中国で小学生女児の“生ストリップ配信”が大流行! 視聴者の求めに応じて胸元を……「面白いからやってるの」

 中国の若い女性がネット上で“エロ生中継”をして大金を稼いでいたり、14歳で妊娠した少女が大きなお腹を披露してミルク代を稼いでいるなどといった話題は、これまでも何度かお伝えしているが、最近はついに、女子小学生までもが“ストリップ生中継”をしていることが、中国のニュースネットサイト「ホウハイ新聞」の報道でわかった。

 それによると、中国のショート動画プラットフォームである「美拍」(メイパイ)には人気のある動画に対して報酬を与える機能があり、その報酬獲得を狙って、小学生を含む未成年が生中継で服を脱いだり、セックスを思わせる動作をして見せているのだという。

 それを生で見ているフォロワーたちが、チャット機能を使って女の子たちに服をめくるようはやし立てたり、女の子たちもそれに応じて胸元をめくったり、服をお腹からめくり上げたりしている。人気がある少女などは、すでにフォロワーが2万人近くにまで増えている。

 ストリップ生中継をしている一人の少女は、自分は2005年生まれの小学生で、どうしてやっているのかと問われ、「お金のためにやってるんじゃないの。面白いからやってるの。私、クラスで一番フォロワーが多いのよ」などと自慢しているという。

「ホウハイ新聞」の報道により、この件は大きな社会問題となり、ネットライブの機能を提供している美拍では、12月9日から未成年の登録者に対しては生中継を行う権限をカットすると発表している。

 インターネット情報検閲を強力に進め、政府や共産党に不都合な話がネットにアップされると、あっという間に削除してしまう中国でさえ、ネットライブのようなものだとすぐには対応できないようだ。

 こういった未成年者によるネット上での性的な進出は、これからも止まりそうにない。
(文=佐久間賢三)

フォロワー200万人! “翼の折れた天使”両腕欠損ガールの動画配信チャンネルに「結婚してくれ!」の声が殺到中!?

 中国のネット用語に「網紅(ワンホン)」いう言葉がある。動画配信などをきっかけに、一躍有名になった素人のことだ。網紅になると、ファンからの送金や広告収入などが殺到し、一夜にして億万長者に上り詰める者も少なくない。自らの才能やルックスを売りにする配信者が多くを占める中、一攫千金を求め、さまざまなバックグラウンドを持った人々も参入している。

「捜狐網」(11月30日付)は、最近中国で障害を持った美女が、その日常生活を動画で配信し、多くの収入を得ていると報じた。動画配信サイトの自身のチャンネルに90万人のフォロワーを集める楊莉(27)は、4歳の頃に事故で両腕を失った。その後、彼女は両足を器用に使い、健常者と変わりない生活をしてきた。彼女が配信している動画では、足を使いクシで髪をとかしたり、歯みがき、料理、化粧、スマホの操作など、見事に両足でこなしている様子を見ることができる。

 

 4カ月前から始めたという彼女の動画配信サイトには、フォロワーから「顔が美人なだけじゃなく、逆境に負けず大学まで卒業して自立してるなんて本当にすごい!」「両腕がなくても、すべて一人でこなす彼女を見ていると、本当に自分が情けなくなる」「こんな綺麗な子と結婚したい!」など、毎日多くのメッセージが寄せられている。ネット上では、両腕を失った彼女を「翼の折れた天使」と呼んでおり、彼女のことがメディアで報じられた現在、フォロワー数は200万人まで急増し、今もその数は増え続けているという。

 

 中国には彼女のように、身体的ハンデを負いながらも、それを武器に多くのファンを獲得する配信者は少なくない。片腕と足を使い包丁を器用に研ぐAさん(1990年代生まれ・本名不詳)も、そんな一人だ。前出の「翼の折れた天使」同様、日常生活を自ら動画配信している。報道によると、彼女は動画配信による広告収入だけで、少なくとも毎月1万元(約17万円)を稼いでいるという。

 中国では、日本のような障害者に対する公的扶助や年金制度などの整備が遅れており、受給できない者も多い。そんな中でも、動画配信という現代のツールを使い、たくましく生きる彼女たち。これからも多くのファンが見守り続けていくだろう。
(文=青山大樹)

中国でトラックが車両火災 近隣住民がアディダス新作シューズ5,000万円分を集団略奪!

 中国由来の熟語に、趁火打劫(ちんかだこう)という言葉がある。意味は、敵の混乱に乗じて土地や民を奪うことである。現代の中国では、この単語が火事場泥棒を指す言葉として、たびたびニュースなどで使われている。今回は事故に遭ったトラックが、その被害を受けてしまった。

「中財網」(11月30日付)によると、11月28日午後、浙江省温州市内の高速道路を走っていたトラックの後輪部分から火災が発生し、小規模の爆発を起こした。この爆発の影響で、積み荷の一部が高速道路の下に落下した。

 本来なら、トラック運転手の安否や爆発の影響などが気になるところだが、近隣住民にとっては積み荷にしか興味がなかったようだ。このトラックには1万4,000足のアディダスのシューズが積まれていたのだ。

 

 高速道路の下に落ちたシューズの入った段ボールは、次々と近隣住民によって持ち逃げされてしまったという。幸い、軽いケガで済んだトラックの運転手はメディアの現場取材に対し「今回、整備不良で、このような事故を起こしてしまいました。燃えてしまったり持ち逃げされたりしたシューズの被害総額は300万元(約5,000万円)以上になります。これからどうやって賠償していけばよいのか、まったくわかりません。商品を持ち逃げした人たちには、一刻も早く返却してほしいです」と、涙ながらに語った。

 今回、事故を起こしたトラックは、福建省の工場から出荷されたシューズを積み、江蘇省の倉庫に運ぶ途中だったという。さらに、積まれていたシューズは、まだ市場では発売されていない新商品だったという。

 

 運転手の男性はケガを負っていたにもかかわらず、治療費を持ち合わせていなかったため入院はせず、長距離列車で自宅に戻ったそうだ。今後、賠償について関係者と話し合いを進めていくことになる。

 今回のニュースは中国でも全国的に大きく報じられ、こうした一連の住民による略奪行為は、人民からも厳しく非難されている。日本でも災害や事故が発生すると、その裏で火事場泥棒に走る事件が後を絶たないが、人の不幸につけ込むような犯罪行為は断じて許されない。
(文=青山大樹)

現代の裸の王様!? 自身の“フルヌード写真”を自社サイトで公開した中国大企業の社長

 成功者には変わり者が多いと言われるが、中国でもそれは同じようだ。今回、中国では大企業の社長が自らのわいせつな写真を会社のホームページに掲載し、中国で大変な騒ぎとなっている。

「澎湃新聞」(11月22日付)によると、河南省許昌市に籍を置くある企業のホームページに突然、600枚を超える男性の全裸を写した写真が掲載された。写真の男は全裸の状態で大自然を背景に、気持ち良さそうにさまざまなポーズを決めている。さらに写真の下には、このときの状況を説明したと思われる文章があり、「自然の中でこうしてる時だけが、自分が自分でいられるんだよね」と書かれていた。

 

 なんと写真に写るこの全裸の男こそ、この会社の社長だというのだ。男が社長を務めるこの会社は、化粧品や家具、健康食品、雑貨など多岐にわたる商品の生産販売を手掛けており、1997年に設立され資本金2億元(約34億円)、社員7,000人を抱える大企業だったのだ。常軌を逸した社長の今回の行動について、この会社の社員はメディアの取材に、「今回騒動となっている写真の全裸の男性ですが、弊社の社長に間違いありません。今回のことは弊社内部の問題ですので、メディアなどにお答えすることは何もありません」と、騒動については認めつつも、それ以上の情報については固く口を閉ざしている。

 

 ちなみにいくつかの全裸写真には「めっちゃイケメン! かっこいい!」「本当の自分をさらけ出すのって最高だよね!」「太陽の下でこんな風に自分を表現できるのって本当にうらやましい!」など、称賛するコメントが寄せられているが、社員らによるヨイショであることは明白だろう。

 イエスマンの社員らに囲まれてこの社長は、その名の通り「裸の王様」になってしまったのだろうか。

 ちなみに社長に対しては、警察による捜査が行われる予定だという。
(文=青山大樹)

毒親の極み! 父親が実の娘を13歳から4年間レイプ!! 母親は離婚を恐れ黙認……

 11月23日、四川省の省都・成都市の裁判所で、とある父親に対して、自分の娘に対する監護人としての資格を剥奪する判決が下されたと、中国の複数のメディアが伝えた。

 これは、中国で2017年10月に「民法総則」が施行されて以来、成都市では初めて監護権剥奪が適用されたケースで、施行前の過去の判例から見ても、監護権の失権は非常に珍しいという。いったいこの父娘の間に何が起こったのか。

 今年17歳になる女子高生の麗麗さん(仮名)は、農村で家族と一緒に生活していた。ずっと平和な暮らしを送っていたが、麗麗さんが13歳になると、それが一変した。

 実の父親である李貴(仮名)が、母親や弟妹が外に出かけて家にいない時に、麗麗さんに対して性的なイタズラを始め、ついには無理やり犯すようになったのだ。

 それが何度も続き、耐えられなくなった麗麗さんが母親に訴えた。そこで母親が夫の李貴を問いただすと、李貴は否定も肯定もしなかった。

 母親は世間体を気にし、またこれを警察に通報したら夫に離婚されてしまい、自分が路頭に迷ってしまうことを恐れ、ついぞ通報することはなかった。つまり、娘のことより自分のことを心配したのである。

 母親が助けてくれないことを悟った麗麗さんは、そこで祖母に訴えたのだが、祖母は祖母で、「お前のほうが悪い」と、逆に麗麗さんを怒鳴りつけたという。

 それからも李貴は麗麗さんを犯し続け、それが4年も続いた。そして今年2月、麗麗さんが両親とケンカをしてついに耐えられなくなり、精神が崩壊寸前となったところで、勇気を奮い起こして父親のことを警察に訴えた。

 結果、李貴は逮捕され、8月に裁判で懲役8年6カ月の実刑判決が下され、刑務所に入れられることになった。

 それからも麗麗さんの精神的な傷が癒えることはなく、法律の専門家からのアドバイスを受けて、自分に対する父親の監護権剥奪を裁判所に訴え、今回の判決に至ったのだった。監護権というのは親権に含まれる子供に関する権利の一つで、子供と暮らして世話や教育を行う権利のことを指す。

 これにより麗麗さんの唯一の監護者は母親だけとなったわけだが、この母親も娘である麗麗さんを犠牲にして自分の生活を守ろうとした人間である。そして一家の働き手である父親は刑務所の中にいる。

 中国の農村はまだまだ古い因習にとらわれた考え方の人が多く、麗麗さんを見る村人たちの目は冷たいままであろうことは想像に難くない。鬼畜な父親からは離れることができたものの、麗麗さんの将来の見通しは、まだまだ明るくなりそうにない。
(文=佐久間賢三)

毒親の極み! 父親が実の娘を13歳から4年間レイプ!! 母親は離婚を恐れ黙認……

 11月23日、四川省の省都・成都市の裁判所で、とある父親に対して、自分の娘に対する監護人としての資格を剥奪する判決が下されたと、中国の複数のメディアが伝えた。

 これは、中国で2017年10月に「民法総則」が施行されて以来、成都市では初めて監護権剥奪が適用されたケースで、施行前の過去の判例から見ても、監護権の失権は非常に珍しいという。いったいこの父娘の間に何が起こったのか。

 今年17歳になる女子高生の麗麗さん(仮名)は、農村で家族と一緒に生活していた。ずっと平和な暮らしを送っていたが、麗麗さんが13歳になると、それが一変した。

 実の父親である李貴(仮名)が、母親や弟妹が外に出かけて家にいない時に、麗麗さんに対して性的なイタズラを始め、ついには無理やり犯すようになったのだ。

 それが何度も続き、耐えられなくなった麗麗さんが母親に訴えた。そこで母親が夫の李貴を問いただすと、李貴は否定も肯定もしなかった。

 母親は世間体を気にし、またこれを警察に通報したら夫に離婚されてしまい、自分が路頭に迷ってしまうことを恐れ、ついぞ通報することはなかった。つまり、娘のことより自分のことを心配したのである。

 母親が助けてくれないことを悟った麗麗さんは、そこで祖母に訴えたのだが、祖母は祖母で、「お前のほうが悪い」と、逆に麗麗さんを怒鳴りつけたという。

 それからも李貴は麗麗さんを犯し続け、それが4年も続いた。そして今年2月、麗麗さんが両親とケンカをしてついに耐えられなくなり、精神が崩壊寸前となったところで、勇気を奮い起こして父親のことを警察に訴えた。

 結果、李貴は逮捕され、8月に裁判で懲役8年6カ月の実刑判決が下され、刑務所に入れられることになった。

 それからも麗麗さんの精神的な傷が癒えることはなく、法律の専門家からのアドバイスを受けて、自分に対する父親の監護権剥奪を裁判所に訴え、今回の判決に至ったのだった。監護権というのは親権に含まれる子供に関する権利の一つで、子供と暮らして世話や教育を行う権利のことを指す。

 これにより麗麗さんの唯一の監護者は母親だけとなったわけだが、この母親も娘である麗麗さんを犠牲にして自分の生活を守ろうとした人間である。そして一家の働き手である父親は刑務所の中にいる。

 中国の農村はまだまだ古い因習にとらわれた考え方の人が多く、麗麗さんを見る村人たちの目は冷たいままであろうことは想像に難くない。鬼畜な父親からは離れることができたものの、麗麗さんの将来の見通しは、まだまだ明るくなりそうにない。
(文=佐久間賢三)

カツラから隠しカメラが! 中国運転免許試験で横行する「遠隔カンニング」

 日本で自動車の運転免許試験を受けた中国人に言わせると、「中国の試験の方が、はるかに簡単」なのだという。にもかかわらず、現地の運転免許試験でカンニングをする中国人は少なくない。その方法も、他人の回答をのぞき見るなどという古典的な手口ではないという。

「澎湃新聞」(11月19日付)などによると、同16日、広西チワン族自治区賓陽県の試験場で、運転免許試験の科目「安全マナー運転常識試験」が実施された。試験監督をしていた警察官は、2人の受験生が着用を義務付けられている反射ベストを着ていなかったので、注意した。素直に着用した2人だが、その動きは不自然極まりないものだったという。試験官を前に過剰に緊張し、それまですべての設問に正解していたのに、反射ベストを着てから、急に間違えるようになったのだ。

 試験官が注視していると、2人は反射ベストを不自然に下へと引っ張り、設問が表示されているモニターを撮影しようと、体を近づけていたのだ。この不自然な動きを試験官が見逃すはずもなく、彼らは即、監視室に連行。身体検査をすると、体にはビニールテープがグルグルに巻かれ、ピンホールカメラと小型ワイヤレスイヤホンなどが固定されていた。彼らいわく、これらの不正は教習所の職員の指示によるものだったという。外には、遠隔で解答を教える担当が待機していたが、2人が捕まると即座に逃走してしまった。

 見つかれば当然、受験資格は取り消されるが、こうした不正は各地で頻繁に起きている。「都市時報」(11月10日付)によると、雲南省澄江県の試験センターでも同じような事件が起きている。

 試験官が見回りをしていると、気もそぞろで挙動不審の男がいた。試験官は不正を疑い、その男が1カ月前に提出した証明写真を見ると、髪形が現在とまるで違う! 「このハゲっー!」と言ったかどうか定かではないが、男をその場で立たせて検査すると、カツラをかぶっており、中にカメラを隠していたことが発覚した。体には、他の機器をガムテープで巻きつけ、右耳にはワヤレスイヤホンが仕込まれていた。

 調べによると、試験数日前、この男に、知らない人物から電話がかかってきたという。「5,000元(約8万6,000円)でひとつの科目を、7,000元ですべての科目を通過するための手助けをする」と持ちかけられ、勉強に自信のない男は、その話に乗っかったのだという。

 中国では毎年、日本のセンター試験にあたる「高考」で多数のカンニング事案が摘発され、年々進化するカンニング技術に関しては本サイトでも報じてきた。さらに日本やアメリカでも中国人学生がカンニングしてバレる事案が起きているが、たかだか運転免許試験でこんなリスクを冒すとは、どれだけ努力が嫌いなのだろうか……。運転マナーの悪い中国人が多い原因の一端は、ここにもありそうだ。
(文=中山介石)

中国・超大手幼稚園で“壮絶”児童虐待「わいせつ行為から薬物投与まで」解放軍幹部も関与か

 先日、中国の大手旅行サイトが運営する託児所での児童虐待をお伝えしたばかりだが(記事参照)、またもや中国で衝撃的な事件が起きた。「自由時報」(11月24日付)などによると、その舞台となったのは北京紅黄藍幼稚園(RYB Education)。運営する紅黄藍教育集団は、中国300都市以上で1,300以上の親子園(乳幼児期の親子を対象とした保育サービス)と500近くの幼稚園を展開。9月に米ニューヨーク証券取引所に上場した超大手だ。

 そんな同園で、なんと児童が日常的に注射を打たれたり、昼寝の前に睡眠薬と疑われる薬を飲まされたりしていたのだ。ほかにも、肛門から原因不明の出血をした児童や、体罰として服を脱がされた児童、さらには、わいせつ行為を受けた児童と、被害者は相当数に上るようだ。これらの虐待は、23日にネットに投稿されたことで明るみになった。

 

 これだけでも十分ショッキングな出来事だが、さらに大きな衝撃を与えているのは、わいせつ行為を働いたのが「老虎団」の幹部だという疑惑が浮上していることだ。老虎団とは、首都北京に配備されている人民解放軍警衛第3師警衛第13団で、その幹部たちが、集団で長期にわたって児童にわいせつ行為を行っていたというのだ。この疑惑は、中国版LINE「微信(ウェイシン)」や中国版Twitter「微博(ウェイボー)」を通じて拡散されたが、当局の介入により、驚くべきスピードで削除されている。

 老虎団の前身は、抗日戦争の主力である新4軍第1支隊第2団。抗日戦争の英雄の流れをくむ軍人が児童わいせつに関わったとあっては、中国共産党のメンツも丸つぶれだ。事実はどうあれ、軍の関与を認めるわけにはいかないのだろう。25日に22歳の女性教諭が拘束されたが、彼女ひとりでこれだけの虐待をしたとは思えず、真相はやぶの中である。

 SNSでは、老虎団の軍人が、北京紅黄藍幼稚園の園長を務めていたとのウワサもある。同団の馮俊峰政委(政治委員)はそれを否定したものの、園長が退役軍人の家族であることは認めた。同園と軍とがまったくの無関係でないことから、疑惑は深まるばかりだ。

 紅黄藍幼稚園の保育費は月5,000元(約8万5,000円)で、北京市の平均月収の約半分と高額だ。中国で児童虐待はよくあることだが、保育料の高い幼稚園であれば安全だと広く信じられてきた。しかし、その理論は、もはや完全に崩壊したといえそうだ。
(文=中山介石)

中国・超大手幼稚園で“壮絶”児童虐待「わいせつ行為から薬物投与まで」解放軍幹部も関与か

 先日、中国の大手旅行サイトが運営する託児所での児童虐待をお伝えしたばかりだが(記事参照)、またもや中国で衝撃的な事件が起きた。「自由時報」(11月24日付)などによると、その舞台となったのは北京紅黄藍幼稚園(RYB Education)。運営する紅黄藍教育集団は、中国300都市以上で1,300以上の親子園(乳幼児期の親子を対象とした保育サービス)と500近くの幼稚園を展開。9月に米ニューヨーク証券取引所に上場した超大手だ。

 そんな同園で、なんと児童が日常的に注射を打たれたり、昼寝の前に睡眠薬と疑われる薬を飲まされたりしていたのだ。ほかにも、肛門から原因不明の出血をした児童や、体罰として服を脱がされた児童、さらには、わいせつ行為を受けた児童と、被害者は相当数に上るようだ。これらの虐待は、23日にネットに投稿されたことで明るみになった。

 

 これだけでも十分ショッキングな出来事だが、さらに大きな衝撃を与えているのは、わいせつ行為を働いたのが「老虎団」の幹部だという疑惑が浮上していることだ。老虎団とは、首都北京に配備されている人民解放軍警衛第3師警衛第13団で、その幹部たちが、集団で長期にわたって児童にわいせつ行為を行っていたというのだ。この疑惑は、中国版LINE「微信(ウェイシン)」や中国版Twitter「微博(ウェイボー)」を通じて拡散されたが、当局の介入により、驚くべきスピードで削除されている。

 老虎団の前身は、抗日戦争の主力である新4軍第1支隊第2団。抗日戦争の英雄の流れをくむ軍人が児童わいせつに関わったとあっては、中国共産党のメンツも丸つぶれだ。事実はどうあれ、軍の関与を認めるわけにはいかないのだろう。25日に22歳の女性教諭が拘束されたが、彼女ひとりでこれだけの虐待をしたとは思えず、真相はやぶの中である。

 SNSでは、老虎団の軍人が、北京紅黄藍幼稚園の園長を務めていたとのウワサもある。同団の馮俊峰政委(政治委員)はそれを否定したものの、園長が退役軍人の家族であることは認めた。同園と軍とがまったくの無関係でないことから、疑惑は深まるばかりだ。

 紅黄藍幼稚園の保育費は月5,000元(約8万5,000円)で、北京市の平均月収の約半分と高額だ。中国で児童虐待はよくあることだが、保育料の高い幼稚園であれば安全だと広く信じられてきた。しかし、その理論は、もはや完全に崩壊したといえそうだ。
(文=中山介石)

教師による女児への強姦疑惑、警察は処女膜検査を強要の上「破瓜していない」と事件化せず……

 中国の14歳の少女が、小学生の頃から繰り返し強姦されていたと告白。しかも、その相手が小学校の時の学級担任だったことで、衝撃が広がっている。

「未来網新聞」(11月17日付)によると、安徽省合肥市廬江県に住む14歳の少女・王慧慧さんは、小学6年生の2学期に、当時の学級担任だった教諭・孫に呼び出されて強姦されたという。慧慧さんの父親はその日、彼女が股間から血を流していたことを覚えているというが、生理によるものだと思い、それ以上は気に留めなかったという。

 その後も慧慧さんは体を求められ、応じなければ殴られた。3~4回にわたって犯されたが、口止めされていたため、両親に打ち明けることはできなかったという。

 あるとき、慧慧さんが薬を飲んでいることに気づいた父親が問いただしたところ、彼女は孫からもらったことを打ち明けた。そして、その薬の正体は、なんと避妊薬だったのだ。

 父親はすぐに廬江県の教育局と警察に届け出た。慧慧さんは病院に連れていかれ、処女膜の状態を検査された。長年の強姦被害によって身も心も傷つけられた14歳の少女にとって、これはセカンドレイプといえよう。

 しかも、そこで下されたのは、「比較的整っている」との診断結果だった。しかし、この診断書は被験者名の欄が空欄で、病院のハンコもない。ただ医師のサインがあるだけで、正規の診断書であるかどうかも怪しいシロモノだったという。

 

 教育局は、「明らかな濡れ衣だ」と事件を否定。記者が、なぜ診断書に被験者名とハンコがないのかを問うと「公安局が処理したことで、教育局は介入できないし、診断書も見ていない」と、完全に責任を警察当局に転嫁した。

 診断書の画像を学校関係者に送り、電話取材したところ「そんなはずはない。ちゃんと名前は記載されている」と否定。ところがしばらくしてから再度電話がかかってきて、「その診断書はおそらく正しく、さっきははっきり見ていなかった。ただ時間がたっていて記憶があいまいになっているので、公安局の見解が正しい」と、やはり責任を転嫁したのだった。

 校長は「疑惑の孫教諭は事件発覚以来、情緒が不安定で、学校を休みがちだ」とした上で、教諭の身のの潔白を主張。司法に訴えることを検討しているという。

 まさに中国の人治国家ぶりが明らかとなった……と言いたいところだが、首相の友人のレイプ疑惑が不条理に闇に葬られた国に住む者としては、耳が痛いところでもある。
(文=中山介石)