山寺宏一は小学生に何を伝えてきたのか? テレビ東京『おはスタ』(4月1日放送)を徹底検証!

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おはスタ公式サイトより
 平井理央の声は、早くも涙で震えていた。フジテレビのアナウンサーになる前、おはガールとして活動していた頃のことを思い出していたのだろうか。2016年4月1日に放送された『おはスタ』(テレビ東京系)は、いつもと様子が違っていた。この日のタイトルは「サヨナラのかわりにありがとうSP」。番組の立ち上げからメインMCとして、実に18年半にもわたって『おはスタ』を引っ張り、小学生に勇気と元気を与え続けたやまちゃんこと山寺宏一が、この日をもって番組を卒業する。 『おはスタ』という番組が特殊なのは、視聴者を原則として小学生に限定している点にある。いわゆる子ども番組のように漠然とした子どもではなく、あくまでも小学生に向けられている。だから番組のエンディングでは、いつもやまちゃんは「今日も元気に、行ってらっしゃい!」と視聴者に声をかける。まるで背中を押すように。そうして多くの小学生が、憂鬱な気分を振り切って小学校へ出かけて行った。やまちゃんは18年半、毎日毎日小学生を見送り続けてきたのだ。そして、そんなやまちゃんが初めて見送られる。  この日の『おはスタ』はこれまでのやまちゃんの誠意に応えるように、はなむけの道を用意した。やまちゃんと共に番組開始時のMCを務めたレイモンドをサプライズで呼び、鉄拳はやまちゃんをはじめとする多くの番組出演者が集った1枚の絵を描いた。そしてまた、これまでに番組に関わってきたのであろうスタッフを大勢呼び、アーチを作った。やまちゃんが小学生たちに毎日してきたように、心からの誠意を持って、やまちゃんを次の場所へと送り出したのだ。  小学生だって、毎日楽しいわけじゃない。勉強もスポーツも人間関係だって、そう簡単なものではないし、小学校へ行くのが嫌な日だってある。でも、やまちゃんは知っている。楽しいことは、世の中にいっぱいあるということを。だから笑顔で、自信満々に、小学生の背中を押すことができる。「おーはー!」とはきっと、そんなときに使う魔法の言葉だ。  この日の番組の最後で、やまちゃんは「『おはスタ』を見てくれている小学生たち、そして元小学生たちに最後のメッセージをお願い致します」と請われ、テレビを通して小学生たちに語りかける。かなり長くなるが、そのまま全文書き起こしてみたい。 ***  えー、ビックリしました。とにかく信じられません。卒業を発表してからいろんな人がメッセージをくれたり、『おはスタ』でこうやってゲストがたくさん来てくれたり、今日も本当にたくさんの方々に来てもらって、本当にうれしいです。心から感謝しています。ありがとうじゃ足りない。やまちゃんは世界一の幸せ者です。今日ここに来られないけど、テレビの前で応援してくれている人もたくさんいます。本当に本当にありがとう。  19年前、本当はこの司会の話、断ろうと思いました。声優の仕事しかしたことのない僕にできるわけがない、みんなに受け入れてもらえるわけない。でも、やらないで後悔するより、チャレンジして失敗したほうがいいと思って、やって本当によかったです。始めて2カ月たたないときに、街で小学生、野球少年に会ったらこんなこと(※「おーはー!」のポーズ)をやってくれて。「もしかしたら『おはスタ』見てる? やまちゃんだよ」って言ったら駆け寄ってくれて。「見てるよ。やまちゃん応援してるよ」「バイバイ、明日も見てね」。見えなくなるまでずっと「やまちゃん頑張れー!」って言ってもらったのが、2カ月たってないとき。そのとき、やれるだけずっと頑張ろう、と思いました。  たくさんのキラキラした笑顔、「やまちゃん、おーはー!」ってやってくれるみんなの声で本当に励まされました。あの、みんなの笑顔とか、一生懸命頑張ってる姿ってすごいパワーがあるんです。やまちゃんは、そこからたくさんの元気をもらいました。だから、楽しいことは世の中でいっぱいあるからね。何か夢中になれることを見つけてください。そんなことをお手伝いするのが、『おはスタ』であり、やまちゃんの仕事だったと思ってます。みんなを笑顔にするお手伝い、少しはできたのかな? できてればよかったと思います。  ひとつだけ、やまちゃんから。思いやりのある人になってください。(武田)双雲先生、「思いやりってなんだ?」って『おはスタ』でポスター書いてくれたけど。自分がされて嫌なこととか、言われていやなこととか、そういうことやってても絶対楽しくないもんね。だから、人の気持ちが分かる、思いやりのある人になってください。それだけ最後にやまちゃんからお願いです。そしてテレビを見てるみんな、やまちゃんね、『おはスタ』卒業するけど、これからいろんなことにまだまだチャレンジします。頑張っていきます。いつかみんなに会えると思う。いろんなところに行くから、そのときは、「やまちゃん。『おはスタ』見てたよ! おーはー!」って絶対やってください。  みんなが大人になってからもだよ? みんながおじさん、おばさんになってからでも、やまちゃんに会ったら「見てたよ! 4月1日、見たもん!」って言ってください。そのとき一緒に「おーはー!」やりましょう。そのためにやまちゃん、長生きするよ。まだまだ頑張るから。そして、はなちゃんとおのちゃんが引っ張ってくれる新しい『おはスタ』をみんな応援してください。本当に今まで、ありがとうございました! ***    あの日の野球少年も、今はすっかりいい大人だろう。どこで何をしているのか、それを知るすべはない。だが、彼が18年半前にやまちゃんに送った言葉は、今でもやまちゃんの胸の中で色褪せぬものとしてあり、その言葉を胸にやまちゃんは小学生たちを見送り続けた。それだけは間違いない。やまちゃんの言う通り、楽しいことは、世の中にいっぱいあるのだ。 【検証結果】 『おはスタ』の番組の中では紹介されなくても、多くの人々やメッセージが番組に寄せられたのだろう。たとえばかつて、おはガールとして番組に出演していた生田衣梨奈(モーニング娘。'16)は、やまちゃんの最後の出演に駆け付けていたことをブログで明かした。感謝の気持ちは、こうして連鎖する。それはきっと『おはスタ』のイズムとして、今後も引き継がれていくのだろう。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは @aizawaaa

中国に敵意むき出しなのに、一体なぜ? 米・トランプ大統領候補が中国人に支持されるワケ

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『Time to Get Tough: Make America Great Again!』
 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。  2016年に開催されているアメリカ大統領共和党予備選挙において、実業家のドナルド・トランプ氏が各州で高い支持を獲得し、当初の予想に反して大統領選最有力候補に上り詰めています。 「移民排斥」「イスラム教徒の入国禁止」など過激な政策を連呼するトランプ候補に対し、国内外から批判の声が多く上がっています。しかし彼の「アメリカを再び偉大にする」といったナショナリズムを刺激する発言、そして、多額の貿易格差が生じている日本に対し「関税なしで何百万台の車を(アメリカで)売っている」、多くのアメリカ企業が生産拠点としている中国を「雇用と金をかすめとっている」、アメリカ国内に多く存在するメキシコ人労働者を「強姦魔」と呼び、国境沿いに万里の長城を築くと発言するなど、特定の国を敵対視する発言が主に低所得層や保守的な愛国層から支持され、トランプ候補の躍進の原動力になっています。  僕は「アメリカ政府の情報を盗んでいる」「アメリカ国民が飢え死にすることを望んでいる」と、トランプ候補が中国に対し敵意をむき出しにしていることから、当然中国の世論は反トランプ色に染まっていると思ったのですが、実情は意外なものでした。  中国版Twitter「微博」などを閲覧すると、トランプ候補を批判する声も多かったのですが、中国国内でムスリム系のウイグル民族によるテロ事件が頻発していることを受け、「アメリカに移住する予定だが、その前にテロリストどもを撲滅してください」「ISはヒトラー、トランプはチャーチル」などと反ムスリム政策を唱えるトランプ候補を称賛する書き込みも目立ちました。また、現在の中共政府体制に反発する層の中にも支持する声があります。事実、日を追うごとに彼の人気は高まっているようで、微博の「川普粉絲団」というトランプ候補のファンが集うアカウントは、8,000人以上がフォローしていました。  さらに、中国ではカリスマ性を持つ強硬的な指導者が好まれる傾向があります。文化大革命などで無数の人々を死に追いやったにもかかわらず、現在でも毛沢東が多くの中国国民から崇拝されているのはそのためです。微博を閲覧すると「歯に衣着せぬ発言が好きだ」「オバマは気弱すぎる」「トランプは真実を語っている、彼はアメリカのリベラル偽善者どもを叩き潰す」などと、トランプ候補の過激な言動を支持する書き込みが散見されました。 ■トランプに対する報道は一面的?  僕は当初、日本やアメリカの主要メディアから発信される差別的な発言を繰り返すトランプ候補の姿に嫌悪感が生じると同時に、独裁的な政策に強い危険性を感じていました。しかしインターネット発の情報などを閲覧するうちに、トランプ候補の情報は曲解されている面があることを知ったのです。  日米の主要メディアは、トランプ候補が「移民は犯罪者」と発言したとの報道しましたが、実際は「一部の移民」と発言したそうです。ドイツの例を見ればわかるように、洋の東西を問わず、外国からの移民が犯罪者になる確率が高いことは事実であり、僕は移民に対する取り締まりを強化しようというトランプ候補の政策は正論だと思います。  また白人が主な支持層と報道されるトランプ候補ですが、実際は有色人種の中でも支持する層は多く、3月19日にアメリカで開催されたトランプ支持者による集会には、多数の黒人や中国系アメリカ人が参加しました。彼らを「KKK(アメリカの白人至上主義団体)の仲間」などと白人の反差別主義者が揶揄したところ、黒人たちが激怒し、会場はもみ合いで騒然となったそうです。  アメリカの主要メディアは、このニュースを「トランプ支持者は狂信的な差別主義者」というニュアンスで報道したようですが、実はトランプ候補自身は特定の宗教観や差別思想を持たない人物で、反ムスリム政策を唱えているのはあくまでもテロ対策のためのようです。ちなみにこのニュースはトランプ候補の一般的なイメージを崩さないためなのでしょうか、日本では公に報道されていません。  トランプ候補の言動は短絡的かつ扇情的なものばかりで、僕自身は賛同できません。また大勢の前で身体障害者を嘲笑するような仕草を行うなど、人格面にも問題があり、常識的に考えてアメリカ大統領にふさわしい人物ではないでしょう。  しかし、彼の掲げる政策はあくまでもアメリカの経済を活性化させることを第一としたもので、この点が多くのアメリカ国民に支持される要因でしょう。トランプ候補は日本の野党議員のように諸外国に卑屈な姿勢を見せたり、中国の政治家のように自分の利益のみを追求したりせずに、「自国の繁栄」を目標としているのです。  日米の主要メディアからは、「アドルフ・ヒトラーの再来」のようなイメージで報道されるトランプ候補ですが、報道が偏向している可能性が高いと思います。トランプ候補がアメリカにとって「独裁者」となるか「救世主」となるかは不明ですが、僕は彼に対する評価を下すのは、現時点では早計だと思います。
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●そん・こうぶん 中華人民共和国浙江省杭州市出身の31歳。中国の表現規制に反発するために執筆活動を続けるプロ漫画家。著書に、『中国のヤバい正体』『中国のもっとヤバい正体』(大洋図書)、『中国人による反中共論』(青林堂)がある。 <https://twitter.com/sun_koubun> 

中国人男性は「金属リングオナニー」がお好き? 抜けなくなって、あわや陰茎壊死!

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男性器から取り外された実際の金属片。見たところ直径4cm以上ある
 男女の営み中に膣痙攣となり、合体したまま病院に担ぎ込まれたり、女性器に挿入した異物が取れなくなってしまう事例は、ときどき耳にすることがあるだろう。しかし今回、男性にも、とんだ災難が降りかかった。福建省アモイ市で、大学生が自らの男性器に金属のリングをはめて遊んでいたところ、3日間外れなくなり、壊死寸前で病院に担ぎ込まれたというのだ。 「台海網」(3月29日付)によると、男性は22歳で、自宅で興味本位から直径5~7cmほどの金属のリングを性器にはめて遊んでいた。ところがこれが外れなくなり、3日が経過したところで痛みに耐えきれなくなり、陰茎は紫色に腫れ上がっていた。その後、友人に付き添われて地元の泌尿器科に駆け込んだという。  病院に着いた段階ですでに性器の一部組織が壊死しかけており、リングを早急に切断しなければならない状況だったため、医師は消防隊に応援を要請。消防隊は特殊な金属カッターで、ようやく切断に成功した。その後、傷も回復し、生殖機能に影響はないという。  男性は明言を避けているものの、金属リングをはめて自慰行為をしようとしていたと考えられる。なんともおバカな騒動だが、中国版Twitter「微博」でも大きな反響を呼び、「友人に付き添ってもらうなんて、チンコ以上に精神的なダメージのほうがでかそう」「消防隊員もきっと、最初で最後の貴重な体験をさせてもらったな」「金属より、もっと気持ちいいグッズがあるのを知らないのか」などなど、嘲笑の対象となっていた。
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昨年ニュースにもなった、男性器にはまった金属ナット。これはさすがにやりすぎだ
 しかし、中国では同じような状況で病院に担ぎ込まれる男性が少なくないようだ。今回ニュースになった病院の医師は、地元紙の取材に対し、「これまでも陰茎に指輪や瓶などをはめて外れなくなった患者がいた」と証言している。ほかにも確認できるだけで、2015年に金属ナットを男性器にはめ、病院や消防に救助された騒動が20件以上あった。  笑い話ならいいが、命の危険にさらされることもある。15年7月にも安徽省の男性が金属ナットを性器にはめて遊んでいたところ外れなくなり、消防隊が出動する騒動があったが、この男性は金属ナットの締め付けにより数十時間に及び排尿ができず、腹痛や器官の麻痺などの症状が表れ、尿毒症で死亡する危険性があった。リングを使った自慰行為をする際、くれぐれも金属を使わないよう注意したいところだ。 (文=広瀬賢)

韓国で昆虫食がブーム前夜? “究極のB級グルメ”ポンデギをしのぐ昆虫料理は現れるのか

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 韓国で昆虫レストラン第1号店がオープンし、話題になっている。レストランの名前は「パピヨンのキッチン」。年配の映画ファンなら、スティーブ・マックイーンの主演の名作『パピヨン』の主人公が、ゴキブリを捕まえて食するシーンが真っ先に浮かぶであろう絶妙なネーミングセンスだが、その奇抜さもあって、大盛況のようだ。  メニューは、パン、パスタ、アフターヌーンティーセットなど、普通のレストランとさほど変わらない品ぞろえだが、もちろん、食材には昆虫が使われている。バッタ、コオロギ、セミの幼虫など、韓国で食用が許可されている昆虫7種類だ。  気になる料理の見た目は、意外にも普通の料理と変わらない。昆虫を粉末・液体化して調理するため、例えばイナゴを食べたときのような昆虫独特のサクサクとした歯ごたえはまったくないそうだ。  利用客によると「思ったよりも香ばしくて、おいしかった」など、かなり好評だ。ネットでも「さすがに抵抗感はあるけど、見た目が普通なら一度は試してみたい」「ついに昆虫か。確かに栄養はあるかもな。味が気になる」と、興味津々な反応だ。  実は、これまで韓国に昆虫食がまったくなかったわけではない。日本人でも知る人ぞ知る、“ポンデギ”という食べ物があるのだ。これは、カイコのサナギをゆでたり蒸したりしたもので、遊園地などでも普通に売っている。韓国人なら誰もが一度は口にしたことがある、昔ながらの定番おやつでもある。  韓国では今、ポンデギを超える昆虫食の実用化を目指して、研究開発が活発に行われている。すでに昆虫プリン、昆虫クッキー、昆虫羊かんなどの食品を製造している中小企業もあり、大手食品メーカーも昆虫食事業に本格的に取りかかるという。  今夏には昆虫料理フェスティバルも開催予定で、昆虫食に対する国民の抵抗心を取り除く狙いのようだ。日本でも公開された、ポン・ジュノ監督の映画『スノーピアサー』で“ゴキブリようかん”が登場したことがあったが、まさにそれが現実になったわけだ。  迫り来る食糧危機から人類を救うには昆虫食しかないといわれる中、韓国の専門家たちも「もうじき韓国でも、昆虫食が大衆化されるはず」と口をそろえている。しかし、韓国の飽きっぽい国民性を考えると、昆虫料理は物珍しさばかりが先行し、一時的なブームで終わりそうな感も否めない。昆虫キムチが登場するまでになったら、話は別だが……。 (文=李ハナ)

朝のラッシュアワーに裸で街を闊歩! ソウル・変態男のトンデモ動機「新しい自分を…」

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カンナムの裸男
 昔から春になると、変わった人が増えてくるという。事実、お隣・韓国でも春の陽気に影響されたのか、とある変人が起こした奇行がちょっとした騒動になっている。  3月30日午前7時ごろ、通学や通勤でにぎわうソウル・江南(カンナム)駅周辺道路に激震が走った。なんと、朝の混雑する道路を、一糸まとわぬ姿で闊歩する男が現れたのだ。  突然の奇行に走ったのは、46歳の男。男は、通報を受けた警察が到着するまでの約15分間、街中を我が物顔で歩き続けたのだった。  普通、こうした事件が起こればアルコールや精神疾患を疑うところなのだが、取り調べで明らかになったのは、予想の斜め上をいく理由だった。 「私の変化した姿を社会に見せたくて」  なんと男は、酒や病気ではなく、完全に自分の意思で裸をさらしたのだ。  男の“ある意味”堂々とした発言は、韓国ネット民の笑いのツボを見事にヒットし「変化した姿って……」「見せる場所が違う(笑)」などの書き込みが相次いだ。  こうしたまだ笑える事件であればいいのだが、周辺に迷惑をかける不審者も当然のように存在する。 “捕まらない自慰男”が、それだ。今年1月からソウルでたびたび目撃されている男なのだが、男は昼夜を問わず下半身を露出して、通りゆく女性たちを見つめながら自慰行為にふけっているという。    不審者が出没する地域は、大学生たちのワンルームが密集する学生街のような場所。未成年も多く住む地域だけに、周辺住人たちの不安感も大きい。同様の目撃談が相次いでいることから、警察は同一犯による犯行として捜索を続けている。が、犯人は監視カメラのある場所には姿を決して姿を見せず、さらに巧妙に出現スポットを変更しているため、いまだ逮捕にまで至っていない。  新たな始まりを予感させる春。だからといって、裸体を露出することで新しい世界を切り開くのは違うと思うが……。

ストッキングでグルグル! 不思議な「卵プリン」作りに挑戦

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卵の殻を割らずに黄身と白身を混ぜる方法を紹介します!
 100円ショップで売っている商品から3品を選んで、気になる料理に挑戦してみようという企画の32回目。今回チャレンジするのは、卵の殻を割らずに黄身と白身を混ぜて、それをゆでて作る不思議なプリン。  その作り方をだいぶ前に誰かに聞いて、今まで半信半疑で過ごしていたのだが、思い切って試してみたいと思う。  まず必要な材料だが、当たり前だけど生卵が主役である。
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普通の生卵です。
 そして、生卵を割らずにかき混ぜる秘密兵器が、こちらのストッキングである。  買うのがちょっと恥ずかしかった。
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生まれて初めて買ったパンティストッキング。キシリトール加工ってなんだろう。
 パンストという言葉が「パンティストッキング」の略だということに気が付き、なんだか恥ずかしくなった。  で、このストッキングをどう使うのかというと、卵にかぶせてグルグルと振り回すのである。
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ストッキングをかぶせられた生卵。ちょっとウルトラマンっぽい。
 グルグルグルと卵を回して、ストッキングの両端を引っ張ってグイーン。  このときに発生する遠心力や回転力で黄身を包む膜が破れ、殻を割ることなくかき混ぜることができるらしいのだ。
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グルグルグル、グイーン
 やってみるとわかるのだが、これって楽しいんだけど、すごく危なっかしい。  どこかに軽くでもぶつかったら、それで終了。卵の殻にヒビが入ったら失敗なのである。常に、ストッキングの伸びを計算しなければならないのだ。  幸いにしてストッキングに包まれているため、部屋中に卵の中身が飛び散るということはなさそうだが、それでも十分に怖い。
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何回グルグルやれば混ざるのだろうか?
 慎重かつ大胆に、何度も卵をグルグルビューン。  卵の中身がちゃんと混ざったかどうかは殻の外からではわからないが、それを判別する方法もちゃんと確立されている。  懐中電灯で下から照らしてみて、光が透けたらまだ混ざっていない。
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これはまだ混ざっていない卵
 ちゃんと混ざっていれば、以下のように光を通さないのである。  ちなみにこうなるまでに25分もかかった上に、何個も失敗をしている。けっこう大変。
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これでちゃんと混ざっているはず!
 この中身が混ざったと思われる卵をお湯でゆでれば、殻つきの卵プリンの出来上がり。  だが、どうもヒビが入ってしまっていたようで、結構な卵液があふれてしまった。  なんだかジェット噴射をする卵みたいで、一種のアート作品っぽい。あるいは、危険を感じたナマコ状態。
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卵ロケット、発射!
 この卵プリンには甘さがまるで加わっていないので、砂糖を少量の水で煮詰めてカラメルソースを作っておく。
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水が多かったせいか、カラメルソースというよりベッコウ飴みたいになってしまった
 さあ、問題はゆでた卵の中身である。  慎重に殻を割ってみると、月のクレーターのような凸凹ができてしまったものの、ちゃんと黄身と白身が混ざっていた!  やったぜ、俺!
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ストッキングをかぶっていてもわかるドヤ顔
 この卵プリンにカラメルソースをかけて食べてみると、プリンというよりは固まった溶き卵という感じの食感だった。  プリンというよりゆで卵っぽいのは、卵100%なので当たり前ですね。あるいは、ものすごく濃い茶碗蒸し。グルグルやる手間を考えれば、割ってから混ぜて蒸したほうが100倍簡単だ。  だが、まあ味はどうでもいいとして、殻を割らずに卵を溶くという遺業に成功した充実感はしっかりとある。これが大事。  次はこの卵をゆでないで、このまま誰かに渡してみたいと思う。きっと、殻を割ってびっくりするはずだ。 「黄身が割れてるなんて、きみわる~~」なんてね。
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失敗した卵も、おいしくいただきました。
(文=玉置豊)

女子中高生の脱ぎたて靴下を鼻に当ててクンクン! 韓国“靴下男”の異常な性癖

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イメージ画像(「Thinkstock」より)
 お隣・韓国にとんでもない変態が現れ、大きな騒ぎになっている。  3月29日、仁川(インチョン)地方で、女子中学生相手に「靴下を売れ」と執拗に迫った、通称“仁川の靴下男”ことユン容疑者(33)が逮捕されたのだ。  ユン容疑者は少女たちに、5,000~1万ウォン(約500~1,000円)で靴下を売ってくれと迫り、少女たちの目の前で自分の鼻に靴下を当てて興奮のうめき声を上げるといった行為を繰り返したという。  しかも、ユン容疑者が逮捕されたのは、今回が初めてではない。2008年、帰宅途中の女子中学生を追いかけ回し、無理やりキスしたとして逮捕されていたのだ。しかし、この事件は被害者側と示談が成立したため、ユン容疑者が裁かれることはなかった。  そんなユン容疑者が“キス男”から“靴下男”へと変貌を遂げたのは、翌09年。前年と同様に帰宅途中の女子高生を追い回し、無理やり手の甲にキスをしたり、抱擁するだけでなく、「靴下を脱がなければ家に帰さない」などと脅したという。ほどなく逮捕されたが、またしても示談で話は片付いている。  それに味を占めたのか、靴下男の変態行為はさらにエスカレート。100人を超える女子生徒相手に犯行に及んだという。こうして13年12月に再々逮捕されたのだが、警察の取り調べによると、当時のユン容疑者は「10年付き合っていた恋人と別れたことで、知らないうちに変態性が芽生えた」などと供述したという。精神疾患を疑った検察は、2カ月間の精神科治療プログラムを行い、さらに料理人として社会復帰を果たす手伝いまでしたそうだ。    そんな“前科”を持つ筋金入りの変態靴下男が、このたび4度目の逮捕をされたわけだ。警察の取り調べに対し、ユン容疑者は「過去に受けた治療は、まったく効果がなかった」と、治療プログラムの無意味さを明かしている。  靴下男に対して、韓国ネット民たちは「俺の靴下買ってくれよ(笑)、毎日売ってやるよ」「本来、こういうクズを去勢しないといけないよな」など、冷ややかなコメントを送っている。  少女の靴下に興奮する性癖……この病気が治ることがあるのだろうか?

「スマート包丁」に、「キムチ臭がするネイル」!? 韓国エイプリルフールも大盛り上がり!

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 毎年4月1日のエイプリルフールになると、日本ではシャレの利いたさまざまなウソで盛り上がるが、最近はお隣・韓国でもすっかり定着。昔は、学生たちが教師に“黒板消し落とし”を仕掛けるぐらいの、ちょっとしたイタズラの日だったが、近年は、社会的なイベントになりつつある。  昨年は韓国を代表する大企業のサムスン電子から、スマートフォンならぬ“スマート包丁”発売のお知らせがあった。その包丁の名は、「ギャラクシー・ブレード・エッジ(Galaxy BLADE edge)」。あたかも、あのGalaxyシリーズを思わせるもので、商品紹介のために掲載された写真や説明文も、まるで本物と錯覚させるほどのハイレベルだった。  また、とあるコスメブランドは、キムチの香りがするネイルカラーを、大手ネット通販サイトは約8,000万ウォン(800万円)もする万能ロボットを発売すると発表したり、ニュースサイトやポータルサイトの中には、ロゴをまったく違うデザインに変えるいたずらを実施。あろうことか、URLを変えたりするところもあって、ウソのオンパレード状態だった。  今年のエイプリルフールでも、その勢いは続く。韓国有数のシネマコンプレックス・CGVは、エイプリルフール当日に学生でなくても、学生でなくても学校の制服やアクションヒーローの格好でコスプレする来場者を対象に、6,000~7,000ウォン(約600~700円)割引イベントを開催。また、韓国ロッテリアは、デタラメでもいいので、新メニューのハンバーガーについてイタリア語で店員に話しかけると、ハンバーガーを無料で提供するという。これらは「客が店員にウソをついてだます」という、まさにエイプリルフールならではのイベントといえるかもしれない。  とはいえ、笑える話ばかりではない。毎年エイプリルフールになると、韓国では悪質ないたずら電話が社会的問題になる。1950~60年代には、それこそ笑えない冗談も多く、「大統領が辞任する」といったウソの電話が一般市民たちの間で広まり、国中がザワついたこともあったとか。  最近は、日本の110に当たる緊急通報番号・112番に電話をかける人が多い。例えば、「寒いからパトカーに乗せてウチまで送ってくれ」「今、レイプされそうになっているから助けに来て」「カッターで手首を切りました」など。そういったウソの電話には、警察も手を焼いているようだ  1日限りのウソの日とされるエイプリルフール。すべてのウソが許されるわけではないが、果たして今年はどこまで盛り上がるのだろうか。 (文=李ハナ)

【動画あり】少女グループの抗争か? 総勢20名の“スケバン”少女たちが、鉄パイプ片手に大立ち回り!

鉄パイプを振りながら激しく罵り合っているが、訛りも強く、日常会話程度の中国語を話す筆者には何を言っているのかよくわからない
 中国で、少女の暴走が止まらない。気に入らない子を全裸にして集団暴行するなど、行きすぎたいじめの動画が多数流出して社会問題となっていることはこれまでにもお伝えしてきたが、今度は広西チワン族自治区の来賓市でのケンカの動画が流出し、話題となっている。  動画は、20名以上の少女が白昼、民家が立ち並ぶ路上で鉄パイプを手に大立ち回りを演じている。2つのグループが互いに罵り合いながら、鉄パイプで殴ったり蹴りを入れたりしている。中には、ナタのように刃渡りの長い包丁を手にする者もおり、まるでスケバンもののVシネマの一幕のようだ。 「南方網」(3月24日付)などの報道によると、事件が起こったのは3月20日午後。参加者たちはほとんどが10代で、中学生も混じっていたという。警察当局の話によると、インターネット上での争いがリアルファイトに発展したとのことだが、互いに武器を取り、ひるむことなく相手を叩きのめそうとするその姿は、少女と言うには迫力がありすぎる……。  しかし、中国在住フリーライターの吉井透氏によると、中国の農村では日常の光景だという。 「武器を持った集団同士による抗争は『械斗』と呼ばれ、特に華南地方では昔から集落間でモメごとが発生するたびに行われてきた。彼女たちは、そんな大人のマネをしているんでしょう」  親の背中を見て子は育つ、というわけか……。 (文=中山介石)

「相方は観客」小堺一機が『ごきげんよう』で得たトークの極意

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『ライオンのごきげんよう』フジテレビ
「最初、ドッキリだと思って始めたこの番組が、31年も続きました。今日で長いドッキリが終わります」  小堺一機は、そう視聴者に向けて挨拶した。 『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)の前身番組『ライオンのいただきます』が84年10月に始まってから31年半、『笑っていいとも!』(同)のタモリと共に、お昼の顔として君臨し続けた小堺が、その役割を終えた。  31年前の小堺といえば、『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日系)の「クロ子とグレ子」で人気を博し、『笑っていいとも!』のレギュラーも経験していたものの、まだまだ若手芸人のひとりにすぎなかった。だから、お昼の帯番組の司会に彼を起用するのは大抜擢、大冒険といえた。  その冒険をしたのが、『笑っていいとも!』にタモリを抜擢するという“奇策”を成功させたプロデューサー・横澤彪である。横澤はその当時、流行の兆しのあった「おばさん」タレントたちに目をつけ、彼女たちで番組をできないかと考えた。問題は、その司会者だった。 「小堺くん、どう思います?」  構成作家の髙平哲郎に横澤はそう問いかけ、自分のアイデアを語ったという。 「これからはおばさんの時代、おばさんパワーのまとめ役に、おばさんから見て可愛い小堺一機を持って来ようと思うんです」(髙平哲郎著『今夜は最高な日々』新潮社)  そうして生まれたのが、『いただきます』だった。  小堺は、冒頭の言葉のように、その話をドッキリだと思ったという。それほどの抜擢だったのだ。  横澤は緊張する小堺に「タモさんにも言ったんだけどさ、毎日だからさ、仕事だと思うとキツいから、遊びに来るつもりでやってくださいね」とアドバイスした。  だが、数カ月がたったとき、本番の始まる数秒前に「この番組、いつから面白くなるんですか?」と、キツい一言を浴びせた。  そのとき、小堺は「毛根が死んだ音がした」と苦笑いして振り返っている。  小堺には、師と仰ぐ人物が2人いる。堺正章と萩本欽一だ。2人はうまくいかない『いただきます』を見て、小堺に同じことを言った。 「あんなに面白い人たちがいるのに、なんでひとりでしゃべってんだ?」  そう。小堺は、自分が面白いと思うことを一生懸命しゃべろうとしていたのだ。だが、番組のコンセプトは「おばさんパワー」だ。塩沢とき、浦辺粂子、淡谷のり子らパワーあふれるおばさんたちの話こそを聞かせなければならない。それを遮って小堺がしゃべっても、かみ合わないことは明白だった。  小堺が意識を変え、おばさんたちの話を聞くようになったら、番組は一気に軌道に乗り始めたのだ。 「トークが上手くなりたければ『聞き上手』になること」(「SPA!」14年11月18日号) と小堺は言う。それこそが、『いただきます』と『ごきげんよう』を通じて小堺が得た極意だ。 『ごきげんよう』は、まさに小堺の「聞き上手」な部分を堪能できる番組だった。自分が面白いと思っている部分は、人から見るとそれほど面白くないことが多い。トーク慣れしていない人なら、なおさらだ。『ごきげんよう』には、そんなトーク慣れしていないゲストが数多く出てくる。  そういう人の話で本当に面白いのは、実は自分が面白いと思っていない部分であることが多い。  小堺は、そうした部分が出てきた瞬間、それを聞き逃さず、聞き返す。それこそが、「聞き手」としての小堺のトーク術の真骨頂なのだ。  3月25日放送に登場したキャイ~ンの天野ひろゆきから「関根(勤)さん以外で、もし芸人の中で相方を選ぶとしたら誰がいいですか?」 と問われた小堺は、少し考えた後、こう答えた。 「相方はお客さんだな」  小堺はその言葉を体現するように、観客を「相方」にした30分のひとり語りで『ごきげんよう』は幕を閉じた。 「相方」の反応を全身で聞きながら、軽妙洒脱なトークを展開していく。それはまさに30年以上「聞き手」に徹し、「聞き上手」なトークを回してきた芸人の矜持だった。  湿っぽい話は皆無だった。それゆえに、なんだか一層こみ上げてくるものがあった。これで、80年代のフジテレビの「軽チャー路線」を作った横澤が手がけたレギュラー番組が、ほぼ完全に姿を消すことになる。時代は移り変わっていく。  最後に小堺は、「相方」に向かってこう呼びかけて番組を終えた。 「みなさん、また、ごきげんよう!」 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) 「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから