中国における深刻な社会問題のひとつに、離婚数の上昇が挙げられる。中国民生部が発表したデータによると、2014年に離婚した夫婦は約364万組となり、12年連続の増加となった(ちなみに日本では約22万組/14年)。離婚率の増加に一矢報いるためか、四川省成都市内の結婚式場では新郎新婦に「不離婚誓約書」にサインを書かせ、離婚しないよう迫るおせっかいぶりが話題となっている。「中新網」(11月29日付)などが報じた。 くだんの式場の入り口には、こう注意書きがされているという。 「我々は、離婚をしないと約束した新郎新婦のみ、結婚式を承ります。当式場に不満がある方はご遠慮ください」 この日、ここで結婚式を挙げる予定のカップルは、同紙の取材に対してこう述べた。 「初めはこの結婚式場の『不離婚誓約書』の意味が、全然理解できませんでした。結婚の誓いは家族や友人に対して行うものなのに、なぜわざわざ式場に『不離婚誓約書』なんて書かされなければならないのか疑問でした。でも今は、自分たちにとって結婚式はお互いに一生一度のものであることを証明するためにも、逆にいい制度だなと思うようになりました」 おそらく中国初となるこの「不離婚誓約制度」を取り入れたこの式場に対して、中国版Twitter「微博」にも多くのコメントが寄せられた。 「国家でも監督できないことを、まさか結婚式場がやるとは!」 「仮にもし中国全土の結婚式場でこの不離婚誓約制度なるものがあったら、少しは離婚率も減るかもしれない」 「もしここで結婚式を挙げて離婚したら、何か罰則あるのかな?」 中国の離婚率増加に対して、中国事情に詳しいフリーライターは次のように語る。 「中国では1970年代から、女性の社会進出が日本よりも進んでいた。男性に依存して生きていく必要性がなかったので、もともと離婚率は高いほうでした。しかし、昨今は出会い系サイトやSNSの普及で、離婚する夫婦が急増している。日本のように、出会い系サイトに関する規制やルールも少ないので、乱立している状態。既婚者は皆、スマホの出会い系アプリに登録して楽しんでいますよ。また中国版LINEの『微信』なんかでも位置情報を使って簡単に見ず知らずの人と知り合えるので、不倫にはもってこいです」 今回の「不離婚誓約書」にサインをしなければ結婚式を挙げさせない式場に対して、ネット上ではただの式場の宣伝だとする声も多かった。いずれにしても、結婚後のことまで式場にとやかく言われたくないと思うが……。 (文=青山大樹)話題になったこの式場で「不離婚誓約書」にサインをする新婦
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とんだとばっちり! 韓国の古き良き風景が残る集落が、「AV村」に!?
韓国の地方に、その地名のせいで苦悩している村がある。忠清北道にある谷洞里(ヤドンリ)と呼ばれるのどかな農村なのだが、いったい何が問題なのか? 実は、韓国ではここ最近、AVを指す新造語として「ヤドン」という言葉が定着した。そのせいで、谷洞里は“AV村”と揶揄されるようになり、地域のイメージが損なわれる事態に見舞われてしまったのだ。 当然だが、谷洞里には地名を冠した公共および交通標識、店舗の看板などが多く掲げられている。以前はなんの問題もなかったそうだが、現在では標識や看板を見ると違和感しか湧かない。 例えば、「AV小学校」「AV休憩室」「韓国料理専門・AV食堂」「AV第三通り」など、辺り一面AVだらけなのである。SNS上には、この“AV村”の風景写真が多数アップロードされており、“おもしろ村”として嘲笑の的にさえなっている。 運が悪かった、もしくは時代が悪かったとしか言いようがないが、住民たちの生活に少なからず支障が出ているようだ。 「住所を言うと、相手がけげんな顔をするんですよ。『なんで村の地名が“AV”なんだ?』と。そんなこと僕に言われても……という感じです」(谷洞里住民7男性) 韓国では住民の3分の2以上が同意し、条例を変更すれば、地名を合法的に変更することができる。地名がよくない、もしくは観光名所として町おこしをしたいなどの理由から、実際に地名を変更した自治体は、ここ4年間で17カ所に上るそうだ。 ちなみに、谷洞里の隣の村も、イメージがよくないという理由で過去に地名を変更している。もともと「利柳=イリュ」という地名だったのだが、これが同音異義語の「二流=イリュ」を意味することから語感がよくないとなり、現在の「大召院=テソウォン」に変更された。 多くの韓国メディアは少しふざけ気味、また大げさに「谷洞里が地名を変えるかどうか注目されている」などと書き立てている。が、住民の中には地名に愛着を持っている人々も少なくないようで、実際に地名が変更されるかどうかは定かではない。韓国の古き良き風景が残る、AV村の未来ははたして!? (取材・文=河鐘基)「AV休憩室」と書かれた谷洞里の飲食店(MBC/ニューストゥデイ)
とんだとばっちり! 韓国の古き良き風景が残る集落が、「AV村」に!?
韓国の地方に、その地名のせいで苦悩している村がある。忠清北道にある谷洞里(ヤドンリ)と呼ばれるのどかな農村なのだが、いったい何が問題なのか? 実は、韓国ではここ最近、AVを指す新造語として「ヤドン」という言葉が定着した。そのせいで、谷洞里は“AV村”と揶揄されるようになり、地域のイメージが損なわれる事態に見舞われてしまったのだ。 当然だが、谷洞里には地名を冠した公共および交通標識、店舗の看板などが多く掲げられている。以前はなんの問題もなかったそうだが、現在では標識や看板を見ると違和感しか湧かない。 例えば、「AV小学校」「AV休憩室」「韓国料理専門・AV食堂」「AV第三通り」など、辺り一面AVだらけなのである。SNS上には、この“AV村”の風景写真が多数アップロードされており、“おもしろ村”として嘲笑の的にさえなっている。 運が悪かった、もしくは時代が悪かったとしか言いようがないが、住民たちの生活に少なからず支障が出ているようだ。 「住所を言うと、相手がけげんな顔をするんですよ。『なんで村の地名が“AV”なんだ?』と。そんなこと僕に言われても……という感じです」(谷洞里住民7男性) 韓国では住民の3分の2以上が同意し、条例を変更すれば、地名を合法的に変更することができる。地名がよくない、もしくは観光名所として町おこしをしたいなどの理由から、実際に地名を変更した自治体は、ここ4年間で17カ所に上るそうだ。 ちなみに、谷洞里の隣の村も、イメージがよくないという理由で過去に地名を変更している。もともと「利柳=イリュ」という地名だったのだが、これが同音異義語の「二流=イリュ」を意味することから語感がよくないとなり、現在の「大召院=テソウォン」に変更された。 多くの韓国メディアは少しふざけ気味、また大げさに「谷洞里が地名を変えるかどうか注目されている」などと書き立てている。が、住民の中には地名に愛着を持っている人々も少なくないようで、実際に地名が変更されるかどうかは定かではない。韓国の古き良き風景が残る、AV村の未来ははたして!? (取材・文=河鐘基)「AV休憩室」と書かれた谷洞里の飲食店(MBC/ニューストゥデイ)
喜多嶋舞は「史上最悪の女」!? “実子騒動”の裏で暗躍する、裏社会のフィクサーとバーニングの影
今年も残り2週間。年末年始は特別番組がめじろ押しですね。不可解な人選で批判が高まっている『NHK紅白歌合戦』、TBSとフジテレビの格闘技番組対決も気になるところ。 今クールは、先月下旬に引退宣言をしたKAT-TUN田口淳之介が話題を独占。メンバー間の軋轢から気象予報士転身説まで、さまざまな情報が飛び交いました。それに続くのが、田口の大先輩、元光GENJI・大沢樹生の“長男騒動”。「実子ではない」判決直後に、元妻・喜多嶋舞が芸能界からの引退を発表するなど、穏やかではない状況ですが、はたして……。 それでは、気になるランキングを見ていきましょう。 第1位 吉川ひなの、35歳の水着写真に「まるで老婆」「ほぼ骨」の声が…… 顔色悪くない1? 第2位 「史上最悪の女」の声も……喜多嶋舞・スキだらけな芸能界引退の“理由”と、背後にある“力”に戦慄 渦中の長男の胸中はいかに!? 第3位 KAT-TUN田口淳之介“不仲”脱退を決定付けた「スズキCM降板」の裏事情 現在、三輪車状態 第4位 大沢樹生・喜多嶋舞の“実子騒動”に「裏社会のフィクサー」が動いた! 本当に怖いのは誰だ!? 第5位 KAT-TUN田口淳之介“脱退宣言”の裏にあったメンバー間の軋轢「一緒にやれない……」 若い時の写真です。 次点 “中流階級のガラパゴス芸人”タイムマシーン3号「尖ってるやつには勝てないと、やっと気づいたんです」 M-1大健闘でした! 次々点 2015年のニューカマー、羽田圭介はすなわち蛭子能収であるという説 フジ『SMAP×SMAP』(12月7日放送)を徹底検証! 小説よりも話で食っていけそう。
喜多嶋舞は「史上最悪の女」!? “実子騒動”の裏で暗躍する、裏社会のフィクサーとバーニングの影
今年も残り2週間。年末年始は特別番組がめじろ押しですね。不可解な人選で批判が高まっている『NHK紅白歌合戦』、TBSとフジテレビの格闘技番組対決も気になるところ。 今クールは、先月下旬に引退宣言をしたKAT-TUN田口淳之介が話題を独占。メンバー間の軋轢から気象予報士転身説まで、さまざまな情報が飛び交いました。それに続くのが、田口の大先輩、元光GENJI・大沢樹生の“長男騒動”。「実子ではない」判決直後に、元妻・喜多嶋舞が芸能界からの引退を発表するなど、穏やかではない状況ですが、はたして……。 それでは、気になるランキングを見ていきましょう。 第1位 吉川ひなの、35歳の水着写真に「まるで老婆」「ほぼ骨」の声が…… 顔色悪くない1? 第2位 「史上最悪の女」の声も……喜多嶋舞・スキだらけな芸能界引退の“理由”と、背後にある“力”に戦慄 渦中の長男の胸中はいかに!? 第3位 KAT-TUN田口淳之介“不仲”脱退を決定付けた「スズキCM降板」の裏事情 現在、三輪車状態 第4位 大沢樹生・喜多嶋舞の“実子騒動”に「裏社会のフィクサー」が動いた! 本当に怖いのは誰だ!? 第5位 KAT-TUN田口淳之介“脱退宣言”の裏にあったメンバー間の軋轢「一緒にやれない……」 若い時の写真です。 次点 “中流階級のガラパゴス芸人”タイムマシーン3号「尖ってるやつには勝てないと、やっと気づいたんです」 M-1大健闘でした! 次々点 2015年のニューカマー、羽田圭介はすなわち蛭子能収であるという説 フジ『SMAP×SMAP』(12月7日放送)を徹底検証! 小説よりも話で食っていけそう。
重病の新生児にバイアグラを投与して無事完治!? 勃起不全治療薬の意外な効能とは
先日熊本県で、生後3カ月の赤ちゃんに覚せい剤を投与して死亡させるという信じがたい事件があったが、中国では新生児にバイアグラを投与したという恐ろしい一報が飛び込んできた。しかも、投与したのは医師だった。いったい、どういうことなのか? ニュースサイト「台海ネット」が12月4日に伝えたところによると、福建省アモイ市で生まれた若若(ルオルオ/仮名)ちゃんは、生まれつき呼吸器に問題を抱えていた。新生児集中治療室で治療を受けたものの、一向に症状はよくならない。精密検査をしてみると、若若ちゃんは重度の肺炎をわずらっていただけではなく、先天的に右の上肺葉が欠如していたことがわかった。 このままでは、若若ちゃんは衰弱して死を待つばかり。そこで医師団が決断したのが、バイアグラの投与だった。実はこれ、特殊な例ではあるものの、決してとっぴな医療行為ではなかった。 バイアグラというのは、もともと狭心症治療のために開発されたシルデナフィルという薬。その後、“別の作用”もあることがわかり、そちらの方面に開発を切り替えてバイアグラという名称で売り出したもの。肺血管を拡張する作用があるため、シルデナフィルは現在、肺動脈性肺高血圧症の治療薬としても臨床現場では使われているのだ。バイアグラによる治療で無事、容体が安定した若若ちゃん。使用したバイアグラが偽物じゃなくてよかった!?
新生児に対しても、胎盤呼吸から肺呼吸への切り替えがうまくいかずに低酸素に陥る肺高血圧の症状改善に効果があることが医学会で報告されている。若若ちゃんを治療した病院の医師の話によると、同病院の新生児集中治療室においても治療成功例があったという。 バイアグラの投与を7日間続けると、若若ちゃんは呼吸も安定し、投与を止めても症状が悪化しなかったことから、その後、無事に退院することができたという。 なかなかいいニュースではあるが、中国には大量の偽バイアグラや怪しげなバイアグラもどきが出回っている。それらを、赤ちゃんの治療に使ったりする輩が出てきたりしないことを願うのみである。 (文=佐久間賢三)バイアグラの中国語の正式名称は「ワンアイカー」だが、一般的には「ウェイガー」と呼ばれている
「まるで残飯」「肉がタイヤみたい」残念すぎる韓国軍ミリメシ、もはやネタ化!?
最近、韓国のネット掲示板で、韓国軍の食事写真がアップされているのをたびたび見かける。一見、SNSでよくある投稿のように見えるが、決してそうではない。日本のウェブサイト上に散見される“ミリタリー飯(ミリメシ)特集”とも、少し趣が異なる。実は「韓国軍の食事があまりも貧相だ」と、ネットユーザーを中心に話題になっているのだ。 韓国大手メディアの一部には、自国軍隊のミリメシの貧相さを具体的に報じるところも現れ始めている。例えば、経済メディア「ヘラルド経済」の関連誌「REAL FOODS」は、「韓国軍ではミリメシは残飯だが、日本のそれは立派な“食事”である」と指摘。日本の自衛隊を持ち上げながら、自国のミリメシをかなり辛らつに批判している。 「韓国と日本が軍隊に提供する1日のカロリーは3,000~3,300キロカロリー。だが、単価が違う。韓国の1食の単価は665円。対する日本は陸自が870円、空自が1,025円、海自が1,073円だ。日本の場合、メニューも、地域の特性によってバラエティ豊かである」(REAL FOODS) また同記事では、自衛隊のとんこつラーメンや寿司、海軍カレー、いちごジャム、誕生日の特別メニューなどに称賛の目が向けられていた。 一方、韓国の掲示板では、男性たちが兵役時代を振り返り、“ひどいミリメシ談議”に花を咲かせている。「肉がタイヤみたいだった」「え!? 俺、肉なんかほとんど見かけなかったけど」「そのくせ、鳥インフルエンザが問題になると、チキンがやたら出てくるしな」「暴動が起きてもおかしくないレベル」「日韓で一緒に軍事行動したら、日本の手先のふりをして飯をもらおう」など、ほとんどの人々が軍隊の食事に否定的なコメントを寄せている。 中には「国防部長官は『国の財政事情が難しい』と正直に話し、兵士に謝罪しろ!」といった、政治的主張に近い真面目な書き込みも。日本では食べ物の恨みは恐ろしいというが、韓国でもその点は同じなのか。特に体力的にきつい軍隊生活時代の食事の恨みは、なかなか消えないようである 何かと話題の尽きない日韓対決。ことミリメシ対決に関しては、韓国人も完全に日本の勝利を認めざるを得ないようだ。 (取材・文=河鐘基)「ヘラルド経済」より
水卜麻美が唯一無二の女子アナである理由とは? 日テレ『ヒルナンデス!』(12月11日放送)ほかを徹底検証!
先日発表されたORICON STYLEによる「第12回好きな女性アナウンサーランキング」で見事首位を獲得したのは、今年も日本テレビの水卜麻美だった。一昨年、昨年から引き続いての3連覇となり、他の追随を許さない。盤石の水卜体制がテレビ界に築かれつつある、といっても過言ではないだろう。 これまでテレビは、数多くの人気女性アナウンサーを輩出してきたわけだが、水卜の特殊性は技術や容姿だけではなく、そのキャラクターの強さにある。一言でいえば、よく食べる人。そのキャラクターが、彼女の魅力だ。これほどまでにキャラクター性に特化した女性アナウンサーは過去にはいなかったし、言ってみれば水卜とは女性アナウンサーというカテゴリーよりも、むしろふなっしーなどのゆるキャラとして、視聴者から求められている。 そのわかりやすい例が、11月22日に放送された日本テレビ系『笑点』だ。この日は女性アナウンサー大喜利ということで、いつもの『笑点』メンバーと、日本テレビの女性アナウンサーがタッグを組んだ。ここでの水卜の存在は大きい。自分から面白いことを言うというよりも、むしろ面白いネタになることで、『笑点』らしさを生み出していた。 お題は「秋」に絡めて、「あ」「き」で文章を作ってください、というもの。ここで同僚の女性アナウンサーたちから、水卜は三連続でいじられる。 水卜麻美の口癖として「あー、おなかへった。きつい」(笹崎里菜アナ) 水卜麻美の日常として「明日からダイエット。今日は焼肉食べ放題」(徳島えりかアナ) 水卜麻美のさらなる日常として「明日焼肉なのに、今日も焼肉ですか?」(尾崎里沙アナ) このいじりに対して、笑顔で「ばれたー」「そうなんです」「毎日焼肉なんですー」と返す水卜も見事だが、前提として“よく食べる人”という共有の知識があるからこそ、きっちりした笑いが起きる。そもそも出演者のキャラクターに特化するという『笑点』のスタイルとも合致する形で、水卜は自分から攻めるわけではなく、受けに徹することにより、全体としての笑いを生んでいる。 水卜の魅力は、まさにこの点にある。強いキャラクターは、自分が前に出るためではなく、共演者を生かす。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でも、毎週金曜日の有吉弘行との名タッグは見物だ。12月11日の放送では、日本ハムファイターズの大谷翔平選手のプロフィールで、高校時代に体を大きくするためにご飯を1日に13杯食べていた、というエピソードが紹介されるのだが、ここで有吉は、 「水卜さんも、体を大きくするためにご飯をだいぶ食べてらっしゃる」 と発言。すでに水卜のキャラクターと、有吉との関係性が出来上がっていることもあり、水卜はカットインする形で「13杯まではいかないです!」「別に大きくしたくてやってるわけじゃないんです。(体が大きく)なっちゃった!」と瞬時に返し、その場に大きな笑いが生まれる。 特筆すべきは、ここで水卜が自分から前に出ているわけではない、という点だ。あくまでもいじられて、返す。そしてその返しは、自分が笑いを取りに行くためというよりも、むしろ自身のキャラクターを強化する発言に終始している。つまり水卜の返しは、その場で笑いを起こすためというよりも、未来の共演者に向けたパスだとも言えるだろう。 殺伐とした時代であり、前へ前へと出る大きな声の人間が幅を利かせている昨今、水卜というキャラクターの存在はテレビ全体における癒やしであり、救いだ。受けに徹するという、ある意味での古き良き日本の伝統を、水卜は今日も紡いでいる。 【検証結果】 「よく食べる」かつ「高いキャラクター性を持つ」という意味で、水卜麻美の比較対象になるのは藤子不二雄が生んだ名キャラクター『オバケのQ太郎』だといえるだろう。実写版『オバケのQ太郎』が企画されるとしたら主演は水卜であるべきだし、かなり再現性も高くなることは間違いない。かつて『オバケのQ太郎』のヒットと商品化により、小学館は高い収益を収め、当時建築された本社ビルは「オバQビル」という異名で呼ばれたほどだ。汐留に「水卜ビル」が築かれるのも、そう遠い未来の話ではないのかもしれない。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa「Hanako (ハナコ) 2015年2月26日号」(マガジンハウス)
日本のインド支援に、中国が“負け惜しみ”の偏向報道「共謀して核攻撃するつもりか!?」
こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。 12月12日に行われた日印首脳会談において、インド政府は自国の高速鉄道と原子力発電所の開発に対し、日本側の技術提供を受けることを決定しました10月にインドネシアで中国の高速鉄道方式が採用されたこともあり、日本の皆さんは胸のすくような思いをされたかもしれませんね。この件は中国でも大きな話題を呼んでいます。 2015年末から本格的に業務開始する予定だったAIIB(アジアインフラ投資銀行)は、主宰国である中国の財政難などを理由に、いまだに始動する気配はありません。もともと中国側は「新シルクロード計画」という野望を抱き、それがゆえにAIIBを発足させ、アジア・中東・ヨーロッパにまたがる巨大経済圏を作ろうとしていたのです。その一環として、中国が開発した鉄道網をユーラシア大陸中に張りめぐらす計画があったのですが、インドが日本の鉄道方式を採用したことにより、その計画は破綻しました。中国国民の反応をネットで見てみると、やはり「一帯一路(中国政府が提唱した経済圏構想)に支障を来す」といった反応が大勢を占めていました。 それ以外にも「これから日本製品をボイコットしよう!」と、日本に対して怒りを向けてくる声。はたまた、日中の技術レベルの差は中国国民たちの間でも周知の事実だったこともあって、「日本の鉄道は高品質かつ低コストで開発可能」「中国政府は発狂しないように」と、インド側の選択を当然だという反応も見られました。僕としては、これまで中国が世界中に粗悪品を売りつけていた報いだと思います。 さて、今回、インド政府が採用したのは、日本の高速鉄道と原子力発電所でしたが、この原子力発電所に関しては、中国国内において作為的な偏向報道が繰り返されています。 南沙諸島問題などを理由に、現在、中国とインドの関係性は決して好ましくありません。インド側も日本、アメリカと合同軍事演習を行うなど、中国側を牽制するような活動を繰り返しています。中国はこうした事実を快く思っていないため、今回、機関メディアを利用し「日本はインドの核兵器開発を支援している」と、故意に原発開発と核開発を混同した報道を行っているのです。中国国民もこうした作為的な報道に存分に煽られています。 「これから日本とインドが手を組み、中国を核攻撃するつもりだ!」などと陰謀論めいた説を唱えると同時に、「日本には憲法9条があるのに、安倍晋三は核開発を推奨している」「安倍は福島の人々と平和活動家の声を無視している」と、猛烈な安倍首相批判をネットに書き連ねているのです。国民の反日感情を煽りたい中国政府の思惑通りといったところでしょう。僕は中国国民のヒステリックな反応を見て、日本の反原発派を連想してしまいました。 平和活動家や市民団体など、日本には原発廃棄を訴え続ける人々が数多くいますが、そこには、広島・長崎の原爆投下による「核アレルギー」とでもいうべき心理が大いに関係しているようにも思えます。 「原発を推進するのは、日本が核武装を想定しているから」 といった具合に、やはり中国国民と同様、日本においても原発と核武装を同一視するような意見が散見されるからです。 ですが、原発と核兵器の共通部分は原子力を使用しているという点だけで、本来はまったく異なるテクノロジーです。当然、目的もまったく異なるため、双方を結び付けてしまうのは、原発関係者に対しても失礼な話のような気がします。そんなことをいえば、火力発電だって戦争と結びついてしまうはずです。平和や反戦を訴え続ける原発反対派ですが、あらゆる物事を戦争や兵器に結び付けてしまう彼らの発想こそが、危険性が高いものだと思うのは僕だけでしょうか。 高い技術力は、日本の大きな利点です。今後も日本が自国の技術を各国に提供し続ければ、諸外国との友好関係を深める結果となり、日本側にとっては大きな利益につながるという一石二鳥の効果があるはずです。日本の優れた技術は、中国の粗悪なものよりもはるかに大きな満足感を世界中に与えることでしょう。安倍首相が行った今回の日印首脳会談は、「技術大国・日本」を発展させるための大きな礎になったと思います。イメージ画像(「Thinkstock」より)
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>
日本のインド支援に、中国が“負け惜しみ”の偏向報道「共謀して核攻撃するつもりか!?」
こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。 12月12日に行われた日印首脳会談において、インド政府は自国の高速鉄道と原子力発電所の開発に対し、日本側の技術提供を受けることを決定しました10月にインドネシアで中国の高速鉄道方式が採用されたこともあり、日本の皆さんは胸のすくような思いをされたかもしれませんね。この件は中国でも大きな話題を呼んでいます。 2015年末から本格的に業務開始する予定だったAIIB(アジアインフラ投資銀行)は、主宰国である中国の財政難などを理由に、いまだに始動する気配はありません。もともと中国側は「新シルクロード計画」という野望を抱き、それがゆえにAIIBを発足させ、アジア・中東・ヨーロッパにまたがる巨大経済圏を作ろうとしていたのです。その一環として、中国が開発した鉄道網をユーラシア大陸中に張りめぐらす計画があったのですが、インドが日本の鉄道方式を採用したことにより、その計画は破綻しました。中国国民の反応をネットで見てみると、やはり「一帯一路(中国政府が提唱した経済圏構想)に支障を来す」といった反応が大勢を占めていました。 それ以外にも「これから日本製品をボイコットしよう!」と、日本に対して怒りを向けてくる声。はたまた、日中の技術レベルの差は中国国民たちの間でも周知の事実だったこともあって、「日本の鉄道は高品質かつ低コストで開発可能」「中国政府は発狂しないように」と、インド側の選択を当然だという反応も見られました。僕としては、これまで中国が世界中に粗悪品を売りつけていた報いだと思います。 さて、今回、インド政府が採用したのは、日本の高速鉄道と原子力発電所でしたが、この原子力発電所に関しては、中国国内において作為的な偏向報道が繰り返されています。 南沙諸島問題などを理由に、現在、中国とインドの関係性は決して好ましくありません。インド側も日本、アメリカと合同軍事演習を行うなど、中国側を牽制するような活動を繰り返しています。中国はこうした事実を快く思っていないため、今回、機関メディアを利用し「日本はインドの核兵器開発を支援している」と、故意に原発開発と核開発を混同した報道を行っているのです。中国国民もこうした作為的な報道に存分に煽られています。 「これから日本とインドが手を組み、中国を核攻撃するつもりだ!」などと陰謀論めいた説を唱えると同時に、「日本には憲法9条があるのに、安倍晋三は核開発を推奨している」「安倍は福島の人々と平和活動家の声を無視している」と、猛烈な安倍首相批判をネットに書き連ねているのです。国民の反日感情を煽りたい中国政府の思惑通りといったところでしょう。僕は中国国民のヒステリックな反応を見て、日本の反原発派を連想してしまいました。 平和活動家や市民団体など、日本には原発廃棄を訴え続ける人々が数多くいますが、そこには、広島・長崎の原爆投下による「核アレルギー」とでもいうべき心理が大いに関係しているようにも思えます。 「原発を推進するのは、日本が核武装を想定しているから」 といった具合に、やはり中国国民と同様、日本においても原発と核武装を同一視するような意見が散見されるからです。 ですが、原発と核兵器の共通部分は原子力を使用しているという点だけで、本来はまったく異なるテクノロジーです。当然、目的もまったく異なるため、双方を結び付けてしまうのは、原発関係者に対しても失礼な話のような気がします。そんなことをいえば、火力発電だって戦争と結びついてしまうはずです。平和や反戦を訴え続ける原発反対派ですが、あらゆる物事を戦争や兵器に結び付けてしまう彼らの発想こそが、危険性が高いものだと思うのは僕だけでしょうか。 高い技術力は、日本の大きな利点です。今後も日本が自国の技術を各国に提供し続ければ、諸外国との友好関係を深める結果となり、日本側にとっては大きな利益につながるという一石二鳥の効果があるはずです。日本の優れた技術は、中国の粗悪なものよりもはるかに大きな満足感を世界中に与えることでしょう。安倍首相が行った今回の日印首脳会談は、「技術大国・日本」を発展させるための大きな礎になったと思います。イメージ画像(「Thinkstock」より)
●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun>








