ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の第9話では、数多くの思い出が描かれている。あるいは、思い出が人の人生を決定付ける、その様が描かれているといってもいいだろう。練(高良健吾)が働く運送会社の社長は、練にこう語りかける。 「ふるさとっていうのはさ、思い出のことなんじゃない? そう思えば帰る場所なんていくらでもあるし、これからもできるってこと」 かつて音(有村架純)が幼かったころ、彼女の母親(満島ひかり)は恋とは何かと問われ、「おうちもなくなって、お仕事もなくなって、どこも行くとこなくなった人の、帰る場所」と答えていた。だから、恋と思い出は似ている。人は大切な恋を忘れることはできないし、思い出から逃れて生きることもかなわない。それは私たちが生き続ける限り、胸の奥に隠れている。 そして第9話では、これまでの8話を見てきた視聴者の思い出も喚起される。たとえば、木穂子(高畑充希)は久しぶりに再会した練に「私も相変わらず楽しくやってるから」と言葉をかけ、音には「私は、もともとめんどくさい女だもん」と告げる。このセリフの中の「相変わらず」、そして「もともと」という言葉が、木穂子の5年前、そしてまた作品では描かれなかった5年という長さを物語っている。練や音だけでなく、木穂子もまた大切な思い出とともに今を生きているのだ。 晴太(坂口健太郎)が小夏(森川葵)を連れていった芝居で公演している劇団まつぼっくりは、かつて小夏がモデルに憧れていたころに路上でチラシを配っていた、あの劇団だ。運送会社の社長が練に餞別を渡し「こじの菓子折りは、来月分から引いとくからね」と冗談を言う場面を見れば、練に相談もせず給料から天引きして貯金をしていた昔を思い出すし、5年前にはウソばかりついていた先輩の佐引(高橋一生)は「俺がウソついたことあるか?」と練に言う。彼ら彼女らがこれまでに語った言葉や、その一挙手一投足全てが、私たち視聴者の思い出として同期している。 今回、自分の思い出と向き合うことになった、というか向き合わざるを得なくなったのが朝陽(西島隆弘)だ。かつて雑誌で働いていたころに取材で会った弁護士と再会し、朝陽はこう告げられる。 「間違ってもいい。失敗してもいい。ウソのない生き方をしましょう。君はいつもそう言っていた」 社長である父親の右腕となり、弱者を切り捨てる今の朝陽にとっては、聞きたくない言葉だろう。だがその言葉は、朝陽がいくら忘れたくても、言葉を聞いた者の思い出として残っている。そして、その言葉はいつか自分に帰ってくる。だが、朝陽は、自らの思い出と決別して生きることを決断する。今の仕事を続けると音に告げ、「これが今の僕が選んだ一番幸せな現実です。恋から始まらなくていい。ここで生きよう。一緒に生きよう」と語りかけるその言葉は、音が練に惹かれていることを朝陽が知っているから、あまりにも切なく響く。 この言葉が、どこまで音の胸に響いたのかはわからない。だが、少なくともこの言葉で、音は練ではなく、朝陽を選ぶことを決めたのだろう。朝陽の父親が「自分を一度捨てたことのある人間なんだろうな」と語ったように、北海道のころの音は自分を捨てていた。あきらめていた。一度どころではなく、何度も、何度も。だから音は、朝陽を見捨てることができない。音はきっとこのとき、練をただの思い出にしようと決めたのだ。 だがそもそも、思い出とはなんのためにあるのか? それは、少なくともこの作品の中では、人がウソをつかずに生きるためにある。誰もが迷い、戸惑い、傷つきながら生きていくうちに、本当の自分を見失う。うれしいときに悲しい顔をしたり、悲しいときにうれしい顔をすることはしばしばだ。そんなときのために、思い出はある。いつでも帰れる場所として。それは忘れようとしても忘れることのできないものだし、いつか必ず思い出されるものだ。 そして音は、かつての自分とよく似た少女(芳根京子)と出会う。自分のかばんを引ったくった泥棒を見つけても、警察へ行こうと考える前に、その引ったくりが腹をすかしていないかを気にするような、おっちょこちょいだ。東京ではひと駅ぐらいは歩けるのかと尋ねたその質問は、音が初めて練に出会ったときにしたのと同じ問いだ。その少女はかつての音そのままであり、音の思い出そのものでもある。だから少女を見つめる音のまなざしは、まるで音の母親が幼い音を見つめたのと同じように慈しみに満ちている。 あの幼かった子どもは、年月を経て、今は病院のベッドで眠っている。彼女が眠る前に書いていた手紙は、練に宛てたものなのか、朝陽に宛てたものなのか。それとも亡き母親へ宛てた手紙か、あるいはあの日の自分にしたためたものなのだろうか。それはきっと、次週の最終回で明らかになるのだろう。いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。それでもその恋は、まだ始まってもいない。 (文=相沢直) ●あいざわ・すなお 1980年生まれ。構成作家、ライター。活動歴は構成作家として『テレバイダー』(TOKYO MX)、『モンキーパーマ』(tvkほか)、「水道橋博士のメルマ旬報『みっつ数えろ』連載」など。プロデューサーとして『ホワイトボードTV』『バカリズム THE MOVIE』(TOKYO MX)など。 Twitterアカウントは@aizawaaa
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“爆死”確定? 伊藤英明主演の4月期フジ「火10」ドラマ『僕のヤバイ妻』に不安いっぱい
4月期にフジテレビ系で放送される連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(伊藤英明主演/火曜午後10時~)が、早くも「爆死確定?」とささやかれている。 脚本は、『サムライせんせい』(テレビ朝日系)、『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『すべてがFになる』(同)、『ストロベリーナイト』(同)、『dinner』(同)などを手掛けた、黒岩勉氏のオリジナル作品。 裕福な令嬢と恋愛結婚し、広告代理店を脱サラして、憧れのカフェ経営と、一見順風満帆な人生を送っているように見える主人公・望月幸平(伊藤)だが、実は本音を隠した妻・真理亜(木村佳乃)の気遣いと束縛に息苦しさを感じ、不倫相手と共に妻の殺害を企てていた。ところが、計画実行の日、幸平が家に帰ってみると、妻は何者かに誘拐されていた。犯人から莫大な身代金を要求された幸平は、追い詰められていく。そして、徐々に浮かび上がってきたのは、幸平のまったく知らない“妻の恐るべき素顔”だった……というストーリー。 伊藤の代表作は、映画やドラマになった『海猿』シリーズ(フジテレビ系)だが、典型的な“脇役”で光るタイプ。地上波の連続ドラマでの主演は、『ダブルス~二人の刑事』(テレビ朝日系)以来3年ぶりとなるが、正直、プライム帯での単独主演は荷が重い気がするが……。 ただでさえ、フジの「火10」枠は、昨年4月期の『戦う!書店ガール』(渡辺麻友&稲森いずみ主演)が平均4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死して以降、同7月期の『HEAT』(AKIRA主演)が平均4.1%と、さらなる大爆死。松坂桃李の主演で期待された同10月期の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』も平均9.2%と、2ケタ台に届かず。今期の『お義父さんと呼ばせて』(遠藤憲一&渡部篤郎主演)は平均6.8%と低迷。この枠は、すっかり「爆死枠」として定着しつつあり、4月期の『僕のヤバイ妻』も不安いっぱいなのだ。 救いは、主人公・幸平の愛人でカフェ店員・北里杏南役で相武紗季、警視庁捜査一課の新人刑事・矢吹豊役で浅香航大が出演すること。この2人のファンで、多少は“数字稼ぎ”ができそう。 そのほかの出演者は、眞島秀和、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之らだが、現在オンエア中の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)でも、“低視聴率男”ぶりを遺憾なく発揮している佐藤隆太もキャスティングされているのが気になるところ。 出演に当たって、主演の伊藤は「黒岩さんのヤバイくらい面白い台本で、ヤバイ夫を演じてみようと思いました。ヤバイ妻の木村さんとは、がっつり夫婦役は初めてですが、他のヤバイ共演者の皆さんとともにヤバイドラマをお届けし、ヤバイ視聴率を取りたいと思います」とのコメントを出しているが、それこそ、悪い意味で“ヤバイ視聴率”を出してしまったら、シャレにもならない。 (文=森田英雄)
“爆死”確定? 伊藤英明主演の4月期フジ「火10」ドラマ『僕のヤバイ妻』に不安いっぱい
4月期にフジテレビ系で放送される連続ドラマ『僕のヤバイ妻』(伊藤英明主演/火曜午後10時~)が、早くも「爆死確定?」とささやかれている。 脚本は、『サムライせんせい』(テレビ朝日系)、『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『すべてがFになる』(同)、『ストロベリーナイト』(同)、『dinner』(同)などを手掛けた、黒岩勉氏のオリジナル作品。 裕福な令嬢と恋愛結婚し、広告代理店を脱サラして、憧れのカフェ経営と、一見順風満帆な人生を送っているように見える主人公・望月幸平(伊藤)だが、実は本音を隠した妻・真理亜(木村佳乃)の気遣いと束縛に息苦しさを感じ、不倫相手と共に妻の殺害を企てていた。ところが、計画実行の日、幸平が家に帰ってみると、妻は何者かに誘拐されていた。犯人から莫大な身代金を要求された幸平は、追い詰められていく。そして、徐々に浮かび上がってきたのは、幸平のまったく知らない“妻の恐るべき素顔”だった……というストーリー。 伊藤の代表作は、映画やドラマになった『海猿』シリーズ(フジテレビ系)だが、典型的な“脇役”で光るタイプ。地上波の連続ドラマでの主演は、『ダブルス~二人の刑事』(テレビ朝日系)以来3年ぶりとなるが、正直、プライム帯での単独主演は荷が重い気がするが……。 ただでさえ、フジの「火10」枠は、昨年4月期の『戦う!書店ガール』(渡辺麻友&稲森いずみ主演)が平均4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死して以降、同7月期の『HEAT』(AKIRA主演)が平均4.1%と、さらなる大爆死。松坂桃李の主演で期待された同10月期の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』も平均9.2%と、2ケタ台に届かず。今期の『お義父さんと呼ばせて』(遠藤憲一&渡部篤郎主演)は平均6.8%と低迷。この枠は、すっかり「爆死枠」として定着しつつあり、4月期の『僕のヤバイ妻』も不安いっぱいなのだ。 救いは、主人公・幸平の愛人でカフェ店員・北里杏南役で相武紗季、警視庁捜査一課の新人刑事・矢吹豊役で浅香航大が出演すること。この2人のファンで、多少は“数字稼ぎ”ができそう。 そのほかの出演者は、眞島秀和、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之らだが、現在オンエア中の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)でも、“低視聴率男”ぶりを遺憾なく発揮している佐藤隆太もキャスティングされているのが気になるところ。 出演に当たって、主演の伊藤は「黒岩さんのヤバイくらい面白い台本で、ヤバイ夫を演じてみようと思いました。ヤバイ妻の木村さんとは、がっつり夫婦役は初めてですが、他のヤバイ共演者の皆さんとともにヤバイドラマをお届けし、ヤバイ視聴率を取りたいと思います」とのコメントを出しているが、それこそ、悪い意味で“ヤバイ視聴率”を出してしまったら、シャレにもならない。 (文=森田英雄)
スポンサー集まらず、打ち切り前提!? 石坂浩二のBS新『鑑定団』に、早くも暗雲が……
22年間務めた『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)を“クビ”になった俳優の石坂浩二が12日、都内で新番組『開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン』(BSジャパン)の会見に登壇した。 29日の放送を持って地上波の『鑑定団』を卒業する石坂は「惜別感なんてものは、まったくありません」とチクリ。同番組では番組プロデューサーX氏との確執から発言がカットされる異常事態となっていたが、新番組は「討論する内容で、どちらかというと独演会になっているかも」と笑顔で語った。 犬猿の仲と伝えられるX氏は新番組を担当しておらず、この日、初回収録を終えた石坂は「僕自身すごく楽しめた。興味があるものばかりで、乗り気でやったので、収録も長くなっちゃったかなっていう気もしますが、楽しんでいる雰囲気が出たら」と上機嫌だった。 とはいえ、火種はまだくすぶっている。同局関係者の証言。 「騒動では、石坂さんの所属する尾木プロの“仕掛け”で、石坂さんが被害者、テレ東が加害者という構図になったが、これに不満を持っているテレ東局員は多いですね。石坂さんがなぜ嫌われたか? ひと言で言えば、面倒くさいからです。理屈っぽいんですよね。新番組は騒動を鎮静化させるための応急処置で、年内の打ち切り前提という話もあります」 事実、新番組はスポンサー集めに苦慮しているという情報もある。代理店関係者は「地上波の『鑑定団』のスポンサーに営業をかけたが、『BSはやらない』という返事も多かったようだ。騒動で“いわくつきの番組”となってしまったことも大きい。のん気にしているのは石坂さんくらいのものですよ」と話す。 やりたいようにやれて上機嫌の石坂だが、それも束の間のことかもしれない!?
キムタクがしゃべると暗い表情の他メンバー……『明日へコンサート』で露見したSMAP確執の“深さ”
12日、『震災から5年 明日へコンサート』(NHK)が放送された。東日本大震災から5年の節目ということで、豪華アーティストが共演。この番組の中心となったのは、アイドルグループ・SMAPだった。
日本中を騒がせた「SMAP解散騒動」の“公開謝罪”以降初の生放送出演とあって、視聴者の注目度もかなり高かった同番組。しかしやはり、番組開始早々「解散騒動」の余波を感じさせる場面があった。
番組のオープニング、観客席の後から、人気曲「オリジナル スマイル」(ビクターエンタテインメント)を歌いながら登場したSMAP。登場シーンはみんな笑顔でノリノリだったのだが、ステージに上がり、同曲を歌い終えた後にそれは起こった。
歌唱後、最初に口を開いたのは木村拓哉だったのだが、その瞬間、明るかったはずの他メンバーの表情が一気に固いものに……。元マネジャーとメンバーが画策した独立計画を頓挫させた「裏切り者」といわれる木村への、メンバーへの気持ちが表れたように思えた。
さらに、NHKの有働由美子アナと総合MCを務めた中居正広に関しては「いつもよりさらに落ち着きがない」「髪が不自然に明るい」など、やはり通常の状態ではないような印象を抱かれたようだ。
「メンバーの姿からは、どうしても“空元気”という印象を抱く人が多かったようです。あれだけの大きな騒動があって、メンバー全員が集まる番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でも木村と他メンバーの不仲を感じさせるシーンがあったりと、視聴者がSMAPの“裏側”を感じながら視聴せざるを得なくなった弊害といえるかもしれません」(芸能記者)
メンバー間の確執は現在も大きなものとのことで、『スマスマ』撮影の際に一般観覧者を入れないようにして、テレビ誌の記者も締め出されている状況が報じられてもいる。中居と香取慎吾は、完全に木村を避けているという話も……。
もともと「木村が独立の言いだしっぺ」というウワサもある解散騒動だけに、できてしまった溝はあまりに深いのだろう。ネット上には「契約のある9月まで我慢して解散」という声も多い。さすがに今のままでは、素直にSMAPを楽しむことなど、できるわけもないのだが……。
まるで別人! 脇坂英理子容疑者、最近の奇行ぶり「ブチ切れた直後、急にニヤニヤ……」
悪質な手口よりも、その容姿に驚きの声が上がっている。女医タレントの脇坂英理子容疑者(37)が9日、診療報酬の不正請求による詐欺容疑で警視庁に逮捕された。 警視庁によると、同容疑者は2012年11月から14年9月まで、会社役員・早川和男被告(詐欺罪で公判中)らと共謀し、経営するクリニックの患者の治療回数を水増しした虚偽の診療報酬明細書を、都内などの8自治体に提出するなどし、診療報酬約155万円をだまし取った疑いが持たれている。 およそ2年間で不正請求した総額は6,900万円。一連の診療報酬詐欺事件で警視庁組織犯罪対策4課は昨年11月以降、住吉会系組長の三戸慶太郎被告や歯科医師の重松武被告ら20人超を逮捕している。 脇坂容疑者は取り調べに「犯罪者と私は関係ない」と容疑を否認。だが、捜査関係者は「先に逮捕・起訴された歯科医師の重松被告が『(詐欺の)指示役の人物を脇坂容疑者に紹介した』と供述するなど、完オチしている。立件に支障はない」と話す。 そんな中、ネット上で話題になっているのが、脇坂容疑者の逮捕時の容姿だ。「年収は5,000万円」「ホストクラブで、ひと晩900万円使った」と豪語しテレビで話題となった際は、ギャルメークに推定Fカップの胸の谷間を強調した衣装で「セクシー美人女医」という扱いだった。 それが9日午前、東京・世田谷区の自宅で逮捕された時は、髪はボサボサ、顔はノーメーク。右の頬には大きなシミがあり、以前テレビ番組で見せていた姿とは、まるで別人だった。 美容クリニックが本業なのに、この調子では「まず自分をメンテナンスすべき」「女のメークは怖い」とネット上で指摘されるのも当然。週刊誌記者は「ここ半年、彼女は心身ともにボロボロのようでした。経営していた目黒のクリニックには昨春に当局のガサが入り、彼女は逮捕におびえる毎日。金欠のため、食事はファストフードやコンビニ弁当がほとんどで、たまに知人らと食事に出掛けても、支払いは知人まかせでした。彼女は食事よりも、ひたすら飲んでいましたね」と明かす。 逮捕時、脇坂容疑者は時折笑みを浮かべていた。 「最近はテンションもおかしかった。直撃取材したマスコミにブチ切れて絶叫したかと思えば、急にニヤニヤして『で、なんなのよ~?』と話し掛けることもあった」(同) まさに“金は人を狂わせる”ということか……。脇坂容疑者が経営していた、Ricoクリニック
「ゲス」から「逆ギレ王」に変身!? 川谷絵音の的外れぶっちゃけに「日本一小さい男」の声
タレントのベッキーとの不倫騒動で一躍時の人となったロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音が、最近になって騒動について語ることが多くなった。これまではまったくといっていいほど口を開かなかっただけに、世間では驚きの声が上がっている。 ベッキー騒動によって川谷とバンドの知名度が一気に上がったのは事実であり、事務所としても騒動を“風化”させず「稼げる時に稼ぐ」という作戦のもと、川谷が騒動について語っているという推測もある。実際、川谷の発言はなかなか挑発的だ。 不倫報道を最初に報じた「週刊文春」(文藝春秋)の電話取材には「ネットで謝れという人に謝る理由はない」、取材の前に行われたライブでは、ファンに向かって「好きで黙っていたんじゃない!」と不満をぶちまけたという話。そうした報道のたびにネットは炎上した。さらに13日、ネットを逆なでするような発言をしたのだからもう開き直っているのだろう。 13日はバンドの全国ツアー初日。川谷はMCで「ほんと、申し訳ないんですけど」と謝罪めいた言葉を述べた上で、「テレビとか見てたら曲使うなよって思うことが皆さんもあると思いますけど」と、自身の歌が不倫に関する報道で使われることにいら立っているという意志を示した。 ネットは、当然のごとく川谷の発言を取り上げた。「そら使うだろ」「テレビとの契約上、使っちゃいけないなんて話にはならんだろ」「自己愛の塊」などと辛らつな意見が大半を占めた。 「川谷のライブに関しては、ブルーシートで完全シャットアウトの中での会場入りが話題となり、『とくダネ!』(フジテレビ系)の小倉智昭キャスターが『堂々と出てきて話せばいいじゃない』と苦言を呈しました。坂上忍も『会見を開け』『自分だけブルーシートに守られて、何様なんだ』と不快感を露にするなど、芸能界からも厳しい言葉を投げかけられています。本人としては注目を集めたいというか自意識過剰な素顔がのぞきますが、その姿をさらせばさらすほどに味方が減っていく状況ですね。まあ、男らしくはないというのが総意でしょう」(芸能記者) 一部では「ベッキーが心配」と語りながら、ベッキー側が被った4~5億円ともいわれている損害金の半分を川谷側が持つべきという報道に対し、「なんでそうなるんだよ!」と逆ギレしたという話まである。とにもかくにも「日本一小さい男」とも一部で称される川谷。芸能生命も、そう長くないのかもしれない。「私以外私じゃないの(初回限定ゲスなレジャー盤)」(ワーナーミュージック・ジャパン)
高額慰謝料で悠々自適のキャンパスライフ 阪神・西岡の元妻・徳澤直子が再婚発表で……
プロ野球・阪神タイガースの西岡剛内野手の元妻でモデルの徳澤直子が、3月10日、自身のブログで同9日に入籍したことを発表した。 同ブログによると、お相手は1歳年上の一般男性で、現在通っている大学に入学した縁で知り合ったという。再婚に踏み切った理由として、「彼を父親のような存在として慕う娘の姿を見ていると、いつの間にか不安はなくなり、家族になりたいと思うようになりました」と記している。 徳澤は2001年、「ミスセブンティーン」に選ばれ、「セブンティーン」(集英社)でモデルデビュー。同誌を卒業後、04年から「CanCam」(小学館)の専属モデルとなり、同世代の女性から絶大な支持を得た。 10年7月、千葉ロッテ・マリーンズ(当時)の西岡と結婚。同年12月、西岡がMLBのミネソタ・ツインズと3年契約を結び、渡米することになったため、同年限りでモデル業を休業。ところが、翌11年3月、徳澤が妊娠中で日本に残っていた際、西岡が元グラビアアイドル・松井沙也香を米国に呼び寄せて密会を重ねていると、一部週刊誌で報じられた。 徳澤は同年8月、第1子となる女児を出産したが、ほどなくして別居状態に陥り、12年2月には離婚協議中であることが明らかになった。西岡はツインズで出場機会が得られないため、同年オフに自らの意思で契約解除を申し出、自由契約となり、阪神と契約を交わした。 13年4月、徳澤は医療系の大学に入学したが、離婚協議は難航を極めた。成立したのは、14年12月であるから、実に3年近い月日を要した。 「最大の離婚協議の争点となったのは、徳澤が要求した高額な慰謝料。その額は一説には5億円とも言われました。14年の西岡の推定年俸は2億円(出来高は含まず)ですから、年収の約2.5倍という途方もない要求でした。協議はモメにモメましたが、『妻の妊娠中の浮気』を突っつかれた西岡が最終的には折れて落着しました。慰謝料は非公表ですが、徳澤はまんまと高額な慰謝料をせしめることに成功したわけです。徳澤には『慰謝料高すぎ!』との世の批判もあったようですが、離婚のきっかけが西岡の浮気だっただけに、同情する向きもありました」(芸能ライター) 12年夏、「美人百花」(角川春樹事務所)でモデル復帰した徳澤だが、大学に入ってからはほとんど仕事はしておらず、学業と育児に専念していた。それもこれも、西岡から高額な慰謝料が取れたからであり、まさに悠々自適のキャンパスライフを送っていたのだ。 ただ、新たに徳澤を養ってくれる男性が出現したとなると、周囲の目も変わってくる。西岡は14、15年と故障がちで満足な成績を残せず、今季の年俸は1億800万円(推定)まで下がってしまった。こうなってしまうと、西岡も少し不憫かもしれない。 (文=森田英雄)徳澤直子オフィシャルブログ「なおこの日記」より
桑田佳祐は“予言者”だった!? 巨人「野球賭博」を暗示するかのような歌詞に称賛の嵐!
沈静化を見せないプロ野球・読売巨人軍の「野球賭博騒動」。まだまだ賭博の当事者が出てくるという情報や、阪神タイガースの選手も試合前にゲン担ぎの「金銭授受」を行っていたことも明らかになるなど、巨人以外でもキナ臭い情報が出続けている状況である。 そんな中、この巨人の「凋落」を“予言”していた歌手がいたと、ネット上で話題になっている。ロックバンド・サザンオールスターズの桑田佳祐である。今もなお多くの楽曲を残し、日本の音楽シーンに多大な影響を与え続ける「レジェンド」だが、彼は何を“予言”したというのか。 サザンオールスターズが2013年にリリースしたシングル「ピースとハイライト」(タイシタレーベル)に、その“予言”の答えがあった。このシングルの収録曲である「栄光の男」の歌詞こそが、まさに今の巨人を象徴しているというのだ。 「栄光の男」は、桑田が学生時代にミスタープロ野球・長嶋茂雄の引退式を喫茶店で見た時の気持ちなどが反映されているそうで、長嶋茂雄が国民栄誉賞を受賞した際に作ったということだ。長嶋へのリスペクトを歌ったものだったのだろうが、くしくも巨人の落日を象徴する歌にもなってしまったようである。ネットでクローズアップされたのは、「栄光の男」の前半に登場するこの歌詞だ。 「永遠に不滅と 彼は叫んだけど 信じたものはみな メッキが剥がれてく」 この歌詞に関し、ネット上では「これは名歌手桑田」「なお永久に不潔になった模様」「メッキじゃなくて下地も汚かったようだけどな」など、桑田の歌詞に便乗したコメントなどを含め、称賛の声であふれた。多くのリスペクトを集める歌手の言葉だけに、妙に重みが感じられる。 もともと桑田は巨人ファンだそうで、近年の巨人に対し時折批判を述べているという話も。そんな中でも「巨人愛」を忘れず、長嶋を称える歌を出したはずだったのだが、悪い意味で今の巨人の状況を浮き彫りにしてしまった形だ。 桑田としても残念な形でクローズアップされてしまった「栄光の男」。桑田と同じ思いを持つ中年男性は非常に多いはず。信頼を裏切った巨人の責任はやはり重いのだ。「Yin Yang/涙をぶっとばせ!!/おいしい秘密(通常盤)」(ビクターエンタテインメント)
愛知県で坂上忍の「ザ・黒歴史」発見! 謎の広告ビデオが物語る、元天才子役の迷走期
■坂上忍の代表作ってなんだよ!? フジテレビお昼のバラエティ番組『バイキング』の司会を務めるなど、テレビで見ない日はない状態となっている坂上忍。 毒舌・潔癖キャラでブレークして以降、バラエティ番組への出演が増え、すっかり司会者、コメンテーターという役回りが定着した坂上だが、本業は一応役者さんだ。……でも、役者としての代表作って何? 「天才子役」ということで子ども時代にはメチャクチャ活躍していたらしいけど、大人になってからは……ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』(日本テレビ系)で変な鬼の役をやっていたのくらいしか記憶にないよ!? 妙に大物俳優感を出しているけど、実体がよくわからない坂上。そんな彼のザ・黒歴史的な主演作を発見したので紹介しよう。 それが、オリジナルビデオ作品『天界戦士ファンタジー伝説<レムリアの陰謀>』! 有名俳優がくすぶっている時期にB級映画やVシネマで変な役をやっていたなんて話はよくあるけど、このビデオはVシネですらない。……というか、おそらく流通にすら乗っていないシロモノだ。だって、バーコードがついてないんだもん。 じゃ、コレはなんなのかというと、愛知県蒲郡市で変なテーマパークやお土産屋、レストランを運営していた「(株)蒲郡フラワーパーク」(倒産)という会社が企画し、地元企業やホテル、観光協会などが協賛して作られたオリジナルドラマ+観光地紹介といった感じの謎ビデオなのだ。おそらく、制作に関わったお店や観光協会のみで売られていたのだろう。 パッケージにもエンドロールにも制作年度が書かれていないが、消費税がまだ3%であること、出演者の活動期間、ビデオの終わりに収録されているCMに森高千里の「気分爽快」が使われていることなどから推測するに、1994年頃に作られたビデオだと思われる。 坂上が天才子役と呼ばれていた時期はとっくに過ぎ去って、中途半端に大人になってしまい、迷走していた時期だ。 ■メチャクチャなストーリーとステマで理解不可能! 坂上のキャリア以上に、ビデオの内容も迷走しまくっている。 周りの友達にいじめられている車椅子の少女・雪(そそぐ)からのヘルプミー電波を受信した天界に住む暴れん坊・タケル(坂上)が、人間界にやってきて雪を救うというストーリーなのだが、まず根本的な問題として、主演であるはずの坂上が途中で出てこなくなっちゃうのだ。 ギャラの折り合いがつかなかったのか、スケジュールが押さえられなかったのか……。 雪を助けにきたはずのタケルが、開始15分くらいでキチガイおじさん風の敵キャラ・魔神土蜘蛛の攻撃を受けて寝込んでしまう。しかも、呪いを解かないと、あと7日で死んじゃうという状態に! その後は、助けられるはずの車椅子女子・雪が、兄&その彼女と一緒にタケルを助けるという話にすり替わっていく。パッケージからしてツッコミどころ満載だが、注目すべきは協賛・協力企業の多さ!
車椅子生活をしていた少女が、なんの前触れもなくいきなり立ち上がっちゃうわ、敵と激しいバトルアクションを繰り広げるわ……「クララが立った!」の10倍は衝撃的な展開だ。そもそも、タケルが来る必要なかったんじゃないの? タケルの呪いを解くため、なんだかんだで魔神土蜘蛛の居場所を突き止めた雪たちだったが、兄の彼女は土蜘蛛に腹を食い破られちゃって、それを見ていた兄は失神。そして雪も、せっかく立てるようになった足を食われちゃうという……エグすぎるクライマックス! しかし、ラスト3分で唐突にタケルが復活、敵を倒してめでたしめでたし。……とまあ、こんなストーリーなのだ。坂上が、このメガネっ娘を助けにきたはずが……
兄は失神、その彼女は腹を食いい破られ、雪は足を食われ……という阿鼻叫喚のクライマックスをパッケージに載せちゃってるのもスゴイ
こう書いちゃうと(メチャクチャだけど)単純な話っぽいのだが、実際にビデオを見ていると全然ストーリーが理解できないのもまたスゴイ。 ……というのも、このビデオはただのオリジナルドラマではなく、いろんなスポンサー企業の思惑が渦巻くプロモーションビデオでもあるからだ。 たとえば、天界から人間界に降りてきたタケルが、まず向かうのが、なぜか「ウォッチマン」(当時、愛知県を中心にチェーン展開していた時計屋)。 もちろん、こんなのストーリー的にはまったく必要のないシーンなので、店内をひととおり見回して「人間界にも面白いところがあるじゃないか……」と言うだけ。 そんな感じの、今でいうステマ的なシーンがやたらと多い。 企画をした「(株)蒲郡フラワーパーク」が運営しているテーマパークやお土産屋、レストランにも当然意味なく訪れるし、観光協会が推してきたと思われるホテルや観光地もキッチリ訪問&紹介。 さらに、各スポットで、そこの社長さんや社員さんがチョイ役で登場するという(スポンサーへの)サービスっぷり。 そのたびに本筋のストーリーが中断されてしまうため、話の展開を覚えていられないのだ。 ■社長の愛人を出演させてないか? プロットだけ見れば単純なはずの本筋に、余計な要素をガンガン詰め込んでしまっているのも、話が理解できない要因のひとつ。 坂上演じる主人公がタケルで、アマテラスやスサノオも出てくるということで、『日本書紀』をモチーフにしているのかなと思いきや、敵たちが住んでいるのはレムリア(海に沈んだとされる伝説上の大陸)だし、そいつらが狙っているのはラ・ムー(ムー大陸)。さらに、古代シュメール文明のペトログリフの謎うんぬんまで絡んできて……。 いろんな神話が出てくるくせに、そのほとんどがストーリー上なくてもいい要素。ただ単に「レムリア」とか「ラ・ムー」とか言いたかっただけでしょ!? 明らかに必要ないのに、やたらと登場人物が多いのもややこしい。 主演の坂上とその付き人である武井情(武井壮の兄)、あと何人か以外は、おそらく完全な素人! 高校演劇部でも、もうちょっと演技できるだろうという、信じられないような大根役者が次々と登場するのだ。ご丁寧に「クライマックス」と書かれているのもさることながら、このスチル写真、日付入っちゃってない?
各スポンサー企業の社長あたりが「飲み屋のねーちゃんに『ドラマ出してやる』って言っちゃったから、役を作ってやってくれよ~」みたいな感じでムリヤリねじ込んできたんじゃ……と勘ぐりたくなるレベル! そんな素人役者の滑舌が悪すぎて、ますます話が見えなくなってくるのだ。 ボクもストーリーを理解するまでに3回も見直したもん。メチャクチャ苦痛だった……! このほかにも、剣でバトルしているはずなのに、コツンコツンと木がぶつかり合う音がバッチリ入っていたり、90年代の洋楽PVかと思うような変すぎるCGが多用されていたり、伝説の魔除けの呪符に書かれている文字がヘタすぎたりと、90分間ツッコミどころが満載で頭がクラクラしてくる。 Amazonでもヤフオクでも売られていないけど、倒産した「(株)蒲郡フラワーパーク」から引き継いで運営されている「竹島ファンタジー館」というところで投げ売りされているので、ぜひそこまで行って購入&見てもらいたいビデオだ。 ■監督は詐欺師でした 最近、ネットでは「ネイティブアド」とかいって「広告なのにこんな変なことやっちゃいました~」的な記事や動画がはやっているようだけど、そんなもん、この『天界戦士ファンタジー伝説』の足下にも及ばないよ! 観光協会や地元企業など、地域を挙げての広告ビデオなのに、ここまでクレイジーなものを作っちゃってるんだもん。しかも90分も。 異常な映像とはいえ、なんだかんだでCGやセット、衣装など、かなりの費用がかかっていると思われ、バブルの残り香を感じさせてくれる。 ちなみに、こんなモンを作ったスタッフはどんな人なのかと、エンドロールで流れてくる人名をひとりひとりググッてみたところ、ほとんどのスタッフは消息不明だったものの、唯一、監督の小佐内直哉さんだけ情報を発見できた。 ……なんと、2003年に起こしたWeb技術関連の特許詐欺で、一部Web界隈で有名な人らしいよ(「NAOシフト詐欺」でググろう!)。 坂上忍にとってホントに忘れたい……もしかしたらリアルに忘れちゃってるかもしれない黒歴史でした。 (文=北村ヂン)この青い人が武井情っぽいけど、確証持てず












