強姦に脅迫……韓国・相次ぐ不良僧侶たちの悪行に「韓国に寺は不要!」の大合唱

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イメージ画像 Photo By USAG- Humphreys from Flickr.
 2015年も終わりに近づく中、韓国で重大事件が起こった。  パク・クネ政権に対する大規模デモを主導して指名手配されたハン・サンギュン全国民主労働組合総連盟委員長が、韓国仏教最大宗派である曹渓宗の総本山・曹渓(チョゲ)寺に潜伏。同氏の身柄引き渡しを求める韓国警察と、国家権力の介入を拒む曹渓宗の対立が激化し、事態がどう動くかに多くの注目が集まっている。  このように、宗教が絡んだ事件は警察も介入しづらい。韓国では最近、そんな性質を逆手に取るような犯罪が目立っている。    特に顕著な例といえるのが、12月9日に懲役8年を宣告されたユン容疑者の一例だ。彼は04年9月から約2年間にわたり、建築現場を中心に2,000万ウォン(約200万円)相当の建築資材を窃盗。その後、06年に一度逮捕され裁判を受けながらも、保釈期間中に逃走して行方をくらませていた。  ユン容疑者が身を隠す手段として利用したのが、自身を僧侶と偽ることだった。その思惑は功を奏し、警察の目を逃れて、15年3月まで約8年間の逃亡生活を送ることができた。僧侶だからと、警察のチェックが甘くなっていたのは否定できない事実だ。  また、逮捕されたことで明らかになったユン容疑者の逃亡生活は、さらなる波紋を呼んだ。彼は僧侶という身分を利用して、泥酔した20代女性を山奥に拉致して強姦するなど、悪質な犯罪にまで手を染めていたのだ。  韓国ネット民の間では「8年も逃亡しておきながら、懲役8年とかふざけているのか」など、ユン容疑者や量刑の甘さへの批判はもちろん、「韓国の寺は、すべてなくしたほうがいい。宗教がのさばると、国家運営が大変になる」「曹渓寺に行くべきだったな」など、韓国における仏教徒のあり方に疑問を呈する声まで上がっている。  ユン容疑者の一例はあまりにもひどすぎるが、15年下半期には、ほかにも“不良僧侶”たちによる犯罪が相次いでいる。 「家族が大変な目に遭う」と脅して祈祷を強要し、7人から計4,800万ウォン(約480万円)をだまし取った女性僧侶。教え子の女性に無理やり性行為を迫った60代僧侶などなど。仏門に入りながらのやり放題には、あきれるばかりだ。  一方、韓国宗教界が頭を抱えるのは、“不良僧侶”たちによるイメージの悪化だけではない。11月30日に開かれた国会では、これまで非課税だった宗教家から税金を徴収するため法案が成立してしまったのだ。その結果、18年からは「宗教人所得」という名目で、僧侶や牧師など宗教家に対しても課税が実施される予定だ。当然、宗教界からの反発も大きく、これからの動向にも注目が集まっている。  相次ぐ事件や課税問題によって、予想外のスポットが当てられている韓国宗教界。神や仏の教えを説く前に、襟元を正して人の道を説く必要があるのかもしれない。

強姦に脅迫……韓国・相次ぐ不良僧侶たちの悪行に「韓国に寺は不要!」の大合唱

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 2015年も終わりに近づく中、韓国で重大事件が起こった。  パク・クネ政権に対する大規模デモを主導して指名手配されたハン・サンギュン全国民主労働組合総連盟委員長が、韓国仏教最大宗派である曹渓宗の総本山・曹渓(チョゲ)寺に潜伏。同氏の身柄引き渡しを求める韓国警察と、国家権力の介入を拒む曹渓宗の対立が激化し、事態がどう動くかに多くの注目が集まっている。  このように、宗教が絡んだ事件は警察も介入しづらい。韓国では最近、そんな性質を逆手に取るような犯罪が目立っている。    特に顕著な例といえるのが、12月9日に懲役8年を宣告されたユン容疑者の一例だ。彼は04年9月から約2年間にわたり、建築現場を中心に2,000万ウォン(約200万円)相当の建築資材を窃盗。その後、06年に一度逮捕され裁判を受けながらも、保釈期間中に逃走して行方をくらませていた。  ユン容疑者が身を隠す手段として利用したのが、自身を僧侶と偽ることだった。その思惑は功を奏し、警察の目を逃れて、15年3月まで約8年間の逃亡生活を送ることができた。僧侶だからと、警察のチェックが甘くなっていたのは否定できない事実だ。  また、逮捕されたことで明らかになったユン容疑者の逃亡生活は、さらなる波紋を呼んだ。彼は僧侶という身分を利用して、泥酔した20代女性を山奥に拉致して強姦するなど、悪質な犯罪にまで手を染めていたのだ。  韓国ネット民の間では「8年も逃亡しておきながら、懲役8年とかふざけているのか」など、ユン容疑者や量刑の甘さへの批判はもちろん、「韓国の寺は、すべてなくしたほうがいい。宗教がのさばると、国家運営が大変になる」「曹渓寺に行くべきだったな」など、韓国における仏教徒のあり方に疑問を呈する声まで上がっている。  ユン容疑者の一例はあまりにもひどすぎるが、15年下半期には、ほかにも“不良僧侶”たちによる犯罪が相次いでいる。 「家族が大変な目に遭う」と脅して祈祷を強要し、7人から計4,800万ウォン(約480万円)をだまし取った女性僧侶。教え子の女性に無理やり性行為を迫った60代僧侶などなど。仏門に入りながらのやり放題には、あきれるばかりだ。  一方、韓国宗教界が頭を抱えるのは、“不良僧侶”たちによるイメージの悪化だけではない。11月30日に開かれた国会では、これまで非課税だった宗教家から税金を徴収するため法案が成立してしまったのだ。その結果、18年からは「宗教人所得」という名目で、僧侶や牧師など宗教家に対しても課税が実施される予定だ。当然、宗教界からの反発も大きく、これからの動向にも注目が集まっている。  相次ぐ事件や課税問題によって、予想外のスポットが当てられている韓国宗教界。神や仏の教えを説く前に、襟元を正して人の道を説く必要があるのかもしれない。

価格高騰でいまや“貴族肉”!? 中国火鍋業界で横行する、羊肉偽装の手口とは

fekemeet01
肉の産地証明書。今後はこの産地証明書を消費者に公開しなければならない。
 食品問題が頻発する中国で、新たな食肉偽装の手口が明らかとなった。 「大衆網」(11月29日付)が、国内で流通する羊肉の一部に、鴨肉が混合されていると報じたのだ。山東省濟南市内にある火鍋店の店長が、こう告発している。 「中国の羊肉は、一般的に1キロ30元(約570円)で取引されています。もちろん、肉の入っている袋には、100%羊肉であるという意味で【純羊肉】と書かれています。ところが最近は、純羊肉と書かれたものの中に、市場価格より半値ほどの価格で流通しているものが増えてきています。一般的にこのような羊肉の袋の中身は、3分の1が羊肉で、3分の2が鴨のむね肉となっています。店側もそのような混合肉を暗黙の了解で、コスト削減のために購入している」  また、別の火鍋店の従業員は、混合肉であることを客に気付かれないようにする手口についても証言。それによると、混合肉に羊肉の粉末エキスを振りかけ、さらに防腐剤などを加えることで、味も見た目も純羊肉のように偽装できるのだという。さらに火鍋は香辛料を大量に使用するので、味のカモフラージュがしやすくなるという。
fakemeet02
産地公開条例の周知が徹底されておらず、そんな条例聞いたことがないと記者に話す火鍋店の店員
 羊肉の偽装が横行する背景について、広東省広州市で飲食店を経営する日本人男性(39)は、羊肉価格の高騰を指摘する。 「中国では、ここ20年ほどの間に食肉消費量が倍増しましたが、中でも需要が増えたのが羊肉。しかし羊肉の生産量は、技術的な理由や牧場のキャパシティの問題もあり、需要増に対応しきれていない。そんな中、価格はここ5年ほどで倍近くになっており、庶民は口にできないことから、ちまたでは『貴族肉』と呼ばれている。価格が高い分、偽装による利ざやも大きく、偽装する側にとっての誘惑となっている」  時代は、羊頭鴨肉か? (文=青山大樹)

価格高騰でいまや“貴族肉”!? 中国火鍋業界で横行する、羊肉偽装の手口とは

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肉の産地証明書。今後はこの産地証明書を消費者に公開しなければならない。
 食品問題が頻発する中国で、新たな食肉偽装の手口が明らかとなった。 「大衆網」(11月29日付)が、国内で流通する羊肉の一部に、鴨肉が混合されていると報じたのだ。山東省濟南市内にある火鍋店の店長が、こう告発している。 「中国の羊肉は、一般的に1キロ30元(約570円)で取引されています。もちろん、肉の入っている袋には、100%羊肉であるという意味で【純羊肉】と書かれています。ところが最近は、純羊肉と書かれたものの中に、市場価格より半値ほどの価格で流通しているものが増えてきています。一般的にこのような羊肉の袋の中身は、3分の1が羊肉で、3分の2が鴨のむね肉となっています。店側もそのような混合肉を暗黙の了解で、コスト削減のために購入している」  また、別の火鍋店の従業員は、混合肉であることを客に気付かれないようにする手口についても証言。それによると、混合肉に羊肉の粉末エキスを振りかけ、さらに防腐剤などを加えることで、味も見た目も純羊肉のように偽装できるのだという。さらに火鍋は香辛料を大量に使用するので、味のカモフラージュがしやすくなるという。
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産地公開条例の周知が徹底されておらず、そんな条例聞いたことがないと記者に話す火鍋店の店員
 羊肉の偽装が横行する背景について、広東省広州市で飲食店を経営する日本人男性(39)は、羊肉価格の高騰を指摘する。 「中国では、ここ20年ほどの間に食肉消費量が倍増しましたが、中でも需要が増えたのが羊肉。しかし羊肉の生産量は、技術的な理由や牧場のキャパシティの問題もあり、需要増に対応しきれていない。そんな中、価格はここ5年ほどで倍近くになっており、庶民は口にできないことから、ちまたでは『貴族肉』と呼ばれている。価格が高い分、偽装による利ざやも大きく、偽装する側にとっての誘惑となっている」  時代は、羊頭鴨肉か? (文=青山大樹)

駅前留学ならぬ“パソ前”留学!? NMB48みるきー似のセクシー英語講師が、下ネタ全開で……

YouTubeより
 韓国ではここ数年、インターネット上にアップされた英語講座を見て、自宅で英語のレッスンを受けるサービスがはやっている。そんな中、“お色気”路線に走った、とある英語講座動画が注目を集めているという。  12月9日付の「国民日報」ウェブ版で、「ビキニ着た英語講師…学習効果は?」とのタイトルで、ある1本の動画を紹介している。この動画は「ありふれたインターネット講義」というタイトルで、今年6月にYouTube上にアップされたもの。NMB48の渡辺美優紀似の、20代前半と思われる水着を着た女性が講師を務め、彼女はまずこう切り出す。「大韓民国で初めて、ビキニモデルのストーリーテリングを通して英語教育をします」。おバカな前置きだが、彼女は「単語をむやみに覚える退屈で非効率な方法を脱した、新しい単語学習のコンセプトを持ってきました」と続ける。  この手のものは衣装が単に水着であるだけのケースが多いが、この動画は、彼女が話す通り、“ストーリーテリング”に沿った講義が展開される。しかもそれが、オール下ネタだから驚きだ。約18分の間、彼女が紹介している英単語は、「agreement=合意」「purpose=目的」「acquaintance=知人」「awkward=ぎこちない」「develop=発展する」「possibility=可能性」「frequency=頻度」の7つ。これらを、ワンナイトラブにひっかけて説明していく。英語の勉強としては、彼女が数回単語を発音するのみ。あとは例えば、「倫理的にはどうかわかりませんが、互いに“合意”の上で楽しむのは悪くないと思います。どちらかが拒否すれば、それは強姦です」「外で(SEX)する場合もあります。でも、ほかの人がいる時にしたらいけません。公然わいせつ罪になります」など、完全に英語とは無関係で、いったいなんの“お勉強”をしているのかわからなくなるカオス状態に。終始、下ネタ全開で、動画は終わる。  この動画に、韓国のネット民は「単語ひとつひとつが頭に入ってくる」「単語が脳に記憶されていくようだ」など、思わず「本気か!」とツッコミたくなるものから、「下のほうに血が集まり、頭に血が回らないため、頭が働かない」などの正直な意見もちらほら。  局所的に注目を集め、反響を得たこの動画。続編に期待したいところだ。

高齢化が進む中国の性生活に異変!? 70歳の孤独老人がラブドールと暮らすワケ

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ラブドールを脇に、タバコをくゆらせながらお茶を飲む李さん
 1979年から今年まで36年にわたり続いた一人っ子政策などの影響により、急速に少子高齢化が進む中国。老齢工作委員会のデータによると、今年から急速に老齢化が進み、20年後には60歳以上の高齢者の人口が現在より2.12億人も増えて、合計で4.18億人にまで達するという。  一人っ子政策初期に生まれた人たちの親も次々と60歳以上になっていく中、それら高齢者たちの多くが“空巣老人”になっているという。空巣といっても、泥棒という意味ではない。中国語では「子どもたちが巣立って、老夫婦だけが残った家庭」という意味である。  そんな中、古都・西安で、ラブドールと一緒に暮らす孤独な空巣老人がいると、地元ニュースサイト「華商網」などが伝えた。  今年70歳になる李さんは、3年前に奥さんを病気で亡くし、以来ずっと一人暮らし。2人の子どもがいるが、上の息子は海外で暮らし、下の娘は大学卒業後に上海で家庭を持っているため、ほとんど帰郷してこない。上の息子から「自分のところに来ないか?」と言われたが、言葉もわからないところに行っても不便だからと断り、娘のいる上海に身を寄せたが、上海の食べ物が口に合わず、1年のうち上海に住むのは数カ月だけで、ほとんどは西安に戻って暮らしているのだという。  耳が多少遠くなっている以外、体は至って健康で、“生理的”欲求のほうもまだある。ある時、知り合いから同年代の女性を紹介され、お互いに気が合ったのだが、セックスをしようと相手に持ちかけたところ、「こんな年になっても、まだそんなことを考えているのか!」と罵られ、交際はあきらめることにした。  とはいえ、やはり性欲は湧いてくる。そこで漢方の先生をしている友人に相談したところ、アダルトグッズを使うことを勧められ、今年初めに約1,000元(約2万円)のラブドールを購入した。
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これを“お相手”にするのは、なかなかツライものがあるかと思うが……
「この年になると、1年に何回も使えないよ」と李さん。ほとんどは空気を抜いてタンスにしまったままだというが、時々、空気を入れて、ただ眺めることで気晴らしに。実際どんなふうにするのかというと、椅子の上に座らせ、時には亡くなった奥さんの服を着せたりして、2人分のお茶を淹れて、窓の外を見ながらそれを飲むのだという。  老いてなお盛ん――中国の公園や広場に行くと、朝から男女の高齢者たちが大勢集まり、楽しそうに体操やダンスなどに興じている姿を目にする。だが、中にはそこから別の関係にハッテンする“カップル”もいるということか……。 (文=佐久間賢三)

2015年のニューカマー、羽田圭介はすなわち蛭子能収であるという説 フジ『SMAP×SMAP』(12月7日放送)を徹底検証!

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 2015年も、テレビ界には数々のニューカマーが誕生した。だがその中でも誰一人、おそらく本人でさえ、予想しなかったほどの活躍を見せているのが、小説家の羽田圭介だろう。ピースの又吉直樹とともに芥川賞を受賞し、その時点では当然のようにメディアの話題は又吉一色。だが、その独特の存在感を、テレビは放ってはおかない。あれよあれよと出演回数を重ね、いまやテレビで見ない日はないほどの売れっ子となった。  その確かな証拠といえるのが、12月7日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)への出演だ。「2015年の人気者大集合SP!!」として題されたこの日のビストロスマップには、とにかく明るい安村、厚切りジェイソン、藤田ニコル、三戸なつめといった紛うことなき人気者に並んで、羽田の姿があった。その人選に一切の違和感を覚えないほど、羽田は今年下半期のテレビを席巻していた。  それでは、タレントとしての羽田の魅力とはどこにあるのか? 今回は、こんな説を挙げてみたい。すなわち「羽田圭介=蛭子能収」説である。唐突に聞こえるかもしれない。確かに年齢も大きく違えば、印象も異なるだろう。だが、見れば見るほど、羽田と蛭子はそっくりなのだ。具体的に類似点を挙げてみよう。 (1)表情の均一さ 『SMAP×SMAP』でも、本人が「『いつも無表情で映ってる』って、いろんな人から言われますけど」と語っていた通り、羽田は表情を変えないという印象が強い。もちろん笑うこともあるのだが、無表情という表情がどこか顔に貼り付いている。これは、羽田とほかのタレントと大きく違う部分であり、ある意味でワイプ芸など過剰な表情に辟易した視聴者が好ましく思うところでもあるだろう。  一方の蛭子もまた、常に同じ表情をしていることでおなじみだ。両者の表情の均一さはともに、共演者やスタッフが求める表情をしないという、自己の強さと捉えることもできる。個であっていいというそのスタイルは、ときに価値観を押しつけられがちな現代社会において、ある種の視聴者が無意識下に求めているものだともいえる。 (2)度を越した偏食  蛭子といえば『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)でも、決して地元の名産品を食べずにその偏食をいじられるというのがお決まりだが、羽田の偏食ぶりもまた度を越している。同3日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の中で羽田の食生活が紹介されたのだが、毎日、朝昼晩、同じ鶏ハムメニュー。この点でいえば、蛭子を超えていると言っても過言ではない。  食欲とは言わずもがな、人間の三大欲求のひとつなわけだが、そこに対しての趣向のなさが生き物としての異物さを強調している。最後の最後で共感できなさそう、という雰囲気がどこかにある。だからこそ、怖いもの見たさで、視聴者は羽田や蛭子のような人知を超えた存在を求めるのかもしれない。 (3)ギャラに対する考え方 『ダウンタウンDX』においては、羽田のギャラに対する考え方も明らかになった。というか、ギャラ自体を自らの口で明かしていて「僕の原稿料だと(1本)80万円。それだと、テレビに3~4本出れば……」と堂々と発言。松本人志から「もうちょっと包み隠してもらっていいですか?」とクギを刺されるほどにあけすけであった。  そしてこの思想は「テレビに出るほうがギャラが良いから、漫画は描きたくない」と日々公言する蛭子とまったく同じだ。もちろん羽田はまだ若く、蛭子のような態度で創作に当たるということはないだろうが、本質は等しい。もし羽田が競艇にハマることがあったら、事態はどう動いてもおかしくはない。  以上、3つの点から「羽田圭介=蛭子能収」説を立証してみた。両者がかなり近い存在であることが、おわかりいただけたのではないだろうか。そして両者に共通するのは、徹底的な異物感であり、それはテレビという場所においても自己を曲げない、という態度に由来している。無理をせず、ウケを狙わず、ただ自分としてそこにいる。さまざまな意味でアイデンティティを失いつつある現代日本において、社会を象徴するメディアであるテレビが彼らのような強い自己を求めるのは、ある意味で必然だといえるのかもしれない。 【検証結果】 「羽田圭介=蛭子能収」説でさらに補足するなら、両者とも、人が言いにくいことを堂々と言ってくれるという点も挙げられるだろう。それを言うか、と視聴者が驚くような、身もフタもないことを彼らはしばしば口にする。それは異物のみに許される行為だが、一般人である視聴者のストレスを解消している。社会全体を息苦しい空気が包む中で、羽田圭介と蛭子能収の発言は、確かに求められているのだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

2015年のニューカマー、羽田圭介はすなわち蛭子能収であるという説 フジ『SMAP×SMAP』(12月7日放送)を徹底検証!

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 2015年も、テレビ界には数々のニューカマーが誕生した。だがその中でも誰一人、おそらく本人でさえ、予想しなかったほどの活躍を見せているのが、小説家の羽田圭介だろう。ピースの又吉直樹とともに芥川賞を受賞し、その時点では当然のようにメディアの話題は又吉一色。だが、その独特の存在感を、テレビは放ってはおかない。あれよあれよと出演回数を重ね、いまやテレビで見ない日はないほどの売れっ子となった。  その確かな証拠といえるのが、12月7日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)への出演だ。「2015年の人気者大集合SP!!」として題されたこの日のビストロスマップには、とにかく明るい安村、厚切りジェイソン、藤田ニコル、三戸なつめといった紛うことなき人気者に並んで、羽田の姿があった。その人選に一切の違和感を覚えないほど、羽田は今年下半期のテレビを席巻していた。  それでは、タレントとしての羽田の魅力とはどこにあるのか? 今回は、こんな説を挙げてみたい。すなわち「羽田圭介=蛭子能収」説である。唐突に聞こえるかもしれない。確かに年齢も大きく違えば、印象も異なるだろう。だが、見れば見るほど、羽田と蛭子はそっくりなのだ。具体的に類似点を挙げてみよう。 (1)表情の均一さ 『SMAP×SMAP』でも、本人が「『いつも無表情で映ってる』って、いろんな人から言われますけど」と語っていた通り、羽田は表情を変えないという印象が強い。もちろん笑うこともあるのだが、無表情という表情がどこか顔に貼り付いている。これは、羽田とほかのタレントと大きく違う部分であり、ある意味でワイプ芸など過剰な表情に辟易した視聴者が好ましく思うところでもあるだろう。  一方の蛭子もまた、常に同じ表情をしていることでおなじみだ。両者の表情の均一さはともに、共演者やスタッフが求める表情をしないという、自己の強さと捉えることもできる。個であっていいというそのスタイルは、ときに価値観を押しつけられがちな現代社会において、ある種の視聴者が無意識下に求めているものだともいえる。 (2)度を越した偏食  蛭子といえば『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)でも、決して地元の名産品を食べずにその偏食をいじられるというのがお決まりだが、羽田の偏食ぶりもまた度を越している。同3日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)の中で羽田の食生活が紹介されたのだが、毎日、朝昼晩、同じ鶏ハムメニュー。この点でいえば、蛭子を超えていると言っても過言ではない。  食欲とは言わずもがな、人間の三大欲求のひとつなわけだが、そこに対しての趣向のなさが生き物としての異物さを強調している。最後の最後で共感できなさそう、という雰囲気がどこかにある。だからこそ、怖いもの見たさで、視聴者は羽田や蛭子のような人知を超えた存在を求めるのかもしれない。 (3)ギャラに対する考え方 『ダウンタウンDX』においては、羽田のギャラに対する考え方も明らかになった。というか、ギャラ自体を自らの口で明かしていて「僕の原稿料だと(1本)80万円。それだと、テレビに3~4本出れば……」と堂々と発言。松本人志から「もうちょっと包み隠してもらっていいですか?」とクギを刺されるほどにあけすけであった。  そしてこの思想は「テレビに出るほうがギャラが良いから、漫画は描きたくない」と日々公言する蛭子とまったく同じだ。もちろん羽田はまだ若く、蛭子のような態度で創作に当たるということはないだろうが、本質は等しい。もし羽田が競艇にハマることがあったら、事態はどう動いてもおかしくはない。  以上、3つの点から「羽田圭介=蛭子能収」説を立証してみた。両者がかなり近い存在であることが、おわかりいただけたのではないだろうか。そして両者に共通するのは、徹底的な異物感であり、それはテレビという場所においても自己を曲げない、という態度に由来している。無理をせず、ウケを狙わず、ただ自分としてそこにいる。さまざまな意味でアイデンティティを失いつつある現代日本において、社会を象徴するメディアであるテレビが彼らのような強い自己を求めるのは、ある意味で必然だといえるのかもしれない。 【検証結果】 「羽田圭介=蛭子能収」説でさらに補足するなら、両者とも、人が言いにくいことを堂々と言ってくれるという点も挙げられるだろう。それを言うか、と視聴者が驚くような、身もフタもないことを彼らはしばしば口にする。それは異物のみに許される行為だが、一般人である視聴者のストレスを解消している。社会全体を息苦しい空気が包む中で、羽田圭介と蛭子能収の発言は、確かに求められているのだ。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

いったいなぜ……あの中国“覆面マスク”おばちゃんが、寒中水泳に登場!

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冬場は極寒の地となる吉林省長春市で、湖に浮かぶ氷の間を泳ぐ市民
 本格的な冬を迎え、日中も気温が氷点下になる中国北部。この地域では、真冬でも屋外で水泳をする物好き、いや、寒中水泳の愛好者が中高年の間に意外に多い。  見ているほうが思わず身震いしてしまうほどだが、山東省の省都・済南市では、奇抜な格好で泳ぐおばちゃんが目撃されて話題になっている。なんと、フェイスキニをかぶって泳いでいるのだ。
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済南市に登場したフェイスキニおばちゃん
 フェイスキニとは、今年の夏にも当サイトでご紹介したが(「まるでスケキヨ!? 中国“覆面マスク”おばちゃん、今年もビーチに参上!」)、真夏のビーチで日焼けを防ぐためにかぶるフェイスマスクのこと。フェイスとビキニを掛け合わせて「フェイスキニ」と呼ばれるようになった。すでにこちらはすっかりおなじみで、中国の“夏の風物詩”ともなっている。  そのフェイスキニをかぶったおばちゃんが、寒中水泳でも現れたわけだが、日焼けなどしようもない冬の水泳で、なぜフェイスキニが必要なのだろうか。顔が寒いから? それとも、ファッション?
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夏のビーチに現れるフェイスキニおばちゃんたち。色やデザインもさまざま
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飛び込む際に誤って水面で腹を打ったりしたら、水が冷たいだけにかなり痛そうだ
 実は済南市では、このような泉(湧き水らしい)で泳ぐことを条例で禁止しているのだが、それを無視して泳ぐ者が後を絶たないのだという。中にはここをお風呂代わりに使う者もいるらしいが、この近辺にあるレストランがここにこっそりと汚水を垂れ流しており、泉とはいえ、水はかなり汚いらしい。  そうなると、もしかしたらフェイスキニのおばちゃんたちは、汚水から顔のお肌を守るためにかぶっているのかもしれない。まあいずれにしても、寒いなか汚い泉で水泳をするなど、本当に物好きなものである。 (文=佐久間賢三)

ついに、世界の共通認識に……K-POPガールズグループがロス空港で「売春婦認定」!?

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韓国にとんぼ返りしたOH MY GIRL
 ついに、世界から“売春婦”と勘違いされてしまったK-POPガールズグループがいる。舞台は、アメリカのロサンゼルス空港。8人組のアイドル「OH MY GIRL」が、売春婦と誤解されて15時間以上も空港で抑留されるという、とんでもないハプニングが起こったのだ。  所属事務所によると12月9日、OH MY GIRLは新しいアルバムのジャケット撮影を行うためにロサンゼルスへ向かったのだが、税関で問題が発生したという。  事の顛末はこうだ。ロサンゼルス空港に到着したOH MY GIRLとスタッフたちは、出入国管理所を問題なく通過し、税関の審査を受けた。そこで税関担当者がスタッフに「(彼女たちと)どんな関係か?」と質問した際、とあるスタッフが「sister」と答えたことで事態が急転。血縁関係がないのに「sister」と答える韓国人を怪しんだ税関担当者は、スタッフが持っていた荷物に注目した。アイドルの写真撮影ということで、当然ながら荷物から出てくるのはさまざまな衣装だ。中にはセクシーなものもあったのかもしれない。いずれにせよ、それを見た税関担当者は、怪しい韓国人たちを“売春婦”と“買春男”と見なし、長時間にわたって抑留したのだった。  彼らは誤解を解くために右往左往したが、なかなか理解してもらえない。結局、心身ともに疲労したメンバーを気遣って、撮影をあきらめて韓国に戻ってきたという。  OH MY GIRLにとってはまさに災難ともいえるが、実はここ数年、売春に関わる韓国人が逮捕・起訴される事件がアメリカで相次いでいるという事情がある。例えば2011年には、看護師の資格で入国した韓国人女性を、売春をあっせんしたとしてFBIが逮捕。12年には、アメリカとメキシコの国境地帯でマッサージ店を運営し、ネット上で集めた韓国人女性に売春を強要した60代女性が逮捕された。さらに13年4月には、ロサンゼルスで売春をあっせんした韓国人主婦や留学生の組織が、捜査当局に摘発されている。今年9月末にも、ニューヨークのホテルで韓国人女性を含む数人の売春婦が性暴行を受けるという事件があった。  現在、アメリカの空港では韓国人女性への厳しい入国審査が行われており、昨年もサンフランシスコ国際空港で20代の韓国人女性が二次審査を受けている。彼女には“前科”があったわけでもなく、ビザに不手際があったわけでもない。入国審査官が言い放った言葉は「○○という風俗店に行くのではないか?」だったという報道もある。実際に海外遠征する韓国人売春婦が多いことで、普通の韓国人女性にまで被害が及んでいるという構図だろう。    それにしても、いくら有名ではないとはいえ、ガールズグループが売春婦に間違えられるというのは、かなりレアなケース。最近、K-POPガールズグループはエロ動画顔負けのセクシーさと下品さを見せているが、そんなことも今回の仰天ハプニングの遠因になっているのかもしれない。まさに「Oh my god!!」だろう。