昏睡した美女を4人の男が……防犯カメラが捉えた集団レイプ殺人事件

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝で、レアル・マドリードがリバプールを3-1で破り、前人未到の3大会連続13度目の頂点に立ったその夜、ゲームをTV 観戦していたひとりの女性に悲劇が起きた。タイ中部のチャンタブリー県のバーで、昏睡した女性が4人の男に連れ出されて輪姦、その後、殴り殺されたのだ。

 タイ日刊英字紙「バンコク・ポスト」(5月31日付)によると、化粧品販売員のノン・ギフトさんは5月26日、友人女性ら3人とともに、現地のバーでUEFAチャンピオンズリーグの決勝をTV 観戦していた。そのうち2人が先に帰り、女性2人になった後、ノンさんは急に酩酊し始め、ついには意識を失ってしまう。

 そんな彼女を、「家に送り届ける」と申し出たのが、バーにいた4人の男たち。彼らのうちひとりは、昏睡する 前のノンさんと親しげに話していたことから、友人女性はその言葉を信じ、ノンさんを彼らに託してその場を後にした。

 しかし、ノンさんは翌27日、果物加工場の敷地内で、変わり果てた姿で発見される。遺体は口から泡を吹き、鼻から出血した状態で、周囲にははぎ取られた彼女の衣服が散乱していたという。

 警察は、同日中に4人の男を逮捕。4人とも、犯行への関与を認めているが、うちひとりは現場に車で送り届けただけと、強姦容疑は否認している。

 警察の調べによると、ノンさんは飲酒に慣れていたといい、アルコールによって意識を失うほど酩酊することは不自然として、薬物を混入された可能性も視野に入れ、彼らを追及しているという。

「ほほえみの国」と呼ばれ、敬虔な仏教国というイメージのある同国だが、軍政の長期化などを背景に、治安悪化も指摘されている。特に性犯罪の増加は深刻で、年に約3万件の強姦事件が発生しているという。タイの約2倍の人口を擁する日本の、強姦と強制わいせつを合わせた認知件数(平成28年度)が7,000件程度 であることと比べても、異常事態といえる。

 LCC路線の拡充などにより、近年右肩上がりに増加している訪タイ日本人は、昨年150万人を突破したが、同国を観光する際には最低限の危機意識も必要だ。

昏睡した美女を4人の男が……防犯カメラが捉えた集団レイプ殺人事件

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝で、レアル・マドリードがリバプールを3-1で破り、前人未到の3大会連続13度目の頂点に立ったその夜、ゲームをTV 観戦していたひとりの女性に悲劇が起きた。タイ中部のチャンタブリー県のバーで、昏睡した女性が4人の男に連れ出されて輪姦、その後、殴り殺されたのだ。

 タイ日刊英字紙「バンコク・ポスト」(5月31日付)によると、化粧品販売員のノン・ギフトさんは5月26日、友人女性ら3人とともに、現地のバーでUEFAチャンピオンズリーグの決勝をTV 観戦していた。そのうち2人が先に帰り、女性2人になった後、ノンさんは急に酩酊し始め、ついには意識を失ってしまう。

 そんな彼女を、「家に送り届ける」と申し出たのが、バーにいた4人の男たち。彼らのうちひとりは、昏睡する 前のノンさんと親しげに話していたことから、友人女性はその言葉を信じ、ノンさんを彼らに託してその場を後にした。

 しかし、ノンさんは翌27日、果物加工場の敷地内で、変わり果てた姿で発見される。遺体は口から泡を吹き、鼻から出血した状態で、周囲にははぎ取られた彼女の衣服が散乱していたという。

 警察は、同日中に4人の男を逮捕。4人とも、犯行への関与を認めているが、うちひとりは現場に車で送り届けただけと、強姦容疑は否認している。

 警察の調べによると、ノンさんは飲酒に慣れていたといい、アルコールによって意識を失うほど酩酊することは不自然として、薬物を混入された可能性も視野に入れ、彼らを追及しているという。

「ほほえみの国」と呼ばれ、敬虔な仏教国というイメージのある同国だが、軍政の長期化などを背景に、治安悪化も指摘されている。特に性犯罪の増加は深刻で、年に約3万件の強姦事件が発生しているという。タイの約2倍の人口を擁する日本の、強姦と強制わいせつを合わせた認知件数(平成28年度)が7,000件程度 であることと比べても、異常事態といえる。

 LCC路線の拡充などにより、近年右肩上がりに増加している訪タイ日本人は、昨年150万人を突破したが、同国を観光する際には最低限の危機意識も必要だ。

寿司はビッグマックより体に悪い!? 海外メディアが警鐘

 健康的という評判を受けて日本食ブームが世界的に広がる中、その代表格たる寿司の危険性について「デイリー・メール・オーストラリア」(電子版・5月30日付)が報じている。

 記事は、オーストラリアでは毎年1万1,000食以上の寿司が消費されているとする一方、寿司や刺身には、寄生虫や有害細菌が潜んでいると指摘。中でも、ヒラマサなどに寄生するサナダムシが人の腸内に入ると、数週間にわたって15mにまで成長し、人体のほかの部分に移動して卵を産み付けるという。疲労や便秘、腹部の不快感などの症状を引き起こす上、卵から孵化した幼虫は肝臓、目、心臓、脳を侵食し、生命を脅かすこともあると警告している。

 また、海外の水産加工の中には、マグロが古くなって変色することを防ぐために一酸化炭素ガスで処理した「COマグロ」を輸出しているところもあるとしている。この処理を行うことにより、マグロの身はいつまでも鮮やかな赤色を保つことができる半面、見た目で鮮度の判別ができないために、2年前に捕獲した魚が流通している可能性もあるという。

 さらに、栄養バランスの面でも、寿司の健康的なイメージは過大評価されているといわんばかりだ。同記事では、マクドナルドのビッグマックには508 kcalに脂肪分15g、砂糖4gが含まれているが、英米で多くの店舗を展開するアジア系ファストフードチェーン、Itsuの寿司のあるランチボックスは579kcal、脂肪分24g、7.3gの砂糖が加えられていると紹介。「ビッグマックより体に悪い」としている。

 しかし、ここでビッグマックと比較されているランチボックスの中身は、カリフォルニアロールにマグロとサーモンのにぎりという、日本人から見ると本物の寿司とは言いがたい代物だ。また、寄生虫やCOマグロによる鮮度偽装にしてみても、寿司の本場である日本ではほとんど問題となっていない。

 日本食ブームに便乗した寿司もどきや、質の悪い食材を扱う海外の悪徳業者のせいで寿司のイメージが悪くなるのは、日本人としてははなはだ心外である。

「認知症でなくとも性格は変わる」高齢ドライバーの免許返納問題、家族の説得が難航するワケ

 5月28日、神奈川県茅ヶ崎市の国道で、90歳の女が運転する乗用車が、次々と歩行者をはね、うち1名が死亡するという事故が起こった。超高齢社会を迎えつつある日本において、“高齢ドライバーによる自動車事故”は、深刻な問題となっており、警視庁交通総務課によると、事故全体に占める高齢運転者(原付以上<特殊車を含む>を運転している65歳以上の者)の事故割合は、平成20年は11.1%だったが、29年には17.9%に増加しているという。

 警視庁のサイトを見ると、「高齢運転者は、自分で安全運転を心掛けているつもりでも、他人が客観的にみると安全運転とは言えないところがあると言われています」と指摘し、安全運転を支援するシステムを搭載した車(安全運転サポート車)の普及啓発に取り組んでいると紹介される一方、運転免許の自主返納サポートにも尽力していることがうかがえる。

 高齢運転者の事故と聞いて、一番に思い浮かぶのは、やはり“認知症”による影響だろう。2017年3月12日に施行された改正道路交通法では、75歳以上の免許保有者は、免許更新時に約30分の認知機能検査が必要となり、認知機能が低下している恐れがある場合は、実車指導と個別指導を含めた計3時間の「高度化講習」を受けて免許更新、また認知症の恐れがある場合は、後日臨時適性検査、または医師の診断が必要で、認知症だと判明した場合には、免許証の停止または取り消しとなる。これに加えて、特定の違反行為があった場合、臨時に認知機能検査も実施されているのだ。

 こうした対策が取られてはいるが、家族としては、認知症でなくとも高齢になれば運転を控えてほしい、免許を返納してほしいのが本音だろう。事実、今回事故を起こした容疑者も、3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからなかったものの、息子から免許返納を勧められていたとのこと。それでも、容疑者は免許を返納せず、大事故を起こしてしまったのだ。

 今回の事故をめぐっては、家族が高齢者に対して免許返納の説得をするのが難航する実情が浮き彫りになった。立正大学心理学部教授で、『高齢ドライバー』(文春新書)の著者・所正文氏は、今回の事故を「たとえ90歳になっても、運転免許を持っているような方は、まだ体が動くうちは運転し続けたいのでしょうね。車の運転は自立の象徴であるからです。運転断念後の生活の道筋ができていれば返納を受け入れると思いますが、単に周辺者が『危ないからやめろ』と言ってもなかなか受け入れません」と語る。

 確かに、「車の運転をやめるように言うのは、高齢者の尊厳を傷つけかねない行為」などといった論調で伝える新聞やテレビは多い。しかし、ネット上では「運転免許を取得できる年齢が定められているように、免許を返納する年齢も決めちゃえばいいのに」「地方だと、確かに足がなくなるって問題があるけど、免許返納ってそこまで重大なこと?」などとさまざまな声が上がっている。こうした意識の違いが、免許返納の説得を難しくさせている要因になっているのかもしれない。

 また、『介護というお仕事』(講談社)などの著者である介護ジャーナリスト・小山朝子氏は、加害者が「認知機能検査に問題がなく、ゴールド免許で、息子さんも『認知症のようには思えなかった』とお話されている点が、今回の事故の特徴だと思います」と前置きしつつ、認知症でなくとも、高齢者と家族間で、免許返納の話し合いが進まなくなるケースはあるという。実際に小山氏は、「娘の『免許返納』の提案を一切聞き入れない、ゴールド免許の80代」「地方に住んでいて、生活の足がなくなるのは困ると、返納を受け入れられない90代」など、さまざまな高齢者の話を見聞きしてきた。

「個人差はありますが、老年期(おもに65歳以上)になると、性格面で変化が生じることがあります。例えば、他者の意見を聞き入れない、用心深くなるなど。若い頃は、新しいものにチャレンジしようという意欲があった人でも、年を重ねると『危ない橋を渡りたくない』と考える傾向にあります。例えば、これまで食べたことがない、聞いたこともない食材が食卓に並んでいると、『食べたくない』と言う高齢者がいますが、『これを食べるとアレルギー反応が起きるのではないか?』『病気になるのではないか?』などと考えてしまう。このような不安の背景には、配偶者や友人を失うといった喪失体験が増え、自分の命に対する不安が増していることも考えられます」

 これらは“加齢性変化”といわれ、一般的に起こりうることで、苦労する家庭は少なくないという。こうした性格の変化が、少なからず免許返納の説得に影響を及ぼす可能性は否定できない。

 また、ほかの人から言われたことを、「批判ではないのに『批判されている』と受け取り、攻撃的になるなど、心理的な影響が大きくなる傾向があります。逆に傷つきやすくなって、抑うつ(気分が落ち込んで何もしたくない状態)になる人もいます」。

 先月11日、愛知県に住む83歳の男が、自宅に自ら放火し、警察の簡易聴取に「運転免許の返納をめぐって家族と口論になった。自暴自棄になり、死んでやろうと思って放火した」と供述していたというが、「このケースも、加齢性変化による心理的な影響があったことも考えられます」。

「高齢者に関する研究を行っていたアメリカの精神科医、ロバート・N・バトラー氏は『年を重ねると、自分を頼る、自分自身に誇りを持つ傾向がある』と示しています。“行動に強い責任感をもつようになる”ということです。免許返納をしたくないのは、『人に頼らないで、自分でできることはしたい』という意思の表れでもあるのではないでしょうか。一方、高齢者は新たな環境への適応が難しくなり、保守的傾向が強くなります。『運転しない生活への変化』に拒否感があることも考えられます」

 誰にでも起こりうる加齢性変化。しかし、家族がそのことを知らないままだと、「父母が、祖父母が変わってしまった」と大きなショックを受けることになるのではないか。

「免許返納の話をする以前に、高齢者とその家族の間で、コミュニケーションが取れていないケースも考えられますよね。このような場合は、医師やケアマネジャーなど、第三者を介入させるのも手かもしれません。2000年に、介護保険制度が始まり、介護をサービスとして頼むことへの敷居が低くなってきましたし、高齢者の運転事故が社会問題となっている現在、免許返納にしても、家族だけで抱えこむのは得策ではないかもしれません」

 そもそも「健常でも、年を取ると性格が変わる」と知ること、また「ほかの家も同じようなことで悩んでいる」と思うだけで、家族の心は少し楽になり、高齢者への接し方を工夫するきっかけになりうるという。こうしたちょっとした意識の変化が、免許返納への第一歩となるのかもしれない。

 なお、前出の所氏も「この問題は警察による免許規制や高齢ドライバーを抱える家族のみの問題だけではなく、広い視点で捉える必要があります。キーワードは『多職種連携』と『地域連携』です」と語り、高齢者の免許返納問題の発展的な対策を紹介してくれた。

「熊本県を皮切りに九州各県、鳥取県などで免許更新現場に看護師・保健師を同席させた注目すべきシステムが展開されております。これは、高齢ドライバーから健康状況をはじめ生活全般について親身に話を聞き、地域事情に精通した看護師たちが具体的に助言・指導するというシステムです。これによって、確実に免許返納が増えているようです。私は、この数年、現地調査を行っておりますが、西日本から徐々に浸透してきているこのシステムが、免許返納の今後の切り札になるように感じております」

 今後もさまざまな議論が繰り広げられるであろう高齢者の免許返納問題。二度と痛ましい事故が起こらないよう、誰もが他人事ではなく向き合っていくべきなのではないだろうか。

 

「認知症でなくとも性格は変わる」高齢ドライバーの免許返納問題、家族の説得が難航するワケ

 5月28日、神奈川県茅ヶ崎市の国道で、90歳の女が運転する乗用車が、次々と歩行者をはね、うち1名が死亡するという事故が起こった。超高齢社会を迎えつつある日本において、“高齢ドライバーによる自動車事故”は、深刻な問題となっており、警視庁交通総務課によると、事故全体に占める高齢運転者(原付以上<特殊車を含む>を運転している65歳以上の者)の事故割合は、平成20年は11.1%だったが、29年には17.9%に増加しているという。

 警視庁のサイトを見ると、「高齢運転者は、自分で安全運転を心掛けているつもりでも、他人が客観的にみると安全運転とは言えないところがあると言われています」と指摘し、安全運転を支援するシステムを搭載した車(安全運転サポート車)の普及啓発に取り組んでいると紹介される一方、運転免許の自主返納サポートにも尽力していることがうかがえる。

 高齢運転者の事故と聞いて、一番に思い浮かぶのは、やはり“認知症”による影響だろう。2017年3月12日に施行された改正道路交通法では、75歳以上の免許保有者は、免許更新時に約30分の認知機能検査が必要となり、認知機能が低下している恐れがある場合は、実車指導と個別指導を含めた計3時間の「高度化講習」を受けて免許更新、また認知症の恐れがある場合は、後日臨時適性検査、または医師の診断が必要で、認知症だと判明した場合には、免許証の停止または取り消しとなる。これに加えて、特定の違反行為があった場合、臨時に認知機能検査も実施されているのだ。

 こうした対策が取られてはいるが、家族としては、認知症でなくとも高齢になれば運転を控えてほしい、免許を返納してほしいのが本音だろう。事実、今回事故を起こした容疑者も、3月に運転免許証を更新した際の認知機能検査で問題は見つからなかったものの、息子から免許返納を勧められていたとのこと。それでも、容疑者は免許を返納せず、大事故を起こしてしまったのだ。

 今回の事故をめぐっては、家族が高齢者に対して免許返納の説得をするのが難航する実情が浮き彫りになった。立正大学心理学部教授で、『高齢ドライバー』(文春新書)の著者・所正文氏は、今回の事故を「たとえ90歳になっても、運転免許を持っているような方は、まだ体が動くうちは運転し続けたいのでしょうね。車の運転は自立の象徴であるからです。運転断念後の生活の道筋ができていれば返納を受け入れると思いますが、単に周辺者が『危ないからやめろ』と言ってもなかなか受け入れません」と語る。

 確かに、「車の運転をやめるように言うのは、高齢者の尊厳を傷つけかねない行為」などといった論調で伝える新聞やテレビは多い。しかし、ネット上では「運転免許を取得できる年齢が定められているように、免許を返納する年齢も決めちゃえばいいのに」「地方だと、確かに足がなくなるって問題があるけど、免許返納ってそこまで重大なこと?」などとさまざまな声が上がっている。こうした意識の違いが、免許返納の説得を難しくさせている要因になっているのかもしれない。

 また、『介護というお仕事』(講談社)などの著者である介護ジャーナリスト・小山朝子氏は、加害者が「認知機能検査に問題がなく、ゴールド免許で、息子さんも『認知症のようには思えなかった』とお話されている点が、今回の事故の特徴だと思います」と前置きしつつ、認知症でなくとも、高齢者と家族間で、免許返納の話し合いが進まなくなるケースはあるという。実際に小山氏は、「娘の『免許返納』の提案を一切聞き入れない、ゴールド免許の80代」「地方に住んでいて、生活の足がなくなるのは困ると、返納を受け入れられない90代」など、さまざまな高齢者の話を見聞きしてきた。

「個人差はありますが、老年期(おもに65歳以上)になると、性格面で変化が生じることがあります。例えば、他者の意見を聞き入れない、用心深くなるなど。若い頃は、新しいものにチャレンジしようという意欲があった人でも、年を重ねると『危ない橋を渡りたくない』と考える傾向にあります。例えば、これまで食べたことがない、聞いたこともない食材が食卓に並んでいると、『食べたくない』と言う高齢者がいますが、『これを食べるとアレルギー反応が起きるのではないか?』『病気になるのではないか?』などと考えてしまう。このような不安の背景には、配偶者や友人を失うといった喪失体験が増え、自分の命に対する不安が増していることも考えられます」

 これらは“加齢性変化”といわれ、一般的に起こりうることで、苦労する家庭は少なくないという。こうした性格の変化が、少なからず免許返納の説得に影響を及ぼす可能性は否定できない。

 また、ほかの人から言われたことを、「批判ではないのに『批判されている』と受け取り、攻撃的になるなど、心理的な影響が大きくなる傾向があります。逆に傷つきやすくなって、抑うつ(気分が落ち込んで何もしたくない状態)になる人もいます」。

 先月11日、愛知県に住む83歳の男が、自宅に自ら放火し、警察の簡易聴取に「運転免許の返納をめぐって家族と口論になった。自暴自棄になり、死んでやろうと思って放火した」と供述していたというが、「このケースも、加齢性変化による心理的な影響があったことも考えられます」。

「高齢者に関する研究を行っていたアメリカの精神科医、ロバート・N・バトラー氏は『年を重ねると、自分を頼る、自分自身に誇りを持つ傾向がある』と示しています。“行動に強い責任感をもつようになる”ということです。免許返納をしたくないのは、『人に頼らないで、自分でできることはしたい』という意思の表れでもあるのではないでしょうか。一方、高齢者は新たな環境への適応が難しくなり、保守的傾向が強くなります。『運転しない生活への変化』に拒否感があることも考えられます」

 誰にでも起こりうる加齢性変化。しかし、家族がそのことを知らないままだと、「父母が、祖父母が変わってしまった」と大きなショックを受けることになるのではないか。

「免許返納の話をする以前に、高齢者とその家族の間で、コミュニケーションが取れていないケースも考えられますよね。このような場合は、医師やケアマネジャーなど、第三者を介入させるのも手かもしれません。2000年に、介護保険制度が始まり、介護をサービスとして頼むことへの敷居が低くなってきましたし、高齢者の運転事故が社会問題となっている現在、免許返納にしても、家族だけで抱えこむのは得策ではないかもしれません」

 そもそも「健常でも、年を取ると性格が変わる」と知ること、また「ほかの家も同じようなことで悩んでいる」と思うだけで、家族の心は少し楽になり、高齢者への接し方を工夫するきっかけになりうるという。こうしたちょっとした意識の変化が、免許返納への第一歩となるのかもしれない。

 なお、前出の所氏も「この問題は警察による免許規制や高齢ドライバーを抱える家族のみの問題だけではなく、広い視点で捉える必要があります。キーワードは『多職種連携』と『地域連携』です」と語り、高齢者の免許返納問題の発展的な対策を紹介してくれた。

「熊本県を皮切りに九州各県、鳥取県などで免許更新現場に看護師・保健師を同席させた注目すべきシステムが展開されております。これは、高齢ドライバーから健康状況をはじめ生活全般について親身に話を聞き、地域事情に精通した看護師たちが具体的に助言・指導するというシステムです。これによって、確実に免許返納が増えているようです。私は、この数年、現地調査を行っておりますが、西日本から徐々に浸透してきているこのシステムが、免許返納の今後の切り札になるように感じております」

 今後もさまざまな議論が繰り広げられるであろう高齢者の免許返納問題。二度と痛ましい事故が起こらないよう、誰もが他人事ではなく向き合っていくべきなのではないだろうか。

 

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿に同情の声

 56の民族が共生する中国。しかし、その9割を占める漢民族が支配的立場にあり、近年は近代都市建設の名目で多くの漢民族が少数民族地区に流入し、文化の違いなどから衝突も起きている。

 そんな中、ある映像が「民族浄化だ」として話題となっている。

「中時電子報」(5月27日付)が、Facebook上に掲載された映像について報じた。とある結婚式で撮影されたものだが、どうも様子がおかしい。角刈りの新郎は美人の新婦を前にニヤニヤと満面の笑みを浮かべているのだが、新婦のほうはうつむき加減で、ついには涙がこぼれてしてしまうのだ。だが、決して「喜びに感極まって」というわけではなさそうだ。記事によると、漢民族の新郎とウイグル族の新婦だという2人は、新郎側が新婦の親族を監禁し、結婚を強要するという手段で成立したカップル。両者の外見から判断すると、年齢も離れているように見える。

 監禁だけでも重大な犯罪行為だが、その上、ウイグル族の女性に漢民族式のウェディングドレスを着せ、新婦の文化的背景までも無視している。

 今回の映像を見たネットユーザーからは、「これは現代版の民族浄化だ! 女性の人権だけでなく、少数民族の文化までも否定している」「世界中の人権団体は、なんで黙っているんだ? 今こそ立ち上がれよ」などと、女性に支援の手を差し伸べるべきだというコメントが数多く寄せられている。

 民族融和という名の同化政策を推し進める中国政府は、ウイグル族やチベット族に対し「漢民族と結婚すれば、年1万元(約17万円)を5年間支払う」という奨励金制度を設け、混血を促している。貧困にあえぐ少数民族家庭では、この奨励金を目当てに娘を無理やり漢民族に嫁がせるケースも少なくない。今回の「涙の花嫁」は、氷山の一角にすぎないのかもしれない。(文=青山大樹)

 

額に「台湾」入れ墨のお騒がせ英国人、中国人集団からフルボッコ! 前歯を2本折られる

 蔡英文が総統に就任して以来、関係がギクシャクしている台湾と中国。中国は、台湾が外交関係を持っていた国と次々に国交を結び、圧力を強めている。

 そうした緊張関係の影響か、最近では民間人同士の衝突も少なくない。先日は、オーストラリアに留学中の中国人が、台湾人への殺害予告をして大学を退学処分になったニュースを紹介したが(参照記事)、今度は親台派の英国人が中国人のリンチを受ける事件が起きた。

 台湾の英字紙「Taiwan News」(5月27日付)によると、台湾在住歴14年のポール・ファレルさんは20歳の時に台湾人女性と結婚し、中華民国国籍を取得。現在は南部の高雄市で英国式のバーを経営している。

 そんなポールさんは2017年10月、酔った勢いで額に「台湾」の文字、顎に中華民国の国旗の入れ墨を入れたことで話題になった。しかし、そのあふれんばかりの台湾愛があだとなったようだ。

 カンボジアに旅行中だった先月27日、ポールさんはシアヌークビルのバーで酒を飲んでいたが、額の「台湾」を見つけた10人ほどの中国人の集団が「中国は台湾だ」と話しかけてきた。ポールさんはすぐに「台湾は台湾」と反論。台湾は中国の一部ではなく、あくまでも台湾だと主張したわけだ。彼らはポールさんに、台湾が中国の一部であることを認めるよう迫ったが、ポールさんは認めない。カッとなった彼らは、寄ってたかってポールさんを袋叩きに。ポールさんは全身を負傷し、歯が2本折れた。たまらずに「台湾は中国」と認めざるを得なかった。

 報道を受け、台湾のネット上では「共産党の犬は、ファシストみたいなものだ」「中国の畜生が暴力を振るうことには、なんの意外性もない」「中国がよく口にする法治主義は葬り去られ、人民は暴力で問題を解決する」などと、辛辣な意見が多く見られた。

 ポールさんは今後、外を歩く際は帽子を必ず着用するとし、入れ墨を消したいと話すとともに、台湾人が海外に行く時は安全に注意するよう呼びかけた。

 中台両岸から多くの観光客が訪れる日本で、こうした衝突が起こらなければいいのだが……。

(文=中山介石)

日大アメフト“悪質タックル”問題余波……田中英寿理事長「強権体制」に関係者は「暗殺されかねない」

 日本大学のアメリカンフットボール部選手による悪質タックル問題で、日大教職員組合文理学部支部が5月24日、同学校法人の田中英寿理事長による記者会見と、関係者への謝罪などを要望した。

 タックル問題では選手が表に出て誠実に事情を説明したのに対し、指示をしたと見られる前監督の内田正人氏は記者会見で責任逃れの応答に終始、さらに会見の司会者が不遜な態度に終始、大学への批判は強まるばかりだ。

 そこに危機感を露わにした学内の職員らについて、大学関係者は「絶対権力を持つ独裁者に抵抗したのは、よほどの覚悟があってのこと。なんらかの“武器”を持っていると思う」と語っている。

「田中理事長といえば強権的な言動で知られ、自分の意に沿わない関係者を排除することも朝飯前で、ほとんどの職員は恐れています。今回、組合は、理事会の意向を忖度しない第三者委員会の設置も求めていて、その条件こそが、まさに理事長の強権を証明しているようなものですが、ここまでやるからには理事長の“弱み”のひとつでも握ってないと戦えないはず。これまで表になっていなかった何かを“武器”のように隠し持っていると思いますね」

 その“弱み”として関係者が推察するのが、“田中商社”と呼ばれる大学ビジネスの側面だという。

「田中理事長は元アマ横綱で、相撲部の祝賀会を軸にした集金力を軸に、小沢一郎ら政界にまで人脈を広げ、大学の経営に大きな力を持って10年前に理事長になりました。そこで大々的に手掛けたのが福利厚生から人材派遣、学生支援、不動産、建物整備など大学すべての事業化です。ただ、その力を利用して、関連ビジネスの中には金を個人口座に振り込ませたものもあったと聞きます。理事長が一番可愛がっていたのは実務ができる内田さんで、一番大事な事業部を任せてやらせていたのも、他に触らせられない裏金の動きも引き継いでいたからというウワサです。内田さんが追及されて一番困るのはここじゃないかと思っています」(同)

 ただ、タックル問題から拡大して、田中帝国の牙城を崩しにかかるという話になると「そのハードルはかなり高い」と関係者は言う。

「理事長が築き上げたのは、反発を許さない恐怖政治でもありますからね。学内では少しでも田中理事長に対する反発を口にすれば、どこかで理事長にぶら下がる体制派の耳にキャッチされ、あっという間にクーデターの首謀者のようにされて潰されます。少し前に、理事長と六代目山口組・司忍とツーショット写真が海外誌に掲載され、東京五輪利権にヤクザを絡ませているとまで書かれたビッグスキャンダルがあったのに、身内では誰も情報提供はしたがらないし、事情を知る記者も怖がって、誰も書かなかった」(同)

 確かに、この問題の取材で話を聞いた日大関係者の中には、「おおっぴらに抵抗勢力だと見なされれば、暗殺されかねない」と異様に怯える者もいた。内田氏は最近、言動がその田中理事長にそっくりになっていたという声もあるが、大学側が大炎上を引き起こしてまで必死にこの問題に背を向けるのは、特別な理由があるということだろうか。

 ただ、職員によると「わずかな光もある」という。

「少し前にJOCの関係者と話したとき『内田監督と並べて、レスリング協会の福田富昭会長とかボクシング連盟の山根明会長ら、同じく独裁的で知られる面々を五輪開催までに降ろすべきだと言っていたんです。スポーツ組織の闇に対する反発の狼煙を上げるときがきているのかもしれません」(同)

 聞かれた話がどこまで真相に迫っているのかは現時点ではわからないが、悪質タックル問題は、とても監督や選手の謝罪だけで終わる話ではなくなってきたのは確かだ。

(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

日大アメフト“悪質タックル”問題余波……田中英寿理事長「強権体制」に関係者は「暗殺されかねない」

 日本大学のアメリカンフットボール部選手による悪質タックル問題で、日大教職員組合文理学部支部が5月24日、同学校法人の田中英寿理事長による記者会見と、関係者への謝罪などを要望した。

 タックル問題では選手が表に出て誠実に事情を説明したのに対し、指示をしたと見られる前監督の内田正人氏は記者会見で責任逃れの応答に終始、さらに会見の司会者が不遜な態度に終始、大学への批判は強まるばかりだ。

 そこに危機感を露わにした学内の職員らについて、大学関係者は「絶対権力を持つ独裁者に抵抗したのは、よほどの覚悟があってのこと。なんらかの“武器”を持っていると思う」と語っている。

「田中理事長といえば強権的な言動で知られ、自分の意に沿わない関係者を排除することも朝飯前で、ほとんどの職員は恐れています。今回、組合は、理事会の意向を忖度しない第三者委員会の設置も求めていて、その条件こそが、まさに理事長の強権を証明しているようなものですが、ここまでやるからには理事長の“弱み”のひとつでも握ってないと戦えないはず。これまで表になっていなかった何かを“武器”のように隠し持っていると思いますね」

 その“弱み”として関係者が推察するのが、“田中商社”と呼ばれる大学ビジネスの側面だという。

「田中理事長は元アマ横綱で、相撲部の祝賀会を軸にした集金力を軸に、小沢一郎ら政界にまで人脈を広げ、大学の経営に大きな力を持って10年前に理事長になりました。そこで大々的に手掛けたのが福利厚生から人材派遣、学生支援、不動産、建物整備など大学すべての事業化です。ただ、その力を利用して、関連ビジネスの中には金を個人口座に振り込ませたものもあったと聞きます。理事長が一番可愛がっていたのは実務ができる内田さんで、一番大事な事業部を任せてやらせていたのも、他に触らせられない裏金の動きも引き継いでいたからというウワサです。内田さんが追及されて一番困るのはここじゃないかと思っています」(同)

 ただ、タックル問題から拡大して、田中帝国の牙城を崩しにかかるという話になると「そのハードルはかなり高い」と関係者は言う。

「理事長が築き上げたのは、反発を許さない恐怖政治でもありますからね。学内では少しでも田中理事長に対する反発を口にすれば、どこかで理事長にぶら下がる体制派の耳にキャッチされ、あっという間にクーデターの首謀者のようにされて潰されます。少し前に、理事長と六代目山口組・司忍とツーショット写真が海外誌に掲載され、東京五輪利権にヤクザを絡ませているとまで書かれたビッグスキャンダルがあったのに、身内では誰も情報提供はしたがらないし、事情を知る記者も怖がって、誰も書かなかった」(同)

 確かに、この問題の取材で話を聞いた日大関係者の中には、「おおっぴらに抵抗勢力だと見なされれば、暗殺されかねない」と異様に怯える者もいた。内田氏は最近、言動がその田中理事長にそっくりになっていたという声もあるが、大学側が大炎上を引き起こしてまで必死にこの問題に背を向けるのは、特別な理由があるということだろうか。

 ただ、職員によると「わずかな光もある」という。

「少し前にJOCの関係者と話したとき『内田監督と並べて、レスリング協会の福田富昭会長とかボクシング連盟の山根明会長ら、同じく独裁的で知られる面々を五輪開催までに降ろすべきだと言っていたんです。スポーツ組織の闇に対する反発の狼煙を上げるときがきているのかもしれません」(同)

 聞かれた話がどこまで真相に迫っているのかは現時点ではわからないが、悪質タックル問題は、とても監督や選手の謝罪だけで終わる話ではなくなってきたのは確かだ。

(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

『高校生クイズ』参加希望者に「ファーストキスの経験」を質問、「セクハラ」指摘に日テレは?

 夏の風物詩である『全国高等学校クイズ選手権』(日本テレビ系)、通称『高校生クイズ』。その参加登録フォームで実施された“アンケート内容”が、いまネット上で物議を醸している。

 『高校生クイズ』といえば、1983年に第1回が放送された、歴史ある高校生のクイズ大会。3人1組のチームを組んでさまざまなクイズに挑戦し、日本一の学校を決めるといった企画で、クイズに青春をかける高校生たちの姿は、毎年、多くの視聴者を感動させている。

 今年も、7月26日に全国一斉での地区大会が開催予定で、5月28日から、公式サイトで参加登録がスタート。ネット上には、参加を表明している高校生も散見されるが、登録フォームの“アンケート質問”が、「なぜこんなことを回答しなければいけないの?」「クイズに関係ない」などと炎上しているのだ。

 問題視されているのは、参加者の恋愛事情に関する3つの質問について。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎今、彼氏・彼女がいる?
いる/いない

◎今まで付き合った人数は?
0人/1人/2~5人/6~9人/10人以上

◎ファーストキスは?
経験済み/未経験

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 このように、「交際相手の有無」「交際人数」そして「ファーストキスの経験」を選択する形式になっているのだ。なお、ほかにも「わたしの学校の名物先生! あなたの学校の『面白い』『ちょっと変わった』『あり得ない』自慢の先生について教えてください」という自由解答欄、「あなたの月々のお小遣いは?」「あなたの貯金額は?」といった設問も確認できる。

 このクイズとは無関係に見える、プライベートな恋愛事情を問う設問内容には、「セクハラなのではないか?」とネット上で疑問を唱える者も少なくない。「知らない人になぜキスの経験を答えなくてはいけないの?」「ましてや未成年にすべき質問ではない」「なんか気持ち悪い」など、拒否反応を示す声が飛び交っている状況で、参加を希望する高校生たちも、困惑している様子だ。

 『高校生クイズ』では、これまでもアンケートクイズが実施され、過去には「高校生が恋愛対象に求める条件」が出題されたケースも。同じような問題を作成するにあたり、今回も参加者に恋愛事情を聞いたのかもしれないが、回答に戸惑う参加者がいる以上、不適切だったといわざるを得ないだろう。

 また、ネット上では、昨年の同大会で、三重県の男女カップルが、超エリートの灘高校、開成高校を破り、初優勝するというドラマがあった。2人が“さわやかクイズカップル”と注目を集めただけに、「日テレが恋愛がらみのドラマを意図的に生もうとしているんじゃ?」と、日テレサイドに対し、疑心暗鬼になっている声も見受けられる。

 そこでサイゾーウーマン編集部では、日テレ広報部に対し、「質問の目的と意図は」「ネットでの疑問の声をどのように考えるか」「アンケートに回答せずとも、『高校生クイズ』に参加できるか」と質問を送ったところ、下記のような回答を得た。

「ご指摘のアンケートの件については視聴者の方々から様々なご意見をいただきました。その結果、本日夕刻より内容を一部変更したアンケートを実施しております。回答の有無や回答内容は大会参加・成績には影響はありません。なお、これまでにいただいた回答については当社が責任を持って削除いたします」

 参加登録フォームの同ページを確認すると、確かに、「参加への意気込みや番組へのメッセージがあれば、ご記入下さい」と変更になっており、赤字で「回答は任意です。回答してもしなかったとしても、大会参加・成績に影響はありません」と明記されている。こうした対応がされたということは、日テレサイドもアンケートが不適切であったことを認めたということか。制作サイドには、参加者が未成年であることを念頭に置き、時勢をしっかりと汲み取りながら番組づくりを心がけてほしいものだ。