先週は『もののけ』、今週は『トトロ』……松雪泰子主演『家族狩り』はジブリの受難を乗り越えられるか

kazokugari0707.JPG
TBS『家族狩り』番組サイトより
 4日にスタートした松雪泰子主演の連続ドラマ『家族狩り』(TBS系/金曜22時~)の初回平均視聴率が10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前クールに同枠で放送された上野樹里主演『アリスの棘』の初回を、3.7%も下回ったことが分かった。  同作は、直木賞作家・天童荒太氏による同名小説をもとに、大石静らによって脚本化。家族を狙った連続殺人事件を中心に、登場人物たちの心の葛藤が描かれる。キャストは松雪、伊藤淳史、遠藤憲一、Kis-My-Ft2・北山宏光、篠田麻里子ほか。 「この時間、裏の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)で放送されていた宮崎駿監督映画『もののけ姫』が、平均21.9%、最高瞬間25.6%を記録。『家族狩り』は主要キャストが稼働し、プロモーションに力を入れていたものの、ジブリの影響はやはり避けられなかった。さらに、『金曜ロードSHOW!』のジブリ祭りは、今週『となりのトトロ』、来週『借りぐらしのアリエッティ』と3週連続。前半は『家族狩り』にとって、つらい視聴率争いとなりそうです」(芸能ライター)  初回は、児童ケアセンターの児童心理司・氷崎游子(松雪)が、酒乱の父親・駒田(岡田浩暉)から虐待される女児・玲子を保護。何かにとり憑かれたように仕事に打ち込む游子だが、家に帰れば、アルツハイマー型認知症の父・清太郎(井上真樹夫)と、夫の看病に疲れた母・民子(浅田美代子)の愚痴が待っており、心休まる場所がない……。その頃、巣藤浚介(伊藤淳史)のアパートの近くで心中事件が発生。少年が祖父と両親を斧で斬殺し、自分も自殺。所轄は一家無理心中と断定したが、刑事・馬見原(遠藤憲一)は疑念を抱く……というストーリーが展開された。  視聴者の感想をうかがうと、ネット上では「介護疲れの記憶が蘇ってつらかった」「北山くんが見たいけど、怖くて正直、見たくない」「ドラマ向きじゃない。映画化して、もっと大胆に作ってほしかった」という声も一部見受けられるものの、「久々の骨太ドラマ。時間があっという間だった」「キャストの演技に引き込まれる」「重苦しいシーンと、伊藤淳史さんのコミカルなシーンのバランスがよかった」「グロいシーンも、きれいな映像でうまく表現されていた」といった賛辞が圧倒的。初回の評判はいいようだ。 「同局の植田博樹プロデューサーが、映像化を希望したのは2007年。なかなか企画が通らず、構想に7年を費やした意欲作だといいます。中でも、テレビドラマ化に当たって、殺人シーンに美しい映像を重ねるなど、凄惨な場面の見せ方にこだわっているとか。初回では、冒頭から殺人、首吊りとショッキングなシーンが続きましたが、映画撮影用のデジタルビデオカメラで撮影された鮮やかなリンゴや、洋ナシの映像が何度も差し込まれた。また、後半の自殺現場のシーンでは、部屋中に白い羽根が舞い飛び、幻想的な映像となっていました」(同)  制作陣の工夫とこだわりが見て取れる同作だが、強敵・ジブリにどこまで太刀打ちできるだろうか?

「さっぱり意味が分らない」織田裕二『奇跡の教室』に視聴者困惑、安藤美姫の“棒演技”も不評

odayuji0606.JPG
日本テレビ『奇跡の教室~その時、仏が舞い降りた!』番組サイトより
 28日に放送された織田裕二主演スペシャルドラマ『奇跡の教室~その時、仏が舞い降りた!』(日本テレビ系)の脚本に対し、酷評が殺到している。  同作は、織田演じる僧侶・州二が借金を返済するため、カリスマ予備校講師を目指して奮闘するコメディドラマ。織田は劇中、昭和の漫才師のようなド派手なスーツや、丸坊主のカツラを身に付けたほか、滝行シーンにも体当たりで挑んだ。  プロモーション時、織田は同作を「今まで経験したことのない新しく懐かしいドラマ」と表現。さらに「監督の方針でテストしないでどんどん撮っちゃったり、撮った後もモニターチェックをしていない。デビューした新人のころにフィルムで撮った映画はモニターがなくて見られなかったんですけど、そんな新人時代に戻った気分です」とコメントしていた。 「プロデューサーは、同局の『\マネーの虎』や『踊る!さんま御殿!!』など、数々のバラエティ番組を手掛けてきた人物で、ドラマはこれが初めて。織田のカラーとは異なる役柄だったものの、織田サイドはオファーを快く受けたとか。織田はここ数年、ヒット作に恵まれず、役者としての立ち位置を模索中。新しいことに挑戦したかったようですね」(芸能ライター)  織田の気合いが十分に伝わってくる放送であったが、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、イマイチ。「とにかくシナリオが薄っぺらい」「こんなドラマに頑張ってる織田さんが、見ていて寂しく感じた」「コメディともドラマともいえない、サムい番組だった」「出演者が気の毒」と、脚本へのがっかり感を訴える書き込みが圧倒的だ。  また、ラストの展開も物議を醸している。番組終盤、思うように受講者の人気が得られない州二は、受講者の少ない教室で最後の講義を行う。坊主頭に袈裟姿で現れた州二が、「そもそも、なんでみんなは大学受験すんの?」と投げかけると、受講者は困惑。すると州二は、仏教における“空”の教えを交えながら、「欲は人間のガソリン」「早稲田に入りたいなら、東大を目指せ。そうすれば早稲田は滑り止めになる。夢は大きいほうがいい」と説いた。  その後、この講義を隠し撮りしていた受講者が、動画をネット上に公開。すると、州二はたちまち人気講師となり、教室は受講者で満員に……という終わり方であった。  これに、視聴者からは「こんな演説でなんで人気が出たのか、さっぱり意味が分からない」「ラストに肩透かしをくらった」「疑問しか残らないラスト」といった声が目立つ。 「脇役にも、竹中直人、伊武雅人、速水もこみち、渡辺いっけい、高畑充希など、いい役者が揃っていただけに、もったいないですね。また、元フィギュアスケート選手の安藤美姫も事務職員役で出演していましたが、目に余るほどの棒演技だった。現在、安藤には日テレのプロデューサーがバックに付き、芸能活動をアシストしていますから、“お試し”で女優に挑戦したのでしょう。しかし、彼女のフィギュアシーンを盛り込むなど見せ場を作るくらいなら、ストーリーの主軸を少しでも膨らませてほしかったですね」(同)  初の日テレ出演が、なんとも微妙な結果に終わってしまった織田。期待していた視聴者も多かっただけに、非常に残念だ。

「さっぱり意味が分らない」織田裕二『奇跡の教室』に視聴者困惑、安藤美姫の“棒演技”も不評

odayuji0606.JPG
日本テレビ『奇跡の教室~その時、仏が舞い降りた!』番組サイトより
 28日に放送された織田裕二主演スペシャルドラマ『奇跡の教室~その時、仏が舞い降りた!』(日本テレビ系)の脚本に対し、酷評が殺到している。  同作は、織田演じる僧侶・州二が借金を返済するため、カリスマ予備校講師を目指して奮闘するコメディドラマ。織田は劇中、昭和の漫才師のようなド派手なスーツや、丸坊主のカツラを身に付けたほか、滝行シーンにも体当たりで挑んだ。  プロモーション時、織田は同作を「今まで経験したことのない新しく懐かしいドラマ」と表現。さらに「監督の方針でテストしないでどんどん撮っちゃったり、撮った後もモニターチェックをしていない。デビューした新人のころにフィルムで撮った映画はモニターがなくて見られなかったんですけど、そんな新人時代に戻った気分です」とコメントしていた。 「プロデューサーは、同局の『\マネーの虎』や『踊る!さんま御殿!!』など、数々のバラエティ番組を手掛けてきた人物で、ドラマはこれが初めて。織田のカラーとは異なる役柄だったものの、織田サイドはオファーを快く受けたとか。織田はここ数年、ヒット作に恵まれず、役者としての立ち位置を模索中。新しいことに挑戦したかったようですね」(芸能ライター)  織田の気合いが十分に伝わってくる放送であったが、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、イマイチ。「とにかくシナリオが薄っぺらい」「こんなドラマに頑張ってる織田さんが、見ていて寂しく感じた」「コメディともドラマともいえない、サムい番組だった」「出演者が気の毒」と、脚本へのがっかり感を訴える書き込みが圧倒的だ。  また、ラストの展開も物議を醸している。番組終盤、思うように受講者の人気が得られない州二は、受講者の少ない教室で最後の講義を行う。坊主頭に袈裟姿で現れた州二が、「そもそも、なんでみんなは大学受験すんの?」と投げかけると、受講者は困惑。すると州二は、仏教における“空”の教えを交えながら、「欲は人間のガソリン」「早稲田に入りたいなら、東大を目指せ。そうすれば早稲田は滑り止めになる。夢は大きいほうがいい」と説いた。  その後、この講義を隠し撮りしていた受講者が、動画をネット上に公開。すると、州二はたちまち人気講師となり、教室は受講者で満員に……という終わり方であった。  これに、視聴者からは「こんな演説でなんで人気が出たのか、さっぱり意味が分からない」「ラストに肩透かしをくらった」「疑問しか残らないラスト」といった声が目立つ。 「竹中直人、伊武雅人、速水もこみち、渡辺いっけい、高畑充希など、脇役にもいい役者がそろっていただけに、もったいないですね。また、元フィギュアスケート選手の安藤美姫も事務職員役で出演していましたが、目に余るほどの棒演技だった。現在、安藤には日テレのプロデューサーがバックに付き、芸能活動をアシストしていますから、“お試し”で女優に挑戦したのでしょう。しかし、彼女のフィギュアシーンを盛り込むなど見せ場を作るくらいなら、ストーリーの主軸を少しでも膨らませてほしかったですね」(同)  初の日テレ出演が、なんとも微妙な結果に終わってしまった織田。期待していた視聴者も多かっただけに、非常に残念だ。

『花咲舞』『ルーズヴェルト』池井戸ドラマが好調、あゆ主題歌に臆測、ジャニーズ大惨敗……春ドラマ総まとめ

hanasaki0410.JPG
日本テレビ『花咲舞が黙っていない』番組サイトより
 続々と最終回を迎え、ついに出そろった4月クールの連ドラ視聴率。一部では「視聴率なんて、録画分は入ってないから意味ないし」「視聴率で評価すること自体、時代錯誤」なんてごもっともな意見も上がっておりますが、テレビ局にとってはいまだに視聴率がすべて。悲しいかな、0.1%の差でスポンサー料が大きく変わったり、スタッフが土下座せんばかりに謝ったりするシビアな世界なんです……。  というわけで、テレビ局員の悲喜こもごもを想像しながら、春ドラマを振り返っていきましょう。 ■『半沢直樹』便乗ドラマがワン・ツー!  まず、平均視聴率のトップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。 1位『花咲舞が黙っていない』(日本テレビ系)16.1% 2位『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)14.5% 3位『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)12.8% 4位『BORDER』(テレビ朝日系)12.2% 5位『アリスの棘』(TBS系)11.0% 6位『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~』(TBS系)10.8% 7位『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』(フジテレビ系)10.7% 8位『極悪がんぼ』(フジテレビ系)9.9% 9位『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)9.8% 10位『死神くん』(テレビ朝日系)9.7%  トップは、杏主演の銀行ドラマ『花咲舞が黙ってない』。最終回で過去最高の18.3%を叩き出し、全話平均でも今期唯一の15%超えを果たした。  『半沢直樹』(TBS系)と同じく池井戸潤氏が原作であるため、当初は「半沢と比べると、物足りない」「女版・半沢を期待してたけど、違った」という声も目立った。しかし、次第に視聴者に受け入れられ、むしろ半沢テイストの強い『ルーズヴェルト・ゲーム』よりも安定した人気を誇っていた。  視聴者からは「『こんな話、現実ではありえない』と思いながらも、毎週見てしまう」「中身が薄い気もするけど、毎週見るにはこれくらいが丁度いい」「インパクト薄いけど、単純明快だからつい見ちゃう」などと、多少の不満を漏らしながらも「欠かさず見てしまう」といった声が多かった。  一方、同じく池井戸氏原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』は、2位。『半沢直樹』のスタッフが再集結し、前作を超える豪華キャストと制作費を投入。「20%超え確実」などといわれていたが、実際の数字は『半沢直樹』の半分ほど。『半沢直樹』と主演・堺雅人のモンスターぶりが、あらためて際立つ結果となった。  最終回では、約45分にわたり野球シーンが続いたため、一部から「野球のシーンが長すぎて残念でした」「野球に興味のない私に、この最終回はつらかった……」という声が噴出。しかし、ハッピーエンドとなった大筋については「最後までいいドラマだった」「最高の終わり方」という称賛の声が相次いだ。 ■『続・最後から二番目の恋』“本当の”主題歌はどっち?  3位の『続・最後から二番目の恋』は、小泉今日子と中井貴一がW主演を務める大人のラブストーリー。12年1月に放送されたシリーズ前作『最後から二番目の恋』の全話平均12.4%を、少し上回った。  初回では、「主演の2人の言い合いが長くしつこく、見ていて飽きてしまった」「フランスで偶然(再会)とか、展開がありえない」「続編は、脚本が悪ノリしてる」という苦言も目立ったが、「やっぱり、このドラマの雰囲気が好き」「さすが岡田惠和さんの脚本」と賛辞が増え、熱心なファンを付けた。  主題歌は、前作同様に浜崎あゆみが担当。前作ではエンディングに使われていたが、これが「ドラマの余韻をぶち壊す歌声」と不評だったため、続編ではオープニングに変更。エンディングには小泉と中井が歌うデュエットソング「T字路」が起用され、好評だった。  「T字路」は、クレジット上では“劇中歌”とされていたが、番組の宣伝時には「T字路」が使われることが多かった。そのため、「フジが、浜崎に気を遣ってるのが見え見え」という皮肉めいた声が浮上した。  4位の『BORDER』は、映画『GO』の原作や、ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)シリーズの原案・脚本を手掛けた直木賞作家・金城一紀氏が書き下ろした刑事ドラマ。主演の小栗旬は、死者と対話できる特殊能力を手にした刑事を演じた。  同作の裏では、大作刑事ドラマ『MOZU』が放送されており、第2話までは宣伝に力を入れていた『MOZU』が勝利。しかし第3話で両作が10.1%で並ぶと、そこから『BORDER』の快進撃がスタート。視聴率はみるみる上昇し、第7話では16.7%を記録。結局、『BORDER』に軍配が上がった。  一方で、『BORDER』の最終回は大きな物議を醸した。ラストシーンでは、複雑な思いを抱えた小栗演じる刑事が、大森南朋演じる殺人犯をビルの屋上から突き落とし、殺してしまう。この予想だにしなかった結末に、視聴者から賛否が飛び交った。 ■『極悪がんぼ』『SMOKING GUN』……フジが大惨事  今クールで最も苦戦していた局は、間違いなくフジテレビだろう。尾野真千子主演の月9『極悪がんぼ』は、全話平均で2ケタに届かず、これまで月9史上最低だった中居正広主演『婚カツ!』の10.6%を下回った。  また、沢村一樹主演の社会派コメディ『ブラック・プレジデント』は、視聴者満足度はトップクラスであるにもかかわらず、火曜22時台で全話平均7.5%と大惨敗。「もっとたくさんの人に見てほしい」「もっと宣伝すればいいのに」と残念がる視聴者も多かった。  さらにSMAP・香取慎吾主演『SMOKING GUN』に至っては、水曜22時台にして5%台にまで落ち込むなど、もはや惨事。全話平均は7.4%で、深夜ドラマにまで惨敗した。  今年「週刊女性」(主婦と生活社)が発表した「好きなジャニーズ&嫌いなジャニーズ」ランキングに、SMAPで唯一名前が挙がらなかった香取。もはや「好き」とも「嫌い」とも言われなくなった存在感こそが、敗因の一因といえるかもしれない。  嵐・二宮和也主演『弱くても勝てます』、香取主演『SMOKING GUN』と、ジャニーズ勢に勢いがなかった今クール。7月からは、13年前に一大ブームを巻き起こしたSMAP・木村拓哉主演『HERO』(フジテレビ系)の続編がスタート。果たして“キムタク神話”復活となるだろうか? (文=林タモツ)

「ブース、帰れ!」報道の佐藤健『ビター・ブラッド』大コケ続きのフジで2ケタキープも、ファン離れ深刻化

bita-buraddo0514.JPG
フジテレビ『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』公式サイトより
 24日に放送された佐藤健主演の刑事ドラマ『ビター・ブラッド~最悪で最強の親子刑事~』(フジテレビ系)の最終回の平均視聴率が、過去2番目に低い9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことが分かった。  同作は、佐藤演じる新米刑事と、渡部篤郎演じるベテラン刑事が「実は親子だった」というコメディタッチの“親子バディ”もの。共演に吹越満、田中哲司、皆川猿時、高橋克実、EXILE・KEIJIほか。  初回12.2%でスタートした同作だが、数字を大きく落とすことなく、10%前後で安定。全話平均は10.8%で、民放ドラマの中では7位。同局の月9『極悪がんぼ』こそわずかに上回ったものの、なんとも微妙な結果となってしまった。 「今クールのフジは、沢村一樹主演『ブラック・プレジデント』や、香取慎吾主演『SMOKING GUN ~決定的証拠~』が軒並み大コケ。前クールの同枠で放送された檀れい主演の刑事ドラマ『福家警部補の挨拶』も1ケタのまま終了したため、『ビター・ブラッド』については『2ケタに届いた』『スポンサーに顔向けできる』と、局内では安堵の空気が流れています。とはいえ、他局のドラマには負けており、好調とはいえません」(番組制作会社関係者)  最終回は、夏輝(佐藤)と、瞳(忽那汐里)の父を殺害した貝塚(及川光博)が対峙。貝塚は、遊園地内にある廃屋で逆さ吊りにされた明村(渡部)の映像を見せた後、客でにぎわう遊園地の観覧車に爆弾を仕掛けたことを告げる……という緊迫したストーリー。  ラストシーンでは、刑事仲間から「お前らやっぱり、最高のバディだなあ」とおちょくられた夏輝と明村が、「最低です!」と言い放ったところでエンド。最後まで、シリアスさとコミカルさが入り混じる展開であった。  視聴者の評判をうかがうと、ネット上では「たくさん笑わせてもらいました」「いろんな要素が盛りだくさんで、毎回楽しめた」「面白くてかっこいい親子刑事、最高!」といった賛辞が見受けられる一方で、「特に最終回は、笑えないコント番組のようでした」「好きな人もいるでしょうが、私には無理でした」「笑いのセンスにおいて、好みの別れるドラマ」と、コメディシーンが肌に合わなかった人もいたようだ。  また、「健くんがムカついて、最終回は笑えなかった」「せめて最終回が終わってから、記事が出てほしかった」「このドラマの健くん、めっちゃいい人そうなのに……」という声もちらほら。 「先週の『週刊文春』(文藝春秋)が、佐藤の非道ぶりを報じたせいでしょう。記事では、佐藤主催の合コンで、佐藤は女の子を見るなり、同席していた三浦翔平に『ブース、帰れ! ブース、帰れ!』とコールさせたと伝えられた。この記事は多くの女性から反感を買い、ファン離れを加速させました。どうやら、佐藤の出演作への評価にも、多少の影響を及ぼしているようです」(芸能ライター)  コメディを演じる上で好感度は欠かせないだけに、最終回目前のスキャンダルは佐藤にとって痛手だったようだ。

視聴率は『半沢直樹』の半分……TBSの二番煎じドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の反省点は?

ru-zuveruto0428.JPG
TBS『ルーズヴェルト・ゲーム』番組サイトより
 22日に放送された唐沢寿明主演『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)の最終回が、平均視聴率17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、過去最高を記録したことが分かった。  初回14.1%でスタートした同作は、裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に敗北。さらに第2話で11.8%まで急落し、第5話で16.0%まで回復したものの、その後は14%台が連続。全話平均は14.5%を記録し、『半沢直樹』(TBS系)の全話平均28.7%の約半分の結果となった。 「日曜劇場枠に『半沢直樹』スタッフチームが集結し、再び池井戸潤氏原作をドラマ化するとして、『20%超えは確実』と話題になった同作。しかしフタを開けてみれば、期待にはほど遠かったようです。『半沢直樹』で主演を務めた堺雅人サイドは、1年も経たないうちに二番煎じを放送したTBSの節操のなさに呆れ気味。『半沢直樹2』の実現が遠のいたことを加味すると、TBSにとってなんとも微妙な結果といえます」(芸能ライター)  最終回では、青島製作所とイツワ電器が、東洋カメラの新機種カメラにおけるイメージセンサーのコンペで、どちらが採用されるのか勝負することに。さらにコンペ直前、くしくも両社の野球部が都市対抗野球大会の地区予選敗者復活トーナメント決勝を迎えることになり、細川(唐沢)は専務の笹井(江口洋介)や、秘書の有紗(檀れい)らと共に、一丸となって青島野球部を応援する……というストーリーが展開された。  これまで、“企業ドラマ”と“野球ドラマ”を、巧みに織り交ぜながら展開してきた同作。10分拡大で放送された最終回では、約45分間にわたり野球シーンが続いたため、ネット上では「野球のシーンが長すぎて残念でした」「野球に興味のない私に、この最終回はつらかった……」という声も目立つが、ハッピーエンドとなった大筋ついては、「最後までいいドラマだった」「この終わり方しかない!」と賛辞が圧倒的だ。 「長すぎる野球シーンについては賛否が飛び交っていますが、作品の評判は上々。主演の唐沢も、堺の迫真の演技と比べられることが多かったものの、あらかた好評だったようです。しかし、香川照之や石丸幹二など、『半沢直樹』とキャストがかぶっていた点について、最後まで違和感を訴え続ける視聴者も少なくなかった。『半沢直樹』の二番煎じ感が拭えなかった分、もったいなかった作品といえそうです」(同)  全話平均16.0%を記録した『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)にも置いていかれ、なんとも微妙な結果となった『ルーズヴェルト・ゲーム』。TBSはこの教訓を今後、どのように生かしていくのだろうか?

大麻使用疑惑から一変、いい子キャラへ……沢尻エリカ主演『ファースト・クラス』が枠史上、最高視聴率

sawajiri1127.jpg  21日に最終回を迎える沢尻エリカ主演『ファースト・クラス』(フジテレビ系/土曜23時~)が、「土ドラ」枠史上、最高となる期間平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。  同枠は2012年4月に新設。これまで、長澤まさみ主演、湊かなえ脚本の『高校入試』が全話平均6.9%でトップだったが、『ファースト・クラス』がこれを塗り替えた。 「『ファースト・クラス』は、初回では平均視聴率6.5%と、同枠史上最低視聴率でのスタートだった。しかし、じわじわと数字を伸ばし、14日放送の第9話では過去最高の9.2%まで上昇。同局のプライムタイムで放送されている沢村一樹主演『ブラック・プレジデント』や、SMAP・香取慎吾主演『SMOKING GUN ~決定的証拠~』をも追い抜いています」(芸能ライター)  同作は、ファッション誌編集部を舞台に、笑顔で格付けし合う“マウンティング女子”にスポットを当てた物語。『タイヨウのうた』(TBS系)以来、8年ぶりの連ドラ主演となる沢尻のほか、“摂食障害のトップモデル”を演じる佐々木希や、悪役の編集者を高圧的に演じる菜々緒、沢尻と恋愛関係に発展するフォトグラファー役のKAT-TUN・中丸雄一らが出演している。 「初回では、特に男性から『見ていてストレスのたまるドラマ』『男には怖すぎて見ていられない』という声も見受けられた。しかし同作をきっかけに“マウンティング女子”がメディアに取り上げられるようになり、注目度が上昇。キャストの演技も好評で、これまで“大根”と評されてきた佐々木に対しても、『当たり役』『見直した』という声が目立ちます」(同)  「私以外、全員悪女」という同ドラマのキャッチコピー通り、絵に描いたような“善人”を演じている沢尻。しかし、プライベートでは離婚騒動や大麻使用疑惑など、スキャンダルが尽きなかった“お騒がせ女優”なだけに、視聴者はそのイメージに邪魔されることはなかったのだろうか? 「初めの頃は、『演技はいいんだけど、沢尻だとウソっぽく見えちゃう』という声もちらほら見受けられたが、演技力の高さからか、その声もほとんどなくなった。沢尻は、離婚成立直前の昨年11月頃から、露骨なキャラ変更を遂行。『時計屋の娘』(TBS系)のプロモーションでは、『ロケの合間に、四つ葉のクローバーを探している』というメルヘンなエピソードを披露したり、テレビで愛犬の写真を公開するなど、“いい子キャラ”のアピールに余念がなかった。その効果もあってか、沢尻の連ドラ復帰作としては、いいスタートを切ることができました」(同)  『ファースト・クラス』で、ついに本格復帰を果たした沢尻。次の出演作はまだ発表されていないようだが、売れっ子女優に返り咲くことはできるだろうか?

堺雅人がNHK大河『真田丸』主演! 『半沢直樹2』はいよいよ絶望的か……?

sakaimasato0618.jpg  再来年の2016年に放送されるNHK大河ドラマ『真田丸』の主演に堺雅人が正式決定したことが18日、発表された。  主人公は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した真田幸村として知られる武将の真田信繁。天下を争う大名たちにほんろうされながらも、家族とともに知恵を頼りに生き抜き、江戸幕府に追い込まれた豊臣家のために果敢に戦う姿が描かれるという。  脚本は、SMAP・香取慎吾主演『新選組!』以来、12年ぶりに大河を手掛ける三谷幸喜。一方、堺の大河出演は、『新選組!』『篤姫』に続き、8年ぶり3度目となる。 「発表の舞台裏は、バタバタだったようです。先月13日発売の『女性自身』(光文社)は、堺が主人公の真田幸村を演じるということをスクープ。これを受け、NHKは同日、“内定”という形で急きょ発表しました。三谷は役者をイメージしながら台本を書く“当て書き”を行うため、メーンキャストはすでに決定しているはず。ちなみに『女性自身』は、三谷監督映画『清須会議』に出演した佐藤浩市や大泉洋の名を挙げています」(芸能ライター)  堺といえば、高視聴率ドラマ『半沢直樹』(TBS系)が、オリコンの「続編が観たい連続ドラマ ランキング」で首位になるなど、続編が待たれている。もちろんTBSも、続編や映画化について、堺側に打診しているというが……。 「堺は、来年後半のスケジュールを大河に持って行かれるため、大河の前に『半沢直樹2』を放送するとしたら、年内か年明けには撮影をスタートさせなければならない。しかし、明らかな半沢の二番煎じといえる『ルーズヴェルト・ゲーム』(同)に気を悪くした堺サイドは、現在は乗り気でないといいます。一方、フジテレビも堺主演の人気コメディ『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)のシーズン3を狙っているようですから、可能性でいえばこちらのほうが高そうです」(同)  ここ数年、視聴率の低迷ばかりが取り沙汰されている大河ドラマ。堺効果で、再び国民的ドラマに返り咲くことはできるだろうか?

EXILE唯一の演技派!? 連ドラ『同窓生』出演のMATSUは「EXILEは大根」を払拭できるか

matsu0611.jpg  EXILEのパフォーマー・MATSUが、7月10日スタートの連続ドラマ『同窓生 ~人は、三度、恋をする~』(TBS系/木曜21時~)で、カリスマ美容師役を演じることが分かった。  同作は、柴門ふみ原作の大人のラブストーリー。連ドラ初主演の井浦新をはじめ、稲森いずみ、板谷由夏、松岡昌宏らが出演する。MATSUが演じる太郎は、稲森演じるあけひの夫。カリスマ美容師ながら、仕事のストレスからか、ちょっとしたことにいら立ち、携帯を壊したり椅子を蹴り上げたりと、力に訴えるようになってしまう、という役柄だ。 「MATSU演じる太郎は、ストーリーにおいてかなり重要な役どころ。MATSUといえば、2011年の川島海荷主演『ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA』(同)で連ドラデビュー。その後、『ハガネの女 season2』(テレビ朝日系)で保護者役を演じるなど、地味な役が続いたものの、昨年には観月ありさ主演の連ドラ『ご縁ハンター』(NHK)で2番手に抜擢されています」(芸能ライター)  しかしEXILEといえば、これまでメンバーの演技に「棒読み」「不自然に黒いし、EXILEにしか見えない」などと野次が飛ぶことも多く、「もっといい役者がいるのに……」「人気だけで役を取ってる」「音楽だけやってればいいのに」と厳しい声が上がることも。 「MATSUは、ファンの間でも“EXILE一の演技派”と呼び声が高い。昨年、AKIRAがサラリーマン役を演じた『ハニー・トラップ』(フジテレビ系)では、視聴者から『サラリーマンに見えない』という声が目立ったが、一方、『ご縁ハンター』で食品会社の研究員という地味な役を演じたMATSUに対しては、『この人、EXILEなの!?』『EXILEにこんな人、いたっけ?』という声が少なくなかった。視聴者はEXILEだということを忘れてストーリーに没頭できたようで、MATSUの演技も好評でした。しかし、MATSUは俳優仕事の際、“松本利夫”と本名で出演している。EXILEであることを押し出したほうが、EXILE全体の評価につながりそうなものですが……」(同)  MATSUが足掛かりとなり、EXILEは「大根」というイメージを払拭することはできるだろうか?

嵐・二宮和也主演『弱くても勝てます』が“ニノ史上最低視聴率”「甲子園始まるの遅すぎ!?」

yowakutemokatemasu0414.JPG
弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~|日本テレビ
 7日放送の嵐・二宮和也主演ドラマ『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系/土曜夜9時~)の第9話が、平均視聴率7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したことが分かった。  同作は、日本有数の進学校に赴任した新人教師・田茂青志(二宮)が、超弱小野球部を“異常なセオリー”で甲子園へ導こうと奮闘する青春学園ドラマ。初回は13.4%とそこそこのスタートだったが、第4話で7.6%に落下。その後、2ケタまで回復を見せたが、再び7%台に戻ってしまった。 「過去の二宮主演ドラマは、ヒット続き。前作の『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系)の全話平均は17.1%、その前の『流星の絆』(TBS系)は、最終回で22.6%を叩き出しています。今回の7.4%は、2003年の『Stand Up!!』(TBS系)の最低視聴率7.5%を下回り、二宮の単独主演ドラマ史上最低。また、1ケタを記録したのも、『Stand Up!!』以来、約11年ぶりとなります」(芸能ライター)  第9話では、青志が監督を務める成徳高校の野球部員たちは、「ネジネジ打法」「水平斬り打法」「メガ振り子打法」「流し目スイング」といった、それぞれに実験を重ね編み出した奇策の最終調整を終え、いよいよ甲子園予選1回戦へ。ハイリスクハイリターンの“ドサクサ野球”で、ついに念願の1勝目を収める……というストーリーであった。  視聴者の感想をうかがうと、「へっぽこ野球部の初勝利が、自分のことのようにうれしかった」「盛り上がってきた」「優しいゆったりした時間が流れていて、このドラマの空気感が好き」といった声もある一方で、「試合のシーンがありえない。違和感がつきまとう残念なドラマ」「ミスキャスト」「ストーリーが期待と違った」という声も見受けられる。 「多くの視聴者が、もっと早い段階で試合のシーンが出てくると思っていたようです。しかし実際は、ゆったりとした人間ドラマが続き、甲子園予選が始まったのが第9話。今後、ストーリーは盛り上がりそうですが、最終回まであと2話しかありませんから、大きな巻き返しは厳しそうです」(同)  ストーリー同様に、視聴率でも挽回を見せることはできるだろうか?