『おっさんずラブ』脚本家、大御所・野島伸司の登板……7月期ドラマ、脚本家で見る業界評

 7月クールのドラマが始まる。在宅率が低くなるこの季節は、視聴率が望めず、業界内では「夏枯れ」と自虐的に言われている。そんな7月ドラマの業界評を、今回は脚本家という観点で見ていこう。

 9日から始まる月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。2010年と11年、上戸彩主演で作られた作品の続編だが、今回の主演は沢村一樹。月9初登板だという。

 ここで注目したいのが、脚本家の変更だ。

「10年、11年とメインライターを務めていた酒井雅秋の名前がなぜか消え、今回の顔ぶれは浜田秀哉、小山正太、井上聖司の3人となっています。酒井は12年、オダギリジョー主演のドラマ『家族のうた』(同)を執筆するも、午後9時台で3%という記録的な低視聴率に見舞われ、8話で打ち切りに。さらには、田村正和主演ドラマ『パパはニュースキャスター』(TBS系、1987年)と内容が酷似していると指摘され、ネット上では酒井が、そのストーリーのプロット(あらすじ)を持ち込んだ張本人ではないかとして糾弾されました」(放送作家)

 7年ぶりの『絶対零度』の書き手から外された理由に、そうしたトラブルも関係しているのだろうか。

 一方、あのヒットメーカーの復活が注目を集めている。

「90年代にヒットを連発した野島伸司が、石原さとみ主演の『高嶺の花』(日本テレビ系)の脚本を手がけることがわかっています。ただ、最近の野島は深夜ドラマやHulu、NHK BSプレミアムなどの仕事が多く、ヒット作の履歴がなかなか更新されません。紹介されるときも、いまだに『「101回目のプロポーズ」や「高校教師」の野島伸司』と言われるぐらいです。日テレはどんな勝算があって彼に脚本を依頼したのかと、首を傾げられてます」(制作会社スタッフ)

 一方で、いま最もノッているともいえる、あの脚本家も登板。

「土屋太鳳主演の金曜ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)の脚本は、徳尾浩司です。彼はドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)を手がけたことで知られている。今作でも大いに筆を振るってくれるのではないでしょうか」(同)

 だが、『チア☆ダン』には懸念もある。同作は全米制覇を成し遂げたチアリーダー部の実話をもとにしたドラマで、昨年、広瀬すず主演で映画化されヒットも記録しているが……。

「06年、榮倉奈々の初主演ドラマ『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(フジテレビ系)が放送されました。これは、神奈川の高校のダンスドリル(ダンス訓練)部が、全米ダンス選手権で総合優勝するまでの実話を基にした物語です。ところが初回は11.0%と、当時のフジの火9で歴代最低を更新。その後6.4%まで落ち込むなど不振を極めました」(同)

 女子メインのスポーツドラマは、例えば『WATER BOYS(ウォーターボーイズ)』(同)や『ROOKIES(ルーキーズ)』(TBS系)『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(フジテレビ系)といった男子中心の青春群像劇に比べてなぜか弱い印象にある。2時間程度の映画だと、スケールの大きなロケもあいまって爽やかに見られるのだが、連ドラでどこまで飽きられずに見せきることができるのだろうか。

 いずれにせよ、7月期、トップに躍り出る作品はどれなのか? 楽しみに待ちたい。
(村上春虎)

『陸海空 地球征服するなんて』、打ち切り間近!? 突発ピークの悲劇と2つの失敗とは

 『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日系)をめぐり、不穏なうわさが広がっている。まさかの「打ち切り説」が噴出しているというのだ。“ナスD”こと友寄隆英ディレクターの活躍で昨年10月、深夜帯から半年でプライムタイムに進出した人気番組にいったい何があったのだろうか?

「6月9日オンエアは視聴率7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、同23日は7.2%と、この時代の数字にしては健闘しているといえるでしょう。しかし、この時間帯は、1日の中でもHUT(総世帯視聴率)がそもそも高い時間なのです。つまりは、どんなにつまらない番組でも、7%は最低限取れる枠なんです。そんな中、打ち切り説がささやかれるということは、いま以上の数字が獲れる可能性があるのかどうかが、ジャッジされているからでしょう」(業界関係者)

 実は、その「打ち切り」フラグが早くも立っているという。番組改変のシーズンでもないのに、6月16日と30日の2回もレギュラー放送を休止し、まったく別の特番を組み込んでいたのだ。

「16日は『弁護士といっしょです』というドキュメントバラエティが放送されていました。これは、LINEの乗っ取り犯や、『激安贅沢コピー品売ります』といったスパムLINEを送りつけてくる業者を、弁護士と一緒に追い詰める硬派なプログラム。さらに30日は、火曜深夜にオンエアされている情報バラエティ『ソノサキ』がスペシャル版として登場しました」(芸能ライター)

 この2番組の放送は、いわば「パイロット版的」なものだったのかもしれない。その結果、『ソノサキ』は7.2%を取り、『陸海空』の“替えが利く”ことが判明した。

 もともとは、人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を意識して作られたという『陸海空』。当初は『イッテQ』越えも期待される勢いを持っていたが、それがくじかれたのはなぜなのか? 理由は2つあると放送作家は分析する。

「番組の型がまだ定まらないうちに、ナスDに人気が集まったことが、そもそもの悲劇です。“突風”とも言えるムーブメントにより、“彼メイン”の企画に頼らざるを得なくなった。ただ、彼のピークはプライムに昇格する前後に迎えてしまった。なのに、ほかのコンテンツは定着しないままで、つまり番組としてのバランスを失っていたのです。一方、『イッテQ』は同じような“番組内スター”としてイモトアヤコが誕生しましたが、彼女以外のロケ企画も十分強いので、イモト頼みにはならなかった」

 さらに番組全体の作り方にも遠因があるという。

「『イッテQ』は、もし企画が成立しなくてもそれを編集、自虐的にネタ化し、無理やりでも“撮れ高”を増やしています。しかし、『陸海空』はナスDやバイきんぐ・西村瑞樹らが持つキャラクターインパクトに依存せず、一応きちんとしたコンテンツを届けようとする。そんなスタンスですからボツになったロケ映像はたくさんあるでしょう」(同)

 いずれにしても、もはやナスDの登場をオンエア前から今か今かと待っていた「あの頃」の高揚感はもう戻ってこないのだろうか。打ち切りに関しても続報が気になるところだ。
(村上春虎)

『THE MUSIC DAY』、直前に「2大スキャンダル」でバーニング社長が報道自粛呼びかけ

 7月7日、11時間に渡って放送される『THE MUSIC DAY 伝えたい歌』(日本テレビ系)に、“芸能界のドン”こと周防郁雄バーニングプロダクション社長が、気をもんでいるという。用意された目玉コーナーに、放送直前、ふたつも“爆弾”が投下されたことで、各メディアに対して報道自粛を呼びかけているそうだ。その“伝えたくないネタ”の行方は――。

 総合司会は嵐・櫻井翔が担当し、Hey!Say!JUMP、関ジャニ∞などジャニーズアーティストが勢揃いする同番組だが、司会を羽鳥慎一が務めていることもあり、バーニングもまた、大きく関わりを持っているという。

「今年は“ドン”のお気に入り・芦田愛菜も出演するし、例年以上に気合が入っている様子だった。しかし、放送直前になって、今年引退を表明した小室哲哉の特別コーナー『小室哲哉メドレー』に、暗雲が立ち込めてしまったんです」(テレビ局関係者)

 小室といえば、7月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、会見で妻・KEIKOの病状について嘘をしゃべっていたことや、会見以降、小室はKEIKOとは一度も会っていないこと、介護もまったくと言っていいほど行っていなかったことなどが、大々的に報じられた。

「この件の後追いについては、エイベックスだけでなくバーニングからも、ストップ要請が行われていました。結果、朝の情報番組が一部取り扱ったのみで、ほぼ全メディアがスルーすることとなりました」(スポーツ紙記者)

 さらに、『小室哲哉メドレー』で久々のテレビ出演が決定している華原朋美も、翌6日発売の「フライデー」(講談社)で、既婚者である企業会長との“不適切”な関係が報じられた。

「同誌では、華原の自宅へ2人で出入りする様子が抑えられており、たとえ男女の関係はなかったとしても、十分なスキャンダルです。ただ、こちらは華原の所属事務所が強く後追いを規制したこと、さらにはまったく関係のない“偶然”も重なって、各メディアではほとんど取り扱われていません」(同)

華原の件が掲載された「フライデー」発売当日、オウム真理教の松本智津夫を始めとした、複数の死刑執行がなされたのだ。

「これにより、各局とも芸能ニュースは、ほぼ吹っ飛んでしまいました。本筋では、強行採決が批判されるカジノ法案の隠れみのとして、この日死刑が執行されたといわれていますが、華原からすれば棚ぼたの結果で、“ドン”も上機嫌だったようです」(前出・関係者)

 放送直前のトラブルをかいくぐり、「小室哲哉メドレー」は歴史に残る名場面となるだろうか。

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#21「敵か味方か、乗るか乗らないか」

 前回から、追加戦士・高尾ノエル(元木聖也)が登場。

 快盗・ルパンエックス、国際警察所属のパトレンエックスという2形態に変身し、ルパンレンジャー、パトレンジャーに味方したりしなかったりするややこしいヤツだ。

「敵か味方か!?」的な追加戦士はこれまでのスーパー戦隊にも存在したが、本作は史上初のダブル戦隊ということで、ルパレン・パトレン、どちらについても主人公の味方であることには変わりがない(さすがにギャングラーの味方ではないでしょ!?)。ますますどっち側のキャラなのか読めないのだ。

●今の子どもたちはこの設定についていけてるのか!?

 #21は、引き続きノエル中心にエピソードが展開。

 前回、どちらかというとルパレンに味方するような行動を取っていたノエルだが、今回はややパトレン寄りに。

 国際警察に入ったギャングラー出現情報をルパレン側に流し、ルパンコレクションを回収する手助けしたかと思ったら、

「では、情報料を払ってもらおう」

 とルパレンに襲いかかり、ルパンコレクションを奪い取ってしまったノエル。

 意外だったのはルパンエックス形態でルパレンと戦っていたこと。

 ルパンエックスの時はルパンレンジャー側、パトレンエックスの時はパトレンジャー側……と、形態によって味方する陣営を変える二重人格的なキャラなのかと思っていたのだが、そういうわけじゃなかったのか。

 形態ごとに能力が違うようなので、その時々で必要とされる能力に応じて形態を変えるキャラなのだろうか(今のところ、どこがどう違うのかよく分からんが)。

 結局、ルパレンと戦ってルパンコレクションを奪ったということで、パトレンからの信用を勝ち取ったノエル。

 しかし、それもこれも疑いの目を払拭するため、ルパレンと口裏を合わせて仕組んだプロレスだったのだ。

 ……ということは、やっぱりノエルはルパレン寄りの存在なのか?

 かと思えば、ルパンコレクションをめぐってコグレ(温水洋一)との間に、ただならぬ空気を漂わせていたり。本心が読めないな、このキャラ。

 敵、味方、3陣営がワチャワチャと入り乱れての戦いが楽しい本作。そこにノエルまで加わって、さらなる混戦必至。大きなお友達にとっては燃える展開だが、ちびっ子たちがこのややこしい設定についていけているのか少々心配だ。

 まあ、ボクが幼稚園児の頃も『機動戦士ガンダム』の内容を理解できないながら、「シャアは悪者だけど、ちょっといいヤツ」くらいの認識で楽しめていたので、今の子どもたちも分からないなりに楽しんでいるといいけど。

●ギャングラーの存在感が薄くなりっぱなし

 心配といえば、ギャングラーの存在感のなさも……。

 ただでさえ対怪人戦よりも、戦隊同士の戦いの方に心を奪われがちな本作だが、ノエルの加入で、本来の敵・ギャングラーの影がさら に薄くなっている。

 今回登場した怪人のガバット・カババッチ(ベネディクト・カンバーバッチのパロディなんだろうか!?)にしても、「ムシバミ菌」なる菌を使ってダムを崩壊させるという壮大な計画を進行していたのに、ノエル絡みのエピソードで時間を使いすぎたせいか、「ダムの危機!」的な緊張感皆無なままアッサリやられてしまった。

 巨大化した後も、ロボット変形シーンの方が長かったんじゃないかというくらいの即死っぷり(約3分で爆発)。コイツ、何しに出てきたんだ感がハンパない。

 唯一の見せ場は、エックストレインゴールドからの砲撃が股間に直撃し、悶絶していたことくらいか……。

 ま、しかし、ダムが特撮の舞台になるというのはCG時代を感じた。

 実際の火薬をドッカンドッカン爆発させていた時代の特撮だったら、絶対に使用許可なんて出ないだろう。

●次回もノエルのターン!?

 次回、#22「人生に恋はつきもの」では、

「キューピッドになろうと思って!」

 ということで、ノエルがパトレン2号・陽川咲也(横山涼)とルパンイエロー・早見初美花(工藤遥)の恋を応援するようだ。またしてもノエルのターン!

 ギャングラー怪人に初美花が捕らわれてしまい、咲也がそれを助けに。初美花は変身しちゃえば逃げられるんだけど、咲也が助けに来ているから変身もできない……みたいな展開だろうか。

 例のごとくギャングラーの見せ場が少なそうだけど、もうちょっとがんばれ、ギャングラー!?
(文と絵=北村ヂン)

“洗脳”された風俗嬢と、彼女を救った客……深夜版『家、ついて行ってイイですか?』がパンチありすぎ!

 “洗脳”、普段の生活ではあまり耳なじみのない響きだ。例えばどこかの新興宗教だったり、例えば元オセロの中島知子だったり、ニュースやワイドショーでのみ見聞きする言葉とばかり思っていた。

■ビデオボックスの店長と、内縁の妻

 7月2日深夜に放送された『家、ついて行ってイイですか?~女性にとって未知の世界! 深夜ディープSP~』(テレビ東京系)で、過度にディープな人生を送る市井の人が登場した。何しろ、ゴールデンタイムでは流せないであろうVTRをオンエアするのが、この「深夜ディープSP」である。

 ロケ隊が錦糸町で声をかけたのは、あるスーツ姿の中年男性。職業を尋ねると「ざっくり言うとサービス業」「癒やしを求めて来られる方の接客をする」と、煙に巻くようなファジーな答えが返ってくる。彼に「家、ついて行ってイイですか?」と申し出ると、驚きながらも「いいですけど(笑)」と快諾。家には内縁の妻がいるようだが、事前に連絡を入れず、直接自宅へ向かう模様。妻は怒らないだろうか……? 不安なままに到着し、男性が事情を説明すると、「ああ、いつも見てます!」と妻のリアクションは良好だった。

 彼女の趣味はぬいぐるみ作りで、男性が仕事に出ている間は裁縫をしながらテレビを見て過ごすのが常らしい。

 家の中を見渡すと、「辞令」と書かれた紙が額縁に収まって飾ってある。それを読み進めると、「宝島24○○店の店長に任命します」と書かれている。この男性、どうやら大手ビデオボックス店の店長を任されているらしい。確かにざっくり言えばサービス業だし、癒やしを求める人の接客をしている。

 さらに部屋を見渡すと、妻がまとめた料理のレシピノートを見つけることができる。

「(料理は)大好きです。死んだおじいちゃんが教えてくれて」(妻)

 男性も、彼女の趣味を優しげに見守る。

「子どもができたら、(レシピを)残したい」(男性)

■洗脳され、風俗に落とされ、食い物にされていた妻

 2人は3年前からこの家で共に暮らし始めたそう。ロケ隊が両者の出会いを尋ねると、ほんわかした雰囲気が一変する。

「危ない方向の仕事をしてたんですよ。言われるがままに、その仕事で働いてた。風俗ですね」(妻)

 男性は客として風俗店へ行き、そこでこの妻と出会った。

「辞めたいなって思ってた時に、すごい来てくれて。電話かけていろいろと話を聞いてもらってたら、いつの間にか2人でお酒飲んでたんだっけ? それからよくしてもらっちゃって、こうなってます」(妻)

 男性も、ネクタイを緩めながら当時を振り返る。

「話を聞いてると、完全に食い物だったんでね。そうじゃないですか、やっぱりその業界って」(男性)

 妻は、さらに当時の境遇を告白した。

「言われるがまま、仕事してたんですよ。スナック、倉庫の仕事、あとピンサロとか」

 客が風俗嬢へ過度な思いを一方的に募らせるのはよくある話。しかし、この男性の行動は、本当に風俗嬢の救いとなった。

男性「このままじゃこの子はダメになるって思って、なんか気持ちが入っちゃったんだよねえ。で、私なりにいろいろアクションを起こしたんですけど、なかなかやっぱりね……。(妻を指して)まあ、洗脳されてるって言ったらアレだけども、そういうのが強かったから、なかなか私の話を聞かないんですよ」

妻「だってその時、アレだもん! 仕事出ないと……」

男性「だから、そっち(洗脳)が強くて。時間はかかりましたよね。いろんな思いもしましたよ、私も。ケンカもしましたし」

妻「(辞めろって)言ってくれる人がいなかったので……。その時、初めて人(男性)の前で泣けました」

 かたくなな風俗嬢と向き合い、脱出するよう必死に説得する。映画『タクシードライバー』(1976)のロバート・デ・ニーロとジョディ・フォスターを思わせる関係性だ。「風俗嬢と客」という、出会った時の関係性を除けばだが……。

 正直、矛盾を感じなくはない構図。風俗の嬢と客という立場で出会い、客が「こんな仕事はやめろ!」と訴えている。彼女の境遇はよほど目に余ったのだろう。

「(夫から)『この仕事をしていて本当に楽しい?』って言われました。別に、自分が好きでこの仕事をやってるわけじゃないから……」(妻)

 好きでやってるわけじゃないのに、やっている。要するに、「洗脳」が最大の障壁だった。

妻「(辞めようと思っても)なかなか辞められないです」

男性「そりゃそうですよ。結局、スカウトがいて、スカウトが“うち”の(妻のこと)を店に落とし、“うち”のが仕事したことによって跳ね返ってくるシステムなんで。やっぱり、ガンガンガンガン働かせたいわけですよ」

 話しているうち、男性の語気は荒くなっていった。

「いろんなのを相手にして、病んでいくのは“うち”のなわけで。すぐに足を洗わせなきゃいけないって、人としては思うわけですよ。気持ちがあればね」(男性)

「いろんなの」の内に、当初は自分も含まれていた。でも、いつしか彼女に対する「気持ち」が芽生えた。この「気持ち」が過干渉ではなく、本当に救いの手になったのは奇跡だ。

 ふと横を見ると、妻が泣きそうになっている。風俗に落とされ、洗脳されたのにはひとつの理由があった。

「おじいちゃんが死んじゃったんですよ。それから……自分の居場所がなくなっちゃって。で、そういうサイトで知り合った人に『いい仕事があるよ』って言われて、そこを紹介してもらって。朝の10時くらいから夜の8時まで」(妻)

 料理を教えてくれたおじいちゃんが亡くなり、心が弱った。その時、魔の手が忍び寄ってきた。相手からすれば、すべてが容易かったはずだ。

「その時は(日給が)3万円とか。たぶん、安いお店だったからそれぐらいしか稼げなかった」(妻)

 本当にそうなのだろうか。搾取されていたのではないか?

 市井の人の日常を切り取るのが、この番組のコンセプト。こんな過去を持つ人も、市井には確実に存在するということだ。

■裏街道を歩んできた妻と夢見るのは“平凡な家庭”

 祖父の他界をきっかけに居場所を失くした彼女。両親は支えにならなかったのだろうか?

「うちのクソ親父はあんまり好きじゃない。高校時代の友だちに手出しちゃったから」(妻)

 高1の時、友人を家へ招くと、父親は「泊まっていけば?」と友人に宿泊を勧めたそう。その翌朝、気付いたらなぜか父親と友だちが2人して一緒に寝ていたという。

 父親が頼りにならないのは、よくわかった。では、母親はどうか?

「お母さんじゃないです、あの人。私が小さい頃に男と家で一緒に抱き合って寝てました。スナックやってたから、いろんな男と抱き合ってたりしてたんですよ。要するに、スナックの姉ちゃんとブサイクなおっさんが意気投合しちゃった」(妻)

 気付くと、この両親は離婚していた。

 波乱万丈な境遇で育った彼女。一方、男性の人生も荒波だった。

「私は、中卒なのね。高校行ったんだけど、途中で辞めちゃったの。遊びすぎちゃって。中途半端に悪さしてたからね」

「トラックも乗ったし、ホテルに勤めたこともあるし」

「私、バツイチなのね」

「前妻と別れてから何もなくなっちゃって、新天地でイチから……イチからと言うかマイナスだよね。何もないからね。その時にたまたまうちの会社の求人を見て、『寮完備』『日払いできます』っていう条件だったから、まずは飛び込んでみよう! と思い、入ったが今日(に至る)」(男性)

 4年の勤務を経て、今では店長にまで上り詰めた男性。彼の帰宅を、妻はおじいちゃんから教わった料理を作って待っていた。

「(味噌汁を飲みながら)うん、うまい。やっぱ、落ち着くね」(男性)

 男性は、明確に2人の未来を頭に描いている。

「ごく平凡ですけど今の形を維持して、2人仲良くね。で、休みの時は時間をちゃんと共有して、それを発展させていったらね。自分の足跡を残していけたらいいかなって」(男性)

 過酷な家庭環境で育ち、洗脳された過去を持つ妻。中学を卒業し、歯を食いしばりながら店長職にたどり着いた男性。そもそもの出会いはハードだが、2人が先に思い描くのは“平凡な家庭”である。

 妻がふと、味噌汁をよそいに台所へ立った。激務で疲れた男性を思っての行動である。彼女の後ろ姿を目で追ってみた。Tシャツの背面には、「裏街道まっしぐら」という文字がプリントされていた……。

(文=寺西ジャジューカ)

坂上忍、『バイキング』で「36歳、親と同居」を暗に批判も「悪意ありすぎ」と波紋

 7月5日放送の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、ネット配信中にいたずらで119番通報し、救急隊員に暴言を吐いた男性が偽計業務妨害の疑いで逮捕されたニュースを伝えるなか、MCの坂上忍が男性について「36歳、親と同居……」と、呆れたようにつぶやく場面があった。ネット上には「年齢や同居うんぬんは、事件と無関係」といった指摘が寄せられている。

「同事件は今年2月17日、男性が動画配信中に泥酔していたためリスナーが119番通報し、救急隊員が出動したものの、男性は暴言を吐いたり、一度引き上げた救急隊を自ら再び呼びつけたりし、逮捕されたというもの。男性は当時36歳で、親と同居していたとのことですが、坂上はこの話題を取り上げるなかで『36歳、親と同居……』と、わざわざ触れたのです」(芸能ライター)

 坂上からパスを受けたゲストの毒蝮三太夫も「(逮捕された男性は)友達いないんでしょう。一人でインターネットみたいなものを相手にしてるから」と続いたが、ネット上には「坂上、今の話の振り方には悪意あるわ」「いい歳して親と同居がダメみたいなニュアンスだけど、介護とかの事情を抱えた人もいるよ」「ずっと親と同居してる人がみんなスネかじりだと思われたらたまったもんじゃないな」などと批判が噴出した。

「坂上は昨年6月5日放送の同番組でも、橋爪功の息子・遼が覚せい剤取締法違反で逮捕された話題を扱った際に、『一報で「えっ?」て思ったのが、30(歳)なんだけど、同居してるんでしょ? それはちょっと、びっくらこいた』と、本人が親と同居していたことに着目。『同性として、30(歳)で実家に住むって……。いろいろと事情はあるのかもしれないけど、やっぱり自立してナンボだと、僕は思う』などと持論を展開していました」(同)

 さらに同9日の番組でも、ゲストの荒木由美子が「私も息子が32(歳)で、一緒に住んでいるんですが」とコメントすると、坂上は「僕にはサッパリわからない」「息子さんから出て行くべきだと思う」など、否定的な意見を述べていた。

「こうした経緯もあり、ネット上には『坂上は30歳過ぎて親と同居してる人がよっぽど憎いんだね』『それぞれの家庭の考え方がある。坂上に迷惑かけてるわけでもないのに、上から目線でものを言うな』といった書き込みも散見されます」(同)

 事件と関係ない点に口出ししてしまうところも、坂上が炎上しやすい原因かもしれない。

テレ朝『ポツンと一軒家』、“激戦区”の「日8」で大河ドラマ『西郷どん』に3連勝! レギュラー昇格は確実か

 大阪・朝日放送が制作し、テレビ朝日系列で日曜日に単発放送されている『ポツンと一軒家』が絶好調だ。7月1日放送回は、『ポツンと一軒家 衛星写真で発見したポツンと建つ一軒家を日本全国大捜索2時間SP』として、午後6時57分からオンエアされ、13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークした。

 日曜のゴールデン帯は、日本テレビ系の人気番組が並び、NHK大河ドラマも放送される「激戦区」で、そんな中、そのほかの局の番組が高い視聴率を記録するのは驚異的なこと。同日同時間帯の日テレ系の番組は、『ザ!鉄腕!DASH!!』が14.2%、『世界の果てまでイッテQ!』が16.9%で、『ポツンと一軒家』は、これらに及ばなかったものの肉薄。前週(6月24日)は、『DASH!!』が16.8%、『イッテQ!』が19.3%であったため、共に2ポイント以上視聴率を落としており、『ポツンと一軒家』の健闘ぶりが目立った。

 また、7月1日、NHK大河ドラマ『西郷どん』は12.7%しか取れておらず、『ポツンと一軒家』に惨敗を喫する失態を演じてしまった。

 実は、『ポツンと一軒家』が前回放送された6月3日は、午後6時30分から7時58分のオンエアで直接対決にはならなかったが、同番組が13.4%、『西郷どん』が12.0%で、単純比較で大河が敗退。

 前々回放送(5月27日)は午後7時58分から8時54分のオンエアで、このときはガチンコ対決となったが、『ポツンと一軒家』が13.8%、『西郷どん』が12.2%で、『ポツンと一軒家』は大河に3連勝を飾っているのだ。

『ポツンと一軒家』は、昨年9月まで日曜午後8時台に放送されていた、所ジョージと林修の『人生で大事なことは○○から学んだ』の中の一企画だった。衛星写真で発見したポツンと建つ一軒家を訪ね、その生活ぶりに迫る番組内容。

 その『○○から学んだ』は視聴率低迷で、放送開始からわずか8カ月で打ち切りの憂き目に遭った。だが、『ポツンと一軒家』は同10月22日に初めて独立した番組として放送され、単発ながら、ここのところ、「激戦区」で高視聴率をマークし続けている。

「本来、テレ朝の日曜夜のレギュラー番組は午後7時台が『日曜もアメトーーク!』、午後8時台が『ビートたけしのスポーツ大将』なんですが、いずれも1ケタしか取れず苦戦。そのため、レギュラー以外の番組がオンエアされる編成が増えています。その点、『ポツンと一軒家』は3回連続で13%を超えている超優良番組。レギュラーにすれば、ネタ切れ、マンネリ化の危惧もありますが、背に腹は代えられないでしょう。テレ朝はゴールデンでちょっと数字がいいと、即レギュラー化する傾向がありますから、『ポツンと一軒家』がレギュラーに昇格する可能性は大ですね」(テレビ誌関係者)

『ポツンと一軒家』の次回放送は7月22日に予定されているという。同日は、テレビ東京系の月一の人気番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』もオンエア予定であるため、視聴率戦争はさらに熾烈を極めそうだが、そこで、好結果を残せば、レギュラー昇格は時間の問題かもしれない。

(文=田中七男)

水卜麻美アナが消えた日テレ『ヒルナンデス!』が凋落の一途! 坂上忍のフジ『バイキング』が視聴率で逆転!

 昨年9月いっぱいで、“人気ナンバー1女子アナ”水卜麻美が卒業した、日本テレビ系のお昼の情報・バラエティ番組『ヒルナンデス!』(月~金曜、11時55分~13時55分)が凋落の一途をたどっている。

 6月の月間平均視聴率(4日~29日)において、フジテレビ系『バイキング』(月~金曜、11時55分~13時50分)が5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得し、民放横並びトップのTBS系『ひるおび!』(月~金曜、10時25分~13時55分)午後の部に次いで、2位に浮上。『ヒルナンデス!』は、ついに2位の座から陥落した。

 お昼の視聴率戦争においては、ホンジャマカ・恵俊彰が司会の『ひるおび!』が6年連続、年間視聴率で民放横並び首位をキープ。ウッチャンナンチャン・南原清隆がメインキャスターを務める『ヒルナンデス!』が長らく、それに続いていた。

 2014年4月に放送開始した『バイキング』は当初、苦戦を強いられたが、15年3月末から全曜日の司会に坂上忍が起用されると、徐々に視聴率も上昇。16年4月から、「生ホンネトークバラエティ」と称し、坂上と出演者による討論形式に移行すると、視聴率もグングン上げていった。今年3月21日放送回では8.1%で番組史上最高視聴率を記録するなど、上昇気流に乗った。

 そして、6月15日には、亡くなった“紀州のドン・ファン”こと実業家の野崎幸助さんの55歳年下妻のインタビューを放送し、7.6%をマーク。これが話題になったこともあり、6月第2週(11日~15日)が5.9%、同第3週(18日~22日)が6.2%で、2週連続で、週間平均視聴率が、民放横並びトップに立っていた。

「1日、2日じゃなく、月間平均視聴率ですから、『バイキング』の勢いはホンモノです。日テレは『ヒルナンデス!』から、人気者の水卜アナを卒業させた時点で、人気下降はある程度想定していたことでしょう。なんせ後任が、まだ知名度の低い、梅澤廉アナと滝菜月アナなのですから。ただ、さすがに、よもや『バイキング』に追い抜かれてしまうとは、思いもしなかったのでは? 16年3月で、関ジャニ∞・村上信五を卒業させたことも、ボディブローのように効いてきたのでしょうね。『バイキング』の生討論企画がウケているだけに、よほどの打開策を打ち出さないと、『ヒルナンデス!』の巻き返しは難しいと思われます」(テレビ誌関係者)

 日テレでは、朝の情報番組をてこ入れすべく、水卜アナが『スッキリ』に異動したが、同時間帯の民放横並びトップである、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』をとらえることはできず。フジテレビ系『とくダネ!』に負けることも多く、現状では“ミトちゃん効果”が数字に表れていない。そのうえ、『ヒルナンデス!』が凋落していくばかりとなると、水卜アナを『スッキリ』に移したのは“失敗”といえそうだ。

(文=田中七男)

7月期ドラマ、ワースト候補は『グッド・ドクター』『ゼロ』!? 業界関係者の下馬評を大公開

 4月クールの連続ドラマが終了し、全話平均14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)が視聴率トップに輝いた。また、深夜枠ながら最終回で5.7%を獲得した『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が、ネット上で大評判を呼んだことも記憶に新しい。そして間もなく、7月クールの連ドラがスタートするが、業界内ではどの作品が注目を集めているのだろうか。

「7月期ドラマでトップ候補と言われているのが、綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』(TBS系、火曜10時)。漫画家・桜沢鈴氏による同題作品が原作で、主人公・岩木亜希子(綾瀬)が宮本良一(竹野内豊)と結婚し、良一の連れ子・みゆき(上白石萌歌)の義母になるというストーリーです。実力派かつ話題性のあるキャストが揃っているだけでなく、明るく親しみやすい雰囲気&集中せずにダラダラ見ていてもストーリーが頭に入ってくる内容というのが特徴。今の時代における“ヒットしやすいドラマのポイント”をしっかり押さえていると言えるでしょう」(テレビ局関係者)

 次いで期待が寄せられているのは、石原さとみ主演『高嶺の花』(日本テレビ系、木曜午後10時)だという。

「石原は今年1月に主演した『アンナチュラル』(TBS系)の評判が良かっただけに、『高嶺の花』も期待大。華道の名門『月島流』本家に生まれた令嬢・月島もも(石原)と、商店街の自転車店店主・風間直人(峯田和伸)の“超・格差ラブストーリー”というのも、ありがちな内容ではありますが、視聴者は身構えることなく視聴できるのでは。しかし気になるのは、脚本が野島伸司氏であることです」(制作会社スタッフ)

 野島氏はかつて『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)や『ひとつ屋根の下』(同)といった数々のヒットを生み出してきたが、16年に脚本を手がけた『OUR HOUSE』(同)は全話平均4.5%と大爆死した。

「今の若い世代に野島作品は響かないのでは……という懸念があります。設定は面白そうではあるものの、中身はヘビーなドロドロ系のようで、となると、1話でも見逃すとついていけなくなりそうなところも難点です。綾瀬と同じホリプロ所属の石原ですが、ホリプロ女優対決は、綾瀬に軍配が上がるのではないかとウワサされています」(同)

 一方、関係者の間で「大コケしそう」と話題に上がっているのが、山崎賢人主演の『グッド・ドクター』(同、木曜午後10時)だそう。

「小児外科医の世界を舞台にした、韓国ドラマのリメーク作品です。一番の懸念は、主演の山崎賢人。ここ数年、映画で立て続けに主演を務めたことで、世間も“山崎賢人主演”には、食傷気味なのでは。また共演の上野樹里も今更感が強い。ただし、“医療ドラマ”は人気コンテンツなだけに、そこをどう生かすかが重要になってくるでしょう。それ以外はコケる要素しかありませんし、視聴率不振が続くフジのドラマであることも相まって、ワースト候補に入っています」(芸能プロ関係者)

 しかし、『グッド・ドクター』以上に、大惨敗が予想されているドラマがあるという。

「NEWS・加藤シゲアキ主演の『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)ですね。第一印象で『誰が見るんだ?』と感じた関係者も多いのではないでしょうか。原作となる漫画『賭博覇王伝 零』(講談社)の作者・福本伸行氏といえば『賭博黙示録カイジ』(同)で知られ、同作は藤原竜也主演で映画化して大ヒット。日テレはそれを見越して『ゼロ』のドラマ化に踏み切ったのかもしれませんが、少なくともお茶の間で家族と楽しく見る内容ではなく、視聴率は伸び悩むのでは」(同)

 そもそも『カイジ』のヒットは、「藤原に支えられていた」と前出の芸能プロ関係者は見解を述べる。

「もし『カイジ』の主演がジャニーズタレントだったら、あそこまでヒットしたとは思えない。しかも加藤は、小山慶一郎が主催したとされる未成年同席の飲み会に参加していたことで、厳重注意処分を受けたばかり。そんな状況で、NEWSファンが毎週熱心にドラマを見るかどうか……。『ゼロ』も藤原主演だったら原作ファンの信頼を得ているので見てくれたかもしれませんが、加藤では視聴率は見込めませんよ」(同)

 小山は未成年飲酒騒動によって『news every.』を出演休止せざるを得なくなり、日テレに多大な迷惑をかけたが、加藤もまた、ドラマの低視聴率で、同局を裏切ってしまうのだろうか。

朝ドラ『半分、青い。』脚本の北川悦吏子、SNSでの“持論展開”で「ウザすぎ」「作品に集中させて」

 現在放送中のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の脚本を手がける北川悦吏子氏が、7月4日付のTwitterで「もう数字はいいんじゃないか、と言ったけど、数字がいいと息がしやすくなるの」などと投稿。先月3日にも視聴率について持論を述べていた北川氏だが、「こうしたツイートに、一部ネットユーザーから苦言が寄せられている」(芸能ライター)という。

 北川氏は先月、「もう数字はいいんじゃないか、と思う。視聴率も録画率も試聴熱もツイート数もDVD売り上げも、いろんな指標がこの世にはあるし、結局計りきれないよ。人の心にどの程度届いたか、なんて。だから、自分の信じるものを作る。それでいいと思うんだ」と、視聴率主義への疑問を呈していた。

「この時は一部ユーザーの共感が得られた一方、『民放だと視聴率はスポンサーにとって大事な指標になるのでは? 北川さんは今NHKでやってるから、関係ないって感じなの?』『自分の信じるものだけ作りたいなら自費制作しなよ』といった指摘もありました」(同)

 北川氏はその後もドラマに関するツイートなどを発信していたが、今回、再び視聴率の話題に言及。自身が1996年に脚本を担当した『ロングバケーション』(フジテレビ系)を引き合いに出しつつ、「現場と役者と視聴者を信頼し始めると、俄然、ホンがよくなるんだよね。そういうことってある。だから、もう数字はいいんじゃないか、と言ったけど、数字がいいと息がしやすくなるの。伸び伸び。逆にいえば、もう数字はいいんじゃないか、はそれに25年苦しめられた私の断末魔の叫び、でもあるわけ」と、補足した。

「ファンは北川氏の発言を好意的に受け止めているようですが、一部からは『数字はもういいとか言いながら、何度数字の話するの?』との声や、『この人ごちゃごちゃ言い過ぎ。ドラマに集中させてくれ』という批判も。北川氏はTwitterで、たびたびドラマの“裏話”を披露したり、自ら『神回』『神週』と予告したりしていて、『キャストは悪くないのに、脚本家が必死すぎる』『神、神ってどんだけ安い神なんだ』などと呆れられ、拒否反応を示す者も増えているようです」(同)

 また、同ドラマはここのところ主人公・楡野鈴愛(永野芽郁)の幼馴染ポジションで人気があった萩尾律(佐藤健)の出番が減っているが、北川氏は7月5日付のTwitterで「みなさん、そろそろ律に会いたくないですか? そんなことは、ないんですか? TBS見ればいいんですか? 私は、見ませんよ」と、コメント。

「これは佐藤が同局の新連続ドラマ『義母と娘のブルース』に出演することを指すとみられますが、『北川さんはなんで他局に喧嘩売ってんの?』『わざわざTBSは見ないとか言う必要ある?』『健くんかわいそう』などとネットユーザーをザワつかせています」(同)

 北川氏は2日付のツイートで「アンチがいることさえ、よく知らなかった」と明かしていたが、批判の声は日に日に大きくなっている。