
10月30日、貴乃花親方の長男である靴職人の花田優一さんが、パーソナリティーを務める『花田優一First Step』(TBSラジオ)で、一般人女性と結婚したことを発表した。優一さんは現在22歳、今年から本業の靴職人に加えてタレント活動を本格化させ、多忙な日々を送っている。そんな中での突然の発表に、世間は大いに驚いたが、貴乃花親方の母であり、優一さんの祖母にあたるタレントの藤田紀子さんも、その1人だったようだ。
「私は家にいられるときは、いつも優ちゃんのラジオを聞くようにしているものですから、そこで結婚を知りました。一番に感じたことは、『うちはみんな結婚が早いなぁ』ということ(笑)。あの子のおじいちゃんに当たる親方(故二子山親方)は、20歳で私と結婚しましたし、お父さんである光司(貴乃花親方)も、23歳で結婚しています。最近は結婚する年齢が遅くなっているので、優ちゃんは早い方だと思います。親や自分の身内の結婚が早いと、きっとそれが自然なんですよね」
藤田さんは、「若いうちに結婚することはいいことだ」と太鼓判を押す。
「親方と私は、最初に小さいマンションに住み始めて、三軒目にして一軒家を建てたんですけど、親方はずっと『強くなって、絶対に家を建てるんだ』と言っていました。若くして結婚したからこそ、早いうちに目標を立てることができ、その実現のために頑張れたのではないでしょうか。優ちゃんも小さい頃から、そういった感覚を持っていたと思います。だから私は、若いうちの結婚に大賛成。光司は、20歳の頃に婚約をして、破棄になってしまいましたが、当時報道で、私が結婚に反対したなんていわれたことがあるんです。でもこれはまったくのデマ! 私は親方が20歳で結婚したこともあり、『早く落ち着くのはいいことだ』と、光司の婚約がうれしくてうれしくて、一番協力的だったんですよ。私は大歓迎でした(笑)」
優一さんの結婚に、祖父、父の生き方を受け継いでいるように感じたという藤田さん。最近、優一さんはバラエティ番組などで、貴乃花親方の“厳しい父ぶり”を話す機会もあるが、「とは言いつつ、優ちゃんはお父さんのことを尊敬していると思います。もしかしたら、『お父さんのように、自分も早くに結婚したい』という夢がかなったのかもしれませんね」と微笑む。
優一さんは今年8月、芸能事務所と契約を結んだことを発表。あくまで靴職人に軸を置きながら、タレント活動をしているが、藤田さんは優一さんの活躍をどのように感じているのだろうか。
「優ちゃんは、靴職人という本業はあるものの、現在おかげさまで、テレビやラジオに出させていただいています。彼自身で言っている通り、職人としては、まだまだこれから力をつけていく身。その前に、彼は恵まれた環境で、職人さんの道とはまた別の体験と勉強をしているんです。それは、今後職人としても生きるのではないかと思います。最近では、彼に対する“妬み”とでも言いますか、悪口を言われることもあるらしく、今回の結婚発表に関しても『どうしてアイドルでもないのに、結婚を隠していたんだ』といった声があったようです。私は、きっとすぐに言えない事情があったんだと思っていますが、優ちゃんには、『あなたは、妬まれるだけのいい人生を送っているのよ』と言いたいですね。それに親の七光りといっても、その子に本当に何もなかったら注目されないと、私は思いますよ」
そんな、まさに脚光を浴びる中での結婚発表となった優一さん。藤田さんは、当時“角界のプリンス”と呼ばれた二子山親方と結婚した身として、奥さんに対しても、ある期待を寄せているようだ。
「テレビなどに出させていただく環境にいると、やはり浮かれたり、テングになったりということがなきにしもあらずなんです。親がどんなに厳しく育ててもね。だけど、このタイミングで結婚したことによって、奥さんから一番に注意をしてもらえるのではないかと思います。他人からおだてられても、奥さんが『うちの夫、ちょっと調子に乗ってるな?』とビシッと締めてくれるのではないでしょうか」
また、「優一さんへ結婚のアドバイスを」と尋ねると、藤田さんは「離婚した私がアドバイスなんてできるかしら(笑)」と少し困りつつも、「でも私は、31年頑張りましたからね」と、あらためて“結婚”の大先輩として、「全て奥さんに頼るのでなく、奥さんを労わる気持ちを持ち続けることが、生涯結婚生活を続ける秘訣ではないでしょうか。あのお父さんの息子だから、優ちゃんも、頑固なところがあるかもしれないし、それは仕事にはとても大切なことだけれど、奥さんの話にも耳を傾けてね」とアドバイス。ただその一方で、貴乃花親方から「妹を大切にしなさい」と言われ育った優一さんだけに、「女性に優しく接することができる子かもしれませんね」と期待しているそうだ。
名前に“優(しい)”という漢字を持つ優一さん。その名付け親は藤田さんだ。姓名学の本を買い、字画などを必死に調べてつけたという「優一」の名前は、「貴乃花親方がちょうど優勝したタイミングだったので“優”という字を。また貴乃花親方にとって初めての子どもだったことから“一”いう字をつけました」とのこと。名付け親としての責任を感じていた藤田さんは、優一さんの結婚について、「順調に育ってくれているんだなぁと思い、ホッとした」面もあったようだ。
そんな藤田さんに、「ひ孫さんの誕生もあるかもしれませんね」と話を振ると、「そうなるのかな? と思いました」とうれしそうに語る。
「お兄ちゃん(花田虎上)のところの一番上の子も、今22歳なんです。それで、一番下の孫が3歳。2人の息子から、なんと9人の孫ができました。みんなで集まってお食事でもできたら、とてもにぎやかだろうなと思いますね。今、光司とは疎遠になっているだけに、“相手が望まないことを無理やりにはしない”とは思いますが、どうでしょうかね? ただ本当に、こうして家族が増えていくのは、とてもうれしいことですよ」
終始、喜びにあふれた声でインタビューに応じてくれた藤田さん。優一さんに、“おばあちゃんからのエール”が届くことを祈りたい。