美 少年の動画に「編集ミス」発覚、怖すぎる“天才”Snow Man・目黒【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月25日~5月1日公開の動画をチェックします!

Travis Japan・日焼け止めPRで水着姿に

 Travis Japanの動画は、通常分の「【低速ダンス】『Lock Lock』1/2スピードでダンスは激ムズ!」(25日公開)と、プロモーションの「【水着で夏先取り】サンカットを真夏風にCMガチ撮影!」(29日公開)の2本が配信中。1本目は東京・よみうりランドにて、彼らのオリジナル曲「Lock Lock」を1/2の速度で流し、ダンスするという内容。前半はメンバーがいつもよりゆったりな曲調に戸惑いながらも試行錯誤する撮影風景で、終盤は完成版を公開。背景のアトラクションや通行人などが「2倍速で動く」という、ちょっと不思議なダンス動画に仕上がっていた。

 あらためて、7人それぞれのパフォーマンス力の高さがわかる1本だけに、コメント欄も「目印も鏡もないのになぜダンスが揃うの?」「そんなにカクカクしてるように見えないのは本当スゴい!」「7分頃の『いつか羽根を広げ~』のところで、後ろの空中ブランコが広がっていくのがテンション上がった」と、絶賛の嵐だった。

 2本目は、コーセーコスメポート株式会社の日焼け止め「サンカット トーンアップUV エッセンス/スプレー」を使い、2チームのうちどちらか上手にCMを作れるか、真剣勝負を行っている。チーム分けは中村海人、松倉海斗、川島如恵留と、吉澤閑也、松田元太、七五三掛龍也、宮近海斗の4人。15秒のCMをどんな内容にするのかそれぞれ話し合い、本番がスタート。ロケは3月某日だったといい、気温8℃に北東の風となかなか寒そうな環境だが、日焼け止めの宣伝とあって、メンバーは水着やハーフパンツ、Tシャツ姿に着替えた。

 1組目は、七五三掛が松田の胸元辺りに日焼け止めを塗ったり、松田&宮近が9℃の海に入るなど、体を張った撮影にチャレンジ。6分36秒以降、体の線は細いにもかかわらず、意外と“ポニョ”な宮近のおなかを拝むことができる。2組目はカメラマン兼監督の川島が「松倉! お前はこれでCMの王になるんだ!」「水に入れ!」と煽り、気合注入。すると、中村が「ちょっと待って。その前にこれやっとこうよ」と切り出し、自らサンカットを腕に塗り始めた。

 その様子を見た2人は「ちょっとの量でこんな伸びるんだ!」(川島)「スゴいキラキラしてるね」(松倉)と率直な感想を述べ、中村も「スターになった感じがする、これ」「めっちゃいい匂いする! シャワー入りたて!」と、ベタ褒め。「っていうかさ、待って。トーンアップしたよね?」(川島)「美白になった、俺?」(中村)「なった、なった!」(川島)「ヤッター!」(中村)と、CM本編を撮る前に商品の魅力をしっかりとPRしていた。

 こうして出来上がったCM動画は、コーセーコスメポート宣伝部・森野優花さんがジャッジ。森野さんがメンバーのもとに合流するなり、中村が「森ちゃんだ、森ちゃん~」と馴れ馴れしく呼んだほか、相手チームの七五三掛も「森野さんなら、絶対俺らのことを選んでくれますよね?」と、熱視線を送った。このあざといアピールが効いたわけではなく、七五三掛ら4人のチームが勝利。理由は「熱意のところで(判定した)。頑張りとか。結構、何度も海に入って、夏らしさの演出がスゴく上手だった」と、結果的には“熱意と夏の表現力”が気に入ってもらえたようだ。

 川島たちはCMよりも本番前のやり取りの方がよっぽどサンカット~のセールスポイントを強調できており、惜しい結果に。勝利チームにはご褒美のサンカットシリーズ厳選詰め合わせが贈呈され、宮近が「お母さんとかも喜びます、妹も」と家族思いな一面をのぞかせる場面も。前述の「1/2スピードでダンス」回では、ボーッとした様子の中村を見兼ねて、川島が「1.5倍速ダンスは僕たちできたんですよ。できたと言ってもいいと思いますね? 中村さん?」と話しかける一幕もあるほど、ローテンションだったが、ファンは今回の提供動画の振る舞いにプロ根性を感じた様子。

 コメント欄は「海人くん、仕事スイッチ入ってるとコメント力が高い!」「うみんちゅさすが……。試し塗りのシーンが一番商品の良さが伝わってきた」「うみんちゅチームが撮影前に日焼け止めを使ってる時が一番CMっぽくて宣伝力さすが」と、感動していた。再生回数は1本目が32万台、2本目は22万台(5月3日時点)。

 SixTONESも「【北斗へ報告!】寝起きドッキリでおまけドッキリ!」「【Mr.ズドンがやって来た】みんなで一緒に楽しもう!!」(ともに26日更新)の2本が配信されており、1本目は「寝起きドッキリ in 奈良」(19日アップ)の“その後”を公開している。前回、SixTONESはジェシー&森本慎太郎を中心に滞在先のホテルで寝起きドッキリを敢行。京本大我、高地優吾の部屋を突撃後、3人目の松村北斗のもとへ向かったのだが、なんとドアガードをかけていたため、起こすことができなかったのだ。最後はジェシー、森本、京本、高地がドッキリに気づいた田中樹に仕返しクラッカーをお見舞いされ、松村については「逆に何もしないでオンエアーで知るっていうのはどう?」(高地)と提案があり、配信のタイミングまでドッキリの実行自体を隠すこととなった。

 そして、19日午後8時、配信されたばかりの動画を鑑賞する流れに持ち込んだSixTONESメンバー。何も知らない松村は「何これ?」「え!?」と見覚えのない映像に困惑し、寝起きドッキリ企画と知った際にも「来てないよ、俺……」と呆然。その場にいなかった松村は、不気味なピエロの被り物やゴキブリのおもちゃに「お~、こわっ!」などと素直に驚いていたが、次第に京本や高地のリアクションを見て笑い始めた。ついに自分の番で事態を把握した松村は「お前やったな」(高地)と言われ、苦笑い。

 動画終了後は「今思うと、明け方一瞬ね、目覚めた。なんかその時に外で物音して。迷惑な客だなと思ったんだよ、一回。それか!」と振り返り、「次から鍵(ドアガード)かけちゃうといいよ」と自分の行為を正当化。謝罪コメント中に背後からバズーカクラッカーをくらうと、「うぉぉ~!」と野太い声で雄叫びを上げ、ジェシーや森本の「ダァ~!」といったボイスクラッカーにもビクビクと反応し、普段はなかなか見られない“か弱い松村”が楽しめる報告ドッキリだった。

 続いては、SixTONESコンサートで大好評だというオリジナル曲「Mr.ズドン」の振り付けをレクチャーする1本。「Jr.チャンネル」の編集サイドはSixTONESの雑談をいたく評価していることもあり、前半はボケの渋滞や、特に中身のないおしゃべりまでたっぷりお届け(チャンネル開始当初なら絶対カットしてた内容)。曲自体は、Mr.ズドン(ジェシー)からメンバーへ「ズドン」が連鎖していく場面や、ポーズ付きの「ズドン」を連呼するなど、お祭り騒ぎテイスト。聞いているうちに癖になるような独特なリズムは、子どもが好きそうなノリでもある。6人全員が楽しそうだが、個人的に高地のヒゲダンスもどき(7分10秒頃~)や、京本のはっちゃけぶり(7分39秒頃~)が印象に残った。

 幼稚園界隈でもはやりそうな楽曲だが(というかメンバーたちが狙っている感じ)、再生回数はなんと公開後1週間で135万台と、猛スピードで視聴されている。1本目も51万台と、SixTONESの人気ぶりを示していた。

 27日は「美 少年【焼肉で飯テロ】究極の2択 !!どっちの肉を食べたい?」(再生回数は5月3日時点で17万台)。美 少年の動画といえば、3月9日配信の「【JOHNNYS’ Experience】リハーサル大公開!」内に「Snow Manのセットリスト案が映り込んでいた」として、一部を編集した上で再アップされたという一件が記憶に新しいが、実は今回の動画も運営サイドのミスがあった模様。当初は動画のサムネイルにテロップなどが入っておらず、メンバーの岩崎大昇、浮所飛貴、金指一世の静止画を切り取ったものが使われていたそうで、コメント欄でも「サムネが編集されてない」「サムネに何も文字入ってない。普通の写真みたいになってる」と、指摘が上がっていた。しかし、すぐに修正が行われ、事態に気づいた人はごく少数だったようだ。

 一方で、動画の内容はメンバーがかねてより望んでいた、焼肉を味わうという“飯テロ”企画。ただ全員が食べられるわけではなく、2種類のメニューから食べたい肉を「せーの」で発表し、多数派になった人だけ食べられるゲームに挑戦。1問目は「ねぎ塩タン」or「特上厚切り塩タン」で、元気いっぱいに「厚切り~!」とコールする5人とは対照的に、ややほかの人の口ぶりに合わせているような怪しい挙動を見せる金指。「Jr.チャンネル」スタッフサイドは特に問題にはせず、最初からいきなり6人揃って特上厚切り塩タンにありつけた。

 次の「ハラミ」と「黒毛和牛カルビ」で3対3に意見が分かれてしまい、あっち向いてホイで勝敗を決めることに。代表して金指VS佐藤龍我が白熱の戦いを繰り広げる間、近くの男性店員が笑顔で見守り、リズムにつられて自分も顔を動かすなど、ナイスリアクションを連発。焼肉に大喜びしたかと思えば、あっち向いてホイに夢中になる美 少年たち可愛い~と悶絶していたら、まさか素人の店員さんまで可愛いとは……(見るからに良い人そう)。結果は佐藤、岩崎、藤井直樹が選んだ黒毛和牛カルビチームが勝ち、佐藤に至っては隣の那須雄登に「あーん」からの自分でパクリという意地悪を決行。おあずけをくらい、泣きそうな表情になる那須に母性本能をくすぐられたのは、筆者だけではないはず。

 3問目の「ホルモン」「上ミノ」は藤井のみが一人負けで、岩崎、浮所、那須は“おいしさのガッツポーズ”を見せるほど満足していた。「納豆キムチ丼」「ねぎ玉ご飯」は、浮所、藤井、那須、佐藤がセレクトした納豆キムチ丼に決まり、拍手&両手ガッツポーズの動きがシンクロする双子みたいな“うきなす”(浮所&那須)に注目。さらに、がっついた佐藤がご飯粒を口元につけるお子ちゃまなシーンもファンにとっての胸キュンポイントだろう(5分19秒頃)。続いて、敗者の岩崎がカメラを持ち、隣の浮所をアップで撮影。ご飯を口に運ぶ様子をガッツリと映し、響く層には相当グッと来るマニアックな場面になっていた。

 また、「肉うに」「すき焼きカルビ」の選択肢は、うにが苦手な浮所も多数派を想像して選び、6人ともゲット。これは薄切り肉をサッと焼き、タレをつけてうにと一緒に食すメニューで、佐藤、那須、岩崎、藤井はそれぞれ初めての出会いに大興奮。しかし、いつも物静かな金指は「うーん、うまい! 合う合う」とほぼ棒読み状態で、感情が込もっていないコメントについつい笑ってしまった。うにが好きではない浮所も肉×うにのコラボレーションに魅了されたのか、慌ててご飯を摂取(もしくはご飯の味でうにの味をカバー)。最終問題は「はみ出たいハラミ」or「ネギハラミステーキ」の2択となり、満場一致でネギハラミを獲得した(那須と佐藤は揃って“ネギハルミ”と言っている)。

 ネギハラミステーキは、焼いたお肉の上にたっぷりのネギをのせて食べるスタイル。店員さんがネギを豪快にかけた瞬間、佐藤は「肉が寝ちゃう」と、一言。藤井が「なんで?」とツッコむと、佐藤は「布団みたいに」と返したのだが……。か、可愛すぎる……! なんだその発想は! さすが16歳。ピュアな表現に、こちらのくすんだ心が洗われた気分になった(ちなみに金指も佐藤に便乗して『ネギ布団!』と参加)。枚数に差はあったものの、なんとか全員が満喫し、「俺らって、もうホントに焼肉でできてるんだなって」(岩崎)「単純だね、肉食べると元気になっちゃうんだもん」(藤井)「もう、お風呂入って寝ま~す!」(那須)と、ゴキゲンな6人。最後はねぎ塩タン6人前をオーダーし、エンディングとなった。

 今回、美 少年が訪れた焼肉店は店名を明確に紹介しておらず、店内のポップやメニュー名をネットで検索すれば発見できるレベル。特に「はみ出たいハラミ」といった特徴的な一皿がヒントになっており、おそらく「大阪焼肉ホルモンふたご」の都内店舗であることは間違いないだろう(同店のTwitterも動画のURLをハッシュタグ付きでツイートしていた)。そんな中で、筆者は4月27日にISLAND TVに上がった「美 少年『焼肉』」とのタイトルの動画にも触れておきたい。こちらはYouTubeのロケの合間に撮ったもので、43秒頃にカメラマンの岩崎がテーブルのジョッキグラスを映すシーンがあった。すると、浮所が「何?」と言いながらサッとジョッキを手で覆い、店名のロゴがわからないよう、隠す仕草を見せているのだ。

 ところが、その浮所の気遣いを察知できなかった岩崎は再びジョッキを捉える始末。仕方なく浮所はジョッキを動かしてロゴが入っていない位置に移動させ、手をあててカバー。にもかかわらず、岩崎はまだ執拗に「お飲みになられています」などとジョッキを映し続け、ラストは浮所の“チュー顔”というサービスカットで終了した。もちろん、この動画が公開されている時点で“映ってはいけないもの”ではなく、店名バレは事務所的、YouTube、ISLAND TVサイドも想定の範囲内なのだろう。とはいえ、浮所としては本編の動画内で大々的にお店の情報を伝えていないため、影響を考えて自己判断で隠したのだと思われる。

 Twitter上のファンはこうした対応に、「浮所くん、ジョッキの店名隠すのプロ意識高すぎて、そういうところ大好き」「浮所くんがとっさにジョッキを手で隠したのって店名が映らないようにするため? いろんなこと考えながらやっているんだな」と、感激していた。確かにJr.の活動の上で、さまざまな危険性を想像する姿勢は大事だろう。未視聴の人は、ISLAND TVの動画もあわせて楽しんでもらいたい。

 28日の動画は「HiHi Jets【激走バトル】ゴーカート最速メンバーは誰だ !?」で、都内の「シティカート」にやって来た5人がゴーカートで対決。冒頭はゴーカートが楽しみな井上瑞稀が進行を担当しており、1周約400mのコースで勝負するという。初体験の5人は最初に講習を受け、安全第一をモットーに練習開始。猪狩蒼弥、作間龍斗、高橋優斗、橋本涼は徐々にスピードに慣れてきた様子だったが、一人だけ遅れてしまったのが井上。楽しみにしていたわりに「めちゃくちゃ怖いです」「クッソ怖い。もうヤダよ。俺、これホントに無理だって~。みんなありえねぇー速いじゃん!」と、弱音を漏らした。高橋が「めっちゃ楽しい!」とはしゃいでいても、「罰ゲームだよ、こんなん。地獄ロケだよ、俺にとっては!」と意気消沈。  「超楽しい!」と興奮気味な作間も、「瑞稀くんさ……めっちゃなんか、アリみたいなのがいるの」と、ノロノロ具合を指摘。その後は高橋が「進行の瑞稀くんが、もうぶっ壊れたので、私が仕切りたいと思います」と引き継ぎ、「1人ずつタイムを測っていこうと思います。それで最後のレースに(スタートポジションが)反映してくる」と、説明。唯一、運転免許を持っている高橋は最年長の余裕でスムーズな走りを見せた(43秒でゴール)。猪狩は48秒、作間が45秒のところ、橋本の運転に対しては「橋本さんヤバいもん、ほら。あれたぶんつっこむぞ!」(高橋)「生き様出るな」(猪狩)との声も。

 橋本の記録は46秒で、最後の井上は小さな子どもが乗っていると錯覚するほど、ゆったりと走行して1分32秒。そして、この日のメインであるゴーカートグランプリはコース3周のタイムを競うが、途中でピットインしてけん玉(大皿)を1回成功させる流れ。「本当は3周っていうルールなんですけど、瑞稀くんのタイムがちょっと……ねぇ?」と、「遅い」とは言わずオブラートに包む高橋。話し合いの末、井上にはハンデが与えられ、4人より少ない2周に決定した。レースの結果は、スタート後に先頭を走り、けん玉も一発クリアの高橋が1位で、以降は井上、猪狩、橋本、作間の順にゴール。進行を変わってあげる優しさ、楽々とトップ通過という高橋の男気に惹かれるファンも多かったのではないだろうか。

 また、30日には2組によるパフォーマンス動画「HiHi Jets・美 少年『HiB HiB dream』(JOHNNYS' Experience in TOKYO DOME CITY HALL)」も配信され、再生回数はHiHi Jetsの通常回が16万台、2本目は23万台(5月3日時点)だった。

 5月1日の動画は、前週に続いてSnow Man・阿部亮平が先生となるクイズ&お勉強企画の「【祝!令和元年に天才深澤誕生?!】阿部ちゃん先生第5弾」。1本目は渡辺翔太や新メンバー・目黒蓮のおバカ加減が見どころとなっていたが、今回も目黒が大活躍している。1時間目はビジネス用語で、最初は「コンセンサス」という単語を使って文章を作る問題。コンセンサスとは、複数の人による意見の一致・合意を意味し、正解例は「会議をスムーズに進めるためには事前にコンセンサスを得る必要がある」など。

 しかし、メンバーはビジネス用語に疎いのか、目黒は食事に誘われた会話の中で「今、嫁がちょっとコンセンサスだからさ」と書き、「今、嫁がちょっと『コレがコレだからさ~』みたいな感じ」(鬼のポーズと妊婦を示すジェスチャー)と、主張。「コレがコレ」といった表現の場合、小指を立てておなかが膨らんでいる仕草が一般的なだけに、阿部も「怒っててコレ?」と、疑問を抱いていた。ほかにも「今夜 君をコンセンサスの中へ」(宮舘涼太)「もうがまん出来ないよ 君と一緒にコンセンサスしたいな」(向井康二)と、やや過激な解答もありつつ、佐久間大介、岩本照、渡辺、深澤辰哉は「コンセント」(充電)を連想した模様。最も近いのは「A社にコンセンサスした」と記入した最年少・ラウールだった。

 次は「IT」が何の略かを当てる問題。実際は「Information Technology」(情報技術)のところ、渡辺は「T」から始まる単語が出てこなかったといい、「inter thankyou」と書いていた。これに阿部は「Tから始まるのは、翔太の辞書にはThank youしかないと? 絶望的な辞書だな!」と、バッサリ。「インターネットタクティクス」(深澤)「インターネットトーク」(向井)と出る中、目黒は「みんな結構、見るとインターネットなんとか~みたいな。僕は、インターネット」と独自の解釈を述べ、岩本も「俺もそう!」と同調。岩本が「俺はインターネットのトにT!」と言うと、目黒は「俺はタなんですけど」と、「タ」がTにかかっていると、謎のこだわりを訴えた。

 宮舘は“人と人を結ぶ”のイメージで「インターネットトライアングル」と答え、ラウールが「いやぁ、スゴいな~」と、妙に感心(少し演技っぽい口調)。佐久間は「インターネットテクノポリス」または「いいかんじの時」と考え、こちらも不正解だった。2時間目の偉人の名言は、“喜劇王”の異名を持つ映画俳優チャールズ・チャップリンが残した「無駄な一日。それは○○のなかった日である」の空欄を埋めるお題で、ここは「まぁ違うんですけど」「はい違います」などと冷酷に言い放つ阿部に痺れる場面。深澤だけが正解の「笑い」を思いついた。3時間目のなぞなぞは「今回、めちゃめちゃ難しいです」(阿部)と前置きがあり、問題発表。

 それは、「4+3=7」「1+5=8」「6+6=2」「2+6=6」といった計算式で、=の前の2つの数字が四角で囲ってあるもの。この4つを踏まえて「1+1=?」と、「?」に入る数字を突き止める問題だ。一同は「1+5は8じゃない」(宮舘)「4+3は7、合ってますよね?」(向井)などと困惑。阿部が「左側の数字が四角で囲まれてるのも、少しヒントだったりするかな」と教えた際、深澤が真っ先に「あ、わかった!」とつぶやき、喜劇王に続いて見事に連続正解を果たした。その後、阿部が「1」を赤文字に変えるヒントを出した時には、意外にも目黒がクリア。その後は、腕を組んでニヤつく、テーブルに肘をついてリラックスしていたほか、ラウールが勘付いた途端に「ラウール気持ちいいな!」と、正解者の余裕を見せる目黒だった。

 結局、四角が表していたのはサイコロで、表面と裏面を足すと7になるという仕組みを知っていれば導き出せる数字。渡辺&向井がギブアップ後、阿部が「1+1=12」(1の裏面が6)になると解説すると、目黒は「あ、でもなんか俺の答え、計算と全然違いました」と、正直に申告。「4+3で7になって、ここは全部答え違うじゃないですか。1+5は8じゃないな。あ、6だ。で、2+6は8だ。6+6がないな~ってなって、そしたら1+1が2で……」と説明し、偶然にも4つの中にほかの足し算の答えの数字が含まれていたため、見当たらない「6+6」の合計「12」を「?」部分にはめ込んだとか。天才・目黒のひらめきに、現場は「怖い、怖い!」(深澤)「ヤバイ、ヤバイ!」(ラウール)と騒然。“常人にはできない発想”を披露したが、岩本は数字の並びについて「たまたまだよ」と、指摘していた。

 ちなみに、一抜けした深澤はギャンブル漫画『賭博黙示録カイジ』(講談社)の影響で、すぐにサイコロに置き換えられたそう。まさに「馬鹿と天才は紙一重」を証明した目黒の言動に衝撃を受けた人が多く、コメント欄も「めめはクールでかっこいいと思ったのに、最高すぎる」「めめがこんなに早く正解出すなんておかしいと思った。ちゃんと裏があったね(笑)」「『絶望的な辞書』とかバッサリいく阿部ちゃん先生好き! ふっかのひらめきっぷりと、めぐの天才っぷりがスゴい」と盛り上がっている。再生回数は公開後2日で26万台。
(中村チズ子)

田中圭『あなたの番です』視聴率最悪で正念場! 2クール枠という大誤算

 田中圭と原田知世が夫婦役でW主演をつとめるドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)は5月3日に第4話を迎える。本格ミステリードラマと銘打たれ、鳴り物入りでスタートした同ドラマだったが、初回平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。4月21日に放送された第2話の平均視聴率は6.5%と低空飛行が続いており、もっぱら話題となるのはストーリーにおける謎ではなく、その視聴率の急落っぷりである。

 テレビドラマの視聴率不振は昨今、なんら珍しくもないことではあるが、『あなたの番です』がとりわけ残念な理由は二つある。一つは、同ドラマは日テレで25年ぶりとなる2クール(半年)の放送が予定された作品であること。1話完結ではない本格ミステリーのため、序盤に多くの視聴者が離れて低視聴率で固定されてしまえば、半年間の苦しい戦いが予想される。

 二つめは、日テレの日曜10時枠であることだ。前クールは菅田将暉主演の『3年A組―今から皆さんは、人質です―』が大反響のうちに幕を閉じたばかり。また昨年秋クール放送の『今日から俺は!!』も小学生の人気を集め、最終回視聴率は12.6%を獲得。この2作は小中学生を含めた若いファン層を獲得したことがヒットの要因といわれているが、この流れを断ち切ることは局としても痛手だろう。

 さらに、「毎週、死にます」というキャッチコピーの通り、登場人物が毎回トラウマ級の死に方をするというストーリーもネックとなっている。企画・原案を手がけているのは秋元康氏だが、大多数の視聴者が新たな一週間に向けて英気を養う日曜夜の気分には、絶望的に相応しくない。

 SNS上でも、「怖すぎて見てられない」「登場人物が多過ぎて頭に入ってこない」「気持ち悪い」という視聴者の感想が多く、脱落者が続出しているようだ。今後、さらなる視聴率の低下が続けば、同作が「世紀の爆死ドラマ」の謗りを受けることもあり得る。

星野源や高橋一生のように……
 ドラマの視聴率がふるわず「爆死」すると、主演俳優が“戦犯”扱いされるという厄介な流れがある。ドラマの脚本やプロモーション戦略を度外視して俳優だけが叩かれるというのもおかしな話ではあるが、ひとたび世間から“低視聴率俳優”と見なされると、そのイメージは長らくつきまとう。

 そのピンチに瀕している田中圭は、昨年のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクを果たしたばかり。『おっさんずラブ』は視聴率こそ目立たなかったが、SNS戦略が功を奏してネット人気に火が点いた。見逃し動画配信や関連イベントなど2次展開の売り上げが潤い、テレ朝の早河洋会長は同作のヒットを「上期最大の収穫」と評価している。

 もちろん、田中圭の業界内評価もうなぎ上り。長い下積みの末にブレイク、というストーリーも手伝ったか、昨年からバラエティにCMに引っ張りだこで人気はノリにノっている。今年に入ってからも、サントリー、森永乳業、ボートレース振興会の3社のCM出演が決定。この人気を一過性ではなく磐石にできるかどうかは、まさに今年の活躍にかかっているといえるだろう。

 遅咲きのブレイクを果たした同世代には星野源や高橋一生がいるが、一時期ほどの露出がなくなった途端に「人気急降下」「もはや消えかかっている」などと揶揄する報道が見られた。爆発的な人気を得ればその分、揺り戻しも大きいようだ。

 田中圭にも、すでに「人気が出て天狗化した」などとのネガティブな噂が囁かれ始めているが、『あなたの番です』主演が黒歴史になってしまわないことを祈る。

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認知症の母は壊れてなんかいない。本質があらわになっただけ【老いてゆく親と向き合う】

“「ヨロヨロ」と生き、「ドタリ」と倒れ、誰かの世話になって生き続ける”
――『百まで生きる覚悟』春日キスヨ(光文社)

 そんな「ヨロヨロ・ドタリ」期を迎えた老親と、家族はどう向き合っていくのか考えるシリーズ。2017年版「高齢者白書」(厚生労働省)よれば、65歳以上の認知症患者は462万人(12年)。25年には700万人を超え、約5人に1人になると推計している。自分の身の回りを見渡してみると、必ずどこかに認知症の人がいるという状態になるのは間違いない。

 福田涼子さん(仮名・48)の母親(78)も、その一人だ。

お母さんは、壊れてしまった

 「お母さんは、壊れてしまった」――福田さんの父も兄も、口をそろえて言う。

 福田さんの母がアルツハイマー型認知症と診断されたのは5年前のことだ。認知症の始まりは突然だった、と福田さんは振り返る。

「物忘れが激しいとか、冷蔵庫の中に同じものがたくさん入っている、というのはよく聞きますが、うちの母はそういう『あれ? おかしいな』という兆候は、私が見た限りではまったくありませんでした」

 母親の「あれ? おかしいな」は、突然入った“怒りのスイッチ”だった。

 その頃、父親が入院、手術をしていた。体調はまだ十分とは言えなかったが、「早く自宅に戻りたい」と言う父に押し切られる形で退院が決まったのだ。それを聞いた母が福田さんに電話をかけてきて、こうまくしたてたのだ。

「『なんでこんなに早く退院させるんだ。涼子が勝手に決めたんだろう! お前は会社に行って楽しているくせに』と、私がいくら『お父さんが決めたことだよ』と言っても聞く耳をもたず、何時間も一方的に私を責め続けました」

 これ以来、母の怒りスイッチは、理由もなく、頻繁にオンになるようになっていった。標的となるのは、福田さんだけではない。毎日顔を合わせている父には「お前なんかいらない。役立たず!」と暴言を浴びせ続けた。父はそのたびに号泣し、うつ状態になった。止めに入った兄まで泣いてしまうこともあったという。

 介護認定だけは兄が説得して何とか受けさせることができたものの、ヘルパーやデイサービスなどの介護サービスは絶対に受け付けない。尿失禁も多くなったが、おむつをすることも、入浴もかたくなに拒否した。精神的に追い詰められた父は、とうとう意識障害を起こして倒れ、入院してしまう。半年後に退院できるようになったものの、うつ状態もひどかったことから、母のいる自宅には戻せないと判断し、有料老人ホームに入居することになった。

 福田さんは仕事帰りに毎日実家に通い、母の暴言を浴びながら、大量の汚れものと格闘した。そんな生活は1年近く続いた。兄も福田さんも、ギリギリのところでなんとか踏ん張っている状態だったが、見かねた父のホームの施設長が間に入ってくれた。

 具合の悪くなった母を、病院帰りに体験入居という形でホームに宿泊させたのだ。プロの技のおかげか、母はその夜、素直に入浴したと聞いて、福田さんと兄は狂喜した。そして、母親はよく事情が理解できないまま、父のいるホームに本入居となったのだ。

 父母がホームに入ったことで、福田さんの過酷な介護生活はようやく終わりを迎えた。スタッフの声かけで、薬もおとなしく飲むようになったので、母の状態は自宅にいるときと比べるとずいぶん落ち着いた。ただ、今でも母の怒りスイッチは何かの拍子に突然入る。同じホームにいる父に怒りの矛先が向かうため、父親へのケアは欠かせないという。

 父も兄も、事あるごとに「家庭的で、主婦として完璧だった母はもういない。壊れてしまった」と嘆く。

「でも、私にはそうは思えないんです」

 母は明治生まれの父親に厳しく育てられ、骨の髄まで「女は男に尽くすものという封建的価値観」が沁み込んでいる、と福田さんは思う。

「私が幼い頃から、母は、父や兄を一番に立ててきましたし、私もそうすることを要求されてきました。両親は、私が結婚して家を出た後、『老後のことを考えて』という理由で、郊外の戸建てから、私の住む町の近くのマンションに越しています。それは、娘である私に老後の面倒を見てもらおうと考えてのことでした。母の持論は『家と財産は長男が継ぐのが当たり前。親の世話は、娘のお前がするのが当然』でしたから……」

 男尊女卑。封建的価値観――それまで理性や建前で覆い隠され、父や兄には見せてこなかった母の偏狭な性格が、認知症になってむき出しになっただけだと、福田さんは冷ややかだ。

 そういえば確かに、母親の暴言は、「お前たちは私をバカにしている」「私が死ねばいいと思っているんだろう」というものばかりだ。「財布を盗まれた」「食事をさせてもらえない」といった類いの言葉は一切ない。

 だとしたら、母親も時代の被害者なのかもしれない。

坂口鈴香(さかぐち・すずか)
終の棲家や高齢の親と家族の関係などに関する記事を中心に執筆する“終末ライター”。訪問した施設は100か所以上。 20年ほど前に親を呼び寄せ、母を見送った経験から、 人生の終末期や家族の思いなどについて探求している。 

【老いゆく親と向き合う】シリーズ
・父の遺産は1円ももらっていないのに――仲睦まじい姉妹の本音
明るく聡明な母で尊敬していたが――「せん妄」で知った母の本心

【介護をめぐる親子・家族模様】シリーズ

 

渡辺直美、グッチに続き出演化粧品CMも物議! ファッション界では「お騒がせキャラ」化?

 昨年初頭には、アパレルブランドGAPのCMに出演するなど、日本だけではなく世界的な活動を行っている芸人の渡辺直美。そんな彼女が出演したあるCMが物議を醸してるという。

 物議を醸したのはスキンケアブランドであるSK-IIが3月11日に動画配信サイトであるYouTubeで配信された「すっぴん素肌トーク」のエピソード2。このCMは、女優である有村架純のもとに渡辺が訪れ、その美の秘密を探ろうとするという内容だ。問題となったエピソード2では、渡辺が有村からメイクの落とし方を教わるというものになっている。この中で渡辺が、CMでよくあるような顔に水をスローモーションで当てるというのを再現するのが夢だったと語り、それを再現するのだが、その際に水が口に入ってむせてしまうというシーンがある。結局、普通にメイク落としで落とそうというオチになるのだが、このシーンの渡辺があまりに嫌悪感をもよおすと批判が殺到。また、このシーンの抜粋がCMの冒頭で流れることから、動画のコメント欄には「冒頭から汚い」「スベってる」「嫌悪感しかない」「この広告が流れるたびに不快」など、非難が殺到。中には「もうSK-IIさんの商品は買いません」と宣言する者も現れている。

 この件について、ネット上では「気にならなかった」「批判している人たちはそもそもSK-IIユーザーではなさそう」と、渡辺を擁護する声も上がっているが、「私も嫌い」「開き直ったデブほど見苦しいものはない」「むせた豚の映像なんて見たくないわ」と渡辺を批判する声も多く、賛否両論の状態となっている。

「もともと渡辺さんは、ネット上でメイク動画などを公開し、それがかなりの人気を博しているんですよね。今回のCMも、そんな渡辺さんの人気にあやかろうとして作られたものなんでしょうけど、ちょっとアテが外れる感じになってしまったと。でも、もともと彼女のファッションに関わるときは、こうした物議を醸す事が多いんですよ。去年の9月にも、SNSのInstagram上で、グッチの公式アカウントからリニューアルしたグッチ青山のパーティーに参加したとして投稿された渡辺さんの写真について、『痩せたモデルを出すべきでは』といった批判が上がったことがありました。テレビでコミカルなキャラを演じている時に受け入れられても、こうしたメイクなどの分野になるとどうしても体形やそのキャラが鼻についてしまう…そう考える人が多いという事なのかもしれません」(ファッション誌編集)

 バラエティなどでは、誰もが愛するキャラとして人気を博す渡辺も、ファッションの世界では自然と論争を呼んでしまうお騒がせキャラという事なのかもしれない。

渡辺直美、グッチに続き出演化粧品CMも物議! ファッション界では「お騒がせキャラ」化?

 昨年初頭には、アパレルブランドGAPのCMに出演するなど、日本だけではなく世界的な活動を行っている芸人の渡辺直美。そんな彼女が出演したあるCMが物議を醸してるという。

 物議を醸したのはスキンケアブランドであるSK-IIが3月11日に動画配信サイトであるYouTubeで配信された「すっぴん素肌トーク」のエピソード2。このCMは、女優である有村架純のもとに渡辺が訪れ、その美の秘密を探ろうとするという内容だ。問題となったエピソード2では、渡辺が有村からメイクの落とし方を教わるというものになっている。この中で渡辺が、CMでよくあるような顔に水をスローモーションで当てるというのを再現するのが夢だったと語り、それを再現するのだが、その際に水が口に入ってむせてしまうというシーンがある。結局、普通にメイク落としで落とそうというオチになるのだが、このシーンの渡辺があまりに嫌悪感をもよおすと批判が殺到。また、このシーンの抜粋がCMの冒頭で流れることから、動画のコメント欄には「冒頭から汚い」「スベってる」「嫌悪感しかない」「この広告が流れるたびに不快」など、非難が殺到。中には「もうSK-IIさんの商品は買いません」と宣言する者も現れている。

 この件について、ネット上では「気にならなかった」「批判している人たちはそもそもSK-IIユーザーではなさそう」と、渡辺を擁護する声も上がっているが、「私も嫌い」「開き直ったデブほど見苦しいものはない」「むせた豚の映像なんて見たくないわ」と渡辺を批判する声も多く、賛否両論の状態となっている。

「もともと渡辺さんは、ネット上でメイク動画などを公開し、それがかなりの人気を博しているんですよね。今回のCMも、そんな渡辺さんの人気にあやかろうとして作られたものなんでしょうけど、ちょっとアテが外れる感じになってしまったと。でも、もともと彼女のファッションに関わるときは、こうした物議を醸す事が多いんですよ。去年の9月にも、SNSのInstagram上で、グッチの公式アカウントからリニューアルしたグッチ青山のパーティーに参加したとして投稿された渡辺さんの写真について、『痩せたモデルを出すべきでは』といった批判が上がったことがありました。テレビでコミカルなキャラを演じている時に受け入れられても、こうしたメイクなどの分野になるとどうしても体形やそのキャラが鼻についてしまう…そう考える人が多いという事なのかもしれません」(ファッション誌編集)

 バラエティなどでは、誰もが愛するキャラとして人気を博す渡辺も、ファッションの世界では自然と論争を呼んでしまうお騒がせキャラという事なのかもしれない。

【マンガ】「太ったね」「やばい」…家族なら言ってもいい? ”心無い言葉”への対処法【第61回】

「生理痛なんて、みんな一緒!」

1カ月ごとにやってくる、尋常じゃない腹痛・寒気・吐き気……。
周囲の言葉を信じて10数年も耐え続けた「生理痛」、医者にかかってみたらビョーキと診断されちゃった!?

30歳から治療を開始した「月経困難症」との向き合い方をつづる、日常闘病コミックエッセイ。

顔で笑って心で泣いて

――「私の生理、病名がつきました。」は、毎週日・月・火の週3回更新になります。お楽しみに!

 

<著者プロフィール>

まお

月経困難症。体験した事や思った事を4コマ漫画にしています。自分の体、大切な人の体を考える事や、行動する事のきっかけになればうれしいです。ポジティブに生きてるオタク。



<バックナンバーはこちら>

第1回~第10回まとめ読み……私の生理、ビョーキでした!?
第11回~第20回まとめ読み……ピル服用、7カ月の間に起きたこと
第21回~第30回まとめ読み……ピル服用で「不正出血」が止まらない!?
第31回~第40回まとめ読み……「生理を知らない成人男性」って実在したの!?
第41回~第50回まとめ読み……卵巣に「のう腫」が見つかったらどうする?

【第51回】新しい職場で大寝坊!
【第52回】30代で更年期障害!?
【第53回】ピル由来と思しき「新たな症状」
【第54回】3度めの「低容量ピル」
【第55回】「不正出血」が起きたワケ
【第56回】ピルを飲むと太るって本当?
【第57回】「ピル太り」実録レポート!
【第58回】ピル太りに効いたダイエット方法
【第59回】自己管理できない人、じゃない!
【第60回】初めて知った「太った人」の辛さ

『あなたの番です』原田知世&田中圭がウソをつくときの癖を踏まえ、初回からの動作を検証

 4月28日に放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)の第3話。

 昔から恨んでいたタレント医師の山際祐太郎(森岡豊)を“殺してもらった”藤井淳史(片桐仁)の自宅乾燥機から、山際の生首が見つかった。驚いて部屋を出た藤井が戻ると生首はなくなっており、代わりに“交換殺人ゲーム”で藤井自身が「山際祐太郎」と書いて投じた紙が残されていた。

 手塚菜奈(原田知世)は榎本早苗(木村多江)から、山際を殺したのは藤井というウワサが広がっていると聞かされる。マンションでは臨時の住民会が開かれ、藤井に脅迫状が来ていることを早苗が明かすと、住民たちはさらに不安を深めた。

 その頃、藤井は今度は自分が誰かを殺す番だと思い詰め、精神状態が不安定になっていた。ついには、シンイー(金澤美穂)が働くブータン料理店の客に声をかけ、住民会で渡されたメモに書かれていた“タナカマサオ”の正体を探す始末だ。そんな中、藤井の元にタナカマサオが患者として現れる。行きつけのブータン料理屋の店長・ドルジはブータン人のふりをしており、彼は本名が“田中政雄”だったのだ。

 プータン料理店へ忍び込んだ藤井は、大きな包丁を手に田中を殺害しようとする。翌朝、シンイーが目を覚ますとベランダの植木鉢に大きな包丁が刺さっていた。シンイーがその包丁を引き抜くと、そこには「あなたの番です」と書かれていた。

 第3話を見終わって、真っ先に疑問に思ったのは「田中政雄を殺したのは本当に藤井なのか?」ということ。藤井の挙動に気になる点があったのだ。

 殺意を持ってプータン料理店へ忍び込んだ藤井。ターゲットの店長はすぐそこにいる。厨房に身を潜める彼はそのとき、口を抑えて唐突にえづいた。人を殺す緊張感が理由と思ったが、別の考え方もできる。田中はガス漏れした厨房でタバコを吸おうとし、大爆発を起こした。実は、藤井が忍び込んだときはすでにガスが漏れていて、それを理由に彼はえづいたのかもしれない。 

 真相はまだわからない。でも、藤井が田中殺害を本当に実行に移したかは不明である。あの大爆発で田中が死に至ったのかもまだ不明だ。

爆発の被害に遭った田中と、爆発させて作る雷おこし

 尾野幹葉(奈緒)は手塚翔太(田中圭)を狙っている。尾行しては、偶然会ったかのように翔太の前に現れたりもする。妻の菜奈が大好きなのに、翔太は尾野を邪険に扱わない。そういえば、第2話で翔太は「真犯人は301号室の尾野さんです!」と断言していた。疑っているからこそ、尾野に接触しているのかもしれない。

 翔太へのプレゼント攻勢が凄い尾野。第2話では手作りのウエハースを、第3話では雷おこしを手渡していた。あまりにも独特なセレクトである。実は、これらは何かを暗喩している気がするのだ。

 第2話で殺害された山際の遺体は、首から上が切断されていた。そして、第2話で尾野がプレゼントしたウエハースは大きな板状のものだった。手渡すときに彼女は「カットしてないんでちょっと食べづらい」と一言付けている。第3話で尾野がプレゼントしたのは雷おこしだ。お米を蒸して干し、水につけ、煎って爆発させて作るお菓子である。“交換殺人ゲーム”のターゲットになった田中も大爆発に巻き込まれている。

 翔太は、ミステリー小説の結末をいきなり明かしてしまう悪癖を持っている。軽い気持ちで彼がぶち上げた“尾野真犯人説”も、実は当たっているかもしれない。彼の読みは馬鹿にできない。

 手塚夫妻の間で気になるやりとりがあった。ウソをつくときの癖に関しての会話だ。菜奈は翔太の癖を指摘した。

「翔太君、必ずウソつくとき、右の胸を掻くから」(菜奈)

 そう言う菜奈も、独特の癖を持っている。翔太は菜奈が話すとき、彼女の指に注目している。ウソをつくときに菜奈は、いつも両手の指を組んでいるのだ。

 これらを踏まえ、今までの2人の動きを確認してみた。まず、第1話。自宅内で鍵が見つかり、管理人室に鍵を返しに行った翔太。しかし、管理人は不在だった。

「ドアが開いてたから閉めてこようと思ったけど、どっちとも合わなかった」(翔太)

 いや、管理人室に鍵穴はない。でも、このときの彼は右胸を掻いていないのだ。ウソをついていないということになる。一体、翔太はどこに鍵を刺したのだろう?

 第1話での住民会で、問題の“交換殺人ゲーム”は行われた。帰宅後、翔太に「どうだった?」と聞かれた菜奈は「特に何事もなく……」と返答している。と同時に、彼女は指を組んでいるのだ。菜奈の癖を見抜く翔太は、この時点で妻のウソに気づいていたことになる。婚姻届を出そうと翔太に促され、「埋まらない年の差があるのが怖い」と返答したときも菜奈は指を組んでいる。

 明らかに、手塚夫妻は“交換殺人ゲーム”のキーマンだ。2人を観察する上で、これらの癖は重要なフィルターになるだろう。……いや、ウソをついていると印象づけるためわざとやっている可能性も否定できない。何せ、ミステリー好きの2人である。特に、不用意に癖の動作を見せる菜奈は逆にあやしい。

あまりにも多い伏線と匂わせ

 伏線や匂わせが多いこのドラマ。情報過多ゆえに“交換殺人ゲーム”の輪郭はまだ掴めていない。そんな現状において気になる点は以下だ。

・生首に驚き部屋を飛び出た藤井と出会った佐野豪(安藤政信)。彼が持っていたクーラーボックスは生首と関係があるのだろうか?

・久住譲(袴田吉彦)がエレベーター内でドライバーを持っていた目的は?

・なぜ、菜奈は翔太との婚姻届の提出を拒むのか。

・翔太につきまとう尾野が手作りの食べ物をプレゼントし続ける理由は?

・住民会で「山際の名前を書いた」と宣言した藤井の声を録音していたのは誰?

・ジムに入会した細川朝男(野間口徹)が翔太に接近する理由は?

・赤池美里(峯村リエ)が姑の幸子(大方斐紗子)にいびられているのは何かの伏線?

・田中政雄を殺したのは本当に藤井なのか?

・田宮純一郎(生瀬勝久)がマンション内に仕掛けた監視カメラに映っていた映像は?

 あまりの多さから取捨選択は必要だが、これまでの情報は参考になる。それらを材料に、各住人の家庭事情や関係性など見えないものがぼんやり見えてきた。自ずと、ドラマからだんだん目が離せなくなってくるのだ。まんまと思うツボにはまっている気がして、悔しくもあるのだが。

(文=寺西ジャジューカ)

 

元女囚が教える「シャブ屋」の1日――シティホテル暮らしで、月に600万円稼ぐ者も

 覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■ムショで一緒だった尾上縫さんについて話した

 連休はいかがお過ごしですか? まずは宣伝です。

 イースト・プレスから『女子刑務所ライフ!』を出版させていただいてから1年になりますが、なんと岩波新書でも紹介していただきました。『バブル経済事件の深層』(奥山俊宏・村山治著)という本です。

 少し前に取材を受けたんですが、よく意味わかってなくて(すみません)、「新聞に載るんかな?」と思ってたんです。でも、送っていただいたら本やった、と。ちゅうか岩波新書……ぶっちゃけ知りませんでしたよ。担当の編集者さんたちから「すごいじゃないですか!」と褒められて、やっとすごさがわかったくらいです。

 当時は子どもだったんで、あんまり関係なかったんですけど、80年代バブル期って、今もわりとブームですよね。『女子刑務所ライフ!』に、ムショで一緒だった“バブルの女帝”尾上縫さんのことを書いていたので、「尾上さんについてもう少し聞かせて?」と連絡があったんです。いろいろお話しさせていただいたんで、興味ある人は読んでみてくださいね。

 前置きが長くなってしまいましたが、今回は「シャブ屋の1日」です。ふと思いついただけなんですけど、おもろいかなと思って。

 覚醒剤は、「元売り」が海外の組織から密輸して、「大卸」にキロ単位で売ります。「大卸」は、これを「中卸」に転売します。でも販売ルートはいろいろで、「元売り」が「大卸」を兼ねていることもあります。さらに、「中卸」から末端の売人に卸されますが、ほかにも間にいることがあって、最初の値段から「末端価格」(新聞によく出るヤツ)になるまで、だいたい10倍くらいです。「中卸」が末端の売人を兼ねていることもあります。

 せやから、いわゆる「シャブ屋」もいろいろです。普通は末端の売人のことを言いますが、おばちゃんやオジーもいてますし、専業の人もサイドビジネスの人もいてます。女子は1人では危ないから、ボディガードがつくこともありますが、それを言うたら年寄りも1人は危ないですよね。でも、オジーにボディガードがつくのはないと思います。知り合いのオジーはママチャリで配達してましたしね。

 ちなみにシャブ屋でも「本人はクスリ使わない派」はゼロではないですが、だいたいはつこてる感じです。専業のシャブ屋の場合、営業時間を「午後1時から午前1時まで」とか決めてお客さんに伝え、バイ(密売)専用の携帯電話を、その時間だけオンにします。

 たいていお昼過ぎに起きて、まずイッパツ打ちます。タバコみたいなもんですが、もちろんタバコも吸います。それで目が覚めてくるので、携帯の電源を入れて注文を確認します。証拠が残らないようにメールやラインは使わず、通話だけです。

 在庫がなければ中卸に電話をしたりして、ある程度の手配をしたら朝ごはん(?)です。ポン中は甘いものが好きな人が多いです。覚醒剤は“塩”(メタンフェタミン塩酸塩)だからでしょうかね。あんパンやドーナツを6個くらいと甘いコーヒー牛乳を1リットルとか普通ですよ。そして、おなかがいっぱいになったら、「追い打ち」をして、「出勤」です。

 たいていのシャブ屋は、自宅のほかにワンルームマンションとかの「作業場」を借りていて、そこで袋詰めをします。ラブホで詰めることもあります。

 足がつかないように3カ月くらいで部屋を変えて、クルマもレンタカーです。道具(注射器)などは強力マグネット付きのケースに入れて、クルマの下に付けたりします。これは私もやってました(笑)。こうやってお金をかけても十分ペイするのがシャブ屋ですね。クルマでお客さんのところを回って、稼ぐ人は月に600万円くらい売って、半分くらいがもうけになります。もちろん違法だから非課税です。

 でも、お客さんを見つけるのは、あくまでも自分の努力です。お金持ちで口のカタイお客さんを見つけるのもシャブ屋の腕。私の場合は合法で仕入れた睡眠導入剤をつけてあげたりして、サービスのよさも人気やったと思います。そうこうしているうちに夜になり、高いお店で晩ごはんを食べて飲みに行って寝ます。その繰り返しですね。

 ちなみに、私の場合はなぜか月曜日にガサ入れが多いので、それを避けるために週末は高いシティホテルで過ごしていました。捜査情報が入ると、1カ月くらい泊まって潜伏することもありました。「逮捕」と隣り合わせの綱渡り生活でも、毎日おもろかったです。

 私ももうけたお金でマンションでも買っておけばよかったんですが、ホンマに「悪銭身につかず」ですね。服やバッグ、時計など、ブティックを開けるくらい高級ブランド品を買いあさりましたが、これは逮捕(パク)られた時の弁護士費用など、急に現金が必要になった時のためでもありました。今はまったく手元にありません。どこいったんかな?

 もう刑務所に行きたくないですし、あの頃に戻りたいとは思いませんが、最近はヤクザのシノギも覚醒剤とオレオレ詐欺しかなくなって、世知辛いなとは思います。そういえば少し前に「88歳で逮捕(パク)られたポン中」のニュースがありました。それだけ長生きできるなら、シャブはそんなにカラダに悪くないのとちゃうか……と、ちょっと思っちゃいますね。でも、ダメです絶対。

中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」

※この連載が本になりました!
女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。

「10分で苦痛」「役者がかわいそう」パッとしなかった人気ドラマの映画化作品3本

 昨年10月期に放送され、前評判を覆す大ヒットとなったドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)の映画化が決定し、5日に発表された。最終回の平均視聴率が12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、主演の賀来賢人のブレーク作になった本作。早くも期待の声が集まっているが、ドラマが大ヒットを記録した後、映画化でパッとしなかった作品は少なくない。映画『ホタルノヒカリ』がその一つだ。

「2007年に綾瀬はるか主演で放送された『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)は、ジャージ姿でくつろぐ“干物女”生活スタイルが女性たちの大きな共感を呼び、10年に放送された続編『ホタルノヒカリ2』(同)では平均視聴率15.5%、最高視聴率17.4%を記録。同クールの連ドラで最高の数字を獲得しました。映画版は12年に上映され、ドラマの視聴率が高かったたこともあり、期待が集まっていましたが、ふたを開けてみれば、映画を鑑賞したネットユーザーからは、『わざわざ映画するほどのストーリーじゃない。テレビで終わらせておけばよかった』『役者さんがかわいそうになるほどつまらなかった』『綾瀬はるかだから許せる映画だった』と酷評の嵐でした。なお年間の興行収入ランキングは29位でした」(芸能ライター)

 一方、10年に嵐・大野智主演で実写化されたドラマ『怪物くん』(日本テレビ系)はドラマ・映画ともに成功したが――。

「ドラマ版は平均視聴率13.9%と人気を博し、11年に3D映画化された『怪物くん』。映画化発表に際し、大野は『正直に言うと、僕自身もどんな仕上がりになるのかわかりません』とコメントを寄せていました。結果的には、その年の興行収入ランキングは14位にランクイン。30億円を超えのヒット作になりました。ネット上には『大野君の怪物くん役がとてもハマっていた。スタントマンなしでアクションシーンを演じていてすごい』と絶賛の声もある一方で、『テレビならこの程度でいいけど、映画としてレベルがあまりにも低くて見ていられなかった』『この内容なら、お金を払って映画館で見る意味がなかった』と厳しい感想が続出しました」(同)

 また、鈴木京香と長谷川博己が共演し、スキャンダラスな不倫愛が大きな話題呼んだ『セカンドバージン』(NHK)も11年に映画化されている。

「10年に放送したドラマの主要キャストをそのままに11年に映画化。マレーシアを舞台に、ドラマで描かれなかった衝撃の真実が明かされるというストーリーで、鈴木と長谷川のベッドシーンが話題となったが、映画を見た観客からは『ドラマを見てない人は絶対に意味不明。見ていたけど理解不能だった』『最初の10分だけで見るのが苦痛になった』『ドラマの良いところをまったく引き継いでなかった。映画にした意味がない』と批判が噴出しました。鈴木と長谷川はその後熱愛報道で世間を騒がせるも、興行収入は4億円に届くのがやっと。大コケとなってしまいました」(同)

 果たして映画『今日から俺は!!』は、ドラマファンを裏切ることなく大ヒットを記録することができるのだろうか――。
(立花はるか)

【GW10連休毎日連載企画】#9 宇都宮にも浜松にもないジモティーに大人気の餃子の謎

●丸くて狐色で熱々の甘い揚げ物

 餃子は好きですか~!?

 あんまり嫌いな人は聞いたことがないくらい、ニッポン人は餃子ニストが多目。定番のひき肉と白菜の餃子の他にも、いろいろな餃子があるが、千葉県のある町に、ジモティー激推しの変わり種餃子があると聞いてやって来た。

 JR武蔵野線・市川大野駅から歩くこと約10分。商店街でもない小さな交差点に面したところに、何やら人が並んでるな~と思ったら、そこが目的の店だった。

 行列ができるほど人気の店とは知らなかったが、5分ほどで案内されてカウンター席へ。

 厨房を目の前にした席に座ると、丸っこくてキツネ色の、カピバラみたいなコロコロした揚げ物が、どんどん出来上がってはカウンターに乗せられ、客席に提供されていく。まるで工場みたいだ。

 厨房の中では、店主らしきおっちゃんが調理を担当し、そのおっちゃんにそっくりな顔の兄ちゃんが、餃子に餡を詰めている。

 そうそう、今日はそれを食べに来たのだ。

 目的である餃子ライスを注文すると、店員のおばちゃんが、目の前のカウンターにのっていたカピバラを、筆者の前に置くではないか。

 ええっ、これって、餃子だったの!?

 注文がカピバラ餃子に集中しているので、どんどん作っては、注文が入るとそれを提供するというシステムのようだ。後からご飯とスープ、お新香も来て、餃子定食一丁あがり!

 しっかし、丸いな。実に丸い。できそこないのパンか、カピバラみたいに丸っこい。

 同じ千葉県の野田市に本店があるホワイト餃子も、丸い揚げ焼き餃子で筆者は大好きだけど、それのふた回り以上大きい! そして重い!

 あらためて餃子の全貌をじっくり観察してみると、裏面には皮の合わせ目があり、これを見てやっと餃子だということがわかる。

 裏面は、カピバラというよりは、ラーメン大好き小池さんの口に見えてしまうのは、筆者だけであってほしい。

 

 そして、運命のひと口目。かぶりつくと、揚げ焼きされた厚めの皮はカリッカリ! そして、中の餡は熱っつアツのトロットロだ!

 ん~、餃子!
 ん? 餃子!?

 カリカリ、トロトロの食感はステキなんだけど、餡の味が予想と大幅に違うのだ。

 小皿にお酢、しょうゆ、ラー油とトウガラシのタレを作り、これにつけてまたひと口。

「……?」

 餃子の餡に、肉感やほとばしる肉汁感がほとんどなく、そしてなぜか甘いのだ。

 なんだろうこの甘さ。オイラの舌がおかしくなったのかな?

 そう思っては食べ、食べては味を確認するが、間違いなく甘い。それにこの甘さは、以前、どこかで食べた甘みに似ている……。

 そう、古奈屋の天ぷらだ! バナナの天ぷら。

 あったかいバナナって、確かこんな甘味だったような。辛いタレをつけても、やっぱり甘かった。

 果たしてこれは美味いのか?

 庶民の舌を持つ男としては、責任重大である。そう思って狭い店内を見回すと、ほとんどの客がこの丸っこくて大きな餃子を頬張り、お持ち帰りの客もすでに2名来ている。

 ということは、「美味い」が正解らしい。

 ようやく一皿(6個)食べ終わる頃には、かなりの満腹状態。これは、ラーメンのお供はムリだろうなと思っていたら、半餃子もあった。

 市川市民を虜にしている、甘い餃子の魅力は何処に!?

市川大野 ひさご亭「餃子」800円。ライスはスープとお新香付きで200円。

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆?
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)