『めちゃイケ』終了発表後も「視聴率ダウン」「惜しむ声出ない」ワケを、テレビ関係者激白

 来年3月での放送終了を発表し、最終回までの“シュウ活”企画を放送中の『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。直近の11月25日放送では、過去に人気を博した『ヨモギダ少年愚連隊』の主人公・ヨモギダ君が登場するなど、黄金期を振り返る企画が今後も放出されそうだが、肝心の視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、引き続き低迷している。視聴者から、相変わらず「つまらない」「オワコン」などとバッシングの嵐が起こっている中、バラエティ番組の製作者サイドから見ても、この低視聴率は自明の理だという。

 22年の歴史にピリオドを打つこととなった『めちゃイケ』。フジの業績不振を巻き返すべく、その一環として、打ち切りが決定したといわれている。

「フジバラエティの象徴的存在だった『めちゃイケ』ですが、数字うんぬん以前に、内容が時代遅れになっていた。総合演出の片岡飛鳥氏は、90年代後期こそ、バラエティ番組制作のカリスマでしたが、さすがにここ数年は、古さしか感じられなくなっていました。それでも、黄金期のやり方を刷新できず、また彼の劣化コピーのようなディレクターしか育てられなかったことで、フジバラエティは現状の低迷を招いてしまったのではないでしょうか」(テレビ局プロデューサー)

 こうした状況が続いたものの、このタイミングまで『めちゃイケ』を打ち切りにできなかったことも、フジの凋落を招く原因となったようだ。

「極楽とんぼ・加藤浩次やオアシズ・大久保佳代子らが、他番組でメインを張るようになった2000年代後半の時点で、次世代のスターを育てるという『めちゃイケ』の役割は終わっていたはず。フジが広告を得る手段として、“看板バラエティ”である『めちゃイケ』を残しておきたかったのは理解できますが、それにしても打ち切りの決断が数年は遅かった」(同)

 それでも、大御所となったナインティナインにとって、『めちゃイケ』は“最も恩恵を受けた番組”であることは間違いない。

「番組初期からスター性があった岡村隆史に対して、矢部浩之は“ポンコツキャラ”だった。それが、現在のようにメインMCを務めるまでに成長したのは、やはり『めちゃイケ』があったからと言わざるを得ないでしょう。しかし、本人たちにとっても、フジの“お荷物番組”を背負い続けるのは、もはや支障が生じるばかり。『めちゃイケ』が終了すれば、コンビでのレギュラー番組は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)だけになり、それぞれが自分の得意分野で活動していくのでは。今のナイナイにとっても、『めちゃイケ』という番組自体が合わなくなっていたのかもしれません」(フジテレビ系関係者)

 果たして来年3月までに、『めちゃイケ』は、どれだけの注目を集めることができるのだろうか。

またまた大ブーイング! カップヌードル『サザエさん篇』にネット民がザワつきまくり

 日清食品の「青春」(アオハル)をテーマにしたカップヌードルのCMシリーズ『HUNGRY DAYS』第3弾が、11月22日から放送され、ネット上で賛否を呼んでいる。

 同CMシリーズは、第1弾として『魔女の宅急便篇』、第2弾に『アルプスの少女ハイジ篇』が放送されていたが、第3弾は『サザエさん篇』。国民的アニメとしておなじみの『サザエさん』(フジテレビ系)だが、今回はあの親しみやすい絵柄とは一転、美少女&美少年タッチのアニメでサザエとマスオの高校時代が描かれている。

「2人は同じ高校の同級生という設定で、高校生活最後となる文化祭、卒業までの残り時間わずかというタイミングでマスオが勇気を振り絞り、全校生徒が注目するステージ上で公開告白します。マスオの脳裏を駆け巡るサザエと過ごした日々の映像の中には、“お魚をくわえたどら猫を追いかける姿”や“財布を忘れたサザエ”など、アニメの歌詞を知る人が思わずニヤリとするシーンが盛り込まれています」(ネットライター)

 大胆な試みに賛辞の声が上がる一方で、ネット上では「だからこういう事やっちゃダメだって」などと、原作ファンがザワつく事態となっている。

「まず、サザエといえば、あの独特の“コブ”付きの髪型ですが、CMでは左右のみでトップにはない。原作で高校時代が描かれた際には左右に三つ編みが確認できますが、それもありません。もっとも納得いかないのが、馴れ初めの“改変”です。サザエとマスオはデパートの食堂でお見合いし、結婚したはずなのですが……。もっとも、お見合いでは、CMのコピーにある『アオハル』感は出ませんから、あくまでも『パラレルワールド』として観るのが良さそうです」(同)

 マスオが告白するシーンには、波平ら磯野家も集合。マスオの同級生としてアナゴらしき人物も登場し、公開告白の様子を教室の窓から見ている生徒の中には、ノリスケとタイコらしき生徒の姿も見られる。

「第1弾、第2弾のときも原作ファンから大ブーイングが飛びましたが、今回も『このシリーズ、気持ち悪い』と批判が殺到しています。しかし、それだけの反響がある証拠ともいえ、事実ネット上では早くも第4弾について侃侃諤諤の議論が展開されています。それによれば、『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』あたりを予想する人が多いようですね」(芸能ライター)

 動画をよく観ると、ノリスケらの周りにはなんと第1弾のキキ、第2弾のハイジらの姿も。サザエさんと同じ学校だったの!?

 

『夜ふかし』『サンジャポ』『陸海空』……一度見たらクセになる“番組限定素人スター”の「人間力」

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 広く知られてこそ獲得できる「スター」という称号。だが最近は、特定の番組だけ出演し、他では見かけない“限定的”なスターも多い。とりわけ、番組が発掘した「素人」は「専属的」に扱われるという。そこで今回は、番組限定「素人スター」の「人間力」を追った。

 

■『夜ふかし』イチ押し!奇跡の「滑舌」女性

『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で人気なのが「フェフ姉さん」だ。「フェス」を「ふぇふ」、「イチジク」を「いつづく」、「白装束」を「しろそうどく」、「滑舌」という言葉すらも「かつぜふ」と聞こえてしまうほどの「聞き取りづらさ」が話題。だが、そんな欠点を卑下することなく明るく笑い飛ばす性格に勇気をもらう視聴者も多いはず。

 さらに最近、いつも隣にいる親友の多田(ただ)さんに高校中退の過去が発覚。そこで、高卒認定を受けたいという彼女の夢に寄り添うという名目で、さらに露出を増やしている。どちらも応援したくなる存在だ。

 

■ナスDに代わる?『陸海空』のニュースター

 10月からプライムタイムに昇格した『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日系)。番組の象徴的存在だった全身ナス色のディレクター通称「ナスD」が、11月11日のオンエアで日本に帰ってきてしまった。そんなスター不在の番組で期待されている素人が、小堺マサキさん(36歳)。200カ国以上を旅してきた経験を買われ、世界の謎を解明する「ミステリーアース」のコーディネーター兼出演者として抜擢されたのだが、これがとんでもない逸材だった。

 イギリスに行ったとき、「26歳の女性の霊と交信できた」などと平気でウソをつき、ロケ中にディレクターから叱られたり、2,000人の町民が忽然と姿を消した不可思議なゴーストタウンの朽ち果てた惨状を見て、なぜか実家のボロアパートを思い出し号泣。久しぶりに母親に国際電話をかけ、その声に再び泣き出すなどポンコツぶりを露呈。企画より彼の一挙手一投足に視聴者が熱狂していた。

 現在36歳。12年の彼女いない歴にピリオドを打つべく、新たにスタートした男女6人による恋愛紀行企画『ラブアース』に参加中。とことんクズだが憎めない、新たな番組の顔として期待されている。

 

■『サンジャポ』に8カ月連続出演!「語りの女王」

 日曜朝の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に4月から毎週出ずっぱりなのが、タレント・矢部みほ(旧・矢部美穂)の母・文子(ふみこ)さん。2人は東京・池尻大橋でバーを営んでいる。そんな文子ママの代名詞が「ナゾの語り」と「関係のない話」だ。

 番組スタッフがその時々のニュースについて文子ママにコメントを求めるのだが、毎回ほぼ脱線。松居一代と船越英一郎の離婚騒動に関し、なぜか元主人によるDVから逃れようと移り住んだ安アパートに現れた「お化け」に向かって唱えたという祈祷文を長々と聞かせたり。

 子パンダ「シャンシャン」誕生のトピックスから、1972年のパンダ初来日の出来事に触れ、さらにはなぜか同年公開の映画『ゲッタウェイ』のオリジナル(?)の惹句を講談調で語ったり。

 休む理由を張り紙に正直に書くラーメン店の話題に、「私もラーメンを店で出したい」と夢を語り、ラーメンの湯切りのマネをしながら、「わっしょい! わっしょい! どっこい! わっしょいしょい! うー、わっしょい! どっこい! それからどうした! ハァどうしたどうした、どっこい! シュッ、シュ、シュー」という理解不能な掛け声をかけるなど、実にユニークだ。

 

■「うんてい」に命をかけるおじさん

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の裏で放送されているのが、オリジナル競技No1を決める『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』(TBS系)。

 ここで最近キテいるのが、62歳の「うんていおじさん」。「自分には“うんてい”しかない」という言葉通り、生きがいは「うんてい」のみ。自宅外に練習用のバーを作り、365日トレーニング。また、何メートルうんていできたかを「うんてい日記」に記録。テレビ欄に「うんてい」の文字を探し続けて約20年、「100mうんていスピード対決」という言葉を見つけて即番組に応募したとか。「うんてい」への異様なまでの執着に、人生とは何かを考えさせられる。

 

■人気を「限定的」にすることで番組の寿命も長持ちさせる

 こうした「番組限定スター」をつくり、自分のところで「囲う」のは、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のイモトアヤコのように業界ではよくある手法だ。オファーされても別番組に気軽に出演しない約束を、本人や事務所と取り付けてしまうのである。

 代わりにその番組では優遇され、仕事は安泰するというわけだ。もちろん、「タレントの人気の持続」イコール「番組の長寿化」が見込めるので、番組側としても有難い。

 ただ、以上挙げた素人さんと番組が、すべて専属的な契約を結んでいるかは定かではないし、また、別番組に出たら、その魅力が失われてしまうかもしれない。

 最後になるが、彼らは我々と同じ一般人。今後もその番組でしか見られないレアキャラを、生活に支障が出ないことを祈りつつ、温かく見守っていきたいものだ。
(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと芸能人」過去記事はこちらから◆

大みそか『笑ってはいけない』元SMAP3人から“出演売り込み”も、「ジャニーズ忖度」で幻に……

 人気バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例スペシャルが、『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』として今年も放送される。

 今回の設定は、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が、新人アメリカンポリスとして大物俳優が演じる署長と対面。豪華ゲスト扮する笑いの刺客たちが仕掛けるさまざまなトラップに挑むというもの。昨年は俳優の斎藤工や原田龍二などが芸人とのコラボを披露して大きな話題を集めたが、今年も大物ゲストが出演予定だという。

 そんな中、あの超大物タレントの出演が“幻”に終わっていたようだ。テレビ関係者が耳打ちする。

「実は、SMAPの育ての親である飯島三智氏から番組サイドに、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の出演売り込みがあったんです。11月2~5日に放送された生放送番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)では、香取が5日に来日したドナルド・トランプ米大統領を模した『カトルド・トランプ』に扮し、Yahoo!検索では本家を抑えて1位になるほど話題を呼んでいた。『笑ってはいけない』のテーマがアメリカンポリスとあって、リムジンから『カトルド・トランプ』の香取がSP役の稲垣、草なぎを従えて登場し、ダウンタウンらを表敬訪問するシナリオまで出来上がっていたといいます。しかし、ダウンタウンが所属する吉本は、『ホンネテレビ』でもジャニーズ事務所に忖度してタレントを一人も出演させていない。同様に日テレも、ジャニーズ、吉本に忖度して出演を断ったようです。その意趣返しではないでしょうが、元SMAPは大みそかの裏の時間帯で『Abema紅白』(同)への出演が濃厚となっています」(テレビ関係者)

 稲垣、草なぎ、 香取の3人が独立後初めて共演した『ホンネテレビ』は、累計視聴者数が7,000万を超えるほど注目を浴びただけに、『笑ってはいけない』でダウンタウンとの共演が実現すれば、例年以上の高視聴率を叩き出したことは確実。夢のコラボはご破算になってしまったが、3人が『Abema紅白』に出演するとなれば、『紅白』本家のNHKにとってはかなりの脅威になるだろう。

大みそか『笑ってはいけない』元SMAP3人から“出演売り込み”も、「ジャニーズ忖度」で幻に……

 人気バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の年末恒例スペシャルが、『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』として今年も放送される。

 今回の設定は、ダウンタウン、月亭方正、ココリコの5人が、新人アメリカンポリスとして大物俳優が演じる署長と対面。豪華ゲスト扮する笑いの刺客たちが仕掛けるさまざまなトラップに挑むというもの。昨年は俳優の斎藤工や原田龍二などが芸人とのコラボを披露して大きな話題を集めたが、今年も大物ゲストが出演予定だという。

 そんな中、あの超大物タレントの出演が“幻”に終わっていたようだ。テレビ関係者が耳打ちする。

「実は、SMAPの育ての親である飯島三智氏から番組サイドに、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の出演売り込みがあったんです。11月2~5日に放送された生放送番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)では、香取が5日に来日したドナルド・トランプ米大統領を模した『カトルド・トランプ』に扮し、Yahoo!検索では本家を抑えて1位になるほど話題を呼んでいた。『笑ってはいけない』のテーマがアメリカンポリスとあって、リムジンから『カトルド・トランプ』の香取がSP役の稲垣、草なぎを従えて登場し、ダウンタウンらを表敬訪問するシナリオまで出来上がっていたといいます。しかし、ダウンタウンが所属する吉本は、『ホンネテレビ』でもジャニーズ事務所に忖度してタレントを一人も出演させていない。同様に日テレも、ジャニーズ、吉本に忖度して出演を断ったようです。その意趣返しではないでしょうが、元SMAPは大みそかの裏の時間帯で『Abema紅白』(同)への出演が濃厚となっています」(テレビ関係者)

 稲垣、草なぎ、 香取の3人が独立後初めて共演した『ホンネテレビ』は、累計視聴者数が7,000万を超えるほど注目を浴びただけに、『笑ってはいけない』でダウンタウンとの共演が実現すれば、例年以上の高視聴率を叩き出したことは確実。夢のコラボはご破算になってしまったが、3人が『Abema紅白』に出演するとなれば、『紅白』本家のNHKにとってはかなりの脅威になるだろう。

NHK大河『直虎』に1ケタ台転落危機! 27年ぶり復活のテレ朝『ビートたけしのスポーツ大将』が大健闘で……

 レギュラーとしては、27年ぶりに復活した“伝説”のスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/レギュラー放送は日曜午後7時58分~)が12日午後6時57分からの2時間スペシャルでスタート。初回視聴率は激戦区の日曜ゴールデン帯にあって、12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。今後、同時間帯の人気番組を食う可能性が出てきた。

 他局では、“王者”日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』が16.9%で、前週より2.4ポイントダウン。『世界の果てまでイッテQ!』は19.3%と高い数字をキープしたが、前週より1.9ポイント下げた。

 また、大詰めに突入したNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第45話は、前週より0.7ポイントダウンの10.7%に沈んだ。これは、第31話(8月6日)の10.6%に次いで、自己ワースト2位の惨状。『直虎』は10~12%台に低迷しており、最終回が近付いてきても、まるで盛り上がっておらず、新たな敵『スポーツ大将』の出現で、1ケタ台転落の危機に瀕したといえそうだ。

『スポーツ大将』は1985年4月から87年3月と、88年2月から90年2月まで放送され、陸上短距離の五輪金メダリストであるカール・ルイスを模した「カール君」などが人気を集めたが、惜しまれつつ番組は終了。

 その後、25年の月日を経て、2015年3月にナインティナインも参戦し、特番で復活。16年2月、今年2月にも、スペシャル番組として、日曜ゴールデン帯でオンエアされ、直近の2月26日放送分は、12.4%の高視聴率をマークしていた。

「2月の特番の視聴率がよかったとはいえ、正直多くのテレビ関係者は、『昔の名前で出ています』といった感がある『スポーツ大将』が、日曜ゴールデン帯の日テレの強力な裏番組を敵に回して、数字が取れるとは思っていなかったようで、初回は大健闘です。これが継続できれば、『イッテQ!』も安閑とはしていられなくなりそうです」(テレビ誌関係者)

『スポーツ大将』の前番組だったテレ朝の『人生で大事なことは○○から学んだ』は、不振のため、今年1月の放送開始から、わずか8カ月で終了。フジテレビ系『フルタチさん』も、1年足らずで打ち切られるなど、「日8」は日テレ以外の局にとっては、とても厳しい枠。

「2020東京五輪」を基軸とし、「さらなる“金メダルの卵”発掘へ」をコンセプトにした『スポーツ大将』が、常時2ケタ台を記録するようになれば、日テレや大河ドラマにとっても脅威となる。むろん低迷する、そのほかの局にとっては、さらに厳しい戦いとなりそうだ。
(文=田中七男)

NHK大河『直虎』に1ケタ台転落危機! 27年ぶり復活のテレ朝『ビートたけしのスポーツ大将』が大健闘で……

 レギュラーとしては、27年ぶりに復活した“伝説”のスポーツバラエティ番組『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/レギュラー放送は日曜午後7時58分~)が12日午後6時57分からの2時間スペシャルでスタート。初回視聴率は激戦区の日曜ゴールデン帯にあって、12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得。今後、同時間帯の人気番組を食う可能性が出てきた。

 他局では、“王者”日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』が16.9%で、前週より2.4ポイントダウン。『世界の果てまでイッテQ!』は19.3%と高い数字をキープしたが、前週より1.9ポイント下げた。

 また、大詰めに突入したNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』第45話は、前週より0.7ポイントダウンの10.7%に沈んだ。これは、第31話(8月6日)の10.6%に次いで、自己ワースト2位の惨状。『直虎』は10~12%台に低迷しており、最終回が近付いてきても、まるで盛り上がっておらず、新たな敵『スポーツ大将』の出現で、1ケタ台転落の危機に瀕したといえそうだ。

『スポーツ大将』は1985年4月から87年3月と、88年2月から90年2月まで放送され、陸上短距離の五輪金メダリストであるカール・ルイスを模した「カール君」などが人気を集めたが、惜しまれつつ番組は終了。

 その後、25年の月日を経て、2015年3月にナインティナインも参戦し、特番で復活。16年2月、今年2月にも、スペシャル番組として、日曜ゴールデン帯でオンエアされ、直近の2月26日放送分は、12.4%の高視聴率をマークしていた。

「2月の特番の視聴率がよかったとはいえ、正直多くのテレビ関係者は、『昔の名前で出ています』といった感がある『スポーツ大将』が、日曜ゴールデン帯の日テレの強力な裏番組を敵に回して、数字が取れるとは思っていなかったようで、初回は大健闘です。これが継続できれば、『イッテQ!』も安閑とはしていられなくなりそうです」(テレビ誌関係者)

『スポーツ大将』の前番組だったテレ朝の『人生で大事なことは○○から学んだ』は、不振のため、今年1月の放送開始から、わずか8カ月で終了。フジテレビ系『フルタチさん』も、1年足らずで打ち切られるなど、「日8」は日テレ以外の局にとっては、とても厳しい枠。

「2020東京五輪」を基軸とし、「さらなる“金メダルの卵”発掘へ」をコンセプトにした『スポーツ大将』が、常時2ケタ台を記録するようになれば、日テレや大河ドラマにとっても脅威となる。むろん低迷する、そのほかの局にとっては、さらに厳しい戦いとなりそうだ。
(文=田中七男)

明石家さんま&木村拓哉『さんタク』復活と、元SMAP3人の『明石家サンタ』出演→即合格の可能性

 明石家さんまと木村拓哉が共演する『さんタク』(フジテレビ系)が2年ぶりに復活することがわかった。さんまが11日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)内で明かした。同番組は毎年お正月に放送されてきたが、SMAP解散直後の2017年には4月の放送にずれこんだ。さんまと木村がお互いのやりたいことに挑む、ユルいバラエティ番組である。

「SMAP解散後の放送は17年4月に行われていますが、今回は従来の枠に戻ったため、新たな動きが期待されます。さんまといえば、木村とも中居正広とも交流があり、没交渉状態の双方に通じた数少ない人物といえます。ことあるごとにテレビ番組でSMAP解散に言及しており、タブーを恐れない存在。業界内での影響力もあります。さらに『さんタク』の収録は例年ならば11月中に行われますから、放送前に裏話が出てくる可能性もありますね」(業界関係者)

 さらに、さんまといえば忘れてはならないのが12月24日の深夜に放送される年末の恒例番組『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』(フジテレビ系)であろう。

「この番組では毎年、不幸な体験をした人のエピソードを募っています。芸能人枠の募集も行われ、離婚など不幸な体験をした人間は名乗っただけで合格する恒例のやりとりがあります。先ごろジャニーズ事務所を退所した、元SMAPメンバーの、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛はもちろん、中居も名乗っただけで合格なのは間違いないでしょう。中居は97年と02年にも電話出演しており、97年はノーパンしゃぶしゃぶ嬢との朝帰りが『FRIDAY』(講談社)に報じられた直後のため、名乗っただけで即合格となっています」(同)

 特に元メンバーの3人はジャニーズ事務所のしがらみからも自由になっただけに、クリスマスイブの『明石家サンタ』へのサプライズ電話には期待したい。
(文=平田宏利)

とんねるず『みなおか』打ち切り……総集編で“封印”されそうな炎上必至の「激ヤバ」企画って!?

『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の2018年3月末での終了が発表された。前身番組の『火曜ワイドスペシャル』『とんねるずのみなさんのおかげです』から含めれば、実に30年以上に渡って続いてきた人気番組の終焉である。

 近年は、企画のマンネリ化と視聴率の低迷が続いていたとはいえ、90年代には30%近い視聴率を獲得するなど、バラエティ番組の王者として君臨してきた。最終回へ向けて、過去の名場面を振り返る企画も登場しそうだ。

「番組ではこれまでも、○○周年の節目に過去の名シーンを、短いVTRで振り返るアーカイブ的なスペシャルが放送されてきました。1997年3月の『みなさんのおかげです』の最終回にあたっては、最後に歴代の全スタッフのクレジットが流れたこともあります。そこには構成作家に現在は名脚本家として活躍する三谷幸喜、ディレクターには映画監督、テレビディレクターとして活躍する李闘士男らの名前があり、良質なスタッフに恵まれた番組であったとわかりますね」(放送作家)

 長い蓄積があるからこそ「豪華な総集編」は、とんねるずのお家芸といえる。だが、この名物企画にも暗雲が立ち込めている。先ごろ、30年ぶりに保毛尾田保毛男を復活させ炎上したが、ほかにも現在ならば問題になりそうな企画が無数にあるのだ。

「よく知られているところでは、石橋貴明の女性出演者へのセクハラですね。赤ちゃんに扮した小泉今日子のおしゃぶりを舐めたり、今井美樹に覆いかぶさったりと、やりたい放題です。とんねるずの下ネタは直接セックスを連想させるようなものが多く、家族で見るには躊躇しかねません。1995年に放送された『近未来警察072』には新人時代の松嶋菜々子が出演。『おならじゃないのよ。ちょっと空気が入っただけブブブ~』といった卑猥なセリフを、とんねるずに言わされていました。そうしたシーンが各方面への配慮から全カットになった場合、味気ない総集編になりそうですね」(同)

 とんねるずの笑いは、かねがね大学生のコンパ芸の延長であり“勢い”だけだと言われてきた。だが、その勢いが強烈であったのも事実。無数の封印企画の誕生は、それだけ彼らの笑いが「時代にそぐわないもの」となった証拠でもあり、番組終了も必然なのかもしれない。
(文=平田宏利)

とんねるず『みなおか』打ち切り……総集編で“封印”されそうな炎上必至の「激ヤバ」企画って!?

『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の2018年3月末での終了が発表された。前身番組の『火曜ワイドスペシャル』『とんねるずのみなさんのおかげです』から含めれば、実に30年以上に渡って続いてきた人気番組の終焉である。

 近年は、企画のマンネリ化と視聴率の低迷が続いていたとはいえ、90年代には30%近い視聴率を獲得するなど、バラエティ番組の王者として君臨してきた。最終回へ向けて、過去の名場面を振り返る企画も登場しそうだ。

「番組ではこれまでも、○○周年の節目に過去の名シーンを、短いVTRで振り返るアーカイブ的なスペシャルが放送されてきました。1997年3月の『みなさんのおかげです』の最終回にあたっては、最後に歴代の全スタッフのクレジットが流れたこともあります。そこには構成作家に現在は名脚本家として活躍する三谷幸喜、ディレクターには映画監督、テレビディレクターとして活躍する李闘士男らの名前があり、良質なスタッフに恵まれた番組であったとわかりますね」(放送作家)

 長い蓄積があるからこそ「豪華な総集編」は、とんねるずのお家芸といえる。だが、この名物企画にも暗雲が立ち込めている。先ごろ、30年ぶりに保毛尾田保毛男を復活させ炎上したが、ほかにも現在ならば問題になりそうな企画が無数にあるのだ。

「よく知られているところでは、石橋貴明の女性出演者へのセクハラですね。赤ちゃんに扮した小泉今日子のおしゃぶりを舐めたり、今井美樹に覆いかぶさったりと、やりたい放題です。とんねるずの下ネタは直接セックスを連想させるようなものが多く、家族で見るには躊躇しかねません。1995年に放送された『近未来警察072』には新人時代の松嶋菜々子が出演。『おならじゃないのよ。ちょっと空気が入っただけブブブ~』といった卑猥なセリフを、とんねるずに言わされていました。そうしたシーンが各方面への配慮から全カットになった場合、味気ない総集編になりそうですね」(同)

 とんねるずの笑いは、かねがね大学生のコンパ芸の延長であり“勢い”だけだと言われてきた。だが、その勢いが強烈であったのも事実。無数の封印企画の誕生は、それだけ彼らの笑いが「時代にそぐわないもの」となった証拠でもあり、番組終了も必然なのかもしれない。
(文=平田宏利)