『相棒』最終回が「タイムスリップ展開」で視聴者混乱! 「暴君」とウワサされる水谷豊は今

 相棒最新シリーズ『相棒 season17』(テレビ朝日系)が3月20日、最終回を迎えた。ラストを締めくくったのは、視聴者の誰もが予想しなかった“SF設定”だっただけに、ネット上では「ついていけない」と話題になった。それと同時に、一時期メディアを賑わせた、水谷豊の“暴君説”が、再燃しているようだ。

 最終回は、2019年に起こる「致死率100%のパンデミック」を阻止するため、2070年から兄妹がタイムスリップするSF展開。刑事ドラマでは考えられない設定に、放送中からネット上には「これが最終話で大丈夫なの?」という戸惑いの声が溢れかえっていた。

「主人公・杉下右京を演じる水谷は、単なる演者としてだけでなく、配役やストーリーにまで大きく関与していると、『相棒』の大ヒットが続いていた頃に、たびたび報道が出ました。初代のパートナー役だった寺脇康文の“卒業”は、水谷の意向が大きく働き、ここ数年は、脚本のコンペにも参加して、監督やプロデューサーに意見を出しているそうです。スタッフにとっては“暴君”的な存在になっていったとか」(週刊誌記者)

 水谷のこうした“スタンス”は、現場でヒンシュクを買ってしまったのか、数年ほど前に各週刊誌が、水谷についてネガティブな記事を連発するようになった。

「『相棒』ファンの間でも、水谷がドラマ内容にまで大きな影響力を持っているとウワサになっていましたが、2016年頃には関係者の証言による報道が続出したことで、水谷の“暴君ぶり”はほぼ公然の事実となりました。同時期、水谷は視聴率低下のため焦りを感じていたようで、さらに“現場介入”が激しくなったと言われています」(同)

 しかし、ここ数年ほどはマスコミ界隈に、こういった話が出回ることもなくなっているという。

「原因としては、水谷が自らメガホンを取った、肝いりの主演映画『TAP THE LAST SHOW』の大コケだと考えられます。『相棒』でタッグを組む東映が制作しましたが、まったく話題にならず『相棒』という土台なしには立ち行かないと痛感し、自らを律したのかもしれません」(配給会社関係者)

 また、相次ぐネガティブ報道で、現場への“箝口令”がより厳しくなったのでは、という声も。

「証言者はテレ朝、それも『相棒』チームの内部犯行だと考えられ、水谷も相当ピリピリしていたそう。しかし、本人が『降板する』と言い出してしまうと、局としては大損失となるため、情報漏えいについて対策が講じられていました」(芸能プロ関係者)

 今後も『相棒』シリーズは末永く続くとみられるだけに、ファンを混乱させず、かつ飽きさせない作品を作り続けてほしいものだ。

視聴率ジリ貧のテレ東 結局、太川陽介&蛭子能収コンビに頼るしかない!?

 太川陽介と蛭子能収の名コンビが今春、本格的に復活することになった。テレビ東京系で4月18日より、レギュラー番組『太川蛭子の旅バラ』(木曜午後6時55分~)がスタートするのだ。

 2人は2007年10月20日にテレ東の『土曜スペシャル』枠で、単発番組として放送開始した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』でコンビ結成。路線バスを乗り継いで、ゴールを目指す企画もさることながら、2人の掛け合いが人気を博した。視聴率はおおむね2ケタに乗せ、同局では特筆すべき大ヒット番組になった。

 しかし、特に県境などで、バスがつながらず、長距離歩かなければならないことが増え、高齢の蛭子がギブアップ。体力の限界を理由に、17年1月2日の放送回をもって、このコンビは卒業。番組は俳優・田中要次と芥川賞作家・羽田圭介の新コンビにより、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』として引き継がれた。しかし、視聴率は振るわず、いまだに太川&蛭子コンビの復活待望論が根強い。

 同局では、視聴者の要望を踏まえ、同じ『土曜スペシャル』枠での『いい旅夢気分』で太川と蛭子のコンビを復活させ、昨年9月から、同枠で『太川・蛭子のローカル鉄道寄り道旅』を単発で放送していた。

 ただ、一連の番組は、いずれも単発放送だったが、4月から始まる『旅バラ』はレギュラー番組。内容は『ローカル鉄道寄り道旅』のほか、新たな旅企画が進行中だという。
 1度はコンビを解消したはずの2人だが、まさかのレギュラーで本格的に復活させる背景には何があるのか?

「独創的な番組が多いテレ東ですが、視聴率はジリ貧状態です。ヒット番組の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』も、昨年7月14日、明石家さんまが出演した回では番組史上最高の13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、話題を振りまきました。ですが、その後、出演ゲストがしょぼいこともあって、視聴率は低迷。超売れっ子となった出川のスケジュールを押さえるのが難しくなり、2月23日から3月23日まで、1カ月ものブランクができたほど。また、特番時代は常時2ケタを超え、昨年4月より、月イチレギュラーに昇格した『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』もマンネリとネタ切れで、2月3日放送回は7%台に転落してしまいました。そんなわけで、新たな人気番組をつくりたい同局としては、結局、太川と蛭子のコンビに頼らなければならなくなったのでしょう」(テレビ制作関係者)

 とはいえ、『ローカル鉄道寄り道旅』の旅のルールは複雑で分かりづらく、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』ほどの視聴率が取れていない。これまで、このコンビの番組は土曜ゴールデン帯だったが、平日ゴールデン帯で、同局の期待通りの数字がはじき出せるのだろうか?
(文=田中七男)

視聴率ジリ貧のテレ東 結局、太川陽介&蛭子能収コンビに頼るしかない!?

 太川陽介と蛭子能収の名コンビが今春、本格的に復活することになった。テレビ東京系で4月18日より、レギュラー番組『太川蛭子の旅バラ』(木曜午後6時55分~)がスタートするのだ。

 2人は2007年10月20日にテレ東の『土曜スペシャル』枠で、単発番組として放送開始した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』でコンビ結成。路線バスを乗り継いで、ゴールを目指す企画もさることながら、2人の掛け合いが人気を博した。視聴率はおおむね2ケタに乗せ、同局では特筆すべき大ヒット番組になった。

 しかし、特に県境などで、バスがつながらず、長距離歩かなければならないことが増え、高齢の蛭子がギブアップ。体力の限界を理由に、17年1月2日の放送回をもって、このコンビは卒業。番組は俳優・田中要次と芥川賞作家・羽田圭介の新コンビにより、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』として引き継がれた。しかし、視聴率は振るわず、いまだに太川&蛭子コンビの復活待望論が根強い。

 同局では、視聴者の要望を踏まえ、同じ『土曜スペシャル』枠での『いい旅夢気分』で太川と蛭子のコンビを復活させ、昨年9月から、同枠で『太川・蛭子のローカル鉄道寄り道旅』を単発で放送していた。

 ただ、一連の番組は、いずれも単発放送だったが、4月から始まる『旅バラ』はレギュラー番組。内容は『ローカル鉄道寄り道旅』のほか、新たな旅企画が進行中だという。
 1度はコンビを解消したはずの2人だが、まさかのレギュラーで本格的に復活させる背景には何があるのか?

「独創的な番組が多いテレ東ですが、視聴率はジリ貧状態です。ヒット番組の『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』も、昨年7月14日、明石家さんまが出演した回では番組史上最高の13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークし、話題を振りまきました。ですが、その後、出演ゲストがしょぼいこともあって、視聴率は低迷。超売れっ子となった出川のスケジュールを押さえるのが難しくなり、2月23日から3月23日まで、1カ月ものブランクができたほど。また、特番時代は常時2ケタを超え、昨年4月より、月イチレギュラーに昇格した『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』もマンネリとネタ切れで、2月3日放送回は7%台に転落してしまいました。そんなわけで、新たな人気番組をつくりたい同局としては、結局、太川と蛭子のコンビに頼らなければならなくなったのでしょう」(テレビ制作関係者)

 とはいえ、『ローカル鉄道寄り道旅』の旅のルールは複雑で分かりづらく、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』ほどの視聴率が取れていない。これまで、このコンビの番組は土曜ゴールデン帯だったが、平日ゴールデン帯で、同局の期待通りの数字がはじき出せるのだろうか?
(文=田中七男)

食とエロが見事にリンク! カンパニー松尾がテレ東『タチ喰い!』で合法的なハメ撮りを実現

 3月18日と25日の2週にわたって放送の、ドラマ『~元気の出るごはん~タチ喰い!』(テレビ東京系)。素人童貞のプログラマー・ハジメが、手料理を作ってくれる相手と知り合えるマッチングアプリ「コレゴハ」を使い、美女たちと出会うという、夢のようなストーリーである。

 番組ホームページには、こう書いてある。

「監督自らカメラを回し、主人公の主観映像で物語を展開する『一人称妄想ドラマ』という全く新しいジャンルを確立!」

 監督を務めるのは、『劇場版テレクラキャノンボール2013』をはじめ、数々の名作AVを手掛けてきたカリスマ・カンパニー松尾(以下、カン松)だ。

 このドラマ、なんだかおかしいのだ。主観映像でハジメの“心の声”を務めるのはYouTuberのジョーブログ・ジョーだが、美女と出会い、会話するハジメの声は明らかにカン松自身である。聴覚にはカン松の声が届くし、眼前には美女をなまめかしく捉えた主観映像が広がる。結果、多くの男性が既視感を覚えるであろう内容になっている。

 例えば、18日放送の第1話に、こんなくだりがあった。グラビアアイドル・森咲智美演じる人妻「智美さん」がハンバーグをコネ、へこませた中央部にアボカドを入れようとする場面だ。

智美「じゃあ、アボカド入れちゃうね?」

ハジメ「ええ!? ここにぃ? すごぉい……。智美さんのぉ?」

智美「うん、ここ入れていい?」

ハジメ「この中に? 包み込んじゃうんですね」

智美「包み込んじゃうよ? こうやって」

ハジメ「あっ、すごぉい! 熱ぅい!」

 ハンバーグにアボカドを入れようとするだけで悶えてしまうハジメ。ソースをかけようとしたときなんて、もう大変。

ハジメ「それをまた、かけちゃうんですか……?」

智美「そうだよ。かけちゃうよ」

ハジメ「上から? あらぁ~。あっ、すごい。熱い……」

 つまり、地上波で合法的にカン松のAV(ハメ撮り)を見ている感覚を味わえるドラマだった。監督自らカメラを回す理由は、推して知るべしか。「わあ、すごぉい」とか、ただのカン松だ。

 キャリア30年を超えるAV監督のカン松が素人童貞を演じることに、違和感を覚える人はいるのだろうか? いないと思う。彼が撮るAVには、一貫してピュアな空気感が漂っているからである。

 カン松がAV業界に入ったのは1987年、彼が22歳のときだ。その頃、彼は童貞だった。業界では特殊すぎるであろうバイオグラフィは、のちの作風に影響している。

「KAMINOGE vol.31」(東邦出版)でカン松と対談した格闘家・前田日明は、彼が童貞のままAV業界入りした事実を知り、以下のような言葉を掛けている。

前田「そうか、だから松尾さんの作品はスレてないんですね」

カン松「アハハハハ! 俺、スレてないですか(笑)?」

前田「いや、ホントに。作品に純粋さがありますよ」

 加えて、カン松の作品には物語がある。AVなのに、作家性がこぼれ落ちてしまうのだ。本人も、その評価は否定しない。

「確かにそうですね。本来AVっていうのはキレイなお姉さんが出てきて、『こんにちは。◯◯です』っていうところから始まる。で、男優さんが入ってきてセックスする。(中略)自分でハメ撮りするようになって自由になったんで、自分の気持ちとかみたいなものを作品に入れるようにしたんです。自分が苦しいときは苦しいって話をするし、嬉しいときは嬉しいって話をする」(カン松)

 このスピリッツは、ドラマでも一貫している。智美さんと出会ったときは興奮しきりだったのに、AV女優・桐谷まつり演じる「マツリちゃん」と出会った際のハジメは独特のキャラに面食らい、あからさまにガッカリするのだ。うれしさも悲しさもパッケージするのが、カン松の作家性である。

 ちなみに、彼がハメ撮りに傾倒したきっかけには、AV女優・林由美香(故人)との出会いがある。カン松のAV道30周年を記念した特集企画が「週刊プレイボーイ」(2017年6月5日号/集英社)で組まれており、そのときに彼は経緯を告白した。

「俺はすぐに恋に落ちた。プライベートでもセックスした。でも彼女に俺の思いは届かない。(中略)特に自分のAVで彼女が男優とヤッているのがイヤで俺はハメ撮りに傾倒していくことになるんだ。ハメ撮りなら俺がセックスできるから(笑)」

 初めから私情ありきだったのだ。カン松の映像作品が私小説風になるのは必然である。

 筆者は、食欲と性欲は水と油だと認識している。セックスを見ながら食欲は湧かないし、別の場所にあるスイッチという感覚。だが、カン松の域までいくと、そうとは限らないらしい。

「ハメ撮りなら、俺が監督兼男優なので制作費が抑えられるし、余った予算でさまざまなチャレンジもできる。(中略)自分が好きなセックス、音楽、カレー、バイクなどをすべてAVで表現できるようになったのは自信につながった」(週プレ)

 AVにカレー要素を注入するのは、カン松にとってお手の物なのだ。何しろ、制作会社「V&Rプランニング」を辞めるとき、彼は退社理由として「カレー店でもやります」と答えている。それほど、彼のカレー好きは筋金入り。そういえば、今回のドラマでマツリちゃんが作ってくれたのは「牡蠣カレー」だった。

マツリ「牡蠣ってね、男の人が食べるとすごいムラムラするんですって」

ハジメ「ええ~!?」

マツリ「新鮮そうな牡蠣だから、いただいちゃおうかな(笑)」

ハジメ「えっ、そのままぁ? 生で? 生で?」

マツリ「生で食べちゃうよ」

ハジメ「あらぁ~……食べちゃったぁ!」

マツリ「おいしい」

ハジメ「おわぁ、すごぉい!」

 見事に食とエロがリンクしていた。さすが、カレー好きなだけのことはある。

東京オリンピックを見据えたカン松が撮るドラマ

『劇場版テレクラキャノンボール2013』を機に、ジャンルを超えた名声を獲得したカン松。アイドルユニット・BiSの解散ドキュメントを撮影したり、映画『モッシュピット』のプロデュースを手掛けたり、彼の仕事ぶりはAVの範疇に収まらない。今回のこのドラマもしかりだ。しかし、その方向性を本人は否定する。

「『松尾は一般ドキュメント作の方向に進むのでは?』と思われがちなんだけど、それは違う。俺のライフワークは、おねえちゃんとハメて、旅をして、映像を残すことだと思う。一般作の世界では、ハメ撮りさせてもらえないでしょ(笑)?」(週プレ)

 カン松は、将来の展望についても語っている。

「2020年に『テレクラキャノンボール』をやりたい。東京オリンピックの東京をAV目線で撮れたら最高じゃん?」(週プレ)

 もう、目前に迫っているではないか。来年の話だ。彼の目標へつながる重要なポイントとしてこのドラマを捉えたら、余計ムラムラしてくるはずだ。

 ちなみに、25日放送の第2話には、グラビアアイドルの橋本梨菜とAV女優の三上悠亜が登場するとのこと。どちらも、今が旬と言っていい。人選についても申し分なし! 食とエロ、いろいろな意味で、おなかいっぱいになるドラマである。

(文=寺西ジャジューカ)

※TVerで4/9まで配信中!<https://tver.jp/corner/f0032901>

『あいのり』シャイボーイ投入で”でっぱりん劇場”が加速……もう、おなかいっぱいです!

人気恋愛ハウツーブログ「ハッピーエンドを前提として」(https://www.zentei-happy-end.com/)のウイさん(36歳未婚彼女ナシ)が、青春時代に夢中になった『あいのり』の新シリーズをウォッチ! 

<※これまでのあらすじはこちらから>

#19 「キルギスの誘拐結婚」映像で『あいのり』は何を伝えたいのか?

 ラブワゴンはシーズン2最後の国となるキルギスを走ります。ドライバーの友人宅で夕食をごちそうになるメンバー。水餃子のように見える家庭料理が、普通においしそうです。しかし、ほんわかしているのもつかの間、衝撃的な映像が流れます。

 かつて、キルギスで習慣になっていた「アラ・カチュー」と呼ばれる「誘拐結婚」の映像です。男性が、結婚したい女性を拉致するのです。形式上の「拉致」ではなく、本当の拉致です。7年前にアメリカのドキュメンタリー番組が取材したという、実際の拉致の映像が流されます。村に住む18歳の女の子を、その子に惚れた21歳の農家の男性が男友達複数人と協力し、無理やり車に押し込んで走り去るのです。男性の家に着くと、少女は年配の女性たちに取り囲まれ、結婚の説得を受けます。説得は、時には数日に及ぶこともあるそうです。18歳の少女が拉致られ、知らない場所で、知らない大人たちに囲まれ、結婚の説得をされる――。冷静な判断ができる状況ではありません。日本で問題になっている、脅されて無理やりAVに出演させられる女の子を連想してしまいます。

 キルギス政府は1994年にこの制度を禁止していますが、果たして『あいのり』は、これを流すべきだったのでしょうか? 拉致される際、「ママー!!」と、悲鳴と呼ぶには生易しすぎる声にならない声を上げながら泣き叫ぶ少女。拉致する男性の中には笑顔も見えます。少女が車から引きずり出されるシーンでは生脚があらわになり、下着まで見えてしまっています。ストレートに言えば、強姦を連想させるシーンなのです。

 貧困、差別、戦争の傷痕、医療問題……。これまで『あいのり』は世界中の問題を取り上げてきました。地上波の頃からそうでした。これは、理解できます。勉強になることも多いです。でも、それでも、今回の誘拐結婚は流すべきではなかったような気がします。誘拐結婚を取り上げるにしても、実際の拉致現場のショッキングな映像は、流すべきではありませんでした。なぜなら、『あいのり』は恋愛バラエティだからです。その後の番組に集中できないくらい、衝撃的な映像でした。

 番組では誘拐結婚でも幸せな生活を送る夫婦の様子や赤ちゃんを映し、こんなナレーションで締めます。

「決して許されないキルギスの誘拐結婚。しかしそこには『幸せだ』と語る夫婦の笑顔。そして、新しい命が生まれたのもまた現実である」

 だから? なんなんでしょう? 誘拐結婚させられた女性全員が、ハッピーな結婚生活を送っているのでしょうか? さまざまな愛の形があります、というメッセージなのでしょうか? 『あいのり』のキャッチコピー「真実の愛を探す旅」のために必要な映像だったのでしょうか? 僕は、これっぽっちもそう思いません。

 もしそうではなく、世界中で起こっている問題に警笛を鳴らすためであったのならば、誘拐結婚で不幸になっている女性にもフォーカスを当て、問題提起するべきでした。

 前回のレビューから『あいのり』の展開に疑問を感じていることを書いてきましたが、今回が一番理解できませんでした。僕たちが10代の頃に夢中になった『あいのり』は、もう存在しないようです。これは『あいのり』が地上波という「縛りやしがらみ」の多い場からNetflixという「自由が利く」場で進化したのではなく、明らかな退化です。

 東大卒のAI(エーアイ)の告白を断り、3カ国想い続けてきた美容師の英クン一直線かと思いきや、でっぱりん、今度は女性不信のアパレル・じゅんきですか。OK、告白してすぐ帰ってほしい。じゅんきと末永くお幸せに。あざした!

 これでレビュー終えたい気持ちです。

 本当にもう、でっぱりんの、でっぱりんによる、でっぱりんのための『あいのり』は飽きました。でも、彼女が悪いわけではありません。一生懸命恋愛しています。でっぱりんに頼りっきりの『あいのり』に問題があるんです。Twitterで「あいのり観ている方、感想をDMでください」とつぶやいたところ、30通を超えるDMが届きました。そして、そのほとんどが「僕たち、私たちは、でっぱりんでおなかいっぱいです」というメッセージでした(同時に、「スタジオメンバーがつまらん」「女3人で同じような意見ばっかり」「ゲストほとんどしゃべらないし」「オードリーがいた頃のほうがいろいろな意見が出て面白かった」「春日と若林出せ」「私たちのオードリー返せ」といった意見も多かったです)。

 少し脱線しましたが、僕だけじゃない。視聴者は、でっぱりんに飽きています。しかし、シーズン1の人気メンバー・シャイボーイや、かすがまで引っ張り出してきて、でっぱりん劇場を加速させる『あいのり』。パティシエ見習いのトムが劇団主宰の桜子にアタックするのも「でっぱりんのフィナーレの前座」に見えてしまう僕は性格が悪いのでしょうか?

 トム、最後の最後に好感度ブチ上がりました。学生時代は格闘技を学び、心技体の道を歩んできた僕にとって、すぐ泣いたり、ビューラーやコンシーラーを持ち歩くトムは嫌いなタイプの男でした。でも、たくさんのバラの花が並んだ見事なケーキを作り、テンパりながらも桜子に告白し、返事について「フィフティフィフティ」を「ハーフ&ハーフ」と言い間違える彼のことが少し好きになりました。「俺と一緒に日本に帰ってくださいではなくて、俺と一緒に日本に帰ったら幸せにするよって気持ちを伝えたほうがいい」というシャイボーイのアドバイスなんか聞かなくてもいい。自分の気持ちを、自分の言葉で伝えられたなら、それでいいじゃないか、トム。「お前の泣き芸はもういい」とか言ってごめん、トム。告白、良かったよ、トム。グッときた。来週、幸せになって日本に帰れるといいね。

 そして、何よりも僕が大絶賛してきた「萌え袖の天才・みゃあ」が一言もしゃべらず。怒るで、ほんまに。

◆毎週木曜新エピソード配信中『あいのり Asian Journey SEASON2』<https://www.netflix.com/jp/title/80174280>

 

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ベッキーもポロリ……「正しい」か「正しくない」のジャッジを常に迫るテレビの堅苦しさ

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(3月10~16日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

ベッキー「アートには、正しい、正しくないのジャッジがない」

 どれぐらい知られた存在なのかよくわからないのだけれど、去年のM-1でトム・ブラウンというコンビが注目を集めた。ただ、まだ売れていない2人は、現在も経済的に厳しい生活をしている。たとえば、ツッコミで長髪の布川の家のテレビは、まだブラウン管である。そんな布川家に液晶テレビを送ったら、どういう反応を見ることができるのだろうか? そんな企画を、15日放送の『金曜☆ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でやっていた。

 で、新しい液晶テレビの操作方法を覚え、しばらくは画面の鮮明さに酔っていた布川。目が慣れてきたのか、『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)を見ていて気づく。

「高橋克実さん、こんなに光ってなかったのにな」

 ブラウン管の粗い画面では見えていなかった高橋克実の頭の光り具合が、液晶テレビになることでハッキリした。布川は高橋の頭を通じて、「スゴいぞこれ」と、液晶テレビの画質の高さに改めて驚愕するのだった。

 話は変わって、ある日の深夜に『ベッキーと未知との対話』という番組をやっていた。テレビ熊本が制作したドキュメンタリー番組で、フジテレビでは8日深夜に放送されていたようだ。僕は関西テレビの13日の放送で見た。

 番組のテーマはダイバーシティ。視覚障害がある学生、聴覚障害がある大学講師、80歳の高齢者、アメリカ人の英語講師、車椅子のジャーナリスト、そしてベッキー。そんな背景が異なる6人が、1日2日の合宿で絵を完成させる。さて、6人の間で何が起きるのか? どんな絵ができるのか?

 6人が初めて顔を合わせ、自己紹介をする時間。コミュニケーションの手段が異なる人たちを前に、ベッキーは丁寧に言葉を選びながら、次のように話した。

「私は2年前に絵を描き始めました。試しに絵を描いてみたら、すごく楽しかった。例えば私がテレビに出る。そうすると、私の発言が正しかった、正しくなかったでジャッジされてくる。でもアートは、正しい、正しくないのジャッジがない。こんなに自由でいられる場所があるんだと思って、絵を描き始めました」

 ベッキーの不倫報道があったのは、2016年の1月。この番組の収録がいつだったのかはよくわからないけれど、今から2年前というのは、すでに謹慎期間を終え、メディアに復帰している時期である。ただ、復帰直後は「あのベッキーが騒動を語る」という感じでバラエティなどへの出演がいくつかあったものの、継続的にテレビで見かけることはなかったころのようにも記憶する。

 その時期、自分の表現が「正しい」か「正しくない」かでジャッジされがちなテレビから少し距離をとったベッキーは、そのようなジャッジから自由な別の表現の世界にも惹かれていた。ベッキーは番組の中で、次のようにも言う。

「私は絵に救われたから、本当に」

 この15年くらいで、多くのテレビはブラウン管から液晶など高画質なものへと切り替わっていった。4K・8K放送も始まった。画面はどんどん鮮明になり、ハッキリと見えるようになってきた。高橋克実の頭も光を増した。

 そんなテレビ画面の高画質化に合わせるように、「正しいもの」と「正しくないもの」をハッキリとジャッジする場面を見ることが、多くなっているような気がする。もちろん、大きな不正の真偽とかはハッキリさせたほうがいい。けれど、むしろあまりハッキリさせなくていいものこそ安心してみんなでハッキリさせているような、そんなことがあるような気もする。

 別にハッキリさせなくてもいいものだってある。高橋克実の頭を8Kで見ても仕方ないだろう。

 毎週『笑点』(日本テレビ系)を楽しみにしている。特に楽しみにしているのが、大喜利の座布団運び、山田隆夫の最初の挨拶だ。サンプルとして、10日に放送された回の挨拶を見ていただきたい。

「『笑点』が、久しぶりに、鳥取にやってまいりました。山田隆夫と、ハッ! その一座でございまするー」

 文字だけだとわかりにくいのだけれど、山田はこれを歌舞伎役者が見得を切るように言っている。で、この歌舞伎パターンの挨拶を、『笑点』が地方に収録に行ったとき、山田は毎回やるのである。マンネリだと言われることもある『笑点』の中でも、特にこの山田の挨拶はマンネリが激しい。

 最近の例から、ほかのパターンも見てみよう。

「良い子のみなさーん。なぞなぞだよー。いいかーい。いつも寒さに震えてる犬はなんだ。寒さに震えてる犬。ん? ん? 答えは、ブル、ブル、ブルブルブルブル、ブルドッグ。アハハハハハ! 山田隆夫でーす」(2019年2月24日)

 これは、良い子へのなぞなぞパターンの挨拶である。これも多用される。類似の挨拶に、良い子と山田の約束パターンというのもある。

 そして、上の引用に見られるように、山田の挨拶はダジャレも多いのだが、ダジャレの後に続く言葉としては、「アハハハハ!」と自分で笑い始める少々狂気じみたパターンと、「バンザーイ!」とひとりで喜ぶパターンに大きく分けられる。下に挙げた2つ目のサンプルなど、2度も「バンザーイ!」をするレアケースである。自虐的に「寒い?」と確認しておいて、何がバンザイなのかはわからないが。

「忘年会のシーズンです。みなさん、暴飲暴食は胃と肝臓にいかんぞう。アハハハハ! 元気の使者、山田隆夫でーす!」(18年12月16日)

「新年会のシーズンですね。みなさん、暴飲暴食は内臓によくないぞう。バンザーイ! 山田隆夫です。寒い? バンザーイ!」(19年1月20日)

 というか、新年会シーズンに「暴飲暴食は内臓によくないぞう」と言ったわずか1カ月前、忘年会シーズンに「暴飲暴食は胃と肝臓にいかんぞう」である。これはもう、ほぼ使い回しと言っても過言ではない。

 山田の挨拶は奥が深い。これからもサンプルを多く収集し、パターンを見つけていきたいと思っている。なお、この活動を継続する上で何より大切なのは、山田の挨拶が面白いのかどうかについて、一切の判断を保留するということである。世の中には、面白いとか、つまらないとか、別にハッキリとさせなくてもいいものが、だからこそ楽しめるものがあるのだ。

 8Kの山田のフワフワの頭髪は、少し見てみたい気がするけど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

嵐メインの『24時間テレビ』、初の国技館開催の裏に“日テレの思惑”――相撲協会との関係強化!?

 3月16日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、今年の『24時間テレビ42 愛は地球を救う』(8月24~25日放送)のメインパーソナリティーを嵐が務めることが発表された。また、例年会場となっていた日本武道館は、東京オリンピックの準備で使用できないため、今年は初めて両国国技館で行われることも明らかにされたが、テレビ局関係者によると「両国国技館の使用には、日テレの思惑も見え隠れしている」という。

「嵐が『24時間テレビ』のメインパーソナリティーを務めるのは、今回で5度目。嵐は2020年末でのグループ活動休止が決定しているため、ネット上には『嵐が選ばれると思ってた』『この調子で来年も嵐になりそうじゃない?』といった反応が続出しています。また、ファンからは『うれしいけど、今年はドームツアーが50公演もあるのに……。メンバーの体が心配』『活動休止前だからって働かせすぎ』との声も寄せられています」(芸能ライター)

 一方で、マスコミ関係者の間では“両国国技館での開催”という点に注目が集まっているとか。

「発表の通り、日本武道館がオリンピックの準備で使用できないことは事実ですが、その代わりに両国国技館を使用することになった背景には、『日本相撲協会との関係を強化したい』という日テレの思惑があるようなんです」(テレビ局関係者)

 最近、元貴乃花親方こと貴乃花光司氏が、『しゃべくり007』『スッキリ』『メレンゲの気持ち』といった日テレの番組に出演する機会が増えているが、「同局は相撲協会とも親交を深め、今後同協会の情報を、いち早くキャッチできるようにしたいのでは」(同)という。

「マスコミ界隈ではかつて、『相撲関連の報道に強いのはテレビ朝日』と言われていました。しかし昨年2月、同局が『独占緊急特報!!貴乃花親方すべてを語る』を放送したことで、協会側との関係が悪化。同番組では、貴乃花氏が、相撲協会の理事候補選挙で敗れてしまった胸中や、貴ノ岩関傷害事件についても語ったのですが、協会側いわく、テレ朝は必要な申請書類を提出せず、無許可のまま同番組を放送したというんです。これに激怒した協会側は、テレ朝の取材を当面拒否する姿勢をみせていることも報じられました。現在も、双方は関係解消に至っていない様子で、その隙を狙い、日テレが協会側にすり寄っているものとみられます」(同)

 本来チャリティー番組であるはずの『24時間テレビ』。今年は日テレの思惑が渦巻いているようだが、初の両国国技館からの放送はどのような展開になるだろうか。

『ブラタモリ』47都道府県制覇で海外進出……ローマ、パリの次はジャズの本場・アメリカへ?

 NHKの人気番組『ブラタモリ』が徳島県を取り上げ、日本全国47都道府県を制覇し話題となっている。同番組は2008年にスタートし、約10年かけて全国を周り終えたことになる。日本国内を制覇したことで、次に注目が集まるのは海外編であろう。すでにイタリアのローマとフランスのパリのロケを終え、順次オンエアされている。タモリは32年間にわたって『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の帯レギュラーを務めていたため、海外旅行に関してはある伝説がある。

「いわく『香港より西へ行ったことがない』なるものですね。確かに月曜から金曜まで昼帯に『笑っていいとも!』の生放送レギュラーがあり、金曜夜は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)があり、土曜日は『タモリ倶楽部』(同)のロケといったスケジュールでは、海外旅行にはなかなか出かけられないでしょう。最近では週末を用いた“弾丸海外”旅行などもよく知られていますが、天候不順などにより確実に帰ってこられる保証はありませんから、なかなか海外には出かけられなかったのかもしれません」(放送作家)

『いいとも!』終了後は、とんねるずの木梨憲武がタモリを海外旅行へ連れ出そうとしていたようだが、実現したかは定かではない。ひょっとすると今回のロケが初のヨーロッパ旅行だったかもしれない。さらに、プライベートでも海外旅行を楽しんでいるようだ。

「長い間、遠くへ旅行できなかったということで、奥さんを連れて2週間ほどの東南アジア旅行へ出かけたようです。欧米は航空運賃が高く、飛行時間も長いので、気軽に出かけられる場所ではないでしょう。ただテレビ番組の企画ならば良いきっかけといえるかもしれません。ヨーロッパの次はタモリさんの愛するジャズの本場のアメリカを訪ねる企画など期待したいところです」(同)

 これからどの国を訪れるのか『ブラタモリ』世界編に期待したいところだ。

(文=平田宏利)

“芸人殺し”の『徹子の部屋』、武田真治と黒柳徹子が相性抜群で驚きの声

 3月14日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、サックスプレーヤーでタレントの武田真治が出演。黒柳徹子と抜群の相性をみせ、「まさかこんなにトークが弾むとは……」と視聴者から驚きの声が上がっている。

「同番組はよく芸人が“滑る”ことでお馴染みで、“芸人殺し”などと言われることも。例えば、過去にANZEN漫才・みやぞんが登場した回では、“生ダコ”について延々と掘り下げられる場面がありました。みやぞんは『生ダコにハマっている』とトークを展開し、黒柳は『何色?』とタコの色を質問。これにみやぞんは『タコ色です』とお得意の天然トークで返していたのですが、黒柳は『あ、そうなの』とスルーし、微妙な空気が流れています」(芸能ライター)

 中でも“色物”と呼ばれる人々には厳しいイメージのある『徹子の部屋』。そんな同番組に色物タレントの一人である武田が出演し、視聴者からは“放送事故”に期待が寄せられていた。しかし冒頭から武田は自慢の筋肉を披露し、黒柳はまさかの大喜び。彼の胸筋をさわり、「あー! すごいここ!」と嬉しそうにしている。

 また通常のトークもしっかり回っており、武田は以前黒柳から“花火のお誘い”がきたエピソードを披露。ちょうどその前日失恋していたことを明かし、黒柳の興味を引いていた。さらに放送の最後では「るーるる・るるるるーるる」という番組テーマに即興でサックスを合わせ、ミュージシャンとしての腕前を披露。黒柳は「すごーい!」と満面の笑顔で聞き入っており、和気あいあいとした雰囲気のまま終了している。

 最初から最後まで完璧だった武田に、視聴者からは『徹子さんの無茶ぶりに全部対応していたし、トークも全部面白かった!』『数々の芸人が苦渋を味わってきたこの番組で、まさか武田真治が最適解を示すとは……』『物腰柔らかな態度が徹子さんにとって好感触だったのかも』といった声が。“黒柳VS武田”のトークは大成功に終わったようだ。

「ネタがスルーされたり無茶ぶりをさせるなど、芸人にとっては厳しい環境の『徹子の部屋』ですが、今回のように奇跡的な噛み合いを見せる人も少なくありません。例えば『ブルゾンちえみ with B』のネタは黒柳にも大好評で、手をたたいて笑っていたほど。また出川哲朗が“出川イングリッシュ”を披露した回も、中々の盛り上がりを見せています」(同)

 今後『徹子の部屋』ではどのような“対決”を見ることができるのか、次のチャレンジャーにもぜひ番組を盛り上げてもらいたい。

“芸人殺し”の『徹子の部屋』、武田真治と黒柳徹子が相性抜群で驚きの声

 3月14日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に、サックスプレーヤーでタレントの武田真治が出演。黒柳徹子と抜群の相性をみせ、「まさかこんなにトークが弾むとは……」と視聴者から驚きの声が上がっている。

「同番組はよく芸人が“滑る”ことでお馴染みで、“芸人殺し”などと言われることも。例えば、過去にANZEN漫才・みやぞんが登場した回では、“生ダコ”について延々と掘り下げられる場面がありました。みやぞんは『生ダコにハマっている』とトークを展開し、黒柳は『何色?』とタコの色を質問。これにみやぞんは『タコ色です』とお得意の天然トークで返していたのですが、黒柳は『あ、そうなの』とスルーし、微妙な空気が流れています」(芸能ライター)

 中でも“色物”と呼ばれる人々には厳しいイメージのある『徹子の部屋』。そんな同番組に色物タレントの一人である武田が出演し、視聴者からは“放送事故”に期待が寄せられていた。しかし冒頭から武田は自慢の筋肉を披露し、黒柳はまさかの大喜び。彼の胸筋をさわり、「あー! すごいここ!」と嬉しそうにしている。

 また通常のトークもしっかり回っており、武田は以前黒柳から“花火のお誘い”がきたエピソードを披露。ちょうどその前日失恋していたことを明かし、黒柳の興味を引いていた。さらに放送の最後では「るーるる・るるるるーるる」という番組テーマに即興でサックスを合わせ、ミュージシャンとしての腕前を披露。黒柳は「すごーい!」と満面の笑顔で聞き入っており、和気あいあいとした雰囲気のまま終了している。

 最初から最後まで完璧だった武田に、視聴者からは『徹子さんの無茶ぶりに全部対応していたし、トークも全部面白かった!』『数々の芸人が苦渋を味わってきたこの番組で、まさか武田真治が最適解を示すとは……』『物腰柔らかな態度が徹子さんにとって好感触だったのかも』といった声が。“黒柳VS武田”のトークは大成功に終わったようだ。

「ネタがスルーされたり無茶ぶりをさせるなど、芸人にとっては厳しい環境の『徹子の部屋』ですが、今回のように奇跡的な噛み合いを見せる人も少なくありません。例えば『ブルゾンちえみ with B』のネタは黒柳にも大好評で、手をたたいて笑っていたほど。また出川哲朗が“出川イングリッシュ”を披露した回も、中々の盛り上がりを見せています」(同)

 今後『徹子の部屋』ではどのような“対決”を見ることができるのか、次のチャレンジャーにもぜひ番組を盛り上げてもらいたい。