「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

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──元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載が始まります! とりあえず初回ということで宍戸さん、NHKアニメ『はなかっぱ』のヒロイン"ももかっぱちゃん"と、『B型H系』(TOKYO MX他)の"エロ神様"役、おめでとうございます! 宍戸 うふふ、ありがとうございます、オーディション受かりました。 ──オーディションだったんですね、宍戸さんクラスの声優さんは、てっきり自然に仕事のオファーが来るもんだと......。 宍戸 私はフリーだし、そんなの全くないです。耳をダンボにしてオーディション情報を拾わなければ(笑)。 ──どうして事務所に入らないんですか? 宍戸 うーん。事務所によって、NHKに強いとか、洋画に強いとか、コマーシャルに強いとかいろいろあって、どこがいいか分からない(笑)。それに、事務所に入っていると自由にライブも出来ないし、自分で歌とか出せなくなっちゃう。今は、それが一番の理由かな。 ──なるほど。歌と言えば、ロッテ『CMアイドルは君だ!』で優勝して『コズミック★ランデブー』で歌手デビューしてから、今年はもう20周年なんですよね! 20年って、子どもひとり成人する年ですよ! すごい! 宍戸 ねー。こわーい(笑)。 ──それをほぼ不老な感じで! なんで劣化しないんでしょうか......。 宍戸 あはは! なんかね、気にしたら劣化してくよ! 気にしないことにした! あと、すごくよく寝てる(笑)。
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──私は気にしなかったらどんどんヒドイことになっていきます......。でも、Twitterを見てると、宍戸さん、朝方までものすごく呟いてるし、ちゃんと寝てるのか心配になりますよ。 宍戸 こまめに寝てるから大丈夫! Twitter面白いよね、もう1万人以上フォローしてるよ! 夜な夜な検索して、悪口でも、私のこと一言でも呟いてたらフォローするの(笑)。 ──ハマッてますね~! Twitter始める前は夜中に何してたんですか? 宍戸 うん、泣いてた(笑)。本当に影響されやすいから、うち、テレビもラジオもなくて、毎晩寂しくてとにかく泣いてた。 ──テレビもねえ! ラジオもねえ!(吉幾三) 宍戸 (流して)だから、本当に救われたの、Twitterに。 ──Twitter、広瀬香美より宍戸留美をイメージキャラにすれば良かったのに......。Twitterは声優さんもいっぱいいますけど、みんなフォロワーの数が桁外れに多くてびっくりします。最近の声優さんって、写真集出してもCD出してもアイドルより売れるし、アイドルの立場がない! 宍戸 オーディションのときも華やかすぎるよ~。最近はそのアニメのキャラクターでイベントをやる作品が多いから、オーディションのときから、「歌ったり踊ったり、イベント出演、コスプレOKですか?」っていう項目があって。 ──うわぁ、じゃ、「外見は自信がないけど声なら!」って人は不利ですね......。 宍戸 でも、人柄がすごい重要だと思う。同じ技術もった子だったら、断然人柄の良い方を選ぶしね。だから、残ってる人は大御所でも若い子でも本当にみんないい人だよ! ──なるほど! そういえば、声優さんって、アイドル系の人は特に、プロフィールの生年月日の"年"を消しちゃいますけど、宍戸さんはそのままですね。 宍戸 そうそう、隠すよね。私もよく消されるんだけど、自分から足してみたりして(笑)。 ──あはは! ところで宍戸さん、写真はどうして始めたんですか?
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撮影:sundaliru ロケ地:Mont Saint-Michel
宍戸 2歳で両親が離婚して、2歳までの写真が全然ないということもあるのかもしれない。とにかくカメラが大好きで、中2くらいでやっと買ってもらったの。それから、ちゃんとした一眼レフを買って、ライブハウスに行って「いいライブだなぁ」って感動して写真を撮ったら、全然撮れてなくって......。何で? っていろいろ勉強して、それからもう10年以上! ──これから可愛い声優さんをたくさん撮るにあたって、どんな感じで撮りたいですか? 宍戸 テーマを決めたら楽しいかなって思うんです。その人に合うお花と一緒にとか......。 ──担当編集さんは、男性読者が喜ぶ感じにしたいって言ってましたが......。 宍戸 うふふ。どれだけ色っぽく撮れるかっていうのも面白いかな。 ──花は女性器のメタファー! というわけで、次回からもご期待ください! (......あれ、この連載、私の写真は載らないんですね!) (撮影=宍戸留美/取材構成=小明) ●ししど・るみ 1973年福岡生まれ。89年『ロッテCMアイドルは君だ』4代目 グランプリ受賞。8万5千人の中から選ばれる。92年、18歳でフリーアイドルとなる。朝日新聞、文芸春秋等にその行動が掲載。インディーズ界初、歌謡曲専門のレーベルCD RECORDSより『SET ME FREE』発売。N.Yタイムズ紙で、日本人アーチスト10人に選ばれ紹介された。アニメ『ご近所物語』(テレビ朝日系)に出会い、主人公幸田実果子の声と主題歌を担当。フランス語歌詞 タイトル(フェール ラムール)「faire l' amour」を発表後、昨年、パリでのライブツアーも成功させる。同曲が今年秋公開の映画の挿入歌に決定!! 詳細は→http://ameblo.jp/sundaliru/ ライブ情報!!50名限定!! 5月9日(日) 「宍戸留美 (36歳) 成人式 ♪ 」 於:風知空知(http://www.fu-chi-ku-chi.jp/) 開演:18:00 前売 ¥3,500- (+1drink) / 当日 ¥4,000- (+1drink) OPEN 17:00 / START 18:00 当日は宍戸留美の秘蔵映像を公開します! ご予約は風知空知で電話にて承っております。 TELL 03-5433-2191 (17:00~26:00) ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
B型H系 1 こわいもの知らず(笑)無修正版 [DVD] 発売予定日は2010年8月6日です。 amazon_associate_logo.jpg
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「缶詰は、世界が詰まった宝箱」缶詰博士・黒川勇人のおだやかでラジカルな日常

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缶詰博士こと黒川氏。
 2010年4月某日。お台場、東京カルチャーカルチャーにて、『春の缶詰祭り!』が行われた。その内容は、"缶詰博士"こと黒川勇人氏と、缶詰クイーンのタカイチカ氏が、ひたすら缶詰の楽しみ方や味について語り、さらには缶詰の製造法に深く感心する、という非常にマニアック、かつ、缶詰愛に溢れたもの。しかし、意外にも集まったお客は20代から40代頃の働き盛りの男女で、大盛況だった。
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イベントの様子。
「去年辺りから缶詰に対する"熱い視線"を感じますね」  と語るのは、黒川氏。缶詰に特化したブログ「缶詰blog」が話題となり、最近では"缶詰博士"として雑誌やテレビにも登場している。自宅には、世界中の缶詰が常備300缶以上ストックされ、1日1食は缶詰料理を食べるという。気になる缶詰工場には、実際に足を運ぶ熱心さだ。黒川氏がそれほどまでにハマる、缶詰の魅力について語ってもらった。 ――まずは、缶詰を好きになったきっかけを教えてください。
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ストックは常時300缶以上!
黒川勇人氏(以下、黒川) 出会いは4歳です。父親とキャンプに行ったとき、鍋で沸かしたお湯で温めた楕円形の缶詰をパカっと開けると、出来たてのご飯が入っていて、「これ、なんだろう?」と。改めて缶詰がいいな、って思ったのは、ブログを始めた2004年の6月。当時は、まだひとり暮らしで、冷蔵庫のない暮らしが何年か続いて、ご飯を炊いて、缶詰をおかずに朝晩食べるという生活。ところが、一向に缶詰に飽きることがなく、秋刀魚の蒲焼きに小麦粉をまぶして香ばしく炒めたり、いろいろとアレンジをしているうちに、『これをブログで紹介したら面白いかも』と。毎日記事にまとめていくうちに、自分がいかに缶詰好きかということを改めて実感しました。 ――缶詰に関する記憶が鮮明ですね(笑)。毎日食べても飽きない、黒川さんを虜にする、缶詰の魅力は何ですか?
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黒川 モロッコやイランなど、何を食べているのか分からないような地域のものでも、数百円で世界中の食材が手に入ること。それからサバの水煮みたいに、子どものころ自分が食べていたものを食べると、郷愁が蘇ってきてね。開缶した瞬間に立ち昇る匂いと、目に映る食材の光景。それが何十年という時間を越え、さまざまな記憶をどっと沸き上がらせるんです。缶詰は、ひとつの宝箱ですね。 ――名言が飛び出しましたね。ところで、匂いという話が出ましたが、缶詰にはあまり匂いがないような気がしますが......。 黒川 それはね、常温だから。缶詰は加熱すると食材の匂いが出てくるので、魚と肉に関しては大抵加熱した方が美味しい。とくに、サバや秋刀魚など青魚は、身に脂が乗っているので、加熱すると、口の中でふわっと脂が溶けていく。さらに、旬の野菜を使ってアレンジすると、季節感が出て、缶詰としての格が上がりますよ。 ――格が上がる(笑)。そういえば、野菜も一緒に入った缶詰はあまり見かけませんが、缶詰にすることは難しいんですか?
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高木商店の「ねぎ鯖」と「ごぼういわし」。
野菜と魚という異なる食材を組み合わせ、
それぞれの食感をちょうどよい状態で残すこと
に成功。酒のつまみにも最高。(各320円)
黒川 例えば、青魚の缶詰は、基本的に生の状態の魚を缶に入れ、蓋を閉じて缶ごと加熱しています。そこに野菜を入れると、2つの食材を両方ともちょうど良い食感にするのが難しいんです。高木商店さんが魚と野菜を組み合わせた「ねぎ鯖」と「ごぼういわし」という商品を出していますが、これは本当にすごいですよ。ねぎもごぼうも歯ごたえが残っていて、それでいて味もしみ込んでいる。加熱つながりで言うと、缶詰は加熱殺菌をして、缶の中を無菌状態にし、食材を腐らせないようにするので、保存料を一切使っていないんです。その上、旬の時期に獲れたての食材を使用しているから栄養価が高く、健康にも良いですよ。 ――なんだかいいことづくめですね。缶詰がとても上質な食材に見えてきました。ですが、せっかくなので、ちょっと変わった缶詰も教えてください!

kandume05.jpg 黒川 変わり物と言えば、マケドニアの缶詰『HALVA』。ナッツや砂糖など、天然の素材で作ったカリカリした触感の不思議なお菓子。一見、ケーキのように見えるんだけど、砂糖でコーティングしてあってすごく甘い。ものすごい高カロリーです。

kandume06.jpg 黒川 韓国産のカイコのサナギ缶『SILK WORM CHRYSALIS』。恐くてまだ食べてないんだよね(笑)。ものによってはすごく臭いのがあるという噂があって、それだったらどうしようと思って開けてない。たぶん、これからも食べないんだろうな(笑)。

kandume07.jpg 黒川 世界一臭いと言われる、スウェーデン産の『シュールストレミング』。ブログでも開缶の様子を動画でアップしていますが、これは、発酵させたニシンの缶詰で、硫化水素の匂いがすごくてね。周りに人がいないところで開けないと、事件になっちゃいます。それに加え、バキュームカーの匂いも。僕が開封するときに風下に立っていた知人は、急に「アハハ」とか笑い出しておかしくなっちゃって。よく見ると、缶のラベルに『風下に立たないで下さい』と注意書きが書いてあるんだよね(笑)。 ――世の中には、信じられないような缶詰が存在しているんですね(笑)。勉強になりました。最後に、缶詰への熱い思いと読者へのメッセージをお願いします。 黒川 缶詰は、"たかが缶詰"と思われがち。けれど、野菜入りの缶詰もそうですが、実はものすごいノウハウが詰まっています。缶詰の定番・シーチキンに、高級志向の「シーチキンとろ」という商品がありますが、それがもてはやされるようになったり、雑誌や新聞で缶詰にひと手間かけて食べる特集が組まれたりと、缶詰界が活気付いています。缶詰が、けっして間に合わせの食べ物ではないことを知ってほしいですね。 (取材・文=上浦未来) ・黒川勇人(くろかわ・はやと) 1966年生まれ。福島県出身。東洋大学文学部印度哲学科卒業。数年間会社員生活を送り、出版社勤務等を経てフリーライターとして独立。2004年6月に世界中の缶詰を紹介する「缶詰ブログ」を立ち上げ、『はなまるマーケット』(TBS)など、テレビ、ラジオ、イベントで"缶詰博士"として活躍中。 缶詰Blog <http://club-amigo.blog.ocn.ne.jp/blogcans/> ・イベント情報 『缶詰講座』 日時:5月8日(土)、6月12日(土)/午後7時から8時30分 場所:埼玉のイオンレイクタウン内・JTBカルチャー倶楽部 受講料:2,625円 講座内容: 5/8「斎藤茂吉とうな蒲缶の関係。世界にはこんなに面白い缶詰がある!」 6/12「大人の缶詰工場見学! 缶詰はこうして作られる」 申込方法:JTBカルチャー倶楽部048-990-1305(午前10時から午後9時30分) 定員:最大60名、先着順。
『カラー版 うまい!酒の肴になる! おつまみ缶詰酒場』 開けるだけで、ビールでも焼酎でも熱燗でもどんなお酒にもピッタリな極上の「おつまみ缶詰」。"缶詰博士"こと黒川氏が、思わず飲みたくなるおつまみ缶詰の世界をこってりとご紹介。 著:黒川勇人/アスキー・メディアワークス刊/980円 amazon_associate_logo.jpg
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「タイタン」敏腕”愛妻”社長・太田光代が描く新時代のエンタテインメント

otamitsuyo_main.jpg  爆笑問題・太田光の妻であり、所属事務所「タイタン」の社長としても活躍する太田光代氏。3月26日、そんな彼女がエッセイ集『私が「にんぎょひめ」だったころ』(集英社インターナショナル)を出版した。  これは、フリーペーパー「VA magazine」での連載コラムを中心にまとめたもので、「にんぎょひめ」の童話に夢中になった少女時代から、夫婦関係にまつわる話や酒の席での失敗談まで、自分自身に関することが赤裸々に語られている。敏腕社長として有名な彼女の飾らない素顔が見える内容だ。  最近はTwitterにもハマり気味という光代氏に、著書の話から夫・太田光氏の映画制作の舞台裏まで、話をうかがうことにした。 ――著書の中では、足の病気で3歳まで入院生活を送っていたことなど、ご自分の過去についても赤裸々に書かれていますね。なぜこういうことを書こうと思われたんですか? 太田光代(以下、太田) 連載の依頼を頂いたときには、特にテーマは決まっていなかったんです。ただ、私ってあんまりメモを取らない人なので、普段の生活で「ああ、あれを書こう」とか思っても、いざ書くときには忘れちゃうんです(笑)。だから、そのときになって周りを見渡して、必死でネタを探して書いていただけですね。 ――文章を書く上で苦労した点はありますか? 太田 これは、仕事外のときに作業してるんですよ。でも、こういう文章って、お酒を飲みながらでは書けないんですね。だから、その間はお酒も我慢して、書き終わったら飲む、っていうことをずっとやっていました。 ――最近、お笑いライブを映画館で生配信する「タイタンシネマライブ」という事業を新たに始められたそうですが、これをやることにしたきっかけは何だったんですか? 太田 「タイタンライブ」自体は昔からやってるんですが、チケットがなかなか買えないという声が多くて、何とかできないかな、とは思っていたんですね。それで、映画会社の人と話をしていたときに、このアイデアを思いついたんです。 ――すでに4回行われていますが、評判はいかがですか? 太田 好評なんですが、なかなか一般の人にはイメージが分からないみたいなんですよ。お笑いを映画館で観るっていうのが、想像を超えている感じがあるらしくて。  日本人は行儀がいいので、映画館でも「静かに観なきゃいけない」っていう風潮があるんですよ。面白くても笑ってはいけない、みたいな雰囲気があって。1回目にやったときにも、客席がやけに静かだったんで、2回目からは「気楽に見てください」とアナウンスするようにしました。そうしたらだいぶ笑って楽しんでもらえるようになりましたね。
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――太田光さん監督の映画作品の制作も進んでいるそうですが、今はどういう状況ですか? 太田 今は脚本を書いているところです。こっちはこっちのペースで事務的なことがどんどん進んでいくので、せっつかれているような感じはあったんでしょうね。一時期はきつそうでしたが、ここ1、2カ月くらいでだいぶ余裕が出てきたと思います。 ――現段階では、制作過程としては何割ぐらい進んでいるものなんでしょうか? 太田 私がやるべきことは順調に進んでいます。向こうのやることとしては、ようやく脚本が出来上がってくるかな、という感じです。この間見せてもらったときに、半分くらい出来ていましたから。彼は、書きかけの状態では絶対見せてくれないんですよ。だから、見せられる範囲になったのが半分で、まだ手直ししていないものが半分ある、ということです。 ――映画のジャンルとしては、コメディですか? 太田 ええ、コメディです。彼がやることは全部コメディですから。 ――光代社長はTwitterもかなり活用されているみたいですね。始めたきっかけは何ですか? 太田 これは、映画の仕事をしていて、東宝の人に勧められたんです。PRの一環としてやってみてはどうですか、と。私はもともと、パソコンをチャットで覚えたんですよ。だから、チャットだと思えばやりやすい感じがあって、慣れるのは早かったと思います。 ――どういうときに、ツイッターの楽しさが分かってきたんですか? 太田 1人で飲んでるときに、そのときの情景を実況していたら、結構反応があったんです。あるとき、お店の2階から、洗面器が落っこちてきたんですよ(笑)。で、なんで落ちてきたのか分からなかったから、そういうことを書いたりして。あとは、何でもない日常の話をつぶやく人の言うことが、やけにツボにはまったりとか。今では、自社のPRよりも、個人的なことの方が楽しくなっちゃって。でも、それが正当な使い方なのかもしれないですね。 ――これからはどういう事業を考えていますか? 太田 私がネット配信の仕事を始めて会社を作ったときには、世間では「ネット上で課金して利益を生むビジネスは無理だ」って言われていたときだったんですよ。でも、最近はツイッターが出てきたり、ちょっと状況が変わってきたのかな、という感じがしますね。シネマライブは上映館数を増やしていきたいし、ネット配信に向いているコンテンツっていうのもあると思うので、そういうものを手がけていきたいです。 (取材・文=ラリー遠田) ●おおた・みつよ 東京都生まれ。モデル活動などを経て、太田プロからモノマネタレントとしてデビュー。1990年、爆笑問題・太田光と結婚。同時期に太田プロから独立した爆笑問題をサポートし、93年より芸能事務所「タイタン」代表取締役社長。 ●『爆笑問題withタイタンシネマライブ #5』 日程:6月11日(金) 開演:午後7時30分~ チケットを売り出すと同時に即完売するという人気のお笑いライブ『タイタンライブ』が、全国11カ所、TOHOシネマズの映画館で同時生中継されます! 爆笑問題をはじめとする人気芸人たちによるお笑いライブを、映画館の大スクリーンで同時生中継するという前代未聞の試みは、新たなエンタテインメントの形として注目されています。 劇場:全国TOHOシネマズ11館で同時生中継! TOHOシネマズ 六本木ヒルズ/TOHOシネマズ 府中/TOHOシネマズ 海老名 TOHOシネマズ 川崎/TOHOシネマズ 船橋ららぽーと/TOHOシネマズ 浜松 TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ/TOHOシネマズ なんば/TOHOシネマズ西宮OS TOHOシネマズ トリアス久山/TOHOシネマズ 長崎 出演者:爆笑問題/長井秀和/宮地大介/5番6番他、ゲスト多数出演予定 前売チケット 2,000円(全席指定)全国のチケットぴあ、またはインターネットチケット販売'vit'及び各上映劇場窓口にて前売チケット5月7日(金)より発売開始! 当日チケット 2,200円(全席指定)/当日チケットはTOHOシネマズ劇場窓口のみにて発売。
私が「にんぎょひめ」だったころ 集英社インターナショナル刊/1,260円 酒豪で知られ、爆笑問題・太田光の"愛妻"である著者には、父を知らず、母とも離れ、足の病気の治療のために3歳まで病院で過ごした孤独な少女時代があった......。個性を育んだ少女時代の思い出、不思議で面白い夫婦の話、敏腕社長の仕事の流儀、お酒での失敗談・武勇伝など、いま最も旬な彼女がセキララに語るエッセイ集。 amazon_associate_logo.jpg
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有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(後編)

akari_arino02.jpg前編はこちら ──この『全日本オヤジ選手権』DVDで言ったら時東ぁみちゃんのポジションですよね。親父の靴下嗅いで「くさぁい!」とか。 有野晋哉氏(以下、有) そうそう、普通の表現いっぱいしてたやん、時東って。 ──靴下のにおいを「うんこです!」って。  そこ、注目しちゃってるでしょ! それがダメやと思う! ──だって、時東ぁみちゃんが「うんこ」って言うと思わなかったから!  ちょっとびっくりするでしょ? でも、小明さん、何でも言いそうじゃないですか。「うんこ食ったことあるんですよー」って、言いそうじゃないですか。「またうんこ食えって言われたらどうしよっかなって思いますけどぉー」とか。 ──言わないですよ! うんこも食わないし! でも、自然に出てくる言葉まで培われるとなると、つくづく大事ですね、家庭環境は。でもそれに関しては、もうこれから新たに家庭を築くしか......。  ないですねぇ(笑)。 ──もう機会さえあれば結婚したいくらいの気持ちでなんですけど、そこにはいろいろなハードルがあるじゃないですか。まず出会って恋愛して、みたいなのが、ちょっと不得意で......。  ああーなるほど、人と接するのがうまくない。......うん、芸能界に向いてないんじゃないですか? ──あっ、すごく根本的なところを! でも確かにそうなんです。だから、毎回いろんな方に相談させていただくんですけど、いろんな人に白旗を上げられがちで。  あーそうなんや、それはなんとかしてあげたいね。......なんやろね。小明さんの場合、アイドルって書いてるけど、水着の印象がないじゃないですか。 ──そうですねー、グラビアやってたのも、もう5年くらい前になります。  そうすよね。なんか、表現がすごい悪いけど、社長に抱かれてそうな感じ?(笑) ──うわああああ!!  はははは! 違うとは思うから言うねんけど! ──うちの社長、女です! 女でした、女!  それはよかった、それはよかった(笑)。でも、そんな感じがするの(笑)。そういう雰囲気のアイドルおるやん? ──確かにいますけど、まさか自分からその雰囲気が出てるなんて考えたこともなかったです......枕営業なんてしたことないのに!   分かるよ。分かるよ。その、なんていうのかな。枕してまで仕事あげると、自分の方が下がってしまうなーって、マスコミは知ってると思う。ふふ!(笑) ──なんか最悪じゃないですか!  「あそこに抱かれても仕事ぜんぜんくれへんやんか! しょっぼいの持ってきやがってよぉー」とか、書かれそうな感じがある(笑)。 ──うへー。そのせいか、その手のお誘いはいただかないです。  うん、なんですかねー? ──なんなんですかねー?  もう『アイドル』って冠を取るほうがいいんじゃないですかねー? ──えっ!?  今、もう、アイドルって、その「○○ドル」が、すごい流行ってもうたやん? だから、もう「美人過ぎるライター」くらいにしといたらいいんじゃないすか? そこのピンキリはまだ幅がないから、イケいけると思いますよ! ──でも、「美人すぎる」って、まず自分から言わなくないですか?  ふはは! 気づいた? 賢いね~。 ──「わたくし美人過ぎるライターでございまして」って、言えないですよね。......でも、「有野さんがつけてくれました」って言っていいならイケる気がする。  やめてください! 自作自演お願いします! っていうかまだかな、DVDの話は!?
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『全日本オヤジ選手権』
イーネット・フロンティア
──あ、DVDの話がまだでしたね! 最近はバイオリズムが低下していて絶不調だったんですけど、このDVDの、温泉で煮詰められてる親父とか、魚肉ソーセージほおばってる親父とか、踊る親父とか見て、なんかがんばろうって気持ちになりました。  あはは! 親父はあんな醜い形でも生きてんねんから! ──蛭子さん以外の出演者の方、ほとんど素人さんなのも凄いですよね。  うん、もっとすごいのが、親父全員に演出が一切入ってないんすよ。何も言うてへんのに全員が違うことをやってくるんすよ。今の若い子には多分やれないと思うんすよね。右へ倣え的なところが、今の人やったらあると思うから。 ──この世代の方々に学ぶところは多いですよね。  学ぶところ、全部が入ってると思いますね。「へえー」と思いながら見てましたね。たぶん町ですれちがっても、蛭子さん以外分かんないと思いますけど(笑)。 ──町にとけ込みすぎるから(笑)。蛭子さんと言えば、「蛭子さん伝説」ってあるじゃないですか。蛭子さんに酷いことをすると、不幸なことが起こるっていう。  はいはいはい。ある。 ──DVD内でも、みんなで蛭子さんに暴言を吐いたりしてヒヤヒヤしちゃったんですけど、その後みなさん大丈夫でしたか?  あ、大丈夫でしたよ。仕事場では多分ないと思うんすよ。画面上でくさすのはぜんぜん良いと思うよ。小明さんもそういう伝説ない? ──薄幸にする伝説ですか? 大丈夫です。占いで「あげまん」って言われました。  いや、だからって抱かへんけど! ──とにかく最近はそんな憂鬱な状態ですごい死にたかったんですけど、この『全日本オヤジ選手権』DVDを観てですね......。  いややで死んだら! めっちゃ、いややで、俺そんなん! うわーなんか後味悪いわーってなる! ──それなら「BOMB」(学研)のアイドルランキングに入れといたらよかったなー、て思うかもしれないですね。......もしかしたら追悼で入れてくれるかもしれない!?  いや! 追悼やったら影が出るから、そんなことしないもん! うん、会ったことないことにする(笑)。 (取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(後編)

akari_arino02.jpg前編はこちら ──この『全日本オヤジ選手権』DVDで言ったら時東ぁみちゃんのポジションですよね。親父の靴下嗅いで「くさぁい!」とか。 有野晋哉氏(以下、有) そうそう、普通の表現いっぱいしてたやん、時東って。 ──靴下のにおいを「うんこです!」って。  そこ、注目しちゃってるでしょ! それがダメやと思う! ──だって、時東ぁみちゃんが「うんこ」って言うと思わなかったから!  ちょっとびっくりするでしょ? でも、小明さん、何でも言いそうじゃないですか。「うんこ食ったことあるんですよー」って、言いそうじゃないですか。「またうんこ食えって言われたらどうしよっかなって思いますけどぉー」とか。 ──言わないですよ! うんこも食わないし! でも、自然に出てくる言葉まで培われるとなると、つくづく大事ですね、家庭環境は。でもそれに関しては、もうこれから新たに家庭を築くしか......。  ないですねぇ(笑)。 ──もう機会さえあれば結婚したいくらいの気持ちでなんですけど、そこにはいろいろなハードルがあるじゃないですか。まず出会って恋愛して、みたいなのが、ちょっと不得意で......。  ああーなるほど、人と接するのがうまくない。......うん、芸能界に向いてないんじゃないですか? ──あっ、すごく根本的なところを! でも確かにそうなんです。だから、毎回いろんな方に相談させていただくんですけど、いろんな人に白旗を上げられがちで。  あーそうなんや、それはなんとかしてあげたいね。......なんやろね。小明さんの場合、アイドルって書いてるけど、水着の印象がないじゃないですか。 ──そうですねー、グラビアやってたのも、もう5年くらい前になります。  そうすよね。なんか、表現がすごい悪いけど、社長に抱かれてそうな感じ?(笑) ──うわああああ!!  はははは! 違うとは思うから言うねんけど! ──うちの社長、女です! 女でした、女!  それはよかった、それはよかった(笑)。でも、そんな感じがするの(笑)。そういう雰囲気のアイドルおるやん? ──確かにいますけど、まさか自分からその雰囲気が出てるなんて考えたこともなかったです......枕営業なんてしたことないのに!   分かるよ。分かるよ。その、なんていうのかな。枕してまで仕事あげると、自分の方が下がってしまうなーって、マスコミは知ってると思う。ふふ!(笑) ──なんか最悪じゃないですか!  「あそこに抱かれても仕事ぜんぜんくれへんやんか! しょっぼいの持ってきやがってよぉー」とか、書かれそうな感じがある(笑)。 ──うへー。そのせいか、その手のお誘いはいただかないです。  うん、なんですかねー? ──なんなんですかねー?  もう『アイドル』って冠を取るほうがいいんじゃないですかねー? ──えっ!?  今、もう、アイドルって、その「○○ドル」が、すごい流行ってもうたやん? だから、もう「美人過ぎるライター」くらいにしといたらいいんじゃないすか? そこのピンキリはまだ幅がないから、イケいけると思いますよ! ──でも、「美人すぎる」って、まず自分から言わなくないですか?  ふはは! 気づいた? 賢いね~。 ──「わたくし美人過ぎるライターでございまして」って、言えないですよね。......でも、「有野さんがつけてくれました」って言っていいならイケる気がする。  やめてください! 自作自演お願いします! っていうかまだかな、DVDの話は!?
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『全日本オヤジ選手権』
イーネット・フロンティア
──あ、DVDの話がまだでしたね! 最近はバイオリズムが低下していて絶不調だったんですけど、このDVDの、温泉で煮詰められてる親父とか、魚肉ソーセージほおばってる親父とか、踊る親父とか見て、なんかがんばろうって気持ちになりました。  あはは! 親父はあんな醜い形でも生きてんねんから! ──蛭子さん以外の出演者の方、ほとんど素人さんなのも凄いですよね。  うん、もっとすごいのが、親父全員に演出が一切入ってないんすよ。何も言うてへんのに全員が違うことをやってくるんすよ。今の若い子には多分やれないと思うんすよね。右へ倣え的なところが、今の人やったらあると思うから。 ──この世代の方々に学ぶところは多いですよね。  学ぶところ、全部が入ってると思いますね。「へえー」と思いながら見てましたね。たぶん町ですれちがっても、蛭子さん以外分かんないと思いますけど(笑)。 ──町にとけ込みすぎるから(笑)。蛭子さんと言えば、「蛭子さん伝説」ってあるじゃないですか。蛭子さんに酷いことをすると、不幸なことが起こるっていう。  はいはいはい。ある。 ──DVD内でも、みんなで蛭子さんに暴言を吐いたりしてヒヤヒヤしちゃったんですけど、その後みなさん大丈夫でしたか?  あ、大丈夫でしたよ。仕事場では多分ないと思うんすよ。画面上でくさすのはぜんぜん良いと思うよ。小明さんもそういう伝説ない? ──薄幸にする伝説ですか? 大丈夫です。占いで「あげまん」って言われました。  いや、だからって抱かへんけど! ──とにかく最近はそんな憂鬱な状態ですごい死にたかったんですけど、この『全日本オヤジ選手権』DVDを観てですね......。  いややで死んだら! めっちゃ、いややで、俺そんなん! うわーなんか後味悪いわーってなる! ──それなら「BOMB」(学研)のアイドルランキングに入れといたらよかったなー、て思うかもしれないですね。......もしかしたら追悼で入れてくれるかもしれない!?  いや! 追悼やったら影が出るから、そんなことしないもん! うん、会ったことないことにする(笑)。 (取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

須藤元気がほのぼのフォトエッセイ 元天才格闘家が猫から学ぶ人生哲学

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『Let's 猫』(朝日出版新聞)
 トリッキーな闘い方で人気を集めた元格闘家の須藤元気。リングを下りた彼は今、北海道へと移住し、愛猫「プーチャン」「メイチャン」、そして家族とともにログハウスで暮らしながら、なおも自分流の生き方を模索中だ。  そんな須藤が、二匹の愛猫や家族との暮らしをつづったフォトエッセイ『Let's 猫』(朝日新聞出版)を刊行、話題となっている。北海道への引越しにまつわるドタバタ劇や、妻への想い、犬派だった須藤が二匹と出会って"改心"する心の動きなど、心温まるエピソードが猫というフィルターを通してゆったりと描かれている。  2006年に現役を引退し、映画監督、俳優、タレント、講演活動、ミュージシャンなど活躍の場を広げているが、著書『風の谷のあの人と結婚する方法』(ベースボール・マガジン社)が19万部のベストセラーとなるなど、文筆業での評価も高い。今回で9冊目の著書を書き終えた自由人・須藤元気に、今の想いを聞いた。 ──今回、ネコのフォトエッセイを出そうと決めたきっかけは? 須藤元気(以下、須藤) 昨年、北海道へ移住したんですけど、日々の暮らしや想いを飾らない言葉で綴るには、猫というフィルターを通すのもおもしろいかなと思いまして。あと、まぁ、単純に「猫本」って人気あるみたいなんで売れたらいいなと(笑)。 ──「猫本」は市場で根強い人気ですからね(笑)。この本で読者に伝えたいことは? 須藤 これはもうズバリ、「猫の生き方から学ぶ哲学」。これにつきます。 ──人は猫から哲学を学べると。 須藤 学べるではなくて、学ぶべきです。学ばないとダメです(笑)。 ──でも須藤さんは、どっちかというと犬好きでしたよね。 須藤 そう。よく知ってますね。まぁ、これは自分だけの感じ方かもしれないんだけど、人間社会というのが、ある種管理された「犬社会」に思えてき。特に都会に住んでたからそう感じたのかもしれないけど。ま、犬には罪はないんですけど。で、そこに猫との出会いがあったと。そこらへんは本を読んでいただけると(笑)。 ──で、北海道へ移住を? 須藤 とりあえずピラミッド型のログハウスに住みたかったんですよ(笑)。そうなると広い土地が必要だった。それで土地探しから何からいろいろしてたら、「じゃ、北海道か」みたいな。 ──実際に猫と暮らしてみて須藤元気がもっとも影響されたことって? 須藤 いろいろあるんだけど究極を言っちゃうと、「遊びたいときに遊び、寝たいときに寝る」。これかな。うん、そうなりましたね。 ──まんま猫ですね(笑)。帯の「人生で大切なことは彼女(ネコ)たちから教わった」は実に象徴的な言葉です。それにしても、フォトエッセイの作業は楽しかったんじゃないですか。 須藤 日々の生活の一部みたいな作業でしたね。遊びの延長というか。それでいて書き綴ることで忘れていたことを確認できたり。とりあえず、嫁さんはイラストがうまいことを知りました(笑)。「ヘタウマ」なんですけどね。あと、猫を撮影してると、いい感じで寝転んでくれたり、キーボードの上を歩いてくれたり。なんかこいつ、役どころが分かってんじゃないかって思いましたよ(笑)。 ──あ、奥様のイラストは本当に素晴らしいです。本の世界観と見事にマッチして。あれ、仕事きますよ(笑)。写真はご夫婦でお撮りになったそうですが、こちらもお上手ですね。 須藤 カメラがいいんです。ライカM8。まぁ、猫のことが好きなんで、そこらへんが投影されているというのはあるのかも。もちろん、プロの方から見たらシビアなご意見もあろうかと思いますけど、これはこれでいいかなと。 ──あの、昔、リングで闘ってたんですよね......。 須藤 いやぁ、よくあんなことできたと思いますよ(笑)。もうできないですね。猫からしたら、自分のことを撮影しているこの人間が、かつて血だらけになって殴り合ってたなんて想像できないでしょうね。 (構成=浮島さとし) ●すどう・げんき 1978年、東京生まれ。高校時代にレスリングを始め、拓殖大学短期大学在学中に全日本ジュニアオリンピックで優勝。世界ジュニア選手権日本代表に。卒業後はアメリカで美術を学びながら格闘家としての武者修行も開始。帰国後プロデビューし、K-1やHERO'Sで活躍。06年現役引退。08年に母校のレスリング部監督に就任。東日本学生リーグ戦で優勝、最優秀監督賞を3回受賞。
Let's 猫 いろんな意味で、すごい人だよね。 amazon_associate_logo.jpg
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有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」(前編)

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 モテない、金ない、華もない......負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第12回のゲストは、4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』に出演されている、よゐこの有野晋哉さんです! [今回のお悩み] 「人気アイドルの条件を後付けしたい......」 ──はじめまして! いやぁ、『とぶくすり』も『めちゃイケ』(フジテレビ系)も『ウリナリ』(日本テレビ系)も大好きで、すごく小さいときからずっと有野さんは私の中に生息していて......。 有野晋哉氏(以下、有) 生息していたんや(笑)。 ──そうなんですよ、だからうれしくって! 奇遇なことに、有野さんはしょこたんや宍戸留美さんとも仲が良いじゃないですか。私も両者と仲が良くって......。  うん。でも、しょこたんからも宍戸からも、小明さんの名前、聞いたことないよ。 ──......えっ。  いや、もっと話したら出てくるのかもしらんけど(笑)! ほんで? ──あ、はい、最近は「BOMB」(学研)で有野さんがアイドルのランキングを付けているのを見ているので、いつ私がランクインするのかなーって待ってるんですけど、延々ランクインしないもんで......。  ひゃっはっは! ──そこで早速相談なんですけど、有野さんがチェックしたアイドルは売れるっていう現象に私もハマりたいんですけど、次はどんな子がきますかね? 私きますかね?  ふははは! 私きますかねって! ──はい(真面目に)。有野さん、包帯巻いてるアイドルに"怪我ドル"って命名したじゃないですか。それと近くて、私、元"エプドル"なんですよ!  "エプドル"っていうのは? ──常にエプロンをつけて活動するアイドルっていうコンセプトで写真集も出したんです。今だったら「○○ドル」ってブームに乗れたんですけど、早すぎたんですよね。  うん。僕、「○○ドル」を取材の度に聞かれて、もうめんどくさいなーと思って。 ──ですよねー。で、"エプドル"写真集は本当に売れなくって、そんなに不況でもないのに6割も返本だったんですよ。  そりゃまた(笑)。でも、エプロンつけて収録きても気持ち悪い話だよね(笑)。まず「なんでエプロンしてんの?」ってところがあるから。 ──私も何で着てるのか分かってないし、ファンもそんなに興味がないしで......。それからは妹系・アキバ系に進出したんですけど、老け顔だっていうのを忘れてて鳴かず飛ばずで。いろいろ惜しいはずなんですけど、絶対ヒットしないんですよ、私。  あの、すげー自己分析ができてるんすね。 ──いろいろ考えざるを得なかったですかね。売れないもんでね。  うーん、いや、老け顔っていうか......なんか、薄いんですよね。 ──薄い?  うん、薄い(笑)。 ──ん? ん? なにが薄いんですか、影?  いや、影とかじゃなく、全体的に、薄いんですよ。あ、薄幸って言うんですか? ──ひ、ひどい! じゃ、有野さんがいつもアイドルを見て、「応援したいな」と「売れるかもな」って思うポイントを教えてください! こうなったら後付けでも補足していきたいんです。後付けでなんとか、時東ぁみちゃんのメガネみたいな感じのをひとつ!  雰囲気なんですけど、家庭があったかそうな人は良いなーって思いますね。インタビューの端々で、「弟にバレンタインあげて」とか、「家族で旅行したときにお父さんが」とか、そういうのがポロっと入ってると「あ、育ちがええねんなー」って、ふわっとするんですよ。小明さんで言うたら、あの、家庭環境あんまり良くなさそうな(笑)。イメージですよ! 僕のイメージですけど! ──わーなんで分かるんだろー! ......いや、そんなことはない、はず、です、あの、ホラ(著書『アイドル墜落日記』を開いて)、ここに家族で仲よさそうな写真とかも載ってますよ、ぜんぜん育ち悪くないです。愛に溢れた......。  あ、ほんま?  ──ただ、あの、家庭の事情で写真によってお父さんの顔が違うんですよ。  ははははは! そんな家庭環境やったんや(笑)。 ──ええ、でも、明るくいいお家です......。えっと、家庭環境も後付けでは難しいと思うので、なんかもっとこう、今から勉強で身につけられるスキルとか......例えば、有野さんも決して前へ前へ、俺が俺がのタイプではないじゃないですか。  ないですね。 ──それなのにずっと第一線でいらっしゃるから、それってすごいことですよね。  不思議ですよね、汚いやり口なんですよ。汚い、姑息なね(ニヤリ)。 ──あはは! そこらへんはどうなってるんですか? 私も前に出るのが苦手なので、前に出ずに一線で活躍し続けるコツみたいなのって......。  「こいつなんかやってくれそう」って期待されたまま、20年経ってるんじゃないですか(笑)。何考えてるか分からへん、っていうのも、よく言われるんすけど。強いて言うなら、考えてるふりをすることじゃないですか? 仕事が終わってから、「実はこんなこと思ってたんちゃうかな、あいつは......」って思わすような雰囲気を出すこと。 ──実際はいつも何を考えてらっしゃるんですか?  ぜんぜん考えてないすよ! 「飲みにいってから帰るか、そのまま帰ってゲームするか......」くらいのことをぼーっと思ってたら、「あいつまた考えてるなー」って。 ──なるほどー。私もぼんやりするだけなら得意なんですけども、ただの呆けた人みたいになっちゃいます......。バラエティーでのアイドルに関してはどうですかね? やっぱりどんどんトークに食いついていった方が良いんでしょうか?  なんて言うのかなー。ガツガツ前に来る感じの子、「私こんな面白い話もってます!」的な。それはあんましいらないなぁって思うんすよね。 ──ガッツのある子は自分をアピールしようとして前へ前へ出がちですよね。  うん。バシバシつっこんでくるアイドルもおるじゃないですか? それは司会者がするのにーって。そんなところが大事なんじゃなくて、ゲラゲラ笑ってるくらいで良いのになーって思うんすよね。 ──ほー! ワイプ抜きしやすい感じですか?  そうですねー......「ワイプ抜きしやすい」とか、そういう言葉も知らなくていいと思う(笑)。でも、そんなようなことですよ。視聴者が何を思ってるのか、言える人。「おいしそぉー」だったり、簡単なことで良いと思うんすけどねぇ。そこにやっぱ、育ちが出ると思うんすよね。プレゼント貰ったら、「うれしー!」って言える。 (後編につづく/取材・文=小明) ●有野晋哉(ありの・しんや) 1972年、大阪府生まれ。90年、お笑いコンビ「よゐこ」としてデビュー。93年から放送されたフジテレビ系『とぶくすり』で頭角を現し、その後15年以上にわたって第一線での活躍を続けている。4月28日発売のDVD『全日本オヤジ選手権』出演。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/
全日本オヤジ選手権 収録時間:本編117分 特典映像14分 発売日:4月28日(水)予定 価格:3,800円(税別) 発売・販売元:株式会社イーネット・フロンティア amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」