もはやジャーナリズムではない!?  自浄能力が失われかけた大新聞の大罪

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「週刊ポスト」8月6日号 中吊り広告より
●第54回(7月21日~7月26日発売号より) 第1位 「徹底検証 大新聞は国民の敵だ」(「週刊ポスト」8月6日号) 第2位 「大論争 社内公用語が英語って、何か違うんじゃない?」(「週刊現代」8月7日号) 第3位 「茨城空港・上海往復4000円ポッキリ 初登場!中国『スーパー激安航空』に乗ってみた」(「週刊文春」7月29日号)  「フライデー」がこのところ立て続けに張り込みスクープを放っている。女優で歌手の北乃きい(19)と、俳優・佐野和真(21)との「路チューとお泊まりデート」、氷川きよしと年上の俳優・松村雄基との「熱い夜」、そして今週は、女優の石原さとみが7歳年上のカメラマンとの「忍ぶ恋」。  だが、他のスクープに比べて石原の話題は、ネット上では盛り上がっていないようだ。その理由が、彼女が某巨大宗教団体の熱心な信者だからだというのだが、真偽のほどは分からない。  さて、今週一番笑わせてくれたのは、「文春」の「中国の激安航空」に乗ってみたという記事だ。7月28日から、週3便、上海~茨城を運行することになった「春秋航空」は、最安チケットが何と往復4,000円程度だというのだが、中国国内でも曰く付きの航空会社のようだ。  チケットがスーパーのレシートのようでも、出発ロビーが「旧ターミナル」でも、これだけ安いのだから仕方ないが、この春秋航空の場合、飛び立つまで気が抜けないのだ。何しろ、過去には、夜9時台の便が7時間も遅れたことがあり、1~2時間遅れはザラのようだ。  さらにこの会社、運行スケジュールに対して充分な機体数がないために、少ない機体をフルに使い回すから、着陸後1時間以内に再離陸という、タッチ・アンド・ゴーのような強行スケジュールは当たり前。  座席ポケットは破れ、テレビは消えたまま、トイレの便座は塗装が剥がれかかっている。仰天するのは、昨年6月、低価格及び乗客数増を図るために、「立ち乗り便」をぶちあげたそうだ。さすがに、中国当局や航空機メーカーの反対に遭い、計画は頓挫したというが、こんな航空機にでも乗って日本に来たい「命がけ」の中国人団体観光客が増えることは間違いなさそうだ。真夏の度胸試しと、一度乗ってみようという日本人はどれだけいるだろうか。  第2位は、最近、楽天、ユニクロなどが、社内公用語を英語にすると発表したことに、「何か違うんじゃない?」と疑問を呈した「現代」の記事。  三木谷楽天社長は「(英語の公用語化は)日本企業であることをやめて、世界企業になるための第1歩」と発表し、楽天社内では、取締役会だけではなく、幹部会なども、すべて英語で行われているという。  それに対して、能力はありながら、英語が不得意だということで、実力より低い評価を受ける社員が出てくれば、社員のモチベーションが下がり、経営に悪影響を及ぼす可能性があるのではないかと、経済ジャーナリストの松崎隆司氏などが疑問を呈している。  本田技研の伊東孝紳社長は、「日本国内で英語を使おうなんて、バカな話だ」と一刀両断。お茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦氏は、英語をマスターすることは大変なことだし、そのために、読書や思索を犠牲にして勉強しなければ英語は上達しない。その結果、仮に社員の英語力がアップしても、他の重要な能力は身につかず、会社全体の活力も失われてしまうと警告する。  アシスト社のビル・トッテン氏は、楽天やユニクロが目指す国際化志向そのものがおかしいと、こう言う。 「(中略)ビジネスがグローバル化する時代は終わりつつあると思います。(中略)これからの世界のビジネスは、グローバルではなく、ローカルに向かっていく。だから日本人も、英語より日本語を磨いた方がいい。そもそも今の日本人は、日本語が弱すぎます」  私も、日本の文化や伝統、歴史を学ばないで英語だけがうまくなってどうするのかと考える。日常会話程度はしゃべれたほうがいいとは思うが、大事なビジネスは、通訳を付ければいい。そうしてこれまでも日本人はビジネスをやってきたではないか。  私が、楽天、ユニクロのトップ二人の発言から連想したのは、いよいよ、日本語を滅ぼし、日本名を強制的に英語名に変えさせ、アメリカがすすめてきた日本属国化の最終段階に入ったのではないかというものだ。取り越し苦労であればいいのだが、今、日本人が見直さなくてはいけないのは、日本語であり、日本文化であり、日本の企業に、かつてはあった労使の一体感であるはずだ。  「ポスト」の「総力特集 大新聞は国民の敵だ!」は、ボリュームもあり、さまざまな角度から大新聞やテレビの有り様を批判している、読み応えのある特集である。  上杉隆氏が連続追及している、官房機密費マスコミ汚染と併せて読むと、大新聞の自浄能力が失われてきていることがよく分かる。  まずは、各紙が社説で主張している「消費税増税キャンペーン」が、財務省の振り付けに踊らされていると斬り込む。「5大紙はじめメディアの経営トップとは事務次官や主計局長が会合をもって、必要性を説いてきた」(財務省主計局官僚)。その甲斐あって、読売新聞が今年5月に「消費税10%」の緊急提言を打ち出すと、自民党が続き、菅直人総理も公約に掲げた。参院選で民主党が惨敗したにもかかわらず、大新聞は、消費税増税は国民の大半は納得していると言い続けているが、これは、社内にある反対意見が紙面に載らないからなのだ。 「増税に慎重な学者を登場させようとしても、社の上層部の判断で、財務省に近い学者の評論を載せるように指示が出る」(大手経済部の幹部)  また、先頃、IMF(国際通貨基金)が出した「日本は消費税15%引き上げろ」という提言も、財務省のヤラセ疑惑があるというのだ。IMFへの出資比率では米国に次いで2番目のスポンサーである日本は、49人の日本人職員を出しているが、そのうちの10数名が財務省からの出向。何のことはない「消費税15%」提言には、「財務省の別働隊」が関与していたようなのだ。  20年前に日米構造協議に関わったことがあるコロンビア大学経済学部のディビッド・ウェインスタイン教授は、こういう。 「(中略)日本の政府当局者が自分たちの望むような改革をするためにアメリカの"外圧"を使おうとして、アメリカ側に内部情報をリークすることはしばしばありました。アメリカが提示する要求の多くは"メード・イン・カスミガセキ"だった。今回も財務省がIMFに対して同様のことをしていても、驚くべきことではない」  他にも、2兆4,000億円の電波帯を「不当占拠」する新聞・テレビの「メディア財閥」批判。新聞ことばが日本語を破壊しているという呉智英氏。元共同通信記者・青木理氏の体験的新聞記者批判など、新聞がジャーナリズムとは遠い存在になってきていることが分かり書かれている。ポストは、出版社系週刊誌の重要な役割である「大新聞批判」を中心据えて、部数回復を狙う戦略に出てきたようだ。期待したい。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
2011年新聞・テレビ消滅 バイバーイ! amazon_associate_logo.jpg
職場で好かれる上司は青森出身? データで分かるビジネスマンの県民性 「路上チュー」中井洽国家公安委員長がまたヤラカシた? 武蔵川理事長との密会の真相 消費税率引き上げは2012年秋!? 菅総理の既定路線に待った!

「考えてると、寝ちゃうんです……」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム

IMG_0052.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の4回目です! 今回は大阪を拠点に活動されている声優・ナレーターの窪田涼子さんにお話を伺いました! 小明 はじめまして! 窪田さんとお会いするにあたって、人となりをいろいろ調べようと思ったんですけど、ブログもTwitterもやってないんですよね。 窪田 そうなんです。ブログとか途中でめんどくさくなっちゃいそうだし、最近こっそりTwitterは始めたんですけど、それもやり方が分からなくて......。 小明 いつでも教えますよ! とり急ぎ動画サイトに上がっていた動画を観てみたんですけど、なぜかメイド服で『五体不満足』(講談社)や、映画『初恋のきた道』を「うんこうんこ」連発しながら朗読していたりして、謎が深まるばかりでした。 窪田 本当に、自分でも自分を見失いがちで......。 小明 ......お仕事はナレーターやお芝居や本の朗読をやっていらっしゃんですよね。 窪田 はい、仕事では固めの真面目なやつもやっているんですけど、こういうこともしてて(ゴスロリとメイドのコスプレをしたトレカを出しつつ)。 小明 すごい! アイドルみたい! こういうのが好きなんですか? 窪田 好きです。ここ1~2年くらいでなんか、歯止めがきかなくなってしまって(笑)。 小明 何かが吹っ切れたんですかね。 窪田 そうだと思います。着てもいいかな? 買っちゃおうかな? いいよね!! みたいな。 小明 なんて前向きな自問自答! いいと思います! お家でも着てるんですか? 窪田 いえ、寝てます。家では寝てます。わりと引きこもりで。 小明 わー、その生活環境は大丈夫なんでしょうか。 窪田 環境悪いなぁー、と思いながら寝てます。 小明 えっと、趣味とかはどんな感じなんですか? 窪田 本を読むか、寝るか......。 小明 他に娯楽みたいなものは......? 友達と遊んだりとか。 窪田 娯楽......本を読むか、寝るか......。友達も、あんまりいなくて......。 小明 おお、今までのこの連載の中で、やっとこちら側の人が! 窪田 そうなんですよ、この連載を見てたらみんなパワフルな感じじゃないですか。こんな人たちの後に私でいいのだろうか? って。幸せオーラが出てましたもん。読んでて。 小明 片岡あづさちゃんとチャン・リーメイさん、2人の共通点に、「これがやりたい」って言うと、周りが実現させてくれるっていうのがありました。でも、言えないですよね。 窪田 言えない。上手く根回しできないかな、とか腹黒いことは考えるけども。そこで「○○がしたーい」って言えたら楽になるんだろうなって思うけど、その一歩が大きいんですよ。 小明 下手に根回ししようとすると、結局自分で自分の首絞めたりして......。 窪田 そう、どんどん墓穴を掘っちゃう。やんなきゃって思うんですけど、空回りしたりとか。 小明 あるある。ありすぎて泣けます。そんな窪田さんがこういう業界に入られたのはどういったなりゆきで? 窪田 大学の頃に先輩が8mmで撮った卒業作品に出たんです。それで、芝居をやっても下手だし、アフレコやっても下手だし、なぜか「こりゃいかん、上手くならねば!」と思ってナレーターの養成所に入ってしまって。今から考えると何でうまくならなきゃって思ったのかがよく分からないんですけども。 小明 不思議な動機ですね。うまく出来なかったのを克服しようっていう......? 窪田 はい、義務感が先立って。養成所に入って2年くらいの時、「なんか、こんなお仕事が出来たらいいな」と思っていたら、紆余曲折あって今の事務所に入れてもらったんです。 小明 ナレーションをやられている方だから、てっきり学生時代に放送部で......とかだと思ってました。 窪田 そう、普通そうなんですよね。放送研究会にいたりとか、全然ないんです。 IMG_0307.jpg 小明 ちなみに学生時代は......? 窪田 本読んで寝てました。 小明 ですよね! 窪田さんは関西を拠点に活動されてて、今日もわざわざこのために来てくださったわけですが、東京に住んでみたりはしないんでしょうか。 窪田 タイミングを逃しちゃって、ぼんやりしてたら、いつの間にか現在に。上京しようと思っても、もう、どこからどうやって、何を取っ掛かりにしたらいいか分からなくて......。 小明 何か、関西に絶対いたい理由があるとか? 窪田 別にないです。時々どうやったら東京に行けるのか考えるんですけど、疲れて眠っちゃう。とりあえず何かしなくてはーと思ってるうちに、疲れて寝ちゃう。 小明 あ、その気持ちはとても分かる。このままじゃいけない! とか思いながら眠っちゃって、目覚めたらまた同じ一日が始まって......。 窪田 そういうのに「わあああああ!」って思うときがあるんですけど、ある瞬間ふっと、「もういっか」と思って、あまり物事がすすまない。 小明 葛藤と諦め! 分かりすぎる負のループ! 窪田 そうやって欲望が溜まっているのか、時々やりすぎちゃう。ただの引きこもりなのに、何かに出るときはコスプレして頑張っちゃったり......ああ、もしかしたら、コスプレでちょっと武装しているのかも。気合入れて形から入ったら強くなれるかもって。 小明 はい、それ、分かります。 窪田 社交的になるにしても、どう攻めたら良いのか分からないから、とりあえずコスプレしたりすれば「なんか変な人がいる!」って話しかけてもらえるかなぁって。 小明 そう思うと、かわいいコスプレ写真もなんだか切なく見えてきた......。例えば、そういう時にうまく人と話せたとしても、その人とうっかり素の状態で会っちゃうことってあるじゃないですか。どのテンションで接するべきか、迷いませんか? 窪田 迷います! 目が泳ぎます! 挙動不審になります! どうしたらいいんですか? 小明 どうしよう、すごいシンパシーを感じるがゆえに、どうしたら良いか分からない......。ちなみに恋人はいますか? 窪田 いません(力強く)。ずーっと一人暮らしでふらふらしてます。 小明 じゃあ、ほんとに来ようと思えばいつでも身一つで東京に来られますね。今、おいくつでしたっけ? 窪田 ○○歳です。 小明 え......!? お、おおお、お若いです。 窪田 芝居をやったときも小学生男子の役をやったけど、違和感なかったと言われて。 小明 性別の壁すら......? そういえば、舞台に出られるときはお名前が『窪田涼子』じゃなくて『水柊』になるんですね。事務所さんとの兼ね合いでしょうか。 窪田 いえいえ、昔から使っていたので、劇団の世界観にも合うし、これを使おう、と。 小明 あ、役者名が昔から『水柊』さんだったんですね。 窪田 えっと、忍者名が水柊だったんです。 小明 忍者? ん? 窪田 ええと、自分でもまとまりのない生き方が嫌になってきたな......。あの、大学の時、大阪芸術大学だったんですけど、そこに忍術研究会っていうのがあって......。 小明 何!? それ!!  窪田 自己流でワイワイと忍者服を着たりだとか、チャンバラショーをやったりするサークルで、そこはやっぱり名前をつけなくていけなくて『水柊』と。だから忍者名......。 小明 くのいちだ! 赤い忍者服とかも着てました? 窪田 赤いのは初代の方が。今、忍者でメシを食っている方なんですけど。 小明 なんだか本格的な話になってきたぞ。 窪田 忍者研究会をつくった創始者の方が、伊賀上野とか世界で忍者ショーをやって生計をたてているんですよ。そこの人が、つてで忍術研究会の人に「アルバイトしない?」と声をかけて、赤いのとか紫のを着て城の前でポーズとったりしてました。 小明 かっこいい! 今度くのいちのコスプレも是非! 窪田 コスプレか、最近してないんですよね。 小明 萌え系のボイスと写真集つくって、コミケで売って儲けよう! 窪田 最近コミケも行ってなくて。昔は行ってたんですけど、同人誌も書いてて。 w531rmf2.jpg 小明 えー! 何系を書いてたんですか? 窪田 ガチホモなやつを......。 小明 まさかのBL! 腐女子だったんですね! 窪田 いやぁ、観たことないアニメで書いてくださいって言われて、資料をくださいって言ったら、ガチホモなのが送られてきて、「これですか? 絡み合ってるってこれで良いんですか?」って。中学から大学くらいまで書いてました。 小明 作家歴長い! っていうか美少女中学生BL作家とか反則だ、萌えすぎる! それはどういう流れで書き始めたんですか? 窪田 ずっと何かを書きたくて、中学生の頃に「何か書きたいので書かせてくれるところはありますか?」って新聞に募集を載せたら、「こんなのやってるので書いてください」って、『聖闘士星矢』の同人誌が送られて来たんです。 小明 『聖闘士星矢』! 私、瞬くんとか好きでしたよー! 窪田 瞬は近親相姦とかしてたな......。 小明 ひー! でも読みたい! 今ないんですか? 窪田 ないですっ! いまは奥底にしまっています......。 小明 もう書かないんですか? 窪田 頭の中で考えて楽しむ、とかはあるんですけど......。 小明 そういうの考えたり、妄想の世界に入ったりするの、楽しいですよね......。 窪田 楽しい! 好き! 小明 そういう時、急に現実に戻ったりしません? 楽しい妄想からふと現実に帰ると...... 窪田 今、何も持っていない自分。結婚もしていないし、貯金も20万......。 小明 おお、具体的な数字。 窪田 私も不安になってライフプランニングみたいなところに相談に行ったんですけど、「とりあえず今あるものと無いもの書き出して」って言われて、貯金通帳見たら20万円しかなくて、「まずお金を増やしましょうね」って。「いつでも出せるお金が、あなたの年だと100万円くらい必要です」って言われて......。 小明 100万! いつでも出ないよ、そんな額! 窪田 仕事をリタイアするまでのお金と、リタイアしてからかかるお金っていうのを計算させられて、今の年からリタイアするまでに何千万と必要らしくって、それを今から貯めなきゃいけない。どうしたらいいのかって。手元には何もないし芸もないし......。 小明 ありますよ! 声とか小説とかコスプレとか! お金持ちと結婚するとか! 窪田 そうですか? 周りにいるのはみんな類友で、全然お金持ちと縁がないから......そうか、その手があったか。 小明 でも、窪田さんの場合、風貌と受け答えが優しげだからちょっとイタイのが寄ってくるような気もする。 窪田 イタイのはちょっと......。 小明 「この娘なら僕を否定しないで分かってくれるかも......」みたいな。 窪田 分からない! 絶対分からない! 分かれないっ! 小明 すごい拒絶だ、何か嫌な目に遭ったんですが? 窪田 遭いそうなときは何回か。夜道歩いてたらナンパされたり、コンビニでお酒選んでたら飲みませんかって言われたりとか。 小明 それって普通にナンパじゃ......? でも、外見的に大人しそうだから、ナメられそうですよね。元忍者だと言うのに。 窪田 まさか、そんな特技があるとは誰も思うまい。ふふふ。 小明 忍者なのに、ライフプランニングを。 窪田 ......考えると愕然としますね。 小明 将来的なライフプランニングは、どうなっていたいですか? 窪田 うん。ずっと好きなことができたらいいな! 小明 お! いいですね! 具体的には何を? 窪田 ナレーションしながら、芝居しながら、コスプレしながら......。 小明 うん、今と変わらないね! ありがとうございました! (撮影=宍戸留美/取材・構成=小明) IMG_0287.jpg ●くぼた・りょうこ 1月3日生まれ 富山県出身 TV番組、TVCM、ラジオCM、VPナレーションの他に キャラクターボイス、イベントMC、朗読ライブ等、声に関する活動の幅は広い。 ・舞台 少年王者舘公演『ガラパゴス』の詳細・チケット予約は http://www.oujakan.jp/ ・㈲ビー・グラッド所属 http://www.beglad.jp ●ししど・るみ 1973年福岡生まれ。フランス語歌詞タイトル(フェール ラムール)「faire l' amour」を発表後、昨年、パリでのライブツアーも成功させる。同曲が今年秋公開の映画『死刑台のエレベーター』挿入歌に決定!!先日「宍戸留美デビュー20周年記念スペシャルライブを開催!」 Ustream にて生中継~アクセス数世界1位にランクイン! ライブ情報 8月23日(月)21時~下北沢風知空知。 電話予約03-5433-2191(17時~26時) USBメモリーをお持ちの方、曲をプレゼント!! 9月にはドイツのイベントにご招待されて行きます。 最新情報はブログをご覧ください。 http://ameblo.jp/sundaliru/ ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
アイドル墜落日記 今回は小明さん、いたく共感したようです。 amazon_associate_logo.jpg
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"トイレの花子さん"だけじゃない! 便所怪談競作集『厠の怪』

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『厠の怪 』(メディアファクトリー)
「日本ホラー大賞短編賞」受賞の小説家・田辺青蛙によるオススメブックレビュー。  鈴木光司さんの書いた、怖い話の印刷されたトイレットペーパーが売れているらしいですね(参照記事)。トイレで唸りながら怪談を読みたがる人間がそんなに多くいるということ自体、ホラーかも知れません。  あ、今回のレビューはお食事中の方は読まない方がいいかも知れませんよ!!  『厠の怪』はタイトルから見て分かる通り、便所に纏わる怪談の競作集です。  私の祖母の生家は寺で、そこの便所が壮絶に怖かった思いがあります。汲み取り式で屋外にあって、そこに辿り着くには本堂の渡り廊下を通って行かなくてはなりませんでした。  こういうことを言ってはバチが当たってしまうかも知れませんが、当時の私にとって仏像は恐怖の対象でした。どこを見ているか分からない、半開きの目に剥げた塗装......便所に行く途中、仏像の目がチロっと動いたりしそうで嫌だったんです。しかも恐怖の対象は仏像だけではありませんでした。渡り廊下には時折ムカデが、黄色い足をワキワキさせながら丸い円を描いていることがあり、一度、うっかり素足で踏んでしまって大変な目にあったことがあります。ムカデに刺されると足は青紫色になって、パンパンに膨れ上がって、強烈に痛痒いんですよ。なので、1人で便所に行くというのは大変な勇気を要しました。  この競作集の1作目は、京極夏彦さんの「便所の神様」。夜に便所に行くというだけのお話なのに、なんだか異様に不気味で、読んでいると肌がざわざわしました。ただ、便所に行くだけの話が、どうしてこんなに不気味で怖いのか......小さな虫が這い回っている描写とか、ちょっとした文章が、肌に染み入るように、グッと来ます。  そして、2作目は平山夢明さんの「きちがい便所」。先日、某社の依頼で、「きちがい」って言葉は今は使っちゃいけないから、他の言葉にしてくださいって言われたんですけど、平山さんならOKなんでしょうかね。まあ、そんなわけで、感想ですが、最初はほのぼの家族のウキウキ田舎ライフですが、後半は......。こりゃ、タイトルにきちがいを使いますよね、ええ、狂ってます、もう狂いまくってますよ、ええ、もう......お父さん、それは駄目でしょうって感じの内容でした。多分、この感想だと意味が分からないと思いますが、読んでみて下さい、多分納得出来ますから。一つの目的に魅入られて狂っていく情景が半端じゃないんです......。  3話目の福澤徹三による「盆の厠」は、田舎にやって来た少年が語る夏休み。田舎ののどかでありながら、ちょっと不気味な情景と、思春期に差し掛かった少年の性への戸惑いの描写がリアルです。読み終えた後、忌々しい思い出ばかりなのに、祖母の家の便所がちょっと懐かしく思えて来ました。  4作目は毎回、問題作として話題になる飴村行さんによる「糜爛性の楽園」。内容は、犬の交尾を見て性の知識を得た主人公赤間スエが、近親相姦をしまくります。やがて、彼女は人ではない不思議な子ども『便蔵』を便所で見かけるようになるのですが......。堕胎、乱交、マラ様......相変わらず何でもありな、凄い作品となっています。  5作目は黒史郎さんの「トイレ文化博物館のさんざめく怪異」で、便所に関するトリビアが入り混じりながらストーリーが展開していく。セレベスのプギス族の亀が海に帰る習性を利用した、亀の甲羅の上で用を足すという、もっとも自然な水洗便所の話や、ボルネオの筏を利用した水上トイレ。著者に確認したところ、創作ではなく、実際にこれらのトイレは存在するらしい。終盤のトイレで体験した、今まで一番怖かった時の話は壮絶です。  そんなわけで、誰しもが馴染みの深い便所。今年はいろんな怪談本が出ているが、その中でもこれは異色の一冊だと思います。  上記の5作品以外にも、長島槇子さんや水沫流人さん、岡部えつさん、松谷みよ子さんによる、全く味わいの異なる便所の話が繰り広げられています。小学校の頃に、トイレの花子さんの話を聞いたなんて人や、夜便所に行くのに怖い思いをしたなんて人は是非お手に取ってみて下さい。巻末の東雅夫さんによる、「厠の乙女 便所怪談の系譜」も含めて凄い本です。 (文=田辺青蛙) tanabe_prof.jpgたなべ・せいあ 「小説すばる」(集英社)「幽」(メディアファクトリー)、WEBマガジン『ポプラビーチ』などで妖怪や怪談に関する記事を担当。2008年、『生き屏風』(角川書店 )で第15回日本ホラー小説大賞を受賞。綾波レイのコスプレで授賞式に挑む。著書の『生き屏風』、共著に『てのひら怪談』(ポプラ社)シリーズ。2冊目の書き下ろしホラー小説、『魂追い』(角川書店)も好評発売中。
厠の怪 便所怪談競作集 トイレに行けなくなるね。 amazon_associate_logo.jpg
「妖しき本棚」INDEX 【第10回】節約の先に見える幸せ? 新妻のお助けコミックエッセイ『年収150万円一家』 【第9回】頭が痺れて動けない! 真藤順丈が作る新しいバイブル『バイブルDX』 【第8回】すべてが吹っ飛ぶ極上スプラッタ・ホラー漫画『血まみれスケバンチェーンソー』 【第7回】後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』 【第6回】妖怪並みの衝撃! 変態おじさんとの思い出がフラッシュバックする『バカ男子』 【第5回】「げに美しき血と汚物と拷問の世界に溺れる『ダイナー』 【第4回】「グッチャネでシコッてくれ」 河童に脳みそをかき回される『粘膜人間』 【第3回】なつかしく、おそろしく、死と欲望の詰まった"岡山"を読む『魔羅節』 【第2回】"大熊、人を喰ふ"史上最悪の熊害を描き出すドキュメンタリー『羆嵐』 【第1回】3本指、片輪車......封印された甘美なる"タブー"の世界『封印漫画大全』

見つめられ、そして私は恋をする……「多田あさみの《視線》」

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撮影/尾藤能暢
アイドルたちは、ほかのアイドルをどう見ているんだろう...? そんな疑問にお答えする連載「アイドル的アイドル思考法」。自他共に認める業界一の「アイドル通アイドル」木嶋のりこが、アイドルの魅力のすべてを語り尽くします! 「目は口ほどに物を言う」  口で語るくらい人の目つきには感情がこもっている、と言う意味を持つこのことわざ。彼女の瞳に惹き込まれながら、私の頭の中にはこの言葉が浮かび上がったのです。  初めて彼女のイメージDVD『あさみの実』を手に取った時、無意識にジャケット写真に目を奪われてしまいました。  こちらを見つめる彼女の、切ないような、何かを訴えているような、そして芯の強さまでもを感じさせる表情。  初めは、何がここまで惹きつけさせるのか分かりませんでした。  ただ、そのあと再生したDVDの中の彼女に、どんどん夢中になっていくのは確かでした。くっきり二重瞼が好みだったことが、私を夢中にさせるきっかけになったのかもしれません。
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撮影/尾藤能暢
 しかし、バスルームのチャプターで彼女の向ける視線に触れた瞬間、私は恋に落ちました。きっかけは《外見》でも、実際に惹かれていたのは、もっと《内側にあるもの》だったのです。  バスト92cm、ウエスト58cm、ヒップ86cmというグラマーな肢体を持つ彼女。DVDの中でも、セクシーな衣装やシチュエーション、そしてボリュームあるバストを強調するシーンなどが多く収録されています。もちろん、その色っぽい体にドキッとさせられたのは、言うまでもありません。しかしそれ以上に、そのシチュエーションを盛り上げてくれる彼女の視線は、観る者をくぎ付けにしてしまうのです。  まず私がびっくりしたのは、その視線の色っぽさ。21歳とは思えない、妖艶な雰囲気を表現するそれは、女性から見ても美しく、そして羨ましくも思えます。  そして、ただ単に「色っぽい」といっても、そこから感じ取れる感情は、シーンが変わるごとに変化し、その度、色っぽさの中が知りたくなるのです。
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『あさみの実』ラインコミュニケーションズ
 時に切なく、時に挑発的に......そして、まるで困惑したように訴えかけたかと思うと、全てを見透かしているかのように微笑む......。色っぽい彼女に惹き込まれていると今度は、屈託のない無邪気な笑顔で、細めた目から純真無垢な愛らしさを魅せる......。  そんな風に、視線一つでさまざまな感情を語ってしまう彼女。  視線とは、こんなにも表情豊かなものなのだと、私は彼女から教わりました。  そして妄想も膨らませてみました。もし、彼女が女教師だったら、校内の男子生徒は大変なことになるだろうと......。  真っ白なシャツにタイトなスカート、そしてパンスト。きっと色っぽい彼女の目力は、メガネを通してみても容易に伝わることが想像できます。そんな衣装に身を包んだ彼女が強い視線を向ければ、目も心も奪われ、授業どころではなくなってしまうでしょう。でも、それと同時に、不登校になる生徒などはいなくなるかもしれません。  好きな異性や物を目の前にすると、人は瞳の瞳孔が大きくなり、目が潤うと言われています。  色っぽく、魅力的に感じさせてしまう彼女の目。それは、カメラの向こう側にいるファンに対しての、口では伝えきれない愛情が生み出すものだからなのかもしれなません。 (文=木嶋のりこ) ●きじま・のりこkijimanoriko_senzai.jpg 1988年、長野県生まれ。05年「制コレ」7テイルズ獲得。女優として『片腕マシンガール』(07)、『ピョコタン・プロファイル』(08=主演)。舞台『月葬(げっそう)』(09)。 ブログ「木嶋のりこのハッピーオムライス」 http://ameblo.jp/noriko-kijima/ 公式HP「木嶋食堂」 http://mentaiman.com/attraction/kijima/index.html
あさみの実 グラビア職人 amazon_associate_logo.jpg
■バックナンバー 【第3回】 カラダもココロも......彼女のようになりたい「田中涼子の《バランス》」 【第2回】華やかさと親しみやすさのギャップを生み出す天然の武器「田中れいなの《方言》」 【第1回】すべてが自然体! 一緒にプライベートを過ごしたい「フォンチーの《しぐさ》」

"交通事故死減少"は真っ赤なウソ!? 軍事国家時代から続く「大本営発表」のカラクリ

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警視庁公式ページより
世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。  「大本営発表」って言葉、聞いたことありませんか?  戦争中、日本が負けているのも関わらず「敵艦4隻大破の大戦果。帝国の勝利は間近!」みたいな感じで、嘘っぱちを流し続けていた政府の公式発表のことです。  たとえば昭和18年の「ブーゲンビル島航空戦」の時は、日本の惨敗だったのにも関わらず、「撃沈5隻、大破8隻。大勝利!」なんて発表されていたんだそうです。  当時は、今と違ってインターネットなどはありません。情報は完全にコントロールされていました。政府・軍部だけでなく、NHKをはじめ、戦後コロッと態度が変わった新聞も大本営発表を堂々と流していました。それじゃあ、みんな信じますよね。鵜呑みにした多くの若者たちは戦地に向かい、死んでいきました。それも戦死ではなく、食糧補給がいい加減だったせいで、餓死が多かったそうですが。祖父が戦死した筆者としては、心苦しい話です。  ここから「大本営発表」は、「全く信用できない嘘八百の公式発表」という意味になりました。そして現在では「発表をそのまま書くこと。質問は一切受け付けない。」という一方的な形の会見なども、「大本営発表」というようになっています。  最近では、沢尻エリカさんが芸能界に復帰するときに、事前に「都合の悪いことは書かない。事前に確認すること。余計な噂話は書かないこと」などの「6カ条のご誓文」をマスコミ各社に送って話題になりました。この時は「沢尻エリカの大本営発表」なんて言われましたね。  戦争中多くの若者を騙し殺した「大本営」ほど重くもなく、沢尻エリカさんほど軽くはありませんが、実は現在でも悪質な「大本営発表」は存在します。  それは、警察による「交通事故死の発表」です。ここ10年近く「交通事故死は減少中。一時は一万人超えていたのに、ついには5000人割れ!」なんて報道を目にすることありませんか? 主導しているのは警察で、それを報道しているのは新聞などです。軍が警察に変わっただけで、やってることは変わりません。  実は、これらの数字は全くの嘘。あまりにヒドイために、警察庁の発表とは別に厚生労働省も「実際の死者数」を発表しているくらいです。たとえば、平成17年は警察庁の発表は6,871人だったのに対し、厚生労働省発表は1万飛んで28人。約1.5倍も違います。  しかし、話題になるのは、なぜかいつも警察庁の発表ばかり。厚生労働省もいろいろ不祥事が相次ぐなど、叩けば埃の出る身体だから警察庁に気を使っているのでしょうか。別に「実際の死者数」が誤魔化されていても、厚生労働省にとっては、数多く発表している統計上の数字の一つですから、あまり目くじらを立てないのでしょう。  それに対して、警察庁が発表する「交通事故死」は、自身の権威に関わります。なぜかと言うと、警察庁自ら「交通安全基本計画」を約5年に一度立てていて、それに沿って成功していると見せたいからです。戦争中の軍部が「計画」に合わせて、不自然な「戦果」を発表し続けたように、現在の警察も現実ではなく常に「計画」に合わせて、交通事故統計を操作して発表し続けています。  その計画と実績を見ると、不自然なまでに、計画の数字と一致するような「実績」が報告されています。どんなトリックを使っているのでしょう。  たとえば、よく問題視されるのは「24時間」です。これは、警察庁が数字を誤魔化すために使用している時間の枠組みです。「交通事故で亡くなった方」の定義ですが、警察庁によると「事故から24時間以内に死亡した人限定」です。私たちの感覚で言えば、交通事故に不幸にして遭い、病院に運ばれ、2日、3日後に亡くなった人は、やっぱり交通事故で亡くなったんだと思います。しかし、それは数には入れません。警察庁として、そういう方たちは決して発表用の「交通事故死」ではなく、「それ以外」の何かになります。そして人々に、よく分からせないまま、除外しています。  このように、単に数字を減らすために「24時間以内に死んだ時だけ数に入れる」という操作を行っています。厚生労働省の「交通事故死」は、「事故後1年以内に亡くなった人」という定義なので、警察庁の発表と3,000~4,000人も異なるんですね。こっちの数字の方が、現実そのものと思いますけど。  これが「死者激減」のトリックで、ハッキリ書くと ・医療の進歩によって、なんとか1日(24時間)程度なら延命できるようになった。 ・それ以降の死者は頬かむりして、数字に入れない。  という操作をして、激減を演出しています。  警察庁の発表を見ると「警察の交通指導のお陰で死者激減」などと書いてありますが、全く警察は関係ありません。  それどころか、実は交通事故は増えています。よく「過去最悪」と引き合いに出される「交通事故死者数1万6,765人」を記録した昭和45年。その昭和45年を100とすると、平成19年には 交通事故は116、負傷者は105です。最悪の年より、事故も負傷者も増えています。実際に平成5年から平成21年まで、17年連続で事故発生指数が100を割ったことはありません。  常に「最悪の年」より、事故は多く起きています。最悪だった昭和45年代と比べるためか、昭和50年代の事故発生指数は60~70前後の年が多くなっています。たとえば昭和51、52,53年はそれぞれ66,64,65です。ところが、平成15,16,17年は、それぞれ132,133,130です。そう、実は「交通事故は減った」どころか、安全だった昭和50年代と比べて2倍近くにまで事故は増えています。平成18年以降、ちょっと発生数が下がってきましたが、これは飲酒運転の厳罰化が影響していると言われています。それでも指数は「最悪の年」より悪いままです。「最悪」より悪い「超最悪な現状」。  つまり警察の発表とは裏腹に、どんどん悪くなっているというのが現実かもしれません。それに「人を轢いたのは分かったけど、怖くなって......」という形で、2キロ以上引きずったまま走行したとか、悪質な事件も増えてますよね。 大本営がまかり通っている現在のニッポン。なんでも鵜呑みにするのは危ないですね。 (文=のり・たまみ) ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する夫婦合体ライター。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや法律などをこよなく偏愛している。主な著書に『へんなほうりつ』(扶桑社)、『日本一へんな地図帳』(白夜書房)、『へんな国会』(ポプラ社)、『へんな婚活』(北辰堂出版)などがある。
大本営発表は生きている 世の中うそだらけです。 amazon_associate_logo.jpg
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職場で好かれる上司は青森出身? データで分かるビジネスマンの県民性

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「週刊ポスト」7月30日号
●第53回(7月15日~7月20日発売号より) 第1位 「ビジネスマンの県民性47都道府県衝撃データ」(「週刊ポスト」7月30日号) 第2位 「氷川きよし『松村雄基と過ごす熱い夜』」(「フライデー」7月30日号) 第3位 「男と女『遺言』で何を語るか!」(「週刊アサヒ芸能」7月29日号)   今週も、政治記事には見るべきものがない。菅直人総理を、いくらバカだ空き缶だと口汚くこき下ろしても、国民の多くは国のトップを軽々と取り替えるものではないと考えているようだ。選挙後に行われた世論調査の数字がそれを示している。ただし、内閣支持率は下落傾向が止まらない。ということは、菅総理を今すぐに替えてみても、次に期待できる政治家はいないということである。  一部に小沢一郎待望論があるようだが、これも彼一流の政治駆け引きだろう。一国の総理ともなれば、1円のカネはもちろんのこと、妻の資産まで明らかにしなければならなくなる。自分の政治資金団体を通じて行った、不自然な不動産購入のための資金の出と入りが明らかになる危険がある。そんなことを彼がするはずはないと思うからだ。  ところで、7月10日に亡くなった劇作家のつかこうへい氏(享年62歳)の「遺言」には、胸を突かれた。 「友人、知人の皆様、つかこうへいでございます。思えば恥の多い人生でございました。先に逝くものは、後に残る人を煩(わずら)わせてはならないと思っています。私には信仰する宗教もありませんし、戒名も墓も作ろうとは思っておりません。通夜、葬儀、お別れの会等も一切遠慮させて頂きます。しばらくしたら、娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています。今までの過分なる御厚意、本当にありがとうございます」  お前さんが恥多い人生だったら、オレはどうすりゃいいんだ。雑誌屋稼業を30年以上続け、人の粗探しばかりやってきた人間は、最後に、何と書いたらいいのだろう。  「アサヒ芸能」がタイムリーな特集を組んでいる。粛然たる死を前にしたとき、人間は何を語るのだろうか。  格好いい言葉を残した男たち。 「一、葬式無用 一、戒名不要」(白洲次郎)「孤独と苦悩に耐え得る者、それを男と称します」(鶴田浩二)「自分は努力だけはしてきた。それは努力が好きだったからだ。思うように成果はなかったけれども、八十歳になってもなお働くことができたのは有難い」(松本清張)  悲痛な叫びを残した女たち。 「私、私、社長‥‥、私‥‥仕事、したい‥‥」(胃ガンに冒され23歳で死んだグラビアアイドル堀江しのぶ)「あこがれていたのに、最近冷たくされて悲しい。勝手なことをしてすみません」(飛び降り自殺したアイドル歌手・岡田有希子・18歳=俳優の峰岸徹ことが好きだったと言われている)  私がこの記事にひかれたのは、私の数少ない友人の一人が脳出血のため、脳死状態で病院のベッドに横たわっていることと深く関わっている。いつかは必ず来ることだが、何十年も同じ道を歩んできた友の死に臨んで、やはり納得できないやりきれなさでいっぱいである。  この特集は、遺言は妻と愛人両方に書くことなどの「作法」にも触れている。必読とは言わないが、死はまだまだ遠いものだと考えている若い人に読んでもらいたい特集である。  2位は、私が知る限り、テレビはもちろんのこと、他のメディアが扱わない、演歌界の王子様・氷川きよし(32)の初スキャンダル。それも相手は、84年にラグビー・ドラマ『スクール☆ウォーズ』で札付きの不良生徒を演じた男前の俳優・松村雄基(46)だというのだ。  男対男。しかも年の差、実に14歳。松村が夜、愛車を駆って氷川の家に来て、二人で朝まで過ごすことが多くあるという。今年の4月、フライデーはこんな「友愛場面」に遭遇した。氷川が、松村のジーンズの尻ポケットに手を突っ込んで歩いてくる。氷川の部屋に入った二人。部屋に明かりが灯ると、笑顔の松村が窓際に立つ。と、次の瞬間、上着とシャツを脱ぎ、上半身裸になった。  これをどう読むかは、読み手側の想像力が試される。芸能界にはありふれた、男と男の恋物語と読むか、氷川の事務所がコメントしているように、よき先輩後輩としての男同士の友情物語なのか。  演歌界最大のスターに降って沸いたスキャンダルの続報が待たれる。  世の中が表面上だけだが平穏無事に見えるとき、どういう企画もので凌ぐかが、週刊誌編集長の腕の見せ所である。  「現代」はセックス、長寿などの企画ものの大特集が功を奏し、このところ部数を伸ばしてきているが、今週はポストが企画の冴えを見せた。  だいぶ前になるが、殿山泰司という怪優が『日本女地図―自然は、肉体にどんな影響を与えるのか』(角川文庫)という本を書いて評判になった。殿山自身が、撮影のために全国各地で出会った女たちの「味」の違いを、軽妙なタッチで描いたものだが、「ポスト」は、県によって好かれる上司のタイプや、嫌われる上司、仕事の相性が分かるというのだ。  これを解説するのは、『ビジネスの9割は「県民性」でうまくいく』(学研新書)を書いた「ナンバーワン戦略研究所」の矢野新一所長だ。  その結果、職場で好かれる上司は1.青森 2.愛媛 3.富山 4.兵庫 5.福岡で、その反対に、嫌われる上司は1.鳥取 2.京都 3.和歌山 4.山梨 5.佐賀となっている。  仕事の相性ベストは、1.神奈川×兵庫 2.大阪×岡山 3.北海道×沖縄。反対にワーストは、1.岩手×大阪 2.北海道×岐阜 3.宮城×長野だそうだ。  データから分かる「自己破産が多い県」は当然ながら東京、2位が高知、3位が北海道。「ギャンブル好きな県」は、人口あたりパチンコの台数が一番多いのが宮崎で、鹿児島、大分と続く。異性との攻略法も出身県を見れば分かるそうだ。「アプローチが成功する県」は、愛知、静岡、沖縄。「セックスに積極的な県」は、北海道、兵庫、神奈川。「浮気に寛容な県」は、出稼ぎ文化の発達している青森だそうで、同県は、バイタリティ溢れる女性が多いので、女性社長輩出率でも全国1位なのだそうだ。  その他にも、「巨乳日本一は岩手女」「トイレが清潔な大阪人」「ペット好きな愛知人」など、酒を呑んだときのつまみに、好感を持っている女性とのきっかけ作りに、使えるネタが満載である。ただし、群馬県出身者に「君の県は、稼いだお金をバクチと車に注ぎ込むそうだね」(自動車保有率は全国1位)とか、香川県出身者に「君の県は、人の足を引っ張ってでも出世したい県民性だ」(主要省庁幹部職員の人口比率が第1位)などと言わぬよう、くれぐれもご用心を。   (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ) 1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
ビジネスの9割は「県民性」でうまくいく なんでもかんでも県民性で片付けないでよッ! amazon_associate_logo.jpg
「路上チュー」中井洽国家公安委員長がまたヤラカシた? 武蔵川理事長との密会の真相 消費税率引き上げは2012年秋!? 菅総理の既定路線に待った! "毒まんじゅう"に蝕まれた相撲界と政界 常套手段に騙されるな!

あの阿久根市より凄い! おっぱいで勝負をかける山口県光市

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『ささやくオッパイ』ジェイブイディー
世の中のへんなものをこよなく愛するのり・たまみの、意外と知らないちょっとへんな社会学。 <巨乳アイドル>とは、乳房の大きさを自身の魅力として営業上の売りとしている女性アイドルのこと。  ウィキペデアで「巨乳アイドル」という項目を引いたら、こんな解説が出ていました。さすがネット社会! 真面目な広辞苑や各種百科事典には、こんな解説はおろか、そもそも「巨乳タレント」という項目自体が載っていません。「巨乳タレント」の存在は誰でも知っているし、実際にそう呼ばれているのに、まるで世の中には存在しないような扱いです。2008年に広辞苑が改定されたときに、「イケメン」「うざい」などが新登録されて話題になりましたが、さすがに「巨乳タレント」にまでは踏み込めなかったようです。ウィキペデアではさらに「巨乳タレント」として、ほしのあき、井上和香、佐藤江梨子など実名を挙げ、かつては倍賞美津子、小柳ルミ子がデビュー当時は巨乳タレントだったことまで踏み込んでいます。う~ん、グットジョブですね、ウィキペデア。  胸の大きさで勝負する女性芸能人がいるように、日本は「おっぱい」で勝負をかけている自治体があります。それは、山口県光市。光市がすごいのは、決して一部の人が勝手に「おっぱい」で話題作りをしようとしているわけでなく、市自らが「おっぱい都市構想」を発表し、「おっぱい」精神にのっとって今後の都市全体を作っていこうという壮大な計画を練っている点です。市の憲法にあたる「おっぱい憲章」まで市議会で制定する始末で、市議会の会議録などを見ても、市会議員たちが「おっぱい」「おっぱい」と連呼しています。  冗談だか本気だか分からないような感じですが、本人たちはいたって真面目。「おっぱいは母性の象徴。みんなで母のおっぱいを飲んで、愛情豊かに育ちましょう。都市全体をおっぱいで作っていこう」と盛り上がっています  きっかけは、ある産婦人科医が光市議会に母乳保育の重要性を訴えたことが始まりです。赤ちゃんを育てるのは、単に母乳だ、人口ミルクだという話だけではありません。母乳だろうとなかろうと、しっかり赤ちゃんを胸に抱いて、アイコンタクトをして、愛情たっぷり育ててほしい。そんな願いから「おっぱい都市宣言」の作成を訴えました。しかし、市議のほとんどは男性。「おっぱいなんていやらしい言葉だ」「母乳都市宣言ならいいけど、おっぱいはちょっと......」など、最初は煙たがれたそうです。しかし、産婦人科医は粘り強く何度も市議の元に足を運び、市議を説得。その結果、95年に「おっぱい都市宣言」は市議会で可決されました。現在、この「おっぱい」に関しては『民主党がおっぱいに賛成なら、私たち自民党はおっぱいに断固反対 」みたいな政党間の争いは無く、党派を超えおっぱいおっぱいとやっています。大丈夫なのか光市? 人口5万4千人の市で、なんと1,000セットも「おっぱい体操」のCD・DVDセットを作成し貸出しています。この体操をやるとおっぱいが発達して、母乳がよく出るのがうたい文句。「男性がやってもストレッチ効果があります」というのが市の弁。さらに、光市の健康増進課の電話番号は(いいおっぱい)にかけて末尾が「1108」にしています。風俗店の電話番号ならともかく、自治体の公式HPで「電話=いいおっぱい(1108)」と書いてあるのを初めて見ました。  みんなで「おっぱい」という御輿を担いでワッショイワッショイとやっている光市ですが、一度だけ「廃止」の危機が訪れたことがあります。  04年、光市が大和町と合併したために、自動的に失効してしまいました。でも、光市にとって「おっぱい」こそが存在意義。どこぞの国会が空転して、そのお陰でいろんな法案が話し合わせもせずに廃案になるのと違い、光市は一度失効した「おっぱい都市宣言」を改めて作り直し、05年に「新おっぱい都市宣言」を作ってしまいました。この「新おっぱい都市宣言」は「旧おっぱい都市宣言」と比べてちょっと長くなってますが、「おっぱいが、人生の、そして地域作りのすべて」という点では一緒です。肝心の市民たちは「おっぱい、おっぱい」と言われることに抵抗があったり、意外に浸透していないような報道もありますが、市議会は本気です。富良野と言えば「北の国から」、宇都宮と言えば「ギョウザ」、夢と魔法の国と言えば千葉県のあそこ、みたいに。「おっぱい」と言えば光市! になりつつあります。  光市では毎年8月の「世界母乳の日」週間に、市をあげて「おっぱい祭り」を行っています。筆者のような物好きな観光客がある程度訪れるようですから、ぜひ怖い物みたさにチャレンジしてみたい方は光市のHPなどを参考にしてみてください。毎年、田県神社で「ちんこ祭り」をやっている愛知県・小牧市と姉妹都市にでもならないかと、筆者は目を光らせているのですが、そんな動きは現在のところ、全く無いようです。 (文=のり・たまみ) 「おっぱい都市宣言」に関する決議<おっぱい憲章>、おっぱい育児10か条 <http://www.city.hikari.lg.jp/kenkou/opp_01.html> ●のり・たまみ 世界中の「へんなもの」をこよなく愛する夫婦合体ライター。日本のみならず、世界中の政治の仕組みや法律などをこよなく偏愛している。主な著書に『へんなほうりつ』(扶桑社)、『日本一へんな地図帳』(白夜書房)、『へんな国会』(ポプラ社)、『へんな婚活』(北辰堂出版)などがある。
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堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」(後編)

akarihorie03.jpg前編中編はこちらから 堀江 僕は、別に安心とかはないと思うんですよ。何をそんなに恐れるの? 自分だって消えてなくなってしまうんだから、それを考えれば自分が所有しているものなんて、何も意味が無いと思っています。だから、僕は、データが無くなるとか、どうでもいいんですよね。 ──そういう考え方が出来ると、例えば自分が急死した後なんか、PCの中のあれを見られたらマズイ! とか、ベッドの下だけは漁らないでくれ! とか、そういう心配はなくなりそうですね。 堀江 それがやっぱり終わっているって話じゃないですか。そこがまず問題だと思うんですよ。死んだ後のことなんか知ったこっちゃねーだろーって話じゃないですか。そんなこと言ったら、自分がいないところで悪口を言われるのが怖いとか、そういう話になってくるでしょ。そういうところあるでしょ? ──あ、それ、あります。何人かでいる時に「何か言われるんじゃ......」って思って、一人でトイレに立つのが怖かったり。 堀江 それは、違うんですよ。自分が知らないことは存在しないのと一緒なんですよ。不確定性原理です。 ──ふかくていせいげんり? 堀江 物理学の法則であるんですよ。世の中には観測できないものがあって、すごい物理の話になるんですけど、物質を構成する分子ってのがあって、それよりもうちょっと小さい単位で原子っていうのがあるんです。例えば水素原子っていうのは、陽子、原子核っていうのの周りを電子がひとつ回っていると、習ったことがありますか? 化学の授業とかで。 ──習った、という記憶だけあります......。 堀江 なんか地球みたいなのが丸の周りを衛星みたいに回っていて、ヘリウムだと2つ回っています、とか、あるじゃないですか。あれ、ああやって習うと高校生くらいまでは地球の周りを月が回るように、電子が原子核の周りをぐるぐる回っているようにみんな思うんですけど、そんなことはなくて、原子核の周りのどこかにいて、どこにいるか分からないんですって。言っていることが分かります? ──ヘリウム......原子......核......? 堀江 ......どこにあるのかが分からないんです、電子は。観測できないらしく、ただ確率的にこの辺にいるんだろうっていうのは分かる。世の中ってそういう物質でみんな出来てるんです。自分の体とかも。そんなこと考えていたらキリがないじゃないですか? だから、自分のことをどう思われているかとか、どうでもよくないですか? だって、知らないことは、無いことと一緒なんですから。 ──確かに、原子レベルで考えたら私もゾウリムシも大差ないですよね。ゾウリムシと大差ないくせに、悩むことすらおこがましい気がしてきました! 堀江 よく男女で浮気をしてるとか携帯のメモリーを見る人とかいますけど、なんで見るの? って、見なきゃ分かんないじゃん。 ──見なきゃ分からないから見て確認したいっていうのが、見る人の気持ちなんだと思うんですけど、その点に関しては私も知りたくないので同意です。知らなければ幸せでいれるんなら、いっそそのまま騙していて! 堀江 そうそう、幸せでいれて、そのまま死んでいける人もいるわけじゃないですか。だから、すべて世の中のことっていうのはそういうことであって、例え自分のことを悪く言っている人がいくらいようが、自分の周りの人が、自分のことをすごく気持ちよく迎えてくれるなら......。 ──そんな悪しき空間は存在しないことになる! 堀江 そう。何がまずいんだって、2ちゃんねるとか見るからまずいんですよ。 ──2ちゃんねるなんて、怖くて何年も見てないですよ。落ち込むから。 堀江 僕は、逆に悪口とか全然慣れちゃったんで、全然平気で見ますけど。 ──凄い! どうやってそんなに強靭なハートを? 堀江 そういうものに耐えられるようになるか、忘れるか。だからまず、精神的にこう強くなれるかどうか、っていうのが大事。 ──黒歴史はどんどん忘却して、都合の悪い意見も無視しよう! ......難しいな!! でも、仕事が減っていって、お金がなくなって、活動がメジャーからどんどん遠ざかってるとか、気にしてたら負けってことですね! 堀江 もうね、メジャー路線なんてものはないですね。メジャーってもの自体が存在しないかもしれないです。メジャーな音楽アーティストですら、地道に営業で稼いでいるんですから。だから、もっとコアなマーケティグをしなきゃ。今までになかったような......一緒に旅行に行くとか。 ──おお。グラビアアイドルは、たまに一緒に旅行するバスツアーみたいなものを事務所が企画してるんですけど、不況だから参加人数が集まらなくって中止になっているのをよく見ます。けっこう売れてるアイドルとかでも中止になっているのを見ると「これは、手をつけないほうがいいな」と思って。 堀江 ははは! それは切ないですね。 ──この狩り場は荒らさない方が身のためだ、と思って。 堀江 逆かもしれないですよ、けっこう人が来るかも。 ──そ、そうですかね? 堀江 メジャーなアイドルだと、どうせいっぱい人が来て自分なんか相手にされないけど、小明なら話しかけてもらえそうだなぁ、とか、キスしてもらえそうだなぁとか。 ──キスまで? そんなのホイホイ出来な......いや、売れないアイドルとファンがピンクのワゴンで旅に出て、気があった人とキスして帰国すれば、アイドルとしていかに職がなくても永久就職できる......これって究極のダイレクトマーケティングかも! 堀江さん、これ、新しいビジネスですよね?  堀江江 はい......もうよろしいですか(苦笑)? ──はい、ありがとうございました! あ、私の本、本当にブログに載せてくれなくても良いですからー!! (取材・文=小明) ※ 後日、堀江さんのブログには「こないだ取材受けた方の本。半ば強制的に持って帰らされました(笑)」の記述とともに『アイドル墜落日記』のリンクが......ニヤリ! ●堀江貴文(ほりえ・たかふみ) 1972年、福岡県生まれ。実業家。株式会社ライブドア代表取締役社長CEO時代にプロ野球球団、ラジオ局の買収を表明するなどして脚光を浴びる。06年、証取法違反で逮捕・起訴され現在上告中。『まな板の上の鯉、正論を吐く』(洋泉社)ほか著書多数。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
まな板の上の鯉、正論を吐く 「拝金」も絶好調。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」

巨乳すぎる! 世界中を震撼させた、もうひとつのワールド"カップ"(7月上旬の人気記事)

ranking0715.jpg  サッカー日本代表がW杯でベスト16入りし、日本中がその興奮冷めやらぬ7月上旬。代表選手が続々とメディア露出し始めていますが、そろそろ世間を驚かすスキャンダルも出てくる頃でしょうか。  さて芸能界では、加藤夏希が海外の大物俳優からレイプ未遂されそうになったことを告白したり、個性派俳優として知られるオダジョ―が北野映画のオーディションに落選していたり、"プッツン女"華原朋美が復帰に向けて水面下で動きだしていたりと、なかなか刺激的なニュースが続々飛び出しました。  世知辛い世の中を明るくする日刊サイゾー人気記事ランキング、始まるよ! 第1位 「母国優勝で全裸」の巨乳すぎるパラグアイサポーター 実はヌードモデルだった! 日本にもこんな素敵なサポーターがいたらよかったね。 第2位 あの幸福実現党に入党した大江康弘議員が激白!「覚悟を持たない人間に国家を語る資格はない!」 今回も惨敗。宗教は政治に介入すべきでない、という国民の総意です。 第3位 加藤夏希がS・Sからレイプ未遂!? 芸能界禁断のイニシャルトークにAKB48悶絶!!  白衣ボンテージ姿は激ヤバです。 第4位 元AKB48でAV出演決定の中西里菜を盟友・成田梨紗が応援 自身のAV出演疑惑は否定!! 今後は、一定期間ヌード撮影をしない約束でメンバーを卒業させるらしいよ。 第5位 「安全地帯」玉置浩二と青田典子"同伴ツアー" 2人が別れられない深い理由とは もう、お二人で勝手にやってください......。 次点 オダギリジョー 北野武最新映画『アウトレイジ』に出演熱望も断られていた バラエティ―に出てた頃のオダジョ―が好きです。 次々点 トモちゃんがいよいよ復活!?"プッツン女"華原朋美が水面下で就職活動を開始! MAXみたいなぶっちゃけアラサーキャラはやめてね。

堀江貴文さんの至言「もうメジャー路線っていうものは存在しないかもしれない」(中編)

akarihorie02.jpg前編はこちらから 堀江 やっぱり、もっと墜落しなくちゃいけなかったんじゃないですか? 例えば、小向美奈子さんみたいに。 ──私もシャブやってストリッパーに!? 堀江 あそこまで落ちると落ち幅も大きいから。中途半端に落ちるとやっぱり注目されないよ。 ──確かに、私は「墜落」って言うより「低迷」が当てはまるんですよね......。最初から低空飛行だから落差もないし、そして今はすさまじい出版不況ときていて......。私、原稿料が安いのも悩みなんですよ。 堀江 はあ、でもそこそこ貰っているんじゃないですか? これ、いくらですか? ──(自主規制)円です。 堀江 それは確かに安いかもな。普通の5分の1ぐらいですからね。 ──えっ、そんなに安いの!? (編集) ......。 堀江 まぁ5分の1は言い過ぎかな? 3分の1くらいかな。 ──3分の1か......いや、贅沢は言ってられますまい。で、原稿料が安いから、切られにくいはず、と思っていたんですよ。単価が高い人から切られていくと思ってたもんで、ちょっと安心していたんです。けど、とうとうこっちにも波が来て、連載も減ってしまって。本も増版かからないし、ヤバイ状況で......。 堀江 じゃあ、もう文字通り墜落していくって感じで! ──ストリッパーに! いや、それは置いといて、だから、お金がなくってしょうがないって状況なんですよ。そりゃ絶対に面倒くさがるであろう堀江さんにもすがりますよ! 堀江 ちょうどその記事書いたんですよ、昨日。グラビアアイドルが墜落していくっていう記事を。 ──タイムリー! どんなお話なんですか? 堀江 要は、グラビアアイドルっていうのは、なんとなくスターダムにのし上がるには、それが1番近道だとみんな思っている。でも、全然そんなことなくて、みんな悲惨な生活をしていて、誰かスポンサーがいないと食っていけないっていう話。 ──まったくその通り! 堀江 それにも関わらず、田舎のスナックで働いていたら「小悪魔ageha」(インフォレスト)から声がかかって、age嬢モデルになって、大ヒットして金は貰えるは、まあ、スナック時代から月収100万とかは普通にもらっていたのに、メジャーになって人気も出てくるってすごいなぁって。 ──おお、age嬢ドリーム! 堀江 まあ、AV女優とかもそうで、いきなりAV女優とかでデビューして、18歳とかで人気が出てそのままタレントになるとか、結構いたりとかして。まあ、なんかグラビアアイドルは悲惨だなぁ、というのを結論として書いたりしたんです。 ──どちらも相当外見のクオリティが高くて頭が良くなきゃ難しそうですけど、そうじゃないグラビアアイドルって基本的に使い捨てで、ランクが下のほうはそのまま日の目を見ずに芸能人生を終えることが多いじゃないですか。私も、もうすっかり地下に潜ってしまって。 堀江 ああ、そうでしょうね。 ──そこからなんとか這い出すには、何が必要なんですかね。 堀江 だから、今はage嬢かAV女優。 ──ハハハーもうそこしかないかー(乾いた笑い)。 堀江 それが割といいかな、おすすめ。まあ、AV女優的にはもう熟女の部類に入ると思う。 ──ハハハー早ーい(泣き笑い)。 堀江 早いんですよ、AVは25歳から熟女カテゴリーに入るんですよ。なので、まあ、キャバ嬢? でもまあ、「小悪魔ageha」って感じでもないですからねぇ。 ──顔の土台の問題か、「小悪魔ageha」なメイクをすると引田天功さんにしかならないんですよ。 堀江 ああ~......。それ以外は多分ひとつしかなくて。自分のファンにダイレクトなマーケティングをするしかないですよね。 ──壺とか象牙の印鑑を売るんですか? 堀江 僕はメルマガを出しているんですけど、本にチラシが入っていませんでした? チラシでメールマガジンに誘導しているんですよ。僕のファンみたいな人に。 ──メルマガで1億円も稼いでらっしゃるとか......。 堀江 1億円はまだ全然いってないですけど、今年中にグロスの売上が1億円行くんじゃないかなって可能性を言っただけ。でも、そういうふうにダイレクトにマーケティングして出版社も何も噛ませないのは、ひとつのビジネスですよね。 ──出版社を噛ませずダイレクトに、というと、自費出版も入りますか? 堀江 別に本じゃなくてもいいじゃないですか。メールマガジンでもいいじゃないですか。なんで、本を出さなくてはいけないんですか? ──やっぱり、紙が好きで。紙に印刷されてあるとうれしいし、そこにあるっていう安心感を......。 堀江 それは、違う。自分が安心感を覚えているだけであって、ファンは関係ないじゃないですか、そんなことは。 ──今、ブログとかTwitterとかがたくさんあるから、文章も写真も、いくらでも無料で見ることが出来るわけじゃないですか。そうなると、メールマガジンで何百円か払って登録してくれる人には特別な何かを配信しなければならない。そうやってお金を払ってまで読みたい何かを、定期的に配信し続けられる自信が、あんまりないんです。 堀江 やってみればいいじゃないですか。別に関係ないじゃないですか。何を出す前から心配しているんですか? 出す前から心配するのは、出してお金がかかる場合、経費が結構かかるとかは心配すればいいけど、メールマガジンはタダじゃないですか。 ──はい......。 堀江 売り上げが上がらなければ、売り上げのレベニューシェアで初期費用もかからないんだから、登録して取り敢えず出せばいいじゃないですか。出したらどうなるかわかりますよ。全然ダメかもしれないけど、やんなきゃ始まんないじゃないですか。 ──そうですね......でも、ある程度ちゃんとしたものじゃなきゃ、お金払ってくれてる人になんか申し訳ないというか、怒られるかな、とか、心配で......。 堀江 いや、僕も心配を全然しないわけじゃなくて、当然出すことになって、毎月経費が100万円かかります、って言うんだったら考えますよ。でも、0円だからやってみたんですよ。リスクは止めるのがめんどくさいくらいだし、とりあえず行くか、と思って始めたんですけど。そうでしょ? 紙に執着するっていうのは、ユーザーにとっては関係ないんで、それは自分の単なるエゴなので、どうでもいいんで忘れてください。紙が好きっていうのは僕は全然理解出来ない。 ──紙は触れるし、形として残るのがうれしいじゃないですか。データって、PCや携帯に保存しても、いつか急に飛んでしまうような気がしてしまうんです。 堀江 別になくなってもいいんじゃないですか? 無くなったら何かまずい? ──あったほうが安心じゃないですか? 堀江 安心したいんですか? ──できればしたいです。 (後編につづく/取材・文=小明) ●堀江貴文(ほりえ・たかふみ) 1972年、福岡県生まれ。実業家。株式会社ライブドア代表取締役社長CEO時代にプロ野球球団、ラジオ局の買収を表明するなどして脚光を浴びる。06年、証取法違反で逮捕・起訴され現在上告中。『まな板の上の鯉、正論を吐く』(洋泉社)ほか著書多数。 ●小明(あかり) 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
まな板の上の鯉、正論を吐く 「拝金」も絶好調。 amazon_associate_logo.jpg
小明の「大人よ、教えて!」"逆"人生相談バックナンバー 【第14回】 稲川淳二さんの至言「自分の子どもを殺そうか、と思った自分が一番怖かった」 【第13回】 蝶野正洋さんの至言「自分の役割の中で、最大限に光らなきゃならない」 【第12回】 有野晋哉さんの至言「アイドルは『育ちがええねんなー』っていうのが大事です」 【第11回】  鳥居みゆきさんの至言「やりたくないこと、やらないだろうな、ってことをやるの」 【第10回】  宇多丸さんの至言「人にはだいたい『ちょうどいい』ところがあるんです」 【第9回】  桜木ピロコさんの至言「あたしいつもだいたいいやらしいことしてるもん!」 【第8回】 伊集院光さんの至言「結局、うんこを食うしかない状況になるんです」 【第7回】 ルー大柴さんの至言「ライフっていうのはマウンテンありバレーありです」 【第6回】 大堀恵さんの至言「私、いつも『アンチ上等』って思ってるんです」 【第5回】 品川祐さんの至言「なったらいいなと思ってることは、だいたい実現する」 【第4回】 福本伸行さんの至言「俺は『面白いものを作ろう』じゃなくて、作れちゃう」 【第3回】 大根仁さんの至言「ネットの書き込みなんて、バカにしていいんじゃない?」 【第2回】 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」 【第1回】 河原雅彦さんの至言「もう無理やりヤラれちゃえばいいんじゃない?」