『最高のオバハン 中島ハルコ』漫画版が「韓国蔑視」と物議、『泣くな研修医』コピーが問題視……いわくつきの春ドラマ

 4月に入り、各局の春ドラマが続々とスタート。その中には、放送前からドラマのキャッチコピーが問題視されたり、原作マンガの内容が物議を醸した作品もあり、「事前の炎上が宣伝効果となって吉と出るか、それともそのまま凶と出るか」(業界関係者)と、一部で注目を浴びている。

 問題の作品とは、テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ枠『泣くな研修医』(4月24日スタート)と、フジテレビ系・オトナの土ドラ枠『最高のオバハン 中島ハルコ』(4月10日スタート)だ。

 『泣くな研修医』は、GENERATIONSの白濱亜嵐が主演の医療ドラマ。原作は現役の外科医でもある作家・中山祐次郎氏による同名小説(幻冬舎)。地元・鹿児島にある大学の医学部を卒業後、上京して都内の総合病院の外科で研修医として勤めることになった主人公・雨野隆治(白濱)を中心とした群像劇となっている。

 もう一方の『中島ハルコ』は、還暦を迎えるバツ2の独身敏腕経営者・中島ハルコが、持ち前の毒舌で周囲の人々の悩みを斬っていくコメディー。林真理子の小説『最高のオバハン』シリーズ(文藝春秋)が原作で、東村アキコ氏によって『ハイパーミディ 中島ハルコ』(集英社)として漫画化もされている。ハルコ役は大地真央、ハルコの相棒となり振り回されるフードライター・いづみ役は松本まりかが務める。

 『泣くな研修医』が炎上したのは今年2月のこと。ドラマ公式Twitterが、「学生以上、医師未満」というキャッチコピーを発表したところ、一部から「研修医も医師免許を持っている紛れもない医師」「患者の不安を煽る」「研修医に失礼」などと批判を浴びた。

「公式Twitterはこれを受け、『当該ツイートにつきましては削除いたしました。視聴者の皆様に誤解が生じる表現となったことをお詫びいたします』と謝罪。原作の中山氏もTwitterで『研修医の皆さんにお詫び申し上げます。いま一度考えると、自分が研修医の頃、このキャッチを見たら傷つくだろうな、と感じました』と投稿。『研修医の皆さんを応援したくて書いたこの作品。逆のことをしてしまい、苦しく思います』と陳謝しています」(同)

 一方の『中島ハルコ』は、漫画版がTwitterを発端に物議を醸すことに。2019年8月、連載中の月刊女性マンガ誌「ココハナ」(集英社)に、韓国が舞台となるエピソードが掲載されたタイミングだった。

「作中に、韓国蔑視と受け取れる表現があると、ある読者がTwitter上でマンガの一部を抜き出して指摘。『カジュアルに韓国への偏見や蔑視があちこちにみて取れると思う』『掲載する集英社の人権感覚を疑う』とのコメントとともに拡散されました」(同)

 問題視されたのは、中島ハルコが韓国の街を行き交う女性を眺めながら、「すごいわねえ たった今 整形手術しましたっていうのがミエミエなのに こんな風に堂々と歩いてるんだから 日本人にはちょっと真似できないわよねえ」と話す場面や、いづみが現地の女性コーディネーターを「韓国では珍しい天然美人」と紹介する場面などだった。

「マンガの一部が抜き出されて批判された形でしたが、林氏による小説版の時点にも、同じセリフがあります。原作を通して読むと、冷えた日韓関係を毒舌混じりに憂えている内容になっており、韓国を称賛するセリフも見られるのですが、センシティブな内容だけに、このエピソードはドラマには採用されない可能性もあります」(同)

 放送スタート後にも再び炎上騒ぎを起こさないといいが――。

『スッキリ』に「やっぱり春菜は必要」!? サプライズ登場で視聴者から「番組に戻ってきて」とラブコール続出

 朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)4月7日放送に、先ごろ番組を卒業したばかりのハリセンボン・近藤春菜がサプライズ登場した。

 この日は、NiziUのメンバーが新曲「Take a picture」を披露するために登場。すると、私服でマスクを着用した近藤も番組スタッフに紛れ込んで姿を現したのだ。NiziUは、デビュー前から見守ってくれていた春菜の出現に、「わー!」と歓声を上げ、MCの加藤浩次もうれしそうに「春菜、マイクをつけてこっちにおいで! いいよ、いいよ」と温かく歓迎。

 春菜といえば、NiziUに「新曲が出るときは(『スッキリ』の)スタジオに来てほしい」と訴えていた張本人。番組を卒業してしまった今、自分から会いに来たというわけだ。

 こうして急きょ参加した春菜の仕切りのもと、NiziUの共同生活について聞くことに。するとRIMAがスクランブルエッグを作るも、失敗してしまったエピソードを披露。加藤が「スクランブルエッグをまずく作るって、相当難しいよね」と言うと、春菜も「逆に技術がいると思います」とコメントし、笑いを誘っていた。

 さらに、メンバーの休日に関する話題では、NiziUがやっているゲームの話に。相手が立てる親指の数を当てる遊びをしているといい、その呼び名は地域によって「チッチ」など違うようだが、NiziUは「いっせ~の~せ!」、もしくは「指スマ」と呼んでいるとか。

「これを聞いた春菜は『指スマ? あー、SMAPさんがやってたからね』と即座にリアクション。その呼称を知らなかった加藤が『指スマっていうの?』と尋ねると、春菜は『「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)でやってたんですよね。それで(呼ばれるようになった)』と説明し、加藤も納得していました」(芸能ライター)

 さらにこのあと、南海キャンディーズ・山里亮太が“天の声”を務めるコーナー「クイズッス」へ。すると山里は、ワイプに映る春菜を見て、「春菜ちゃんが来るとキュンとくるね」と懐かしそうにコメント。その後も彼女に話を振っていた。

「春菜は、女優などとも交友関係を持つことでも知られています。山里は、VTRで紹介した水川あさみの話題に触れる際、『今回、春菜ちゃんの友達も出ているのよ。水川さんの話もあるから』と話しかけ、春菜も『「住住」だ!』と、すぐにドラマのタイトルを口にして、阿吽の呼吸を見せていました」(同)

 ここまで春菜を中心として話が弾み、スムーズに進行していた『スッキリ』。春菜が卒業してまだ12日だが、視聴者からは、こうしたやりとりを懐かしむ声が続出し、「春菜が出たのうれしかったな〜。 安定してた」「やっぱり春菜は必要だよ。『スッキリ』にいてほしい」「加藤さんと春菜さんの掛け合いが面白くて良かったのに……。番組に戻ってきてくれないかな」とラブコールが上がっている。

 一方、ステップアップのため番組を卒業すると宣言していた春菜は、最近の生活を聞かれると、「まぁ、酒がうまいっすわ。深酒しています。実は昨日、二日酔いでした」と、朝の番組から離れたことで、遅くまで飲酒を楽しんでいるという。

 番組15年の歴史の中で在籍期間はわずか5年だが、『スッキリ』視聴者の間では忘れられない存在となっている春菜。再び起用がかなうことはあるのだろうか?
(村上春虎)

日テレ『ZIP!』『スッキリ』リニューアルで前途多難? 水トアナと岩田アナに向くシビアな目線

 3月29日にリニューアルスタートした日本テレビの『ZIP!』と『スッキリ』。番組ロゴをはじめMC陣の顔ぶれなども変化したが、それぞれの評判はどうなのだろうか? まずは、『スッキリ』から移動した水卜麻美アナウンサーが単独で総合司会を務める『ZIP!』について聞いた。

「ネットの意見を拾ってみると、『バラエティ感が強くなっていて思わず他局に変えた』『いままで「ZIP!」見てたけど、もう明日から見ない』など辛辣な意見が多い。特に目立つのがスタジオセットに関するもの。セットの色は青とピンクを多用していて、さらに“ニッポンの朝をつなぐ”というキャッチコピーを具現化するため、スタジオには大きなリボンが何本も垂れ下がっているのですが、『目がチカチカする』『リボンが目立ってうるさい』などと、ネット上でいわれています」(芸能ライター)

 ほかにも、お天気キャスターを務めるモデル・貴島明日香の存在についても疑問の声が聞かれる。これまでは日テレ屋外の広場からお天気コーナーのみ登場していたが、リニューアル後はスタジオ出演するようになった。しかし、特に発言することもないため、一部視聴者は貴島の役割がわからず困惑しているようだ。

 さらに、総合司会の水卜アナについても「水卜ちゃんは、朝の時間帯向きじゃない」「番組トータルで水卜ちゃんを前面に押し出しててくどかった。この人はもうタレント」といわれている。

『スッキリ』岩田絵里奈アナに厳しい目線

 そして、この後に続く番組が『スッキリ』。こちらに関しては、水卜アナの後任として新MCに加入した岩田絵里奈アナと“番組の顔”加藤浩次のやりとりが、ネット上で注目を集めているようだ。

「初回放送の29日の冒頭、岩田アナが『よろしくお願いします』と明るく挨拶したところ、加藤は『本当に今日、いっぱいミスするんだろうね。今までミトちゃんだからミスがまったくなかったから。岩田さんは今日すごいミスると思う』と、前任の水卜アナと比べながら、プレッシャーをかけていました」(同)

 さらに番組エンディングでも、エンドロールが流れる中、加藤が「どうでした今日1日やって?」と、岩田アナにコメントを求め、「緊張したんですけども」と岩田アナが言い始めた途端に加藤はそれをぶった斬り、「また明日でーす」と締めくくった。

「こうした加藤のイジりは、見ようによってはパワハラに映りかねません。しかし、視聴者は加藤ではなく岩田のほうが引っかかるようで、ネット上は『鈍感さを過剰に出している気がして油断ならん』『イジメられるキャラを岩田アナがすでに作ってる感じ』『すごく可愛いけどあざとさを感じる』などと散々な言われようです。さらには、容貌についても『見た目を水卜ちゃんに寄せすぎてて新鮮さがない』『ほぼ水卜ちゃん』との声も。『スッキリ』を見続けてきた視聴者から、かなり厳しい評価を受けているようですね」(同)

 そんな岩田アナだが、同じく番組MCを務める森圭介アナとのコンビネーションも、まだうまくいかないようだ。

 31日のオープニングでは、全国の特産品を景品にしたオンラインによるクレーンゲームを紹介。しかし、それに挑戦するはずだった加藤のパソコンがフリーズし、スタッフが慌ててスタジオに入って直し始めた。

「この間に、森アナはゲームについて説明しようとして、『岩田さん、これがどうなるんですか?』と質問。しかし、岩田アナは『これが、どうなるとは?』と聞き返し、森アナは若干ムッとしながら『いや、だからオンラインでクレーンゲームをやって(このあとどうなるのか)』と、あらためていました。ちなみに結局パソコンはつながらず、ゲームは取りやめに終わっています」(同)

 水卜アナもおらず、さらにハリセンボン・近藤春菜も卒業してしまった今、番組レギュラー出演者で一番年下となった岩田アナ。入社4年目で回ってきた大役だけに、本人はやる気に満ちているだろうが、共演者や視聴者の目線はかなりシビアだといえる。

 『ZIP!』『スッキリ』とも、視聴者の反応は前途多難といったところ。共倒れにならないことを祈りたい。
(村上春虎)

竹野内豊主演『イチケイのカラス』は「『HERO』そのまんま」!? 初回13.9%の高視聴率も、“設定被り”にがっかりする視聴者続出

 竹野内豊が主演を務める“月9”ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)が4月5日にスタートし、初回平均13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマーク。ネット上では「キャストも内容もいい」「面白い」と好評を得ているが、一部では「既視感ある」「『HERO』みたい」との指摘も寄せられている。

 『イチケイのカラス』は、漫画家・浅見理都氏による同名作(講談社)を原作とした、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)の個性豊かな刑事裁判官や書記官の活躍にスポットを当てたリーガルドラマ。絶対に冤罪を生まないために自らの足で現場検証を行う元弁護士の異端な刑事裁判官・入間みちお(竹野内)が、東大卒の超エリート堅物裁判官・坂間千鶴(黒木華)や、部長裁判官・駒沢義男(小日向文世)、書記官の石倉文太(新太真剣佑)らイチケイメンバーを振り回しながら、事件の裏に隠された真相を明らかにしていく物語だ。

「初回では、新たにイチケイに赴任してきた坂間が、入間や駒沢とともに大学生・長岡誠(萩原利久)が衆院議員・江波和義(勝村政信)にけがを負わせた傷害事件を担当することに。実は、誠の父・洋一郎(松澤一之)は江波の秘書を務めていたものの、2カ月前に不正献金疑惑をかけられ、電車に飛び込み自殺をしたそう。しかし、傷害事件の第1回公判で父は自殺じゃない』という誠の言葉を聞いた裁判長の入間は、周囲に反対されながらも、洋一郎の死の真相を確かめるべく、捜査権を発動。裁判官主導の現場検証を行い、捜査を進めていくうちに、事件の真相は別にあることを突き止める……という展開でした」(芸能ライター)

 コミカルさとシリアスを織り交ぜた、テンポの良いストーリー展開に、ネット上では「めっちゃ面白い」「時間を忘れちゃうくらい見入ってしまった」などと絶賛の声が寄せられていたが、一部では「『HERO』っぽい」「設定が『HERO』と被る」「あまりにも『HERO』そのまんま」と、木村拓哉が主演した月9ドラマ『HERO』(同/01年、14年)との類似性を指摘する声も。

「竹野内が演じている入間は、ひげを生やし、服装もカジュアルで、お堅い裁判官のイメージとは程遠い、ゆるい空気をまとったキャラクター。確かに、木村が『HERO』で演じた、ダウンジャケットにラフなジーンズ姿という型破りな検事・久利生公平とよく似ています。また、久利生は通販グッズ集めが趣味でしたが、入間もふるさと納税の返礼品を自分のデスクの周りに置いていたり、現場検証にこわだりを持っているという共通点も。さらに、今作の劇中音楽は『HERO』を担当した服部隆之氏が手掛けているため、『ドラマの雰囲気が似ている』と感じた視聴者は多かったようです」(同)

 なお、裁判官を主人公にした連続ドラマは民放初となるが、『HERO』をはじめ、『99.9-刑事専門弁護士』(TBS系/16年、18年)や『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系、18年)など、現場検証を主軸に置いたリーガルドラマはほかにもあるため「ストーリーに工夫がほしい」「内容的にはよくあるパターン」とがっかりした視聴者もいたようだ。

 視聴率的には好スタートを切った『イチケイのカラス』だが、このまま視聴者を引き付けておくことはできるだろうか。

元フジ・菊間千乃、『モーニングショー』初出演で「空回り」? 「ジャニーズ未成年飲酒の女子アナ?」の声も

 4月6日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、火曜コメンテーターとして新加入した元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃が初出演した。だが、ネット上では早くも菊間の起用について疑問の声が上がっている。

 2007年にフジテレビを退社し、現在は弁護士として活動中の菊間。番組冒頭、羽鳥慎一から「なんでフジテレビのアナウンサーを辞めて弁護士になったんですか?」と聞かれると、「話すと長いので……」と苦笑いしつつ、「アナウンサーだと、いろいろ真実が見えない部分もある」とコメント。「もっとその先を見たいなと思って、弁護士という仕事にたどり着いた」と話し、羽鳥は「追々、細かく聞いていきますね」と返していた。

 この日、番組では新入社員に電話対応を押しつける「TELハラ」という行為について紹介。菊間はアナウンサー時代の経験を振り返り、「私もアナウンス室の時とか、先輩方がシーンとしている中で自分が取る応対の様子を、先輩がみんな聞いていると思うと、失敗しちゃいけないというところで、緊張したりするのかなと思いましたけど。新人で、私は同期4人でアナウンス室に入ったのでもう奪い合うように、鳴った瞬間に取る、みたいな感じでやっていましたね」と回顧。

「菊間は『モーニングショー』出演初日とあって気負っていたのか、ほかの出演者よりコメントする量が多かった印象で、やや空回っていたようです。この後も、1分以上の“スピーチ”を続け、共演者でテレビ朝日局員の玉川徹氏も、普段は饒舌なのにこの日は気圧されていたようで、しゃべるタイミングを逃していました」(芸能ライター)

 具体的に、菊間は「TELハラ」の対策として、このように“スピーチ”していた。

「電話を取らせようとすることがハラスメントなんじゃなくて、何も教えずに『取りなさい』とだけ言って、そのあとにチクチク、『あなたの応対がダメだ、こうだ』と言うのがやっぱり問題だと思うんですよ。だからある程度作ってあげる。最初は。『なんとか株式会社です、ご用件はなんですか? どなたにお取り次ぎいたしますか』みたいなことを、台本を作ってあげて新人さんに配って、ダメだったら、『もうちょっと、ここはこうしたほうがいいよ』って指導を先輩がしていけば、そんなにストレスは感じなくなるんじゃないかと思いますけど」

 ハラスメントについてのわかりやすい解説と提言に、視聴者からは「菊間さんみたいなトークも法律も強いコメンテーター待ってた」との声も聞かれる一方で、「菊間さん、少ししゃべりすぎ」「菊間は朝から声が大きい」「なんか聞きにくいしゃべり方のコメンテーターが加わってると思ったら菊間か」と不満のコメントもネット上で見受けられる。

 さらに、3月まで10年にわたり火曜コメンテーターを務めていたジャーナリストの青木理氏と比較して、「青木さんの後任が菊間さんか。火曜日は見るのやめる」「人選ミスだわ」と厳しい声も。

 そんな菊間は、フジ時代の2005年7月、会社の同僚とともに当時未成年でNEWSのメンバーだった内博貴と飲酒していたとして、無期限謹慎処分を受けた。のちに「自分が飲ませたわけではなく、実際には相手がほかの場所ですでに飲酒していた」と言及しているが、今回の『モーニングショー』出演によって、この事件を思い出した視聴者も少なくないようだ。

 ネット上では「未成年のジャニーズとの飲酒事件しか浮かばない」「菊間って、未成年のジャニーズに酒飲ませた女子アナか?」と、16年前の出来事がいまだ影を落としている。

 フジテレビアナウンサー時代は、花形番組『めざましテレビ』でレポーターを務めていた菊間。16年後に他局の番組でコメンテーター出演することになるとは、思ってもいなかっただろう。ひとまず、今後の『モーニングショー』での活躍を期待したい。
(村上春虎)

興収60億突破の『シン・エヴァンゲリオン』、テレビシリーズ放送当時にささやかれた、庵野秀明監督の“うわさ”とは

 3月8日に公開されたアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:II』(以下、『シン・エヴァ』)の興行収入が、公開3週間で60億を突破し(興行通信社調べ)、アニメファンを中心に話題を呼んでいる。

 同作は、1995~96年に放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズ(テレビ東京系、以下『エヴァ』)の劇場版最新作。『エヴァ』シリーズは、大災害「セカンドインパクト」が起きた世界を舞台に、巨大な汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと謎の敵「使徒」の戦いを描いたSFアニメだ。

 謎が謎を呼ぶストーリー展開や主人公たちのリアルな心理描写、ダイナミックな戦闘シーンが徐々に人気を集め、テレビシリーズ終了後に3本の劇場アニメが公開。90年代後半に社会現象を巻き起こした。

 その後、2007年には新たに4部作の「新劇場版」プロジェクトが始動し、同年に1作目を公開。12年公開の3作目から9年の時を経て、今回、完結編となる『シン・エヴァ』が公開された。『エヴァ』シリーズが長年ファンに愛され続けている背景には、主人公・碇シンジ役の緒方恵美をはじめとする出演声優が、約25年間一貫してキャラクターを演じ続けていることも関係しているだろう。

 同シリーズを手掛けているのは、映像クリエイターの庵野秀明監督。「女性声優ブーム」の先駆けとなった林原めぐみや三石琴乃のほか、当時まだ新人だった宮村優子ら、多くの才能を見いだしてきた。“鬼才”とも称される彼が魂を削り生み出した『エヴァ』シリーズのアフレコ現場は、一体どのような様子だったのだろうか。

「一言でいうと、『庵野監督のやりたい放題』でしたよ。通常、テレビアニメ1話分の収録は2時間前後で終わるのですが、『エヴァ』の場合は3時間以上かかったと言われています。とにかく庵野監督が『OK』を出さず、スムーズに収録が進んで、キャストとスタッフ共々ホッとしていたところを、庵野が最後の最後でダメ出しをする……なんてことはしょっちゅうだったと聞いています」(声優業界関係者)

 『エヴァ』はアニメ放送当時、ファンの間では話題になっていたものの、業界内でそこまでの高い評価は受けておらず、キャストやスタッフからの庵野監督に対する評判も、良くはなかったという。

「とはいえ、それから年月がたつにつれて作品人気が高まり、今や興行収入60億円を突破する人気長寿アニメとなったわけですから、庵野監督の方法論は正しかったということでしょう。現場でワガママが通用するほどの『カリスマ性』も当時からあったのでしょうね」(同)

 また、『エヴァ』放送当時は、庵野監督のとある“うわさ”がささやかれていたという。

「アフレコ収録時、『資料素材の撮影』との名目で、女性声優の姿をカメラに収めていたとか。関係者からは、単に『お気に入りの声優の動画が欲しかっただけでは?』なんて声もあったそうです」(同)

 そんな庵野監督に対し、声優陣から不満の声は上がらなかったのだろうか。

「仕事ですし、それはなかったと思いますよ。昔の作品の新作が作られる際には大抵キャストの変更が行われますが、『シン・エヴァ』でテレビ版のキャストをそのまま起用しているのは、庵野監督や制作陣が声優たちの“技量”を信頼しているからでしょう。だからこそ、誰もが彼の“昔のワガママ”は水に流しているんだと思います」(同)

 庵野監督という絶対的な存在を持ち、テレビアニメ放送から25年がたってもいまだ熱狂的なファンを持つ『エヴァ』シリーズ。今後、興行収入がどこまで伸びるのか注目だ。

「志らく師匠、帰ってきてほしい」視聴率不振の『ラヴィット!』、『グッとラック!』視聴者から「ロス」訴える声

 TBSの朝の情報番組『グッとラック!』を打ち切り、3月29日からスタートした『ラヴィット!』の視聴率不振が騒がれている。

「公式サイトで『日本でいちばん明るい朝番組』と謳っている『ラヴィット!』は、MCに麒麟・川島明、各曜日のレギュラーにぼる塾、見取り図、ニューヨーク、EXIT、野生爆弾のくっきー!、本並健治&丸山桂里奈夫妻など、さまざまなバラエティタレントが出演しているのが特徴です。しかし、視聴率は初回の3月29日が2.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2回は2.1%、第3回は2.2%と、いきなり低空飛行で、第4回では1.8%と番組最低の数字を記録してしまいました」(芸能ライター)

 『ラヴィット!』は、『グッとラック!』のワイドショー路線を一新し、生活情報に特化した内容となっている。「ミシュラン認定シェフによる、おすすめ冷凍食品ランキング」「モデルとデザイナーが選んだ『GU』最強アイテム」「超一流料理人が選ぶ、本当においしいスシローの寿司ネタランキング」といった企画が放送されているが、視聴者からは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)に「似ている」という声や、「ただのランキング番組」「朝から見たいと思う番組ではない」といった指摘も出ている。

「番組内容について不満の声が聞かれていることに加えて、一部には前番組『グッとラック!』でMCを務めていた立川志らくを恋しがる“志らくロス”状態の視聴者もいるようです。志らくは『アクの強い毒舌おじさん』として、世間では賛否両論あるものの、どうやらハマる人にはものすごくハマっていたようで、SNSでは『志らくさんのほうがよかった』『志らく師匠、帰ってきてほしい』とのコメントも見受けられます」(同)

 当の志らくは、『グッとラック!』最終回間近となった3月24日の放送回で、「ブラック校則」に関する議論を行う最中、「『ラヴィット!』のメンバーじゃ、討論できないから」「やってみろって言うんだ」と辛口コメントを残していたことも。そんな志らくは『ラヴィット!』の視聴率不振を、どう見ているのだろうか?

『めざまし8』『王様のブランチ』『アタック25』谷原章介、番組MCのオファーが途切れない魅力とは?

 麒麟・川島明と、谷原章介。今春に口火が切られた“美声タレント”2人による朝番組対決は、谷原の圧勝で初日を迎えた。谷原がMCを務めるフジテレビの新番組『めざまし8(エイト)』の初回は世帯視聴率6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人視聴率 3.2%という成績で、対して川島が担当する『ラヴィット!』(TBS系)は世帯2.7%、個人1.3%と大爆死。

 ワイドショー系の番組司会は初めてという谷原だが、MCとしてのキャリアは十分すぎるほどある。『王様のブランチ』(TBS系)では2007年から10年にわたり、2代目男性総合司会として活躍。また46年続く長寿番組『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)では、15年4月から司会を担当。16年から始まったNHK『うたコン』の司会も5年続いている。

 俳優としても『救命病棟24時』(フジテレビ系)や昨年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』など豊富な経歴を持っているが、ここまでMCのオファーが絶えない理由はがあるのだろうか?

「ほぼスキャンダルがないことや、3男3女の父親という家庭的な一面はもちろん、俳優としてのキャリアに加えて、顔・声・スタイルと、女性ウケする3つの要素を持ち合わせている。彼が担当する番組は、どれもなぜか格式が高く見えるのは、本人からにじみ出る品位がそうさせているのかもしれません。また彼は、もともと俳優や司会業というジャンルを超えて、人をとにかく楽しませたいというエンターテイナーとしての志がある。そこへの信頼もスタッフから厚い」(業界関係者)

 だが、スマートな司会が魅力の一方で、印象に残らないという難点もある。

「ともすると谷原が、空気のような存在として埋没しかねません。また、『めざまし8』はゲストやコメンテーターが何を言うかわからないワイドショーです。突発的な事件、事故も生放送中に飛び込んでくることでしょう。これまでの担当番組は台本があって、それに従って進行すれば済んでいましたが、不測の事態への適応力は未知数。うまく対応できれば、谷原の評価もさらに上がることでしょう」(同)

 ちなみに3月31日放送回では、北海道・札幌の場外市場で発生した火災を紹介。市場の飲食店がカニクリームコロッケをフライヤーで揚げていたところ、火の手が上がった一件について、谷原は、カニクリームコロッケは水分が多いため、自身も調理中に一度弾けて危なかったと話していた。

「暮らしに落とし込んで話をする姿は、さすが子育て中の父親といったところ。今後もこうしたトークを披露すれば、彼の生活観に信頼を置く視聴者も出てくるのでは」(同)

 谷原が請け負う番組は、いずれも長寿番組が多い。この『めざまし8』も、前番組として22年続いた『とくダネ!』超えを目指してほしいものだ。
(村上春虎)

『めざまし8』『ラヴィット!』『スッキリ』……朝8時台の情報番組のうち、見たいのはどれ?【サイゾーウーマン世論調査アンケート】【サイゾーウーマン世論調査アンケート】

 春の番組改編により、大きく様変わりした各局の朝8時台の情報番組。フジテレビでは、小倉智昭アナウンサーが司会を務めた『情報プレゼンター とくダネ!』が終了し、3月29日からは谷原章介&永島優美アナによる『めざまし8』がスタートしました。また、TBSも立川志らくMCの『グッとラック!』の後番組として、同日から、麒麟・川島明と田村真子アナがタッグを組んだ『ラヴィット!』の放送を開始。さらに、日本テレビの『スッキリ』では、水卜麻美アナとハリセンボン・近藤春菜が番組を卒業し、岩田絵里奈アナ、森圭介アナがMCに就任。新たなスタートを切っています。

 気になる初日の視聴率はというと、『スッキリ』8.8%(ビデオリサーチ調べ、以下同)、『めざまし8』6.2%、『グッとラック!』2.7%で、日テレが3番組中トップを記録しましたが、同時間帯の視聴率で5年連続首位に立つ『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の10.6%には及ばずという結果に。このままテレ朝の独走状態が続くのでしょうか?

 そこで今回は、「朝8時台の情報番組で、見たいのは?」についてアンケートを実施。上記民放4番組に、NHKの『あさイチ』を加えた5番組の中から、あなたが「見たい」と思う番組を選んで回答してください。

『めざまし8』『ラヴィット!』『スッキリ』……朝8時台の情報番組のうち、見たいのはどれ?【サイゾーウーマン世論調査アンケート】【サイゾーウーマン世論調査アンケート】

 春の番組改編により、大きく様変わりした各局の朝8時台の情報番組。フジテレビでは、小倉智昭アナウンサーが司会を務めた『情報プレゼンター とくダネ!』が終了し、3月29日からは谷原章介&永島優美アナによる『めざまし8』がスタートしました。また、TBSも立川志らくMCの『グッとラック!』の後番組として、同日から、麒麟・川島明と田村真子アナがタッグを組んだ『ラヴィット!』の放送を開始。さらに、日本テレビの『スッキリ』では、水卜麻美アナとハリセンボン・近藤春菜が番組を卒業し、岩田絵里奈アナ、森圭介アナがMCに就任。新たなスタートを切っています。

 気になる初日の視聴率はというと、『スッキリ』8.8%(ビデオリサーチ調べ、以下同)、『めざまし8』6.2%、『グッとラック!』2.7%で、日テレが3番組中トップを記録しましたが、同時間帯の視聴率で5年連続首位に立つ『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の10.6%には及ばずという結果に。このままテレ朝の独走状態が続くのでしょうか?

 そこで今回は、「朝8時台の情報番組で、見たいのは?」についてアンケートを実施。上記民放4番組に、NHKの『あさイチ』を加えた5番組の中から、あなたが「見たい」と思う番組を選んで回答してください。