斎藤工、女子大生の「セックス暴露」に反省ナシ!? 春先から“ナンパ目撃談”多発中!

 昨年、一部女性週刊誌に、女子大生との“ワンナイトラブ”を報じられた斎藤工。記事は、女性の証言を元に構成され、「自分よりも、私の体を第一に考えてくれました」など、生々しいセックスの様子までつづられていた。斎藤側の“異例の対応”が功を奏してか、炎上には発展しなかったが……。  昨年11月発売の「女性セブン」(小学館)によれば、とあるパーティーで斎藤に声をかけられたという女子大生は、携帯番号とLINEのIDが書かれたメモをその場で受け取ったという。連絡を取り合うようになると、翌日には斎藤の自宅へ招かれ、そこで男女の関係になったそうだ。 「それ以降は連絡が途絶えがちになり、女子大生は“ヤリ捨て”された格好ですが、斎藤の所属事務所は『好意を持っていた女性ではありましたが、すでに終わっております』とのコメントを発表。無視や否定など、いくらでも取り繕うことはできたはずなのに、嫌疑をハッキリ認めたことで、炎上の“火種”をあっさりと消火させました」(週刊誌記者)  この報道により、斎藤の女性遊びは落ち着いたかと思いきや、春先頃から斎藤の“ナンパ目撃談”が、たびたび飛び交うようになったという。 「4月には、とある有名写真家の誕生日パーティーで、やはり若い女性に声をかけている様子が目撃されています。一見、手当たり次第口説いているかのようでしたが、どうも斎藤が気に入る女性には、ある“共通点”があるんです」(芸能プロ関係者)  「セブン」に登場したのは、有村架純似という21歳の美人女子大生だったが……。 「斎藤は外見というより、どうやら女性が通っている大学を、一番意識しているようなんです。先のパーティーで連絡先を交換していたのも、都内の有名私大に通っているお嬢様でした。斎藤は以前、NHK『スタジオパークからこんにちは』に出演した際に、自らの信条や心構えを記したノートが紹介しましたが『誤字が多すぎる』と、ネット上で話題に。もしかしたら本人の中に“学歴コンプレックス”のようなものがあり、高学歴の女性に惹かれるのかもしれませんね」(同)  こうして、自ら積極的に女子大学生との交流を深めようとする斎藤。次に女性スキャンダルが報じられるとすれば、やはりお相手の肩書は“美人女子大生”なのかもしれない。

新人アナが異例の『ダウンタウンなう』出演! 安上がり企画頼みのフジテレビ“ジリ貧”事情

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フジテレビ系『ダウンタウンなう』番組サイトより
 6月9日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に、この4月に入社した新人アナウンサーが出演する。今年の新人アナは、女性2名、男性2名の計4名。研修期間4日目という異例の時期の出演となる。 「新人アナが出演するのは、同番組の人気企画『本音でハシゴ酒』のコーナーです。昨年度にも研修を終えたばかりの新人アナウンサーが出演して話題となりましたが、今年はさらに日程が前倒しとなりました」(業界関係者)  フジテレビのアナウンサーは、有名大学出身者に加え、ミスコン王者、芸能人二世など輝かしい経歴の持ち主が多い。それらの要素を“イジる”ことで、バラエティ映えするのは確かだろう。その一方で、あの“恒例企画”の立場がなくなりつつある。 「『27時間テレビ』のエンディングにおける提供クレジット読みですね。従来ならば、この場所で研修を終えたフジテレビの新人アナウンサーがお披露目され、初仕事として提供読みが行われていました。この企画は、面白みとは別のひとつの“儀式”のようなものです。その前に、新人アナがお披露目されてしまっては、企画の持つ重要度が薄まってしまいます」(同)  さらに、5日からは深夜の帯番組として新人アナが芸能界の先輩たちとの交流を行う『夜のアナウンサー研修』がスタートしている。もはや、“何を打っても響かない”状態のフジテレビにおいて、新企画すら安上がりな“新人頼み”の情けない状況が到来しているのだろう。 (文=平田宏利)

坂口杏里の最新作は超ハード“9P乱交モノ”! 逮捕後ひっそりリリースも「これでAV完全引退か」

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 AV女優のANRIこと坂口杏里の最新作が、今月13日(配信は10日)にひっそりとリリースされる。  AV転身後、6作目となる新作『芸能人がチ○ポチ○ポチ○ポまみれの大大大乱交 ANRI』(ムーディーズ)は、その名の通り乱交モノ。通販サイト「DMM.R18」では“淫乱・ハード系”のジャンルに分類されており、サンプル映像からも過去の作品と比べ物にならないほどのハードプレイであることがわかる。 「デビュー作では、イケメンAV男優のしみけんなどと絡んでいた坂口ですが、今回はブサメンたちに弄ばれているようです。『芸能人がチ〇ポまみれ! 360度肉棒バイキング状態!』のコピーの通り、同作だけで4P、5P、6P、9Pに挑戦しています」(芸能記者)  坂口といえば、昨年10月に『芸能人ANRI What a day!!』(MUTEKI)でAVデビュー。2作目の『芸能人ANRI By KING』からAVメーカー・ムーディーズに移籍し、同レーベルではこれが5作目となる。  とはいえ、4作目『本物芸能人と筆下ろししませんか? ANRI』リリースから5日後に、ホスト男性から現金3万円を脅し取ろうとした恐喝未遂容疑で逮捕された坂口(その後、釈放)。メディア露出はおろか、SNSの更新も途絶えたままだ。 「これまでSNSでの話題作りや、情報番組『バイキング』(フジテレビ系)への出演、販促イベントなど、積極的に作品をPRしてきた坂口ですが、逮捕後は本人によるプロモーションはおろか、ニュースなどに取り上げられることもほとんどなくなった。案の定、売上枚数も落ちているといい、坂口の話題性に乗っかってきたメーカーにとっては頭が痛い」(同)  また、6作目を最後に、ひっそりと表舞台から姿を消すのではないかとも。 「ムーディーズと5本契約を結んでいるのであれば、契約上はこれが最後。そもそも、坂口の仕事のモチベーションは日々のホストクラブ通いであり、周囲に『彼氏』と言い張っていた例のホストだった。しかし、そんなホストにも見切られ、同時にメディアでの発言が嘘だらけだったことも発覚。普通に考えれば、恥ずかしくて表舞台には戻れないでしょう」(同)  ファンを裏切った後も、新作が出続けている坂口。「やるからにはトップを目指す」と意気込んでいた彼女は、今頃何をしているのだろうか?

またもや視聴率上昇! “ゲスの不倫劇”『あなたのことはそれほど』東出昌大は、いい夫? 狂った夫?

またもや上昇! ゲスの不倫劇『あなたのことはそれほど』東出昌大は、いい夫? 狂った夫?の画像1
TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 佳境を迎えた『あなたのことはそれほど』(TBS系)6日放送の視聴率は、13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と上昇。終盤に差し掛かり、上昇が続きますが維持できるか、きわどいところ。  離婚が決まった渡辺夫妻。美都(波瑠)が涼太(東出昌大)に離婚届の記入を何度も迫りますが、涼太は名前を書き損じたり「書いている途中で手がつった」と、わかりやすい言い訳をして記入しようとしません。皮肉にも離婚によって言葉を交わすことが増えた2人。こんな最悪の関係でも、涼太は美都をいまだに愛している、狂おしいほど一途な男なんですね。そんな涼太の胸の内を知らず、美都は引越し先を見に行ったり、離婚後の生活で頭がいっぱい。  一方の有島夫妻ですが、描写はなかったものの光軌(鈴木伸之)が麗華(仲里依紗)に不倫を告白したようで、夫婦の会話はどこかぎこちない。  さて、同ドラマは美都と光軌を中心とした渡辺夫妻と有島夫妻のお話でした。ですが、前回からサブキャラが動き出したことで、事情が変わってきました。8話では、そのサブキャラの動きに注視してみましょう。  涼太の同僚・小田原真吾(山崎育三郎)は、今回も密かに美都の母・悦子(麻生祐未)の営むスナックに姿を見せ、渡辺夫妻の話を根掘り葉掘り聞き出します。勘の鋭い悦子に「(美都を)好きになった?」と見抜かれると、否定するも引っ越し先の保証人を美都から頼まれニヤリ。  有島夫妻にまとわりつく横川皆美(中川翔子)も、なんだか怪しい。有島に会いに来た美都から職場の連絡先を聞き出すことに成功。「有島さんのお友達なら、会ったって伝えておきますね」と、半ば脅しのような言葉を使って聞き出すあたり、横川にも涼太や麗華に通ずる頭のキレを感じます。有島夫妻と横川夫妻とで動物園に行くシーンで、横川は旦那から「こいつはバカだから」と侮蔑されるのですが、まるでこれがフリだったかのような立ち回り。光軌と美都の不倫の現場を横川は何度も目撃していて、これから横川がどう動くのか。  さて、同ドラマの唯一の良心、美都の親友・飯田香子(大政絢)が久々に登場。飯田の口からは、涼太の二面性が語られます。飯田は、涼太を素晴らしい夫としながら、一方で今現在連絡が取れないこと、パタリとメールへの反応もなくなったことを報告。6話で、家出をした美都の力になってほしいと飯田を頼った涼太とはまるで違う対応に、飯田自身も少し違和感を持っているよう。 “不穏な”サブキャラといえば、もう一人忘れていませんか? 美都の働く武蔵野眼科の院長・花山司(橋本じゅん)の存在です。花山自身も、離婚を経験しており現在は独り身。その立場から、美都のよき相談相手として登場していました。しかし、今回、美都の不倫について、悪そうな顔を浮かべるシーンがあり、いかにもな感じでこちらも怪しい。  誰もが怪しい状況の中、事件が起こりました。渡辺夫妻の住むマンションに美都の不倫を告発するビラがばらまかれ、残り2回はその犯人探しが中心のサスペンスになりそう。  それにしても、このドラマ本当に胸クソ悪くなりますね。男性と女性で感想が分かれそう。“危ない恋愛”とでも言いましょうか、テーマの不倫の経験がない人ある人でも意見が割れそうです。筆者は、やっぱり波瑠演じる美都と家庭を持ちながら関係を続ける光軌が、最低でろくでなしにしか見えないんです。しかし、涼太が“狂気じみたおかしな男”として描かれている。6話では、一度関係が壊れた夫婦間を修復するために涼太が提案したルールを「窮屈なルールを押し付ける男」として描かれているし、離婚届を破棄するさまを不気味な雰囲気で演出されています。一方の美都は、帰宅するや開口一番「(離婚届を)書いた?」しか言わないし、嫌な感じ。  不倫を賛美するとまでいかないけど、不倫は悪いことじゃないんだよってメッセージを受け取ってしまいます。いやいや、あんたらがおかしいよ、涼太はいい旦那なんだよという一部の世間の声の代弁者として飯田というキャラクターがいると思うんですが、やっぱり見ていてしゃんとしない方もいるはず。モラルを無視して恋愛に没頭する人って多いんですかね?  一方で、あまり出番のなかった美都の同僚・森瑠美(黒川智花)が結婚。どんな人かとの美都の問いかけに、こう返しています。「一番長く好きでいられそうな人」と。もし、登場人物たち全員が、“一番好きな人”でもなく“二番目に好きな人”でもなく、“一番長く好きでいられそうな人”を選んでいたら……となんとなく思ってしまいました。 (どらまっ子HAYAちゃん)

関ジャニ∞デビュー10周年の熱い夏をプレイバック!

祝!関ジャニ∞デビュー十周年!2014年8月9日・10日の東京、23日・24日の大阪での4日公演で計22万人を動員した野外イベント「十祭」のメモリアル・フォトレポート「十歳=十祭」は夏祭りモード全開!ハッピに花火に水しぶきと、スペクタクルな演出にエイトもエイターも熱く燃えた夏の日の想い出をアツ~くお届けします!

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沢尻エリカ『母になる』第9話直前で、「最終回のオチ見えた」「ありきたり」と批判噴出

 沢尻エリカ主演の連続ドラマ『母になる』(日本テレビ系)が、6月7日に第9話を迎える。前週の第8話は平均視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、第3話以降1ケタ台を推移しており、そろそろ2ケタに回復したいところだが……。

「主人公の柏崎結衣(沢尻エリカ)と、門倉麻子(小池栄子)や西原莉沙子(板谷由夏)といった“母親”の姿を描いた同ドラマ。第8話では、児童福祉司・木野愁平(Hey!Say!JUMP・中島裕翔)の亡くなった親友の母・上牧愛美(大塚寧々)が“育児放棄”していた問題も明るみになり、物語は混沌としました。視聴者は、『愛美の話はもういいから、早く結衣たちの話を進めてほしい』『本題がどうなっていくか知りたいのに……』などと苛立ちを募らせていた印象です。この視聴者が見守る“本題”というのは、結衣と誘拐されていた息子の広(関西ジャニーズJr.・道枝駿佑)、そして広の育ての親である麻子という3人の関係性についてです」(芸能ライター)

 第8話で、麻子はジャーナリストから接触を受け、自分の“人を刺して刑に服していた過去”が記事になるかもしれないと知る。そこで結衣に、「(広には)本当のことじゃないと、デタラメだと、どうか……今は嘘をついてくれませんか?」と、懇願したのだが、視聴者からは、「都合はよすぎるだろ」「『広のため』とか言って、結局は自分が広に嫌われたくないんでしょ?」といった批判が続出した。

「結局、結衣は夫・陽一(藤木直人)と相談して、広に本当のことを話しましたが、翌日、無断で中学校をサボッていたことがわかると、その場にいた麻子から『私のこと話したから』と責められてしまう事態に。また、結衣と麻子がそれぞれ広のスマホに電話をかけ、麻子の方に折り返しがあったものの、電話をかけてきたのは広ではない“謎の少女”で、2人の母親は呆然とする……という場面で終わりました」(同)

 第9話の予告によれば、少女は桃(清原果耶)という女子高生とのこと。柏崎家では、宏が学校をサボり、女の子と一緒にいたことで、家族会議に発展するほどの大騒ぎになったが、一方で、当の広は、桃を花火大会に誘うなど、交流を深めようとするそうだ。

「結衣と麻子は、広を“心配する”気持ちを共有することで、徐々に距離を縮ませていくような流れになりそうです。ただ、視聴者からは、『結局、結衣と麻子がわかり合ってハッピーエンドってオチかな。なんかありきたり』『これが9年間行方不明になっていた子どもと、その母親の姿なの?』など冷めた声も噴出しています。桃の登場についても、『ますますややこしくなった』『シリアスで、もっと泣けるドラマを期待してたのに、方向性がわからない』などと不評を買っています状況です」(同)

 この調子では、第9話の視聴率も思いやられるが、果たして――?

石田ゆり子、「すっぴん風自撮り」「ポエム調の投稿文」の“痛い”インスタが炎上しないワケ

 ナチュラルな美しさで“奇跡の47歳”と称されている石田ゆり子。昨年のヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)への出演をきっかけに、自身の47歳の誕生日に開設したインスタグラムも、多くのファンに好評を得ているようだ。

 特に愛猫・ハニオになり代わってつづっているという設定の「ハニオ日記」なる投稿が人気。例えば次のような内容だ。

「おかーさん今日もぢょゆう? てれび? えいが? てれび? ぢょゆうっておかしがたくさん食べられるんでしょ差し入れっていうやつ?(以下略)」

 猫になりきる、ひらがな多用のゆるいポエム調、飼い主(つまり石田自身)のことを「おかーさん」と呼ぶ、などクセの強い内容ながら、猫の写真のキュートさも相まって、たくさんの「いいね!」や称賛コメントが寄せられている。動物たちの間にたまに挟んでくる自撮り写真も、すっぴん風で気取らない表情のものが多く、これも「可愛い」と評判のようだ。ポエム投稿、すっぴん風自撮りといった、一見ネット民に叩かれやすい要素を含みながらも、石田のインスタが比較的受け入れられているのはなぜだろうか。

 まずは、「叩けない」自然さの演出がとてもうまいことが、一番の理由にあると思う。計算なのか自然なのか微妙なラインのぼさぼさヘアに、すっぴん風の自撮りからは、タレントにありがちな写真の加工や美容整形などの人工的な努力の影が見えない。

 さらに自分よりもペットを前面に出す構図で撮影されているため、「この人も『きれい』『可愛い』って言われたいんだ……」という冷めた思いを、見る側に起こさせない工夫もされている。年齢にあらがおうという意気込みを一切漏れさせないという自意識の、もうひとつ上を行く自意識が感じられ、かなり徹底した自己イメージ戦略を立てていると思われる。自身が代表を務めて個人事務所を設立したやり手であることも、それを裏付けている気がする。

 また再ブレーク前の石田を知らない世代が多いことも、叩く人間が少ないことに関係があるかもしれない。30代前半あたりまでの世代にとっては、“『逃げ恥』でポッと出てきた、ちょっと有名なアラフィフ女優”というイメージが強いのではないだろうか。過去や私生活についてよく知らないアラフィフ女優が、多少痛いインスタを始めても、「再ブレークできてよかったね」「年齢の割には確かにキレイ」といった、そもそもの関心が薄いからこその温かい感想が増えるのではないかとも考えられるのだ。

 これが藤原紀香(45歳)のようにどの世代にも過去がよく知られた存在だったら、一斉にツッコミが入っただろう。石田がアンチを増やさないままどこまでいけるのか、注目したい。

大江綾子(おおえ・あやこ)
日夜、テレビや週刊誌、芸能人のSNSなどをウォッチングしているライター。どこか癖のあるニオイを放つ女性タレントがお気に入り。

案内人に怒鳴られてもヘラヘラ!? 張成沢処刑前夜に見た、「右から左へ」しながら生き抜く北朝鮮人のメンタリティ

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2013年年末、“あの事件”直前の平壌の様子
 あれは今から約3年半前、2013年の年末のことです。  当時の平壌の雰囲気は明らかに違っていて、張り詰めた空気が街に漂っているようでした。  案内員も前回とは違って冗談が通じない人が配置され、取材箇所の交渉も一筋縄ではいきませんでした。  その回の訪朝では大手テレビ局と一緒に回っており、車代もテレビ局負担のため、野良記者の私に決定権などなかった点も大きかったのでありますが、前回ほど自由なコミュニケーションが取れず、内心、困惑しておりました。  そんな中、ホテルで親戚に会ったとき「これからうちに来る?」という話になりました。  本来であれば案内員もタクシーに乗せて連れていかなければならないのですが、私はそれをすっかり失念し、その場のノリで親戚とタクシーに乗って親戚宅に行ってしまいました。  すると到着した瞬間、親戚宅の電話が鳴り、受話器からは案内員の「勝手なことをするな」という怒号が漏れ聴こえました。  しかし、親戚は萎縮するどころか「えっ、そうなんですか? それは知りませんでした。ハイハイ、すみませんでした~」などとヘラヘラ笑いながら適当に受け流しておりました。  私も、いつもなら案内員からは諭されるように説教されるところが、今回は大声で怒鳴られ、「平壌は随分と感じ悪い雰囲気になってきたな」と思っておりました。  ようやく受話器を置くと間髪入れずに再び電話が鳴り、「今お前の家にいるのは誰だ?」と聞こえました。地域の自治会責任者のようでした。  すると次は、親戚は負けじと「だから親戚って言ってるでしょ? どこの親戚? 日本ですよ、日本」などと強気で食い下がり、あろうことか電話をほぼ“ガチャ切り”していました。  私はその様子を見つめながら、気が気ではありませんでした。なぜかって?  私のせいで一族が懲罰を受けたらどうしようかとか、そもそも親戚はあのような反抗的な態度をとって大丈夫なのだろうかとか。  全身の毛が逆立ち、私の体からは漫画のように冷や汗がダラダラと噴き出ました。文字通り体がガタガタと震えたのは、後にも先にもこの時しかありません。 「あの、大丈夫でしょうか? あとで怒られないですか?」  するとドッと笑いが起き、「ビビりすぎだ」と言われました。  いや、絶対に大丈夫じゃないだろう……。その後、出された食事は、まったく味がしなかったことを覚えています。  翌朝、迎えに来た案内員はまだ機嫌が悪く、「申し訳ありませんでした」と平謝りしましたが、帰りのタクシー内ではずっとガミガミと小言を言われ続けてしまいました。  その直後に、金正恩氏の叔父である張成沢氏が処刑され、あの異様な空気が腑に落ちた気がしました。識者に聞くと、おそらく処刑前夜ということで国全体の統制が厳しくなっていたのだろうという見方でした。  その後、日本では高射砲で幹部を木っ端微塵にしただとか、一般市民を集めて公開処刑したなどの真偽不明な話が流れ始めましたが、「あの空気」を体験した私としては、それを受けてさまざまな想像をしてしまうようになりました。  やがてはそれが軽いトラウマとなり、「私のような人間がヘタに関わって、向こうの幸せを壊すわけにはいかない」と思うようになりました。    さらに、私がiPhoneで世界のバカ画像やゲームを見せたりしていたことが大ごとになるのではないか(北朝鮮では、場合によっては見たほうも罰も受ける)、そして日本での私の活動が北朝鮮を刺激し、最悪の事態も起こりうるのではないかと勝手な恐怖を募らせたのでありました。  そのうち、公私にわたって多忙が続き、訪朝のタイミングがなかなか得られず、海外に在住する北朝鮮人民との交流はありましたが、親戚との連絡は途絶えがちになりました。  しかし、このままではよくない。そこで、届かない可能性も想定しつつ、勇気を振り絞って手紙を出したところ、みんなまったく何事もなく健在でした。  それどころか一人は結婚して子どもを産み、一人は来年結婚、一人は大学を首席で卒業して良いところへ就職しており、相変わらずのリア充ぶり。「連絡ないから死んだかと思った(笑)」などと、逆にこちらが心配される始末でした。    処刑や懲罰に関しては、さすがの私もまったく勘所がわかりません。  しかし、思えば20歳くらいの女の子が街中で歩哨(身長180㎝程度)と大声でケンカしていた場面もありましたし、地方でも市民が人民軍の車を襲ったり幹部に詰め寄る場面は珍しくなく、「恐怖政治のもとで一方的に抑圧される人民」というイメージは一概に正しくないといえましょう。  ジャーナリストの米村耕一氏が著した『北朝鮮・絶対秘密文書』(新潮社)でも、法的手続きにのっとって懲罰が行われていることが明らかにされています。資本主義国よりも明らかに制限がある中で時にはたくましく、時には右から左へ受け流しながら生き抜く人民のメンタリティには、今後も注視していきたいと思います。  もちろんさまざまな情報があるでしょうから、私の体験・および観測範囲に限った話であることを申し添えておきます。 ●やす・やどろく ライター、編集者。都内大学院の心理学部在籍中。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>