金属探知機がワイヤーに反応!? ロシアのJK、カンニング防止のためブラを脱がされる

 現在、サッカーのW杯が開催されているロシアだが、6月は卒業試験と大学入学試験を兼ねた統一国家試験のシーズンでもある。卒業を控えた高校生たちは、日本でいえばセンター試験のような全国共通の試験を受けなければならない。

 センター試験の後に大学ごとの二次試験がある日本とは違い、ロシアではこの結果だけで入学できる大学が決まってしまう。そのため、学生たちは必死だ。

 となると当然、カンニングなどの不正を働く輩も出てくるわけで、ロシア当局は試験会場への携帯電話の持ち込みを禁止するのはもちろんのこと、会場に入る前に学生たちを金属探知機にくぐらせて身体検査を行い、カンニングを可能にする機器の持ち込みを事前に防いでいる。

 そんな中、ロシア南西部タタールスタン共和国にあるニジネカムスクという都市の高校で、身体検査トラブルが発生した。

 同校に通う17歳の女子高生が金属探知機をくぐったところ、機械が反応。どうやら、金属ワイヤー入りのブラジャーをしていたことが原因だったようだ。

 警備員たちは、彼女に別室でブラを脱ぐよう命令。その後、再び金属探知機をくぐらされたのだが、その日、彼女が着ていたのは乳首が透けてしまいそうな薄手の白いブラウス。男性警備員たちは、彼女の胸に視線がくぎ付けだったという。

 試験前の緊張感も爆発したのだろう、この対応に対し女子高生はブチ切れて、とても試験が受けられるような精神状態ではなくなってしまった。とはいえ、試験の延期は認められず、そのまま受けることになった。その後、彼女の母親は当局に抗議。現在は警備員らの行動に問題がなかったか調査中だという。

 ちなみにロシアでは、このような身体検査は通常のことで、特に試験前には、金属製品を身に着けないよう、学校側から何度も注意されるのだという。女子高生側に落ち度があったとはいえ、もう少し配慮があってもよかったと思うが……。

山田優、大阪北部地震直後にインスタ更新! 地震と関係ない内容にもかかわらず、「不謹慎だ」と炎上!

 モデルで女優の山田優が6月18日に自身のInstagarmを更新。しかし、批判が殺到し、炎上する騒ぎとなっていた。

 山田は自身のInstagramに「道が混んでてつかないー。困りました。#あー #traffic」というコメントとともに自撮りアップ画像を投稿。仕事のために東京都内を移動中に撮影したようなのだが、これに批判が殺到していたという。

「同日の朝に大阪北部で大地震が発生していたのですが、山田さんが地震発生から2~3時間後に更新したことに違和感を持った人がたくさんいたよう。返信欄には『不謹慎』という声から始まり、『ニュースを見ろ!』『地震で大変な事になってるのに、のんきに自撮り?』『被災地の方が渋滞して困ってるでしょ!』『バカ! 亡くなってる人もいるのに非常識!』といった声が。さらに、被災地にいる人からも苦情が殺到。『大阪は高速通行止めで大渋滞!』『地震で近畿はパニック! 削除して!』『今投稿とかありえない。こっちは家中ひっくり返って大変なんだから! 謝罪しろ!』『高槻市在住です。友達の情報が知りたくてインスタみたりしてるけど、まさかのこれ……』との批判ばかりが集まり、一時炎上する騒ぎになっていました」(芸能ライター)

 この炎上を受けてか、山田はそれから、数時間後に再びInstagramを更新。空の写真とともに「関西、京都、滋賀、近畿地方の皆様、地震の揺れが凄かったみたいですね。今知りました。今後の被害がないことを祈っています。皆様、気を付けて下さい」というコメントを投稿したのだが、怒りが収まらない人たちからの批判の声が上がっているようで、

「『前回の投稿からのこれじゃあ、響かない!』『今更ですか?』といった声のほか、『あんたの行動のせいで小栗旬くんの評判も落ちる!』という声が。しかし一方で、『忙しいからニュースを見る暇がなかっただけだと思うんだけど。更新しただけで責めるのはおかしい』『中学生のいじめよりタチ悪いよ、これ』という声や関西に住む人からも山田さんを擁護する声もあがっていました」(同)

 今回の山田のような炎上は、2016年に起こった熊本での大地震の際も起こっていた。

 被災地に近い福岡出身の西内まりやが、Twitter上で被災地を気遣うツイートを頻繁に投稿した際には、「災害をアピールに使うな」との批判が寄せられ、ツイートを削除し謝罪。長澤まさみに至っては、地震発生直後の夜に女優のりょうらと一緒に撮った画像をInstagramに投稿したのだが、「タイミングが悪い、テレビ見ろ」という声が集まり、結局、画像を削除したことがあった。

「これらの『不謹慎』という批判に対し、『不謹慎狩りだ!』という声も上がり、当時は賛否両論を巻き起こしていました。今回も山田さんの一件でまた、再燃しそうな予感がしますね」(同)

 まったく悪意がなかったのにタイミングを間違えただけで炎上してしまった山田。どうやら大阪北部地震での最初の“不謹慎狩り”被害者となってしまったようだ。

山田優、大阪北部地震直後にインスタ更新! 地震と関係ない内容にもかかわらず、「不謹慎だ」と炎上!

 モデルで女優の山田優が6月18日に自身のInstagarmを更新。しかし、批判が殺到し、炎上する騒ぎとなっていた。

 山田は自身のInstagramに「道が混んでてつかないー。困りました。#あー #traffic」というコメントとともに自撮りアップ画像を投稿。仕事のために東京都内を移動中に撮影したようなのだが、これに批判が殺到していたという。

「同日の朝に大阪北部で大地震が発生していたのですが、山田さんが地震発生から2~3時間後に更新したことに違和感を持った人がたくさんいたよう。返信欄には『不謹慎』という声から始まり、『ニュースを見ろ!』『地震で大変な事になってるのに、のんきに自撮り?』『被災地の方が渋滞して困ってるでしょ!』『バカ! 亡くなってる人もいるのに非常識!』といった声が。さらに、被災地にいる人からも苦情が殺到。『大阪は高速通行止めで大渋滞!』『地震で近畿はパニック! 削除して!』『今投稿とかありえない。こっちは家中ひっくり返って大変なんだから! 謝罪しろ!』『高槻市在住です。友達の情報が知りたくてインスタみたりしてるけど、まさかのこれ……』との批判ばかりが集まり、一時炎上する騒ぎになっていました」(芸能ライター)

 この炎上を受けてか、山田はそれから、数時間後に再びInstagramを更新。空の写真とともに「関西、京都、滋賀、近畿地方の皆様、地震の揺れが凄かったみたいですね。今知りました。今後の被害がないことを祈っています。皆様、気を付けて下さい」というコメントを投稿したのだが、怒りが収まらない人たちからの批判の声が上がっているようで、

「『前回の投稿からのこれじゃあ、響かない!』『今更ですか?』といった声のほか、『あんたの行動のせいで小栗旬くんの評判も落ちる!』という声が。しかし一方で、『忙しいからニュースを見る暇がなかっただけだと思うんだけど。更新しただけで責めるのはおかしい』『中学生のいじめよりタチ悪いよ、これ』という声や関西に住む人からも山田さんを擁護する声もあがっていました」(同)

 今回の山田のような炎上は、2016年に起こった熊本での大地震の際も起こっていた。

 被災地に近い福岡出身の西内まりやが、Twitter上で被災地を気遣うツイートを頻繁に投稿した際には、「災害をアピールに使うな」との批判が寄せられ、ツイートを削除し謝罪。長澤まさみに至っては、地震発生直後の夜に女優のりょうらと一緒に撮った画像をInstagramに投稿したのだが、「タイミングが悪い、テレビ見ろ」という声が集まり、結局、画像を削除したことがあった。

「これらの『不謹慎』という批判に対し、『不謹慎狩りだ!』という声も上がり、当時は賛否両論を巻き起こしていました。今回も山田さんの一件でまた、再燃しそうな予感がしますね」(同)

 まったく悪意がなかったのにタイミングを間違えただけで炎上してしまった山田。どうやら大阪北部地震での最初の“不謹慎狩り”被害者となってしまったようだ。

サルより反省できない!? 「日光さる軍団」の“泥沼”未払い訴訟が、ようやく和解も……

 猿回しで人気の「日光さる軍団」が、演出家から起こされていた報酬の未払い訴訟で「和解」していたことがわかった。

 東京地裁が昨年末に認めた和解決着では、被告となった軍団運営の株式会社おさるランドが、原告の演出家に対し、230万円の支払い義務があることを認めたもの。今年12月までに分割で200万円を支払った場合は、残り30万円の債務が免除される。

 日光さる軍団はかつて閉鎖された類似のテーマパークに代わって2015年4月、栃木県日光市に「日光さる軍団劇場」を新たにオープン。その際、この演出家に音響や大道具、ビデオ制作など多数のコーディネートを総括的に依頼したが、過去にもあった未払い分160万円を含む、約500万円の報酬を約束していた。しかし、それが支払われずに訴訟が提訴されていたものだった。

 軍団は他にも過去、似たような訴訟を起こされており、デザイナーの男性が約300万円の支払いがないとして、自身がデザインしたロゴやポスターなどの使用を差し止める仮処分の申し立てをしたこともあった。

「支払いがなくてデザイナーがお金に困っているのに、軍団の村崎太郎が夫婦でハワイ旅行に行っていたらしく、なお周囲を怒らせていた。結局、デザイナーが起こした訴訟では軍団側が一部の支払いをすることで和解したようでした」と事情を知る関係者。

 今回訴訟を起こした演出家は数々の映画や舞台のほか、高島忠夫のディナーショーや、市川猿之助の歌舞伎イベント、水野真紀や斉藤慶子が主演のサスペンスドラマなどを手掛けてきたベテランで、村崎氏とは1990年代に仕事をした際の未払いがあったため、それを清算する約束で仕事を引き受けたと主張。2015年、その報酬を決める席で、「率直に言います。成功報酬300(万円)ぐらいで考えています」と言い、未払い160万円についても「ちゃんとお払いしましょう、早めにね」と発言していたことが録音テープで提出された。しかし、その約束が守られず、軍団側は「過去の未払金について別会社の取引」とも反論していた。

 軍団の事業は過去、太郎倶楽部や次郎おさるランド、村崎興業などの会社が続々と作られて引き継がれており、確かに会社は変わっているのだが、演出家はこれらを村崎氏による同一の支払元と主張して法廷で争われた。

「驚いたのは、その法廷で、村崎さんが『2,000万円もの成功報酬を支払わないとマスコミに言うぞと脅された』なんて反論していたこと」と関係者。そんな事実があるなら、恐喝事件に発展しそうだが、軍団側は昨春、「過去160万円分の未払いを諦めるなら、80万円を支払う」という和解案を提示していたという。

「160万円の未払いを返済するというから受けた仕事なのに、その160万円より安い金額での和解案ですから、さすがに演出家は怒って突っぱねたんです」(同)

 さらに法廷では過去、劇場の支配人を務めたことがある村崎氏の兄が、弟ではなく原告側の主張に沿った陳述書を出す一幕もあった。結局、200万円の支払いをする和解で決着したが、子どもたちが大好きな猿回しエンターテインメントに似合わない紛争だった。

 関係者は「猿だって反省ポーズをするんですから、二度とこうしたトラブルを起こさないで運営していってもらいたい」と話している。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

サルより反省できない!? 「日光さる軍団」の“泥沼”未払い訴訟が、ようやく和解も……

 猿回しで人気の「日光さる軍団」が、演出家から起こされていた報酬の未払い訴訟で「和解」していたことがわかった。

 東京地裁が昨年末に認めた和解決着では、被告となった軍団運営の株式会社おさるランドが、原告の演出家に対し、230万円の支払い義務があることを認めたもの。今年12月までに分割で200万円を支払った場合は、残り30万円の債務が免除される。

 日光さる軍団はかつて閉鎖された類似のテーマパークに代わって2015年4月、栃木県日光市に「日光さる軍団劇場」を新たにオープン。その際、この演出家に音響や大道具、ビデオ制作など多数のコーディネートを総括的に依頼したが、過去にもあった未払い分160万円を含む、約500万円の報酬を約束していた。しかし、それが支払われずに訴訟が提訴されていたものだった。

 軍団は他にも過去、似たような訴訟を起こされており、デザイナーの男性が約300万円の支払いがないとして、自身がデザインしたロゴやポスターなどの使用を差し止める仮処分の申し立てをしたこともあった。

「支払いがなくてデザイナーがお金に困っているのに、軍団の村崎太郎が夫婦でハワイ旅行に行っていたらしく、なお周囲を怒らせていた。結局、デザイナーが起こした訴訟では軍団側が一部の支払いをすることで和解したようでした」と事情を知る関係者。

 今回訴訟を起こした演出家は数々の映画や舞台のほか、高島忠夫のディナーショーや、市川猿之助の歌舞伎イベント、水野真紀や斉藤慶子が主演のサスペンスドラマなどを手掛けてきたベテランで、村崎氏とは1990年代に仕事をした際の未払いがあったため、それを清算する約束で仕事を引き受けたと主張。2015年、その報酬を決める席で、「率直に言います。成功報酬300(万円)ぐらいで考えています」と言い、未払い160万円についても「ちゃんとお払いしましょう、早めにね」と発言していたことが録音テープで提出された。しかし、その約束が守られず、軍団側は「過去の未払金について別会社の取引」とも反論していた。

 軍団の事業は過去、太郎倶楽部や次郎おさるランド、村崎興業などの会社が続々と作られて引き継がれており、確かに会社は変わっているのだが、演出家はこれらを村崎氏による同一の支払元と主張して法廷で争われた。

「驚いたのは、その法廷で、村崎さんが『2,000万円もの成功報酬を支払わないとマスコミに言うぞと脅された』なんて反論していたこと」と関係者。そんな事実があるなら、恐喝事件に発展しそうだが、軍団側は昨春、「過去160万円分の未払いを諦めるなら、80万円を支払う」という和解案を提示していたという。

「160万円の未払いを返済するというから受けた仕事なのに、その160万円より安い金額での和解案ですから、さすがに演出家は怒って突っぱねたんです」(同)

 さらに法廷では過去、劇場の支配人を務めたことがある村崎氏の兄が、弟ではなく原告側の主張に沿った陳述書を出す一幕もあった。結局、200万円の支払いをする和解で決着したが、子どもたちが大好きな猿回しエンターテインメントに似合わない紛争だった。

 関係者は「猿だって反省ポーズをするんですから、二度とこうしたトラブルを起こさないで運営していってもらいたい」と話している。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

元職員が語る「児童相談所」バッシング――目黒虐待死の事実は重い、それでも知ってもらいたいコト

 3月、東京都目黒区にあるアパートの一室で、船戸結愛ちゃん(当時5歳)が父親からの暴行により死亡していたことが発覚しました。今月6日に、父親が傷害罪および保護責任者遺棄致死容疑で逮捕、さらに母親も逮捕されています。

 児童虐待防止全国ネットワークの発表によると、虐待による死亡例は年間50件を超えるのだとか。未来ある子どもの命が週に1人失われていると思うと、このような痛ましい事件は1日でも早くなくさなければならないことは間違いありません。

 しかし、虐待による子どもの死が報じられるのと同時に子どもを守る側である“児童相談所”を叩く意見も世間から聞こえてきます。ネット上では「児童相談所の職員も罰するべきだ!」との過激な発言もあり、元職員である筆者としては複雑な思いです。今回、元職員という立場から、児童相談所の実情、そこで働く職員の思い、そして“救えなかった命”ばかりが報じられる裏側で、どのように職員が保護者と子どもと向き合っているのかをつづってみたいと思います。

保護者から「成績伸びない」という相談も

 児童相談所がメディアからたびたび叩かれるのは、世間に対して閉ざされた空間だと思われているためでしょう。保護者の中には「児童相談所って子どもを連れ去るところでしょ」と、そもそもあまりいいイメージを持たれていない方もいると思います。

 しかし、児童相談所の主な業務は“相談”と“対処”の2つ。特に、保護者や子ども、その関係者からの“相談業務”に主軸をおいている組織なのです。相談内容も事件性のある虐待から、誰しも経験する育児や教育に関する不安など、多岐に渡ります。

 筆者が職員だった頃は、保護者から「子どもとの接し方がわからない」「成績が思うように伸びない」のようなちょっとした相談から「つい手が出てしまう」「カッとなって暴言を吐いてしまう」など、虐待との境界が難しい悩みをいくつも聞いてきました。

 一方で、もちろん、児童相談所では“対処業務”として、虐待を受けている子どもを保護したり、実際に保護者に対して指導などもします。ただし、子どもを保護するにしてもあくまで一時的なもの。1~2週間から数カ月、次の進路が決まるまでの間のみとなります。

 ここで1つ、元職員として伝えておきたいのは、児童相談所は基本的に“子どもだけでなく保護者の味方でもありたい”と思っていること。保護するにせよ、まずは子どもと保護者との関係修復を第一に、難しいときにほかの選択肢を模索していくという考え方なのです。

 そこで働く職員についてですが、筆者は1施設しか経験していないので、ほかの施設のことまではわからないものの、ただ、少なくとも働いていた施設ではどの職員も常に全力で、保護者や子どもとぶつかっていました。実際は、子どもたちに反抗されて、ぶつかられることが多かったですが。

 しかし、どんなに保護者のこと、子どものことを思っていても、結愛ちゃんの事件のように救えなかった命があったこと、尊い子どもの命が失われた事実は重く受け止めています。現役の職員たちも同じ気持ちであることは間違いないでしょう。

 世間で言われている通り、児童相談所には行政執行として子どもを強制的に保護する権限がありますが、虐待の度が過ぎ、このままでは子どもの生命に危険がおよぶと判断されたときにのみ、その権限を行使します。

 一部のメディアから児童相談所の怠慢として指摘され、ネット上では「職員も罰せられるべき」などと言われていますが、確かに、結愛ちゃんの事件も強制保護をしていれば救えた可能性のある命であり、職員の対応に誤りがなかったとは決して言えません。

 ただし職員は、権限があると同時に、それを濫用しないよう戒める必要もあると考えます。可能性があるからと全て保護していたのでは、子どもから“保護者を取り上げること”にもなるのです。職員たちが常にグレーゾーンで綱渡りをしている――そのことを知っておいてもらいたいというのが本音です。

 一部のメディア、ネット上では児童相談所の対応不足に注目した情報ばかりが流れています。尊い子どもの命が失われたという事実に対して、憤りをもっともぶつけやすいところが児童相談所であり、職員だったということなのでしょう。

 しかし、反対に“児童相談所が救ってきた命もある”ことも事実です。筆者のいた施設は1~2週間で男女合わせて20人程度が保護され、長くとも半年ごとに子どもが入れ替わっており、年間で換算すると200人以上を保護したということになります。

 職員が保護者から子どもを保護することもあれば、他府県の施設から一時預かりすることもありました。一方で、保護者から子どもを預けてくることや、子どもが駆け込んでくること、中には、保護者(片方)と子ども、両方とも同じ施設内で保護するケースもあります。

 筆者が職員だった頃、虐待性のある保護者から子どもを保護したことがありました。保護者自身、「つい手が出てしまうんです」と言っており、止めたくても、ついカッとなって止められない、しつけという名の“暴力(虐待)”が常習化していたのです。

 そこで、一時的にでも子どもと距離を置くように、施設で保護することを提案しました。その保護者は子どもと過ごす時間が密になりすぎ、子どものちょっとした行動を過敏に捉えていたため、このままでは最悪のケースもあると考えたのです。

 その後、保護者には定期的な相談業務を、子どもには施設内での対処業務を。結果、この保護者と子どもは再び同じ空間で生活できるようになり、少なくとも筆者が職員だった期間は、暴力などのトラブルが再発したことはありませんでした。

 繰り返しになりますが、元職員として何を一番伝えたいかというと、“児童相談所の職員たちは保護者と子どもの味方”ということ。職員は自らが至らないことは理解しつつも、目の届く範囲、手の届く範囲の保護者たち、子どもたちを全力で守ろうとしていることです。

 もちろん、トラブルがあるからと必ず児童相談所に相談しなければならないわけではありません。ただ、「児童相談所に相談したら子どもと引き離されるんでしょ」と不安になり、児童相談所に相談することをためらうのだけはやめてほしいと願っています。

 児童相談所には、育児を経験した年配の職員から、今まさに育児に奔走している若い職員、施設によっては補助職員として大学生がいるところもあり、少なくとも“相談相手”という面においては、バリエーション豊かな職員が揃っています。

 “保護”というのはあくまで最終手段。基本的には保護者の、子どもの相談を親身になって聞くための施設です。児童相談所が世間に正しく理解され、保護者も子どもも、その関係者も気軽に相談できる空間になってほしいと、元職員である筆者は思います。

堀本一徳
福岡県在住。岡山理科大学で教育学を学び、卒業後は単身日本を飛び出し24カ国を放浪。旅中に見聞きしたことを伝えたいと思いライターとしてデビュー。ライターとして活動する傍ら、児童相談所や学童保育所、デザイン事務所などで勤務。現在はライター、デザイナー、カメラマン、コーダー、経営者と幅広い分野で活動中。得意ジャンルは旅行や教育、ビジネスなど。趣味は旅行に読書、写真に家事。

元職員が語る「児童相談所」バッシング――目黒虐待死の事実は重い、それでも知ってもらいたいコト

 3月、東京都目黒区にあるアパートの一室で、船戸結愛ちゃん(当時5歳)が父親からの暴行により死亡していたことが発覚しました。今月6日に、父親が傷害罪および保護責任者遺棄致死容疑で逮捕、さらに母親も逮捕されています。

 児童虐待防止全国ネットワークの発表によると、虐待による死亡例は年間50件を超えるのだとか。未来ある子どもの命が週に1人失われていると思うと、このような痛ましい事件は1日でも早くなくさなければならないことは間違いありません。

 しかし、虐待による子どもの死が報じられるのと同時に子どもを守る側である“児童相談所”を叩く意見も世間から聞こえてきます。ネット上では「児童相談所の職員も罰するべきだ!」との過激な発言もあり、元職員である筆者としては複雑な思いです。今回、元職員という立場から、児童相談所の実情、そこで働く職員の思い、そして“救えなかった命”ばかりが報じられる裏側で、どのように職員が保護者と子どもと向き合っているのかをつづってみたいと思います。

保護者から「成績伸びない」という相談も

 児童相談所がメディアからたびたび叩かれるのは、世間に対して閉ざされた空間だと思われているためでしょう。保護者の中には「児童相談所って子どもを連れ去るところでしょ」と、そもそもあまりいいイメージを持たれていない方もいると思います。

 しかし、児童相談所の主な業務は“相談”と“対処”の2つ。特に、保護者や子ども、その関係者からの“相談業務”に主軸をおいている組織なのです。相談内容も事件性のある虐待から、誰しも経験する育児や教育に関する不安など、多岐に渡ります。

 筆者が職員だった頃は、保護者から「子どもとの接し方がわからない」「成績が思うように伸びない」のようなちょっとした相談から「つい手が出てしまう」「カッとなって暴言を吐いてしまう」など、虐待との境界が難しい悩みをいくつも聞いてきました。

 一方で、もちろん、児童相談所では“対処業務”として、虐待を受けている子どもを保護したり、実際に保護者に対して指導などもします。ただし、子どもを保護するにしてもあくまで一時的なもの。1~2週間から数カ月、次の進路が決まるまでの間のみとなります。

 ここで1つ、元職員として伝えておきたいのは、児童相談所は基本的に“子どもだけでなく保護者の味方でもありたい”と思っていること。保護するにせよ、まずは子どもと保護者との関係修復を第一に、難しいときにほかの選択肢を模索していくという考え方なのです。

 そこで働く職員についてですが、筆者は1施設しか経験していないので、ほかの施設のことまではわからないものの、ただ、少なくとも働いていた施設ではどの職員も常に全力で、保護者や子どもとぶつかっていました。実際は、子どもたちに反抗されて、ぶつかられることが多かったですが。

 しかし、どんなに保護者のこと、子どものことを思っていても、結愛ちゃんの事件のように救えなかった命があったこと、尊い子どもの命が失われた事実は重く受け止めています。現役の職員たちも同じ気持ちであることは間違いないでしょう。

 世間で言われている通り、児童相談所には行政執行として子どもを強制的に保護する権限がありますが、虐待の度が過ぎ、このままでは子どもの生命に危険がおよぶと判断されたときにのみ、その権限を行使します。

 一部のメディアから児童相談所の怠慢として指摘され、ネット上では「職員も罰せられるべき」などと言われていますが、確かに、結愛ちゃんの事件も強制保護をしていれば救えた可能性のある命であり、職員の対応に誤りがなかったとは決して言えません。

 ただし職員は、権限があると同時に、それを濫用しないよう戒める必要もあると考えます。可能性があるからと全て保護していたのでは、子どもから“保護者を取り上げること”にもなるのです。職員たちが常にグレーゾーンで綱渡りをしている――そのことを知っておいてもらいたいというのが本音です。

 一部のメディア、ネット上では児童相談所の対応不足に注目した情報ばかりが流れています。尊い子どもの命が失われたという事実に対して、憤りをもっともぶつけやすいところが児童相談所であり、職員だったということなのでしょう。

 しかし、反対に“児童相談所が救ってきた命もある”ことも事実です。筆者のいた施設は1~2週間で男女合わせて20人程度が保護され、長くとも半年ごとに子どもが入れ替わっており、年間で換算すると200人以上を保護したということになります。

 職員が保護者から子どもを保護することもあれば、他府県の施設から一時預かりすることもありました。一方で、保護者から子どもを預けてくることや、子どもが駆け込んでくること、中には、保護者(片方)と子ども、両方とも同じ施設内で保護するケースもあります。

 筆者が職員だった頃、虐待性のある保護者から子どもを保護したことがありました。保護者自身、「つい手が出てしまうんです」と言っており、止めたくても、ついカッとなって止められない、しつけという名の“暴力(虐待)”が常習化していたのです。

 そこで、一時的にでも子どもと距離を置くように、施設で保護することを提案しました。その保護者は子どもと過ごす時間が密になりすぎ、子どものちょっとした行動を過敏に捉えていたため、このままでは最悪のケースもあると考えたのです。

 その後、保護者には定期的な相談業務を、子どもには施設内での対処業務を。結果、この保護者と子どもは再び同じ空間で生活できるようになり、少なくとも筆者が職員だった期間は、暴力などのトラブルが再発したことはありませんでした。

 繰り返しになりますが、元職員として何を一番伝えたいかというと、“児童相談所の職員たちは保護者と子どもの味方”ということ。職員は自らが至らないことは理解しつつも、目の届く範囲、手の届く範囲の保護者たち、子どもたちを全力で守ろうとしていることです。

 もちろん、トラブルがあるからと必ず児童相談所に相談しなければならないわけではありません。ただ、「児童相談所に相談したら子どもと引き離されるんでしょ」と不安になり、児童相談所に相談することをためらうのだけはやめてほしいと願っています。

 児童相談所には、育児を経験した年配の職員から、今まさに育児に奔走している若い職員、施設によっては補助職員として大学生がいるところもあり、少なくとも“相談相手”という面においては、バリエーション豊かな職員が揃っています。

 “保護”というのはあくまで最終手段。基本的には保護者の、子どもの相談を親身になって聞くための施設です。児童相談所が世間に正しく理解され、保護者も子どもも、その関係者も気軽に相談できる空間になってほしいと、元職員である筆者は思います。

堀本一徳
福岡県在住。岡山理科大学で教育学を学び、卒業後は単身日本を飛び出し24カ国を放浪。旅中に見聞きしたことを伝えたいと思いライターとしてデビュー。ライターとして活動する傍ら、児童相談所や学童保育所、デザイン事務所などで勤務。現在はライター、デザイナー、カメラマン、コーダー、経営者と幅広い分野で活動中。得意ジャンルは旅行や教育、ビジネスなど。趣味は旅行に読書、写真に家事。

紀州のドン・ファン怪死事件――資産家の高齢男性は「若い女」「結婚」に何を求めるのか?

 「紀州のドン・ファン怪死事件」――まるで推理小説のタイトルのような事件が、いま世間を騒然とさせている。和歌山県で酒類販売業や金融業を営む資産家・野崎幸助氏が、5月24日、77歳でこの世を去った。自宅寝室のソファーに、素っ裸のままで座り込み、息絶えていたという野崎氏の遺体からは、多量の覚醒剤が検出され、和歌山県警は6月6日、死因を「急性覚醒剤中毒」と発表。遺体に注射の痕がなかったことから、経口摂取したものと考えられ、現在、事件の焦点は、「野崎氏は、自ら覚せい剤を飲んだのか、それとも誰かから飲まされたのか」に絞られている。

 そんな中、世間の耳目を集めているのが、「55歳年下のモデル妻・Sさん」の存在である。そもそも野崎氏は、50億円という莫大な資産を持つとされ、30億円を4000人の女性に費やしてきたと自ら豪語する人物。一昨年2月には、当時交際していた27歳の女性に、自宅から6000万円相当の金品を盗まれて話題を呼んだこともあった。そんな野崎氏が、今年2月に結婚したのがSさんで、その馴れ初めは昨年秋、空港でSさんに一目ぼれした野崎氏が、わざと転倒して“出会い”を演出し、その後デートを続けて結婚に至ったという。

 2月、「現代ビジネス」のコラムで本人が明かしたところによると、周囲から「女は財産目当て」「エロジジイと思われる」などと揶揄されたそうだが、「どうせ嫉妬をしているのでしょう」「金持ち喧嘩せず」「破談を願っている99%の方々には申し訳ありませんが、少なくとも私が幸福になる自信があります」と、力強く反論。しかし、今回の報道で浮き彫りになった2人の結婚生活は、一般的な“幸福な結婚生活”とは大きくかけ離れたもので、野崎氏はSさんに「月100万円のお小遣いとブラックカード」を渡し、月の半分は「別居状態」だったとのこと。果たして野崎氏がこの結婚に満足を覚えていたのか、それとも疑問を抱いていたのか、今となっては知る由もないが、世間に大きな違和感を与えたのは事実だろう。

 果たして、若い女性と結婚した資産家の高齢男性というのは、女性に、結婚に何を求めるのか。そしてそこから浮かび上がってくる“ドン・ファン”像とは――今回、婚活アドバイザーの立花えりこ氏、そして老年学研究者であるライター・島影真奈美氏に話を聞いた。

 東京・銀座にある、結婚相談所「Bゼルム」のアドバイザー・立花氏は、これまで50~70代のシニア婚活を数多くサポートしてきた経歴を持つ。お金持ちのシニア男性が、自分よりかなり年の若い女性とのお見合いを希望するケースは珍しくないそうで、「というか、お金持ちではない男性でも、『会えるものなら会いたい』と若い女性を希望されます」という。

「お金持ちの男性であれば、若い女性とお見合い自体は組めるんですが、成婚に至るケースはかなり少ないです。女性側が、『男性の健康面が不安』『話が合わない』などと思うようで、一方の男性側もしっくりこないと感じ、お付き合いしても長続きしませんね。それから、婚活の場では、男性の熱意がないと成婚に至りにくい面もあるのですが、お金持ちの男性はこれまで女性にモテてきたので、“頑張って女性を口説く”ことをしないんです」

 また、お金持ちの高齢男性が若い女性を求める背景には、次のような点が考えられるという。

「彼らは、お見合いで若い女性と出会えることは出会えるので、感覚が麻痺してきて、『若い女性と付き合うのが当たり前』と思うようになるのかもしれません。また、人前に立つことも多いだけに、自慢になる若い奥さんを求めているという点も考えられます。あと、資産家の方は相続の問題があるので、子どもを産んでほしいから若い女性を望むのかもしれませんね。一方で、女性側がお金持ちの高齢男性に求めるものは、ずばり“経済力”。『お父さんを早くに亡くしていて、年上の男性がタイプ』という方、また『両親も年が離れているから』という方もいますが、それでも『お金がない人はちょっと』というケースが多い。男性側は、女性が経済力を求めていることをわかっていないこともあるので、そこは、我々アドバイザーがわかるように教育していきます」

 野崎氏は、こうした若い女性を求める一般的な資産家の高齢男性とは、一線を画す。お金を使うことに躊躇なく、積極的に女性を口説く野崎氏は、立花氏の目にも「かなり珍しいタイプ」に映るそう。そもそもどんな資産家でも、野崎氏のように55歳も年の離れた女性と結婚するケースは、「結婚相談所では見たことがありません」という。

「その背景には、親族から『相続の問題で揉める』と結婚を反対されることもあると思います。それに、ドン・ファンはSさんに対し、『結婚してくれたら 毎月100万円渡す』と提示していたと報道されていますが、これは契約結婚ですよね。こういった方は、結婚相談所にはいらっしゃらないんですよ。ただ、お見合いパーティに参加を希望される男性で、『とにかく若い女性との出会いがほしい』『前に付き合っていた子は20代だった』と、電話口でお話になっていた方がいました。そういう、何よりも“若い女性と付き合うこと”が目的になっている方は、ご自身のお金が魅力になっているとわかっているのかなと感じますね」

 野崎氏は、若い女性との出会いを求めて、高級デートクラブに登録していたと報じられているが、そこに集うのは“お金第一”という考えの女性であり、お互いのメリットが一致しやすかったのかもしれない。

「ただ結婚生活となると、どうなのでしょう。資産家の高齢男性と若い女性のご夫婦で、奥さんが“遊びほうけている”“仕事にばかり没頭している”など、妻としての役目を果たしていないと、やはり離婚に至るケースは結構あるんです。若い奥さんが来てくれただけでは、男性は満足しない。ギブ&テイクが成り立たなければ、結婚生活はうまくいきません」

 「まだ事件性があるかどうかもわかっていない段階で、『亡くなった』という第一報を知ったとき、ふと『ドン・ファンは腹上死した』と思った」と語るのは、老年学研究者の島影氏。野崎氏の自伝『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』(講談社)に、ホステスを口説き損ねた晩、ホテルで脳梗塞を発症し、三途の川を渡りかけたものの九死に一生を得たというエピソードがつづられているのだが、そこで“もしホステスをお持ち帰りしていたら腹上死していたかも”“そういう最期も悪くない”と野崎氏は語っていたのである。

「なので最初は『あぁ本望を遂げたんだ』と思ったんですが、その後、遺体から覚せい剤が検出されたと報じられ、『まさかそんな展開になるとは』と驚きましたね。ドン・ファンは、著書を読む限り、かなりぶっ飛んでいる人物。若い女性をナンパするためには手段を選ばず、惜しみなく金を使い、道化にもなれる。そこまで徹底されると、年齢差を超えて口説かれる女性がいるのは不思議ではないかなと思います。ただ、あまりにも極端な人物像のため、同年代の高齢男性と比較して……という見方をするは難しそうですが」

 確かに野崎氏は、一般的には考えられないようなナンパ術を著書で披露している。好みの女子大生に「ハッピー・オーラ、ハッピー・エレガント、ハッピー・ナイスボディ。あなたとデートしたい、エッチしたい……」と語りかけるなど、「ドン・ファンは女性に対して、どこまでも図々しいんですよね。目先のプライドにとらわれず、捨て身で口説ける男性は年齢問わず、恋愛市場で捕食者になれる。特にモテ要素がなくても一定のニーズがある上に、ドン・ファンの場合は潤沢な資金力もあったと考えるとかなり強い。ただ、そうは言っても、本に書かれている内容が全て本当かはわかりません。報道では、ドン・ファンが女性にお金を出し渋っていたという内容のものもありましたしね。そこはなんとも言えませんが、本人名義で発信していた“紀州のドン・ファン”のキャラ設定は、かなり異色の存在だったといえるでしょう」。

 そんな枠にはまらない男である野崎氏だが、老年学の見地から、気になる点もあるという。

「年を取ってから若い女性に貢いだり、周囲から見て『バカだなぁ』と思うような恋愛にハマッて身包みを剥ぎ取られてしまうというケースがあります。これは、年を取ると、情動的な満足の方を重視するようになるという、“社会情動的選択性理論”に基づく行動だと考えられます。若い頃は、たとえ嫌な相手でも『メリットがあるから関わっておこう』と考えたとしても、年を取って人生の残り時間が短くなると、そんな気が起きなくなる。『自分にとって楽しいことを優先しよう』と考えるようになると言われます。ドン・ファンの著書を読むと、彼は若い頃から若い女性を追いかけていたようなので、なんとも言いにくいところがありますが、年を取っても若い女性に執着していたのは、社会情動的選択性理論で説明できるところがあるのかもしれない……といったところでしょうか」

 島影氏は、著書の中から、コンドームの訪問販売業をしていた若かりし頃の野崎氏が、顧客である女性を相手にセックスして売り上げを伸ばしたという箇所を指摘し、「ドン・ファンが、お金のためにやりたくないことをやっているのって、本の中ではここぐらいなんですよね。もともと、恋愛に限らず情動的な性格で、それが年を重ねてより強くなったというのは、あるかもしれません」。

「もう1つ気になったのが、ドン・ファンが本を出した後、全国から『私と交際しませんか?』『結婚前提でお付き合いをしませんか?』とファンレターをもらったと、『現代ビジネス』のコラムに書いているんですが、そこで『全員がオーバー40歳以上でありまして中には70代の図々しい猛者もおります』『こんな婆さんとオレ付き合うワケないだろ。どうせ財産目当てだろうから』などと、若くてナイスバディな女以外の女性、年を取っている女性をかなり蔑んでいるんです。それを見るに、“老いへの恐怖”のようなものが極端に強い人だったのかなと感じました。ドン・ファンは著書の中でも、『(自分の)年齢を意識しない』と書いていますが、どちらかというと、“若々しい自分”への強い執着があったのではないかと」

 確かに、「年寄り扱いをされたくない」という高齢者は少なくないだろうが、島影氏いわく野崎氏はそういった感覚とも少し違っており、「なんというか“歳をとること”自体を認めていない、自分すらも拒絶している感じすらするんです」。

「『老い』にはある種のネガティブなイメージがつきまといます。しかしその半面、年老いていくことで得られる豊かさもある。『老い』を完全否定する言動を繰り返していると、実際に年を取り、誰かの助けを必要になっても、手を伸ばせない。周囲も手助けしづらくなる。自分自身の老いを受け入れられず、人間関係にも苦しむことになる危うさを感じました」

 77歳の野崎氏は、すでに“老い”をひしひしと感じていたため、結婚という選択をしたとも考えられる。しかし、そこで待っていたのが突然の死とあっては、何とも言えない物悲しさを感じてしまう。

「“紀州のドン・ファン”というのは、『若い女と付き合ってセックスしたい、そのためにはお金を惜しまない』という何ともシンプルな人物のはず。ただ、そのキャラクターに隠された素顔は一体どんな人物だったのか、正直わからない。謎は深まるばかりですね」

 事件発生からもうすぐ1カ月経過しようとしているが、いまだ「紀州のドン・ファン怪死事件」の報道は鳴り止むことを知らない。果たしてどんな結末を迎えることになるのか、注目していきたい。

今夏にも実現!? 「日朝首脳会談」の裏で、あの“問題力士”が再びバトルか

「世紀の茶番」とも揶揄された米朝首脳会談から2日後、今度は日本政府が安倍晋三首相と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による日朝首脳会談実現に向けて動き出した。

 国際会議が開かれているモンゴル・ウランバートルで、日本の担当者が北朝鮮側と接触。首相は、拉致被害者家族連絡会(家族会)の横田早紀江さんらと面会し、米朝首脳会談でのトランプ米大統領による拉致問題提起を踏まえ、「あとは日本の問題として北朝鮮と直接向き合い、問題を解決していく決意だ」と表明した。

 外務省によると、モンゴルで14日に始まった国際会議「ウランバートル対話」に派遣した同省の志水史雄アジア大洋州局参事官が、北朝鮮のキム・ヨングク外務省軍縮平和研究所所長と短時間、意見交換したという。

 仮に日朝首脳会談が実現するとすれば、開催地の候補は北朝鮮と国交のあるモンゴル。そこで俄然、やる気になっているのが“アノ男”だという。

「元横綱の朝青龍ですよ。暴力事件で角界引退後は、モンゴルで会社経営を行っていますが、政界とのパイプも太く、将来のモンゴル大統領という声も聞かれます。日本の安倍首相とは面識もあるし、日朝首脳会談の折は『ぜひ、自分をコーディネーターに!』と売り込んでいるそうです」(社会部記者)

 ただ、朝青龍が出てくるとなれば、アノ男も黙っていない。犬猿の仲と言われる元小結・旭鷲山だ。

「旭鷲山もモンゴルで実業家として成功を収めており、政治家とのつながりも深い。コーディネーターの大役を朝青龍に譲る気はないそうです」(スポーツ紙記者)

 両者は元横綱・日馬富士の暴行事件でも激しくやり合っていた。今夏にも実現する可能性が出てきた日朝首脳会談だが、場外戦も含めて一筋縄ではいかないようだ。

今夏にも実現!? 「日朝首脳会談」の裏で、あの“問題力士”が再びバトルか

「世紀の茶番」とも揶揄された米朝首脳会談から2日後、今度は日本政府が安倍晋三首相と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による日朝首脳会談実現に向けて動き出した。

 国際会議が開かれているモンゴル・ウランバートルで、日本の担当者が北朝鮮側と接触。首相は、拉致被害者家族連絡会(家族会)の横田早紀江さんらと面会し、米朝首脳会談でのトランプ米大統領による拉致問題提起を踏まえ、「あとは日本の問題として北朝鮮と直接向き合い、問題を解決していく決意だ」と表明した。

 外務省によると、モンゴルで14日に始まった国際会議「ウランバートル対話」に派遣した同省の志水史雄アジア大洋州局参事官が、北朝鮮のキム・ヨングク外務省軍縮平和研究所所長と短時間、意見交換したという。

 仮に日朝首脳会談が実現するとすれば、開催地の候補は北朝鮮と国交のあるモンゴル。そこで俄然、やる気になっているのが“アノ男”だという。

「元横綱の朝青龍ですよ。暴力事件で角界引退後は、モンゴルで会社経営を行っていますが、政界とのパイプも太く、将来のモンゴル大統領という声も聞かれます。日本の安倍首相とは面識もあるし、日朝首脳会談の折は『ぜひ、自分をコーディネーターに!』と売り込んでいるそうです」(社会部記者)

 ただ、朝青龍が出てくるとなれば、アノ男も黙っていない。犬猿の仲と言われる元小結・旭鷲山だ。

「旭鷲山もモンゴルで実業家として成功を収めており、政治家とのつながりも深い。コーディネーターの大役を朝青龍に譲る気はないそうです」(スポーツ紙記者)

 両者は元横綱・日馬富士の暴行事件でも激しくやり合っていた。今夏にも実現する可能性が出てきた日朝首脳会談だが、場外戦も含めて一筋縄ではいかないようだ。