『やすらぎの郷』、遺産相続問題を描いた脚本に「現実としての死を考えされられる」の声

ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!

『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
<37話~39話>『やすらぎの郷』、勝新の息子が起こした死亡事件がモデル!? 「倉本聰、怖いものなしかよ」
<35話~36話>『やすらぎの郷』、前科持ちの従業員・一馬に視聴者の意見は真っ二つ! 悪い奴か愛嬌か?
<32話~34話>『やすらぎの郷』、藤竜也が視聴者の気持ちを代弁! 「ここはやすらぎの郷だろ?」

■5月26日(金)/40話〜5月29日(月)/41話
 40話では、遺産相続について見つめ直す栄の姿が描かれた。秀次(藤竜也)の部屋から見つかった遺言書と遺産をきっかけに、遺産相続についてあまりに無知であると気づいた栄は、コンシェルジュである松岡伸子(常盤貴子)のデスクを訪ね、相談する。伸子から、相続権を持つ親族、相続の対象になる財産などについて聞くにつけ、栄は今さらながら遺すことの難しさ、そして死ぬことの大変さについて考えさせられるのだった。これには「おお……、何か老人ホームっぽい話してる」「『死ぬためには』をシリアスじゃなく、こんなにさっぱりしっかり描くドラマなかなかない!」「物語じゃなく、リアルに考える『死』を描いていてすごい」「現実としての死を考えされられる回だった」と絶賛の声が。

 また伸子との会話の中で、栄は昭和48、49年以前のテレビドラマ作品はテレビ局に消されてしまって、全て残っていないと発言。「犯罪だ」「テレビ業界の所業」と、我を忘れて怒りを見せる姿に「石坂浩二の口を借りてテレビ局への鬱憤を晴らす倉本聰、もうやりたい放題」「テレビ業界に物申すことが多すぎる(笑)」との声が。同ドラマは実際に起きたことなどをモデルにしていると思えるエピソードも多いため、「これは現実に起きたこと? 倉本聰の創作?」「ドラマと現実の境目がよくわからなくなって来た」という視聴者も多いようだ。

 その日の夜、バー・カサブランカで、マロこと真野六郎(ミッキー・カーチス)、大納言こと岩倉正臣(山本圭)と一緒に相続税を簡易的に計算した栄は、相続税の“ぼったくり感”に驚き、税金の無駄遣いへの憤りを感じるのだった。

 41話では、遺産相続の煩雑さを知り、死を身近なものとして考えざるを得なくなった栄が、お嬢こと白川冴子(浅丘ルリ子)や水谷マヤ(加賀まりこ)にも、死や遺産についてどう考えているのか聞いてみる。豪胆なマヤは、自分が死んだ後のことなど知らない、後の者が勝手に処理すればいいと、栄の憂いを一笑に付す。また、マヤと概ね同意見というお嬢は、先輩女優の例を挙げ、財産を遺すから相続問題が起こる、死ぬまでに稼いだお金を使い果たすという、浪費計画を打ち明ける。実際、60歳の時点で75歳まで生きると想定し、1日3万6500円のペースで使っていたお嬢だが、75歳を過ぎてしまい、「私の人生って何なんだろう?」と嘆くのだった。

 一方、マロや大納言と死後の世界について語り合っていた栄は、大納言が、「会えるなら、若い時より死ぬ間際の老けた女房に会いたい」と言うのを聞いて、亡き妻を思い浮かべ、その気持ちに強く共感していた。

 老人たちの姿を描いた作品に必要不可欠な「死」について触れた今回の『やすらぎの郷』。エンタテインメント作品としてだけでなく、「死」に向かう老人たちを描いた人間ドラマとしても一級品かもしれない。

『ひよっこ』有村架純の“水着姿”スルーに視聴者落胆! 「ウキウキ返して!」と嘆きの声

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<42話~44話>『ひよっこ』42話は“母親たちの女子会”! 斬新すぎる脚本に「面白い」「飽きる」の賛否両論
<39話~41話>『ひよっこ』みね子の「元々お金持ちの人もいる」発言で騒然! 「『べっぴんさん』批判した?」
<36話~38話>『ひよっこ』有村架純と宮元信子の『あまちゃん』コンビ再び! 「春子と夏ばっぱだ」と感動の声

■5月24日(水)/45話~5月26日(金)/47話
 ついに、みね子たちが心待ちにしていた海水浴の当日が描かれた45話。しかし、その日はまさかの朝からどしゃぶり。意気消沈するみね子たちを、同室の幸子(小島藤子)の彼氏で、コーラス講師もしている雄大(井之脇海)と、警察官の綿引(竜星涼)が迎えに来る。雨で海を諦めたみね子たちは、みんなで映画『ウエスト・サイド物語』を見に行くことに。映画を楽しんだ後、寮で談笑しているうちに雨もやんだため、あらためて浜辺に遊びへ行くことにするのだった。しかし、視聴者からは大きな期待を寄せていた水着姿が披露されなかったことで、「有村架純の水着姿見たかった!」「昨日までのウキウキを返して!」「視聴者も楽しみにしてたのにひどい」と落胆の声が続出。SNSには、“ドラマで見られなかった代わりに”と、ネットユーザーが『ひよっこ』女優陣の水着グラビア写真がを多数アップするなど、“お祭り騒ぎ”になっていた。

 46話では、お盆に唯一帰省したみね子の幼馴染・三男(泉澤祐希)の姿が描かれた。三男は、みね子の母・美代子(木村佳乃)や時子の母・君子(羽田美智子)、さらにみね子の叔父・宗男(峯田和伸)の訪問を受け、大忙しで過ごすのだった。一方みね子たちは、いつも通りの日常を過ごしていたが、業績不振により、給料が1割減額となってしまう。

 47話でみね子たちは、給料が減額になったとしても、故郷への仕送りを減らさないと決意する。ある休日、みね子は給料日後の楽しみである洋食屋・すずふり亭を来店。毎月、注文する品の値段を上げていくことを目標にしていたが、今月は減給のせいで、結局一番安いビーフコロッケを頼んだ。“このままでは、すずふり亭の料理が食べられなくなるのではないか”と、涙を食べながらコロッケを口に運ぶみね子を、すずふり亭の店主・鈴子(宮本信子)は店の裏に呼び出し、優しく抱きしめるのだった。

 47話ラストでは、なぜか綿引がみね子に謝罪をしているシーンが。いったい綿引に何が起こったのか、次回も見逃せない。

『やすらぎの郷』、勝新の息子が起こした死亡事件がモデル!? 「倉本聰、怖いものなしかよ」

ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします!

『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
<35話~36話>『やすらぎの郷』、前科持ちの従業員・一馬に視聴者の意見は真っ二つ! 悪い奴か愛嬌か?
<32話~34話>『やすらぎの郷』、藤竜也が視聴者の気持ちを代弁! 「ここはやすらぎの郷だろ?」
<30話~31話>『やすらぎの郷』、藤竜也の格好悪すぎる登場シーンに視聴者爆笑!

■5月23日(火)/37話~5月25日(木)/39話
 37話では、栄らによる高井秀次(藤竜也)の強引な帰還作戦が、誰も傷つけることなく一応の決着となる。しかし、名倉理事長(名高達男)が秀次の失踪について行った突飛な説明に納得がいく者は1人もおらず、栄はいぶかるマロこと真野六郎(ミッキー・カーチス)と大納言こと岩倉正臣(山本圭)に全てを打ち明けるのだった。事情を知ったマロと大納言は、不本意な形で失踪劇に幕を閉じることになった秀次が、さぞかし落ち込んでいるだろうと慮る。2人に促された栄は、力づくで行った帰還作戦の謝罪も兼ねて秀次の様子を見に行くのだが、秀次は一点を見つめたまま何も言わない。力づくでヴィラに連れ戻されたことを怒っているのだと感じた栄は、秀次に土下座で謝罪をするのであった。

 前回から引き続き、栄が秀次に土下座する姿からスタートした38話。しかし、10分たとうと20分たとうと秀次は口を開かない。あまりの沈黙に栄はやむなく退散しかけるが、その時になってようやく秀次が重い口を開く。秀次は、じっと見つめていた天井の裏に何かがあると言うのだ。秀次の言葉に従い天井裏を探してみると、驚いたことにそこには時代劇スターだった前入居者の遺言と日本刀が隠されていた。時代劇役者として活躍した大納言が鑑定したところ、その刀は伝説の妖刀・村正かもしれないとのこと。しかも、前入居者が主演を務めたとある時代劇で、事故で人を殺めた刀かもしれないと言い出すのだった。前入居者の思わぬエピソードに、視聴者からは「もしかしてこの話、勝新の長男の業務上過失致死事件?」「斬られ役が真剣で斬られて死亡したのって勝新太郎の長男の話だろ……倉本聰怖いものなしかよ」と、往年の時代劇スターである勝新太郎の主演映画『座頭市』で、勝の息子が起こした撮影中の事件がモデルになっているのではないかと推測する声が上がっていた。

 さらに、秀次の部屋から見つかった遺書には、前入居者に2人の隠し子がいたことも発覚。1人は20代の設定のため、視聴者からは「ついに神木隆之介登場か!?」「前入居者が平成4年に作った隠し子、もしかしなくとも神木くんでしょ!」と、同作への出演が発表されている神木隆之介の登場に期待の声も。

 39話で、秀次の部屋から見つかった日本刀は、曰くつきの名刀である可能性が出てきた。また、2人の隠し子の存在が明らかになったため、名倉理事長と名倉みどり(草刈民代)は、遺産相続のやり直しを余儀なくされる。そんな話を耳にした栄とマロは、遺産相続について、意外にも詳しい大納言から教えを受ける。遺書の正式な書き方を知らなかった栄は「知っておくべき社会通念が欠けていたことに気づいた」と肩を落とすのだった。

 遺産問題は一体どうなるのか、そして神木は登場するのか。期待しながら見守っていこう。

『やすらぎの郷』、勝新の息子が起こした死亡事件がモデル!? 「倉本聰、怖いものなしかよ」

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『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

【サイ女の昼ドラ通信バックナンバー】
<35話~36話>『やすらぎの郷』、前科持ちの従業員・一馬に視聴者の意見は真っ二つ! 悪い奴か愛嬌か?
<32話~34話>『やすらぎの郷』、藤竜也が視聴者の気持ちを代弁! 「ここはやすらぎの郷だろ?」
<30話~31話>『やすらぎの郷』、藤竜也の格好悪すぎる登場シーンに視聴者爆笑!

■5月23日(火)/37話~5月25日(木)/39話
 37話では、栄らによる高井秀次(藤竜也)の強引な帰還作戦が、誰も傷つけることなく一応の決着となる。しかし、名倉理事長(名高達男)が秀次の失踪について行った突飛な説明に納得がいく者は1人もおらず、栄はいぶかるマロこと真野六郎(ミッキー・カーチス)と大納言こと岩倉正臣(山本圭)に全てを打ち明けるのだった。事情を知ったマロと大納言は、不本意な形で失踪劇に幕を閉じることになった秀次が、さぞかし落ち込んでいるだろうと慮る。2人に促された栄は、力づくで行った帰還作戦の謝罪も兼ねて秀次の様子を見に行くのだが、秀次は一点を見つめたまま何も言わない。力づくでヴィラに連れ戻されたことを怒っているのだと感じた栄は、秀次に土下座で謝罪をするのであった。

 前回から引き続き、栄が秀次に土下座する姿からスタートした38話。しかし、10分たとうと20分たとうと秀次は口を開かない。あまりの沈黙に栄はやむなく退散しかけるが、その時になってようやく秀次が重い口を開く。秀次は、じっと見つめていた天井の裏に何かがあると言うのだ。秀次の言葉に従い天井裏を探してみると、驚いたことにそこには時代劇スターだった前入居者の遺言と日本刀が隠されていた。時代劇役者として活躍した大納言が鑑定したところ、その刀は伝説の妖刀・村正かもしれないとのこと。しかも、前入居者が主演を務めたとある時代劇で、事故で人を殺めた刀かもしれないと言い出すのだった。前入居者の思わぬエピソードに、視聴者からは「もしかしてこの話、勝新の長男の業務上過失致死事件?」「斬られ役が真剣で斬られて死亡したのって勝新太郎の長男の話だろ……倉本聰怖いものなしかよ」と、往年の時代劇スターである勝新太郎の主演映画『座頭市』で、勝の息子が起こした撮影中の事件がモデルになっているのではないかと推測する声が上がっていた。

 さらに、秀次の部屋から見つかった遺書には、前入居者に2人の隠し子がいたことも発覚。1人は20代の設定のため、視聴者からは「ついに神木隆之介登場か!?」「前入居者が平成4年に作った隠し子、もしかしなくとも神木くんでしょ!」と、同作への出演が発表されている神木隆之介の登場に期待の声も。

 39話で、秀次の部屋から見つかった日本刀は、曰くつきの名刀である可能性が出てきた。また、2人の隠し子の存在が明らかになったため、名倉理事長と名倉みどり(草刈民代)は、遺産相続のやり直しを余儀なくされる。そんな話を耳にした栄とマロは、遺産相続について、意外にも詳しい大納言から教えを受ける。遺書の正式な書き方を知らなかった栄は「知っておくべき社会通念が欠けていたことに気づいた」と肩を落とすのだった。

 遺産問題は一体どうなるのか、そして神木は登場するのか。期待しながら見守っていこう。

『ひよっこ』42話は“母親たちの女子会”! 斬新すぎる脚本に「面白い」「飽きる」の賛否両論

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<39話~41話>『ひよっこ』みね子の「元々お金持ちの人もいる」発言で騒然! 「『べっぴんさん』批判した?」
<36話~38話>『ひよっこ』有村架純と宮元信子の『あまちゃん』コンビ再び! 「春子と夏ばっぱだ」と感動の声
<33話~35話>『ひよっこ』みね子の蒸発した父が生きていた!? 脚本絶賛のウラで「暗い気持ちに」「つらい」

■5月20日(土)/42話~5月23日(火)/44話
 みね子たち幼馴染3人組の母親である、みね子の母・美代子(木村佳乃)、時子(佐久間由衣)の母・君子(羽田美智子)、三男(泉澤祐希)の母・きよ(柴田理恵)に焦点が当てられた42話。同話では、母親たちがみね子の実家に集まり女3人で“女子会”を開催する。それぞれの家庭の愚痴から始まり、話題は子どもたちのことへ。東京で何かが起こったというニュースを見ると、不安に襲われると語りながら涙を流す美代子たち。しかし、次の瞬間にはおにぎりを食べながら大爆笑。母親たちは女子会を心ゆくまで楽しむのだった。

 1話丸ごと、母親たちの女子会が描かれた同話には、視聴者から「テンションの上がり下がりが激しいところ、すごくリアル」「お母さんたちの子を思う気持ちに思わずほろり……」「脚本と演技力が素晴らしいから、会話シーンだけでも十分面白い」といった声が上がる一方、「話してるだけで約11分はさすがに飽きた」「ほかにもっと描くべきシーンがある気もする」「1話まるまる使わなくてもよかったんじゃないの?」という指摘も。また、42話ラストでは、行方不明になっているみね子の父・実(沢村一樹)が東京の街を歩いている姿が映し出される。

 43話では、就職してから4カ月が過ぎ、仕事にもなれてきたみね子の姿が描かれた。徐々に父のことを考える時間が減っていることに後ろめたさを感じつつも、お盆が近づいたある日、向島電機・乙女寮で同室の幸子(小島藤子)から、海水浴に出かけないかと提案され、心を踊らせる。

 44話ではみね子たちは、百貨店で買ってきた水着のお披露目会をする。しかし、みね子は高い買い物をしたこと、また東京での暮らしに楽しさを感じていることをどこか申し訳なく感じ、家族への手紙で海水浴に行くことを詫びる。そんなみね子に、時子は“ずっとその気持ちを持ち続けながら生きるのか”と問いかけるのだった。

 ついに、みね子の上京のきっかけでもある実の現在の姿も描かれた『ひよっこ』。引き続きみね子の東京での生活を見守っていきたい。

『ひよっこ』42話は“母親たちの女子会”! 斬新すぎる脚本に「面白い」「飽きる」の賛否両論

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<33話~35話>『ひよっこ』みね子の蒸発した父が生きていた!? 脚本絶賛のウラで「暗い気持ちに」「つらい」

■5月20日(土)/42話~5月23日(火)/44話
 みね子たち幼馴染3人組の母親である、みね子の母・美代子(木村佳乃)、時子(佐久間由衣)の母・君子(羽田美智子)、三男(泉澤祐希)の母・きよ(柴田理恵)に焦点が当てられた42話。同話では、母親たちがみね子の実家に集まり女3人で“女子会”を開催する。それぞれの家庭の愚痴から始まり、話題は子どもたちのことへ。東京で何かが起こったというニュースを見ると、不安に襲われると語りながら涙を流す美代子たち。しかし、次の瞬間にはおにぎりを食べながら大爆笑。母親たちは女子会を心ゆくまで楽しむのだった。

 1話丸ごと、母親たちの女子会が描かれた同話には、視聴者から「テンションの上がり下がりが激しいところ、すごくリアル」「お母さんたちの子を思う気持ちに思わずほろり……」「脚本と演技力が素晴らしいから、会話シーンだけでも十分面白い」といった声が上がる一方、「話してるだけで約11分はさすがに飽きた」「ほかにもっと描くべきシーンがある気もする」「1話まるまる使わなくてもよかったんじゃないの?」という指摘も。また、42話ラストでは、行方不明になっているみね子の父・実(沢村一樹)が東京の街を歩いている姿が映し出される。

 43話では、就職してから4カ月が過ぎ、仕事にもなれてきたみね子の姿が描かれた。徐々に父のことを考える時間が減っていることに後ろめたさを感じつつも、お盆が近づいたある日、向島電機・乙女寮で同室の幸子(小島藤子)から、海水浴に出かけないかと提案され、心を踊らせる。

 44話ではみね子たちは、百貨店で買ってきた水着のお披露目会をする。しかし、みね子は高い買い物をしたこと、また東京での暮らしに楽しさを感じていることをどこか申し訳なく感じ、家族への手紙で海水浴に行くことを詫びる。そんなみね子に、時子は“ずっとその気持ちを持ち続けながら生きるのか”と問いかけるのだった。

 ついに、みね子の上京のきっかけでもある実の現在の姿も描かれた『ひよっこ』。引き続きみね子の東京での生活を見守っていきたい。

『やすらぎの郷』、前科持ちの従業員・一馬に視聴者の意見は真っ二つ! 悪い奴か愛嬌か?

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『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分)  テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

■5月19日(金)/35話~5月22日(月)/36話
 35話では、高井秀次(藤竜也)の失踪に関わっているのではないかと刑事に家宅捜査された井深凉子(野際陽子)の人権侵害を訴えるため、栄が入居者代表に仕立てられ理事長夫妻に抗議に行かされる。施設の理事である名倉みどり(草刈民代)は非を認めるものの、事態の深刻さを理解していない入居者の態度がもどかしくてならない。施設内ではなんと誰が秀次をかくまっているのか、入居者同士で馬券がやりとりされていたのだ。さらに馬券の大穴には栄の名前も。購入者は栄の元に秀次を匿ってくれと訴えた「やすらぎの郷」の従業員・宮下一馬(平野勇樹)だった。

 その晩、ついに栄のもとに秀次が匿われていることが一馬の従業員仲間に発覚。しかも一馬は、自分が栄に頼み込んだにも関わらず、栄が主犯だと嘘をつく。これには、視聴者から「先生のせいにしたのかよ。一馬のせいで、先生の部屋に秀次が来てるのに」「一馬いいやつだと思ったらめちゃくちゃ性格悪いじゃん」との声が。しかし、反対に「前科者でもある一馬のちょっとガラ悪い感じが最高」「素直で、バカで、ちょっとズルくて、いいやつで、ものすごく人間っぽくて凄く好き」「事態を把握した先生に『すいません~~』って感じで両手合わせるの愛嬌があっていい」との声も上がっていた。

 36話では、秀次が姿を消して4日めの様子が描かれた。理事長夫妻は男性入居者が関わっていると疑い始め、警察の介入もにおわせる。栄は一刻も早く打開策を見出そうと、スタッフらとともに、騒動の真相に気づいた、姫こと九条摂子(八千草薫)のヴィラを訪ねる。そこには、最初に気づいていたという三井路子(五月みどり)の姿もあった。2人は、誰も傷つけない解決策として、栄などは到底思いもつかない驚きの方法を授ける。それは、いなくなっていた秀次が、ある朝、気づいたらちゃんとベッドの中にいた、と「神隠し」を装うというもの。栄とスタッフは秀次を説得し、なんとか自分のヴィラに戻らせるのだった。

 今週はどうやら妖刀・村正も登場するようで「心底展開が読めない」「老人ホームに刀……?」とすでに反響の声が。次はいったいどんな騒動が「やすらぎの郷」に巻き起こるのだろう。

『やすらぎの郷』、前科持ちの従業員・一馬に視聴者の意見は真っ二つ! 悪い奴か愛嬌か?

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『やすらぎの郷』(テレビ朝日/月~金、昼12時30分)  テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去の栄光、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。

■5月19日(金)/35話~5月22日(月)/36話
 35話では、高井秀次(藤竜也)の失踪に関わっているのではないかと刑事に家宅捜査された井深凉子(野際陽子)の人権侵害を訴えるため、栄が入居者代表に仕立てられ理事長夫妻に抗議に行かされる。施設の理事である名倉みどり(草刈民代)は非を認めるものの、事態の深刻さを理解していない入居者の態度がもどかしくてならない。施設内ではなんと誰が秀次をかくまっているのか、入居者同士で馬券がやりとりされていたのだ。さらに馬券の大穴には栄の名前も。購入者は栄の元に秀次を匿ってくれと訴えた「やすらぎの郷」の従業員・宮下一馬(平野勇樹)だった。

 その晩、ついに栄のもとに秀次が匿われていることが一馬の従業員仲間に発覚。しかも一馬は、自分が栄に頼み込んだにも関わらず、栄が主犯だと嘘をつく。これには、視聴者から「先生のせいにしたのかよ。一馬のせいで、先生の部屋に秀次が来てるのに」「一馬いいやつだと思ったらめちゃくちゃ性格悪いじゃん」との声が。しかし、反対に「前科者でもある一馬のちょっとガラ悪い感じが最高」「素直で、バカで、ちょっとズルくて、いいやつで、ものすごく人間っぽくて凄く好き」「事態を把握した先生に『すいません~~』って感じで両手合わせるの愛嬌があっていい」との声も上がっていた。

 36話では、秀次が姿を消して4日めの様子が描かれた。理事長夫妻は男性入居者が関わっていると疑い始め、警察の介入もにおわせる。栄は一刻も早く打開策を見出そうと、スタッフらとともに、騒動の真相に気づいた、姫こと九条摂子(八千草薫)のヴィラを訪ねる。そこには、最初に気づいていたという三井路子(五月みどり)の姿もあった。2人は、誰も傷つけない解決策として、栄などは到底思いもつかない驚きの方法を授ける。それは、いなくなっていた秀次が、ある朝、気づいたらちゃんとベッドの中にいた、と「神隠し」を装うというもの。栄とスタッフは秀次を説得し、なんとか自分のヴィラに戻らせるのだった。

 今週はどうやら妖刀・村正も登場するようで「心底展開が読めない」「老人ホームに刀……?」とすでに反響の声が。次はいったいどんな騒動が「やすらぎの郷」に巻き起こるのだろう。

大河『直虎』を建国モノ&イケメンドラマとして成立させた、高橋一生の冷静沈着な芝居

 

来週からはゴールデンウィーク。 待ち遠しいですね。 #高橋一生 #旅する氷結

高橋一生さん(@issey_tabisuru)がシェアした投稿 –

 いよいよ、高橋一生の人気が確変状態に入った。

 2015年のドラマ『民王』(テレビ朝日系)で総理大臣の第一秘書役を演じ、16年には映画『シン・ゴジラ』で若手官僚役を演じ、ネクストブレーク間違いなしといわれてきた高橋だが、今年は坂元裕二・脚本のドラマ『カルテット』(TBS系)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)と立て続けにヒット作に出演しており、ついにその人気が全国区のものになってきたと実感する。
『カルテット』で高橋は、松たか子、満島ひかり、松田龍平といった名だたる実力派俳優たちと共演しながら、演技力において一歩も引かない存在感を発揮した。ふとした偶然から知り合った4人のアマチュア音楽家が、弦楽四重奏楽団(カルテット)を組んで軽井沢の別荘で共同生活を送る姿を描いた同作で、高橋はバツイチ子持ちで30代後半のフリーター・家森諭高を演じた。

 ダメ人間でありながら、余裕しゃくしゃくでつかみどころのない“男版不思議ちゃん”とでも言うような家森は『カルテット』のマスコットボーイ的存在として、視聴者から愛された。今まで演じてきた、影のある理知的な青年役とは違う明るいキャラクターを演じたことで、高橋はアイドル的人気を獲得。ファン層を大きく拡大した。

 しかし、家森のキャラクターはあまりにも強烈すぎた。こういう役でブレークすると演じられる役の幅が狭まり、今後の俳優人生に悪い影響を与えるのではないかと少し心配があった。だが、それは杞憂だった。『カルテット』と同時期に放送がスタートした『おんな城主 直虎』が佳境に入ると、家森諭高のイメージからあっさり脱却。「頭が切れるナンバー2」のイメージを取り戻した。

◎『直虎』で見せる冷静沈着な男とのギャップ
 『おんな城主 直虎』で演じている小野但馬守政次は、何を考えているかわからない不気味な参謀という、高橋が得意とする役柄で、回を重ねるごとに存在感が増している。

 戦国時代を舞台にした同作は、主人公の井伊直虎(柴咲コウ)が、女城主になるまでの過程を幼少期から丁寧に描いてきた。井伊直虎、井伊直親(三浦春馬)、小野政次という幼なじみの男女の三角関係をベースにした少女漫画的な物語だったため、戦国武将同士の勇ましい合戦を求める、昔からの大河ドラマファンからの受けは良くなかったが、直虎が城主となってからは、物語の積み重ねが実を結びはじめ、“建国シミュレーションモノ”として、どんどん面白くなってきている。

 その屋台骨を支えているのは、不穏な存在感を見せている、高橋演じる政次だろう。父の井伊家筆頭家老・小野和泉守政直(吹越満)が、親友である直親の父を死に追いやり、直親が死ぬきっかけを作ったことから、政次は井伊家を乗っ取ろうとする悪役に見えた。しかし実は、今川家に従う振りをして井伊家(と直虎)を守ろうとしていたことが、明らかになってきた。

 そうなると、政次の行動がいちいち気になって仕方がない。本心を隠したつるんとした表情で嫌われ役を演じながら、直虎を守ろうとする政次の気持ちを想像すると、切なくなってくるのだ。

 柴咲が演じる直虎を筆頭に、登場人物の多くが、喜怒哀楽がはっきりとしたわかりやすいキャラクターばかりの中、政次は冷静沈着な男で、なかなか感情を表に出さない。せりふや表情に極端な変化がない政次を演じるに当たり、高橋は微妙な目の動きや首の傾げ方などと いった些細仕草の一つひとつで感情を表現している。ともすれば、ロボットのような無 機質な役になりそうだが、無表情でありながら感情の機微が見え隠れするという高度な芝 居を見せているため、目が離せない。 三角関係の一角を担っていた三浦が早々と退場した時、話が持つのかと心配だったが、 今の高橋を見ていると、この作品は各キャラクターの見せ場がうまく用意された「イケメ ンドラマ」であると、あらためて感心する。

 高橋は現在36 歳。10 歳の時に出演した映画『ほしをつぐもの』から数えると26 年のキ ャリアを持つ若きベテランだ。10 代でスタジオジブリのアニメ映画『耳をすませば』の天 沢聖司役を声優として演じて以降、宮藤官九郎の『池袋ウエストゲートパーク』(TBS 系) や坂元裕二の『Woman』(日本テレビ系)といったそうそうたる脚本家たちのドラマに出演し、名脇役として名をとどろかせていた。

 『おんな城主 直虎』以前にも大河ドラマには4 本出演しており、演技力に関してはすで に高い評価を確立していたが、今年に入ってからは女性誌「an・an」(マガジンハウス)でヌー ドグラビアを披露したりと、俳優以外の活動でも話題に上ることが増えている。 気になるのは今後、魅力的なナンバー2 という名脇役の立ち位置から、主演級の俳優へと 転身するのかどうかだが、しばらくは、二番手三番手のおいしいポジションで爪痕を残して いくのだろう。 すでに今年下半期のNHK連続テレビ小説の『わろてんか』に出演することも決定している。このまま順調にいけば、17年は高橋一生の年になることは間違いないはずだ。
(成馬零壱)

『ひよっこ』みね子の「元々お金持ちの人もいる」発言で騒然! 「『べっぴんさん』批判した?」

『ひよっこ』(NHK総合/月~土、午前8時) 茨城県北西部の村に生まれたヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が主人公。みね子が集団就職での上京を経て、様々な経験を積みながら自分の殻を破っていく姿を描いた成長物語だ。

【サイ女の朝ドラ通信バックナンバー】
<36話~38話>『ひよっこ』有村架純と宮元信子の『あまちゃん』コンビ再び! 「春子と夏ばっぱだ」と感動の声
<33話~35話>『ひよっこ』みね子の蒸発した父が生きていた!? 脚本絶賛のウラで「暗い気持ちに」「つらい」
<30話~32話>『ひよっこ』みね子たちの“手紙”に視聴者ほっこり! 「なぜ低視聴率なのか理解不能」と悲鳴も

■5月17日(水)/39話~5月19日(金)/41話

 39話では、みね子の幼馴染で一緒の職場で働く時子(佐久間由衣)が、女優になる夢をかなえるため、ドラマのオーディションを受けに行くまでが描かれた。いつも気丈でハキハキしているように見えるが、いざという時に臆病者だと語った時子は、みね子にオーディション会場に着いてきてくれと頼む。

 時子がドラマの出演オーディションに挑む様子が描かれた40話。しかし、時子は緊張から“なまり”を連発し、オーディションに落ちてしまう。みね子たちが働く向島電機の乙女寮に戻ってきて「悔しい」と涙を流すが、乙女寮の舎監・愛子(和久井映見)は「よかったじゃない」と声をかける。愛子は、全然うまくいかなくて落ちたのなら、次に本領が発揮できるよう頑張ればいいだけだと励ますのだった。

 41話では、落ち込んだままの時子を励ますため、みね子がもう1人の幼馴染・三男(泉澤祐希)に声をかけ、3人で銀座をブラブラする通称「銀ブラ」を楽しむことに。「高くて何も買えなかった」「元々お金持ちの人もいるけど、今日見た人たちは頑張った人たち」と話すみね子の姿に、前作の朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン・すみれを思い出す視聴者が続出したようで、「みね子が『元々のお金持ち』って言った瞬間、お嬢様設定だったすみれが頭をよぎった」「すみれたちがどれだけ恵まれてたかわかる」との声が。中には「すみれを暗にディスってるのかと思った(笑)」という声も。

そんな銀座で楽しい時間を過ごした3人だったが、時子はふと、自身の夢について泣き言をもらす。そこで三男は「夢を諦めて俺の嫁さんになれ」と告げるものの、時子はこれに大反発。ならば頑張ってみろ、と時子に発破をかける三男に対して、視聴者からは「これまでの朝ドラで一番素晴らしい励ましのシーンだった」「面白いし笑えるし、でもなんて切ないんだ……!!」といった感動の声が巻き起こり、大反響を呼んでいた。

 視聴者の評価は高いものの、視聴率では苦戦中の『ひよっこ』。数字の面でも結果を残せるよう、奮闘してもらいたいものだが……。