中国コンビニ飲料に毒物混入で5人が死傷! 格差拡大で続発する貧困者の“報復テロ”

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東莞市内のコンビニを捜査する警察。紙パック飲料はすべて撤去されたという
 5月28日、広東省東莞市のスーパーで購入した殺鼠剤入り飲料を飲んだ5人が中毒症状を訴え、うち1人が死亡、4人がICUに入る重傷となった。被害者5人が購入したのは紙パックの漢方茶「王老吉」だった。警察は翌29日、容疑者として遼寧省出身の44歳の男を逮捕。男は罪を認めており、社会に不満があり“報復”するために市内の複数のコンビニ、スーパーなどで王老吉に殺鼠剤を混入したとしている。
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今回、殺鼠剤が混入された漢方茶飲料。華南地方ではポピュラーな飲み物だ
 このニュースに東莞市内はパニックになり、警察や地元の食品薬品監督管理総局などは事態が収束するまでコンビニやスーパーなどに、王老吉のほか、牛乳、紅茶など紙パック飲料の販売を停止するよう要請した。  昨今、中国では社会への報復を目的とした犯罪が増え続けている。  2013年6月には、厦門市で60歳の男性がBRT(バス高速運輸システム)バス車内の後部座席にガソリンを撒いて点火。車内は瞬く間に炎に包まれ、乗客80人はパニックとなり、逃げ遅れた47人が死亡。37人が重軽傷を負った。犯人の男も死亡したが、男の自宅から見つかった遺書には、貧しい家に生まれ育った環境を呪い、社会への報復を示唆する一文が書かれていたという。
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広州市でのバス放火事件の模様。2人が死亡した
 さらに14年7月には、上記事件の模倣犯が出現。街そのものが世界最大級の日用品雑貨卸売市場といわれる義烏から杭州に向かうバスの車内で可燃物に点火し、29人が重軽傷、本人も重傷を負う事件を起こした。男は人付き合いが苦手で、会社の部署をたらい回しにされており、事件を起こして名を挙げたかったと供述している。同月には広州市内のバスでも同様の事件が起きており、2人が死亡、37人が重軽傷を負う惨事が続いた。この事件の犯人は、田舎の山奥から出稼ぎにきた内装業の青年で、ヘルニアを患った後、仕事ができなくなり生活が破綻。生きる希望を見いだせなくなった後、犯罪行為に及んだという。  犯人に共通しているのは社会的弱者であり、社会から、努力しても報われない環境へ追い込まれたと感じていることだ。貧乏や、定職に就けない者を蔑視する社会で虐げられても、物事の善悪だけでも正しく考えるための教育すら受けていない者たちが短絡的な社会的復讐を繰り返している傾向にある。報復対象は普段の生活で関わりのある者とは限らず、電車やバスで偶然、一緒になった人々も対象となる。失意の底に沈む彼等もまた、中国の経済成長と共に広がる格差社会の被害者だ。 「繁華街なんかに行くと、たまに気が触れたかのような出稼ぎっぽいおじさんがいて、理由もなく子どもを殴ったり、おばさんに蹴りを入れたりしている。たぶん仕事にあぶれた人なんでしょうけど、自暴自棄になって憂さ晴らししている光景をここ数年、たびたび見かけるようになりました。車内での放火ももちろん怖いですが、日常的にそういう不審者がウロウロするようになると、いよいよこの国の経済はヤバイなと実感しますね。株高? そんなのは、中間層以下には関係ない話でしょう……」(深セン市内に住む日本人駐在員の妻)  中国国家衛生・計画生育委員会が5月に発表した「2015年中国家庭発展報告書」によると、世帯所得上位20%と下位20%の差は19倍に達したという。貧富の格差が急激に進む中、“交通機関での自爆テロ”や“食品テロ”が今後も増えることが予想される。習近平政権は腐敗役人の一掃にはある程度の成功を収めたが、こうした社会不満の蓄積に対してはまだまだ手つかずの状態だ。 (取材・文=棟方笙子)

豪華賞品なんてウソっぱち!? 北朝鮮“イカサマ”サッカーくじに、人民トホホ……

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1989年「世界青年学生祭典」のために、北朝鮮が無理して作った綾羅島メーデー・スタジアム
 北朝鮮の金正恩氏が提唱する「体育強国」「体育の大衆化」。それに従い、首都・平壌でも地方でも連日、サッカーの試合が開催されている。  観客を集めるため、試合後に豪華商品が当たる抽選イベントが行われているのだが、このイベント自体「イカサマ」そのものだという。  平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、各スタジアムでは、試合の数日前から抽選イベントのチケットが販売されており、女性職員たちがスタジアムの周辺や外の通りに出て、宣伝に当たっているという。チケットは1枚3,000~1万ウォン(約45~150円)ほどで、抽選に当たるとチケット価格の10倍の商品がもらえる、との触れ込みだ。イベントは試合後のスタジアムで行われ、ぐるぐる回る数字から4つを選んで当選番号を決めるというもの。  商品は、テレビ、録音機、扇風機などの電化製品から、自転車、服地、アンダーウエア、ボールペン、ノートなどの日用雑貨に至るまで、種類も豊富だ。市民は、あわよくばテレビや自転車を当てたいと思ってチケットを何度も買うが、なかなか当たらないという。  それもそのはず。情報筋によると、抽選所の所長は中国製の安物を仕入れてきて、あたかも豪華賞品であるかのごとく宣伝。当選者に何食わぬ顔でそれを渡し、差額を所長と職員で山分けしているという。  サッカーシーズンの2~10月まで、抽選所所長や道の労働党、人民委員会の体育担当幹部はこのような手法でカネを着服しており、笑いが止まらないようだ。  市民がこのようなインチキに気付かないはずがない。「表向きは抽選イベントだけど、結局は幹部たちの小遣い稼ぎ。労働も投資もせずにじっとしているだけで、濡れ手に粟だ」と非難の声が上がっている。 (デイリーNK<http://dailynk.jp/>より)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)

韓流マッサージは天国×2!? 気持ちいいマッサージと、もっと気持ちいいマッサージ「按摩」

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果たして、本当に写真で指名した女のコと遊べるのか? 韓国風俗もパネマジの巣窟なのか?(写真はイメージです)
前号・「ノレバン」2から続く)  昨夜、ノレバンで“素人っぽい”女のコたちと飲んで歌った後に発覚した、写真全消去事件のおかげで、本日は昨夜歩いた路地をトレースして、写真を撮り直すハメに。これで取材の合間のプライベートタイムも“完全消失”ですわ(泣)。  が、そのおかげで少しイイこともあった。ヨクサムにあるルネッサンスホテル近くに並ぶ「マッサージ」は、記者が過去に入ったしょぼい韓式旅館の「按摩施術所(アンマシスルソ)」とは大違いで、バンコクのマッサージパーラーを彷彿とさせる立派な建物だ。吹っかけられるだろうとは思いつつも、近くにいた客引き兄ちゃんに英語で聞いてみた。すると、 「フルマッサージとセッ○ス込みで22万ウォン(2万4,000円程度)だよ。今ならヤングでキュートなガールがいるよ」  なんと、昨日ピョ氏が言ってたのと同じ料金じゃないの。ボッタクリなし! こりゃ入るしかないでしょ!
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小さな歓楽街近くの路地にマッサージ屋が並ぶ。常連になると個室の待合室で、女のコが並んで顔見せしてくれる。さらに、深夜は宿泊も可能だ。
 受付で料金を支払うと、まずはひとりでシャワーを。その後、待合室で待っていると、ボーイが女のコのアルバムを持ってきた。しかも、時間がまだ早いせいか、人気の女のコもOKだという。5人のヤングでキュートなガールの中から記者が選んだのは、仲間由紀恵を丸顔にした感じの美人アガシだった。  が、しかし……。  案内されたマッサージルームで腰に手を当て、「早く揉ませろ!」とでも言いたそうな表情で待っていたのは、四十路もいいところの超熟女だったのだ!! 「パネマジじゃね~かよ。しかも、詐欺レベルのまったくの他人だし! トホホ……」  今さら怒っても仕方ない。これが韓国式なんだとあきらめて、熟女に身体を揉んでもらう。が、これはこれでめっちゃ気持ちイイ。  それじゃ、次はいよいよエッチな……と思ったら、また別の部屋に案内された。そこに現れた女のコこそ、写真で指名した美人アガシだったのだ! 按摩とマッサージの女のコは別という、韓国の流儀を忘れてました……。
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混み合う前の時間帯だったので、かわいい女のコも選び放題だった。ちょんの間に3回行くか、マッサージ1回か……。(写真はイメージです)
「顔マサジ、アンド、キュウリパック」  彼女はカタコトの日本語と英語で記者をベッドに寝かせると、顔面マッサージのあと、キュウリパックをしてくれる。火照った顔に冷たいキュウリが気持いい。それが終わるとマットに移動して、本格的リップマッサージが始まった。  まるで日本のソープのようにローションをからめ、カラダのいたるところを舐め回してくる。背中や脇腹に尖った舌先が這い回ると、ヒクヒクと筋肉が痙攣し、ゾクゾクッと鳥肌が立つ。さらに、アナルまでつついてくるのだ! 「こ、これはヤバいぞ。ちょんの間じゃ、こんなことしてくれないし……」  ソープはあまり好きじゃない記者も、ところ変われば性癖も変わるのか不思議と興奮気味。ベッドに移動すると、ディープキスに生フェラからの騎乗位で、いつもより早めに終了させられてしまうのだった。  マッサージとソープのサービスがお手頃価格で味わえるなんて、韓流マッサージも“おもてなし”を研究してますなぁ……。  続く……。
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駅三~江南の間の都心部にはニュー風俗が多く、ホテルはいったいどこにすればいいのか?
(写真、文=松本雷太)

使わないなんてもったいない! 「LINE電話」「SkyPhone」無料通話アプリのススメ

sumaho0612.jpgイメージ画像(「Thinkstock」より)
 携帯・スマホの通話料金は30秒で20円前後。大した金額ではないが、頻繁に電話したり、長電話すると、意外と請求がかさんでしまうことがある。そんなものだ、と納得する前に、節約できないかチェックしてみることをお勧めする。「無料通話アプリでしょ、知ってるよ。面倒くさいからやらないけど」という人こそ、ぜひ読み進めていただきたい。  まず、検討してほしいのが、その無料通話アプリだ。使っている人からすると信じられないのだが、「面倒」「怪しい」と触らず嫌いという人が多いのだ。まず、無料の仕組みだが、電話回線ではなく、インターネット回線を使っているのが特徴。アプリは基本無料で公開し、有料オプションを用意したり、他のコンテンツでマネタイズしている。  お互いに同じ無料通話アプリを利用しているなら、アカウント名などを登録し、通話できる。Wi-Fiにつながっているなら、キャリア回線のパケット通信さえ利用せずに通話可能。有名どころでは「LINE」「Skype」「カカオトーク」などのアプリがある。海外では、「Viber」「WeChat」なども使われている。実家と長電話したり、海外から国内の知人に連絡するといった時は、使わないと大損するので覚えておこう。iPhoneに搭載されている「FaceTimeオーディオ」も、同様の仕組みを使った無料通話アプリだ。  通話品質は、通常の携帯電話よりも上。ほんの少し、声が遅れる遅延現象が起きることもあるが、普通は問題なく通話できる。ネットがあればいいので、iPod touchやPCなどの端末で利用できるサービスも多い。  しかし、それでも「アプリを使っていない相手に発信できない」「相手に同じアプリをインストールしてもらうのが面倒」という理由で避ける人も多い。そんな時は、無料通話アプリの有料オプションを利用すればいい。例えば、「LINE電話」なら月額基本料、初期費用などがかからない上、通話料は固定電話宛てが3円/分、携帯電話宛てが14円/分と激安になる。国際通話の場合は、信じられないことにさらに安く、アメリカなら固定電話と携帯電話ともに1円/分となる。「Skype Out」なら固定電話宛てが3.22円/分、携帯電話が17.5円/分、アメリカへは2.66円/分と「LINE電話」よりはちょっと高いが、それでもキャリアの通話料と比べるとはるかに安い。  便利さはわかった。でも「発信と受信を別々のアプリで行うのは面倒だ」という人には、IP電話サービスがお勧め。電話番号を発行してもらい、無料通話も有料通話も同じアプリで通話できるのだ。例えば「050 Plus」なら、050から始まる番号を付与され、携帯電話宛てなら17.28円/分と通話料を2分の1以下に抑えられる。もちろん、「050 Plus」ユーザー同士なら無料通話が可能だ。  着信はアプリを起動せず、普通に端末で受けたい、という人で「無料電話は便利そうだが、アカウントを作ったり管理するのはどうしても面倒」というなら、昨年11月にスタートした「SkyPhone」(クアッドシステム)がイチオシ。メールアドレスなどの登録なしで、アプリを起動してワンタッチで番号を取得。その番号に発信すれば、高音質で通話できる。びっくりするぐらい手軽なので、まずは「SkyPhone」から試してみることをお勧めする。 (文=柳谷智宣)

筋肉ムキムキでも、おっぱいは健在! 韓国で“マッスル美女”が話題沸騰

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「モムチャン女神」「グラマラス女王」と称される、イ・ヨン
 韓国は今、“マッスル美女”全盛の時代といわれている。もともと健康志向が強く、肉体美への憧憬心が強い韓国人だが、近年、にわかに注目を集めているイベントがある。その名も「マッスルマニア」。ボディビル&フィットネスで鍛えた肉体美を競う大会として1991年からアメリカで始まり、イギリス、ブラジルはもちろん、日本でも地区大会が開催され、年に一度、世界大会がアメリカで行われるのだが、このマッスルマニア出身の女性たちが今年は“美の化身”として何かと話題になっている。  例えばユ・スンオクだ。2014年11月にアメリカで行われた世界大会で、東洋人としては初となるトップ5に入賞。それがキッカケで今年1月に韓国地上波のバラエティ番組に出演すると、一気に人気がブレーク。いまやテレビはもちろん、雑誌グラビアやミュージックビデオ出演と引っ張りダコで、「Dカップ女神ボディ」「ワナビー(Wannabe)・モムメ(肉体)」「ホットバディ女」「モムメの終結師(究極の肉体という意味)」「CGバディ」などと呼ばれ、人気者になっている。韓国を代表する「セクシースター」といっても過言ではない。
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ユ・スンオク
 昨年10月の韓国代表選抜大会に出場した、モデルのイ・ヨンも人気だ。同大会で女性モデル部門1位、ビキニ部門1位に輝いた彼女は「モムチャン女神」「グラマラス女王」と呼ばれ、テレビ番組出演時は韓国の大手ポータルサイトのリアルタイム検索で1位に輝いたこともある。
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ヤン・ミンファ
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ナンシー・レン
 そして最近は、ヤン・ミンファとナンシー・レンという2人のマッスル美女が新たに注目を集めている。2人は今年6月に行われた韓国代表選抜大会に出場。ヤンはモデル部門とビキニ部門で1位に輝き、ナンシーはモデル・クラッシック部門で優勝。ヤンは07年ミス・コリア出身、ナンシーに至ってはアメリカ生まれの現代アーティストという異色の経歴も話題になって、にわかに注目を集めている。    これらマッスルマニア出身者たちに共通するのは、身長170センチ以上で美しい脚線美とグラマラスな胸元とくびれ、さらにはムダのない筋肉。まさに“長身マッスル美女”というわけだが、韓国女性の平均身長は160cm。胸は平均75~80のAカップだ。理想のセクシーアイコンとなっている長身マッスル美女たちとは、悲しすぎるくらいに程遠い。だからそこ、余計に彼女たちに羨望のまなざしが集まっているともいえそうだ……。

あの伝説の“暴走狂人”が30年ぶりに帰ってきた!! 破壊神話『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

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トム・ハーディ主演による『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。CGは極控えめに、生身のゴツゴツした戦い&カークラッシュが繰り広げられる。
 ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス2』(81)を初めて観たときは衝撃的だった。シリーズ第1作『マッドマックス』(79)もカーアクション映画として充分すぎるほど刺激的だったが、製作予算が10倍に増えた『マッドマックス2』は文明滅亡後の荒廃した世界を舞台に、それまで観たことのなかった壮絶なSFアクション大作へと大進化を遂げていた。法律もモラルも存在しなくなった近未来のディストピアを描いた作品として、永井豪が「週刊少年マガジン」「月刊少年マガジン」で1973年~78年に連載したコミック『バイオレンスジャック』がすでに存在したが、永井豪のあの狂気と破壊の世界が実写化されたことへの驚きがあった。主人公マックスが救世主として崇められる『マッドマックス/サンダードーム』(85)でメル・ギブソン主演三部作は完結することになるが、まさか30年ぶりに『マッドマックス』の新作に会えるとは! 「どうせ、前シリーズは越えられないだろう」とタカを括っていたところ、トム・ハーディ主演『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に再び衝撃を喰らうはめになった。  『マッドマックス』シリーズは終末戦争を生き残った人々が水や食料を奪い合う無法の世界だが、そこには不思議な解放感も感じられる。車検まったく無視の改造車やモヒカンヘアの裸のバイカーたちが自分たちの欲望に身を任せ、果てしない荒野を爆走している。『マッドマックス2』に登場した悪の首領・ヒューマンガスはホッケーマスクで顔を隠しているが、マッチョバディにSMっぽいボンテージファッションをまとっている。ヒューマンガスの腹心・赤モヒカンのウェズはバイクの後ろに美形のボーイフレンドを乗せて、いつもラブラブだ。彼らは自分の性癖をまるで隠そうとしない。『マッドマックス』の世界の住人たちは資源がないながらも自由を謳歌していた。永井豪の『バイオレンスジャック』も暴力がはびこる世界を描きながら、文明を失ったことで逆に逞馬竜をはじめとする登場キャラクターたちが目を輝かせていく姿が魅力的だった。永井豪がコミックの世界でイマジネーションを奔放に炸裂させたように、オーストラリア大陸で生まれ育ったジョージ・ミラー監督も自身の映像的イマジネーションを『マッドマックス』の荒野に解き放ってみせた。我々観客はそのイマジネーションの洪水を浴びることが堪らない快感だった。そして30年という歳月を経ても、ジョージ・ミラー監督のイマジネーションはまったく色褪せていなかった。というか、さらに凄いことになっているではないか。  『—怒りのデス・ロード』の内容をひどく乱暴に言ってしまうなら、すべてを失って虚無状態に陥っていたひとりの男が戦いの中で自尊心を取り戻すという物語だ。元警察官のマックス(トム・ハーディ)は愛車インターセプターに乗って荒野をさすらっていたが、武装集団ウォーボーイズに捕獲されてしまう。麿赤兒のように全身白塗りの不気味なウォーボーイズたちは、この土地の資源を独占するイモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)に仕えていた。警察官という職と家族を失い、さらに愛車と自由まで奪われてしまうマックス。だが健康体であることから、寿命が短いウォーボーイズたちの「輸血袋」としてイモータン・ジョーの砦で辛うじて生存を許される。そんな折、イモータン・ジョーの片腕だった女傑フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が、ジョーの性奴隷となっていた若い5人の女性たちをウォータンクに乗せて脱走。フュリオサ追撃隊に、輸血袋であるマックスも連れ出される。『マッドマックス2』の影の主人公タンクローリーをさらにパワーアップさせたウォータンクをめぐり、映画史上空前のカーチェイスが勃発する!!
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ウォータンクを運転する義手の女フュリオサ(シャーリーズ・セロン)とマックスはタッグを結成。死のロードの終着地にユートピアは待っているのか?
 フュリオサが運転するウォータンクとイモータン・ジョーたちを乗せた改造車を中心に、総勢150台もの車やバイクが延々とカーアクション&クラッシュを繰り広げる。マックスの愛車インターセプターはさら過激にチューンアップされ、改造戦車、武装バギーカー&バイク、さらには巨大アンプを搭載し、ギタリストが生演奏を鳴り響かせる異様なトラック「ドゥーフ・ワゴン」まで登場! これはもう、モーター社会が生み出した改造車たちの百鬼夜行といっていい(昼だけど)。原型をとどめぬ姿となった車たちの暴走する魂と魂が激しく火花を散らし合う。そんな戦いの中で、本能だけで生きながらえていたマックスはイモータン・ジョーを憎むフュリオサと共闘することに。次第に2人は男女の仲を越えた友情、いや友情よりも固い同士愛で結ばれていく。さらにウォーボーイズのはぐれ者・ニュークス(ニコラス・ホルト)が加わり、マックスたちは自由と自尊心を取り戻す戦いにトップギア全開で挑むのだった。  『—怒りのデス・ロード』がクランクインするまで、長い長い道のりだった。前シリーズ三部作を終えたジョージ・ミラー監督は『ベイブ』(95)や『ハッピーフィート』(06)といったほのぼの動物映画で余生を過ごす好々爺になってしまったと思い込んでいたのは大間違いだった。さらに壮大なスケールの新シリーズを始動させるチャンスを虎視眈々と狙っていたのだ。恐るべし70歳! 今世紀に入ってメル・ギブソンを再び起用した新作の製作に着手するも、9.11同時多発テロからイラク戦争へと続く国際的な世情不安からプロジェクトは中断に。この間にメル・ギブソンは降板。豪州出身のヒース・レジャーが候補に浮上するも、ヒースは2008年に急逝。『ダークナイト ライジング』(12)の悪役ベインに決まっていたトム・ハーディを新マックスに抜擢し、2011年に豪州での撮影を予定していたが、今度は歴史的な大雨によって荒野が緑化してしまい、再び中断。2012年にアフリカのナミブ砂漠にロケ地を変更することでようやく撮影に漕ぎ着いた。アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『DUNE』のように幻の企画として終わっていてもおかしくなかったが、ジョージ・ミラー監督は諦めなかった。過去の栄光を懐かしみながら生きることを良しとしなかった。10か月にわたる不毛の砂漠でのロケ撮影を経て、ついに新作は完成。不屈の闘志を持つジョージ・ミラー監督は、マッドマックス本人に他ならない。
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恐怖と暴力で荒野を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)。鎧を着た武者のような出立ちは、どこかスラムキングを彷彿させる。
 『-怒りのデス・ロード』には、とても美しいキスシーンがある。マックスとフュリオサは男女の仲を越えた同士ゆえに、そんな甘い関係には陥らない。イモータン・ジョー率いる改造車の大群とウォータンクとのデッドヒートの真っ最中に、V8エンジンを偏愛するニュークス、それに続いてマックスは走行中のウォータンクのボンネットへにじり寄り、スーパーチャージャーの吸気口に口移しでガソリンを吹き込む。ニュークスとマックスの熱い想いに応えて、ウォータンクはエンジン音のうなり声を響かせる。映画の世界は様々な甘く官能的なキスシーンを描いてきたが、こんなにも熱く刺激的なキスは他には思い当たらない。ジョージ・ミラー監督が生み出した『マッドマックス』という狂気の世界に、監督の分身であるマックスたちが口移しで精気を吹き込んだ瞬間である。 (文=長野辰次)
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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 製作・監督/ジョージ・ミラー 脚本/ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラソウリス 美術監督/コリン・ギブソン 出演/トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ゾーイ・クラビッツ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ライリー・キーオ、アビー・リー、コートニー・イートン 配給/ワーナー・ブラザーズ映画 R15 6月20日(土)より全国ロードショー  (c)2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI)LIMITED http://www.madmax-movie.jp

中国センター試験にドローン投入!? 最新カンニンググッズとのいたちごっこに四苦八苦

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試験会場に入る学生たち。警察官や警備員の厳しいチェックを受けている
 日本の「大学入試センター試験」に相当する「高考(中国 全国統一考試)」が6月7~8日の日程で行われた。中国教育省によると、今年の受験者数は942万人を超えたという。日本のセンター試験の受験者数は56万人(2015年)だから、その多さはさすがというしかない。さて、さまざまな事件やエピソードが報じられる高考だが、今年も入試初日から多くの事件が勃発した。早速、ご紹介したい。 ■カンニング対策にドローン投入!  河南省洛陽市内の試験会場では、なんとカンニング対策のためドローンを投入。各種カンニンググッズは無線電波で信号を送受信して行われるため、無線状況を監視するドローンを会場周辺に飛行させてチェックしたのだという(「BBC中国」8日付)。
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カンニング防止のため、ドローンを飛ばす地元警察
■替え玉受験組織が暗躍!  中国の大学入試で毎年必ず起こるのが、替え玉受験。今年も例に漏れず、各所で発生した。「新京報」(9日付)によると、入試初日7日、中国江西省南昌地区の試験会場で、替え玉受験を行ったとして関係者9人を逮捕。事件発覚のきっかけは「南方都市報」の記者による、替え玉受験組織への潜入調査だった。  この記者はインターネット上で替え玉受験を請け負う組織に接触、偽造された身分証と本物の受験票を組織から受け取り、7日の試験に臨んだ。その後、記者は現地警察に報告し、事件が明るみになった。記者の潜入取材に関して賛否両論はあるが、多くのネットユーザーからは、記者のおかげで不正が暴かれたと、称賛の声が多く寄せられた。現在も詳しい捜査が行われている。 ■4年後に発覚! 裏口入学詐欺事件  ご想像の通り、賄賂社会の中国では裏口入学は珍しくない。5月28日付の「新浪新聞」は、まるで小説のような裏口入学を報じている。中国屈指の名門大学・武漢大学に4年前に入学した(と信じていた)学生20人が卒業式間近になって、学籍さえも与えられていない、ただの大学部外者だと気がついた。  事の発端は、4年前の裏口入学だった。当時、大学入試に失敗したある学生は、父親のコネで15万元(約300万円)の裏金を支払い、武漢大学への入学通知書を手に入れた。武漢大学では経済管理を専攻し、仲介業者の手配により、大学院生用の宿舎も与えられた。授業前の出席確認も、自分の名前は呼ばれなかったが、仲介業者の「特別枠の学生だから」と言う、訳のわからない言い分を信じ、4年間を過ごした。その間も、学生証が発行されないことや、大学内の図書館にすら入れないことも仲介業者の巧みな話術で納得させられていたという。  仲介業者には、毎年授業料や宿舎費の名目で1万5,000元(約30万円)を支払った。結果的に、4年間の青春を武漢大学の学生として過ごしたその男を含む20人は、卒業証明書が発行されなかったことでようやく自分たちがだまされていたことに気がついたのだ。日本では信じられない事件だが、それにしても裏口入学とはいえ、4年間を無駄にした彼らには少しばかり同情してしまう。 ■最新カンニンググッズ  かつて日本でも、カンニングをテーマにした映画がブームとなったことがある。中国では、小型電子化された最新のカンニンググッズがインターネットで販売されている。人気カンニンググッズ1位は、イヤホン型グッズ。外部からの音声電波を受信するためのものだ。数年前からこのイヤホン型が普及したが、バレないように小型化していった結果、耳の奥に入ったまま取り出せなくなった人も続出。中には、化膿して耳を切開した学生もいたというから要注意だ。
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こんな小さなイヤホンを耳に入れてカンニングするのだ
 続いて2位は、消しゴム型グッズ。外部からの電波をキャッチし、包装紙の下の液晶に、正解が表示されるという。3位はスマートウォッチ型の腕時計だ。こちらも外部からの電波をキャッチし、時計の液晶に正解が表示される。価格は200~600元(4,000~1万2,000円)と、お手頃だ。
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消しゴム型はバレにくいと評判のようだが……
 中国では、上記のカンニンググッズがネット販売を中心に飛ぶように売れている。また、カンニング防止のための電波遮断機器や、金属探知機なども実際に試験会場で使用されることが多くなってきた。一方、今年はすべての試験会場で「Apple Watch」が持ち込み不可になったという。  ドローンの監視やスマートウォッチの装着禁止でますますカンニングをめぐる状況が厳しくなる中、来年には新しいグッズが誕生するかもしれない!? (文=青山大樹)

新商品バカ売れで思い出される、辛ラーメン「ゴキブリ混入事件」 “一人勝ち”農心の不安すぎる衛生管理

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韓国で大ヒット中の農心「チャワン」
 異物混入騒動により販売を休止していたカップやきそば「ペヤング」が、首都圏での販売を再開し、注目を集めている。「ペヤング」復活にファンが盛り上がる中、韓国インスタントラーメン業界では、熾烈なシェア争いが勃発している。  韓国のインスタントラーメンで不動の人気No.1商品として君臨しているのは、日本でもおなじみの「辛ラーメン」。インスタント食品メーカー、農心の商品で、累計売り上げは1,000億ウォン(約100億円)を超える。しかし最近は、新製品の勢いに押され気味だということをご存じだろうか? 下剋上を果たそうとしているのは、同じく農心から4月20日に発売された、ジャージャー麺風のインスタント麺「チャワン」だ。  「チャワン」は発売からわずか40日間で売り上げ130億ウォン(約13億円)を突破。大手デパートであるロッテマートの5月上旬の販売集計では、辛ラーメンより30%も多く売り上げたそうだ。1袋が約1,500ウォン(約150円)なので、単純計算で850万食以上売れたことになる。ちなみに、世界ラーメン協会の調べ(2014年)によると、韓国人が1年で消費するインスタントラーメンの数は、1人当たり約74.1個。個人単位での消費量は、世界最多となるそうだ。  そんな“インスタントラーメン大国”で、「チャワン」は売り切れ続出の大ヒットとなり、流通現場からも「供給を増やして!」というラブコールが殺到。農心側は既存の生産工場だけではなく、辛ラーメンの製造ラインまで使って、フル稼働で対応しているという。  ただ、フル稼働する農心の製造ラインには、一抹の不安を感じざるを得ない。というのも、農心は過去に何度も異物混入騒動を起こすなど、衛生面での問題点を指摘されてきたメーカーだからだ。  辛ラーメンには08年、約13ミリの大きさのクロゴキブリが混入する事件があった。日本のペヤングと同様の不祥事だが、まるか食品が非を認め数十億円の代償を払った一方で、農心は「流通での混入は認めるが、製造では問題がなかった」と、一切の回収や賠償に応じなかった。なんとも厚顔で、問題解決を目指そうとする姿勢が備わっていないメーカーであることがわかるだろう。  現在、韓国では「チャワン」が「辛ラーメン」からシェアを奪えるかと、大きな注目を集めているが、どちらに転んでも喜ぶのは農心だ。しかし、商品が売れれば売れるほど、品質管理は難しくなるもの。辛ラーメン同様、「チャワン」で“ゴキブリ混入事件”が起こらないことを願うばかりだが……。

マモー・ミモー復活!『LIFE!~人生に捧げるコント~』が起こした“奇跡”の意味

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NHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』
「恐怖のズンドコ……」 「ちがーう!」  30代半ば以上の人たちにとって、懐かしさで震えるであろう光景が映し出された。90年代、フジテレビ系の『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で一世を風靡した人気コントキャラクター「マモー・ミモー」が、四半世紀の時を超え、“復活”したのだ。  それも局の垣根も越え、NHKの『LIFE!~人生に捧げるコント~』で、だ。同じ内村光良がメインを務める番組とはいえ、それは「奇跡」と呼ぶにふさわしい瞬間だった。  『LIFE!』は2012年にNHK BSプレミアムで放送され好評を博すと、その後、不定期ながら断続的に放送され、地上波進出。14年4月からはレギュラー放送された。そして15年4月からは「シーズン3」として再びレギュラー放送をしている。  この「シーズン3」は、これまでにも増して特に挑戦的だ。シーズンの初回となった4月9日は生放送。スタジオのトーク部分が生というのはよくあるが、なんとコント自体を生で演じたのだ。  そのコントとは、番組の人気コント「宇宙人総理」。いつもなら、国会の議会を舞台にしたワンシチュエーションコント。だからあまり動きがなく、確かに生のコントをするなら一番やりやすいだろう。そう思っていたが、番組はどこまでも挑戦的。普段と違い、総理官邸などを動き回るコントだったのだ。、  さらに今シーズンでは、この「宇宙人総理」と「解散総選挙」をめぐる連続ドラマ仕立てのコントとして、ほぼ毎回放送するという新たな試みにも挑戦している。そしてその「宇宙人総理」の中で、遊びまくっている。  たとえば、5月7日の朝ドラ『まれ』とのコラボでは、宇宙人総理の運転手役に『まれ』に出演中の田中泯を起用。硬派な世界的ダンサーである田中泯に、“宇宙人”の風貌をさせた。さらに翌週には、「政見放送」をパロディ。さすがNHK。本家「政見放送」とまったく同じセットで完璧にコピーしていた。  さらにさらにその翌週には、なんと田原総一朗をゲストに迎え、テレビ朝日の『朝まで生テレビ!』をパロディ。「問題の『コグレイズム』、よく分からない!」と、本家さながらの迫力で田原が宇宙人総理に迫り、一瞬テレ朝の深夜と錯覚するほどの完コピぶりだった。その翌週には、「選挙演説」を描いたオールロケコント。多数のエキストラもコントに参加した。そんなやりたい放題の果ての、マモー・ミモー復活だったのだ。  この復活劇は、まったくの偶然が生んだものだったと内村は証言している。『まれ』とのコラボコントでダブルのスーツを探していた衣装担当のスタッフが、衣装リース会社の倉庫で見覚えのあるスーツを発見した。 「あれ、もしかしてこれは!」  それこそが、まさにマモーの衣装だったのだ。25年の長い時を経て、めぐりめぐってマモーの衣装がNHKの手に渡ったのだ。  「私も震えました」と内村が言うように、それは「奇跡」としか呼びようのないものだった。そこから急遽、復活のプランが練られていったのだ。  マモー・ミモーは、90~93年に放送された『やるならやらねば』に登場した、内村とちはるが演じた悪役コントキャラ。世界征服を企むマモーと、その愛人ミモーという設定だ。主役であるはずの南原清隆演じる「ナン魔くん」をしのぐ人気で、「マモー・ミモー 野望のテーマ」でCDデビューまで果たした。さらに、千葉マリンスタジアムでイベントを開催すると、3,000人を超える観客が詰めかけた。 「マモー・ミモーでこんなに人を集められるんだと思った時、確かに(人生の)ピークを感じた」(吉田正樹『人生で大切なことは全部フジテレビで学んだ』収録の対談より) と、内村自身も振り返る人気ぶりだった。  だが、『やるならやらねば』は不幸な死亡事故が起き、志半ばで終了を余儀なくされる。それに呼応するように、一時ウッチャンナンチャンは低迷した。けれど、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!』(日本テレビ系)で人気復活を果たすと、その勢いのまま、内村はコント番組『笑う犬の生活』(フジテレビ系)を立ち上げた。そのタイトルには『やるやら』の意思を継ぐように、「YARANEVA!!」という副題が添えられていた。  20代の終わり29歳の頃『やるやら』を失った内村は、やはり30代の終わり39歳で『笑う犬』シリーズも終了する。そして40代に突入した。 「40代でコントって難しい」「正直、テレビでコントをやることに、かなり臆病になってる」(「Quick Japan」Vol.63) と語っていた内村だが、40代の終わり48歳で、『LIFE!』を立ち上げたのだ。  コント番組全盛だった90年代前半に『やるやら』で天下を獲り、「コント冬の時代」といわれた90年代終盤に『笑う犬』でコント番組を復活させた。そしてコント番組不毛の時代ともいえる今、『LIFE!』で孤軍奮闘している。内村は、テレビの中でコントがどのような状況にあろうとも、一貫してコントに芸人人生を捧げてきたのだ。だからこそ、点と点が線でつながり、時と局を超えた「奇跡」が実現したのだ。「奇跡」は積み重ねられた長い軌跡があって初めて、真の意味で「奇跡」と呼べる。そして25年の時を経た内村とちはるが演じるマモー・ミモーは、その時間分、魅力を増しているように見えた。そこにただ「懐かしい」だけではない、“現役感”があったからだろう。内村が刻んできたコント人生の軌跡が詰まっていたのだ。  コントを撮り終えたちはるは、充実した表情で言った。 「人生楽しいですね!」  そして内村は汗をびっしょりかきながらも、やはり充実感いっぱいの笑顔で振り返った。 「楽しかった。幸せでした」  まさにそれは、「人生」という名のコントだった。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから