上野樹里&オダギリジョーの演技に賛辞も……『アリスの棘』が突然、視聴率1ケタになったワケ

arisunotoge0414.JPG
TBS『アリスの棘』番組サイトより
 9日に放送された上野樹里主演ドラマ『アリスの棘』(TBS系)の第5話が、平均視聴率9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最低を記録したことが分かった。 「落ち込んだのは、裏番組の天海祐希と小栗旬のスペシャルドラマ『お家さん』(日本テレビ系)が、視聴率12.5%を記録したことも影響していそうですね。視聴率14.2%を記録した『アリスの棘』初回では、上野演じる新人外科医が、藤原紀香演じる悪徳女医に対して行ったユニークな制裁が大きな話題となりましたが、以降、3週にわたり11%台が続き、今回、初めて1ケタ台まで落ち込んでしまった」(芸能ライター)  同作は、大学病院に巣食う悪徳医師たちに、主人公が強い意志と、切れ味鋭い頭脳で立ち向かう医療サスペンス。第5話では、弁護士の日向(尾美としのり)が、消化器外科教授・磐台(岩城滉一)に「金が欲しいから、別荘を買ってほしい」と迫る。最初は聞く耳を持たなかった磐台だが、その別荘には、明日美(上野)の父親の死に関する資料が隠されていた……というストーリーだった。  ネット上では、相変わらずツッコみどころや、脚本の粗さを指摘する声が目立つものの、「上野樹里とオダギリジョーの表情がすばらしく、展開の強引さも気にならない」「上野さんのクールな演技がカッコよすぎ! 彼女の代表作になりそう」「このドラマのオダジョーは、最高にカッコいい」などと賛辞が圧倒的だ。 「第3話までは、1話につき1人が復讐されるという展開がパターン化されていたが、第4話以降は磐台への復讐計画を少しずつ遂行していくストーリーに変更。もしかしたら、『このパターンが続くと飽きる』という声が多かったために、テコ入れがあったのかもしれません。また、最近では明日美の計画がうまくいかないことも多く、次第に奥深いドラマとなっている。一方で、『どこから見ても分かる』という、1話完結ドラマ特有の気軽さはなくなったため、これが今後の数字に、悪い影響を及ぼさなければいいのですが……」(同)  途中から突然、1話完結ではなくなった『アリスの棘』。この方向転換は吉と出るだろうか?

今期は「水戸黄門的ドラマ」が好調!? 杏主演『花咲舞が黙ってない』右肩上がりのワケ

hanasaki0410.JPG
日本テレビ『花咲舞が黙ってない』番組サイトより
 7日に放送された池井戸潤原作・杏主演『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)第4話が平均視聴率16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。  初回17.2%と好スタートを切った同作は、第2話で14.7%までダウンしたものの、第3話で15.4%まで回復。第4話ではさらに上昇を見せた。 「初回放送後は、『半沢(直樹)と比べると、物足りない』『女版・半沢を期待してたけど、違った」という声も多かったため、視聴率の低下が危惧されたものの、現在放送中の民放連ドラで15%を超えているのは同作のみ。一方、より半沢テイストの強い『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)は、第2話で早くも11.8%まで落ち込んでしまいました」(芸能ライター)  第4話では、舞(杏)と相馬(上川隆也)が、若手行員の光岡(吉村卓也)が失踪したという横浜西支店へ。失踪の原因を探るうち、光岡が手掛けていたある会社の融資だけ、支店長の中村(戸田恵子)の承認が下りていないことが判明し……というストーリーが展開された。  視聴者の評判をうかがうと、ネット上では「『こんな話、現実ではありえない』と思いながらも、毎週見てしまう」「中身が薄い気がするけど、毎週見るにはこれくらいがちょうどいい」「インパクト薄いけど、単純明快だからつい見ちゃう」などと、多少の不満を漏らしながらも「毎週、見てしまう」という声が目立つ。 「展開に、『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』(共にTBS系)のようなインパクトはありませんが、肩肘張らずに見られると、楽しみにしている視聴者は多い。今クールは、初回視聴率14.2%と好発進だった『アリスの棘』(TBS系)や、視聴者から絶賛の声が相次いでいる『死神くん』(テレビ朝日系)など、刑事ものではない1話完結ドラマが支持を集めている印象です」(同)  分かりやすいストーリーが、高視聴率につながっている『花咲舞が黙ってない』。この上り調子は、いつまで続くのだろうか?

TBS超大作ドラマ『MOZU』視聴率不調も気にしない!? 過密ロケ中に西島秀俊が……

mozu0508.jpg
木曜ドラマ劇場『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』|TBSテレビ
「業界内での評判とは対極的に、視聴率が右肩下がりなのは残念の一言ですね。良質なドラマ=高視聴率ではないと頭では分かっていても、悔しいですね」(TBS関係者)  5月1日に放送された西島秀俊主演のTBS系連続ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』の第4話の平均視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ 関東地区/以下同)と、初回の13.3%から回を追うごとに数字が下がってきている。 「当初は裏の小栗クン主演の『BORDER』(テレビ朝日系)よりも数字は良かったのですが、話が難しいのか、回を追うごとに視聴者が離れているようです。『BORDER』は、死者と話ができるという分かりやすい内容ですからね。こちらはWOWOW分も含めてすべて撮り終えているので、もう一喜一憂しても仕方がないんですけど……」(WOWOW関係者)  撮影は、昨年の秋から8カ月にわたって行われていたという。 「TBS版の撮影は昨年の秋口から始まって、年末に終わりました。地方ロケが多く、多い人だと東京と地方を10往復くらいしていたはずです。WOWOW版の撮影は2~4月末で、出演者のほとんどがハードスケジュールで、あまり一緒に飲みにも行けなかったようです。そのため、みなさん地方から帰りの飛行機が同じときは、空港で飛行機を待つ10分くらいの間に一杯やっていましたよ。西島さんが『先輩、時間ないですが一杯やりましょう!』って、ビールを買って回っていましたね。それも、立ち飲みに近い感じで、グイッと空けて飛行機に乗る、という慌ただしい感じでした。出演者全員が『今までにない面白いものを作っている』という自負があったドラマなので、数字が良いに越したことはないですが」(芸能事務所関係者)  今のところTBSとWOWOWの新しい試みの成果は出ていないが、テレビドラマに新風を巻き起こしたことは間違いない。

「もはや正統派は食傷気味!?」小栗旬主演『BORDER』の大逆転で浮き彫りになった“刑事ドラマブームの終幕”

border0411.JPG
テレビ朝日『BORDER』公式サイトより
 小栗旬主演の刑事ドラマ『BORDER』(テレビ朝日系/木曜21時~)が、裏番組の大作刑事ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)に、逆転勝利していたことが分かった。 「TBSとWOWOWが2クールにわたり共同制作する『MOZU』は、TBSが今期、最も期待を寄せていた連ドラ。ダブル主演を務める西島秀俊と香川照之のほか、真木よう子、生瀬勝久、伊藤淳史、池松壮亮、長谷川博己、染谷将太と、主役級の大物役者が名を連ねていることからも、その力を入れようは歴然。しかし、初回平均視聴率は13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、イマイチ。さらに、回を追うごとに数字は下がり、第4話でついに『BORDER』に抜かれてしまった」(芸能ライター)  同日に放送を開始した『MOZU』と『BORDER』。『BORDER』の初回は9.7%と『MOZU』に敗北を喫したが、以降じわじわと数字が上昇。第4話で12.0%まで上がり、逆に10.3%まで落ち込んだ『MOZU』を逆転した。 「『MOZU』が本格ハードボイルドなのに対し、『BORDER』は主人公の刑事が、死者と対話しながら事件を追っていくという、突飛な設定。双方とも視聴者の評判はとてもよく、どちらを見ようかと未だに迷っている人も多いようだ」(同)  どちらとは選び難いほど、「クオリティーが高い」と評判の両ドラマ。だが、ネット上では「ストレートな刑事ものは食傷気味なので、『BORDER』のほうを見てしまう」「正直、男臭い刑事ものに飽きてしまった」という感想が目につく。 「刑事ドラマだらけだった前クールに続き、今クールも『MOZU』、『BORDER』、『ビター・ブラッド』(フジテレビ系)、『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』(TBS系)、『TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部』(テレビ朝日系)、『刑事110キロ』(同)、『トクボウ 警察庁特殊防犯課』(日本テレビ系)と、民放の連ドラは刑事ものばかり。そんな状況で、奇妙な設定の『BORDER』は、視聴者の目にも新鮮に映るのでしょう。  『相棒』シリーズの大ヒット以降、“視聴率が安定して取れる”として、これまで各局はこぞって刑事ドラマを制作してきた。しかし今クールでは、すでに“大コケ”といわれる作品も少なくない。さらに、今月26日に公開された『相棒』劇場版も、興収にこれまでの勢いがなく、危機的状況にあるといわれている。刑事ドラマが安泰だった時代も、そろそろ終わりなのかもしれない」(同)  ついに、飽きられ始めた刑事ドラマ。『BORDER』は斬新な設定で、どこまで追い上げを見せるだろうか?

絶好調の杏主演ドラマ『花咲舞が黙ってない』は、“大コケ続き”日本テレビの救世主となるか!?

hanasaki0410.JPG「花咲舞が黙ってない|日本テレビ」より
 4月30日に放送された池井戸潤原作・杏主演『花咲舞が黙ってない』の第3話が、平均視聴率15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の14.7%を上回った。 「今期の民放連ドラ中、15%を超えているのは同作のみ。同じく池井戸氏原作で、すぐ後を追う『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)が、大幅な上昇を見せない限り、独走状態となりそう。『ごちそうさん』(NHK)に続く杏の好調ぶりに、業界内では『今、最も数字を持っている女優』ともっぱらです」(芸能ライター)  第3話では、舞(杏)と相馬(上川隆也)のコンビが、蒲田支店へ事務応援に行くと、そこには部下が委縮するほど高圧的な態度の支店長・須賀(神保悟志)の姿が。須賀から執拗な嫌がらせを受けながらも、懸命に仕事をする舞。そんな中、舞が処理した伝票に大きなミスが見つかる……というストーリーが展開された。  ネット上では、「原作とキャラが違いすぎる」という意見や、誰にとっても身近な銀行という題材ゆえに、「銀行の支店長って、こんな人ばかりなの? 信じられない」「銀行で働いてたけど、あんな銀行はありえない」などとフィクションであることを忘れ、不快感を訴える視聴者もちらほらいるようだ。だが一方で、「素直に面白いと感じられるドラマ」「フィクションを割り切って見れば、痛快!」「半沢の二番煎じと言われそうが、面白いもんは面白い」「悪者役の俳優が、本当に意地悪そうな演技をしてくれるから、見ていて楽しい」といった賛辞が多く見受けられ、おおむね好評といっていいだろう。 「キャラクター設定が単純で、どの年代にも分かりやすい脚本が、高視聴率につながった要因のようです。日テレは、久しくドラマでいい結果を残せていない。今期、期待されていた嵐・二宮和也主演『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』は、早くも1ケタまで下降を見せ、前クールの『明日、ママがいない』も一連の騒動により、スポンサーがCMを自粛。さらに前々クールでも、『ダンダリン』や『東京バンドワゴン』など、全ドラマが大コケ。『花咲舞が黙ってない』は、同局にとって名誉挽回のチャンスといえそうです」(同)  不調続きの日テレの救世主となりそうな同作。『ごちそうさん』同様、好調なまま完走することができるだろうか?

「今期、一番!」の呼び声むなしく……沢村一樹ドラマ『ブラック・プレジデント』、なぜ“大コケ中”!?

black0430.JPG
「ブラック・プレジデント - フジテレビ」より
 沢村一樹主演の社会派ドラマ『ブラック・プレジデント』(フジテレビ系/火曜夜10時~)が、まさかの“大コケ”を見せている。 「29日放送の第4話が、平均視聴率6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。同枠で6%台となったのは、昨年、最終回が6.9%を記録した広末涼子主演『スターマン・この星の恋』以来。初回から8.3%と振るわなかった『ブラック・プレジデント』ですが、沢村さんは『DOCTORS~最強の名医~』(テレビ朝日系)以降、数字を持っているといわれていただけに、まさかここまで落ち込むとは……」(広告代理店関係者)  同ドラマは、経営学を学び直すため、大学の社会人学生となったアパレル会社社長・三田村(沢村)を中心に、新米講師・杏子(黒木メイサ)や学生たちの葛藤を描く物語。  第4話では、学園祭で模擬店を出そうと映画サークルの面々に提案するも、まったく相手にしてもらえない三田村。「この“ゆとり君”どもが」とムカつく三田村は杏子に鼻で笑われるが、これが三田村のやる気に火をつける……というストーリーが展開された。 「視聴者の満足度は、今クールトップと言っても過言ではない。脚本や演技、演出が一体となっており、主人公のわざとらしいキャラも、沢村さんのハマリ役といえる。どうしても、フジの宣伝不足を疑ってしまいます」(同)  視聴者の評判をうかがうと、ネット上には「毎回、めっちゃ面白い!!」「三田村社長のセリフに共感して、思わず唸ってしまう」「面白いし、強く生きる方法を教えてもらえます」「役者も脚本も秀逸」「うちの会社と重ね合わせて楽しく見てます」「今期のどのドラマよりも面白い」といった圧倒的な賛辞のほか、「もっと番宣すればいいのに」「たくさんの人に見てほしい!」と残念がる声も。 「実際、同局の佐藤健主演『ビター・ブラッド』やSMAP・香取慎吾主演『SMOKING GUN ~決定的証拠~』などは、東京・山手線でラッピング車両を走らせたりと大規模な宣伝を打ち出していた。一方、『ブラック・プレジデント』が派手な宣伝をしていた印象はない。作品自体は絶賛されているだけに、もったいないですね」(同)  評判に視聴率が伴わない同作だが、今後、起死回生はあるのだろうか?

評判上々も、月9史上最低視聴率に王手……尾野真千子ドラマ『極悪がんぼ』に「広島弁が誤解される」の声

gokuaku0416.JPG
「極悪がんぼ - フジテレビ」より
 28日に放送された尾野真千子主演の月9ドラマ『極悪がんぼ』(フジテレビ系)の第3話が、平均視聴率9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、ピンチに立たされている。 「月9枠において、放送開始から1カ月を待たずに1ケタを記録したのは、第2話が9.8%を記録した『全開ガール』以来、約3年ぶり。『極悪がんぼ』は初回こそ13.6%とまずまずの滑り出しだったが、右肩下がりに数字が落ちている」(芸能ライター)  “極悪エンタテインメント”をうたう同作は、多額の借金を背負わされた主人公が、裏社会に飛び込み、どん底から這い上がろうと奮闘する物語。尾野のほか、椎名桔平、三浦友和、竹内力、小林薫と、そうそうたる役者が名を連ねる。  第3話では、開発工事の立ち退きに合意しようとしない林五郎(要潤)とその妻の問題を片づけるため、薫(尾野)が駆り出されることに。薫は、色仕掛けで林五郎に近づくため、キリコ(仲里依紗)に相談。その日のうちに、ホテルに連れ込むことに成功するが、薫は林五郎の本性を目の当たりにする……というストーリーが展開された。  視聴率は落ちている同作だが、ネット上では「1話より2話、2話より3話と、段々面白くなってる」といった声が目立つ。確かに、主人公がさらなるピンチに巻き込まれていくスピード感は、回を追うごとに増しており、共に視聴者の満足度も上がっているようだ。 「初回では、Vシネのような作風に賛否が飛び交いましたが、ハマっている視聴者も増えている。また、以前は『脚本がチープ』『豪華キャストに、脚本が伴ってない』という意見も目立ったが、その声も減少。尾野をはじめ、役者の演技も好評のようです。ただ、劇中の方言に対し、一部視聴者から『汚い』『不愉快』と不快感を示す声が増えている。特に、仲が演じるスナックのママ・キリコのセリフ回しに、『あんな汚い方言使う女の人、広島にはいません』『広島弁が誤解される。やめてください』などという声が見受けられます」(同)  キリコは、レディースの元総長で、裏社会での経験も豊富という設定。第3話で、ドスの効いた声で「あいつには、次の金ヅルが必要なんじゃあ。金を持っとりてそうな女には、目がない男じゃけえ。いてこますんは簡単じゃと思うけどなあ」「愛妻家なら、あんなおんぼろ団地に嫁さんを住まわさせんじゃろ。あいつにとって、嫁さんは単なる金ヅルじゃ」と、荒っぽいセリフが多かった。  しかし、同ドラマの舞台は、金暮市(かねくれし)という架空の都市。そのため、「広島弁と決めつけてる人は、ちゃんとドラマを見ていない」などと反論する声も噴出しているが、実際、キリコの口調は広島弁を彷彿をさせる。さらに原作コミックでも広島が舞台のため、広島弁という認識で見てしまうのも仕方がないのかもしれない。 「月9は、子どもから大人まで、幅広い層が見ている人気枠。Vシネのような荒々しい作風や、夜9時台に汚い言葉が飛び交う様子に、抵抗を覚えた視聴者も少なくないようです。おそらく視聴率低迷は、見る人を選んでしまったことが大きい。もう少し遅い時間帯で放送すれば、“不愉快”という反応も少なかったかもしれません」(同)  月9史上最低視聴率は、昨年放送の『ビフリア古書堂の事件手帖』の8.1%。これを下回らないためにも、『極道がんぼ』は踏ん張りどころをいえそうだ。

『半沢』超えを目指していたのに……『ルーズヴェルト・ゲーム』の微妙な数字に唐沢寿明が意気消沈!?

rg0502.jpg
日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』|TBSテレビ
 27日にスタートした、唐沢寿明主演の連続ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)の初回平均視聴率は、関東地区で14.1%、関西地区で16.9%(ビデオリサーチ調べ)だった。  同作は空前のヒットを記録した『半沢直樹』と同じ直木賞作家・池井戸潤氏の原作で、脚本やプロデューサー、演出など制作陣も同じことから、今期の大本命ドラマと目された。だが、結果は初回平均20.6%だった『半沢』に及ばず、微妙な数字に……。局内では「アテが外れた」「ここからどれだけ巻き返せるか」といった声が飛んでいるという。  朝刊スポーツ紙も、唐沢が所属する大手プロ「研音」に気を使い、関西地区の視聴率だけにスポットを当て「上々の滑り出し」とやっているが、本音は「期待外れ」。あるテレビウオッチャーは「内容は半沢とまったく同じ勧善懲悪の世界。それが関西人にウケているんでしょうけど(笑)。半沢で大和田常務を演じた香川照之さんが今作でも同様の役柄を演じるなど、局側が二匹目のどじょうを狙いにいっているのがバレバレなところもいただけない」と話す。  何よりガックシきているのは、“打倒『半沢』”を宣言していた主演の唐沢だ。放送開始前の番宣では「気持ちは半沢を超えている」と豪語。これは決してリップサービスではなく、現場や役者仲間にも真顔で「半沢を超える作品になる」「俺の代表作だ」と吹聴していたというのだ。 「唐沢さんは本当に気合が入っていて、演出をめぐりプロデューサーと熱心に議論していた。ムードメーカーでもあり、共演者への配慮も欠かさない。とにかく、この作品にすべてを賭けていた」(ドラマ関係者)  初回の裏番組は、日本テレビが『行列のできる法律相談所』のスペシャル、テレビ朝日が『相棒』の劇場版をぶつけてきた。 「よくあるライバル潰し。逆を言えば、来月4日の第2話が試金石になる」(同)  大抵のドラマは2話目以降から、視聴率は下がっていくものだが……。唐沢の奮闘に期待だ。

サービスショットも盛り込んだのに……視聴率低迷の『MOZU』に西島秀俊が大ショック!

mozu0429.jpg
木曜ドラマ劇場『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』|TBSテレビ
 西島秀俊主演のTBS系連続ドラマ『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜』が、業界内の評判とは対照的に伸び悩んでいる。初回(10日)の13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)から、17日の第2話で12.8%と緩やかに下がり始めると、24日の第3話では1桁ギリギリの10.9%だった。  同作はTBSとWOWOWが共同制作する大型ドラマで、直木賞作家・逢坂剛氏の代表作「百舌」シリーズ(集英社)が原作。爆弾テロによって妻・千尋を失い、彼女の死の真相を求めて捜査を行う公安部のエース・倉木(西島)と、捜査一課の刑事・大杉(香川照之)、女性公安警察官の美希(真木よう子)が事件の真相に迫る。  TBSとWOWOWは、2012年にも今作と同じ制作チームでドラマ『ダブルフェイス』を放送し、好評を博した。 「中でも西島さんは気合十分で、いたるところで『MOZUはダブルフェイスを超える』と話していました。アクションシーンもスタントは使わず、果敢に挑戦していました。業界内の評判も上々ですよ」とはドラマ関係者。  西島といえば、鍛え上げられた肉体美も女性人気の1つ。あるテレビウォッチャーは「ドラマでは毎回、西島さんの上半身裸が拝めます(笑)。これは明らかに彼の女性ファンを意識したものです」と話す。  それでも上がらない視聴率……。同局関係者は「もともと木曜午後9時は、TBSにとって鬼門の時間帯だった。西島さんを持ってしてもダメだったようですね。ドラマの続編を有料のWOWOWで放送するというのも、視聴者を遠ざける原因になっているのかもしれません」と指摘する。  第2話放送直後の18日に、写真週刊誌「フライデー」(講談社)で西島と元コンパニオン女性の“同棲愛”が報じられたのも痛かった。 「事務所はノーコメントを貫いていますが、女性ファンは愕然としたそうです。初スキャンダルを報じたフライデーは、今年一番の売り上げだったとか(笑)。ストイックな西島さんだけに『視聴率が伸びないのは自分が撮られたせいだ』と思いつめているでしょう」(芸能プロ関係者)  あまりに落ち込んで、自慢の筋肉まで萎まなければいいが……。

香川照之登場に視聴者が困惑……“半沢臭”ムンムンの『ルーズヴェルト・ゲーム』が裏番組に敗北

ru-zuveruto0428.JPG
「日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』|TBSテレビ」より
 27日にスタートした池井戸潤氏原作・唐沢寿明主演の連続ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)が、初回平均視聴率14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。昨年7月期、同枠で放送された池井戸氏原作『半沢直樹』の初回19.4%を、5%以上、下回ったことが分かった。 「大きな期待をかけていたTBSは、『こんなはずじゃなかった』と肩を落としているでしょう。初回視聴率は、裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)や、映画『相棒シリーズ X DAY』を放送した『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)にも敗北。さらに、初回17.2%、第2話14.7%を記録した池井戸氏原作『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)にも、遅れを取ってしまった」(芸能ライター)  この日の『日曜洋画劇場』の視聴率は、14.7%。ふなっしーや、ミランダ・カーが出演した『行列のできる法律相談所』は14.9%だった。  『ルーズヴェルト・ゲーム』は、倒産寸前の中堅精密機器メーカー・青島製作所に中途採用された主人公が、奇跡の大逆転を目指して戦う“企業ドラマ”と、同社の社会人野球部の存続をかけて都市対抗野球大会出場を目指す“野球ドラマ”を、巧みに織り交ぜながら展開するストーリー。  同作は、プロデューサー、脚本、音楽、演出に至るまで、『半沢直樹』の制作チームが再集結。共演に、檀れい、立川談春、江口洋介、山埼努のほか、『半沢直樹』のキャストだった香川照之や、石丸幹二も出演している。  視聴者の評判をうかがうと、ネット上では「利害関係からなる人間模様と、今後の展開が楽しみ」「テンポよく話が進むので、見ていて飽きない」「期待通り」「半沢の二番煎じ感は否めないけど、それでも面白い!」「放送中のどのドラマよりも、中身が濃い」「ツッコミどころ満載だけど、マンガっぽくて好き」「峰竜太の悪そうな演技が、ワクワクする」といった賛辞のほか、「あれほどの規模の企業が、あんな簡単にグラつく設定って、どうなの?」「どうせなら、半沢とはキャストを被らないようにしてほしかった」「香川さんの演技が、『半沢直樹』の大和田常務と被ってて、複雑な心境になった」といった声も見受けられた。 「さすが半沢チームだけあって、ドラマの評判は上々。しかし、視聴者が『半沢直樹』から気持ちを切り替えているのにもかかわらず、香川の登場で複雑な気持ちになってしまった人も少なくないようです」(同)  『ルーズヴェルト・ゲーム』は、劇中さながらの大逆転を見せることはできるだろうか?