フジテレビの非情な人事!? 結婚直後に降ろされた長野美郷アナウンサーに同情の声続出

 4月7日より、フジテレビの宮澤智アナウンサーが『めざましどようび』(フジテレビ系)のメーンキャスターを務めることがわかった。これを受け、現在メーンキャスターを務めている長野美郷フリーアナウンサーの去就に注目が集まっている。

 報道によると、もう1人のメーンキャスターである佐野瑞樹アナウンサーは引き続き担当するようで、おそらく宮澤と長野が入れ替わるだけの編成となるもよう。宮澤は「歴史ある番組に携わることへの責任感を感じながらも、土曜日の朝、ほのぼのとした心地よい時間を皆さまに届けられるよう、精一杯努めてまいります」とコメントを発表した。

「今回の異動に対し、ネット上では『長野アナがかわいそう』という意見が上がっています。というのも、長野は18年1月に結婚を発表したばかり。タイミング的には結婚で長野の男性人気が落ちたため、フジテレビが容赦なく長野をクビにしているように見えてしまうのでしょうね。『女子アナは結婚すると価値が下がってしまうものなのか……』『長野さんは結婚したけどまだ妊娠してないし、このタイミングでクビにするのはなんだかなあ』など非情な人事が疑問視されています」(芸能ライター)

 また今回の人事には、視聴率が低迷しているフジテレビの厳しい財政事情が伺えるとの指摘も。3月5日に行われた改編説明会で、フジテレビは危機感を持っていると明かし、大幅な番組ラインナップの変更を発表していた。

「今回の改編の目玉は、なんといっても『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』の終了。この2番組はフジテレビの顔のような番組でしたが、近年は膨大な制作費に対して視聴率が振るわず、ついに打ち切りとなってしまいました。14年には『森田一義アワー 笑っていいとも!』も終了しましたが、こちらも高額な制作費がネックだったとか。そのため、今回『めざましどようび』をフリーアナウンサーの長野から局アナの宮澤に変更したのは、少しでも制作費を抑える意図があると噂されています」(同)

 果たしてフジテレビの改編は成功するのだろうか。

「YOU、もっと光を!」――マンガ『ヅャニーさん』第59回

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アキバの老舗・かんだ食堂が閉店という悲劇……登記簿から見える閉店理由と今後のこと

 秋葉原……今はオタク文化の中心地となった街で、やっちゃ場(神田青果市場)のあった時代から、漢たちの腹を満たしてきたのが、かんだ食堂。

 そこは、メシの激戦区。サッシの扉を開ければ「いらっしゃいませ」の声。おばちゃんに指示されて席につけば、注文に迷うことはない。豊富なメニューの数々……でも、変わらないのは、ごはん大盛り。刹那に運ばれてくる、どんぶり飯を濃いめの味付けのおかずと共に流し込む。

 隣に座る見知らぬ客は、いわばライバル。競うようにかき込む米、米、米。その先に見えるのは、果てしなき米の宇宙……。

 そんな店の風景は、永遠に続くと思っていたのに!!

 1958年の創業以来続いてきた風景が、3月24日をもって終わることが店頭に告知され、多くの人々を悲しませている。

 いったい、なぜ、かんだ食堂が閉店しなくてはならないのか。これまでにウワサされている閉店の理由は、ビルのオーナーが変わったというもの。

 それは、本当なのだろうか。とすると、開発が予定されているのか? ならば隣の老舗喫茶店・タニタも、ヤバイのではなかろうか。

 そこで登記簿を見てみると、さまざまな事情が見えてきた。

 まず、かんだ食堂の入るビルのオーナー変更は事実である。登記簿によれば、この土地は、昨年11月に中央区にある不動産会社A社から、千代田区にある別の不動産会社P社へと所有権が移転している。

 このP社のサイトを見てみると、主に扱っているのは自社物件のマンションの販売。となると、一帯をマンションとして開発することを目指しているのか。

 ところが、その老舗喫茶店・タニタのほうの登記簿を見ると、所有者は前出のA社のまま。また、かんだ食堂からは裏にあたる、じゃんぱらのある部分の登記簿は、別の個人が所有していることがわかる。

 ここからは、すぐに再開発が行われるわけではなさそうな雰囲気を感じる。ならば、なぜ、かんだ食堂は閉店を余儀なくされたのか。

「いま、都心では不動産会社による『地上げ』が盛んに行われています。新オーナーが家賃の大幅値上げを要求したために、閉店する店も多いんです」(不動産業者)

 先日も、神保町の老舗・キッチン南海が閉店するのではないかという根も葉もないウワサが流れたが、その原因は隣のおにぎり屋が、新オーナーに家賃を大幅値上げされたために、閉店というものだった。

 不動産会社が利潤を追求する姿勢は、決して否定することはできない。でも、チェーン店ばかりの、つまらん街のどこに魅力があるのか。
(文=昼間たかし)

せっかちな人ほど声がでかい!? もう傷つかずに済む、声の調整法をボイストレーナーに聞いてみた

 声の悩みというと「声が小さい」がクローズアップされがちだが、「声がでかい」だって深刻な悩みだ。著者である私も幼少期から、普通に話していても声が人一倍大きく、飲食店で隣の客がムカついたのか「もう少し声を落としていただけないでしょうか……?」と店員から申し訳なさそうに言われたこともある。これはやられた人にしかわからないだろうが、死にたくなるくらい堪える。前回(参照記事)に引き続き、東京品川にあるボイス&メンタルトレーニングスクール『アマートムジカ』を運営する堀澤麻衣子氏、司拓也氏に、声デカの処方箋について聞いた。

 

■声がでかい人が「声を小さくする努力」をするのはつらい!

 

――「声を小さくするには」でグーグル検索するくらい、声が大きいのが悩みです。

堀澤麻衣子氏(以下、堀澤) 声は、口だけでなく、自分の顔や頭の骨を振動させて、相手に届きます。声が大きい人は、頭蓋骨が球体で、響きやすい造りになっていることが多いんです。

 響きやすい頭蓋骨を持った人が、自然に逆らう「声を小さくする努力」は難しいですし、つらいと思います。そうではなく「声に芯をつける」ことをお勧めしています。そうすれば、うるさいと思われず、「聞かされる声」ではなく、「聞いていたい声」と思われる、好かれる声になれます。

※注:このインタビューの著者であるライター石徹白の頭蓋骨も、堀澤氏に見てもらったところ、「ばっちり響く頭蓋骨(素で大きな声が出やすい)」とのこと。

――「芯」は、どのようにつければいいのでしょうか。

堀澤 前回の「居酒屋で声が通らない人」と解決法が同じで、声の出発点と到達点を決めることですね。大きい声を「小さい声」にするのではなく、「通る声」にすることです。まず出発点は、前歯に穴が開いていて、そこから声を出すイメージです。そして、声の到達点についても意識します。

 なお、私も大きなコンサートホールで歌うときは、観客の一番後ろの人の頭上1メートルくらい上を目標に声を出しています。ホールだと、ちょうど緑色の「非常口」のマークがあるあたりですね。そうすると、聞いている観客の方全員に、声がシャワーのように上から降り注いで届くんです。

――カラオケで歌うときも応用できそうですね。

堀澤 そうですね。ただ、カラオケの場合、画面を見て歌うことが多いですよね。本来は聞いている人の頭の上に向かって歌った方がいいですよ。ステージがあるカラオケ店も増えたので、そういったところではぜひ試してみてください。

 なお、これは対面で人としゃべるときも原則は一緒です。相手の頭の上を超えるように声を出すと、芯のある、通る声になります。

――「相手の耳や顔に向かって」ではなく、「相手の頭上を越えるように」、なんですね。

■せっかちな人ほど、声は大きくなる~相手を色で包むイメージ~

司拓也氏(以下、司) また、声が大きい人が意識したほうがいいのは「喋っているときの空気の流れ」ですね。例えば、大阪のおばちゃんが「あんた何してんのっ!!!」と怒鳴っている姿を想像してみてください。これは、「ひたすら吐くだけ」の声で、うるさく感じます。大きくても聞き心地のいい声は、しゃべっている間も喉が開いていて、空気の流れがあります。

――しゃべっている間は「吐いてばかり」ではないんですね。

 そうなんです。ほか、声の大きい人への対策として、声量を数値化するという手もあります。声量を10段階で数量化してもらって、「10」なら「5」の声量を出してもらい、実際それを録音して聞いてもらいます。5で通じますね、というように、客観的に自分の声を聞くことで、声量が調整できるようになります。

 あと、会話において「ワンクッション」がない人も声が大きくなりがちです。

――私がまさにそうです。すぐ答えたいんですよね。

 反射的な反応は、感情が乗るので声は大きくなってしまいがちですね。

――どうしたらいいのでしょうか。

堀澤 声を「伝言するための手段」ではなく、「相手へのプレゼント」だと思うといいですね。相手に「どんな感情で受け取ってほしいのか」を色に例えてみるといいですよ。情熱なら赤、優しさならピンク、感謝なら金色とか。その色で相手を包むイメージで話してみる。

 相手にどんな感情を伝えたくて、相手を何色に包みたくてこの言葉を発するのか、というのをしゃべる前に一度考える。そうすると、一息つけますし、何より、相手に話が伝わりやすくなります。

――色でイメージすると、確かに「大きそうな声の色」もあれば「小さそうな声の色」もありますね。

堀澤 ただ、「声が大きい」と店員さんに指摘されたのは、笑い声ではなかったでしょうか。

――確かに、笑っていたと思います。

堀澤 笑い声は、聞く側の受け取り方もあります。イライラしているときに赤の他人の笑い声は許容しにくいものです。でも、楽しいのに笑うな、というのも無理な話ですよね。相手がいることなので、常に完璧を目指すのは難しい話ですが、考えすぎないのも大切ですよ。それでも、どうしてもテクニックとして試してみたいという方は、口を大きく開けて笑うのではなく、笑ってもいいのですが、口をなるべくあけないで笑うことで、音量を下げることは可能です。

――今回教えていただいたテクを駆使し、かつ声が普段以上に大きくなる飲酒時は個室を予約するなど配慮しつつ、自分を責めすぎないよう励みます。

* * *

 声が大きいことを気にするあまり、なるべく小さな声で話そう、と今思えば間違った心がけを長く続けてきた。しかし、地声の大きい人間が頑張って小さい声で話そうとすると、気分がどんどん沈んでいくのだ。「声を小さくするのではなく声を通す」。また、「一拍置く」こと。全国の声デカさんとともに頑張っていきたい。

 次回は引き続き堀澤氏、司氏に、「イケボ」とは何なのかについて伺う。

(文/石徹白未亜[http://itoshiromia.com/])

 

「アマートムジカ」ホームページ:http://amatomusica.com/

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『人前であがらず話せる「1分声トレ」』(世界文化社)

 

 

加護亜依、「漢字が書ける知的キャラ」目指すも「30代の目標じゃない」と突っ込みの嵐

 2月に30歳の誕生日を迎えた元・モーニング娘。の加護亜依が、ヒロイン役で出演する舞台『デスペラードを知ってるか?』の公開稽古前に会見。「もう少し知的になりたい。漢字が意外に書けるとか」と30歳の抱負を語ったが、ネット上には「無理じゃないですかね」「頭の中は10代のままなんだろうな」と厳しい声が並んでしまった。

 加護は2016年に10歳年上の会社経営者と再婚しており、現在は2児の母親としても知られている。30代に入ったことで、“知的なママタレ”を目指すのは悪くない方針のはずだが……。

「人気アイドルグループの一時代を支えていながら、加護は未成年時の度重なる喫煙スキャンダルに始まり、その後も離婚問題などで世間を賑わせてきました。すっかり“波乱万丈な人生”のイメージが定着してしまい、“思慮深さ”“知的”といった言葉とは縁遠い印象に。『ネットユーザーからは『漢字は書けて当たり前。“知的”とは違う』『30歳になって「漢字が書けるようになりたい」というのは……』『まずは小学生の勉強からやり直したら?』といった冷たい目線が向けられています」(芸能ライター)

“波瀾万丈”の人生を送っていることは、ほかならぬ加護自身も自覚している様子。自身の誕生日となる2月7日に更新したブログでは「私の20代は決して順風満帆では無かったです」と吐露。「本当に全て、何事も経験ですね! 今は広い心で視野で物事を見られるようになったし、少しだけ知恵だってついたのです」と綴り、ポジティブに受け止めている姿勢をみせた。

「本人も認めているほど苦労を重ねているためか、今も加護を心配するファンの声は多く上がっています。30歳という年齢なら『人生まだまだこれから』ではあるのですが、加護は長年の苦労が雰囲気に滲み出てしまっています。ネット上には『加護ちゃん見てると、顔に元気がないんだよなぁ』『なんかオバサンぽさが増してる?』『苦労してるせいか、年齢より老けて見える』と指摘する声も上がっていました」(同)

 加護はブログの締めくくりで「まだまだ未熟者な私ですが どうぞ 30歳の私も亜依してね」「さぁ新たな、ステージ3に進むゾ!!」とアピールしている。

「公開稽古前の囲み取材では“知的になる”という目標とともに司会業にも意欲をみせていました。憧れの人に『タモリさん』と挙げるなど、本人はやる気満々のようですが『発言自体に知性が感じられないんだよな……』と散々な言われよう。イメージ向上の道のりは、かなり険しそうです」(同)

 ファンからは「今からでも遅くはないから、頑張ってほしい」というエールも贈られている加護。知性あるキャラを獲得すべく、日々研鑽に努めてもらいたい。

厄介な「ヘリコプターペアレント」の実態と対策――何も決められない子どもが育つ!?

 愛情を持って我が子に接するのは、もちろん大切なこと。しかし、愛情の示し方を一歩間違えると、歪んだ親子関係が生まれてしまう。近年では、子どもの行動を管理し続ける親を「ヘリコプターペアレント」と呼び、その行動が問題視されている。では、具体的に何が問題なのか? ヘリコプターペアレントの定義や対策について、育児相談室「ポジカフェ」の主宰者として多くの育児相談を受けている子育て心理の専門家・佐藤めぐみさんに話を聞いた。

■常に子どもを管理し続ける「ヘリコプターペアレント」

「ヘリコプターペアレントは『常に子どもを観察し続ける親』と『観察され続ける子ども』という親子関係が、ヘリコプターが上空でホバリングしている様子に似ていることから名付けられました。アメリカで出版された『Parenting with Love and Logic』という書籍の中で、著者のフォスター・クライン氏とジム・フェイ氏が用いたのが始まりといわれていますね」

 子どもを常に“観察する”ことがヘリコプターペアレントの定義のひとつという。ただ観察するだけなら問題なさそうだが、特徴はそれだけではない。

「毒親、カーリングペアレントなどなど、いろいろな呼び方がありますが、ヘリコプターペアレントの最大の特徴は『過管理』と『過干渉』です。親が子どもの行動や人生に関わらずにはいられないのです。特に学業や学校に関することへの干渉が強く、学校で子どもの身に何か起きようものなら、親が自ら抗議する場合もあるようです。ヘリコプターペアレントはアメリカ発の言葉ですが、日本で生まれた“モンスターペアレント”に近い部分もありますね」

 先日放送された『ねほりんぱほりん』(Eテレ)でヘリコプターペアレントが特集され、「中学生の娘の尿採取を手伝っていた母親」「子どもと恋人のLINEをこっそり開いて確認する母親」などの衝撃的なエピソードが飛び出して話題になった。佐藤さんによれば、彼女たちのように度を越した干渉をする親は“しっかり者”であるケースが多いという。

「一見すると、しっかりしている母親という印象があるのですが、その“しっかり”が行きすぎると『この子のことは私が一番わかっている』という思い込みがエスカレートしていきます。そのため、子どもが大きくなっても干渉・管理を続けている場合が多いですね」

 ヘリコプターペアレント化するのは圧倒的に母親が多いそうだ。

「アメリカの状況は存じ上げませんが、日本は母親が育児の大半を背負っていることが多いので、ヘリコプターペアレント化してしまうようです。日本はまだまだ母親への重圧があり、その息苦しさも行きすぎた育児の要因になっていると思います」

 そのほか、親側に「こういう子に育ってほしい」という確固たる思想があり、その枠にはめたい気持ちが強いのも、ヘリコプターペアレントの特徴だとか。

「私の経験則ですが、自ら『私はヘリコプターペアレントだ』と気づくケースは少ないように思います。どこからが過干渉や過管理に当たるのかというボーダーが明確でないため、自分の行動に何ら疑問を持っていないことが多いですね」

 子どもの行動を観察し、問題が起きれば飛んでいくヘリコプターペアレントは、子どもの成長のチャンスを奪う、と佐藤さんは指摘する。

「ヘリコプターペアレントが抱える最大の問題点は、自分で立つ力が子どもに育たないこと。親が子どもの人生や経験の多くを決めてしまうので、圧倒的に“決断”する機会が減ってしまいます。すると『自分で決められない』『自分の意思がない』といった、いわゆる“自分力”が欠如したまま育ってしまうのです」

 さらに、幼少期に失敗を重ねなかったことから、“完璧な自分しか認められない”“自分を好きになれない”などのネガティブな自己観や、精神的な不安定さにつながっていくという。

「幼少期は、ママに見てもらうことがうれしいため、『うちの親は距離感が普通とは違う』ということに気づきにくく、小学校高学年〜中高生になって初めて、自分と親の“距離の近さ”にとまどいや苦痛を感じるようになります。その間も、親によるヘリコプターペアレンティングは続きますが、苦痛や煩わしさを感じつつも、十分な自分力が育っていないために従わざるを得ないという、不格好な共依存で悩むケースもあります。私が行っている育児相談でも、ヘリコプターペアレントに育てられた人がママになり、自分の育児に悩んでいるというケースは多いです。みなさん、親からの過干渉によって子ども時代にツラい思いをしていて、『私はヘリコプターペアレントになりたくない』と、親を反面教師にしてがんばっている方が多いように感じます」

 子どもが悩まないように――と親がレールを敷き続けた結果、親元を離れた途端に、その子どもは途方に暮れてしまうというパターンだ。

「このようなケースは、大きくなってから『自分力が欠如している』と認識することが多いと思います。大人になってから気づく人も多くいらっしゃいます。なので、克服法を欲しているのは、自分の力で立つことを求められる大人に(ママに)なってからが多いように感じています。手前味噌になりますが、私が普段している活動そのものが、それに当たります。ポジティブ育児メソッドでは、子どもの心だけでなく、ママの心も支え、ママ自身の心を強くする働きかけをしています。小さい頃からの自己概念は根強いものですが、きちんとした働きかけがあれば、大人になってもそれを塗り替え、たくましくすることができるからです」

 佐藤さんの言う「小さい頃からの自己概念」をたったひとりで変えるのは、とても難しいはず。母としての“たくましさ”を身につけるために、専門家にサポートしてもらうのも、克服法のひとつなのだ。

 子どもの将来を思うならば、過度な干渉や管理は控えなければならない。それでは、親子にとっての適切な距離の取り方とは?

「基本的には、子どもが“適切な距離”を知っています。そのときどきで、子どもが示した距離が、その子の心の状態に合った距離感なのです。たとえば、普段は公園内でママと離れた場所で友だちと遊ぶのが大好きな子でも、転んだりイヤなことがあったりすると、ママのところに飛んできます。子どもは自分の心を満たすために、器用に距離を調節できるのです。なので、親があれこれと考えるよりも、子どもが求めている距離に順応してあげるのが一番です」

 もちろん、子どもが赤ちゃんの頃は親が近くにいる必要があるが、幼少期に入り、子どもが自分で行動できるようになれば話は別。少しずつ子どもに“決断”をさせていく必要がある、と佐藤さん。

「もしも、お子さんとの会話の中で『ママ、これどう思う?』『ママどうしよう。ボクどうしたらいいかわからない』『ママが決めて』といった発言が多いようであれば、注意が必要です。その場合は、少しずつでいいので、日々の会話に『あなたはどう思う?』という質問を盛り込み、その子が自分の行動に主体性を持っていくように働きかけるのがポイントとなります」

 大人になれば、さまざまな場面で決断を迫られる。その予行演習は、子どもの頃から育まなければならない。

「過管理・過干渉は、ここまでならOKでここからはやりすぎという明確な線がなく、知らず知らずにエスカレートしていることが多いため、自分がヘリコプターペアレントだと思ってもいない人がほとんどです。しかし、そこをあえて“自分はヘリコプターペアレントではないか”と客観視し、“その状態から脱却したい”と思ったら、まずは年相応の決断力や判断力が、我が子に伴っていないことに危機感を持ってほしいと思います。『子どものためにと思ってやっていることは、本当に子どものためか』『逆に足を引っ張っていないか』など、自分の行動を疑うことが第一歩です」

 いつでもレスキューできる場所にいたいという親心があったとしても、その距離感を適切に保ててこそ、優秀な操縦士、ということのようだ。
(真島加代/清談社)

佐藤めぐみ(さとう・めぐみ)
アメリカ、イギリス、オランダで学んだ心理学を、日本のママたちが取り入れやすい形にした「ポジティブ育児メソッド」を考案。現在は、ポジティブ育児研究所・代表を務める傍ら、育児相談室でのカウンセリング、メディアでの執筆を通じ、子育て心理学でママをサポートする活動に尽力。
佐藤めぐみオフィシャルサイト

【漫画】犬が原因で「マンション追放」!? 5220万円請求もあった衝撃の「ドーベルマン事件」

 音や匂いなど、個々の生活における習慣が引き起こす「ご近所トラブル」。昨年8月には、騒音を発端とした刑事事件まで発生しているが、何気ない生活音が、他人にはとってはひどい“雑音”として揉め事に発展したりなどは、一般人の間でもよくあること。

 とりわけ、名が知られた有名人ともなると、“ご近所トラブル”が発生する確率はぐんと多くなってしまう様子。

 vol.1vol.2では、いずれも衛生面に端を発したいざこざだったが、“障害事件”ともなると事の重大さはケタ違いだ。大物俳優夫婦で知られたS町隆史・M嶋菜々子夫妻の場合、飼育していたドーベルマンがマンション住人に噛み付いたとして、訴訟にまで発展したというのだが……。

 芸能人の”ご近所トラブル事件簿”を、計4回にわたりマンガでレポート!

(vol.1はこちら:セレブなのに「豚クサ臭」!? “ペット30匹”のモデルM、高級住宅街で“鼻つまみ者”
(vol.2はこちら:R舫の母、“犬フン放置”で「非常識」と住民怒り!「政治の前にやることあるだろ」

M嶋・S町夫妻「ドーベルマン事件」で5220万円!?【ご近所トラブル事件簿vol.3】

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猫トラブルの原因は「近隣住民同士のいさかい」――地域猫活動が浮き彫りにする、意外な問題点

(続きは3月8日より公開)

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「宮沢りえよ、なんで森田剛なんだ」再婚がウワサされる、りえへのビートたけしの思いがアツい!

takeshikitano307 ビートたけしが、ここ10年の間に巷を騒がせた女性たちをメッタ斬りにしているエッセイ集『ビートたけしのオンナ論』(小社刊)が発売された。同書では、有名女優や女性政治家たちをお馴染みのたけし節で批評するほか、自身の身近にいた女性タレントたちへのエールとも苦言とも取れる言葉も収められている。中でも、小さい頃から知っているという宮沢りえに対する思いはアツい。以下に同書「女優というオンナ」のパートから、一部を抜粋して掲載する。

 宮沢りえ、幸せになってほしいのに

 個人的に小さいころから知ってる宮沢りえちゃんのことは気になる。最近は仕事の面ではすごくよくて、女優としての宮沢りえ変更をプレビューができ上がりつつある。天海祐希が降板した舞台(『おのれナポレオン』2013年)に急きょ出たことがあったろ。1日くらいでセリフを全部覚えたんだからすごいよ。

 映画『紙の月』(2014年公開)もよかった。アイドルから見事に役者に成長した。もう昔の宮沢りえじゃない。なかなか、あそこまではなれないよ。かなり努力したんだろう。昔のハリウッドなんか、女優は容姿じゃなくて演技がうまいか下手かで判断されてたけど、いまの日本は演技がうまけりゃブスだし、かわいいと下手(笑)。そんな時代が続いてるから、りえちゃんみたいなのが出てくれば、少しは日本の女優界もよくなるんじゃないのかな。

 亡くなったりえママ秘話

 2014年におっかさん(宮沢光子さん)が亡くなったけど、その前にちゃんと母離れして、きちんと役者の仕事に取り組んだんだろうな。りえちゃんのおっかさんって、りえちゃんが生まれたら、親戚に預けて外国に行っちゃって、でもりえちゃんがかわいいって噂を聞いたらすぐに引き取りに来たんだよね。で、CMで儲けた。2人で住んで、りえちゃんを徹底的に洗脳したんだよね。代償も大きかったけど、売れたのはりえママのおかげではある。りえちゃんにいろんな人を紹介したのもママだから。篠山紀信とか勘九郎(故・中村勘九郎さん)、オイラ。それに貴花田(貴乃花親方)だって、もとはといえばママが紹介したんだから。りえちゃんと貴花田との婚約が破談になったのは、りえママも一緒に二子山部屋(現貴乃花部屋)に入ろうとしたから。「なんで親が一緒に来るんだ」って大問題になったんだ。もうちょっと早く自立させてればなぁ。おっかさん、娘と離れたくなかったんだろうけど、手放す時期を間違えたかな。いまのりえちゃんが不幸とは思わないし、立派な女優になったけど、もっと大きくなれた気がする。

 CMの関係者なんかに聞くと、りえママはやっぱり、カネの面とかすごくうるさかったって。ミスなんかしようものならメチャクチャ怒るけど、そんなときはりえちゃんが裏で「お母さんがゴメンね」って謝りまくる。そういうのがあったから、「次も宮沢りえで撮ろう」と思ったんだって。りえママにはいい面と悪い面があって、プラスマイナスするといい面が少し上回ったのかな?

 だけどさ、りえちゃんがもしかわいくなかったら、どうしてたんだろうな。単なる貧乏な子どもだよ。一切、陽の目を見ずに終わってた人生だったかもしれない。あの母娘のギャップはおもしろいよね。あんなかわいい子がこんなオバサンから生まれてくるっていう(笑)。

 離婚して、りえママも亡くなって、仕事を頑張ってると思ってたら、今度の男は森田剛ってか。なんでタトゥーだらけという疑惑がある森田剛なんだよ。かわいそうだから、あんまり悪口は言いたくないけどな。

 おっかさんの影響が強くて、そこから抜け出すのが大変だったからか、りえちゃんは男を見る目も少し違うのかな。最初はハワイの実業家だっていうサーファーに引っ掛かって、できちゃった婚して(2009年)、すぐ離婚した(2012年に離婚協議中と発表し、2016年に正式に離婚)。本当に普通の実業家だったらニューヨークとかロンドンに住むだろ? ハワイにあるような会社ってたいしたことないじゃん、遊んでるヤツばっかじゃん、って思ってたら、やっぱりうまくいかなかったな。その次がなんで森田剛なんだよって思うけど、いろいろ大変なことがあった子だから、とにかく幸せになってもらいたいんだ。
(文=ビートたけし/写真=尾藤能暢)

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