韓国社会に蔓延する“女性嫌悪”が通り魔殺人事件に発展! ヒートアップする「男女対立」に未来はあるのか

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イメージ画像(足成より)
 韓国社会に蔓延している「女性嫌悪」が深刻化し、ついに悲惨な事件が起きてしまった。  5月17日午前1時20分頃、ソウルの地下鉄・江南(カンナム)駅10番出口近くにある商店街の男女共用トイレで、通り魔殺人事件が発生した。被害者は23歳の女性。飲み会の途中でトイレに行くために席を立った女性は、偶然出くわした34歳の男に、いきなり左胸や肩、背中などを刃物で複数回刺され、死亡したのだ。  犯人と被害者は面識がなく、事件現場となったトイレ付近で犯人は1時間半ほど居座り、誰でも構わないので女性が入ってくるのを待ち伏せしていたという。警察は事件後、現場周辺の監視カメラの映像を分析し、事件発生から9時間後にまた同じ格好で江南駅に現れた男を逮捕。凶悪な通り魔殺人事件として世間に知られることになった。  この事件に対する韓国国内の反応が尋常ではない。というのも、警察の取り調べに対し、犯人は「普段から女性たちに無視されていたから」と犯行動機を明かしたのだが、それが世の女性たちを激怒させてしまったのだ。いわば「女性嫌悪」が招いた最悪な事件なだけに、多くの女性たちは「もしかしたら自分が被害者になっていたかもしれない」と、ゾッとしたようだ。ネット上には「ただの通り魔じゃない、“女性嫌悪者”による事件だ」との声が多数寄せられ、女性ユーザーたちは、まるで身内の不幸のように悲しんでいる。  また、事件現場から近い江南駅10番出口には被害者の追悼スペースも設けられたが、菊の花と追悼メッセージカードで覆い尽くされたその厳粛な場所にある男性が貼り付けたメッセージカードが、ネット上で大炎上。この男性は“イルベ”こと、韓国最大のネット掲示板「日刊ベストストア」のユーザーで、メッセージカードには「たかがクズ人間ひとりが殺人を犯したからって、すべての男性を侮辱するな」と書かれていた。目撃者の話によると、男性がメッセージカードを貼るや否や、その場にいた市民たちが男性を囲んで3時間近くにわたって押し問答、泣き叫ぶ女性の姿もあったという。  今回の事件を受けて、2014年のセウォル号沈没事故で拡散した「イエローリボン」ならぬ、「ホワイトリボン」キャンペーンを拡散させようとする動きもある。ホワイトリボンとは、女性への暴力をやめようと呼びかける社会運動の象徴。しかし、「すべての男性を社会的悪者として決め付け、それを一般化するな」と、キャンペーンに反対する声も多く、賛否両論が起きている状態だ。  男性は女性嫌悪、女性は男性嫌悪に。この先、ますます韓国における男女の葛藤は激しくなりそうだ。 (文=李ハナ)

タイの小島で勝手にサンゴを採取! 二極化する中韓観光客の“マナー”に、地元民もお手上げ?

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島に上陸してサンゴを採る観光客たち
 日本人にも人気の高いタイのビーチリゾート・プーケットの沖に浮かぶ小島・カイノック島で、中国人と韓国人の観光客たちがサンゴを勝手に採取して環境を破壊していると、5月17日付の香港紙「東方日報」が伝えた。  記事によると、現地の海洋資源・沿海管理局の職員がカイノック島にあるサンゴの白化状況の調査に赴いたところ、遊覧船がサンゴ生息海域にイカリを下ろして停泊しているところを発見。調べてみると、近くで中国人や韓国人の観光客たちが勝手にサンゴの採取をしているのを発見したのだという。さらには、海にエサをまき、網で魚を捕まえていたという。  サンゴ採取の禁止は世界の常識だろう。現地の法律でも、環境破壊を防ぐために、サンゴ生息海域で船がイカリを下ろすことや観光客が魚にエサを与えることを禁止しており、管理局の職員は船の乗組員に処罰を下す手続きを取るとともに、観光客にも厳重な注意を与えたという。  タイの海域には多くの小島があり、管理局職員の人手も足りないため、監視が行き届かず、このような不届き者を取り締まることは困難だという。同10日付のタイの英字紙「ネイション」では、日本人観光客にも人気の高いピピ諸島の国立公園内で、サンゴを勝手に採取する中国人観光客が後を絶たず、「サンゴ採取禁止」の看板をタイ語と英語、そして中国語で掲示。すでに数人の中国人観光客が、罰金500バーツ(約1,500円)を科されているという。
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環境を破壊するのは、自国だけにしてもらいたいものである
「中韓双方の観光客は、先進国並みのマナーと礼儀をわきまえる層と、マナーの悪い粗暴な層の二極化が進んでいる。両国とも前者は主に都市部在住者や若年層で、後者は地方都市や田舎在住で海外旅行経験の少ない人たちです。マナーの悪い“田舎者”の中国人観光客が多いことは有名ですが、韓国人にも中国人に負けず劣らずマナーの悪い人たちは意外といます」(日本でインバウンドツアー会社を経営する男性)  最近の中国と韓国の関係は、以前の蜜月時代に比べると微妙になっているが、外国の船の上では、“中韓同舟”とでもいったらいいのか、仲良くやっているようである。 (文=佐久間賢三)

性同一性障害をカミングアウトする時 当事者と親が語る苦悩

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「LGBTの家族と友人をつなぐ会」のメンバーから率直な思いが語られた

 LGBTの人たちにとって心理的に大きなハードルのひとつとされるのが、自身の性自認について周囲に公表すること、いわゆる「カミングアウト」である。周囲の理解が得られるかどうか、そして親に受け入れてもらえるかどうか。生まれた時代や環境などによってハードルの高さはさまざまだが、偏見や差別に対する不安が全くないという人は少数派だろう。とくに、出生時の体の性と心の性が異なる「性同一性障害」(GID)の人たちの場合は、性転換手術をはじめとする治療を望む人が多いことから、カミングアウトされる側の親も少なからず戸惑いがあるはずだ。

 性同一性障害に関する研究を推進しているGID学会が、今年開催した第18回研究大会・総会では、NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」が当事者団体として参加。FTM(身体的には女性であるが性自認が男性)の子どもを持つ6人の親が登壇し、子どものカミングアウトを家族がどのように受け止めたのかについて率直な想いが語られた。そのうちの2人と、FTM当事者である子どものエピソードを紹介したい。

■何か勘違いしているんじゃないか

 8年前、久しぶりに帰省した娘から性同一性障害を突然カミングアウトされたAさん(女性)。それまで、性同一性障害という言葉自体を知らなかったことから、動揺を抑えることに必死だったという。

「食卓の団らんの場が、カミングアウトによって一瞬で硬直しました。まずもって、性同一性障害という言葉が私の気持ちに入ってこず、ただただ娘の言葉が目の前を通り過ぎていくという感じでした。娘は男の子っぽい雰囲気ではありましたが、私自身がボーイッシュな女の子だったので何の疑いも持っていませんでした。そのうち、子どもが小さい頃、女の子として生活していた時の記憶が蘇ってくるのですが、フリルのスカートが好きだったとか、ケーキの絵を描いていたことを思い出して、『きっと違うやっぱり女の子だ、何か勘違いしているんじゃないか』という思いが頭の中を駆け巡りました」

 しかし、母親として娘の味方でいるべきと考えたAさんは、自身の戸惑いを隠して、本心とは裏腹の態度を取る。

「子どもがこういう大事な話をしている時には、親は子どもをしっかり受け止めなければいけないという自負だけはありました。娘がいろいろ打ち明けることに対して、『大変だったね』みたいなことを言うんですが、借り物の言葉を使っているような気がしていました。ただ、胸を切除するという話になった時、夫が『生まれ持った体にメスを入れるのは無茶じゃないか』と止めました。その時、子どもが『今の姿で長生きしたって意味はない。自分の納得するかたちで太く短く生きていく』と言ったんです。それを聞いて、この子は命をかける覚悟までできているんだということが伝わってきたので、やっぱりもう何も言えませんでした」

 親として子どもの心をつなぎ止めることを優先したAさんは、「女だろうが男だろうが、あなたがあなたであることに変わりはないんだから、何があってもお母さんはあなたの味方だから」と伝えたという。これだけ聞くと、懐が深く理想的な母親だが、Aさん自身はすぐには気持ちの整理がつかなかったそうだ。

■新しい価値観を授けてもらえたことを感謝

 ただ、娘のカミングアウトをきっかけに性同一性障害について詳しく知るほど、世の中の多様な側面に気付かされたとAさんは話す。

「娘から渡された性同一性障害の関連本を読み漁り、わからないことは娘に聞くなどして理解しようと必死でした。そうしたことを通して、私はこれまで世の中の上っ面しか見てなかったんだなと思いいたりました。この世には男と女しかいないという大前提の中で生きてきて、それを疑ったことがなかったわけです。それはどうも違うらしいぞと知りました。

 それからしばらくして、娘に『性同一性障害の当事者集会があるから一緒に行かないか』と誘われて赴くことにしました。そこには、若い方からお年寄りまで、FTMの方が100人近く集まっていらっしゃったのですが、そういう方々とお会いするのは初めてなので、心臓がドキドキして目のやり場に困ってしまいました。しかし、皆さんの話を聞くなかで、本当に悩んでつらい思いをしていて、生きづらさや苦しさを抱えていて、中には言葉を失ってうずくまってしまう方もいらっしゃいました。その姿を見て、やっぱり胸がすごく痛みました。そして、その中に自分の子どももいるわけですから、心の底から『親が子どもを支えなくてどうする、私が守らなくちゃ』ということ、それだけは強く決意しました。私の中で当事者の方たちとの出会いは、それだけ劇的な出来事でした」

 その日を境に考え方が一転したというAさん。最後に「親にとって子どもが性同一性障害という事実は重いです」と本心を語った。

「親なら誰しも『どうしてうちの子が』と思うはずです。でも、ある時、娘が『きっと何か意味があるんだよ』と言ったことがありました。私もそう思ったんです。子どもが自分のセクシュアリティとまっすぐに向き合って、葛藤はすごくあるでしょうが、地道に人生を歩んでいくなかで、その意味は見つかってくれるんじゃないかなと考えています。今、子どもは社会人としてたくましく働きながら生きています。そんな子どもが誇りですし、自分自身も新しい価値観を授けてもらえたことを感謝しています」

■毎日女の子の着ぐるみを着て生活している感じ

 現在、20歳の専門学生Mさん(FTM)は、6年前、中学2年生の時に初めて母親にカミングアウトした後、18歳で乳房の切除とホルモン治療を実施したという。母親のKさんとともに登壇し、それぞれの立場からカミングアウト当時のエピソードが語られた。

「中学2年生の時、周りの友人が恋人を作りはじめるなか、何の違和感もなく女の子を好きになり、初めて女性のパートナーができました。毎日女の子の着ぐるみを着て生活しているという感じはありましたが、自分が同性愛者でレズビアンだとか、性同一性障害だとは考えたこともありませんでした。女の子を好きになること自体もおかしいと思うことはなくて、自分が普通だと思っていました」(Mさん)

 当時を「幸せな学校生活を送っていた」と振り返るMさんだが、女の子と付き合っていることが、学校や地域でうわさになりはじめたことで、気持ちにも少しずつ変化が生じるようになったという。

「自分が女の子と付き合っているという話が母の耳に入ったようで、ある日、母からメールが来ました。『女の子として女の子が好きなの?』という一文でしたが、自分は『違う』と返信しました。続いて『男の子として女の子が好きなの?』という質問が来ましたが、当時、自分が男性だと言い切れなかったのですが、自分が女性であるということが嫌なのは確かで、女性であることを受け入れられなかったので、『うん』とだけ返事をしました。今考えれば、これが初めてのカミングアウトだったと思います」

 それからも母親のKさんとメールでのやり取りが続くうちに、「親友として好きなんじゃないの?」と否定的なことを言われたMさんは、自分は人と違って悪いことをしているのかなと思うようになったという。

「周りの皆が普通に生活して恋愛しているなかで、自分だけが思い通りにならなくて、正直消えたいなと考えることもありました。ただ、当時はカミングアウトされた親の気持ちは1ミリも考えていませんでした。とにかく自分の『好き』という気持ちを否定されたことが、悲しかったし苦しかったし腹が立っていました」

■子どもにとっては打ち明けられる親じゃなかった

 では、その当時母親のKさんは、子どものカミングアウトをどのように受け止めていたのだろう。

「私は、きっとMは今まで男の子とばかり遊んでいた子なので、初めてできた女の子の親友に対する感情を、恋愛の『好き』と勘違いしているんだと思いました。何とかその勘違いに気付かせなきゃいけないと必死でした。ただ、ちょうど反抗期だったので口もきいてもらえず、本人が家にいる時間も短かったので、唯一メールでやり取りを続けていました。カミングアウトされた時にお互いに全てを話したというよりは、私としては変わるかもしれないという気持ちを持ちながら、納得できるまで毎日毎日メールでやり取りをして、それを1年ほど続け、時を重ねて受け入れ態勢を作っていきました」

 そうしたやり取りを経て、Mさんが中学の終わりを迎える頃、性同一性障害に対するKさんの理解は深まっていった。

「それまでに関連本を読んだり、ネットで情報を得たりしていましたので、性同一性障害についてある程度の理解に達していました。そこで、高校に入学するタイミングで男の子として扱ってもらえるように、『改名してみてはどうか』と言ってあげることができました。しかし、Mはその時『中性のままでいい』と言ったんです。それを聞いて私は、『子どもの気持ちが揺れているということは、本当は性同一性障害ではなかったんじゃないか、やっぱり男ではなかったと思っているのではないか』と受け取ってしまったんです」

 だが、Mさんが改名をせずに中性を希望した背景には、深い苦悩があった。

「じつは、Mは『自分はこの先本当に男として生きていくことが本当にできるのか、できるとしても何をどのようにすればいいのか』ということで全く先が見えなかった、だからあやふやな中性のままでいいと思ったそうです。同年代の子は高校受験について悩んでいる時に、私の子どもはこれから生きていけるかどうか悩んでいたわけです。私はできることならすぐに気づいてあげたかったし、大丈夫だよと声をかけてあげたかったなと思いました。ただ、子どもにとっては、その時は打ち明けられる親じゃなかった。今でも至らなかったと思っています」(Kさん)

 その後、高校に入学したMさんは、治療ができることを知り、当事者に出会って生きる希望や明るい未来を想像できるようになったという。カミングアウトから3年ほど月日は流れていたが、高校2年生の時にホルモン治療と胸の切除の手術を受けたいと母親に打ち明けた。その時のことをKさんはこう振り返る。

「健康体にメスを入れることや、人工的なものを体に入れるということは、親として賛成できるものではありませんでした。ですが、なんとなくそれまで考えないようにしていた治療に直面して、私はあらためてカミングアウトの重さに気付きました」

 最終的にMさんは18歳で乳房を切除、ホルモン治療を始めたが、そのことについてKさんはこう語る。

「未成年で手術や治療をさせたということについて、賛否両論あるはずです。もちろん私の行動や考えが正しいわけでもありません。ただ、誰のせいでもないのに子どもが悩み苦しむ時間を、少しでも短くできてよかったと今は思っています」

 AさんもKさんも、ところどころ声を詰まらせながら、母親の葛藤について告白していた姿が印象的だった。何よりも子どもの幸せを一番に願いながらも、性同一性障害についての理解と知識が乏しかったがゆえに、すぐには受け入れられなかったことについて悔やんでいるようにも感じられた。当事者の苦悩は計り知れないが、親も同じように苦悩する。男女二元論が当たり前の世界で生きてきた人であればなおのことだろう。

 しかし、子どもと真摯に向き合い、正しい理解と知識を備えることで子どもの心に寄り添うことができ、信頼関係も揺るぎないものになる。そして、その親子間の信頼こそが、人よりも生きにくさを感じがちな性同一性障害の子どもの心の支えになるのではないだろうか。
(末吉陽子)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

「中国産“人肉缶詰”に気をつけろ!?」アフリカ版東スポによる独占スクープの真相とは……

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中国産の人肉缶詰の報道を伝える「KACHEPA」紙の1面
 アフリカ南部にあるザンビア共和国のタブロイド紙「KACHEPA」が、「中国がアフリカに人肉を食わせる」というショッキングな見出しのニュースを1面で掲載。そこには、吊るされた肉の塊の中に人の形をしたものが写っている写真も掲載され、読者に衝撃を与えたと、香港の日刊紙「東方日報」5月19日付が伝えた。 「KACHEPA」によると、中国で働くザンビア人女性が現地の牛肉加工工場の面接を受けたところ、その工場では人肉を使って牛肉の缶詰を作っていることを発見。しかも、それらの缶詰がアフリカ南部の国々向けの輸出品であったのだという。  その女性は「どうしてアフリカの人たちに対してこんなことをするのか、理解できない。中国の人口が増えて、死体を埋葬する場所がなくなったからかもしれないし、もしかしたら貪欲なだけかもしれない」とコメント。工場の写真を自身のFacebook上にもアップして、「知らないブランドのコンビーフには手を出さないで」と呼びかけている。  果たして、これは事実なのか? すると、海外のウワサ話や都市伝説を検証するアメリカのサイト「Snopes.com」がすぐさま、この報道はガセだと指摘。新聞に掲載されている死体の写真は何年も前からネット上に流れているもので、2012年に発売されたゲームソフト『バイオハザード6』のPR用写真だとしている。  また、この記事を掲載した「KACHEPA」紙も、現地ではゴシップ紙として知られており、そもそも「KACHEPA」という言葉は、ザンビアの言葉で「うわさ、デマ」といった意味なのだという。
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人肉缶詰工場の写真とコメントをアップした女性のFacebook。すでに2万6,000人以上の人がシェアしている
 というわけで、日本でいえば「東スポネタ」的なニュースだったわけだが、この報道に対して黙っていられなかったのが、現地の中国大使館。「これは悪意のある中傷で、到底受け入れることはできない」と、怒り心頭のコメントを発表している。  これら一連の騒動の原因について、中国事情に詳しいライターの吉井透氏はこう推測する。 「一説には、アフリカ全体で100万人の中国人が暮らしているといわれています。その多くは田舎からの出稼ぎで、中国の安い粗悪品を輸入して現地で売って儲けている。また、中国政府が援助と称して現地のインフラ建設を請け負っていますが、中国人労働者を大量に連れてきて工事させるため、現地の人たちが仕事で潤うこともなく、しかもその工事がお粗末で、完成した途端に壊れることもしばしば。中国人たちは儲けた金は中国に送金してしまうため、現地の経済にまったく貢献しないなどということもあり、アフリカ各国で中国人は鼻つまみ者になっています。こういったことが積み重なって、今回のようなデマが流されたのではないかと考えられます」  こんなヨタ話でもまことしやかに語られてしまう裏には、現地中国人の素行の悪さがあるようだ。 (取材・文=佐久間賢三)

囲碁世界王者が所属団体と決別宣言! 韓国国民的スターに、いったい何が?

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渦中のイ・セドル九段
 東方神起、EXO、少女時代など、過人気アイドルたちと所属芸能事務所の軋轢がたびたび報じられてきた韓国で、今度はとある分野の超大物スターが所属団体との決別を表明。大きな騒動となっている。  その人物とは、囲碁世界王者イ・セドル九段。韓国国内での実績もさることながら、今年3月にはグーグルの人工知能囲碁プログラム「AlphaGo」と対戦し、一躍、世界で時の人となった人物だ。  そんな人気絶頂にあるイ氏が、韓国のプロ棋士会を脱退することを突如として発表した。なんと17日に行われた韓国囲碁リーグ開幕式上で、プロ棋士会会長に脱退届を直接手渡しというのだ。イ氏の実兄であり、マネジャーの役割を担ってきたイ・サンフン(同九段)も脱退届を提出した。  イ兄弟はプロ棋士会を脱退した後にも、棋士としての活動を続けるとしているのだが、なぜ世間の注目を集めるような形で“決別”を宣言したのか? イ兄弟は韓国メディアに、脱退理由について次のように明かした。 「親睦団体にすぎないプロ棋士会が、不合理な条項で棋士を拘束している慣行を打破しようとするもの。(中略)棋士をやめるということではない」  これまで韓国では、棋士会に属さず活動することができた棋士はひとりもいなかった。イ兄弟の言葉をそのまま受け取るなら、プロ棋士会は棋士たちをマネジメントする半面、既得権益を抱えていた側面があり、棋士たちにとって不利な状況が生まれていたようだ。  イ兄弟は、棋士会を脱退すると韓国棋院(韓国の囲碁協会のようなもの)が主催する大会には一切参加できないこと、棋士の収入の中から3~5%の積立金を一律に徴収するという2つの点が、プロ棋士会が棋士を縛っている代表的な項目だと指摘した。後者の積立金の場合、退職時の慰労金の上限が4,000万ウォン(約400万円)に抑えられており、所得が多い棋士たちの不満要因となってきた。イ兄弟側は、これらの条項が改善されなければ、司法の手に判決を委ねる意思があるとも明かしている。つまるところ、棋士の自由と金銭面での不満があったということだろうか。  スター棋士の脱退宣言にプロ棋士会側は大慌ての様子。イ兄弟の脱退を許可すれば、同団体への打撃が大きい上に、ほかの棋士が相次いで脱退することも懸念される。一方、反対する大義名分や根拠があまりない。なおイ兄弟側は「韓国棋院との衝突は望まない(中略)外国が主催した大会への出場収益のうち10%を納付する『棋院発展基金』など、棋院の定めるその他のルールには、これまで通り従うつもり」としている。  韓国では、囲碁はドラマなどの題材にもよく使われる人気競技だ。スター棋士は国民的な人気を誇り、国を代表する有名人となる。さらに今回、世界的な知名度を誇るまでになったイ氏。彼が、正当な根拠とともに所属団体を批判する立場に立ったことで、韓国囲碁界はしばし混乱に陥ることが予想されている。 (取材・文=河鐘基)

性同一性障害は精神病だから、保険に入れない? LGBTがはじかれた法律の問題と社会の変化

<p> LGBTという言葉の認知も広がり、保守的といわれる日本においても多様な性への理解が進んでいる。なかでも、T(トランスジェンダー)に含まれる「性同一性障害」(Gender Identity Disorder=GID)は、出生時の体の性別と心の性別が一致しない状態を意味する医学用語として1998年から使われている。</p>

怖すぎ中国! 農地トラブルめぐり、村民300人が大暴れ「当局職員は卵や汚水を浴びせられ、下着を破かれ……」

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地元住民によって荒らされた農地
 近年、中国各地で急増しているのが、地元住民と地元当局による武力衝突だ。今回お伝えするのは、300人余りの村民が地元政府当局と武力衝突を起こし、大量の逮捕者を出した事件だ。 「人民網」(5月15日付)によると、雲南省保山市隆陽区の村民約300人が村の土地の接収をめぐり、地元政府の役人と大規模な武力衝突に発展。事の発端は2006年にさかのぼる。当時、村民たちが所有していた隆陽区と白塔社区内にある3つの村にまたがる400ヘクタールの広大な土地の借地権を、白塔社区で農業を営む男性に与える許可を地元政府が出したのだ。村民たちはこの決定に対し、許可の無効を訴え、トラブルとなっていた。  事態が大きく動いたのは5月10日。地元政府の説明に不満を持っていた村民300人が土地の借地権を得た男性の農地に押し入り、農作物を荒らし始めたのだ。彼らは怒りに任せて農地に設置してある壁なども破壊し、行動はますますエスカレートしていった。すぐさま警察が現場に駆けつけ、事態は沈静化したかに思えた。ところが翌日、村民たちは役所に押し入ると2人の職員を人質に取り、籠城したのだ。職員は4時間にわたって軟禁され、その間、卵や汚水を浴びせられ、下着を破かれるなどの暴行を受けていた。その後、警察の説得により、村民たちは職員を解放。最終的に73人が、暴行などの容疑で逮捕されることとなった。  今回の事件を受け、中国版Twitter「微博」にはネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。
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役所に押し寄せる住民たち。ケガをした女性職員
「不平等な社会の底辺にいる人たちなんだから、地元でこんな癒着があったら、役人なんて殺したくなっちゃうよな」 「雲南省の農村ってことは、村民にとっては農業が主な収入源なわけだろ? そりゃあ、村で所有してた土地を突然奪われたら怒り狂うわな」 「こんな光景は田舎だと日常茶飯事だよ。ニュースにならないだけで、毎日起こってる」  今年3月、黒竜江省双鴨山市では地元の炭鉱労働者数千人が賃金未払いを訴え、地元政府の庁舎前で大規模なデモを行い、当局との間で小競り合いになる騒動が発生。また昨年末には、ゴミ処理場建設をめぐり、広東省や福建省でも1万人規模の住民と武装警察との間で武力衝突となった事件も起きている。 「ニュースにならない」ほど多発する住民と当局の激突――今日も中国のどこかで“仁義なき戦い”が繰り広げられているのだろうか? (文=広瀬賢)

美人女優に似てたら300万円! 中国でエリートJD「卵子バンク」ビジネスが興隆中

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 本サイトではこれまで中国の男子大学生の稼げるアルバイトとして、精子バンクへ自らの精子を提供する仕事が存在することを紹介してきた(参照記事)。そんな中、ついに女子大生の間でも同様のアルバイトが存在することがわかった。 「武進新聞網」(5月16日付)によると、エリート女子大生の「卵子バンク」ビジネスが活況を呈しているという。5月某日、北京市にある名門大・北京理工大学に通う複数の女子大生の元に、見知らぬ人物からメールが届いた。メールの内容に、学生たちは驚きを隠せなかったという。そこには、以下のようなメッセージが記されていたのだ。 <お小遣いが欲しいあなたへ 100名限定で卵子提供者募集中! わずか15日で、8,000~4万元(約14~68万円)が簡単に稼げます。条件は26歳以下・学部生以上の学歴・身長155cm以上・持病なしの者に限る――>  最後に連絡先が明記されており、地元メディア記者がこの業者にコンタクトを取ったところ、意外な事実が判明したという。業者によると、提供された卵子は不妊症に悩む夫婦のために使われると説明。また、提供希望者は、顔写真・身長・体重・趣味・まぶたが一重か二重かなどの個人情報提供も求められるという。不妊症の夫婦は、顔写真付き資料などを見た上で、どの提供者の卵子を使用するか決めるのだ。  条件によっては、卵子に高額の値段が付くこともあるという。広州の大学に通う女子大生から提供された卵子には18万元(約300万円)の値が付いたが、その理由は、女子大生が中国の美人女優ファン・ビンビンに似ていたからだという。この業者では、条件をクリアした提供希望者を広州のオフィスに集め、約2週間にわたり排卵誘発剤を使って、卵子の抽出を行う。卵子バンクという衝撃的な新ビジネスをめぐり、中国のネットユーザーもSNS上にさまざまな感想を書き残している。
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学生たちに届いたメールの内容(出典:捜狐網)
「医療機関がやっているならまだ理解できるけど、メールで近づいてくる業者なんてまともじゃない。こんな業者に任せて、体に取り返しのつかない影響が出たら、どうするんだ? 精子バンクとはわけが違う!」 「精子は出しやすいからな(笑)。十分集まったから、次は卵子なんだろうな」 「今の中国に生命倫理など存在しない。商売になれば、なんでもやるのさ」  こうした状況に関して、中国の社会問題に詳しい上海在住の元全国紙記者は、次のように話す。 「中国では、政府から許可を得ていない業者が精子や卵子の売買を行うことを、法律で禁止しています。ところが、それを罰する法律が存在しないのです。業者側もそれをわかっているので、女子大生に対して堂々と営業活動をしているのが現状です。欧州のほとんどの国では、卵子の売買は禁止されていますが、アメリカと中国は例外。中国では、優秀な遺伝子を得るためなら、生命倫理も鑑みないという国民性があることは確かでしょう」  楽して稼げるアルバイトとして中国の大学生の間に広まる、安易な精子・卵子提供と、それに群がる違法業者たち――法の整備が急がれるが……。 (文=広瀬賢者)

逆上した妻が母親と共謀してツープラトン攻撃! 夫の不倫相手を路上で丸裸に

映像では、妻のわめき声と女性の泣き声しか聞こえない(YouTubeより)
 中国では、夫の浮気が発覚すると、時に修羅場となるようだ。しかも、妻が怒りをぶつけるのは夫ではなく、浮気相手の女性に対してで、殴る蹴るの大立ち回りを演じることもしばしば。  最近、ある動画がネット上で流布し、中国ネット民たちの冷笑を誘っている。撮影場所は不明だが、2人の女性がひとりの女性を相手に、暴力行為を働いているのだ。  夫を寝取られた妻が街中で浮気相手の女性を見つけると、母親と共謀して車から引っ張り出し、髪の毛を引っ張って地面に引きずり倒した。妻が女性を押さえつけ、母親がハサミで女性の服を切り裂いていく。しかも、女性の命ともいえる長い髪の毛までバサバサと切っていく。  母娘のツープラトン攻撃に抵抗できず、女性は顔を覆って泣き叫ぶだけ。勢いづいた2人は、下半身を覆っていた服まで無理やり脱がそうとしていく。周囲の人たちも母娘の勢いに臆したのか、誰も助けようとはしない。  壮絶な現場動画を見たネット民たちは、ただあきれるばかり。 「路上で服を切って裸にするのはやりすぎ。同じ女性だろ?」 「そもそも、夫をちゃんと管理できなかったのは自分の責任だ」 「まあ、奥さんがこんなだったら、浮気したくなる旦那の気持ちもわかる」  中国の不倫事情について、上海在住で中国人妻を持つ日本人男性は、このように説明する。 「中国では、結婚は愛情ではなく、相手の財力が重要。お互い愛情などないから、夫だけでなく妻も不倫に走るケースをよく聞きます。ただし、妻のほうは夫を若い女性に寝取られたら、自分が放り出されることになる。そうなると、一気に貧しい生活へと転落してしまう。だから、浮気が発覚した場合、夫ではなく相手女性に怒りの矛先が向かうようです。今回、母親まで暴力に加担したのは、自分の娘が離婚でもされたら、自分の老後の暮らしぶりにまで影響してくるからだと思われます」  ちなみにこの日本人男性は、妻が気の強い上海人女性で、普段から監視が厳しいため、とてもではないが浮気などできないという。  中国人男性の生活も、なかなか厳しいようだ。 (取材・文=佐久間賢三)