フジテレビはなぜ叩かれるのか? 「ナメられる」「批判しやすい」要因を指摘

 「かつてここまで毛嫌いされたテレビ局があったでしょうか」。そうテレビ業界関係者が語るのは、むろんフジテレビのことである。キー局最下位のテレビ東京は、視聴率がいくら低くても「独自路線」を貫く社風と各メディアからもてはやされ、在籍プロデューサーによる『TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法』(筑摩書房)なる本まで出版されるほどだ。一方、ネットにのぼるフジテレビの話題といえば、連日、ネガティブな記事で埋め尽くされる。

 ためしに「フジテレビ 批判殺到」で検索してみると、「フジテレビ『アナと雪の女王』エンディング演出に批判殺到!」「日村もキレた!?バナナマン『そんなバカなマン』打ち切りでフジに批判殺到」「【悲報】フジテレビ『YouTuberじゃんけん』に批判殺到!!」「フジテレビ、番組内でイジメをやらかし批判殺到!」と、とにかく批判記事が多いのだ。

 ちなみに1つ目に上げた記事タイトルは、3月4日にフジテレビで地上波初放送された映画『アナと雪の女王』のエンドロールで、一般視聴者や、映画『ひるなかの流星』の主演・永野芽郁、『めざましテレビ』の女子アナウンサー、さらには恵俊彰、三田寛子、足立梨花などがそれぞれ主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌うシーンがいきなり挿入され、「映画が台無し」という批判が続出したもの。

 2つ目は深夜の人気番組『そんなバカなマン』を打ち切ったことに、視聴者から怒りの声が届いたことを報じるものだ。3つ目は、『めざましテレビ』の「めざましじゃんけん」の一部を、時に、モラルを逸脱した行為が問題視される人気YouTuberが交代して担当すると発表したことでバッシングに遭っているというもの。最後は、ハーフタレント・春香クリスティーンがドッキリ番組で、体重を自己申告したあと、本人にはナイショでリアル体重が測定され、それを大勢の前で公開したことで「イジメだ」といったクレームがあったというものだ。

 いずれも「批判殺到」といっても、どこまであったのかは定かではないが、ただ唯一、『アナ雪』エンディング部分に関する批判について、フジテレビ側は、「電話で19件、ネットは200件ほど頂戴しています」とスポーツ紙の質問に答えている。

「あらかじめフジテレビサイドは、ホームページや産経新聞で、オンエアの2カ月前から『レット・イット・ゴー』の歌唱動画を募集し、応募動画は『番組のエンドロールで流れるかもしれない』と告知していました。ただ、それを知らずに番組を見た視聴者の方が多かったため、こうした批判を浴びせられてしまったのです」(芸能ライター)

 どうしてフジテレビは、ここまで世間に叩かれてしまうのだろうか?

「放送したのが日本テレビやテレビ朝日だったら、まだ視聴者もおとなしかったかもしれませんし、マスコミも騒がなかったかもしれない。それだけ今のフジは叩きやすいんです。理由としては、今まで一番視聴者に近しい存在だったため。その結果、ナメられるようになったのです。しかも一般視聴者は、他局の社長の名前は知らなくても、フジテレビ社長・亀山千広氏は知っているという人も多いはず。つまり、フジの番組がつまらなければ、その責任を、名指しで彼にかぶせることができる。批判のターゲットがはっきりしている唯一の局なのです」(前出の関係者)

 いずれにしても「良かれと思ってやっている」ことが全て空回り、裏目に出てしまうフジテレビ。ここまでくると、もはやかわいそうになってくる。

 ちなみに、3月27日(月曜日)から4月2日(日曜日)までの1週間、視聴率が2ケタを超える番組数を計算してみると、わずか5番組。その番組内容は、『世界フィギュアスケート選手権2017 男子ショートプログラム』(12.7%)、『世界フィギュアスケート選手権2017 男子フリー 女子フリー』(18.1%)、『世界法廷ミステリー緊急スペシャル!裁かれた大統領』(10.2%)、『サザエさん』(10.8%)、『池上彰緊急スペシャル 皇室がわかれば日本がわかる』(10.0%)といったラインナップ。

 このうち、レギュラーでの2ケタ超えは『サザエさん』しかないという状態で、「フィギュアスケート選手権」は、フジが放映権を持っているだけの話で、制作能力とは関係ないコンテンツだ。対して、同じ1週間で日本テレビの2ケタ番組を計上してみると、『笑点』(17.4%)、『日テレ系人気番組No1決定戦2017春』(16.8%)などをはじめとして、なんと26番組(ミニ番組含む)。その差は歴然だ。

「冷静に見れば、日テレの番組でも、よく2ケタが取れているなと思える番組はいくつもある。ただCMを入れるタイミングや編集のうまさなど、技術やセンスでカバーしている。また、マーケティングもしっかりしてますしね。一方、フジテレビも、先日終了した『人生のパイセンTV』や、木曜深夜に放送されている『♯ハイ_ ポール』など、他局ではマネできないコンテンツを作れる人材がいるにはいる。思えば37年前、1980年に民放最下位となったフジテレビが、その後成し遂げた奇跡の快進撃は、テレビ業界の誰もが知るところです。ここから巻き返したら、テレビ史上類を見ない復活劇になるでしょう」(前出の関係者)

 日本中のイジメられっ子・フジテレビ。果たして立ち上がることができるのだろうか。
(後藤港)

『ロンハー』、深夜で高視聴率も……業界でウワサされる「役目終わり」「打ち切り」の足音

 3月16日、『深夜でロンドンハーツ』(テレビ朝日系、午後11時15分~)が視聴率10.5%、占拠率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。この意外な好結果が、今後の番組編成に大きな影響を与えるのではないかと、もっぱらのウワサだという。

「火曜夜9時に放送されてきた『ロンドンハーツ』が昨年4月、金曜夜9時に移り、『金曜☆ロンドンハーツ』として再スタートを切ったのですが、視聴率は8%前後と、移動前よりさらに低迷。というのも、『動けるおデブ女王決定戦』や『女性芸能人スポーツテスト』など、毒にも薬にもならない“ゆるい”企画を連発したことで、かつてのファンが離れてしまったのです」(制作会社スタッフ)

 そんな中、『深夜でロンドンハーツ』は“攻めの企画”で通し、視聴者からも大反響だったようで、この結果を受けて業界的にも、「今後、同番組をどこかへ移動するならば、夜11時台から放送した方が企画の幅が広がると考えられているようです」(民放関係者)という。

 今回の企画は2本立て。女性芸能人30名の中から、20代男子学生が選ぶ『抱きたい女‐1GP団体戦』と、一般人が指摘するカンニング竹山のダメな点上位10項目を当てる『芸人ダメサーチ』という新企画だった。『抱きたい女』では、ベテラングラドル・磯山さやか(2位)が、旬のグラドル中村静香(3位)より上だったことに涙を流して喜んだことが話題となり、Twitterでも「ロンハー、深夜になった途端おもろすぎる」「ゴールデンのロンハーは見る気がしないけど深夜は面白かったわ」といった好印象な意見が占めた。

 だが、今後の『ロンハー』に対する展望は、こうした楽観論ばかりではないようだ。あるテレビマンは、こう語る。

「今回、深夜に放送した理由は、番組にどれだけのポテンシャルが残っているのかという、マーケティングのためでもありました。また、これがオンエアされたのは木曜深夜。つまり翌日、正確にはその日の『金曜ロンハー』への数字の跳ね返りを期待しての決断でもあった。しかし、翌17日金曜の視聴率は7.9%と結局振るいませんでした。深夜に移って続くならまだしも、『もうこの番組の役目は終わった』と判断されて、今後、打ち切りへ大きく舵を切るという可能性も大いに考えられる」

 これまでもテレ朝は、『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』『いきなり!黄金伝説。』『ナニコレ珍百景』『大改造!!ビフォーアフターSEASON II』『お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺』といった人気レギュラー番組を容赦なく切り捨ててきただけに、この『ロンハー』も、いつ打ち切りが宣告されるかわからない。

「そもそも火曜から金曜に移ってきた理由は、『マツコの知らない世界』(TBS系)や『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)といった裏番組との激戦を回避するための延命策でした。逆に、移動して失敗したら『後がない』という、最後通告へのカウントダウンも始まっているわけです。ですから今年結果を残さなかったら、テレ朝も黙っていないでしょう。制作側はもしかしたら、謹慎中の狩野英孝の復活ドキュメントで弾みをつけたいと考えているのかもしれませんが、もはや彼にどこまで需要があるか読めない中、そこに踏み込んで、番組もろとも心中してしまったら元も子もない」(同)

 深夜放送が成功だったと、手放しで喜べるほど事態は甘くないということだろう。人気番組『ロンハー』は行方やいかに。
(後藤港)

新『ローカル路線バスの旅』、田中要次は「要注意」羽田圭介は「無言」で“壊滅的”コンビ?

 人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京)の新シリーズが、まさかの大不評だ。

 太川陽介&蛭子能収という名コンビのあとを受けて新たに選ばれたのは、ドラマ『HERO』(フジテレビ系)のバーテンダー役で一躍脚光を浴びた俳優・田中要次と、芥川賞作家・羽田圭介。2人は、3月25日に放送された『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』で、静岡・伊豆下田から愛知・知多半島までの乗り継ぎにチャレンジした。しかし、この組み合わせが思わぬ裏目に出たようだ。

「まず田中が、ゴールを早く目指す気がまったくない。むしろ、バスの待ち時間をどうつぶすか、何を食べるか、どこに泊まるかしか考えていないんです。例えば2日目の夜は、浜松駅前でふと目についた『ホテルオークラ』へいきなり泊まろうと言い出す。ちなみに一泊一室3万6,000円です。前シリーズの旅人で、今はナレーターの1人として加わっていた太川も、『それにしてもオークラに泊まるかね。僕たちはなかった』と軽いグチをナレーションしていたほどです。しかし、そんな太川の心の声が届くはずもありません。田中は豪華な室内と最高の夜景に、『チェックアウト(午前11時)までいる?』とノリノリでした」(芸能ライター)

田中は羽田より22歳上、今回のマドンナ・IMALUより26歳上と一番の年長者だが、地図帳をまともに広げもせず、バス発着時刻の読みも甘いため、何本も乗車を逃す失態を見せた。自分たちを追い越していくバスに向かって、「あれ、なんで走ってんの?」「行っちゃったよ」と見送る光景もあった。

 これには視聴者も、「バス旅の田中要次、見てるとイライラする」「これだけ追い詰められてるのに、のんびりすることを考えてる田中要次って……」「田中要次じゃなく田中要注意やな」などと非難の声が上がった。

 番組側としては、“しっかり者”の太川をイメージしてブッキングしたつもりだったのだろうが、あろうことか田中が蛭子並みの“ポンコツ”だったことが発覚したのだ。さらに羽田の人選にも疑問の声が。

「芥川賞作家ながら、そのひょうひょうとしたキャラクターで人気の羽田ですが、地方の知名度はまだまだ低いようですね。行く場所行く場所、田中とIMALUは握手を求められていましたが、羽田は、先の2人と握手したついでに、素人が気を利かせて仕方なく手を差し出すという気まずい流れに。人気のなさを肌で感じた羽田は、ついに後半から無言となり、テンションだだ下がり。もはや“空気”となり、番組は田中とIMALUの旅番組と化していました」(前出・芸能ライター)

 2人それぞれの印象が悪い上に致命的なのは、田中と羽田のコンビネーションが壊滅的に悪いということだ。

「かつての太川と蛭子は、長距離を歩かざるを得なくなり、ベソをかく蛭子に太川が檄を飛ばしたり、逆にそんな太川に蛭子がグチをこぼすなど、そのデコボコぶりが人気を呼びました。しかし、今回の2人はまったくと言っていいほど言葉を交わすことがなかった。2人ともマイペースな性分ですし、それぞれきちんと本業もありますから、テレビ映えをあまり気にしないのでしょう。この2人である必要性がまったくありませんでした」(前出・芸能ライター)

 今回の『バス旅』の視聴率は、シリーズ始まって以来最低となる7.1%を記録。第2章は、不安な出だしとなってしまったようだ。
(後藤港)

新『ローカル路線バスの旅』、田中要次は「要注意」羽田圭介は「無言」で“壊滅的”コンビ?

 人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京)の新シリーズが、まさかの大不評だ。

 太川陽介&蛭子能収という名コンビのあとを受けて新たに選ばれたのは、ドラマ『HERO』(フジテレビ系)のバーテンダー役で一躍脚光を浴びた俳優・田中要次と、芥川賞作家・羽田圭介。2人は、3月25日に放送された『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』で、静岡・伊豆下田から愛知・知多半島までの乗り継ぎにチャレンジした。しかし、この組み合わせが思わぬ裏目に出たようだ。

「まず田中が、ゴールを早く目指す気がまったくない。むしろ、バスの待ち時間をどうつぶすか、何を食べるか、どこに泊まるかしか考えていないんです。例えば2日目の夜は、浜松駅前でふと目についた『ホテルオークラ』へいきなり泊まろうと言い出す。ちなみに一泊一室3万6,000円です。前シリーズの旅人で、今はナレーターの1人として加わっていた太川も、『それにしてもオークラに泊まるかね。僕たちはなかった』と軽いグチをナレーションしていたほどです。しかし、そんな太川の心の声が届くはずもありません。田中は豪華な室内と最高の夜景に、『チェックアウト(午前11時)までいる?』とノリノリでした」(芸能ライター)

田中は羽田より22歳上、今回のマドンナ・IMALUより26歳上と一番の年長者だが、地図帳をまともに広げもせず、バス発着時刻の読みも甘いため、何本も乗車を逃す失態を見せた。自分たちを追い越していくバスに向かって、「あれ、なんで走ってんの?」「行っちゃったよ」と見送る光景もあった。

 これには視聴者も、「バス旅の田中要次、見てるとイライラする」「これだけ追い詰められてるのに、のんびりすることを考えてる田中要次って……」「田中要次じゃなく田中要注意やな」などと非難の声が上がった。

 番組側としては、“しっかり者”の太川をイメージしてブッキングしたつもりだったのだろうが、あろうことか田中が蛭子並みの“ポンコツ”だったことが発覚したのだ。さらに羽田の人選にも疑問の声が。

「芥川賞作家ながら、そのひょうひょうとしたキャラクターで人気の羽田ですが、地方の知名度はまだまだ低いようですね。行く場所行く場所、田中とIMALUは握手を求められていましたが、羽田は、先の2人と握手したついでに、素人が気を利かせて仕方なく手を差し出すという気まずい流れに。人気のなさを肌で感じた羽田は、ついに後半から無言となり、テンションだだ下がり。もはや“空気”となり、番組は田中とIMALUの旅番組と化していました」(前出・芸能ライター)

 2人それぞれの印象が悪い上に致命的なのは、田中と羽田のコンビネーションが壊滅的に悪いということだ。

「かつての太川と蛭子は、長距離を歩かざるを得なくなり、ベソをかく蛭子に太川が檄を飛ばしたり、逆にそんな太川に蛭子がグチをこぼすなど、そのデコボコぶりが人気を呼びました。しかし、今回の2人はまったくと言っていいほど言葉を交わすことがなかった。2人ともマイペースな性分ですし、それぞれきちんと本業もありますから、テレビ映えをあまり気にしないのでしょう。この2人である必要性がまったくありませんでした」(前出・芸能ライター)

 今回の『バス旅』の視聴率は、シリーズ始まって以来最低となる7.1%を記録。第2章は、不安な出だしとなってしまったようだ。
(後藤港)

テレビのお色気シーンはどこまで許されるのか? 弁護士に聞いてみた

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回の番組>
『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系/3月4日放送)

<今回の疑問>
お色気シーンの許容範囲はどこまで?

 3月4日に放送された「出没!アド街ック天国」が話題になっている。新潟の越後湯沢温泉をテーマに、いくつかの温泉を紹介した際に、グラビアアイドルのきわどい入浴シーンがたびたび映し出された。ネットでは、「セクシーすぎる神回」、「放送事故」などと騒がれているが、そもそもテレビにおける、お色気シーンの許容範囲とはどこまでなのだろうか。アディーレ法律事務所の岩沙好幸弁護士に話を聞いた。

■女性の下着を放送したとして問題とされたケースも

 まず、テレビ番組で、性器を露出するようなわいせつな映像を放送することは、当然、「わいせつ物陳列罪」という犯罪が成立する可能性がある、と岩沙弁護士は述べる。しかし、一方で、具体的な基準は明確ではないという。 「放送法は、『公安及び善良な風俗を害しない』ように編集しなければならないと定めるにとどまり、具体的にどこまでなら放送して問題ないかということまで定めていません。したがって、その判断は各放送局に任せられているというのが実情です。そこで、NHK及び民報各局が参加するBPO(放送倫理・番組向上機構)という組織が放送基準というものを作っています」

 性表現については、以下のような基準があるという。

「(1)性に関する事柄は、視聴者に困惑・嫌悪の感じを抱かせないように注意する(2)全裸は原則として取り扱わない。肉体の一部を表現するときは、下品・卑わいの感を与えないように特に注意する。(3)出演者の言葉・動作・姿勢・衣装などによって、卑わいな感じを与えないように注意する、とされています。

 全裸は原則取り扱ってはならないということが決まっていますが、逆に全裸じゃなければいいのかというと、そうでもありません。『下品・卑わいの感』を与えるものは基準違反となり、実際、女性の下着を放送したとして問題とされたケースもあります。特に、ゴールデンタイムということであれば青少年も視聴するでしょうから、青少年の健全な育成のために十分な配慮が必要となります。そのため、ことさら性的な内容を強調するものについては、やはり問題となる可能性が高いものと思われます。

 ただ入浴シーンである以上、女性の裸が一部映ってしまうことはやむを得ないものです。そのため、故意に胸等をアップにしたり、局部等が見えないのであれば、放送内容として許容されるのではないかという考え方もあり得ます。もっとも『下品・卑わいの感』というのが抽象的であるため、基準に違反するかは時代によって常に変化しています」

■下ネタもお色気シーンも、性に関する表現であるということについては何ら変わりない

 また、2015年には深夜のバラエティー番組で、セクシー女優がおむつ姿の芸人のボディマッサージを行った際に、芸人が男性器を反応させた描写があったため、BPOの審議対象となり、番組が打ち切りとなることもあった。お色気シーンと下ネタで規制の違いはあるのだろうか?

「下ネタもお色気シーンも、性に関する表現であるということについては何ら変わりません。放送内容として適切かという判断において、特段大きな違いはないでしょう。しかしながら、お色気シーンはバラエティーに限らずドラマ等でも用いられるものです。ドラマにおけるお色気シーンは、場合によっては、そのドラマに欠かせないものかもしれません。そういう意味では、下ネタとお色気シーンでは使われる場面が違うこともあるでしょうから、同じような行為が映し出されても、下ネタはダメだけどお色気シーンは問題ない(又はその逆)ということもあるかもしれません」

 岩沙弁護士は、「お色気シーンと下ネタの内容と見せ方で、どのような場面で使われたのかを総合的に考えて判断されることになる」と補足する。

 一昔前に比べると、深夜でも過激なお色気番組は減ってきている。性表現に関する基準が時代によって変化しているからこそ、番組による性表現の取り扱い方も変わり、視聴者を惑わせるのかもしれない。

<疑問大募集>
ドラマ、バラエティーから、ニュース、CMまで、弁護士に聞いてみたい、テレビを見ていて感じた疑問を募集しています。下記フォームよりご応募ください。

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山下智久『コード・ブルー』フジ月9で復活!! 「新たなヒット作れない」と早くも批判の嵐

 3月10日、山下智久が主演を務めるドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』の新シーズンが、7月期のフジテレビ系月9枠で放送されることがわかった。このニュースに、同シリーズのファンからは、「月9が楽しみだなんて何年ぶりだろう」と期待の声が上がる一方、「結局は、過去のヒットドラマに頼ってるだけ」「もう7月ドラマの話かよ」といったツッコミの嵐が巻き起こっている。

 救命救急センターを舞台に、若きフライトドクター候補生や指導医など、ドクターヘリに関わる人々の奮闘を描いた同ドラマ。2008年にファーストシーズン、10年にセカンドシーズンが放送され、およそ7年ぶりに新シリーズが制作される。主演の山下を含め、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介といった豪華主要キャストも再び出演するという。

「木曜午後10時に放送されたファーストシーズンは全話平均視聴率15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、月9枠で放送されたセカンドシーズンは16.6%と、同シリーズはフジの人気コンテンツといえるでしょう。豪華キャストが再集結して復活するということで、期待している視聴者は多いようですが、一部からは『7年ぶりに復活なんて、なんでいまさら?』『新しいヒットドラマを作る力がないのか』『本当に落ち目の局なんだね』など、フジに対する批判的な声が噴出しています」(芸能ライター)

 また、1月期の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』が放送中であるにもかかわらず、早々に7月期ドラマを公式発表したことを疑問視する人も少なくない。

「3月中に、7月期の連ドラを発表するのはさすがに早すぎます。昨年7月期の月9『好きな人がいること』の制作発表会が行われた際も、『発表が早すぎる』といわれたものですが、それでも5月頭でしたからね。この異例の早さに『7月放送なのに、もう発表しちゃうの?』といった驚きの声も多数飛び交っていましたが、恐らく現在月9が大爆死中なので、少しでも世間の目を逸そうという思惑があるのでしょう。ただ、4月スタートの月9『貴族探偵』の印象が霞んでしまう危険性は無きにしも非ずですが……」(同)

 月9がフジの看板ドラマ枠といわれていた時代も今は昔。『貴族探偵』と『コード・ブルー』で再び月9が輝きを取り戻せるか注目したい。

森友学園・籠池理事長にワイドショー関係者歓喜!「自発的炎上マン」「歩く地雷」

 連日テレビや新聞を賑わせている学校法人「森友学園」だが、籠池泰典理事長の出現に今、マスコミが喜びの声を上げているという。「叩けば叩くほどほこりが出てくる。これは格好の素材ですよ」とは、さるワイドショー制作スタッフ。久々のニューキャラクター登場というわけのようだ。

 さらにこのスタッフいわく、「地雷が歩いているようなもの。自発的“永久炎上”マン」とのことで、興奮しながらこう続ける。

「昨年は1月からベッキー、SMAP、2月は清原逮捕、3月はショーンK、乙武さんとネタに困ることはありませんでした。ただ今年は、ロケットスタートを切った昨年に比べると、トランプ大統領、清水富美加、金正男と、少しかためのネタで、話題性も思ったより引っ張れなかった。そこに来て、発言のたびに物議を醸す人が現れたわけです。正直言って、ありがたい」

 籠池理事長は、そもそも同学園の「国有地“格安”払い下げ」疑惑から引っ張り出された人物だ。

「国有地だった場所を、森友学園がかなり安く購入していたんです。それも、土地本来の評価額と比べて8億円も安く買っていたというんですから、異常ですよ。さらに問題なのが、元国有地だったこの場所には来月、私立小学校が開校される予定なのですが(※10日、同学園は大阪府への設置認可申請取り下げ)、名誉校長を安倍晋三首相の昭恵夫人が務めることになっていました」(週刊誌スタッフ)

 つまりは、一国の首相が払い下げに関与していたのではないかとみられているのだ。そこで、理事長を務める籠池氏にスポットライトが当てられることになったが、するとワイドショーは、その特異なキャラクターに飛びついた。

「まずは大阪弁であるということ。普通のことを話していても、怒っているように聞こえるので、人々の反感を買いやすい。さらには、その人間性です。どういう思想に基づいているかは、別で論じてもらうとして、自ら園長を務める幼稚園の園児をわざと田んぼに突き落としたり、放り投げたりする。そうした取材映像が公開されると、ますます彼の『特異性』が注目されました」(前出・ワイドショー関係者)

 さらにワイドショー関係者が驚いたのが、籠池氏の“ユーチューバー”デビューだという。

「8日付のYouTube上では、紫の垂れ幕の前に立った同理事長が、いきなり、『みなさんこんにちは。長い間沈黙をしておりましたけれども、いよいよお話しせないかんときが来ました』と切り出し、その後延々およそ30分間にわたり、自分はマスコミの犠牲者であること、また幼稚園児への虐待がささやかれていることに関しては『保護者も理解してくれている』と猛反論したんです」(同)

 だが、“森友劇場”は彼一人だけでは終わらない。なんと、籠池氏の妻と名乗る人物も登場したのだ。

「9日、理事長を伴って大阪府の担当者が建設中の小学校の立ち入り調査をしたのですが、その途中、籠池氏の妻と名乗る人物が割って入り、『マスコミに資料を出しているのはお前やろ』と、特定の課の職員を指さしながらガラケーで写真を撮るという暴挙に出たのです。それで視察は続行できないことになり、わずか30分で打ち切られたそうです」(同)

 その妻は同学園付属の幼稚園の副園長を務めているという。

「もちろん、そもそもの発端である『払い下げ問題』の追及が最も重要なのですが、それにしても面白すぎる素材です」(同)

 だが、10日に事態は急展開を見せる。小学校の設置認可申請を学園側から取り下げたばかりか、籠池氏がその理事長職を辞するという。この劇場はどう決着がつくのだろうか。
(後藤港)

『奇跡体験!アンビリバボー』制作の裏側! 海外事件の再現VTRは、どう作っている?

 海外の事件や出来事を扱うバラエティ番組に登場する再現ドラマ。よく見かけるけれど、ロケ地は日本なの? 海外なの? 外国人の役者さんは日本で暮らす人? 台本はあるの? そんな素朴な疑問について、ズバッと答えていただくべく、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系列/毎週木曜日19時57分から)の総合演出・山森正志さんに伺った。

■手前にサボテンを置いて、ぼかすだけでメキシコの空気になる

――『奇跡体験!アンビリバボー』によく登場する、海外の事件や出来事に関する再現VTRは、どこで撮影されているのですか?

山森正志さん(以下、山森) 基本は都内です。都内にはさまざまなスタジオがあるので、そこで作り込んで撮影することが多いです。変わったスタジオで言えば、初台に元々病院だったスタジオがあって、そこは地下室が本当にボロボロで、例えばテロリストや闇取引をする犯人のアジトとして使ったりします。

 誰でも入れる場所であれば、自由が丘にあるイタリアのヴェネツィア風の商業施設「LA・VITA」。広くはないですが、水路が流れて橋があって、いい感じですよ。中世ヨーロッパのような街並みを感じさせる「高輪プリンセスガルテン」や、米軍ハウスと呼ばれる平屋が並ぶ「入間ジョンソンタウン」も雰囲気があります。あと、千葉の幕張は看板が少ないので、使うことが多いです。ただ、何もない場所を撮影地として選んでいるので、行ってもおもしろくはないですけどね(笑)。それから、何もないと言っても、360度、海外に見えることはまずなくて、絶対どこかに日本語の看板が入ってきたり、松の木が邪魔というようなことが出てきてしまう。そこをどう切り取るかが、海外らしさを出すポイントです。

 よく使う手法は、“なめもの”です。中心となる対象物の手前に何かを置いて、ピントをぼかす。例えば、普通の日本のカフェで撮影する場合、対象物の手前にサボテンを置いて、ぼかすだけでメキシコの空気になる。画面の中の空気をどう作るかが重要なので、看板や小物はすごく準備します。

――インスタグラムの撮影にも応用できそうな技術ですね。出演されている役者さんは、どうされているのですか?

山森 日本で暮らす外国人タレントが多く在籍する事務所にお願いしています。番組として、再現VTRのレギュラーの役者さんは、特にいないんですが、芝居ができる外国人の方は限られているので、何回かに1回、同じ役者さんになってしまうこともあります。

 日本で俳優を目指す外国人の方は極端に少ないので、正直なところ、日本の俳優さんのようなお芝居は求めていないんですよ。例えば、泣く芝居なんてすごく難しいのですが、ストーリー上必要なこともある。そういう時は、英字新聞に落ちてくる涙を撮るだけで、その人がアメリカで泣いているとわかる。それを、僕らの中では「小道具が芝居する」と言っています。

■人の運命が一番「アンビリバボー」

――番組では世界中のお話を取り扱っていらっしゃいますが、そもそもどうやってネタ集めをして、台本作りまで進めているのですか?

山森 自分たちで全世界の記事やニュースサイト、記録などをチェックしたり、現地でもリサーチしています。リサーチ勝負なので、かなり調べます。選ぶ基準はメッセージ性のあるもの。何か心に訴えかけるものがあるかどうか? です。この出来事を放送する意義があるかどうかを徹底的に議論します。構成はそれからの話です。映像的に刺激があり、興味を引くような猟奇的事件は世界中にたくさんあるのでネタ自体は豊富なのでは? と思われることがありますが、放送を見た後に、視聴者が嫌な気分になるだけの出来事は絶対に放送しません。番組を見てくれる人、そして、その出来事に関わった当人やその周囲の人など、誰か1人でも放送によって傷つくことがわかっている話は、絶対にやらないというのが僕らのポリシーです。

 みんなで検討して、ネタが決定したら、全世界にいる現地のコーディネーターに連絡して、事件などの当事者本人にアポを取ってもらいます。それから、実際にディレクターが取材に行って話を聞き、それを基に台本を作っています。

 なお、撮影は基本的に現地の言葉で行われますが、台本は日本語です。マネジャーとコーディネーターがいるので、本番前に台本をお渡しして、その人が翻訳し役者さんに伝えてくれます。

――実際に訪れていらっしゃるんですね。山森さんも行かれていますか?

山森 ディレクター時代には、よく行きましたよ。印象に残っているのは、中国へ行った時のことですね。医療ミスによって植物状態になってしまった奥さんがいて、旦那さんが毎日、奥さんの横で、2人の思い出のラブソングを歌い続けたら、10年以上たって、奇跡的に意識を取り戻したんです。これには、旦那さんの強い思いが感じられて、奥さんは、さぞうれしいだろうと取材へ向かった。ところが、お話を聞いたら、奥さんがわんわん泣くんです。「私がどれだけ夫に心配や苦労をかけたのかを、目覚めてわかってしまって、今、本当につらい」と。資料を読む限りは、ハッピーエンドのお話でしたが、実際にはこの方が背負っている重いものがあった。目覚めたからこそ 直面してしまった現実ですね。取材に行かなければ そこは描けなかったと思います。

 有名な事件の場合、資料で書かれていることも多いので、それだけで台本を作ることもできます。けれど、生死の境をさまようような壮絶な人生を経験された方は、お会いすると、何ともないひと言に、すごい思いが隠されていたり、何かを得ることができる。そういうものを感じるだけで、構成も変わってきたりしますね。

――ちなみに、『奇跡体験!アンビリバボー』といえば、始まった当初は、心霊写真やUFO、などの内容が多かった気がするのですが、最近はあまりお見かけしないような……?

山森 当初は超常現象を多く扱っていたので、そのイメージが強いのかもしれないですね。もちろん、心霊現象やUFO、超常現象も今後扱っていきたいと思っていますが、最近は、事件ものや海外の社会問題を多く扱っています。

 これからのテレビは、何かしらの教育的な一面を持たなくてはいけないと思っています。そういう意味で、見てくれた人が自分の人生を考えるきっかけとなる、または、少しでも明日の糧になるような番組作りをしていきたいと思っています。近年、番組が考えている「一番アンビリバボーなもの」というのが「人の運命」です。普通に暮らしていた人がある出会いをきっかけに、転落していくこともある。

 ほんの少しのボタンの掛け違いで、悲劇にも奇跡にもなる。そんな人の運命こそが、一番「アンビリバボーだ」と思っているので、これからも自分たちなりのメッセージ性を持って、発信していきたいですね。
(上浦未来)

山森正志(やまもり・まさし)
1980年生まれ。『奇跡体験!アンビリバボー』総合演出。番組にはAD時代から携わる。番組制作会社「株式会社イースト・エンタテインメント」に所属、第一制作本部 ゼネラルディレクター。

城島の「柿」ダジャレに苦笑、国分の自虐にツッコミ! 『鉄腕!DASH!!』の山口達也は大変だ

日曜夜のお茶の間になくてはならない人気番組『THE!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。その放送内容とTOKIOの活躍をお伝えします!

■視聴率:17.5%(2月19日放送回)

◎城島、明石家さんまと自身を重ね合わせる
 番組前半は、「DASH島」で城島茂と山口達也の名コンビが、渋柿の使い道について考え、柿酢(かきず)作りに挑戦した。

 作り方はいたって簡単。ヘタを取って容器に詰め、日陰で3カ月保管すると、まろやかな酸味の「酢」が完成。2人はできあがった柿酢を、海辺に落ちていたモズクの仲間である「アカモク」、そしてワカメの仲間の「クロメ」にかけて食べた。その味の良さに城島が、「ホームラン級のカキーンとした当たり」とダジャレを一言。もちろん、それに続いたのは達也の苦笑だ。城島のダジャレと達也の苦笑、これでワンセットである。

 とりわけ城島の「カキーン」というダジャレ。実は、島で採れたマガキやイワガキを食べたときにも言っていた、“前科三犯”のフレーズだ。だが、彼はしみじみと語るのである。「(明石家)さんまさんが言ってたんよ。『自分のギャグに飽きたらアカンで』って」。と、すかさず、「ただのダジャレだが――」というテロップが静かに入って前半が終了。

 番組後半は、生き物と共生できる街づくりを進める企画「新宿DASH」。東京都庁にほど近い東京富士大学の屋上を借りきって、亡き農業指導者・三瓶明雄さんから譲ってもらったカブやホウレンソウの種を蒔き、収穫を待っている。

 そんな平和なベース基地に突如として現れたのがカラス。この招かれざる訪問者を、とにかく毛嫌いしていたのが国分太一で、「カラスが来てもテンション上がらない」「悪いことするイメージしかない」と、カラスに対するイヤなイメージを次々と語る。ここまでは理解できたが、続いて、こんな発言を。

「僕らのさ、昔のCDとかをさ、再利用しようとしてベランダにさ、置かれるときあるじゃん。ヒモにくくりつけられて」

 どうやら彼は、「カラスよけ」について言及しているようだ。自分たちのCDが大事にされていないという被害妄想と、カラスへのネガティブな思いがごちゃまぜになり、思わず自虐発言が飛び出した様子だが、そこへ同行していた達也が「『僕らの』は余計だよ」と苦笑。ここでも達也は大変だ。

◎カラスの生態観察で30分
 カラスが訪問する目的は、「貯食場(ちょしょくじょう)探し」。貯食とは、余ったエサを物陰に保存し、あとで食べることを指すが、それに適した場所を探していたのだ。しかしこの畑には物陰はなく、単に様子見で来ていただけだが、頻繁に来られると、ヒヨドリなどの鳥が逆に寄ってこなくなる可能性もある。そこで太一と達也は、カラスにとってより良い貯食場を作ってあげようと、まずは生態調査をスタートさせた。新宿区役所の屋上から、普段はどこを貯食ポイントにしているかウォッチング。

 すると、あるビルの隙間に、カラスが何羽も降り立って入っていくではないか。達也が地上に降りて同地を特定し、路地裏に潜入すると、そこには卵のカラや、カラスの羽が残されていた。

 そこに定点カメラを仕込んで、再び区役所屋上からウォッチングしていると、映し出されたのは、降り立ってきた1羽のカラス。だが、ゴミが入ったコンビニの袋にはすぐには近寄らない。それどころか、なんと3分間も周囲を見回して警戒。そののち袋を破り、エサらしきものをくわえて飛び去って行った。

 警戒心が強く、賢いカラスの習性を学んだ太一と達也は、ベース基地とは離れた同大学の北側校舎の屋上にレンガを積んで、貯食場を作ることに。こうしてベース基地には理論上は、カラスが寄ってこない作りとなった。

 柿酢の作り方で30分、カラスの生態観察で30分。内容だけ聞くと、NHKかと勘違いしてしまうような、昨夜の『DASH』。そういえば先日、裏番組『クイズ☆スター名鑑』(TBS系)の打ち切りが正式に発表され、MC・ロンドンブーツ1号2号の田村淳は、「自分はよくヘビかカラスにたとえられる」と言っているが、全知全能の神TOKIOの前に、“田村ガラス”もどうやら、歯が立たなかったようである。

『めちゃイケ』、“ジャニーズ”にモザイク処理の怪! 「異様」「事務所NG?」と視聴者震撼

 2月18日に放送された『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の男性アイドル運動会企画のロゴにモザイクがかけられ、視聴者の間で「異様すぎる」と話題になっている。

「今回『めちゃイケ』で放送されたのは、『次世代イケメンだらけの大運動会』と題した企画で、超特急やBOYS AND MEN、Da‐iCE、XOXといった、ジャニーズ事務所以外の男性アイドルグループが出演し、ビーチフラッグスや跳び箱などで運動神経を競うという内容でした。しかし、番組内では、司会のナインティナイン・岡村隆史が使うマイクやフリップ、ひな壇の後ろにあった巨大モニターなどにモザイクがかけられていたんです」(芸能ライター)

 番組の内容に対しては、「アイドル扱いナシのガチなゲーム内容で面白かった」などと好評の声が上がっていたものの、モザイク処理に違和感を覚える人が多かったようだ。

「前日に放送された番組宣伝にはモザイクはなく、岡村が持つフリップには『ドキッ! ジャニーズ以外だらけの大運動会』と書かれていました。そのため、ジャニーズ事務所の許可を取らずに“ジャニーズ”の名前を使用したことが問題になり、モザイク処理が施されたのだと予想できます。ネット上では『出てないタレントの事務所をタイトルにするとかおかしい』『ほんとにフジって配慮が足りない。ジャニーズに限らず“吉本以外”のって芸人集めてもアウトだと思う』といった、『めちゃイケ』とフジに対する批判的な声が上がっています。またその一方で、『ジャニーズが過敏すぎる』といった意見も。ジャニーズは以前から、自社タレントの脅威になる男性アイドルに圧力をかけるとウワサされているだけに、『ジャニーズが権力をかざしたんじゃない?』『SMAP解散騒動のときにも思ったけど、やっぱり怖い事務所』などともいわれているんです」(同)

 今回のモザイク騒動で、思わぬイメージダウンとなってしまった『めちゃイケ』とジャニーズ事務所。特に『めちゃイケ』は、切り札だった山本圭壱復帰回も平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と伸び悩み、視聴者離れが進んでいるだけに、なかなか手痛い騒動となったかもしれない。