<p> 生まれたときの体の性と心の性が一致しない「性同一性障害」。全国に約4万6,000人いるとされているが、性的マイノリティに位置づけられている当事者たちは、性別に対する違和感だけではなくカミングアウトの不安など、さまざまな苦悩を抱えている。実際のところ、それぞれのライフステージにおいてどのような壁を感じ、葛藤してきたのだろう。<br /> そこで、今年のGID学会(Gender Identity Disorder=性同一性障害の略)の研究大会にあわせて、NPO法人性同一性障害支援機構が開催した「GID全国交流会」に参加。当日、筆者の取材に応じてくれた当事者たちの本音の一部を紹介したい。<br /> </p>
「社会」カテゴリーアーカイブ
崖の上の中国版マチュピチュ? 断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを登り降りする「エクストリーム村」
経済成長が生み出した都市部と農村部の格差が広がり続ける中、時代から取り残されてしまった地域が、中国にはまだまだ存在する。少数民族が多く暮らす四川省涼山イ族自治州昭覚県の山あいの村で、村人が毎日命懸けで生活している様子がメディアで紹介され、大きな反響を呼んでいる。 「東網専訊」(5月24日付)によると、この村は海抜1,400mの高地に位置し、現在72世帯が暮らしているという。これまで戦乱や紛争に巻き込まれることなく、肥沃な土地で豊かな農業を営んでこられたので、周囲の村からは“桃源郷”と呼ばれている。だが、実はこの村は崖の上に孤立した状態で、通学や買い物の際に、断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを使って登り降りしなければならないのだ。ほかにも岩場や急な坂道があり、全部で17カ所もの危険ゾーンがある。断崖絶壁の上にある村
足を踏み外したら命はない。見ているだけで冷や汗が出てくる
実際に滑落による死亡事故も発生しており、子どももその被害に遭っているという。まるで映画『インディー・ジョーンズ』さながらの風景だが、通学に2時間かかるため、学校に通わなくなった村の子も少なくないという。地元政府の試算では山道の整備には6,000万元(日本で約10億円)の費用がかかるというが、大きな産業を持たず、経済的メリットの少ないこの村には予算が回ってこないという。縄ばしごを降り、学校に通う子どもたち。見る限り、いつ切れてもおかしくない状態だ。
中国版Twitter「微博」には、山に住み続ける彼らに対して、賛否両論のコメントが寄せられている。 「子どもが教育を受けられないなんて最低。そんなに生活が大変なら、引っ越せよ。少数民族なら、政府から生活費の補助金がもらえるだろ?」 「清の時代からこの山で暮らしていたおかげで、戦争や内乱からうまく逃れてこられたんだろうな。生活基盤ってそんなに簡単に移せないし、山を下りて仕事見つけるのも大変だ」 「こういう村は、うまく観光地化すれば経済的に潤うと思う!」 一部のネットユーザーが指摘するように、中国の一部の農村では積極的に観光地化を目指している村も多い。山西省寧武県に位置する王化溝村は「天空の村」ともいわれ、断崖絶壁に住宅が建っている風景がネットで有名になると、都市部から多くの観光客が訪れるようになったという。今回の村を管轄する地元政府の関係者の間からも、山道を整備し、観光地化すべきとの声も上がっている。いずれにしても、ひとりでも多くの子どもが教育をあきらめることなく、安全に通学できる環境を一刻も早く整えてほしいと願うばかりだ。 (文=広瀬賢)観光地化に成功した、山西省の「天空の村」
日本人は韓国でカネを使わない? 爆買い中国人観光客との差は約6倍に!
ソウルを訪問する外国人旅行客のうち、日本人が最もショッピングにお金を使わないということが明らかになった。特に中国人観光客との差は顕著で、約6倍の開きがあると指摘された。 ソウル市のシンクタンク「ソウル研究院」は仁川両金浦空港から出国する外国人観光客1,045人を対象に、アンケート調査を実施。平均訪問回数、および一度の訪問でショッピングに使う金額などについての調査結果を発表した。 それによると、中国人観光客のソウル訪問回数は平均1.9回。一度の旅行でショッピングに使う金額は、平均213万ウォン(約20万円)となった。 対して、日本人観光客の平均訪問回数は4.9回。中国人よりも多く、韓国を訪れているという結果になった。ただ、一度の旅行でショッピングに使う金額は平均で33万ウォン(3万円)と、相対的に少額にとどまった。 「観光地で働く韓国人にとっては、お金を落とす中国人さまさまという状況。ソウルの街角は中国人であふれていますし、お金の使い方が、日本人やそのほかの地域の観光客とは次元が違う。通訳、案内など旅行関係者の間では、チップで数百万円もらったとか、そういう話があちこちから聞こえてきます」(韓国・旅行業界関係者) なお、東南アジア系観光客の平均訪問回数は1.9回と中国のそれと近く、ショッピングに使う金額は平均で79万ウォン(約7万3,000円)だそうだ。一方、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア系観光客は、平均3.1回訪問、平均66万ウォン(約6万1,000円)を使用するという統計が出た。一度の旅行でショッピング金額だけを単純に比較すれば、日本人が最もお金を使わないという結果になった。 「最近は、東南アジアからやってくる観光客も増えた。中国ほどではないが、中には爆買いしてくような富豪もちらほら。反対に、欧米や日本の観光客はおとなしいというイメージ。ソウルによく来る日本人観光客は、そもそもお金もあまり使わないし、韓国で節約しながら楽しむ方法を知り尽くしているので、結果的に出費が少ないのだと思います」(前出の韓国・旅行業界関係者) お金をたくさん使うことが、すなわち良いということでは決してないが、世界のほかの地域の観光客との消費の差が顕著になりつつあるというのは、日本の景気が悪い証拠なのだろうか? (取材・文=河鐘基)イメージ画像
粗悪建材が原因で児童がシックハウスに集団疾患! 中国で急増する「毒学校」による健康被害
近年、教育現場での不祥事が絶えない中国だが、子どもたちへの新たなリスクが世間を騒がせている。 浙江省温州瑞安市の玉海中心小学校で突然、多数の生徒が鼻血や発熱、ぜんそくといった症状に見舞われた。その原因はシックハウスにある。校舎は2015年10月に竣工したばかりだという。くだんの投稿写真。玉海中心小学校では、鼻血や湿疹など健康被害が多発
「現代金報」(5月21日付)などが伝えたところによると、事件は同月19日、とある人物が中国版Twitter「微博」に投稿したことから発覚。全校生徒の3分の2が体の不調を訴えており、学校側に改善を求めたものの、らちが明かず、世間に助けを求めるために投稿したのだった。この事件はすぐにメディアに取り上げられ、同校は翌20日を休校とした。そして、当面、新校舎建設中に使用していた仮設校舎に戻ることを決定した。 3名の生徒が瑞安市人民医院で検査を受けたところ、尿素窒素や無機リンなど7項目の数値に異常が検出された。原因は、廊下に使用されているゴムにあるという。数名の保護者が確認に赴いたところ、グラウンドにいるだけで刺激臭が鼻をつき、十数分後には、皮膚に異常を感じたという。 こうした学校での健康被害は、全国で多発している。4月には、江蘇省常州市の常州外国語学校において、隣接する化学工場が原因で、生徒493人に皮膚炎や気管支炎などの異常が見つかったとして問題になったばかり。ただ、常州の学校は化学工場という外部要因によるものだったが、実際には、校舎の施工や什器など、校内に原因があるケースも多い。新艾里郷中学校の生徒。この目の充血ぶりは尋常じゃない
5月9日には、吉林省大安市の新艾里郷中学校の生徒が、寄宿舎を利用している生徒15名にホルムアルデヒド中毒の疑いがあると微博に投稿した。「新唐人」(5月11日付)によると、その投稿者は、建設されたばかりの寄宿舎、そして机と椅子に、基準値を大幅に上回るホルムアルデヒドが含まれていると主張する。その根拠は、病院での検査にある。 吉林大学白求恩医学部第一臨床医学院によると、多数の生徒たちに目の充血や体内からの出血が確認された。CTスキャンでは肺に影が映っており、血液検査では、多くの項目に数値の異常が見られたという。担当した医師は「ホルムアルデヒド中毒は潜伏期間が長いため、症状が重い場合、白血病や悪性腫瘍などの重大な症状を引き起こす可能性もある」と警鐘を鳴らす。 福建省福州市では、2つの小学校で健康被害が起きている。「央広網」(5月11日付)によると、霞鏡小学校では授業時間中に内装工事が行われていた影響で、83名が健康被害に見舞われた。茶園山中心小学校では、5月の連休時期にグランドに人工芝を敷設してから刺激臭が強まり、湿疹のできる生徒が急増しているという。 これらほとんどのケースで共通しているのは、学校側は、校内環境の検査に問題がなかったと主張している点だ。これに対し、あるネット民が「(当局の担当者に)賄賂を渡せば検査は合格で、渡さなければ不合格。公然の秘密だ」と核心を突いた発言をしている。学校にとっては進学率だけが重要で、生徒の健康は二の次ということか。中国の不健全な教育は、根が深い。 (文=中山介石)霞鏡小学校の教室には、見るからに毒々しい色の机と椅子が
ルックスだけじゃない! 韓国「美しすぎるレズビアンカップル」が人気上昇中
文化や宗教的な理由から、同性愛について否定的な意見が多い韓国。ソウルの中心部では現在でも、同性愛者に社会的権利を与えることに反対する人たちが頻繁にデモを行ったり、シュプレヒコールを上げている姿をよく見かけることができる。 そんな中、1組のレズビアンカップルが話題になっている。 イ・ハナ(23)さんと、キム・ギョンウン(21)さんは、2013年11月に同性愛者であること、またカップルであることをカミングアウトした。2人は、カップルになって600日目を記念して、SNSに自分たちの事情を公開。一般に広く知られるようになった。 韓国では同性同士の結婚が認められていないが、2人はメディアの取材に対し、自分たちを「完璧なカップル」だと紹介した上で、事実上の婚姻関係にあると主張している。 2人が言う“完璧な”とは、容姿や経済状況を指しているわけではない。「契約書や法的制度がなくても、互いに配偶者を思いやり、誰よりも堂々として率直」なことだそうだ。 12年から共に生活を始めた2人は、現在でもラブラブだ。家事は分担制で、洗濯と掃除はハナさんが、料理と皿洗いはギョンウンさんが担当するという。給料はハナさんが管理、ギョンウンさんは毎月お小遣いをもらう。 2人は互いの知人とも仲良く接し、親族同士が集まる席にも必ず参加する。なお、2人の両親や家族は、娘たちの関係を理解し、積極的に後押ししている。時には冗談交じりに「2人でばっかり仲良くしていないで、わたしたちも交ぜて」と語りかけ、ほほえましく見守ってくれているという。 なお、2人は自分たちのプライベートや写真、そして生活の詳細を公開している。その理由は、同性愛者に向けられた“嫌悪感”を和らげるためだそうだ。一緒に生活を始めた当初、2人に対する偏見や嫌悪の感情は少なくなかった。ハナさんは「一度、手をつないで街を歩く私たちを見て、顔にゴミを投げつけた人がいた(中略)仕返しすれば、ほかの同性愛者の方たちが誤解や被害を受けると思うと、じっと我慢するしかなかった」と過去を振り返る。そんな経験もあり、堂々と生きようと決心。生活を公開することにしたそうだ。現在、2人のSNSアカウントには37万人のフォロワーがいるのだが、応援メッセージは日ごとに増えているという。 「私たちの生活を見て『同性愛者に抱いていた偏見がなくなった』というコメントを、時間がたつにつれ多くいただいています。感謝の言葉をかけてくれる同性カップルも増えました。心から愛して一緒に成長するために、性別は関係ありません。今後も“自分よりも君”という心構えで生きていきます」(ハナさん) いわゆる、普通のカップルでも、相手を思いやれない人々はたくさんいる。彼女たちも、些細なケンカはするだろうが、互いに支え合う姿は、ルックス以上に美しいものがある。同性愛者に対する嫌悪や偏見が多く残る韓国であっても、堂々と生き、幸せになってほしいものだ。 (文=河鐘基)
韓国・教育専門チャンネルの番組に捏造疑惑 インタビューを受けた学生たちが猛抗議「事実と違う!」
5月24日、フジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』内で、シンガーソングライター冨田真由さんの刺傷事件を報道。プロインダビュアー・吉田豪氏の見解が取り上げられた。しかし、本人が自身のTwitterにて意図が違うと否定していることから、ネット上では「番組のねつ造か」と炎上する事態となっている。 ねつ造報道で炎上するのは、どの国も同じのようだ。お隣・韓国でも、とあるドキュメンタリー番組にねつ造疑惑が浮上し、ネット上で大きな波紋を呼んでいる。 問題となっている番組は、5月17日に放送された韓国の公営教育専門放送局EBS『勉強の配信』。放送後の25日には、匿名のA君が、ネット上で「ウソの番組名を聞かされて、事前説明なしにインタビューされた」と同番組を糾弾している。 当時を振り返ったA君によると、インタビューを受けたのは4月1日。A君が通う大学ではエイプリルフールに高校時代の制服を着て登校するという伝統があり、高校時代の同級生たちが集まっているときに、声をかけられたという。 A君はスタッフのインタビューに応じたが、「番組名や方向性や意図の説明は一切なかった」という。それなのに放送上では、「映像編集によって、大学に入っても高校別の集団意識を持っているように放送された」と怒りをあらわにしている。 同様の怒りをB君も示している。彼もA君と同様に「事前説明が何もなかった」と主張し「制服を着ているのが、まるでエリート主義の強調」であるかのように放送されたと明かした。 それに対して、制作陣は「意図を明かさず取材するのは不可能であり、学生たちの主張とは違って『教育ドキュメンタリーの撮影』だと説明した」と弁明している。 また、女子大生Cさんは同番組で意見が完全に歪曲されて伝わって、周囲から冷たい反応を受けていると、自身のFacebookにつづっている。Cさんは自身の発言がどう歪曲されたのかを、2,500字を超える長文で記した。 Cさんは、およそ1時間のインタビューを通して、人それぞれであることを伝えたつもりだった。しかし、実際の放送では過度な編集の結果、自身の優位性を強調して、ほかの大学生を軽蔑するように映されていたと訴えている。放送を見て不快感を持った人たちに何度も謝罪しながら、発言の意図が違うことを主張。深く傷ついているようだ。 制作陣による「捏造報道」。ネットの普及前ならばともかく、現代ではすぐにバレてしまう。制作側も、その部分に、しっかりと留意しなければならないだろう。問題のインタビュー映像
「イクメン議員」の不倫辞職が自民党的にも大迷惑だった件【現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報】
<p> セクハラ、パワハラ当たり前! 映画もテレビドラマもかなわないリアルな国会とその周辺について、現役議員秘書が暴露します。<br />
読者の皆様、はじめまして。国会議員秘書歴20年の神澤志万と申します。</p>
給食のおじさんも守衛も、みんなロリコン! 中国の幼稚園で相次ぐ「性的虐待」
幼稚園職員による園児への虐待事件が相次いでいる中国だが、陝西省西安市の幼稚園に通う3歳女児が、園内で性犯罪被害に遭うという事件が発生した。 「お尻がズキズキする……」 ある日、そんな女児の訴えを聞いた家族は、彼女の下半身を見て愕然とした。至るところに、裂けたような傷や赤い腫れがあったのだ。一体何があったか女児に尋ねたところ、彼女はこう話したという。 「幼稚園にいたおじさんが、手と足で私の下半身を動かしたり、お尻とお尻をぶつけ合ったり、痛く叩いたりした」 その後、地元の病院で診察を受けた女児は、外陰部にも損傷を受けていたことがわかった。女児の家族は警察に性犯罪被害として通報。女児の証言により、幼稚園で給食の調理師として働いていた20代の男が逮捕された。男は、この女児のほかにも、複数の園児に対し、性的虐待を加えていたことが明らかとなった。 この事件が起きたのは昨年8月のことで、当時はいち地方ニュースとして報じられるにとどまっていた。ところが今月22日、中国版Twitter「微博」であるユーザーが取り上げ、それを女優のチャン・ツィイーがリツイートして「犯人を去勢しろ」と発言したことで、再び反響が広がった。 また17日には、遼寧省瀋陽市で、市内の幼稚園に通う3歳半の女児の処女膜が断裂する事件が起きている。 「遼沈晩報」によると、3娘が下半身の異常を訴えたことから、母親が病院に連れて行ったところ、処女膜断裂、尿道口周囲充血、外陰炎との診断が下された。 母親が女児に心当たりを訪ねたところ、同じクラスの男児に尻を叩かれたと話したという。ただ、尻を叩かれたくらいで処女膜が断裂することは、通常はない。そこで女児の両親は、警察に性犯罪として被害届を提出。さらに幼稚園内の監視カメラの映像を取り寄せたが、そこには女児の被害と関係するようなものは映っていなかったという。 両親は、男児に尻を叩く以上の何かをされたか、もしくは担任の女教師による性的虐待が行われた可能性を疑っており、幼稚園側に原因究明を要求している。 さらに21日には、江蘇省常州市の幼稚園で、7歳の女子園児に性的虐待を働き、下半身を負傷させたとして、守衛が逮捕されている。 一人っ子政策から二人っ子政策に移行した中国だが、安心して子育てができる環境は整っていないようだ。イメージ画像
“無料宣伝ツール”か“モラルなき行い”か――韓国の大ヒット映画を悩ませる「スポ」って?
「スポ」というネット用語をご存じだろうか? 日本では耳にしない単語だが、韓国ではすっかり定着している。「スポ」とは「spoil」の略語で、「台なしにする」という意味。要するに、「ネタバレ」となる書き込みを行うことを指す。 韓国ではジャンルを問わず、さまざまな作品がスポの被害に遭っているという。最近、被害を受けたのは、5月12日に封切られた『コッソン(哭声)』という映画だ。 同作は、4月27日に公開された『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を押しのけ、現在、韓国国内で大ヒットしている映画。公開から1週間弱で観客動員数は300万人を突破し、大ヒットが期待されている。 『コッソン』は韓国お得意ジャンルのサスペンス映画で、いま国内で最も動員力のあるファン・ジョンミン(『国際市場で逢いましょう』『新しき世界』)などと共に、日本からは國村隼が出演。メガホンを取ったのは、『チェイサー』で世界の映画ファンを熱狂させたナ・ホンジン監督だ。 なぜ、『コッソン』がスポの被害に遭っているかというと、「一度見ただけではわからない」という感想が多いからだ。“疑心”や“混乱”、“どんでん返し”がキーワードとなっており、それだけ議論の余地のある作品ということだが、それゆえに、映画サイトのレビューや個人のブログなどで、キャラ分析から結末に至るまで、作品の解釈に対する話題で持ち切り状態なのだ。ある韓国メディアは「コッソン、スポを読まずに見にいこう」というタイトルの記事を掲載するほど。それほど同作は、“スポ合戦”に巻き込まれてしまっているのだ。 韓国のスポ被害は映画界にとどまらない。最近で知られているのは、Sechs Kies(ジェクスキス)という男性アイドルグループの一件だ。彼らは90年代のアイドル全盛時代に活躍したグループで、2000年に解散。しかし16年の時を経て今年、まさかの再結成を果たすはずであった。サプライズとしてテレビ局と共にゲリラライブを企画していたのだが、これをスポされてしまい、中止に。再結成は無事果たしたものの、本人たちにとっても、ファンにとっても不本意な形となってしまった。 韓国のあるネット記事が指摘するように、ファンには「知る権利とともに、“知らずにいる”権利もある」だろう。しかしながら、スポを法的に裁くことは非常に難しい。スポによって受けた精神的な被害を誰もが理解できる訴訟理由として整理し、また賠償額などの具体的な数字に換算することは不可能に近いからだ。それに一方では、例えば映画をすでに鑑賞した人にとっては理解の一助となる可能性もあり、本来興味のなかった人にまでも興味を抱かせるプラスな効果があるのも事実だろう。 スポは“無料広告”か“モラルなき行い”か――。どんなジャンルにも最低限の配慮と注意は不可欠であるということを、韓国のスポ騒動は再認識させる。 (文=梅田ナリフミ)映画『コッソン』のポスター
まさに大改造……中国・田舎娘が劇的ビフォーアフター! 奇跡の小顔メイク術に「韓国で整形する必要がなくなる!」
一昔前の中国では、女性が外出する際にもスッピンが当たり前で、メイクをしているのは夜の世界で働く女性くらいであった。しかし最近では、中国人観光客らによる日本での化粧品の爆買いぶりを見てもわかる通り、メイクの習慣が浸透。農村部の少女たちでさえ、おめかしに余念がない。 そんな中、「小顔メイク」によって大変身を遂げる若い女性の動画に、中国のネット民たちも「真的假的!?(マジ!?)」と度肝を抜かれた。メイクによって不細工少女が美少女に変身していく(YouTubeより)
先日、20歳の女性が、中国版Twitter「微博」に「萌大雨YUYU」の名前で自身のメイク術を写真と動画でアップした。メイク前のビフォー写真を見ると、彼女は丸顔で腫れぼったいマブタ、やや団子っ鼻に赤い頬という、田舎っぽい雰囲気である。ところが、メイク後のアフター写真では、色白なうりざね顔で、目元ぱっちりの美少女になっている。もはや別人だ。ビフォー
実際は本当に別人か、はたまた画像編集ソフトなどを使ったよくある加工写真かと思いきや、動画に収められたメイクの過程を見ていくと、あの丸顔が、みるみるうちに美少女に変身していくのである。 これには、ネット民たちもビックリ。 「これはもう、映画の特殊メイクのレベルだ」 「“世の中に醜い女はいない。怠け者の女がいるだけだ”というのは本当だったんだな」 「もう何を信じていいのかわからなくなった……」 「ヤベッ、素顔を見てなかったら求婚してたかも」 という男性陣たちの声以上に多かったのが、女性たちからの驚嘆の声。 「あなたを神と呼ぶしかない!」 「絶対にこのワザをマスターする」 「これでもう韓国に行って整形する必要がなくなる!」 彼女の微博にはすでに4万7,000人以上のフォロワーがついており、メイク術のビデオは1万回以上リツイートされていることからも、その人気ぶりがうかがえる。 それにしても、この化けっぷり。やはり“女は化け物”である。 (文=佐久間賢三)アフター。とても同一人物には見えない













