「広東連合」に「湖南爆走族」も!? マッドマックス化する中国“通り魔”暴走族

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防犯カメラに写った、くだんの暴走族
 中国広東省掲陽市で、刀を手にバイクに乗った数十人の若者グループが、夜中に道行く人を無差別に襲い切りつけるという事件が頻発。カメラの映像には、はやりのファッションに身を包んだ若者たちが手にナタなどを持っている姿が映し出されており、地元住民たちは不安に包まれた。  同市の警察によれば、彼らの暴走行為が始まったのは昨年6月ごろ。初めは3~5人程度だったのが、すぐに30人ほどの集団へと成長。夜11時から朝4時の間に、人通りの少ない公園や村道で、通り魔的犯行を繰り返すようになったという。  ターゲットがバイクや車で逃げた場合は集団で追いかけ、取り囲んだら動かなくなるまで車両を叩き壊すという凶悪ぶりで、暴行により重篤な障害が残った被害者も出ている。  凶器は刃渡り50㎝を超えるナタや斧、さらに九環刀という峰の部分に9つの鉄環が取り付けられ、振り回すたびに音が鳴るという『マッドマックス』的な武器も使用されていたという。
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押収された武器。こんなものを振り回しながら暴走するとは、『マッドマックス』か『北斗の拳』の世界である
 地元警察は4月29日までに、犯行に関わったと思われる容疑者のうち7人を連行。  リーダー格と思われる一人は1996年生まれの19歳。卑劣な事件の容疑者には見えず、中学生のような幼い顔立ちをしていたという。もともと深セン市で出稼ぎをしていたが、仕事が嫌になって掲陽市に戻ってきてグループを結成。「臆病な仲間に度胸をつけさせるため」という名目で犯行を繰り返すようになったという。構成員の多くも17、8歳の未成年で、都市への出稼ぎのために両親が家庭不在となっている、いわゆる留守児童であったという。  同様の暴走族による危険運転や犯罪行為は、中国全土で社会問題となりつつある。昨年以来、北京市や広東省従化市、河北省石家荘市などでの暴走族による迷惑行為がメディアに取り上げられている。日本では暴走族が廃れ始めて久しいが、「広東連合」や「湖南爆走族」といったどこかで聞いたようなグループも存在するかもしれない!? (文=牧野源)

チップ拒否→笑顔で「コマプスムニダ!」北朝鮮レストランのウエイトレスに異変

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上海の北朝鮮レストランの女性従業員たち (c)Stephan
 中国や東南アジアを中心に展開している北朝鮮レストラン、通称「北レス」。日本には進出していないが、熱狂的なファンが多く、各国の北レスを渡り歩いたり、通い詰める猛者もいるほどだ。  その北レスで働くウエイトレス(服務員)たちの接客に、変化が起きているという。  これまでは周りの目を気にしてか、外国人客からの“チップ”は頑なに受け取ろうとしなかった彼女たち。というのも、外国人客と接触すると、北朝鮮当局から「思想的に問題がある」と批判されかねないため。だが、最近では10元札(約200円)を1、2枚手渡すと、にっこりして「コマプスムニダ!」(ありがとうございます!)と自然に受け取ってくれるようになったという。   「チップを受け取るようになってからは、接客態度もソフトになりましたね。チップは本人の取り分になるのでモチベーションが上がり、それが店の売り上げにもつながる。長く働いている人は要領がわかっているので、笑顔を振りまいてチップを稼ごうと頑張ってますよ」(デイリーNK情報筋)  中国丹東の税関から程近い北レスでは、北保衛部の監視もあり、チップの受け取りに制限があるが、それはあくまでも表向き。上からは「チップを受け取るなら、自分を失わず堂々と受け取れ」と教育されているという。 「ウエイトレスたちは、夜はダンスと歌で盛り上げてくれます。みんな背が高く、スラリとしていてきれいですね。盛り上がりすぎて舞台に上がっちゃうお客さんもいますが、一緒にダンスしてくれますよ」(同)  北レスは、北京、上海などの中国の大都市だけでなく、地方の中都市にも進出している。北朝鮮に近い瀋陽や丹東などでは北レスが隣同士で並んでいる光景も珍しくない。外貨稼ぎを目的に、北朝鮮当局や中国企業との合弁で営まれており、ウエイトレスは、美貌はもちろんのこと、歌、踊り、楽器演奏に中国語まで兼ね備えた女性たちばかりだ。  彼女たちは主に平壌出身の20代で、徹底した身元調査を経た上で海外の北レスで働く。派遣期間は通常3年だが、コネと賄賂で期間延長も可能だという。  いずれの北レスも、老若男女限らずおおむね好評のようだが、客と駆け落ちして脱北するウエイトレスも少なくなく、当局にとっては頭の痛い問題も起きている。 (「デイリーNKジャパン」<http://dailynk.jp>より)

B型が一番人気!? 医者も認める、北朝鮮版「血液型性格診断」

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さすがに今回、血液型に関連する画像を用意するのは困難でした。その代わり、血の滴るような北朝鮮のレバ刺し画像でご勘弁ください。やがてこれが血肉となり……(苦しい)。
 こんにちは。突然ですが、商談や合コンなどで間が持たなくなったとき、大活躍するのが「血液型占い」という、愚にもつかない問答ではないでしょうか。  A型と言ったら「あー、確かにそう見えるぅ!」、O型と言っても「あー、確かにそんな感じぃ」……って、あれ? もはや一緒じゃね? と各自が心の中でツッコミを入れつつ行う、あの至極日本的コミュニケーション作法です。  私は毎度、AB型と勝手に決めつけられるのですが、「違う」と言うと「うそだ! ゼッッッタイうそ!」と血相を変えて糾弾されるのが常です。朝鮮大学校時代、飲み会で泥酔した教授からも「お前は絶対にAB型だ! そうに決まってる!」と朝まで責め立てられたのがトラウマになっています。試しにAB型をググッてみますと「変人」「二重人格」「理解され難い」と散々な言われようでした。ちなみに私はO型です。  ということで、今回は北朝鮮版「血液型性格診断」の話です。  この存在を知ったきっかけは、本連載第3回(http://www.cyzo.com/2014/11/post_19508.html)で私が伏せった際、付き添ってくれていた看護師と女性案内員の雑談でした。2人のそばで眠るまでもなく目を閉じ、じっとしていると「あんたはB型だからね」という言葉が耳に入ったのです。 「今、B型とおっしゃいましたよね?」 「そうよ。血液型の話よ」 「朝鮮の人も血液型を気にするんですか?」 「気にするわよ」  北朝鮮でも血液型別性格診断があるというのも驚きでしたが、日本では何かと「自己中」「ルーズ」というイメージで忌み嫌われるB型が女性案内員の説明によると、北朝鮮では一番人気だというのです。一方、最も不人気なのはA型だとか。  私は彼女の言葉を検証すべく、その後、北朝鮮人民と顔を合わせるたび、不審がられつつも「何型ですか?」とコッソリ聞いて回りましたが、やはりB型人気は不動。10人ほどに聞いた結果、以下のコメントが得られたのでした。 B型 「話が面白い」 「楽天的で朗らか」 「機転が利く」 「応用力がある」  特に「話の面白さ」には複数の人が重点を置いていました。  一方、A型については 「話がつまらない」 「暗い」 「仕事しかできない」 「頭が固い」 と、ボロクソ。O型については「鷹揚」、AB型は「そもそも、会ったことがない」でした。  この血液型性格診断、在日の帰国者が広めたわけでもなく、自然発生的なものだそうです。女性案内員いわく、「医師さえも認めている」とのこと。各血液型の分析は日本と差がないにもかかわらず、評価が正反対になる点に、大げさではありますが、今後の日朝関係の勘所が隠されているような気がしてなりません。  ちなみに韓国ではどうか?  韓国の有名リサーチ会社「ギャラップ」が2012年に行った調査結果によると、血液型別に性格の違いがあると信じる人々(19歳以上の男女1501名中994名)の間で最も人気があるのはO型(46.5%)。その理由は「性格が円満」「活発」であること。B型(13.4%)は「気前がいい」が主な理由でした。さらに「自分自身と最も相性のいい血液型」もO型がトップ(46.5%)、B型を選んだ人はA型(19.9%)に次ぐ12.8%でした。  B型を選んだ割合が少ないですが、O型とは相性がいいと言われるだけに、お次は南北両首脳の血液型が気になります。  韓国の調査機関と、私ごときの野良調査の結果を比べるべくもありませんが、同一民族内で好みの血液型が分かれるのは興味深い事実ですね。もしくは南北合同で、きちんと調査を行ったら意外と合致するのかもしれません。  その場合、私のようなAB型扱いされるO型でも認めてくれるのかという点が不安要素ではありますが……。 ●やす・やどろく ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

中国モーターショーから追い出された半裸美女 今度は不動産展示場で活躍中!

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 2年に一度開催されている“車の祭典”上海モーターショーに今年、異変が起こった。モーターショーに付き物だった、車の脇でニッコリ笑ってポーズを取るコンパニオンたちの起用が一切禁止になってしまったのだ。  原因は、コンパニオンたちの行きすぎたセクシーな衣装。注目を集めるためにコンパニオンたちの衣装が年々過激になっていき、中には乳首と下を隠しただけでほとんど裸のコンパニオンまで現れる始末。カメラ小僧ならぬカメラ親父たちが、車そっちのけでコンパニオンの周りに群がって写真を撮るようになっていた。
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モーターショーではもう過激な光景は見られないのか?
 これには「なんのための展示会かわからない」「子どもを連れていくことができない」などの声が上がり、今回のモーターショーはお色気自粛で開催されたのだった。  嘆いたのは、2年に一度の“裸の祭典”を楽しみにしていた男性たちだけではない。このモーターショーでお色気を振りまいて荒稼ぎしていたコンパニオンたちも、おまんまの食い上げというやつだ。上海市の路上では、モーターショーの元コンパニオンたちが物乞いに扮し、「コンパニオン禁止令」に対する抗議活動を行っている。
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稼ぎの場を失い、物乞いに扮して抗議をするモデルたち
 コンパニオン起用を禁止された自動車メーカー各社も知恵を絞り、受付嬢や販売コンサルタントと称して美形のモデルたちを雇ってはいたものの、給料はコンパニオンの半分以下。「こんなのやってられないわ」と、さっさと辞めてしまう者もいたとか。  そんな“脱いでナンボ”の彼女たちが、新たに見つけた主戦場が不動産販売。山東省のエキシビションセンターで開催された春季不動産販売展に、モーターショーもびっくりのセクシーコンパニオンが登場したのだ。
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不動産展示場で写真撮影に応じるコンパニオンたち
 車に寄り添ってニッコリほほえむモーターショーとは違い、自分たちの体をキャンバスにしてマンションの間取り図を描き、それを見せて歩くのがお仕事だ。
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背中に部屋の間取りを描いていく。下の文字は「3ベッドルーム、2リビング、1バスルーム」の意味
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おなか側にはエッフェル塔? このあたりの趣味は理解不能
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「お姉ちゃん、変な格好」とばかりに見つめる子どもも
 マンション販売とコンパニオンという組み合わせにはかなり違和感があるが、アピール度は満点。しかし妻と一緒の男性は、じっくり間取り図が見られないかもしれないが……。ちなみに、この会場でどれだけの額を売り上げることができたのかは不明である。 (文=佐久間賢三)

葛飾北斎親子は江戸のゴーストバスターズだった!? 杉浦日向子が愛した世界『百日紅 Miss HOKUSAI』

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葛飾北斎の娘・お栄を主人公にした『百日紅 Miss HOKUSAI』。プロダクションI.G.が製作し、欧州6カ国への配給が決まっている。
 江戸文化をこよなく愛した漫画家・杉浦日向子さんの連作集『百日紅』を、原恵一監督が『百日紅 Miss HOKUSAI』として長編アニメーション化した。天才浮世絵師・葛飾北斎の娘であるお栄(後の葛飾応為)を主人公にしたもので、北斎のゴーストペインターをつとめるほどの腕前を持っていたお栄が絵師として独り立ちを決意するまでの1年間を江戸の風俗と四季の移ろいを織り交ぜて描いている。百日紅(さるすべり)、白木蓮、椿といった花々が咲き乱れ、町人文化が花開いた江戸時代後期の化政文化の華やかさを再現している。  原監督はブレイク作『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(01)の中で“古き良き昭和文化の匂い”を再現したテーマパーク「20世紀博」を生み出し、大人の観客たちを魅了した。本作でもその才能を再び遺憾なく発揮している。時代考証家・稲垣史生氏に弟子入りしていたこともある杉浦さんの著書の力を借りて、スクリーン上に大江戸テーマパークを開催してみせる。このテーマパークは最新4Dシアターかと思うくらい、優れものの演出が施してある。お栄が隅田川に掛かる両国橋を渡るシーンから物語が始まるが、隅田川にそよぐ風、江戸市中を照らす陽射し、橋をわさわさと行き交う人々の体温さえも伝わってきそうだ。お栄は目の不自由な妹・お猶を連れて、夏は川遊び、冬は雪見見物に出掛ける。お猶が手にした隅田川の水や雪の冷たさが、しっかりと感じられる。お栄役の声優を杏がつとめていることもあり、フェイクドキュメンタリー番組『タイムスクープハンター』(NHK総合)よろしく、自分があたかも江戸時代に足を踏み入れたかのような錯覚に陥る。  葛飾北斎、本名・鉄蔵(声:松重豊)と23歳になる娘・お栄(声:杏)は絵を描くことに夢中で、着の身着のままの生活を送っていた。当代一の人気絵師とは思えないような貧乏長屋で暮らし、部屋の中は散らかしっぱなし。ゴミが溜れば、引っ越せばいいという似た者親子だった。いつの間にか、酒好きで女好きな弟子の池田善次郎(声:濱田岳)、後に美人画で人気を得る渓斎英泉が居候している。その日暮らしを続けるこの3人に加え、犬が一匹住みついているのも犬好きな原監督らしい。  原監督は江戸時代の風俗を再現するだけでなく、江戸っ子の“粋”を盛り込むことを忘れない。締め切りに追われている北斎は、版元に悪態は突くが、愚痴はこぼさない。また、どんなに忙しくても、街で噂の美人や怪奇現象を自分の目で確かめるためにすっ飛んでいく。そんな酔狂な父の背中を見て育ったお栄も、ぶっきらぼうな性格だが、絵を描くことを自分の生涯の仕事と決めている。ギャランティーの額や注文主の家柄は関係ない。宵越しの金よりも、絵師としての心を揺さぶる題材に出会うことをこの親子は最優先している。
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93回も引っ越しを繰り返した北斎の住居兼アトリエ。画狂親子の頭には、自炊や掃除といった言葉は存在しなかった。
 江戸時代の売れっ子浮世絵師は、今でいえば宮崎駿か庵野秀明みたいな人気アニメーション監督か。北斎は春画の名手でもあったから、AV監督でもあったといえる。「蛸と海女」は“触手系”のルーツだろう。「富嶽三十六景」をはじめとする風景画も多く残しているから、地道な取材を厭わないフォトジャーナリストでもあった。研ぎ澄まされたセンサーを持つ北斎とそのアシスタントであるお栄は、江戸市中で起きる怪異に次々と遭遇することになる。表現者としての好奇心と業が、どうしようもなく不思議なものを引き寄せてしまうのだ。遊郭・吉原ではろくろ首の花魁と接見し、またお栄が描いた地獄絵があまりにリアルなことから現実世界にまで鬼が火車を引いてやって来る。江戸時代は今よりも夜の闇がもっと濃く、魑魅魍魎たちが跋扈していた。人々も物の怪の存在を信じていたから、彼らはより生き生きとしていた。江戸時代は身分制度が確立されていたが、庶民たちはお金では手に入らない粋を愛し、生活の中にファンタジーが息づいていた時代でもあった。  原作にもある「龍」のエピソードが秀逸だ。例によって北斎の代筆でお栄は龍を描くことになる。締め切りはあと1日。テクニックは充分にあるお栄だが、幻の神獣を描くとなるとさすがに身構える。酔っぱらった善次郎が連れてきた若き天才絵師・歌川国直(声:高良健吾)がお栄に助言する。 「龍にはコツがありやす。筆先でかき回しちゃ弱る。頭で練っても萎えちまう。コウただ待って、降りて来るのを待つんでさ。来たところを一気に筆で押さえ込んじまう」  この国直の台詞は龍の描き方というよりは、形のないフィクションをどうやって自分のものとして体得するかという“創作の極意”みたいなものだろう。その夜、男たちを長屋から追い出して筆を握ったお栄は、雷雲の中から身体を覗かせた巨大な龍と接近遭遇することになる。ただ絵を描くことが大好きだったお栄が、日常の向こう側に潜む“何か”に触れた瞬間だった。  原監督は杉浦作品の大ファンで、アニメーターとして多大な影響を受けたという。『河童のクゥと夏休み』(07)でクゥが龍と遭遇するシーンは、それこそ『百日紅』の「龍」のエピソードからインスパイアされたものだ。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(02)には白木蓮の花が散る印象的なシーンがあるが、これも『百日紅』の影響とのこと。お栄が妹のお猶を連れて舟遊びを楽しむシーンは原作にはないが、杉浦さんは豊島園のウォータースライダーがお気に入りだったというおきゃんな一面を思い出させる。同じく姉妹で雪見に出掛けるシーンは、“東京という現象は人々の想念のカタマリだ”と主人公に語らせる『YASUJI東京』のオマージュか。椎名林檎の「最果てが見たい」が主題歌として流れるが、これも杉浦さんのロック好き、椎名林檎ファンだったことを汲み取ってのもの。「杉浦さんの原作は完璧。僕は杉浦さんのいい道具になることを心掛けた」と原監督は語る。
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男っぽい性格だったと言われるお栄だが、年の離れた妹・お猶には優しい。目の不自由なお猶に、世界の美しさを伝える。
 美人漫画家として知られた杉浦日向子さんだが、体力を消耗する漫画執筆業は35歳で引退し、2005年7月に46歳の若さで亡くなった。自分が難病であることは公言しなかった。100日間にわたって咲き誇る百日紅のように、限られた時間の中で『百日紅』や『百物語』などの名作を描き残した。肉体から抜け出した杉浦さんは、今頃は大好きだった江戸時代に生まれ変わって暮らしているのだろうか。ふくよかで艶っぽい杉浦さんに出会った北斎かお栄、もしくは英泉は、ハッとするような美人画を描くに違いない。 (文=長野辰次)
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『百日紅 Miss HOKUSAI』 原作/杉浦日向子 脚本/丸尾みほ キャラクターデザイン/板津匡覧 監督/原恵一 声の出演/杏、松重豊、濱田岳、高良健吾、美保純、清水詩音、筒井道隆、麻生久美子、立川談春、入野自由、矢島晶子、藤原啓治  配給/東京テアトル 5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿ほか全国ロードショー  (c)2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会 http://sarusuberi-movie.com

“元祖ゆるキャラ”『はに丸ジャーナル』の、ゆるくない問いかけ

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『はに丸ジャーナル』NHK
「有名になりたいから、NHKを利用するってことかな?」  はに丸が、埴輪をモチーフにした高槻市のゆるキャラ「はにたん」に対して容赦なく突っ込んだ。  これは『はに丸ジャーナル』(NHK総合)での一幕。25年ぶりに蘇った「はに丸」が、“ジャーナリスト”を務める番組だ。「はに丸」とはもちろん、NHK教育テレビ(現・Eテレ)で放送していた人気子ども番組『おーい!はに丸』のキャラクター。馬の埴輪をモチーフにした従者「ひんべえ」がパートナーである。  彼らが時を経て復活したのは、2013年に放送された『日テレ×NHK 60番勝負』(日本テレビ・NHK)が最初だった。この活躍が反響を呼び、14年にパイロット版『はに丸ジャーナル』を放送。Googleに潜入し、無邪気に「どうしてなまけてるの?」などと開発者に聞いたかと思えば、「本当の喜びは、苦労の中にあるものじゃないかな?」などと本質的なことを言ったりしていた。そして、今年5月5日から、“祝日限定”という変則的な形ではあるが、レギュラー番組となったのだ。番組は、はに丸が時事問題の現場を訪れレポートする「はにスクープ」と、はに丸が時の人にインタビューする「はにトーク」を軸に構成されている。  レギュラー化初回の「はにスクープ」のテーマは、“ゆるキャラ”。 「僕、ゆるくないですよ。なんですか、ゆるキャラって、失礼しちゃうなぁ」 「僕はゆるキャラじゃないよ!」 と頑なに自分は“ゆるキャラ”とは違うと主張するはに丸が、増えすぎたゆるキャラ問題に切り込んでいく。ある自治体では、告知活動をひとつのキャラに集中させるため、ほかのゆるキャラを「リストラ」したという。 「僕はさ、長いこと倉庫にいたので、そうやってリストラされちゃったりする、作る時だけ作っちゃって、『もういらない』って言われちゃうキャラクターの気持ちがよくわかるんだ」 と、その現状を憂うはに丸。 「NHKの偉い人たちに言いたいの。『視聴率が悪くても、僕とひんべえをリストラしないで下さい!』」と。  また、はに丸“ゆるキャラ”の名付け親である、みうらじゅんを直撃。はに丸とみうらの2ショットは、なんだか時空が歪んだような不思議な感じだ。  「はに丸くんは、しゃべっている時にバコバコ音がしていいですよね。そこが好きだった」とみうらが言うと、はに丸は「僕たち硬いの。だから、いろんなことができない」と返す。すると、みうらは「そこがやっぱり、ゆるキャラなんですよね」と言うのだ。これには「僕はゆるキャラじゃない」と頑なだったはに丸も絶句。そんなはに丸を見て、みうらは“ゆるキャラ”という名称の元は、はに丸を見たから生まれたという事実を明かすのだ。 「僕が三十何年前に初めてはに丸を見たときに、“ゆるいな”とすごく思ったんですよね。“単なるキャラクターとは呼べないな”とは、当時から意識はしていたんですけども、そこが元にあって、自分の中に“ゆるキャラ”という言葉が浮かんだ」と。  実ははに丸こそ、みうらにとって「元祖ゆるキャラ」というべき存在だったのだ。それでも「僕はゆるキャラじゃないからね!」と反論するはに丸に、みうらは言う。 「ゆるキャラかゆるキャラじゃないかは、僕が決めること」  そう、ゆるキャラとは本来、見る側が決めること。多くのゆるキャラたちが自発的に“ゆるキャラ”と名乗った時点で、本質からズレているのだ。さらに、ゲストの伊集院光の「ブームになっちゃったから、ゆるキャラがいっぱいできても、実はすごい税金が使われてたりする」という一言を契機に、問題の本質に迫っていく。実は、ゆるキャラの着ぐるみを作るだけで、1体平均59万円もの税金が投入されているという。もちろん、それが人気になり、経済効果を生めばいいが、そんなゆるキャラはほんの一握り。年に数日しか活動していないゆるキャラも少なくない。そんな話題に、はに丸は同じ着ぐるみキャラクターならではの視点で付け加える。 「維持管理っていうのも、結構かかるんだよ。使わなくなっても、維持費ってのがかかってるの」  はに丸はゆるい。そのゆるさが相手を無防備にさせる。そして毒を吐いても、無邪気に「はにゃ!」と言えば許される。その隙に、阿川佐和子には「(本が売れて)儲かった? ねえ儲かった?」と迫り、田原総一朗には「討論番組とかでさ、なんかさ、人の意見をすごい遮っちゃってるように見えるけど、あれはどうしてなの?」と切り込む。そんな答えにくい質問に対しても、はに丸のような子どもキャラが相手だと、彼らは一生懸命わかりやすいように答えようとしてくれる。そこで表れる戸惑いや苦心にこそ、真実が透けて見えるのだ。  はに丸は自分のゆるさを認めないという点において、極めて本質的で正統な“ゆるキャラ”である。そして『はに丸ジャーナル』はそんなゆるさを装うことで、さまざまな問題の核心に鋭く迫っていく。だとするなら、はに丸は決してゆるくない「ジャーナリスト」にほかならないのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

“R18”海外作品が大ヒットも……国家ぐるみで映画を規制する韓国“レーティング”事情

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映倫ポスターより
 韓国で2月に封切りしたスパイアクション映画『キングスマン ザ・シークレットサービス』(日本では今夏公開)』が、公開2カ月にして観客動員数600万人(4月13日現在)を突破して、大ヒットを記録している。同作は『キックアス』のマシュー・ボーン監督最新作で、韓国での興行収入が海外収益の20%以上を占めているというから驚きだ。  今年、韓国で封切られた映画の中でNo.1ヒットとなっているのだが、注目なのは「青少年観覧不可」にもかかわらず、この記録を叩き出したということ。ちなみに「青少年観覧不可」の外国映画では、すでに韓国歴代1位を記録している。  残酷なヤクザ映画が国民的大ヒットを記録することも珍しくない韓国映画界において、「青少年観覧不可」という指定は、日本の「R18指定」とほぼ同様の規定。“映像物の倫理性及び公共性の確保と青少年の保護”を目的とし、審査事項として作品テーマ、性的表現、暴力描写、セリフ、恐怖度、薬物の取り扱い、模倣の危険性の7つが設定されている。日本の映像倫理委員会(映倫)の基準と大きく異なるのは、「薬物」と具体的に言及している点くらいだろう。制度的に見て、レーティングの区分も日本と同じだ。  ただ、映倫が国家に規制をされないために自主的に設立・運営しているのに対し、韓国の映像物等級委員会は“映画及びビデオ物の振興に関する法律”第71条にのっとって審査を行い、運営費は国庫から捻出されている。要するに、韓国では国家的に映画を取り締まっているということになる。  韓国がそこまで映画のレーティングに躍起となる理由のひとつは、増え続ける少年犯罪にあると考えられる。韓国の国家行政機関である大検察庁の2012年度の犯罪分析資料によると、当時の全犯罪者約211万人中、約10万人が未成年者だった。未成年の犯罪が年々増加を続け、低年齢化の傾向もあるという。  実際に、未成年事件の残虐性も問題視されている点だ。今年2月、日本でも公開された映画『ハン・ゴンジュ17歳の涙』は、04年に実際に起きた「密陽女子中学生集団性暴行事件」をモチーフにしている。この事件は、3人の女子中学生を40人以上の男子高校生が数カ月にわたり暴行、強姦、恐喝し続けたという驚愕の事件で、こうした残忍極まりない少年犯罪が増えているという。  何よりも、実際に映画を模倣した少年犯罪も起きてしまっている。13年、京畿道竜仁のモーテルで19歳の少年が17歳の少女に性的暴行を加えた末、首を絞め殺害する事件が発生。少年は遺体をトイレで16時間かけてバラバラに切断し、骨はビニール袋に詰めて他の部位は便器に捨てたという。少年は05年のアメリカ映画『ホステル』を模倣したと陳述し、「残忍な映画を見て、一度やってみたかった」と供述したという。『ホステル』は、ある田舎町の秘密のホステルを舞台にしたサスペンスホラーで、人体の切断描写が過激なことが話題となったが、韓国では上映禁止になっているという。  レーティングは、判断能力の未熟な未成年者に対する保護として当然の必要なものだろう。いや、少年犯罪をなくすためにこそ、作品を通して教える必要がある――。こんな議論を巻き起こしそうだが、少年犯罪と映画がかなりデリケートに絡み合っているのは韓国特有の問題なのかもしれない。 (文=梅田ナリフミ)

おっぱい好き夫のために……豊胸手術でシリコン600ccを注入した中国人妻は大丈夫か

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術前の女性。すでに一度豊胸手術を受けていることもあり、そのままでも小さくはなさそうだ
 中国で「辣媽(ラーマー)」という新語が浸透しつつある。英語でいうところの「ホットママ」の意味で、「出産してもファッションや美容に妥協しない女性」を意味している。  ポータルサイト「騰訊」に配信された4月24日付の記事によると、上海市で80年代生まれの辣媽が、母の日の自分へのプレゼントとして豊胸手術に挑んだ。注目を集めているのは、600ccという注入したシリコンの量。中国国内で行われた豊胸手術としては、最大の注入量になるという。  豊胸手術では、通常約50~70㏄のシリコン注入量で、カップがワンサイズ大きくなるといわれている。600㏄となると、少なくとも8サイズアップとなり、AでもIカップになる計算だ。もともとのブラサイズは明らかにされていないが、彼女にとってこれは2回目の豊胸手術であるといい、ネット上では「中国で一番大きな胸を持つ辣媽」として話題となっている。  彼女によると、独身時代に1回目の豊胸手術を行っていたが、出産後は以前より太ったのに胸は小さくなり、スタイルが悪くなった。また、夫がグラマラスな女性が好みといういこともあって今回の手術を決意したという。
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術後の女性。包帯が巻かれているが、それでもかなりの大きさになっていることがうかがえる。
 執刀医の話によれば、新型のシリコンジェルは乳房の形態をしており、術後の触覚も非常に自然で、見た目も「白鳥の首筋のように美しい」とのこと。おっぱい好きの夫も、満足するに違いない。  中国版Twitter「微博」では、このニュースに関し、賛否両論が巻き起こっており、 「豊胸手術で夫婦円満になるなら安いものだ」 「本当に妻を愛している夫なら、絶対豊胸手術なんかさせない」 「俺は妻に受けさせるなら、豊胸よりも膣縮小手術のほうがいいな」 「夫はペニス増大手術を受けるべき。それがギブアンドテイクというものだろう」 といった書き込みが見られる。  ただ、豊胸をはじめとする中国の美容整形手術には、医療過誤もつきもの。夜の営みの最中に爆発しないことを祈るばかりだ……。

女性警察官の85%がセクハラを「我慢する」 泣き寝入りがはびこる、韓国セクハラ社会の闇

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イメージ画像 Photo By Simon Williams-Im from Flickr.
 京都府警は4月23日、女性警察官へ卑猥な発言を行うなどセクハラ行為を繰り返した男性巡査部長を減給処分にしたことを明らかにした。その男性巡査部長は「女性につらい思いをさせて申し訳ない」と罪を認めている。法を順守しなければならない警察官の情けない不祥事に、眉をひそめた人も多いかもしれないが、くしくも同日、韓国でも、とてもよく似たセクハラ事件が明らかになった。  韓国・江原(カンウォン)警察幹部2人が、会食の席で部下の女性警察官にセクハラ発言をしたとして訴えられ、両名は調査を受けるために自宅待機を命じられたのだ。前出の日本の男性巡査部長は素直に罪を認めたが、韓国の警察幹部2人の発言からは、そうした態度は感じられない。  幹部A氏は「相手がどう受け取ったのかはわからないが、問題になるほどの発言をした記憶がない」と弁明。もう一方のB氏も「部署会食の席で小さな行き違いがあったが、当事者と円満に誤解を解いたし、当時の状況が議論になるほどの事案ではない」と、謝罪するどころか、真っ向から闘う姿勢さえ見せている。  自己弁護に走る言葉には、もはやすがすがしさすら感じられるが、彼らがこうした強気な姿勢を示す背景には、韓国警察に根強い女性蔑視の風潮があると考えられる。  実際、韓国警察は約9割が男性職員の男性社会であり、少数である女性職員の立場は低く、セクハラ事件が起きてもまともに処理されていないことが多い。2013年に95人の女性警察官を対象に行われたセクハラ実態調査の結果に、それは如実に表れている。なんとセクハラに遭った場合、約85%が「我慢する」と答えており、「厳格に対応する」と答えたのはわずか2%にすぎなかったのだ。女性職員の大半は、「無理に対抗して、職を失うくらいなら……」と話している。  つまり、警察組織全体が女性警察官を蔑視する風潮があるため、韓国女性警察官の多くはセクハラやパワハラに対して“泣き寝入り”するしかないのが現状なのだ。    女性警察官たちが泣き寝入りしているためか、セクハラで懲戒される警察官は極端に少ない。セクハラによって懲戒を受けた警察官の人数を日韓で比較してみると、日本が2013年に42人であるのに対して、韓国は09~13年までの5年間でわずか76人(単純計算で1年に約15人)だけだった。女性警察官たちへのアンケート調査で8割以上が「我慢する」と答えているだけに、闇に葬り去られたセクハラ事件はどれくらいあったのかと邪推されてしまうのも仕方のないことだろう。  今回発覚した韓国警察官のセクハラ事件は、氷山の一角である可能性が高い。女性警察官たちを泣き寝入りから解放するためにも、セクハラを行った警察幹部2人には厳格な処分が下されるべきだろう。

西郷さん逃げて!? 銅像のおっぱい&股間を触りまくる“爆揉み”中国人観光客が日本上陸へ

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ネット上で問題になった、女性兵士像の上での記念写真。なかなか器用に乗っかっている
 世界各地でマナーや振る舞いが非難されている中国人観光客たち。日本でも春節の“爆買い”は今さら説明するまでもなく、桜の季節に花見の名所に大挙して押し寄せた“爆花見”、さらには宿という宿が中国人観光客に占拠され、日本人の泊まる場所がなくなってしまった“爆宿”と、新たな現象を次々と引き起こしている。  ただ、そういった中国人観光客たちの狼藉ぶりは、なにも海外だけで起こっているのではない。中国国内でも、数多くの問題が発生している。  中国の観光地に行くと、よく目にする光景がある。なぜかそこで中国人は、やたらと何かにまたがりたがるのだ。大砲、動物の銅像、狛犬のような石像など、目についた手頃な大きさのものならなんでも乗っかってまたがる。そして、嬉々として記念写真を撮るのである。すぐにまたがってしまうのは、騎馬民族だった名残なのだろうか。  そんな中、先日、ある観光地で女性兵士像の頭の上に乗っかってポーズを取った男性の写真がネットにアップされた。本人は得意げな表情だったが、さすがにこれを見た中国人ネット民たちは激怒した。 「品がないにもほどがある」 「これだから中国人は“素養がない”と言われるのだ」 「海外でなくてよかった。外国人にこんな姿を見られたら、またなんと言われることか」  さらに、この写真の人物が「人肉」、つまりはネット上での個人情報捜索が行われ、身元がバレた本人はネット上で全国人民に向けた謝罪文を公開する事態にまで至っている。
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こちらは石像のポーズともぴったりマッチ
しかし、中国人観光客の銅像に対する無体な所業は、これだけではなかった。最近では、銅像に乗っかるだけでは収まらず、女性像のおっぱいに触りまくる“爆揉み”という事態まで発生していたのだ。
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上から下から、触られまくる楊貴妃の像。なぜ楊貴妃が上半身裸なのかはよく分からないが……
 観光客の人数が多いだけに、触る人の数もハンパなものではないのだろう。みんなに触られまくっているものだから、おっぱいの部分だけ色が剥げてテカテカに。触られすぎて足の裏がヘコんでしまった通天閣のビリケン像のように、このままではおっぱい部分がヘコんでしまいそうだ。
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触られすぎてテカテカに。なぜかどちらも触られているのは左胸
 女性像のおっぱいを触るのはおそらく男性のほうが多いだろうが、女性観光客だって負けてはいない。レプリカのダビデ像の下半身に手を伸ばしてパチリ。この女性の顔はボカされて見えないが、ポーズからしてものすごくうれしそうだ。
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いや、お嬢さん、さすがにそれは……
 日本にも、巨大な男根のご神体に女性がまたがったり、なでたりする風習があり、外国人からは奇異の目で見られたりしているが、あれは子宝祈願や子孫繁栄を願う立派な神事。ビリケンの足の裏だって、撫でるとご利益があると言われているからみんな触るのである。観光地でお戯れに乗っかったり触ったりして記念写真を撮るのとはワケが違う。  日本にたくさんお金を落としていってくれる“爆買い”は大歓迎だが、“爆揉み”の流行を日本に持ち込むのはご勘弁願いたいものだ。 (文=佐久間賢三)