風俗嬢がネットで個人情報の晒し合いバトル! 「集団待機」で気をつけたいこと

 オアシズの大久保佳代子さん(46)と光浦靖子さん(46)って、6歳からの付き合いだそうです。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「幼なじみとコンビ組んでる芸人」で40年の付き合いだと話していたんですが、同性でここまで長い付き合いができるのって結構スゴいですよね。

 女だけの世界は何かと面倒くさいトラブルが起きがちだとよく言われています。単なる仲良しグループでもよくわからないいざこざが起きたりしますもんね……。そういう人間関係のトラブルは風俗店の待機室でも起きているようです。

ネットの掲示板で個人情報の晒し合い
 ソープ嬢のりりあさん(23歳/仮名)は人間関係のトラブルを避けるために今は個室待機の店を選んでいます。以前はひとつの部屋が漫画喫茶のように仕切られている“半個室待機”の店に在籍していました。その店は「同僚との交流」を店側が禁止していたそうですが、その決まりを破る嬢がいたそうです。

「その子は夜番の子だったんですが、ほかの嬢に話しかけていくうちに、いつの間にか“夜番の番長”みたいになっていました。私は基本昼番だったのでその子とは仲良くはならなかったのですが。待機中にただ雑談しているだけなので、関わりを持たなければ特に害はないのでみんな放置していました」

 しかし、程なくしてトラブルが起きてしまったそうです。番長だったA子さんとそのA子さんと一番仲が良かったB美さんが仲違いしてしまったそうです。

「外堀から見ていただけなので、ケンカの原因は知らないのですが、話をなんとなく聞く限り、男関係だったっぽいです。はじまりは、ネット掲示板の店のスレッドにお客さんが絶対知らないであろうB美ちゃんの個人情報が書き込まれたことでした。本名とか住んでいる街とか。それに反撃する形でA子ちゃんの個人情報も書き込まれるようになって。A子ちゃんに関してはプライベートのTwitterアカウントも貼られてしまって、そこから彼氏がいることもお客さんにバレちゃって。2人はそれからしばらく、粘着質なお客さんにネットでのつきまといに遭っていました。Twitterのアカウントを消して新しいアカウントを開設しても、また特定されるの繰り返し、みたいな」

 しかもA子さんとB美ちゃんは店の人気嬢でした。2人は店を辞めてしまったそうですが、その後の動向もネットに晒されていたそうです。B美ちゃんに関しては移籍先の店と新たな源氏名を、A子ちゃんに関しては昼職の仕事先や母子家庭であることなどが晒されてしまっていたといいます。

 この時、りりあさんは店側が嬢同士の交流を禁止していた理由がよくわかったそう。彼女は嬢同士のトラブルに巻き込まれたことはないものの、この経験から集団待機の店は避けているといいます。「風俗嬢は案外普通の子が多いけど、やっぱり心になにか抱えた子もいます。“身体を売っている仲間”として交流を持ちたい気持ちはあるけど、むやみやたらに関わりは持たないようにしていますね」と話していました。

風俗嬢がネットで個人情報の晒し合いバトル! 「集団待機」で気をつけたいこと

 オアシズの大久保佳代子さん(46)と光浦靖子さん(46)って、6歳からの付き合いだそうです。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「幼なじみとコンビ組んでる芸人」で40年の付き合いだと話していたんですが、同性でここまで長い付き合いができるのって結構スゴいですよね。

 女だけの世界は何かと面倒くさいトラブルが起きがちだとよく言われています。単なる仲良しグループでもよくわからないいざこざが起きたりしますもんね……。そういう人間関係のトラブルは風俗店の待機室でも起きているようです。

ネットの掲示板で個人情報の晒し合い
 ソープ嬢のりりあさん(23歳/仮名)は人間関係のトラブルを避けるために今は個室待機の店を選んでいます。以前はひとつの部屋が漫画喫茶のように仕切られている“半個室待機”の店に在籍していました。その店は「同僚との交流」を店側が禁止していたそうですが、その決まりを破る嬢がいたそうです。

「その子は夜番の子だったんですが、ほかの嬢に話しかけていくうちに、いつの間にか“夜番の番長”みたいになっていました。私は基本昼番だったのでその子とは仲良くはならなかったのですが。待機中にただ雑談しているだけなので、関わりを持たなければ特に害はないのでみんな放置していました」

 しかし、程なくしてトラブルが起きてしまったそうです。番長だったA子さんとそのA子さんと一番仲が良かったB美さんが仲違いしてしまったそうです。

「外堀から見ていただけなので、ケンカの原因は知らないのですが、話をなんとなく聞く限り、男関係だったっぽいです。はじまりは、ネット掲示板の店のスレッドにお客さんが絶対知らないであろうB美ちゃんの個人情報が書き込まれたことでした。本名とか住んでいる街とか。それに反撃する形でA子ちゃんの個人情報も書き込まれるようになって。A子ちゃんに関してはプライベートのTwitterアカウントも貼られてしまって、そこから彼氏がいることもお客さんにバレちゃって。2人はそれからしばらく、粘着質なお客さんにネットでのつきまといに遭っていました。Twitterのアカウントを消して新しいアカウントを開設しても、また特定されるの繰り返し、みたいな」

 しかもA子さんとB美ちゃんは店の人気嬢でした。2人は店を辞めてしまったそうですが、その後の動向もネットに晒されていたそうです。B美ちゃんに関しては移籍先の店と新たな源氏名を、A子ちゃんに関しては昼職の仕事先や母子家庭であることなどが晒されてしまっていたといいます。

 この時、りりあさんは店側が嬢同士の交流を禁止していた理由がよくわかったそう。彼女は嬢同士のトラブルに巻き込まれたことはないものの、この経験から集団待機の店は避けているといいます。「風俗嬢は案外普通の子が多いけど、やっぱり心になにか抱えた子もいます。“身体を売っている仲間”として交流を持ちたい気持ちはあるけど、むやみやたらに関わりは持たないようにしていますね」と話していました。

近藤真彦、『THE夜会』『徹子の部屋』『トットちゃん!』で見せた53歳の“やんちゃ”ぶり

 2017・冬のマッチさん祭、開幕。

 11月23日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは近藤真彦。オープニングで、いきなり太いフレームのメガネをかけて登場。これ、放送中の黒柳徹子をモデルにしたドラマ『トットちゃん!』(同)に、マッチさんが森繁久弥役で登場するから。メガネはその役で着用しているもの。

 「森繁さん、どうも」と徹子が挨拶すると、「アータネ」 と、森繁のモノマネで返すマッチ。森繁は『徹子の部屋』が1976年にスタートした時の第1回目のゲストでもある。この時、森繁は「これタキシード?」と、徹子の衣装を確認するようにしながら胸を触ろうとしたのだが、この日の森繁マッチも、「タキシード?」と、同じように17年の徹子の胸を触ろうとする。

 さらに、「(森繁さんに)『一回どう?』って言われたらしいじゃないですか」と、ブッこむ。徹子も、「この方(マッチ)は、やんちゃな頃から知り合いで」と語っていたが、近藤真彦53歳、“やんちゃマッチ”健在である。

 ところで昔から、徹子の引退を決めるのはマッチという取決めが2人の間に存在するという。「僕にとっての黒柳徹子像があるので、そこが崩れるようだったら(引退)」とのことだ。すると番組中に、

「折り入ってお話があるんですよ。……本当に申し上げにくいんですけど……黒柳さんね」

 と真面目な顔をしてマッチが切り出した。徹子は、「ンフフ、何?」なんて笑っているものの、ちょっとドキドキしている感じだ。

「そろそろ……」
「そろそろ?」
「……CMに」

 ……なんだこのやり取り。

 マッチさんのやんちゃぶりは、この日の夜、ゲストとして登場した『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも発揮された。一昨年、同番組に出演した際には大食いに挑戦したいとジャンボラーメンに挑戦。結果惨敗したわけだが、これを、「ダサイって言われた」ため、リベンジをしにきたという。

 マッチさんいわく、前回は、ジャンボラーメンの前に、デパ地下で食リポ(しかも脂っこいものやウナギなどを「食べさせられた」と)、その後にジェットコースターに乗せられ、「ぐしゃぐしゃでしょ、胃の中」と、コンディションが悪かったことをアピールした。

 今回のリベンジに備えて、この日は朝→スープ、昼→サラダ、おやつ→スープで調整してきたという。今回はKis-My-Ft2の横尾渉、二階堂高嗣を従え、計2キロ、約5人前のデカ盛りカレーに挑む。するとマッチさん、「特別ルールでいいですか?」と、盛り合わせの変更を要求。

 とにかく福神漬けが大好きで、これをたっぷりのせてほしい。福神漬け込みで“トータル2キロ”ということにしてほしい、ルーもたっぷりめと、店主に交渉し始める。店主は快く了承してくれたが、このレギュレーションをねじ曲げちゃうところ、「そいつがオレのやり方」感、健在だ。
 結果、本来は<ライス→1,000g、ルー→200gg、牛肉→400g、豚肉→400g>という構成を、<ライス→800g、ルー400g、牛肉→300g、豚肉→300g、福神漬け→200g>というものに変更し、大食い挑戦。

 ルール変更までして、「勝ちに行くから」と気合十分のマッチさん。制限時間は30分。開始3分で、マッチさんは早くも1.5人前を食べるというハイペース。キスマイ2人も、「マッチさん、やばくないですか?」と、びっくりだ。開始5分で半分以上を食べたが、次第にペースダウン、時折、「おえっ」とか言っている。それでも見せるマッチのド根性で、結果、1,500gを平らげ、完食こそできなかったものの、ジャニーズ頂点のオーラを見せつけた。後輩たちも、マッチさんに学ぶことは多いだろう。

 そんなマッチさんの新曲「軌跡」は、これまでのキャリアを一度振り返ってみたらと、ジャニーさんが初めて曲名を考えてくれたものだという。53歳でますますやんちゃなマッチさんは、軌跡を振り返ってみた結果なのか。

 そして翌24日の『トットちゃん!』に、森繁マッチが登場。この先、ジャニーズJr.の宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人、吉澤閑也のTravis Japanメンバーが、初代ジャニーズ役としてドラマに出演予定だという。そういえば、Travis Japanはマッチさんのバックを務めていたつながりだ。

 これはこの先、『トットちゃん!』で『ザ・ベストテン』時代に突入したとき、「クロヤナギサ~~~ン!」と言う、若き日のマッチさんの登場もある気もしてきた。そしてそのとき、それを演じるのは誰か? マッチさん祭りは、まだまだ続く。
(太田サトル)

近藤真彦、『THE夜会』『徹子の部屋』『トットちゃん!』で見せた53歳の“やんちゃ”ぶり

 2017・冬のマッチさん祭、開幕。

 11月23日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)のゲストは近藤真彦。オープニングで、いきなり太いフレームのメガネをかけて登場。これ、放送中の黒柳徹子をモデルにしたドラマ『トットちゃん!』(同)に、マッチさんが森繁久弥役で登場するから。メガネはその役で着用しているもの。

 「森繁さん、どうも」と徹子が挨拶すると、「アータネ」 と、森繁のモノマネで返すマッチ。森繁は『徹子の部屋』が1976年にスタートした時の第1回目のゲストでもある。この時、森繁は「これタキシード?」と、徹子の衣装を確認するようにしながら胸を触ろうとしたのだが、この日の森繁マッチも、「タキシード?」と、同じように17年の徹子の胸を触ろうとする。

 さらに、「(森繁さんに)『一回どう?』って言われたらしいじゃないですか」と、ブッこむ。徹子も、「この方(マッチ)は、やんちゃな頃から知り合いで」と語っていたが、近藤真彦53歳、“やんちゃマッチ”健在である。

 ところで昔から、徹子の引退を決めるのはマッチという取決めが2人の間に存在するという。「僕にとっての黒柳徹子像があるので、そこが崩れるようだったら(引退)」とのことだ。すると番組中に、

「折り入ってお話があるんですよ。……本当に申し上げにくいんですけど……黒柳さんね」

 と真面目な顔をしてマッチが切り出した。徹子は、「ンフフ、何?」なんて笑っているものの、ちょっとドキドキしている感じだ。

「そろそろ……」
「そろそろ?」
「……CMに」

 ……なんだこのやり取り。

 マッチさんのやんちゃぶりは、この日の夜、ゲストとして登場した『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)でも発揮された。一昨年、同番組に出演した際には大食いに挑戦したいとジャンボラーメンに挑戦。結果惨敗したわけだが、これを、「ダサイって言われた」ため、リベンジをしにきたという。

 マッチさんいわく、前回は、ジャンボラーメンの前に、デパ地下で食リポ(しかも脂っこいものやウナギなどを「食べさせられた」と)、その後にジェットコースターに乗せられ、「ぐしゃぐしゃでしょ、胃の中」と、コンディションが悪かったことをアピールした。

 今回のリベンジに備えて、この日は朝→スープ、昼→サラダ、おやつ→スープで調整してきたという。今回はKis-My-Ft2の横尾渉、二階堂高嗣を従え、計2キロ、約5人前のデカ盛りカレーに挑む。するとマッチさん、「特別ルールでいいですか?」と、盛り合わせの変更を要求。

 とにかく福神漬けが大好きで、これをたっぷりのせてほしい。福神漬け込みで“トータル2キロ”ということにしてほしい、ルーもたっぷりめと、店主に交渉し始める。店主は快く了承してくれたが、このレギュレーションをねじ曲げちゃうところ、「そいつがオレのやり方」感、健在だ。
 結果、本来は<ライス→1,000g、ルー→200gg、牛肉→400g、豚肉→400g>という構成を、<ライス→800g、ルー400g、牛肉→300g、豚肉→300g、福神漬け→200g>というものに変更し、大食い挑戦。

 ルール変更までして、「勝ちに行くから」と気合十分のマッチさん。制限時間は30分。開始3分で、マッチさんは早くも1.5人前を食べるというハイペース。キスマイ2人も、「マッチさん、やばくないですか?」と、びっくりだ。開始5分で半分以上を食べたが、次第にペースダウン、時折、「おえっ」とか言っている。それでも見せるマッチのド根性で、結果、1,500gを平らげ、完食こそできなかったものの、ジャニーズ頂点のオーラを見せつけた。後輩たちも、マッチさんに学ぶことは多いだろう。

 そんなマッチさんの新曲「軌跡」は、これまでのキャリアを一度振り返ってみたらと、ジャニーさんが初めて曲名を考えてくれたものだという。53歳でますますやんちゃなマッチさんは、軌跡を振り返ってみた結果なのか。

 そして翌24日の『トットちゃん!』に、森繁マッチが登場。この先、ジャニーズJr.の宮近海斗、七五三掛龍也、中村海人、吉澤閑也のTravis Japanメンバーが、初代ジャニーズ役としてドラマに出演予定だという。そういえば、Travis Japanはマッチさんのバックを務めていたつながりだ。

 これはこの先、『トットちゃん!』で『ザ・ベストテン』時代に突入したとき、「クロヤナギサ~~~ン!」と言う、若き日のマッチさんの登場もある気もしてきた。そしてそのとき、それを演じるのは誰か? マッチさん祭りは、まだまだ続く。
(太田サトル)

ミニストップの「排除」で近づく“エロ本絶滅の危機”廃業して無職になる編集者たちの嘆き

 コンビニのミニストップが、来年1月から国内全店約2,200店で成人向け雑誌の販売を中止すると発表した。これには、いわゆる「エロ雑誌」を作る側の業界から「絶滅に近づいた」との悲鳴も聞かれる。

 あるエロ雑誌をひとりで制作している56歳の編集者男性は、売り上げが今後も下がり続けると「廃業して無職になる」と明かす。

「全盛期8人いた編集者は、売り上げが減るたびに雇う費用がなくなってクビになり、2年前から僕ひとりだけ。エロ雑誌しかやってこなかったので、いまさら転職先もない。なんとか自分の給料が出る環境を守ろうと必死ですよ。発売元からは『赤字になったら休刊』と言われていますが、制作予算は過去最低の数十万円で、次の号の制作費を捻出できるギリギリの線でやっています」

 イオングループ傘下のミニストップは、コンビニ最大手のセブン-イレブンなどとは違った独自色の濃い運営で知られる。早くから食事スペースを作るなどの路線で他社との差別化を進めてきたが、今回の決定は、まさにその食事スペースの利用客でもある子ども連れの女性客からの声に対応した結果だとされる。

 ただ、もともとエロ雑誌がミニストップで大きな売り上げをあげていたわけではなく、インターネット普及以来、雑誌全体のセールスが右肩下がりで、弱小雑誌はいつ取り扱いがなくなってもおかしくない状態が続いていた。

 店によっては「エロ雑誌を置く場所を、ほかの商品に使いたい」という要望を出すところもあったという。ましてチェーン全体のイメージに関わるエロ雑誌については、小さな売り上げにこだわるより、全廃して評判を上げ、新規客を獲得する方が正常な経営判断という声も多く、小売業者としては当たり前の話かもしれない。

 セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ大手3社は現時点で今後の対応を決めてはいないが、前出編集者は「エロ雑誌の業界シェアは大手3社で8割以上あって、ミニストップの市場占有率は小さいんですが、イオングループがそういう判断をしたというニュースのインパクトは大きい」という。30年以上もエロ雑誌の制作だけ飯を食ってきたからこそ「いよいよ失業を覚悟しなくてはいけなくなってきた」と諦めムード。

「いまや大手の書店チェーンでもエロ雑誌は置いてくれなくなりましたからね。わずかな部数で成り立つ中途半端なマニア本は、僕みたいに編集者ひとりふたりで細々やってますが、書店流通が全滅状態なので、最後の生命線はコンビニ。これがなくなったら営業終了以外に道はないです」(同)

 この編集者は過去、一部コンビニに対して「プライベートブランド」の独自エロ雑誌の企画を交渉していたことがあるという。

「昔はまだ、そんな話も検討はしてくれましたが、今じゃ打ち合わせのテーブルにもついてくれないです。エロ雑誌の編集部の多くは都内にあるんですが、その東京都には『青少年健全育成条例』があるので、条例に引っかけて潰すのも知事の裁量ですぐやれる話。もしかすると、支持率急落の小池(百合子)知事が人気取りでそこまでやるかもしれないですよ。前に石原(慎太郎)都政でも、歌舞伎町の浄化作戦とかで風俗店が一掃されたでしょう?」(同)

 過去、1冊に数百万円の予算があったエロ雑誌も、「いまでは10分の1以下で、女性の写真や動画を撮る余裕すらもなくなり、AVメーカーなどから素材を借りて作っている状態」と編集者。

「そのAVも出演強要問題が出てから、それまで緩かった出演者の権利保護が厳しくなって、出演作品の二次使用も許可が必要になり、使用しにくくなっています。だから素材供給と流通経路、まさに八方塞がりなんですよ。さらにエロ雑誌は作り手も買い手も高齢化しているので、いずれは絶滅するんでしょうけどね」(同)

 これも止められない時代の流れか。

(文=高山登/NEWSIDER Tokyo)

【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第2回 自己プロデュース力に感服!「カズヤの夢女」になりかけた話

 こんにちは、特盛です。KAT-TUN亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って気が狂ったコラム第2回、今回は公演の感想を語りたいと思います。ツアー無事終了しましたからね! 亀ちゃん本当にお疲れ様でした!!

■第1回 「バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで」

 さて、初めて生の亀梨くんを見たワケですが、なんと言っても初見の印象は「本物だ~~!!」でした。本物なんだから当然なんですが、頭から手足の指先まで隙がなく、徹底的に“アイドル”だという印象でした。オーラが、オーラがすごかった……。

 亀梨くんは“セクシーキャラ”というか、セクシーさを求められてて、かつそれを自覚していて。さらにそれに応える以上のパフォーマンスをこなして、期待通りの「キャー!」って声援を浴びて……。亀梨くん、ファンからの歓声を聞いて満足そうに笑うときがあるじゃないですか? そういう“男の自己プロデュース能力”と、サービス精神の高さがまさに理想のアイドル! って感じでした。私は擬似恋愛を楽しむ、いわゆる“夢女子”ではないのですが、それでも「カズヤの夢女」になりそうだったし、最終的に「カズヤ~~!!!」って叫ぶ選択肢しかなかったです。そして顔が良い。これに尽きる。

 それと私は「ドッキリ企画」なんかでよくある、一般人のうしろからタレントご本人登場! で腰抜かすアレが微笑ましくて好きなんですが、今回のツアーではそれに似た場面がありました。ホールツアーだったので会場が狭かったこともあってか、MCでは亀梨くんがランダムにお客さんをロックオンして声かけてて、それに「はわわ~~!!」って涙目になってる女性たちの最高のリアクションが見られたんです。「これこれ! アイドルがよくやるやつ!!」って感じで最高でした。ジャニオタってかわいい。

 ステージを通して特に印象的だった曲は、「亀梨ソロといえばこれ!」「中性的な美しさが炸裂し、殺傷力の高さがヤバイ」とおウワサはかねがね伺っておりました、的ポジションの「1582」(09年、アルバム『Break the Records -by you & for you-』収録)でした。圧巻! 今回ツアーに不参加だった友人からも「あれを生で見たのか!? すごいことなんだぞ!!」と羨ましがられるくらいには“亀梨ワールド”すぎて、ペンライトを握ったまま振ることを忘れ、口をポカーンと開けて見つめるしかできなかったです。いきなりクオリティの高い殺陣が始まったのもわけわかんなくてすごい……ミュージカルか!?

 そして、全体を通してとにかく“飛ぶ”。「リボンフライング」という名称だと教えてもらったんですが、一体アレはどうなってるんだ? ミュージカルかと思ったら今度はサーカス。サラッとこなしてるけど、かなり筋力とか使う技術では……と驚きました。ポールダンスをしながら飛んでるのも驚いたし、お月様に乗って出てきたのも衝撃すぎて驚きました。「なに……? 亀ちゃんは妖精とか王子様の類いだったの……?」と、二次元すぎて「びっくりした」しか感想が出てこない状態に(笑)。

 妖艶なパフォーマンスで釘付けにさせたかと思えば、カッコいいダンスで魅了するし、MCでは冗談を交えつつかわいらしい雰囲気を醸し出し、次の瞬間「オレKAT-TUNよ?」とワルそうな顔で突き放す……。クルクルと表情を変える亀梨くんに、オタク女は翻弄されっぱなしでした……罪な男!

 前回も言いましたが、今まで自分はアイドルとは無縁だったんですけど、今回実際にジャニーズのステージを体感して、みんながアイドルにハマる気持ちがわかる気がしました。こんなの観ちゃったら、担当にはおいしいものいっぱい食べて、エステに行ってキレイになって、高いお洋服着てルブタンのお靴はいてて……! ってなりますもん。アイドルは、我々の給料で守っていかねばならない存在ですよ……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「これであと半年は頑張れる」って本気で思ったし、自分も頑張らないと……と思いました。そのせいで、コンサート帰りになぜか友人と“反省会”が繰り広げられました(笑)。

 だって、あんなに濃密なステージを1日2公演こなすとか、本当にとんでもないことですよ! ジャニーズではみんな1日2公演なんて普通、むしろジャニーズJr.は3公演やるよ! なんて聞いたことありますけど、ジャニオタみんな感覚麻痺してますってば! お芝居等の舞台と違って、ステージに立ちっぱなしで歌って踊って飛ぶんですよ!? すごい! アイドルすごい! もっとすごい自覚持って!(笑)

 すみません、興奮してきたので今回はこのあたりで。それにしても、コンサートが終わって会場からタクシーで駅まで向かって、ごはん食べて新幹線に乗るまでの間ずっと圧倒されっぱなしで、ため息以外ほぼ無言だったことなんて人生で初めてでしたよ……罪な男!

【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第2回 自己プロデュース力に感服!「カズヤの夢女」になりかけた話

 こんにちは、特盛です。KAT-TUN亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って気が狂ったコラム第2回、今回は公演の感想を語りたいと思います。ツアー無事終了しましたからね! 亀ちゃん本当にお疲れ様でした!!

■第1回 「バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで」

 さて、初めて生の亀梨くんを見たワケですが、なんと言っても初見の印象は「本物だ~~!!」でした。本物なんだから当然なんですが、頭から手足の指先まで隙がなく、徹底的に“アイドル”だという印象でした。オーラが、オーラがすごかった……。

 亀梨くんは“セクシーキャラ”というか、セクシーさを求められてて、かつそれを自覚していて。さらにそれに応える以上のパフォーマンスをこなして、期待通りの「キャー!」って声援を浴びて……。亀梨くん、ファンからの歓声を聞いて満足そうに笑うときがあるじゃないですか? そういう“男の自己プロデュース能力”と、サービス精神の高さがまさに理想のアイドル! って感じでした。私は擬似恋愛を楽しむ、いわゆる“夢女子”ではないのですが、それでも「カズヤの夢女」になりそうだったし、最終的に「カズヤ~~!!!」って叫ぶ選択肢しかなかったです。そして顔が良い。これに尽きる。

 それと私は「ドッキリ企画」なんかでよくある、一般人のうしろからタレントご本人登場! で腰抜かすアレが微笑ましくて好きなんですが、今回のツアーではそれに似た場面がありました。ホールツアーだったので会場が狭かったこともあってか、MCでは亀梨くんがランダムにお客さんをロックオンして声かけてて、それに「はわわ~~!!」って涙目になってる女性たちの最高のリアクションが見られたんです。「これこれ! アイドルがよくやるやつ!!」って感じで最高でした。ジャニオタってかわいい。

 ステージを通して特に印象的だった曲は、「亀梨ソロといえばこれ!」「中性的な美しさが炸裂し、殺傷力の高さがヤバイ」とおウワサはかねがね伺っておりました、的ポジションの「1582」(09年、アルバム『Break the Records -by you & for you-』収録)でした。圧巻! 今回ツアーに不参加だった友人からも「あれを生で見たのか!? すごいことなんだぞ!!」と羨ましがられるくらいには“亀梨ワールド”すぎて、ペンライトを握ったまま振ることを忘れ、口をポカーンと開けて見つめるしかできなかったです。いきなりクオリティの高い殺陣が始まったのもわけわかんなくてすごい……ミュージカルか!?

 そして、全体を通してとにかく“飛ぶ”。「リボンフライング」という名称だと教えてもらったんですが、一体アレはどうなってるんだ? ミュージカルかと思ったら今度はサーカス。サラッとこなしてるけど、かなり筋力とか使う技術では……と驚きました。ポールダンスをしながら飛んでるのも驚いたし、お月様に乗って出てきたのも衝撃すぎて驚きました。「なに……? 亀ちゃんは妖精とか王子様の類いだったの……?」と、二次元すぎて「びっくりした」しか感想が出てこない状態に(笑)。

 妖艶なパフォーマンスで釘付けにさせたかと思えば、カッコいいダンスで魅了するし、MCでは冗談を交えつつかわいらしい雰囲気を醸し出し、次の瞬間「オレKAT-TUNよ?」とワルそうな顔で突き放す……。クルクルと表情を変える亀梨くんに、オタク女は翻弄されっぱなしでした……罪な男!

 前回も言いましたが、今まで自分はアイドルとは無縁だったんですけど、今回実際にジャニーズのステージを体感して、みんながアイドルにハマる気持ちがわかる気がしました。こんなの観ちゃったら、担当にはおいしいものいっぱい食べて、エステに行ってキレイになって、高いお洋服着てルブタンのお靴はいてて……! ってなりますもん。アイドルは、我々の給料で守っていかねばならない存在ですよ……! 大袈裟に聞こえるかもしれませんが、「これであと半年は頑張れる」って本気で思ったし、自分も頑張らないと……と思いました。そのせいで、コンサート帰りになぜか友人と“反省会”が繰り広げられました(笑)。

 だって、あんなに濃密なステージを1日2公演こなすとか、本当にとんでもないことですよ! ジャニーズではみんな1日2公演なんて普通、むしろジャニーズJr.は3公演やるよ! なんて聞いたことありますけど、ジャニオタみんな感覚麻痺してますってば! お芝居等の舞台と違って、ステージに立ちっぱなしで歌って踊って飛ぶんですよ!? すごい! アイドルすごい! もっとすごい自覚持って!(笑)

 すみません、興奮してきたので今回はこのあたりで。それにしても、コンサートが終わって会場からタクシーで駅まで向かって、ごはん食べて新幹線に乗るまでの間ずっと圧倒されっぱなしで、ため息以外ほぼ無言だったことなんて人生で初めてでしたよ……罪な男!

『陸王』リトグリ新BGMがまた大不評! 「歌がうるさすぎ」「選曲が残念」と苦言の嵐

 11月26日午後9時から第6話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台、第5話は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高記録を更新した。

 同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者・こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。

 第5話では、「陸王」のために試行錯誤している特殊素材シルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発に、こはぜ屋が成功。「足軽大将」と名づけられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これにより「こはぜ屋」は、銀行から新たな融資を取りつける寸前までこぎつけるが、作業員の1人が体調を崩してダウン。さらに、シルクレイの開発者である飯山(寺尾聰)も負傷して入院する事態となる。

 シルクレイのソールを生み出す機械の操作は、飯山の助手として働いていた宮沢の息子・大地(山崎賢人)が担当することに。努力の甲斐あって、大地は飯山の手を借りずとも、機械をうまく使いこなせるようになったが、「足軽大将」の納品日、急遽大量に作り直さなければいけない事態が発生してしまう。しかし大地はその時、就職活動のため外出中で、こはぜ屋は大ピンチに陥るのだった。

「大地は結局、就職試験の面接を蹴って、こはぜ屋に戻ることに。このシーンで、女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterがカバーした、中島みゆきの楽曲『糸』をBGMとして流していたのですが、ネット上では『ドラマはいいのに、選曲が残念すぎる』『歌がうるさすぎて、物語に集中できない』『普通にみゆきにしてよ!』とブーイングが続出していましたね」(芸能ライター)

 第6話では、スポーツ用品メーカー・アトランティス社からのスポンサー話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が、「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームが、先頭から大きく差をつけられる中、アトランティス社のシューズを履く毛塚(佐野岳)と6区で激突することになる。

「第6話でも、初回から“盛り上がるシーン”で毎度流れる、Little Glee Monsterによる平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れそうです。しかし、同曲にはブーイングの声が多い上、第5話の『糸』も不評。最終話までBGMへの不満は噴出しそうです」(同)

 『第68回NHK紅白歌合戦』への初出場が決定したLittle Glee Monsterだが、思わぬところでイメージを落としてしまっているようだ。

『陸王』リトグリ新BGMがまた大不評! 「歌がうるさすぎ」「選曲が残念」と苦言の嵐

 11月26日午後9時から第6話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回~第4話が14~15%台、第5話は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最高記録を更新した。

 同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、老舗足袋業者・こはぜ屋の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そこで新規事業への参入を考え、足袋製造でこれまで培った技術が生かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズ「陸王」の開発を始める。

 第5話では、「陸王」のために試行錯誤している特殊素材シルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発に、こはぜ屋が成功。「足軽大将」と名づけられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長する。これにより「こはぜ屋」は、銀行から新たな融資を取りつける寸前までこぎつけるが、作業員の1人が体調を崩してダウン。さらに、シルクレイの開発者である飯山(寺尾聰)も負傷して入院する事態となる。

 シルクレイのソールを生み出す機械の操作は、飯山の助手として働いていた宮沢の息子・大地(山崎賢人)が担当することに。努力の甲斐あって、大地は飯山の手を借りずとも、機械をうまく使いこなせるようになったが、「足軽大将」の納品日、急遽大量に作り直さなければいけない事態が発生してしまう。しかし大地はその時、就職活動のため外出中で、こはぜ屋は大ピンチに陥るのだった。

「大地は結局、就職試験の面接を蹴って、こはぜ屋に戻ることに。このシーンで、女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterがカバーした、中島みゆきの楽曲『糸』をBGMとして流していたのですが、ネット上では『ドラマはいいのに、選曲が残念すぎる』『歌がうるさすぎて、物語に集中できない』『普通にみゆきにしてよ!』とブーイングが続出していましたね」(芸能ライター)

 第6話では、スポーツ用品メーカー・アトランティス社からのスポンサー話を蹴って、「陸王」を履くことを選んだ実業団ランナー・茂木(竹内涼真)が、「ニューイヤー駅伝」に出場。茂木の所属するダイワ食品チームが、先頭から大きく差をつけられる中、アトランティス社のシューズを履く毛塚(佐野岳)と6区で激突することになる。

「第6話でも、初回から“盛り上がるシーン”で毎度流れる、Little Glee Monsterによる平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れそうです。しかし、同曲にはブーイングの声が多い上、第5話の『糸』も不評。最終話までBGMへの不満は噴出しそうです」(同)

 『第68回NHK紅白歌合戦』への初出場が決定したLittle Glee Monsterだが、思わぬところでイメージを落としてしまっているようだ。

「アルコール依存症の父に早く死んでほしい」地獄を見た家族が抱く、「殺せない」現実と罪悪感

youtobakemononinaru

 大阪市のイベントスペースLoft PlusOne Westでトークイベント『家の中に酔っ払いがいるって地獄です~アルコール依存症者の家族を持って~』が行われた。漫画家・菊池真理子さんの話題作『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)の刊行記念イベントだ。

 菊池さんの父は、平日はお酒を飲まず、優しくおとなしい人だったという。しかし、毎週末自宅に麻雀仲間がやって来ると大量飲酒し、月曜日の朝まで化け物になってしまう。昨日までの父はそこにはいない。昨日と今日が連続していない、それが日常だったそうだ。そんな父に、おそらく愛を求めていた母は宗教に傾倒し、勤行に明け暮れる。そうすることで、精神のバランスを保とうとしていたのかもしれないが、母は、菊池さんが中学生の時に自殺してしまう。

 同イベントでは、菊池さんが、酒について、アルコール依存について、崩壊していく家庭について語った。

 午後7時半から始まった第一部は、作品に沿って菊池さんと担当編集者によるトークが行われた。客席は、女性と男性がちょうど半々。ドリンクのワンオーダーが必要な会場で、アルコールを中心に提供される場なのだが、まん中辺りに座った若い男性以外、誰もアルコールを飲んでいなかったのが印象的だった。

この著書には、あけすけに言えば「悲惨な家庭を覗き見したい」という、興味本位の読者も大勢いるだろうと私は思うのだが、もしかしたらイベントの来場者は、今回のテーマが「他人事ではない」と感じている人なのかもしれない。

■アルコール依存症の多くは普通の人

 最初は、著者と編集者の共通の知人Sさんの事例から、意外と身近にアルコール依存症が広がっている、ということについて話が進んでいく。働かないで連続飲酒、粗暴な行動といったステレオタイプの「アル中」のイメージが強いが、実際はそうでもない。普段は真面目に仕事をしていて、飲み会では少し羽目を外してしまう楽しい人、と周囲には見えている「普通の人」こそがアルコール依存症の多くを占めているのだ。

「このお料理にはお酒がないとダメ、っていう人、いますよね。料理とアルコールのマリアージュが必要だ、っていう。ごく自然に聞く話ですけど、でも反対に『今日はアルコールがないからこの料理はまずい』って、普通の人は言いませんよね」(菊池さん、以下同)

 「お酒もあれば良いな」が「お酒がないと無理」になれば、それはもう依存症で、治療の対象になり得る。アルコール依存症の裾野は思いのほか広いのだ。

 菊池さんは大人になってから、酒癖のよくない恋人と付き合い、DVを受けた経験を語る。その男性はエリートで話が面白く、普段は尊敬できる人だったが、酔うとたびたび粗暴な面を見せたという。

「殴られてるときは、もちろん痛いし嫌なんだけど、でも後になってそれが薄れてくると『面白い』のフィルターが掛かっちゃうんです。あの人は面白いから、って。普通の人では物足りない、そんな気持ちもありますね。でも、つくづく“面白いだけ”でパートナーを選んじゃいけないな」

 菊池さんの父も酔うと奇行が目立ったが、しかし同時にそれは普通の父親にはない行動で、ある意味「武勇伝」として周囲に取られることもあったそうだ。普通の人は、面白くない。菊池さんの潜在的な男性観に、影を落としたかもしれない。また、そう思い込むことで、自身の境遇を肯定しようとしていたのだろうか。

 休憩を挟んで、第二部は来場者のアンケートに著者が答えた。寄せられたのは主に、家族の飲酒に関する切実な悩み。一つひとつ丁寧に、真摯に、時に笑いを交えて答えていく。

 「父がアルコール依存症で、早く死んでほしいと思ってしまう」という悩みに対して、菊池さんは「父に対して私もそうだった。もちろん殺すことはできないので、どこか出先で、事故で死んでくれたらと思っていた。この人の介護だけは絶対にしたくなかった」と、共感と共に赤裸々な思いを語り、相談者の罪悪感を取り払う。

 また、「息子が酔うと化け物になるが、特に飲まないでもいられる時もあるようだ。これはどう考えればいいのか」という母親には、「家族が嫌な思いをしていれば、もうそれは治療を始めていい」という医師の言葉を引いて、「依存症からの離脱に希望を持ってほしい」と勇気づける。

「『地獄を見たければ依存症の家族になれ、天国を見たければ依存から回復した人の家族になれ』という言葉があります。アルコール依存症から回復できるのは2%と言われますが、でもゼロじゃないんですよね」

 アルコール依存症の家族がいることは“地獄”かもしれないが、今回のように、同じ悩みを持つ者同士が語り合うことで、一筋の光を期待する気持ちを抱けるのかもしれない。約2時間のトークイベントは、終始真剣な空気だった。