“嫌いな女優”ランクインの吉高由里子、絶好調の『花子とアン』で“脱・嫌われ女優”となるか!?

yoshitaka0425.jpg  18日の放送で平均視聴率24.6%を(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど、『ごちそうさん』(NHK)超えが伝えられている連続テレビ小説『花子とアン』。ドラマの好調にともない、ヒロインを演じる吉高由里子の評判が急上昇している。 「半年前、週刊誌の『嫌いな女優ランキング』で、蒼井優を押さえて9位にランクインした吉高。その好感度の低さからか、昨年4月クールで準主役を演じた、福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)では、吉高に対し『ギャーギャーうるさい』『ジャマ』『声が耳障り』などと批判が殺到。その結果、出番が極端に減り、1時間ドラマの中で、吉高の出番がトータル10分にも満たない回もあった」(芸能ライター)  理由は定かではないが、なぜか“嫌われ女優”として定着してしまった吉高。Twitterに謎のポエムをしたためたり、交際中のロックバンド・RADWIMPSのギター&ボーカル・野田洋次郎との“路上大ゲンカ”が報じられたりと、自由奔放ぶりが人々の癪に障ったのかもしれない。 「吉高が連続テレビ小説のヒロインに選ばれたことが発表された際には、ネット上では難色を示す人が多かった。中でも、『朝からあの声を聞きたくない』という声が相次ぎ、世間の反応の悪さに、NHK社員たちの不安も高まったといいます」(同)  しかしフタを開けてみれば、『あまちゃん』や『ごちそうさん』を超える高視聴率。評判も上々で、ネット上には「夢中で毎日観ています」「ここ10年で一番面白いドラマ」「展開が秀逸」といった脚本への賛辞が相次いでいる。また、一部では「吉高さんの甘ったるい話し方が、受け付けない」「吉高さんは目が泳ぐことが多く、見ていて不安になる」といった意見も見受けられるものの、「吉高さんのナチュラルな表情がかわいい」「これまで、吉高さんのことあまり好きではなかったのですが、このドラマで印象が変わりました」「吉高さんの出演作の中で、一番いい」と、好意的な意見も多い。  『あまちゃん』以降、枠自体の価値が見直されているNHK連続テレビ小説。この波に乗って、吉高は“脱・嫌われ女優”となるだろうか?

『花咲舞』がトップ、テレ朝不調、『続・最後から~』『極悪がんぼ』に賛否……「春ドラマ」初回視聴率ランキング

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日本テレビ『花咲舞が黙ってない』番組サイトより
 ほぼすべての作品がスタートを切った、4月クールの連ドラ。同クールで“大本命”といわれる池井戸潤原作・唐沢寿明主演の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、最も遅い27日のスタートだが、本命を前に、注目ドラマをおさらいしてみたい。 ■トップは『半沢直樹』&『ごちそうさん』コンビ!  以下は、初回の平均視聴率のランキング(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールをまたぐ作品は除く)。 1位『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)17.2% 2位『アリスの棘』(TBS系)14.2% 3位『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)14.0% 4位『極悪がんぼ』(フジテレビ系)13.6% 5位『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)13.4% 6位『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)13.3% 7位『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)12.2% 8位『死神くん』(テレビ朝日系)11.2% 9位『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)10.3% 10位『BORDER』(テレビ朝日系)9.7% 同率10位『刑事110キロ』(テレビ朝日系)9.7%  トップの池井戸潤原作・杏主演の『花咲舞が黙ってない』は、前期で物議を醸した『明日、ママがいない』の後番組。日テレは、『明日、ママがいない』騒動真っ最中のかなり早い段階から番宣を開始。『半沢直樹』(TBS系)と『ごちそうさん』(NHK)の人気に乗っかるため、なりふり構わぬ印象だ。  同作は、地位も権力もない一銀行員の花咲舞(杏)が、社内の事件や不祥事を解決に導く“臨店班”に異動。出世コースから外れたベテラン行員(上川隆也)とコンビを組み、ミスが起きた支店に出向く……というストーリー。視聴者からはあらかた好評だが、一部から「『半沢直樹』に比べると、物足りない」との声も上がっており、同じく池井戸原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』が始まった途端に、「視聴者の興味が移ってしまうのでは?」ということが懸念されている。  2位の『アリスの棘』は、関西で瞬間最高視聴率20.1%を記録した話題作。3年ぶりに連ドラ主演を務める上野樹里は、“復讐鬼”と化した冷酷な新人外科医を熱演。主人公は、15年前に医療ミスで亡くなった父のため、ミスに関わった医師らに制裁を加えていく。  初回では、上野のクールな表情が視聴者を引き込んだほか、悪徳女医を演じた藤原紀香の演技が好評を博した。しかし、“一話につき一復讐”の一話完結モノゆえ、『水戸黄門』的なパターン化に「この先、飽きてしまうのでは?」と心配の声も上がり始めている。 ■『続・最後から二番目の恋』『極悪がんぼ』に賛否  3位の『続・最後から二番目の恋』は、2012年1月クールに放送された『最後から二番目の恋』の新シリーズ。小泉今日子演じるテレビ局・副部長と、中井貴一演じる市役所・課長を中心に、大人たちの恋愛模様が描かれる。  大好評だった前作を受け、ファンの期待が高まりすぎたせいか、初回について「フランスで偶然会うとか、展開がありえない」「今回は、いろいろと誇張しすぎ」「続編は、脚本が悪ノリしてる」という意見が目立ってしまった。  一方、前作で「ドラマの余韻をぶち壊す歌声」などと不評だった浜崎あゆみのエンディング曲は、今作ではオープニングに移動。新エンディングには、小泉と中井が歌うデュエットソング「T字路」が起用され、視聴者からも好評のようだ。  4位の『極悪がんぼ』は、フジの月9枠で放送中。尾野真千子演じる主人公が、多額の借金を負わされ、裏社会に飛び込むところから始まる同ドラマだが、共演者は椎名桔平、三浦友和、竹内力、板尾創路、小林薫と、実に豪華。視聴者からは、「尾野さんの演技もいいが、友和さんの言い回しはさすが!」「名優ぞろいのキャストに、興奮した」といった賛辞が上がっているが、一方で「内容が薄い」「脚本がチープで、キャストがもったいない」といった意見も少なくない。 ■テレ朝が“十八番”の刑事ドラマで惨敗中  安定した視聴率で知られるテレ朝の刑事ドラマだが、今クールは様子が違う。同局では、小栗旬主演『BORDER』、ホンジャマカ・石塚英彦主演『刑事110キロ』、小澤征悦主演『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部』と、3つの刑事ドラマがスタートしたが、いずれも1ケタで発進。テレ朝らしからぬ結果となってしまった。  また、予想外にコケているのが、沢村一樹が主演を務めるコメディタッチの社会派ドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系)。同作は、経営学を学び直すため、大学の社会人学生となったアパレル会社社長(沢村)を中心に、新米講師(黒木メイサ)や生徒たちの葛藤を描く物語。「沢村さんの演技が最高」「脚本が秀逸」と、視聴者の評判はかなりいいようだが、なぜか数字は低迷している。  夜11時台で不調なのが、沢尻エリカが8年ぶりに連ドラ主演を務める『ファースト・クラス』(フジテレビ系)。2012年4月に設立された「土ドラ」枠史上、最も低いスタートとなる初回平均視聴率6.5%を記録してしまった。  同作は、ファッション誌の編集部で働くことになった主人公が、先輩のいじめに遭いながらも成り上がっていく“現代版・裏シンデレラストーリー”。ネット上では、「格付けしあう女性たちが面白い」「編集部員たちの“心の声”が、すごい」「続きが気になる」と話題になっている一方で、「ストレスのたまるドラマ」「怖すぎて、男には見ていられない」「土曜の夜なのに、ブルーになった」という声も。視聴者を選んでしまう作風が、視聴率に結びつかない要因かもしれない。  第2話で大きく数字を落とした作品もあるため、勝負はまだこれからといった印象の4月クール連ドラ。前クールに比べ、全体的に「良作が多い」との呼び声も高いが、27日スタートの『ルーズヴェルト・ゲーム』は、期待通り出し抜くことができるだろうか? (文=林タモツ)

「一話一復讐は飽きられる!?」上野樹里主演ドラマ『アリスの棘』の“水戸黄門方式”に心配の声

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TBS『アリスの棘』番組サイトより
 18日に放送された上野樹里主演『アリスの棘』(TBS系/金曜夜10時~)の第2話が、平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、前回から2.3%減少したことが分かった。  同作は、大学病院に巣食う悪徳医師たちに、主人公が強い意志と、切れ味鋭い頭脳で立ち向かう医療サスペンス。上野は、15年前に医療ミスで亡くなった父のため、ミスに関わった医師らに復讐をする冷酷な新人外科医・水野明日美を演じる。  初回では、手術ミスを犯しながらもまったく悪びれない医師・伊達理沙(藤原紀香)を退職に追い込んだ明日美。第2話では、伊達の指導医をしていた千原淳一(田中直樹)を、「娘を誘拐した」と脅迫。さらに、千原の素顔を盗撮し、その動画をネタに千原を追い詰めた。 「マンガのような展開で、一つ間違えれば“安っぽい深夜ドラマ”のようになりかねない脚本ですが、上野のシリアスな表情や、オダギリジョーの演技が、上質なドラマの雰囲気を作り上げている。また、視聴者を選びがちな暗い“復讐もの”ですが、主人公が医者という設定のためか、命を奪うような苦しめ方をしない点も、広く共感を得ている一因のようです」(芸能ライター)  確かにネット上では、「キャストの演技で、いろいろカバーされてる気がする……」「上野樹里ちゃんの顔がアップになるたび、ツッコミどころが気にならなくなる」「意外と単純明快な設定だけど、深いドラマに感じてしまうのは、役者の演技のすごさ」といった意見が見受けられる。しかし一方で、毎週1人ずつ復讐していく同作のパターンに、心配の声も。 「『水戸黄門』(TBS系)のように、復讐劇がパターン化されることで、今後のマンネリが心配されている。ネット上でも、『このパターンが、あと10回近く続くのか……』『今は楽しいけど、途中で飽きてしまいそう』という意見が見られる。2話で早くも視聴率を落としてしまった同作ですが、これ以上、視聴者離れが加速しなければいいですね」(同)  第2話にして、マンネリが懸念され始めた同ドラマ。好評のまま、完走することはできるだろうか?

沢尻エリカショック!? 8年ぶり主演ドラマ『ファースト・クラス』が視聴率“史上最低”スタート

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フジテレビ『ファースト・クラス』番組サイトより
 19日に放送された沢尻エリカ主演ドラマ『ファースト・クラス』(フジテレビ系/土曜夜11時10分~)の初回が、平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、「土ドラ」枠史上、最低視聴率でのスタートとなったことが分かった。 「『土ドラ』枠は、2012年4月に新設。同枠でもっとも好スタートを切ったのは、岡田将生主演『未来日記-ANOTHER:WORLD-』で、初回平均視聴率9.9%。古田新太主演『間違われちゃった男』も初回8.8%と、同時間帯にしては好発進。前クールの瀬戸康史主演『ロストデイズ』や、その前のEXILE・AKIRA主演『ハニー・トラップ』も初回7%台を記録しており、『ファースト・クラス』は過去最低の初回視聴率です」(芸能ライター)  沢尻にとって地上波連ドラ主演は、『タイヨウのうた』(TBS系)以来、8年ぶり。同ドラマは、下町の衣料材料店で地味に働いていた主人公が、ファッション誌の編集部で成り上がる“現代版・裏シンデレラストーリー”。共演に、トップモデル役の佐々木希、帰国子女のエディター役の菜々緒、後に主人公と恋愛関係に発展するフォトグラファー役のKAT-TUN・中丸雄一ほか。  初回冒頭では、「ハーイ、みんな、LiLiCoよ! ついに今夜、沢尻エリカ8年ぶりの地上波連ドラ主演作が始まるわよ!」というタレント・LiLiCoのナレーションからスタート。主人公・吉成ちなみ(沢尻)は、ふとしたことからインターンのアルバイト編集部員として「ファースト・クラス」編集部で働くことに。しかし、ちなみの存在が邪魔な契約社員の木村白雪(田畑智子)に、配属早々から落とし込まれてしまう……というストーリーが展開した。 「『顔80点、総合60点』『何日持つか、どうでもいいけど』『ほな、全力で潰させてもらうわ、バイトの姉ちゃん』など、劇中で主人公に向けられる同僚たちの“心の声”や、女同士で無意識に行われている格付けが“怖すぎる”と早くも話題になっている。一方で、一部視聴者から『見ていてストレスのたまるドラマ』『男には怖すぎて見ていられない』『せっかくの土曜なのに、下衆なドラマにブルーになった』という意見も見受けられ、“根本的に苦手”という層も少なくない。これが、数字が振るわなかった原因かもしれません」(同)  視聴者の感想をうかがうと、ネット上では「二番煎じや似たようなドラマが多い中、ほかのドラマと違って面白い!」「スピード感があって、時間が短く感じた」「いじめられているのが沢尻さんなので、まったく悲壮感がなく見やすい」「もしほかの女優さんなら、かわいそうで見ていられなかった」「やっぱり、沢尻さんの演技はいい!」と、好意的な感想が多い。  また、これまで演技が不評なことも多かった佐々木希に対し、賛辞も目立つ。 「これまで、『何を演じてもお人形みたい』などと、女優としての評価が低かった佐々木ですが、今回の“摂食障害のトップモデル”役は好評。初回では、編集者に嫌味を吐くシーンや、裏でサプリメントを過剰摂取するシーンなどに挑戦し、笑顔と怖い表情の使い分けが印象的だった。ネット上では、『これまでで一番、うまく演じてる』『見直した!』『あたり役!』などという感想が目立ちます」(同)  高評価を得ながらも、同枠において“過去最低”という残念な結果となってしまった『ファースト・クラス』。今後、巻き返すことはできるだろうか?

不評の浜崎あゆみ主題歌に“苦肉の策”!? 小泉今日子主演『続・最後から二番目の恋』好発進も賛否

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フジテレビ『続・最後から二番目の恋』番組サイトより
 小泉今日子と中井貴一がW主演を務める連続ドラマ『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系/木曜夜10時~)が17日にスタートし、初回平均視聴率14.0%を記録。同クールの民放連ドラ視聴率において、『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)、『アリスの棘』(TBS系)に続く3番目の好発進となった。  同作は、2012年1月クールに放送され、「第49回ギャラクシー賞」を受賞するなど、高い評価を得た『最後から二番目の恋』の新シリーズ。  初回では、JMTテレビに勤務する千明(小泉)が、副部長に昇進。仕事でフランスを訪れた千明は、たまたま出張で来ていた和平(中井貴一)と落ち合い、つかの間のバカンスを楽しむ。だが帰国後、千明の前に昔の恋人(加瀬亮)が現れ……というストーリーだった。  前シリーズでレギュラーだった益若つばさや、美保純は見当たらないものの、飯島直子や内田有紀、坂口憲二らは引き続き出演。さらに、鎌倉市市長役の柴田理恵や、千明の元カレ役の加瀬、和平の娘の彼氏の母親役の長谷川京子らがキャストに加わった。 「前作の平均視聴率は11~13%台と、決して高視聴率ではなかったものの、昨年に小泉が出演した『あまちゃん』(NHK)効果もあってか、新シリーズでは前作を超える視聴率を記録。しかし、前作のファンからは、『がっかりした』という感想も目立ちます」(芸能ライター)  視聴者の感想をうかがうと、ネット上では「大好きなドラマなので、続編も最後まで見続けたい」「やっぱり、このドラマの雰囲気が好き」「さすが岡田惠和さんの脚本」といった賛辞もあるが、一方で「フランスで偶然とか、展開がありえない」「千秋と和平の言い合いが、長くしつこく、見ていて飽きてしまった」「今回は、いろいろと誇張しすぎ」「続編は、脚本が悪ノリしてる」という意見も。  また、前作ではエンディングに起用されていた浜崎あゆみの主題歌が、続編ではオープニングに変更されたことも話題となっている。 「新曲『Hello new me』が主題歌に起用された浜崎ですが、前作の主題歌『how beautiful you are』は、視聴者から『ドラマの余韻をぶち壊す歌声』『主題歌、変えてほしい』『サビの“you don't know”が、“うどん脳”に聞こえてしまって、余韻に浸れない』などと不評だった。そのため、今回はオープニングに変更したのでしょう。続編のエンディングでは、小泉と中井が歌うデュエットソング『T字路』が流れており、視聴者からも好評。ただ、『T字路』はクレジット上では“劇中歌”となっており、浜崎サイドに気を遣っているのが見え見えですね」(同)  視聴率では好スタートを切ったものの、賛否が飛び交っている『続・最後から二番目の恋』。今後、ファンの期待を裏切らない展開となるだろうか?

女版『半沢直樹』に「物足りない」の声も……好発進の『花咲舞が黙ってない』独走状態は“今だけ”!?

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日本テレビ『花咲舞が黙ってない』番組サイトより
 16日にスタートした杏主演の連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系/水曜夜10時~)が、初回視聴率17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、今クールにおいて民放トップに躍り出たことが分かった。  原作は、『半沢直樹』(TBS系)で一躍名を馳せた作家・池井戸潤氏の小説『不祥事』『銀行総務特命』(共に講談社文庫)。初回では、地位も権力もない一銀行員の花咲舞(杏)が、社内の事件や不祥事を解決に導く“臨店班”に異動。出世コースから外れたベテラン行員・相馬健(上川隆也)とコンビを組み、ミスが見つかった茅場町支店へ。そこで、中島聡子(木村佳乃)のミスによる、新たな事件が発生する……というストーリーだった。  ネット上で視聴者の評判をうかがうと、一部では「『半沢直樹』に比べると、物足りない」「痛快さはあまり感じなかった」「悪者がイマイチ。もっと憎たらしい演技をしてほしかった」といった不満も見られるものの、「銀行の内部事情が分かって、面白い!」「『ごちそうさん』もよかったけど、現代劇の杏ちゃんもかわいい」「『半沢直樹』ほどドロドロしてなくて、こっちのほうが好き」と、好意的な意見が目立つ。 「“女版『半沢直樹』”を期待していた視聴者からは、『少し物足りない』という意見もあるようですが、初回はあらかた好評の様子。しかし、最終回平均視聴率42.2%を記録した『半沢直樹』や、最高平均視聴率27.3%を記録した『ごちそうさん』(NHK)の杏人気にあやかりたい日テレとしては、初回17%台は少々物足りないともいえそう。また、今月27日からは、池井戸氏原作・唐沢寿明主演の連ドラ『ルーズヴェルト・ゲーム』もスタートする。同作は、『半沢直樹』と同じ“日曜劇場”枠での放送ということもあり、期待値も高い。そのため、『ルーズヴェルト・ゲーム』が始まった途端、『花咲舞が黙ってない』への視聴者の関心が薄れる可能性もあります」(テレビ誌ライター)  杏は17日、初回の高視聴率を受け、「日テレドラマ初主演でドキドキしていましたが、初回好発進とうかがって、とてもうれしいです!」と、喜びのコメントを発表したが、今後も民放トップを独走することはできるだろうか?

「完全にVシネ……」豪華キャストの新機軸フジドラマ『極悪がんぼ』で“月9ブランド”復権なるか

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フジテレビ『極悪がんぼ』番組サイトより
 14日スタートの“月9”ドラマ『極悪がんぼ』(フジテレビ系)が初回視聴率13.6%を記録し、まずまずの滑り出しとなった。  “極悪エンタテインメント”をうたう同作は、多額の借金を背負わされた主人公が、ひょんなことから裏社会に飛び込み、どん底から這い上がろうとする物語。主演に、NHK連続テレビ小説『カーネーション』などで主演を務めた尾野真千子。共演に、椎名桔平、三浦友和、竹内力、板尾創路、小林薫ほか。 「椎名、三浦、中野英雄と、北野武監督のヒット映画『アウトレイジ』を彷彿とさせるキャストに、同映画のファンも期待を寄せています。かつて恋愛ドラマが定番だった月9ですが、2012年以降は恋愛ものよりも、『ラッキーセブン』『鍵のかかった部屋』『ガリレオ』など、恋愛要素の薄い作品のほう多い。中でも『極悪がんぼ』は、月9のイメージをぶち壊すドラマといえます」(芸能ライター)  初回では、クレジットカードの偽造を行っていた元彼(三浦翔平)が、神崎薫(尾野)を置いて雲隠れ。この詐欺被害に遭った怒突工事(中野)が、迷惑料200万円を支払うよう、ファミレスで薫を恐喝する。そこへ、「小清水経営コンサルタント」を名乗る金子千秋(三浦)と夏目大作(竹内)が登場。薫に札束を見せ、新たな借用書にサインをさせる……という内容だった。  あくの強い作品ゆえか、視聴者の感想は賛否両論。「ありきたりの恋愛ものより楽しめた」「尾野さんの演技もいいが、友和さんの言い回しはさすが!」「名優ぞろいのキャストに、興奮した」「漫画を読んでいるみたいで、面白い」といった評価の一方で、「二番煎じ」「役者が豪華な『ナニワ金融道』って感じだけど、内容が薄い」「脚本がチープで物足りない」といった声も目立つ。 「確かに初回を見る限り、出演者の豪華さに、脚本が負けている印象は否めませんでした。また、裏社会を描いたVシネマや、中居正広主演の人気シリーズ『ナニワ金融道』などは、次々と起こる問題を2時間に詰め込むため、かなりスピーディーに描かれる。しかし今回は連ドラのため、ストーリーが丁寧に描かれており、その点が間延びしているように感じてしまったのかもしれません」(同)  『極道がんぼ』は、かつて視聴率20%超えが当たり前だった“月9”ブランドの人気を、復活させることができるだろうか?

『半沢直樹』以上の復讐劇!? 上野樹里主演『アリスの棘』瞬間最高20%超えのワケ

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TBS『アリスの棘』番組サイトより
 11日にスタートした上野樹里主演『アリスの棘』(TBS系/金曜夜10時~)の初回平均視聴率が関東14.2%、関西15.8%(ビデオリサーチ調べ)を記録し、現時点で同クールの民放連ドラ中、トップとなったことが分かった。  同作は、大学病院に巣食う悪徳医師たちに、主人公が強い意志と、切れ味鋭い頭脳で立ち向かう医療サスペンス。上野は、15年前に医療ミスで亡くなった父のため、ミスに関わった医師らに復讐をする冷酷な新人外科医・水野明日美を演じる。共演に、オダギリジョー、栗山千明、中村蒼ら。 「上野といえば、2006年に連ドラ初主演を務めた“月9”ドラマ『のだめカンタービレ』の野田恵役が大きな話題に。以降、性同一性障害の女性を演じた『ラスト・フレンズ』、“日本初のTwitterドラマ”として話題になった『素直になれなくて』(すべてフジテレビ系)など、立て続けに出演したが、11年のNHK大河ドラマ『江』の主演を境に、CMを次々と降板。不自然なほど急速に表舞台から姿を消したため、ネット上では“消えた”“干された”と騒がれ、理由についてさまざまな臆測が飛び交いました」(芸能ライター)  初回で明日美は、まず看護師長・蛭子雅人(六平直政)を追い詰め、復讐劇がスタート。次のターゲットは、手術ミスを犯しながらもまったく悪びれない医師・伊達理沙(藤原紀香)。明日美は理沙に麻酔を打ち、腹にメスで被害者の名前を刻み込む……というストーリーだった。  関西地区では、ドラマ終盤の11時7分に瞬間最高視聴率20.1%を記録。理沙が手術台で目を覚まし、自分の腹を見て悲鳴を上げるシーンの直後だった。  視聴者の評判をネット上でうかがうと、「上野さんの演技に、ただただ引き込まれた」「以前は、何を見ても“のだめちゃん”に見えていたけど、今回はまったくそんなことなかった」「上野さんを苦手な女優さんと思い込んでいたけど、すごくよかった!」「樹里ちゃんやっぱり演技上手ですね」と、上野への高評価が目立つ。また、「復讐しても、命まで取らないところがいい」「思わせぶりな設定や配役が、今後を期待させる」「オダギリジョーが今後、どのように絡んでくるか楽しみ!」と、今後の展開に期待を寄せる視聴者も多いようだ。 「初回では、藤原演じる医師の悪女っぷりや、六平演じる看護師長の非道な振る舞いなど、“悪者”が誰であるか一目瞭然。上野の感情も理解でき、目的もしっかりしているため、視聴者もすんなり受け入れられる復讐劇となっていた。最近は、『半沢直樹』(TBS系)や『DOCTORS 2 最強の名医』(テレビ朝日系)など、悪者がはっきりしているドラマが人気。両ドラマとも、後半になるにつれ視聴率を伸ばしましたから、『アリスの棘』も高視聴率が期待できるかもしれません」(同)  好スタートとなった『アリスの棘』。新ダークヒロインは今後、どんな復讐劇を見せてくれるのだろうか?

テレ朝が“十八番”の刑事ものでTBSに敗北!? 小栗旬『BORDER』“1ケタ”スタートのワケ

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テレビ朝日『BORDER』番組サイトより
 小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系/木曜夜9時)が10日にスタートし、初回平均視聴率が9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことが分かった。  同作は、前クールで平均視聴率16%台を記録するなど、健闘した天海祐希主演『緊急取調室』の後番組。小栗は、死者と対話できる特殊能力を手にした刑事を演じ、共演に青木崇高、波瑠、遠藤憲一、古田新太、滝藤賢一など、実力派俳優陣をそろえている。  初回では、元警察官が銃殺される事件が発生。現場に駆けつけた石川(小栗)も、犯人から銃撃を受け、頭部に被弾してしまう。奇跡的に助かり、仕事に復帰した石川だが、死者と対話できる能力を身につけていた……。  視聴者の感想をネット上でうかがうと、「脚本がすごい。伏線がバチッとはまっていた」「心に響くセリフが多い」「思わぬ展開に、鳥肌が立った」「生と死のborderで、被害者の感情をこういう角度で掘り下げるのは、いいと思います!」といった賛辞が圧倒的。にもかかわらず、なぜ視聴率“1ケタ”でのスタートだったのか? 「評判はかなりいいようですが、同じ日に始まった裏番組の『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)に、視聴者を奪われてしまいましたね。『BORDER』は、前評判では『霊能力のある刑事ものなんて、大丈夫か?』『サムいドラマになりそう』と、突飛な設定を不安視する声も目立ちましたが、いざ始まってみると大好評。しかし、『MOZU』の壁は越えられないでしょうね」(芸能ライター)  『MOZU』は、TBSとWOWOWが共同制作する大作刑事ドラマ。西島秀俊と香川照之がW主演を務めるほか、共演者に真木よう子、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、桁違いに豪華だ。 「刑事ドラマの良作が、同じ時間にかぶってしまうのは、惜しいですね。視聴者からは、『どっちを見ようか、本当に迷う』『時間をずらしてほしかった』という悩ましい声も相次いでいます」(同)  評判に反し、1ケタでのスタートとなった『BORDER』。今後、強敵『MOZU』にどこまで太刀打ちできるだろうか?

「日本禁煙学会に気をつけろ!?」TBS『MOZU』好スタートも、喫煙シーン頻出で心配の声

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TBS『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』番組サイトより
 モズの早贄……それはモズという鳥が行う奇妙な習性のことをいう。モズは、捉えた獲物を枝に串刺しにし、食べることなく飛び去るのだ――  そんな不気味なナレーションで10日に始まった連続ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)の初回平均視聴率が、13.3%を記録。裏番組である小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系)の平均視聴率9.7%を、大きく上回ったことが分かった。 「同作は、逢坂剛のハードボイルド小説『百舌』シリーズをドラマ化。主演は、徹底した役作りで知られる実力派俳優・西島秀俊と、『半沢直樹』(同)の“大和田常務”役が好評だった香川照之。さらに、映画『さよなら渓谷』で、第37回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞した真木よう子や、生瀬勝久、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、主役級の大物俳優が名を連ねており、同作で起死回生を狙うTBSの本気度が伝わってきます」(芸能ライター)  “WOWOW共同制作ドラマ”をうたい、続編のseason2は6月からWOWOWで放送されることが決定している同作。初回では、東京・銀座で大規模な爆発事件が発生。倉木(西島)の妻も被害に遭い、遺体はバラバラに。一方、爆発を目の当たりにした少女は、療養施設の一室で、爆発現場で目撃したものをクレヨンで一心不乱に描いていた……。 「『半沢直樹』以降、連ドラが惨敗続きのTBSですが、中でもこの木曜夜9時台『木曜ドラマ劇場』枠は、“大コケ枠”として定着しつつあった。『MOZU』はそんなイメージを変えてくれそうです」(同)  同枠前クールの関ジャニ∞・大倉忠義主演『Dr.DMAT』は、全話平均視聴率6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。さらに前クールの川口春奈主演『夫のカノジョ』は平均視聴率3%台を連発し、予定話数を繰り上げ、打ち切りに。それ以前に放送された『レジデント~5人の研修医』『ビギナーズ!』『ぴんとこな』『パパドル!』『あぽやん~走る国際空港』『潜入探偵トカゲ』と、すべて全話平均視聴率は1ケタ。もはや何もぶつけても、「高視聴率はムリ」とまでいわれていた。 「『MOZU』の評判はかなりいい。視聴者からも、『期待以上だった』『今期ドラマの中で、間違えなく断トツ』と賛辞が相次いでおり、この評判が広まれば今後、さらに視聴率を伸ばす可能性もありそうだ」(同)  視聴者の感想をネット上でうかがうと、「『映画?』って思うほどのスケールでびっくりしました」「丁寧に作り込んであり、映画のような出来映え」「最近のドラマでは見ないお金のかけ方」「豪華キャストや映像の美しさ……とにかく金がかかってると思う」と、そのスケール感に驚きの声が目立つ。また、「センスがいい」「音楽がかっこいい」「毎週2時間見たくなるほど、すごいドラマ」「脚本や演出も、出演者の豪華さに負けてない」といった声も。  だが一方で、“喫煙シーン”に対し、批判が噴出している。 「一部視聴者から『喫煙シーンが多すぎる』という声が上がっている。同作は、主演の西島や香川をはじめ、出演者の多くがあらゆるシーンでタバコをくゆらせており、タバコの煙が、映画のような世界観を作り出す演出の一部となっている。しかし、今や多くの作品が喫煙シーンを避ける時代。昨年7月に公開されたジブリ映画『風立ちぬ』でも、頻出するタバコ描写に対し、NPO法人日本禁煙学会が苦言を呈するなど、嫌煙ムードが高まっている。『MOZU』も今後、批判が増えれば、あからさまに喫煙シーンが減る可能性もあるだろう」(同)  TBSが本気を見せている『MOZU』。今クールは、主人公の突飛なキャラクターや、設定に頼った刑事ドラマが多い印象があるが、正統派で勝負する同作は、どこまで話題を集めることができるだろうか?