「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。
「ニトリダイニング」「イケアレストラン」行くならどっちが正解!?
手ごろな価格で幅広い品揃えが魅力のインテリアショップといえば、「ニトリ」と「イケア」。実はどちらも“外食産業”も展開していて、ネット上で注目されているんです。そこで今回は、管理栄養士の川村先生が「ニトリダイニング みんなのグリル」「イケアレストラン」から、おすすめメニューを紹介。さらに「どちらに行くのがコスパ的に正解か」を聞いてみました!
――3月18日、東京・足立区に「ニトリダイニング みんなのグリル」1号店がオープンし、早速話題になっています。同店にはどんな特徴がありますか?
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川村郁子先生(以下、川村) 肉メインのグリル料理を安価で楽しめるのが、一番の特徴ではないでしょうか。ニトリの食器を使っているようなので、盛り付け方も参考になりそうです。
また、サラダとスープ、ライスが「サラダ&スープ&ライスバー」(350円、税込/以下同)として、メインメニューとセットで注文できるのもいいですね。それぞれ別で「サラダバー」(180円)「スープバー」(100円)「ライスバー」(150円)として追加することも可能ですが、まとめて注文すると若干おトクになるのもうれしいポイントです。
――では、「ニトリダイニング」の注目メニューを教えてください。
川村 やはり目を引くのは「チキンステーキ 240g」でしょうか。240gで税込み500円というのは、とてもリーズナブルですよね。なお、チキンからはタンパク質やビタミンB群などを摂ることができます。
ブロッコリー、ニンジン、ポテトもついていますが、本当はもう少し野菜が欲しいところ。そんなときに、「ブロッコリー」や「キャベツ」(どちらも100円)を単品でオーダーできるのは便利ですね。もちろん「サラダバー」(180円)で生野菜をたっぷり摂るのもおすすめです。
――イケアに併設されている「イケアレストラン」はすでに人気ですが、あらためて特徴を教えてください。
川村 イケアは北欧のスウェーデン発祥なので、サーモンやミートボールなどのスウェーデン料理をリーズナブルな価格で楽しむことができます。食べてみて気に入ったメニューがあれば、イケアの店内にある「スウェーデンフードマーケット」で購入して持ち帰ることも可能ですよ。
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また最近では、ベジボールやプラントボールという、植物由来の原料でミートボールのような味わいを再現したメニューも登場。しかし、こちらは環境に配慮した商品であって、肉と比べて脂質やカロリーが低いわけではないので、食べすぎないように注意しましょう。
――では、「イケアレストラン」の注目メニューはどれですか?
川村 全体的に、ミートボールやサーモンのメニューが豊富ですね。ベーシックな「スウェーデンミートボール(8個)」(599円)の付け合わせには豆類も使われているので、食物繊維やカリウムなどを一緒に補えそう。「ベジボールほうれん草とラグーソース(8個)」(399円)や「プラントボール(8個)」(499円)など植物由来のメニューも低価格で食べられるので、この機会にベジメニューを試してみたい方にもちょうどいいのでは。
サーモンのメニューでは、「サーモンフィレ」(650円)がよさそう。サーモンには、タンパク質やビタミンB群だけでなく、不足しがちな必須脂肪酸やビタミンDなども含まれています。また、サーモンの赤色は“アスタキサンチン”という色素成分によるものですなのですが、これは抗酸化成分の一つなので、エイジングケアをしたい方にもおすすめです。
――「ニトリダイニング」「イケアレストラン」ズバリ、行くならどちらがおすすめですか?
川村 肉と野菜をがっつり楽しみたい方は、「ニトリダイニング」がいいと思います。サラダバーや単品の野菜を追加しても低価格ですし、ぜひバランスを考えつつ、メニューを選んでみてください。
一方で、魚、肉、野菜がすべて楽しめるメニューの多さでいうと、やはり「イケアレストラン」が優勢。「普段はお肉ばかりだから、ベジボールを試してみよう」など、日常と違うものを選ぶ楽しみもあると思います。また、「サーモンラップサンド」(299円)や「シュリンプオープンサンド」(499円)といった軽食で、魚介系メニューを選べるのも魅力的。多くの人におすすめできるといった意味では、「イケアレストラン」がおすすめですかね。
とはいえ、どちらもインテリアがメインのお店ですから、「ニトリ」「イケア」自体の好みもあると思います。レストランはどちらも個性的でそれぞれによさがあるので、お買い物のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
(文:佐藤真琴)
川村郁子(かわむら・いくこ)
管理栄養士。中村学園大学栄養科学部栄養科学科卒業。九州の病院栄養士経験を経て独立。レストランのヘルシーメニュー監修、栄養専門学校講師、企業・大学での食育講演を行いながら、「コンビニや外食との上手な付き合い方」「15分で作れるかんたん栄養めし」の提案をしている。
インスタグラム:@shokuikuko/WEBサイト:「酒好きの食育」

