『イッテQ!』打ち切り危機の深刻度……ヤラセ問題より怖い“別のスキャンダル”って!?

 芸能スキャンダルを飛び越え、国際問題にもなっている人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の“やらせ問題”。8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたもので、5月20日放送の、宮川大輔がラオスの首都・ビエンチャンで「橋祭り」に参加する企画に疑義が浮上。祭りは水上に渡された板を「橋」に見立て、回転する玉などを避けながら自転車で駆け抜ける早さを競うというもので、番組内では「毎年盛大に行われているお祭り」と紹介したが、実際は「企画は日本側が提案して実現した」ものだったという。

 これに日本テレビは「企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はない」と見解を発表。文春の言い分とは真っ向対立しているが……。

「放送倫理・番組向上機構(BPO)は日テレに対し、報告書の提出を求めています。過去に類似した事例がないかどうかまで調べるそうです。場合によっては監督官庁の総務省まで出てくるでしょう」(テレビ関係者)

 文春は今後も二の矢、三の矢を放っていくそうで、日テレが死守したい番組の存続も予断を許さない。そんななか、カネにまつわる話も飛び交っている。業界関係者の話。

「高視聴率を連発する『イッテQ!』は、海外ロケの場合、1本当たりの制作費は2,000~3,000万円ともいわれています。これはコスト削減が急務の昨今のテレビ界ではありえない金額。裏を返せば、それだけ潤沢な制作費があることで、使途不明金も多いといわれています」

 番組制作は日テレだけで行うわけではなく、複数の制作プロダクションに仕事を発注する形で進められる。

「その制作プロが、さらに下請けに投げる。今回の問題ではラオスのコーディネート会社も絡んでいますが、ド派手なロケをすればするほど、仲介業者が多く入り込み、カネの流れが複雑化する。他局のバラエティー番組では、芸能プロが下請けと組んで、制作費の一部をキックバックさせていた。いわゆるテレビ業界の“あるある”ですね。『イッテQ!』の場合は制作費がケタ違いなので、カネの流れをすべて追うことは不可能でしょう」(同)

 超人気番組の裏側は、ドロドロの様相だ。

『イッテQ』ヤラセ騒動がいまだ尾を引くワケ――コーディネート会社と食い違う“証言”

 各メディアが“疑惑”を追求するも、11月11日の放送では一切言及せず、16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を獲得した『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。視聴者の多くは番組に味方しており、日テレサイドは「週刊文春」(文藝春秋)が報じたヤラセ問題を“スルー対応”で乗り切る姿勢でいるものの、現在メディア関係者の間では、海外コーディネート会社・Mが「このままいけば日テレの“泣き所”になり得る」と話題になっているのだという。

 同社のT社長は、フジテレビや「朝日新聞」、「フラッシュ」(光文社)などの取材を受けているが、いずれも日テレが公式発表した内容とは、食い違いを見せる証言をしているという。

「問題になっている『橋祭り』について、『もともとラオスに実在する』としながら、『番組を面白くするため、自分たちが企画を提案して、ラオスの美術会社とともにセットを組んで参加者を募り、賞金も支払った』などと回答しているんです。日テレは『番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はない』と公式に発表しているだけに、この食い違いは騒動を根底から揺るがすもの。それだけに、日テレ側の発表は、騒動の責任が同社にあると言いたげなものになっていました」(スポーツ紙記者)

 11月13日発売の「フラッシュ」でも、T社長は「橋祭り自体をでっち上げたということはありません。(中略)具体的にどこでやっているかは、すぐにお答えできませんが…」とぼやけたコメントを残している。

「T社長の話は不明確な点もあり、口を開けば開くほど『イッテQ』や日テレにとって、不利な存在になることは間違いない。一部では、Mが番組サイドから不当な扱いを受けたことから、日テレに“復讐”するため、『文春』に情報を売ったのでは……という説まで浮上しています」(同)

 そしてこのT社長の存在が、現在、他メディア、特にテレビ局報道部の間で、しきりに取り沙汰されているのだとか。

「彼の存在や言動が、今後さらに騒動を大きくする可能性も、十分に秘めていますから。やはり日曜ゴールデンでの『イッテQ』は難攻不落の名城で、他局からすれば貶めたくてしょうがないのが本音。NHKでさえ、大河ドラマにダブルスコア差をつけられているだけに、このトラブルにはずっと関心を向けているほどです」(テレビ局関係者)

 なお、ネット上でMと実名特定されている会社は「完全に間違っている」(同)そうだが、「文春」の続報も予測されるなか、日テレサイドによるMやT社長への“口封じの一手”は決行されているのだろうか。

日テレ『歩王~ウオーキング~』100km歩いたら100万円の元ネタは、局名物の“地獄研修”だった!?

 7月22日、日本テレビ系列で「100キロを一番早く歩ききったペアに賞金100万円」という番組『歩王~ウオーキング~』が放送された。内容はシンプルながら感動を生んだこの番組だが、これにはどうやら“元ネタ”があるようだ。

『歩王』が放送されたのは、日曜13時15分から放送されている単発特別番組枠「サンバリュ」内だ。この枠は、毎週新たな企画を放送するもので、現在放送されている『沸騰ワード10』もこの枠の出身。『歩王』では芸人、俳優、アイドル、スポーツ選手など、7組14人の芸能人が千葉県富津市から東京スカイツリーを目指し、塚田僚一(A.B.C-Z)とぺえのコンビが約26時間で100kmを歩き、賞金100万円をゲットした。「サンバリュ」で放送された番組は、好評ならばゴールデンでの特番やレギュラー昇格もあり得るが、『歩王』を見たテレビ関係者は、「十分その可能性はある」と指摘する。

「シンプルな内容なので途中で退屈してしまうかと思いましたが、『自転車に15分間乗れる』『ライバルを15分間足止め』など、アイテムカードという要素を入れたことで、順位が激しく入れ替わるようになり、最後まで目を離せない展開になったのは良いアイデアでした。疲労困憊する芸能人がポロッと本音を漏らすシーンも見ものですし、リアルな話をすれば、制作費がそれほどかかる内容でもありません。ネットの書き込みを見ても反応は上々ですし、この内容なら老若男女に楽しまれそうです」(テレビ関係者)

 番組内容も放送局も違うが、フジテレビ系の『逃走中』も、もともとは単発で放送されたものが好評を博し、今ではゴールデンタイムでたびたび特番が組まれる人気コンテンツへと成長した。『逃走中』のアイデアは、誰もが幼少期にやった鬼ごっこだが、「ひたすら歩く」という『歩王』のアイデアにも“元ネタ”らしきものがあるという。

「日本テレビでは1990年代から、新入社員に2日間でおよそ100kmを歩かせる新人研修を行っています。近年では、話題の新人女子アナが100km歩ききったというニュースがスポーツ紙などにも出るようになり、有名になりました。日テレといえば、お正月の『箱根駅伝』や『24時間テレビ』の100kmマラソンなど、超長距離走が大得意ですから、そういったことをやらせてるんじゃないですか」

 一度チャンネルを合わせると、推移や結果が気になって最後までチャンネルを替えられないのが、“長距離走破モノ”の強いところ。日テレは『歩王』で新たな鉱脈を掘り当てたのかもしれない。

ラーメン店店主の定番「腕組み」元祖は佐野実だった! ポーズに隠された信念とは?

 写真撮影の際に女子高生が取るポーズといえば、かつては「裏ピース」が基本だったし、今なら人さし指と親指で作る「指ハート」が定番。一方、不良だったら「ウンコ座り」がフォーマットだ。

 各々の人種には、なぜかふさわしい定番ポーズがある。しかし、それらには、はやり廃りが付き物だ。

 そんな中、長期間にわたって“定番”の座を譲らないポージングが存在する。それは、ラーメン店の店主が取る「腕組み」である。お店オリジナルのTシャツに袖を通し、頭にタオルを巻いて、たけだけしい表情で写真に収まる彼ら。いかにもこだわりを持っていそうな印象を与えるアレ、一体いつ、誰が始めたものなのだろうか?

■突如、「腕組み」をするラーメン店の店主が大量発生

 7月18日に放送された『いつからこうなった?』(テレビ朝日系)は、番組名の通り「いつから~?」という疑問を超本気で調査するプログラムだ。

 今回の疑問は「いつから“ラーメン屋の店主は腕組みするように”なった?」。

 番組が街行く人に「ラーメン店のポーズのイメージ」を尋ねると、全体の6割以上は「腕組み」と回答している。市井の人の脳内には、ラーメン店店主が腕組みする姿が“定番”として確実にインプットされていた。

 そこで気になるのは、いつから「腕組み」が定番になったのか? ということ。スタッフは過去にラーメン特集が組まれた雑誌をチェックする。すると、1992年の特集ページでは、ラーメンの写真ばかりで、店主の写真そのものがないことが判明。94年の特集では、店主の写真はあったものの、そのほとんどが腕を組んでいないことも判明した。何しろ、店主は皆ほんわかと笑顔で写っていたり、被写体としての意識が希薄なのだ。

 そして、2000年。この時代になると、「腕組み」する店主がチラホラと現れている。しかし、まだ40人中2~3人程度と少数派。それが10年以降になると、大量発生しているのだ。もはや、みんな組んでると言っても差し支えない。ならば、94~00年の間に「腕組み」の芽が生まれたということになる。

 ところで、「腕組み」の代名詞的存在といえば誰だろう? 00年前後オープンのラーメン店を対象に調査したところ、ある店主から「蒙古タンメン中本」店主・白根誠氏の名前が挙がった。

 実際にスタッフが「蒙古タンメン中本」を訪れると、お店には白根氏が勇ましく腕組みしている写真が飾られている。早速、本人に直接聞いてみた。なぜ白根氏は、写真撮影時に腕を組んだのか?

「もともとは、『腕組んでください』って取材する側から言われたよね。俺もそういうもんだと思ったから(笑)。もう、ラーメン店でも組んでる人が多かったのかな。俺の先輩の人とか。20年前には組んでるイメージがあったね」

 つまり、00年頃には「腕組み」のイメージが定着していたことになる。

■『ガチンコ!』の佐野が一貫して「腕組み」をした理由

 番組は、多くのラーメン店が集まる施設、立川の「ラーメンスクエア」を訪れた。ここにはラーメン店店主のポスターが所狭しと設置されており、そのどれもがやはり腕を組んでいる。

 各店主に「腕組み」について取材をすると、不意にある店主から1人の男の名前が挙がった。

「佐野実さんが(腕組みを)始めたんじゃないかなと思ってるんですけど」

 99~03年にまで放送されていた『ガチンコ!』(TBS系)の企画「ガチンコ! ラーメン道」の講師を務めた“ラーメンの鬼”佐野実! 彼が「腕組み」の元祖なのだろうか?

 いよいよ、ここからが調査のヤマ場。14年に佐野は他界しており、番組は夫人のしおりさんに話を聞きに行った。

「まあ、間違いなく影響を与え、腕組みをする風潮を作ったのは佐野じゃないかと私も思います」

 佐野がラーメン店「支那そばや」をオープンしたのは86年。その3~4年後にはマスコミが取材で店を訪れるようになっており、なんとその頃から佐野は「腕組み」していたらしい。90年頃、すなわち30年近く前からだ!

 別の角度からの検証も行われた。92年に佐野を取材したカメラマン・嶋田邦雄氏から、貴重な証言を得ることができたのだ。

「(佐野は92年には腕を)組まれてましたね」

「あの時、(こちらから)ポージングの指示はしなかったです」

「クセなのかわからないですけど、腕組んでる姿が(佐野の)普段の姿という感じでした(笑)」

 佐野のイメージが抜けなくなった嶋田氏は、以降、取材の際に「とりあえず腕組んでください」と、必ずポージング指示をするようになったという。

 だけど、なぜ佐野は一貫して腕を組んだのだろう? その理由については、しおり夫人が説明する。

「『どうだ!』っていう責任。『自信を持ってお出しして、責任持ってやってるぞ』、それが自然と腕組みに表れたんじゃないかと」

 なるほど、「腕組み」はラーメンに命を懸ける男の誠実さの表れだった。

 佐野の「腕組み」には、ほかにもうひとつの理由がある。佐野が店をオープンした頃、ラーメンは飲食業界で“底辺の食べ物”だったそう。

 「『ラーメン店をやりたいんだ』って言ったら、『ラーメン店なんかに!?』みたいな反応をされる。自分が大好きなラーメンをやろうとしてるのに、馬鹿にする言い方をされて火がつき、『よし、頑張ろう!』と思ったのは間違いないですね」

 完全に、答えに行き着いたようだ。ラーメン店店主の定番「腕組み」のルーツは、佐野実にある。そして90年代半ばのラーメンブーム時、取材カメラマンは各店主に佐野のポーズ(腕組み)を指示。結果、「腕組み」のイメージが浸透した……というわけだ。

 いや、佐野が普及させたのは「腕組み」だけじゃない。佐野を取材したカメラマンの嶋田氏は、その後カメラマンを辞め、なんと、自らラーメン店を開業していた。

「佐野さんが貫いてきたラーメンへの想いですとか信念を引き継ぐというのが、私の想いですね」

「腕組み」に込められた感情は、まさにガチンコ。そして、そのスピリッツは、関わった々へと受け継がれていた。佐野実の「腕組み」は、他人の人生を変えてしまうほどガチだったのだ。

(文=寺西ジャジューカ)

 

14%超の上川隆也『遺留捜査』首位、吉岡里帆はワースト入り! 7月期ドラマ初回ランク

 2018年7月期に放送される民放の連続ドラマ(午後8~10時台)が、いよいよスタートした。初回視聴率では14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を獲得した上川隆也主演の『遺留捜査』(テレビ朝日系)がランキングトップに輝いた。そのほかは14作品中、9作が初回2ケタで発進するなど、各局盛り上がりをみせている。

 1位の『遺留捜査』は、これまでにスペシャルドラマや連ドラとして4シリーズが制作された作品。空気を読まないマイペースな刑事・糸村聡(上川)が、現場に残された遺留品をもとに事件の謎を紐解いていく物語で、昨年放送の第4シリーズの初回2時間スペシャルは13.1%を記録し、今回の新シリーズは14.7%と、1.6ポイントアップ。上川は4月期も連ドラ『執事 西園寺の名推理』(テレビ東京系)で主演を務めたが、全8話の平均が7.0%に終わり、テレ東にしては健闘したものの視聴率ランキングでワースト3位に終わった。今回は人気シリーズとあって名誉挽回に成功したものの、第2話は10.7%と、初回から4%ダウンしたため、これ以上の低下は避けたいところだろう。

 2位は綾野剛主演の『ハゲタカ』(テレビ朝日系)で、初回は11.9%をゲットした。真山仁氏による人気経済小説『ハゲタカ』(講談社)を原作としており、07年に大森南朋、柴田恭兵の共演でドラマ(NHK版)が作られたのち、09年に映画化もされている。

 3位は11.5%をマークした『義母と娘のブルース』(TBS系)と『グッド・ドクター』(フジテレビ系)。『義母と娘のブルース』の主演・綾瀬はるかは業界トップシェアの金属会社で働くバリバリのキャリアウーマン・岩木亜希子役で、その彼女にプロポーズをした子持ちのサラリーマン・宮本良一を竹野内豊が演じている。亜希子が良一の娘・みゆき(横溝菜帆)の「母親になる」過程を描き、初回は綾瀬が主人公のイメージとは異なる“腹芸”を見せる場面が大きな話題になった。2話も11.3%と僅かな減少にとどまり、今後の動向に注目が集まる。

 同じく初回11.5%を獲った『グッド・ドクター』は、驚異的な記憶力を持ちながらも、コミュニケーション能力に障害がある「サヴァン症候群」の青年・新堂湊を山崎賢人が好演。小児外科のレジデント(後期研修医)として働く主人公が、周囲の偏見や反発にさらされながら、子どもたちとともに成長していくというストーリーだ。上野樹里、藤木直人、戸次重幸、柄本明らが脇を固め、初回は山崎の演技について「自然すぎて引き込まれる」「イケメン要員かと思ってたけど、彼の演技力を見直すかも」と、高評価を得ていた。

 吉岡、NEWS・加藤がワースト入り

 続いて、下位3作品を見ていくと、初回7.6%だった吉岡里帆主演の『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)がワースト3位にランクイン。今期のフジドラマは前述の『グッド・ドクター』と、月9ドラマの沢村一樹主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』が10.6%で2ケタの好スタートを切ったものの、吉岡主演作のみが出遅れてしまった。初回以降の追い上げに期待したい。

 ワースト2位はNEWS・加藤シゲアキがゴールデン・プライム帯の連ドラで初めて主演を務める『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)。『賭博黙示録カイジ』(講談社)や『アカギ』(竹書房)などで知られる福本伸行氏の人気漫画『賭博覇王伝 零』(講談社)の実写版で、初回は7.1%と消費税割れの滑り出しとなった。同作に関しては放送前の時点から、NEWSの15周年を記念してメンバーがゲスト出演すると発表になった一方、加藤と小山慶一郎が未成年女性と飲酒した一件により、ネガティブなイメージが先行。初回放送では、主人公・宇海零のライバルとなる標役にジャニーズJr.の佐藤龍我(東京B少年)が抜てきされたことが明らかになるも、2話は6.7%にダウンしていた。

 最下位は、4月から始まったテレビ東京のビジネスドラマ枠「ドラマBiz」第2弾の『ラストチャンス 再生請負人』。前回の江口洋介主演『ヘッドハンター』の初回は4.5%だったが、仲村トオルが主人公を演じる今作の第1話は6.1%を記録した。ワースト1位とはいえ、テレ東は小泉孝太郎主演の人気作『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON』が初回8.8%を獲得しており、2作ともテレ東にしては健闘を見せている。

 このほか、少年隊・東山紀之主演の人気シリーズ『刑事7人』(テレビ朝日系)が11.0%で6位に。2話は12.7%に上昇しただけに、全話終了後の平均視聴率ランクで、『遺留捜査』『ハゲタカ』『刑事7人』と、テレ朝ドラマがトップ3を独占する可能性もありそうだ。また石原さとみ主演の『高嶺の花』(日本テレビ系)は初回に11.1%を獲ったにもかかわらず、2話で9.6%にまで大幅ダウン。数字面では波乱含みの夏ドラマとなりそうだ。

【2018年夏ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 14.7%
2位『ハゲタカ』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 11.9%
3位『義母と娘のブルース』(TBS系・火曜午後10時) 11.5%
3位『グッド・ドクター』(フジテレビ系・木曜午後10時) 11.5%
5位『高嶺の花』(日本テレビ系・水曜午後10時) 11.1%
6位『刑事7人』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 11.0%
7位『この世界の片隅に』(TBS系・日曜午後9時) 10.9%
8位『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系・月曜午後9時) 10.6%
9位『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系・土曜午後10時) 10.4%
10位『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON』(テレビ東京系・金曜午後8時) 8.8%
11位『チア☆ダン』(TBS系・金曜午後10時) 8.5%
12位『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系・火曜午後9時) 7.6%
13位『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 7.1%
14位『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京系・月曜午後10時) 6.1%

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#23「ステイタス・ゴールド」

 予告で『料理の鉄人』風の料理対決がフィーチャーされていたので、コメディー回かと思っていたのだが、ノエル(元木聖也)に対して警戒心をむきだしにしていた宵町透真(濱正悟)が、ちょっぴりノエルのことを信頼しはじめる、なかなかグッとくるエピソードだった。

●ノエルはんは人たらしのプロフェッショナルやで!

 料理教室の講師が次々と行方不明になる事件が発生。

 おとり捜査のためパトレンジャーの3人が潜入したものの、料理が下手すぎるため「講師」と認識してもらえなくて、何も起こらず。

 そこでノエルは、ビストロ「ジュレ」で調理を担当するプロの料理人でもあるルパンブルー・透真におとり捜査を依頼する。

 これまでルパレン、パトレンの中では一番、ノエルを信用していない空気を出していた透真が「入手したルパン・コレクションは透真がもらう」という条件付きとはいえ、ノエルとふたりで行動することになる。

 はじめはイヤそうにしていた透真だったが、おとりとはいえ料理に対してはザ・真剣。

 いつになく柔和な表情で真剣に料理をする透真。何の番組を見せられているんだというほどガチの料理シーンが繰り広げた結果、「料理講師」と認識され、人間に変身していたギャングラー怪人・ウシバロック・ザ・ブロウ(CV:竹本英史)にまんまと誘拐されることに成功する。

 しかし、その後のバトルで透真の持つVSビークルが壊れてしまい、快盗チェンジすることができなくなってしまう。

 修理を申し出るノエルだったが、「オレの願いがかかった大事な物を他人に預けるわけにはいかない」と断られてしまう。

 そこでノエルが、透真を信頼させるためにくすぐったのが「プロフェッショナル」としての誇り。透真が料理のプロであるのと同じく、ノエルはルパン・コレクションを扱うプロなのだ。

「壊れたコレクションをそのままにしておくなんてできない。この気持ちも信じてもらえない?」

 いまだに何が目的なのかよく分からないのに、みんなから一定の信用を得ていっているノエル。コレクションを扱うプロであるとともに、人たらしのプロだよ!

 ところで、VSビークルが壊れると変身が解けてしまうって、ものすごい弱点だと思うんだけど……。なぜギャングラーたちはそこを狙っていかない!?

●道場六三郎的な怪人が愛おしいッ!

 今回、そんな「プロフェッショナル」魂を持つキャラクターがもう一体登場していた。ウシバロック・ザ・ブロウだ。

 ……道場六三郎ってことだろうなぁ。

 ギャングラーの新幹部・ライモン率いるライモン軍団の一員で、専属料理人として働いているウシバロック。

「忙しいからこき使える新しいコックが欲しい」ということで、料理講師たちを次々と誘拐していハズなのに、透真との料理対決に敗れ、ライモンから「今日からアイツがメシ係だ」と宣言されると嫉妬心を全開にしてしまう。

「オレはライモンちゃんのために料理を覚えたんだーっ!」

 ……なんちゅうカワイイ怪人なのだ。

 ポーダマンたちと料理に使う食材を運んでいる最中にルパンブルー、ルパンエックスがあらわれた時にも、「お前たち、ちゃんと運んでおけ!」と、バトルよりも食材を優先。

 ポーダマンと一緒だったら、もっと有利に戦えていたろうに……!

 その心、プロフェッショナルなり。

 料理対決時の『ミスター味っ子』的なリアクションといい、ライモンちゃんとギーウィ、ウシバロックの組み合わせはいいチームだったので、ウシバロックが早々にやられちゃったのが悲しい。

●両親の財布はもう限界よ!

 新幹部・ライモンが持つ「ステイタス・ゴールド」の金庫は、通常のダイヤルファイターでは開けられないという新情報も明かされた。

 要はドラクエにおける「きんのとびら」は「きんのかぎ」じゃないと開けられない的な話なんだと思われるが……。ということは、また新しいおもちゃを売るつもりだな!

 次回は明神つかさ(奥山かずさ)ちゃん回の模様。

 最近どうにもこうにもパッとしないパトレンジャーがそこそろ活躍してくれるだろうか?
(文と絵=北村ヂン)

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』#23「ステイタス・ゴールド」

 予告で『料理の鉄人』風の料理対決がフィーチャーされていたので、コメディー回かと思っていたのだが、ノエル(元木聖也)に対して警戒心をむきだしにしていた宵町透真(濱正悟)が、ちょっぴりノエルのことを信頼しはじめる、なかなかグッとくるエピソードだった。

●ノエルはんは人たらしのプロフェッショナルやで!

 料理教室の講師が次々と行方不明になる事件が発生。

 おとり捜査のためパトレンジャーの3人が潜入したものの、料理が下手すぎるため「講師」と認識してもらえなくて、何も起こらず。

 そこでノエルは、ビストロ「ジュレ」で調理を担当するプロの料理人でもあるルパンブルー・透真におとり捜査を依頼する。

 これまでルパレン、パトレンの中では一番、ノエルを信用していない空気を出していた透真が「入手したルパン・コレクションは透真がもらう」という条件付きとはいえ、ノエルとふたりで行動することになる。

 はじめはイヤそうにしていた透真だったが、おとりとはいえ料理に対してはザ・真剣。

 いつになく柔和な表情で真剣に料理をする透真。何の番組を見せられているんだというほどガチの料理シーンが繰り広げた結果、「料理講師」と認識され、人間に変身していたギャングラー怪人・ウシバロック・ザ・ブロウ(CV:竹本英史)にまんまと誘拐されることに成功する。

 しかし、その後のバトルで透真の持つVSビークルが壊れてしまい、快盗チェンジすることができなくなってしまう。

 修理を申し出るノエルだったが、「オレの願いがかかった大事な物を他人に預けるわけにはいかない」と断られてしまう。

 そこでノエルが、透真を信頼させるためにくすぐったのが「プロフェッショナル」としての誇り。透真が料理のプロであるのと同じく、ノエルはルパン・コレクションを扱うプロなのだ。

「壊れたコレクションをそのままにしておくなんてできない。この気持ちも信じてもらえない?」

 いまだに何が目的なのかよく分からないのに、みんなから一定の信用を得ていっているノエル。コレクションを扱うプロであるとともに、人たらしのプロだよ!

 ところで、VSビークルが壊れると変身が解けてしまうって、ものすごい弱点だと思うんだけど……。なぜギャングラーたちはそこを狙っていかない!?

●道場六三郎的な怪人が愛おしいッ!

 今回、そんな「プロフェッショナル」魂を持つキャラクターがもう一体登場していた。ウシバロック・ザ・ブロウだ。

 ……道場六三郎ってことだろうなぁ。

 ギャングラーの新幹部・ライモン率いるライモン軍団の一員で、専属料理人として働いているウシバロック。

「忙しいからこき使える新しいコックが欲しい」ということで、料理講師たちを次々と誘拐していハズなのに、透真との料理対決に敗れ、ライモンから「今日からアイツがメシ係だ」と宣言されると嫉妬心を全開にしてしまう。

「オレはライモンちゃんのために料理を覚えたんだーっ!」

 ……なんちゅうカワイイ怪人なのだ。

 ポーダマンたちと料理に使う食材を運んでいる最中にルパンブルー、ルパンエックスがあらわれた時にも、「お前たち、ちゃんと運んでおけ!」と、バトルよりも食材を優先。

 ポーダマンと一緒だったら、もっと有利に戦えていたろうに……!

 その心、プロフェッショナルなり。

 料理対決時の『ミスター味っ子』的なリアクションといい、ライモンちゃんとギーウィ、ウシバロックの組み合わせはいいチームだったので、ウシバロックが早々にやられちゃったのが悲しい。

●両親の財布はもう限界よ!

 新幹部・ライモンが持つ「ステイタス・ゴールド」の金庫は、通常のダイヤルファイターでは開けられないという新情報も明かされた。

 要はドラクエにおける「きんのとびら」は「きんのかぎ」じゃないと開けられない的な話なんだと思われるが……。ということは、また新しいおもちゃを売るつもりだな!

 次回は明神つかさ(奥山かずさ)ちゃん回の模様。

 最近どうにもこうにもパッとしないパトレンジャーがそこそろ活躍してくれるだろうか?
(文と絵=北村ヂン)

日テレ『PON!』、9月打ち切り理由は「ギャラ削減」!? 新番組は「ほぼ内容同じ」

 一部で“打ち切り説”が報じられていた、日本テレビ系の情報バラエティ『PON!』だが、やはり9月に放送が終了するという。そして後番組は「基本的な内容はほぼ同じですが、大幅な“経費削減”が予定されています」(日テレ関係者)そうで、約8年の歴史に幕を下ろした後は、省エネ化が行われるのだという。

 2010年にスタートした『PON!』は、前番組の『スッキリ』、後番組の『ヒルナンデス!』に比べて、視聴率が振るわず3%台前後が続いていた。

「『PON!』の数字は、少なからず『ヒルナンデス!』に影響も出るため、局としてはなんとか持ち直しに期待していたものの、ついに諦めることにしたのでしょう」(週刊誌記者)

 10月から始まる新番組は『PON!』の放送内容にあまり手を加えず、それどころか「基本的には同じ作り」を目指しているのだという。

「日テレ局内で『PON!』が重宝されていたのは、外部から持ち込まれた企画や素材を、片っ端から放送しているため。例えば、他番組では放送しないような、あまり面白味のないイベントやアミューズメントなんかをオンエアしたり、知名度や人気的に起用がためらわれるタレントでも芸能事務所からお願いされたら取り上げたり。日テレと外部の関係をうまく築く上で、一役買っていたんです」(芸能プロ関係者)

 グループやタレントの事務所としても、またファンとしても、この部分はありがたい要素だったと言えるだろう。

「7月19日の放送では、オープニングからA.B.C-Zが登場し、長尺でブルゾンちえみとトークを披露していた。嵐ならまだしも、A.B.C-Zをここまで取り上げる番組は、キー局では『PON!』くらいでしょう。プッシュすれば起用してもらえるという点で、『PON!』はプロダクションからもありがたい存在でした」(同)

 番組内容は同路線で継続とのことだが、しかし一方で、出演者、さらにはスタッフについては、大ナタ人事が待ち受けているそうだ。

「内容を変えずにコスパを上げるなら、やはり出演者のギャラを調整するしかありません。基本的にMCは、ギャラがかからない局アナを起用し、有名タレントのレギュラーはほぼなくすようです。一部の『PON!』出演者は、日テレの他番組に引き取ってもらうという話も出ていますが、全員が生き残れるというわけではないでしょうね。また制作スタッフも、ギャラが高いベテランのディレクターやプロデューサーは外され、半数近くが入れ替わりとなってしまうそうです」(前出・関係者)

 近頃は好視聴率にも陰りが見え始めている日テレ。『PON!』がリニューアルではなく、タイトルと出演陣、スタッフの刷新にかじを切ったのは、足元に火がつき始めたということなのかも知れない。

日テレ『PON!』、9月打ち切り理由は「ギャラ削減」!? 新番組は「ほぼ内容同じ」

 一部で“打ち切り説”が報じられていた、日本テレビ系の情報バラエティ『PON!』だが、やはり9月に放送が終了するという。そして後番組は「基本的な内容はほぼ同じですが、大幅な“経費削減”が予定されています」(日テレ関係者)そうで、約8年の歴史に幕を下ろした後は、省エネ化が行われるのだという。

 2010年にスタートした『PON!』は、前番組の『スッキリ』、後番組の『ヒルナンデス!』に比べて、視聴率が振るわず3%台前後が続いていた。

「『PON!』の数字は、少なからず『ヒルナンデス!』に影響も出るため、局としてはなんとか持ち直しに期待していたものの、ついに諦めることにしたのでしょう」(週刊誌記者)

 10月から始まる新番組は『PON!』の放送内容にあまり手を加えず、それどころか「基本的には同じ作り」を目指しているのだという。

「日テレ局内で『PON!』が重宝されていたのは、外部から持ち込まれた企画や素材を、片っ端から放送しているため。例えば、他番組では放送しないような、あまり面白味のないイベントやアミューズメントなんかをオンエアしたり、知名度や人気的に起用がためらわれるタレントでも芸能事務所からお願いされたら取り上げたり。日テレと外部の関係をうまく築く上で、一役買っていたんです」(芸能プロ関係者)

 グループやタレントの事務所としても、またファンとしても、この部分はありがたい要素だったと言えるだろう。

「7月19日の放送では、オープニングからA.B.C-Zが登場し、長尺でブルゾンちえみとトークを披露していた。嵐ならまだしも、A.B.C-Zをここまで取り上げる番組は、キー局では『PON!』くらいでしょう。プッシュすれば起用してもらえるという点で、『PON!』はプロダクションからもありがたい存在でした」(同)

 番組内容は同路線で継続とのことだが、しかし一方で、出演者、さらにはスタッフについては、大ナタ人事が待ち受けているそうだ。

「内容を変えずにコスパを上げるなら、やはり出演者のギャラを調整するしかありません。基本的にMCは、ギャラがかからない局アナを起用し、有名タレントのレギュラーはほぼなくすようです。一部の『PON!』出演者は、日テレの他番組に引き取ってもらうという話も出ていますが、全員が生き残れるというわけではないでしょうね。また制作スタッフも、ギャラが高いベテランのディレクターやプロデューサーは外され、半数近くが入れ替わりとなってしまうそうです」(前出・関係者)

 近頃は好視聴率にも陰りが見え始めている日テレ。『PON!』がリニューアルではなく、タイトルと出演陣、スタッフの刷新にかじを切ったのは、足元に火がつき始めたということなのかも知れない。

吉岡里帆『健康で文化的な最低限度の生活』、初回7.6%の理由は「華がない」「某演技」!?

 7月17日に初回放送を迎えた、吉岡里帆主演のドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)。平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と低調な滑り出しで、ネット上でも「吉岡里帆はやっぱり主演レベルじゃない」「気分が重たくなるドラマで見てられない」などの批判があふれ返った。

 同ドラマは柏木ハルコの同名マンガを原作に、「生活保護」の現場を新人ケースワーカーの目線で描く“ヒューマンお仕事ドラマ”。吉岡に加え、井浦新・川栄李奈・山田裕貴・田中圭らが脇を固めている。

「吉岡が演じている義経えみるは、映画監督を目指すも挫折し“安定・平凡”を求めて公務員になったというキャラクター。生活保護受給者を支援する生活課に配属され、早々に激務を押しつけられてしまいます。物語はえみるの成長譚でもありますが、吉岡の実力不足を指摘する声が多く、『“吉岡里帆で主演”はもう限界。脇役を演じた方がまだ輝いてる』『題材が悪いというわけじゃないけど、吉岡さんでは華がない』『井浦新さんとか田中圭さんとか、豪華サブキャストじゃなかったら見てない』といった声が殺到しました」(芸能ライター)

 吉岡がドラマで主演を務めるのは、2018年1月期のドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)に続いて二度目。残念ながら視聴者に“成長の証し”を見せることはできなかったようだ。

「『きみが心に棲みついた』で主人公・キョドコを演じたときから、吉岡は主演としての実力不足を批判されていました。さらに今回の演技でも評価が上がることはなく、ネット上では『キョドコが役所勤め始めたのかと思ったわ』『棒演技から成長しないね。「きみが心に棲みついた」のキョドコと、演技が全然変わらないじゃん』『主演を張るなら、もっと演技の振り幅を持ってほしい』などと散々な評価が飛び交っています」(同)

 第1話では、生活保護受給者の阿久沢(遠藤憲一)に対処すべく、えみるが奮闘する姿が描かれた。しかし、主演の吉岡に対する批判だけでなく、ドラマの内容自体にも低評価が相次ぐことに。

「今回のエピソードで、えみるが担当している受給者の1人が自殺してしまうショッキングな展開が用意されていました。生活保護を描くためリアルな描写が必要とはいえ、視聴者からは“重たすぎる”という指摘が続出。『生活保護の実態を知るための重要なドラマ』と擁護する声もありましたが、『ずっと見たいとは思えないストーリー。わたしは見るのやめます』『マンガの方はもうちょっとポップだったけど、このまま重たい雰囲気でやってくならキツいわ』といった反応も多く見られます」(同)

 いきなり苦戦を強いられることになった『健康で文化的な最低限度の生活』。このままでは“最低限度”の視聴率獲得すら危うくなるかもしれない。