様子
穆さんは昨年、男性同性愛者専門(ゲイ)の出会い系アプリを利用して知り合った男性とホテルの一室で落ち合った。 ちなみに中国国内では、ネットを介したゲイ同士の手軽な出会いが、HIV蔓延の一因となっているという指摘もある。国家衛生・計画生育委員会によると、HIV感染者とエイズ患者の数は昨年1年間で10万4,000人増加。さらに性行為による感染者のうち、約75%が同性愛者であり、15~19歳の男性が特に多いとしている。 しかし、穆さんと男性が性行為に及ぶことはなかった。現れた男性の容姿に落胆した穆さんは、すぐにその場を後にしようとしたのだ。すると男性はタクシー代を要求。ホテル前の路上で、警察も出動するトラブルへと発展したのだ。さらに、この一部始終はその場に居合わせた人によって撮影されており、動画はネット上で拡散。穆さんの会社関係者も知るところとなったわけだ。 第一審では「解雇が同性愛差別によるものであることを証明するに至らない」と、穆さんの訴えは棄却されている。穆さんはこれを不満として控訴。現在、第二審が進められている。 中国の民事裁判は二審制を採用しており、次に出される判決が、中国の職場における同性愛者差別に対する最初の判例となることになる。会社の不当解雇を訴える穆さん
さらにこの一件には、こんなサイドストーリーも用意されていた。穆さんがトラブルとなった相手の男性だが、ネット上に拡散した動画の中で、オネエ言葉でまくし立てるキャラクターに人気が集まり、芸能界デビュー。現在はプロダクションに所属し、歌手としてミュージックビデオにも出演しているという。 しかし同じトラブルの当事者で、片やクビ、片や芸能界デビューとは皮肉すぎる。ミュージックビデオに「小紅帽」の名前で登場した穆さんのトラブルの相手。歌詞は、騒動を揶揄するような内容だ。
主要観光地の宿泊施設6割が不法営業か……ソウル浄化作戦決行で、ぼったくり業者が大ピンチ!
6月13~14日、新宿歌舞伎町にぼったくりキャバクラ摘発のための捜査が入り、6店舗で17人が逮捕された。警察によると、昨年1~4月に106件だった通報が今年に入って10倍の1,052件に増加したという。 その報道を見た韓国ネチズンの中には「取り締まる意思があれば、なくなるはずなのに……」という声もあったが、“ぼったくり被害”に関しては韓国も負けてはいない。 韓国のぼったくり業者にとって一番のターゲットは観光客であり、その不満は毎年高まっている。韓国観光公社が発刊した「2014年観光不便申告総合分析書」によれば、「観光不便申告(クレーム)センター」に届けられた観光客からのクレームは、2013年に比べて47件増加した1,154件に上った。 クレームの中で最も多かったのは、「不親切・価格」など、ショッピングに関連するものが317件。次点が「タクシーの不当料金徴収および乗車拒否」(128件)、「宿泊施設」関連(84件)と続いた。 韓国のあるメディアが現状を調べようと中国人観光客に扮して調査してみたところ、中国人観光客が多い南大門(ナムデムン)市場周辺では、通常価格4万9,000ウォン(約4,900円)のジャケットが3倍近い16万5,000ウォン(約1万6,500円)で売られており、靴やカバン、タクシー料金なども相場より3万ウォン(約3,000円)以上、ぼったくるケースが多かった。また、宿泊施設などでは正規の料金のほか、サウナやマッサージといった後付けのセットを強要して、強引に宿泊料金の底上げを図る手法も蔓延しているそうだ。 ちなみに、近年では中国人観光客をターゲットにした整形手術のぼったくりが横行している。韓国語のわからない中国人の仲介役が整形外科医と共謀して、不必要な手術などを行って、相場より50~70%以上も上乗せした料金を請求するのだ。 観光客をターゲットにした“ぼったり被害”が増加していることから、韓国警察は、観光客が増加する日本のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)と、中国のメーデー(5月1~3日)期間にかけて、ソウルを中心に主要な観光地一帯の宿泊業者250カ所を一斉調査。その結果、なんと151カ所の店舗で不法営業行為が行われていたことが発覚した。 警察関係者は「持続的な啓蒙にもかかわらず、一部観光業者の自浄努力が不足している」と現状を嘆くコメントを残している。 こうした現状を憂いたソウル中区は5月30日、観光特区である明洞(ミョンドン)や南大門の常習的なぼったくり料金の取り締まりを強化することを発表。6月末までに3万カ所余りの小売店の調査に乗り出し、一度の警告で改善されない店舗には30~1,000万ウォン(約3~100万円)の過怠金を賦課する予定だ。 チェ・チャンシク中区庁長は、「外国人観光客が安心して訪れられるように、快適で安全なショッピング環境を作るために持続的に努力する」と意気込みを見せた。 MERSの流行で、ただでさえ旅行者が減少している韓国。ぼったくりを防ぐための努力は続けてほしいものだが、積み重なった不信感を払しょくするのはなかなか難しそうだ。イメージ画像 Photo By Adrián Pérez from Flickr.
「中国で働いたほうが稼げる?」問題山積みの外国人技能実習制度、儲かるのは仲介者だけ!?
シンガポールの中国語新聞「聯合早報」は6月8日、「週刊朝日」(朝日新聞出版)の記事を引用し、技能実習生として来日し、地方で働く中国人女性たちの多くが虐げられた生活を送っていると報道。実習受け入れ先で奴隷のように虐げられ、レイプされた女性実習生までいるという内容は、中国のネット上でも反響を呼んだ。 この報道では、受け入れ側である日本の体制が一方的に非難されているが、中国人実習生に頭を悩ませている受け入れ企業側も少なくない。 「中国人実習生の途中帰国が相次ぎ、受け入れ先の痛手となるケースが増えている」 そう指摘するのは、外国人技能実習制度を管轄する国際研修協力機構(JITCO)の関係者で、中国人実習生の世話役を務めてきた男性だ。 その背景にあるのは、ここ数年で急激に進んだ円安だという。 「実習生に対する最低賃金の全国平均は、昨年9月の段階では時給780円で、生活費などを引くと実習生の手元に残るのは、年間平均して100~150万円ほどです。実習期間は最大で3年ですが、それを満了した場合、中国側の仲介者である送り出し機関に支払う支度金、100~160万円を差し引いても、300万円ほどを持ち帰れる計算となります。しかし、円安人民元高が進んだことで、人民元換算の価値は3年前に比べて4割近く目減りしている。また、中国の平均給与も上昇していることから、『こんなことなら、中国で働いておけばよかった』と後悔している実習生も多い。数カ月間を実習生の教育に費やし、やっと戦力になると思ったら途中帰国されてしまっては、受け入れ先にとって損失。さらに、帰国しないとしてもやる気を喪失してしまう実習生も多く、深刻な問題となっています」(同) 受け入れ先に対し、「外国人実習生を安価な労働力と見なしている」という批判が向けられることもしばしば。しかしこの男性によれば、「実習生が受け取る賃金が時給700~800円であっても、実習生受け入れまでに必要な諸費用を含めると、受け入れ先の負担としては実質時給1,000円くらいになる。それに加え、実習生をつなぎ留めるため、国の家族と連絡が取りやすいようにネット環境を無料で提供したり、毎月一度郊外から市内へ焼き肉の食べ放題に連れて行ったり、実習生が誕生日の時にはケーキを用意したりする受け入れ先まである」(同)という。 中国人実習生にも日本の受け入れ先にも難点の多い同制度だが、「約200ある中国側の送り出し機関の利益は、実習生1人当たり40~60万円とホクホク。賄賂を受け取って実習生を採用しているところもあると聞く」と男性。本来、なんのための制度なのか、再考が迫られている。中国で技能実習生として採用され、日本へと向かう一行
いったいどうやって渡るの!? 中国で複雑怪奇な「殺人横断歩道」が出現!
中国東部にある安徽省蕪湖市に、なんとも複雑怪奇な横断歩道が出現した。写真を見ていただければわかるように、大通りの交差点のど真ん中を分断するように1本の横断歩道が渡され、その両端から線香花火のように四方に白い線が散らばっている。
「いったいどうやって渡るんだ……」 「目がクラクラする」 「ここを通る運転手は混乱するんじゃないか?」 交差点の写真を見たネット民たちからは、驚きの声が上がっている。 ちなみに、この交差点での交通罰則ルールも変わり、赤信号で交差点に入ると6点の減点、車線から外れて走ると3点の減点になっている。赤信号無視はともかく、車線から外れるなと言われても、目の前は線ばかりで、運転手としてはかなり注意して運転しないといけなくなりそうだ。交差点を上から見たところ
警察によると、この新たな交差点はラッシュアワーのピーク時の渋滞を緩和するために行った処置で、大通りを走る車は交差点で直進か右折しかできず(中国は、日本と逆の右側通行)、路地から交差点に入る車は右折しかできないようになった。つまり、路地からの車が大通りを横断することがなく、車の通行を滞らせがちな左折もできないので、その分、渋滞の原因が少なくなるというわけである。 それはそれでよしとしよう。でも、この横断歩道を渡る歩行者は、いったいどうすればいいのだろうか? まずは歩道から両端の三角形部分まで渡り、それから大通りを渡るということまではわかる。しかし、写真で見る限りでは、歩道から三角地帯に渡る横断歩道に歩行者用信号が見当たらない。これでは、歩行者はいつまでたっても渡れない。中国では、「歩行者優先」という概念は運転手の頭の中に存在しないのだ。 中国には、いったい誰が考えたんだと頭をひねりたくなる交差点がほかにも数多くある。描かれた矢印の方向にしか車は進めない
それ以外では、6年前の2009年に四川省成都市に「愛の横断歩道」と名付けられた横断歩道が登場。紅白の線にハートマークとI LOVE YOUの文字が書かれ、ここで結婚写真を撮るカップルも多かった。今年3月に湖南省チン州市にできた交差点。横断歩道の真ん中に花壇! 向こう側に渡れないよ……福建省アモイ市で。人の侵入を阻む横断歩道。そこには柵があった甘粛省蘭州市で。道路を渡ったら山を越える。まるでフィールドアスレチックのような横断歩道
写真撮影をするカップルのために、警官まで動員して交通整理
中国語で横断歩道のことは「斑馬線」、つまり「シマウマ線」というのだが、中国の横断歩道は、アフリカの大地を駆け回るシマウマのごとく、当局のお役人がテキトーかつ自由奔放に書けるものなのかもしれない。 (文=佐久間賢三)見るも無残な現在の「愛の横断歩道」。ここで結婚写真を撮ったカップルたちが、こんな状態になっていないことを祈るばかりだ
「おっぱいにも休日を!」中国OLに“金太郎ルック”がブームの兆し!?
「金太郎」のコスチュームとしておなじみの腹掛けが、中国で話題となっている。 6月12日、浙江省杭州市にある宋代文化のテーマパーク「宋城景勝区」で、「ピンクリボン活動」(乳がん予防の啓蒙活動)の一環として、従業員たちが大胆な行動に出た。なんと、女性従業員たちが全員「おっぱいに休日を与えよう!」と、金太郎そっくりな格好で出勤してきたのだ。
気になる腹掛けの下は、なんとノーブラ。女性職員たちにとって快適な装いで、病気になるリスクを低減し、さらに中国古典文化の美を自然に表現しようというのが行動の目的とのことだ。毎日ブラジャーをつけている女性は、つけていない女性に比べて乳がんになるリスクが高いという研究結果もあるのだとか。 ネット民たちは「史上最強の福利厚生だ!」とざわめき立っている。出勤風景のようだが、さすがにこの格好で家から来たのではないだろう
ただ、同テーマパークが公表した写真には、腹掛け姿の男性も写っており、真の目的は謎である。 この腹掛け、中国語では「肚兜」といい、中国の伝統的な下着の一種である。その歴史をさかのぼると、神話時代にまでたどり着くのだという。 さらに19日から8月末まで、同テーマパーク内で「肚兜vsビキニ」なる腹掛け美女とビキニ美女が共演するイベントも開催されるといい、なぜか金太郎ブームをゴリ押ししようとしている。もしかすると、同テーマパークの社長のただの趣味なのかもしれない。 ちなみに、同テーマパークの責任者はマスコミの取材に答え、「女性従業員たちのおっぱいに休暇を与え、彼女たちが心身の健康を維持し、さらに仕事で頑張ってもらえることを望む」と語っている。 (文=佐久間賢三)男性従業員にまで着させるのは余計だろう……これが水上公園のポスター。これはこれで楽しみだが
日本のホラー系AV『のっぺら女』に韓国人が戦慄「キンタマ縮こまる!」
ある日本のAVが、韓国のマニアの間で波紋を呼んでいる。 物議の対象になっているのは、妄想族グループのAVメーカー「青鬼」が6月19日に発売したタイトル『のっぺら女』だ。同メーカーは、過去に「ゾンビ女」「口裂け女」「全眼女」などのグロ系フェティシズムAVを多数発表している。 ちなみに、韓国では「のっぺら女」のことを「タルギャルキシン(卵お化け)」と呼ぶ。少し異なるのは、「のっぺら女」には口があるが、「タルギャルキシン」には口がないという点。同作品で初めて、日本のポピュラーな妖怪を知ったという韓国人も多かった。 ネット上の掲示板のレビューでは、「顔がない。すなわち、購入者が自分の好きな顔を想像することができる作品」と若干フォロー気味に紹介されていたが、「とにかく怖い」という評判で持ち切りだ。そのほか、こんな声が寄せられている。 「シバル(Fuck you」と似た意味)……キンタマ縮こまるぜ」 「俺はすでに縮こまった」 「まじで怖い」 「これ見てヌイた奴は、一回精神科の診察を受けるべき」 「脚本家の想像力は認めなければならない」 「こんな特殊メイクできる能力あるなら、他人の顔作って女優にかぶせることも可能?」 「これは、どこでダウンロードできるの?」 一部には、「人を驚かすだけの平凡な妖怪だから、安心しろ!」など、およそAV紹介のスレッドとは思えない書き込みも。また、「目のない女性は最高。理想的」「ろくろ首ものが見たい。期待」「のっぺら女の世界観を守るため、女優名を出さないあたりに職人魂を感じる」など、想像力豊かな人々も数名いた。 日本でも「だれ得?」「新感覚すぎる」と話題になっている『のっぺら女』。普段は日本のAVを愛してやまない韓国人だが、同作品には重度のカルチャーショックを受けている。果たして、韓国人は日本のフェティシズムにどこまでついていけるのだろうか? (取材・文=河鐘基)『のっぺら女』(青鬼/妄想族)
美女はどこ? 「ミスコン史上、最も醜い」ミス香港候補者たちに大ブーイング!
6月11日、香港で美貌を極める……はずの参加者134人が一堂に集まり、「ミス香港」の第一次予選大会が行われた。主催するテレビ局がFacebookで参加者たちの写真を一挙掲載したところ、現地のネット民たちからは非難轟々の声が。 「今年はひどいな。見てびっくりした」 「きっと今回のスローガンは、“内面を重視!“なんだろうな」 「(参加者は)どこからその自信が出てくるんだ?」 「次回は書類審査で選んでから出してくれ。ミス香港のイメージがぶち壊される」 「ミス香港史上、最も醜い年。顔もボディもすべてダメ」 「街中で適当に選んで連れてきたほうが、まだマシかも」 とまあ、言いたい放題。 香港紙「明報」の報道によると、1,000人を超える応募者の中から書類審査により約200人を選出。第一次予選の会場に現れたのが、そのうちの134人だったという。それなりに選ばれた女性たちだったはずなのだが……。 あまりの批判の多さが影響したのか、掲載の翌日には、134人分あった写真の多くが削除され、残っていたのは89人分のみとなる始末に。予選会場に現れた出場者たち
「最近はみんな化粧がうまくなってきたし、イマドキな顔の子も増えていますが、ほんの20年ほど前まで、香港に美人なんてほとんどいなかった。それはすぐお隣の広東省も同じ。要は、広東人に美人は少ないんです。だから最近は、ちょっとでもきれいな子がいると、すぐにモデル事務所などが囲い込んでしまい、ミスコンには出てこなくなってしまう。最近のミス香港では、大陸出身の子が幅を利かせていることが多いですよ」と、香港で30年以上にわたりビジネスを行っている日本人男性は言う。 しかも、香港女性はたいして美人でもないのに、超タカビーなケースが多いのだとか。 「香港も、かつては移民都市で男性の数が圧倒的に多く、数少ない女性は女というだけでモテた。そんな経緯があってタカビーな女性が多いのですが、最近は大陸の中国人女性と結婚する香港人男性が増えてきたんです。それでさすがに香港人女性もこのままではマズいと気づいたのか、優しい女性も少しは増えました(笑)」(同) 非難轟々の今回のミス香港候補者たちだが、美人がまったくいないわけではない。ネット民たちの間で一番人気なのが、英語名ルイーザこと麦明詩さん(23歳)。昨年、英国ケンブリッジ大学の法学部を卒業したという、ミス香港にふさわしい才女だ。 結果はもはや“鉄板”状態の今年のミス香港だが、毎年、候補者の悪いウワサがマスコミに流れて世間を騒がすのが“恒例”となっており、もしかしたら、何かこれから大どんでん返しが起こるかもしれない!? (取材・文=佐久間賢三)えっと……なんの出場者だったっけ?


























