『イッテQ!』内村光良の謝罪コメントはカット!? 番組の姿勢に「もう笑えない」と非難の声

 ヤラセ疑惑で世間を賑わせている『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。11月18日放送回では本編放送前に騒動について謝罪文を発表したが、その対応に「何について謝罪してんのかわからねぇ」「勝手に手打ちにして逃げ切るつもりか」といった声が上がっている。

 同番組のヤラセ疑惑を報じたのは「週刊文春」(文藝春秋)。同誌は、人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で取り上げた“橋祭り”と“カリフラワー祭り”は実在しないと報道した。今月15日に日本テレビの大久保好男社長は、「皆さんにお詫びを申し上げます。放送責任は全て日本テレビが負う」と謝罪。祭り企画の放送は、当面休止することを発表していた。

 注目が集まった18日放送では、番組序盤に女性ナレーターが画面に流れる謝罪文を朗読。最初に「視聴者のみなさまに疑念を抱かせ ご心配をおかけする事態に至ったことについて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。その後、「『祭り』企画ではこれまで大規模なフェスティバルからスポーツの大会、イベント、コンテスト 愛好家が集う小さなゲームまでさまざまな催しを『祭り』と名付けて扱ってきました」「しかし一部の『祭り』において開催実績や開催経緯などの説明に誤りがありました」と説明している。

「謝罪文は白い背景に黒い字で映し出され、ナレーターが読み上げるだけで出演者からの謝罪は無し。番組本編では疑惑について一切触れず、いつも通りの『イッテQ!』が放送されました。これらの番組の対応に、ネット上からは『結局は謝罪モドキかぁ』『こりゃひどいな。スタッフ、タレント1人も顔見せずに女性に読ませて終わりって……』『心配をかけたことはお詫びしてるけど、取り扱ったネタの方は謝罪してないね』『謝罪風の煽りコメントで笑った』など疑問の声が上がっています」(芸能ライター)

 ねつ造ではなく、「誤りがあった」と逃げ切ろうとする姿勢に非難の声が続出中の『イッテQ!』。さらに司会・内村光良の対応を「踏みにじった」と批判する声も多い。

「今月15日に『サンケイスポーツ』が、“内村が同番組の収録で騒動について謝罪した”と報道。カメラが回る前で観覧者に『申し訳ありません』と謝っていたと伝えました。しかし前述の通り、出演者からお詫びコメントは一切放送されていません。内村の謝罪コメントカットには、『出演者に非がないことはわかっているけど、ウッチャンが謝罪したならその意思を視聴者に伝えて欲しかった』『番組冒頭にアヤフヤな経緯説明だけして不信感増すだけじゃん。ウッチャンが謝ったのを放送すればいいのに』『この謝罪だけでは出演者が逆に可哀想。笑顔でみんなが元気にやっても“これもヤラセなんだ”って思えてもう笑えない』などの声が上がっていました」(同)

 18日放送回は、16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録。人気番組に巻き起こったヤラセ疑惑は、これにて火消し終了なのだろうか。

『今日から俺は!!』第5話 東京”半グレ”VS千葉ヤンキー、中村倫也の笑顔が怖すぎる……

 

 11月11日に放送された『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の第5話は、東京の不良たちとの対決編。原作でも屈指の好感度の低さを誇る紅野を中村倫也が演じるとのことで、注目の回だった。

■中村倫也の狂気の笑顔

 原宿を訪れた三橋貴志(賀来賢人)のクラスメート・佐川直也(柾木玲弥)は、東京の不良・ユタカ(平埜生成)にカツアゲされる。ボコボコにされた佐川が言い残した「お前なんか三橋さんと伊藤さんに殺されるぞ」という言葉に興味を持ったユタカの仲間・紅野、ゴロー(池田純矢)、岩田(市川刺身)は、遊び半分で千葉のヤンキー退治に繰り出す……というのが、今回のストーリーだ。

 三橋と伊藤を探す紅野に声を掛けられるのは、今井勝俊(太賀)だ。今井の絡まれ率の高さは、一体……。結果、今井は紅野らに集団でボコボコにされてしまう。しかし、三橋と伊藤の居場所について口を割らなかった男気に「今井は今日も今井だ」と、ネットではまたしても今井株が高騰! そして、やられた今井の姿を見て火がつく伊藤真司(伊藤健太郎)。三橋と伊藤は紅野を探し始めた。

 一方の紅野は、キャラクター的に今井と正反対。「ケンカはレジャーだよ」というセリフからは、常軌を逸した性格がうかがえる。中村倫也の笑顔がこんなに恐ろしく見える日がくるとは……。今まで登場したヤンキーとは明らかに異なるタイプで、現代で言えば半グレになるような奴らだ。

 要するに、千葉と東京では個性がわかりやすく対照的なのだ。ピンチになれば、仲間を見捨てることも平気な紅野。そして、仲間がやられたら全力で仇を討ちにいくのが千葉である。

 開久高校の介入もあり、追い詰められた紅野は、仲間を盾にすんでのところでタクシーで逃走し、勝ち逃げを図った。しかし三橋は、ずる賢さでも東京者を上回る。新聞に「犬を助けてくれたお兄さんを探しています」とニセの美談を似顔絵付きで投稿し、情報をゲット。紅野が通う高校へ乗り込むことに成功したのだ。そして高校の友人らの前で紅野をキレさせ、本性をあらわにして居場所をなくすという方法で追い詰め、頭脳的にリベンジを果たした。

■人気キャラ・中野誠を登場させてほしい!

 実はこの東京編、原作ではかなりの長編だった。軽井沢へ旅行に行った三橋らとユタカの間で一悶着あり、復讐のためにユタカが紅野らを伴って千葉へ遠征に行くという設定だったのだ。

 軽井沢編に触れてくれたならユタカが千葉にムカついている理由も明らかになるが、尺の問題もあるだろう。仕方なかったのかもしれない。それより、あの長編をうまく1話にまとめたなあと、今回は逆に感心した。

 ならば期待したい。原作における屈指の人気キャラクター・中野誠がドラマ版に登場しないのか、原作ファンはずっとヤキモキしているのだ。いまだ、キャスト・出演者の情報で、中野について触れられていないのだから。

 確かに、中野を登場させるには手間がかかる。彼の初登場は、三橋らが京都へ修学旅行に行った際だった。三橋らは同じく京都へ修学旅行に来ていた茨城の高校と揉めてしまい、この時に三橋&伊藤と中野は対峙。伊藤とのタイマンで敗北した中野だったが、これを機に両者は強さを認め合う仲となり、その後、中野は今井のいる紅高へ転校。一匹狼のスタンスで三橋らに絡むようになった。最終決戦となる相良猛(磯村勇斗)との対決でも三橋の援軍に加わる中野は、ニヒルな個性も相まってファンからの高い人気を集めている。

 今回の東京編は原作のおいしいところをつなげ、巧みに映像化していたと思う。この手法で、修学旅行編を削ってもいいから、なんとか中野を登場させてほしいと願うばかり。実は役柄とキャストが発表される前、中村倫也が中野を演じてくれるのかと早合点していたほどなのだ。

(文=寺西ジャジューカ)

『今日から俺は!!』第5話 東京”半グレ”VS千葉ヤンキー、中村倫也の笑顔が怖すぎる……

 

 11月11日に放送された『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の第5話は、東京の不良たちとの対決編。原作でも屈指の好感度の低さを誇る紅野を中村倫也が演じるとのことで、注目の回だった。

■中村倫也の狂気の笑顔

 原宿を訪れた三橋貴志(賀来賢人)のクラスメート・佐川直也(柾木玲弥)は、東京の不良・ユタカ(平埜生成)にカツアゲされる。ボコボコにされた佐川が言い残した「お前なんか三橋さんと伊藤さんに殺されるぞ」という言葉に興味を持ったユタカの仲間・紅野、ゴロー(池田純矢)、岩田(市川刺身)は、遊び半分で千葉のヤンキー退治に繰り出す……というのが、今回のストーリーだ。

 三橋と伊藤を探す紅野に声を掛けられるのは、今井勝俊(太賀)だ。今井の絡まれ率の高さは、一体……。結果、今井は紅野らに集団でボコボコにされてしまう。しかし、三橋と伊藤の居場所について口を割らなかった男気に「今井は今日も今井だ」と、ネットではまたしても今井株が高騰! そして、やられた今井の姿を見て火がつく伊藤真司(伊藤健太郎)。三橋と伊藤は紅野を探し始めた。

 一方の紅野は、キャラクター的に今井と正反対。「ケンカはレジャーだよ」というセリフからは、常軌を逸した性格がうかがえる。中村倫也の笑顔がこんなに恐ろしく見える日がくるとは……。今まで登場したヤンキーとは明らかに異なるタイプで、現代で言えば半グレになるような奴らだ。

 要するに、千葉と東京では個性がわかりやすく対照的なのだ。ピンチになれば、仲間を見捨てることも平気な紅野。そして、仲間がやられたら全力で仇を討ちにいくのが千葉である。

 開久高校の介入もあり、追い詰められた紅野は、仲間を盾にすんでのところでタクシーで逃走し、勝ち逃げを図った。しかし三橋は、ずる賢さでも東京者を上回る。新聞に「犬を助けてくれたお兄さんを探しています」とニセの美談を似顔絵付きで投稿し、情報をゲット。紅野が通う高校へ乗り込むことに成功したのだ。そして高校の友人らの前で紅野をキレさせ、本性をあらわにして居場所をなくすという方法で追い詰め、頭脳的にリベンジを果たした。

■人気キャラ・中野誠を登場させてほしい!

 実はこの東京編、原作ではかなりの長編だった。軽井沢へ旅行に行った三橋らとユタカの間で一悶着あり、復讐のためにユタカが紅野らを伴って千葉へ遠征に行くという設定だったのだ。

 軽井沢編に触れてくれたならユタカが千葉にムカついている理由も明らかになるが、尺の問題もあるだろう。仕方なかったのかもしれない。それより、あの長編をうまく1話にまとめたなあと、今回は逆に感心した。

 ならば期待したい。原作における屈指の人気キャラクター・中野誠がドラマ版に登場しないのか、原作ファンはずっとヤキモキしているのだ。いまだ、キャスト・出演者の情報で、中野について触れられていないのだから。

 確かに、中野を登場させるには手間がかかる。彼の初登場は、三橋らが京都へ修学旅行に行った際だった。三橋らは同じく京都へ修学旅行に来ていた茨城の高校と揉めてしまい、この時に三橋&伊藤と中野は対峙。伊藤とのタイマンで敗北した中野だったが、これを機に両者は強さを認め合う仲となり、その後、中野は今井のいる紅高へ転校。一匹狼のスタンスで三橋らに絡むようになった。最終決戦となる相良猛(磯村勇斗)との対決でも三橋の援軍に加わる中野は、ニヒルな個性も相まってファンからの高い人気を集めている。

 今回の東京編は原作のおいしいところをつなげ、巧みに映像化していたと思う。この手法で、修学旅行編を削ってもいいから、なんとか中野を登場させてほしいと願うばかり。実は役柄とキャストが発表される前、中村倫也が中野を演じてくれるのかと早合点していたほどなのだ。

(文=寺西ジャジューカ)

『イッテQ!』ヤラセ疑惑「どんな無理でも聞いてくれる」コーディネーターM社は他番組も利用か

「週刊文春」(文藝春秋)の報道によって発覚した、バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のヤラセ疑惑。同誌は、番組内で紹介されたラオスの「橋祭り」が番組サイドの意向で仕込まれたものであり、さらにタイでの「カリフラワー祭り」も同様だったと報じている。そして、それらの祭りの仕込みを実際に担当したのが、バンコクの老舗コーディネーター・M社だという。

「文春でも触れられていますが、M社は90年代に人気を博した『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)や『世界まるごとHOWマッチ』(TBS系)などの時代から、東南アジアでの番組ロケのコーディネートを担当してきた老舗。業界内では“どんな無理でも聞いてくれる”という評判です」(制作会社関係者)

“どんな無理でも聞いてくれる”とは、どういうことなのだろうか?

「たとえば、“〇〇みたいな風習がある地域はありますかね?”と聞くと、“リサーチします”といって、何日かすると“ありました”と回答がある。そして、実際に現地でのロケが行われるという流れです。番組サイドが撮りたいと思う絵を撮らせてくれるのがM社なんです」(同)

 それだけリサーチ力に長けたコーディネーターということなのかもしれないが、今回のヤラセ疑惑報道を見る限り、そうとは思えない。

「もちろん、番組スタッフが求めるネタをガチで見つけてくることもあると思いますが、実際には、そうではないのでしょう。つまり、番組側の要望通りに、いろんなネタを仕込んでくれるということです。番組側としては、“M社が勝手に仕込んでくれている”という形になるわけで、ヤラセの主犯を押し付けることができる。今回の文春の報道に対して、日本テレビが最初に“自分たちはやっていない”といった趣旨のコメントを出しましたが、まさしくM社に押し付けている格好です」(同)

 ちなみに、M社にロケのコーディネートを依頼しているのは『イッテQ!』だけではないという。

「日テレ以外でも、いろんな局のいろんな番組がM社を使っています。東南アジア方面でのロケでは、多くの番組がM社に頼っていると思いますよ。それらの番組で、『イッテQ!』のようなむちゃな仕込みをしてもらっているケースがあってもおかしくはありません。正直、次はウチに火の粉が降りかかるんじゃないかって、ヒヤヒヤしている番組も少なくないはずです」(同)

 今回の騒動によって、M社に型破りのオファーをする番組は、間違いなく減ることだろう。もしも今後、東南アジアでのロケが「明らかに面白くなくなった」番組があったら、これまでのM社の関与を疑ったほうがいいかもしれない。

『イッテQ!』の“ガチ祭り”は第1回だけだった? 宮川大輔の過去記事が波紋

「炎上祭りinインターネット」が大盛り上がりだ。

「週刊文春」(文藝春秋)が11月8日発売に続いて、15日発売号でも、日本テレビの人気バラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』が実在しない祭りをでっち上げた疑惑があるとの追撃記事を掲載した。

「前号の『ラオスの橋祭り』に続き、2017年2月放送の『カリフラワー祭りinタイ』も、でっち上げだと報じています。放送ではカリフラワー20キロを収穫するスピードを競うレースに宮川大輔、NEWS・手越祐也が参加。『カリフラワーの名産地で年に1度、その収穫を祝う祭り』などと紹介されていました。しかし、文春の取材に応じた現地の村長は、『あの日は年に1度の子供の日で、あのゲームは収穫を祝うものではありません』と祭りを否定。実際はカリフラワーを使ったゲームだったと語っています。『橋祭り』同様、間にコーディネート会社が仲介しており、このままだと同コーディネート会社が関わったアジア地域の祭りはほぼでっち上げと言うこともあり得そうです」(芸能記者)

 報道に対し、日本テレビ広報部は「『祭り』企画において、コーディネート会社が実質的な主催者となってイベントを開催したケースや、撮影経費の中から開催費用などが支払われていることもあった」と認めた上で、「企画についての確認が不十分なまま放送に至ったことについて、当社に責任があると考えている。今回のような事態を招きましたことを、お詫わび申し上げます」と謝罪した。

 そんな中、ネット上では写真週刊誌「FLASH」(光文社)が昨年11月28日号で掲載した宮川のインタビュー記事が注目を浴びている。

「『イッテQ!』の祭り企画について言及した宮川は、第1回放送の『マリ共和国 死者の祭り』について、『死ぬほどおもしろくなかったんです(笑)。脂汗が出るような、ただのお祭りレポーターみたいな感じになってしまって』と語り、ディレクターが『もっと体を張ったすごい祭りがあるから』と、シフトチェンジしてくれたと明かしているのです。そのことから、第1回目だけはガチで、すでに2回目から、やらせに移行した可能性が指摘されています」(同)

 他国の文化をねつ造したことについては厳しい批判もあり、打ち切り説も飛び交っている。第3、第4のやらせが発覚すれば『逝ってQ!』となるかもしれない!?

『イッテQ!』過剰演出認める……1990年代の『電波少年』企画は、さらに過激だった!

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のやらせ疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)が報じた問題で、ラオスの「橋祭り」に続き、タイのカリフラワー祭りにも同様の疑惑があると続報が報じられた。これを受け日テレは過剰演出を認め、当該企画を当分中止にすると発表した。今のところ番組自体の打ち切りは発表されていない。

 今回の件を受け、あらためて「バラエティ番組の演出」について議論を呼び起こしそうだ。『イッテQ!』には、1990年代の人気番組である『進め! 電波少年』『ウッチャンナンチャンのウリナリ』のスタッフが参加している。いわば日テレの人気ドキュメントバラエティの系譜に位置づけられる。これらの番組も今からすれば疑惑の映像が多く存在する。特に『電波少年』の海外ロケスペシャルである『電波少年インターナショナル』は顕著である。

 今回、カリフラワー祭りの捏造疑惑が生じたタイでは、松村邦洋が象に覚せい剤を打って酷使する悪人を注意するためジャングルの奥地へ入っている。だが、松村が単独で犯人グループに接近したところ拉致されてしまう。スタッフが警察に救助を要請し、ジャングルの中で銃撃戦が始まり、アジトに一人残された松村を救出する流れだが、どうも流れがスムーズである。

 さらに、ユーラシア大陸横断ヒッチハイクでタイに入国した猿岩石は、家電を押し売りする日本人詐欺グループに間違えられ、一時、警察に拘束されてしまう。しかしこの場所は首都バンコクから南に200キロも離れた場所で、西へ向かう旅のルートと合わない。

 タイのお隣の国であるカンボジアには松本明子が、故・ダイアナ妃の意思を継ぐべく地雷撤去に向かう。信管抜きなど危険な作業も行った松本だったが、そのとき、サイドブレーキを引き忘れた車が暴走し、地雷原に突入し爆発するシーンがある。これも、できすぎたタイミングだ。

 90年代の『電波少年』には疑惑のシーンが多くある。それでも、『イッテQ!』のようにやらせ問題が大々的にクローズアップされることはなかった。それだけ牧歌的な時代だったのだろう。
(文=平田宏利)

『イッテQ!』疑惑の「フジテレビVS日本テレビ」バトルで思い出される“骨肉の記憶”

 人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が揺れている。5月に放送されたラオスの橋祭りが、存在しないやらせではないかと「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたのだ。日テレは文書でやらせを否定するも、文春側も即日、現地コーディネーターの証言などを例示し、反論。さらに、タイでの祭り企画の収録でも現地コーディネーターによる“やらせ”があったことが明らかになっている。

 この騒動は、テレビ業界にも大きな波紋を呼んでいる。フジテレビは8日放送の『直撃LIVEグッディ!』において約40分間にわたって『イッテQ!』のやらせ騒動を特集。他局の案件について、ここまで追及するのは異例であり「さすがにやりすぎでは」「フジテレビの私怨を感じる」といった声もネット上では聞かれる。

 だが、日テレとフジは、1990年代にも同様のバトルを繰り広げていた。

「99年にフジの『愛する二人別れる二人』で、やらせ問題が発覚します。関係の冷え切った夫婦がお互い言いたいことをぶつけ合い、夫婦関係を続けるか別れるかを選ぶ企画です。しかし出演者や台本が仕込みであったことが発覚し、打ち切りに至ります。すると日テレの『進ぬ!  電波少年』において『電波少年的愛する二人別れる二人(やらせなし)』企画の放送が即座に始まりました。フジが厳重に抗議すると、『電波少年』は番組中に“『電波少年的トロイの木馬』!!……あれ~?”なるナレーションを挿入し、フジを皮肉りました」(放送作家)

『トロイの木馬』とは、98年から99年にかけてフジテレビ系で放送されたバラエティ番組。この番組でフジは、アラスカでクイズ問題を出された若手芸人が、早押し台のある南米大陸のマゼラン海峡を目指す「アメリカ大陸縦断早押しウルトラクイズ」といった、『電波少年』のヒッチハイクの丸パクリ企画を放送していたのだ。

 フジではほかにも07年に『発掘!あるある大事典II』、11年には『ほこ×たて』でやらせが発覚し、番組は即刻打ち切りとなっている。このような過去を持つ局が自分たちの立場を省みず、他局のやらせ問題を糾弾する姿に違和感があるのは確かだろう。

(文=平田宏利)

『NHK紅白歌合戦』、BTS不出場も“TWICE出場”で「韓国枠いらない」とネット反発

 NHKは11月14日、今年の大みそかに放送する『NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表。“原爆Tシャツ”などで波紋を呼んだ韓国の男性グループ・防弾少年団(BTS)が不出場となったことを含め、ネット上でも大きな注目を集めている。

「一時は“『紅白』初出場内定”報道も出ていたBTSですが、そのメンバーが過去に原爆投下を肯定するようなデザインのTシャツや、ナチス親衛隊(SS)のロゴが入った帽子を着用していたことが発覚し、批判が飛び交っていました。その影響か、『紅白』出場者の中にBTSの名前はなく、彼らの出演に反対していたネットユーザーからは『BTSはそれくらい大きな問題を起こしてしまったってこと』『ファンは気の毒だけど、しかたないでしょ』といった声が寄せられています」(芸能ライター)

 しかし「BTSが出ないのは当然として、なぜTWICEは出られるのか?」という指摘もあるように、同じ韓国の女性グループ・TWICEは、昨年の初出場に続き、今年も紅組として参戦。さらに、同グループのメンバー・ダヒョンが、過去に慰安婦支援企業のTシャツを着用していたと一部で報じられたことにより、反日疑惑が浮上。「これじゃBTSを不出場にした意味がないだろ」「そもそも『紅白』に韓国枠って必要ないよね?」など、さらなる反発が起きている。

「一方で、昨年まで24回連続出場していたTOKIOも、今年は不出場となりました。元メンバー・山口達也が女子高生にわいせつな行為をするなどした不祥事により、グループは音楽活動を停止中なので、もともと『紅白』は絶望的とされていましたが……。15日放送の『ビビット』(TBS系)では、MCを務めるTOKIO・国分太一が『紅白』出場者発表の話題に触れ、『(今回は)選ばれることは、まずないだろうなとは思っています』としつつ、『いつか出られように頑張りたい』と語りました」(同)

 ネット上のTOKIOファンも、「残念だけど、太一くんの言う通り、またいつか出場できるといいな」「前向きで素敵。きっとほかのメンバーも同じ気持ちだよね」などと受け止めている。

「ですが、TOKIOファンやBTSファンといった視聴者層を逃した今年の『紅白』には不安もあり、ネットユーザーの間でも『目玉になるアーティスト、いなくない?』と言われている。昨年は引退前だった安室奈美恵の出場で注目を集められたものの、今年は“出場濃厚”とみられていた米津玄師も不出場。ファンでなくとも『米津は出ると思ったのに』『米津が出るなら「紅白」見ようと思ってたけど、見る必要なくなったわ』という反応をみせています」(マスコミ関係者)

 ちなみに、NHKは人気ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』のキャラクターに扮した俳優陣、通称「刀剣男士」を企画枠に起用しているが、「こういう2.5次元モノって、お茶の間に受け入れられるか心配」「ファンからすればうれしいけど、一般の方々にバカにされたら嫌だな……」といった声も。『紅白』放送当日も、いろいろな意味でネットが騒がしくなりそうだ。

日テレ『ザ!鉄腕!DASH!!』、テレ朝『ポツンと一軒家』に完敗! “やらせ疑惑”の『世界の果てまでイッテQ!』陥落も時間の問題!?

“王者”日本テレビにひたひたと忍び寄るテレビ朝日が、日テレの独壇場だった日曜ゴールデン帯で互角の勝負をしてみせた。

 11日の午後6時30分から、2時間半スペシャルで放送された、テレビ朝日系『ポツンと一軒家』が15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、レギュラー番組となって以降、最高視聴率を記録。裏の日テレ『ザ!鉄腕!DASH!!』は14.6%で、同番組には完勝。さらに、“やらせ疑惑”で注目が集まった『世界の果てまでイッテQ!』の16.6%にも肉薄した。

 前週(4日)、午後8時台での通常放送だった『一軒家』は14.4%で、『イッテQ!』の18.3%には、3.9ポイントの大差がついていたが、一気に差をつめて、逆転する可能性が現実味を帯びてきた。

『一軒家』は、衛星写真で発見した、人里離れた場所にポツンと存在する一軒家を訪ね、そこにどんな理由で住んでいるのかを聞き、その人生にも迫る番組で、11日放送回では長野、山形、群馬の一軒家を捜索した。特番での放送で高視聴率を連発し、10月からレギュラー番組に昇格。超人気番組『イッテQ!』の裏という厳しい条件下で、5週連続2ケタに乗せる健闘ぶりをみせている。

 一方、11日放送の『イッテQ!』は、NEWS・手越祐也とガンバレルーヤがカレンダー企画に挑戦。手越はナスカの地上絵があるペルーで画伯ぶりを発揮し、寝ている奈良の大仏を巨大地上絵で再現してみせた。ガンバレルーヤはフィリピンで人魚となり、ジンベエザメと一緒に泳ぐ写真を撮影する内容だった。

 5月20日放送回で、宮川大輔がラオスで開催されているという「橋祭り」に参加した様子をオンエアしたが、現地では「そんな祭りは聞いたことがない」との声が上がり、“やらせ疑惑”が浮上していると、8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。この報道に対し、日テレは「今回の企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、また番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」と否定したものの、「開催実績について、毎年今回の撮影場所で実施されているような、放送上、誤解を招く表現があったことに関しまして、ご批判を真摯に受け止めております」とコメントした。

 これを受け、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は、日テレに報告書の提出を求めることを決めた。12月に開かれる次回の委員会で、問題の番組映像と合わせて精査し、対応を検討するという。BPOでの調査結果が“やらせ”と認定されなくても、“過剰演出”であることは確か。この問題がきっかけとなり、視聴者の『イッテQ!』への不信感が募り、視聴率が落ちていく恐れもあるだろう。

 そうなると、日曜ゴールデン帯で絶対的な強さをみせてきた日テレの牙城が崩れかねない。『一軒家』が好調なだけに、この先、テレ朝に食われる可能性も十分ありそうだ。
(文=田中七男)

安田大サーカス・クロちゃん、“興奮キス”で「キモ!」「直視できない」とネット阿鼻叫喚

 11月14日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で、安田大サーカス・クロちゃんを中心とした企画「モンスターハウス」の第3話が放送され、ネット上に悲鳴が相次ぐ事態となった。

「同企画は恋愛リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)のパロディで、現在41歳のクロちゃんと、20代の男女が出演。女性に対するクロちゃんのゲスっぷりが際立つ企画ですが、ネットユーザーの間では『ムカつくしキモいけど、怖いもの見たさで見ちゃう』と、注目されています」(芸能ライター)

 今回、クロちゃんは本命のタレント・莉音との距離を縮めつつ、「すげぇ気が強そうだけど緩そう」といった理由でモデルの蘭にもアプローチ。蘭は前回、大学生・山崎大雅のファーストキスをゲットしていたが、今回は興奮気味のクロちゃんに迫られる形で3回もキスするという衝撃の展開を迎えた。

「クロちゃんと蘭のキスシーンの時点で、ネット上は大騒ぎでしたが、クロちゃんがその後、立ち去った蘭のグラスを舐めたり、座っていた場所の匂いを嗅いだりしたことで『やっぱクロちゃんキモすぎ! テレビ画面を直視できない!』『リアルに震えが止まらないし、吐きそう』『キモいっていうか怖い。鳥肌が尋常じゃない』などと体調の異変を訴える者が続出しました」(同)

 そのほか、「蘭にはキス代のギャラを追加してあげてほしい」「いくらテレビで爪痕残すためとはいえ、かわいそうすぎる」というコメントも少なくなかったが、「どうせヤラセでしょ? それでもこんな役を引き受けた蘭にはちょっと引くわ」「ここで体張ったって売れるわけじゃないし、クロちゃんとのキスなんて黒歴史でしかないよ」「こんな女にファーストキスを奪われた大雅くんが気の毒」といった書き込みも。

「一方で、ヤラセといえば現在『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気企画『世界で一番盛り上がるのは何祭り?』にヤラセ報道が出ていますが、『「イッテQ!」のヤラセ問題が騒がれてるけどさ、クロちゃんのはむしろヤラセじゃなければ怖すぎでは?』『「イッテQ!」のヤラセより、クロちゃんの奇行の方が問題。ヤラセであってほしい』などの声も寄せられています」(同)

『イッテQ!』については、司会のウッチャンナンチャン・内村光良が騒動後の収録で謝罪したという報道も出ているが、もし「モンスターハウス」にも台本があるのなら、クロちゃんからヤラセ宣言してくれた方が、視聴者も安心して楽しめるのではないだろうか。