関ジャニ∞メイン番組『ありえへん∞世界』、体重調査に「女性だけ?」「また蔑視企画」と批判の声

 5月14日放送の『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)で始まった新企画が、ネット上で「また関ジャニ∞の番組で女性蔑視?」と、波紋を広げている。

「同番組は関ジャニ∞・村上信五、丸山隆平、安田章大がメイン出演者のバラエティ番組で、この日は『人はお金さえ払えばカメラの前で秘密を語るのだろうか』を検証する新企画を放送。その内容は、街の人々に声をかけ、現在の体重が洋服込みで何キロになるのかを自分で答えてもらうというもの。その場で体重計に乗ってもらい、答えた体重とピッタリ合えば1万円を贈呈することになっていました」(芸能ライター)

 番組スタッフが最初に声をかけた女性は、体重を問われると「もしかして太ってる人をリサーチしてるの?」と聞き返しながらも、企画参加を承諾。しかし残念ながら1万円はゲットならず、リアルな体重を公開しただけになってしまった。

「その後も番組スタッフは、フラペチーノを飲んでいた二人組など女性にばかり声をかけ、体重を聞き出していたのですが、ネット上には『女性の体重を晒す企画って何がおもしろいの?』『男性には声かけてなかったところに悪意を感じるし、キモイ』『お金で釣ってるのも感じ悪い』といった批判が噴出。一方、『ちょっと前にも、関ジャニ∞の番組が、一般女性を巻き込むロケで炎上してなかった?』との指摘もありました」(同)

 関ジャニ∞は、今年1月1日に放送された冠番組『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)の正月特番において、深夜の街を一人で歩く女性を取材するといった企画を放送し、ネット上で物議を醸していた。

「同番組では、女性の背後から車で近づいたり、取材を断った女性を追いかけたりする様子が放送され、スタジオでVTRを見ながら、メンバーが『(車で)さらわれるやつやん』と笑う一幕もありました。ネット上では、『深夜に車でつけられて、しつこくされたら恐怖でしかない』『女性の気持ちをまったく考えてない企画』という声が飛び交い、炎上。しかも、今回の『ありえへん∞世界』とは違い、『関ジャニ∞クロニクル』ではメンバー自身がロケに出ており、横山裕が女性にデリカシーのない質問をする場面も放送されていました。そのため、『企画が最悪なのはもちろん、メンバーの神経も疑う』『関ジャニ∞にも幻滅するわ』という声も飛び交っていたんです」(同)

 テレビ業界ではいま、「性差別」問題が相次いでいる状況だ。

「5月10日、『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)が“一般人の性別を確かめる”ロケVTRを放送したのですが、コメンテーターの作家・若一光司氏が『許しがたい人権感覚の欠如』と苦言を呈し、ネット上にも『不快』『配慮不足どころか、常識的にあり得ない』といった声が多数上がりました。今回の『ありえへん∞世界』を見たネットユーザーの中には、『炎上した読売テレビと同じくらいひどい企画』と感じる人もいたようです」(テレビ局関係者)

『ありえへん∞世界』の新企画は、これっきり封印されるのだろうか。

テレ東、太川陽介&蛭子能収コンビの『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』復活のワケとは……

 太川陽介と蛭子能収による、テレビ東京の名物企画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が2年5カ月ぶりに復活するというから、ファンにとってはたまらない朗報だ。だが、二人は同企画で“卒業”を宣言していただけに、何が起きたのか?

 この二人による『路線バス』は2007年10月に、『土曜スペシャル』内での単発企画としてスタート。路線バスを乗り継いで、ゴールを目指す内容もさることながら、二人の掛け合いが人気を集め、視聴率は10%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をはじき出す、同局では特筆すべきヒット番組になった。

 しかし、特に県境などでは、バスが廃線になっていることも多く、路線がつながらず、長距離歩かなければならないことが増え、高齢の蛭子がギブアップ。体力の限界のため、17年1月2日の放送回をもって、番組を卒業。同企画は俳優・田中要次と芥川賞作家・羽田圭介の新コンビにより、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』として引き継がれた。しかし、太川と蛭子のコンビのときほど、視聴率は取れず、太川&蛭子コンビの復活待望論が根強かった。

 そこで、同局では、同じ『土曜スペシャル』枠での『いい旅夢気分』で太川と蛭子のコンビを復活させ、昨年9月からは、同枠で『太川・蛭子のローカル鉄道寄り道旅』を単発で放送していた。

 そして、4月18日から、『太川蛭子の旅バラ』(木曜午後6時55分~)がレギュラー番組として放送開始し、ファンの期待に応えたのだが、同局の思惑通りにはいかなかった。初回は6.0%だったが、太川が出演しなかった同25日の第2回では3.2%まで落ち込んでしまったのだ。これは、さすがに想定外の事態だったようだ。

「もともと『旅バラ』は視聴率が低迷するテレ東が起爆剤としたかった番組です。特に、3月まで『木7』枠では、『突撃!しあわせ買取隊』を放送していたのですが、1~2%台をウロウロするほどの低視聴率でした。この枠では、『プレバト!!』(TBS系)や、『VS嵐』(フジテレビ系)が着実に2ケタに乗せている激戦区。そこになんとか太川と蛭子の人気コンビで、風穴を開けたかったのですが、今のところ期待外れに終わっています。『路線バス』のルールが単純明快であるのに対し、『ローカル鉄道寄り道旅』はルールが難解。旅の資金が駅ごとの乗降客数に応じて金額が設定され、下車した駅で名所、名物を探して堪能できれば資金を獲得できるのですが、アウトかセーフかの判断基準があいまい。それを、ジャッジするのが同行しているディレクターとあって、視聴者には極めてわかりにくいのも不評の理由です」(テレビ誌関係者)

 そこで、切り札といえる『路線バス』の封印が解かれることになったのだ。太川と蛭子による『路線バス』復帰戦は16日の第4回放送でオンエアされ、山形・余目駅から岩手・宮古を目指す。ただし、従来この企画は3泊4日の旅だったが、1泊2日に短縮され、バスがつながらなかった場合、1万円までタクシー利用がOKという、高齢の蛭子に配慮した特別ルールが採用された。

「今までと同じ土曜ゴールデンで放送するなら、高視聴率を期待できますが、『木7』では、『路線バス』復活でも、なかなか厳しいでしょう。ましてや、午後7時台から2時間スペシャルでのオンエアとなると、『木8』にも『科捜研の女』(テレビ朝日系)などの強敵が控えていますから、簡単に数字は取れないと思われます(同)

 せっかく、ファンも待ち望んでいた、太川&蛭子コンビによる『路線バス』復活も、枠が悪くて、テレ東が期待するほどの結果は得られないかもしれない。
(文=田中七男)

TBSの陸上中継、痛恨の“バトンミス”連発で苦情殺到

 先週末に開催された『世界リレー2019 横浜』の放送で、TBSが信じられないミスを連発。世界陸上の放映権を持ち、陸上中継には長けたはずのテレビ局の失態に、非難の声が寄せられている。

 世界リレー大会は、その名の通りリレーばかりを行う陸上大会。あまり聞き慣れない大会だが、日本陸上界にとっては大きな意味を持っていた。スポーツライターが解説する。

「2014年にスタートした世界リレー大会は、これまですべてバハマで行われてきましたが、バハマが財政上の理由で開催を返上し、日本が手を上げました。かつては日本代表が短距離種目でメダルを取るなど夢のまた夢でしたが、北京五輪の400メートルリレーで銀メダルを取ると、リオの同種目でも銀メダルを獲得し、今やお家芸になりつつあります。今大会で上位に入ると世界陸上の出場権が得られ、東京五輪の出場権獲得にもつながるため、上位入賞が期待されていました」(スポーツライター)

 しかし多田修平、山県亮太、小池祐貴、桐生祥秀という布陣で臨んだ400メートルリレーは、バトンミスで失格。しかもバトンミスをしたのは選手だけではなかった。番組をチェックしていた週刊誌のスポーツ担当記者がいう。

「大会初日の中継は、BSでスタートして地上波にリレーされる構成でしたが、BSの放送は選手が走っている最中に番組が終了し、あわてて地上波にチャンネルを変えると、まだ前の番組を放送していました。さらに地上波の放送も、選手紹介の途中で放送が打ち切られてしまいました。試合時間がバラバラなプロ野球中継ならまだしも、進行がきっちり決まっている陸上の大会で、しかも2度も中継をぶった切るなんてあり得ません」(スポーツ担当記者)

 この失態に対してネットには、

「面白そうなリレーの放送が途中で終わっちゃったョ」
「え? TBSさん大丈夫? リレーアンカー途中で放送中断とかあり得ない」
「TBSクソ過ぎるだろ リレー途中で放送やめるんなら最初から映すなよ!」
「メダル争いですね、とか言いながら決勝の途中で放送が終わるBSTBS」

 と、怒りの声が殺到。もし東京五輪の中継でこんなことが起きれば、強烈なバッシングに晒され、大炎上するのは必至だ。桐生に続いてサニブラウン・ハキームも100メートルで9秒台に突入し、金メダルも期待されているが、入念なバトン練習が必要なのは選手だけでなく、テレビ局だったようだ。

妻に嫌がられ、職質されても……ベテラン俳優・田中健と平泉成をつなぐ”ケーナ愛”

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(5月5~11日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします

田中健「職務質問はしょっちゅう」

 9日放送の『ごごナマ』(NHK総合)に、俳優の田中健が出演していた。田中といえば、ケーナである。ケーナとは、南米発祥の縦笛の一種。その奏者としても知られる田中は、ケーナと自分の関係について、次のように語る。

「天職はケーナ。適職は役者って言ったほうがいいのかな」

 田中がケーナに出会ったのは、まだ俳優として自信が持てないでいたころ。知り合いの詩人に誘われ、旅を始めた田中は、各地を巡った末、ペルーのマチュピチュを訪れた。すると、どこからか楽器の音色が。付近を探してみると、日本人が縦笛を吹いていた。それがケーナだった。翌日に購入し、帰国。34歳、運命の出会いであった。

 そんな田中も、ケーナの練習には苦労しているそうだ。甲高いよく通る音だからか、自宅で練習していると、妻から苦情が出る。近所からもクレームがあり、家の前に張り紙をされたりもするらしい。だから今では、もっぱら車の中で練習するそうだが、それでも「職務質問はしょっちゅう」だという。

 そんなエピソードが披露されたのちに、田中のケーナ演奏のコーナーが始まった。職務質問を経て磨かれたケーナの音色は、とても澄み切っていた。

 実は、田中の使うケーナは、すべて俳優の平泉成の手作りである。番組では、ケーナを作る平泉を取材した、15年前の映像も流された。材料となる竹を採りに山に入る平泉。竹をのこぎりで切る平泉。そして、河原のようなところにビニールシートと工具を広げ、ケーナ作りを進める平泉。竹を見つめながら、平泉は語る。

「竹も人間と同じで、しっかりしたものがいいですね」

 平泉は、自分が納得するケーナができるまで、お金をとらないと決めているらしい。これまで1,000本近く田中のケーナを作ってきたが、一銭も受け取っていないという。

 なお、平泉は野外でケーナを作っていたが、田中によると、自宅で作業をすると「奥さんがノイローゼに……」とのことである。そのため平泉はキャンピングカーを購入し、車内で作業ができるように内部をカスタマイズしているらしい。ケーナに関係する者は、車へと追いやられる運命なのだろうか。

 さて、番組の終盤、ケーナ以外に夢中になっているものがあるかと尋ねられた田中は、次のように答えた。

「お茶をちょっと。茶道を始めまして。茶杓(ちゃしゃく)ってあるじゃないですか。竹でできてるんですよ。あれがなんとも好きで。あれを最近ちょっと作る」

 茶道と、抹茶をすくうサジである茶杓作りに、最近ハマりかけているらしい。竹から竹へ。田中の趣味の旅は続く。誰かベテラン俳優が、専属の茶杓職人に名乗りを上げたりしないだろうか? あるいは、田中が誰かの専属職人になるとか。しかし、もしそうなったとしたら、平泉の職人魂の行き場は? キャンピングカーの用途は――? 興味は尽きない。

 5日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、滝沢カレン、丸山桂里奈、みやぞんが出演。3人のトークは、事前に予測された通り、やはり楽しいものだった。

 会話は縦横無尽に展開する。たとえば、3人とも普段あまり怒らないという話をしていたと思ったら、それでもイラッとするときもあるという話になり、最終的にカッパの話になった。

丸山「カッパとかUFOの話を、(私は)いるって思って信じてるんだけど、話したら『絶対いない』っていう人」

滝沢「あ、やだ、イライラしちゃう。私も信じてますよ」

丸山「ありがとう。絶対いるよね」

滝沢「絵で、全員同じ絵描くんですよ」

みやぞん「全員あの絵よ。好物は?」

丸山&滝沢「キュウリ」

みやぞん「でしょ? そこまで一致するのは、もう本気だよね」

滝沢「そうです」

 あるいは、令和はどんな時代になるかという話。みやぞんの語りから始まったトークの結論は、どういうわけか「乾き物」になっている。

みやぞん「ボクはね、いい時代になってると思うよ、令和のほうが。みんなニュースとか悪くなるばっかり言う傾向にあるじゃない。未来がみんな不安になるけど、過去見てったら、全部よくなってるよ」

丸山「大正よりもっと前から?」

みやぞん「江戸の時代ってすごかったよ」

滝沢「江戸も知ってるんですか?」

みやぞん「だって、すっごい殿様になって、すっごいお金あっても、家にクーラーないからね」

滝沢「確かに」

みやぞん「冷蔵庫もまったくないんだよ」

滝沢「どうやってアイス食べてたんだろ?」

丸山「どうやって食べてたの? 食べ物とか」

みやぞん「もうほとんどあれだよ、乾き物だよ」

 会話のキャッチボールに対して、会話のドッジボールという表現がある。相手の話を踏まえ、的確に相手のところに言葉を届けようとするのが、会話のキャッチボール。対して、自分の言いたいことをぶつけ合うのが、会話のドッジボール。そんな意味だろうか。

 滝沢、丸山、みやぞんのトークは一見、ドッジボールのように見えるかもしれない。けれど、あらためてじっくり話を聞いてみると、確かに会話の入り口と出口は対応していないのだけれど、なぜかトークはかみ合ってスムーズに転がっており、会話の末に何かしらの共通認識すら、お互いの間に成立しているようにも見える。

 3人の会話はドッジボールではなく、やはりキャッチボールなのだ。言うなれば、それぞれが超変則の投球フォームのピッチャーであり、かつ、どんなコースでも捕球するキャッチャー。そんな名投手であり名捕手である3人が球を投げ合うさまを見ていて、楽しくないはずがない。

 江戸時代にアイスがあるかどうかなど、些末な話である。

 キャッチボールのたとえでいえば、先週は超遠投のキャッチボールも見た。8日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)。同番組の人気コーナーのひとつに、飯尾和樹(ずん)が特定の歓楽街でNo.1キャバ嬢に次々と会い、その中から飯尾No.1を決める、というのがある。今回は京都を訪れていた。

 このコーナー、飯尾とキャバ嬢のやりとりもいいのだけれど、キャバクラへと向かう飯尾が道端で発見したあれこれに言及するレポートもまた、毎回楽しい。今回も、料理店のようなところから出てくる香りに気づくと、換気口の下に自分の頭を持っていき「風がなびいてるの、鰹だしですよ」と言い、車庫に入れられた乗用車を見て「頭から突っ込んでますけど、明日めんどくさいんじゃないですか? 出すとき。疲れてたんでしょうね」とつぶやく。

 日常の風景の中に人々の生活を読み取る想像力と、それを笑いを交えて的確にレポートする技術。ここにあるものから、ここにないものを活写する力。「画になる」という言葉があるけれど、飯尾はなんでもない情景を「画にする」。西のタージン、東の飯尾と呼んでいいのではないか。

 さて、鴨川のほとりに、出雲阿国の像が立っているのを見つけた飯尾。そのポーズを見て、語り始める。

「このさばきですとね、外角うまく右に打てるんじゃないかな。バットの出どころ、すごく褒められる。バットの出どころ、すごくいいですね。素直にこう打てんじゃないかっていう、こう。だからこう……」

 素振りをしながら延々と、バッティングフォームの解説を続ける飯尾。そんな彼に対し、スタジオの有吉は思わず「行けよ早く!」ツッコむ。するとVTRの飯尾は絶妙なタイミングで、次のように言うのだった。

「早く行け。イエッサー」

 事前に収録されたVTRの中の飯尾と、それを見ているスタジオの有吉。その間には、コミュニケーションを阻む時間の壁がある。しかし、飯尾は持ち前の想像力でその壁を越え、声なき声を聞き、超遠投の会話のキャッチボールを成功させたのだった。

 もちろん、飯尾の笑いはさらに時を超えて、視聴者に届く。先週のテレビで起きた小さな奇跡に、大いに笑った。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

田中圭のシーン不足? 日テレの意欲作『あなたの番です』が6%台低迷の理由とは

 5月12日に放送された、連続ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)第5話の平均視聴率が6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。原田知世と田中圭のダブル主演で、同局では25年ぶりとなる“2クール連続放送”だが、一部関係者から「深刻な状況」と心配する声が聞こえるという。

「同ドラマは、とあるマンションの住民たちが『交換殺人ゲーム』に巻き込まれる様子を描いたミステリードラマ。地上波民放連ドラの出演が16年ぶりとなる原田は、マンションに引っ越してきた新婚夫婦の妻・手塚菜奈を演じており、その夫・翔太役は、昨年4月期の主演ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)が大ヒットし、現在はドラマやCM、バラエティ番組などにも引っ張りだこの田中が務めています」(芸能ライター)

 そんな二人を主演に起用した『あなたの番です』の企画・原案は、音楽プロデューサーの秋元康氏。日テレはこうした話題性を武器に、2クール連続放送という“勝負”に出た。

「しかし、ふたを開けてみれば、初回から平均視聴率は8.3%とつまずき、第2話で6.5%に転落。第3話は6.4%と同作のワーストを記録しました。第4話は7.1%と挽回の兆しを見せたものの、またも第5話で6.5%と下落。第5話ではマンションの住民・久住譲を演じる袴田吉彦の『ポイントカードって呼ばれたり』というセリフが、“アパ不倫”を連想させ、自虐的だとネットを沸かせましたが、視聴率には影響せず。深刻な状況が続いています」(同)

 同ドラマが放送される日テレの「日曜ドラマ」枠は、昨年10月期に賀来賢人が主演した『今日から俺は!!』の映画化が決定、今年1月期の菅田将暉主演『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』は最終回で15.4%を叩き出すなど、“好調な枠”として定着しつつあった。ところが、意欲作の『あなたの番です』で、まさかの苦しい展開に。

「日曜の日テレは、“黄金の縦ライン”と言われる番組編成で、夕方の『笑点』から始まり『おしゃれイズム』まで高視聴率番組が目白押しで、良い流れができています。しかし、現在は『あなたの番です』で数字が急降下しているような状態。とはいえ、夜8時台の『世界の果てまでイッテQ!』も、最近は裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負け始めているので、その影響もあるかもしれません。ちなみに、視聴者からは『田中の出演シーンが少ない』と指摘が出ているようですが、5月10日発売の『フライデー』(講談社)によると、売れっ子の田中に合わせて撮影は前倒しで行われており、“テコ入れ”しようにもスケジュール確保すら難しいのだとか」(テレビ局関係者)

 同誌は、ドラマの後半は「田中がメイン」のシーンが多くなると伝えているが……。

「後半に田中の出番を増やしたからといって、視聴者を獲得できるとは考えにくいです。ネット上には『だんだん面白くなってきた』という声もありますが、視聴者にとってミステリー作品を途中から見るのはハードルが高いでしょう。業界関係者の間で、脚本の評判は良かっただけに、序盤で視聴者を取り込めなかったのはもったいないですね」(同)

 2クール連続放送ということは、ゴールは9月末。ドラマそして田中圭に、どのような評価が下されるだろうか。

【テラスハウスレビュー】新シーズン放送直前……「テラハ史上に残る大事件」をプレイバック!

 5月14日から、人気リアリティ番組『テラスハウス』の新シーズン「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」がNetflixで配信開始となる。すでに公開されている予告動画によると、今回の舞台は東京、3階建てプール付きの大豪邸で、これまで通り男性3人、女性3人、計6人の共同生活の様子が描かれるという。

 『テラスハウス』は昨年、米「TIME」誌「2018年のベストテレビ番組10」の第6位に選出されるという偉業を達成。日本だけでなく、世界中のファンが、新シーズンの幕開けを心待ちにしている状況だが、中には、軽井沢を舞台とした前シーズン「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」が「最高傑作だった」「住人が個性派揃いで毎回配信を楽しみにしていた」との理由から、「新作の出来はどうなのかな?」「今回はどんな住人なんだろう……」といった不安の声を漏らす者も。

 確かに前シーズンは、さまざまな大事件が起こり、視聴者が画面に釘付けになる機会も多かった。サイゾーウーマンでも、テラハウォッチャーによるレビューを月刊で掲載し、人気を集めた。最も話題を集めたのは、「男性経験がゼロ」という触れ込みでテラハにやって来た、女子大生・優衣の変貌ぶりだろう。最初は視聴者から「清純キャラ」として認識されていたが、女子メンバーへのマウンティングや陰口などが徐々に明るみとなり、最終的に、カメラの回っていないところで、元サッカー選手の男子メンバーと密会していたことが発覚。テラハ史上に残る「悪女キャラ」となり、視聴者をわかせたものだ。

 今回は、新シーズン配信開始に伴い、前シーズンのレビューを一挙にご紹介。モデルの聖奈&ノアの伝説の「騎乗位キス」や、ゲスの極み乙女。のメンバー・まさおの悲しすぎる失恋シーンなどを振り返り、ぜひ新シーズンへの期待を高めてほしい。

【テラスハウスレビュー】

■番組史上最高に生々しい!? 聖奈さん&ノア「騎乗位キス」にドン引き!!

■バツイチ子持ちのIT会社員・聡太、「自意識過剰な中学生感」が酸っぱい

■イケメンIT会社員・聡太の「自意識過剰なデートの誘い方」に戦慄

■IT系会社員・聡太、テラハ史に残る「自意識過剰で失恋」の妙味

■優衣、テラハNo.1「清純キャラ」大崩壊までの“伏線”を振り返る

■テラハ最終回で不安になった、「まさおの失恋」に爆笑するまやの人間性

『テニミュ』イケメン俳優への逆セクハラ演出が物議!

 女が男にするのは「セーフ」だと思ったとしたら、テレビ局側の意識が低かったと言わざるをえない。

 5月3日に放送されたトーク番組『A-Studio』(TBS系)にて、菜々緒がお笑いコンビ・次長課長の河本準一からキスされそうになった「セクハラ演出」について述懐した。

「今は押しも押されもせぬトップ女優となった菜々緒ですが、以前はバラエティ番組にも出演しており、かつてレギュラーを務めていた番組を卒業するときには泣いてしまったほどバラエティの仕事が好きだったそうです。彼女は当時の思い出として、河本からキスを迫られたエピソードを披露。『あれ冗談じゃなかったです! 結構本気』だったと語り、笑いなしで強烈なビンタをかましたことを明かしていました」(テレビ誌ライター)

 河本も番組を盛り上げようとしたのだろうが、コンプライアンスが厳しくなった昨今では、こうした性的な演出は通用しなくなってきている。

 そんななか、4日放送のバラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)での演出が女性視聴者から批判の嵐となっているという。

「番組では、ヘッドスパで眠りに落ちた男性芸能人たちに対し、フォーリンラブのバービーがキスで起こすというドッキリが行われました。標的となった加藤将は、2.5次元俳優としてブレイク中のイケメン俳優。『テニスの王子様』『銀河英雄伝説』に続き、9月には『アルスラーン戦記』の主要キャストに名を連ねるなど、女性人気が急上昇中です。その加藤は最初のキスでは目が覚めず、2度目の濃厚なキスようやくバービーに気が付いて絶叫。バービーはその後も困惑する加藤に何度もキスを繰り返しました」(同)

 これには、女性視聴者から「100%セクハラだよね」「令和になってもこんな低俗なことするの?」「将クンが地上波に出るのはいいけど、キスはキツいって……」「付き合っていない男女が強制的にキスして笑いを取るのは性的いじめに等しい」といった悲鳴や辛らつな意見がSNSに連打される事態に。

 河本、バービー、そして制作サイドは本人の意思を無視したキスが「面白い」と思ったのだろうか。

『有吉ゼミ』の大食い企画 “謎のゲスト連発”という新たな鉱脈

 有吉弘行が司会の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の大食い企画に、次々と“謎のゲスト”が登場。「バラエティ番組の新たな手法が生まれた」と、関係者の間で話題になっている。

『有吉ゼミ』は、ヒロミのリフォーム、坂上忍の家探し、はなわ家の柔道3兄弟への密着など、週ごとにいろいろなコーナーで構成される番組。すでに5年以上続く人気番組だが、中でも人気が高いのがギャル曽根の大食い企画だ。これはギャル曽根が大食いメニューの店を訪問し、完食に挑戦するものだが、ゲストも一緒に挑戦するのが恒例。しかし、その人選が謎だ。テレビ情報誌の記者がいう。

「『有吉ゼミ』は毎回2ケタの視聴率を取る番組ですが、編集部の人間の間でもっぱら話題になっているのが大食い企画のゲストです。『なぜ、この人が?』というゲストが出ることが多く、先日は元プロ野球選手の立浪和義と元サッカー日本代表の平山相太という組み合わせでしたし、最新回のゲストは『三宅裕司のいかすバンド天国』(TBS系)で活躍した『たま』のドラム・石川浩司とカブキロックスの氏神一番でした。過去にはコワモテ俳優の小沢仁志、最近あまりテレビで見ない保阪尚希、“スーパーカートリオ”の1人の元・大洋ホエールズの屋鋪要が出演したこともあります。しかも彼らはまったく大食いではなく、立浪など、出てきた料理の大半を残していました」

 バラエティ番組のゲストといえば“今、旬な人”を呼ぶのが常識で、大食い企画ならば大食いの人間をブッキングするのが当たり前。そのセオリーを無視し、従来の固定概念を破壊したことは、バラエティの可能性を大きく広げたとテレビ関係者は絶賛する。

「バラエティ番組が、告知や宣伝で出演する芸能人だらけなのに批判が多いことは、制作者側も理解しています。しかし一方で、『なぜ今、この人を使うのか?』という理由が必要なのも事実。それゆえ自然とゲストは“売れっ子か番宣”という組み合わせになりがちです。しかし『有吉ゼミ』は、そういった常識を打ち破りました。しかも、『あの人は今』のような扱いをされれば誰でもムッとしますが、“大食いに挑戦”と言われれば、『よくわからないけど、出てみようかな』と思うのが有名人というもの。ちなみにマツコ・デラックスも『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)の中で、有吉に『あの番組の大食い企画のキャスティングは何なの?』と話していましたし、気になる人は多いようです」

 関係者がどれだけ努力しようとも、番宣は基本的にうっとうしいもの。『有吉ゼミ』は、そういった悪しき風潮に一石を投じたいのか、はたまた何も考えていないのか……とにかく要注目なことだけは間違いないようだ。

『あなたの番です』第4話のクオリティは文句なし! ……も、伏線が多すぎる?

 5月5日に『あなたの番です』(日本テレビ系)の第4話が放送された。

 中国人留学生のシンイー(金澤美穂)が働くブータン料理店でガス爆発が起こり、店長の田中政雄(名倉右喬)が死亡した。そんな中で開かれた定例の住民会。マンション周辺で次々と起こる死に、誰もが「住民の誰かが殺したのでは……?」という疑いを抱いていた。

 会が終わり、浮田啓輔(田中要次)は自分が引いた交換殺人ゲームの紙に「赤池幸子」と書かれていたと告白した。一見、仲の良い嫁姑に見える幸子(大方斐紗子)と美里(峯村リエ)だが、マンション前で揉めているところを住人たちは目撃している。「この混乱に乗じて美里が幸子を殺すのではないか?」と、不吉な臆測をする浮田。手塚菜奈(原田知世)の不安は高まった。

 後日、菜奈はクライアントのスポーツ用品メーカーを訪ねた。そこで、菜奈に夫として声を掛けてきたのは、翔太(田中圭)ではなく、翔太のスポーツジムの客・細川朝男(野間口徹)だった。

 ある日、浮田の言葉を気にした菜奈は赤池宅を訪ね、幸子にジャージをプレゼントした。そのとき、「美里にも持ってきた」と菜奈が伝えると、幸子は不愉快そうな表情になる。

 そんな矢先、また恐ろしい事件が起こってしまった。赤池宅から大きな音を聞き、菜奈と翔太、榎本早苗(木村多江)、藤井淳史(片桐仁)が駆け付けると、美里と夫の吾朗(徳井優)が首を切られて死んでいたのだ。幸子は無事だったが、彼女の頭からはビニール袋がかぶせられていた。

 今回、菜奈と朝男が夫婦ということが発覚した。すでに離婚した元夫婦なのか、現在も籍が入ったままなのかは不明である。翔太が用意した未提出の婚姻届を見ると、菜奈は平成27年12月25日に離婚していることになっているが、これも本当かはわからない。

 何にせよ、菜奈はかなり怪しい存在だ。前から怪しかったが、今回でさらに怪しさが増した。もし朝男と籍が入ったままだとしたら、その状態でマンションを購入しているのが解せない。というか、翔太とは不倫関係ということになる。考えてみると、結構な悪女だ。菜奈は翔太から30回も告白されている。その間に「私には夫がいる」と伝えれば済むはずなのに、彼女はそれも言っていない。変な人である。

 もう1つ、変なことがある。赤池夫妻が殺された(無理心中の可能性もあり)直前、菜奈は唐突に赤池宅を訪問、そしてジャージをプレゼントしている。「あの嫁が婆さんを殺すんじゃないか」という浮田の言葉が気になったとも考えられるが、ならばジャージをあげるのは幸子にだけで十分だ。菜奈は幸子と美里の不仲を知っているはず。犬猿の仲にペアルックを勧めるなんて無神経すぎないだろうか。2人の不仲の火に油を注ぐような真似をしないでも……。

 その直後、赤池夫妻は殺された。妄想を飛躍させると、菜奈は事前に赤池宅の間取りを確認し、殺人の下準備をするため訪問したとも考えられる。そういえば、美里の死に顔が不自然に安らかだったことも気になった。あれは、どういう意味なのだろう?

 赤池夫妻が死んだことで、介護が必要な幸子はもう1人きりだ。後の人生を考えると、かなりつらい。幸子だけ残されたというのも、それはそれで残酷な仕打ちに思えてしまう。

 菜奈以外に第4話で気になったのは、黒島沙和(西野七瀬)だ。今まで、包帯と眼帯を必ずつけていた彼女なのに、いきなり無傷になっていた。無口だった口数も、不可解なほどに増えた。

 かねてから、黒島はDVを受けていた気がする。その彼氏が死んだから、彼女は変わったのではないか? というのも、黒島のゴミ袋を漁った木下あかね(山田真歩)は、そこから御仏前の袋を発見しているのだ。あと、交換殺人について菜奈が「私たちが知らないどこかで誰かがとっくに殺されてるかもしれない」と考察したのも伏線な気がする。これらを踏まえると、黒島は“殺したい人”にDV彼氏の名前を書き、すでに殺してもらっているとも考えられる。

伏線が多すぎて、ついていける気がしない

 このドラマ、はっきり言って面白い。初回はかなり微妙だったが、右上がりにクオリティは上がっていき、第4話のクオリティは文句なしだった。

 難点は、伏線を匂わせる描写が多すぎること。第1~2話の伏線については、すでに忘れてしまっているものも多い。無論、次回以降も遠慮なく伏線は追加されていくはずだ。この記事を書くため、筆者は過去放送分をかなり見返している。じゃないと、追いつけないのだ。視聴者が費やすカロリーもなかなか多いはず。

 2クールもあるのに、果たしてついていけるだろうか? それが心配だ。

(文=寺西ジャジューカ)

『イッテQ!』抜き去った『ポツンと一軒屋』! 「日曜夜」で辛酸なめ続けたテレ朝の過去

 5月5日に放送された教養バラエティ番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が、平均視聴率17.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を叩き出し、自己最高を更新。裏番組の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)は13.5%と、『ポツンと一軒家』に4.2ポイントの大差をつけられた格好だ。

「両番組とも日曜午後8時台に放送されていますが、この時間帯は長らく『イッテQ!』の独擅場となっていました。2007年から放送中の同番組は、ウッチャンナンチャン・内村光良やNEWS・手越祐也、イモトアヤコなどが出演する人気バラエティ。その裏で、18年10月からスタートしたのが『ポツンと一軒家』です」(芸能ライター)

 同番組は所ジョージと林修が出演し、衛星画像のみを手がかりに、人里から離れた場所に存在する一軒家を紹介。もともとは17年に放送されていた『人生で大事なことは○○から学んだ』内の企画を不定期特番として展開したもので、昨秋レギュラー化されると、これが『イッテQ!』を脅かす番組となった。

「『ポツンと一軒家』は放送開始以降、次々に番組最高を更新し、今年2月24日放送回で16.4%と、『イッテQ!』に0.1ポイント勝利。その後、3月10日放送回は『イッテQ!』より0.5ポイント高い17.0%を記録し、4月7日には、日テレが人気番組の合体特番『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2019』で14.4%をマークした裏で、『ポツンと一軒家』は通常通りの1時間枠で放送し、17.6%を獲得していました」(同)

 そしてゴールデンウィーク中の5月5日に、またしても自己最高を塗り替え、『イッテQ!』を引き離した『ポツンと一軒家』。この状況に、テレビ関係者も注目しているようだ。

「テレ朝はかつて、同枠でレギュラー放送していた『大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II』や、その後番組『人生で大事なことは○○から学んだ』が、当時絶好調だった『イッテQ!』の裏で苦戦を強いられていた。特に『人生で大事なことは○○から学んだ』は、1年持たずに打ち切られています。しかし今、同番組から派生した『ポツンと一軒家』が『イッテQ!』を凌駕しているとあって、テレ朝の喜びもひとしおなのでは」(テレビ局関係者)

 GW明けの今週末も、どちらに軍配が上がるのか注目だ。