『バイキング』坂上忍と伊藤利尋アナが新MCに!? 「パワハラとモラハラのタッグ」と拒否反応も!

 今秋リニューアルする情報バラエティ『バイキング』(フジテレビ系)に、同局の伊藤利尋アナウンサーがレギュラー出演すると、7月31日付の「スポーツニッポン」が報じた。同紙によると、現在番組で総合MCを務めるタレント・坂上忍とともに番組を盛り上げていくというが、ネット上の声は賛否両論となっている。

「フジテレビは今月21日、平日昼に生放送中の『バイキング』について、9月28日から放送時間を、現在の1時間50分から約3時間に拡大させると発表。しかし、坂上にはスタッフや共演者への“パワハラ疑惑”報道がたびたび浮上しており、ネット上にも『坂上の高圧的な態度が気になる』『共演者が委縮しているみたい』といった書き込みが多かっただけに、拡大どころか“打ち切り”を求める意見が相次いでいました」(芸能ライター)

 そんな中「スポニチ」は、現在番組で坂上とタッグを組む榎並大二郎アナが進行役から外れ、坂上&伊藤アナのダブルMC体制になると報道。伊藤アナが出演中の朝の情報番組『とくダネ!』にも打ち切り報道が出ているだけに、『バイキング』への異動もあり得そうだが、ネット上には「榎並アナが坂上から逃げられるのは良かった」「『バイキング』の放送時間が延びるって聞いてから、榎並アナのメンタルが心配だった」とのコメントが散見される。

「榎並アナは以前から、『坂上によるパワハラ被害者なのではないか』と、視聴者の間でささやかれていました。5月7日放送の番組内で『鼾(いびき)』を読めず、『くしゃみ?』と発言した榎並アナを、坂上が執拗に咎める場面も、ネット上で物議を醸したばかり。アナウンサーとして『大問題』と指摘するまではまだよかったものの、榎並アナが『いびきかなって思って(いたんですが)……』と言うと、坂上は『君さ、「バイキング」やってから、性格がより歪んできたんじゃない?』などと言い放ち、ネットユーザーから『さすがに言いすぎ』『漢字が読めなかったくらいで、坂上に性格うんぬん言われたくないわ』と批判が噴出していました」(同)

 そのため、榎並アナが坂上から“解放”されることは「喜ばしい」と捉えるネットユーザーは多いようだが、一方で「今度は伊藤アナが貧乏くじ引かされたな」「榎並アナよりベテランとはいえ、坂上をコントロールするのは大変だよ」「伊藤アナに無駄な苦労をさせるより、さっさと『バイキング』を終了させたほうがいい」との書き込みも。

「そんな伊藤アナも、昨年8月放送の『とくダネ!』で、『専業主婦の妻が夫にプレゼントを渡したのに「俺のお金で買ったんだよね?」と言われた』という話題を扱った際、『実際“俺のお金”なんでしょ? 妻は働いてない』と発言し、『専業主婦は、毎日家事をしてる』『伊藤アナってモラハラ思考だったのか』などと“炎上”していたため、一部ネットユーザーは『坂上に伊藤アナじゃあ、パワハラとモラハラのタッグ。ますます「バイキング」は見たくない』と、拒否反応を示しています」(同)

 パワハラ疑惑の坂上と、モラハラ発言で専業主婦を敵に回した過去を持つ伊藤アナ。2人の新生『バイキング』は視聴者に受け入れられるのだろうか。

タイBLドラマ『2gether』人気のワケ――動画配信とSNS、ファンの翻訳が盛り上げるブーム

 『2gether』をはじめとしたタイのBLドラマが話題沸騰中。少し前からSNSで話題になっていたが、今やドラマのタイトルがTwitterの世界トレンド1位になり、日本の雑誌やウェブメディアの記事になり、都内の駅にDVD発売のサイネージ広告が出る。この勢いは、ますます加速していくだろう。その背景には、やはりネットやSNSの力があるようだ。

来なかった13年前のタイブーム

 2007年ごろ、タイのエンターテインメントがちょっとした話題になったことがある。それは主にアイドル(音楽)の分野だった。歌手のアイス・サランユーが来日し、「タイのハニカミ王子」と呼ばれてメディアで取り上げられたり、“タイ版ジャニーズ”兄弟ユニットのゴルフ&マイクが山下智久とユニット「GYM」を組んでCDをリリース、音楽番組に出演したりもした。

 当時、筆者もしきりに「韓流・華流の次はタイ流」というフレーズを使った記事を雑誌で書いた覚えがあるが、タイアイドルの勢いは、すでに定着した韓流や華流の波とは比べものにならないほど弱く、全く定着しないまま、天下のジャニーズと組んだGYMさえも短命に終わり、小さく燃えかけた炎はすっかり消えてしまった。

 まだYouTubeが日本語サービスを始めたばかりの頃、mixiはあったが、Twitterの日本語サービスはなく、日本向けiPhoneも発売される前のこと。エンターテインメントを発信するメディアはテレビや雑誌が中心だった。

世界中からファンを集めたファンミーティング

 しかし、数年前から、タイのエンターテインメントは主にBLドラマというジャンルで、急速にファンを拡大している。その勢いは日本にとどまらず、世界中に広がっているのだ。

 Twitterで世界トレンド1位を獲得した話題のBLドラマ『2gether』主演の2人、タイン役のウィン(メータウィン・オーパッイアムカジョーン)とサラワット役のブライト(ワチラウィット・チワアリー)のオンライン・ファンミーティングが、6月20日に行われた。オンラインでの開催ということもあり、アジアのみならず、ヨーロッパや南米も含め世界中からファンが参加しており、全世界同時に湧き起こる熱狂をパソコンの画面から感じ取ることができた。

 これほどまでにタイBLドラマが人気を集めているのには、動画サイト、SNSの発達と浸透が大きいだろう。いくつかのドラマはYouTube等の動画配信で無料で見られることから、K-POPや韓流ドラマでは広く行われてきた、ファン有志による動画の翻訳字幕作成が、タイドラマでも行われているのだ。それが、日本でのファン拡大にも一役買っている。

 筆者がタイに滞在していた2013年ごろ、現地ではすでにジャニーズの人気は陰り、K-POPの勢いが強かった。バンコクで行われた日本のドラマやエンターテインメントを売り込むイベントを取材し、サイゾーウーマンでも記事にしたが、当時ジャニーズだった元KAT-TUNの田口淳之介、菅野美穂、東京女子流、ニコ動出身アーティストなどが来タイし、大勢のファンが集まり、熱気を帯びていた。

 記事にも書いたが、日本のドラマを売り込もうという企画にもかかわらず、会場に集まったタイのファンは、すでに海賊版DVDでそれらのドラマを見てしまっていたのだ。そのDVDには有志によるタイ語字幕が付けられていた。

 タイのファンたちは、日本の漫画やアニメをきっかけに日本に興味を持ち、日本語を勉強し、日常会話ができたりJ-POPを歌えたりする人も多かった。

 それと全く逆の現象が今、日本で起きている。合法的に見られる動画配信サービスで、有志による日本語字幕を付けられたタイBLドラマを見てハマり、それをきっかけに、タイの文化に興味を持ったり、タイ語を勉強し始める日本人が増えているのだ。

多様なプラットフォームで公開作品も続々

 先述のドラマ『2gether』(全13話)は、大学生のタイン(ウィン)が同級生のサラワット(ブライト)に「偽装彼氏」を依頼したことをきっかけに、恋愛関係に発展していく姿を描いたラブストーリー。7月31日から、動画配信サービスRakuten TVで配信がスタートし、WOWOWでも10月22日から放送が決定。また、それに先駆けて、「ザ・テレビジョン」(2020年7月10号/KADOKAWA)のアジア配信ドラマ特集で紹介された。

 そのほかの作品も公開のプラットフォームを拡大している。16年にタイのオンライン小説を原作にドラマ化され、アジアで爆発的な人気を誇った『SOTUS』はGYAO!などで配信中。タイBLドラマとして日本で初めてDVD-BOXが発売された『Love By Chance』も、Amazonプライムビデオなどで見ることができる。昨年、主要キャストによるファンミーティングが日本で開催された『Until We Meet Again~運命の赤い糸~』は7月3日にDVD-BOXが発売されたほか、Rakuten TVでも配信中、8月22日からはアジアドラマチックTVで放送が始まる。今やテレビに限らず、配信やDVDなどさまざまな方法で作品に触れることができるのだ。

 出演している俳優の見目麗しさ、少女漫画のように心ときめくストーリー、メイン以外のキャラクターも含めたクオリティの高さなどが魅力といわれるタイのBLドラマ。今後、ますます公開作品は増え、ファンも拡大していくだろう。この勢いで映画や音楽も含め、さらに広くタイのカルチャーに触れる機会が日本で増えていくことを期待したい。
(西野風代)

坂上忍、『シンソウ坂上』打ち切りへ! 「フジテレビ上層部による“去勢”」と指摘されるワケ

 スタッフへのパワハラ疑惑が報じられたものの、MCを務める情報トークバラエティ『バイキング』(フジテレビ系)の放送枠拡大が発表されたことを受け、世間からの批判が強まっている坂上忍。一方で、この改編を決定したフジテレビにも、疑問の声が飛び交っている状況だ。

「秋の改編では、打ち切り説もあった『バイキング』の放送時間が3時間に拡大され、後番組の『直撃LIVEグッディ!』が終了になります。一見、フジは坂上を重宝しているように思えますが、実際のところ、同局の上層部は『バイキング』で政権批判を繰り返す坂上に怒り心頭だといい、改編の裏では“テコ入れ”も行われるとのこと。これまで『バイキング』の制作は、バラエティ班が担当していたものの、秋からは情報制作局に移管しますので、これまでとはまったく違う内容の番組になる可能性が高いでしょう」(スポーツ紙記者)

 フジサイドは、坂上の持つ“視聴率”には期待しつつも、上層部の意向をくみ、政権批判を避けた番組作りをしていくようだ。

「坂上に関していうと、2018年4月にスタートした同局ゴールデンの冠番組『直撃!シンソウ坂上』は、すでに打ち切りが決定しています」(テレビ局関係者)

 『バイキング』と同じチームで制作されている『シンソウ坂上』だが、坂上本人が現時点で、「最も力を入れている番組」(同)なのだとか。

「同番組は、坂上が『一番やりたいこと』を実現すべく、本人も企画段階から参加している“ジャーナリズムバラエティ”。しかし、フジ上層部としては、やはり坂上の主義・主張が前面に出る番組は認められなかったようで、また視聴率も振るわないことから、このタイミングで打ち切りに。一方で、坂上のもう一つのフジ冠番組である『坂上どうぶつ王国』の放送は、継続されることになっています」(同)

 犬猫の殺処分をめぐる問題を取り上げるなど、社会派な一面もある『どうぶつ王国』だが、それでも基本は「動物バラエティ」と言える。

「この番組で、坂上が政権批判を展開することは、まずあり得ないので、特に“テコ入れ”する必要はなかったのでしょうが、果たしてフジからこのような仕打ちを受け、坂上はモチベーションを維持できるものなのか。業界関係者からは、今回の編成について『フジと坂上のいびつな関係が浮き彫りになった』『フジ上層部による坂上への“去勢”だ』という声も聞こえてきます」(同)

 果たしてこの編成は、坂上とフジ双方にどのような影響を与えるのだろうか。

玉木宏主演『竜の道』、『ウロボロス』『流星の絆』の二番煎じ!? 初回放送に「見たことある」の声続出

 7月28日、玉木宏が主演を務める連続ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)の初回が2時間スペシャルで放送され、平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ネット上では「惹きつけられた」「好き嫌いがわかれる」とさまざまな声が上がっている。

 同ドラマは、2015年に亡くなった作家・白川道氏による未完の小説『竜の道』シリーズ(幻冬舎)が原作。主人公・矢端竜一(玉木)と弟・竜二(高橋一生)の双子の兄弟が、幼い頃に養父母を死に追いやった運送会社社長・霧島源平(遠藤憲一)へ復讐するサスペンス・ミステリーだ。2人の妹・吉江美沙を松本穂香が演じている。

「第1話は、竜二が竜一にボコボコに殴られて射殺されるという、衝撃的なシーンからスタート。その後、物語は過去にさかのぼり、22歳のときに火事で焼死したはずの竜一が、顔を整形して竜二の元を訪れ、養父母の仇を討つために別人として生きる道を選んだことを告白。そうして2人は霧島への復讐を誓い合うが、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始(西郷輝彦)に邪魔をされ、一度目の計画は失敗。それから数年後、竜一はITコンサルタント会社・UDコーポレーション社長の和田猛と名前を変え、国土交通省のエリート官僚である竜二とともに、再び霧島を追い詰めていく……という展開でした」(芸能ライター)

 スピード感あふれる展開に、ネット上では「なかなか面白い」「良かった」と好意的な声が集まっていた一方、「初っ端から激しい」「バイオレンスものは苦手」「最初のシーンで引いた」という声も。さらには、「どこかで見たことあるような話」と、TBS系列で過去に放送された連続ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(2015年1月期)や『流星の絆』(08年10月期)との類似性を指摘する声も多い。

「新型コロナウイルス感染拡大の影響で放送開始が延期されていた各局の新ドラマが続々と出揃い始め、どの作品も初回視聴率10%超えの好スタートを切っている中、現状は『竜の道』だけが1桁台と苦戦。『かつて大切な人を殺された子どもたちが、犯人に復讐する』というストーリー設定が、ウロボロスや『流星の絆』と似ているということは放送前から指摘されていたため、それが影響して視聴をやめてしまった人も少なからずいるでしょう。ただ、ネット上では『イケメンが2人も揃ってて眼福』『2人とも良い声してるな~』と、女性視聴者を中心に心をつかんでいたようで、今後の展開次第では巻き返しも期待できそうです」(同)

 なお、源平の妻役を斉藤由貴、その娘役として松本まりかが名を連ねており、竜二の会社で働く謎の女を奈緒が演じている。ネット上では「キャストが豪華」「女性陣がいい味出してきそう」という声もあるだけに、今後の視聴率推移に要注目だ。

フジテレビ『ザ・ノンフィクション』だけじゃない!? NHK、TBSでも勃発するドキュメンタリーのヤラセ問題

 7月28日付の「東京スポーツ」が、フジテレビ系で不定期に放送されているドキュメンタリー番組『NONFIX』の“ヤラセ疑惑”をスクープ。番組出演者の証言を掲載し、同局にヤラセがまん延している可能性を指摘した。

「『東スポ』は、2015年放送の『NONFIX』に出演していたラブドール愛好家・兵頭喜貴氏に取材。同氏は、もともと“特殊な趣味”を自覚していたにもかかわらず、番組側から『好きだった人が病気で死んだから、人形を買った人』という設定を強要されたことや、これまで人形と会話したことはないのに、撮影中に“人形との会話”を命じられたことなどを明かしています」(週刊誌記者)

 フジテレビといえば、今年5月、恋愛リアリティ番組『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(Netflixほかで配信、フジテレビ系で放送)の出演者だった女子プロレスラー・木村花さんが死去したことをめぐり、ヤラセが問題視されていた。

「花さんは、番組内での言動がSNSで批判され、誹謗中傷に悩んでいたと言われていました。そんな中、『週刊文春』(文藝春秋)は、花さんがスタッフから“ヤラセ指示”を受けていたと報道。また今月、フジの看板ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』の人気シリーズ『マキさんの老後』に出演していたマキさんとジョンさんも『週刊女性』(主婦と生活社)でヤラセがあったことを告発しています。これを受け、今回の『東スポ』は、フジでヤラセが常習化している可能性を指摘。一方、これまでにドキュメンタリーのヤラセや過剰演出が発覚したのはフジだけではありません」(同)

 例えば、TBSでは、15年1月に放送した『水トク! 激闘大家族スペシャル 17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠…』で、まさかの“妊娠偽装”が行われていた。

「同番組では、福岡で暮らす大家族の長女の妊娠・出産をメインに密着していました。その中で、長女が妊娠8カ月でバイクに乗り、母親から注意されるというくだりがあったのですが、実はこのときすでに、長女は出産済みだった。わざわざおなかにタオルを入れ、“妊婦がバイクを運転している”ように撮影していたそうです。さらに、“祖父の支援”によりスーパーマーケットで買い物をする……というシーンも、実際は番組側が費用を負担していたといいます。TBSサイドは、同2月に、番組ホームページでこれらのヤラセを認め、謝罪しました」(同)

 その謝罪文には、「いずれも、本来はテロップ表記などで『再現』であることを明らかにすべきでした」と書かれていたが、「この番組は外部の制作会社に制作を委託したもの」という記載もあり、一部ネット上では「TBSは責任転嫁しようとしてない?」「ヤラセって認めたくないんだろう」などと指摘されていた。

「NHKの『ドキュメント72時間』も、15年2月放送の『便利屋、都会を走る』という回をめぐってヤラセ問題が浮上。番組が取材した『便利屋!お助け本舗』は、スタッフがさまざまな依頼に応える“便利屋”で、タレント・坂本一生が同3月まで取締役を務めていたことでも知られています。その坂本が、同5月8日発売の『週刊ポスト』(小学館)で『僕は広告塔として会社に利用されていました』と告発し、さまざまな番組で披露していた“便利屋エピソード”もほとんど捏造されたもので、『ドキュメント72時間』についても、同番組に登場した『娘たちから送られたマッサージチェアを自宅2階に運びたいという61歳女性』は『お助け本舗』関係者の義母だったなどと明かしたんです」(出版関係者)

 「お助け本舗」側がヤラセをしていたという話だが、同9日の「東京スポーツ」は、NHK側もこの事実に気づいていた可能性を示唆し、NHK広報部に取材を行っていた。しかし、「同行して作業を撮影させていただくこと以外、何のお願いもしておりません」というコメントを得たものの、肝心の「ヤラセを把握していたか否か」については回答がなかったそうだ。

 ドキュメンタリーのヤラセ問題は、視聴者の信用に関わるものだけに、疑惑が浮上した際はしっかりと説明責任を果たしてほしいものだ。

フジテレビ『ザ・ノンフィクション』だけじゃない!? NHK、TBSでも勃発するドキュメンタリーのヤラセ問題

 7月28日付の「東京スポーツ」が、フジテレビ系で不定期に放送されているドキュメンタリー番組『NONFIX』の“ヤラセ疑惑”をスクープ。番組出演者の証言を掲載し、同局にヤラセがまん延している可能性を指摘した。

「『東スポ』は、2015年放送の『NONFIX』に出演していたラブドール愛好家・兵頭喜貴氏に取材。同氏は、もともと“特殊な趣味”を自覚していたにもかかわらず、番組側から『好きだった人が病気で死んだから、人形を買った人』という設定を強要されたことや、これまで人形と会話したことはないのに、撮影中に“人形との会話”を命じられたことなどを明かしています」(週刊誌記者)

 フジテレビといえば、今年5月、恋愛リアリティ番組『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(Netflixほかで配信、フジテレビ系で放送)の出演者だった女子プロレスラー・木村花さんが死去したことをめぐり、ヤラセが問題視されていた。

「花さんは、番組内での言動がSNSで批判され、誹謗中傷に悩んでいたと言われていました。そんな中、『週刊文春』(文藝春秋)は、花さんがスタッフから“ヤラセ指示”を受けていたと報道。また今月、フジの看板ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』の人気シリーズ『マキさんの老後』に出演していたマキさんとジョンさんも『週刊女性』(主婦と生活社)でヤラセがあったことを告発しています。これを受け、今回の『東スポ』は、フジでヤラセが常習化している可能性を指摘。一方、これまでにドキュメンタリーのヤラセや過剰演出が発覚したのはフジだけではありません」(同)

 例えば、TBSでは、15年1月に放送した『水トク! 激闘大家族スペシャル 17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠…』で、まさかの“妊娠偽装”が行われていた。

「同番組では、福岡で暮らす大家族の長女の妊娠・出産をメインに密着していました。その中で、長女が妊娠8カ月でバイクに乗り、母親から注意されるというくだりがあったのですが、実はこのときすでに、長女は出産済みだった。わざわざおなかにタオルを入れ、“妊婦がバイクを運転している”ように撮影していたそうです。さらに、“祖父の支援”によりスーパーマーケットで買い物をする……というシーンも、実際は番組側が費用を負担していたといいます。TBSサイドは、同2月に、番組ホームページでこれらのヤラセを認め、謝罪しました」(同)

 その謝罪文には、「いずれも、本来はテロップ表記などで『再現』であることを明らかにすべきでした」と書かれていたが、「この番組は外部の制作会社に制作を委託したもの」という記載もあり、一部ネット上では「TBSは責任転嫁しようとしてない?」「ヤラセって認めたくないんだろう」などと指摘されていた。

「NHKの『ドキュメント72時間』も、15年2月放送の『便利屋、都会を走る』という回をめぐってヤラセ問題が浮上。番組が取材した『便利屋!お助け本舗』は、スタッフがさまざまな依頼に応える“便利屋”で、タレント・坂本一生が同3月まで取締役を務めていたことでも知られています。その坂本が、同5月8日発売の『週刊ポスト』(小学館)で『僕は広告塔として会社に利用されていました』と告発し、さまざまな番組で披露していた“便利屋エピソード”もほとんど捏造されたもので、『ドキュメント72時間』についても、同番組に登場した『娘たちから送られたマッサージチェアを自宅2階に運びたいという61歳女性』は『お助け本舗』関係者の義母だったなどと明かしたんです」(出版関係者)

 「お助け本舗」側がヤラセをしていたという話だが、同9日の「東京スポーツ」は、NHK側もこの事実に気づいていた可能性を示唆し、NHK広報部に取材を行っていた。しかし、「同行して作業を撮影させていただくこと以外、何のお願いもしておりません」というコメントを得たものの、肝心の「ヤラセを把握していたか否か」については回答がなかったそうだ。

 ドキュメンタリーのヤラセ問題は、視聴者の信用に関わるものだけに、疑惑が浮上した際はしっかりと説明責任を果たしてほしいものだ。

堺雅人『半沢直樹』トップ独走、玉木宏&高橋一生『竜の道』は9.1%でワースト入り! ドラマ初回視聴率ランク

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、放送が遅れていた4月期ドラマ(民放、午後8~10時台)が、田中圭主演作『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系、初回放送日未定)を除いて、ようやく初回を迎えた。予定通り4月に始まり、すでに最終回がオンエアーされた作品もあるが、あらためて春ドラマの初回視聴率を振り返っていきたい。

 堂々のトップを飾ったのは、7月19日に第1話が放送された堺雅人主演の『半沢直樹』(TBS系)で、世帯平均視聴率は22.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。2013年放送の前作は、最終回で驚異の42.2%を叩き出し、7年ぶりの新シリーズも好発進となった。主人公・半沢直樹を演じる堺のほかに、上戸彩、香川照之、及川光博、片岡愛之助らが前作より続投し、今作で古田新太、市川猿之助、賀来賢人、尾上松也、今田美桜といった豪華キャストが仲間入りした。

 放送後、視聴者は「相変わらず『半沢直樹』は面白い」と盛り上がっていたほか、香川、片岡、市川、尾上という歌舞伎俳優陣が出演していることもあってか、「スーツを着た歌舞伎を見てるみたい」「歌舞伎俳優たちの顔芸がたまらない」と演技面も話題になっている。ひとまず、前作の初回19.4%を上回ったが、このまま高数字をキープできるだろうか。

 2位は、木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。約2カ月遅れで始まった第1話は17.0%を獲得し、18年に放送された前シーズンの初回15.7%超えを達成した。2~5話までは14%台とやや停滞するも、7月23日放送の6話で16.3%をマーク。同作は新型コロナの影響で撮影中断を余儀なくされたため、通常より少ない全7話で幕を閉じることに。30日放送の7話は、歌舞伎俳優・市川海老蔵がゲスト出演するが、前作の最終話17.3%の記録を更新できるだろうか。

 3位は、初回14.2%だったドラマ3作が同着。一足早く4月8日にスタートしたV6・井ノ原快彦主演『特捜9 season3』(同)に続いて、篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系、初回6月17日)と、多部未華子主演『私の家政夫ナギサさん』(TBS系、初回7月7日)の3作品だ。

 『特捜9』は初回以降も12~15%の2ケタを維持し、7月22日放送の最終回は今期自己最高の15.2%でフィニッシュ。『ハケンの品格』は2話にして11.9%にダウンしたものの、5話で13.1%に復調し、7月22日放送の6話は12.1%にとどまった。7月開始の『私の家政夫ナギサさん』は2話以降、12.8%、12.7%、12.4%で推移しており、微減しながらも12%台を保っている。

 なお、『特捜9』『ハケンの品格』は『半沢直樹』『BG』と同じく続編モノ。ほかにも、今クールは内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)や織田裕二主演『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)が同じく続編シリーズとなっている。

 下位3作品は『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系)『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系)。中村倫也主演『美食探偵 明智五郎』は10.0%と2ケタの滑り出しとなるも、今期は比較的に高視聴率が並んだためワースト入りとなった。

 ワースト2位は、7月28日に始まった玉木宏主演『竜の道』で初回2時間スペシャルが9.1%。玉木と同世代の俳優・高橋一生との初共演作で、復讐に燃える双子の兄弟・竜一(玉木)と竜二(高橋)が、家族を奪った大企業に立ち向かっていくサスペンスとなっている。当初は4月14日スタートだったが、3カ月以上遅れての登場となり、その間は竹野内豊主演『素敵な選TAXI』(同、14年放送)の再放送と、吉川晃司主演の5週連続特別ドラマ『探偵・由利麟太郎』がつないだ。ちなみに、『探偵・由利麟太郎』の初回は9.6%で、『竜の道』より好成績を残している。

 4月期の最下位は、鈴木京香主演『行列の女神』で、初回は5.1%。放送枠は18年4月に新設され、“働く人たち”がテーマの作品を送り出してきた「ドラマBiz」(月曜午後10時台)。しかし、同枠が視聴者に定着せず、ランキングでは初回視聴率・全話視聴率ともワースト3位以内が常連となっている。今作をもって同枠は撤廃され、後番組はバラエティを週替わりで放送する予定とのこと。

 なお、いまだ初回放送日時が明らかになっていない田中圭主演作『らせんの迷宮』だが、田中は『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)に出演中であり、9月開始予定の『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系)ではHey!Say!JUMP・山田涼介とタッグを組むなど、多忙スケジュールが予想される。果たして、『らせんの迷宮』は無事に始まり、最終回までたどり着けるのか、今後の動向に注目が集まる。

【2020年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)初回視聴率一覧】

1位『半沢直樹』(TBS系・日曜午後9時、初回は7月19日) 22.0%
2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系・木曜午後9時、初回は6月18日) 17.0%
3位『特捜9 season3』(テレビ朝日系・水曜午後9時、初回は4月8日)14.2%
3位『ハケンの品格』(日本テレビ系・水曜午後10時、初回は6月17日) 14.2%
3位『私の家政夫ナギサさん』(TBS系・火曜午後10時、初回は7月7日) 14.2%
6位『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系・木曜午後8時、初回は4月9日)13.3%
7位『MIU404』(TBS系・金曜午後10時、初回は6月26日) 13.1%
8位『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系・土曜午後10時、初回は6月27日) 11.2%
9位『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系・月曜午後9時、初回は4月13日) 11.1%
10位『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系・木曜午後10時、初回は7月16日) 10.2%
11位『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系・日曜午後10時30分、初回は4月12日) 10.0%
12位『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系・火曜午後9時、初回は7月28日) 9.1%
13位『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系・月曜午後10時、初回は4月20日) 5.1%

※7月29日時点で初回放送日が未定の田中圭主演『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)は、ランキング対象外とする。

『テレビ千鳥』プライム昇格のウラに、吉本からの猛プッシュ!? 一時は『千鳥トーーク!!』案も浮上か

 先頃発表されたテレビ朝日の「秋の番組改編」において、お笑いコンビ・千鳥の“躍進”が注目されている。ツッコミ担当のノブが出演する『ノブナカなんなん?』は土曜午後10時25分枠でレギュラー化、また火曜日深夜0時台放送の『テレビ千鳥』も日曜午後10時25分枠に昇格と、昨年から続く“事務所の猛プッシュ”が、目に見える形となってきたようだ。

「今回の改編で、特に話題となっているのが、『テレビ千鳥』のプライム帯昇格です。深夜ならではのゆるさや、とがった企画が人気を博した番組だけに、視聴者の反応は、昇格を喜ぶというより『つまらなくならないか心配』という声のほうが多い印象です。大悟自身は、改編に際して『日曜の夜10時台に、テレビでタバコを吸うてるヤツが見れると思います(笑)』とコメントを寄せており、これまで通りの番組作りを続ける意向を示していますが、やはりファンとしては心配なのでしょう」(スポーツ紙記者)

 大阪時代から、千鳥の番組出演はABCをはじめテレ朝系列局が多くを占めていたが、それでも同時期に2番組が土日のプライム帯進出とは、異例の好待遇と言えるだろう。

「これはテレ朝への貢献度に加えて、2人が所属する吉本興業のプッシュも大きく影響しています。昨年起きた闇営業騒動により、雨上がり決死隊・宮迫博之が相方の蛍原徹とMCを務める『アメトーーク!!』の打ち切り説が浮上しましたが、この時、“代打”として挙げられたのが、ほかならぬ千鳥だったんです」(テレ朝関係者)

 当時、『アメトーーク!!』の臨時番組を、千鳥が担当するのではという報道もあったが、ともすれば番組自体が『千鳥トーーク!!』に変更される可能性まであったのだとか。

「『アメトーーク』の番組プロデューサー・加地倫三氏は、かねてから千鳥を積極的に起用しており、『テレビ千鳥』でもプロデューサーを担当。吉本の後押しも手伝って、おそらく前代未聞の“冠&MC”の乗っ取りが行われる可能性もありました。結局、このプランは消滅し、蛍原が『アメトーーク!!』をピンで回していくことになりましたが、それだけ千鳥はテレ朝からも吉本からも、全幅の信頼を寄せられているのでしょう」(同)

 各所からの後押しを得てプライム進出となった『テレビ千鳥』だが、果たして10月からの放送はファンを満足させるものになるのだろうか。

『スッキリ』『モーニングショー』『バイキング』ほか……一番信頼してる情報番組は?【サイゾーウーマン世論調査アンケート】

 日々のニュースを知る上で重要な役割を果たす「情報番組」。報道番組とは毛色が異なり、ニュースとワイドショーを合わせた内容が特徴とされる。

 1日を通して多くの放送枠が確保されており、各局がそれぞれ特色のあるMCやコメンテーターを起用。多種多様なニュースに対して、出演者がどのようなコメントを放つのか注目する人も多いだろう。しかし、誤った情報発信や的の外れた発言により、批判を招いてしまうケースが多いのも事実。人権に関わるような問題発言があれば、番組そのものに対する信用が失われることも……。

 そこで今回は、「一番信頼してる情報番組」をアンケート調査。下記から1つを選んで回答してください。

 

日テレ『バンキシャ!』で現地取材に「お触れ」が……コロナ禍で取材ができない報道現場のジレンマ

 5月25日の緊急事態宣言解除から2カ月が過ぎた今、東京都を中心に再び感染者が増加し始めた新型コロナウイルス。各局テレビ番組ではソーシャルディスタンスに配慮し、リモート出演はもちろん、スタジオ収録では出演者同士が間隔を空け、間に透明なアクリル板を設置するなど、感染防止策が取られている。一部の番組では、マスクを着用し、距離をとって取材対象者にアプローチしながら外出ロケを再開しているが、テレビ局関係者によれは、「現場では想像以上の困難が存在している」という。

 6月中旬、筆者は日本テレビの報道部に所属する知人から電話を受けた。同局の報道番組『真相報道 バンキシャ!』を担当しており、新型コロナウイルス感染拡大の元凶ともされている「夜の街」で働くキャバクラ嬢やホストにインタビューを取りたいというのだ。

 その知人とは長い付き合いだが、筆者はテレビ局に取材対象者を紹介することは避けているために依頼を断り、「自腹でキャバクラに行ってはどうか」と提案すると、言いにくそうに話し出した。

「“感染の危険がある現場には取材に出かけないように”とのお触れが出ているんです。そのため、コロナ関連の取材は、ほとんど現場に行くことができていません」(同)

 7月に入り、都内を中心に再び感染が拡大する中で、筆者も仕事を依頼されている出版社から、取材に出かけるのをストップされるケースが多い。とりわけ「今はやめて」と止められるのが地方取材である。

 今月16日、熊本県などを襲った九州豪雨を取材するために、神奈川県から現地を訪れた時事通信社のカメラマンが、新型コロナウイルスに感染していたことが報道された。地方では、感染者数が増加している東京からの来訪者には厳しい目が向けられる。時事通信の例に限らず、感染者がテレビ、新聞、出版社などマスコミ関係者であれば、社名も一緒に報じられてしまう可能性が高く、万が一、職場でクラスターが発生してしまった場合は、業務が完全にストップするだけでなく、世間からは大きな批判を浴びることになるだろう。編集者も、そこまでリスクを背負うことはできないというわけである。

 筆者としても、コロナの感染対策がテーマでもない限り、地方の取材は避けざるを得ない状況だ。どんな取材でも、現地で事前に連絡した人物にだけ、数時間話を聞いて終了……なんてことはまずない。滞在中に街ですれ違った人や、飲み屋で出会った人に話を聞いたりして、現地取材を行っていく、そういうものだ。

 しかし、地方のコロナ感染者の状況を見ると、そのほとんどは「東京に出かけて」「東京から来た人が」という事例である。そんな状況で「東京から来ました」と取材に出かければ、白い目で見られることは明らかだろう。

 先日、現地訪問を先送りしている仕事の担当者と話していたら、こんなことを言われた。

「どうしても、今取材に来ないと締め切りに間に合わないということなら止めませんが……いつものような対面取材はやめて、風景とか雰囲気を見るだけにしてくださいよ……」

 そう言いながら、「……なんて、無理ですよね?」という顔で筆者を見るのだった。

 筆者は、5月の緊急事態制限解除後に岡山県を取材で訪れているが、その時思ったのは、地方では想像以上に“よそ者”が目立つということ。岡山市は人口70万人の都市で観光客も多いが、少し田舎に行くと、部外者は圧倒的に目立つ。とても「東京から取材で来ました」とは言えない状況だった(筆者は岡山出身のため、ずっと地元民のふりをしていた)。

 誰もがウイルスに感染する可能性を持つ中、特に地方取材は困難となっていると感じる昨今、取材陣は頭を悩ませている。