獰猛すぎるオバタリアンが少女の服を引きちぎり、半裸に!! 中国地下鉄で「キャットファイト」が多発中

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 中国の地下鉄で起こる人間ドラマは、とにかく激しい。最近では、女性同士による車内でのすさまじいケンカに注目が集まっている。  8月4日、北京の地下鉄4号線で女性2人の殴り合いのケンカが発生。乗客が一部始終を撮影した動画が拡散され、話題となった。彼女たちは座席をめぐって、お互いの胸ぐらをつかみ、暴言を浴びせ合っている。 「あんた、触るんじゃないわよ!」 「あんた殴る気だね!? やってやるわよ!」
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北京地下鉄でのケンカの模様。ブラが引きちぎられる若い女性の姿が……
 黒い服の中年女性は、怒りのあまり白い服を着た若い女性の服を引き裂き、下着が丸見え状態になってしまった。周りにいる乗客は、笑いながら「もうやめろよ」と口にするが、本気で止めようとする者は誰もいない。数分後、この醜態を見かねた別の乗客がようやく2人を引き離した。電車内には、車内での公共マナーについて呼びかける放送がむなしく流れていた……。  2つ目も武漢市で起こった、座席をめぐる女たちの戦い。「参考消息網」(8月3日付)によると、地下鉄の電車内で、若い女性と中年女性による仁義なき座席争奪戦が繰り広げられたという。座席に座れなかった中年女性は、先に座っていた若い女性に文句を言いだした。最初は口ゲンカであったが、次第に激しさを増していき、中年女性が先に手を出してしまった。手で顔をガードしようとする少女に対して中年女性は怒りが収まらず、少女のブラジャーまでも引き裂こうとしたところで、ようやく周りの乗客に引き離された。中国のネット上で拡散されたこのケンカの様子を撮影した動画は、53万回の再生回数を記録している(8月10日現在)。  今回、立て続けに発生した女たちの座席争奪戦に関して、中国版Twitter「微博」には多くのネットユーザーからコメントが寄せられた。 「人を殴れるくらい元気なババアに、なんで座席を譲らないといけないんだ!」 「お年寄りにはもちろん席は譲るけど、50~60代って譲るか否か迷うよな。譲ったら逆に怒る人もいるし」 「(武漢の)動画を見たけど、やっぱり先に手を出しているのはおばさんだよ。女の子は服を破かれて、ブラジャーまで全国ネットで晒されてかわいそうだ」 「地下鉄はいつからキャットファイトのリングになったんだ!?」
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こちらは重慶市の地下鉄でのケンカの模様。10代と思しき少女が中年女性により半裸状態にさせられる……
 北京市に住む日本人大学講師は、こう証言する。 「ひと頃、日本でもオバタリアンという傍若無人な中年女性の存在が取り沙汰されましたが、中国の中年女性はもっとエゲツナイですよ。行列の割り込みをしたり、交通ルールを無視したり、ゴミを平気で路上に捨てたりするのはたいてい中年女性です。マナー違反を若い人に責められて逆ギレして暴力をふるうのがパターンですね。この前も道端の野良猫を棍棒で叩きのめしていた中年女性がいて、それを中学生の女子生徒たちに責められたら、棍棒を持って生徒たちを追い回していました。近隣住民の通報で警察が来たんですが、警察官にも立ち向かって、婦人警官と殴り合いになっていました」  さて、「中華人民共和国治安管理処罰法」によると、船舶・列車・電車・バス・航空機など公共の交通機関において秩序を乱すものは、200元(約4,000円)以下の罰金、もしくは5~10日の拘留が言い渡される。2013年に中国深セン市内の地下鉄の車内で男性2人がケンカし、乗客が緊急停車ボタンを押してしまうという事件があった。結果的にこの男たちは上記の法律により、10日間の拘留が言い渡されている。
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タイの空港で麻雀を打つ中国の中年女性。非常識な行為に、世界中から批判が集中した
 もし、中国で突然ケンカを吹っ掛けられたら、相手にせず走って逃げることが一番の得策なのかもしれない。それにしても中国のおばさんはケンカをすると、どうして服を脱がそうとするのだろうか……。

オーストラリア慰安婦像設置「否決」でも安心できない!? 結束強まる“反日”中韓勢力の脅威

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韓国の日本大使館前に設置されている慰安婦像
 オーストラリアの市議会が、中国・韓国系勢力が求めていた「慰安婦像」設置を全会一致で否決した。韓国メディアはその敗因について、「日本の組織的な妨害の壁を越えられなかった」などと報道。各地に慰安婦関連の像や碑を設置したアメリカのようにいかなかった現実を嘆いているようだ。  そもそも、オーストラリアのストラスフィールド市を舞台に行われた今回の“慰安婦像設置運動”は、韓国系団体「豪州シドニー韓人会」が主導して昨年2月から始まったもの。運動開始から2カ月後の4月1日、市議会が聴聞会を開くまで、運動は活性化。しかし、市議会は「州政府と連邦政府の意見を集めてから決定する」との立場から、決定を保留した。在豪韓国人たちは、「日本人団体らが日本とオーストラリアの経済と安保の緊密な関係を利用して、ロビー活動を行っている」と非難していたという。  その後、州政府と連邦政府が「ストラスフィールド市で決定すべき事案」との判断を下すと、在豪韓国人たちは慰安婦像設置運動を中国人らと力を合わせて展開。最終的には8カ国の連帯を結成している。ちなみに、昨年9月に就任したバカリ市長は、慰安婦像設置を言いだした韓国系オク・サンドゥ市議と同じ保守系の人物だったとの話もある。  いずれにせよ、1年6カ月に及ぶ運動によって、今年8月11日に特別議会が開かれることになったわけだ。“決戦投票”を前に、ソン・ソクチュン前シドニー韓人会長などは、「6,000人の署名を提出した状態。最後の一戦であるだけに、多くの韓国人が関心を持ってくれることを望む」とコメントし、自信をのぞかせていた。  しかし、結果は冒頭の通り、全会一致で否認。6対0で慰安婦像の設置は認められなかった。ある女性市議は「慰安婦は私たちの問題ではない」と指摘したそうだ。  否決後、利害関係者ということで投票に参加できなかったオク市議は、「慰安婦像の建立案は同意を得られなかったが、韓国と中国の共同体が初めて力を合わせて対応したことには意義がある。設置運動を通じて多くのオーストラリア人が日本の蛮行を知ったことにも意味があった」とコメント。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、確かに慰安婦問題をめぐる中韓の協力には注意が必要なのかもしれない。  というのも、慰安婦関連の像や碑が各地に設置されているアメリカでは、中国系の反日団体と連携した韓国系団体が幅を利かせているからだ。2014年1月、ニューヨーク州に「慰安婦決議案記念碑」を設置した韓国系団体の幹部は、以前こんなことを話していた。 「やはり、少数民族や他国の人たちと協力することが大事だと思います。特に日本の歴史問題において、韓国と中国は認識を共有できる部分が多い。中国人はどこにでも多くいるし、彼らと連携するのは私たちにとっても大きな力になります」  オーストラリアでは、なんとか設置を免れた慰安婦像。しかし今回の慰安婦像設置運動を通じて、同地の反日中韓団体の結束は、ますます固まったように見える。予断を許さない状況は、しばらく続きそうだ。

オーストラリア慰安婦像設置「否決」でも安心できない!? 結束強まる“反日”中韓勢力の脅威

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韓国の日本大使館前に設置されている慰安婦像
 オーストラリアの市議会が、中国・韓国系勢力が求めていた「慰安婦像」設置を全会一致で否決した。韓国メディアはその敗因について、「日本の組織的な妨害の壁を越えられなかった」などと報道。各地に慰安婦関連の像や碑を設置したアメリカのようにいかなかった現実を嘆いているようだ。  そもそも、オーストラリアのストラスフィールド市を舞台に行われた今回の“慰安婦像設置運動”は、韓国系団体「豪州シドニー韓人会」が主導して昨年2月から始まったもの。運動開始から2カ月後の4月1日、市議会が聴聞会を開くまで、運動は活性化。しかし、市議会は「州政府と連邦政府の意見を集めてから決定する」との立場から、決定を保留した。在豪韓国人たちは、「日本人団体らが日本とオーストラリアの経済と安保の緊密な関係を利用して、ロビー活動を行っている」と非難していたという。  その後、州政府と連邦政府が「ストラスフィールド市で決定すべき事案」との判断を下すと、在豪韓国人たちは慰安婦像設置運動を中国人らと力を合わせて展開。最終的には8カ国の連帯を結成している。ちなみに、昨年9月に就任したバカリ市長は、慰安婦像設置を言いだした韓国系オク・サンドゥ市議と同じ保守系の人物だったとの話もある。  いずれにせよ、1年6カ月に及ぶ運動によって、今年8月11日に特別議会が開かれることになったわけだ。“決戦投票”を前に、ソン・ソクチュン前シドニー韓人会長などは、「6,000人の署名を提出した状態。最後の一戦であるだけに、多くの韓国人が関心を持ってくれることを望む」とコメントし、自信をのぞかせていた。  しかし、結果は冒頭の通り、全会一致で否認。6対0で慰安婦像の設置は認められなかった。ある女性市議は「慰安婦は私たちの問題ではない」と指摘したそうだ。  否決後、利害関係者ということで投票に参加できなかったオク市議は、「慰安婦像の建立案は同意を得られなかったが、韓国と中国の共同体が初めて力を合わせて対応したことには意義がある。設置運動を通じて多くのオーストラリア人が日本の蛮行を知ったことにも意味があった」とコメント。負け惜しみに聞こえるかもしれないが、確かに慰安婦問題をめぐる中韓の協力には注意が必要なのかもしれない。  というのも、慰安婦関連の像や碑が各地に設置されているアメリカでは、中国系の反日団体と連携した韓国系団体が幅を利かせているからだ。2014年1月、ニューヨーク州に「慰安婦決議案記念碑」を設置した韓国系団体の幹部は、以前こんなことを話していた。 「やはり、少数民族や他国の人たちと協力することが大事だと思います。特に日本の歴史問題において、韓国と中国は認識を共有できる部分が多い。中国人はどこにでも多くいるし、彼らと連携するのは私たちにとっても大きな力になります」  オーストラリアでは、なんとか設置を免れた慰安婦像。しかし今回の慰安婦像設置運動を通じて、同地の反日中韓団体の結束は、ますます固まったように見える。予断を許さない状況は、しばらく続きそうだ。

ムロツヨシという「余計なこと」をする男 日本テレビ『しゃべくり007』(8月10日放送)を徹底検証!

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ムロツヨシ公式サイトより
 2015年現在、テレビバラエティの登場人物として主軸を務めているのは、いわゆる「芸人」と呼ばれる職種の人々だ。「ひな壇」や「チームプレイ」といった笑いの取り方はすでに出演者にとっても、視聴者にとっても基本的な作法となっているため、そこに合わせることができないタレントが必要とされることはまれである。ただ、そんな中でも、何か予想外のノイズを起こす人物がどこかで求められている。予定調和なものが当たり前になっているからこそ、その反動として、そうでないものが貴重となる。  そんな中でいま注目を浴びているのが、俳優・ムロツヨシだ。『勇者ヨシヒコ』シリーズ(テレビ東京系)をはじめとしてクセのある存在感でドラマファンにはおなじみだが、この夏、本格的にバラエティから求められ始めている。『カクガリ君!』(TBS系)では民放初のMCに抜擢。さらに『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、そのキャラクターを存分に発揮し大きなインパクトを与えた。  なぜいま、ムロツヨシが必要とされているのか。それはムロツヨシが、余計なことしかしないからだ。予定調和でこうなるであろうという流れを壊し、あるいは引っかき回し、いじられ、突っ込まれる。ムロツヨシが余計なことをすることによって、チームプレイであったはずの番組が、さらに一段深いものとなる。  それはムロツヨシに、「俳優」という確かなバックボーンがあるからだ。だから、余計なことが許される。似たような環境のタレントとしては、大泉洋やユースケ・サンタマリアもそれにあたるが、彼らはみなバラエティ番組以外での肩書を持っている。だからこそ、バラエティ番組において「芸人」にはできないような余計なことができるわけで、つまりは異物に近い存在だともいえるだろう。  そして実際、ムロツヨシは余計なことばかりしている。『しゃべくり007』では、これまでどんな活動をしてきたかを一人でしゃべり続けるのだが、一向に本題に近づかない。「(仕事が)増えた話、教えてくれよ!」と突っ込まれても「昨日のうちから言いたかった!」と主張して、本人が用意してきた「鍋キャスティング」の話をしようと粘る。それが明らかに、余計なことだったとしても。  『カクガリ君!』でのVTRフリもそうだ。アシスタントの女子アナウンサーからVTRのフリを求められたときの一言目が「それでは、これよりVフリをやりたいと思います」という宣言。それは別に、なくてもいいんじゃないか。すっと行けるだろう、すっと。だがムロツヨシは、あくまでも、余計なことにこだわっている。  もちろん、こういった余計なことをしてくれるからこそムロツヨシが必要とされているわけだが、そのさじ加減はなかなかに微妙なものがある。単純に余計なことをするだけの人になってしまっては、視聴者としても乗りにくい。大泉洋やユースケ・サンタマリアのフォロワーがどんどん出てこないというのは、余計なことをする、という行動が本人の素のキャラクターや、いわばそれまでに培った人生に重なっていなければ、ひどく薄っぺらいものになってしまうからだ。  その点でいっても、ムロツヨシの余計なことをするという行動は、実は本人のこれまでの歴史に裏打ちされている。洋泉社MOOKの『21世紀深夜ドラマ読本』というムック本での、ムロツヨシへのインタビューを読めばそれがわかる。『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一との出会いについて、ムロツヨシはこう語っている。 <――福田さんに出会う前は、ほかの監督たちから、ときには「普通にやってくれ」と怒られたと聞いたことがあります。 ムロ 「ちゃんとやって」とも言われました。アレッ? ちゃんとやって? 「ちゃんとやる=コレ」なんだけどなぁって。「余計なことすんな」って言われたときもありますね>  そういった過去もあった。だが、ムロツヨシはそこで自分を変えることはなかった。嫌われたり、煙たがられたりしても、普通にやるよりはやりたいことをやって何かを思われたほうがいい、と考えてそのままのムロツヨシを通したのだった。そして現場にも恵まれ、共演者や、視聴者が、徐々に「アリかな」と気付くようになる。 <ムロ そしたら、これまでいろんな現場でウザがられていたのが、今度は一気に「ムロさん、なにかやってくれるんですよね?」って感じになってきて。好きなようにやらせてもらえる環境と経験はとても大きかったですね>  つまりムロツヨシは、余計なことをし続けることで、「余計なことをするムロツヨシ」という商売道具を手に入れたのだ。そこには意志と、歴史がある。その都度都度で学んだ知恵もある。だからムロツヨシがする余計なことは、共感と笑いを呼ぶ。一朝一夕ででっち上げた、薄っぺらい技術ではなく、むしろそれはムロツヨシの芸であるといってもいい。  ムロツヨシは仕事がない時期に、さまざまな飲み会に顔を出し「ムロツヨシです。使ってください!」とお願いするというのを日課にしていたそうだ。だがおそらく、もうその必要はないだろう。2015年、明らかに、ムロツヨシの時代が訪れつつある。 【検証結果】 『しゃべくり007』において、ムロツヨシは自身のことを「マイナスからのゼロ」という言葉で表現した。最初にマイナスの印象を与えておいて、それをゼロに持って行くのだと。それは結果としてゼロではないかと突っ込まれるが、マイナスからゼロまで持って行った勢いがあるから、そのゼロはただのゼロではなく上に向かうゼロだ。この発想というか哲学は、どんな仕事においても役立つ考え方だといえないだろうか。最初にマイナスを与えるという一見余計なことは、振り返れば、決して余計なことなどではないのだった。ムロツヨシ、やはりただ者ではない。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

てれびのスキマが見た【TBS】と【テレビ朝日】──「今のテレビではできないこと」と、どう向き合うか

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<第1回はこちらから> 「今のテレビではできない」  これは、よく聞くフレーズです。確かに、コンプライアンス重視の昨今の風潮もあり、簡単にはできないこともあると思います。けれど、「今のテレビではできない」と言いつつ、「過去の名番組」というエクスキューズをつけるだけで、現在の基準では絶対にダメとされる映像も、普通に「懐かし映像」として流れている場面は多々あります。本当に「今のテレビではできない」のならば、その映像すら流してはいけないはずです。そのことからも、「今のテレビではできない」の大半は自粛であり、萎縮、もっと嫌な言い方をすればただの言い訳だといえるでしょう。  「テレビ裏ガイド」連載100回記念の第2回は、「今のテレビではできない」に果敢に立ち向かっているTBSとテレビ朝日を取り上げたいと思います。 ***  「今のテレビではできない」を「そんなはずはない」と言い続けるように、尖った番組を作り続けているのがTBSの藤井健太郎だ。日曜夜8時に悪意の限りを尽くして笑いを生み続けた『クイズ☆タレント名鑑』から、『テベ・コンヒーロ』『キスマイフェイク』、そして現在の『水曜日のダウンタウン』に至るまで、コンプライアンス重視の今のテレビの限界ギリギリを渡り歩いている(実際、番組中謝罪に至った問題も起こしてしまってもいるが)。  例えば今、「素人」へのドッキリは、テレビでは簡単にはできない。リスクが高すぎるからだ。しかし、『水曜日のダウンタウン』では、「本物そっくりの拳銃で脅す」という一昔前でも素人にはやらないような大型ドッキリを仕掛けた。これは「大阪人でも本物そっくりの拳銃でバーンとやられたらさすがに『やられたー』とは言わない」説というバカバカしい説を検証するために行われたのだが、なんと数カ月前に街頭インタビューを実施し、その人のノリの良さや「テレビに出たいか」を確認。その中から選ばれた人に、忘れた頃を見計らってドッキリを仕掛けたのだ。  あるいは、『クイズ☆タレント名鑑』時代のこと。石川県で落とし穴に転落した夫婦が亡くなるという痛ましい事故が起こった。こういう場合、落とし穴で笑いを取るという企画は放送できなくなるのが通例だ。しかし、『タレント名鑑』では、これを「プロ仕様の落とし穴」と丁寧すぎる解説を加えることで笑わせつつ、放送に踏み切った。そのまま放送すれば、クレームが来ることは必至。だから放送しない、という結論にしてしまうのは、作り手として怠慢だ。工夫すればできることはあるはずなのだ。  「今のテレビでは見られない」ような衝撃映像を次々と見せているのは、やはりTBSの『クレイジージャーニー』だ。マンホールの中で覚せい剤らしきものを打つ男、牛の血を限界まで飲み干し、結果それを吐いてしまう民族、無数のペニスを展示している博物館、拳銃を密造している現場、街中で脱糞する少年……。テレビで見たことのない映像が、次々に流れてくる。「テレビでは、もう新しいものは見られない」などとよく言われるが、そんなのはウソだということをまざまざと見せつけてくれるのだ。  TBSはこの『クレイジージャーニー』をはじめとして、現在『有田チルドレン』『世界のどっかにホウチ民』『有吉ジャポン』……と、24時台のバラエティ番組が充実している。その充実っぷりは、一時期、23時台を席巻したテレビ朝日の勢いに似ている。  90年代後半から2000年代にかけて『ナイナイナ』『「ぷっ」すま』『パパパパPUFFY』『ぷらちなロンドンブーツ』『内村プロデュース』『くりぃむナントカ』、そして『アメトーーク!』『マツコ&有吉の怒り新党』などを生み出してきた「ネオバラエティ」枠の勢いだ。  正直いって、かつての勢いは今のテレ朝にはない。その多くが深夜からゴールデンに昇格したことで番組の深度を失い、失速していってしまったからだ。だが、そんな中で、かつて深夜バラエティで元気だった頃のエッセンスを色濃く感じさせる番組が『しくじり先生 俺みたいになるな!!』だ。やはりこの番組も、もともとは深夜に放送されていた番組。それが今年4月からゴールデンに昇格した。  ゴールデンに移動したことで番組の形が変わってしまうことが懸念されたが、今のところそれは杞憂に終わり、数々の名作回を作っている(ただし、2~3時間スペシャルの乱発で、視聴者にとっては視聴習慣が付きづらい状況になってしまっているのはもったいない)。毎回、数十分という長時間にわたって、一人の先生役が授業を行うという形式。視聴者に飽きさせない画変わりが重要視される「今のテレビ」では成功しない、とされていたスタイルだ。特に、ゴールデンでは敬遠される。  しかし、一から「教科書」を作り、それを元に、本当の授業と同じように講義をするというドキュメント性が相まって、毎回熱のこもった放送となっている。 「今のテレビではできない」なんてことはない。工夫をすれば、逆に「テレビでしかできない」ことに変わる。それができた時、「今のテレビではできない」が壮大なフリになって、強烈なインパクトを残すことができるはずなのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

外壁の一部が手でも砕ける!? 中国「新おから建築」トレンドは発泡スチロールか

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太原市の問題となった物件。窓枠の下の部分に注目!
 中国の手抜き建築を象徴する言葉に“おから建築”という言葉がある。建築費を浮かせるために劣悪な建材を使用したり、建物の支柱を細くしたりする行為は数年来、社会問題となっていた。2008年の四川大地震でもおから建築が原因で小学校などが倒壊し、多数の二次被害が生じたのは周知の通り。  こうした違法建築に関するニュースは、現在でもたびたび報じられている。「中視新聞」(8月6日付)などが報じたところによると、山西省太原市内の新築物件の購入者数百人が、支払いをめぐって業者とトラブルになっているという。その理由は、なんと建物の外壁の一部が発泡スチロールでできていたから! 中国の建築に関する法律では、外壁の断熱材としてA級以上の非可燃性の建材を使用することが定められているが、もちろん発泡スチロールの使用は禁じられている。
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ご覧の通り、手でも砕けるほどの強度だった……
 中国版Twitter「微博」には、発泡スチロール外壁騒動に関して「日本が満州時代に建設した庁舎はまだ残っているというのに……。中国の建築物の寿命が30年というウワサは本当かもしれない」などと、あきれた声が多数寄せられる結果となった。
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09年、上海市閔行区の13階建てマンションが突然倒壊。マンションの土台部分に施工ミスがあり、作業員が死亡
 日本ではまずお目にかかれない違法建築だが、実は発泡スチロールの使用は数年前から行われていた。13年に、湖北省武漢市内の高級住宅地「三金華都」の外壁に今回と同様、発泡スチロールを使用した断熱材が使用されていたことが発覚、大きなニュースとなった。
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14年、浙江省奉化市内の築20年の集合住宅が突然倒壊。下敷きになった1人が死亡。倒壊する数日前に訪れた建築調査員は、住民たちに対して「居住に問題なし」と説明していた
「友人がこの前、築5年のマンションの外壁に穴を開けてエアコンのダクトを通そうとしたら、なんとコンクリから青島ビールの瓶が出てきたらしい。ほかにもアルミ缶や廃棄された鉄パイプ、電子部品などが壁から出てきたという話も聞きます。どうやら、硬いものならコンクリに混ぜても強度は変わらないと、現場の工員は考えているようです。恐ろしい話ですよ……」(上海在住の日本料理店オーナー)
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11年、河南省鄭州市内の集合マンション8棟が取り壊された。理由は「外壁が、手で触っただけでボロボロと崩れる」ためだった
 発泡スチロール以外にも、前述のようにコンクリートの中にゴミやわらを混ぜて建設費用を浮かせる行為は、いまだに続いているという。違法建築を推し進め、人件費節約のため建築知識のない大量の農民工(出稼ぎ労働者)を現場の“前線”に投入する建設業者。安全な日本の物件を爆買いしに来ている中国人の気持ちが、少しは理解できるというものか。

韓国有名大学“キャンパス内青姦”動画が相次いで流出「絶対に国内の映像じゃない。中国か日本だろ!?」

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「○○○大学性行為カップル」画像
 とあるインターネット掲示板にアップされた動画が、韓国のネットユーザーたちの間で話題になっている。「○○○大学性行為カップル」と題された動画だ。正味50秒足らずだが、若い男女2人が芝生の上に寝そべって、性行為をしているではないか。それも白昼堂々、大学のキャンパス内で青姦を楽しんでいるのだから、あきれるばかりである。  映像はカップルよりも上の階にいた学生が撮影したものとみられ、周囲の雑音もあることから、ほかにも多くの目撃者がいたと思われる。見つかったことに気づいたのか、女性は恥ずかしそうに手で顔を隠すが、男性のほうは「何があったのか?」とばかりに堂々と体を起こしてみせるのだから、厚顔無恥とはまさにこのこと。この動画は瞬く間に拡散され、ネットユーザーたちも驚きを隠さない。「大学キャンパスでセックスなんて……。絶対に国内の映像じゃない。中国か日本だろ!?」との書き込みも出るほどの論争に発展したが、ネットユーザーたちの調査の結果、韓国の名門私立S大学のキャンパスであることがわかり、ネット上はさらに騒然としている。  というのも、今回のような有名大学キャンパスでの青姦動画拡散が相次いでいるのだ。5月には、ソウル近郊の港湾都市・仁川(インチョン)にあるY大学キャンパスで青姦にいそしむカップルの映像がネット上に出回って大きな話題になった。 「松島(ソンド=仁川市内にある街)キャンパス屋上カップル」(http://video.pullbbang.com/movie/movieView.pull?code=15619345)と題されたその映像では、建物の屋上で若い男女が対面で座って抱き合っており、10秒近くも体を揺らしている。セックスをしているのは明らかで、ひとりの男性がおもむろに姿を現しても、若いカップルは気づかずセックスに夢中。あきれた男性が声をかけたことでカップルは行為をやめてその場を立ち去ったが、この映像はネットを通じて一気に拡散され、渦中の青姦カップルの名前や在籍学部がネットで明らかになるほどだった。  それどころか、ネット上で波紋を呼んだこともあって、大手保守新聞・朝鮮日報が運営するケーブルテレビ局「TV朝鮮」のニュース番組で扱われ、 麗しき女子アナが真顔で「白昼のキャンパスの屋上で性行為をする動画が、SNSを通じて広がっています」などと紹介する事態にまで発展。その後、警察も カップルに 事情聴取するなど、とんだお騒がせ“トンデモニュース”となった。  このY大学キャンパス性行為動画の余波が収まらないうちに、今度はS大学で同様の動画が発覚したこともあって、韓国のメディアやネットユーザーたちは開いた口がふさがらない様子。スポーツ各紙が「有名大学で相次ぐ屋上性行為カップル映像流出の“衝撃”」(イルガン・スポーツ)、「Y大学に続きS大学まで、国内キャンパス性行為動画が一波万波」(スポーツ京郷)と騒げば、ネットユーザーたちも「今どき野外セックス、それもキャンパスでなんて……。モーテルにも行けない苦学生なのか!!」とあきれ返っている始末だ。  いやはや、韓国の大学生たちの性欲には頭が下がるばかりだ。

8.15を前に“お騒がせ”韓国活動家が「太極旗プロジェクト」始動も、国民はドッチラケ!

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イメージ画像「Thinkstock」より
 8月15日の終戦記念日を前に、韓国の一部ナショナリストたちが何かと騒がしい。今年は“戦後70年(韓国にとっては独立70周年)”という節目の年を迎えることもあって、あちこちで光復70周年記念イベントが開かれているが、その中でもひときわ目立つ活動を繰り広げているのが、自称“韓国広報専門家”を名乗る、誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授だ。  徐教授といえば、米「ニューヨーク・タイムズ」誌にプルコギの広告を出したり、「ウォール・ストリート・ジャーナル」やFacebookなどに日本の歴史歪曲是正を訴える広告を出稿し続けていることで知られる人物。韓国では日本の歴史認識問題を批判する急先鋒であり、職業的に嫌日をうたうタレントのような存在で、その名は日本でも知れ渡り、過去のコラムでも何度かその活動を紹介してきたが(記事参照1記事参照2)、相変わらず日本の国民感情を逆なでするように挑発的だ。  4月には、安倍首相の米議会演説に合わせてニューヨーク・タイムズに「Attack on Pearl Harbor(真珠湾爆撃)」と題した1面広告を出稿し、5月にはドイツ・ベルリン工科大学に赴いて「韓国文化と歴史の優秀性」という講義を実施。「K-lectureプロジェクト」と題してカナダ・トロントなどでも行っている講義で、「日本政府の歴史歪曲を世界に知らしめる」とうそぶいているらしい。7月には、世界遺産に登録されることになった軍艦島で三菱による朝鮮人の強制徴用があったとして、『軍艦島の真実』と題した映像を多言語で制作し、インターネットを通じて世界各国に流布しようと画策しているのだ。  そんな徐教授が最近力を注いで展開しているのが、「光復70周年大韓民国太極旗(テグッキ)プロジェクト」。太極旗とは韓国の国旗だが、その太極旗を観光名所やシンボリックなランドマークなどに掲揚して愛国心を高めようというものらしい。 「太極旗は韓国の象徴にして顔。その太極旗を掲揚して“ひとつになった韓国のチカラ”を世界に示そう」という徐教授の声に、7月31日には俳優のチョ・ダルファンが賛同を表明したり、8月10日には女優のオ・スンウンが竹島(韓国名・独島)の灯台の横の地面に描かれた太極旗のペイントを補修するなど、芸能人たちも積極的に参加しているというのだからシャレにならない。7日には、北京五輪の女子ウェイトリフティング重量級金メダリストのチャン・ミランを誘って、彼女が太極旗を画用紙に描く映像をYouTubeやFacebookに流して拡散を図っている。芸能人や国民的人気を誇るアスリートたちを巻き込んで、愛国運動に躍起なのだ。  ただ、いくら徐教授が活発に行動しても、韓国人の愛国心はいまひとつヒートアップしないのが現状だ。徐教授が男女815名に調査したところによると、太極旗を正しく描けなかったのは591名(73%)もいたというのもその表れ。徐教授はそうした現状もあって“太極旗”プロジェクトをスタートさせたというが、国旗をまともに描けない者たちに向けて愛国を訴えても無理があるような気がするが・・・・・・。  それでも8月15日に、市民8,150名が制作に参加した超大型の太極旗を、ソウルの陸路の玄関口である高速道路インターチェンジに掲揚するとしている。  ちなみに徐教授は今年1月、「8月に独島でゴルフ大会を開く。米で活躍する韓国人プロゴルファーだけでなく、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラウス、アニカ・ソレンスタムにも招待状を送るつもりだ」と大風呂敷を広げているが、その後このニュースの続報はピタリと聞こえてこなくなってしまった。つまり、そういう人物なわけだ。  “愛国”を売りにしながらイタズラに国民感情を煽るだけではなく、大風呂敷を広げておいて事後説明もしない目立ちたがり屋の徐教授。うさん臭い嫌日活動家がなぜ韓国で人気なのか、不思議でならない。

てれびのスキマが見た【NHK】と【テレビ東京】──テレビ局にとっての“らしさ”とは?

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 2012年6月から始まったこの連載「テレビ裏ガイド」。「面白いテレビ番組を真正面から面白いと紹介する」というコンセプトで毎月2~3本のペースで更新し続け、今回でなんと100回目を迎えます!  面白いテレビ番組だけを取り上げているので、よく直接お会いした人から訊かれることがあります。「ネタは尽きないですか?」と。けれど、3年あまり連載してきて、一度もネタで困ったことはありません。もちろん、自分の書き手としての能力的な問題で、この面白さをどう文章で伝えられるのかと、書くのに困ってしまうことは多々ありますが、取り上げる候補が何も思い浮かばないということはこれまで皆無でした。それだけ「テレビは今も面白い!」と、胸を張って言うことができます。  昨今はテレビがつまらなくなったなどといわれますが、僕の実感はまったく異なります。むしろ、2014年以降のテレビは、ここ十数年の間で最も面白いと言っても過言ではありません。  そこで、100回記念企画として、今回から3回に分けて、民放キー局5局とNHKの各局についての現状を私感たっぷりに語っていきたいと思います。 ***  現在最も元気なのは、NHKとテレビ東京だろう。ともにテレビ局としては、ある意味で異端だ。NHKは公共放送であり、スポンサーを獲得する必要がないため視聴率に縛られることはない。一方、テレビ東京は、キー局としては最後発であり、視聴率最下位は当たり前という状況だった。だから、最低限の視聴率獲得目標基準が各局よりもはるかに低いといわれている。過剰に視聴率にとらわれていない両局が好調なのは、皮肉な話であるのと同時に、そこに何かヒントが隠されているのではないか。  ここでキーワードになるのは、「らしさ」だ。いわゆる「NHKらしさ」「テレ東らしさ」である。例えば、テレ東の人気番組『Youは何しに日本へ?』。  この番組は、空港を訪れた外国人(=You)にタイトル通り「Youは何しに日本へ?」と尋ね、その答えが面白い人に密着するという番組である。低予算ゆえ、大物芸能人をそろえることができないという弱点を補うため、テレ東は「素人」参加番組を数多く手がけてきた。また、タイアップがつきやすいという理由もあってか、旅番組も多い。そんな得意分野を組み合わせた、実に「テレ東らしさ」全開の番組だ。この番組の成功で、『家、ついて行ってイイですか?』や『逆向き列車』など派生番組も生まれ、素人密着ドキュメントバラエティとでも呼べる新たなジャンルを確立したといえるだろう。  テレ東の現在の好調の理由を端的に言い表すならば、それは「できないことはやりません」精神だ。これは、同局の看板プロデューサーである佐久間宣行(『ゴッドタン』『ウレロ』シリーズなど)の著書のタイトルだが、できないことを無理にやっても仕方ない。逆に、できることとは何かを考え抜き、工夫して、できることを増やし、それを確実に実行していくということだ。テレ東の予算では、幅広い層が満足するような番組を作るのは難しいかもしれない。だったら、特定の層に向けて作る。そうすれば、視聴層がハッキリしているため、視聴率争いで負けていても、スポンサーはつきやすい。「固定客」ともいえる、熱烈なファンも生みやすいのだ。ド深夜番組のいち企画だった「キス我慢選手権」が2度も映画化された『ゴッドタン』は、その最たるものだろう。  NHKもまた、「NHKらしさ」が色濃く反映される局だ。だが、時にその「NHKらしさ」が足かせになってしまうこともあった。たとえば、昨年3月の中田宏衆院議員による「コント番組批判」だ。あるコント番組を名指しし、「ドタバタ暴れて人の頭を叩いて笑いを取るようなものではなく、地域性や日本の歴史文化をひもとき、若い人が関心を持てるような番組にしてほしい」などと、「NHKらしさ」を盾に批判したのだ。  これに笑いで対抗したのが、現在もシリーズを重ねている『LIFE!~人生に捧げるコント~』だ。座長である内村光良自らがNHKの古株ディレクター・三津谷寛治に扮し、「非常に低俗な雰囲気、これはまずいですね。NHKなんで」「NHKには『日本各地の地域性や、さまざまな歴史や文化をひもとくような番組』を放送する義務がある」「いくら怒ったからといって、人の頭をバコバコ叩くのはやめていただきたい。NHKなんで」などと、明らかに中田議員の発言を下敷きにした注文をしていくというコントを演じたのだ。  現在民放では、定期的に放送されるコント番組はほとんどなくなった。時間的、予算的コストに、視聴率が合わないからだ。しかし、NHKは違う。民放のように、毎分の視聴率にとらわれる必要はない。逆に、民放のように多くの芸人がひな壇に座るバラエティ番組や多くのタレントを使ったゲームのような企画は、NHKの雰囲気には合わない。だが、お笑いを“作品”のように作るコントなら、NHK的な価値観を保持しつつ、思いっきりふざけられるのだ。一見NHKらしくない『LIFE!』のようなコント番組こそ、実は「NHKらしい」お笑い番組の形なのだ。  一方、『ブラタモリ』は、一見して「NHKらしさ」全開の番組である。毎回テーマとなる土地をタモリが歩きながら、その地形などから歴史の痕跡を探るという極めてターゲットの狭い地味な教養番組。しかし、それを行うのがタモリだという一点で、一気にポップになっている。  『ブラタモリ』には、独特な演出が隠されている。それは、タモリのパートナーであるアナウンサーに「勉強するな」という指示がされているのだ。なぜなら、そのほうがタモリが自由にしゃべれるからだ。実際、『ブラタモリ』では、専門家が出す問題を即座にタモリが答え、アナウンサーがまったく理解できないまま置いてけぼりになっている場面がよく見られる。そんな時、タモリは生き生きと解説し始めるのだ。  進行を任されたアナウンサーが、事前の勉強をしない。それは、NHKの番組ではこれまで考えられなかったことだ。しかし、それがタモリの魅力を最大限生かすための演出なのだ。一見NHKらしい『ブラタモリ』は、実はNHKらしからぬ演出によって支えられているのだ。  テレ東は「テレ東らしさ」を追求することで、唯一無二の存在感を発揮している。『LIFE!』は「NHKらしさ」にとらわれなかったことが、結果的に「NHKらしさ」を生んだ。また『ブラタモリ』は「NHKらしい」番組を作っていく中で、「NHKらしさ」から脱却した演出で成功している。  「らしさ」は、決して自分たちを束縛するものではない。より自由になるための道具なのだ。 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから

地下鉄駅を、イケアを、銀行ATMを……猛暑の中国で「納涼族」が街中を占拠中

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アウトドア用品店に展示された折りたたみ椅子に座りこむ納涼族たち
 日本列島が記録的な猛暑に見舞われる一方、中国各地でも厳しい暑さが続いている。  8月9日には、広東省珠海市で日中最高気温が38.4度に達したほか、同省広州市や珠江デルタの各都市でも35度を記録。翌10日には、河南省洛陽市や湖南省株洲市でも35度を記録している。    そんな中、ちまたでは「納涼族」と呼ばれる人々が出現し、話題となっている。  納涼族とは、自宅にエアコンがない、もしくは電気代を節約するために、商業施設や公共施設などエアコンの効いている場所で、ところ構わず涼を取る人々のことである。    中国版Twitter「微博」では、上海地下鉄11号線の真如駅内の通路にたむろする、数十人の納涼族の写真がアップされ、話題となっている。彼らは連日にわたって出現しており、利用者の妨げになっているとの批判もある。
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 上海市在住で自営業の日本人男性(39)によると、納涼族たちは地下鉄の車両内にも侵入しているという。 「行く当てもないのに車両内の座席を占領し、おしゃべりに興じている中高年がよくいます。電車が終点に着くと、再び逆方向の電車に乗り換えるという寸法で、日がな一日電車に乗って涼んでいる。彼らのお陰で、始発駅から電車に乗っても座席に座ることは不可能です」  さらに微博には、浙江省杭州市の大型家具店・イケアが納涼族に占拠されている様子をとらえた写真も数多くアップされている。展示品のソファやベッドに身を横たえた彼らは、まるで自宅でくつろいでいるかのようである。
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 一方、広東省広州市の日本人駐在員(32歳)によると、さらに傍若無人な納涼族も。 「出稼ぎ労働者たちが多く住むエリアの銀行のATMコーナーには、ゴザを敷いて座り込んでいる人たちが大勢います。深夜になっても我が物顔で寝ている家族などもいる。不気味すぎて、金を下ろすこともできない」
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 もはや中国の夏の風物詩として、割り切るしかない!?