フジテレビの亀山千広社長いわく「FOD(フジテレビオンデマンド、動画配信)では圧倒的に、ある層には支持を得ている」らしい今期月9『突然ですが、明日結婚します』は第6話。視聴率はもう、あちこちでさんざんいわれている通り5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ドン底を見ました。 ちなみに亀山社長、月9史上最低視聴率を記録した前期の『カインとアベル』では「タイムシフト視聴率(録画視聴率)が高い」ことを強調していましたが、今期はそのタイムシフト視聴率も、ドラマ部門で『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)、『カルテット』(同)、『下剋上受験』(同)、『嘘の戦争』(フジテレビ系)に次いで6位あたりをウロウロ。フジテレビ系列の番組しかない「FOD」で「圧倒的に、ある層に」支持されていることくらいしか、言うことがなくなっちゃったんでしょう。それって「わが局はコレもひどいけど、他はもっとひどい」と言っているだけじゃないの。どうすんのこれ。 さて、「結婚したい女」である高梨あすか(西内まりや)と「結婚したくない男」の“ナナリュー”こと名波竜(flumpool・山村隆太)は、同棲を始めることにしました。といっても、あすかは実家暮らしですし、ナナリューは学生時代の親友であすかの先輩でもある小野さん(森田甘路)のマンションに居候しているので、新しく部屋を借りなければいけません。ということは、制作側はもうひとつ撮影用の物件を用意しなければならないということです。 そんなのは予算がもったいないので、すでに小野さんの部屋として押さえている物件に、2人を住まわすことにしました。小野さんは、ドラマの公式HPで「恋愛も結婚もしたくない女」と紹介されている莉央さん(中村アン)と強引にくっつけられて、部屋から追い出されることに。 かくして、主人公カップルが家賃150万円の最上階高級メゾネットで同棲生活を始めるという、いかにも画面重視のシチュエーションができあがりました。 結局、このドラマの目指してるところが、そこなんです。というより、序盤でお互いの「好き」が「どこがどう好き」なのか説明を怠ってしまったので、せめて部屋くらい豪華にしないと「憧れの男女関係」や「甘い同棲生活」を描けなくなってしまっている。前回のレビュー(記事参照)でも書きましたが、もう登場人物が“死に体”になってしまっているんです。 「甘い同棲生活」を描くためには、2人をケンカさせたり仲直りさせたりしなくてはなりません。しかし2人とも死に体なので、2人きりではケンカさえできないんです。「どこがどう好き」を説明しなかったのと同様に、あすかの「結婚したい」にもナナリューの「結婚したくない」にも「なぜなのか」が説明されていないので、価値観を衝突させることはできない。しょうがないから、あすかに「家族には女3人で住むと言っている」という無意味なウソをつかせて、ナナリューがそのウソに一旦乗っかって、あとで覆して「なんで覆したの!」と怒るしかない。仲直りさせるために、無理やりケンカをさせなければならない。苦しい、苦しいシナリオです。 それと同じことが、ドラマ作りそのものにも起こっているようにも見えます。 この2人の関係が、いかにも記号的で、表層的であることは作り手も自覚しているはずです。当然、プロですから「こんなのウソっぱちじゃねーか」「まるで説得力がねーじゃねーか」と思いながら作っているはずです。だけど、もうそのウソっぱちに乗っかるしかなくなってる。自分たちで作ったハリボテの「甘い同棲生活」を「成立しているもの」として飲み込んで、それから「ナナリューと桜木夕子(高岡早紀)のドロ沼二股不倫疑惑」を建て増しして話数を埋めるしかない。 もう3話くらい前から、有機的なエピソードは何ひとつ語られていません。誰も彼もがシチュエーションありきで配置されるため、信じるに足るキャラクターが誰もいないんです。決定的な矛盾を避けるために、みんなが少しずつ、ウソつきであることを自白しているようなものです。 作り手にとっても視聴者にとっても、不幸なことだと思いますよ。もうできるだけ早く打ち切って、みんなで熱海あたりにゆっくり旅行にでも行ったらいいと思う。この作品で、心を病んでしまうスタッフ・キャストがいないことを祈るばかりです。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
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悲劇のママタレ・小倉優子“離婚のXデー”近し!? 美容師夫に「爆弾級ゴシップ」のウワサも……
第2子妊娠中に、夫と後輩アイドルの不倫が発覚、悲劇のママタレとなってしまった小倉優子に“離婚フラグ”が立ったともっぱらだ。 「夫の悪い話が報じられてきたし、ゆうこりんが復帰することになったから、確定と見ていい」 そんな話が業界人の間でささやかれているのは、写真誌「フライデー」(講談社)の最新号で夫の悪態が報じられたことと、小倉がブログで3月から芸能活動を再開すると報告したからだ。 「離婚となればネガティブなニュースだけど、そのイメージダウンを抑えるため、事務所サイドはゆうこりん復帰のタイミングで、必ず夫のゴシップを流すに違いない」というのが、業界人の見立てだ。 くだんの「フライデー」の記事は、夫で美容師の菊地勲氏が、高級キャバクラに多いときで週3回も通い、小倉の悪口を言い回っているというもの。 「全然かわいくねーよ」 「ヨメさん、女として見れないから」 「本とか出してるクセに(手料理が)マズいんだよ」 自身の不倫で立場が悪くなった矢先に、妻をここまでボロクソにこき下ろすとは、これが事実なら外道すぎる話。内容はともかく、事務所がリークした話なら、まさに離婚フラグともいえそうだ。 だが、別の業界関係者からは「菊地氏のゴシップは、こんなものではない。もっとすごいものがある。『今この場で離婚したほうがいい』と思えるぐらいの爆弾級」という話も聞かれる。 確かに菊地氏には、ゴシップの気配があった。昨年8月、小倉と同じ事務所所属の後輩アイドル「ユルリラポ」の馬越幸子との不倫が伝えられたが、それ以前にも別の浮気疑惑がささやかれていた。 東京・表参道で美容室「ing(イング)」を営む菊地氏には、同業者から「女性との目撃情報やウワサが絶えず、特にアイドル好きで、結婚中にウワサになった相手の中には人気アイドルグループの有名メンバーもいる」なんて話が聞かれたほど。 そもそも不倫発覚前から小倉は、バラエティ番組で「夫が家に帰ってこない」などの家庭内不和を漏らしていたが、当然これは所属事務所がゴーサインを出さないとできない話。ひょっとすると不倫報道の前から、事務所の意向で夫のイメージダウン計画が進められていたのかもしれない。いずれにせよ、さらなる追撃があるのなら気になるところ。 小倉は11月までブログは3カ月も更新がなかったが、ここにきて「お料理やお風呂など一人で不安でしたが」と、家事や2児の子育てを一人でやっていることをほのめかしており、最近は結婚指輪をしていないという情報もある。ただ、小倉を知る芸能マネジャーはこう話す。 「ゆうこりんの側も、夫に暴露されたくない話の1つや2つ、ある。あまり夫を攻撃させていると、思わぬ逆襲に遭うかもしれないですよ。互いに守秘義務の約束でもして、黙っていたほうがいいとは思うんですけどね」 確かに、泥仕合は双方のイメージダウン必至。現時点では離婚について何も発表されたわけではないから、一番良いのは夫婦仲を元に戻すことだが……。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)
ONE OK ROCK・Takaのインスタ“問題発言”の裏にあった驚愕ストーカー事情「ファンがヘリで追跡してくる」
ロックバンド、ONE OK ROCKのボーカル・Takaが1月、海外公演での日本人ファンに苦言を呈したことが物議を醸したが、その“真意”がわかってきた。なんと、ヘリコプターまで使って追跡してくる、驚愕の追っかけがいたというのだ。 「中年女性5~6人の追っかけグループが、関係者しか知らないはずのメンバーの行き先に先回りしたり、急な予定変更で移動したときには、ヘリコプターを調達してまで追っかけてきたことがあった」 こう話すのは、バンドの関係者。熱狂的なファンが多いワンオクとはいえ、過去に例のないレベルの追跡力には、メンバーのみならず、スタッフらも戦々恐々としていたという。 Takaの問題発言というのは、ファンのマナーに対して苦情を呈した、インスタグラムへの書き込みだった。 「最近、日本のファンに対して、、ちょっとどう接していいかわからなくなってきちゃった。朝疲れた状態でバスから降りればそこには日本人が携帯片手にまるでポケモンみつけたみたいに動画やら写真やらパシャパシャ撮られて みんな毎日ちょっとシンドイ思いしてます」 「ライブがはじまれば最前列はいつも同じ景色。。。日本人同士なのにわかってくれないのかなって」 「なんのために海外で毎日頑張ってるのかわからなくなっちゃうし、ルールなんか作りたくないからもう少し考えてほしい。。。僕らが海外でライブをする意味を!普段会えないから会いに行く場所ではないから!」(いずれも一部抜粋) 熱狂的なファンが有名人の宿泊先などにまで押し寄せることはよくある話で、Takaの一連の書き込みも、単なる愚痴と思われた。ただ、問題は「ライブがはじまれば最前列はいつも同じ景色」という部分で、ファンがステージ外まで追っかけていくのはマナー違反でも、最前列の席を確保することに問題があるわけではない。そのため、その顔ぶれが同じであることへの批判に、議論が巻き起こった。 「そもそも最前列の顔ぶれが同じなのは、海外公演でのチケット購入の競争率が高くないということ。アメリカの人気バンドのコンサートでは、最前列のチケットは関係者やチケットショップが早々に押さえてしまうのが通例で、ショップでは定価の倍以上の額で売られます。そのため『最前列はいつも同じ景色』なのは、そこまでのブレークに至っていないということでもあるんです」(海外公演も頻繁に取材する、洋楽雑誌のライター) しかし、バンドの関係者に話を聞いたところ、Takaが苦悩していたのは、どうやら奇妙な中年女性のグループの存在だったようだ。 「彼女たちはかなり資金力があるようで、最前列を買い占めてしまう。Takaさんの言葉は、一般のファンを気遣ったものだったはず。実は一部メンバーの携帯にまで、そのグループと思われる女性からメールが届いたり、最初は3人だったのが、5人、6人と増えていったことが、バンド側を気味悪がらせていたんです。ただ、それでもファンはファン。特定のファンを非難するわけにはいきませんから、Takaさんは『一部の人達なんだけど、最近はその一部があまりにも多いって話なんだよね!』と気を使った書き方をしたんです。悪気はないですよ」(前出関係者) いずれにせよ、追っかけの域を超えた存在にTakaらが戸惑っていたのは関係者間では知られた話で、最新情報では8人に増えたという説や「そのうち48人組になったら、OOR(ONE OK ROCK )48と呼ぼう」なんて笑えないジョークも飛ぶ。 今回のインスタ発言騒動は、表面的には若いバンドマンの失言に見えたが、その裏にはストーカーレベルの不気味な話があったということか。人気バンドの有名税といえばそれまでだが、彼らの苦悩にも同情する。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)ONE OK ROCK公式サイトより
フット・後藤輝基の「昔の写真」は、なぜ面白い!? 記者・ライターが明かす“写真芸”の極み
昨年いっぱいで放送が終了したフジテレビ系『SMAP×SMAP』の後番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』が、2月20日放送分の平均視聴率で3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、大苦戦中のフットボールアワー・後藤輝基。 しかし、その一方で後藤は現在、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の週替わり司会や、『あのニュースで得する人損する人』(同)、『HKT48のおでかけ!』(TBS系)司会のほか、深夜放送だった『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)が4月からゴールデン進出、さらに4月からは新番組『ウチのガヤがすみません!』(同)の司会が始まるなど、レギュラー番組多数の好調ぶりを維持している。 その理由には、しゃべりのうまさや頭の回転の速さ、巧みで独特な「例えツッコミ」などが挙げられるが、実は最近じわじわと注目されてきているのが「後藤の昔の写真」である。 これは、『今夜くらべてみました』ではもはや恒例となっているもので、短パン姿でお母さんと旅行している写真や、メガネをかけた事務員風の写真など、イケてない田舎の中学生男子感みなぎる写真の数々は、幾度となく紹介されてきた。さらに、最近では「昔の動画」まで発掘されている。 なんの工夫も凝らしていない、ただの昔の写真なのに、そのインパクトは強烈。いったいなぜなのか? テレビ雑誌記者は言う。 「後藤さんはツッコミが達者ですが、もともと周囲からイジられて輝くことの多いタイプ。イジられるポイントには、粋がっているところや、ダサさがありますよね。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の『私服センスなし芸人No.1』企画でもグランプリを受賞していましたが、本当にダサい(笑)。スタイルのせいもあるのかもしれませんが、もはや『写真芸』といっていい領域です」 さらに、関西のお笑い好きライターは言う。 「後藤さんの写真の面白さは、昔から関西では有名で、ようやく世間が追いついてきた印象すらありますよ」 後藤の昔の写真イジリのルーツは、実は毎日放送の『ジャイケルマクソン』(2005~10年)だそう。 「もともと『フォトデニーロ』という企画の中で後藤さんの中学時代の写真が紹介されたとき、なんとも哀愁があって面白すぎて、それをきっかけに、強烈な過去の写真を持つ芸人を表彰する『ジャイケルフォトデミー賞』という企画が生まれたくらいなんです。後藤さんはそのズバ抜けた過去の写真の面白さから、もはや別格として『後藤顧問』と呼ばれていました」(同) 「売れてから、円 くなってしまった」ともいわれる後藤だが、「写真芸」のインパクトの強さ、キレの鋭さはバツグン。まだまだ眠っている「後藤の昔の写真」の魅力に期待したい。
「平手打ち事件」にも終始オトナの対応……バナナマン・日村勇紀の意外な“内面”って?
バナナマンの設楽統と日村勇紀が、24日深夜放送のラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、日村がファンからビンタを受けた事件に言及した。 その事件というのは、18日に都内で開催されたバナナマンのDVD発売記念の握手会で、ファンの1人が日村をいきなり平手打ちしたトラブル。会場は一時騒然としたが、日村は驚きながらも笑顔で対応し、事なきを得た。だが、場合によっては傷害事件に発展しかねなかっただけに、日村の“神対応”に称賛の声が集まる一方で、行きすぎたファンの悪ふざけが批判を浴びていた。 「イジられキャラの日村はいろんな番組の中で、罰ゲームなどと称して相方の設楽にビンタされたりするため、自分もやって大丈夫だとファンが勘違いしたのでしょう。設楽も自分たちの世界観が変な形で伝わってしまったと、反省しきりでした」(お笑いに詳しい芸能ライター) 冗談めかしながら「今度やったら、やり返すからな」と、ファンにくぎを刺す設楽に対して、日村は「俺みたいなキャラクターはイジられて得する部分もあるから、ぶっちゃけ嫌とも思っていない」と終始、オトナの対応。だが、「日村も本音では怒り心頭だったのでは」と話すのは、くだんの芸能ライター。 「設楽のドSキャラぶりが際立っているので意外かもしれませんが、怒らせたら面倒臭いのは日村のほう。ああ見えて親分肌の日村は、たびたび後輩芸能人を引き連れて海外旅行に出かけたりしていますが、旅行中に後輩たちが少しでも礼儀を欠くと、延々と説教をするほど。日村の逆鱗に触れて、交際を絶たれた後輩芸人もいますからね。上下関係や礼儀には、めっぽううるさいんです。ブサイクだのイジられキャラだのと言われていますが、あくまでもそれはビジネス上にすぎず、本人としては内面は二枚目そのもの。だから、自分がナメられたと感じると怒りをあらわにすることもあるので、周囲は気を遣っていますよ」(同) 最近は握手会など、芸能人とファンが直に接する機会が多いだけに、エスカレートしたファンによるトラブルが増えている。日村のようなキャラの芸人にとっては、災難だったと言うしかないだろう。
『山田孝之のカンヌ映画祭』第8話 山田孝之の「前科のある人間」求めすぎ問題と、山下敦弘への異常な愛情
突如「カンヌ映画祭」で最高賞を受賞したいと言い出た山田孝之と、彼に巻き込まれた人々との映画制作過程を追った、ドキュメンタリーのような、そうじゃないような番組。 殺人鬼役に芦田愛菜を連れてきたり、自身のファンの社長に資金を出させたり、その金でフランスのカンヌ事務局に押しかけちゃったりと、基本「どうかしちゃってる山田」に、監督を頼まれた盟友・山下敦弘が振り回されるという図式で、主に展開してきた。 しかし、アドバイスを聞くべくカンヌ映画祭常連の河瀬直美監督と出会ったあたりから急展開。カンヌに寄せた映画作りを否定され、その返す刀で彼女の短編映画へ出演依頼されるなど、初めてやりこめられる山田。後日、その短編の撮影現場で彼はいろいろな思いが交錯し、号泣してしまった。 「第8話 山田孝之 キャスティングをする」を振り返る。 ■父親役が決定! 前回の後半、漫画家の長尾謙一郎に発注していた画コンテが届いたと、またも勝手に話をすすめる山田。画コンテというより、ただの芸術作品のような見事な「絵」と、それをそのまま撮るのではなく「インスピレーション」を「ニュアンス」で撮影するという、山田独自の撮影の提案に困惑する山下とスタッフ。それを受けてのキャスティング(配役)打ち合わせ。 自分を殺しかけた母親と、その愛人に復讐する少女というあらすじの紹介で「そして母親は狂い死ぬのであった」とナレーションする長澤まさみが怖い。 しかも、その際の絵は「全裸で水に浮かぶ水死体の両乳首から、噴水のごとく液体が噴出している」というもの。見事すぎる絵を画コンテとするのは黒澤明が有名だが、山田は、そのままは撮影しないと言った。果たしてどう撮影するのか。 絵によると母親役は基本全裸なのだが、スタッフの心配にも「大丈夫じゃないっすか」と山田は楽観的だ。さらに父親役は村上淳で決まっていることが山田から告げられる。山田はどんどん決めていく。 さらに、母の愛人役の男性(北村)は前科がある設定なので、実際に前科のある人間を集めてオーデションしたいと言い出した。真顔だ。山下や助監督が、静かに、刺激しないように、それをやんわりと回避させようとする暗黙の空気がたまらない。 なかなか折れず「本物」にこだわる山田に対し、山下は折衷案として「無職の人」を募集し、その中から探せばいいのでは? と提案する。なかなかの偏見だ。「可能性は高いかもしれないですね、定職についてるよりは」はっきりと言い放つ山田。THE・差別。 かと思えば、素人の人とお芝居したことがないという芦田に対し「大丈夫です、みんな常にしてるから、お芝居は」と、なんかいいことを言う。振り幅がすごい。 ■「犯罪者」オーデション オーデション当日、12名の無職=犯罪者予備軍が集められた。簡単な自己紹介のあと、目をつむらせ顔を伏せて挙手を求める。 「前科のある方とかいますかー?」 内容の重さに反して、極めて雑な方法で調査がなされる。残念ながら(?)この中には、そのような人がいないことがわかる。 「では捕まったことはないけど窃盗したことがある方?」 無職ゆえに、取り調べされる候補者のみなさん。さすがにプライバシーに配慮したのか、すかさず、いかにもなカンヌ土産の小さなトロフィーがアップになる。思わず金のトロフィーに写り込んでいないかと心配になる。 「職務質問を受けたことがある方?」 ふるいの網が広げられ、ほとんどの候補者が手を挙げる。なぜか罠にかけられたように感じてしまう。今時、都市で暮らせば職務質問くらいされることは普通にあり得るのだが、ここではそんな常識は通用しない。 そしてずっと気になるのが、一連の質問の最中、まったく目をつむらず、目を見開いたまま前を見据える人が3人もいることだ。目を見開いたままそっと挙手をする人、目を見開いたままにっこりカメラ目線の者など、だてに無職をやっていない。 そして、彼らとおそらく至近距離で目が合っているのに、そのまま「取り調べ」を続行する、ずさんな運営側。審査席には第4話(記事参照)以来久々登場、金ヅルこと、サインと写真だけで2,000マン円出資した「ただのファン」稲垣さん(ガールズバー経営)の姿も。長髪に、髭面、浅黒い肌。「I loveカンヌ」Tシャツを着て優しく微笑む姿は、失礼ながら最も前科持ちが似合う風貌だ。 ■演技審査 笑いながら殺される人 引き続き、刃物で襲いかかる芦田(役名・らいせ)に、刺し殺されるという演技審査。爆笑。見た目幼い女優芦田の演技が本域なため、余計にその落差が際立つ。 ・お年寄り「どしたの? どしたの? 愛菜ちゃん? うぐっ。……愛菜ちゃんだめだよ……こうなっちゃう」随時、愛菜ちゃん呼ばわり。 ・前職不明の男「え? なになに? どうしたのリセちゃん、……じゃねーや? 誰だ」 ・芦田「ぐおおーー!!」元エロ漫画家「イテテテテテ」芦田「ぐおおああーーーー!!」「イテテテテテテテテテ」笑顔で全然死なない。 もうコントだ。芦田も爆笑。 山田の「いろんな死に方があるね?」に対し「はい、楽しいです」悪気なく答える芦田。貴族の遊びのようだ。 後日、青空の下、4人に絞っての2次審査。不死身の元エロ漫画家が残っているのが目に飛び込んでくる。 ここで、仮の母親役を、山下にやらせる山田。この番組を観続けていると、本当に山田は山下が好きなんだなと思ってしまう。縛っていた長髪をほどき、髭ヅラの山下(母親)が愛人(北本)役の男性と身体を重ねる。そこへ、目を覚ましてやってきた芦田(らいせ)が襲いかかる。愛人が襲われる様子を、木の陰から見つめる山下。愛人が殺された後、らいせに襲われる山下。逃げる山下。もう、どうやっても母親は山下にしか見えない。 そして、愛人刺殺後、オーデション的にはもういいはずなのに、逐一「や~~~!」と三文芝居を見せてくれる山下。追いかける芦田。観せられる我々。 ついにはオーデションそっちのけで、山田が山下に演技指導しだす。「みなさんできてますもん。山下さん、ちょけてるから」いじめる山田。夏の日。蝉が鳴く。 ある日、大人になった芦田は、受験で大変だったこの夏を、異次元の仕事をしたこの日々を、淡く思い出すのだろうか。どう記憶されるのだろうか。この後、思春期にさしかかる芦田が迷い込んだ白昼夢。 「イテテテテテ、ヤメテ、イテテテテテ」エロ漫画家だ。 蝉が鳴く。ずっと蝉のTシャツの山下。太陽の下、一番長く使われたのは山下の芝居だった。 ■首を吊る村上淳 そして、別の日。第3話(記事参照)に登場した、首くくり栲象の国立の家にて、首を吊るパフォーマンスにあっけにとられる村上淳。村上だけ「え? いいの?」という感じで、一人だけどうしていいかキョロキョロしている。ともに観ている山田山下芦田らは一度見ているので耐性があるのだが、村上の困った様子がひしひしと伝わる。 数分首を吊り、パッと地面に降り立った瞬間、偶然だろう、すぐとなりの高校のチャイムが大音量で鳴り響く。息を整える栲象を見つめる村上。彼のための特別授業が始まった。 「これをムラジュンさんに、やってもらいたい」と突然言われる村上。おそらく詳しいことは何も告げられず、ここへ連れて来られたのだろう。 「5分いかなくても3分くらい(首を)吊れるようになるまで、練習してもらえたらな」と切り出された村上は思わず言う。 「……僕、首吊ったことないよ?」そうでしょうとも。 「あ、なので!」「今から訓練をしていただいて」当然のように促す山田と山下。地獄の授業。 戸惑いがおさまらぬ村上が栲象に問う。 「結構、これって吊れるもんですか?」 「ああ、吊れますね」(笑顔) もう、防波堤の会話だ。ハゼでも釣ったかのような栲象。「集中してやって7年かかった」という。 ここで村上が素直な疑問を呈す。 「僕が吊られてるシーンは栲象さんがやっていただいて、っていうのはダメなんですよね」 それに対し、「吹き替えってことですか?」 「ダメというか、村上さんはそれでいいのかなって」 この言葉に山田の本気を感じ取った村上は、監督がやれというならやると、すかさず決意。縄を受け取る。毎日の鍛錬法として、首吊り実践はもちろんのこと、喉の筋肉を1日1,000回動かすことと言われ、その回数に驚く村上のTシャツには「グッドフェローズ(いいやつ)」と書かれていた。 次週予告「第9話 村上淳、木になる」 相変わらず、エンディングで悪夢などなかったかのようにスイカとそうめんを食べる一同。ここで浄化される。 そして、9話にしてサブタイトルから、山田孝之が消えた。後半にさしかかっても勢いの落ちないどころか、ますます展開が読めなくなる。しかもあらすじ(プロット)もカンヌにあってもなんらおかしくない作り。5月のカンヌに期待が膨らんできてしまう。 (文=柿田太郎)テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
『東スポ映画大賞』ビートたけしとベッキーがツーショット「ないことばかり書かれましたが……」
2月26日、東京都港区のグランドプリンス高輪にて「第26回東京スポーツ映画大賞」および「第17回ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が行われた。 ビートたけし審査委員長の「独断と偏見だけで決める」というコンセプトのもと行われる本映画賞も、早くも26回目。邦画・洋画ともに話題作が多かった2016年だけに、今年はどのような作品が受賞したのだろうか? まず新人賞は、『湯を沸かすほどの熱い愛』(監督:中野量太)で、宮沢りえの娘役を演じた杉咲花が受賞。同作はたけしお気に入りに映画だったのか、宮沢も主演女優賞を受賞している。 また、今回は「特別功労賞」に、今年1月3日に87歳で亡くなった俳優の神山繁さんが受賞した。神山さんは北野武監督の『アウトレイジ ビヨンド』(12年)で暴力団の会長を演じており、同作が最後の映画出演作となった。 「本当は最終章にも出てほしかったんだけどね。高齢だし普段はヘロヘロのおじいさんなんだけど、いざカメラが回るとシャキッとするんだよね。あれはすごかった」と故人を偲んだ。
助演男優賞は『怒り』(監督:李相日)で個性的な若者を演じた綾野剛、『ディストラクションベイビーズ』(監督:真利子哲也)で狂気あふれる演技を見せた菅田将暉が受賞したほか、主演男優賞は、本映画祭ではすっかりおなじみの三浦友和が受賞した。 三浦は『葛城事件』(監督:赤堀雅秋)にて、無差別殺人犯の息子の父親を好演したことが受賞のきっかけだったという。 たけしいわく「美男俳優のイメージだった三浦友和に悪役(『アウトレイジ』の二代目会長役)をやらせたのは、オイラが最初だからな」と、自身の慧眼ぶりをあらためて強調した。 また監督賞は、2016年夏の話題を独占した『シン・ゴジラ』の庵野秀明総監督・樋口真嗣監督が受賞した。 たけしは「昔はゴジラもたくさんギャグにしたけどね。今回のゴジラは自衛隊の動きとかすごいリアルでね」と感心しきりであった。 続けて作品賞は、アニメ映画『この世界の片隅に』が受賞。たけしは本作を認めつつも「昨年は『君の名は。』もあって、アニメに人が集まったよね。アニメにはアニメにしかできないこともあるし、実写には実写にしかできないこともあるけど、もしかしたらわれわれ、監督も含めて役者も一度考え直さなくちゃいけないかもしれない」と語り、映画大賞を締めた。 また、これに続き「ビートたけしのエンターテインメント賞」の授賞式が行われた。
今回も候補者多数の混戦と化しており、激励賞には柴田英嗣、狩野英孝、努力賞には三遊亭円楽と、女性絡みの騒動が話題になった3名が受賞したが、3名とも会場には登場せず。また、話題賞もピコ太郎、RADIO FISH、平野ノラの受賞となったが、会場に現れたのはピコ太郎のみ。 その一方、「会場に来たヤツにだけあげる」と発表した日本芸能賞のハリウッドザコシショウ、ライス、銀シャリの3組は、まさかの全員登場で、たけしを驚かせた。
そのほか日本芸能大賞には「東西含めて今、一番落語がうまい」と、たけしが太鼓判を押す桂文珍、日本芸能特別賞には「ものすごい努力をしている」という理由で林家正蔵が選ばれたほか「カムバック&激励賞」では、まさかのベッキーが会場に現れ、たけしと一緒のツーショット撮影に応じた。 「東スポさんには、あることないこと……ないことばっかり書かれましたが、賞をもらえてとてもうれしいです」と笑顔でコメントし、深々と頭を下げた。 16年も話題豊富だった「第26回東京スポーツ映画大賞」および「第17回ビートたけしのエンターテインメント賞」。よもや「芸能スキャンダル大賞授与式」と見間違うほどにトンデモない式典になってきたが、来年も毒々しい授賞式を期待したい限りである。 (写真・文=穂積昭雪[山口敏太郎事務所])
14.5%! 好調続くTBS『A LIFE~愛しき人~』超トゥーマッチなマサオと“ドロドロ不倫劇”の行く末
日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第7話の視聴率は14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前回より0.8ポイント下げたものの、安定の今期トップをキープです。 主役の天才外科医・沖田(木村拓哉)はとりあえず置いておいて、今回は、にわかに人気沸騰中の壇上記念病院副院長・壇上壮大(浅野忠信)こと“マサオ”を中心に振り返ってみましょう。 前回、沖田と妻・深冬(竹内結子)が抱き合っているのを見てしまい、鬼の形相で立ち去ったかと思ったら、急にニヤニヤしだすなど不安定な様子だったマサオ。今回はニッコニコで鼻歌を歌いながら(しかもドヴォルザーク)、お豆腐を切っているシーンから登場です。すっかり昨夜のことなど気にしていないのかと思ったら、抱き合う2人を脳裏に浮かべながらニヤニヤしていたようです。怖い。 実はマサオ、昨夜あのシーンを目撃した後、不倫中の顧問弁護士・榊原(菜々緒)を呼び出していました。一度は榊原との不倫を解消することにし、顧問からも外したマサオでしたが、たぶん抱いたんでしょう、翌日にはまた榊原を顧問に戻すことにしていました。 副院長室でマサオと榊原が昨夜の情事について話していると、正妻・深冬がやってきました。深冬は重篤な脳腫瘍を患っていて、天才・沖田でも後遺症の出ない手術の方法が見つけられない状態。深冬は、神経が傷ついて障害が残ってもいいから、早くスパッと切ってもらうことにしました。障害が残ればマサオに「負担をかけてしまうことになる」けど、手術を受けさせてほしいと願い出たのです。 マサオは、まったく納得がいきません。沖田を呼び出し、「あきらめるのか!」「俺は認めないぞ!」と詰め寄りますが、沖田が「あきらめてないよ!」と言い返すと「おまえも苦しいんだよな……」と、途端に理解を示します。あいかわらず、情緒が、もう……。 とはいえ、今回も病院経営については頑張っています。桜坂中央病院との提携を取り付けて銀行を安心させると、さらに赤字を垂れ流して経営上問題になっている小児外科を「潰そうと思っている」と言い出しました。 小児外科は壇上の原点。深冬も小児外科の指導医を取ったばかりですし、深冬の父・虎之介院長(柄本明)も、そんなの認めるはずがありません。しかしマサオは、とんでもない策を考えていました。なんと、壇上を桜坂の傘下に入れてしまえばいいというのです。 「手に入らないなら、いっそのことなくしてしまえばいい」 そのマサオの言葉が、病院のことだけではないのを、不倫中の美人弁護士・榊原は見抜いていました。 「深冬先生のことも、そう思ってますよね」 「気持ちが自分にないなら、いっそのこと死んでしまえばいいのに……そう思ってますよね」 マサオは、強く否定することをしません。榊原はそのマサオの態度に、妻に対する深い愛を見るのでした。 榊原は、愛情に飢えた人物です。前回、自分を愛してくれなかった父親が病気で担ぎ込まれたのに「死ねばいい」と思っていたほどです。そして、その「死ねばいい」という気持ちには「もっと自分を愛してほしかった」という強い情念が含まれていることも、身を持って理解していました。 だから榊原は、マサオが許せなかったのです。「妻なんて、死ねばいい」という思いは、つまり「どうして僕を愛してくれないんだ!」という強い情念であり、都合のいいときだけ抱いてくるマサオに、天誅を下すことにしたのです。 榊原は、みんなの前でマサオを断罪します。もちろん、リスク管理の専門家ですから、自分の身体を弄んだことを告発するわけではありません。深冬が、脳に腫瘍を抱えながら外科的治療を行っていたことに、重大なリスクがあったことを指摘したのです。深冬の病気を承知で外科的治療を行わせていた、それは「副院長の責任問題だ」と。 マサオ、絶句……。 榊原さん、愛情の裏返しで、何もかもブチ壊しにきました。ドン引きするほどドロドロの昼ドラ展開で、今回はここまで。 このドラマのけっこう大きな違和感というか「そりゃねーぜ」感だったのが、この「脳腫瘍の深冬がオペしてる問題」でした。普通に考えて、いつ倒れるかわからん人間が人の腹を捌くのはマズイだろうと、序盤からずっと気になっていたんですが、とりあえずその問題は着地を見たようです。 もうひとつ、今回で着地したのが「深冬のオペ方法が見つかんない問題」です。なんだかんだで、ようやく沖田が見つけました。あと今回は、かわゆいJCのゲスト患者エピソードもありましたが、これはいつもの「ほかの医者の誤った判断を沖田が正す」パターンだったので、特に感想はありません。 このドラマのレビューでマサオのことばっかり書いてるのは、別にひねくれてるわけでもなんでもないんです。キムタク沖田はいつも正しいばかりで、書くことがないんです。芝居もそんなにひどいわけじゃないし、ドラマ自体もけっこうおもしろいし。 一方のマサオは、もう大変なんですもん。愛する妻が脳腫瘍になっちゃって、手術を頼めるのは妻の元カレしかいなくて、元カレと妻はなんかイチャイチャしてて嫉妬しちゃうし、その元カレがなかなか手術しないからイラつくし、イラついて不倫相手を抱いてたら、その不倫相手が急に寝首を掻くような暴露をしてくるし、元カレが手術の方法見つけたら思わず抱きついちゃうし、この病院は自分のものにしたいし、ならないならどうでもいいし、実父は憎いし、義父も憎いし……と、なんだか超トゥーマッチ。で、そういうマサオを演じる浅野忠信の芝居がまた楽しいんですもん。 『A LIFE』は佳境に入って、キムタクの定番的な作風の下で、脇役たちのものすごい情念が渦巻く不倫男女の愛憎劇が繰り広げられるという、なかなか珍しい味わいの作品になってきたと思います。次回も楽しみです。 (文=どらまっ子AKIちゃん)TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
坂口杏里「何のために取材きたの?」とマスコミにブチギレも……「25歳の女の子」発言に失笑
AV女優のANRIこと坂口杏里が26日、自身のTwitterで「何のために取材きたの?新たな借金問題ってなに?」(原文ママ、以下同)とマスコミへの怒りをぶちまけた。 坂口は25日、発売中の2作目『芸能人ANRI By KING』(ムーディーズ)の購入者90人にハグをする発売イベントを都内で開催。その際、マスコミ向けに行われた“取材会”について、「イベントの取材だったのに全然違う質問ばっかり」と報告。「もうこういった取材は受けません。人間だもん普通に25歳の女の子だもん。傷つくよ。ファンの方がみてどう思う?イベントの取材って聞いたからわかりましたって言ったのにとても気分が悪い」とマスコミへの不快感を露わにした。 さらに、取材会をセッティングした関係者についても、「イベントの事だけって言った会社に警戒心。イベントの事以外は聞かされないようにするって言ったのに 大人って怖いね ニコニコしてる子供をあんまりなめないでほしい。辛いよー!信頼関係て大事だね」とツイート。「ファンの方がみてどう思う? 私はファンの方がなにより大切なのに。 悲しく虚しく辛いよ ファンの方にショックや悲しいおもいさせないでください」とファンへ投げかけ、「しばらくリツイートしません」と塞ぎこんでしまった。 これに、ネット上では「世間は借金疑惑にしか興味ないよ……」「取材されるだけありがたいと思え」「また人のせいにしてる」「被害者意識がすごいな」「自分のこと棚に上げすぎ」といった声が見受けられる。 また、「普通に25歳の女の子だもん」「子供をあんまりなめないでほしい」というツイートに対し、「普通でもないし、女の子でもない」「25歳で女の子とか、痛すぎ」「子供はカメラの前で3Pしません!」といったツッコミも。 7月にAV転身した坂口をめぐっては、ホスト通いによる借金苦のウワサがつきまとっているほか、今月8日には、坂口が友人の加藤紗里に「しつこく借金を申し込んでいた」との一部報道も。 この借金疑惑については、『バイキング』(フジテレビ系)などのテレビ番組で繰り返し否定しているが、過去に歌舞伎町のホストクラブに入り浸る姿をフライデーされた“前科”もあり、世間になかなか信じてもらえないのが実情だ。 「坂口は、デビュー作の『芸能人ANRI What a day!!』(MUTEKI)、2作目の『芸能人ANRI By KING』に続き、3作目も“宿敵”重森さと美がレギュラー出演するバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)をもじった『芸能人 ANRI めちゃくちゃイッてるッ!』(ムーディーズ)と、全て有名芸能人に便乗したタイトル。メーカー側が坂口のスキャンダラスな部分を利用しているのは明らかですが、本人はそれを受け入れられない様子。今後、所属事務所やメーカーとトラブルにならなければいいですが……」(芸能記者) なお、坂口がマスコミにキレたのは、今回が初めてではない。昨年10月に直撃した「女性自身」(光文社)の記者に対しても激高し、「警察に行く」などと言って質問を無視した挙げ句、30分にわたり記者に説教したという。 「25歳にして自身を『子供』と形容するなど、幼稚さの残る坂口ですが、周囲の人間を味方と敵の2種類に分け、味方にはとことん依存し、それ以外には敵意をむき出しにするタイプ。ホスト通いがやめられないのも、そんな依存性の高い性格のせいでしょう」(同) 自身のスキャンダルを売り物にする大人たちに、不満げな坂口だが、今のままでは「自分のことを棚に上げてる」と批判されても仕方ないだろう。
プロレスは“希望”!? 『豆腐プロレス』は、松井珠理奈にとって救世主となるのか
25日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第6話。今回から主題歌として「シュートサイン」(キングレコード)が流れるようになった。いよいよ錦糸町道場のメンバーたちのリング衣装や、プロレスシーンが登場。公開されている「シュートサイン」のMVでは、AKB48卒業が近い小嶋陽菜をはじめ、同ドラマに出演していないメンバーたちも登場する。 『キャバすか学園』(日本テレビ系)では、メインの出演者に若手メンバーが名を連ねるなか、小嶋陽菜や柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃といったベテランメンバーのゲスト出演も大きな話題を呼んだ。特に、いわゆる“ヘタレキャラ”でブレイクした指原莉乃が、追い詰められた向井地美音を助ける展開は、指原がバラエティとは違う存在感を発揮しており、指原の現在の勢いを感じさせた。『豆腐プロレス』はプロレスドラマである以上、演技だけでなくプロレスもしっかりと練習する期間が必要と考えると、ベテランメンバーたちの出演の可能性は低い気もするが、ほんの少しだけ楽しみにしている。 前回の終盤で、錦糸町道場のお披露目の試合が決定。それを受けて練習合宿が始まり、地獄のような練習メニューに追われクタクタのメンバーたち。そんな中、もともと喧嘩に明け暮れていた一匹狼の木崎ゆりあ(役名同じ)は、馴染めずに輪に入れずにいる。サックス吹きの古畑奈和(役名同じ)は彼女を気にして声をかけるも、「(吹奏楽部で)万年補欠のお前に言われたくねえよ」と返されてしまう。しかし、古畑はこれに対し「腐ったらそこで終わりじゃん。自分なりにやれることって、あると思うんだよね」と答える。 一方、宮脇咲良(役名同じ)など、錦糸町道場のメンバーの中では、「ジャージをつくろう」と盛り上がる。横山由依(役名同じ)は、昔妄想していたジャージのスケッチを見せようとロッカーに走るが、その間に読者モデルもやっている加藤玲奈(役名同じ)が自分のスケッチより何倍もうまいスケッチを披露していた。恥ずかしくなって自分のスケッチを見せられない横山。このメンバーの中では、最年長だがリーダーシップを出せない不器用なキャラクターが、横山そのものと被る。 相変わらずその話にも入らず寝転がっていた木崎は、その夜、就寝時間の間に「用事を思い出した」と古畑に言い残し、合宿を抜け出してしまう。次の朝「あのマイルドヤンキーはどこだ。連帯責任で5周ずつ追加で走れ」と、それでもスパルタを止めないアリゲート流司(今野浩喜)。しかし、木崎は逃げたわけではなく、実家でジャージを作っていたのだった。 ところで、木﨑は2014年にSKE48から、AKB48に移籍したという経緯がある。生まれ育ったSKE48を旅立つ木崎を気にしていたのが古畑だった。古畑は、後にSKB48の主力メンバーへと成長。思わずグッとくる展開だった。 一方、白金ジムでは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、エメラルドHARUKA(兒玉遥)のパワーストーンズが取材などで忙しい日々を送っていた。松井は、なかなか練習の時間がとれないと矢崎英一郎(渡辺いっけい)に申し出るが、「まだ足の怪我があるから」となだめられ、歯痒い表情を浮かべる。 久々の練習に向かうハリウッドJURINAのもとに、「撮影が入ったから、ジムではなくスタジオに行ってくれ」と矢崎から連絡が。これにより、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の工事現場同盟の練習スケジュールの変更を余儀なくされてしまう。ライバルのスケジュール変更にイラつくユンボ島田。ここではじめて、工事現場同盟の2人の制服姿が披露されるが、いかにもヤンキーな格好で笑ってしまった。 矢崎の策略により、対立が深まるパワーストーンズと工事現場同盟。それでもハリウッドJURINAの怪我が治り、本調子に戻ってきたパワーストーンズだったが、そのハリウッドJURINAに矢崎から、エメラルドHARUKAとのタッグを解消し、道頓堀白間(白間美瑠)と新たにタッグを組むことが告げられ、ドラマは次回予告へ。次回ハリウッドJURINAがどのような決断をするのか。 今回もSHOWROOMで出演していたメンバーたちが実況配信をしていたが、松井は豆腐プロレスが終わったあとも夜更けまで、プロレスについてファンに教わりながらも語り続けていた。 松井は、08年の「大声ダイヤモンド」(キングレコード)以降、いまもなおSKE48、そしてAKBグループの屋台骨として、さらなる大ブレイクを期待され続けている。 特に、宮脇咲良をはじめとする後続グループメンバーたちの活躍が目ざましいこともあってか、伸び悩んでいると批判されることも多い。松井がほかの出演メンバー以上に、プロレスに入れ込んでいるのは、高いところにいるからこそ苦しんでいる松井にとってもまた、プロレスは“希望”なのかもしれない。 「大声ダイヤモンド」から、およそ9年。かつてわずか12歳で鮮烈なデビューを果たした少女が、金髪をかき乱しながらアイドルらしからぬ、鬼のような形相でプロレスをしていると誰が想像しただろうか。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより












