“令和婚”した高橋みなみ、ワイドショーのコメンテーターのイスもあり得る?

 交際中の一般男性と“令和婚”したことを発表した、元AKB48総監督の高橋みなみ。お相手はIT企業に勤める15歳年上の会社員で、高橋がAKB48を卒業した翌月から交際していたという。

「AKB48の人気メンバーといえば、1つや2つのスキャンダルがあるものですが、高橋の場合は母親が淫行で逮捕されたという事件があったものの、本人はほぼノースキャンダル。熱愛も卒業後だったし、その相手と結婚したということで、真面目でいちずな女性というイメージが強調されました」(週刊誌記者)

 そんな高橋の真面目なイメージに、テレビ局も注目しているという。あるテレビ局関係者はこう話す。

「現在の高橋は、歌手や女優としてはほぼ活動しておらず、メディア露出も減少気味。しかし、NHKの情報番組『首都圏情報 ネタドリ!』や、NHK Eテレの道徳番組『いじめをノックアウト』でMCを務めるなど、どちらかといえば社会ネタに強いんです。エンタメ系出身で社会ネタもいけるとなれば、ワイドショーのコメンテーターにもってこい。今回の結婚で久々にスポットが当たったところで、コメンテーターのオファーが殺到するかもしれません」

 最近のワイドショーでは、中堅芸人やベテラン俳優などがコメンテーターをすることは多いが、20代の女性のコメンテーターは少ない。

「ワイドショーの制作サイドとしては、若い女性視聴者と同じ目線で素朴な疑問を投げかけられるようなコメンテーターを常に求めています。でも、ワイドショーのコメンテーターは炎上リスクもあるので、タレント側が敬遠してしまうケースも多い。あと、若くてきれいなタレントだと、視聴者から反感を買うこともある。でも、高橋の場合なら、AKB48の元メンバーの中でも庶民派だし、比較的クリーンなイメージなので、使いやすいはず。なんだか最近セレブ感を出し始めている指原莉乃よりは、コメンテーターに向いていると思います」(同)

 ワイドショーのコメンテーターの、さらに先を見据える声もある。

「AKB48時代には『政治家に向いている』と言われたこともある高橋なので、ワイドショーのコメンテーターとして社会派キャラが板につけば、政治家として担ぎ上げようと画策する政党が出てきてもおかしくはないでしょう。そういう意味で、テレビ局だけでなく、永田町方面も注目しているかもしれませんね」(同)

 真面目を貫いてきた元アイドル・高橋みなみ。彼女を待ち受けるのは、果たしてどんな人生なのだろうか?

Kis-My-Ft2、ツアーTシャツが物議……「FREE HUGS」の文字に「誤解呼ぶ」とファン警戒

 Kis-My-Ft2のコンサートツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』が、5月6日の東京ドーム公演を皮切りにスタートした。今回は4月24日発売のニューアルバム『FREE HUGS!』を引っ提げたツアーだが、タイトルをモチーフにした一部のコンサートグッズがファンの間で問題視されているという。

 キスマイにとって通算8枚目のオリジナルアルバム『FREE HUGS!』は、「僕らの音楽を通して愛を共有し、ジャンル・ボーダーラインを超えてつながろう!」といったコンセプトの作品。渋谷の駅前などで「FREE HUGS」と書いた紙やボードを掲げ、見知らぬ人々とハグ (抱擁)する活動が知られているが、キスマイの『FREE HUGS!』も「音楽でハグする」の意味が込められているという。

 今回のコンサートグッズには、このアルバムタイトル「FREE HUGS!」が記されているのだが、女性ファンの中ではTシャツの着用を危惧する声が高まっているとか。

「Tシャツは白地に黒い文字で『SHARING LOVE, BEYOND THE BORDERLINE, WITH OUR MUSIC!』との英文に加えて、中央に大きく『FREE HUGS!』のタイトルがプリントされているもの。その下には『Kis-My-Ft2』と入っており、背中側は『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2019 FREE HUGS!』と、ツアータイトルが書かれています。モノトーンのため、私服にも取り入れやすいデザインではあるのですが、正面に見える『FREE HUGS』というワードが誤解を招く可能性があると、現在ファンが注意喚起している状況です」(ジャニーズに詳しい記者)

 グッズは公演開始前の5月4日に科学技術館にてプレ販売が行われ、翌5日には、あるTwitterユーザーのツイートが注目を集めることに。このユーザーは、「FREE HUGS」と書かれたTシャツを着た「四人組美女」とすれ違ったそうで「頼めばよかった」と投稿。タイミングを考えても、女性4人組はキスマイファンとみられるため、当該の書き込みを例に挙げて「Tシャツを着る人は気をつけてください」と、呼びかける動きに発展したのだ。

 また、「Tシャツ着てたら『ハグお願いします』って言われて、『違います!』ってダッシュで逃げた」「『ハグすればよかった』って言ってる若い男の子たちとすれ違った」「電車で目の前のおじさんが『FREE HUGって書いてあるからしていいの?』って言ってる」という報告もネット上にあがっている。これが本当にあった出来事だとすれば、直面したファンが不安や恐怖を感じてしまうのも無理はない。

 ジャニーズ事務所サイドや、キスマイの所属レコード会社・エイベックスの判断に対して疑問を抱く声もわずかにあり、「エイベとキスマイには、もうちょっと踏み込んで考えてほしかった」「若い女の子が身につけるってわかってるんだから、もう少し配慮があってもよかったのでは」「ファンがTシャツを買うのは予想できたこと。これで犯罪起きたらどうするんだろう」と、批判的なコメントが見受けられる。

「一部ファンは、グッズのパンフレットでメンバーの二階堂高嗣が『ライブ会場出たら何か上着を羽織って』と発言していることを紹介しながら、『Tシャツの上に上着を着ましょう!』と、警戒を促しています。一方で、今回のツアーはファンクラブ料金で7,500円のところ、ネット上の売買サイトでは東京ドーム公演期間中も定価割れの3,000円台で出品されていたんです。空席を心配する声も出るなど、Tシャツの問題も含めてツアースタート早々にネガティブな話題ばかりが広まってしまいました」(同)

 ツアーは9日の東京ドーム公演以降、埼玉・メットライフドーム、愛知・ナゴヤドーム、福岡 ヤフオク!ドームを回り、7月12~14日の京セラドーム大阪公演で終了となる。7月まで、キスマイファンが不快な思いをするような、Tシャツ絡みの事件が起きなければよいのだが……。

「のん」約5年ぶり女優活動再開の業界内評判 トラブルよりも演技力に問題が……

 女優・のん(本名・能年玲奈)が、2020年公開予定の映画『星屑の町』に出演することが明らかになった。のんが実写映画に出演するのは、14年公開の『海月姫』以来となる。

『星屑の町』は、水谷龍二、ラサール石井、小宮孝泰による演劇ユニット「星屑の会」の人気舞台の映画化。のんは、東北でスナックを経営する母と暮らす歌手志望の女性を演じる。のんが主演を務めたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のロケ地だった岩手県久慈市でも撮影されるという。

「事務所独立騒動以来、歌手や声優として活動していましたが、女優仕事は今作で本格復帰となります。業界内にはのんをサポートしたいと思う人々も少なくないので、期待も大きいと思います」(映画関係者)

 女優として5年以上ものブランクがあるのんだが、実際問題、業界内の評判はどんなものなのだろうか? あるドラマ関係者はこう話す。

「そこまで積極的に仕事をしているわけではないのに、定期的にニュースには取り上げられているので、話題性は十分。事務所トラブルについていろいろと気を使う人もいるとは思いますが、それ以上に宣伝効果のほうが大きいから、やはり“起用したい”という声はそれなりにあります。ただ、不安なのは、撮影から長く離れていることです。現場の感覚を取り戻すまでには多少時間もかかるでしょうから、その点で起用をためらう関係者も少なくないでしょう」

 また、のんの「演技力」という点についても、厳しい意見が出ている。

「『あまちゃん』は好評だったものの、そのほかの作品ではなかなかインパクトを残せていないのも事実。裏を返せば、『あまちゃん』のイメージが強すぎるんです。そのイメージを払拭するだけの演技力があればいいんですが、ブランクもあるし、そこまでのレベルには達していない。少なくとも、制作陣が安心して役を任せられるタイプの女優さんではないですね。かつてキスシーンを拒んだなんていう話もありますし、仮に今もNG事項があるのであれば、さらに現場の評価は厳しくなると思います」(同)

 女優として再出発するのんだが、現実はそう甘いものではなさそうだ。

坂口杏里がユーチューバーデビュー!? 風俗嬢引退を示唆「羽ばたきます!」

 芸能界復帰を目指す元タレントの坂口杏里が6日、勤務する風俗店「デリヘル東京」のブログを更新。夜の仕事をやめることを示唆した。

 坂口は「そろそろ羽ばたく時が来た…デリ東から…いろんなことがあったけど、デリ東でさいごの夜はここでよかったか」(原文ママ)と報告。「5月半ばか後半には羽ばたきます!!」としている。なお、3月にホストクラブで男性から暴力を振るわれ、右手に全治3カ月のケガを負ったという坂口。現在は「お話コース」のみで、料金は60分で3万円だという。

「ホスト通いで作った借金はまだ随分残っていると見られ、夜の仕事をきっぱり辞められるとはとても……。芸能界復帰を目指すよりも先にホスト通いをやめなければ、また同じことの繰り返しでしょう」(芸能記者)

 坂口といえば、2017年9月に「普通の女の子に戻りたい」「未練はありません」とAVやタレント業を引退。18年6月に「浅草ロック座」でストリップデビューが予定されていたものの、これをドタキャン。

 その後は飛田新地、神戸、歌舞伎町の風俗店を転々としていたが、同年12月に開催したイベント「坂口杏里の芸能復帰までの道のり」で「キラキラした時代に戻りたい」と芸能界への未練を吐露。先月には、オーディションで選んだメンバーらと組んだバンド「杏里爆発」をお披露目した。

「先月、吉本興業を退社した楽しんごは、今春からユーチューバーとして活動。楽しんごは坂口のイベントに出演しており、仲良しぶりをアピールしている。そのため、坂口も楽しんごの後押しでユーチューバーデビューするのではないかとささかやれています」(同)

 もはや、テレビを主戦場にするのは難しそうな坂口。知名度は申し分ないだけにユーチューバーデビューすれば大きな反響を呼びそうだが、果たして?

Microsoft Storeでの販売終了で、がぜん現実味を帯びる電子書籍の脆弱性

 4月にマイクロソフトが突如発表した「Microsoft Store」での販売終了が、電子書籍の危うさを実感させている。

 近年、紙に変わって雑誌や書籍を読む手段として普及してきている電子書籍。多数の電子書籍販売サイトが乱立し、さまざまなジャンルの作品が販売されている。

「すでにマンガ……とりわけエロに関しては電子が紙の売り上げを逆転しています。マンガも電子配信が主流になりつつあります。これによってユーザーも慣れてきたのか、最近では文字の本も電子版の売り上げが伸びてきています。一時は、文字を読むには紙でなくてはならないという意見もリアリティがありましたが、次第にそれも過去の話になっていますね」(編集者)

 だが、電子書籍には大きな問題がある。それは、販売されているのはあくまでデータを閲覧する権利だけであること。紙の本のように人にあげるとか、古本屋に売ることもできない。そして、その電子書籍のサービスがなくなれば、消失してしまうのだ。

 Microsoft Storeの場合、終了にあたって購入分の全額返金を打ち出している。けれども、すべての電子書籍サイトが、そういった措置をとれるかはわからない。

「これまでのところ、サービスを止めるにあたってなんら補填がなくても騒動になるということは起きた事例がありません。とはいえ、あくまで私企業の行っている事業ですから、突然なくなることも大いにあり得る。そこは、これからも電子書籍のネックになり続けるでしょう」(同)

 先日、eBookJapanがYahoo!と統合し、サービスを一新した際には、使い勝手が悪くなったとユーザーからフルボッコにされた。結局、電子書籍の問題点は、すでに本を購入しているのに、運営の論理に振り回されることだろう。

 これは電子書籍がどんなに普及しても消えない問題。そう考えると、紙の本が消え去るなんてことはなさそうだな。
(文=是枝了以)

小室圭さん「ライフプラン現在模索中」に批判殺到! 持参金なしで結婚できても“お騒がせ”は続く!?

 秋篠宮家の長女である眞子さまとの婚約で注目を集めた小室圭さん。そんな小室さんの弁護士を通した発表が世間で物議を醸しているという。

 5月7日にフジテレビ系列で放送された情報番組『バイキング』では、現在弁護士資格を取得するためにニューヨークへ留学している小室さんの特集を放送。その中で、小室さんの現在の心境や状況について、代理人である弁護士から「小室さんは弁護士資格の取得を目指しているといってますが、弁護士になるとは言っていません」「例えば、どこかの企業に就職するとかもしかしたら自分で起業するかもしれない」「彼はいまライフプランを作っている」と、必ずしも弁護士になるわけではなく、あくまで今後の人生の計画を練っている最中であるとのメッセージが発表された。

このメッセージに対し、ヒロミが「えっ、そういうことなのってなっちゃうじゃん」、ミッツ・マングローブが「いやまあ、ライフプランをいつ作ってもいいんですけど、今更こんな青臭いことをいう人が、よく婚約したなと思って」など、出演者からは違和感を抱くという内容のコメントが多く寄せられる事態となったのである。

 ネット上でも、この小室さんのメッセージに対する批判は多く、「ライフプランができてから普通はプロポーズするんだよ」「いい年なんだから、何でもいいから早く正業に就こうよ」「弁護士にならないんじゃなくて、弁護士になれないんだよね」といった声が寄せられるのが現状だ。

「もちろん、今回の問題しかり、以前報じられた小室さんの母親の金銭トラブルしかり、まず結婚に至るまでの問題が山積していることは事実ですが、仮に小室さんがそれらを解決して眞子さまと結婚に至ったとしても、現状では全く安心できないのも確かですよね。6日にイギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃の間に子どもが生まれましたが、今までの方針に反してInstagramでの出産発表になったことや、出産をプライベートなものにしたいというメーガン妃の意向を受け、出産前後の情報が公開されないままとなったなど、今までの王室の対応とはかなり離れた異例のものとなりました。この夫妻は1日にも、同じくInstagramの公式アカウントで、王室メンバーの公式アカウントのフォローを外して話題になるなど、国民からの賛否両論を集める行いが続いています。小室さんと眞子さまも、こうしたお騒がせ夫妻になってしまうのではないかと一部では危惧されているのです」(女性誌記者)

 また、巷で囁かれる二人の結婚における“ウルトラC”においても、その可能性はかなり厳しいものではないかと指摘する声もあるようだ。

「現状集まっている批判を抑えるため、眞子さまが皇籍を離脱し、一般人となることで1億円程度の結婚給付金をもらわず、二人が結婚するのではないか、との見解を一部のマスコミが発表していましたが、現状では法律上でこそ可能ではあるという見解はあるものの、その実現性はかなり薄いとされています。まあ、仮にそうなったとしても……というより、そうなったらより大きな注目が小室さんと眞子さまに集まることになるわけで、何かしらのスキャンダルが発生した場合、皇室のイメージダウンにつながる危険はより大きくなるでしょう」(同)

 果たして、この二人の行く末はどうなってしまうのだろうか。皆が祝福できるようなハッピーエンドを迎えられるように、小室さんが自らの道を見つけられるよう、切に願うばかりだ。

Matt「悪口は芸じゃない」と大物司会者批判で久々脚光! 父・桑田真澄譲りの地頭の良さに脱帽

 元読売巨人軍投手・桑田真澄の次男でモデルのMattが4月20日頃、Instagramのストーリーで「ここ半年ほど、テレビ出演を自ら断っていた」ことを告白。また、巷でウワサされている「大物司会者によって干された」ことを否定し、さらにはその大物司会者の毒舌を売りとする芸風に「人の悪口や罵声をあびせて笑いを取るのは『芸』ではないと強く思う」などと異議を唱えた。

 ネットの反応は「リアルな顔を久々に見たい」「Mattさんに同意!」と言った好意的なものから「需要がなかっただけでは」「テレビなんか出なくていいよ。気持ち悪いから」までさまざま。良くも悪くも話題となり、久々のテレビ出演に注目が集まっている。

「大物司会者というのは、おそらく坂上忍です。坂上とMattと言えば、2017年の両者の激突が思い出されます。坂上が『バイキング』(フジテレビ系)で『存じ上げているんですが……。知らないし、別に知りたくもない』と言及すれば、MattはTwitterで『坂上忍っていう人は何者なの? あなたに僕のこと知ってほしいなんて一言も言ってませんけどね。僕もあなたのこと知りたくないし、興味も全くないので会いたくないです。さようなら』と応戦。桑田真澄氏のフォローで騒動は収まりますが、『僕が傷ついた。だから許せないね』なんて言ってたので根に持っているのでしょう」(芸能ライター)

 ところで、テレビ出演を匂わせただけでまたも注目を集めたMatt。業界の一部ではその宣伝の上手さが話題となっているようだ。

「2年も前のネタを引っ張り出して注目を集め、まだテレビにも出ていないのにアンチもファンも期待してしまっています。もしかしたら頭が良いのかもしれません。広告塔としても収益が見込めると美容業界も注目しているようですね。お父さんの桑田氏も球界屈指の理論派で、しかも親友の清原和博と早稲田大学を欺き巨人軍に入団した『ダーティーなエース』という狡猾な面も併せ持っています。当時は叩かれもしましたが、清原の失墜もあって今やあの一件はなかったも同然に。そうした桑田氏の血統を濃厚に受け継いでいるのかもしれません。代名詞となっている加工疑惑のある自撮り写真も、実は話題になるための計算で、ふざけてやっているのかもしれませんよ……だとしたら怖いですね(笑)」(芸能ライター)

 意図して炎上マーケティングを芸風にしている芸能人は多いが、Mattも実はそうなのかもしれない。ともあれ、現在の彼の容貌をこの目で見たくなってしまったのは確かだ。

窮地を救う秘訣は“かわいげ”にある!? 『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』

 3月12日夜、電気グルーヴ・ピエール瀧氏がコカインを使用したとして麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で逮捕された。瀧氏が出演するドラマは代役が立てられ、電気グルーヴの作品は所属レーベルであるソニー・ミュージックが自主回収するなど、大きな騒動となった。憔悴した面持ちで警察に連行される瀧氏の姿が報道されたが、相棒である石野卓球氏の“かわいげのある”対応で、グループの決定的なイメージダウンは避けられたといっていい。ユーモアあふれる卓球氏の対応に、周囲からはむしろ称賛する声さえ上がっている。

 かわいげさえあれば、多少の失敗は大目に見てもらえる。かわいげは窮地を救ってくれる特殊能力だ。『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』(CCCメディアハウス)は、フリーライター・編集者の久田将義氏が、“かわいげ”の効能について記した本だ。

 久田氏の言う“かわいげ”とは一体どんなものなのだろう。氏は冒頭で次のように語っている。

「本書の『かわいげ』は女性のそれを指すものではない。また、眉目秀麗な若い男性、たとえば男性アイドルに対するそれでもない。そういうかわいらしさ以外の『かわいげ』について主に考えたいのである。(中略)『Aさんには怒れない』、『Bさんには怒れる』という具合に周囲にいる人たちをこっそりとチェックしてみて欲しい。なぜAさんのことは許せてしまうのか? 人間には科学では説明できない不思議な力があるといわれる。『第六感』『直感』『虫の知らせ』といった類の能力だ。最近私はそこにもう一つ、『かわいげ』をつけ足したいのである」(本書P2-3)

 本書では、日常のかわいげ仕草を紹介し、かわいげのある著名人の名言を分析・列挙している。数あるかわいげ名言の中でも、特に有名なのが、勝新太郎の「気づいたら(パンツの中に)入ってた。もうパンツを穿かないようにする」だろう。瀧氏と同じく、違法薬物の所持で現行犯逮捕された時の発言だが、自身の豪放磊落なキャラクターがすでに完成していたこともあって、世間にはなんとなく寛容に受け止められた。平成2年って、いい時代だったのね。

 他にも、バルセロナ五輪男子マラソン日本代表・谷口浩美の「途中で、こけちゃいました」なども印象深い。優勝候補と目され、国民の期待を一身に背負った谷口選手であったが、言い訳もせずに素直に発せられたこのひと言に、世間の人々は喝采を送った。少し間の抜けた高い声が今でも耳に残っているのは、谷口選手がかわいげのトップランナーだったからだろう。

 勝新しかり、谷口選手しかり、かわいげはある種、天性のものだといえる。では、かわいげのない人はどうしたらいいのか。かわいげがなければ「仕事の精度を上げる」「スルー力を身につける」「キレない、怒らない」「マウンティングをしない」など、本書では10項目にわたり、かわいげのなさをカバーする術が記されている。「謝罪するときは思い切って相手の懐に飛び込む」かわいげがなくとも“先制奇襲攻撃”で謝ることで、驚きが怒りを上回り、相手の怒りが薄れるのだと久田氏は語っている。謝るのはタダなので、かわいげのない人は、先手を打ってどんどん謝ってしまおう。

 逮捕から2カ月近くがたっても、まだまだ騒ぎが収まりそうにない電気グルーヴ。今後もワイドショーやツイッターなどで追及が続くだろう。そもそも電気グルーヴってこんなに注目度の高いグループだったか疑問なのだが、これからどんな“かわいげ”でピンチを回避していくのか。瀧氏、卓球氏の“かわいげ”力に注目したい。

 しかし、選挙前になるとしばしば有名人が逮捕されるのはどういうわけだろう……。
(文=平野遼)

■久田将義(ひさだ・まさよし)
編集者。1967年、東京生まれ。法政大学卒。三才ブックス、ワニマガジン社、ミリオン出版、選択出版、朝日新聞社(現・朝日新聞出版)を経て、ニュースサイト「TABLO」編集長。著書に「僕たちの時代』(毎日新聞社、青木理 共著)、『トラブルなう」「原発アウトロー青春白書』(ミリオン出版)、『関東連合』(ちくま新書)、『生身の暴力論』(講談社現代新書)などがある。
TABLO: http://tablo.jp/

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窮地を救う秘訣は“かわいげ”にある!? 『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』

 3月12日夜、電気グルーヴ・ピエール瀧氏がコカインを使用したとして麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で逮捕された。瀧氏が出演するドラマは代役が立てられ、電気グルーヴの作品は所属レーベルであるソニー・ミュージックが自主回収するなど、大きな騒動となった。憔悴した面持ちで警察に連行される瀧氏の姿が報道されたが、相棒である石野卓球氏の“かわいげのある”対応で、グループの決定的なイメージダウンは避けられたといっていい。ユーモアあふれる卓球氏の対応に、周囲からはむしろ称賛する声さえ上がっている。

 かわいげさえあれば、多少の失敗は大目に見てもらえる。かわいげは窮地を救ってくれる特殊能力だ。『「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる』(CCCメディアハウス)は、フリーライター・編集者の久田将義氏が、“かわいげ”の効能について記した本だ。

 久田氏の言う“かわいげ”とは一体どんなものなのだろう。氏は冒頭で次のように語っている。

「本書の『かわいげ』は女性のそれを指すものではない。また、眉目秀麗な若い男性、たとえば男性アイドルに対するそれでもない。そういうかわいらしさ以外の『かわいげ』について主に考えたいのである。(中略)『Aさんには怒れない』、『Bさんには怒れる』という具合に周囲にいる人たちをこっそりとチェックしてみて欲しい。なぜAさんのことは許せてしまうのか? 人間には科学では説明できない不思議な力があるといわれる。『第六感』『直感』『虫の知らせ』といった類の能力だ。最近私はそこにもう一つ、『かわいげ』をつけ足したいのである」(本書P2-3)

 本書では、日常のかわいげ仕草を紹介し、かわいげのある著名人の名言を分析・列挙している。数あるかわいげ名言の中でも、特に有名なのが、勝新太郎の「気づいたら(パンツの中に)入ってた。もうパンツを穿かないようにする」だろう。瀧氏と同じく、違法薬物の所持で現行犯逮捕された時の発言だが、自身の豪放磊落なキャラクターがすでに完成していたこともあって、世間にはなんとなく寛容に受け止められた。平成2年って、いい時代だったのね。

 他にも、バルセロナ五輪男子マラソン日本代表・谷口浩美の「途中で、こけちゃいました」なども印象深い。優勝候補と目され、国民の期待を一身に背負った谷口選手であったが、言い訳もせずに素直に発せられたこのひと言に、世間の人々は喝采を送った。少し間の抜けた高い声が今でも耳に残っているのは、谷口選手がかわいげのトップランナーだったからだろう。

 勝新しかり、谷口選手しかり、かわいげはある種、天性のものだといえる。では、かわいげのない人はどうしたらいいのか。かわいげがなければ「仕事の精度を上げる」「スルー力を身につける」「キレない、怒らない」「マウンティングをしない」など、本書では10項目にわたり、かわいげのなさをカバーする術が記されている。「謝罪するときは思い切って相手の懐に飛び込む」かわいげがなくとも“先制奇襲攻撃”で謝ることで、驚きが怒りを上回り、相手の怒りが薄れるのだと久田氏は語っている。謝るのはタダなので、かわいげのない人は、先手を打ってどんどん謝ってしまおう。

 逮捕から2カ月近くがたっても、まだまだ騒ぎが収まりそうにない電気グルーヴ。今後もワイドショーやツイッターなどで追及が続くだろう。そもそも電気グルーヴってこんなに注目度の高いグループだったか疑問なのだが、これからどんな“かわいげ”でピンチを回避していくのか。瀧氏、卓球氏の“かわいげ”力に注目したい。

 しかし、選挙前になるとしばしば有名人が逮捕されるのはどういうわけだろう……。
(文=平野遼)

■久田将義(ひさだ・まさよし)
編集者。1967年、東京生まれ。法政大学卒。三才ブックス、ワニマガジン社、ミリオン出版、選択出版、朝日新聞社(現・朝日新聞出版)を経て、ニュースサイト「TABLO」編集長。著書に「僕たちの時代』(毎日新聞社、青木理 共著)、『トラブルなう」「原発アウトロー青春白書』(ミリオン出版)、『関東連合』(ちくま新書)、『生身の暴力論』(講談社現代新書)などがある。
TABLO: http://tablo.jp/

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