吉野家・すき家・松屋、“牛すき鍋”メニュー格付け! 840円「豆乳牛鍋定食」が“一歩リード”の結果に!?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

吉野家・すき家・松屋、期間限定“牛すき鍋”ランキング!

 いつもの牛丼チェーンで“鍋メニュー”を見つけ、「冬だな~」としみじみする……そんな季節の感じ方もありますよね。自宅だと準備や片付けが面倒な鍋も、牛丼チェーンなら1人で手軽に楽しめるのがいいところ。ということで今回は、管理栄養士の川村先生に、大手牛丼チェーン「吉野家」「すき家」「松屋」の期間限定鍋メニューを栄養面から比較し、順位をつけてもらいました。

――3店舗とも、鍋メニューは「牛すきやき鍋(牛すき鍋)」として販売されています。どんな特徴がありますか?

川村郁子先生(以下、川村) 牛丼チェーンの牛すき鍋は、甘辛い味の染み込んだ牛肉や野菜、豆腐などが入っていて、どれも1,000円以下で楽しめる“高コスパメニュー”だと思います。割りほぐした生卵と絡めて食べると、食材のうまみをより一層引き出してくれて、ごはんも進みますよね。甘辛いお肉で大盛りごはんをむしゃむしゃかき込むっ! 

 ……と言いたいところですが、どの店舗もセットメニューで900~1,100kcalくらいありますので、食べ過ぎには注意。寒い冬にポカポカ温まりながら、ゆっくりと味わいたいメニューですね。

 ただ牛丼と比べると、牛すき鍋のほうが野菜や豆腐などが入って具だくさんなので、その点は栄養価的に優れていると思います。牛すき鍋で摂取できる栄養素は、牛肉のたんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミン類、脂質、玉ねぎの食物繊維など、牛丼の具材でおなじみの食材に含まれる栄養素と、基本的には同じ。それに加え、豆腐のカルシウムやマグネシウム、白菜やニンジン、青ネギなどが入っている場合には、ビタミンCやβカロテン、食物繊維なども補えます。

 ただし、醤油と砂糖で甘辛く味付けをしていますので、糖質や塩分は多め。牛すき鍋の場合、スープを全て飲み干すことはあまりないかもしれませんが、なるべくスープは残して、カロリーや塩分を調整したほうがいいでしょう。

――ではまず、吉野家の「牛すき鍋膳」(並盛:712円/税込、以下同)の解説をお願いします。

川村 豆腐、白菜、ニンジンなど、いろいろな食材が入っている点がいいですね。ビタミンCやβカロテン、食物繊維など、お肉だけでは補いきれないような栄養素が補えるのが素晴らしいと思います。3店舗の中で、吉野家の「牛すき」が最もシンプルなメニューなので、甘辛い味のお肉や野菜を味わいたい方には、ピッタリではないでしょうか。

――続いて、すき家の「牛すき鍋定食」(並盛:780円)と「豆乳牛鍋定食」(並盛:840円)について教えてください。

川村 すき家の「牛すき鍋定食」は、吉野家の「牛すき鍋膳」とあまり変わらないように見えますが、しらたきが入っているのが特徴的。甘辛いだしが染み込んだしらたきは、おいしいだけでなく、不足しがちな食物繊維が含まれています。一方で、吉野家には入っていないうどんが具材になっており、炭水化物量は多くなってしまいます。

 「豆乳牛鍋定食」は、豆乳に含まれるカルシウムやカリウムなどを補いつつ、カロリーは少し低くなるようです。「牛すき鍋定食(並盛)」が1,129kcalなのに対して「豆乳牛鍋定食(並盛)」は929kcalで、食塩相当量も「豆乳牛鍋定食」のほうが少ない。醤油ベースのだしが豆乳ベースに替わったことが、一つの要因でしょう。

――松屋も例年「お肉たっぷり牛鍋膳」(2020年は並盛:690円)を数量限定で販売していますが、人気メニューにつき、今年はすでに終了してしまったようです……。来年のために、解説をお願いします!

川村 松屋の牛すき鍋は、たっぷりのお肉と豆腐が特徴的。βカロテンを含む青ネギがトッピングされているのも、いいポイントだと思います。また今年は、6種類の小鉢から好きなトッピングを選べるメニューもあり、いろいろな味が楽しめるのは魅力ですよね。どれもおいしそうですが、この中だと「大根おろし」がローカロリーかつ食物繊維やカリウムを補えるのでおすすめです。

――では最後に、3店舗の「牛すき鍋」を比較して、順位発表をお願いします。

川村 基本的にどの店舗も、牛肉に野菜という組み合わせなので、大きな差はありませんでしたが、第1位はすき家にしたいと思います。決め手はやはり、スープの種類ですね。豆乳ベースのあっさりとした牛すき鍋が楽しめる「豆乳牛鍋定食」のおかげで、すき家が“一歩リード”したという感じです。

 ごはんの量でカロリーを調整できますので、牛すき鍋を楽しみながらカロリーをセーブしたいという方は、「ごはんミニ」を選ぶといいでしょう。また、すき家の牛すき鍋はどちらも野菜がたっぷり入っていて、半日分の野菜が摂れるのもうれしいところです。

 続いて第2位は、吉野家の「牛すき鍋膳」。こちらも1食で半日分の野菜が摂れるのが魅力的。そして、僅差でしたが、第3位は松屋の「お肉たっぷり牛鍋膳」です。豆腐と青ネギが入っているのはいいですが、白菜やニンジンなど、もっと野菜の種類が増えると、栄養面ではうれしいな……という思いで、第3位にさせていただきました。

 とはいえ、このボリュームで690円はかなりコスパが高いですし、小鉢が選べるのも楽しいですよね。100円プラスすると「生野菜セット」も選べますし、サイドメニューは充実しているように感じます。残念ながら今年は販売が終了しているとのことなので、来年は私も、ぜひ食べてみたいです!
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

デニーズ・ガスト・夢庵、“一人鍋”ならココが正解! 「総合的ナンバーワン」「特におすすめ」とプロ絶賛の店は?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

デニーズ・ガスト・夢庵、“冬限定”鍋メニューNo.1店舗はココ!

 12月に入ってぐんと気温が下がり、あったかい鍋が恋しくなった人も多いのでは。今年はコロナ禍の影響もあり、“一人鍋”に注目が集まっているようで、ファミレスでも続々と冬限定の「一人鍋メニュー」が登場しています。そこで今回は、管理栄養士の川村先生に、“期間限定鍋メニュー”を提供している人気ファミレス「デニーズ」「ガスト」「夢庵」を評価してもらいました。

――冬に食べたくなる鍋ですが、管理栄養士の目から見た“いいところ”はどこですか?

川村郁子先生(以下、川村) 鍋は加熱した野菜をたっぷり食べることができて、体がポカポカと温まるのがいいですね。とはいえ、自宅で一人鍋をしようとすると、適切な量の食材を用意するのが難しくないですか? 具材が多くなって残したり、逆に食べすぎてしまったり……。しかし、ファミレスの一人鍋メニューなら、きっちり一人前の量で提供されるので、こうした心配がないのも魅力的だと思います。

――それでは、各店の期間限定鍋メニューについて解説をお願いします。まずは、デニーズの「豚肉と茄子のピリ辛鍋仕立て(ミニごはん・サラダつき)」と「四川風麻辣火鍋(ミニごはん・サラダつき)」から。

川村 「豚肉と茄子のピリ辛鍋仕立て(ミニごはん・サラダつき)」は、タンパク質やビタミンを含む豚肉と豆腐が入っているのがいいですね。特に豆腐は、タンパク質やビタミン以外にも、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル類も含まれています。さらに、水分が多く重量感があり、満腹感を得やすいので、食べすぎ防止にもなるんです。

 甜麺醤や豆板醤などで味付けをしているので、ピリ辛風味もアクセントになって楽しめそう。セットのサラダで生野菜が摂れるのもうれしいポイントですね。ただし、カロリーはごはんとサラダ込みで1,006kcal(鍋単品は804kcal)と比較的高く、食塩相当量も7.3gと多めなので、スープは全部飲まないようにするなどして、調整したほうがいいかもしれません。

 「四川風麻辣火鍋(ミニごはん・サラダつき)」も豚肉や豆腐、ねぎが入っている点や、サラダが付いているのは魅力的。 麻辣風味でピリ辛の味も楽しめます。しかし、どちらのメニューも同様に、欲を言えば、緑黄色野菜がもっと摂れるとよかったですね。

――ガストでは「広島産牡蠣と海老の 海鮮チゲ」「牛すきやき トマトとおろし添え」と2つの一人鍋メニューがあります。

川村 冬の味覚といえば、牡蠣ですよね! 牡蠣は不足しがちな亜鉛を多く含む食材です。亜鉛は、細胞の合成や代謝、免疫機能の維持にも関与してくる大事な栄養素のひとつなので、「広島産牡蠣と海老の 海鮮チゲ」は特におすすめしたいです。セットで「半玉うどん」か「十三穀米」のどちらかを選べますが、十三穀米は普通の白米よりも食物繊維やミネラルなどを多く含んでいるので、栄養が気になる方にはこちらがいいでしょう。また、うどんも“1玉”ではなく“半玉”にしてあり、炭水化物を抑えつつ、満足感を味わえるという意味で、ちょうどいい量だといえます。

 「牛すきやき トマトとおろし添え」のほうも、抗酸化作用のあるリコピンを含むトマトや、カリウム、ビタミンCなどを含む大根おろしが入っていて、十分魅力的なメニューですよ。

――夢庵には「<広島県産>牡蠣の味わい味噌鍋御膳」「鍋焼きうどんと十三穀御飯」がラインナップされています。

川村 夢庵にも、牡蠣を楽しめる鍋メニューがありますね! こちらは味噌風味の牡蠣鍋で、豆腐や青菜を一緒に食べられるのがポイント。しかし、天ぷらがセットになっているので、カロリーオーバーが少し気になりますね。

 「鍋焼きうどんと十三穀御飯」も、たっぷりの野菜と、食物繊維の多い十三穀米が食べられます。ただし、うどんにおもち、さらにごはんと、炭水化物を多く含む食材がセットになっていて、食べごたえがあるメニューなのはうれしいですが、糖質が気になる人は、避けたほうがいいメニューだと思います。

――では、期間限定鍋メニューを提供する3店舗に順位をつけるとしたら、どうなりますか?

川村 今回は「バランスのいい食事で、免疫機能を保ちましょう」という意味を込めて、不足しがちな亜鉛を摂取できる「広島産牡蠣と海老の 海鮮チゲ」と、トマトや大根も食べられる「牛すきやき トマトとおろし添え」という魅力的な鍋メニューがそろっているガストが、総合的なナンバーワンといえるでしょう。

 夢庵とデニーズは、いいところもイマイチなところも同じぐらいあるので、同率ということで……。夢庵は、天ぷらがプラスされていたり、炭水化物の食材が多かったりと、脂質や糖質がややオーバー気味なのが難点。ボリューム感があるのはうれしいですが、“盛りだくさんすぎる”という、なんとも贅沢な悩みです。

 デニーズの鍋もピリ辛風味でごはんが進みそうなものの、欲を言えばもう少し野菜が欲しい。特に、ほうれん草などの緑黄色野菜が入っているとよかったですね。サラダで補えるとはいえ、鍋の魅力という点では、少し物足りなく感じてしまいます。

 自宅で一から作る手間を考えたら、ファミレスの鍋メニューは具だくさんで体も温まり、一人分をおいしくムダなく手軽に食べられるだけで、とってもありがたいもの。期間限定ですし、寒い日にはファミレスに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

大ヒット中「マスク専用洗濯ネット(コジット)」を検証! 100均ネットと比較して使ってみた結果……?

 大ヒットアイテムを実際に使用し、その使い心地を購入者目線でレビューします! 今回は完売続出の時短アイテム「マスク専用洗濯ネット」。マスクの使用が当たり前となった今、どこまで便利で使えるのかを検証します。

そのまま干せるマスク専用洗濯ネット(2枚組)【コジット】価格748円

 毎日のマスク洗い大変ですよね。もっと簡単に洗えて干せる便利グッズがあれば…点。そう思っている人は多いはず。

 そこで今回検証するのは、品切れが続出しているというウワサの大ヒット商品「マスク専用洗濯ネット」。こちらのアイテムは、多くのアイデア商品を展開するコジットの人気時短グッズで、立体マスクが“そのまま洗えて干せる”として注目を集めました。

 公式サイトによると、製品の特徴はこちら。

・3D形状マスク専用
・ゴム伸び・型崩れ防止
・そのまま洗える
・そのまま干せる
・そのまま掛けて保管可能
・洗濯ネット1枚につきマスク1~3枚使用可能

 注目のポイントは、3つの「そのまま」! 時短便利グッズとして期待が持てますね。

「マスク専用洗濯ネット」買ってみました!

 実際に、「そのまま干せるマスク専用洗濯ネット(2枚組)【コジット】」を買ってみました。2枚セットがファミリーには助かりますよね。

 本体のサイズはループ部分を含まず、24cm×13cm。立体マスクの形状のまますっぽり収まるサイズです。マスク1~3枚の使用が可能で、通常のマスクサイズから考えると少し大きめですね。

 3D形状マスク専用なので、ネット中央にふくらみができるように立体的に縫製されています。

 ファスナーは中央に配置されていて出し入れはしやすそうです。丈夫なつくりと、長さのあるループも良いですね。

 説明書きで一番目立っているのが、ゴム伸び・型崩れ防止の文字。確かに、3D形状マスクは洗濯による型崩れが心配ですよね。

 使用できるのは洗濯可能なマスクのみ、とのことなので使用前の確認はお忘れなく。

 では早速、使っていきます!

 自宅にあった洗濯可能なユニクロマスクを入れて洗ってみます。やはり中央ファスナーは便利ですね。

 ただ……実際に入れてみた感じだと、これでほんとうに洗濯後マスクがネット内で丸まらないのか不安です……。

 洗濯後……。

 うーん……やはり、不安が的中してしまいました。ユニクロマスクの素材の問題かもしれませんが、ネット内でくしゃっと片寄っています。ちょっとこのままでは干す気にならないので、形を整えてから干してみました。

 説明書きの使用上の注意にも記載されていますが、片寄ってしまった場合には干す前に形を整えて、ネット上から叩き押しをして干すと良いようです。

 乾燥までの時間はマスク単体で干した時と比べても、特別乾きにくいとは感じませんでした。ループがあるため、ゴムや本体に直接洗濯バサミを留めずに済むのは、ゴムの伸び防止やはさみ跡がつかず良いですね。

 実は、100均にも「マスク専用ネット」が売られているんです。SNSなどでも話題になっているようですね。写真のマスク専用洗濯ネットは、ダイソーで購入しました。

 コジットのネットに比べると、厚手で触り心地はふわふわとしています。立体形状にはなっていませんが、「洗えるマスク用」と記載されているので、3Dなど立体マスクも洗濯できると思います。

100均ネットでユニクロマスクを洗ってみた

 ユニクロマスクはクシャッとなりやすいのでしょうか。洗濯後、写真のような結果に。

 こちらもコジットと同様にしわをのばしてから干しました。100均のネットは厚手なので、乾きやすさでいうと、コジットのほうが早そうです。

 結果。100均ネットで十分かといわれると……迷わずコジットのネットを選びますね。洗濯後にマスクが片寄ってしまうのも、素材が違うマスクなら問題ないのかもしれません。

 最後に、コジット「マスク専用洗濯ネット」の良かったところとイマイチなところをまとめます。

【よかったところ】
○ネットの薄さがちょうど良い
○立体的なネットだからマスクの形を保ったまま干せる
○ネットに入れて洗濯できるのは時短になる

【イマイチなところ】
×洗濯後にマスクが片寄る

【総評】
★★★☆☆(★3つ)
クシャッとなっても……あると便利!

なか卯・富士そば・ゆで太郎、“朝そば”メニューランキング! プロが「コスパ&栄養バランス」を高評価した店舗は?

 

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

なか卯・富士そば・ゆで太郎、“朝そば”メニューランキング!

 チェーン店のモーニングや朝食メニューの需要が高まっている今、「朝そば」に注目が集まっています。手軽さはもちろん、朝からさっぱりと食べられて、腹持ちするといった利点も。そこで今回は、朝そばメニューを展開している大手チェーン「なか卯」「富士そば」「ゆで太郎」のメニューを栄養面から比較し、管理栄養士の川村先生にランキングをつけてもらいました。

――まずは、そばの主な栄養素を教えてください。

川村郁子先生(以下、川村) 主な栄養素は炭水化物ですが、ほかに食物繊維、カリウム、鉄、亜鉛、マンガンなどのミネラル、ビタミンB1、B2、B6などのビタミン類が摂れます。さらに、ポリフェノールの一種であるルチンを含んでおり、美容や健康を意識される方にもおすすめの食材です。

――ズバリ、「朝食にそば」という選択はアリですか? ナシですか?

川村 私は「アリ」だと思います! 朝食をそばにするといい理由は、不足しがちな食物繊維を補えるという点。トッピングにもよりますが、脂質が控えめなメニューを選びやすいというのも、おすすめできるポイントです。また、今のような寒い季節には、朝から温かいそばを食べれば、自然と体もポカポカするでしょう。あとは、チェーン店のリーズナブルな価格も魅力ですね!

――では、3店舗の「朝そば」メニューを解説してください。まずは「なか卯」から。

川村 なか卯はそば専門店ではないからか、天かすとネギにかまぼこという、シンプルな「朝そば」ですね。290円(税込、以下同)とリーズナブルで、お財布にも優しい。しかし欲をいえば、もう少し卵や油揚げのような、タンパク質源になるもの、わかめなどの食物繊維を含む食材がトッピングされているとよかったかな、と思います。

 そういった意味では、「朝肉そば」(350円)が一番よさそう。カロリーも485kcalと500kcal以内に収まっていてちょうどいいですし、お肉でタンパク質も摂れます。

 「朝そば温たまセット」「朝そば竜田あげセット」(どちらも390円)は、そばにごはんがついてくるので、ちょっと炭水化物の量が多いですね。そばは単品でも炭水化物がしっかり補えますので、特に運動量が多い方でなければ、ごはんはつけなくてもいいでしょう。逆に、体を動かすお仕事や外回りが多い日は、これくらい食べても消費してしまうので問題ないと思います。

――続いて「富士そば」はどうでしょうか?

川村 富士そばの場合、揚げ玉がのった「たぬき」と、油揚げがのった「きつね」が選べます。両者を比べると、やはり大豆製品である油揚げのほうが、栄養素的にはいいですね。なお、油揚げにはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類が含まれています。ただし、甘辛く煮てあるぶん、「たぬき」よりも少し塩分が多くなってしまうので、気にしている方は要注意。

 また、「朝そば」メニュー全てに“温泉玉子”がのっているのもポイントです。そばは単体だとタンパク質源がないため、卵をプラスすることで、バランスが整いやすくなります。わかめやネギがトッピングされている点も、コスパもよくて高評価です。

 特におすすめしたいのは、「きつね温泉玉子そば」(340円)。温・冷どちらでも、基本的には気候や体調でお好みのものを選んで大丈夫ですが、温かいほうが満腹感を得やすいので、私は“温そば”をおすすめします。しかし、塩分が気になるので、おつゆは残したほうがいいでしょう。

――最後に「ゆで太郎」の評価をお願いします。

川村 ゆで太郎は、ボリュームたっぷりのメニューが多いですね。「焼鯖ごはん」セット(380円)など、魚とそばのセットは珍しいので魅力的ですが、やはり炭水化物が多くて気になります。「納豆」セット(380円)も、納豆ごはん+そばという組み合わせなので、同様に炭水化物の量が増えそう。しかし、カロリーは649kcal(温)とそこまで高くないようなので、納豆ごはんだけでは物足りないという方には、いいセットかもしれません。

 一方、「カレー」セット(380円)は805kcal(温)なので、朝食にしてはちょっと食べすぎですね。とはいえ、380円でカレーもそばも食べられるのはうれしい! 心惹かれてしまうのもわかりますが、その日の運動量などを考えて、うまく調整してほしいです。

――それでは、3店舗の「朝そば」メニューにランキングをつけてください!

川村 全体的なバランスという意味では、富士そばが第1位です。卵、ネギ、わかめが基本セットになっており、1品でしっかりと栄養素を摂取できるのが魅力ですね。第2位は、同率でなか卯とゆで太郎。どちらもコスパは最高だと思うのですが、栄養バランスで考えると、富士そばよりは劣る印象です。もう少し、野菜か海藻がプラスされていれば、評価が上がりそうですね。とはいえ、朝からこの値段でこのボリュームの朝食が食べられるのは、すごい企業努力だと思います。

 そば自体、食物繊維やミネラル、ビタミンなどを補える優秀な食材。食べすぎた翌日はそばだけであっさり済ませることもできますし、運動量が多い日の朝は、トッピングやごはんをつけて“ガッツリ朝そば”もアリだでしょう。忙しい朝に手軽に食べられて、しかもリーズナブルな「朝そば」を、ぜひ有効活用してみてくださいね。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

ダイソー「スマホ対応手袋」「ファーティペット」は絶対買い! でも人気の「防寒ルームソックス」は買わないほうが無難!?

 節約が大好きで、コスパがいいモノに目がない人は、一体どんなものを買い、どんなものを買わないのか――節約好きのFP/ライター・齋藤めぐみが、ありとあらゆるお店のオリジナル商品を独断と偏見でジャッジ! 今回は「ダイソー」の防寒グッズから、「何買う? 何買わない?」を3アイテムずつご紹介します。「安かろう悪かろう」と思いきや、意外にも良品ばかり!? しかし中にはイマイチなアイテムも……今回はママ視点も踏まえてチェックしていきます!

ダイソーの防寒グッズ、「これを買う」3選!

■エコファーティペット(税込330円)

 このエコファーティペットは、ぜひお店で実際に触ってみてほしいですね。100円ショップの商品とは思えない、滑らかさとふわふわ感に感動を覚えると思います。

 気になる品質も、手に取って念入りにチェックしてみましたが、目立つほつれはありませんでした。ファーの毛並みも揃っていて、毛が抜けるようなこともありません。大事に使えば、長持ちしそうです。また、100cmという長さも、動きやすい上に隙間なく防寒してくれるちょうどいいサイズではないでしょうか。色も、ブラウンだけではなくグレーやホワイトなど複数展開されていましたよ。

 こんなに本格的なティペットが300円で売っているとは、ほかではなかなか買えない掘出し物なのでは!?

■タッチ手袋(税込220円)

 この手袋、内側の生地が最高に気持ちいいんです! 手がするんと入って、引っかかる煩わしさがほぼありません。外の作りが丈夫なだけでも十分に「買い」だと思いましたが、身につけてみるとますます購入欲が高まり、ゲットしました!

 また機能性も抜群で、裏起毛の確かな温かさで指先が冷えることもなさそう。また、手袋のままでスマホが使えるのも便利ですね! 私は外出中によくGoogleMapsを利用するので、途中で手袋を外さなくていいのは非常に助かります。

 これは、私が昨年買った1,000円の手袋よりも使い心地がよさそう……。しかも200円って、コスパが優秀すぎではありませんか!? デザインも豊富だったので、あなたの好みに合う手袋がきっと見つかるはずです!

■ストールクリップ(税込110円)

 こちらのストールクリップは、バッグに1つ入っていると重宝するはずと考えて「買い」に選びました。お気に入りのストールに留め具がなくても、これさえあれば落とす回数がぐっと減ると思います。移動の多い職場ではもちろん、外出時にも気軽に羽織ることができて、より多くの場面でストールが活躍しそう。

これまで当たり前に許容してきた不便を、わずか100円のアイテムで見事に解消してくれるダイソーって、やっぱりすごい! 

 また、クリップは取り外しが自在なので、複数のストールに使えるのはなんとも経済的。色はブラウンと黒から選べるため、手持ちのストールに合わせて使い分けるとよりおしゃれが楽しめると思いますよ。

■ルームソックス(税込110円)

 もこもこ素材で温かそうなルームソックスですね。デザインもスイート系からカジュアル系までたくさんあったので、いくつも集めたくなりました。

 ただし、あくまでもこの冬限定で履くものと考えたほうがよさそうです。このソックスはモール素材だと思うのですが、どうしても洗うほどに激しく消耗してしまうのではないでしょうか。

 私は以前、ダイソーの同じ素材のルームソックスを持っており、とても気に入っていたのですが、買って早々にほつれてきて1シーズンが限界でしたね。手洗いすれば長持ちしたのかもしれませんが、100円の商品にそこまで手間をかけることができなくて……。

 なので、買うなら「安くて可愛い消耗品」と割り切り、使い倒すのがオススメですよ。

■3WAYひざ掛け(ダウンジャケット風)(税込550円)

 このひざ掛けは、防寒だけでなく、防災用ブランケットとして役立ちそうです。広げると縦70cm×横100㎝と意外に大きく、身長153cmの私なら上半身がすっぽり収まってしまいます。軽くて温かいダウン素材というのも防災用には大事なポイント。

 また、コンパクトになる点も実用的で素晴らしいです。しかも、ひざ掛けと収納カバーが一体化しているので、片付けは折りたたんで丸め込めば完了。ポーチを紛失する心配もありません。

 それでも「買わない」に選んだのは、値段がネックだったから。500円という値段が100円ショップでは際立って高く、買うにはややためらってしまいそう。機能性が高いのでこの値段でも十分に安いのでしょうが、どうしても私はお得なイメージを抱けませんでした。せめて300円なら、高コスパとして「買い」だったのですが……。

■フットウォーマー(チェック)(税込330円)

 このチェック柄のおしゃれなフットウォーマーは、カイロが入るポケットつきになっていて、つま先からちょうど足の半分がすぽっと入る絶妙なサイズ感。末端冷え性気味な私には特にありがたく、この冬の自宅時間を充実させてくれる最強の防寒グッズといえそうです。

 しかし、足のサイズが比較的大きめの人や、足全体を温めたい人には、包容感に物足りなさを感じてしまうかもしれません。私の足のサイズは22.5cmと小さめですが、正直かかとが寂しいと感じることも。

 さらに、このフットウォーマーには大事なものがありません……それは、滑り止めです。フットウォーマー全体が簡単に動いてしまうと非常に不便。足元には安定感が必須なので、ぜひ滑り止めをつけてほしいですね。

【総評】
 ダイソーの防寒グッズを見ていると、100円ショップにいることを忘れそうになります。どれも丁寧な作りの商品ばかりで、しかもそれらが全て格安でそろってしまうなんて、とても感動的。子どもたちとリンクコーデができそうな可愛いアイテムもあったので、買い物が楽しかったです。

 ただし、帽子については全体的にやや小さめな印象も受けました。家族全員にまとめ買いしたくなりますが、一緒に行ってサイズを合わせてみたほうが失敗しないと思いますよ!

温野菜・しゃぶ葉・和食さと、“3,000円以下”しゃぶしゃぶ食べ放題ランキング! 「豊富なメニュー」「コスパ最強」な店舗は?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン、“3,000円以下”のコースで格付け!

 「ちょっとご褒美」として食べたいメニューといえば、やっぱりお肉。焼き肉は定番ですが、さっぱりと味わいたいときは、しゃぶしゃぶという選択肢もありますよね。チェーン店で安く手軽に、おなかいっぱい食べられるのも魅力の一つです。

 ということで今回は、管理栄養士の川村先生に大手チェーン店の「温野菜」「しゃぶ葉」「和食さと」から、“3,000円以下”のしゃぶしゃぶ食べ放題メニューを比較してもらい、栄養面でランキングをつけてもらいました。

――しゃぶしゃぶは、栄養価的にどんな特徴があるのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) 鍋に入っただしにお肉や野菜をサッとくぐらせて食べるもので、調理法としては「ゆでる」に近いです。お肉はゆでることで脂肪分が落ちるので、焼いて食べるよりも脂質を抑えられます。また、野菜やきのこは加熱することでかさが減って、たくさん食べることができますよね。同じお肉の食べ方でも、焼き肉に比べると、脂質を抑えながら野菜やきのこもたくさん食べられる、栄養価的に優秀なメニューといえます。

――しゃぶしゃぶにもいろいろな種類のお肉が用意されていますが、どんな違いがありますか?

川村 基本的には好きなお肉を食べてほしいですが、より脂質を抑えたいという方は、脂肪の多いバラ肉よりも、ロースやもも肉を選ぶといいでしょう。また、鉄分不足が気になる方は、牛肉を選ぶのもおすすめ。鶏肉、豚肉、牛肉の中で、鉄や亜鉛を比較的多く含んでいるのは牛肉なんです。牛肉をあっさりと食べられるのも、しゃぶしゃぶのいいところですね。

――お肉以外に、しゃぶしゃぶで“食べるべきメニュー”はありますか?

川村 しゃぶしゃぶのようなお鍋は、たくさんの種類の食材を少しずつ食べられるのが利点。そこでポイントになるのは、やはりバランスです。なんでも選べるからこそ、バランスよく食べてほしいですね。野菜は特に、“彩り”を気にして選んでみてください。小松菜、ニンジン、青ネギ、ニラなどの緑黄色野菜と、白菜、大根などの淡色野菜、両方をバランスよく食べることをおすすめします。また、豆腐やきのこ類なども取り入れると、よりたくさんの栄養素を補うことができますよ。

――それでは、3,000円以下で楽しめる「温野菜」(2,980円/以下、税別)、「しゃぶ葉」(2,499円)、「和食さと」(2,790円)の食べ放題メニューを見て、解説をお願いします。まずは「温野菜」から。

川村 3店ともメニューが豊富で、大きな差はないというのが本音です(笑)。ただ、「だし」と「野菜・きのこ類」はお店によって個性が出ているので、今回はこの2つに絞って見ていきたいと思います。

 温野菜のだしは、シンプルながらグルタミン酸の旨味が溶け込んだ「根昆布だし」がおすすめ。「豆乳だし」もコクとまろやかさを楽しみつつ、豆乳に含まれるビタミンやカルシウムなどを少量補えます。また、野菜はたくさん種類があるので、いろんなものを選んでほしいのですが、「トロ白菜」でビタミンCや旨味をプラスするのがよさそう。その他、緑黄色野菜の「甘い人参」や「ニラ」などもおすすめです。

 温野菜のいいところは、きのこの種類が豊富な点。ネーミングも「肉厚椎茸」や「あわびエリンギ」など、食欲をそそられますよね。きのこには、ビタミンB群、食物繊維が含まれていますので、コリコリとした食感を楽しみつつ、栄養を補ってほしいです。

――続いて、「しゃぶ葉」はどうでしょうか?

川村 だしは「柚子塩だし」や「とんこつ風白湯だし」が、さっぱりしつつも飽きのこない味付けになっていますね。また、しゃぶ葉はつけだれにいろいろな薬味をトッピングできるのが魅力的。「おろし生姜」「きざみオクラ」「ねぎ」などをたっぷり加えれば、味にアクセントをつけることができます。

 また、新鮮な野菜がたくさん食べられるところも、しゃぶ葉のおすすめポイント。特に「香味野菜」は、千切りにされたネギやニンジンなどがミックスされていて、一度にたくさんの野菜を食べることができます。火が通りやすく、スープに野菜の旨味が溶け出すので、お肉との相性もバツグン。香味野菜をお肉で巻いて食べるのが、理想的な形だと思います。「蓮根」や「筍」など、食物繊維を多く含む野菜を加えて、葉野菜とは違った食感を楽しむのもいいですね。

 ちなみに私はしゃぶ葉に行くと、必ず「きくらげ」を食べます! きくらげは、きのこ類の中でも食物繊維を多く含み、不足しがちな栄養素であるビタミンDも摂れるんです。コリコリとした食感で歯ごたえもいいですし、よくかむことで食べ過ぎ防止にもなりますよ。

――最後に、「和食さと」の解説をお願いします。

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川村 だしはどれもいいと思いますが、ピリ辛が好きなら「旨辛キムチだし」を選びたいのでは。唐辛子のカロテンやビタミンEが、だしに溶け込んでいるはずです。野菜は「水菜」や「三つ葉」といった葉野菜を中心に、「しめじ」「えのき」などのきのこ類を選ぶといいでしょう。

 さらに「レタス」を加えると、シャキシャキとした食感を楽しみつつ、カリウムやカルシウムを補うことができます。レタスは加熱するとかさが減るので、生で食べるよりもたくさん消費できるのがいいところ。あとは、食物繊維を多く含む「わかめ」や「糸こんにゃく」を加えてもいいと思います。

メニュー豊富な「温野菜」 VS コスパ最強の「しゃぶ葉」

――では、3店舗に順位をつけるとしたら、どうなりますか?

川村 メニューの豊富さでは、「温野菜」が第1位でしょうか。特に野菜類やきのこの種類が多くていいですね。第2位は、つけだれやトッピングでアレンジのできる「しゃぶ葉」です。栄養価を見ると「温野菜」のほうが上ですが、「しゃぶ葉」は何よりもコスパが最強。ランチなら2,000円以下でも食べ放題が楽しめちゃいます。お肉と野菜をたっぷり、しかも安く食べたい人にはピッタリでしょう。

 第3位は、僅差で「和食さと」。十分豊富なメニューなのですが、ほかの2店舗の野菜メニューがより充実していたので、この結果になりました。逆に、しゃぶしゃぶ以外の食べ放題メニューが豊富にあるので、あれもこれも食べてしまって、カロリーオーバーにならないか少し心配ですね。

 しゃぶしゃぶは「ちょっとしたご褒美」感がありながら、お肉や野菜をたっぷり食べられて、栄養価的にはとても優秀なメニュー。ここまでいろいろ言いましたが、ご褒美にしゃぶしゃぶを選んだ時点で、栄養への気遣いは十分できていると思います! 肌寒い季節、しゃぶしゃぶで体も心も温めてほしいですね。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

温野菜・しゃぶ葉・和食さと、“3,000円以下”しゃぶしゃぶ食べ放題ランキング! 「豊富なメニュー」「コスパ最強」な店舗は?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

しゃぶしゃぶ食べ放題チェーン、“3,000円以下”のコースで格付け!

 「ちょっとご褒美」として食べたいメニューといえば、やっぱりお肉。焼き肉は定番ですが、さっぱりと味わいたいときは、しゃぶしゃぶという選択肢もありますよね。チェーン店で安く手軽に、おなかいっぱい食べられるのも魅力の一つです。

 ということで今回は、管理栄養士の川村先生に大手チェーン店の「温野菜」「しゃぶ葉」「和食さと」から、“3,000円以下”のしゃぶしゃぶ食べ放題メニューを比較してもらい、栄養面でランキングをつけてもらいました。

――しゃぶしゃぶは、栄養価的にどんな特徴があるのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) 鍋に入っただしにお肉や野菜をサッとくぐらせて食べるもので、調理法としては「ゆでる」に近いです。お肉はゆでることで脂肪分が落ちるので、焼いて食べるよりも脂質を抑えられます。また、野菜やきのこは加熱することでかさが減って、たくさん食べることができますよね。同じお肉の食べ方でも、焼き肉に比べると、脂質を抑えながら野菜やきのこもたくさん食べられる、栄養価的に優秀なメニューといえます。

――しゃぶしゃぶにもいろいろな種類のお肉が用意されていますが、どんな違いがありますか?

川村 基本的には好きなお肉を食べてほしいですが、より脂質を抑えたいという方は、脂肪の多いバラ肉よりも、ロースやもも肉を選ぶといいでしょう。また、鉄分不足が気になる方は、牛肉を選ぶのもおすすめ。鶏肉、豚肉、牛肉の中で、鉄や亜鉛を比較的多く含んでいるのは牛肉なんです。牛肉をあっさりと食べられるのも、しゃぶしゃぶのいいところですね。

――お肉以外に、しゃぶしゃぶで“食べるべきメニュー”はありますか?

川村 しゃぶしゃぶのようなお鍋は、たくさんの種類の食材を少しずつ食べられるのが利点。そこでポイントになるのは、やはりバランスです。なんでも選べるからこそ、バランスよく食べてほしいですね。野菜は特に、“彩り”を気にして選んでみてください。小松菜、ニンジン、青ネギ、ニラなどの緑黄色野菜と、白菜、大根などの淡色野菜、両方をバランスよく食べることをおすすめします。また、豆腐やきのこ類なども取り入れると、よりたくさんの栄養素を補うことができますよ。

――それでは、3,000円以下で楽しめる「温野菜」(2,980円/以下、税別)、「しゃぶ葉」(2,499円)、「和食さと」(2,790円)の食べ放題メニューを見て、解説をお願いします。まずは「温野菜」から。

川村 3店ともメニューが豊富で、大きな差はないというのが本音です(笑)。ただ、「だし」と「野菜・きのこ類」はお店によって個性が出ているので、今回はこの2つに絞って見ていきたいと思います。

 温野菜のだしは、シンプルながらグルタミン酸の旨味が溶け込んだ「根昆布だし」がおすすめ。「豆乳だし」もコクとまろやかさを楽しみつつ、豆乳に含まれるビタミンやカルシウムなどを少量補えます。また、野菜はたくさん種類があるので、いろんなものを選んでほしいのですが、「トロ白菜」でビタミンCや旨味をプラスするのがよさそう。その他、緑黄色野菜の「甘い人参」や「ニラ」などもおすすめです。

 温野菜のいいところは、きのこの種類が豊富な点。ネーミングも「肉厚椎茸」や「あわびエリンギ」など、食欲をそそられますよね。きのこには、ビタミンB群、食物繊維が含まれていますので、コリコリとした食感を楽しみつつ、栄養を補ってほしいです。

――続いて、「しゃぶ葉」はどうでしょうか?

川村 だしは「柚子塩だし」や「とんこつ風白湯だし」が、さっぱりしつつも飽きのこない味付けになっていますね。また、しゃぶ葉はつけだれにいろいろな薬味をトッピングできるのが魅力的。「おろし生姜」「きざみオクラ」「ねぎ」などをたっぷり加えれば、味にアクセントをつけることができます。

 また、新鮮な野菜がたくさん食べられるところも、しゃぶ葉のおすすめポイント。特に「香味野菜」は、千切りにされたネギやニンジンなどがミックスされていて、一度にたくさんの野菜を食べることができます。火が通りやすく、スープに野菜の旨味が溶け出すので、お肉との相性もバツグン。香味野菜をお肉で巻いて食べるのが、理想的な形だと思います。「蓮根」や「筍」など、食物繊維を多く含む野菜を加えて、葉野菜とは違った食感を楽しむのもいいですね。

 ちなみに私はしゃぶ葉に行くと、必ず「きくらげ」を食べます! きくらげは、きのこ類の中でも食物繊維を多く含み、不足しがちな栄養素であるビタミンDも摂れるんです。コリコリとした食感で歯ごたえもいいですし、よくかむことで食べ過ぎ防止にもなりますよ。

――最後に、「和食さと」の解説をお願いします。

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川村 だしはどれもいいと思いますが、ピリ辛が好きなら「旨辛キムチだし」を選びたいのでは。唐辛子のカロテンやビタミンEが、だしに溶け込んでいるはずです。野菜は「水菜」や「三つ葉」といった葉野菜を中心に、「しめじ」「えのき」などのきのこ類を選ぶといいでしょう。

 さらに「レタス」を加えると、シャキシャキとした食感を楽しみつつ、カリウムやカルシウムを補うことができます。レタスは加熱するとかさが減るので、生で食べるよりもたくさん消費できるのがいいところ。あとは、食物繊維を多く含む「わかめ」や「糸こんにゃく」を加えてもいいと思います。

メニュー豊富な「温野菜」 VS コスパ最強の「しゃぶ葉」

――では、3店舗に順位をつけるとしたら、どうなりますか?

川村 メニューの豊富さでは、「温野菜」が第1位でしょうか。特に野菜類やきのこの種類が多くていいですね。第2位は、つけだれやトッピングでアレンジのできる「しゃぶ葉」です。栄養価を見ると「温野菜」のほうが上ですが、「しゃぶ葉」は何よりもコスパが最強。ランチなら2,000円以下でも食べ放題が楽しめちゃいます。お肉と野菜をたっぷり、しかも安く食べたい人にはピッタリでしょう。

 第3位は、僅差で「和食さと」。十分豊富なメニューなのですが、ほかの2店舗の野菜メニューがより充実していたので、この結果になりました。逆に、しゃぶしゃぶ以外の食べ放題メニューが豊富にあるので、あれもこれも食べてしまって、カロリーオーバーにならないか少し心配ですね。

 しゃぶしゃぶは「ちょっとしたご褒美」感がありながら、お肉や野菜をたっぷり食べられて、栄養価的にはとても優秀なメニュー。ここまでいろいろ言いましたが、ご褒美にしゃぶしゃぶを選んだ時点で、栄養への気遣いは十分できていると思います! 肌寒い季節、しゃぶしゃぶで体も心も温めてほしいですね。
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育

ワークマン「防風ダブルボアフーディー」検証レビュー! 完売の「伝説アイテム」新作は子育てママに全力でオススメだ【長所・短所】

 「ワークマン女子」と言う言葉が、最近テレビなどで聞かれるようになりました。そこで今回は、ワークマンのアイテムで、昨年に売り切れ続出、完売に次ぐ完売により「伝説」になったというアウターの新モデルをチェック! 今年のモデルも早くも人気のようで、メルカリには2倍の価格で出品されているのを確認しました。

 そんなワークマンの「防寒ダブルボアフーディー」を徹底レビューしていきます。

ワークマン 【防寒ダブルボアフーディー】 税込1900円

 こちらが、実際に今回購入した「Sサイズ」「色:アイボリー」のアイテムです。

 このワークマンのフーディーの価格はなんと1,900円(税込)! 2000円を切る価格はとってもお手頃ですよね。触ってみると、表も裏も肌触りの良いボア素材でできています。

 注目したいのは、「表地と裏地の間に『防風ラミネート加工』が施されている」こと。風が服の間をスースー抜けない仕様になっています。フワフワ肌触りがいいので、表地と裏地の間に防寒ラミネートが入っているとは触っただけではわかりません。むしろ、柔らかめのフリースとしっかりめのフリースのいいとこ取りをした程よい柔らかさで、これは着なくても「暖かいやつ!」とわかりました。

 袖口も、しっかりパイピングされていて、激安商品の感じがしません。袖口から寒い風が入ってくれるのを最小限にできそうです。

 大きめのフードもついていて可愛い。ボアフリースって着たときに「太って見えない?」と心配になのだが、このフーディーはどうなんだろうか。

 ポケットの中までしっかりボアになっています。手が寒い時にポケットへ突っ込んで、「冷た!」となることもなさそう。

 ここで、サイズ表記をチェック。防寒フーディーのSサイズは、

・バスト73〜81cm
・身長 145〜155cm

 と書かれている。私は身長156cmなのでMサイズになりそうだが、S/M/Lを店舗で試着してみて、Sサイズがぴったりで着れたので購入してみた。ワークマンで購入するときはサイズ感を確かめてから買うのが良さそうです。

 洗濯表記には、いろいろマークが書かれている。

・手洗いができる
・塩素や酸素系漂白剤は使用禁止
・乾燥機禁止
・日陰干し推薦
・アイロン禁止
・ドライクリーニング禁止

 洗濯するときは細心の注意が必要そう。さらには「弱く絞ってください 」とも書かれている。そうなのか……表地と裏地の間に防風ラミネート加工がされているから洗濯するときは、この防風ラミネートに気をつけて優しく洗わないといけないのか。

 胸のポケットにスマホが入るかやってみたらぴったり入る! これもうれしいポイント(iPhone7までの大きさは入った)。

 実際に着てみました。156cmでSサイズを着るとこんな感じになります。

 着てみると、キツくもなくぴったりな感じ。フードと首に隙間ができない絶妙な位置に大きめのフードがついていて、首回りも風から守ってくれそう。

 ジッパーを一番上まであげてみると「これは暖かい……」とシミジミ。

 後ろはこんな感じ。ボアの一番の欠点、「太って見える問題」も大丈夫そうです。ワークマン女子という名前まであるだけあって、防風アイテムなのにファッションへの配慮がしっかり感じられる。

 

気温15度の公園で着てみた! ふっかふかなのに動きやすい!

 かなり寒くなってきた11月の休日、2人の子どもと公園に行って防風ダブルボアフーディーの威力を検証してみました。この日の気温は15度。気温の割に風が冷たく吹いています。

 ボアがヤバイくらい表も裏もふっかふかなのに、着ていても動きやすい。やはり風は通らない仕様なので、体温の暖かさが逃げることなく持続しており、これはすごい! 「表地と裏地の間に防風ラミネート加工」が効果を実感します。

 普段使いはもちろん、アウトドアでも活躍しそうなくらいしっかりしていて暖かい。風を防いでくれて、ボアの中から暖かさが逃げないのが特にいいと感じました。見た目も着た感じもモコモコで可愛いのに1,900円、そしてこの防風効果。これは売り切れ続出するのもわかる気がするな……。

 今回はデニムスタイルに合わせてみたけど、ロングのスカートと合わせてみても、可愛さと暖かさの両方をしっかり叶えてくれそうだ。そして見た目と違って、とても軽くて動きやすく着やすいのもポイントが高いと感じました。小さな子どもがいる私としては、自転車での保育園の送迎や公園遊びなどで活躍させたいと思った。子育てママにも全力でオススメしたいと思います!

■良かった点 

◎モコモコが暖かく防風機能がついていて1,900円は高機能すぎ!
◎安いのに見た目や手触りが安っぽくなくワークマンのガテン系イメージがなく可愛い
◎スマホを胸ポケットに入れられるのが便利(※スマホの大きさにもよります)
◎普段使いからアウトドアまで幅広く着こなせるシンプルなデザイン

■イマイチな点

×洗濯するとき注意が必要で、気軽にジャブジャブ洗えない
×中にたくさん着込むと屋内に入ったとき暑すぎた

■購入しようと思ってる人に注意点

・サイズ感は人によって違うので購入する際は店舗で試着した方が良さそうです

 

ワークマン「防風ダブルボアフーディー」検証レビュー! 完売の「伝説アイテム」新作は子育てママに全力でオススメだ【長所・短所】

 「ワークマン女子」と言う言葉が、最近テレビなどで聞かれるようになりました。そこで今回は、ワークマンのアイテムで、昨年に売り切れ続出、完売に次ぐ完売により「伝説」になったというアウターの新モデルをチェック! 今年のモデルも早くも人気のようで、メルカリには2倍の価格で出品されているのを確認しました。

 そんなワークマンの「防寒ダブルボアフーディー」を徹底レビューしていきます。

ワークマン 【防寒ダブルボアフーディー】 税込1900円

 こちらが、実際に今回購入した「Sサイズ」「色:アイボリー」のアイテムです。

 このワークマンのフーディーの価格はなんと1,900円(税込)! 2000円を切る価格はとってもお手頃ですよね。触ってみると、表も裏も肌触りの良いボア素材でできています。

 注目したいのは、「表地と裏地の間に『防風ラミネート加工』が施されている」こと。風が服の間をスースー抜けない仕様になっています。フワフワ肌触りがいいので、表地と裏地の間に防寒ラミネートが入っているとは触っただけではわかりません。むしろ、柔らかめのフリースとしっかりめのフリースのいいとこ取りをした程よい柔らかさで、これは着なくても「暖かいやつ!」とわかりました。

 袖口も、しっかりパイピングされていて、激安商品の感じがしません。袖口から寒い風が入ってくれるのを最小限にできそうです。

 大きめのフードもついていて可愛い。ボアフリースって着たときに「太って見えない?」と心配になのだが、このフーディーはどうなんだろうか。

 ポケットの中までしっかりボアになっています。手が寒い時にポケットへ突っ込んで、「冷た!」となることもなさそう。

 ここで、サイズ表記をチェック。防寒フーディーのSサイズは、

・バスト73〜81cm
・身長 145〜155cm

 と書かれている。私は身長156cmなのでMサイズになりそうだが、S/M/Lを店舗で試着してみて、Sサイズがぴったりで着れたので購入してみた。ワークマンで購入するときはサイズ感を確かめてから買うのが良さそうです。

 洗濯表記には、いろいろマークが書かれている。

・手洗いができる
・塩素や酸素系漂白剤は使用禁止
・乾燥機禁止
・日陰干し推薦
・アイロン禁止
・ドライクリーニング禁止

 洗濯するときは細心の注意が必要そう。さらには「弱く絞ってください 」とも書かれている。そうなのか……表地と裏地の間に防風ラミネート加工がされているから洗濯するときは、この防風ラミネートに気をつけて優しく洗わないといけないのか。

 胸のポケットにスマホが入るかやってみたらぴったり入る! これもうれしいポイント(iPhone7までの大きさは入った)。

 実際に着てみました。156cmでSサイズを着るとこんな感じになります。

 着てみると、キツくもなくぴったりな感じ。フードと首に隙間ができない絶妙な位置に大きめのフードがついていて、首回りも風から守ってくれそう。

 ジッパーを一番上まであげてみると「これは暖かい……」とシミジミ。

 後ろはこんな感じ。ボアの一番の欠点、「太って見える問題」も大丈夫そうです。ワークマン女子という名前まであるだけあって、防風アイテムなのにファッションへの配慮がしっかり感じられる。

 

気温15度の公園で着てみた! ふっかふかなのに動きやすい!

 かなり寒くなってきた11月の休日、2人の子どもと公園に行って防風ダブルボアフーディーの威力を検証してみました。この日の気温は15度。気温の割に風が冷たく吹いています。

 ボアがヤバイくらい表も裏もふっかふかなのに、着ていても動きやすい。やはり風は通らない仕様なので、体温の暖かさが逃げることなく持続しており、これはすごい! 「表地と裏地の間に防風ラミネート加工」が効果を実感します。

 普段使いはもちろん、アウトドアでも活躍しそうなくらいしっかりしていて暖かい。風を防いでくれて、ボアの中から暖かさが逃げないのが特にいいと感じました。見た目も着た感じもモコモコで可愛いのに1,900円、そしてこの防風効果。これは売り切れ続出するのもわかる気がするな……。

 今回はデニムスタイルに合わせてみたけど、ロングのスカートと合わせてみても、可愛さと暖かさの両方をしっかり叶えてくれそうだ。そして見た目と違って、とても軽くて動きやすく着やすいのもポイントが高いと感じました。小さな子どもがいる私としては、自転車での保育園の送迎や公園遊びなどで活躍させたいと思った。子育てママにも全力でオススメしたいと思います!

■良かった点 

◎モコモコが暖かく防風機能がついていて1,900円は高機能すぎ!
◎安いのに見た目や手触りが安っぽくなくワークマンのガテン系イメージがなく可愛い
◎スマホを胸ポケットに入れられるのが便利(※スマホの大きさにもよります)
◎普段使いからアウトドアまで幅広く着こなせるシンプルなデザイン

■イマイチな点

×洗濯するとき注意が必要で、気軽にジャブジャブ洗えない
×中にたくさん着込むと屋内に入ったとき暑すぎた

■購入しようと思ってる人に注意点

・サイズ感は人によって違うので購入する際は店舗で試着した方が良さそうです

 

セブン・ローソン・ファミマ、プロが選ぶ「おでんの具」5品! 食べすぎ防止&低カロリーで「ダイエット中もOK」な商品は?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート、“おでん”を選ぶならコレ!

 近ごろ、朝晩は冷え込む日が多くなってきましたね。そんな時に食べたくなるのが、コンビニのおでん! たくさんの具材から好きなものを選ぶ楽しさと、値段の手頃さがうれしいですよね。そこで今回は、コンビニ各社のおでんについて、管理栄養士の川村先生に栄養面からおすすめの具材を選んでもらいました。

――おでんはさまざまな具材がありますが、栄養価的にはどういった特徴があるのでしょうか?

川村郁子先生(以下、川村) 練り物やお肉の具材からはタンパク質や脂質、昆布や、大根などの野菜からは、食物繊維を主に摂ることができます。また、たとえばおにぎりと一緒に食べるときは、厚揚げや卵と組み合わせてタンパク質を補うなど、ほかの食品に合わせて栄養素のバランスを整えやすいのも特徴です。

 一方で、スープの量には注意が必要。だしのきいたスープを飲むと、体がポカポカと温まりますし、おなかも満たしてくれるのですが、塩分がちょっと多いんですよね。最初から少なめにするなど、調整したほうがいいでしょう。

――では、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートで取り扱いのあるおでんから、おすすめの具材を教えてください。

川村 各店さまざまな具材がラインナップされていますが、“コンビニおでんの定番”といえる商品の中から、5つ選んでみました。

1)ロールキャベツ【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン】

 食物繊維を含む具材としては、こんにゃくや昆布巻などもありますが、野菜を使った具材なら、ロールキャベツが一番おすすめ。ひき肉をキャベツで巻いているので、野菜と肉をどちらも摂取できる点が魅力的です。セブン-イレブンは1個あたり23kcal、ローソンは34kcalと、カロリー控えめなのもうれしいポイント。

2)厚揚げ、焼き豆腐【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート】

 豆腐は“畑の肉”ともいわれる大豆を使っているため、タンパク質や鉄、カルシウム、マグネシウム、食物繊維など、いろんな栄養素を摂取できます。また、ずっしりと重量感があって満腹感を得られやすく、食べすぎ防止にもつながるでしょう。

3)つくね【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート】

 セブン-イレブンでは「なんこつ入り鶏つくね串」、ローソンでは「しそつくね串」、ファミリーマートでは「炭火焼鶏つくね串」として売られており、各社の個性が出る具材ですね。共通して、タンパク質や亜鉛、ビタミンB群などを補うことができます。どれも1本あたり60kcal前後なので、カロリーを抑えつつ栄養をプラスできるのもありがたい。同じ理由で、牛すじやタコ串なども高たんぱく質・低脂質な具材なので、特にダイエット中の方にはおすすめです。

4)こんにゃく、白滝【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート】

 食物繊維を補える食材として、こんにゃくや白滝もおすすめ。1個あたりだいたい5kcalと低カロリーでありながら、約2.0gの食物繊維を補うことができます。さらに、かみ応えがあり満腹感を得られるので、食べすぎを防いでくれます。

5)昆布巻【取り扱い店舗:セブン-イレブン、ローソン】

 海藻である昆布には、カリウムや食物繊維(特に水溶性の食物繊維)が含まれており、血糖コントロールに役立ちます。おでんをいくつか選ぶときには、食物繊維を多く含む昆布巻、こんにゃく、白滝のどれか一つをプラスしてほしいですね。

――ズバリ、おでんを食べるならどこのコンビニがいいのでしょうか?

川村 基本的には、ご自分のお好きな具材やだしの味で選ばれるといいと思います。各店ともオリジナルの具材がありますし、地域によっても違いがあるので、「ここのコンビニだけ!」と思わず、食べ比べてみるのもいいでしょう。

 そのうえで、あえて「ここ!」と勧めるならば、セブン-イレブンかローソンがいいと思います。先ほど、おすすめの具材として挙げた5品が全て選べるのがポイント。また、具材の種類が非常に豊富なので、冬の間もずっと飽きずに楽しめそうです。コンビニおでんは、毎年具材が少しずつリニューアルされていますので、これからも変化があるかもしれませんね。

 また、今年はコロナ禍ということもあり、レジ前で売っているものだけでなく、パックに入った“お惣菜商品”としておでんを置いているコンビニもあります。こちらもバランスよく、いろんな具材が入っているので、注目してみてはいかがでしょうか。

 おでんは低カロリーでありながら、食物繊維やタンパク質などを補える具材が多く、栄養価的に見るととても優秀。この冬はコンビニおでんを上手に取り入れて、健康的な食事を目指しましょう!
(文:佐藤真琴)

■川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育