『みなさん』『めちゃイケ』の次は『ロンハー』がヤバい? 加地Pの社内求心力低下で「好き勝手できるわけではない」

 フジテレビのバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ!』が、この3月で終了。一時代を築いた2つの長寿番組の終了で、バラエティー番組の歴史にひとつの区切りがついたわけだが、この流れは他局にも及びそうだという声も聞こえてくる。お笑い系芸能事務所の関係者は明かす。

「周囲では、次に終わるのはテレビ朝日系の『金曜★ロンドンハーツ』なのではないかとささやかれています」

『金曜★ロンドンハーツ』は、1999年4月に『イナズマ!ロンドンハーツ』としてスタート。ロンドンブーツ1号2号をMCに、当初は素人による恋愛企画やドッキリ企画が多かった。その後、出川哲朗や狩野英孝などをターゲットとした大掛かりなドッキリ企画も人気となる。

「大規模ドッキリや『格付けしあう女たち』などの企画が好調だった頃も、今は昔。最近ではなかなかヒット企画も生まれず、視聴率も苦戦中です。かつては“子どもに見せたくない番組”の代名詞的存在であり、ネットで叩かれることも多いため、テレ朝上層部には以前から『ロンハーを終わらせたい』と思っている幹部もいますし、そろそろ“終了”という選択肢も現実的になってきたのではないかという感じです」(同)

『ロンハー』の演出・ゼネラルプロデューサーを務めるのは、テレビ朝日の“加地P”こと加地倫三氏。ロンハーのほかに『アメトーーク!』も手がけている。

「『ロンハー』と『アメトーーク!』の成功は、加地Pの手腕によるところが大きかったのは事実で、テレ朝社内でも『加地の仕事には口を出せない』という雰囲気があったといいます。しかし、2015年に女性週刊誌で社内不倫が報じられたあたりから、加地Pの求心力が低下しているようなんです。加地Pとて、好き勝手できるわけではなく、数字が悪ければ切られてしまう状況。『アメトーーク!』のほうは週2回の放送で、まだまだ大丈夫そうですが、『ロンハー』の勢いは明らかに落ちているので、危ないと思いますね」(制作会社関係者)

 とはいえ、テレ朝社内では、加地Pに頼るしかないという幹部も少なくないようだ。

「現状、加地Pを追い落とすようなプロデューサー、ディレクターが育ってないというのが現実です。テレ朝のバラエティー番組は、他局のヒット番組の“アレンジ版”が多くて、加地Pのような独創的で大胆な番組を作れるスタッフが、あまりいないんですよ。後継者がいない状態で加地Pを外すのはあまりにもリスキーだということで、加地Pを支持する幹部もまだいるわけです。ただ、裏を返せば、後継者さえいればすぐに切られるということでもあるのですがね」(同)

 もはや、後継者が出てくるまでの時間つぶしといえそうな『ロンハー』。継続することに、どれだけの意味があるのだろうか……。

『めちゃイケ』最終回でメンバー集合も、とある人物が“呼ばれない!? 「闇深すぎ」と物議

 フジテレビのバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』が3月31日にグランドフィナーレを迎えた。22年にわたり“土曜ゴールデンタイム枠の顔”を務めていたとあって、番組終了に、ネット上では労いの声などさまざまな感想が飛び交った。

 フジテレビにとっては『とんねるずのみなさんのおかげでした』に続いての長寿番組終了となったが、31日の最終回は平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)という結果に終わった。

「同番組はナインティナインやよゐこ、極楽とんぼといった人気芸人が、体を張った企画やコントを見せて人気を獲得。多くのゲスト出演も話題となった“学力テスト”や、素人が参加した“少年愚連隊”など、バラエティとしての魅力を発揮していました。ネット上には終了を惜しむ声が相次ぎ、『30代の自分にとって、「めちゃイケ」終了はショック』『しばらく「めちゃイケ」ロスになりそう』『メンバーのみなさん、22年間本当にお疲れさまでした!』といった声があふれ返っています」(芸能ライター)

 一方で、22年という歴史の幕引きとなる最終回の内容に、不満を覚えたファンの声もあった。

「最終回は約5時間にわたって放送され、“七人のしりとり侍”など過去に話題を呼んだ企画が復活。ほかにも中居正広やビートたけし、明石家さんまといったゲストも登場して最終回を盛り上げました。最終回とあって豪華な企画が盛りだくさんの内容でしたが、ネット上では『最後まで内輪で盛り上がってるだけな感じ。そりゃ終わるわ』『なんか薄っぺらい感じ』『最終回とはいえ、さすがに5時間は引っ張りすぎでしょ』と指摘されています」(同)

 最終回終盤では岡村隆史が「めちゃイケは僕の青春でした」と涙を見せて話題を呼んだものの、出演者に対する疑問の声も多く上がった。

「今回の放送では未成年者への性的暴行容疑で芸能界から離れていた極楽とんぼ・山本圭壱が、加藤浩次と“女子プロレス”企画を展開。視聴者から『山本の顔は正直見たくなかった』『山本の笑顔が気持ち悪く感じる』といった声が相次ぎました。また、過去に『めちゃイケ』をクビになった三中元克は最終回に出演せず。『一応レギュラーだったんだから、少しでも呼んでやればよかったのに』『最終回にすら呼んでもらえないって、闇が深すぎだろ』といった声もみられ、最終回ながら視聴者にしこりを残す幕引きとなりました」(同)

 22年間の役目を務め果たしたレギュラー陣は、今後どんな活動をみせていくのか。その行方も見守ろう。

『ドキュメント72時間』風番組で鮮明になったフジテレビの個性 “撮れ高”を前に興奮するスタッフたち

 3月27日深夜、フジテレビで『東京ハリコミ3ヶ月』なる番組が放送された。年中無休24時間営業の定食屋、街の公衆電話、浅草の花やしき、奥多摩にある秘境駅に数日間張り込み、行き交う人々の生態を観察するのが、この番組の趣旨だ。

 あからさまに既視感がある。NHKの人気番組『ドキュメント72時間』が、真っ先によぎるのだ。ある1つの場所で72時間(3日間)にわたり取材を行い、その場所で見られる人間模様を定点観測するのが、あの番組のコンセプト。かなりの部分で趣旨が重なっていると言っても差し支えないだろう。

 しかし、コンセプトが同じだからこそ、両局の手法の違いはくっきり鮮明になった。

 

■一般客にインタビューするスタッフの質問に込められた悪意

 

『東京ハリコミ3ヶ月』は、新宿にある年中無休の定食屋の店内に昨年の大みそかから定点カメラを設置している。ここまでは『ドキュメント72時間』と変わりないが、基本的に傍観者の立ち位置を崩さぬNHKの手法をフジテレビは踏襲しない。

 夕方からお酒を飲み始めた真面目そうな大学生へ、番組スタッフは取材を申し込んだ。「今、彼女はいらっしゃいますか?」という質問に、大学生はスマホを手にしながら「彼女はこの中に」と返答。待受画面に写っているのは、初音ミクである。

大学生 初音ミクです。
スタッフ いやいやいや、彼女じゃないじゃないですか。
大学生 いや、考えようによっては彼女なんじゃないですか(笑)。

「ミクさんとドライブして霧ヶ峰とか。一昨年はヨーロッパを回ってきました」と、初音ミクとのデートを振り返る彼にかぶさるのは、「ミクさんとのデートはドライブが多い」というテロップ。この演出に意図が込められていることは明白だ。

 大学生は、ヨーロッパ旅行で撮った画像も見せてくれた。そこには、シェーンブルン宮殿の前でポーズを取る初音ミクの姿がある。

スタッフ あれ、2人では写んないんですか?
大学生 ……ちょっと、まあ、システム的に厳しいですかね(苦笑)。
スタッフ システム?
大学生 まあ……。

 質問にもテロップにも編集にも、意図を感じる。それは、率直に「悪意」と呼んでよい種類のものである。

 

■確実な撮れ高に興奮するスタッフたち

 

 この定食屋には、際立った個性の常連客が存在する。女性のビキニ水着姿で来店する男性がいるらしいのだ。

 このウワサをキャッチした番組スタッフは、待ち続けた。なるほど。傍観者的立ち位置を意識するNHKとは違い、おいしいところを収めようとする欲を感じる。テレビ制作者として、当然の感情だろう。

 通称「ビキニさん」が現れるや、「来た、来た!」と興奮を隠せないスタッフたち。そして「目の前にビキニさんが現れました(笑)」と小声で実況する男性スタッフ。当然、番組はビキニさんにインタビューを申し込んだ。

スタッフ ビキニさんは男性ですか?
ビキニさん ……そうです、おっさんですから。
スタッフ ご家族は?
ビキニさん います。奥さんが1人と娘が3人、息子が1人。

 番組スタッフは、店を出て夜遊びするビキニさんに付いていった。冬の夜、新宿をビキニで闊歩する彼を見て振り返る街の人たち。「寒くないですかー?」「風邪引くなよー!」と声を掛ける男女を、カメラは逃さない。

 そのまま、2丁目のバーに訪れたビキニさん。もちろん、共に番組スタッフもお邪魔する。もはや「ハリコミ」ではなく「追跡」の格好だが、撮れ高が確実なのに付いていかない手はないだろう。

 番組を良くしたいがために、意図やツッコミや演出を盛り込むことも厭わないフジテレビ。軸がブレないよう留意し、スタンスを決して崩さないNHK。両者の手法が異なるのは当然で、むしろ同じ方が異常だ。

 あくまで“普通の人”の姿をカメラに収めるNHK。特異で際立った人をフィーチャーし、闇鍋のように紹介するフジテレビ。バラエティやドラマではなく、ドキュメンタリーでこそ差異が露わになったところが面白い。

 なんだかんだ、フジテレビもドキュメントは得意だ。これが、フジの手法である。
(文=寺西ジャジューカ)

台本流出の『バイキング』だけじゃない! 『笑点』『マネーの虎』……バラエティ“やらせ番組”の系譜

 ネット上に『バイキング』(フジテレビ系)のものと見られる台本画像が流出し話題となっている。台本には司会者の坂上忍のほか、東国原英夫、上西小百合のやりとりの内容が克明に記され、謝罪を求める東国原に謝らない上西といったト書きも存在する。これを受けネット上では「『生放送ホンネトークバラエティ』なんてウソっぱちだな」「安定のフジテレビクオリエィ」「むしろ上西は役者だな」といった声が聞こえてくる。

「驚きの声が多いようですが、テレビ番組には台本はつきものだといえます。特に『バイキング』のような生放送の場合などは、カメラ割りなども必要なので、ある程度の流れは事前に把握しておく必要があるといえるでしょう」(制作会社所属のテレビディレクター)

「台本にないハプニング」を演出するための「台本」も存在するということだろう。それは誰もが知る名物番組でも同様である。

「『笑点』(日本テレビ系)の名物コーナーである『大喜利』は、指名される順番や、答えなどすべて台本があるといわれています。座布団を取られるシーンもすべて台本通りなのです」(同)

 さらに、たびたび「やらせ」疑惑がささやかれたあの番組にも台本はあるようだ。

「素人参加者が社長たちにプレゼンテーションをしかけ金を獲得する『マネーの虎』(日本テレビ系)では、事前に参加者とスタッフが打ち合わせを行い放送作家が台本を仕上げていたといわれています。本番時は、ADのカンペで話す内容が決められており、参加者がトンチンカンなことを話し出すのは演出だったのです。『学校へ行こう!』(TBS系)も、名物コーナーの『未成年の主張』では『まったく面識のない他校の女子生徒に告白させられた』といったケースが存在するようです」(同)

 テレビをはじめとするメディアが真実を報じているとは限らない、とはよく言われるフレーズである。図らずも、それを証明するようなエピソードといえるだろう。
(文=平田宏利)

“羽生アンチ”福田雄一、『今日から俺は!!』監督決定も「見ない」「不愉快」と冷ややかな声

今年10月期の日本テレビ系連続ドラマ枠で、“ツッパリヤンキー”が主人公の青春コメディ漫画『今日から俺は!!』(小学館)が実写化されることが、3月29日にわかった。主演は賀来賢人で、脚本と監督はドラマ『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)シリーズや、映画『銀魂』といった人気作品を手がけた福田雄一というが……。

「原作は漫画家・西森博之の代表作の1つで、コミックスの累計発行部数が4000万部にも及ぶ人気漫画です。そのためファンも多く、昨今の“原作モノ実写化”がブーイングを浴びているのと同じように、ネット上にはやはり『ドラマ化してほしくない』と、否定的な書き込みも散見されます」(芸能ライター)

 しかし賀来に関しては、昨年の映画『斉木楠雄のΨ難』などでコメディ演技が評価されており、「ちょっと楽しみ」と期待する者も。

「そんな『斉木楠雄のΨ難』の脚本・監督を務めたのも福田ですが、ネット上には『福田作品は面白いけど、監督自体は最近苦手』との声が増加中。というのも、福田は2月26日発売の『週刊現代』(講談社)のコラムで『氷上のプリンスに物申す!』と題し、フィギュアスケート選手・羽生結弦への持論を述べ、物議を醸していたんです」(同)

 羽生といえば、ちょうど2月に開催されていた平昌オリンピックで、2014年のソチオリンピックに続き、男子シングル種目2連覇を達成。そんな羽生について、福田はコラムで「苦手」と明かしていた。

「福田は、羽生が『自分の世界』に入っているように感じるとして、『「わああああ、恥ずかしいっ!」って目を覆ってしまう感じ』などと綴っていたんです。これがファンを中心にネット上で反感を買い、『ただの悪口では?』『すごく不愉快』『苦手なのは仕方ないけど、なぜコラムに書いたのか』『苦手な理由もおとなげない』と、バッシングを浴びました」(同)

 これを受けて福田は今月27日、ツイッターで「羽生くんや、羽生くんのファンの皆様を悲しい気持ちにさせてごめんなさい」「彼のことをちゃんと理解する前に失言をしたこと、本当に猛省しました」などと謝罪したが、一部ネット上にはいまだに批判が寄せられている。

「それで今回の実写化発表に際しても、『失言した監督のドラマか』『あの発言を思い出すから、見たくない』『福田には、もはや“アンチ羽生”のイメージしかない』といった冷たい視線を送る者が少なくありません」(同)

 福田にとって、羽生ファンを敵に回したことこそが一番の失態かもしれない。

看板番組のないフジテレビ、『みなおか』『めちゃイケ』後番組の予測視聴率に衝撃!

「上層部が何を考えているかわからない」

 そう語るのは、フジテレビの現役社員だ。前身の『とんねるずのみなさんのおかげです』から約30年続いたバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が、22日放送で終了した。番組から誕生した伝説の音楽ユニット「野猿」の元メンバー9人や、とんねるずの2人と同学年の歌手・松田聖子が登場するなど、最終回にふさわしい豪華な内容だったが、平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と少々物足りない数字に終わった。31日には、これまた21年半続いた同局のバラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』が最終回を迎える。

 視聴率低迷にあえぐフジにとって、高コストな割に数字がついてこない看板番組のカットは至上命題。一方で「『みなおか』も『めちゃイケ』もなくなった。『笑っていいとも!』も4年前に終わった。月9ドラマも、ここ数年はイマイチ。じゃあ、今のフジテレビの看板番組はなんなの?」(テレビ関係者)という意見が多いのも事実だ。健闘しているのは、坂上忍がMCを務める昼の情報番組『バイキング』くらいか……。

 お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史も同調する。22日放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、『みなおか』の最終回に言及。番組ラストで石橋貴明と木梨憲武が1991年のヒット曲「情けねえ」を熱唱し、歌詞を「バラエティーを滅ぼすなよ」と変えたことに触れ「やっぱバラエティーという……。本当になんでしょう……情報、グルメ、東大、クイズ、そんなことばっかりになってきますから。なんかね、寂しいですね」と語った。

 事実、制作現場は金のかかるバラエティーより、コストのかからない討論番組や旅番組、素人参加型の番組に舵を切りがちだ。

『みなおか』の後継番組は、坂上忍がMCを務める『直撃!シンソウ坂上』で、『めちゃイケ』の後枠は、東野幸治が司会を務める『世界!極タウンに住んでみる』に決まったが、局内からは「前者は『バイキング』の二番煎じ。後者は他局で見たことがあるようなパクり番組。これなら『みなおか』と『めちゃイケ』を終わらせない方がよかった」(フジ関係者)という声も……。

 局内で行われた新番組の視聴率予測では、どちらも「5%前後」という衝撃的な数字がはじき出されたという。新番組→大コケ→打ち切り→新番組という負のスパイラルにハマっているフジテレビ、もはや断末魔だ。

看板番組のないフジテレビ、『みなおか』『めちゃイケ』後番組の予測視聴率に衝撃!

「上層部が何を考えているかわからない」

 そう語るのは、フジテレビの現役社員だ。前身の『とんねるずのみなさんのおかげです』から約30年続いたバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が、22日放送で終了した。番組から誕生した伝説の音楽ユニット「野猿」の元メンバー9人や、とんねるずの2人と同学年の歌手・松田聖子が登場するなど、最終回にふさわしい豪華な内容だったが、平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と少々物足りない数字に終わった。31日には、これまた21年半続いた同局のバラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』が最終回を迎える。

 視聴率低迷にあえぐフジにとって、高コストな割に数字がついてこない看板番組のカットは至上命題。一方で「『みなおか』も『めちゃイケ』もなくなった。『笑っていいとも!』も4年前に終わった。月9ドラマも、ここ数年はイマイチ。じゃあ、今のフジテレビの看板番組はなんなの?」(テレビ関係者)という意見が多いのも事実だ。健闘しているのは、坂上忍がMCを務める昼の情報番組『バイキング』くらいか……。

 お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史も同調する。22日放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、『みなおか』の最終回に言及。番組ラストで石橋貴明と木梨憲武が1991年のヒット曲「情けねえ」を熱唱し、歌詞を「バラエティーを滅ぼすなよ」と変えたことに触れ「やっぱバラエティーという……。本当になんでしょう……情報、グルメ、東大、クイズ、そんなことばっかりになってきますから。なんかね、寂しいですね」と語った。

 事実、制作現場は金のかかるバラエティーより、コストのかからない討論番組や旅番組、素人参加型の番組に舵を切りがちだ。

『みなおか』の後継番組は、坂上忍がMCを務める『直撃!シンソウ坂上』で、『めちゃイケ』の後枠は、東野幸治が司会を務める『世界!極タウンに住んでみる』に決まったが、局内からは「前者は『バイキング』の二番煎じ。後者は他局で見たことがあるようなパクり番組。これなら『みなおか』と『めちゃイケ』を終わらせない方がよかった」(フジ関係者)という声も……。

 局内で行われた新番組の視聴率予測では、どちらも「5%前後」という衝撃的な数字がはじき出されたという。新番組→大コケ→打ち切り→新番組という負のスパイラルにハマっているフジテレビ、もはや断末魔だ。

『めちゃイケ』だけじゃない“NG”ルール、絶好調『イッテQ!』の場合は……?

 お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子が、19日放送のAbemaTV『おぎやはぎの「ブス」テレビ』で、レギュラー出演する『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の“共演NGルール”を明かし、話題となっている。

 番組には、同じく『めちゃイケ』レギュラーのたんぽぽ・白鳥久美子も出演。MCの矢作兼が「実は、大久保さんと白鳥さんが一緒に出演するのは、意外と新鮮なんだよね?」と話を振ると、大久保は「そうなんです、『めちゃイケ』ルールがあって、レギュラー同士は同じ番組に出ちゃいけない」と暴露した。同番組が今月末に終了することから、異例の初共演となったようだが、実は人気番組に“NGルール”はつきものだという。

 有名なのは、目下絶好調の日本テレビ系バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』。視聴率で独走する日テレの象徴的な番組で「制作費は1回当たり2,000万円以上。コスト削減が叫ばれる中、これだけ予算を確保できるのは『イッテQ!』だけでしょう」(テレビ関係者)。

 出演者のギャラも軒並み高額で、同番組にレギュラー出演でもすれば「CMオファーの1つ、2つは来ると言われており、各プロダクションが『最も出したい番組』と声を揃えます」(同)という。

 半面、独自のルールもある。芸能プロ関係者が明かす。

「レギュラー出演者は『イッテQ!』以外のバラエティー番組で海外ロケには行ってはいけない決まりになっています。『イッテQ!』のウリは、なんと言っても海外ロケ。新鮮味を損なわないために、このルールを設けているようです」

 タレントとしての活動域が狭まるが、プロダクション的には、それを補って余りあるほど、『イッテQ!』出演は旨味があるようだ。

ダレノガレ明美、『みなおか』最終回に「泣きながらツイート」も「過剰すぎ」と批判

dare200 3月22日、フジテレビの長寿番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が最終回を迎えた。芸能界からも続々とメッセージが寄せられているが、「ダレノガレ明美のコメントには、一部批判的な声も出ている」(芸能ライター)という。

「番組最終回の平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。全盛期には余裕だった2ケタ台に返り咲くことはかないませんでしたが、前週の7.1%から2.6ポイントの大幅アップで、今年最高の数字を刻みました」(同)

 この日の内容は、かつてとんねるず・石橋貴明と元SMAP・中居正広が司会を務めた歌番組『うたばん』(TBS系)のパロディコーナー「ほんとのうたばん」の最終回バージョン「最後のうたばん!!」を放送。数々の懐かしい映像も流れ、ファンからは「こうやって振り返ると、終わっちゃうの寂しいな」などと惜しまれた。

「一世を風靡した番組の終了とあって、さまざまな芸能人がコメントを出しています。『みなおか』に続き、まもなく『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の最終回を迎えるナインティナイン・岡村隆史は、22日深夜のラジオ番組で『なかなかやっぱ、吉本にはいてない感じのスーパースターやなぁと思って、最後見てましたけれども』と、とんねるずの勇姿を見守っていたようです」(同)

 また、アンジャッシュ・児嶋一哉やヒロミはこの日、とんねるず・木梨憲武と一緒にいたことを報告。児嶋はインスタグラムに木梨とのツーショットを載せて「こんな日にまさかこの方と飲めるなんて!」と感激し、ヒロミはブログで「最後のオンエアをのりちゃんと飲みながら見て 本当に終わっちゃうんだ ずっと続けていて欲しかったな いつかまたやってください」と、復活を望んだ。

「一方、同番組の人気企画である、芸能人を落とし穴に落とす『全落』シリーズに出演していたダレノガレは、ツイッターに『涙が止まらない』と、投稿。次いで『本当に本当に素敵な番組に出会えた事に感謝しかありません』などとも投稿していますが、一部ネットユーザーの間では『泣きながらツイートしてるなんて、嘘くさい』と、批判されています」(同)

 ほかにも「『みなおか』ファミリー気取りなのがウザい」「とんねるずに媚びてるか、自分の好感度を上げようとしてるだけ」といった書き込みが散見されるが、以前も同様に“泣きアピール”をして反感を買った芸能人がいた。

「昨年9月に安室奈美恵が引退を表明した際、木下優樹菜がインスタに“号泣動画”をアップし、『自撮りできるくらい冷静じゃん』『安室ちゃんを利用して話題になりたいだけだろ!』と、非難されました」(同)

 フジテレビを象徴する長寿番組の終焉とあって、悲しみの気持ちはあって当然だろうが、あまりに過剰とみられるリアクションは、“悲しんだフリの自己アピール”と捉えられてしまうのも仕方ないかもしれない。

系列局なのに……カンテレが低迷フジに三くだり半!? 自社制作番組が増加する裏事情

 フジテレビのあまりの低迷ぶりに、業を煮やした系列のカンテレ(関西テレビ)が、フジに三くだり半を突きつけるような方針に打って出ることがわかった。在京キー局のフジに頼らず、自社制作番組を増やすのだ。

 今春の改編で、カンテレは手始めに、火曜日を重点キャンペーン日に指定。「火曜は8ppy!?カンテレチューズデー」をキャッチフレーズとして、午後7時から午後11時30分まで、5番組すべてを自社制作にすることを決めた。

 現状、フジの火曜夜は、7時台がくりぃむしちゅー、タカアンドトシらがレギュラーの『今夜はナゾトレ』、8時台がオードリー・若林正恭が司会の『潜在能力テスト』、9時台が「火曜ドラマ」(カンテレ制作)、10時台が『有吉弘行のダレトク!?』(同)、11時からドキュメンタリー番組『セブンルール』(同)を放送している。

 一方、カンテレは7時台に、東野幸治らが司会の『ちゃちゃ入れマンデー』(同/関西ローカル)をオンエア。8時以降は、フジと同じラインナップになっている。4月からは、8時台のフジ制作番組『潜在能力テスト』を打ち切って、関西ローカル番組『やすとも・友近のキメツケ! ※あくまで個人の感想です』をスタートさせる。9時台以降はもともと自社制作であるため、変更はない。これにより、火曜の夜はキー局のフジ制作番組を一切放送しない事態となる。

「ローカル局が、特定曜日のプライム帯すべての番組を、在京キー局に依存せず、自社制作にするのは異例。カンテレにとっては、開局60年で初めてのことだそうです。フジが制作する番組を放送して、低視聴率に沈むくらいなら、自社で番組をつくっていこうという意思表示でしょう。制作費との兼ね合いもありますが、今後もその傾向は強くなるでしょうね。ある意味、フジに三くだり半を突きつけたようなものです」(スポーツ紙記者)

 このような流れになると、フジはキー局として、面目丸潰れになりそうだが、案外そうでもないという。

「フジは現在でも火曜夜は9時以降、3番組連続でカンテレ制作の番組を放送しています。今後もカンテレのいい番組があれば、フジで放送していくのではないでしょうか。その方が制作費もかからないし、フジにもメリットがありますから」(同)

 そのうち、気がついたら、「フジの多くの番組が、カンテレ制作になっていた」なんてことにもなりかねない!?
(文=田中七男)