ジャニーズの天敵「週刊女性」出版社が、ジャニーズWESTカレンダー発売へ! スキャンダル封じの秘策か?

 毎年3月に発売されるジャニーズ事務所所属グループの「スクールカレンダー」。その2021年度版にある異変が生じたと、マスコミ関係者が騒然となっている。ジャニーズカレンダーは、事務所と懇意な関係にある出版社にしかその出版権が与えられないが、21年度版では、長年“ジャニーズの天敵”とされてきた出版社が、約20年の時を経て、再びその権利を手にしたという。

 2000年代以降、一貫して「アンチジャニーズ媒体」と言われ、ジャニーズ関連のイベントなどの現場は全て“出禁”だという「週刊女性」。その版元である主婦と生活社発行の他雑誌にも、ジャニーズタレントが登場することはなかった。

「『週女』とジャニーズは、90年代までは蜜月関係で、かつては主婦と生活社からSMAPのカレンダーが発行されたこともありました。しかし、原因については諸説あるものの、何らかの理由で同社はジャニーズと仲たがいしてしまい、それ以降『週女』は“アンチジャニーズ媒体”へと変貌。ジャニーズタレントのスキャンダルを数多く掲載してきました」(出版関係者)

 しかし、そんな主婦と生活社が、21年度版のジャニーズカレンダーを出版することになったという。

「担当グループはジャニーズWESTで、来年以降も、主婦と生活社はジャニーズカレンダーの“レギュラー”になることが予想されています。実は昨年から、『週女』の現場出禁が解除されていて、これは藤島ジュリー景子氏の社長就任など、ジャニーズ上層部の世代交代が要因になったといわれている。カレンダー利権を得た以上、今後は『週女』の誌面に大きな変化が現れると予想されています」(同)

 出禁解除後も、ジャニーズにとっては“書かれたくない”であろう記事を連発してきた「週女」だが、今後はカレンダー利権を守るために、記事の論調がトーンダウンする可能性もありそうだ。

「実際に、『フライデー』の版元・講談社、『フラッシュ』の版元・光文社など、ジャニーズのネガティブな記事を報じる刊誌を発行しながら、カレンダー出版権を持つ出版社もあります。同誌でスキャンダル記事を出そうとすると、ジャニーズサイドから『来年度のカレンダー出版への影響』をほのめかされ、記事内容に注文が入るんです。『タレントのイメージが損なわれないように、言い回しを修正してほしい』といったものから、場合によっては記事自体を潰されることもあります」(カレンダー利権を持つ出版関係者)

 ちなみに21年度版のカレンダーは、“一般週刊誌の版元ではない”レギュラー出版社が、一部降板しているのだとか。

「反対に、週刊誌を発行する大手出版社に関しては、『週刊文春』(文藝春秋)以外、ほぼ全社がカレンダーを出版することに。ジャニーズが、タレントのスキャンダルを封じるため、先手を打ったのだとささやかれています」(同)

 いまやジャニーズにとって、最大の“天敵”である「文春」も、いずれはこのカレンダー利権によって、懐柔させられてしまうこともあるのだろうか。

長州力が大ブレーク! 具志堅用高、加藤一二三に続く「トボケたおじさん」キャラをテレビ関係者が分析

長州力がまさかの大ブレーク中だ。年配の方々には“革命戦士”というニックネームとともに認識される人気プロレスラーだが、若い世代には“カワイイおじさん”としてとらえられているようだ。

 火がついたのは昨年12月に開設したTwitter。「#=ハッシュタグ」を「井」「ハッシュドタグ」、「DM」は「ジーエム」、「フォロー」は「セーブ」と誤認したまま投稿したことが、予想外の大反響を巻き起こし、現在のフォロワー数は約54万人。

「今年3月に開設したYouTubeチャンネル『RIKI CHANNEL』も先日、登録者数が10万人を突破。その証しである“銀の盾”を受け取った際、『今後やってみたい企画はあるか』と問われた彼は『なんにもねぇ!』と語り、スタッフを困らせていました」(芸能ライター)

 芸能界には、この長州力のケースのような、「突発的中年ブーム」が何度もあった。その背景から、長州人気が長続きするのか否かを探ってみたい。

「長州と同じく、かつて引っ張りだこだった存在が具志堅洋高です。得意の左ストレートで世界王座13連続防衛という偉業を成し遂げた伝説のボクサーですが、転機となったのは2010年。同年4月から、太田プロダクションに所属したのです。その売り込みが功を奏したのか、同年6月に『クイズ!へキサゴンII』(フジテレビ系)に出演。そのマイペースなキャラクターと珍解答で注目され、そのまま準レギュラーに昇格。以降もテレビオファーが多数舞い込みました」(同)

 トボケたことばかりを言うおじさんとしてバラエティに引っ張りだこだったが、次第にその追い風もやんでしまった。

 同じく、トボけたキャラクターで一世を風靡したのが、“ひふみん”こと元棋士・加藤一二三だろう。2017年6月に現役を引退した彼に目をつけ、翌7月に早くもスカウトしたのが、ワタナベエンターテインメント。

「ここは東進ハイスクールの講師で知られる林修や、新型コロナウイルスの“解説バブル”で名を馳せた白鴎大学・岡田晴恵教授など、見込みがありそうな文化人を次々と引き入れるところでも知られます。ひふみんも同事務所に所属後、『踊る!さんま御殿!!』『しゃべくり007』(ともに日本テレビ系)、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)と人気トーク番組を“一周”。ただ、話し出したら早口で止まらない彼に強くツッコミを入れると、ネットから“老人虐待”とまで言われかねない昨今です。次第にテレビ業界も彼を持て余すようになってしまいました」(業界関係者)

 また、加藤のTwitterについて、こんな声も聞こえてくる。

「ひふみんのTwitterは、『加藤一二三』というユーザー名の後ろに@マークをつけて、最近のテレビ出演など宣伝文を必ず書き入れているんです。本人ではなく、ほぼその娘が投稿しているようですが、家族がプロモーションに必死になっている様子が目立ち、加藤のキャラも娘の入れ知恵なのではないかと、“あざとく”見えてきたんです」(放送作家)

 もう1人、一時期引っ張りだこだったのが、朗らかな笑顔が印象的な元横綱・花田虎上だ。

「横綱・日馬富士の暴行事件に端を発し、2018年に貴乃花親方が日本相撲協会から理事を解任されました。それに伴い注目されたのが、その兄・花田です。さまざまな番組が彼にオファーし、絶縁状態とされる兄弟関係に迫ろうとしましたが、はぐらかすばかりで、結局、何も言わない。飄々としたトボけたキャラクターといえば、そうなのですが、次第にテレビ出演も減っていきました」(テレビスタッフ)

 こうして見ていくと、トボケたおじさんキャラがテレビで長生きする秘訣は、老人すぎず、SNSで告知をやりすぎず、質問にはちゃんと答えることが大事なようだ。さて、長州は、追い風が吹くうちに、どこまでチャンネル登録者数を増やすことができるのか? 100万人を突破する日を心待ちにしたい。
(後藤港人)

あのジャニーズに日向坂46メンバーが「激惚れ」!? ラジオ共演で「もう好きです」「惚れました」と堂々告白

 ジャニーズ事務所のタレントや女性アイドル、お笑い芸人という異色の組み合わせのメンバーがパーソナリティを務めているラジオ番組『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)。10月17日のオンエアーでは、“おきょん”こと日向坂46・齊藤京子が、共演者のジャニタレに「好きです」などと、自身のストレートな気持ちを伝える一幕があった。

 月~木と土曜日の深夜に放送され、さまざまな出演者が交代でパーソナリティを担当している『アッパレやってまーす!』。土曜日の現体制は今年4月に始動し、TOKIO・城島茂を筆頭に、お笑いコンビ・さらば青春の光(森田哲矢・東ブクロ)、尼神インター(誠子・渚)、そして齊藤が和気あいあいとしたトークを繰り広げている。10月17日放送回は齊藤ファンのリスナーから、彼女のブログに「MBS以外の現場で“リーダー”ことTOKIO・城島茂さんにお会いでき、1日頑張れた」と書かれていた件に関して、「会った時は“アイドルの齊藤京子”でしたか? それとも、いつも通りのおきょんでしたか?」との質問が届いていた。

 実際、齊藤は9月17日付の公式ブログで、「今日初めてMBS以外の現場でTOKIO 城島茂さんにお会いしました!!」「びっくりしすぎて嬉しすぎたのですが、これから収録でとリーダーにお話したら『じゃあなんか爪痕残さなきゃだね!』と言ってくださって、それが嬉しすぎて泣きそうになって頑張ろうと思いました!!」と、興奮気味に綴っていたのだ。

 お便りを受け、齊藤は「お会いできて、すっごいうれしくて」と振り返りつつ、「ここまでVIPの方って、ほかの現場とかで会ったら『あ、どうも』みたいな(そっけない)感じなのかなと思ったんですよ」と、自身が大物芸能人に抱いていた印象を語った。しかし、城島と日本テレビの廊下で鉢合わせした際は、「あ~、おきょん」と気さくに呼び止めてくれたといい、ついつい家族にLINEで報告してしまったんだとか。

「そしたら、家族がもうめちゃめちゃ喜んでて。親孝行しました。ホントうれしくて。私、エレベーター乗るところだったんですよ。エレベーターまで(城島が)お送りしてくださって。私もうホントに、リーダー、もう惚れました。激惚れしました」

 と、大先輩の対応に感激したようだ。当の城島は「いやいや、何言うてんの」と謙遜した上で、「『やってまーす!』の土曜日のメンバーがね、現場いるわ~と思ったら、僕もうれしいじゃないですか」と、コメント。一方、齊藤はメイクのスタッフに「京子ちゃん、TOKIOさんのリーダーとお話できてるなんてスゴいね」と言われたそうで、「誇りでしょうがなかったです、本当に」と、鼻高々な気分になったとのこと。

 また、城島いわく、この時は特番の収録のため日テレ内を移動していたところ、複数人で歩いている齊藤の姿を目にし、「あ~、おきょん!」と、声をかけたという。

「正直ね、ここでいる時は本人(齊藤)も言ってますけど、『アイドルっていう顔を見せたくない』って。やっぱり、現場はハンパじゃないです。オーラが。本当にそれは思いました。チャンネルっていうか、スイッチ切り替えてんねんなって。あれはやられますよ、ファンの皆さん。わかるわ。きょんこいず(齊藤ファンの総称)入るのわかるわ、と思いました」

 と、ラジオの収録時にはなかなか見られない、アイドル・齊藤京子の一面を目の当たりにしたと話す城島。続けて、「語弊なく言うとしたら、カメラ回っていようが、エレベーター乗る瞬間やろうが、ステージのおきょんそのまま。そのままがいた」と、リスナーに向けて回答した。アイドルの先輩である城島からのありがたい言葉に対し、齊藤は「うれしすぎてちょっと泣きそうです」と、感動。城島にとっても学ぶべき点があったのか、「あらためて、アイドルってそうじゃなきゃいかんのかなと思いました」とも。褒めちぎられた齊藤は「本当にうれしすぎてもう、好きです」と、城島に“告白”したのだった。

 ちなみに以前、城島が同ラジオの木曜レギュラーを務めた時期は、AKB48(当時)の小嶋真子と共演。当時、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの歌番組で同じ現場に居合わせたといい、

「(向こうは)集団でいるわけですよ。ワイワイ、ガヤガヤ。で、僕らはTOKIOでいるわけですけど。あ、こじまこだ! と思って、アイコンタクト(をした)。中には入れないし。『こじまこ~!』って手振ると、みんなスタイバイしてるから。ちょっとなんかね。『なんでリーダー、こじまこだけに手振って』っていうのも嫌やなと思って。一生懸命アイコンタクト。こっち向けよ、こっち向けよ(と思いながら見ていたが)、全然気づかへんかった」

 と、苦い思い出を回顧。「それを考えたら、おきょんはちゃんと『あ~、リーダー!』って言ってくれて、スゴいうれしかった」と、城島も文句なしのリアクションをしてくれた齊藤に感謝していた。

 レギュラーになって半年で、すでに打ち解け合っている様子の『アッパレやってまーす!~土曜日です~』メンバーたち。今後も収録を通じて親交を深め、リスナーを楽しませていってほしいものだ。

あのジャニーズに日向坂46メンバーが「激惚れ」!? ラジオ共演で「もう好きです」「惚れました」と堂々告白

 ジャニーズ事務所のタレントや女性アイドル、お笑い芸人という異色の組み合わせのメンバーがパーソナリティを務めているラジオ番組『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)。10月17日のオンエアーでは、“おきょん”こと日向坂46・齊藤京子が、共演者のジャニタレに「好きです」などと、自身のストレートな気持ちを伝える一幕があった。

 月~木と土曜日の深夜に放送され、さまざまな出演者が交代でパーソナリティを担当している『アッパレやってまーす!』。土曜日の現体制は今年4月に始動し、TOKIO・城島茂を筆頭に、お笑いコンビ・さらば青春の光(森田哲矢・東ブクロ)、尼神インター(誠子・渚)、そして齊藤が和気あいあいとしたトークを繰り広げている。10月17日放送回は齊藤ファンのリスナーから、彼女のブログに「MBS以外の現場で“リーダー”ことTOKIO・城島茂さんにお会いでき、1日頑張れた」と書かれていた件に関して、「会った時は“アイドルの齊藤京子”でしたか? それとも、いつも通りのおきょんでしたか?」との質問が届いていた。

 実際、齊藤は9月17日付の公式ブログで、「今日初めてMBS以外の現場でTOKIO 城島茂さんにお会いしました!!」「びっくりしすぎて嬉しすぎたのですが、これから収録でとリーダーにお話したら『じゃあなんか爪痕残さなきゃだね!』と言ってくださって、それが嬉しすぎて泣きそうになって頑張ろうと思いました!!」と、興奮気味に綴っていたのだ。

 お便りを受け、齊藤は「お会いできて、すっごいうれしくて」と振り返りつつ、「ここまでVIPの方って、ほかの現場とかで会ったら『あ、どうも』みたいな(そっけない)感じなのかなと思ったんですよ」と、自身が大物芸能人に抱いていた印象を語った。しかし、城島と日本テレビの廊下で鉢合わせした際は、「あ~、おきょん」と気さくに呼び止めてくれたといい、ついつい家族にLINEで報告してしまったんだとか。

「そしたら、家族がもうめちゃめちゃ喜んでて。親孝行しました。ホントうれしくて。私、エレベーター乗るところだったんですよ。エレベーターまで(城島が)お送りしてくださって。私もうホントに、リーダー、もう惚れました。激惚れしました」

 と、大先輩の対応に感激したようだ。当の城島は「いやいや、何言うてんの」と謙遜した上で、「『やってまーす!』の土曜日のメンバーがね、現場いるわ~と思ったら、僕もうれしいじゃないですか」と、コメント。一方、齊藤はメイクのスタッフに「京子ちゃん、TOKIOさんのリーダーとお話できてるなんてスゴいね」と言われたそうで、「誇りでしょうがなかったです、本当に」と、鼻高々な気分になったとのこと。

 また、城島いわく、この時は特番の収録のため日テレ内を移動していたところ、複数人で歩いている齊藤の姿を目にし、「あ~、おきょん!」と、声をかけたという。

「正直ね、ここでいる時は本人(齊藤)も言ってますけど、『アイドルっていう顔を見せたくない』って。やっぱり、現場はハンパじゃないです。オーラが。本当にそれは思いました。チャンネルっていうか、スイッチ切り替えてんねんなって。あれはやられますよ、ファンの皆さん。わかるわ。きょんこいず(齊藤ファンの総称)入るのわかるわ、と思いました」

 と、ラジオの収録時にはなかなか見られない、アイドル・齊藤京子の一面を目の当たりにしたと話す城島。続けて、「語弊なく言うとしたら、カメラ回っていようが、エレベーター乗る瞬間やろうが、ステージのおきょんそのまま。そのままがいた」と、リスナーに向けて回答した。アイドルの先輩である城島からのありがたい言葉に対し、齊藤は「うれしすぎてちょっと泣きそうです」と、感動。城島にとっても学ぶべき点があったのか、「あらためて、アイドルってそうじゃなきゃいかんのかなと思いました」とも。褒めちぎられた齊藤は「本当にうれしすぎてもう、好きです」と、城島に“告白”したのだった。

 ちなみに以前、城島が同ラジオの木曜レギュラーを務めた時期は、AKB48(当時)の小嶋真子と共演。当時、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)などの歌番組で同じ現場に居合わせたといい、

「(向こうは)集団でいるわけですよ。ワイワイ、ガヤガヤ。で、僕らはTOKIOでいるわけですけど。あ、こじまこだ! と思って、アイコンタクト(をした)。中には入れないし。『こじまこ~!』って手振ると、みんなスタイバイしてるから。ちょっとなんかね。『なんでリーダー、こじまこだけに手振って』っていうのも嫌やなと思って。一生懸命アイコンタクト。こっち向けよ、こっち向けよ(と思いながら見ていたが)、全然気づかへんかった」

 と、苦い思い出を回顧。「それを考えたら、おきょんはちゃんと『あ~、リーダー!』って言ってくれて、スゴいうれしかった」と、城島も文句なしのリアクションをしてくれた齊藤に感謝していた。

 レギュラーになって半年で、すでに打ち解け合っている様子の『アッパレやってまーす!~土曜日です~』メンバーたち。今後も収録を通じて親交を深め、リスナーを楽しませていってほしいものだ。

玉木宏『竜の道』織田裕二『SUITS2』がワースト入り、『半沢直樹』トップ独走! ドラマ視聴率ランク

 新型コロナウイルスの蔓延により、初回放送が大幅に遅れたほか、スタート後に中断を余儀なくされた2020年の4月期ドラマ(民放、午後8~10時台)。10月19日に最終回を迎えた織田裕二主演『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)をもって、全13作品が幕を閉じた。今回は平均視聴率ランキングの上位と下位のドラマをメインに振り返っていきたい。

 初回視聴率ランキング同様、圧倒的1位に輝いたのは、堺雅人主演のヒット作『半沢直樹』(TBS系)。当初は4月19日に初回が放送される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で撮影が進まず、3カ月遅れの7月19日まで第1話がズレ込んだ。前作(2013年7月期)の初回は19.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったところ、7年ぶりの続編では初回22.0%を獲得。歌舞伎俳優・香川照之(市川中車)、片岡愛之助、市川猿之助、尾上松也の熱演が話題となり、視聴率も右肩上がりに上昇していった。最終回(9月27日)は32.7%を記録し、全10話の平均は24.8%。前作の平均29.1%には及ばなかったが、ドラマの数字が伸びにくい近年において、驚異的な成績であることは間違いないだろう。

 2位は木村拓哉が主演を務め、6月18日~7月30日にかけて放送された『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)。こちらも続編で、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗といったお馴染みのメンバーが顔を揃えた一方、木村演じる主人公・島崎章が組織から独立した“私設ボディーガード”として再出発するという新展開も。また、木村の後輩で、関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子の道枝駿佑が新加入した。話数短縮によって全7話で終わるも、18年1月期の平均15.1%(全9話)を超える平均15.4%でフィニッシュ。安定して高数字をマークできる作品とあって、第3章の制作にも期待が高まる。

 ベスト3位に入ったのは、多部未華子主演『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)で、全9話の平均は15.0%。多部演じる家事が苦手なアラサー独身女子・相原メイが、大森南朋演じるスーパー家政夫・ナギサさんを雇うことから始まるラブコメディーだ。第1話は14.2%と好スタートを切り、初回ランキングでも、V6・井ノ原快彦主演『特捜9 season3』(テレビ朝日系)と、篠原涼子主演『ハケンの品格』(日本テレビ系)と同着で3位にランクイン。放送期間は7月7日~9月1日で、最終話の翌週には本編のダイジェストに加えて、登場人物のその後を描いた『私の家政夫ナギサさん 新婚おじキュン!特別編』を放送、14.9%を記録した。

 続いては、視聴率に恵まれなかった3作品を紹介。11位は、米人気ドラマ『SUITS』を原作とし、織田とHey!Say!JUMP・中島裕翔がタッグを組んだリーガルドラマ『SUITS/スーツ2』。18年10月期に月9ドラマ枠で放送された同作の続編で、制作発表時に「全13話を超える“月9”史上、歴代最長の話数」と告知され、全15話放送となった。

 4月13日に初回がスタートするも、コロナ禍で撮影継続が難しくなり、3話以降の放送が延期に。7月27日に放送を再開してから、10月19日の15話まで駆け抜けたが、2ケタに届いたのは初回の11.1%のみで、もっとも低かったのは9話の7.0%。前作の平均10.7%(全10話)を下回り、続編は8.4%(全15話)となった。約8カ月に渡る長丁場の撮影を乗り越えた出演者&スタッフにとっては、悔しさの残るシーズンだったのかもしれない。

 ちなみに、同作は視聴率で大敗を喫しただけでなく、今期話数“最多記録”をも逃している。『SUITS/スーツ2』よりも1話多い全16話で完走したのが、内藤剛志主演の人気刑事ドラマシリーズ『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)。こちらは4月9日に初回を迎え、4話(4月30日放送)は、16年に連ドラシリーズが始まって以来の最高値14.5%を獲得している。

 ワースト2位は、春ドラマの中でも一番遅い7月28日に始動した玉木宏主演『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)。原作小説『竜の道』は未完となっていたが、ドラマ版はオリジナルストーリーでラストまで描いた。視聴率は初回9.1%が最高値で、7話で5.4%にまで下降。2ケタに上昇することはできず、全8話の平均は7.0%。初回と最終回は2時間スペシャルで放送し、視聴者からは「今期のドラマはどれも話数調整があっただろうけど、『竜の道』はなんとか全8話で収めていてよかったな」「ラストは悲しい結末だったけど納得した」「内容はすっきりとした感じに変えていたけど、あの未完の原作をよく8話でまとめたな」と、好意的な声も上がっていた。

 最下位の作品は、初回ランキングと変わらず、鈴木京香主演『行列の女神』(テレビ東京系)。放送枠は、“働く人たち”をテーマにした経済ドラマ「ドラマBiz」(月曜午後10時台)。18年4月に新設後、いずれの作品も低視聴率にあえぎ、初回・全話視聴率ランキングのワースト3位以内が定番となっていた。『行列の女神』は同枠において最後のドラマとなったが、全8話の平均は5.1%で終了。7月に入って週替わりのバラエティーでつなぐも、20年10月の改編で新たにドラマ枠「ドラマプレミア10」を設置することに。『行列の女神』でも主演を務めた鈴木と、中井貴一の共演で大人のラブコメディーを繰り広げる『共演NG』が10月26日より始まる。

 なお、テレ東の春ドラマに関しては、田中圭主演の『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』も4月24日に初回放送を予定していたところ、新型コロナの感染拡大で延期となっていた。動向が見えないまま月日が経過し、ようやく9月12日にドラマの公式サイトを更新。「今年4月から放送を予定しておりました『らせんの迷宮 -DNA科学捜査-』は、新型コロナウイルスの影響により放送時期を来年度に変更致します。詳細などはテレビ東京公式サイトより随時発表致します」と、アナウンスされている。

 こうして、撮影や放送スケジュールが乱れるなど、激動の時代が到来した民放の連ドラ。今後も感染防止対策を講じながら、多くの視聴者に愛される作品を生み出していってほしいものだ。

【2020年春ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『半沢直樹』(TBS系・日曜午後9時、7月19日~9月27日) 全10話/24.8%
2位『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系・木曜午後9時、6月18日~7月30日) 全7話/15.4%
3位『私の家政夫ナギサさん』(TBS系・火曜午後10時、7月7日~9月1日) 全9話/15.0%
4位『特捜9 season3』(テレビ朝日系・水曜午後9時、4月8日~7月22日) 全10話/13.9%
5位『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系・木曜午後8時、4月9日~9月3日) 全16話/13.1%
6位『ハケンの品格』(日本テレビ系・水曜午後10時、6月17日~8月5日) 全8話/12.7%
7位『MIU404』(TBS系・金曜午後10時、6月26日~9月4日) 全11話/11.8%
8位『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系・木曜午後10時、7月16日~9月24日) 全11話/9.6%
9位『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系・土曜午後10時、6月27日~9月5日) 全10話/9.4%
10位『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系・日曜午後10時30分、4月12日~6月28日) 全9話/8.6%
11位『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系・月曜午後9時、4月13日~10月19日) 全15話/8.4%
12位『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系・火曜午後9時、7月28日~9月15日) 全8話/7.0%
13位『行列の女神~らーめん才遊記~』(テレビ東京系・月曜午後10時、4月20日~6月8日) 全8話/5.1%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。4月開始予定だったものの、新型コロナウイルスの流行によって、「放送時期を来年度に変更」することとなった田中圭主演『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)は、ランキング対象外とする。

嵐の「ラストライブ」と石原さとみの“セレブ夫”、女性週刊誌がこぞって報じる内容を比較

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 なぜか安倍晋三元首相が「日刊スポーツ」の単独インタビューに登場し、東京オリンピックについて語っている。アーチェリーのポーズを嬉々として取る安倍前首相の近影写真も。大変お元気そう。やはり仮病・投げ出しだったか――。

第527回(10/15〜10/20発売号より)
1位「嵐 『最後のライブ』100倍楽しむ入魂の準備&スケジュール舞台裏」(「女性セブン」10月29日号)
同「松本潤 新国立で『ひとりだけの嵐予行演習』」(「女性自身」11月3日号)
同「“極秘収録”嵐ラストライブを見守る『国立に集まるな!』ファンの結束」(「週刊女性」11月3日号)
2位「石原さとみ東大卒年収5000万 極秘結婚相手は海パングラビアデビューしていた」(「女性セブン」10月29日号)
同「年収5千万円セレブ夫 驚家訓に「海外別居婚」孤独の覚悟!」(「女性自身」11月3日号)
同「石原さとみ入籍前から心配の声…“ハイスペ夫”が轟かせる合コン伝説」(「週刊女性」11月3日号)
3位「竹内結子さん 警視庁捜査トップが動いた『最速で自殺断定』の謎」(「女性セブン」10月29日号)

 今週の女性週刊誌3誌全てで、かぶりネタが2つ。嵐と石原さとみネタだ。特に嵐に関しては、開催が心配された新国立競技場での『アラフェス2020』が11月3日に決まったことで、各誌さまざまな切り口で取り上げている。ラストイヤーの嵐だが、コロナの影響でマスコミも盛り上げる話が少なくて困っていたであろう中、延期されていた新国立競技場での初ライブ、しかも初の無観客ネット配信ライブということで、盛り立てようと必死なようだ。それを比較してみたい。

 まずは「女性セブン」。無観客、ネット配信という本来ならネガティブな状況に対し、こうエクスキューズする。

「嵐のライブチケットはファンクラブ会員ですら、なかなか取ることができないことで有名です。そのライブが誰でも視聴できる」

 確かに。嵐のライブチケット入手の困難さは有名だが、オンラインなら誰でも手軽に見られる。そして記事ではライブが二部制で演出も最新テクノロジーを駆使し凝りにこったものになりそうだと紹介、さらに嵐ファンクラブ、ジャニーズファミリークラブ、一般のチケット概要も図表にしてご案内。わかりやすいが、どんだけジャニーズの商売を応援しているんだか。そして記事にはこんな不思議な指摘も。

「配信を見られるのはチケットを購入した人のみで、家族で見る場合は人数分購入する必要がある」

 確かに主催者側の理屈ではそうなのだろうが、どうやってそれを判断するのか? 自己申請? 家族一緒に同じ端末で見るなら一人分だろ、とツッコみたくなるが、「セブン」はきちんと主催者側のルールを告知したかったのかも。

 次は「女性自身」。まずは演出の松本潤にスポットを当て、その動向を賛美する。

「松本さんは、すでに何度も、会場である新国立競技場に足を運んでいます」
「具体的に、会場の大きさやスタンドからの見え方、ライティング、ステージでの移動距離など細部まで、自分の目でチェックしているそうです」
「ジャニーズの後輩グループの配信ライブをチェックしていて、配信だからこその演出の仕方を研究しているそうですよ」

 松潤、頑張ってる感が満載だ。そして驚くのが、その警備体制だ。「自身」によると会場周辺には準備期間から収録本番まで延べ数千人〜1万人規模の警備体制を敷くというのだ。無観客だが、収録日にファンが殺到し、パニックになることを警戒してのことらしい。新国立競技場周辺に1万人って、警備員だけで“密”にならないのか心配だ。

 だが「週刊女性」を読むと、ちょっと様相が違った。いつ本番が行われているかトップシークレットとして公表されていない『アラフェス』収録。そのため「週女」はファンから、“毎日通えば音漏れを聞けるかもとファン同士シフトを組んで会場に通う”という話を聞きつけ、記者が現場に行ったという。しかし、そこにはファンらしい人影はなし。しかもファンの間では、嵐に迷惑がかかるから国立に集まるのはやめよう、と呼びかけられてもいるらしい。「自身」が報じた1万人の警備は不要だということか。

 ともあれ、11月3日まであと2週間。嵐のラストライブに向け、どれだけ世の中を盛り上げられるか、そして本番会場にどこのマスコミが取材できるのか、そしてできないのか。ライブの後のワイドショーはどんな報道をするのか。嵐ラストイヤーも後半戦を迎え、そのフィナーレに注目だ。

 もうひとつ、3誌がそろって取り上げたのが石原さとみ、というかクローズアップされているのは、お相手男性Aさんの“セレブ”ぶりだ。そのきっかけは「週刊文春」(文藝春秋)が石原の“一般人”お相手を、外資系金融機関のゴールドマン・サックスに勤めているスーパーエリートと報じたこと。その後も出るわ出るわのイケメン、スーパーセレブぶりが。

 「女性セブン」では大手電機メーカー元幹部の父親を持ち、父親の仕事の関係で海外生活が長かったこと。ドイツのインナーナショナルスクールから東大に進学、ゴールドマンからの収入4,000万円の加え、不動産投資など自分の会社も複数持ち、合計年収5,000万円! さらに以前、ファッション誌に登場し、海パン一枚だけの写真も掲載、小泉進次郎似のイケメンだと報じている。

 そして「女性自身」でも、数々の副業もこなすスーパービジネスマンぶりを紹介、またその人柄も申し分ないことを伝えている。さらにAさんが求める夫婦像も、「結婚後も共働きが理想」だということも。人柄もよく、仕事でも優秀で、石原の仕事を尊重するというAさん。しかし「自身」ではAさんが海外ビジネスを始めることを視野に入れており、そのため海外別居婚もあり得ることを示唆している。

 さらに「週刊女性」。Aさんのハイスペックぶりを紹介するのは他2誌と同様だが、気になる記述も。というのも、石原とAさんは“友人夫妻の紹介”で出会ったと公式に発表されたが、「週女」ではこんなコメントが――。

「石原さんは、結婚直前とも言われたIT社長の前田裕二さんと昨年に破局した後から婚活していて、“スペック”の高い独身男性たちとたびたび合コンしていたんです。その中で、Aさんと知り合ったそうです」

 「週女」から飛び出した“合コンで知り合った”説、その真偽は!?

 竹内結子の自殺に関し、警察の対応が異例だったことを「女性セブン」が報じている。所轄の渋谷署だけでなく警視庁本庁の刑事部長自らが渋谷署に駆けつけ、徹底的な情報統制が敷かれ、素早く自殺だと断定されたというのだ。確かに異例だ。解剖も行われなかったらしい。にもかかわらず自殺に関しては疑問を呈す記事ではない。そして、これまで明らかにされていなかった“自殺の方法”を匂わせている。妙な記事。

嵐・櫻井翔「解散だってできるはできる」と明言も…「活動休止でよかった」と嵐の再結成に含み持たせるワケ

 2020年は嵐にとって活動休止前ラストイヤーであり、北京公演、東京オリンピック・パラリンピックのNHKスペシャルナビゲーター、新国立競技場でのコンサートなど、大きなイベントが多数予定されていた。

 しかし、世界中でまん延した新型コロナウイルスの影響により、それらのイベントはことごとく中止や延期を強いられてしまった。活動休止前に次々と新しい試みにチャレンジし、悔いなく活動に一区切りをつけようと思っていた嵐の5人にとって、予想もしなかったこの状況はさぞかし悔しかっただろう。

 これまで5人がこの運命への嘆きや恨み言を公の場で発することはほとんどなかった。しかし、10月19日に配信されたNetflixドキュメンタリー『ARASHI’s Diary -Voyage-』15話では、これまで語られることのなかった嵐の思いが初めて明らかにされていた。

 櫻井翔は北京オリンピックのメイン会場でもあった北京国家体育場(通称:鳥の巣)でのコンサートが中止になってしまったことに対して、<北京ね〜。やりたかったな〜。やりたかったな〜。鳥の巣だよ。俺、(北京オリンピックの)開会式見に行ってるからさ。あそこでできるって……。くっそ〜。いや〜、やりたかったな〜、ホント>と話す。そこには珍しく感情を爆発させる櫻井の姿があった。

 悔しい思いは皆いっしょだ。二宮和也は呆然とした表情で<2020年で休止しますっていうのを発表した最後の年がこういうことになって、悔しいとか、悲しいとか、切ないとか、いろいろな感情はもちろんあるし、それが消えることは一生ない>とつぶやいていた。

 他の4人とは違い、嵐の活動休止からしばらく表舞台から離れる大野智にとって、悔いの残る幕切れには他のメンバー以上に思うものがあったのかもしれない。大野は<本来はね、新しいことの連続の年(の予定だった)。海外行ったり、新しい国立でやるとか、新しいことの連続の年の予定だったけど、違った意味での新しい年になっちゃってる。どういう意味があるんだろうとか、すごい考えちゃう>と、怒りと諦めが混ざったような複雑な表情で語った。

 嵐のコンサート演出を担当し、他のメンバーに先んじてさまざまな準備をしてきた松本潤にとって、次々と予定が変わっていく2020年は、被害を最小限にくいとどめるべく苦心する日々だったという。

<去年の夏からいろいろ計画してずっと動いていたことがガラガラ崩れていく瞬間だったから。でも、崩れていく時って、なんとかして崩れる場所を少なくしたいって思うからさ。崩れていっているところに目を向けるよりは、なんとかして抱え込もうっていうかさ、こぼれないようにこぼれないようにって必死だったから、あんまり思ってなかったけど……。
 振り返ってみたら『えぇ!』って。『こんななくなったの!』みたいな。それに直面しちゃった瞬間はやっぱりショックだったよね>

 また松本は、本来であれば今年のうちにアメリカでのコンサートも予定されていたと明かした。これは正式に発表されたことはない情報だが、水面下でそんな企画も動いていたようである。

<いままで応援してくれたみんなと一緒に、『こんなことやったよ! みんなのおかげでこんなことできたよ。本当にありがとう!』って言って日本帰ってきてまたライブやって、『やっぱ落ち着くね』なんて言ってそんなことイメージしてたんだけどね>

 松本はさらに帰国後の凱旋コンサートも予定されていたと明かす。嵐とファンが直接触れ合える機会は、コロナによっていったいどれだけ失われてしまったのだろうか。

 しかしもちろん、嵐の5人はこの状況にただ絶望しているだけではなかった。

カテゴリー: 未分類

嵐・櫻井翔「解散だってできるはできる」と明言も…「活動休止でよかった」と嵐の再結成に含み持たせるワケ

 2020年は嵐にとって活動休止前ラストイヤーであり、北京公演、東京オリンピック・パラリンピックのNHKスペシャルナビゲーター、新国立競技場でのコンサートなど、大きなイベントが多数予定されていた。

 しかし、世界中でまん延した新型コロナウイルスの影響により、それらのイベントはことごとく中止や延期を強いられてしまった。活動休止前に次々と新しい試みにチャレンジし、悔いなく活動に一区切りをつけようと思っていた嵐の5人にとって、予想もしなかったこの状況はさぞかし悔しかっただろう。

 これまで5人がこの運命への嘆きや恨み言を公の場で発することはほとんどなかった。しかし、10月19日に配信されたNetflixドキュメンタリー『ARASHI’s Diary -Voyage-』15話では、これまで語られることのなかった嵐の思いが初めて明らかにされていた。

 櫻井翔は北京オリンピックのメイン会場でもあった北京国家体育場(通称:鳥の巣)でのコンサートが中止になってしまったことに対して、<北京ね〜。やりたかったな〜。やりたかったな〜。鳥の巣だよ。俺、(北京オリンピックの)開会式見に行ってるからさ。あそこでできるって……。くっそ〜。いや〜、やりたかったな〜、ホント>と話す。そこには珍しく感情を爆発させる櫻井の姿があった。

 悔しい思いは皆いっしょだ。二宮和也は呆然とした表情で<2020年で休止しますっていうのを発表した最後の年がこういうことになって、悔しいとか、悲しいとか、切ないとか、いろいろな感情はもちろんあるし、それが消えることは一生ない>とつぶやいていた。

 他の4人とは違い、嵐の活動休止からしばらく表舞台から離れる大野智にとって、悔いの残る幕切れには他のメンバー以上に思うものがあったのかもしれない。大野は<本来はね、新しいことの連続の年(の予定だった)。海外行ったり、新しい国立でやるとか、新しいことの連続の年の予定だったけど、違った意味での新しい年になっちゃってる。どういう意味があるんだろうとか、すごい考えちゃう>と、怒りと諦めが混ざったような複雑な表情で語った。

 嵐のコンサート演出を担当し、他のメンバーに先んじてさまざまな準備をしてきた松本潤にとって、次々と予定が変わっていく2020年は、被害を最小限にくいとどめるべく苦心する日々だったという。

<去年の夏からいろいろ計画してずっと動いていたことがガラガラ崩れていく瞬間だったから。でも、崩れていく時って、なんとかして崩れる場所を少なくしたいって思うからさ。崩れていっているところに目を向けるよりは、なんとかして抱え込もうっていうかさ、こぼれないようにこぼれないようにって必死だったから、あんまり思ってなかったけど……。
 振り返ってみたら『えぇ!』って。『こんななくなったの!』みたいな。それに直面しちゃった瞬間はやっぱりショックだったよね>

 また松本は、本来であれば今年のうちにアメリカでのコンサートも予定されていたと明かした。これは正式に発表されたことはない情報だが、水面下でそんな企画も動いていたようである。

<いままで応援してくれたみんなと一緒に、『こんなことやったよ! みんなのおかげでこんなことできたよ。本当にありがとう!』って言って日本帰ってきてまたライブやって、『やっぱ落ち着くね』なんて言ってそんなことイメージしてたんだけどね>

 松本はさらに帰国後の凱旋コンサートも予定されていたと明かす。嵐とファンが直接触れ合える機会は、コロナによっていったいどれだけ失われてしまったのだろうか。

 しかしもちろん、嵐の5人はこの状況にただ絶望しているだけではなかった。

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