大みそか『紅白』裏番組の視聴率……日テレ『ガキ使』が9年連続民放首位も激落! “ビリ”はテレ朝『0円生活』

 毎年大みそかの夜は、どの番組を見ようかと思案する方も多いことだろう。一昨年末まで、依然『NHK紅白歌合戦』が根強い支持を受け、民放では日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』シリーズが圧倒的な強さを見せていたが、昨年大みそかの視聴動向はどうだったのか?

『第69回NHK紅白歌合戦』は前半(午後7時15分~8時55分)が37.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前年比1.9ポイントアップ。後半(9時~11時45分)は41.5%で、2.1ポイント上げて、2年ぶりに大台に乗せた。

 昨年は「特別枠」でサザンオールスターズや、卒業したはずの北島三郎が5年ぶりに出演。シンガーソングライター・米津玄師のテレビ初歌唱などで注目を集め、前年の視聴率を超えた模様だ。

 瞬間最高は白組の2年連続優勝が決まった午後11時42分の45.5%。歌手別では、大トリで登場したサザンの45.3%が最高で、桑田佳祐と松任谷由実の夢の共演がファンを歓喜させたようだ。

 一方、『紅白』の裏となる民放では、日テレ系『ガキの使い!大晦日年越しSP!絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』が第1部(午後6時30分~)で14.3%、第2部(9時~深夜0時30分)で12.8%を獲得して、9年連続で民放トップを守った。しかし、前年と比較すると、第1部で3.0ポイント、第2部で3.5ポイントも落とす大幅ダウンとなり、今年の大みそかに向け、不安要素が生じた。

『ガキ使』が数字を落とした分を、ほかの局がうまく拾えたのかというと決してそうでもなかった。民放2位は前年に続き、テレビ東京系『第51回年忘れにっぽんの歌』(午後4時~10時)で8.1%をマーク。前年比0.3ポイントの微減となったが、和田アキ子の初出演などで話題を振りまき、根強い人気を示した。2年連続放送の松重豊主演『孤独のグルメ大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!』(10時~11時30分)は4.0%で、前年より0.6ポイント下がった。

 民放3位は、4年目のフジテレビ系『RIZIN.14』で1ランクアップ。今回はボクシング世界5階級制覇王者で50戦無敗のフロイド・メイウエザーの招へいに成功し、キックボクシングで28戦無敗の“神童”那須川天心との夢の対決が格闘技ファンの注目を集めた。視聴率は第1部(午後6時~)が5.7%、第2部(7時~)が5.0%、第3部(9時30分~)が6.9%、第4部(10時50分~11時45分)が7.5%。前年の最高は第2部(7時30分~9時30分)の6.4%で、メイウエザーVS那須川が生中継された第4部は、1.1ポイントアップとなった。

 2017年まで放送した『KYOKUGEN』のオンエアをやめ、『平成最後の大晦日SP! SASUKE&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ』で勝負したTBSは、前年の民放最下位から1ランク上げて4位。第1部(午後6時~)が6.5%、世界4階級制覇を懸けた井岡の試合を放送した第2部(7時47分~)は6.9%、第3部(8時52分~)は4.2%、第4部(11時~11時55分)が4.8%。前年の『KYOKUGEN』の最高値は、第1部(6時~)と第2部(7時50分~10時15分)の5.9%で、井岡の試合で1.0ポイント上げた。とはいえ、13年の同番組では、井岡の試合で14.5%の高視聴率をマークした実績があっただけに、“井岡人気”の急落が気になるところ。

 17年は4年目の『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2017』で民放3位だったテレビ朝日系は、人気番組『よゐこの無人島0円生活SP』を11年ぶりに大みそかにオンエアし、勝負に出たが、よもやの民放ビリ。視聴率は第1部(午後6時~)が6.7%、第2部(7時~)が6.2%、第3部(9時~)が5.0%、第4部(11時45分~深夜0時30分)が5.9%。前年の『年越しクイズサバイバー』は、『紅白』とバッティングしない第1部(午後6時~7時)が6.8%で最高だったが、今回も同様の傾向で、かつ前年より0.1ポイント落としてしまった。特番での放送を続けている『無人島0円生活』は常時2ケタをマークしており、07年大みそかには11.8%を獲得した実績があったが、今回は視聴者に響かず、大爆死となってしまった。

 総じて、昨年大みそかは、『紅白』が巻き返して数字を上げて、民放の王者だった『ガキ使』は激落。テレ東は2年連続で健闘を見せたが、ほかの3局は例年とほとんど視聴率が変わらなかっただけに、てこ入れを迫られることになりそうだ。日テレ以外の局には、せめて10%を超える番組を制作してほしいものだが……。
(文=田中七男)

大みそか『紅白』裏番組の視聴率……日テレ『ガキ使』が9年連続民放首位も激落! “ビリ”はテレ朝『0円生活』

 毎年大みそかの夜は、どの番組を見ようかと思案する方も多いことだろう。一昨年末まで、依然『NHK紅白歌合戦』が根強い支持を受け、民放では日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』シリーズが圧倒的な強さを見せていたが、昨年大みそかの視聴動向はどうだったのか?

『第69回NHK紅白歌合戦』は前半(午後7時15分~8時55分)が37.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、前年比1.9ポイントアップ。後半(9時~11時45分)は41.5%で、2.1ポイント上げて、2年ぶりに大台に乗せた。

 昨年は「特別枠」でサザンオールスターズや、卒業したはずの北島三郎が5年ぶりに出演。シンガーソングライター・米津玄師のテレビ初歌唱などで注目を集め、前年の視聴率を超えた模様だ。

 瞬間最高は白組の2年連続優勝が決まった午後11時42分の45.5%。歌手別では、大トリで登場したサザンの45.3%が最高で、桑田佳祐と松任谷由実の夢の共演がファンを歓喜させたようだ。

 一方、『紅白』の裏となる民放では、日テレ系『ガキの使い!大晦日年越しSP!絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時』が第1部(午後6時30分~)で14.3%、第2部(9時~深夜0時30分)で12.8%を獲得して、9年連続で民放トップを守った。しかし、前年と比較すると、第1部で3.0ポイント、第2部で3.5ポイントも落とす大幅ダウンとなり、今年の大みそかに向け、不安要素が生じた。

『ガキ使』が数字を落とした分を、ほかの局がうまく拾えたのかというと決してそうでもなかった。民放2位は前年に続き、テレビ東京系『第51回年忘れにっぽんの歌』(午後4時~10時)で8.1%をマーク。前年比0.3ポイントの微減となったが、和田アキ子の初出演などで話題を振りまき、根強い人気を示した。2年連続放送の松重豊主演『孤独のグルメ大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!』(10時~11時30分)は4.0%で、前年より0.6ポイント下がった。

 民放3位は、4年目のフジテレビ系『RIZIN.14』で1ランクアップ。今回はボクシング世界5階級制覇王者で50戦無敗のフロイド・メイウエザーの招へいに成功し、キックボクシングで28戦無敗の“神童”那須川天心との夢の対決が格闘技ファンの注目を集めた。視聴率は第1部(午後6時~)が5.7%、第2部(7時~)が5.0%、第3部(9時30分~)が6.9%、第4部(10時50分~11時45分)が7.5%。前年の最高は第2部(7時30分~9時30分)の6.4%で、メイウエザーVS那須川が生中継された第4部は、1.1ポイントアップとなった。

 2017年まで放送した『KYOKUGEN』のオンエアをやめ、『平成最後の大晦日SP! SASUKE&ボクシング井岡一翔世界タイトルマッチ』で勝負したTBSは、前年の民放最下位から1ランク上げて4位。第1部(午後6時~)が6.5%、世界4階級制覇を懸けた井岡の試合を放送した第2部(7時47分~)は6.9%、第3部(8時52分~)は4.2%、第4部(11時~11時55分)が4.8%。前年の『KYOKUGEN』の最高値は、第1部(6時~)と第2部(7時50分~10時15分)の5.9%で、井岡の試合で1.0ポイント上げた。とはいえ、13年の同番組では、井岡の試合で14.5%の高視聴率をマークした実績があっただけに、“井岡人気”の急落が気になるところ。

 17年は4年目の『くりぃむVS林修! 年越しクイズサバイバー2017』で民放3位だったテレビ朝日系は、人気番組『よゐこの無人島0円生活SP』を11年ぶりに大みそかにオンエアし、勝負に出たが、よもやの民放ビリ。視聴率は第1部(午後6時~)が6.7%、第2部(7時~)が6.2%、第3部(9時~)が5.0%、第4部(11時45分~深夜0時30分)が5.9%。前年の『年越しクイズサバイバー』は、『紅白』とバッティングしない第1部(午後6時~7時)が6.8%で最高だったが、今回も同様の傾向で、かつ前年より0.1ポイント落としてしまった。特番での放送を続けている『無人島0円生活』は常時2ケタをマークしており、07年大みそかには11.8%を獲得した実績があったが、今回は視聴者に響かず、大爆死となってしまった。

 総じて、昨年大みそかは、『紅白』が巻き返して数字を上げて、民放の王者だった『ガキ使』は激落。テレ東は2年連続で健闘を見せたが、ほかの3局は例年とほとんど視聴率が変わらなかっただけに、てこ入れを迫られることになりそうだ。日テレ以外の局には、せめて10%を超える番組を制作してほしいものだが……。
(文=田中七男)

オダギリジョー『時効警察』、10年ぶり新作の知られざる事情――「極めて異例」の舞台裏

 2006年に深夜枠で放送された連続ドラマ『時効警察』(テレビ朝日系)が、年内に復活すると発表された。07年放送の『時効警察』第2期ともども、そこまで高視聴率を記録したわけではないだけに、10年以上の時を経て新作が放送されることは、テレビドラマ業界でも「極めて異例」なのだという。その裏には知られざるエピソードが隠されているようだ。

 主演・オダギリジョーは、警察署の「時効管理課」に所属する警察官で、ヒロイン役の麻生久美子とともに、すでに時効を迎えた未解決事件を“趣味で”捜査するという、一風変わった設定。最新作では、凶悪事件の時効が廃止されたことによって、さらに窓際となった時効管理課の「その後」が描かれるという。

 ネット上でもこの発表には「最新作が見られるとは思わなかった」など、当時の視聴者による喜びの声であふれ返っているようだ。

「近年のオダギリは、『本当に面白いと思う作品にしか出演しない』と公言しており、あまたのドラマや映画オファーを断り続けている状態。それでもなお、『時効警察』への出演を決めたのは、彼なりの“義理”だったと言われています」(テレビ局関係者)

 実は『時効警察』制作の中心人物の1人は、長らく闘病生活を送っているのだという。

「そのスタッフが、最後に撮りたい作品として『時効警察の最新作』を希望していたんです。そして、その願いをかなえる形で、今回の制作が決まったと聞いています。放送は秋になる予定ですが、体調に負担を掛けすぎないよう、撮影や発表もかなり前倒しになったようですね」(同)

 なお、『時効警察』の第1期全話平均視聴率は10.1%、第2期は12.0%と、深夜ドラマとしては確かに「スマッシュヒット」といえるのだが……。

「それ以上に、DVDの売上では、ゴールデン・プライム帯の大ヒット作を超えてしまうこともあった。それだけコアなファン層に支持されているということです」(同)

 こうして、12年ぶりの復活を果たすこととなった『時効警察』。放送開始が待ち望まれる。

フジ、「月9史上初」の異常事態!?  関ジャニ∞・錦戸『トレース』筆頭に医療ドラマ3連続のワケ

 関ジャニ∞・錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)第1話が1月9日に放送され、平均視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークした。昨年は1ケタ作品を連発した月9だけに、やや上々の滑り出しとなったが、昨年の失敗を踏まえてか、今後のフジは医療ドラマを連発予定なのだという。

 近年の月9ドラマは、初回視聴率16.3%を記録した山下智久主演『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』以降、不作が続いていた。翌クールの篠原涼子主演『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』、芳根京子『海月姫』、長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』と、3作連続で“オール1ケタ”を記録してしまったのだ。

「ようやく息を吹き返したのが、昨年7月期に放送された、10年から続くヒットシリーズの最新作『絶対零度 〜未然犯罪潜入捜査〜』で、全話平均も10.6%とフジにしては大健闘。10月期の『SUITS/スーツ』も、途中1ケタ落ちこそあったものの、初回から14.2%と予想を上回る視聴率を記録しました」(テレビ局関係者)

 そして今回の『トレース』は、テレビ朝日系の人気シリーズ『科捜研の女』の内容を踏襲したと見せながら、初回からバラバラ死体が登場するなど「想像以上にシリアス路線だった」とネット上をざわつかせていた。

「実は『トレース』は、もともと山下の主演で企画されていたんです。ところが『コード・ブルー』の映画化が決まり、山下は早々に主演候補から外れてしまい、ほかのジャニーズタレントで調整した結果、錦戸に決まったんです」(同)

 そもそもが『コード・ブルー』のヒットありきで企画されたという『トレース』だが、この“医療ドラマ頼み”は4月以降も継続されるのだという。

「月9の春ドラマは、すでにドラマ化すると発表されている『ラジエーションハウス』(集英社)という漫画が原作で、主演には窪田正孝、ヒロイン役には広瀬アリスが決定しています。また7月期も、まだ内定段階ではあるものの、中井貴一が主演の医療モノが予定されているとか。10月期は、どうやらミステリー作品になりそうだとウワサされていますが、3クール連続で医療モノを放送するのは、月9史上初めてでは」(週刊誌記者)

 一時期は「枠自体が廃止される」という説まで浮上していた月9だが、平成以降は“医療ドラマ枠”として再ブレークを目指すのだろうか。

 関ジャニ∞・錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース~科捜研の男』(フジテレビ系)初回が1月9日に放送され、平均視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークした。昨年は1ケタ作品を連発した月9だけに、やや上々の滑り出しとなったが、昨年の失敗を踏まえてか、今後は医療ドラマを連発予定なのだという。

 近年の月9ドラマでは、初回視聴率16.3%を記録した2017年版の山下智久主演『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以降、不作が続いた。翌クールの篠原涼子主演『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』、芳根京子『海月姫』、長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』と、3作連続で“オール1ケタ”を記録してしまったのだ。

「ようやく息を吹き返したのが、7月期のヒットシリーズ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』最新作で、全話平均も10.6%とフジにしては大健闘。10月期の『SUITS/スーツ』も、途中1ケタ落ちこそあったものの、初回から14.2%と予想を上回る視聴率を記録しました」(テレビ局関係者)

 そして今回の『トレース』は、テレビ朝日系の人気シリーズ『科捜研の女』を踏襲したと見せながら、初回からバラバラ死体が登場するなど「想像以上にシリアス路線だった」とネット上をざわつかせていた。

「実は『トレース』は、元々山下の主演で企画されていたんです。ところが『コード・ブルー』の映画化が決まり、山下は早々に主演候補から外れてしまい、他のジャニーズタレントで調整した結果、錦戸に決まったんです」(同)

 元から『コード・ブルー』のヒットありきで企画されたという『トレース』だが、この“医療ドラマ頼み”は4月以降も継続されるのだという。

「月9の春ドラマは、すでにドラマ化すると発表されている『』という漫画が原作で、主演には窪田正孝、ヒロイン役には広瀬アリスが決定しています。また7月期も、まだ内定段階ではあるものの、中井貴一が主演の医療モノが予定されているとか。10月期は、どうやらミステリー作品になりそうだとウワサされていますが、3クール連続で医療モノを放送するのは、月9史上初めてでは」(週刊誌記者)

 一時期は「枠自体が廃止される」という説まで浮上していた月9だが、平成以降は“医療ドラマ枠”として再ブレークを目指すのだろうか。

関ジャニ∞・錦戸亮『トレース~科捜研の男~』、初回12.3%も「鬱展開」「グロすぎる」の声

 関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系)が1月7日にスタートし、初回平均視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2ケタ発進と好スタートを切ったものの、ネット上では「胸糞悪い」「月9でやる内容じゃない」「イライラする」と批判の声が相次いでいる。

 同作は、警視庁科学捜査研究所で働く真野礼二(錦戸)が、犯罪の現場に残されたわずかな痕跡から科学的証拠を見つけ出し、真実を明らかにしていくという内容。

「初回は、幼少期の頃から義父にDVを受けていた女性が、バラバラ遺体で発見されるという内容でした。サスペンスとはいえ、義父に灰皿で殴られたり、バラバラの手足が河原に落ちているといったグロテスクな描写にネット上は騒然。『鬱展開。月曜の夜に見るものじゃない』『誰も報われなさすぎて見てられない』『話が暗すぎる』など、批判の声が多数上がっていました」(芸能ライター)

 さらに、刑事を演じた船越英一郎にも批判の声が殺到することになったのだが……。

「船越といえば“サスペンスの帝王”と呼ばれて久しいですが、今回は真野を敵対視している刑事の役。それだけに怒鳴り散らすシーンが多く見られたのですが、ネット上では『うるさい!』『わざとらしすぎる。2時間ドラマならいいけど、月9は向かない』『声がでかいし、あれを毎回聞かされると思うだけでウンザリ』といった、船越の演技にイライラするという声が散見されました。一方で、錦戸は小さい声でボソボソと話していたので『テレビの音をどっちの声量に合わせても聞きづらい』という意見も見受けられました」(同)

 同作は、「月刊コミックゼノン」(ノース・スターズ・ピクチャーズ)で連載中の漫画『トレース~科捜研法医研究員の追想~』が原作だが、ドラマ化するにあたって副題が“科捜研の男”に変更。この副題についても、1999年から続いている沢口靖子主演のミステリードラマ『科捜研の女』(テレビ朝日系)を意識しているのでは、といった“パクリ疑惑”も噴出していた。

「それでも、人気漫画が原作ということで、ドラマを楽しみにしている視聴者も多くいました。しかし、初回放送後には『“科捜研の女”って面白かったんだな』『全然“科捜研の女”じゃなかったね……』と、比較して落胆する声が続出。皮肉にも『科捜研の女』の株を上げることになってしまいました」(同)

 さらに、エンディングでは真野の両親と兄弟が惨殺されているシーンが登場。唐突なグロテスク描写に驚いた人も多かったようで「子どもと見てたからびっくりした」「グロすぎて子どもには見せられない」「週初めのドラマはもっと楽しいのが見たい」と不満を訴える声も。このまま2ケタをキープすることができるのか、1ケタ台に転落してしまうのか……。2話目以降からが勝負となりそうだ。

ツッコミもボケもイケる!? みちょぱが”ギャルマインド”でバラエティ番組を席巻中

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(12月30日~1月5日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■みちょぱ「付き合って1カ月後ぐらいで少年院に。しかも、”おはたい”されて」

 年末年始の特別番組には、この1年のテレビをにぎわせた“話題の人”が出演することが多い。ただし、それ以降あまりテレビで見かけなくなるタレントや芸人もいて、そんな彼らは“一発屋”と呼ばれたりする。他方で、この時期を乗り越えて番組に出続ける人たちは、画面に定着するようになる。年末年始の特番は、芸能人にとっての分水嶺のようでもある。

 今回の年末年始は、チョコレートプラネットや丸山桂里奈、DA PUMPなどを頻繁に見かけた。千鳥がMCを務める番組も多かった。あと、目に留まりにくいところで言うと、みちょぱこと池田美優もよく出ていた。2年くらい前からテレビで見かけるようになったみちょぱは、昨年後半から露出が増えた印象がある。ただ、モデル出身の女性タレントというと、滝沢カレンや鈴木奈々など派手な言動で注目を集める人が多く、そんな彼女たちと比べると、みちょぱは目立ちにくいようにも思う。なぜ、彼女は人気なのか?

 ということで、先週のみちょぱの言葉を拾ってみる。たとえば、1日放送の『爆笑ヒットパレード2019』(フジテレビ系)の一場面。心霊系の企画が苦手とか魚が食べられないなど、番組出演時のNGが多いと話すみちょぱに、“NGなし”をうたう女性タレントの一角であるところの野呂佳代が「仕事を選んでる暇はないですよ」と対抗していた。が、そんな野呂をみちょぱは、「でも、選んでなくても今あんまり(テレビに)出てないですよね」と迎撃。一撃だった。

 平成を振り返る番組も多かった。そんなところにも、みちょぱはよく出ていた。たとえば、インターネット文化の平成史を振り返る、2日放送の『平成ネット史(仮)前編』(NHK Eテレ)。堀江貴文やヒャダインが、プラウザを更新する際にF5とCtrl+Rのどちらを使っていたかという話題で盛り上がっていたのだけれど、そこで感想を聞かれたみちょぱは、「(話が)長いなぁと思って」と一蹴。ネットはオタクや陰キャラと呼ばれるような人たちが世の中に出る道も開いたという見解に対しても、「ネットでしか言えないのかって私は思っちゃう側」と意見していた。

 このようにみちょぱは、ツッコミが鋭い。芸人やタレントに対しては視聴者的な立場からツッコミを入れ、年長者や社会的地位が高い人に対しては若者やギャルの立場からツッコミを入れる。番組内での位置の取り方が絶妙なのだろう。「男の目線を気にせず、自分の好きなことをやるブレないところ」と自身が説明する、「ギャルマインド」のなせる業かもしれない。

 他方で、みちょぱはボケの側にも回る。元カレが少年院に入っていた話は、みちょぱがいくつかの番組で披露してきた“持ちネタ”で、自分がボケに回って周囲からツッコミを受けるエピソードのひとつでもある。1日放送の『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)でも、同じエピソードが反復されていた。ただ、そこには初耳のキーワードも混ざっていた。

「付き合って1カ月後ぐらいで(元カレが)少年院に。しかも、”おはたい”されて」

 ネットで調べると2017年の使用例が1件だけ引っかかったのだけれど、個人的には初めて聞いた「おはたい」というキーワード。「おはたい」とは? という問いに、みちょぱは答える。

「おはようございます逮捕です」

 元カレだけではなく他の先輩も含め、4~5人ほど一気に「おはたい」、つまり早朝に逮捕されたらしい。なんだよ「おはたい」って、という話なわけだけれど、ボケの要素が添加されてリニューアルされたようなトークを聞きながら、今年はみちょぱをテレビでさらに見るんだろうな、と思ったりもした。ツッコミにもボケにも回れるオールラウンダーとしてのみちょぱ。改元が近づくにつれて平成を回顧する番組が増え、“若者の意見”への需要があるだろうし。

 その意味で、みちょぱにとっての分水嶺は、元号が変わる5月初頭ごろにあるのかもしれない――。とか皮肉っぽく言うと、みちょぱに「ネットでしか言えないのか」と一笑に付されてしまうかもしれないけれど。

■松島トモ子「イノシシはね、まだかまれてないの」

 年末年始は、ゴールデンタイムや深夜帯だけではなく、昼間のユルめの番組も見逃せなかったりする。正月の三が日が終わり、仕事始めの人も多かったであろう4日のお昼にやっていた『ワガババ修学旅行』(フジテレビ系)が珍妙だった。ハライチ・澤部が先導して、デヴィ夫人、瀬川瑛子、奈美悦子、柴田理恵、元谷芙美子(アパホテル社長)、どんぐり(映画『カメラを止めるな!』出演女優)など9人の淑女を富士山開運バスツアーへ連れて行く、という体裁の番組。「ワガババ」という言葉とか、ババアのワガママに澤部が振り回されるといった番組のコンセプトはいかがなものか、という論難もあるけれど、ここで注目したいのは、番組の中心で活躍していた松島トモ子だ。

 松島といえば、テレビ番組のロケ中、ライオンに頭などをかまれ、さらにその10日後にはヒョウに首をかみつかれたことで有名だ。そんな松島が、番組が始まって早々、柴田や奈美らが自分たちは亥年の年女だと話しているところに、次のように割って入った。

「イノシシはね、まだかまれてないの」

 動物にかまれやすい自分の体質を、今年の干支に絡めて自虐的にネタにする松島。もしかしたら、正月になると新年の挨拶がてら、「馬にはまだかまれてないの」とか「かまれたのは虎じゃなくてヒョウなの」とか、毎年言っているのだろうか? そうではないとしても、この一言を今回のロケ前日とかに考えていたのだろうかと想像したりすると、それはそれで面白い。全部台本だと断じてしまうよりも面白い。

 一行は、富士山の麓にある神社を訪れたり、島田秀平に手相を見てもらったりした後に、サファリパークに向かった。ここでのメインイベントは、ライオンへの餌やり。当然、松島にスポットライトが当たる。松島いわく、「ライオンの餌になりかけたことはあったけど、餌をやったことはない」とのこと。ライオンの元へ向かうバスの中で、松島は緊張気味に言う。

「私は偶然にかまれたわけであって、こうやってかまれに行くわけじゃない」

 もう、かまれることが前提だ。もちろん、金網越しのライオンへの餌やり自体は、松島がかまれることなく終わる。が、この後の松島の言葉がまた鋭い。他の出演者が「檻越しに見ると割とかわいい」と感想を口にすると、「1回かまれてごらん」と言い、「キリンの首の骨は何本あるでしょう?」とクイズを出されると、「7本。頚椎いかれてますから(ヒョウに襲われた際、第四頚椎を粉砕骨折したため)、よーく知ってますよ」と即答する。人はライオンやヒョウにかまれると、かまれた側としての矜持が生まれるのかもしれない。サンプルが少なすぎて証明困難な仮説だが。

 松島のライオン餌やり初体験は、こうして終わった。バスから降りて「目がかわいかった」などと感想を口々に話す柴田たち。そんな彼女らに向け、松島は最後に次のように言い放つ。

「素人たちが勝手なこと言ってる」

 松島は玄人である。動物にかまれる玄人。世の中には、いろんな玄人がいるのだ。

■デヴィ夫人「天からお金が降ってくるといいなぁと思ってます」

 松島ともう1人、『ワガババ修学旅行』で中心になっていたのはデヴィ夫人だ。言わずと知れたインドネシアの元大統領夫人であり、東洋の真珠、社交界の華、古市憲寿にブログで怒っていた人である。

 ロケバスの中で、松島がライオンとヒョウにかまれて死にかけた話をしていたときのこと。トークは、出演者がそれぞれ死にかけたエピソードを話す流れになり、瀬川が車にはねられた話をし、奈美が車をスリップさせた話をし、どんぐりが海で溺れかけた話をし、柴田が浅瀬で溺れかけた話をし、最後にデヴィ夫人がインドネシアのクーデターの話をした。

「戦車がアタクシのウチの前を、ガーッて嫌な音を立てて走るんですよ。あの戦車がもし、門を破って入ってきたらどうしようっていう恐怖」

 今さらながら、こういう経歴の人が日本のバラエティ番組に出ているのは不思議なことだ。

 そんな夫人は、今年の抱負を次のように語っていた。

「天からお金が降ってくるといいなぁと思ってます。雪のように降ってくるとうれしいわぁ」

 神社にお参りした際も、天から桜のようにお金が降り注ぐことを願う夫人。「異常な欲ですね」とツッコむ澤部。みんなで集合写真を撮る際には、ハイチーズ的な掛け声で「お金持ち~」と言ってほほえむ夫人。「日本一いやらしい掛け声」とツッコむ澤部。

 この原稿を執筆中、ZOZOTOWNの前澤社長がTwitterで100人に100万円をプレゼントする件が話題になっていた。デヴィ夫人、ちゃっかりリツイートしたのだろうか?

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

ツッコミもボケもイケる!? みちょぱが”ギャルマインド”でバラエティ番組を席巻中

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(12月30日~1月5日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■みちょぱ「付き合って1カ月後ぐらいで少年院に。しかも、”おはたい”されて」

 年末年始の特別番組には、この1年のテレビをにぎわせた“話題の人”が出演することが多い。ただし、それ以降あまりテレビで見かけなくなるタレントや芸人もいて、そんな彼らは“一発屋”と呼ばれたりする。他方で、この時期を乗り越えて番組に出続ける人たちは、画面に定着するようになる。年末年始の特番は、芸能人にとっての分水嶺のようでもある。

 今回の年末年始は、チョコレートプラネットや丸山桂里奈、DA PUMPなどを頻繁に見かけた。千鳥がMCを務める番組も多かった。あと、目に留まりにくいところで言うと、みちょぱこと池田美優もよく出ていた。2年くらい前からテレビで見かけるようになったみちょぱは、昨年後半から露出が増えた印象がある。ただ、モデル出身の女性タレントというと、滝沢カレンや鈴木奈々など派手な言動で注目を集める人が多く、そんな彼女たちと比べると、みちょぱは目立ちにくいようにも思う。なぜ、彼女は人気なのか?

 ということで、先週のみちょぱの言葉を拾ってみる。たとえば、1日放送の『爆笑ヒットパレード2019』(フジテレビ系)の一場面。心霊系の企画が苦手とか魚が食べられないなど、番組出演時のNGが多いと話すみちょぱに、“NGなし”をうたう女性タレントの一角であるところの野呂佳代が「仕事を選んでる暇はないですよ」と対抗していた。が、そんな野呂をみちょぱは、「でも、選んでなくても今あんまり(テレビに)出てないですよね」と迎撃。一撃だった。

 平成を振り返る番組も多かった。そんなところにも、みちょぱはよく出ていた。たとえば、インターネット文化の平成史を振り返る、2日放送の『平成ネット史(仮)前編』(NHK Eテレ)。堀江貴文やヒャダインが、プラウザを更新する際にF5とCtrl+Rのどちらを使っていたかという話題で盛り上がっていたのだけれど、そこで感想を聞かれたみちょぱは、「(話が)長いなぁと思って」と一蹴。ネットはオタクや陰キャラと呼ばれるような人たちが世の中に出る道も開いたという見解に対しても、「ネットでしか言えないのかって私は思っちゃう側」と意見していた。

 このようにみちょぱは、ツッコミが鋭い。芸人やタレントに対しては視聴者的な立場からツッコミを入れ、年長者や社会的地位が高い人に対しては若者やギャルの立場からツッコミを入れる。番組内での位置の取り方が絶妙なのだろう。「男の目線を気にせず、自分の好きなことをやるブレないところ」と自身が説明する、「ギャルマインド」のなせる業かもしれない。

 他方で、みちょぱはボケの側にも回る。元カレが少年院に入っていた話は、みちょぱがいくつかの番組で披露してきた“持ちネタ”で、自分がボケに回って周囲からツッコミを受けるエピソードのひとつでもある。1日放送の『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)でも、同じエピソードが反復されていた。ただ、そこには初耳のキーワードも混ざっていた。

「付き合って1カ月後ぐらいで(元カレが)少年院に。しかも、”おはたい”されて」

 ネットで調べると2017年の使用例が1件だけ引っかかったのだけれど、個人的には初めて聞いた「おはたい」というキーワード。「おはたい」とは? という問いに、みちょぱは答える。

「おはようございます逮捕です」

 元カレだけではなく他の先輩も含め、4~5人ほど一気に「おはたい」、つまり早朝に逮捕されたらしい。なんだよ「おはたい」って、という話なわけだけれど、ボケの要素が添加されてリニューアルされたようなトークを聞きながら、今年はみちょぱをテレビでさらに見るんだろうな、と思ったりもした。ツッコミにもボケにも回れるオールラウンダーとしてのみちょぱ。改元が近づくにつれて平成を回顧する番組が増え、“若者の意見”への需要があるだろうし。

 その意味で、みちょぱにとっての分水嶺は、元号が変わる5月初頭ごろにあるのかもしれない――。とか皮肉っぽく言うと、みちょぱに「ネットでしか言えないのか」と一笑に付されてしまうかもしれないけれど。

■松島トモ子「イノシシはね、まだかまれてないの」

 年末年始は、ゴールデンタイムや深夜帯だけではなく、昼間のユルめの番組も見逃せなかったりする。正月の三が日が終わり、仕事始めの人も多かったであろう4日のお昼にやっていた『ワガババ修学旅行』(フジテレビ系)が珍妙だった。ハライチ・澤部が先導して、デヴィ夫人、瀬川瑛子、奈美悦子、柴田理恵、元谷芙美子(アパホテル社長)、どんぐり(映画『カメラを止めるな!』出演女優)など9人の淑女を富士山開運バスツアーへ連れて行く、という体裁の番組。「ワガババ」という言葉とか、ババアのワガママに澤部が振り回されるといった番組のコンセプトはいかがなものか、という論難もあるけれど、ここで注目したいのは、番組の中心で活躍していた松島トモ子だ。

 松島といえば、テレビ番組のロケ中、ライオンに頭などをかまれ、さらにその10日後にはヒョウに首をかみつかれたことで有名だ。そんな松島が、番組が始まって早々、柴田や奈美らが自分たちは亥年の年女だと話しているところに、次のように割って入った。

「イノシシはね、まだかまれてないの」

 動物にかまれやすい自分の体質を、今年の干支に絡めて自虐的にネタにする松島。もしかしたら、正月になると新年の挨拶がてら、「馬にはまだかまれてないの」とか「かまれたのは虎じゃなくてヒョウなの」とか、毎年言っているのだろうか? そうではないとしても、この一言を今回のロケ前日とかに考えていたのだろうかと想像したりすると、それはそれで面白い。全部台本だと断じてしまうよりも面白い。

 一行は、富士山の麓にある神社を訪れたり、島田秀平に手相を見てもらったりした後に、サファリパークに向かった。ここでのメインイベントは、ライオンへの餌やり。当然、松島にスポットライトが当たる。松島いわく、「ライオンの餌になりかけたことはあったけど、餌をやったことはない」とのこと。ライオンの元へ向かうバスの中で、松島は緊張気味に言う。

「私は偶然にかまれたわけであって、こうやってかまれに行くわけじゃない」

 もう、かまれることが前提だ。もちろん、金網越しのライオンへの餌やり自体は、松島がかまれることなく終わる。が、この後の松島の言葉がまた鋭い。他の出演者が「檻越しに見ると割とかわいい」と感想を口にすると、「1回かまれてごらん」と言い、「キリンの首の骨は何本あるでしょう?」とクイズを出されると、「7本。頚椎いかれてますから(ヒョウに襲われた際、第四頚椎を粉砕骨折したため)、よーく知ってますよ」と即答する。人はライオンやヒョウにかまれると、かまれた側としての矜持が生まれるのかもしれない。サンプルが少なすぎて証明困難な仮説だが。

 松島のライオン餌やり初体験は、こうして終わった。バスから降りて「目がかわいかった」などと感想を口々に話す柴田たち。そんな彼女らに向け、松島は最後に次のように言い放つ。

「素人たちが勝手なこと言ってる」

 松島は玄人である。動物にかまれる玄人。世の中には、いろんな玄人がいるのだ。

■デヴィ夫人「天からお金が降ってくるといいなぁと思ってます」

 松島ともう1人、『ワガババ修学旅行』で中心になっていたのはデヴィ夫人だ。言わずと知れたインドネシアの元大統領夫人であり、東洋の真珠、社交界の華、古市憲寿にブログで怒っていた人である。

 ロケバスの中で、松島がライオンとヒョウにかまれて死にかけた話をしていたときのこと。トークは、出演者がそれぞれ死にかけたエピソードを話す流れになり、瀬川が車にはねられた話をし、奈美が車をスリップさせた話をし、どんぐりが海で溺れかけた話をし、柴田が浅瀬で溺れかけた話をし、最後にデヴィ夫人がインドネシアのクーデターの話をした。

「戦車がアタクシのウチの前を、ガーッて嫌な音を立てて走るんですよ。あの戦車がもし、門を破って入ってきたらどうしようっていう恐怖」

 今さらながら、こういう経歴の人が日本のバラエティ番組に出ているのは不思議なことだ。

 そんな夫人は、今年の抱負を次のように語っていた。

「天からお金が降ってくるといいなぁと思ってます。雪のように降ってくるとうれしいわぁ」

 神社にお参りした際も、天から桜のようにお金が降り注ぐことを願う夫人。「異常な欲ですね」とツッコむ澤部。みんなで集合写真を撮る際には、ハイチーズ的な掛け声で「お金持ち~」と言ってほほえむ夫人。「日本一いやらしい掛け声」とツッコむ澤部。

 この原稿を執筆中、ZOZOTOWNの前澤社長がTwitterで100人に100万円をプレゼントする件が話題になっていた。デヴィ夫人、ちゃっかりリツイートしたのだろうか?

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

菅田将暉主演『3年A組』、初回10.2%も「コメディなの?」「期待はずれ」と批判相次ぐ

 菅田将暉主演の新ドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)の初回が1月6日に放送された。29人の生徒役には、永野芽郁をはじめ上白石萌歌、川栄李奈、今田美桜、GENERATIONS from EXILE TRIBE・片寄涼太ら旬の若手俳優が名前を連ね、初回視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好スタートを切ったものの、一部では早くも「期待はずれ」「菅田の無駄使い」といった不満の声が上がっている。

 同作は、担任の柊一颯(菅田)が、卒業式10日前に3年A組の生徒たちを人質として学校に立てこもり、“自殺したクラスメイトの死の真相”に迫るため、“最後の授業”を行うという学園ミステリー。

「生徒役の俳優は5日間に分けて全員が発表され、豪華なキャスティングだとして注目の的になっていました。しかし、第1話が放送されると、ネット上では『生徒役がヘタすぎ』『若手使えばいいってもんじゃない』と、演技力に関する批判が噴出。特に、ヤンキーの生徒を演じている片寄に至っては『この人のせいで全てがぶち壊し』『典型的な芝居ベタ』などと散々な言われようです」(芸能ライター)

 さらに、現在23歳と24歳の川栄と片寄に対し「高校生はさすがに無理すぎ」「川栄がOLに見える」と、実年齢と比較しての役柄に不満を抱く声も続出。

「また、同作でヒロインを演じる永野が早口でまくし立てるシーンでは『なんて言ってるのか、まったく聞き取れない……』といった困惑の声も。さらに、謎のまま自殺した生徒を演じている上白石については『この子嫌いじゃないけど、配役ミスだと思う』『ミステリアスな雰囲気じゃない』『永野と白石の役は逆が良かった』など、配役の違和感を指摘する声が上がっていました」(同)

 もともと、“29人の生徒が人質にとられる”という設定から、生徒同士が殺し合いをする映画『バトル・ロワイヤル』(2000年)や、伊藤英明がサイコキラーの教師を演じ、生徒を次々に殺害していった映画『悪の教典』(12年)に近い展開をイメージしていた視聴者が多かったよう。

「しかし、初回で生徒1人を刺殺するものの、今のところ柊にサイコパスな一面は見られず。そのうえ、職員朝礼時の体操がキレッキレのEXILE風ダンスだったり、テレビのインタビューを受けて楽しんでいる教師がいたりと、ところどころコメディ要素が入っており『え? 今の体操なに?』『コメディなの?』『思ってたのと全然違った』と困惑する視聴者も多く見受けられました」(同)

 「もう見ない」「面白くなかった」と、初回にして早くも“離脱宣言”をする視聴者も少なくない同作。若手俳優が揃っているだけに、主演の菅田がいかに若手を引っぱっていけるのかが、成功のカギを握っているようにもみえるが……。今後の展開に期待したい。

【テラスハウスレビュー】IT系会社員・聡太、テラハ史に残る「自意識過剰で失恋」の妙味

見ず知らずの男女6人が、シェアハウスで共同生活する様子を記録したリアリティ番組『テラスハウス』。現在、Netflixにて「長野・軽井沢編」が配信中で、ファンは個性豊かな面々の恋愛模様を、一喜一憂しながら、固唾を呑んで見守っている。そんな『テラハ』を愛する“テラハウォッチャー”が、9月の配信分から、グッときた“名(珍)シーン”をピックアップし、思いのままにレビューする。

聡太、フラれて突然の卒業(第41話)

 自意識過剰からくるオモシロ行動で「天才喜劇王・聡太先生」の異名を取ったIT系会社員の聡太は前回、気になっているモデルのりさこを「俺に似合うメガネを選ぶ会」という名のデートに誘った。

 上から目線の誘い方に引き気味のりさこに気付かず、なぜか行ける気満々の聡太先生。41話では、日程を決めるために女子部屋を訪ねたのだが、りさこから「聡太くんは自分に合うメガネを自分が一番わかってそうだから、りさこが会に参加しても無駄だな~って。迷ったら写メ送って」と、テラハ史に残る無残なお断りをされてしまった。

 プライドが許さない聡太先生は、「うん、たぶん(写メは送らず)自分で買ってくると思うけどね。オーケーオーケー、了解しました! ……っていう話だけなんで」と余裕ぶる。その様子を気まずそうに見守っていたほかの女子メンバーに気付いた聡太先生は、「違う違う、いつ行くか決めてなかったから『行ける日あんの? ないならないで自分で買うよ~』みたいな話でした!」と言い訳し、「ワハハハ」とむなしい笑い声を上げながら去っていった。男子部屋に戻ってからも「ま、俺、メガネかける時間はだいぶ少ないから。ほぼコンタクト付けてて、夜外した後のベッドまでのオシャレだから、俺のメガネの尺は」と強がる聡太先生。メガネにそれほど思い入れはない=りさこにそれほど気があったわけじゃないというアピールなのだろうか。デートのダシに使われ、このような言われようまでする聡太先生のメガネが可哀そうである。

 その翌日、さらなる「俺はりさこに気があったわけじゃない」アピールのためか、今度は専門学生のまやをビール工場見学に誘った聡太先生。まやが渋々参加したビール工場見学の後、聡太先生は重ねてまやを「俺とビールグラスを作りに行く会」に誘うが、これは断られてしまう。

 2人にフラれた形となった聡太先生は突然テラハ卒業を決意した。「これ以上は俺のイメージを壊せない」と判断したのだろうか。非常に残念である。聡太先生は、もっともっと視聴者を楽しませるご活躍ができたはずだ。

 聡太先生は卒業を報告する。前触れのなかった出来事に戸惑うメンバーだったが、聡太先生は充実感をにじませた表情で「単純に、ここに来たのは仕事のアイデアがほしかったからで、その目的は俺の中では達成できたと思ってる。俺自身もすごい成長できたなって思うし」と語る。どのへんが、どのように成長したのか? という視聴者が気になる部分については誰もつっこむことができず、りさこが「う、うん……」と相槌を打つのみだった。

 卒業の日、独特のファッションセンスを持つ聡太先生は、毛皮のコート姿で颯爽と去った。スタジオメンバーは「GACKTか美川憲一を意識しているのでは」と予想して盛り上がっていたが、次のシーンで聡太先生に代わる新メンバーが、ゲスの極み乙女。のベース、休日課長こと理生(まさお)だとわかると、意外な有名人の加入に大盛り上がり。テラハメンバーも大型新人を歓迎し、聡太先生は一瞬にして過去の人となった。

 テラハを出ても聡太先生の人生は続いていく。どうか、自分の本当の面白さに気付き、それを生かして生きていってほしい。

優衣、「モデルの利沙子に勝っちゃった♪」(第42話)

 元サッカー選手の愛大(あいお)は、当初は利沙子が気になっていたが、就活中の大学4年生・優衣ちゃんに心変わり。サッカー観戦の予定を利沙子と立てていたが、「やっぱり優衣ちゃんを誘いたい」と断りを告げた。その後、愛大に誘われた優衣ちゃんは即、利沙子を訪ね「フフフフ♪ 愛大くんに何か言われた? 断られた?」と探る。利沙子が「試合見に行こうって言ってたんだけど、優衣ちゃんと行きたいんだって」と答えると、「あっそうなんだ、知ってる~」と笑顔。「でも私、予定あるから断った。愛大くんの方を優先しようとは思わないから」と、勝ち誇ったように告げた。「モデルの利沙子に勝った自分♪」が潔いほど溢れ出ている。そういえば優衣ちゃん、就活はどうした!?

愛大の鼻ほじ癖が明らかに(第43~44話)

 愛大から好意を寄せられている優衣ちゃんだが、利沙子にどう思っているのか探られると「愛大くんの嫌なところがあるの。鼻くそをすごいほじるところと、タン飛ばすところ」と明かす。愛大にとって鼻をほじることは、それほど恥ではないようで、優衣ちゃんに「俺この間さ、鼻くそほじってたのね。そしたらさ、めっちゃ臭かったんだけど」と報告するシーンも。優衣ちゃんは「知らんがな。鼻ほじるのは、絶対やめた方がいいと思うよ」と冷静に注意したが、愛大には響いていない様子。タンを吐くことについては「サッカーやってる時から癖なんだよね。あそこの草に吐こうって決めてスパって吐いちゃうんだよね。スパって飛ぶと超気持ちいいの」と分析していた。恥の感覚というのは人それぞれ。一体どこで差が付くのだろう。そう考えさせられる、印象深いシーンであった。

 女子メンバーが、優衣ちゃん&利沙子VSまやで対立した。女子らしい団結力を見せる優衣ちゃん&りさこペアにまやが入れず、まやは夜も女子部屋ではなくリビングで寝ているという。優衣ちゃん&りさこペアは、まやが女子部屋にいるタイミングで「まやのテンションのアップダウンが激しい」「キレてるようにしか見えない」「まやが優衣ちゃんに冗談で『ババア』と言ったことで優衣ちゃんは傷付いた」「家事をせず、お礼も言わない」等々、言いたかったことをぶつけた。

 まやは、家事については素直に謝ったが、そのほかには「あ~ダル。ないわ」「なんだソレ」などキレ気味。話が途切れると、「まだ何かあんの? 髪乾かしてこよ~っと」と出て行ってしまった。何の解決もされていないが後日、再び女子だけになると、仲良さげに上っ面の会話をする3人。これぞ女子というリアルなシーンだった。

 さまざまな不満をまやに浴びせた優衣ちゃん&りさこペアだったが、もっとも重大問題として話した印象があったのは“優衣ちゃんババアに傷付く”問題だったように見えた。せっせとメンバーの世話を焼く優衣ちゃんは、ババアとは言わないまでも寮母さん的ポジションになりつつある。優衣ちゃんにはここで傷付くのではなく、オバちゃんキャラを磨いていってほしいと共に、就活も頑張ってほしい。

嵐・松本潤『99.9』トップ成績のウラで……2018年、連続ドラマの「低視聴率王」は?

 年間を通してさまざまなドラマが話題になるが、2018年におけるゴールデン・プライム帯の民放連続ドラマ(テレビ東京を除く)では、1月期にTBS系「日曜劇場」枠で放送された『99.9-刑事専門弁護士- SEASONⅡ』が、全話平均視聴率17.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でトップの成績を収めた。

「嵐・松本潤が主演を務める『99.9』は、“有罪率99.9%”とされる刑事弁護の世界で、“0.1%の事実”にこだわる刑事専門弁護士・深山大翔(松本)の活躍が描かれます。16年4月期に放送されたSEASONⅠも全話平均17.2%と好成績でしたが、今回、自己記録を更新しました」(芸能ライター)

 では逆に、18年に低視聴率で批判された連ドラと、その主演は誰だったのか。各局の成績を振り返ってみたところ、フジテレビ系「木曜劇場」枠1月期の深田恭子主演『隣の家族は青く見える』と、4月期のディーン・フジオカ主演『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』が全話平均6.2%の同率で“ワースト3位”となっていた。

「『となかぞ』は主人公の五十嵐奈々(深田)と夫・大器(松山ケンイチ)が妊活に励む姿や、同じコーポラティブハウスで暮らすさまざまな夫婦やカップルとの交流が描かれました。しかし、局が情報を解禁した時点で『妊活というデリケートな問題を、フジがうまく扱えるとは思えない』『深キョンに妊活女性のリアルを表現できるのか?』など、ネットが荒れたものです」(同)

 実際に放送が始まると、「思ってたより良いドラマ」「奈々が可愛くて、でも芯が強くて見習いたいと思った」とのコメントも多く寄せられたが、前評判の悪さが数字に影響したのかもしれない。

「『モンクリ』は完全に好みが分かれた印象。フランスの名作小説『モンテ・クリスト伯』(巌窟王)を現代日本版としてアレンジし、主人公の漁師・柴門暖(ディーン)の“復讐劇”を展開しましたが、拷問などの痛々しいシーンや重苦しいストーリーに『ギブアップ』する視聴者が続出。また、ディーンについて『わざとらしい演技』『いかにも芝居じみてて、笑えてしまう』という書き込みのほか、『視聴率持ってないんだから、もう主演はやめたほうがいい』との声も上がっていました」(同)

 続いて、“ワースト2位”も同率が2作品。いずれも1月期に全話平均6.1%を記録した、フジ「月9」枠の芳根京子主演『海月姫』と、日本テレビ系「水曜ドラマ」枠の広瀬すず主演『anone』である。

「内気な主人公・倉下月海(芳根)が恋を知り、新たな生き方にも気づいていく……という『海月姫』は、漫画家・東村アキコ氏の人気漫画が原作で、14年には能年玲奈(現・のん)主演で映画化もされています。原作ファンからは『映画は悪くなかったけど、ドラマはどうかな?』などと不安視されていたものの、放送開始後はネット上でもそれなりに盛り上がっていました」(テレビ局関係者)

 ただ、一部では「芳根は可愛いけど華がない」「主演にしては地味」といった指摘も。そして結果的に、同ドラマは“月9史上最悪”の平均視聴率を更新してしまった。

「一方、『anone』で主演した広瀬は映画やドラマ、CMと引っ張りだこの人気女優とあって、同ドラマの“爆死”は業界内外に衝撃を与えました。孤独な少女・辻沢ハリカ(広瀬)が林田亜乃音(田中裕子)との出会いをきっかけに、“真実の人間愛”を見つけていくというストーリーは、日テレの大ヒットドラマ『Mother』(10年)や『Woman』(13年)を手がけた坂元裕二氏による脚本。広瀬に関しても『10代最後の連ドラ主演作』と銘打たれていただけに、注目されていたのです」(同)

 ところが、初回からネット上には「難解な物語」「ファンタジーな雰囲気かと思いきや、かなり重い」「毎週見るのはしんどいかも……」といった意見が噴出。広瀬に対して「暗い役柄にしても、声が小さすぎて何言ってるのかわからない」「滑舌が悪くて、セリフが聞き取れません」などと苛立つネットユーザーも多かった。

「それでも、ワースト2、3位の連ドラはギリギリ6%台に乗っかっていましたが、“ワースト1位”となったフジ系『火曜午後9時』枠で放送された吉岡里帆主演『健康で文化的な最低限度の生活』は、全話平均5.8%しかありませんでした。フジはこれでワースト1~3位すべてにランクインしてしまい、その中でも吉岡は“低視聴率女王”のレッテルを貼られてしまったわけです」(同)

 『ケンカツ』は、新人ケースワーカー・義経えみる(吉岡)が生活保護受給者に寄り添いながら、彼女自身も成長していくといった内容。そもそも生活保護がテーマということで、ネット上でも賛否の分かれるドラマだったが、何よりもバッシングを浴びたのはえみるのキャラクター、そして吉岡の演技力だった。

「まず、えみるはうつ病を訴える生活保護受給希望者に対してイラついたり、強引に話を進めようとしたりするところがあり、『新人とはいえ、こんなケースワーカーが担当だったら最悪だわ』といった批判が噴出。さらに、『吉岡ってゴリ押しされてるけど、マジで演技力なさすぎ』『しゃべり方も、困ったような表情もいつも同じじゃない?』『こんなに演技ヘタなのに、なんで主演が続いてるの?』などと疑問視する声も少なくありませんでした」(テレビプロデューサー)

 実際、吉岡は1月期にもTBS系「火曜ドラマ」枠で『きみが心に棲みついた』の主演を務めていたが、こちらも全話平均7.7%と不発だった。17年に出演した『カルテット』(同)では脇役ながら存在感を発揮し、話題になったが、今では「主演には向かない女優」「脇役だから良かった」と言われるように。低視聴率女王から脱却するには、軌道修正したほうがいいのかもしれない。