大公開! 11年10月度「日刊サイゾー」Amazonで売れたものランキング!!

IMG_0422_0203.jpg  今や書籍のみならず、あらゆる分野の商品を揃えるネット上のマーケット空間「Amazon」。日刊サイゾーからも、記事の関連商品や人気の商品にリンクを貼り、ちょびっとだけアフィリエイト収入をいただいて、サーバー代やおやつ代をまかなっております。  日刊サイゾーからのリンクで購入されたAmazon商品をランキング形式で大公表! 売れ筋商品から、日刊サイゾーという媒体の特性だけでなく、時代の流れまで見えてくるとかこないとか......。 ●本のTOP5 第1位
映像の原則 改訂版
見事1位に輝いたのは、ガンダム生みの親・富野由悠季監督による映像技術の解説本。あの記憶に残る数々の名シーンにも、意外な"原則"が応用されていたようです。誰もが手軽に映像を作れる時代だからこそのベストセラーですね。
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第2位
マスコミは、ネットを一体どうしたいのか? 主要マスコミ31社への徹底取材でわかった、 マスコミとネットの現実
2位は、小社刊行の「マスコミとネット」の関係を徹底的な取材であぶり出したこちらの書籍。メディア関係者ならずとも、必読の一冊です。
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第3位
あの日からのマンガ
3位は、しりあがり寿さんの"震災コミック"。飄々としたタッチで描かれるマンガのページを繰れば、あの日の光景が鮮明に蘇ります。
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第4位
泣けるAKB48メンバーヒストリー 少女たちの汗と涙の軌跡
4位もスマッシュヒットとなった小社刊。AKB評論家・本城零次の"AKB愛"が綿密なエピソード集となって昇華しています。
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第5位
被災地の本当の話をしよう ~陸前高田市長が綴るあの日とこれから~
5位には、震災で津波の直撃を受けた陸前高田市長・戸羽太氏の著書がランクイン。まだまだ傷跡が残る被災地の様子だけでなく、行政や政治に対するやり場のない怒りがわいてくる一冊です。
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●DVDのTOP5 第1位
ニコニコキングオブコメディ 冗談にもほどがある!
堂々の第1位は、サイゾーテレビからまさかのDVD化となった「ニコニコキングオブコメディ」がまさかのトップセラー。番組を見てなくても楽しめますよ!
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第2位
モテキDVD-BOX (5枚組)
2位には、劇場版がロングランを続けている『モテキ』のテレビドラマ版ボックスがランクイン。編集部にはいまだモテキは訪れません。
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第3位
AV女優 小向美奈子 [DVD]
3位に入ったのは、日本中に衝撃を与えた小向美奈子さんのAVデビュー作。理屈はいらない、とにかく、見るしかない!?
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第4位
4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~ LIVE DVD
4位は、破竹の勢いで快進撃を続けるももクロちゃん、伝説のサンプラザです。この日を最後に脱退してしまったあかりん......何度でも、号泣しましょう。
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第5位
Kis-My-Ftに 逢えるde Show vol.3 at 国立代々木競技場第一体育館 2011.2.12
5位は、ジャニーズからキスマイのライブがランクイン。パッとしない話題ばかりが続くジャニーズ事務所ですが、まだまだがんばっていただきたいところです。
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●【番外編】テレビゲームTOP3 ここでは毎回、ランダムに選んだジャンルのランキングを紹介します。 第1位
AKB1/48 アイドルとグアムで恋したら...
圧倒的な強さを見せたAKBゲーム。実は全体でも1位を獲得しました。

第2位
DEADRISING 2 OFF THE RECORD
2位にはゾンビゲームの金字塔『デッドラ』最新作。か・い・か・ん......♪

第3位
DEAD ISLAND
なんと3位もゾンビ。ひょっとしてゾンビブーム、来てる?

「カネ、女、モノで買収――」腐敗しきった愛知県警 暴排より先に求められる警察の健全化

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「週刊文春」11月10日号(文藝春秋社)
第1位 「スクープ 弘道会『風俗王』に喰われた愛知県警と大物芸能人」(「週刊文春」11月10日号) 第2位 「紅白歌合戦は大混乱必至 芸能界と裏社会」(「AERA」11月14日号) 第3位 「橋下徹『抹殺キャンペーン』の暗黒」(「週刊ポスト」11月18日号)  TPP(環太平洋経済連携協定)参加問題で永田町が大騒ぎになっている。私見だが、情報開示が不十分で拙速過ぎる、よって参加表明は延期すべきだと思う。日本のこれからを左右しかねない消費税増税と併せて、解散総選挙で国民に信を問うがいい。  興味深いのはTPPをめぐる各誌の報道姿勢である。私が見る限り、「週刊朝日」と「週刊新潮」は両論併記で、いいとも悪いとも言いかねているようだ。  「サンデー毎日」と「AERA」は反対のようである。今週の「AERA」で反対派の急先鋒、元経産省出身の中野剛志インタビューで「TPP参加は詐欺だ!」とまで言わせている。  ほとんどこの問題に触れていないのが「週刊文春」「週刊現代」「週刊ポスト」だが、意見を言わないのは反対ではないということか。  先週は「現代」の年金報道に「ノー」を突き付けた「ポスト」が、今週は「新潮」、「文春」の橋下徹の出自報道に対して度が過ぎていると批判している。  両誌は先週号で橋下の父親が同和出身で暴力団組員だったこと、その父親が橋下が小学2年生のときに自殺していることなどを報じているが、こうしたやり方は「集団リンチ」(ポスト)のようで「立派な差別、人権侵害」(同)だとして、橋下が権力者だから許されるという考え方はおかしいと噛みついている。  こうした情報が出てくる背景には当局のリークがあり、彼が当選すると困る大阪市の労組関係者、関西電力を中心とする関西財界の"意思"が背景にあって、民主党や自民党と手を組み橋下当選阻止に回っているのではないかしている。  産経、朝日、毎日も橋下のやり方に批判的で、これは小沢一郎に対してメディアが行ってきた「人物破壊」と同じ構図だと指摘する。「独裁者」「ハシズム」などとそのやり方の強引さが批判される橋下だが、今回の出自暴露キャンペーンはかなり堪えたようである。  「AERA」は「『同和と実父』報道に反論」で、橋下のツイッターによる反論を載せているが、その中でこう言っている。 「今回の報道で俺のことをどう言おうが構わんが、お前らの論法でいけば、俺の子供にまでその血脈は流れるという寸法だ。これは許さん。今の日本のルールの中で、この主張だけは許さん。バカ文春、バカ新潮、反論してこい。俺に不祥事があれば子どもがいても報じろ。俺の生い立ちも報じろ」  今週の「新潮」は相変わらず「瞬発力とご都合主義の扇動者!カメレオン『橋下徹知事』変節の半生」と批判しているが、「文春」はややトーンを下げ、橋下の母親の独白を掲載している。  「現代」は、大阪人100人に緊急アンケートをして、この出自報道がどういう影響を与えたかを調査している。それによると橋下54票、平松邦夫42票で、少し前のような勢いはやや減じたが橋下有利は変わらないとしている。  中で吹田市在住の作家・高村薫がこの報道に対してこう発言している。 「橋下氏は知事在職時代に府議会で『私はいわゆる同和地区で育ちました』と発言しています。首長が発言した以上、そこには政治的な意味が発生します。ですから、週刊誌が彼の出自について指摘すること自体は、なんら問題のあることではないと考えます。橋下氏の反応は過剰ではないでしょうか」  私も同感である。政を行う人間は公人である。プライバシーはかなり制限されるという覚悟がなくて政治家になどなるべきではない。子どもがいるではないかという反駁はわからないでもないが、大方の人間には肉親もいれば妻子もいるのだから、その言い分を認めれば、そうしたことはまったく書けないということになってしまう。  だが、そうはいっても、このケースの場合、私が編集長だったらどうしただろうかと考え込んでしまった。野中広務元衆議院議員は自ら京都府副知事時代に被差別部落出身であることを明らかにしたが、彼の出自が週刊誌や本に取り上げられたのは国政で力を持ってからである。  まだ政治の世界では新人といってもいいほどの彼の出自まで暴くのは、彼の力を評価している証左ではあろうが。この問題については、多くの編集現場で議論があってしかるべきだろう。  これを書いているときニュースが飛び込んできた。 「大相撲の鳴戸(なると)親方(第59代横綱隆の里、本名高谷俊英〈たかや・としひで〉)が7日午前、福岡市内の病院で死去した。59歳だった。日本相撲協会の関係者によると死因は急性呼吸不全とみられるという」(11月7日のasahi.comより)  「新潮」は先週と今週号で鳴戸部屋の隆の山へのインシュリン注射疑惑と、親方や稀勢の里などによる暴力行為や部屋付きの行司からのセクハラで引退に追い込まれた若者による告発記事を掲載している。  こうしたことについて相撲協会は鳴戸親方などに事情を聞いているところだった。こうしたことがストレスとなりトリガーになってしまったのだろうか。「新潮」の記事を読むと、相撲界の浄化はまだまだのようである。  2位には「AERA」のひと味違った芸能界と暴力団についての記事。  田岡一雄・山口組三代目組長が率いた「神戸芸能社」と美空ひばりとのことを持ち出すまでもなく、古くから暴力団と芸能人との結びつきは強かった。  その関係の潮目が変わったのは、後藤忠政・元後藤組組長によれば、山口組と一和会との「山一戦争」(1985年~89年)からだという。  自著『憚りながら』(宝島社)で後藤元組長は、組織犯罪処罰法ができて、ヤクザは社会から「組織犯罪集団」「反社会的勢力」と呼ばれキツくなってきたという。続けてこう書いている。 「だからもう日本では、本気でヤクザを潰そうと思えば、潰せるところまできている。ただ、今すぐなくさないのは警察の思惑に過ぎない」  ヤクザの生殺与奪の権限は警察に握られ、芸能界も同じ問題に直面しているというのだ。  今回の島田紳助引退は吉本興業による警察庁への人身御供だとし、警察庁は今回の暴力団排除条例で国民の間に「暴排」の機運を醸成し、あわせて裏社会に環流する芸能マネーを根絶やしにしたいという考えなのだろう。だが、それが可能なのだろうか、それは脈々と続いてきた日本の文化を潰してしまうことになりはしないかと疑問を呈する。  作家・宮崎学は芸能界やパチンコ、風俗業界などの「グレーゾーンビジネス」からグレーを取り除いてしまってはビジネスとして成り立たないと言う。また、横山やすしや藤山寛美などアナーキーな芸人がいなくなり、日本の笑いの質が劣化してしまった。映画界も任侠映画や『仁義なき戦い』などのヤクザ映画が排除された結果、きれいなモノしか描かなくなって映画も没落していったではないかと言う。  今ヤクザと付き合いのない大手芸能プロダクションはジャニーズ事務所ぐらいだと言われるそうだ。だからNHK『紅白歌合戦』の司会に2年連続で嵐が選ばれた。  今年の『紅白』に誰が選ばれ、誰が落とされるのか。もし人選が例年と変わらないならばNHK会長のメンツに関わるし、暴排への本気度が疑われかねない。だが常連歌手が落選となれば、NHKがヤバイやつだと認定したことになり、その人間の歌手生命が終わってしまうかもしれない。  さあ、どうするのかNHK。暴力団は悪だとほとんどの人が思っている。だが、暴力団とつながりが強いといわれている歌手の松山千春が言うように、大きな問題が残る。 「自分だって暴力団はいなくなったほうがいいと思う。でも、よく考えてみてください。北海道から沖縄まで排除しろ排除しろって。では、どこに排除しろというんですか」  山口組組員だけで3万人いると言われる。その連中を追い込み、彼らが地下に潜って悪さを始めたら、警察の手に負えるのか。「AERA」はこのテーマを続けるつもりのようだ。注目である。  暴力団と警察の癒着構造をえぐりだした「文春」の記事が今週のグランプリ。  安藤隆春前警察庁長官はこういった。 「弘道会の弱体化なくして山口組の弱体化はなく、山口組の弱体化なくして暴力団の弱体化はない」  それほどの力を持つ弘道会の資金源と疑われる「風俗王」が、清原和博、山本譲二、吉幾三などのスポーツ選手や芸能人と親しいだけではなく、捜査員をカネで籠絡していたと告発している。ノンフィクション・ライター・藤吉雅春の骨太な力作である。  この人物、今年4月に弘道会若頭・竹内照明被告とともに詐欺容疑で逮捕された佐藤義徳被告(54)である。  藤吉によれば、佐藤は竹内若頭たちがいつでも利用できるような病院を確保しておくために、大病院の御曹司に有名芸能人を会わせたりして手なずけ、その上、愛知県蟹江署から件の御曹司に感謝状を贈呈させる工作までしたというのだ。  警察にマークされている佐藤が、そんなことをできるのは警察との強い癒着が背景にある。「『名古屋は治外法権』(風俗関係者)と言われるほどの、腐りきった土壌があった」と書いている。  07年10月、佐藤の自宅に愛知県警の家宅捜査が入ったとき、捜査四課の警部の名前が記された850万円の借用書が発見された。  株取引で800万円の損失を出した警察署長は佐藤から2,000万円を提供され、受け取るところを盗撮されていたという。  佐藤は日頃からこう周囲に豪語していたという。 「俺は警察にカネを払っているから道の真ん中を堂々と歩けるんだ」  地元在住のジャーナリスト・成田俊一はこう語っている。 「昔から、どこの警察でも一人や二人の汚れ役は必要とされていた。ヤクザから情報を取るためです。しかし、愛知県警は幹部クラスまでカネ、女、モノで買収されていた。県警と弘道会のつなぎ役として浮上していたのが、佐藤だったのです」  さらに驚くのは、蟹江署の副署長が先の病院の御曹司に感謝状を出していたことを愛知県庁の監査、県警が極秘調査していたのだ。佐藤と副署長との接点は春日井カントリークラブでのゴルフだと判明したが、驚いたことに、県警の幹部クラスに春日井カントリークラブに行かないようにという注意が回っただけで、蟹江署署長は処分なしで定年退職、副署長は科捜研へ異動になっただけだった。  「県警は佐藤に浸食されていた"恥部"に蓋をしたのだ」と批判し、「警察の健全化なくして、暴力団の健全化はない」と結ぶ。  大阪特捜部の腐敗が明るみに出たが、愛知県警の腐敗はもっとひどいようだ。ここまで書かれた愛知県警が、いまのところ抗議や告訴をしたという情報は聞こえてこない。どうする愛知県警。 (文=元木昌彦) 〈謹告〉 日本インターネット報道協会(INAJ)三周年記念講演会のお知らせ  皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。  INAJは2008年8月1日に「公衆ネットワーク(インターネット)を利用した報道コンテンツの品質向上と会員相互の交流」を目的として設立されました。  十全ではありませんが、講演会やシンポジウムの開催による啓蒙活動、会員相互間、他団体との交流促進、公衆ネットワーク技術、コンテンツの品質向上に関する研究などを行ってきました。  設立から3年余りが経ち、首相や閣僚の記者会見への参加など、インターネット・メディアの活動の場も様々に広がってきていることはご承知のことと存じます。  そこでこの度、INAJの会員の皆様、INAJを支援していただいているユーザーの皆様をご招待して、3周年記念の講演会を催したいと考えました。  講演していただくのはインターネット・メディアについての第一人者である佐々木俊尚さんです。  ふるってご参加下さるようお願い申し上げます。
INAJ代表幹事 竹内謙 事務局長 元木昌彦
●日時 11月16日〔水〕 17:30開場 18:00開演~19:30終了 ●場所 アルカディア市ヶ谷(私学会館)6F「霧島」(予定) http://www.arcadia-jp.org/top.htm ●入場 無料
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
警察の闇 愛知県警の罪 [単行本] いろいろ悪名高いです。 amazon_associate_logo.jpg
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リアルより魅力的かもしれない虚構はリアルが旬のうちに味わうべし『AKB49~恋愛禁止条例~』

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『AKB49~恋愛禁止条例~(4)』講談社
 AKB48がアニメになる!? 何ソレ? 今時「ピンクレディー物語 栄光の天使たち」デスカ! と思わずプチ切れたナガヤマです。  というのは冗談として、アニメ化するなら週マガで連載中の『AKB49~恋愛禁止条例~』(漫画:宮島礼吏、原作:元麻布ファクトリー・講談社)でしょう! と思ったのは俺だけではない(Twitterでつぶやいたら2~3人の賛同者がいた)。『AKB49~恋愛禁止条例~』ならば、選抜9人(アニメ48はメンバーからオーディションで声優を選ぶらしい)なんてケチなことは言わない。中心メンバーが次々とそれぞれの個性を活かした美味しい役で出てくるからだ。秋元康は何故、俺に相談しにこない(当たり前か)。  正直な話、最初の頃は『AKB49』なんて鼻で笑っていた。おいおい今時タイアップかよ。前世紀の「週刊明星」かよ。ピンクレディー物語かよ(しつこい)。  芸能界ものってツマンネェのが相場。唯一の例外が『シャイニング娘。』(師走の翁、ヒット出版社)だ。あれは面白いし、抜けるし、ファンとアイドルの共感幻想、共犯関係まで踏み込んだ傑作だ。成年コミックなので、お子様たちは18歳になったら読むといい。きっと一皮剥けるぞ。  というノリだったのに、なんとなく読んでるうちに、だんだん、面白くなってきたのである。  最近の男性向けマンガ誌。特にヤング○○系の雑誌の表紙とグラビアに注目すれば、AKB48の露出度が異常に高いことに気づくだろう。  いや、こないだ見たのはNotYetとかいうグループだったぜというオトーサン、それもAKBのユニットですから。  単体で、ユニットで、NMB48みたいな地方バージョンとかYN7とかYJ7とか雑誌企画のユニットとかAKB48にあらずんばアイドルにあらずという世界。しかも、総選挙だの、ジャンケン大会だので、人気(露出度とプレゼン力に左右される)と運という芸能界の力関係を透明化してしまうという面白さも。  おかげさまで全く興味がなかったはずなのに、いつの間にかものすごく気になっているのだ。  洗脳力がタダゴトではない。  どのくらいタダゴトでないのかといえば、先日とあるコンテンツ系のシンポジウムに潜り込んだらパネラーの先生が何を語っても最後がAKB48の分析になってしまって頭を抱えていたが、プロのメディア研究者が「ミイラ取りがミイラになる」くらいタダゴトではないのである。  もちろん、いい歳ぶっこいたオッサンである俺様がこともあろうに『AKB49』を面白く読めるようになったも、洗脳の賜物であろう。 「特定の情報を集中的に与えられた脳は否応なしに、その情報のレセプターを発達させ、脳内辞書(データベース)を充実させていく」  というのが俺の持論だ。大昔、中森明菜をネタに記事(「自宅でできる芸能レポーター」みたいなネタ記事)を書こうとずーっと調べたり、歌番組を見てるうちにホントに好きになって困ったことから思いついた仮説である。  ただ、そうした洗脳分をさっ引いても良くできた面白い漫画であることは保証しよう。  どんな漫画が全然説明してなかったので、ざっくり説明する。  同級生の女の子がAKBに憧れてて、オーディションを受けるってんで、応援してやろうと女装してオーディションに混ざっちゃったら自分も合格しちゃって、男のなのにAKBの研究生! というお話。  実際にAKB48の研究生になるには、それなりの手続があるはずだし、いくら女顔だって無理のある設定だが、そこはまあドリームということだ。  さっさと逃げればいいのに、主人公・浦山実は片想いの吉永寛子を見守るため、研究生・浦川みのりとして、ムリヤリな二重生活に突入する。  コミカルな要素はあるがコメディではない。ラブコメではあるが、キモはそこにはない。  吉永寛子をサポートするという理由は、男の子をAKB48に入れるための作られた必然でしかない。そもそも同性の「みのり」は寛子の恋愛対象たりえない。2人の間に友情は育っても、最初から「恋愛」の門は閉ざされている。「実=みのり」も当初の目的は堅持しつつも、研究生である自分にハマッていく。AKB48のすごさに痺れ、他の研究生との仲間意識とライヴァル意識が芽生え、チームの一員として、いやそれどころか、先輩方から見れば新世代リーダーと目されるほどの存在になっていく。  秋元康の理不尽とも言える試練、即ち「期限までにチケット1万円の研究生講演を満員にできないと全員クビ」とか、最近だと、みのりたちのユニット「GEKOKU嬢」を1カ月間工事現場で働かせたりとかの無理難題や、公演中の事故、急病、寛子の親バレなどなどを乗り越えて、みのりと研究生たちは成長を遂げる。  これは作画担当の宮島礼吏も認めるようにスポ根ものである。  元々芸能界は体育会体質だからスポ根的文脈に違和感はない。厳しい監督・コーチ(秋元康)がいて、厳しいけど優しい先輩(AKB48の正規メンバーたち)がいて、試練と成長と団結がある。  しかも、虚構のAKB48の美化が巧妙に行われている。単純に「可愛くて、根性があって」ではなく、ネガティブな部分も折り込んで美談に換える。例えば秋元才加の過去のゴシップも、「いくら謝っても謝りきれない」と練習に打ち込む才加の描写で昇華される。  リアルのAKB48をベースにした虚構のAKB48、すなわち漫画のキャラとして自立したAKB48はリアルよりも魅力的だ。  元麻布ファクトリーの虚実のコントロールが効いた脚本は見事だし、さらにその背後でGOサインを出しているあろうリアル秋元康の黒幕感も流石だと思う。  では、主人公は女装少年ではなく、弱いくせに一本筋が通っていて実は根性がある古典的なヒロインである寛子でもいいではないか?  『ガラスの仮面』アイドル・バージョンでいいじゃないか?  なんでわざわざ女装なのか?  もちろん、アイドル志願の女の子がヒロインでも、飛ぶ鳥を落とす勢いのAKB48である。それなりにアンケートは稼げただろう。  だが、寛子では週刊少年マガジンの想定する男子読者にとっては自己投影の度合いが低くなる。  本当は男である「浦川みのり」というアイドル候補生を置くことによって自己投影はたやすくなる。しかも「みのり」は女性っぽくふるまおうとはしない。ガサツだし、言葉遣いも「浦山実」と大差ない。ノリもまさに部活の新人なのだ。  ここでは、例えば『プラナスガール』のような男の娘漫画的な感覚、つまり異性装のエロチックな愉しみ、女装者に自己投影する倒錯的な快楽はない。  キモはあくまでもAKB48を魅力的に演出することに尽きる。  みのりは「研究生=未来の正規メンバー」に読者が自己投影し、最終的にはリアルAKB48と自己同一化とまでは行かなくとも、きわめて近しい位置にいるという幻想を持たせるための回路なのである。  すでに忘れられているかもしれないが、第1巻のプロローグでは近未来にビートルズを超え、世界的スターとなったAKB48の姿が描かれている。  しかし、そこには浦川みのりの姿はない。「あなたは知っているだろうか、彗星の如く現れ、彼女たちを世界のスターダムへと押し上げた 伝説の49人目......"神に推された"メンバーがいたことを──」と書かれている。  身も蓋もなく言ってしまえば、世界進出しようにも浦川みのりは正体をバラさないかぎりパスポートを取れないからだが、そうでもなくても、この作品を成功させ、リアルAKB48の人気に寄与することができれば回路の役目は終わる。  どこかで浦川みのりは消失しなければならない。  それを考えるとちょっと切なくなる俺は、かなり洗脳の度合いが進んでいるのだろう。困ったことだが。 (文=永山薫) ●永山薫(ながやま・かおる) 1954年、大阪府大東市出身。80年代初期から、エロ雑誌、サブカル誌を中心にライター、作家、漫画原作者、評論家、編集者として活動。1987年、福本義裕名義で書き下ろした長編評論『殺人者の科学』(作品社)で注目を集める。漫画評論家としてはエロ漫画の歴史と内実に切り込んだ『エロマンガ・スタディーズ』(イースト・プレス)、漫画界の現状を取材した編著『マンガ論争勃発』シリーズ(マイクロマガジン)があり。現在は雑誌『マンガ論争』(n3o)共同編集人、漫画系ニュースサイト『Comics OH』(http://oh-news.net/comic/)編集長を務める。
AKB49~恋愛禁止条例~(4) オーディション受けてみようか。 amazon_associate_logo.jpg
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"窮屈なモラル"を脱ぎ捨てた裸の女たち 園子温監督の犯罪エロス『恋の罪』

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貞淑な人妻・いずみ(神楽坂恵)は"2つの顔を持つ女"美津子(冨樫真)
から堕ちていくことで得る生の実感を学ぶ。
(c)2011「恋の罪」製作委員会方式
 公私ともに充実期を迎えている園子温監督。『愛のむきだし』(08)、『冷たい熱帯魚』(11)に続いて、『恋の罪』も官能サスペンスの傑作に仕上がっている。園監督との婚約が発表された神楽坂恵は『冷たい熱帯魚』を上回る裸の体当たり演技を披露。オーディションで選ばれた冨樫真、『踊る大捜査線』シリーズでおなじみの水野美紀も一糸まとわぬ姿でそれぞれ怪演、巧演ぶりを見せている。『冷たい熱帯魚』では実在の愛犬家殺人事件を題材にしていたが、今回は1997年に起きた「東電OL殺人事件」を下敷きにしたストーリーだ。渋谷のラブホテル街を舞台に、女たちの心の奥に秘められた欲望を園監督はむき出しにしていく。  被害者が一流企業に勤めるエリートOLだったことからセンセーショナルな話題となり、現在も再審請求中の「東電OL殺人事件」。映画製作サイドからの実録犯罪映画のオファーに対し、園監督は気乗りせず、そのまま放置していたと話す。前作『冷たい熱帯魚』は「女なんかクソだ。みんな死んでしまえ!」というサイアクな精神状態で撮り上げた園監督だが、その結果、日本映画では珍しくスコーンと突き抜けた犯罪サスペンスに仕上がり、ある種の手応えを感じたそうだ。「東電OL殺人事件」もそのまま実録ドラマにするのではなく、女たちの本質に迫ったものにならできるのではないか。『冷たい熱帯魚』が男性主体の作品なら、女性を主体にした作品にできるのではないかと考えたわけだ。「女なんかクソだ」という気持ちが、どん底に堕ち切ることで、やがて「女性への感謝の気持ち」に向かっていったと園監督は語っている。
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渋谷のラブホ街で起きた殺人事件を追う和子
(水野美紀)。殺された女性は他人とは
思えなかった。
 舞台こそ「東電OL殺人事件」が起きた渋谷の円山町になっているが、ラボホテル街での売春を生き甲斐にしている高学歴の女性・美津子(冨樫真)が中心の実録風ドラマにはせず、美津子から"生きる喜び"を教えてもらう大人しい人妻・いずみ(神楽坂恵)が転落していく過程を見せる形でストーリーが進んでいく。実在の事件の真相に迫るものではなく、どうしようもなく心の渇きを抱える女性たちの深層心理を探るものだ。その美津子といずみが巻き込まれた殺人事件を追うのが女刑事・吉田和子(水野美紀)。迷路のように入り組んだラブホテル街で3人の女たちの物語がクロスする。  人気作家と結婚したいずみは、夫の帰りを自宅でじっと待ち続ける専業主婦。ただ夫の帰りを待ち続ける生活に退屈し、スーパーマーケットでパートを始める。「美味しいソーセージ、いかがですか?」とお客に愛想を振りまくが、なかなか振り向いてもらえない。砂漠に水をまくような徒労感を覚える。そんなとき、いずみに声を掛けてきたのがモデル事務所のスカウトだった。おだてられたいずみは、好奇心から撮影スタジオを訪ね、フラッシュを浴びる喜びに浸かる。最初は水着撮影だったのが、ヌード撮影、さらにはアダルトビデオの撮影......となし崩しで事が進んでいく。口では拒んでいるいずみだが、自分がまるで別人になっていくような快感の虜になる。モラルの鎖から解放されたいずみは、奔放に男遊びを楽しみ始めた。
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いずみを別世界へ誘う美津子(冨樫真)。
「美津子といずみの関係は、園監督と私の関係
と重なる」と神楽坂は話す。
 そんないずみがラブホテル街で出会ったのが、ケバケバしい化粧をした異形の女・美津子だった。美津子はいずみに対し「好きでもない男とのセックスはお金を取らなきゃダメだ!」とたしなめる。雷に打たれたようなショックを受けたいずみは、美津子を"心の師匠"と仰ぎ、行動を共にする。美津子に勧められるまま、わずかな金額で見知らぬ男たちに体を任せるいずみ。下品になればなるほど、身も心も軽くなっていくことをいずみは実感する。  モラルの鎖から解き放たれた女2人は行き着くところまで行き着き、やがてラブホテル街から忽然と姿を消してしまう。そして、近所のボロボロの廃アパートから、女性の首なし死体が発見される。被害者は誰なのか? 犯人は変質者なのか? 犯行の動機は何なのか? 捜査を担当する刑事の和子は渋谷界隈で裏風俗に関わる人々、消息を断ったOLや人妻の足跡を追うが、対象者があまりにも多過ぎて途方に暮れる。事件を追う和子には、妖しいネオンに彩られたラブホテル街がゴールのない迷宮のように映る。  昼と夜では別人の顔を持つ美津子役の冨樫真、おっとりした人妻からクライマックスに向かって表情が大きく変わっていくいずみ役の神楽坂恵、愛憎渦巻く女2人のバチバチ演技がカタストロフィーを呼ぶ。世間の目、社会のルールという枠組みから飛び出した2人は、堕ちていけば堕ちていくほど、生の輝きを放つ。『冷たい熱帯魚』の陽気な殺人鬼・村田(でんでん)が快楽を追求する姿が生き生きとしていたのと重なって映る。家庭というフォーマットや社会常識に疑問を投げ掛けてきた園監督らしい"肉欲のパラダイス"がスクリーンに広がる。
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園監督の厳しい演出に最後まで耐え切って
みせた神楽坂。クライマックスでは別人のような
表情に変化している。
 過激に突っ走れば突っ走るほど印象に残る神楽坂と冨樫に対し、事件を客観的に調べる刑事役の水野は割りを食うかっこうとなっているが、作品のバランスを保つためにグッと抑えた水野の大人の演技にも座布団を送りたい。殺人課の刑事である和子は、どうしようもなく不倫にハマっている。自宅に帰る前にラブホテルに寄って、どうでもいい男と性交するのが彼女にとっての"清めの儀式"なのだ。彼女は毎日のように人間の裏側を見つめ、殺人事件の真相を追っている自分の肉体を、別の形で汚すことで正気を保っている。犯罪まみれでドロドロの体のまま、小学生の娘や優しい夫が待つ家庭に戻るわけにはいかない。夫以外の男を相手に小出しに狂うことで、彼女はカタストロフィーを招くことを回避している。ギリギリのところでインモラルな世界へ堕ちていくことを防いでいる和子は、フツーの人々の代表でもある。そのことを理解して、水野は振り切った演技になる一歩手前でググッと我慢してみせている。  正直なところ、『冷たい熱帯魚』のようなギンギンの官能さを求めて劇場に足を運んだ男性は、「あれ?」という違和感を感じるかもしれない。ヒロイン3人はバンバン脱ぎまくっているのだが、男が思い描くようなエログロさとは微妙に異なる仕上がりとなっているからだ。園監督は「女性賛歌の映画」と語っており、成瀬巳喜男監督の『浮雲』(55)、『女が階段を上がる時』(60)、『女の中にいる他人』(66)といった女性映画を、現代的に、園監督流にしたものといってもいいだろう。園監督が常識や限界という言葉に縛られずに自在に映画を撮り上げているように、園監督作のヒロインたちも"窮屈なモラル"を脱ぎ捨て、生身の女の輝きを発している。 (文=長野辰次) koitsumi05.jpg 『恋の罪』 監督・脚本/園子温 出演/水野美紀、冨樫真、神楽坂恵、児嶋一哉(アンジャッシュ)、二階堂智、小林竜樹、五辻真吾、深水元基、内田慈、町田マリー、岩松了、大方斐紗子、津田寛治 配給/日活 11月12日(土)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー R18 <http://www.koi-tumi.com>
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●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第142回]ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』 [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! 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「『南極大陸』は見ない!」TBS局内に反キムタク勢力が増殖中?(10月下旬の人気記事)

rankingu1101101.jpg  10月1日より東京都暴力団排除条例が施行されたのを受け、芸能界は騒がしくなっています。テレビ局などではタレントの身辺調査を行い、局ごとに"ブラックリスト"をつくっている一方、黒い疑惑がささやかれるタレントさんたちは続々と"潔白宣言"をしています。  そんな状況下に悪知恵を働かせ、芸能界のドンが何やら気に入らないタレントにいやがらせをしているみたいですが、こっちの方がヤクザよりよっぽど怖い!   それでは、暴排条例以外のネタも豊富な日刊サイゾー人気記事ランキング、スタートです! 第1位 松方弘樹・水野美紀"暴排条例"でテレビ追放! その裏にやはり「バーニング」の影 ヤクザよりドンのが怖い! 第2位 空自の次期主力戦闘機をF-35に決められない「あの理由、この理由」 なるほど......。 第3位 巨額訴訟も島田紳助の追及やめず! 「週刊現代」がイケイケな理由とは? お金あるもんね。 第4位 「絶対『南極大陸』は見ない!」TBS局内に"反キムタク論"が渦巻く裏事情 だからキムタク時代は終わったんだってば! 第5位 紛糾するNHK『紅白』選考! あの大物演歌歌手が出ればマスコミが一斉攻撃か 楽しみです。 次点 池田大作重病説は本当だった!? 元・看護師が明かす厳戒病室 心配だよ、後継者争いが。 次々点 マダムシンコ「敗北をオンエアするな!」でバーター放送のテレ朝 スタッフはクビに...... 結果的に義剛は万々歳?

「左手の薬指の爪にしか自信がなくて……」【山咲智美】100点満点少女のメランコリー

yamasakitomomi04.jpg  元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとしてかわいい声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の15回目です! 今回は、山咲智美さんです! ――先日「リスアニ!AUDITION feat.fripSide 八木沼悟志」に合格なさったとか! おめでとうございます! 公開オーディションはどうでした? 山咲 ありがとうございます。会場に入ったらひとりひとり壇上に上がって自己紹介と自己PRをして、課題曲と自由曲を1曲ずつ歌って、審査員の方とお話をして終わりなんですけど、私はもう、ずーっと緊張していて、本当に心臓が口から出るっていうのはこのことをいうんだなって......! けど、会場で自分の番になったときに、皆さんが「ともみーん!」って声援をくださったり、すごく会場が温かくて、本当に皆さんからパワーをもらいながら受けることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。 ――なんです!? その100点のコメントは!! そういえば山咲さんは宍戸留美さんと津田大介さんのユーストリーム番組『Oil in Life』でアシスタントも務めてますよね。宍戸さんの妹オーディションはなぜ受けなかったんですか? 山咲 もともと留美さん大ファンだったので、すごく受けたかったんですけど、ちょうどその日だけスケジュールが合わなくて......残念で仕方なかったです。その日に妹オーディションがあることも知っていたので、別の仕事をしながらも頭の中では「今頃やっているんだろうなぁ」ずっと思っていて。帰ってネットですぐ調べて、蝦名恵ちゃんがお花を持ってニコッと写っている写真を見て、「この方がグランプリなんだ......」って。なので、今こうして一緒にお仕事をさせていただけるのが信じられないです。 yamasakitomomi05.jpg ――どういった流れでアシスタントに? 山咲 本当に憧れていて、最初はライブを見に行かせていただいていたんです。そうしたら一度、収録を見学させていただける機会があって、そこで留美さんにごあいさつさせていただいたんですけど、緊張しすぎてめちゃくちゃになっちゃって......。でも、こんな私にもすごく優しく接していただいて、私も留美さんみたいな女性になりたいなって思ってます! ――ちなみに、宍戸さんと出会った頃にはもう声優さんのお仕事をされていたんですか? 山咲 ずっと駆け出しです。声優さんというよりは、あまり枠を持ちたくないと思っていて......。私自身すごくいろいろなことに興味があるので、その時々チャレンジさせていただけることを全力でやれればと思っています。 ――また100点の返答が......! 面接に強そうですね、就職すればいいのに! 全社受かりますよ! 山咲 いや、実は就活もちょっとしたことがあって......面接は全部落ちましたね! 私、好きなことにはすごく一直線なんですけど、あまり興味のないことだったりすると、ちょっとぼやーっとしてしまうダメな土壌があるので、ぼんやり受けて、ぼんやり落ちるっていう(笑)。 ――むしろ受かってたら今がないですし、ぼんやりしててよかった! 昔からこういう業界に入ろうと決めていたんですか? 山咲 小さい頃から何か表現をすることが大好きで、演劇部だったり、放送委員やったり、高校ではチアをやったり、人前に出るのはすごく緊張して大変なんですけど、頑張っていきたい気持ちが緊張に勝ちました! ――なるほど! ちなみに学校は共学でしたか? 演劇に放送にチアなんて、相当モテたんじゃ? 山咲 いや、本当に恋愛ごとに疎かったというか......。チアも野球部の専属だったんで、他の子はチアの練習が終わると「野球部の練習を見てから帰る!」「かっこいい!」みたいな感じで付き合ったりしてたんですけど、私はそそくさと「じゃっ、おつかれ!」って帰宅コースまっしぐらで、今思うと付き合いが悪かったな。野球部の練習も青春ぽくていいなと思うんですけど......それよりも家で見たいアニメがあった(笑)。 yamasakitomomi02.jpg ――ならしょうがない! どんなアニメがお気に入りなんですか? 山咲 アニメは『おジャ魔女どれみ』や『セーラームーン』シリーズ、女の子が出ているものが好きで『マリア様がみてる』とか。あと、ゲームは断然『キングダムハーツ』シリーズ! 選び切れないけれど、どれも私の中で大きな存在ですね。アニメやゲームって、やっぱり現実じゃないことが起きるじゃないですか? そこに憧れや夢を抱いていて......。 ――山咲さんが『不思議の国のアリス』のグッズのコレクターなのもそういう理由で? 山咲 そうですね! アリスのへんてこでありえない世界観がすごく好きで、「実際に魔法が使えたらなぁ~」とか、「林檎が食べたいと思ったときに林檎が出せたらなぁ~」とか、そういう嗜好が強い(笑)! ――かわいい! では、ひとつだけ魔法が使えたら何をしますか? 山咲 そうだなぁ、やりたいことはいっぱいあるけど、迷いますね。夢のあることを言いたいんですけど、ガチで、現実的に言うと......母の病気を治したい。あっ、一応『おジャ魔女どれみ』ではそういう魔法はダメなんですけど! てへ! ――えっ! いや、っていうかなんかすみません! お母さまはどうされたんですか? 山咲 リウマチで体が痛そうなので、痛みだけでも取れたらと。 ――それでひとつの魔法を親のために......! 容姿もいいし内面も美しいなんて、来世では山咲さんになりたいです。 山咲 そんな! 私、容姿にも精神的な面にも、言い出したらキリがないくらいコンプレックスばかりなので、もう、自信を持てるところ左手の薬指の爪しかなくて。 yamasakitomomi03.jpg ――え? そこだけ? とりあえず見せてください......あ、確かにこれはいい爪ですね。でも右手の爪も変わらなくないですか? 山咲 いえ! 右手より左手の薬指の爪が! これくらいしか自分の好きなところがない。ここが唯一好きです。 ――ずいぶん嫌いな箇所が多いんですね~。最たるところは? 山咲 鼻ですかね! 小さい頃にお母さんに「あんたは整形した方がいいよ」って言われて......。 ――お母さん、完全にトラウマつくっちゃってる! でも分かります、小さい頃の親の一言って後々まで響きますよね。 山咲 本当、母の一言ってすごく大きくて......。この業界に進みたいって言ったときも「あんたには輝くオーラが全くないから無理」って。母はリアル主義者なので......。 ――リアル主義を近くで見続けると余計アニメやゲームの世界にハマりやすくなるのかな? でも、鼻はすごくかわいいですよ!! 山咲 あ、ありがとうございます(照)。基本的にネガティブなもので......えへぇ。 ――いつも褒めてくれる彼氏をつくればいいですよ! 自信の回復になるかも! 彼氏はいないんですか? 山咲 そのへんについては、本当に何も話すことがない(キッパリ)。でも、それも最近すごい悩んでいて......。このまま男性の影もなく過ごしていったとき、子どももいなくて、きっと冬にこたつの中で死んで、1週間後くらいに隣人から「家から異臭がする」って言われて発見されるんじゃないかな......。そんな人生のラストを考えると不安で不安で......。 ――ふつう年頃の女子は「彼氏ができない」とかで悩むんですけど、そこをすっ飛ばしてひとりで腐っていくことを心配してる人って珍しいですね。 山咲 寝る前がいちばん不安なんですよ。いつもかわいい抱き枕を抱えて寝るんですけど、不安になるとそのまま「ああぁぁぁ」って羽交い締めて、抱き枕がありえない感じにねじ曲ってしまって、いたたまれなくなってます。 ――アロマキャンドルをつけたりしてリラックス効果を狙いたいですね! ......と思ったけれど、ブログを読むとよくアロマキャンドルでいろんなものを燃やされてますよね。 山咲 はい、つけまつげと爪をちょっと。いつもクレンジングして大事に使ってたんですけど、ちょっとヨレているのが気になったときにキラキラきらめくアロマキャンドルが見えたので、「これで暖めたら直るんじゃ?」と思ってかざしたら、じゅっと燃えてびっくりしました。 ――「爪に火をともす」っていうことわざがありますけど、実践してる人は初めて見ました。爪もつけまつげもアロマキャンドルも、出てくる単語だけだとものすごいガーリーなのに、何故どこか残念な仕上がりになるんでしょうね。 山咲 そうなんです、いつもなんか残念なんですよね。自動ドアにも認識されずに扉が開かないこともしばしばですし、忘れ物もすごくて昨日は家の鍵を忘れてすごく大変でした。それにエスカレーターの階段も苦手で、歩行も基本的に困難なので、なんでもないところでよくつまづく。あと、のび太くんみたいにドブにはまったこともありますよ。そういえば先日の台風で、うちの車庫の屋根だけがバキバキはがれて、今もブルーシートが張られています。そんな毎日を送って、そんな感じで生きています。 ――......生きづらいですね。 山咲 ......生きづらいっ!! ――引き続き、不安な夜も頑張ってください! ありがとうございました! (取材・文=小明/写真=宍戸留美) yamasakitomomi01.jpg ●やまさき・ともみ 神奈川県出身。「リスアニ!AUDITION feat.fripSide 八木沼悟志」に合格。現在、来年のCDリリースに向け活動中。USTREAM音楽番組「宍戸留美×津田大介 Oil in Life(http://www.o-i-l.jp/)」にアシスタントとして出演中。 山咲智美ブログ <http://blog.livedoor.jp/yamasaki_tomomi/> 山咲智美Twitter <http://twitter.com/#!/TomomiYamasaki> ●ししど・るみ 1973年、福岡県生まれ。1990年にアイドルデビュー、18歳でフリーアイドルになり現在まで様々な分野で活動中! フランス、ドイツ等でもライブを行い音楽活動で高い評価を得ている。 魔性姉妹としてもミュージシャン森若香織と音楽活動開始!! http://www.loft-prj.co.jp/masho/ 7年ぶりのニューアルバム「CHERBOURG→BRIGHTON」発売中!! http://p.tl/rVTY USTREAM音楽番組「宍戸留美×津田大介 Oil in Life」も絶賛放送中!! 公式HP http://rumi-shishido.com/ ★2011年月11月6日(日)★ 「宍戸留美×すぎもとみさき ~私達蠍座の女です。誕生日会~」 出演:宍戸留美/すぎもとみさき/明眠/他 OPEN:19:00~/START:20:00~ CHARGE:¥2,000-(+2drink ¥1,000-) 会場:下北沢BAR CCO 地図等参照→<http://www.club251.co.jp/cco/> ご予約はメールで! sundaliru@rumi-shishido.com ★視聴者参加型・新潟OiLツアー 申し込み受付中! <http://www.o-i-l.jp/> ★三宅伸治プロデュースシングル「東京幻想曲」 <http://www.majix.jp/artist_content/700> 配信中!! ●あかり 1985年、栃木県生まれ。02年、史上初のエプロンアイドルとしてデビューするも、そのまま迷走を続け、フリーのアイドルライターとして細々と食いつないでいる。初著『アイドル墜落日記』(洋泉社)、DVD『小明の感じる仏像』(エースデュース)発売中。 ブログ「小明の秘話」<http://yaplog.jp/benijake148/> サイゾーテレビ<http://ch.nicovideo.jp/channel/ch3120>にて生トーク番組『小明の副作用』(隔週木曜)出演中
リスアニ!Vol.07 (SONY MAGAZINES ANNEX 第 540号) よろしく! amazon_associate_logo.jpg
【声優 on FINDER!】バックナンバー 【vol.14】「ロングヘアーの男としか交際しない!?」【千葉千恵巳】犬1匹ネコ7匹とのおだやかでラジカルな日常 【vol.13】「今がいちばん精神状態が幼いかも(笑)」【吉田仁美】7歳でデビュー、逆行のライク・ア・チャイルド 【vol.12】「目立つの苦手、でもやっぱり歌って踊りたい」【水野愛日】12年ぶりのシングルリリース 【vol.11】「レトロな物が好きなんです」【井上直美】50年前のカブリオレを駆って 【vol.10】「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ 【vol.09】「悩んだら、バーッっときてグワーン!」【中川里江】1回泣いて全部忘れるヒロインサイド 【vol.08】「"声優"の仕事の幅広さにびっくり」【稲村優奈】10年に詰まったスクランブルデイズ 【vol.07】「ビキニを着たこともないんです」【蝦名恵】3カ月目のヴァージン・シュート 【vol.06】「生き急いだ分、戻ってやり直しができると思う」【江里夏】10歳で見たデイドリーム 【vol.05】「何でも出来るって、とりあえず言っちゃう」【矢野明日香】360度のワークフィールド 【vol.04】「考えてると、寝ちゃうんです......」【窪田涼子】東経135度のモラトリアム 【vol.03】「いいものを出せば必ず返ってくる」【チャン・リーメイ】100%のプロレス・マインド 【vol.02】「いつもどこかで、なんとかなるさ」【片岡あづさ】22歳のセカンドフェーズ 【vol.01】「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

恋人発覚の石川遼 ついにステージパパと決別か!?

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「女性セブン」11月10日号より
第1位 「石川遼 確執中の父と豪邸に泊める同級生カノジョ婚約者」(「女性セブン」11月10日号) 第2位 「独裁者『橋下知事』出生の秘密」(「週刊新潮」11月3日号) 第3位 「『週刊現代』は『年金カットやむなし』と主張するのですね」(「週刊ポスト」11月11日号)  このところ「週刊現代」に対する風当たりが強いようだ。原発事故後の放射能汚染報道では、その危険性を毎週キャンペーンして、「週刊ポスト」や「週刊新潮」から「あおり過ぎる」と批判された。  私は、放射能に関しては、どこからが安全だという基準が専門家でさえ分からない現状では、少ない線量でも浴びない方がいいと考えるから、「現代」の立場に近い。  最近では、ノンフィクション・ライターの岩瀬達哉がグリコ森永事件を取材した連載「21面相は生きている」の中で、作家・黒川博行が「犯人と断定された」と憤り、「週刊文春」や「週刊朝日」で手記を発表して話題になっている。  これに対して「現代」側は、誌面を見る限り反論も謝罪もしていないが、講談社の人間に聞いたところ、黒川側と話をつけるべく水面下で動いているようだ。  ということは、「現代」側が非を認めて非公式に謝り、何らかの見返りを渡すということなのだろうか。もしそんなことをすれば、ノンフィクション界を背負って立っている岩瀬に傷が付かないだろうか。この騒動の行方を注視しなければいけない。  今週は「ポスト」が巻頭で、先週号の「現代」の記事「亡国の年金改悪『30年計画』を暴く」を真っ向から批判している。  「ポスト」の要旨はこうである。「現代」の記事は一見、厚労省OBが年金行政の暗部を暴露するかのような記事に思えるが、内容は「支給額を減らせ」「保険料を上げろ」と国民に負担を押し付け、年金役人を喜ばせることを是としているとしか読めない。  しかも、話を聞いているOBというのが、年金大改悪のスタートとなった1985年の制度改革を手がけ、その後、天下りや渡りでしこたま年金を喰ってきた「ザ・年金官僚」ともいうべき坪野剛司元厚労省年金局数理課長ではないか。  坪野は年金制度を立て直すには「支給額を下げる、保険料率を引き上げる、支給開始年齢を上げる。この3つしかない」と言い切っているが、これでは年金の賭け金をコツコツと数十年にわたりマジメに払い込んできた国民に、三重苦を強いるべきだと言っているのと同じで、「だまし討ち」ではないかと批判している。  さらに「現代」が使っている「年金を支給」は官僚側からの発想で、年金は国民が当然受ける権利があるのだから「受給」とすべきだとしている。  「これでは『年金役人の広報誌』に成り下がったと断じざるを得ない」とし、「ポスト」はあくまでも国民の側に立って、年金を官僚から取り戻す姿勢を貫くと高らかに宣言している。  先週号の「現代」を読み返してみた。全体の論調は、これだけ年金制度が破綻しかけているのだから、全国民で痛みを分かち合う覚悟を持つべきだというものだが、いささか官僚側の言い分に寄り過ぎている印象は受ける。  さて、名指しされた「現代」はどうする。これまでと同じように、我関せずを通すのか。だが、少なくとも「21面相」問題については何らかの見解を公表しないと、「現代」ばかりでなく週刊誌全体の不信感につながりかねない。  第2位は、「大阪都」構想を引っ提げて市長選に立候補した、橋下徹知事のプライバシーを明かした「新潮」の記事である。  「同和」「ヤクザ」「殺人」など刺激的な言葉が小見出しに入っている。「文春」も似たような企画をやっているが、「新潮」の方が質量ともに勝っている。  最近、週刊誌にこれほどの悪口を書かれた人物は思い浮かばないが、「朝日」によれば本人は堺市内のホテルでの講演会で「これは戦争ですから、週刊誌にいろいろ書かれていますが......。まあ、ほぼ事実です」と話しているという。  そもそも発端は、「新潮45」(11月号)で橋下の叔父がこう語ったことからであった。 「あいつのオヤジは、ヤクザの元組員で、同和や」  叔父も、橋下の父・之峯(ゆきみね)も博徒系ヤクザ「土井組」の組員で、之峯がハシシタという読み方をハシモトに変えたのだそうだ。父親は博打好きで、ヤクザに借りた借金が返せずに自殺したのだと、父親の知人が語っている。  橋下の従兄弟には殺人での逮捕歴がある。橋下は知事になって府の財政をすべて見直すといっていたのに「同和予算」だけは削らない。  若手弁護士時代、大阪きっての売春地帯・飛田遊郭の法律相談を引き受けていた。橋下の秘書が大阪ミナミのラブホテルの最上階で乱痴気パーティーをやっていた。  虎の威を借る「大阪維新の会」の面々の中には叩けば埃が出る者がいるなど、これでもかのえげつない橋下攻撃である。  それも彼の持つ人気とカリスマ性からのものだが、このところ翳りが出てきているという。楽勝かと思われていた平松邦夫市長との"決戦"でも危ういという見方が出ているし、知事選に送り出した「大阪維新の会」の松井一郎府議は知名度がなく苦戦が予想されている。  「朝日」によれば橋下陣営は、直前で知名度のある東国原英夫前宮崎県知事に入れ替えようという「ウルトラC」を企んでいるという情報もある。  確かに面白いが、この"大阪の乱"に目を向けているうちに、野田どじょう総理がTPP加入を「決断」しかねない。こちらも目を離したらアカン。  さて今週のグランプリは「女性セブン」のスクープ。いまや国民的なアイドルになった石川遼(20)に恋人がいるというのだ。  「セブン」と「ポスト」は同じ小学館である。「ポスト」に面白いことが出ている。「セブン」が出る10日ぐらい前、編集部に石川の父親・勝美が「怒気を露わに」して電話をかけてきたそうだ。  散々怒った揚げ句、勝美は電話を切ったが、「ポスト」編集部には何のことだか分からない。数日後、母親・由紀子が代表を務めるマネジメント会社の代理人から配達証明があった。「小学館の所属を名乗る記者が問題を起こしている。(石川の)取材をしているのかどうか伺いたい」という内容だった。  「セブン」が書くと分かってからは、父親は「セブン」のスクープを潰すため、発売前に大慌てでマスコミ各社に「石川に交際女性がいる」とFAXを送ったのだ。  子どもの心親知らず。最近の石川は、まだ海外メジャーで戦う実力にないと判断し「素人である父のコーチでは限界があると、ジュニア時代に指導を受けたプロコーチと契約を結んだ」そうで、最近では練習場で父のアドバイスを無視する光景が見られるという。  「セブン」はこう書いている。10月16日、埼玉県松伏町にある石川の大豪邸の駐車場に1台の軽自動車がとまっていた。まだ石川は帰ってこない。  翌17日、再び同じ軽自動車が駐車場に現れる。「白いシャツを羽織り、足下は黒のブーツ。女優の水川あさみ似のA子さんは、さらさらのセミロングヘアをポニーテールにしていた。その車の助手席に座っていたのは赤いチェックシャツ姿の石川だった。ふたりはそろって豪邸の中へと入っていった」(セブン)  ふたりは中学校の同級生で、家も近く家族ぐるみの付き合いだそうだ。 「出会って7年。ふたりで密かに育んできた純愛は、石川に、父親から離れ、自分の手で新しい家族を作るという未来図を見せていたのだろう」(同)  「現代」によると「見た人はみな感動する 石川遼の彼女は美しすぎる」そうである。誌面には中学時代の記念写真を掲載し、ふたりがそろって写っているが、残念ながら彼女には目線が入っていて、ハッキリとは分からない。こちらは小西真奈美似だとある。  ゴルファーは結婚すると活躍するというジンクスがある。今年の石川はいまひとつ勝ち切れないが、これをきっかけにもうひとつ上のステージを目指しほしいものだ。そのためにはステージパパの父親が、息子離れする必要があるのは言うまでもない。 (文=元木昌彦)
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撮影/佃太平
●元木昌彦(もとき・まさひこ)
1945年11月生まれ。早稲田大学商学部卒業後、講談社入社。90年より「FRIDAY」編集長、92年から97年まで「週刊現代」編集長。99年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長を経て、06年講談社退社。07年2月から08年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)で、編集長、代表取締役社長を務める。現「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催、編集プロデュースの他に、上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで教鞭を執る。 【著書】 編著「編集者の学校」(編著/講談社/01年)、「日本のルールはすべて編集の現場に詰まっていた」(夏目書房/03年)、「週刊誌編集長」(展望社/06年)、「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社/08年)、「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス/08年)、「競馬必勝放浪記」(祥伝社/09年)、「新版・編集者の学校」(講談社/09年)「週刊誌は死なず」(朝日新聞社/09年)ほか
石川遼の育て方 夢に向かってまっすぐな子が育つ石川家のルール42 ある意味、まっすぐに育ったね。 amazon_associate_logo.jpg
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ノーベル賞作家・川端康成が夢想した新風俗『スリーピングビューティー』

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ビンボーな女子大生ルーシー(エミリー・ブラウニング)は、
高額バイトの面接先で下着姿にさせられ、体の隅々をチェックされる。
(C)2011 Screen Australia, Screen NSW, Spectrum Films Pty Limited,
Cardy&Company Pty Ltd, Lindesay Island Pty Ltd and Magic Films Pty Ltd.
 日本人初のノーベル賞受賞作家であり、三島由紀夫の師匠でもあった川端康成の代表作のひとつに『眠れる美女』がある。人生の終わりが近づいていることを実感している老人が"眠れる美女の館"で美しい全裸の少女たちに添い寝してもらうことで、生きる喜びや後悔の念など様々な想いを蘇らせながら眠りに就く物語だ。原田芳雄、大西結花の主演作(95)など、度々映画化されている。川端康成のこの官能文学をモチーフにしたのが『スリーピングビューティー 禁断の悦び』。今年のカンヌ映画祭コンペ部門に選ばれたオーストラリア映画。『ピアノ・レッスン』(93)の監督として知られるジェーン・カンビオンが制作にあたり、女流監督ジュリア・リーの処女作となる。ヒロインには、妄想SFガールズムービー『エンジェル ウォーズ』で"セーラー服戦士"ベイビードールを演じた新進女優エミリー・ブラウニングを起用。当初予定されていたミア・ワシコウスカに代わっての登板だが、セーラー服を脱ぎ捨てたエミリー・ブラウニングが陶磁器のように白い肌を惜しみなく披露している。  川端康成の『眠れる美女』が老人目線で描かれていたのに対して、現代劇『スリーピングビューティー』はエミリー・ブラウニング演じる金欠女子大生ルーシーが主人公。テレビ東京系でかつて放映されていた深夜番組『給料明細』の人気コーナー"潜入!高収入バイト"ばりのドキドキ感が楽しめる。ルーシーはかなりの美人だが、人付き合いが苦手。バーで「ドラッグやんない?」と声を掛けられれば断ることができず、男からセックスを求められるとコイントスに身を委ねる受け身な性格。しかも、ひどくビンボーだ。学費、家賃の支払いに加え、母親が自分のクレジットカードを使うことを容認している。事務仕事、居酒屋、医療機器の人体実験......と様々なバイトを掛け持ちする。公衆電話を見つけると、小銭が残っていないか手を伸ばす癖まで付いてしまっている。本人はマジメに働いているつもりなのだが、人生に対してなげやりな態度がちらつき、周囲を常にイライラさせてしまう。そんなルーシーにも唯一心を許せる恋人がいるが、彼は心を病んでいて入退院を繰り返している。ルーシーはいくら稼いでもお金が足りない。
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年配のセレブたちの給仕係を勤めるルーシー。
だが、この仕事は次の職種に進むための
顔見せに過ぎなかった。
 ルーシーは大学に置いてあったフリーペーパーで高額バイトを見つける。なんと時給250ドル! 仕事内容は高齢者向けの給仕係なのだが、フツーな給仕で高給なわけがない。職場に着いたルーシーはまず下着姿にさせられ、さらに唇には「下の唇と同じ色の口紅を塗るように」と女性マネージャーに命じられる。他のウエイトレスたちはもう慣れているのか、下着どころか堂々とトップレス姿で給仕している。みんな口紅の色は、ルーシーよりずっと深く黒ずんでいる。自分も数日経てば、すっかり慣れっこになるのだろうか。お客は身なりのいいセレブ系のおじいちゃんたちばかりだが、ルーシーは他人の視線を浴びながら仕事をしていると息苦しくなってしまう。どうも、この仕事も長続きしそうにない。  人付き合いが苦手、でもなるべく短期間で高収入を稼ぎたい。そんなルーシーにぴったりの新しい仕事が紹介される。派遣先は郊外にある高級そうな屋敷。ルーシーはベッドの上で裸になり、睡眠薬を飲んでただ眠っていればいいだけの至極単純なアルバイトだ。ルーシーが眠っている間、身元のしっかりした老紳士たちが現われ、ルーシーとベッドを共にしてから帰っていくというもの。世間では"シュナミティズム"と呼ばれる回春サービスを楽しむための秘密サロンというわけだ。お客は無抵抗な彼女の体を穴が空くまで視姦するもよし、匂いをくまなく嗅ぎ回るもよし、全身をなで回すもよし。ただし、本番行為だけは禁止されている。ルーシーは目を閉じて、子どものようにぐっすり眠っていればいい。お客も自分の老いさらした肉体や変態的嗜好性を知られずに済む。両者にとって得づくめの契約内容である。  ルーシーは、こう考える。睡眠薬を飲んで眠っている間、自分は死んでいるのだと。死んでいる間は何をされても記憶に残らない。眠りから目覚めれば、新しい生命と共に新しい生活が始まるのだと。ルーシーは恋人と一緒に暮らせる高級マンションを購入して、そこで誰からも干渉されずに今後は生きていこうと決意し、睡眠薬入りのお茶を飲み干す。眠りから覚めれば、人生がオールリセットされているのだと信じ込んで......。
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高額バイトの初日、ルーシーは「下の唇と
同じ色の口紅を塗るように」とマネー
ジャーから命じられる。
 自分自身の小学校時代の思い出だが、同級生のひとりが「人間は毎日、死ぬんだ」と休み時間にひどくマジメな顔で語っていた。同級生によると、人間は夜になると眠りに就く。眠っている間は体は動けないし、記憶もないので死んでいるのと同じ状態なのだそうだ。その説明を聞いて「眠っている間も心臓は動いているし、夢を見るから死んでないんじゃないか」と思ったが、同級生は「母親からそう教わったんだ」と力説していたので、自説は口にしなかった。小学生が読む本には載っていない、大人の世界には大人の学説が、ひょっとするとあるのかもしれないという考えが頭の片隅をかすめたからだ。  『スリーピングビューティー』を観ていて、小学校時代の同級生の言葉がふと思い出された。「人間は毎日、死ぬんだよ」。同級生の母親はどのような体験に基づいて、そんなデカダンスな考えを自分の息子に教えたのだろうか。同級生の母親は夢を見ることは、まったくなかったのだろうか。それとも川端康成のように睡眠薬を常用していたのだろうか。その同級生はしばらくして引っ越してしまったので、今ではもう確かめることはできない。  「人間は、毎日死ぬんだよ」。小学生の男の子が口にしたこの言葉を思い浮かべると、切ないような気が楽になるような不思議な気分に陥る。 (文=長野辰次) sleep04.jpg 『スリーピングビューティー 禁断の悦び』 監督・脚本/ジュリア・リー 出演/エミリー・ブラウニング、レイチェル・ブレイク、ユアン・レスリー、クリス・ヘイウッド 配給/クロックワークス 11月5日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー R15 <http://sleeping-beauty.info>
眠れる美女 (少女の文学 1) エロチシズムとデカダンス。 amazon_associate_logo.jpg
●深読みCINEMAコラム【パンドラ映画館】INDEX [第141回]横暴な上司は有志社員が制裁します!『モンスター上司』のブラックな笑い [第140回]"クソみたいな社会を変えたい!"高校生テロリストの凄春『アジアの純真』 [第139回] うつ病なんかヘーキ!? 宮崎あおい主演作『ツレがうつになりまして。』 [第138回]"神話"が生まれる瞬間を目撃せよ! 人類への黙示録『猿の惑星:創世記』 [第137回]刑務所で食する至高の味『極道めし』ヒロインの後ろ姿に、むせび泣き! [第136回]"理想の恋人"という偶像を破壊せよ 深夜番長の劇場デビュー作『モテキ』 [第135回]"城定秀夫監督、ブレイク前夜の予感! 闘争本能を呼び覚ます『タナトス』 [第134回]"人間失格"の道を選んだ映画監督の業 林由美香の最新主演作『監督失格』 [第133回]ホラ吹きのホラを見破る特異な職能 ポランスキー監督『ゴーストライター』 [第132回]芦田愛菜、6歳にして危険な魅力!? 子連れで全力疾走『うさぎドロップ』 [第131回]元"暴走族"が書いた旧友への鎮魂歌 青春懺悔録『アメイジング グレイス』 [第130回]V・ギャロ主演のサバイバルグルメ!? 『エッセンシャル・キリング』 [第129回]『キック・アス』より悪趣味で泣ける 中年男の悪ノリ暴走劇『スーパー!』 [第128回]この夏の清涼剤、地方少女のダンス成長記『あぜみちジャンピンッ!』 [第127回]竹ヤリで世界進出"スシタイフーン"『エイリアンVSニンジャ』ほか逆上陸 [第126回]イーモウ監督、久々のアイドル映画 中華的妹萌え『サンザシの樹の下で』 [第125回]ナタリー・ポートマン vs. ヘビメタ野郎 人気女優の隠し球『メタルヘッド』 [第124回]黒澤明の名作『生きる』のラテン版! ヤモメ男が残した遺産『BIUTIFUL』 [第123回]北国で93年間営業を続ける"大黒座"と町の記録『小さな町の小さな映画館』 [第122回]新幹線がすれ違う瞬間、願いが叶う? 小学生の目線で描かれた『奇跡』 [第121回]理想と情熱がもたらした"痛い現実" 青春の蹉跌『マイ・バック・ページ』 [第120回]胸に響く金言"プロとは手を抜くこと" 職人秘話『アトムの足音が聞こえる』 [第119回]危険な出会い、井口昇ミーツ仲村みう 悪夢の遊園地『富江 アンリミテッド』 [第118回]ナタリー・ポートマン"第1章"の終幕 虚実が攻め合う『ブラック・スワン』 [第117回]"セカイ"を旅立った少女の地底探検記 新海誠監督の新作『星を追う子ども』 [第116回] 美少女たちの輝きが脳裏から離れない。青春ムービー『魔法少女を忘れない』 [第115回] 恋愛が与える"陶酔"とリアルな"痛み"サブカル活劇『スコット・ピルグリム』 [第114回]妄想、空想、そして現実からの大脱走 美少女革命『エンジェル ウォーズ』 [第113回]"3.11"後の新しい映画モデルとなるか『劇場版 神聖かまってちゃん』の挑戦 [第112回]マスコミが讃えた"楽園"のその後、ひとりの少女の成長記録『愛しきソナ』 [第111回]閉鎖的な"村社会"をブチ破ったれ! 韓流サバイバル劇『ビー・デビル』 [第110回]"粋"を愛したフランスの伯父さん J・タチ主演『イリュージョニスト』 [第109回]自分にとって家族は敵か、味方か? オスカー2冠受賞『ザ・ファイター』 [第108回]コーエン兄弟『トゥルー・グリット』40年で変化した"米国のヒーロー像" [第107回]ジョニー・デップが愛した"極道記者" 『GONZO』奇人がスターだった時代 [第106回] 巨匠イーストウッド監督の異色作! "あの世"はあるか?『ヒア アフター』 [第105回] キレ味、喉ごしが違うアクション! 黒帯美少女の"涙拳"が炸裂『KG』 [第104回] 高齢化するニートはどこに行くのか? "戸塚校長"のその後『平成ジレンマ』 [第103回]堀北真希&高良健吾主演作『白夜行』闇に生きる"影男"の密やかなる喜び [第102回]園子温の劇薬ムービー『冷たい熱帯魚』"救いのない結末"という名の救い [第101回] NHKが放映しない"裏プロジェクトX" AV界のカリスマ監督『YOYOCHU』 [第100回]エロスとタブーを交配した"至高の美女" 禁断のサイエンスホラー『スプライス』 [第99回]2010年に活躍した女優を勝手に表彰! 満島ひかりに"面倒くさい女"大賞を [第98回]大人だって"ドラえもん"にいて欲しい 残念男の逆転劇『エリックを探して』 [第97回]平凡な高校生デイヴは2度変身する!原点回帰のヒーロー『キック・アス』 [第96回]村上春樹の超絶ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』はどこにある? [第95回]実在した"奇妙な高額バイト"の顛末 心理サスペンス『エクスペリメント』 [第94回]"アル中"カメラマンの泣き笑い人生『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』 [第93回]朝ドラと異なる映画『ゲゲゲの女房』ゴールなき"貧乏耐久"2人3脚走 [第92回]バラエティーでの実績は通用するか? テリー伊藤の初監督作『10億円稼ぐ』 [第91回] 不謹慎なる社会派エンタテイメント『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』 [第90回]"世界のナベアツ"大阪府知事に就任! 政治コメディ『さらば愛しの大統領』 [第89回]自分の恋愛もプロデュースする女優、ドリュー・バリモア主演『遠距離恋愛』 [第88回]スタローンが立ち上げた"筋肉共和国"男たちの祭典『エクスペンダブルズ』 [第87回]元"おはガール"安藤聖の再起動ドラマ 就職氷河期を生きる『バカがウラヤマシイ』 [第86回]マイノリティーは"理想郷"を目指す。筒井文学の金字塔『七瀬ふたたび』 [第85回]清純派・佐藤寛子が美しく"変態"! 官能サスペンス『ヌードの夜──』 [第84回]死を意識して、ギラギラ輝く男たち! 三池節、大バクハツ『十三人の刺客』 [第83回] 女を食い物にする男どもは全員処刑! モダン社会の闇を暴く『ミレニアム』 [第82回] "企画AV女優"たちの青春残酷物語 性なる鎮魂劇『名前のない女たち』 [第81回]猫を見れば、人間社会が見えてくる! 世界の人気猫大集合『ネコを探して』 [第80回]原恵一監督の新作は辛口ファンタジー 退屈な"日常生活"を彩る『カラフル』 [第79回]米軍に実在した"超能力部隊"の真実!? ムー民、必見『ヤギと男と男と壁と』 [第78回]戦場から帰還した夫は"芋虫男"だった! ヤクザ監督の反戦映画『キャタピラー』 [第77回] 白ユリの花開くガールズの妖しい世界 H系ホラー『ジェニファーズ・ボディ』 [第76回] 爽やか系青春ゾンビ映画にホロリ......夏休みは『ゾンビランド』に集結せよ [第75回] "生きる"とは"見苦しい"ということ 藤沢周平の時代活劇『必死剣 鳥刺し』 [第74回]初恋の美少女は200歳の吸血鬼だった! 北欧産のホラー映画『ぼくのエリ』 [第73回] "三億円事件"の真相を解き明かす! 桜タブーに挑んだ『ロストクライム』 [第72回/特別編] 上映反対で揺れる問題作『ザ・コーヴ』"渦中の人"リック・オバリー氏の主張 [第71回] 女子にモテモテになる方法、教えます。軟派少年の実話物語『ソフトボーイ』 [第70回] 下町育ちの"北野少年"が見た現代社会 人間同士の食物連鎖『アウトレイジ』 [第69回] "リアルと虚構の狭間"を生きる男、アントニオ猪木初主演作『アカシア』 [第68回] ヒーローも神もいない現代社会の惨劇 井筒監督の問題作『ヒーローショー』 [第67回] アイドルが地獄で微笑む『戦闘少女』ギャグ×血しぶき×殺陣の特盛り丼! [第66回]アナーキーな"社歌"で生産性アップ! 満島ひかり大進撃『川の底からこんにちは』 [第65回]超ヘビー級なシリアス劇『プレシャス』"家族"という名の地獄から脱出せよ [第64回]乱れ咲く"悪の華"ゼブラクイーン! 仲里依紗が過激変身『ゼブラーマン2』 [第63回] オタク王が見出した"夢と現実"の接点 ティム・バートン監督作『アリス──』 [第62回] バッドテイストな感動作『第9地区』 アナタはエビ人間とお友達になれるか? [第61回]スコセッシ監督の犯罪アトラクション『シャッターアイランド』へようこそ! [第60回]宮崎あおいの"映画代表作"が誕生! 毒を呑んでも生き続けよ『ソラニン』 [第59回]"おっぱいアート"は世界を救えるか? 母乳戦士の記録『桃色のジャンヌ・ダルク』 [第58回]現代に甦った"梶原一騎ワールド"韓流ステゴロ映画『息もできない』 [第57回]命知らずの変態レポーター、中東へ! 史上最大のどっきり?『ブルーノ』 [第56回]仲里依紗がアニメから実写へと跳躍! 母娘2代の時空旅行『時をかける少女』 [第55回]ビグロー監督はキャメロンより硬派! 人間爆弾の恐怖『ハート・ロッカー』 [第54回] "空気を読む"若者の悲劇『パレード』楽しいルームシェア生活の行き先は? [第53回]社会の"生け贄"に選ばれた男の逃亡劇 堺雅人主演『ゴールデンスランバー』 [第52回]『男はつらいよ』の別エンディング? "寅さん"の最期を描く『おとうと』 [第51回]ひとり相撲なら無敵のチャンピオン! 童貞暴走劇『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 [第50回]ヒース・レジャーが最後に見た夢の世界 理想と欲望が渦巻く『Dr.パルナサスの鏡』 [第49回]トニー・ジャーは本気なんジャー! CGなしの狂乱劇再び『マッハ!弐』 [第48回]全米"オシャレ番長"ズーイー、見参! 草食系に捧ぐ『(500日)のサマー』 [第47回]市川崑監督&水谷豊"幻の名作"『幸福』28年の歳月を経て、初のパッケージ化 [第46回]押井守監督、大いなる方向転換か? 黒木メイサ主演『アサルトガールズ』 [第45回]ドラッグ漬けの芸能関係者必見!"神の子"の復活を追う『マラドーナ』 [第44回] 暴走する"システム"が止まらない! マイケル・ムーア監督『キャピタリズム』 [第43回]"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは? [第42回]誰もが共感、あるあるコメディー! 2ちゃんねる発『ブラック会社』 [第41回]タラとブラピが組むと、こーなった!! 戦争奇談『イングロリアス・バスターズ』 [第40回]"涅槃の境地"のラストシーンに唖然! 引退を賭けた角川春樹監督『笑う警官』 [第39回]伝説の男・松田優作は今も生きている 20回忌ドキュメント『SOUL RED』 [第38回]海より深い"ドメスティック・ラブ"ポン・ジュノ監督『母なる証明』 [第37回]チャン・ツィイーが放つフェロモン爆撃 悪女注意報発令せり!『ホースメン』 [第36回]『ソウ』の監督が放つ激痛バイオレンス やりすぎベーコン!『狼の死刑宣告』 [第35回]"負け組人生"から抜け出したい!! 藤原竜也主演『カイジ 人生逆転ゲーム』 [第34回]2兆円ペット産業の"開かずの間"に迫る ドキュメンタリー『犬と猫と人間と』 [第33回]"女神降臨"ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』 [第32回]電気仕掛けのパンティをはくヒロイン R15コメディ『男と女の不都合な真実』 [第31回]萩原健一、松方弘樹の助演陣が過剰すぎ! 小栗旬主演の時代活劇『TAJOMARU』 [第30回]松本人志監督・主演第2作『しんぼる』 閉塞状況の中で踊り続ける男の悲喜劇 [第29回]シビアな現実を商品化してしまう才女、西原理恵子の自叙伝『女の子ものがたり』 [第28回]"おねマス"のマッコイ斉藤プレゼンツ 不謹慎さが爆笑を呼ぶ『上島ジェーン』 [第27回]究極料理を超えた"極地料理"に舌鼓! 納涼&グルメ映画『南極料理人』 [第26回]ハチは"失われた少年時代"のアイコン  ハリウッド版『HACHI』に涙腺崩壊! [第25回]白熱! 女同士のゴツゴツエゴバトル 金子修介監督の歌曲劇『プライド』 [第24回]悪意と善意が反転する"仮想空間"細田守監督『サマーウォーズ』 [第23回]沖縄に"精霊が暮らす楽園"があった! 中江裕司監督『真夏の夜の夢』 [第22回]"最強のライブバンド"の底力発揮! ストーンズ『シャイン・ア・ライト』 [第21回]身長15mの"巨大娘"に抱かれたい! 3Dアニメ『モンスターvsエイリアン』 [第20回]ウディ・アレンのヨハンソンいじりが冴え渡る!『それでも恋するバルセロナ』 [第19回]ケイト姐さんが"DTハンター"に! オスカー受賞の官能作『愛を読むひと』 [第18回]1万枚の段ボールで建てた"夢の砦"男のロマンここにあり『築城せよ!』 [第17回]地獄から甦った男のセミドキュメント ミッキー・ローク『レスラー』 [第16回]人生がちょっぴり楽しくなる特効薬 三木聡"脱力"劇場『インスタント沼』 [第15回]"裁判員制度"が始まる今こそ注目 死刑執行を克明に再現した『休暇』 [第14回]生傷美少女の危険な足技に痺れたい! タイ発『チョコレート・ファイター』 [第13回]風俗嬢を狙う快楽殺人鬼の恐怖! 極限の韓流映画『チェイサー』 [第12回]お姫様のハートを盗んだ男の悲哀 紀里谷監督の歴史奇談『GOEMON』 [第11回]美人女優は"下ネタ"でこそ輝く! ファレリー兄弟『ライラにお手あげ』 [第10回]ジャッキー・チェンの"暗黒面"? 中国で上映禁止『新宿インシデント』 [第9回]胸の谷間に"桃源郷"を見た! 綾瀬はるか『おっぱいバレー』 [第8回]"都市伝説"は映画と結びつく 白石晃士監督『オカルト』『テケテケ』 [第7回]少女たちの壮絶サバイバル!楳図かずおワールド『赤んぼ少女』 [第6回]派遣の"叫び"がこだまする現代版蟹工船『遭難フリーター』 [第5回]三池崇史監督『ヤッターマン』で深田恭子が"倒錯美"の世界へ [第4回]フランス、中国、日本......世界各国のタブーを暴いた劇映画続々 [第3回]水野晴郎の遺作『ギララの逆襲』岡山弁で語った最後の台詞は...... [第2回]『チェンジリング』そしてイーストウッドは"映画の神様"となった [第1回]堤幸彦版『20世紀少年』に漂うフェイクならではの哀愁と美学

「今も色濃く残るジャニーズタブー」田原俊彦"ビッグ発言騒動"検証番組の欺瞞

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『30th Anniversary BEST』
(フォーミュラレコーディング)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  田原俊彦が、10月21日に爆笑問題が司会を務めるTBSの新番組『爆報!THE フライデー』に出演。「ビッグ発言の真相」について、VTRを挟みながら検証していた。  「ビッグ発言」騒動とは1994年、田原が自身の長女出産後の記者会見で発した「何事(結婚も出産も)も隠密にやりたかったけど、僕ぐらいビッグになってしまうとそうはいきません」などの"生意気な発言"が世間のひんしゅくを買い、テレビから干されてしまったというもの。これに対して、同番組ではビッグ発言を生んだ記者会見の未公開部分を放送しながら、問題発言はマスコミによって意図的に編集されたものであり、実際の会見では記者たちとの比較的和やかな会話の中で発言が生まれていたという点を強調。つまり、「田原が干されたのは、マスコミの陰謀だった」ということを訴えたのだ。  確かに、ワイドショーを始め、芸能マスコミが意図的に田原の言葉を編集していた事実はあったであろう(当事者であるTBSが、今さらこんな番組をつくること自体おかしな話だ)。しかし、田原が干された直接の原因がビッグ発言でないことは、その芸能マスコミが一番分かっているはず。その引き金は、田原がジャニーズ事務所から独立したことにあるのは間違いない。  93年、田原はジャニーズ事務所からの独立を画策。それを察知した事務所は、全国コンサートツアーを中止させている。それまではジャニーズに守られていたものの、独立問題を抱え、"ノーガード"になった田原に対して、マスコミの論調も厳しくなっていた。そして、94年の長女出産会見を迎えるのである。多少でも生意気な発言をすれば、一斉にバッシングに入る下地はできていたのだ。  独立後の田原には、エイベックス移籍もウワサされたが、当時のエイベックス関係者は「田原は欲しいけど、メリー喜多川(ジャニーズ事務所副社長)さんを怒らせたくない」と、暗にジャニーズサイドから圧力があったことを認めた。テレビ局ほか、各メディアも同様である。ジャニーズを独立した"腫れ物"である田原には触れたくない。例えビッグ発言がなくても、田原はジャニーズ事務所から独立したことで芸能界から干されていた。田原は番組で「僕はマスコミ嫌い」とか「僕らは打たれっぱなし」とマスコミ批判をしていたが、そもそも、その原因を作ったのは田原本人だ。  デビュー前、田原は新宿2丁目のウリ専バーで働いていたという情報がまことしやかに流れた。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏がホモというウワサがあったため、その情報には信ぴょう性があった。デビュー後の89年には、合宿所で撮られたとされる田原の全裸写真が流出したことで、さらに疑惑は膨らんだ。さらに、その反動だったのか、田原はファンの女性に手をつけまくった。その手口というのは、まさにビッグになった立場を利用してのものだった。  当時の田原には、フジテレビのディレクターや大手広告代理店の社員を女衒(ぜげん)扱いしていたという情報がつきまとっていた。番組の収録に遊びに来るファンで、気に入った女の子の目をつけては彼らに口説かせ、一夜を共にしていた。ディレクターも代理店マンもそれを断れば、仕事がもらえない。ブレークしていたころから、田原は思い上がっていたのだ。そんな田原に対して、ジャニーズの力を怖れない一部のメディアは実態を暴き続けてきた。田原は、それでマスコミ嫌いになったというのは想像に難くない。いわば自業自得だ。その後、ジャニーズに従順な御用マスコミも、田原がジャニーズに反旗を翻すや田原の傲慢さに食らいついた。  田原が芸能界から干されてしばらく経ったころ、筆者は青山にある焼肉屋で家族と食事をしていた。そこに、偶然、田原が奥さんと子どもを連れて入ってきた。店に入っても、田原はサングラスと目深にかぶった帽子を脱がなかった。筆者の長男が「まだ、ビッグだと思ってんのかね」と言ったことで爆笑したことを記憶している。  今になって、芸能界から干された原因をマスコミのせいにする田原は見苦しい。マスコミに叩かれても不祥事を起こしても、実力のあるタレントたちはしっかりと生き残っている。番組内では、田原のマスコミ批判に、爆笑問題やテリー伊藤も同調していたが、彼らがやっていることも天に唾しているようなものだ。芸能界から干された真相は、ジャニーズ事務所の影響だとはっきり伝えるべきだ。番組は、その点を深く追及しないのだから、今でも"ジャニーズタブー"があることが分かる。芸能界もテレビ局も、田原が独立したときと何も変わっていないのである。 (文=本多圭)
30th Anniversary BEST 再ブレークなるか? amazon_associate_logo.jpg
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ドラクエ好き女子ライターが教える、ドラゴンクエスト展のマニアな楽しみ方

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魔法使いの帽子と、ホイミスライムは筆者の私物。
ゆるいものならなんでも大好き♪ ロリ顔ライター・朝井麻由美が気になるスポットをご案内します。  『ドラゴンクエスト展』(以下、DQ展)が10月8日から期間限定で開催されている。筆者は、全シリーズはもちろん、『ドラゴンクエストモンスターズ』等までやり込んだほどDQ好き。今回は、マニアならではのDQ展の見どころを紹介したいと思う。  まずは、入口付近に設置された"ダーマの神殿"で、戦士・武闘家・僧侶・魔法使いの中から好きな職業を選択。幼いころから「メラ」を唱えてみたいと願ってやまない私は、迷わず魔法使いを選んだ。  "ダーマの神殿"を出ると、"旅立ちの町"に入る。ここには、1~9の歴代勇者たちがズラリ。"町"だけに、ちゃんとゲーム内に出てくるようなタルや扉が再現されている。
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このタルを割ればアイテムが出て......
こないので悪しからず。
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歴代勇者たちの間に扉があるが、残念ながら開かない。
民家のタンスを漁って"ちいさなメダル"を探したかったのに。ちぇ
 町を出ると、"勇者の大地"が広がっていた。ここでは、壁いっぱいに貼られたDQ1~9の名シーンのパネルを堪能できる。
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 会場内で流れる歴代のフィールド曲を聞きながら、苦労したあのシーンから名(迷)シーンまで眺めているだけであっという間に時間が経ってしまう。
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>ローラ姫を抱えて宿屋に泊ると聞ける名ゼリフ
「ゆうべはおたのしみでしたね」。
大きなお世話だ。
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あの「ぺぺぺぺぺ」のふっかつのじゅもんも。
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愛妻ネネのおべんとう、毎日売り飛ばしていたなぁ。
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持参したmyホイミンを並べてみた。
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私はチロル派でした。
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ここは"まさゆきの地図"でしょうか?
 これらのゲームシーンは、スタッフの方々がDQ展オープン直前まで徹夜でせっせとゲームを進めてキャプチャをとったのだとか。なんてイイ話なんだろう。 また、シーンのパネルが並ぶ壁には、各シリーズの説明書きも掲示されているのだが、『ドラゴンクエスト2』のキャッチ部分には、なぜか「いやー さがしましたよ」が使われていた。作品を代表するセリフが、サマルトリア王子の迷言とはこれいかに。
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 また、"勇者の大地"という名前よろしく、ところどころでモンスターに遭遇!
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ドラキーが あらわれた! メラ!
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おおきづちの こうげき! つうこんの いちげき!
 "勇者の大地"を抜けると、"竜王の城"へ辿り着いた。ここは、他の来場客と一緒に竜王を倒すアトラクションだ。このアトラクションをこなすと、最後にDQ展限定の勇者の証がもらえる。
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"ダーマの神殿"で魔法使いの職を選んだ私は、「ベギラマ!」と叫......ぶ
のは恥ずかしかったので、モジモジと「ベ、ベギラマ......(ぼそっ)」。
 ここまででも充分DQ尽くしだったが、本番はここから。"竜王の城"からさらに奥に進んだ"歴史の洞窟"は、この展示でしか見られないお宝資料が満載のブースなのだ。堀井雄二氏が、DQの構想段階でファイルに書き留めた設定や、地図のラフ画など、ゲーム作りの裏側が垣間見える資料が所狭しと並べられている。もちろん、複製品ではなくすべて本物の手書き資料だ。
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58冊に渡るDQ7の企画書・仕様書
のファイルが丸ごと全部置かれた
スペースも。
 ちなみに、堀井氏の設定資料の中で私が最も気になったのは、DQ5の主人公の草案だ。ざっくりとしたイメージ画の横に、書かれていた主人公のスペックが、"地味"、"いなか者風味"......。父を目の前で亡くし、石像にされ、妻はさらわれ、シリーズ一の運の悪さを誇るDQ5の主人公、どこまでかわいそうなんだ。  また、鳥山明氏のモンスター原画の展示に、
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 すぎやまこういち氏の作曲術コーナーまで。
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ここでは、すぎやま氏の直筆楽譜を発見!
 その他、DQ1~4をリアルタイムでプレーした世代が懐かしくなること間違いなしの、"畳ファミコン部屋"を再現したスペースも。部屋に置かれているのは昔の「週刊少年ジャンプ」(集英社)にファミコン攻略本と芸が細かい。
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クイズ:机の上のノートに書かれているのはなーんだ?
 さらに奥へ進むと、初代から最新作までのDQシリーズをプレーできるスペースや、ドラゴンクエストオフィシャルグッズなどの展示、そして、次回作『ドラゴンクエスト10』のキャラクター設定や世界観などの情報ブースも用意されている。
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DQ5をプレーしてみたら、ちょうどビアンカかフローラを選ばなければ
ならない結婚前夜から始まった! 来場客がちょっとずつプレーしていくので、
どこのシーンから始まるかはそのときのお楽しみ。
 そして、DQ展の最後を飾るのは、ミュージアムショップとカフェスペース。スペースの名前はそれぞれ"どうぐや"と"LUIDA'S BAR(ルイーダの酒場)"と、最後までDQらしさの演出に抜かりはない。
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ドラキーが なかまに なりたそうに こちらをみている!
 "どうぐや"で売っていたドラキーを1800G(1G=1円の設定)で仲間にし、"LUIDA'S BAR(ルイーダの酒場)"でスライム肉まんをほおばり、六本木を後にした。この記事で紹介した展示は、ほんの一部にすぎない。DQを愛する皆様は、ぜひとも細かいところまで展示をじっくり見尽くしてほしい。12月4日までの期間限定開催なので、急いで! ●あと30回は行きたい度 ★★★★★ ああ、もう、仕事なのにこんなに楽しくていいのだろうか......。DQオタクの筆者としては、あと30回くらい行ってもいいとすら思った。ちなみに、すべての展示を全力で楽しんだところ、かかった時間は2時間弱。混み合う休日だと、もっと長丁場になることが予想される。平日の夜は比較的空いていて、狙い目だとのことだ。 (取材・文・写真=朝井麻由美) ●誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展  公式HP <http://www.dq25ten.jp/> 2011年10月8日~12月4日まで、六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリーにて開催。11~22時(金・土・祝前日は23時)まで開館。最終入館は閉館30分前まで。入館料は一般1,800円、学生1,300円、子ども(4歳~中学生)800円。予約不要。
ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III あのころの気持ち、再び。 amazon_associate_logo.jpg
【散歩師・朝井がゆく!】バックナンバー 【vol.7】麺の気持ちになれるアトラクションまで!? 「カップヌードルミュージアム」が楽し過ぎる! 【vol.6】「舌の上でプチプチと......」知られざる珍味"蝉フルコース"にチャレンジ 【vol.5】お坊さんは隠れた名カウンセラー? お寺で人生相談 【vol.4】"ライター"のプライドを懸けて「売り込みナイト」にガチで挑戦! 【vol.3】なんとも言えない高揚感に体が火照る!? 話題のアニソンバーで熱唱! 【vol.2】ベタなトルコをお気軽エンジョイ! 「東京ジャーミイ&トルコ文化センター」 【vol.1】サブカルイベントゆえのゆるさ!? 『ART MAP in 阿佐ヶ谷』を歩いてみた