『おちょやん』浪花千栄子のリアル人生は「汚点」だらけ!? NHK朝ドラ化は「不可能」なワケ

国民的ドラマといわれるNHKの朝の連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。ヒロインがさまざまざな苦難にめげず成長していく物語が根幹にあるドラマだが、どうやら今期の朝ドラは怪しいようで……? 歴史エッセイスト・堀江宏樹氏が、朝ドラ『おちょやん』のヒロイン・浪花千栄子の実像を、自伝『水のように』(六芸書房、1965/現在は朝日新聞出版刊)からひもとく! 前回はこちら

前回までのあらすじ

 ダメな父親の元を飛び出して、豚のエサを貪り食べていたところを保護されたり、9歳で大阪・道頓堀の芝居茶屋での労働者として売り飛ばされた「おちょやん」こと浪花千栄子さん。その後、自殺未遂を図るなど苦難ばかりが続きます。

 芝居茶屋での地獄の「おちょやん」生活に見切りをつけ、ダメ父に紹介されたご家庭での女中奉公にジョブチェンジした浪花さんですが、給料がまったく支払われないことに不審を抱きます。勤務先のご家庭にこわごわ聞くと、給与は全額前払いで、ダメ父の手にすでに渡っていたという衝撃の事実が判明! 浪花さんは女中を辞め、衝動的に京都へ向かう列車に乗っていたのでしたーー。

ダメ夫が不倫相手を妊娠させて離婚

 京都の職業安定所で紹介されたのは、いわゆるキャフェーの女給でした。つまり、浪花さんがおキレイだったということでしょうね。

 男性相手のお給仕の仕事で、当初、本当はすけべな店ではないかと浪花さんは警戒していたようですが、そういうわけでもないと知ってからは安心したそうです(笑)。

 キャフェーでは劇団関係者と出会って、劇団の若手女優として、ついで若手映画女優として芸能活動を開始するのですが、どこでも挫折の連続。給与を未払いにされたり、それはさんざんでした。

 若い頃の写真を見たら、どこかボーイッシュな顔立ちにせよ、美人だと思いますよ。しかし、こういう失敗の連続が、彼女に「私は年相応の美女の役など演じるに値しない」と思わせてしまったのかもしれません。

 23歳の時、喜劇役者で脚本家の2代目渋谷天外と結婚しますが、これまたクズ男。金に汚く、家ではDV、家の外には女、女、女。結婚後の浪花さんは渋谷天外作品で、他の女優に断られた役を演じる「便利屋」として主に活動しています。しかし、渋谷が劇団の若い女優に手を出し、彼女を孕ませた時点で、結婚生活は破綻します。

 20代から40代までという、女の人生で一番大事な20年を捧げた渋谷に、浪花さんはこんな裏切られ方をされてしまうのです。

「相手から『僕を信じてくれ』とかいわれたら、関係は黄信号。」

 そんな名言が自伝『水のように』には登場します。ダメ男とわかっていても、浪花さんは情が深いので振り払えないのでしょうか。

 さて、女優として円熟期の浪花さんの足あとを追うとしたら、映画を見ることをおすすめします。”アマプラ”にはなかったですが、DVDのレンタルは比較的容易でした。しかし『暖簾』『夫婦善哉』『近松物語』などなど見てみたところ、彼女が演じているのは実年齢より30歳以上の老け役ばかり。

 つまり、老け役専門の“ババア女優”なんですが、どうしてそんな道を歩んでしまったのでしょうか。

 顔立ちは美人なんだから、本当なら主役を狙ってもおかしくはないのに……。もしかして、浪花さんには「負け癖」がついてしまっていたのかもしれません。「女優、女優、女優、勝つか負けるかよ!」的な戦いに挑んでいくだけの、気力がなかったのかもしれません。

 30代の浪花さんを悩ませたのは、こうしたつらい過去によって、「悲しみのときには素直に泣ける神経と、楽しいときはくったくなく笑える神経」が自分から失われているという事実でした。当たり前のように笑って、泣ける自分が失われてしまっていたのですね。それを「修養」によって取り戻そうと努めなくてはならないほどだったそうです。

 そして女性の人生で大事な役割を演じるであろう、父親と夫という二人の男性から、浪花さんは酷い目に遭いました。こういうのって、自己肯定感を大きく左右するんですよね。

 浪花さんはこういう女性ですから、離婚もダメージがでかく、またもや自殺しようとしてたら(何回自殺未遂のシーン出てくるねん! というレベル)、かなり年下の名女優・京マチ子さん(1924〜2019)から「死んだらだめ。あなたが生きて女優として成功して、元・夫を見返してやるしかないのよ」などと諭され、生きる気力を回復。

 あとは名脇役として出世、現金をためて、京都に奇跡的に見つけた良い土地に旅館「竹生(ちくぶ)」を建て、自宅を併設。もし女優業がうまくいかなくなっても、なんとか生きていけるように……と保険をかけました。これで初めて、人生で安心を手に入れることができたのだそうです。

 朝ドラの『おちょやん』も、最終的には本業(力をより入れているという意味で)は旅館の女将、芸能活動はパートタイム女優として活動する浪花さんが描かれていくはずです。とある新興宗教に入った、みたいなところはカットされるかな、とは思いますが(笑)。

 以上、駆け足で見ていっただけでも、『水のように』に書かれた浪花さんのリアルなヤバさ、つらさ、ご実感いただけましたでしょうか。「私の記憶はドス黒い汚点」と書いているとおり、こりゃホントに「ドス黒い汚点」の連続だ、朝ドラの原案にもならないな……と思いました。

 『水のように』のカバーは浪花さん本人の装丁で、愛らしい千代紙が使ってあるのですが、それも「惨めだった子ども時代に捧げたく思った」という趣旨のコメントがあって、「ヒエッ」と胸を突かれる思いになりました。

 崩壊家庭、児童労働、ブラックすぎる職場、繰り返される自殺未遂、夫のDV、離婚、負け癖……そんな女の物語。これをどうして朝ドラにしようとしたのか。夜10時から水野美紀さん主演でやるべき内容ではないのか……などとも思ってしまいました。

 ハートブレーキングな「ドス黒い汚点」の連続が、いかにハートウォーミングな家族の物語に仕立て直されていくのか。『おちょやん』、これは必見ですがなー!

小栗旬主演『日本沈没』、来秋「日曜劇場」で放送決定も「なぜこのタイミング?」「TBSのセンス疑う」の苦言

 2021年10月期のTBS系「日曜劇場」で、小栗旬主演の連続ドラマ『日本沈没−希望のひと−』が放送されることがわかった。ネット上には「面白そう」「期待作」などの書き込みが多数見られるが、「なぜこのタイミング?」といった否定的な声も目立つ。

「本作は、作家・小松左京氏のSF小説『日本沈没』(光文社)の実写化。これまでにもドラマや映画が制作されていますが、来秋の連ドラは原作を大きくアレンジし、2023年の東京が舞台となります。小栗演じる主人公の環境省官僚・天海啓示を含めたオリジナルキャラクターたちが、“日本が沈没する”という危機の中でも奮闘し、“希望”を見いだしていくストーリーになるようです」(芸能ライター)

 小栗のほか、松山ケンイチ、杏、仲村トオル、香川照之らの出演も発表され、ネット上には「原作も面白いし、ヒット作が多い『日曜劇場』なら、見応えがある作品になりそう」「キャストも実力派で個性的なメンツで好き」との声もあるが……。

「一部ネット上には『日曜の夜に重いドラマはあまり見たくないし、原作を知らなければタイトルだけで“見るのやめよう”って思う人もいそう』『特に今、新型コロナウイルス感染症で現実の日本も大変だから、せめて明るいドラマが見たい』『このご時世、国がパニックになるような作品に希望を感じられるかな?』『1年後、コロナがどうなっているのかもわからないし、あまり楽しみにはできない』『このタイミングで「日本沈没」をチョイスするTBSのセンスを疑う』という意見も少なくありません」(同)

 ただ、ドラマの情報解禁にあたって、プロデューサー・東仲恵吾氏の「今作のテーマは、未来への希望」というコメントや、小栗の「ただでさえ苦しい環境の中、この題材は非常に難しいお話ですが、その中でも“希望”と“人間の強さ”を届けられるよう、自分を含め、キャスト・スタッフ全力で希望を持って真摯に作品に向かっていきます」といったコメントも発表されている。1年後、ドラマを純粋に楽しめることを祈りたい。

テレビ朝日、大みそかは「捨て試合」!? 高嶋ちさ子、石原良純、長嶋一茂の『ザワつく!』6時間特番の勝機

 大みそかの夜に放送される各局の特番の内容が、このほど明らかになった。毎年恒例の『NHK紅白歌合戦』と、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の「笑ってはいけない」シリーズ(日本テレビ系)は高視聴率が期待される一方、テレビ朝日の采配は「ほぼ敗戦処理状態というのが現実」(テレビ局関係者)だという。

 今年の12月31日は、TBSがボクシング世界戦『WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 井岡一翔×田中恒成』を生中継する一方、フジテレビも定番となっている格闘技の祭典『RIZIN.26』を放送。このラインアップは例年通りだが、そんな中でテレ朝は、『ザワつく!金曜日』レギュラーの高嶋ちさ子、石原良純、長嶋一茂が出演する『ザワつく!大晦日』を午後6時から放送し、年越しのカウントダウンまで行うという。同番組は、昨年の大みそかも午後6時から4時間スペシャルでオンエアーされており、その実績が買われたようだが……。

「現在は各局とも、視聴率そのものではなく、高齢者層の視聴率を除いた“コア視聴率”を重視するようになりました。というのも、スポンサーがそのコア層をターゲットにしているからです。これで見ると、断然強いのが日テレで、テレ朝は大体が爆死しており、スポンサーの意向と合致せず大苦戦状態。『ザワつく!』のレギュラー放送自体は、視聴率2ケタ超えが目立つなど好調そのものですが、MC陣の顔ぶれからも“コア視聴率”は厳しいのではないでしょうか」(同)

 昨年の『ザワつく!大晦日』は、8.2%(午後7時〜10時、ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の視聴率を獲得。『NHK紅白歌合戦』を除くと、『笑ってはいけない』の16.2%(午後6時30分~9時)、14.6%(午後9時~深夜0時30分)に次いで、民放2位に入っていた。

「大みそかのテレ朝といえば、かつてはアニメ『ドラえもん』を長時間にわたって放送していたものですが、ここ数年は1時間ほどに縮小され、その後はバラエティに切り替わるのが主流となっていました。昨年は『ザワつく』からの『ぶっちゃけ寺大晦日SP』で年越しでしたが、今年は『ザワつく』の一本で勝負することに。実際のところ、テレ朝としては“どうせ日テレとNHKにはかなわないから”と、捨て試合のような気持ちで、“コア視聴率”が高いわけでもないバラエティを放送することにしたのかもしれません」(同)

 果たして、『紅白』に続いて民放1位に輝くのは、やはり『ガキ使』なのか。放送内容とともに視聴率にも注目が集まる。

「仕事を投げ出した」「ちょっと天狗になってる?」“トラブル”によってNHK制作ドラマを降板した芸能人

 俳優の高杉真宙が11月16日、来年4月に所属事務所を退所し、独立することを発表。事務所と高杉は共に“円満退社”だとしていたが、ある問題がネット上で注目を集めているという。

「11月17日発売の『女性自身』(光文社)によると、高杉は来春放送予定のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に主要キャストとして出演が決定していたそう。しかし、高杉は『これからは役者の道を極めたい』などと事務所に退所の意思を伝えており、今回の朝ドラはその道からそれると判断したのか、自主降板が決定。事務所は『おかえりモネ』が終わるまでは残ってほしいと慰留していたそうですが、結局、高杉が首を縦に振らなかったのだとか」(芸能ライター)

 同記事によれば、高杉が退所した背景には、デビュー初期から彼を担当したマネジャーの退所や、同世代俳優への“ライバル心”があったという。ネット上では「もらった仕事を投げ出したら、独立しても厳しいのでは?」「自分の役者の道から外れる朝ドラって、どんな内容なの?」といった疑問の声も上がっていた。このように、NHK制作のドラマで物議を醸す“降板劇”をみせた芸能人は少なくない。

「最近話題になったのは、多部未華子でしょう。9月8日発売の『女性自身』(光文社)によると、2019年夏期に放送され、人気を博した連続ドラマ『これは経費で落ちません!』の続編を放送するにあたり、今年10月から撮影をスタートする予定だったものの、主演の多部が急遽降板を申し入れたため、制作が中止されたそう。これは、多部サイドが“前作と同じキャストで撮影を行う”との条件を出していたにもかかわらず、それがかなわなかったためだとされています」(同)

 この件については、ネット上で「多部ちゃん、ちょっと天狗になっているのでは……」と批判的な意見も見受けられたが、「約束を守らなかったNHKが悪い」「ドラマファンとしても、キャストは同じほうがいい。多部ちゃんが断った気持ちもわかる」など、多部を擁護する声も少なくなかった。ほかにも、“夫妻そろって降板”という、前代未聞の例もある。

「今年5月30日と6月6日の2週にわたって放送されたスペシャルドラマ『Living』に出演予定だった、窪田正孝と水川あさみ夫妻です。同作は“テレワークドラマ”をうたっており、コロナ禍でもドラマを作って放送できる、ということを示す目的でもありました。しかし、5月21日発売の『女性セブン』(小学館)は、夫妻が緊急事態宣言発動中に“ドライブデート”をしていたと報道。これが局内で問題視され、2人そろって“出演取り消し”になったようです」(同)

 現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』では、“逮捕”によって降板せざるを得なくなった人も……。

「すでに撮影が始まっていた19年11月16日、濃姫役で出演予定だった沢尻エリカが、合成麻薬(MDMA)所持で逮捕され降板したんです。これを受け、NHKは同21日、川口春奈を代役に立て撮り直しすると発表。今年1月5日に放送スタートの予定でしたが、そこから2週遅れて同19日が初回になるなど、大きな影響が出ていました。また、当初ネット上では川口に対して『沢尻の代役が務まるのか?』といった批判が続出していましたが、話数が進むにつれて『川口はこの大河出演で大いに株を上げた』『代役を受けて正解だったと思う。チャンスをものにしてる』などと、視聴者から評価されているようです」(同)

 降板の理由はさまざまだが、作品に味噌をつけてしまうのは間違いない。一般社会同様、仕事が決定した時点で、その責任を自覚することが必要だといえそうだ。

「仕事を投げ出した」「ちょっと天狗になってる?」“トラブル”によってNHK制作ドラマを降板した芸能人

 俳優の高杉真宙が11月16日、来年4月に所属事務所を退所し、独立することを発表。事務所と高杉は共に“円満退社”だとしていたが、ある問題がネット上で注目を集めているという。

「11月17日発売の『女性自身』(光文社)によると、高杉は来春放送予定のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』に主要キャストとして出演が決定していたそう。しかし、高杉は『これからは役者の道を極めたい』などと事務所に退所の意思を伝えており、今回の朝ドラはその道からそれると判断したのか、自主降板が決定。事務所は『おかえりモネ』が終わるまでは残ってほしいと慰留していたそうですが、結局、高杉が首を縦に振らなかったのだとか」(芸能ライター)

 同記事によれば、高杉が退所した背景には、デビュー初期から彼を担当したマネジャーの退所や、同世代俳優への“ライバル心”があったという。ネット上では「もらった仕事を投げ出したら、独立しても厳しいのでは?」「自分の役者の道から外れる朝ドラって、どんな内容なの?」といった疑問の声も上がっていた。このように、NHK制作のドラマで物議を醸す“降板劇”をみせた芸能人は少なくない。

「最近話題になったのは、多部未華子でしょう。9月8日発売の『女性自身』(光文社)によると、2019年夏期に放送され、人気を博した連続ドラマ『これは経費で落ちません!』の続編を放送するにあたり、今年10月から撮影をスタートする予定だったものの、主演の多部が急遽降板を申し入れたため、制作が中止されたそう。これは、多部サイドが“前作と同じキャストで撮影を行う”との条件を出していたにもかかわらず、それがかなわなかったためだとされています」(同)

 この件については、ネット上で「多部ちゃん、ちょっと天狗になっているのでは……」と批判的な意見も見受けられたが、「約束を守らなかったNHKが悪い」「ドラマファンとしても、キャストは同じほうがいい。多部ちゃんが断った気持ちもわかる」など、多部を擁護する声も少なくなかった。ほかにも、“夫妻そろって降板”という、前代未聞の例もある。

「今年5月30日と6月6日の2週にわたって放送されたスペシャルドラマ『Living』に出演予定だった、窪田正孝と水川あさみ夫妻です。同作は“テレワークドラマ”をうたっており、コロナ禍でもドラマを作って放送できる、ということを示す目的でもありました。しかし、5月21日発売の『女性セブン』(小学館)は、夫妻が緊急事態宣言発動中に“ドライブデート”をしていたと報道。これが局内で問題視され、2人そろって“出演取り消し”になったようです」(同)

 現在放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』では、“逮捕”によって降板せざるを得なくなった人も……。

「すでに撮影が始まっていた19年11月16日、濃姫役で出演予定だった沢尻エリカが、合成麻薬(MDMA)所持で逮捕され降板したんです。これを受け、NHKは同21日、川口春奈を代役に立て撮り直しすると発表。今年1月5日に放送スタートの予定でしたが、そこから2週遅れて同19日が初回になるなど、大きな影響が出ていました。また、当初ネット上では川口に対して『沢尻の代役が務まるのか?』といった批判が続出していましたが、話数が進むにつれて『川口はこの大河出演で大いに株を上げた』『代役を受けて正解だったと思う。チャンスをものにしてる』などと、視聴者から評価されているようです」(同)

 降板の理由はさまざまだが、作品に味噌をつけてしまうのは間違いない。一般社会同様、仕事が決定した時点で、その責任を自覚することが必要だといえそうだ。

『行列のできる法律相談所』、島田珠代の“下ネタ”に賛否両論! 「めちゃくちゃ下品」「面白すぎて元気出た!」

 11月15日に放送されたバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、ゲスト出演者が“大暴走”するシーンがあり、ネット上で物議を醸した。

 この日は「オネエ軍団が泣いた日」として、マツコ・デラックス率いる女装家たちが出演。その中の一人であるナジャ・グランディーバは、小さい頃から育てていたガジュマルの木が枯れてしまった時のエピソードを語り、「家族が亡くなったみたいな感じで。私も一緒に死ぬんかな? っていうぐらい(落胆した)」と告白。そんな時、ナジャはある芸人をテレビで見て、涙を出すほど笑ったという。

「ナジャが『46年間生きてきて、一番笑った』『この人天才やなって思うぐらい、めっちゃ面白かった』と絶賛した芸人は、吉本新喜劇などで活躍する島田珠代でした。実際に島田がスタジオにサプライズ登場し、持ちネタである『パンティーテックス』を披露。その後も、番組MCであるフットボールアワー・後藤輝基の股間を触るなど、下ネタを連発していました」(芸能ライター)

 島田のギャグに、女装家たちをはじめとした出演者たちは大爆笑。最終的に、ナジャに下ネタギャグを伝授するシーンもあった。視聴者からは「面白すぎて元気出た!」「下ネタがどストレートで、逆にイイ」といった声もあるものの、「めちゃくちゃ下品でシラケた」「セクハラ芸人をテレビに出さないでほしい」「日曜の夜に見るもんじゃない。チャンネル変えた」など、島田に対する批判も多く上がっている。

「今回は、多くの苦言が飛び交いましたが、9月15日放送の『相席食堂』(ABCテレビ)に島田が出演した際は、視聴者から絶賛されていました。京都・嵐山モンキーパークを訪れるロケの中で、『行列』のようなギャグを連発したところ、ネット上で『島田さん、最高すぎる!』『録画して何度も放送見てます』といった声が続出。彼女の持ちネタ『パンティーテックス』がTwitterのトレンドに入るなど、この時はポジティブな反応が圧倒的に多かった印象です。しかし、『相席食堂』は関西ローカルの番組であり、放送時間も午後11時過ぎという深夜帯。全国ネットで日曜午後9時放送の『行列』とは状況が違います」(同)

 なお、22日の放送では、大ヒット映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌「炎」を歌う歌手・LiSAが登場。いつも以上に幅広い世代から注目を集めそうだが、時間帯に適した内容が放送されることを願いたい。

『イッテQ!』宮川大輔の“秘境ロケ”が「グロすぎる」!? 「チャンネル変えた」と拒絶の声上がるワケ

 11月15日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、お茶の間を阿鼻叫喚させる“グロ映像”が流されたと、ネット上で物議を醸している。

 この回では、お笑い芸人・宮川大輔が番組スタッフと共にさまざまな秘境を訪れる「宮川探検隊」を放送。鹿児島県・奄美群島を訪れた一行は、国の特別天然記念物に指定されている珍獣・アマミノクロウサギの撮影に挑戦したほか、沖永良部島で鍾乳洞を探検していた。

「奄美大島では、夜行性であるアマミノクロウサギの活動を待ちつつ、昼間に現地で食糧を調達するため、森へ向かうことに。その際、スタッフの1人が亜熱帯から熱帯に生息するカメムシの一種・アカギカメムシが、樹木の葉の裏に密集しているのを発見。この光景に、『超気持ち悪いやん!』と驚いた宮川でしたが、発見したスタッフに対して『せっかく、それ(ハンドカメラ)持ってるんやからさ』と、カメムシのアップを撮るように指示。撮影している横で、『葉っぱの裏にすみつくその様子は、まるで完熟ブドウのよう』などと、独特のナレーションを添えていました」(芸能ライター)

 しかし、この放送を見た視聴者からは、「虫が苦手な私にとっては地獄絵図でしかなかった」「トラウマになるわ……」「集合体が苦手だからチャンネル変えた」といった拒絶反応が続出。さらには「グロすぎて、ごはん時に流していい映像じゃない!」「深夜番組じゃないんだから、もう少し考えて放送してほしい」など、番組側に配慮を求める声も寄せられることに。

「『宮川探検隊』は、以前にも同様の“やらかし”をしています。2019年3月の放送では、ウガンダ共和国でロケを行ったのですが、宮川らが羽アリを食べたシーンが物議を醸すことに。アリ塚に眠る羽アリを採取し、羽をもいだあと石ですり潰し、団子状にして蒸し焼きにするというものでしたが、視聴者からは『残酷すぎて見ていられない』『羽アリがゴキブリにしか見えなくて気持ち悪くなった……』といった声が相次いでいました」(同)

 同番組は午後8時から放送されていることもあり、ちょうど夕食を食べながら、視聴している人も多いと思われる。そんな中で、人によっては強烈な拒絶反応が出てしまう映像を流せば、こうした批判が多く上がるのも当然だろう。

 1週休んで29日の放送では、「珍獣ハンターイモトジャパンツアー in 静岡県」と「出川の歩き方 in 八重山諸島」の企画を予定。お茶の間を騒然とさせるシーンが生まれないよう、内容を十分に検討してほしいものだ。

朝ドラ『おちょやん』、原作NGになった「ヤバすぎる」ストーリーとは!? NHKヒロインの「ドス黒い」人生

国民的ドラマといわれるNHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。ヒロインがさまざまざな苦難にめげず成長していく物語が根幹にあるドラマが大半だが、どうやら次期朝ドラはきな臭いようで……? 『本当は怖い世界史』(三笠書房)『あたらしい「源氏物語」の教科書』(イースト・プレス)などの著作を持つ歴史エッセイストの堀江宏樹氏が、朝ドラ『おちょやん』の本当のヒロイン像をひもとく!

 11月30日からの放送開始が決定したNHK連続テレビ小説『おちょやん』。昭和の名脇役女優・浪花千栄子さん(1907―73)の人生をモデルにした作品になるとのこと。

 しかし、浪花千栄子さんには自伝『水のように』(六芸書房、1965/現在は朝日新聞出版刊)という著作があるにもかかわらず、原作どころか原案としてすらクレジットされていません。NHKの公式サイトには「このドラマは実在の人物をモデルとしますが、物語を大胆に再構成し、フィクションとして描きます」の断り書き。

 これは怪しい。怪しいニオイがプンプンや。ということで『水のように』を入手、その内容を確認したところ、実に「あかん」事実が判明したのでした。おなかの子どもを流産するべく、凍える川に飛び込むシーンも描かれた『おしん(1983―84)』の時代なら大丈夫でしょうけど、最近の朝ドラでは“映像化不可”なヤバいシーンが頻発なのです。

 内容はすごく面白いのです。しかし、これはたとえ困難が訪れようとも「ハートウォーミング」であるべき昨今の「朝ドラ」には向かない。心が削られる。「ハートブレーキング」でしかないのでした――。

 「私の記憶はドス黒い汚点」。

 浪花千栄子さんは、自らの若き日々をそう言い切ります。まず、父親がものすごいダメ男なんですね。「鶏のヒナを売り歩く行商人」というニッチな職種なんですけど、浪花さんが9歳の時に、おそらくは芸者あがりの、だらしない後妻にメロメロになってしまいます。

 後妻が浪花さんと弟につらく当たるので、「こんな家にはいられない!」となった二人は家から逃げ出し、山で迷います。夜も更け、おなかも空いてきます。

 すると何処からか、嗅いだこともない甘い良い匂いが漂ってくるではありませんか……。

 二人はフラフラと匂いに惹かれて小屋に忍び込み、そこにあった「何か」を手当り次第に頬張ります。それは人生で未経験どころか、まるで異次元のおいしさで、もう手が止まらない。しかし、そこに小屋の持ち主のおじいさんが異変に気づいてやってきて、二人は見つかってしまいます。

 二人が頬張っていたのは、豚のエサでした。正確にはおじいさんが、町のパン屋で廃棄される食パンの耳を、豚のエサとするために買ってきて、豚用に準備していたのに、空腹の二人が豚小屋に乱入、豚からエサを奪って食べてしまっていた、という。まぁ、朝ドラにはできないですよね……。

 おじいさんは二人に同情してくれましたが、ダメな父親の心根が変わることなどありません。

 小学校に通えたのはたった2カ月のみ。再婚した継母に嫌われ、父親は実の娘を後妻の言うがまま、わずか9歳で大阪・道頓堀の芝居茶屋に売り飛ばしました。どんな貧乏な家でも12歳までは家に置いておくのが普通だったそうですが……。

 こうして、浪花さんの「おちょやん」時代の開幕です。

 そして、この「おちょやん」自体が激ヤバなんですわ。

 NHKの公式サイトでは「“おちょぼさん”がなまった大阪ことばで、茶屋や料亭などで働く、小さい女中さんを意味」するとごまかされていますが、実情は、店の労働者カースト最下層の児童労働者です。児童福祉法なんて存在すらしなかった時代の産物ですね。

 「トメ」とか「ウメ」とか、そういう名前で呼ばれさえせず、そもそも名前を覚えてもらえることが期待できない。一律、「おちょやん」として呼ばれ、こき使われ、布団で寝させてもらうわずかな時間以外に、まともな休憩時間がない。それこそ、「私が死んでも代わりはいるもの」(『エヴァンゲリオン』 綾波レイ)的な存在でしかない。

 取替可能、存在価値が低いので、大事になどされません。休憩しようと思ったら、便所で仮眠するしかない。いうまでもなく、当時のトイレは汲み取り式。悲惨すぎます。「おちょやん」は、「名前を失った少女」と考えてもらって結構かと思います。

 自分を押し殺し、奉公し続けるしか生きる術のない、それは苦しい日々だったようです。しかし、芝居に興味を持ちはじめた浪花さんは、文字さえ読めない自分から脱却するべく、独学で漢字を勉強しはじめます。それも汲み取り式の便所の個室で、でした。

 『水のように』には何回も自殺未遂のシーンが出てくるのですが、やっぱり「おちょやん」時代にもそういう気持ちになってしまうことがありました。

 原因はわずか2銭のことです。店の人から買い物を頼まれ、オツリの2銭を不注意で失ってしまいます。2銭を自分のフトコロに入れたと疑われることがイヤだったので、自殺しようと浪花さんは心を決めたのでした。

 首吊の場所として選ばれたのは、やっぱり便所……。しかし猫が何かを察したらしく、便所に乱入、まとわりついてきたので自殺しなくて済んだらしいのです。それ以来、浪花さんは猫を大事にしたそうです……。

 このような「ドス黒い汚点」ばかりの記憶が惜しげもなく披露されていくわけです。

 その後も続くわ続くわ、苦労の日々。「おちょやん」時代を抜け出し、あるご家庭の女中になったときも、給料はすべて先払いで、例のダメな父親が持って逃げた後だったりしたのです。悩んだ浪花さんは、

「そうだ、京都へ行こう」(原文ママ)

 と思い立ったのでした。

ーー後編に続きます!

 

田村淳、「異常にお太り」発言の黒沢年雄を一刀両断! 「こんな老人になりたくない」「出演して意見を述べてみては」

 11月18日、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、公式YouTubeチャンネル「ロンブーチャンネル」を更新。「黒沢年雄さんが『朝から太ってる人を見ると不愉快』と言った件について。」と題した動画を投稿し、“不適切発言”で物議を醸している俳優・黒沢年雄を一刀両断した。

 黒沢は17日、自身の公式ブログに「テレビの朝のニュースワイドショー。」というタイトルの記事を投稿。「失礼…。ゲストの女性芸人の方?タレント?異常にお太りになった、決して美しいとは言えず…見にくい物体を見せられるのは、愉快とは言えず…不愉快だ…」「朝は一日の始まり…。爽やかな気持ちのいい、映像を提供して欲しい…。それがテレビの基本…。」(全て原文ママ)などとつづっていた。

「ネット上では、この内容に対して『ブログに書く必要のない、単なる誹謗中傷』『セクハラだし、女性蔑視でしかない』『黒沢年雄からブログを取り上げたほうがいい』『あなたの文章のほうが不愉快です。容姿で人を批判するべきではない』といった声がネット上に噴出し、大炎上しています」(芸能ライター)

 黒沢はこのブログで、「朝のニュースワイドショー」「ゲストの女性芸人の方」と番組と芸人の実名は出していないものの、田村は自身がメインコメンテーターを務める『グッとラック!』(TBS系)と、火曜レギュラーのお笑いトリオ・3時のヒロインのことではないかと推測。その上で、「思うのは勝手なんだけど、なぜそれをブログに投稿したくなったのか」「SNSをやる資格のないタレントさん」「人間として基本の行いができてない老人にはなりたくない」などと、黒沢を痛烈に批判した。

「田村は最後に『ぜひ「グッとラック!」に出演していただいて、ご自身の意見を述べてみてはいかがでしょうか?』『お待ちしております』と、黒沢に呼びかけています。この動画のコメント欄には、『まさにその通り。淳さん、よく言ってくれました!』『一緒に番組に出てる仲間に対して悪意のあるコメントされたら、そりゃ怒るよね』『大先輩相手に苦言を呈すのは勇気が必要だったと思う。この動画で、少しは女性芸人さんも救われたんじゃないかな?』など、絶賛の声が寄せられています。厳密にいえば、ブログはSNSではないのですが、そこへのツッコミはほぼないようですね」(同)

 田村といえば12日にも、自身のYouTubeチャンネルで小林麻耶の『グッとラック!』降板騒動について語り、話題になったばかりだ。

「麻耶は12日早朝、YouTube上で生配信を行い、『グッとラック!』側から突然降板を言い渡されたことや、スタッフからイジメを受けていたなどと告白。同日中に同番組を降板になり、所属事務所からも契約を解除されています。ネット上で、この降板騒動についてさまざまな臆測が広がる中、田村は12日に『小林麻耶さんについて』という動画をアップ。『僕も真実を知っているわけじゃない』としつつ、『イジメがあるってことは、まずない』『意見の食い違いがあったからといって、小林麻耶さんを番組から降ろすってことはない』と断言したんです。しかし、コメント欄には『真実を知らないのに、なぜイジメはないと断言できるの?』『淳は臆測でしゃべってるだけ』『真実を知らないなら、黙ってたほうがいいと思う』といった指摘が相次ぐこととなりました」(同)

 これを受け、田村は2本続けて“反省&謝罪動画”を公開。「知りもしないのに、あったとかないとか言及するべきではないなと思いました」と反省しつつ、「言いたいことはたくさんあるけど、これ以上しゃべらない」と、今後は麻耶の降板に関する話題には触れないと宣言し、事態を収束させた。

 最近、何かと“炎上ネタ”に絡んでいる『グッとラック!』。視聴率の低迷が叫ばれて久しいが、田村がYouTubeで注目を集めることにより、番組自体にいい影響を与えられるだろうか?

『極主夫道』、アニメ化決定で「ドラマはもう用済み」!? 原作ファンからブーイング絶えないワケ

 俳優・玉木宏が主演を務める連続ドラマ『極主夫道』(日本テレビ系)の第5話が11月8日に放送され、平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。まずまずの数字だったものの、ネット上ではその内容が物議を醸しているという。

 同作は、おおのこうすけ氏の同名漫画が原作で、“伝説の極道”であり、現在は専業主夫をしている龍(玉木)が主人公。第5話では、妻の美久(川口春奈)が家出をしてしまい、傷心のまま夜の街を歩いていた龍が交通事故に遭う展開に。なんとか立ち上がってその場を去った龍は、美久からの留守番電話のメッセージを確認するも、内容が聞き取れず、家に娘の向日葵(白鳥玉季)を1人残していたことを怒っているのだと勘違いしてしまう。一方で、家に帰ってきた美久は、向日葵に「龍から愛想を尽かされたのではないか」と言われたことで、龍と美久の心はますますすれ違う……といった内容だった。

「第5話では特に、龍と美久の過去がクローズアップされていました。なれそめを振り返ることで、お互いがお互いの大切さを再確認し、2人は絆を取り戻して結婚式を挙げる、といった展開で、ネット上では『すごいキレイな終わり方で、最終回みたい』『幸せ展開すぎて、このまま終わりでもいい』といった声が上がるほどでした」(芸能ライター)

 しかし、原作ファンからは「漫画と違いすぎて、もはや“原案”にしたほうがいい」「ドラマとしては面白いけど、漫画の実写化だとは到底思えない……」「漫画が好きだからドラマも見てたけど、もう離脱しようかな」といった声もあり、概ね不評なようだ。

「実は、龍と美久の子どもである向日葵はドラマのオリジナルキャラクターで、放送開始前から『必要ない』と原作ファンの間で不満が漏れていました。また、10月27日には『極主夫道』のアニメ化(Netflix配信)が発表されており、『ドラマの出来が悪いからアニメ化するの?』『アニメやるならドラマはもう用済み』といった声も。初回から視聴率は10%前後をキープしているものの、原作との違いに耐えられなくなった人が視聴をやめてしまうと、一気に落ちることも考えられるでしょう」(同)

 15日に放送される第6回は、龍が元舎弟の雅(志尊淳)から「家事を教えてほしい」と頼まれるストーリー。果たして視聴率の急落は避けられるのか、注目したい。