『おっさんずラブ』続編は「10月期」「土曜深夜」で調整中! 現状は「主演・田中圭」のみ決定!?

 1月22日、昨年大ヒットした連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の続編が、今年度中に放送されることが発表になった。ファンはさぞ大喜びかと思いきや、「主演を含むキャストは未定」との報道に動揺している様子だという。マスコミ関係者によると「出演者変更もあり得る」そうだが……。

「2016年の単発ドラマを経て、昨年4月期に放送された連続ドラマが大ヒットした同シリーズは、男性同士のピュアな恋愛模様を描いたラブコメディ。田中圭演じる主人公・春田創一が、ある日突然、会社の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)から告白され、さらにイケメンの後輩・牧凌太(林遣都)からもアプローチされるという内容です」(芸能ライター)

 昨年の連ドラ版では、武蔵と牧の間で揺れ動く春田の様子や、そこに参戦する春田の幼なじみ・荒井ちず(内田理央)や牧の元恋人・武川政宗(眞島秀和)の姿などが描かれ、その複雑で切ない関係性がネット上で話題に。今夏には、連ドラ版のその後を描いた映画の公開も決まっている。

「そんな中、続編ドラマまで決定したものの、こちらはキャストや内容、放送時期も未定となっています。関係者によれば、10月クールに、昨年と同じ『土曜ナイトドラマ』枠で調整しているようですが、ファンが一番気になっているのは、やはり“キャスト変更”の可能性ではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 現状、連ドラ第2弾に関して決定しているのは、「主演の田中だけ」(同)のようだ。

「16年の単発版で、春田の後輩を務めた長谷川幸也(落合モトキ)が、連ドラ第1弾では牧に変更になったように、キャストチェンジは十分あり得ます。やはり“キャスト未定”という点を不安視しているファンは多く、『続編で一新されたらショック』『田中圭、林遣都、吉田鋼太郎の「おっさんずラブ」しか見たくない』といった声が飛び交っている状況です。田中以外の登場人物が変われば、関係性も変わってくるでしょうし、その時は批判が噴出するのは必至。第1弾のような大ヒットになるかどうか」(同)

 多くの視聴者を魅了した『おっさんずラブ』が、続編ドラマを放送することでバッシング対象にならなければいいが……。

『おっさんずラブ』続編は「10月期」「土曜深夜」で調整中! 現状は「主演・田中圭」のみ決定!?

 1月22日、昨年大ヒットした連続ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の続編が、今年度中に放送されることが発表になった。ファンはさぞ大喜びかと思いきや、「主演を含むキャストは未定」との報道に動揺している様子だという。マスコミ関係者によると「出演者変更もあり得る」そうだが……。

「2016年の単発ドラマを経て、昨年4月期に放送された連続ドラマが大ヒットした同シリーズは、男性同士のピュアな恋愛模様を描いたラブコメディ。田中圭演じる主人公・春田創一が、ある日突然、会社の上司・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)から告白され、さらにイケメンの後輩・牧凌太(林遣都)からもアプローチされるという内容です」(芸能ライター)

 昨年の連ドラ版では、武蔵と牧の間で揺れ動く春田の様子や、そこに参戦する春田の幼なじみ・荒井ちず(内田理央)や牧の元恋人・武川政宗(眞島秀和)の姿などが描かれ、その複雑で切ない関係性がネット上で話題に。今夏には、連ドラ版のその後を描いた映画の公開も決まっている。

「そんな中、続編ドラマまで決定したものの、こちらはキャストや内容、放送時期も未定となっています。関係者によれば、10月クールに、昨年と同じ『土曜ナイトドラマ』枠で調整しているようですが、ファンが一番気になっているのは、やはり“キャスト変更”の可能性ではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 現状、連ドラ第2弾に関して決定しているのは、「主演の田中だけ」(同)のようだ。

「16年の単発版で、春田の後輩を務めた長谷川幸也(落合モトキ)が、連ドラ第1弾では牧に変更になったように、キャストチェンジは十分あり得ます。やはり“キャスト未定”という点を不安視しているファンは多く、『続編で一新されたらショック』『田中圭、林遣都、吉田鋼太郎の「おっさんずラブ」しか見たくない』といった声が飛び交っている状況です。田中以外の登場人物が変われば、関係性も変わってくるでしょうし、その時は批判が噴出するのは必至。第1弾のような大ヒットになるかどうか」(同)

 多くの視聴者を魅了した『おっさんずラブ』が、続編ドラマを放送することでバッシング対象にならなければいいが……。

テレ朝『激レアさん』元暴走族が少年院の”反省文”で文章力をアップ、新聞社のエース記者に!

 映画『ベスト・キッド』に、主人公のダニエルが師匠のミヤギから車のワックスがけやペンキ塗りの作業を命じられ、知らぬ間に武術の腕前が上がっていたという描写がある。ワックスがけやペンキ塗りの手の動きがそのまま空手の防御に生かされ、結果的にダニエルは強くなっていたのだ。

 なぜ、こんなことを思い出したのか? 1月14日放送『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)に、不思議な形で予期せぬ能力を伸ばした、ある男性が出演していたからだ。

 男性の名前はタクヤさん。彼の容姿は、ハッキリ言っていかつい。無理もない。少年時代はバリバリのワル。元暴走族で少年院に入った過去を持っているのだ。

■「反抗しては、反省文で美文をしたためる」の無限ループ

 中学卒業後は高校へ進まず、ガチ暴走族「鬼姫」の副総長となったタクヤさん。そんな彼は、暴走族同士のケンカが原因で逮捕されてしまった。

 実は、タクヤさんの性格はイケイケではない。「ぶっちゃけビビリなのにカッコだけはつけたい男」だと自らを告白する。

 少年院の中では、周囲に虚勢を張った。例えば、返事は大声で「ハイ!」と言わなければならないのに、教官にビビッていないと思わせるために「ヘ~イ」と気の抜けた返事をする。目をつけられて奥に連れていかれると、今度は全力の大声で「ハイ!」と30分間言い続けた。カッコつけとビビリが同居しているのがタクヤさんだ。

 結果、反省しているのに反省していないフリをするジレンマに彼は陥ってしまった。内心では猛烈に反省している。でも、虚勢を張っているので教官には伝わらない。

 カッコつけすぎて問題児扱いされたタクヤさんには、ほかの院生の倍の反省文が課せられることに。しかし、学校へあまり行かなかったタクヤさんには文章力がない。毎回、2~3行書いてギブアップの状態だった。

 とはいえ、自分の反省心を教官に伝える手段は、もはや反省文しかなかった。そこでまず考えたのは「原稿用紙の空白を埋める」という作業だ。字数を稼いで成長を見てもらう。その方法は以下である。

・「晴れていた」→「太陽がさんさんとまぶしく僕をメラメラと照りつけた」

・「ご飯を食べた」→「できたてのご飯のいい香りがふわ~と広がり、一口かむと米の旨味がじわ~と広がりました」

 言い換えることで字数を稼ぐ。こうして、知らず知らずのうちにタクヤさんは表現力がアップした。

 また、タクヤさんのように頻繁に反省文を書かされる者は「単独室」(刑務所で言う独居房)に入れられ、ひたすら反省文を書くことを強いられるという。短時間で反省文を書かなければいけない日々だ。すると、今度は知らぬ間に集中力がアップしていた。

 喜びのステージは続く。集中力がアップすると、タクヤさんの中で反省文が苦ではなくなったのだ。

「反省文を書かされすぎて、いつしか反省文を書くのが楽しくなってきたんですよ」

「起承転結も意識して書けるようになったんです」

 文章を書くのが楽しくなり、起承転結を意識するようになった院生の文章はこんな感じだ。

起=私はなぜよそ見や私語をしたのか?

承=それは穏やかな春の風吹く農作業中……

転=まさか単独室にまで入ることになろうとは

結=今後は二度としないよう心に刻みました

 虚勢を張るタクヤさんは、胸中にある反省心を文章にして伝えているうちに、自然と読み手を意識する構成力がアップしていたのだ。「反抗しては美文をしたためる」という無限ループが、彼の文章スキルをメキメキと上昇させた。

「最初は1ページ書ききれなかったんですよ。でも、少年院を出る頃は余裕で原稿用紙4~5枚は書けるようになってましたね」

 少年を更生させる施設へ入り、生活をこなす中、自然と文章力が伸びていた。人生、何がどう転ぶかわからない。

■文章力を伸ばした元暴走族の少年が新聞記者に採用される

 その後、父親から「南米に渡って人生を勉強してこい」と指令を受けたタクヤさんは、ブラジルに移住してバナナ園を営む日本人・ハンザワさんに出会う。彼に感銘を受け、バナナ園を去った後も開拓移民を訪ね続けた。そして、思う。

「こんな偉大な人たちを、誰も知らなくないか?」

 職探しを始めたタクヤさんはサンパウロ新聞の記者募集に応募し、見事合格。エース記者として活躍することになった。現地では主に移民に関する記事を担当し、ほかには小泉純一郎首相(当時)やアントニオ猪木への取材も行ったという。

“少年院で反省文を書きすぎたあまり、文章力がメキメキ上がり、敏腕新聞記者になった元暴走族”のタクヤさんの現在の肩書は、「サンパウロ新聞・福岡支局長」である。人生、何がどう転ぶか本当にわからない。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

 

『おっさんずラブ』続編決定も“キャスト未定”で「田中圭と林遣都が見たいのに」と不満の声

 昨年4月期に放送され大ヒットとなった『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の続編ドラマが、今年度中に放送されることが1月22日に発表された。公式サイトによると“主演を含むキャストは未定”とのことで「主演変わるなら見ない」「あの3人だから面白かったのに!」とドラマファンからは不満の声が上がっている。

「前期の『おっさんずラブ』は田中圭演じるモテない33歳独身男・春田創一が、突然上司の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)と、同居しているイケメン後輩の牧凌太(林遣都)から告白されモテモテになるという、笑いあり、涙あり、トキメキありというラブコメディ。地上派ドラマで“BL”がテーマになっている異色のドラマでしたが、3人の織り成す純愛ストーリーは大ヒットし、『おっさんずラブ』が2018年の流行語大賞ベスト10に選ばれるほどの社会現象を巻き起こしました」(芸能ライター)

 田中がブレークするきっかけとなった同ドラマだが、実は連続ドラマ化される前の16年末に、単発のスペシャルドラマとして放送されている。

「田中と吉田はスペシャルドラマからの続投ですが、最初のドラマでは林のポジションに落合モトキ、田中の幼馴染を演じていた内田理央のポジションには元AKB48の宮澤佐江がいました。これを受けての連ドラ化ですが、一部を除いてはそこまで話題になっていなかっただけに『田中圭、林遣都、吉田鋼太郎がいてこその“おっさんずラブ”じゃないの?』『田中圭と林遣都が見たいの!』とこのキャストだったからこそのヒットだと考えている人も多く『キャスト変更はあり得ない』といった声が続出しています」(同)

 しかし、キャスト続投を訴える声が続出する一方で、ドラマが綺麗に完結したことに対し「これからどうやって続編つくるの? 無理でしょ」「キャスト変更も嫌だけど、ヘタに続編作って、面白くなくなるのもキツイ」と続編反対の意見もあるようだ。

「しかも、『おっさんずラブ』は今夏に映画化を控えています。ドラマ版と同キャストで、その後のストーリーを描くようですが、いまだに映画のタイトルや公開日は発表されていない状態。それだけに、それよりも先にドラマ続編の発表があったことについて『映画の公開日も未定なのに、コケたらどうするの?』『まずは映画で結果出さないとダメでしょ』との指摘も上がっています」(同)

 そもそも「もう飽きた」との声も出てきている中で、「主演もキャストも変わったらそれはもう『おっさんずラブ』ではない」「キャスト変えるなら、違うタイトルでお願いします」といった声も出てきている。

 ブレ-クを果たした田中と林については「スケジュール的に、続投は無理なのでは?」と考えている人も多い。どんなキャストでどんな内容になるのかに注目したいところだ。

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

真木よう子『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!』で移籍後初の連ドラ主演も「滑舌悪い」と酷評

 真木よう子が主演を務める連続テレビドラマ『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~』(テレビ東京系)の初回が1月21日に放送され、平均視聴率4.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。真木は、昨年9月にレプロエンタテイメントに移籍してから初の連ドラ主演ということで、注目を集めていたが……。

「同作は雑誌『モーニング』(講談社)に連載されていたマンガ『この女に賭けろ』が原作。真木は、女性管理職として、大胆な発想で業績不振に陥っている都市銀行支店の立て直しをはかっていくという役どころです。さらに、テレビ東京の公式サイトで『天然な鈍感さと強さを併せ持つ、キュートな銀行員』と説明されているように、物腰が柔らかな女性ということのようでしたが『真木はサバサバしたイメージで、キュートとは違う』との声も。さらに以前から『声が聞き取りにくい』との指摘が多くありましたが、今回も『滑舌悪い』『なんか話し方変じゃない?』といった声が上がっていました」(芸能ライター)

 真木は、18年に『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)で主演を務めたが、全国ネットのゴールデンで放送されたドラマにもかかわらず、全話平均視聴率4.5%という散々な結果に。

「当時は、痛々しいほど激ヤセした姿に同情する声も出ていましたが、今回は、ふっくらとして健康的な姿に戻ったようにも見えました」(同)

 真木といえば、17年8月、コミックマーケットへの参加表明と同時に、フォトマガジンを販売するためのクラウドファンディングを呼びかけたことで「金儲けに走りすぎ」などと炎上。その後、出演予定だった映画を突然降板するなどの騒動も、記憶に新しいが……。

「前例から考えて、メンタル的にもろい部分があると懸念される真木だけに、今回の主演ドラマも大爆死するようなことがあれば、精神面が心配です。とはいえ、今回のドラマは、真木のしゃべり方にこそ指摘する声が上がっていますが、内容に関しては『面白い』という意見も出ており、今後が期待できるドラマといえるでしょう」(同)

 レプロとしても、のんの独立騒動で悪い印象を世間に与えてしまっただけに、ここで真木がいい結果を出してくれれば、双方にとっていい展開になるのではないだろうか。

元AKB48がブスいじり解禁!? デリケートな時代に道なき道を行く、アイドルの生き残り術

 14日にAbemaTVで放送された『おぎやはぎの「ブス」テレビ』に、元AKB48の西野未姫がゲスト出演した。

「世間にあふれているのは美人やリア充向けの情報ばかり……。でもちょっと待ってほしい! 世の中『ブス』の方が多数派でしょ! 『ブス』のいうことに耳を傾けやしない世の中に『ブス』のホンネをお届けします!」

 それが、ブステレビのコンセプト。番組には「ブス」を自認する多数の女性陣が出演中だ。

 そんな「ブス」というくくりの中へ、AKBの元メンバーが加わりにいくのが驚きである。この手の路線の先駆者としては野呂佳代がいるが、彼女の振り切り方は別格だろう。そもそも、野呂はAKBのブレーク前に卒業した存在である。指原莉乃もブスを自称しているが、「ブスじゃない」というファンからのレスポンスがセットになっているところがある。

 一方、今回の西野。いまやアイドルの方向性がバラエティに向くのは至極普通だが、ブステレビとなると話は変わってくる。かつて、彼女は“第2のまゆゆ”と言われていたほどの逸材だったのだから。

■おぎやはぎにブスっぷりをプレゼンする西野

 今月スタートしたドラマ『人生が楽しくなる幸せの法則』(日本テレビ系)は、相席スタート・山崎ケイの著作『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)が原作。当初はドラマ版にも書籍と同様のタイトルが付けられていたが、「女性蔑視」などの批判の声が上がって改題した経緯がある。今という転換期において、間違いなくデリケートな問題だ。何より、「ちょうどいいブス」のフレーズに引っかかりを覚える人が多かったはず。

 そんなタイミングだというのに、西野は遠慮しない。世論を顧みず、躊躇なしでレギュラー陣へ毒を吐きまくるのだ。まず彼女は、周囲にいる「ブス」たちへ全方位で毒を放った。

「私、ここにいるのおかしいと思うんですよ、どう考えても!(周囲を指さして)だって、パッと見たときに、本当に失礼ですけど、ブスすぎて。みんな、相当なブスですよ! 一緒にされたくなくて!! こうやって引きで見たときに1人だけめっちゃかわいいし、1人だけめっちゃ顔小っちゃいんですよ。馴染みたくない!」

 特に、お笑い芸人・八つ橋てまりへの口撃は執拗だった。

「結構なブスですよ! 初めて見た顔ですよ!!」

「ブスでしょ! 誰が見てもブスですよ! 私が今まで出会った中で一番ブスですよ!! トップですよ、ダントツですよ!」

 集中砲火で、どストレートに八つ橋の容姿をこき下ろす西野。

 しかしだ。言えば言うほど、西野が周囲と同化していくのが不憫である。彼女が「ブス」と同じ立ち位置にいることの据わりが良くなっていくのだ。

矢作「どうですか、(西野がいることの)違和感ありますか?」

小木「俺、そんなないんだけど」

西野「なんでー!」

「ブス」として出演しているならば、身を削らなければならない。抗いつつも、彼女は自らの口で「ブス」になっていった理由を説明した。

「徐々にバラエティにたくさん出るようになっていったら、バラエティ寄りになってしまって、さらにファンがドンドン減っていったんですよ。『バラエティに行っちゃうのか』『天使の未姫ちゃん、どこ行った?』みたいな。そしたら、ファンがドンドン減っていくことにストレスを感じて、ドンドン食べちゃうようになったら15キロくらい太ったんです。衣装もハチ切れちゃうみたいな。自分の踊ってる映像を見て『うわ、ブスだ。誰だ?』と思ったら自分で、すごい実感しました」

 おわかりだろうか? 自分がどれだけブスかを、AKB48の元メンバーがおぎやはぎにプレゼンしているのだ。アイドルが芸人に自分の容姿の残念さをアピール中。これはもう、芸人ならびに視聴者に対しての完全なる決意表明だろう。「これからは、私をこんなふうにイジっていいですよ」というアイドルからの解禁宣言である。

「元AKB」の肩書だけでは、別にありがたくない。グループの傘の下を出たからには、自らの力で切り開いていくしかない。だからこそ、西野はとんでもないほうへ歩きだした。この選択肢をチョイスしなければならない今の芸能界に世知辛さを感じてしまうが、だからこそ、こんな難しい時代にもかかわらず“アイドル道”の道なき道を西野は行く。

(文=火の車)

小沢仁志の武勇伝は、いまや芸能界の遺産!?「往年の大物俳優と殴り合い、フィリピンでは拳銃の弾をよけた」

 時代が違うと言われればそれまでだが、昨今の芸能界は等身大のタレントばかり。ビッグマウスを叩いたり、ファンタジーあふれる武勇伝を披露する芸能人は絶滅寸前だ。

 そんな中、夢を与える存在として、俳優・小沢仁志のエピソードトークは目を引く。1月13日放送『マルコポロリ!』(関西テレビ)にゲスト出演した際も、期待を裏切らなかった。

 今までの俳優人生で殺した人数は2,000人、過激な撮影によって48回の骨折を経験。仕事に臨む姿勢はもちろん熱い。そして、常軌を逸しているのは撮影以外の場でも同様だ。例えば、撮影でフィリピンへ行った際、ディスコのトイレで小便中に、後ろからピストルを突き付けられたことがあるという。

「下見てるときに“コチッ”って音がして見たら、キレた奴が俺の頭に銃突き付けてて。強盗。だから手上げて、小便したまま後ろ振り返って。俺の小便がビーサン履いてる足にかかったから相手は下見るじゃない。そのときに銃つかんで、銃をバラしたのよ。俺、フィリピンの特殊部隊と実弾で何万発も訓練やってるから。目隠しして、銃のガバメントとベレッタだったら解体5秒、組み立て7秒」

 まるで映画のような話だが、彼がフィリピンでトラブルに遭ったのはこのときだけではない。

「フィリピンで銃突き付けられたのは1回じゃないから。撃たれたこともあるし。でも、俺よけたから。“ファ~ック!”とか言いながら銃抜くから、ヤベエと思って体よけたら弾丸が通り過ぎて。だから、しばらく耳鳴りが収まらなかった」

■石原裕次郎、吉永小百合、渡瀬恒彦、松田優作とのすったもんだ

 小沢の話す内容は、現実離れしたエピソードばかりだ。加えて、いまや歴史上の人物として扱われる大物俳優たちとの邂逅も果たしている。その逸話も、映画ばりに現実離れしていた。

 新人時代、監督の演出が気に入らないと口出しし、殴り合いも辞さなかった小沢。そんな彼の前に突然現れたのは、あの石原裕次郎だ。石原は「お前か。監督に盾突く生意気なガキがいるからって、顔見に来ただけだ(笑)」と言い残し、その場を去ったという。

 別の現場ではベテラン俳優と衝突し、またしても殴り合いになった小沢。そんな彼の前に現れたのは、あの吉永小百合。「何しているの? ケンカはだめよ」ととがめられ、さすがの小沢もケンカを中断した。

「最初、『何やってんの?』って言われて、俺の前でニコッとして『ケンカはだめよ』ってスーッと去って。2人で『スイマセンでしたー!』って(笑)。なんだ、あのまぶしいオーラはっていうか、後光が差してるんじゃねえかって。本当に菩薩だと思ったもん。美しい……。なんかもう、人じゃないね。今でもクソしないと思ってるもん、あの人は」

 長く“芸能界最強”とささやかれていた、渡瀬恒彦に殴れたこともある。2時間ドラマで渡瀬と一緒になった小沢は、「お前か」と、いきなり渡瀬にブン殴られた。そのときの撮影は、鹿児島での泊まりロケだった。その夜、小沢は一升瓶を片手に、先輩俳優の誠直也と共に渡瀬の部屋を訪ねる。部屋へ招き入れられた小沢は、渡瀬にまず自分を殴った理由を尋ねた。渡瀬の返答は「お前のいろいろなウワサを聞いてて、先輩として一発行っとかなきゃな」というものであった。

「酒飲んでるうちに、また俺が酔って余計なこと言って。当時、デニス・ホッパーと渡瀬さんが風呂のCMやってたの。“裸の王様が~”って。『あれはやめてくださいよ、先輩』って言ったら、またバーン! って殴られて『それはテメエが口出すことじゃねえ、この野郎!』って」

 一方、こんなエピソードも。2014年11月2日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)へ、哀川翔、中野英雄と共に出演した小沢。このとき、中野の口から小沢の信じられないエピソードが明かされた。

中野「松田優作さんとケンカになってましたよね?」

小沢「だって、和泉さん(映画監督の和泉聖治)が急に、もう1人いた役者の頭をボトルでカチ割って。で、『小沢、お前は優作やれ!』だもんね。それで優作さんがいきなり『この野郎!』って立ち上がるから、意味わからずに『これは行くしかねえ』ってなるじゃない」

中野「普通、『行くしかねえ』って思わないですけどね」

 石原には目をかけられた。殴られながら渡瀬とは酒を交わした。松田と拳を交えたこともある。このままの意気で、小沢は役者人生を全うするのだろうか?

 いや。同8月30日放送『さんまのまんま』(フジテレビ系)に出演した小沢は、人生の未来予想図をこんなふうに語っていた。

「(将来は)考古学者になって海の上にいると思うんで。海のもくずで散ろうと思ってるんですよ。海の底に沈んでる美女を引き揚げに行かなきゃいけないから。クレオパトラを」

 過去も現在も未来も現実離れ。完璧である。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

『志村けんのバカ殿様』女性の水着姿に批判殺到!「昔は、おっぱい丸出しだったのに……」

 9日に放送された『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)の内容が、物議を醸している。この日の放送では番組冒頭にダウンタウンの浜田雅功が登場するなど、豪華な並びも話題となった。『バカ殿』はお正月の恒例番組といえるが、ある場面が問題となった。

 問題のシーンは、眠れないバカ殿が水着女性の“肉布団”を味わうといったもの。これが女性差別なのではないかと、一部で批判のターゲットになっているのだ。だが、昔からの『バカ殿』を知る視聴者にとっては「これが問題になるなら、昔はどうなのよ。おっぱい丸出しだったじゃん」「そもそも『バカ殿』がセクハラ、パワハラキャラだし、番組自体が完全に放送禁止だろ」といった声が聞かれる。

「現在は水着になっていますが、昔の『バカ殿』は、おっぱいが丸出しでしたからね。志村扮する殿のキャラクターは、とにかく下品でスケベ。夜這いをかけることはもちろん、人間すごろくのコーナーでは裸の女性とお風呂に入るといった場面も見られました」(放送作家)

 驚くべきなのは、これが現在と同じくゴールデンタイムで放送されていたことだろう。

「1990年代には夜7時から放送の『投稿! 特ホウ王国』(日本テレビ系)でも、若い女性のおっぱいを吸う猫といった企画が放送されるなど、子どもも目にする番組においてエロシーンが放送されていました。もちろんこちらは視聴率アップを狙ったものでしょうが、グロさのない作りであったのも事実ですね。『バカ殿』のくだらなさは昔から変わらないわけですから、むしろネット世論によって“発見”されてしまったといえるかもしれません」(同)

 テレビ番組の企画や内容をめぐっては、相席スタートの山崎ケイ原作によるドラマ『ちょうどいいブスのススメ』がネットで炎上し、『人生が楽しくなる幸せの法則』(同)にタイトル変更となる影響が現れている。『バカ殿』も、そうしたクレーム社会のターゲットとなってしまうのは「らしさ」の損失につながりかねず、少し寂しい気がするのもまた事実であろう。
(文=平田宏利)