『ケンミンSHOW』爆笑問題・田中『A-Studio』Kis-My-Ft2・藤ヶ谷、新MC投入にテレビ関係者の本音

 この4月、2つの番組に異変が起きた。まずは 『カミングアウトバラエティ!!秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)。番組を勇退したみのもんたに代わって爆笑問題・田中裕二が司会となり、続投する久本雅美とタッグを組むことに。さらには笑福亭鶴瓶が司会を務める『A-studio』(TBS系)にKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔が加入し、“ダブルメイン”体制に。いずれも、押しも押されもせぬ立派な長寿番組。ここにきて、番組に変化をつけた背景とは?

 『ケンミンSHOW』は、4月9日のオンエアから『ディスカバリー・エンターテインメント 秘密のケンミンSHOW極』に、また『A-Studio』は4月3日から『A-Studio+』にそれぞれ改題している。

「番組内容もリニューアルを図りました。『ケンミンSHOW』は、生まれも育ちも生粋の東京人である田中に向け、過去のオンエア回から選んだご当地情報をクイズにして出題する『ケンミン検定』が発進。また『A-Studio+』は、鶴瓶と藤ヶ谷が、それぞれ別の角度からゲストを掘り下げる『取材合戦』を展開しています」(芸能ライター)

 MCだけでなく内容もテコ入れした形だが、なぜリニューアルが必要だったのか? そこには番組の“諸事情”があるようだ。

「『ケンミン』の場合はグルメのほか、生活習慣の違いや方言など、とにかく日本のご当地事情をやり尽くしてしまい、明らかなネタ切れに陥っている。そこで、他県のことをよく知らない田中が、番組を学び直すというコーナーを設けることで、“尺埋め”しようとしたのでしょう」(放送作家)

 さらに『A-Studio』もマンネリに陥っているようだ。そもそもこの番組は、鶴瓶が“ゲストゆかり”の人に会いに行くことが、ポイントだという。

「ゲストへ事前アンケートを行ってから内容を作るトーク番組が多いのに対し、『ゲストが手ぶらで来れる』ことを狙ったのが『A-Studio』です。事前アンケートの代わりに、鶴瓶がゆかりの人から話を引き出す点が人気でしたが、結局、鶴瓶の『報告会』にしかならず、それが飽きられたせいか視聴率も低迷。ただ、このコンセプトは鶴瓶にとって肝煎りのもの。それゆえ、その根本は崩さないように、取材を“バトル”形式にしてパワーアップさせたのだと思います」(同・関係者)

 だがそんなリニューアルを“諸手を挙げて”歓迎とはいかないのが、続投となる久本であり、鶴瓶本人だというのだ。

「久本は、田中の力量にも不安を感じているはずです。田中は特にアドリブに強いわけでもなく、自ら笑いの空気を作れません。相方である太田光という猛獣をうまく支えているように見えますが、結局、彼の“口撃”にやり込められることもしばしば。また時事ネタを扱うニュースバラエティ番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)を担当しているものの、トレンドに疎い。ちなみに田中が『ケンミン』リニューアル1発目のオンエアで、『俺、この番組10年続けるよ』と意気込んだとき、隣にいた久本は何もリアクションしていませんでした。それが何よりの証拠でしょう」
(同)

 一方、鶴瓶の場合は、なんといっても「ダブル司会」としていきなり現れた藤ヶ谷に脅威を感じていることだろう。リニューアル一発目は星野源がゲストだったが、その意外なほどのトークスキルもさることながら、藤ヶ谷サイドにつく取材スタッフの下支えにも「なんでこんだけ力が入っているんだ!」と嫉妬。そもそもオープニングは、藤ヶ谷によるゲストの楽屋訪問から始まるだけに、自分のポジションに危機感を覚えるのは当然だろう。

 いずれにしても、番組のリニューアル後は数年で打ち切られてしまうことが業界の通例となっているだけに、この2番組の動向に注視していきたい。
(村上春虎)

青木源太アナ、『スッキリ』木村拓哉「手洗い動画」紹介に批判の嵐! 筋肉を大絶賛に「MC陣ドン引き」「ふざけないで」

4月10日に放送された情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)のエンタメコーナー「クイズッス」で、“天の声ゴールド”として進行を担当した青木源太アナウンサー。「ジャニーズ好き」を公言していることから、“今注目の見逃せないジャニーズ情報”を伝える企画「ジャニーズッス」を自ら持ち込んだようだが、「ジャニーズファンの間で反感を買っている」(芸能ライター)という。

「青木アナは今回、KAT-TUNの亀梨和也と山下智久で結成されているユニット・亀と山Pの新曲MVや、両者が2005年に出演した同局の連続ドラマ『野ブタ。をプロデュース』が今月11日と18日に“特別編”として放送されることを紹介。さらに現在、新型コロナウイルス感染症予防を目的とし、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルで、所属タレントたちによる“手洗い動画”などが公開されている件にも触れました」(同)

 番組では、嵐がジャニーズオリジナル曲「Wash Your Hands」で“手洗いダンス”を披露する動画(4月3日公開)と、木村拓哉が丁寧に手を洗う姿を収めた動画(同6日公開)を紹介した。

「嵐の動画について、青木アナは『テレビのね、大きいサイズで見るといいですよね~』と“ジャニオタ目線”を混ぜつつも、『嵐の皆さんは動画の中で、厚生労働省が推奨している“正しい手の洗い方”も、このように実践しているんです』と補足していました」(同)

 一方、木村の動画では、本人が服の袖をヒジあたりまでまくり手洗いするところから、タオルで拭き取るところまでを見せながら「自分を守る=大切な人を守ることにもつながると思うので、ぜひ、これはやってください」と呼びかけているのだが……。

「青木アナは『水の切り方、そしてタオルの当て方も非常に格好良いんですけれども、今回、私が注目したのが、このセーターを着ていてもわかる木村さんの背筋ですよね。広背筋が発達してるんですよ』と発言。番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次が『手洗いに注目しなさいよ』『ヒジ近くまでやってる(洗ってる)もんね』と指摘すると、青木アナは『手洗いはもちろんですよ』と言いつつ、『ヒジ近くまでやる時に、左の広背筋の部分の盛り上がりがよく見えるんですよ』『このシーン、このシーン! ほら! 今(木村は)ブラジリアン柔術にハマっているということで、筋肉の発達もしっかりわかるという動画でございます』などと、木村の筋肉についてばかりしゃべっていました」(同)

 そんな青木アナに、加藤は「木村拓哉さんも、そこに注目してもらいたいわけじゃないと思いますよ」と怒りをにじませながら呆れており、水卜麻美アナが「なんかすみません、ホントに。(青木アナは)筋肉にハマってるんです」とフォローを入れる場面も。

「ネット上のジャニーズファンからは、『さすが青木アナ』『ジャニオタの着眼点、面白かったよ』との声もありましたが、多くは『加藤さんの言う通り。木村くんが真面目にやってるのに、ふざけないで』『非常事態なのに何を言ってるの?』『アナウンサーとして伝えるべきことを伝えてよ』『公私混同がすぎる、空気が全然読めてない』『MC陣にドン引きされてたし、スタジオの空気も凍ってた。同じジャニオタとして恥ずかしい』と批判が書き込まれています」(同)

 番組の公式Twitterにも苦言が寄せられている中、青木アナはこの事態をどう受け止めるのだろうか。

緊急事態宣言でACジャパンにCM差し替え続出! テレビ局関係者は「本当の“危機的状況”は、番宣だらけになったとき」

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、テレビ番組のCM枠が公益社団法人ACジャパンのCMで埋め尽くされる機会が増えている。特に、4月7日に政府が「緊急事態宣言」を発出した前後は、「AC」や「ACジャパン」がTwitter上でトレンド入りを果たすなど、話題を呼んだ。ACのテレビCMの放送頻度が高まっている現象は、2011年3月11日に発生した東日本大震災直後と同じだけに、「非常事態」と実感させられるからか、ネット上では「ACのCMはトラウマ」「不安な気持ちになる」との声が上がっている。

 一方、テレビ局側にとっては、CM枠を企業に提供することで得る広告収入は、最も大きな収入源だ。そのため、ACジャパンのCMへの差し替えは不利益となるようにも思えるが、実際は「ACが流れているうちは、まだ大丈夫」というのが本音なのだという。

「CM放送枠は、2クール以前、つまり半年前から決まっているものなので、時勢によって別のものに差し替えられることはそれなりにあります。新型コロナ感染拡大の影響を受けた今回の場合、『体調不良にすぐ効いて仕事に行ける』とアピールするような医薬品や、パーティーや飲み会の様子を取り入れたお酒のCMなどは、放送が自粛される傾向になっています。それらをオンエアする予定だった枠で、ACのCMが流れているというわけです」(テレビ局関係者)

 しかし、たとえACなどほかのCMに差し替えられたとしても、その枠はもともとのクライアント企業が、CM放送料を負担するのが一般的だという。

「スポンサーからすれば無駄な出費となってしまうものの、不用意なCM内容が消費者離れを招く危険性を考えれば、差し替えは致し方ないところでしょう。放送料は企業側の負担となるため、テレビ局の収益には、現状、特に影響は出ていないと言われています」(同)

 しかし、テレビ局側にとって問題なのは、新型コロナウイルスの終息時期が、まったく予測できないことだ。

「いずれはCM枠の買い手がつかなくなるかもしれないし、差し替えを続けているスポンサーが、枠を返上したいと依頼してきてもおかしくはない。そうなると、いよいよ何も放送できるものがなくなってしまい、最悪の場合は『自局の番組の宣伝』が、延々と流れることになります。深夜帯では、そういった枠もたまに見かけますが、朝やゴールデン帯でもそうなった場合は、テレビ局にとって本当の『危機的状況』となります」(同)

 いずれ「ACラッシュ」ではなく、「番宣ラッシュ」が、トレンド入りしてしまうことにならなければよいのだが……。

『100日後に死ぬワニ』新型コロナで大ダメージ!? “電通案件”疑惑の炎上以降「不運続き」と言われるワケ

 Twitter上で大きな注目を集めるも、最終的に“炎上”に発展してしまった漫画『100日後に死ぬワニ』。ここ最近、世間では、新型コロナウイルス感染症の問題で“ワニくん”どころではなくなっているが、マスコミ関係者によれば「コロナの影響で大ダメージを受けている」という。

「『100日後に死ぬワニ』は、漫画家・きくちゆうき氏がTwitter上で100日にわたり無料連載していた4コマ作品。主人公のワニくんが“100日後に死ぬ”という設定のもと、そうとは知らない彼のささやかで、かけがえのない日々が描かれ、多くのネットユーザーが惹きつけられていました。そして100日後、ワニくんの“運命の日”が公開された際、ネット上には大きな反響が広がっていたのですが、同時に次々と商業的な情報が解禁され、読者は余韻に浸る間もなく、困惑してしまったのです」(前出・関係者)

 同作と音楽ユニット・いきものがかりとのコラボムービーが公開されたかと思えば、映画化決定、種類豊富なグッズ発売と、怒涛のメディアミックス展開が発表された。すると、もともと同作を“純粋”に楽しんでいたネットユーザーの間では「当初から“電通案件”で、商業目的だったのではないか」と、大手広告代理店・電通が絡んでいたとする疑惑が浮上し、「騙された」「しらけた」など批判的な声が噴出。電通といえば2015年、社員が過労を原因に自殺する事件もあったため、「そんな企業が“死”を扱う作品で金儲けするな!」というバッシングも飛び交ったものだが……。

「こうした疑惑を受けて、いきものがかり・水野良樹は3月21日、Twitterできくち氏との対談動画を配信し、電通との関係を否定。きくち氏も涙ながらに、作品を連載した根底には“友人の事故死”があったと説明しました。事情を聞いて、ワニくんに関するプロジェクトの応援を継続するファンもいましたが、やはり確実に“勢い”は衰えることに。また、4月1日からは東京・池袋で作品とのコラボカフェ『100 WANI CAFE』がオープンしていたものの、新型コロナウイルス感染対策に伴い、4日以降は休業となってしまいました」(同)

 そんな中、世間では新型コロナウイルス感染拡大がさらに深刻化し、7日に安倍晋三首相が「緊急事態宣言」を発令。その直後という最悪のタイミングで、『100日後に死ぬワニ』(小学館)のオールカラー単行本が発売日(8日)を迎えた。

「実はこれに合わせて、同作の事務局から、単行本に収録された『100日後に死ぬワニ』後日譚の一部を“テレビ番組限定”で公開する……という案内が、マスコミ向けに届いていました。さらにそこには、8日中に、都内書店で従業員のインタビューなども受け付けると記載されていたのですが、この状況でどうなったのか。時世を考えれば仕方のないことではあるものの、炎上後の同作は、不運が続いています」(同)

 ワニくんに罪はないだけに、世の中が落ち着いた時には、再び注目を浴びられるといいのだが……。

『テラスハウス』社長の「ビンスイパーカー」即完売も……ファンが語る「テラハを一変させた問題行動」

 Netflixで配信中の人気リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、テラハ)。今シーズン開始当初は、「クリエイティブで前向きな住人が揃っていたこともあり、シリーズの中でも屈指の爽やかな展開を見せていた」(芸能ライター)という。しかし、開始から10カ月が過ぎると顔ぶれもすっかり変わり、今では欲望が渦巻く空間になっているようだ。

 現在の住人は、プロレスラーの木村花、モデルの「ビビ」ことラズドゥミナ・ヴィオレッタ、大学生でモデルの鈴木志遠、会社経営者の「社長」こと新野俊幸、会社員でグラビアモデルの吉田夢。最新の第39話では実業家の金尾玲生が新メンバーになった。

 長年のテラハファンは、社長と夢の入居によって、テラハの雰囲気が大きく変わったと語る。

「社長は周りを巻き込んでグイグイ引っ張っていくので、見ていて飽きないのですが、欲望が行動に露骨に出てしまうんです。社長が思いを寄せている夢は、昔のイエローキャブのグラドルみたいというか、男の目線を意識したあざとさがある子。テラハ特有の気取った感じがなくなって下世話な空間になってしまった」(テラハファン)

社長、「ビンスイ」をビジネスに利用

 テラハファンの間で物議を醸したのが、社長と夢の初対面シーン。ほかのメンバーを出し抜いて、夢の帰りを薄暗いダイニングで待ち伏せる社長は、「闇にまぎれて獲物を狙う野獣のようでした」(同)という。

 偶然居合わせたふりをして、初対面の挨拶をしつつ、夢の胸元に釘付けだったという社長は、伝説となった「ビール瓶事件」を起こす。

「社長が渡した瓶ビールを口にする夢を、舐め回すように眺めていた社長は、自分も飲みたいといってその瓶を手にするんですが、欲望が顔ににじみ出ていて、下心が見え見えなんですよ(笑)。社長は瓶の口を上唇と下唇で挟んで、吸い取るようにしてビールを飲む。その様子を見たスタジオメンバーの女性陣からは、悲鳴が上がっていました」(同)

 そして社長には「瓶吸い=ビンスイ」というあだ名がつくことに。ネットでは社長に対して「キモい」といった声が圧倒的だったが、当の社長は、SNSのアカウント名を「新野・ビンスイ・俊幸」に、また壁紙も瓶を吸う自分のイラストに変更。こうした世間の声を利用するメンタルの強さに「逆にファンになった」「社長が気になってしょうがない」という声が増え、業界関係者も「社長は周到に計算して動いている」と注目しているようだ。

「社長は、退職代行を行う会社を経営しているのですが、自社のイメージすら傷つけかねない振る舞いをしている。しかし、SNS上では『#ビンスイチャレンジ』というハッシュタグまで生まれ、社長をまねて瓶を吸う画像がこぞってアップされる謎のムーブメントが発生しています」(放送作家)

 まさに“機を見るにビン”。その極めつきが、「3月末にオープンしたオンラインストア『新野商店』です。ビンスイTシャツ、ビンスイパーカーを期間限定販売して、あっという間に完売させました。ここまで商魂たくましいと感心しますね」(同)という。ネット上でも「ビンスイパーカーは家宝」「なぜか買ってしまった」と予想外の好評を見せている。

 一部からは強い支持を得るようになったという社長。しかしその半面、やはり社長への批判は根強く、回を重ねるごとに「社長の行動が目に余る」という声も出てきているという。

「社長の『おっぱい基準』で女性を選ぶという発言のほか、夢への接し方に対する批判が強いです。社長は、夢との最初のデートでキスできたことから、テラハメンバー4人で訪れた京都旅行中にも、拒絶する夢に対し『前はさせてくれたじゃん』と執拗にキスを迫っていた。その姿が『性強要にしか見えない』と物議を醸したんです」(前出・テラハファン)

 こうした社長の言動は、「ハラスメントをなくそうとする社会に逆行する」(前出・放送作家)との指摘もある。ネットでも、「社長は調子に乗りすぎ」「セクハラでしかない『ビンスイ』をネタにすること自体がおかしい」「こんな人が退職代行の仕事をしてるなんて信じられない」など厳しく批判する声も増えてきている。前出の放送作家は、第38話で、スタンドアップコメディアンを志す快(第39話で卒業)に対し、花が暴言と暴力行為を行ったことをそのまま流したことも含めて、「テラハがセクハラとパワハラの温床と言われても仕方ない状態」と語る。

 最新話では、湘南出身の新メンバー玲生の登場によって、再び爽やかな風が吹き始めたかに見えるテラハだが、実業家同士とあって、早くもマウントを取ろうとする社長の言動がまたも批判されている。

「これからも社長はテラハをかき回すでしょう。ちなみに最新話では、“カメラ目線”までやっていました。カメラがあっても見ないふりをするという番組当初からのコンセプトを社長がぶち壊しにかかってきているのです」(同)

 社長は、現代をたくましく生きる敏腕ビジネスマンなのか、古めかしい価値観の残念な経営者なのか……テラハの展開とともにますます社長から目が離せそうにない。

『テラスハウス』社長の「ビンスイパーカー」即完売も……ファンが語る「テラハを一変させた問題行動」

 Netflixで配信中の人気リアリティ番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(以下、テラハ)。今シーズン開始当初は、「クリエイティブで前向きな住人が揃っていたこともあり、シリーズの中でも屈指の爽やかな展開を見せていた」(芸能ライター)という。しかし、開始から10カ月が過ぎると顔ぶれもすっかり変わり、今では欲望が渦巻く空間になっているようだ。

 現在の住人は、プロレスラーの木村花、モデルの「ビビ」ことラズドゥミナ・ヴィオレッタ、大学生でモデルの鈴木志遠、会社経営者の「社長」こと新野俊幸、会社員でグラビアモデルの吉田夢。最新の第39話では実業家の金尾玲生が新メンバーになった。

 長年のテラハファンは、社長と夢の入居によって、テラハの雰囲気が大きく変わったと語る。

「社長は周りを巻き込んでグイグイ引っ張っていくので、見ていて飽きないのですが、欲望が行動に露骨に出てしまうんです。社長が思いを寄せている夢は、昔のイエローキャブのグラドルみたいというか、男の目線を意識したあざとさがある子。テラハ特有の気取った感じがなくなって下世話な空間になってしまった」(テラハファン)

社長、「ビンスイ」をビジネスに利用

 テラハファンの間で物議を醸したのが、社長と夢の初対面シーン。ほかのメンバーを出し抜いて、夢の帰りを薄暗いダイニングで待ち伏せる社長は、「闇にまぎれて獲物を狙う野獣のようでした」(同)という。

 偶然居合わせたふりをして、初対面の挨拶をしつつ、夢の胸元に釘付けだったという社長は、伝説となった「ビール瓶事件」を起こす。

「社長が渡した瓶ビールを口にする夢を、舐め回すように眺めていた社長は、自分も飲みたいといってその瓶を手にするんですが、欲望が顔ににじみ出ていて、下心が見え見えなんですよ(笑)。社長は瓶の口を上唇と下唇で挟んで、吸い取るようにしてビールを飲む。その様子を見たスタジオメンバーの女性陣からは、悲鳴が上がっていました」(同)

 そして社長には「瓶吸い=ビンスイ」というあだ名がつくことに。ネットでは社長に対して「キモい」といった声が圧倒的だったが、当の社長は、SNSのアカウント名を「新野・ビンスイ・俊幸」に、また壁紙も瓶を吸う自分のイラストに変更。こうした世間の声を利用するメンタルの強さに「逆にファンになった」「社長が気になってしょうがない」という声が増え、業界関係者も「社長は周到に計算して動いている」と注目しているようだ。

「社長は、退職代行を行う会社を経営しているのですが、自社のイメージすら傷つけかねない振る舞いをしている。しかし、SNS上では『#ビンスイチャレンジ』というハッシュタグまで生まれ、社長をまねて瓶を吸う画像がこぞってアップされる謎のムーブメントが発生しています」(放送作家)

 まさに“機を見るにビン”。その極めつきが、「3月末にオープンしたオンラインストア『新野商店』です。ビンスイTシャツ、ビンスイパーカーを期間限定販売して、あっという間に完売させました。ここまで商魂たくましいと感心しますね」(同)という。ネット上でも「ビンスイパーカーは家宝」「なぜか買ってしまった」と予想外の好評を見せている。

 一部からは強い支持を得るようになったという社長。しかしその半面、やはり社長への批判は根強く、回を重ねるごとに「社長の行動が目に余る」という声も出てきているという。

「社長の『おっぱい基準』で女性を選ぶという発言のほか、夢への接し方に対する批判が強いです。社長は、夢との最初のデートでキスできたことから、テラハメンバー4人で訪れた京都旅行中にも、拒絶する夢に対し『前はさせてくれたじゃん』と執拗にキスを迫っていた。その姿が『性強要にしか見えない』と物議を醸したんです」(前出・テラハファン)

 こうした社長の言動は、「ハラスメントをなくそうとする社会に逆行する」(前出・放送作家)との指摘もある。ネットでも、「社長は調子に乗りすぎ」「セクハラでしかない『ビンスイ』をネタにすること自体がおかしい」「こんな人が退職代行の仕事をしてるなんて信じられない」など厳しく批判する声も増えてきている。前出の放送作家は、第38話で、スタンドアップコメディアンを志す快(第39話で卒業)に対し、花が暴言と暴力行為を行ったことをそのまま流したことも含めて、「テラハがセクハラとパワハラの温床と言われても仕方ない状態」と語る。

 最新話では、湘南出身の新メンバー玲生の登場によって、再び爽やかな風が吹き始めたかに見えるテラハだが、実業家同士とあって、早くもマウントを取ろうとする社長の言動がまたも批判されている。

「これからも社長はテラハをかき回すでしょう。ちなみに最新話では、“カメラ目線”までやっていました。カメラがあっても見ないふりをするという番組当初からのコンセプトを社長がぶち壊しにかかってきているのです」(同)

 社長は、現代をたくましく生きる敏腕ビジネスマンなのか、古めかしい価値観の残念な経営者なのか……テラハの展開とともにますます社長から目が離せそうにない。

『未満警察』『ハケンの品格』春ドラマ延期続出! テレビ局は新型コロナによる「スケジュール大変動」をどう乗り切る?

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中島健人&平野紫耀ダブル主演『未満警察 ミッドナイトランナー』『ハケンの品格』(ともに日本テレビ系)、石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)、田中圭主演『らせんの迷宮~DNA 科学捜査~』(テレビ東京系)など、4月期の連続ドラマの初回放送が、次々と延期される事態になっている。バラエティや報道番組とは違い、連ドラは春夏秋冬の3カ月ごとのクールで放送が決まっているだけに、放送延期となると、後々のスケジュールが大幅に狂うのではないかと思われるが……。

 通常、春ドラマは4~6月の3カ月間で放送されるが、すでに一部作品は5月スタートと変更が発表されており、夏以降の編成に影響が出てくると予想されている。

「そのため、春ドラマか7月開始の夏ドラマどちらかは、話数の短縮、あるいは放送中止の可能性も考えられる。一般的に連ドラは、全10話で制作されますが、現時点ではスタートもゴールも見えないに等しい状況です」(芸能ライター)

 しかし、今年の夏ドラマに関しては「東京2020オリンピック」の開催に際して、もともと“特別編成”が組まれていたという。

「全ての夏ドラマには当てはまりませんが、五輪開催期間だった今年の7月24日~8月9日の約3週間は、そもそも放送を行わないという予定のもと、『全10話未満』で構成されている作品が複数あります。また、7月スタートで五輪開始前までに完結するドラマと、8月の五輪終了後に開始するドラマの2本を準備していた局もあるようです。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、五輪の延期が正式決定したため、その期間を春ドラマ放送に使うことも可能となりました。つまり、5〜7月に春ドラマを、8〜9月に通常より話数の少ない夏ドラマを、そして例年通り、10月から秋ドラマを放送するという流れです」(テレビ局関係者)

 ある程度の調整は必要だろうが、これにより春ドラマの放送期間が7月までズレ込んだとしても、最終的には帳尻を合わせることができそうだという。

「撮影中止期間がいつまで続くかもわからないし、未発表作品が人知れず『お蔵入り』する可能性も否めません。しかし、現時点では『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)など、予定通りスタートする春ドラマもあり、出演者や制作陣が、少しでも報われる結果になってほしいものです」(同)

 前代未聞の“放送延期&撮影中止”ラッシュだが、どんな形であれ、新ドラマの放送を心待ちにするファンの元に届くことを祈りたい。

加藤綾子、「買いだめを煽らない」と表明したワケ――関係者は「フジテレビの視聴率の問題」と指摘

 4月6日、フリーアナウンサーの加藤綾子が、キャスターを務める報道番組『Live News it!』(フジテレビ系)で、「『it』は買いだめを煽りません」と異例の表明を行った。新型コロナウイルス感染拡大による安倍晋三首相の緊急事態宣言準備を受けて、買いだめの自粛を訴えた形だ。

 これまでテレビの報道では、マスクやトイレットペーパーなどの買いだめを報じる際、ことさら「品薄」を強調するかのように、ドラッグストアやスーパーの空っぽになった商品棚を映し出すなどして視聴者の不安を煽り、一部から「買いだめを助長させている」と批判の声が上がっていた。今回の同番組の表明に対し、ネット上では「メディアがすべきことを理解した良い対応」と評価する声がある一方で、「煽りません宣言が煽りになる」と批判的な声も見られる。

 そうした中、「買いだめの自粛を訴えるふりをしながら、実は視聴者の不安を煽っていたという自覚は、テレビ局側にもあったんでしょうね」と皮肉るのは、全国紙の新聞記者。

「我々のような報道機関で働く者は、報じる側のリテラシーを研修などで身に付けていますが、ニュース以外にドラマやバラエティも放送するテレビ局はそうではありません。ましてや、現場で中心になって動いているのは下請けの制作会社のスタッフですから、『センセーショナルな画さえ撮れればいい』というスタンスになってしまいがち。『煽りません』とはいうものの、実際どのように報じるんですかね」

 “買いだめを煽らない”ためには、買いだめを取り上げないのが一番だが、現実に不測の事態が起きている以上、ニュース番組としてはこれを報じないわけにはいかない。空っぽになった商品棚や商品を求めて行列をなす人々の映像を流さない、ということだろうか。

「テレビに限らず、メディアには意図しなくても、報道に触れた人を煽ってしまう特性があります。特に、テレビはそれが顕著。仮に新聞や週刊誌がセンセーショナルに報じたとしても、購読者が能動的に自ら記事を読もうとしない限り、目にすることはありません。しかし、テレビは受動的なメディアであり、視聴者の意図にかかわらず映像や音声が流れてきます。『it』が視聴者を煽るような映像を流さず、どんなに気をつけて報じたとしても、画面を見ていなければ“買い貯め”や“モノ不足”といったわかりやすい言葉だけが耳に入ってくるので、多少なりとも不安を煽られるのでは。でも、テレビ局が一定の良識を持って報じるというスタンスは、評価すべきだと思います」(前出・全国紙の新聞記者)

 一方、『it』の方針表明の背景には、「視聴率の問題がある」と、民放関係者は断じる。

 『it』は2016年にフジテレビを退社し、フリーに転身した加藤をキャスターに迎え入れ、昨年4月に鳴り物入りでスタート。前番組の『プライムニュース イブニング』では平均2~3%だった視聴率も、加藤の起用によって放送開始当初は6%に迫るまでにアップしたが、現在は苦戦中。夕方のニュース激戦区ではこのところ、『news every.』(日本テレビ系)と『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)が平均6〜8%を記録しトップ争いを繰り広げており、その後には『Nスタ』(TBS系)が位置づけている。一方、フジの『it』は最下位にとどまるという体たらくぶりのようだ。

「各番組とも、連日コロナ関連のニュースを報じていますが、実はコロナに限らず、震災など有事に関するニュースは出来事が大きすぎるがゆえに、どの番組も似たり寄ったりの内容になってしまいがちで、なかなか番組なりの切り口や特色を打ち出しづらい。となると、現状のままでは視聴率順位の序列を覆すのは難しいため、フジはほかの番組との差別化を図るために“煽りません宣言”をしたのでしょう。もし局としての何がしかの良識に基づいているというのなら、『とくダネ!』や『バイキング』など、ほかの番組にも適用すべき。『it』だけ“煽らない”というのは、視聴率対策にほかなりません」

 『it』の低視聴率に伴い、年間2億円超とも言われる高額ギャラの加藤には、リストラ危機も報じられている。今回の“煽りません宣言”は、同番組と加藤の起死回生の一策となるか、見ものである。 

『半沢直樹』がトップ、石原さとみがワースト候補!? 業界人が明かす「春ドラマ」下馬評

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月1日、NHKが現在放送中の連続テレビ小説『エール』や大河ドラマ『麒麟がくる』の収録見合わせを発表。またTBSも、4日に放送が予定されていた『オールスター感謝祭2020春』や、その後スタートするはずだった春ドラマ『半沢直樹』『私の家政夫ナギサさん』『MIU404』の“放送延期”を決定した。

「4月期ドラマについては、以前から業界内で『各局とも、相当力を入れている』と話題になっていました。TBSが、2013年に大ヒットした堺雅人主演ドラマ『半沢直樹』の続編を用意したように、他局も“人気作の続編”を仕掛けていましたから。しかし、3月31日、テレビ朝日系の特撮番組『魔進戦隊キラメイジャー』の主演俳優・小宮璃央の新型コロナウイルス感染が発表されるなど、ドラマ業界でもコロナ問題が深刻化しています」(テレビ局関係者)

 この状況下だけに、放送延期どころか中止という可能性もあるが……。

「無事に放送されたらの話になりますが、今期には注目作が目白押し。『半沢直樹』を筆頭に、07年版の続編となる篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系)、また織田裕二主演『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系、前作は18年放送)や、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系、前作は18年放送)と、“続編モノ”はどれもコケることはなさそうです。前作はどれも高視聴率を記録していますし、新作も全話平均2ケタは堅いでしょう」(同)

 特に『半沢直樹』は、前作で全話平均28.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最終回は42.2%を叩き出していた。

「『半沢直樹』続編も、さすがに前作ほどの数字は難しいかもしれませんが、それでも業界内では圧倒的な期待値。次点で『BG』続編というところでしょうか。主演の木村は、昨年10月期に主演したばかりの連ドラ『グランメゾン東京』(TBS系)が、最終回で自己最高の16.4%を獲得する盛り上がりを見せていましたし、その勢いが『BG』への良い流れとなるのでは」(スポーツ紙記者)

 しかし逆に、放送にこぎつけても“大コケ”が予想されているドラマもあるという。

「『SUITS/スーツ2』以外のフジドラマの期待値が低いですね。玉木宏主演の『竜の道 二つの顔の復讐者』、石原さとみ主演の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』は、どちらも“ワースト候補”と言われています。特に『竜の道』は、玉木と高橋一生の初共演&双子役といった点をアピールしていますが、ほかのキャストを含めて『今っぽい顔ぶれ』とは言い難い。しかも“兄弟の復讐劇”と、どう考えても今の時代にウケそうにないテーマだけに、業界内からは『ひと昔以上前のドラマみたい』『なんで今ドラマ化しようと思ったのか?』という声も聞かれるほどです。また『アンサング・シンデレラ』にしても、とりあえず人気女優の石原を主演に据え、人気の医療モノを……という“安パイ”を狙ったとしか思えない企画。最近は石原の主演ドラマも“不発”が続いているので、あまり期待できませんね」(芸能プロ関係者)

 通常通りにオンエアされるか、という不安は残るものの、各局とも力を入れている春ドラマの放送に期待したいところだ。

TBS『オールスター感謝祭』5月上旬に延期のウワサ――「放送できるの?」「中止でいいのでは」出演者は困惑

 4月4日放送予定だった『オールスター感謝祭2020春』(TBS系)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、放送を“延期”する――そんな情報が、現在業界内を駆け巡っている。当初から、今回の放送に関しては“例年とは違う形”で制作されると発表されていたが、状況が一向に改善されないことを受けて、この決断が下されるようだ。しかし、新たな放送日として予定されているのが、そこまで遠くない日程であることから、出演者や関係者ら一同は困惑を隠せないという。

 例年、春と秋に放送されている『オールスター感謝祭』。同シーズンに放送される連続ドラマの出演者など、大勢のタレントがひな壇に集結し、クイズやイベントを行うのが恒例となっている。

「しかし今回に限っては、MCの今田耕司と島崎和歌子のみがスタジオで進行を務め、ほかのタレントは全員別の場所から、リモートで出演することになっていました。しかし、諸般の事情に鑑み、4月4日の放送は困難と判断されたようです」(TBS関係者)

 TBS内でも「中止」か「延期」での議論はあったというものの、現状では「延期」が発表される見通しなのだという。ところが……。

「現時点で業界内に広まっている新たな放送予定日は、5月上旬なんです。すでにタレントのスケジュールの仮押さえも始まっているといいますが、出演者一同『5月だとまだコロナ騒動が落ち着いていないのでは?』『本当に放送できるの?』と首を傾げており、さらには『いっそのこと中止にしたほうがいいのでは』という指摘も。当初TBSサイドは、大勢のドラマ出演者のスケジュールを押さえているため、放送を白紙にするのは難しいということだったんですが……」(芸能プロ関係者)

 どうにも腑に落ちない“1カ月延期”のウラには、「ドラマの都合」も多分に含まれているようだ。

「実は、複数の4月期連ドラを、5月スタートに遅らせるという検討がなされているようです。現在、ロケ現場を確保することすら難しい状況で、予定通りに撮影を終えることは難しいのではないかという判断からだといいます。『オールスター感謝祭』が5月に延期になった場合、おそらくこのタイミングで“ドラマの番宣をしたい”ということなのではないでしょうか」(制作会社幹部)

 しかし、本当にドラマを5月から放送開始するのかも、現状わかりかねるところだ。

「明日にも、『オールスター感謝祭』の延期が発表されるのではないかとウワサされていますが、多くの関係者が『春の放送は諦めたほうが』『次回は秋放送でいいのでは』と、複雑な心境を抱いているようです」(同)

 危機的状況ながらも、決して放送を諦めないとみられる『オールスター感謝祭』。出演陣は無事に放送に臨むことができるのだろうか。