ネタにマジレスするなんてカッコ悪い……ネトウヨが大勝利宣言する松江市『はだしのゲン』閲覧制限問題の真相

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はだしのゲン-全10巻
 行政がまさかのネトウヨに敗北か……? 島根県松江市の教育委員会がマンガ『はだしのゲン』について、昨年12月から市内の全小中学校に対して、教師の許可なく閲覧できない閉架措置を要請し全校が応じていた事件が注目を集めている。  松江市教育委員会では、閉架措置を決めた契機として市民の一部から「間違った歴史認識を植え付ける」として撤去を求める陳情があったことを挙げている。昨年8月に行われたこの陳情は、12月に不採択になったものの、市教委は「旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり女性への性的な乱暴シーンが小中学生には過激」とし、その月の校長会で同作を閉架措置とし、できるだけ貸し出さないよう口頭で求めたとしている。  新聞などの報道ではいずれも「市民の一部」からの陳情がきっかけとなっているが、実は陳情は松江市民が行ったものではない。なんと、遠く離れた高知市在住の人物が行った者なのである。  陳情者は、中島康治を名乗り「中島康治と高知市から日本を考える会」なるブログを運営している人物。ブログ内の記事やリンク先を見るに、正統派のネトウヨ……いや「行動する保守」の人物だと思われる。  松江市の小中学校で閉架措置が行われていることが報じられて以降ブログでは「祝〓ニュース速報」のタイトルで <嘘出鱈目はだしのゲンが、松江市の全小中学校で、自由に閲覧できない「閉架」扱いになったようです。いや~陳情やらなんやらで地味に動き回ってよかったです。>  と記し、陳情書の画像などを公開している。  また、過去のエントリーを見ると、この中島氏は地元高知県でも『はだしのゲン』を学校図書館から撤去するように求める陳情を行うも否決されている。  つまり、松江市教育委員会では陳情が否決されているにもかかわらず「残虐性」を主たる理由として、閉架措置に踏み切ったのである。作品中に描かれた主義主張には、さまざまな意見があるのは確かだ。しかしながら、今回の件は「残虐性」を言い訳にして、特定のイデオロギーに寄った図書を排除しようとする行為いるのだから、トンデモないことである。これがスルーされたら、思想の左右によらず、排除の方便に「残虐性」が使われることになってしまいかねない。  「市民の意見」といいつつも、実態は、遠く離れた土地に住む別の自治体の市民の意見に屈した松江市教育委員会。 「松江市は伝統的に右派的な意識の強い土地です。ですので、こうした意見に応じてしまったのではないか」  と、ある図書館問題の研究者は語る。発端となった陳情者のブログへのアクセスも増えているようで、「市民って松江市民じゃないのか!」と批判が殺到するのは必然であろう。 ■描かれる主張は掲載誌の空気を読んだだけ?  さて、随所に見える「反日(ネトウヨ視点)」的な主張ゆえに、左翼による左翼のためのマンガのように批判される『はだしのゲン』。しかし、この作品が汐文社から単行本として刊行され、現在に伝わるまでには思想の左右を超えた運動があったことは、あまり知られていない。  当初『はだしのゲン』は「週刊少年ジャンプ」1973年25号から1974年39号まで連載(現在の単行本で4巻目まで)された。しかし、集英社は単行本化を躊躇し、原稿は中沢啓治に戻されていた。 「そこで、日本共産党の同調者でもあったマンガ評論家の石子順氏が、共産党系の出版社である汐文社に単行本化を働きかけました。ところが、当初は共産党の関係者は“マンガなんて……”とひどく抵抗したんです。そうこうしているうちに、単行本化の運動は広がっていき、共産党の一部、自民党の国会議員から日学同(日本学生同盟=民族派学生組織)までが参加するようになっていました」  と、当時の単行本化に至る経緯を知る関係者は語る。今では左派の側の伝統的な平和学習教材として使われる『はだしのゲン』だが、それが「たかがマンガ」と軽んじられていたとは驚きだ。  また、前述のように「反日」的なイデオロギーを描いているとされる『はだしのゲン』の単行本化に、保守派や右派までもが参加していた理由はなんなのか。 「単行本で4巻目までの部分で一旦完結していたからです。掲載誌が『週刊少年ジャンプ』だったこともあり、イデオロギー描写は少なく、ひたすら原爆投下後のグロテスクなシーンが描かれています。ですので、思想に関係なく原爆の悲惨さを伝えなくてはならないと一致できたんです」(前同)  現在は全10巻の単行本にまとまっている『はだしのゲン』だが、5巻以降は日本共産党系の論壇誌『文化評論』、日教組の機関紙『教育評論』で連載されたものだ。どうも、中沢啓治もプロのマンガ家ゆえに、掲載する媒体に併せて、そこの読者にウケるように描いたと、推測できる。 「なので『はだしのゲン』は4巻目までと、それ以降は別の作品と考えたほうがよいんですよ」(前同)  もしかして、我々は中沢センセの「ネタ」に踊らされているだけなのか? だとしたら、メディアリテラシーを身につけさせるためにも、ちゃんと小中学生に読ませたほうがよいよネ! (取材・文=昼間たかし)

みんなの党幹事長解任の江田憲司氏が維新に急接近か「電撃移籍、代表代行の座も……?」

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江田けんじNET
 8月7日、みんなの党の幹事長を電撃解任された江田憲司氏(57)が、かねてから親交のあった日本維新の会の関係者に急接近。政治記者の間では「維新に移籍して、代表代行になるかもしれない」という話も浮上している。  渡辺喜美代表とは、他党との連携をめぐって意見が対立。政党交付金の使途が不透明など、党首の運営までも批判してきた江田氏だが、解任直後の記者会見では「離党は考えていない」としていた。ただ一方では、党の運動方針に「政治理念、基本政策を一致させた上で、更なる政界再編を目指す」という内容があったことを指し「私はその方針に従って、これから行動していく」と、今後も態度は変えないことを強調している。 「政策一致しないと動かないとする渡辺代表に対し、江田さんは野党大団結に一直線。野党が連携しないと与党に対抗できないと考える維新の石原(慎太郎)代表と意見が一致して水面下でいろいろ進めていたんですが、それを認めてもらえないなら自分たちの一派が維新に入ればいいという選択肢があるんです」(同)  もともと江田氏は、水面下で動くフィクサーのタイプとして知られる。11年前に初当選したときから「目指せ! 政界再編」と叫んでいた。関係者によると、お盆の前後も石原代表ほか、民主党の野田佳彦元首相と連絡を取っていたとされる。 「ただ、その維新も橋下(徹)代表の過激な物言いが原因で、党内の団結が危うい状況。最悪、党の解散まで視野に入れている議員がいるほど。そこで建て直しを計るためにも、維新側から、江田氏の移籍で代表代行とする案が出たそうです」(同)  維新の関係者によると「江田氏の迎え入れ自体は石原・橋下、両代表とも反対はないようです。江田さんは民主党、共産党、社民党にも強いパイプがあって、水面下で着々と動くところは両代表にはないところ。東西の温度差を埋める調整役としても期待できる」とする。  ただ、一方では「ほかから来た人物が代表代行になれば、党内の亀裂はますます広がってゲームオーバーだ」と語る維新所属議員もいる。  いずれにせよ江田氏の離党は目前なのか、そのあたりを、みんなの党に聞いてみたが「そんな話は出ていません」と即座に否定。その返答がちょっと慌てたように聞こえたのは、記者の気のせいだろうか。 (文=鈴木雅久)

集団レイプ、カツアゲ1,000万円……いじめの解決は探偵に頼る時代!?

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『いじめと探偵』(幻冬舎)
 6月に国会で成立した「いじめ防止対策推進法案」。この秋にも施行される予定だが、早くも世間では「こんなことで本当にいじめがなくなるのか」と疑問の声が上がっている。実際、いじめを解決することはとても難しく、なんと、いじめの実態を裏付ける証拠集めを私立探偵に依頼するケースが急増しているというのだ。  先日発売された幻冬舎新書『いじめと探偵』(阿部泰尚)では、探偵歴12年の著者が、これまで手がけてきた“いじめ案件”を紹介。証拠の集め方から、学校・加害生徒の親との交渉法などを伝授しているのだが、その内容はすさまじいものだ。  そもそも、いじめ対策は学校の仕事。しかし、いじめに気付いた親が学校に相談しても、「証拠がないと何もできない」の一点張り。子どもがいじめを告白し、具体的な事実を突き出したとしても、「全体の4割の学校ではいじめ防止策を講じない」のが現状だ。ここまでくると、学校を動かすために必要になるのは決定的証拠。それを集めるために、プロに依頼せざるを得ない……というわけだ。  探偵の調査はまず、子どもの尾行からスタート。「暴力をふるうタイプのケース」では、1週間から10日をかけて現場を録画するそうだが、これでたいていは証拠が挙がるという。同時に、子どものパソコンや携帯電話のデータからも証拠を収集。こうした証拠を揃えると、子どもが親にいじめを告白しない場合でも、いじめの事実を認める。そして、子どもも協力者となって、腕時計型カメラなどを使って本人がいじめの現場を記録するという「当事者録音・当事者録画」を行うこともある。これが「最も強力ないじめの証拠」になるからだ。  だが、問題はそう単純ではない。いじめは日常的な暴力だけでなく、想像以上に悪質化しているのだ。その代表例が「カネとセックス」。大人であれば詐欺や恐喝、強要、強姦といった罪に問われるようなケースだ。  カネが絡むいじめというのは、いわゆるカツアゲ。著者が扱った事例の最大被害額は1,000万円で、高2の男子が3カ月で6~7名の同級生から巻き上げられたという。ターゲットになりやすいのは「おとなしくて気の弱い生徒」だというが、一方の加害生徒は「ほとんどがどこにでもいる普通の少年・少女」。カツアゲが発生する学校も偏差値レベルは決して低くなく、名門と呼ばれる進学校でも起こっている。  また、セックス絡みのいじめというのは、象徴的なのが「援助交際の強要」。「女子高生が同級生の女の子に援助交際を無理やりさせる」ケースである。加害者のバックにヤクザや男子の半グレ集団がついている場合もあるというが、それも全体の2割程度。ほとんどが、ごく普通の女子高生が“女衒”となり、小遣い稼ぎを行っているのだ。  援助交際を強要されていたケースでは、親がその異変に気付いたのは、娘のパソコンで「生理がこない」「性病」といった検索履歴を見つけたことだったという。当初は「変な男と付き合っているのでは?」と心配し、探偵に依頼してきたというわけだ。しかし、著者は援助交際の強要を疑い、男女ペアで彼女の尾行を開始。案の定、放課後に友人らしき女子生徒と2人で繁華街に向かうと、彼女は私服に着替え、友人の手引きで40代後半の男性と合流。ホテルに入り、ドアノブに手をかけたところで探偵は声をかけたという。  なぜ彼女は、友人からの援助交際の強要を断れなかったのか。このケースの場合は、加害生徒の家に泊まりにいった際に裸の写真を撮られ、“ウリをしないと写真を人に見せる”と脅されていたらしい。その写真を見たという探偵が「ただ単に寝ているところを裸にされて撮られただけのものだった」と書いているように、恥ずかしいポーズやセックスの最中を撮られたわけではない。それでも、彼女にとってはその写真をばらまかれるくらいなら、援助交際をしたほうがマシだった……ということなのだろう。その後は、探偵は加害生徒の尾行に切り替えコンタクトを取ると、加害生徒の親を含め話し合いに。“二度と援助交際を強要しません”と一筆書かせ、その一部始終を動画で記録するそうだ。  このような援助交際の強要事案では、加害生徒・被害生徒の親は共に「学校には内緒で」となり、双方で損害賠償額が合意されると終了となる。だが、子ども同士はそう簡単に決着をつけられるものでもない。気まずくなり、被害生徒は3人に1人の割合で転校するのだという。  援助交際の強要もハードだが、深刻なのは集団レイプなどの事案である。しかも衝撃的なのは、「小学生同士のレイプ事案に何度も遭遇した」と書いているように、小学校でもこうしたいじめが頻発している点。中には親からではなく被害に遭った生徒本人から相談が寄せられることもあるというから、周囲の大人がまったく気付かないまま、心に傷を抱えている子どもは数多いのだろう。  もちろん、このような深刻ないじめの事実を突きつけられた学校はパニックに陥り、「当事者任せで何もしない」。証拠を挙げるまでが探偵の仕事だが、ときには学校から「どうしたらいいかわからないから話したい」と呼び出されることも多く、4割の確率で「校長が泣き出す」そうだ。  1人の人間として子どもの話に耳を傾けるのか否か──その姿勢を問わない限り、政府がいじめ問題の委員会を設置しても、いじめを減らすことはできないと著者は言う。探偵に頼らなくては身近な子どもたちを守ることができないなんて、それではあまりに周囲の大人である教師や親はふがいないのではないだろうか。 (文=本田彩)

「女子生徒を性的対象として」“人脈”使ってデリヘル経営も……ハレンチ教師たちが悪行三昧

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イメージ画像(「足成」より)
 関西の女子高の元教師だった男が、卒業した元教え子の女子生徒たちを雇ってデリバリーヘルスを経営していることが教育関係者の間で話題になっている。 「男性は教師を辞めているし、雇われた女子も18歳以上で、法的にはなんの問題もないが、在職時の人脈をこういう方面に生かすことは問題なのではないか」  ある教育委員会の役員がその実態の一部をレポートにまとめたが、これに対してほかの役員たちの反応は鈍かったという。それもそうだろう、現在の教育現場は校外で起こっていることにかまっていられないほど、ハレンチ事件が頻発している。  香川では最近、県立高校の男性教諭が女子生徒を車で山中に連れ出し、胸を触るなどしたり、別の男性教諭によるカラオケボックスでの女子生徒へのキスなどが発覚。7月には大阪で、小学校校長が20代女性の尻を触る痴漢の現行犯で逮捕された。  教育現場を監視するNPO法人の理事によると「こうした問題が起こるたびに教員を処分はしていますが、それを延々と続けているだけで根本的な対策を何もしていないことが問題」という。 「実は我々が行った男性教員への匿名アンケートでは、約7割が“女子生徒を性的対象として見たことがある”と答えているんです。さらに、趣味でアダルトビデオ鑑賞をすると答えた教員の9割が、“女子高生モノを見たことがある”としています」(同)  そうした男性教員たちからは「女子生徒が短いスカートをはいたり、胸元をさらけ出したりしていることが原因」とする声もあり、理事は「そうした声を受けて、もっと現場に防止策を取る方法があるはず」という。 「在校時に手なずけた女子生徒たち十数人と風俗店を営んでいる元教師は、“もともと女子生徒と接触したくて教師になった”とブログに書いていたほど」(同)  教師と生徒が作ったデリヘルの実態は、全貌まで見えてきていないのだが「在校している後輩の女子生徒の中にも“卒業したら、そのデリヘルで働こうかな”という子がいて、“先輩がやっているから行きやすい”などと話している」という。  また、東京では複数の男性教師たちが匿名で、過去に脱がせたことのある女子生徒たちの画像を持ち寄り「ただで若い子で遊べるこの仕事はやめられない」などとブログに書いている。教育の場がまるでナンパスポットのようになっていることは、事件にさえならなければ今後も放置されたままだ。 (文=鈴木雅久)

“K-1武蔵の元セコンド”空手指導員が児童買春で逮捕 トラブル続く正道会館の闇

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新日本空手道連盟 正道会館 総本部
 地元では知られた空手の元指導者が、児童買春で逮捕された。  7月16日、宮崎県警少年課が児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで宮崎市大塚町、建築会社社長で元空手指導員の森宜教容疑者(34)を逮捕した。  森容疑者は昨年10月、宮崎市内のホテルで当時中学生の14歳と15歳の少女2人に、18歳未満と知りながら現金を渡してわいせつな行為をしたとされるが、調べに対し森容疑者は「18歳未満とは知らなかった」と否認しているという。  森容疑者は正道会館・宮崎支部所属の空手家で、少し前まで同支部のホームページにも指導員として紹介されており、そこでは「初段」の肩書となっていた。また、元K-1選手の武蔵との親交でも知られ、過去に武蔵の試合でセコンドに就いていたこともあった。  同支部の関係者によると「武蔵とはプライベートでも非常に親しく、運転手となって地元を案内したりもしていた。ただ、道場に来ていたのは1年ぐらい前までで、最近は姿を見なかった。宮崎市内の繁華街では、飲み歩く姿をよく見かけた」という。  森容疑者は指導員時代、少年少女の指導をしていたこともあり、10代の娘を通わせていた保護者は「食事の席ではよく下ネタを話していた印象がありましたが、まさか性犯罪をするとは……」と驚いている。 「もし森先生の主張している通り18歳以下だと知らなかった行為だとしても、14歳だったら明らかに若い外見ですよね。そういう子に金を払ってエッチするなんて、娘を持つ親としては考えられない話」(同)  森容疑者はもうひとつ、別のトラブルでその名前が挙がったこともある。約6年前、支部の元会員男性が大矢秀二支部長に貸した高級車のハマーを壊されたとして、修理代を払う払わないのトラブルになったことが一昨年、地元紙で報じられているのだが、男性側は「このときの車の運転手が森容疑者だった」と主張しているのだ。  大矢氏は男性側とのやりとりの中で「運転していたのは別の道場生」ということは認めつつも「故障するような運転はなかった」と破損自体を否定。しかし、男性側は「飲酒運転が目撃されていた」と話しており、仮にこの主張や今回の容疑がすべて事実ならトンデモない人物が指導をしていたことになる。  大矢支部長は記事内で「弁護士から何も話すなと言われている」と回答を避けているが、後にこの記事を名誉毀損だとして発行元を訴えており、その真偽はさておき騒動は拡大している。  空手といえば心身ともに鍛える場として、金や女のトラブルとは無縁なイメージだが、正道会館はこれらの件について「うちは道場が多いので各ブロックごとに管轄していますが、そのブロック長から何も報告がないので、コメントしようがない」と話している。 (文=鈴木雅久)

「もう球団とは無関係」元巨人監督・堀内恒夫氏の国政進出がナベツネに大反対されていた!?

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 8月9日、自民党の中村博彦議員の急逝に伴い、繰り上げ当選して参議院議員になった元巨人監督の堀内恒夫氏に対し、ナベツネこと読売新聞社の渡邉恒雄会長は、これに大反対したとの話が伝わっている。  同社の関係者によると「元ヤンキースの松井秀喜に監督を打診するプランでは、堀内さんにヘッドコーチを依頼するつもりだったそうです。2人は野球理論や肉体維持などの手法で非常に近い意見を持っていて、会長は堀内さんなら松井を補佐できると考えていた」という。  そんなナベツネの思惑を知ってか、堀内氏が繰り上げ当選を真っ先に報告したのもナベツネだったというが、「どうも“辞退してくれ”と言われた様子だった」と同関係者。  しかし、かつては「悪太郎」と呼ばれたほど頑固なところもある堀内氏は「必死に選挙を戦った結果。これは天命」と辞退を断ったという。 「会長は何も言わず電話を切ったそうですから、堀内さんも巨人と袂を分かったということでしょう。監督としてあまり良い結果を残せませんでしたが(04年3位、05年5位)、解説がうまく、同じ読売グループの日本テレビなんかは“この先、議員を辞めたら仕事をお願いしたいですし、使いにくくなったら困りますね”とボヤいていましたよ」(同)  ただ、堀内氏は急な当選に、秘書の人選に戸惑うなど、議員としての体制に苦慮しており、そこもナベツネの影響があると関係者は話す。 「参院会館の304号室には登院直後、王(貞治)さんや長嶋(茂雄)さんから花が届いていましたが、原監督とか現役選手からはお祝いの電話一本もなかったそうで、堀内さんが秘書としてアテにしていた元巨人職員の男性も、そんな状況を見て仕事を引き受けられなかったそうです。読売グループと関わっている人たちは距離を置く感じですね」(同)  それでも堀内氏の政治への意欲は強く「本人は存在感を放とうと、やる気マンマン」という話が政治記者たちから聞かれる。 「今後、和解するとすれば会長の意向を受けて国会で発言するとか、そういったことで恩返しするしかないですが、堀内さんはそういうことをするような人には見えないんですよね」(同)  このあたりを巨人軍の広報に取材すると「会長が堀内氏の議員転身に反対したという話は聞いていない」としたが、「議員になられてから、堀内氏は球団とは無関係です」と話の最後に付け加えており、やはりかつての縁は切れた様子。堀内氏は「スポーツを通じて福祉やイジメ問題に貢献したい」と抱負を語っているが、巨人軍が彼の活動に協力することはなさそう? (文=鈴木雅久)

前代未聞の演説会 みんなの党・山田太郎参議院議員がコミケ会場前で「二次元規制反対」を熱く訴える!

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炎天下、熱く語りかける山田議員。
 コミケ参加者に、国会議員が児童ポルノ法改定反対を訴える! 8月10・11日の2日間にわたり、コミックマーケット84開催中の東京ビッグサイト前で、山田太郎参議院議員(みんなの党)が児童ポルノ法改定への反対を呼びかける演説を行った。  5月に掲載した当サイトのインタビュー(記事参照)でも、児童ポルノ法改定によるマンガ・アニメなどオタク文化への悪影響を唱えた山田議員。3年ほど前にも国際展示場駅前で演説をしたことはあるというが、真夏のコミケ開催中の演説は初のこと。体感温度は40度を超える(推定)炎天下で、国会議員が自ら児童ポルノ法改定反対を唱えるというこれまでになかった光景が、参加者の心を打ったのは間違いない。  また、山田議員のTwitterなどを通じてのビラまきボランティアの呼びかけには、2日間で男女合わせて、延べ15人余りが参加した。また、演説を聴いた人の中から、その場でビラまきに参加する人の姿も見られた。  両日で用意されたビラは7,000枚余り。10日は東京湾花火大会、11日は雷雨に見舞われ予定時間前に切り上げたのだが、両日合わせて3時間余りで7,000枚ものビラが、ほとんどなくなった。これは、選挙期間中でもまずありえない数である。  山田議員は、2日間の活動終了後に「3カ月後の国会で、マンガやアニメを規制するこの改正案が本当に通ってしまう可能性が高いという現状を、一人でも多くの方に知っていただきたかった。衆参両院で与党が過半数を超える現状では、国会議員としてできることは限られている。今は少しでも多くの方が周りの人や議員に直接働きかけしていただき、世論を盛り上げていくことが、この問題に対する唯一で最も効果のある解決策です。2日間で多くの方に耳を傾けていただき、また、ボランティアの方にも協力いただき、本当に感謝です」と、感激のコメントを述べた。  今回も、多くの参加者を集めたコミックマーケットだが、まだまだ児童ポルノ法改定がもたらす「表現の自由」への危機感がオタクの間に浸透しているとは言い難い。今回の山田議員の活動が、秋からの国会で状況を変化させるきっかけになるのか? ともあれ、言論・表現の自由を守るべく、これからも児童ポルノ法改定問題を報じていくつもりだ。

「イメージ悪く、逆効果では?」菅直人元首相が息子に“地盤を継がせたい”発言も……

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 参院選で党の意向に反して無所属の大河原雅子氏を応援、3カ月の党員資格停止と党最高顧問の役職解任の処分を言い渡された菅直人元首相だが、周囲には「地盤を息子に継がせたい」と漏らしていたという。 「7月26日に党本部の常任幹事会で処分が言い渡されたとき、菅さんは“党はやめない”としながらも、親しい記者には“そろそろ潮時かな。源太郎が継いでくれたら”と、長男の名前を出したんですよ」(政治ジャーナリスト・小林俊之氏)  息子の菅源太郎氏は41歳、現在はシンクタンクの第一総合研究所に勤務しているが、かつて議員の秘書を経て岡山県で2度の衆院選に出馬して落選。かねてから世襲を批判していた菅元首相だが、このときは「政治家として優れた人間がたまたま息子だった」とコメントしていた。現在の勤務先も民主党関係者が代表を務める会社で、政治関連の活動を行っている。  小林氏によると「源太郎さんは父親と比べるとおとなしい性格で、中学生の頃に生徒会長になったところ、ほかの生徒たちから反発され、ショックで登校拒否に。しばらく引きこもり生活が続いたことがあったと聞きます。その後、高校進学もすぐに中退して大検を取ったり、あまり協調性があるようには見えない」という。 「ただ、父親と同じ道を進みたいという志だけは変わっていないようで、“いつか借りを返したい”と、選挙情勢も分析するシンクタンクに就職したんです。前2回は住んだこともない場所での落下傘候補だったので、次に出るとなれば父親の地盤を引き継ぐのではないかという話」(同)  一説によると、菅元首相が選対に「次の衆院選に息子が出た場合の当選確率をシミュレーションしてくれ」と調査を依頼したともいわれている。 「実際にきちんとした調査は行われていませんが、父親でさえ衆院選では小選挙区で敗退して比例復活したイメージの悪さがあるので、あからさまな源太郎さんへの引き継ぎは、かえってマイナス」(同)  ただ、菅元首相はそんな不利予測が耳に入らないのか、親しい後援者には「息子が頑張ってくれれば、私もそのうちまたお遍路の続きに出られますよ」と、のんきな笑顔を見せているという。 (文=鈴木雅久)

使い回しパスワードが危ない!「Yahoo!」「グリー」相次ぐ不正アクセスから身を守る方法

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「Thinkstock」より
 ウェブサービスのパスワードを個別に設定するのが面倒で、共通の文字列を使い回していないだろうか? ITに詳しくない人の多くは、同じメールアドレスとパスワードを使っていることが多く、パスワードを定期的に変更することもしない。たまに、友人に変更するようアドバイスしても、「誰も私なんか狙わない」「そんなに重要なデータを扱ってないから、大丈夫」という言葉が返ってくる。  だが、パスワードは簡単に漏えいする。2013年5月に「Yahoo! JAPAN」が不正アクセスされ、2200万件のIDが流出。そのうち、148万6000件はパスワードも一緒に漏えいした。しかも、パスワードを忘れたときに使う「秘密の質問」までセットになっているという、おまけ付き。実は、このような流出事件は頻繁に起きているのだ。  前述の筆者の友人のように、「Yahoo!はメールしか使っていないし、それさえほとんど使っていないので関係ない」とスルーする人がいるが、パスワードを使い回しているなら、それだけでは済まない。メールアドレスとパスワードのセットで、ほかのウェブサービスにログインされてしまうのだ。  通販のディノスは、同じく5月に中国と韓国のサーバーから不正アクセスを受けた。111万回のアクセスがあり、1万5000アカウントが不正ログインされている。この成功率はランダムアクセスではあり得ないので、他社から漏えいしたデータを元に行われていたことは確実。大量アクセスに気がついた担当者が該当IPからのアクセスを遮断したため、不正利用などの被害は起きていないが、タイミングが遅ければ被害が拡大していた可能性は高い。また、今月に入り、ソーシャルゲーム大手の「グリー」のサイトから最大でおよそ4万件、旅行予約サイト「じゃらんnet」から2万8000件の個人情報が流出したおそれがあることが発覚している。  ショッピングを悪用されるだけでなく、顧客情報ページに載っている住所や電話番号などが取得されたら危険度大。メールとパスワードのセットと、氏名と住所のセットがあれば、いろいろなことができるのだ。  メールサービスに不正ログインされたら、過去のメールのやりとりが筒抜けになる。ビジネスから交友関係まで丸裸だ。要職にいる人なら、社外秘の情報が見つかってしまうかもしれない。普通の会社員でも、脅迫のネタに使える内容があるかもしれない。それに氏名や住所までバレていたら、タダではすまない。海外旅行の予定をやりとりしていたら、その間は空き巣の格好のターゲットだし、ネットバンクも、いくつかのハードルはあるが、個人情報が揃っているならそこそこの確率で不正アクセスは可能。SNSをハックされて、交友関係をめちゃくちゃにされてしまう可能性もある。  パスワードを使い回している人は、いつか絶対に被害に遭う。銀行やメールといった重要サービスはもちろん、ろくに使わないサービスや怪しい新興のサービスこそ使い回しはNG。「abcdef01」を「abcdef10」にするといったちょっとの変更でもいいので、文字列を変えておきたい。パスワードをきちんと管理できるかどうかは、今後のネット社会でさらに重要になることは間違いない。 (文=柳谷智宣)

拘置所内ではマンガ三昧! “塀の中に落ちた金メダリスト”内柴正人被告の近況

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 女子代表監督のパワハラ、全日本柔道連盟理事のセクハラ、同連盟による日本スポーツ振興センター(JSC)からの指導者向け助成金の不正受給問題など不祥事続きの柔道界だが、おかげですっかりかすんでしまったのが、教え子の柔道部員に性的暴行をしたとして準強姦罪に問われ、今年2月に東京地裁で懲役5年の実刑判決を受けたアテネ・北京の金メダリストの内柴正人被告だ。 「昨年11月の公判では『くわえさせた』『フル勃起』などの“淫語”が法廷で飛び交い、連日メディアで大々的に取り上げられた。内柴被告は、初公判から一貫して無罪を主張。10月4日に控訴審初公判が行われるが、逆転無罪の可能性は限りなくゼロに近く、柔道界のほかの不祥事のほうがニュース性が高いため、メディアの関心も失われてしまった」(スポーツ紙デスク)  刑が確定していない内柴被告は現在、東京・小菅の東京拘置所に勾留されており、どんな生活を送っているのかが気になるところ。「週刊新潮」(新潮社)7月25日特大号で、最近まで同拘置所に服役し、死刑囚の食事の配膳や身の回りの世話をする衛生夫を務めてきた30代の男性が、内柴被告の様子を語っている。  男性によると、内柴被告が拘置所に入ってきたのは昨年夏。当初は「運動時間になると、房の中でストレッチや摺り足、投げ技などを懸命にやっていました」というから、無罪放免で社会復帰を果たし、柔道家としての再起を目指していたと思われる。  ところが、勾留が長くなるにつれ、運動をやめたため、見る影もないほど激太り。五輪に出場した際は66キロ級だったにもかかわらず、判決時の体重について94キロと報じたメディアもあった。  性犯罪による勾留のため、エロ本を入手することはできないようで、「普段はひたすらマンガに熱中」「弁護士などからマンガは大量に送られてきていて、『ONE PIECE』や『BLEACH』は全巻読破していました」と、マンガ三昧の日々を送っているようだ。 「罪を犯し、拘置所や刑務所の中で本を読みあさり、教養を高めたり、心を入れ替えて社会復帰する犯罪者は多いが、内柴被告は、もはやマンガを読むことにしか興味はないようだ。現役時代を支え、引退後は自ら整骨院を経営して内柴被告を支えた妻も、ついに三行半を突きつけて離婚。柔道界からも永久追放状態で、罪を償った後にまともな人生を歩むことができるかが非常に危惧されている」(柔道関係者)  人気マンガから、まともに生きて行くために必要なことを学んでいればいいのだが…。