「1万2,000人買春校長」vs「セクハラ連発女性教授」!? 日韓“性”職者対決の軍配は?

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イメージ画像 Photo By Marc Smith from Flickr.
 横浜市の元公立中学校長が25年の間に未成年の少女を含む1万2,260人の女性を買春し、その様子をデジタルカメラで撮影したとして、児童ポルノ法の容疑で逮捕された。元校長は1988年から3年間のフィリピン赴任中に買春を始めて以来、長期休暇を利用して計65回の渡航を行い、買春を繰り返したという。公立中学元校長のぶっ飛んだ性事情は、世界にも大きな衝撃を与え、お隣・韓国でもこのニュースは大々的に取り上げられた。韓国ネチズンの反応もさまざまだ。 「日本はロリコン校長事件で騒々しいな」 「さすが“性”進国!」 「自慰も一生でそんなにできないと思うんだけど……」  他人ごとのように捉えている反応も多いが、実は韓国の教員による性に関する事件も負けてはいない。最近も、韓国で東大に相当する名門ソウル大学で、多数の女子学生に常習的にセクハラを行っていたA教授が罷免されている。  A教授は以前からセクハラ疑惑があり、昨年11月に調査が入って今回の処罰につながった。また、A教授はこの件とは別に、2008年から昨年7月までに9人の女子学生に対して計11回のセクハラを行ったとして、ソウル北部地方裁判所で裁判も受けている。さらに、ソウル大学はA教授が罷免されたことにより、同じくセクハラ疑惑の絶えないB教授の去就にも注目が集まっている。名門大学教授の相次ぐ性問題は、まだまだ根が深そうだ。  男性ばかりではない。4月15日には、韓国のある大学の女性教授が男子学生へのセクハラ疑惑で3カ月の停職処分を受けたことが明らかになった。その女性教授は、男子学生2人に対して数カ月にわたって、EメールやSNSを通じて性的羞恥心を与えるようなメッセージを送り、酒の席で常習的にセクハラ発言を繰り返したようだ。    女性教授は「学生たちが誤解したことであり、性的な意図はまったくなかった」と弁解しているが、「女教授がセクハラ!?」と韓国国内で大きく注目を集めてしまった以上、教職への復帰は難しいだろう。  ちなみに、韓国政府はあまりにも続く教員たちの不祥事に今後、国公立大学教授と小・中・高教員が未成年を買春したり性暴行した場合、不正の程度に関わらず罷免する制度を導入すると明らかにした。若干、手遅れな感じはいなめないが、これで韓国のセクハラ教員が激減すればいいのだが……。

中国風俗にソープランド式サービス導入か 女性従業員が全裸で特訓「どう見ても“タワシ洗い”!?」

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全裸訓練の模様
 中国のホテルには、たいてい3階か4階あたりにマッサージセンターがあり、ワンフロアを使ってサウナや大浴場、シャワー室、大型テレビのあるソファ室、そしてマッサージ用の個室を完備している。そして、中国通の男性ならご存じであろうが、たいてい“アッチ”のサービスもあるのが普通だ。特に地方のホテルに顕著で、米国系5つ星ホテルなのに、そのテの豪華なマッサージセンターがあったりするから侮れない。  中国のこうしたマッサージセンターは、施設内に入ればそのまま入浴からマッサージ、本番までできることから、ベルトコンベア式に例えて“一条龍サービス”と呼ばれることが多い。ただ、あくまでも本番がサービスのメインなので、マッサージ嬢たちの本来のマッサージそのもののレベルはイマイチ。  そんな中、先日、香港紙「東方日報」(4月8日付)に、中国東部の山東省日照市にあるホテルで行われた、女性従業員たちによるナゾの訓練の模様を写した写真が掲載された。
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 ホテル内のマッサージセンターの一室と思われる広い個室で、淫靡な赤い照明の下、全裸の若い女性たちが銀色の大きなエアーマットを囲んでいる。部屋の奥には、マッサージ店の制服と思われるミニスカートと白いブラウスを着た女性の姿も見える。  このエアーマット、どう見ても日本のソープランドで使われているものと同じもの。そして、その上で繰り広げられているのは、どう見ても“タワシ洗い”だ。制服を着た女性がマットの脇で指導し、一糸まとわぬ2人の女性が実践訓練をしているようにも見える。周りで裸のまま見ている女性たちは、実習の順番を待っているのだろうか。  タワシ洗いといえば、言わずと知れた日本のソープランドにおける基本技のひとつ。ついに中国にも、日本のソープ式サービスを導入する店が現れたのだろうか? 中国の性風俗について、現地在住のライター・三井和雄氏はこのように話す。 「中国には男性客の肛門にグミのようなものを入れて刺激したり、ブランコに乗ってプレイするなど奇抜なサービスの店もありますが、マットプレイのようなサービスの店はほとんどない。ただ、調べてみるとこの店は以前から過激なサービスがウリだったようで、今回の写真がいつ撮られたものかはわかりませんが、もしかしたら以前から日本のソープ式サービスを提供していたのかもしれません」  もちろん中国では、このような性的サービスを提供することは違法。習近平政権誕生以降、このところ中国政府は違法風俗店に対する摘発を強めており、かつては性の楽園とされていた広東省の東莞で大規模な摘発が行われ、現在は壊滅的な状況になっているという。日照市の現地当局も、この写真の流出に伴い、捜査に乗り出すとしているが、その後についてはまだなんの報道も出ていない。 (取材・文=佐久間賢三)

女優・松岡茉優のロケが面白すぎる3つの理由 フジテレビ系『正直さんぽ』(4月11日放送)を徹底検証!

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ヒラタオフィス公式サイトより
 ここ数年、いわゆる“女性タレント枠”は群雄割拠の時代が続いている。女たちが血で血を洗う、まさしく戦国時代だ。今年2月に放送された『時間がある人しか出れないTV』(TBS系)で真のワイプ女王に輝いたベッキーを筆頭として、指原莉乃や嗣永桃子、菊地亜美といったアイドル勢、ローラやSHELLYなどのモデル勢、鈴木奈々をはじめとするおバカ勢、そして小島瑠璃子やおのののかなどのグラビア勢の躍進も目覚ましい。そんな戦いに今、ひとりの女優が足を踏み入れようとしている。若手女優、松岡茉優がその人である。  もともとは子役としてキャリアを始めたが、脚光を浴びたのはテレビ東京『おはスタ』。ここでバラエティの感覚を培った松岡茉優は、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』への出演で一気にブレイク。数々の映画やドラマにも出演し、女優としての評価も高いわけだが、彼女の実力はそこに留まらない。それが明らかになったのが、4月11日に放送された『正直さんぽ』(フジテレビ系)だ。この番組において松岡茉優は、ロケタレントとしての才能を見事に開花させている。  『正直さんぽ』で松岡茉優が出演する回は『正直女子さんぽ』と銘打って、柳原可奈子と関根麻里と一緒に街を散歩するという主旨の番組である。ずんの飯尾和樹もお目付役として出演。極めて実力の高い布陣となるメンツではあるが、それでも松岡茉優の存在感と結果の残し方は目を見張るものがある。決して負けていない、どころかしばしば共演者を食っている。ロケという戦場において、松岡茉優の魅力は見事に炸裂しているのだ。 ロケにおける松岡茉優の魅力は、いわゆる“女性タレント枠”の近年の活躍とは少し違うところにある。ワイプという手法が当たり前になった現代のテレビにおいては、天性の才能ではなく、研ぎすまされた技術力が必要とされているのが実情だが、松岡茉優のロケに技術はない。むしろ天性の人間力で見せている。これはかつて“バラドル”と呼ばれた人々のやり方に近い。例えて言うならば、井森美幸の系譜を引き継いでいる。それは技術というよりも、人としての面白さを打ち出すという手法だ。松岡茉優はいわば、先祖返りした稀有な存在だと言えるだろう。  それでは、ロケにおける松岡茉優の一体どこがすごいのか? 彼女のロケが面白すぎるのは、一体なぜだろうか?以下、3つの点に分類して論じていきたい。 (1)独特の言語センスが面白すぎる  番組の性質上、さまざまな店を訪ねて料理を食べるという場面が多々あるわけだが、そのときに述べる感想がいちいち独特である。たとえば「もちパイ」という、中がアツアツのお菓子を食べたときの感想はこうだ。 「とろっとしたのが中に入ってて、それがマグマなんです」  熱さをたとえるときに、「マグマ」という単語をすぐに繰り出せる人間はそうはいない。さらに言えば、普通こういった際は「マグマみたいなんです」とたとえるわけだが、それを省略して一気に「マグマなんです」と言い切る。これは、技術でできることではない。天性の勘で、自身の感情を最短距離で見つける。これは、女優としてのセンスとしか言いようがない。通常の食レポの常套手段とは異なるが、しかしこれこそが、松岡茉優の個性でもある。このほかにも、 「私、塩分大好きなんで」(店頭に並んだわさび塩を見つけて) 「よかったぁ、成長期で」(ステーキがたくさん食べられる自分の胃を評価して) 「男の子の発想ですよ!」(鉄板焼きのステーキをパンの上に載せるというアイデアに対して) など、ちょっと名言がすぎる。ある意味で出川哲朗的なテイストも感じさせるわけだが、弱冠20歳の女優が発言することによって、それはツッコミどころではなく、シンプルな魅力となる。この独特の言語センスは、やはり松岡茉優ならではのものだ。 (2)無言のリアクションが面白すぎる  ワイプ全盛時代の現在において、基本的には無言というリアクションはあり得ない。よっぽどのことでもない限り、その場で求められた的確な言葉を発して、カメラを自分に向けさせるというのが現代の主流である。  だが松岡茉優は、ワイプタレントとは一線を画している。あまりにも堂々と、無言でリアクションを行う。たとえば柳原可奈子がおかしなことを口にしたとき、何も言わずに目を見開いて「?」という顔を向けるというリアクションを披露する。決して出しゃばらない。そしてそれは、言葉によるツッコミが応酬する現代の流れとは別軸にあり、どこか懐かしく、ほっとさせてくれるものでもある。  おいしいものを食べたときもそうだ。ステーキ店で肉を食べた際、何も言わずに無言でガッツポーズをする。それだけで、おいしいということは伝わるのだった。想いを伝えるのに、言葉が必要だというのは錯覚である。松岡茉優は言葉に頼らず、表情や動きで感情を表現する。それは、女優としての顔も持つ松岡茉優だからこそできる、新たなリアクション像なのだ。 (3)無意識な自然体が面白すぎる  すでに述べたように、松岡茉優のロケの面白さは、人としての面白さだ。もちろん『正直さんぽ』の独特な自由な雰囲気がそれを可能にしているわけだが、それでもやはり、松岡茉優の無意識な自然体はちょっとどうかと思うくらいには面白い。たとえばこの回は、いちご狩りでいちごを食べる。そのときの松岡茉優の感想はこうだ。 「目がしみるぐらい! あん? 目がしみる……? (気付いて)目が覚めるぐらい甘いです!」  完全に間違っている。人はあまり、いちごを食べて目がしみるということはない。だがまあ、そこはよい。重要なのは、この間違ったセリフを口にした後に、一切何もなかったかのようにそのまま次の動作に移るという点だ。ここで、誰かにツッコミを入れさせたり、あるいは自分で、おかしなこと言っちゃった的なフォローを入れることがない。ここがすごい。つまり松岡茉優は、笑いを取りに行っているわけではない。カメラの前で、そのままの姿で、普通に過ごしているのだ。  それが最も分かりやすく映ったのが、同じくイチゴ狩りの場面だ。松岡茉優は「あれ食べたい!」と少し遠くのイチゴを目にして畝(うね)をまたぐのだが、そのときに完全に尻をカメラに向けている。共演者や視聴者どころか、カメラすら気にしていない。だが、それがまったくく下品ではないのだ。松岡茉優にはよこしまな気持ちなどなく、ただ単純に遠くのイチゴを取ろうとしている。その純粋な欲求が伝わるからこそ、下品には映らない。女性タレントというよりも、むしろ子どもや動物を見る感覚に近い。この無意識な自然体は、やはりほかのタレントでは真似ができないのだった。  松岡茉優は人間の面白さを見せる。そのロケのスタイルは現在の主流とは少し離れているが、しかしどこか懐かしい面白さにあふれている。この純粋な面白さは、これから先どのような形で進化を遂げるのか。いずれにせよ松岡茉優、2015年再注目の女性タレントであることは間違いないだろう。 【検証結果】  冒頭でも述べた通り、現在の“女性タレント枠”に最も必要とされている資質はワイプにある。あるいは、ワイプは女性タレント、ロケは芸人さん、という形での棲み分けが暗黙のうちにされている空気があると言っていいだろう。そしてワイプ芸とは、批評的な感覚が必要とされる。もちろんその感覚とそこで研ぎすまされた技術は評価されるべきだが、テレビはそれだけではない。ひな壇では輝かない才能もある。松岡茉優という才能はまさしくそういった種類のものであり、これから先、ロケという戦場で彼女が新しいテレビのあり方を提示してくれることを願ってやまない。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

金正恩氏の偶像化教育に学校混乱「古代神話みたい」「いつ、どこで生まれたの?」

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平城市の金正淑第一高等中学校(本文とは関係ありません)
 北朝鮮の教育現場で、金正恩氏の幼年期の偶像化が始まりつつある。しかし、肝心の教材が曖昧すぎて、現場の教師たちも困っていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。  北朝鮮全国の初級中学校、高級中学校(日本の中学と高校に相当)で、「敬愛する金正恩元帥様の革命活動」の授業が新学期から始まった。  教師たちは配布された「教授参考書」(学習指導要領)に従って授業を進めなければならないが、生徒に配布する教科書の作成が間に合っていないという。  教育に関わる平安北道(ピョンアンブクト)の消息筋によると、教授参考書は1章から4章に分かれており、これに基づいて小学校は20コマ、中高は25コマの授業を行う。しかし、そもそも出来事が年代順になっておらず、「内容も抽象的で、古代神話のようだ」という。  同じく教育関係者で、慈江道(チャガンド)の情報筋は、金正恩氏の生年月日や生い立ち、家庭環境などがまったく触れられていないことによって、「逆に“正恩氏の出自”について、生徒が疑問を持つ結果になっている」と語る。 「生徒は『元帥様(金正恩氏)は、いつお生まれになって、どのような道をお歩きになったんですか?』と質問するが、教師たちはどう答えていいのかわからず、困り果てている」(同)  教授参考書によると、正恩氏は、金日成軍事総合大学入学前に父の正日氏から「外国の軍事大学に留学するつもりはあるか?」と尋ねられたという。これに対して正恩氏は、「私たち『万景台の家門』は事大主義とは縁遠いでしょう」と答えて留学しなかったとされている。これは、「万景台の家門(金日成一族)」は、「外国に頼る(事大主義)」ことはしない、すなわち正恩氏は「自主独立の精神を持ち、それを貫こうとしている」と強調するための逸話とみられる。  しかし、正恩氏がスイスに留学したことは、北朝鮮でも広く知られているエピソードだ。 「(正恩氏の)留学を知っている生徒たちは首をかしげながら、授業内容に疑問を持っている」(同)  果たして、偶像化教育は成功するのだろうか――。 (「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)

【韓国・集団万引事件】被害店「処罰望まない」発言の裏に、韓国“強烈”モンスターペアレンツの存在?

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イメージ画像 Photo By Seoul Guide Korea from Flickr.
 韓国・東大門のショッピングモールで、日本の高校生が集団万引した事件について、ショップの店主たちが「生徒たちの処罰を望まない」と、警察に伝えていることが明らかになった。  3月27日の午前10時ごろ、親善試合で韓国を訪れていた日本の某高校のサッカー部員たちが、ベルトや財布など700点余り、25万円相当の商品を万引した。  この事件を受け、韓国警察は4月13日に「“特殊窃盗”の容疑で同高校部員22名を調査、書類送検する予定だ」と発表した。同時に「偶発的とはいえ、被害点数が多く、団体での犯罪だけに罪は決して軽くない」とコメント。事件が社会的に大きく扱われる可能性が高まったが、そこへきて、実際に被害に遭ったショップの店主たちが、警察に処罰をしないよう申し出たというわけだ。  今回、店主たちが処罰を望まないとしたのは、生徒たちの前途を案じたため。また、事件が波紋を呼び、「韓国は怖い」という世論が日本で蔓延するのを危惧しているためだという。東大門のショップ経営者たちにとってみれば、ここ数年、日本人観光客が減っているとはいえ、大事なお得意様であることに変わりはない。謝罪や返品が済んだため、水に流そうという空気が優勢となり始めている。  この店主たちの申し出の背景には、日本の関係者の事件後の対応が大きく影響しているのかもしれない。一部韓国メディアは、同校の教員や父母の対応を好意的に伝えている。  例えば、国民日報のウェブ版は、高校で対策会議が開かれたこと、そこで教員と父母が膝を交えて議論したこと、韓国で取り調べを受けると決断したことなどを詳細に報じている。また、次のような警察関係者のコメントも紹介した。 「未成年者だし、罪を認め返品しているので、裁判までは至らないだろう。日本の父母が正直な決断をした。ウリナラ(韓国)の父母ならそうはしないはず」  というのも、韓国の親は超が付くほど過保護だとよくいわれる。子どもの行動をチェックするため学校の寄宿舎に監視カメラを設置したり、子どもが入社した際の人事が気に食わず、会社に文句を言いに行くなど、その過保護エピソードが日夜報じられている。そのような父母は、子どもの周りを旋回する“ヘリコプター父母”と揶揄されているのだが、最近ではそのワンランク上をゆく“爆撃機父母”が登場。これは、宿題も、診察の際の問診も、友達とのケンカ仲裁も、すべて子どもの代わりにやってやる親のことを指すという。  もし韓国の生徒が万引をしても、「もう一度日本へ行って謝罪してこい」と言う父母はいなかったはず。前述の警察関係者は、そんな日韓の父母の対応の違いを踏まえてコメントしたのだと思われる。  今回の万引騒動について、韓国国内ではまだまだ批判が多い。ウェブ上では「モザイク処理を外せ」「まだ盗み足りないのか」「競泳代表選手(冨田尚弥選手)といい、万引は(日本)国技」などいった書き込みが散見される。  前述の通り、韓国の当事者たちはすでに、経過を見守りながら事件拡大を防ごうとしているが……。今後、この問題がどのように解決していくか、見守りたい。 (取材・文=河鐘基)

日本テレビ・上重聡アナへの利益供与疑惑 醜聞続出で“好感度No.2アナ”のイメージ崩壊!

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 日本テレビの上重聡アナウンサーの利益供与疑惑が報じられた今期、日刊サイゾーでも連日、この件の続報をお伝えしています。よっぽど普段の素行に問題ありだったようで、同局の関係者などからは上重アナの醜聞の数々が漏れ伝わってきています。MCを務める『スッキリ!!』降板も、いよいよ現実味を増してきたようです。  余談ですが、4月からリニューアルした『スッキリ!!』は、上重アナのほか、新コメンテーターに高橋真麻やら松嶋尚美やら武井壮がキャスティングされ、バラエティ色がより一層強くなりましたが、TBS『白熱ライブビビット』しかり、朝からトゥーマッチ感が否めません。個人的にはやっぱり、主婦のお役立ち情報満載のイノッチ&有働アナのNHK『あさイチ』を応援していこうと思う次第です。  それでは早速、人気記事ランキングをチェックしていきましょう! 第1位 日本テレビ上重聡アナへの利益供与“常習”だった? 局内から「やっぱり」の声が続発!! カネシゲ! 第2位 微妙な芸能人がディープキスするTBS『ラストキス』に、視聴者ドン引き「やりすぎ」「生々しい」 なんじゃこりゃ!? 第3位 1億7,000万円はどこから出たのか? 日テレ・上重聡アナへの利益供与疑惑に、国税が重大関心 カネシゲ!! 第4位 TBS『ゴゴスマ』、日テレ『ミヤネ屋』に歯が立たず視聴率1%台の大惨事……最速で打ち切り確定か ミヤネ強し。 第5位 利益供与問題の日テレ・上重聡アナを、TBS『サンジャポ』がフルボッコ! 好感度暴落へ…… カネシゲ!!! 次点 ネットのライブ実況で、盗撮セックスから自宅放火まで? 韓国で大人気「個人放送」の光と影 韓国社会は闇ばかりのようです。 次々点 『進撃の巨人』『奇生獣』は完全アウト! 中国のネット上から締め出された“悪質”日本アニメとは―― 中国“ヤバい”漫画家・孫向文さんの新連載です。

「日本人女性はみんなエロい!?」訪日中国人が痴漢行為に走るワケ

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イメージ画像 Photo By Yoshikazu TAKADA from Flickr.
 毎回、僕が気になっているニュースを紹介するこの企画。今回は、4月6日、中国の複数のメディアにて、「訪日している中国人観光客、計3人が痴漢行為で現行犯逮捕」という報道がなされたので、これについて書きたいと思います。  現在、円安の影響もあり、たくさんの中国人観光客が日本を訪れています。ですが、中国人のマナーは決していいとは言えず、花見ではゴミを散らかしたり、今回の痴漢事件のように、犯罪に手を染める人も出てきています。中国はメンツを大事にする国ですので、政府は、中国人が海外で評判を落とすことに対して怒りをあらわにします。今回、機関メディアがこの痴漢事件を大々的に報道したのも、「これ以上、中国の評判をおとしめるな!」と、国民に釘を刺すためでしょう。  さて、この3人の痴漢行為の詳細ですが、まず1人は、デパートのエスカレーターで女性のスカート内を盗撮。もう1人は、電車内で大胆にも女性のスカートをまくりました。そして最後の1人は、アダルトグッズショップで、女性のお尻を触ったとのことです。3人とも被害者にその場で通報され、現行犯で逮捕されました。  なぜ、彼らはこういった行為に及んだのでしょうか? 今回の件を報道した中国メディアの論調は、おおむね「一部の中国メディアが、日本が性に開放的な国と煽りすぎているため」というものでした。それはどういうことかと言いますと、 「日本にはAVやエロ漫画があふれ返っている。お祭りになると、女性たちはペニス型のご神体をうれしそうに触ったり、それにまたがったりする。日本人女性は、破廉恥で尻軽で、どこででもセックスする」  といった具合に、偏った報道が至るところでなされているのです。決して少なくない数の中国人が、こうした報道を聞き、それを信じてしまいます。なぜなら、中国人男性にとって、日本人女性のイメージは「AV女優」なのですから。 ■中国人は、みんな日本のAVで興奮している  エロが非合法な国である中国においては、自国産のAVがまったくないため、日本のAVが大人気です。みんなネット上でダウンロードして見ていますし、街中ではこっそりと日本のAVの海賊版が販売されています。AV女優ですと、とりわけ蒼井そらの人気が高く、中国版Twitter「微博」のフォロワー数は、なんと1,500万人にも達しています。  そんな日本のAVですが、中国で出回っているタイトルを見てみると、出演している女優は、大きく2つのタイプの女性に分類できるのではないでしょうか。ひとつは、自分から積極的に男優の服を脱がせ、その体の上にまたがっていくような淫乱タイプ。そして、もうひとつは、たとえ男が乱暴に迫ってきても、されるがままに受け入れてしまう大和撫子タイプ。  AVの中には、3~4人の男性に一気に迫られる理不尽なシチュエーションもありますが、それでも、AV女優たちは、けなげに全員の相手をします。  多くの中国人男性にとって、日本人女性を見る機会はAVぐらいしかありません。つまり、AVに登場する女性こそが、日本人女性なのだと勘違いしてしまうわけですね。そして、こういう勘違い男たちが、日本にやって来ると、こう考えてしまうのです。 「せっかく日本に来たんだから、性的好奇心旺盛な日本人女性と街中でエッチなことをしよう。日本人女性ならば拒まないはずだ……」  こうして、ムラムラとして痴漢行為に及ぶわけです。ですが、実際には、日本人女性はAV女優のように性に対して積極的な人ばかりではないですし、従順でもありません。そして、わいせつ犯たちは、過ちを犯してから初めて、日本の迷惑防止条例が中国以上に厳しいことに気付くのです(苦笑)。  今回の痴漢報道に対する中国のネット民の反応は、以下のようなものでした。 「AVと現実を区別しろ! バカ!」 「AVを見て日本人女性が抵抗しないと思っている奴ら、どんだけバカなんだ……」 「日本観光する前に、教育が必要だ! 予備知識がないと、中国人の恥を晒し放題になってしまう」 「抗日ドラマを見すぎて、日本人女性に復讐したくなったのか?」 「日本に行かないで、中国の自宅でオナニーしていなさい」 「性欲は風俗店で解決しろ!」  まあ、ネット民はおおむね、まともでしたね(笑)。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>

体罰&モラハラの洗礼から真の芸術は生まれる? サディスティック教師の流血指導『セッション』

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親父にもぶたれたことないのに! 『セッション』の主人公ニーマン(マイルズ・テラー)は泣きじゃくりながら地獄の特訓に耐える。
 ムチで打たれたような衝撃がある。映画でここまでの体験をしたのはいつ以来だろうか。映画『セッション』の原題は『Whiplash(ムチ打ち)』。パワーハラスメントやモラルハラスメンなんて言葉はここには存在しない。弱肉強食、体罰上等! それでもOKなヤツだけ徹底的に鍛えてやるぜ。そんなサディスティックな鬼教師と音楽の世界で名前を残すことを願う野心満々な青年との狂気の師弟関係を描いたドラマだ。真の芸術はモラルや常識といったしがらみから遠く離れた世界にこそ生息することを教えてくれる。低予算のインディペンデント作品ながら、今年のアカデミー賞で作品賞ほか主要5部門にノミネート。鬼教師J・K・シモンズが助演男優賞を獲得するなど3部門で受賞を果たした。  SM音楽ドラマ『セッション』の主舞台となるのは米国屈指の名門音楽院。ニーマン(マイルズ・テラー)は偉大なドラマーになることを夢見て入学してきた。有名なフレッチャー教授(J・K・シモンズ)が指揮する「スタジオ・バンド」に参加したいと考えている。フレッチャーのお眼鏡に適えば、音楽業界での成功は約束されたも同然だからだ。ある日、新入生たちで組んだ新人バンドの練習をフレッチャーが覗きに現われる。緊張しながらも演奏してみせる新入生たち。「スタジオ・バンド」の練習に来るように呼ばれたのは、控えドラマーのニーマンだった。この日のために、フレッチャー好みの早打ちの練習をニーマンは積んでいた。友達がいない彼はうれしさのあまり、いつも通っている映画館の売店に勤めている女の子・ニコル(メリッサ・ブノワ)をデートに誘う。自分から女性に声を掛けるなんて到底出来ない内気な性格だが、万能感みなぎる今ならどんな夢でも叶えることができそうだった。  だが、ニーマンの幸せな学生生活はここまで。フレッチャー教授に呼ばれて参加した「スタジオ・バンド」での地獄の日々が始まる。全米から才能のある若者たちが集まった音楽院の中でも、「スタジオ・バンド」はエリート中のエリートぞろい。このメンバーの中で正ドラマーの座をつかむのは容易ではない。「演奏を楽しめ」というフレッチャーの優しい言葉に安堵してニーマンは初演奏を披露するが、フレッチャーの顔色が一瞬で変わる。椅子を投げつけられた上に「クズでオカマ唇のクソ野郎!」と罵倒される。「スタジオ・バンド」に参加した初日、ニーマンは子どものように泣きじゃくるしかなかった。
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思いつく限りの罵声を浴びせる鬼教師フレッチャー(J・K・シモンズ)。音楽版『フルメタル・ジャケット』(87)か『ミザリー』(90)の世界だ。
 「スタジオ・バンド」で生き残るには、血みどろの特訓あるのみ。寸暇を惜しんでドラムを叩きまくるニーマンの持つスティックが血で染まる。正ドラマーになるには、自分にも他人にも非情になるしかなかった。ニーマンから交際を申し込んだニコルに対し、「練習の足手まといになるから別れよう」と告げる。フツーの大学生であるニコルは、あきれかえるしかなかった。「チャーリー・パーカーのように早死にしてもいいから、名前を残したい」と男手ひとつでニーマンを育ててくれた温厚な父親(ポール・ライザー)に対しても、傲慢な態度を見せるようになる。周りからどう思われようが関係なかった。フレッチャーが振り向くようなキレ者のドラマーになることが、ニーマンの唯一の願いだった。  ニーマンとフレッチャーの遭遇は、ロバート・ジョンソンが伝説の十字路で悪魔と出会ったようなものだろう。ロバート・ジョンソンは悪魔に自分の魂を売り渡たし、代わりにギター演奏のテクニックを伝授されたと言われている。ブルース奏者としての名声を手に入れたロバート・ジョンソンだが、放蕩生活の果てに27歳で夭折する。ニーマンが憧れているサックス奏者のチャーリー・パーカーも酒と麻薬に溺れて34歳で亡くなった。たとえ肉体が滅んでも、名曲と名演奏の伝説が後世に生き続ける。ひと握りの天才だけに許される特別な死生観だ。若くて世間知らずなニーマンは、そんな伝説のミュージシャンたちの仲間になることを本気で目指していた。  フレッチャー教授は人間の姿をした悪魔だ。ただし、フレッチャーが仕えているのは地獄の魔王ではなく、音楽の神様である。音楽の神様に身も心もすべてを捧げる覚悟の若者をフレッチャーは探していた。これから社会に出ていく学生たちに善悪の在り方を説く聖職者では決してない。真の芸術が誕生する瞬間、創作熱の沸騰する現場には、善と悪という二元論的な価値観は存在しない。言い換えるならば、才能のない者たちが善と悪の価値観を唱え、善という価値観の中で安心して暮らしているということ。才能のない人間同士がいたわり合う、そんなぬるま湯の世界からお前は飛び降りられるかとフレッチャーはニーマンを挑発する
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映画館でバイトしているニコル(メリッサ・ブノワ)はフツーの大学に通うフツーの女の子。音楽には詳しくないけど、笑うと笑顔が素敵だった。
 人間は極限状態に追い詰められることで覚醒を始める。『イミテーション・ゲーム 天才数学者とエニグマの秘密』(公開中)の主人公である英国の数学者アラン・チューリングは第二次世界大戦中に暗号解読機を開発し、それがベースとなってコンピューターが生み出されることになる。コンピューター誕生の背景には、対ナチスドイツ戦という特殊な社会状況があった。『セッション』では天才か凡人かまだ定かではない若者ニーマンが一線を踏み越えて覚醒を果たすかどうか、そのギリギリの攻防を新鋭デイミアン・チャゼル監督はスリリングに描く。  チャゼル監督が高校時代の実体験をもとに『セッション』を撮ったのは27歳のとき。わずか19日間の撮影期間で、この傑作を撮り上げた。徹夜続きでほとんど寝ていなかったチャゼル監督は撮影期間中に主人公ニーマンさながら自動車事故を起こし、病院に担ぎ込まれている。脳震とうの疑いがあったが、撮影スケジュールを守るために翌日には撮影現場に立っていた。大学時代に映画を1本撮り、コンサート会場を舞台にしたサスペンス『グランドピアノ 狙われた黒鍵』(13)に脚本提供していたチャゼル監督だが、実質的な監督デビュー作といえる『セッション』を完成させるまでは死んでも死に切れないという強迫観念が彼を突き動かしていたようだ。  物語のラスト10分、フレッチャーとニーマンの白熱のセッションが繰り広げられる。もはや、どちらが教師か生徒かは関係なかった。善悪の彼岸に立った2人のセッションは、此岸にいる我々の心さえも激しく揺さぶり続ける。 (文=長野辰次)
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『セッション』 製作総指揮/ジェイソン・ライトマン 監督・脚本/デイミアン・チャゼル 出演/マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ、ポール・ライザー、オースティン・ストウェル、ネイト・ラング  配給/ギャガ 4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国順次ロードショー (c)2013 WHIPLASH, LLC All Rights Reserved. http://session.gaga.ne.jp

アメリカが認めた“ハンバーガー中国起源説”に、人民が微妙な反応「あの国が黙ってない」

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ロウジァモーは、平たいパンに切り込みを入れて肉を詰め込んだもの
 ハンバーガーといえばアメリカ生まれのファストフードだが、これが実は中国起源だったというニュースが中国人民たちを驚かせた。ハンバーガーの起源とされたのは、中国ではおなじみのストリートフードであるロウジァモー(肉夾★=★は食へんに「莫」)で、蒸しパンのようなものを指す。つまり、肉を挟んだパンという意味になる。  ロウジァモーは中国西北部にある陜西省の名物料理で、現在では中国全土で食べられている小吃(スナック)の一つ。平たいパンの中に炒めた肉の細切れが入っており、路上の屋台などで一つ100~200円ほどで売られている。小腹がすいた時に食べるにはちょうどいいおやつだ。
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ロウジァモーが売られているのは、このような屋台や簡易店舗がほとんど
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発酵させた生地を、鉄釜の内側に貼り付けて焼く。フライパンで焼くことも多い。スパイスで味付けした細切れ肉を炒め、焼き上がったパンに入れて出来上がり
 このハンバーガー中国起源説、なんでもかんでも自分たちを起源にしたがる某隣国の“ウリジナル”とは異なり、中国人たちが自ら言いだしたわけではない。ハンバーガーの“祖国”であるアメリカのニュースサイト「ハフィントン・ポスト」が、4月8日付の記事で「世界で最初のハンバーガーは中国から」と伝えたことから始まっているのである。そもそも中国自身がロウジァモーを英語で「チャイニーズ・ハンバーガー」、つまり中国式ハンバーガーと呼んでおり、自分たちのもののほうが先だという意識を持っていなかったのだ。  しかし、ハンバーガー中国起源説に関して微博(中国版Twitter)では、なぜか韓国についての言及が……。 「ハンバーガーが中国起源? 韓国が黙ってないでしょ」 「『ロウジァモーの起源はキムチ餅だ』って、あの国が言いだすぜ(笑)」 「アメリカが認めたんだ。ハンバーガーは中国起源、桜は日本が起源。韓国は何もない」  それはさておき、「ハフィントン・ポスト」の記事は「世界で最初のハンバーガーは、あなたが考えているところから来たものではない。アメリカで発明されたわけでもなく、ドイツに起源があるわけでもない。そう、世界で最初のハンバーガーは中国から来たのだ」で始まり、ロウジァモーは紀元前221年から207年の秦朝の時代にはすでに現れていたとしている。そして「このチャイニーズ・ストリートフードとアメリカンスタイル・バーガーには違いがあるものの、ロウジァモーは世界で最初のハンバーガーと呼ばれている」と結んでいる。  アメリカのハンバーガーの始まりは諸説あるが、1900年ごろといわれており、歴史としてはまだ100年ちょっとにすぎない。確かに、すでに2200年以上の歴史があるロウジァモーとは比べ物にならない。  とはいえ、パンのような食材の中に肉や野菜などの具を挟んだ食べ物は世界各国にある。出現した時期はロウジァモーより遅いかもしれないが、それらがすべてロウジァモーを起源としているとするのは、やや無理がある。ハンバーガー中国起源説のニュース、もしかしたら中国政府を懐柔するためのアメリカ側の深謀遠慮……なんていうのは考えすぎか。 (文=佐久間賢三)

「5歳児レイプ疑惑」警察のシロ判断に父兄の不信感が爆発! 幼児虐待が多発する韓国の危ない保育事情

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警察に再捜査を求める母親たちのデモ(MBNニュースウェブサイトより)
「5歳の娘が、通っている幼稚園の運転手に性的暴行を受けた」  韓国・ソウル近郊の高陽市一山に住む主婦Aさんが警察にこう訴え出たのは、昨年10月末。帰宅時に通園服が破れているなど異変が相次ぎ、娘を問いただして犯行を知ったという。事件は韓国のネットコミュニティで大きな注目を集め、厳正な捜査と処罰を求める世論が沸き起こった。  それから5カ月余りの捜査を経て、警察が3月25日に下した結論は「シロ」。娘に対する4度の面談、防犯カメラ16台の映像確認、さらに被疑者のDNA鑑定まで行った結果だ。娘のおむつから男性の唾液が検出されたが、DNAは父親のものと判定。また、娘の陳述に一貫性がなく、面談では同伴のAさんがしきりに口を差し挟んだことも発表された。  犯行は、単に母親の思い込みだったのではないか――。通常であれば、多くの人がこう考えるところだが、地元一山の反応は異なる。会員数15万人の地元ネットコミュニティ「一山ママ」では、警察に対する不信が爆発。街頭では、母親たちによる捜査のやり直しを求めるデモまで繰り広げられた。 「5歳の子どもに、あれほど詳細な作り話ができるはずがない」 「子を持つ親として真実を知る必要がある」 「子どもの陳述はどう見ても真実なのに、父兄は呆れるしかない」 「母親たちは行動を起こしている。1日も早い解決を望む」  「一山ママ」会員やこれに共感するネットユーザーたちは連日、捜査への不満を書き募り、地元京畿道の道知事(道は県に相当)を名指しする書き込みまで出回った。内容は、知事の親戚が問題の幼稚園を経営しているというものだ。知事はこれを事実無根とし、道地方警察庁サイバー捜査隊に名誉毀損で告発する事態に発展している。さらに、地元有力者が捜査に介入したとの疑惑まで噴出した。ネットでは、現在も不正捜査を疑う声が衰えていない。  80年代以降のアメリカでは、子どもへの性的虐待疑惑をめぐる集団ヒステリーが、無数の訴訟と冤罪を生んだ経緯がある。それと似た事例のようにもうかがえるが、真相は不明のまま。ただし一山の状況からは、警察、幼稚園などに対する市民の根深い不信も浮かび上がる。
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3歳児を殴打し、床に叩きつける女性保育士。キムチを食べなかった、というのが理由(YouTube「KBS News」チャンネルより)
 今回の性的暴行疑惑の背景にあるのは、昨年から韓国中を震撼させた幼稚園・保育園での幼児虐待事件だ。今年1月には京畿道仁川市の保育園で、33歳の女性保育士が3歳の幼児を殴って床に叩きつける防犯カメラの映像がネット上に流出。韓国与党・セヌリ党の金武星代表に「セウォル号沈没事故以来の衝撃」と言わしめた。だが韓国では、同様の事件が2012年頃から増加している。「昼寝しない」「食事を残す」など些細なことで激高した保育士が幼児に暴行する事件が、連日のように報じられてきた。  こうした事態を招いたとされるのが、朴槿恵政権の福祉政策だ。朴大統領は2012年大統領選での公約通り、すべての0~5歳児を対象とする「無償保育」制度を13年に導入。しかし、裕福な主婦まで子どもを預けに来る一方、現場の人手不足と資格制度の不備から質の悪い保育士が大量生産された。一連の事態は、韓国で「保育大乱」と呼ばれ、政権を揺さぶる社会問題のひとつとなっている。また、セウォル号沈没事故などで浮上した、警察など行政への不信も、疑惑を生み出す温床だ。  とどまる気配のない、幼児虐待と市民の疑念。一山の性的暴行疑惑は、真相が明らかになる日が来るのだろうか? (文=コリアラボ)