波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?

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火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』TBSテレビ
波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?  フジテレビの月9ドラマが凋落する中、いま視聴者や業界関係者が最も注目しているのがTBSの火曜ドラマだという。  2015年頃までは視聴率1ケタが当たり前だったが、それが16年の深田恭子主演『ダメな私に恋してください』から視聴率が上がり始め、10月期の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』は大ブームに。その後も『カルテット』は視聴率こそ振るわなかったものの、SNSを中心に大きな話題となった。  そして、4月18日からスタートするのが、波瑠主演の『あなたのことはそれほど』だ。波瑠演じる既婚 女性が、小学生の頃から好きだった同級生と再会し、不貞関係に陥る恋愛ドラマである。しかし、ドラマファン の間では、同ドラマの出演キャストに心配の声が上がっているという。 「一人は、出演するたびに不安視される“棒演技キング”東出昌大です。しかし、今回のドラマには、彼以上の不安要素がある。それが、波瑠と不貞関係に陥るという重要な役柄を務める劇団EXILEの鈴木伸之です。ドラマが始まる前からネットでは、『鈴木って誰!?』『劇団EXILEで大丈夫なのか?』『ドラマをかき回す重要なポジションだから、もし魅力がなかったら成立しないぞ』と、鈴木の知名度の低さから、一部で厳しい声が上がっています。EXILE系の役者といえば過去、AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が、視聴率2%台を記録する 大惨事となっていますから、その二の舞いとならなければいいのですが……」(テレビ誌記者)  果たして鈴木は前評判を覆し、今回のドラマを機にブレークすることができるだろうか?

波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?

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火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』TBSテレビ
 フジテレビの月9ドラマが凋落する中、いま視聴者や業界関係者が最も注目しているのがTBSの火曜ドラマだという。  2015年頃までは視聴率1ケタが当たり前だったが、それが16年の深田恭子主演『ダメな私に恋してください』から視聴率が上がり始め、10月期の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』は大ブームに。その後も『カルテット』は視聴率こそ振るわなかったものの、SNSを中心に大きな話題となった。  そして、4月18日からスタートするのが、波瑠主演の『あなたのことはそれほど』だ。波瑠演じる既婚 女性が、小学生の頃から好きだった同級生と再会し、不貞関係に陥る恋愛ドラマである。しかし、ドラマファン の間では、同ドラマの出演キャストに心配の声が上がっているという。 「一人は、出演するたびに不安視される“棒演技キング”東出昌大です。しかし、今回のドラマには、彼以上の不安要素がある。それが、波瑠と不貞関係に陥るという重要な役柄を務める劇団EXILEの鈴木伸之です。ドラマが始まる前からネットでは、『鈴木って誰!?』『劇団EXILEで大丈夫なのか?』『ドラマをかき回す重要なポジションだから、もし魅力がなかったら成立しないぞ』と、鈴木の知名度の低さから、一部で厳しい声が上がっています。EXILE系の役者といえば過去、AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が、視聴率2%台を記録する 大惨事となっていますから、その二の舞いとならなければいいのですが……」(テレビ誌記者)  果たして鈴木は前評判を覆し、今回のドラマを機にブレークすることができるだろうか?

『オールスター感謝祭』に異変!“15股乱交ハメ撮り報道”のあの人が「消えた!」と騒ぎに

 春と秋の改編期に生放送される大型クイズバラエティ番組『オールスター感謝祭』(TBS系)の名物コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」に“あの人気者”が「いない」と話題だ。  8日に放送された『オールスター感謝祭’17春』の同コーナーには、毎度のごとく俊足自慢のタレントや、賑やかしの芸人が出場したほか、今回は女子マラソンと10kmロードの世界記録保持者である“マラソンの女王”ポーラ・ラドクリフが初参戦した。  14年ぶりに優勝したタレント・森脇健児は、表彰台で大量の鼻水を垂らしながら「やっと優勝できた。毎日このために練習したら、努力は裏切らないな」「アカサカンドリームですよ!」と絶叫。一方、ラドクリフは3分間遅れのスタートというハンデを負いながら、9位でゴール。コースの折り返し地点で苦戦したラドクリフに、司会の今田耕司が「ぜひ、リベンジお待ちしております!」と声をかけると、ラドクリフも「またここで戦いたい」と笑顔を見せた。  同コーナーが盛り上がりを見せる中、ネット上では、ケニア人のエリック・ワイナイナが「いない」と話題に。ワイナイナは2006年春からレギュラーのように出場し、史上最多となる6回の優勝を果たしているだけに、今回、姿がなかったことに違和感を覚える視聴者が続出したようだ。 「ネット上では、先日報じられた“15股乱倫ハメ撮り報道”のせいで干されたのではないかとの臆測が広まっている。しかし、ワイナイナは昨年の『感謝祭』にはすでに出演しておらず、むしろ仕事がなくなったせいで、私生活は前にも増して荒れていると言われています」(芸能記者)  2月発売の「フライデー」(講談社)によれば、ワイナイナは2~3年前から少なくとも15人以上の日本人女性と同時に交際しており、中には2度にわたって妊娠・堕胎させられた女性も。昨年末まで月1で開催していた「ランニング合宿」の参加者約20人は、ほぼ全員、ワイナイナと関係を持っていたというから驚きだ。  正直、同報道が世間で大きな話題になった印象はないものの、ワイナイナ側には大打撃だったよう。2月にゲストランナーとして出場予定だった「熊本城マラソン」は開催直前、「一身上の都合」を理由にワイナイナの欠場を発表。先月26日に出場予定だった「とくしまマラソン」も、3月上旬になって「辞退のご連絡をいただきました」と欠場を発表した。 「同誌の記者に掴みかかろうとするなど、気性の荒さも同時に報じられ、イメージは低下。1月には目黒区役所で開かれた『フラッグツアー』(各地で東京五輪の旗を引き継ぐイベント)に出席したり、茨城県のマラソン大会にゲスト出演するなど、各地のスポーツイベントに引っ張りだこでしたが、報道後はぱったり。昨年5月に北海道・森町観光大使に就任しましたが、委嘱状授与式以降、特に活動も見られない。あれだけの悪事が公になっては、『感謝祭』の出演ももうないでしょう」(同) 「赤坂5丁目ミニマラソン」のイメージがべったりのワイナイナ。今後も『感謝祭』が放送されるたび、スキャンダルが蒸し返されそうだ。

“路上チュー不倫”再び!? 恋愛スキャンダルに対する秋元康の回答『豆腐プロレス』

路上チュー不倫再び!? 恋愛スキャンダルに対する秋元康の回答『豆腐プロレス』の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』公式サイトより
 8日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)、第12話。今回は、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)とイケメン百花(木下百花)の試合から始まる。ハリウッドJURINAが半月板損傷のために手術を受け、半年間のリハビリを経ての、復帰試合だ。その半年のできごとは省略しているので、感慨は特にないというのが正直なところだが、いままでミステリアスなキャラクターだったイケメン百花がフォーカスされるのが、今回の見所だろう。  WIP(ワールド・アイドル・レスリング)の「リーサル・ウェポン」と紹介されたイケメン百花は、過去にダーツ、ビリヤード、卓球、将棋などの多様な競技のタイトルを手に入れてきた「超人類」という設定。  ハリウッドJURINAと同じリングに上がることを夢見る宮脇咲良(役名同じ)は、復帰戦を見るために観客席へ姿を現す。その宮脇に「頑張って欲しいよな」と声をかける男がいた。その容貌は、死別したウロボロス洋平(菅原大吉/二役)そのものだった。目を疑う宮脇であったが、ウロボロス洋平の亡霊でもなんでもなく、横山由依(役名同じ)と結婚したハマヤ電機のハマヤさん(菅原大吉)であった。このハマヤの存在が、宮脇のプロレス人生にどのように作用するのだろうか。  試合序盤は、ハリウッドJURINAが有利に進めていく。メキシカンストレッチ、バックエルボー、フェイスクラッシャーと続き、攻撃の手を止めず、イケメン百花は防戦一方。ハリウッドJURINAが「どうして攻撃してこない?」と聞くが、イケメン百花は不敵な笑みを浮かべるのみ。  そして最後に、おなじみの「フライングJURINA」で勝負あったかと思いきや、これに対しイケメン百花は剣山攻撃を食らわせる。イケメン百花の膝が腹に直撃し、ここから形勢逆転。イケメン百花は、それまで受けてきたハリウッドJURINAの技を、そっくりそのまま披露してみせた。  相手の技をそのままコピーしてしまう能力。イケメン百花は、まさに「超人類」と呼ぶにふさわしい。ハリウッドJURINAもなんとか抵抗するが、最後には中邑真輔を彷彿とさせるボマイェで勝負あり。なんと、重要なキャラクターのハリウッドJURINAが復帰後すぐに敗北してしまった。  この試合結果に困惑する工事現場同盟のユンボ島田(島田晴香)とボイス山田(山田野絵)。帰り道に、クイウチ松村(松村香織)が、悪役らしい格好からは想像できない可愛らしいファッションで登場。松村が一緒にいる男とキスしているところを、島田と山田の2人は目撃してしまうのだった。工事現場同盟解散の危機か!? というところで今回は終わり。  全体を通して、プロデューサーの秋元康の悪ふざけが炸裂していたといえるだろう。まず大きいところでは、デビュー以来秋元に“寵愛”されているとされ、一方で批判も多かった松井珠理奈が、劇中とはいえまさかの一回戦負けである。  同ドラマは試合が中心となって話が進んでいくため、見せ場を持たせるためにも、松井が最終的に勝つ脚本になるに違いない、というのがファンの予想だったはず。その予想を簡単に裏切るのだから面白い。その松井を下した木下にとっては、劇中のセリフそのまま“おいしい”展開だ。  加えて、やはり盛り込まれた恋愛要素。アイドルに恋愛がご法度なのはもちろん、女子プロレスでも恋愛は酒、タバコと並んで「三禁」とされている。どちらにおいても、恋愛が禁止となっている理由は「パフォーマンスのためには、男と遊んでいる暇はないから」というもの。  恋愛禁止のアイドルたちに、同じように恋愛が禁止されている女子プロレスラーを演じさせ、あえて恋愛要素を取り込む。横山は視聴者の知らない間に結婚して、人妻レスラーとなり、松村はさらりとキスシーンをやってしまい、次回はこれがフォーカスされるようだ。  同じ秋元プロデュースの乃木坂46メンバー、松村沙友理が2014年に路上での男性とのキスを撮られてしまったが、今回の劇中でのキスシーンを演じたのも、奇しくも同じ「松村」。ただ恋愛をネタにしてみせるだけでなく、公式ライバルのスキャンダルを笑いのネタにしたと読めるシーンだ。  秋元は、かつて峯岸みなみが坊主となって謝罪したころ、ラジオでAKB48の恋愛スキャンダルや炎上に関する問題について「シャレにならないところまできた」「万策尽きた」という旨の発言をしていた。現在のAKB48は、恋愛スキャンダルを自分たちのドラマで笑いに変えていく道を選んだ。深夜ドラマならではのチープさなども含め、良くも悪くも“遊びまくっている”と感じた回だった。 (文=MC内郷丸)

『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第1話 あの号泣メ~ンがテレ東の深夜に帰ってきた!!

SHO-GUNG
『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第1話 あの号泣メ~ンがテレ東の深夜に帰ってきた!!の画像1
テレビ東京系『SRサイタマノラッパー マイクの細道』番組サイトより
 市民税はらってねぇ、国民年金はらってねぇ♪ 埼玉が生んだ偉大なるラップグループ「SHO-GUNG」の過激なリリックがテレビから流れてくる。『SRサイタマノラッパー』(09)を心のバイブルにしてきた人間にとっては感動の瞬間だ。超低予算なインディーズ映画『SRサイタマノラッパー』が連続ドラマ化され、地上波テレビでオンエアされる日がくるとは夢にも思わなかった。『SRサイタマノラッパー』のヒロイン・みひろが、『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(10)での女子ラッパーたちとの対決シーンが、そして『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)で刑務所に収監されたMIGHTYがIKKUとTOMに別れを告げるエンディングが……。劇場版北関東三部作の名場面が次々と映し出されるオープニングに、思わず胸の奥が熱くなる金曜の深夜だった。  劇場版『SRサイタマノラッパー』を観てない人にとっては、「えっ、このデブとネズミ男がドラマの主人公なの?」と首を傾げることしきりだろう。いや、そのまさかです。このグラサンデブIKKU(駒木根隆介)とネズミ男風のTOM(水澤紳吾)がライブハウスもCDショップもない埼玉の田舎町でラップグループ「SHO-GUNG」を結成し、エミネムやカニエ・ウェストみたいに音楽の世界でのし上がろうという夢物語を描いたのが『SRサイタマノラッパー』。この2人に年下のMIGHTY(奥野瑛太)を加えてライブデビューを目指したものの、自分たちの中に歌にしたいテーマが見つからず、どんよりとした現実により苦しむはめに。  地方都市在住者の生ぬるいがゆえのしんどさに加え、日大芸術学部映画学科を卒業したものの思うように映画が撮れずに30歳を迎えようとしていた入江悠監督の「この映画が失敗したら、もう映画の道は諦める」という追い詰められた心情がリアルに投影された『SR1』は、入江監督と同じようにバイトやニート生活を悶々と送っていた若者たちのハートを直撃。低予算の自主映画ながら、口コミ&ネットで火が点き、全国の単館系映画館でロングランヒットするという奇跡が起きた。このヒットに入江監督は自信を得て、山田真歩&安藤サクラらを主演に迎えた群馬編『SR2』、IKKUたちと別れたMIGHTYが裏社会へ身をやつしていく栃木編『SR3』と“北関東三部作”としてシリーズ化されていった。  劇場版三部作の成功で入江監督はインディーズドリームの体現者となり、『日々ロック』(14)や『ジョーカー・ゲーム』(15)、『太陽』(16)といったメジャー映画を任されていく。いわば、入江監督は地方在住のニートやフリーターたちの“希望の星”となったわけだ。『SR2』の公開時には、各都道府県をIKKUたちがラップ行脚する全国制覇の夢を語っていた入江監督。そんな途方もない夢がTVシリーズ化されたことで、グンググーンと現実味を帯びてきたではないか。夢をただの夢で終わらせないなんて、入江監督やっぱりあんたはカッケーよ!!  さて肝心の『SRサイタマノラッパー マイクの細道』第1話。IKKUが昼まで寝ていると、『SR1』で声でしか存在が認められなかった妹が登場。妹・茉美は兄宛てに手紙が届いたことを知らせる。何と「SHO-GUNG」が川崎のクラブチッタで開かれるライブイベントの前座に抽選で選ばれたことを記した手紙だった。狂喜するIKKU。だが、我々視聴者はもっと驚いた。チラッとしか映らなかった妹・茉美だが、人気グラビアアイドルの柳ゆり菜ではないか。あのデブラッパーに、こんなかわいい妹がいたとは! IKKU役の駒木根はDVDが絶賛レンタル中の『愛の渦』(14)で大胆なベッドシーンを演じたが、駒木根の汗まみれの裸体と柳ゆり菜の巨乳が揺れるセクシー水着グラビアが頭の中でマッシュアップして仕方ない。まぁ、それは置いておこう。さらに驚いたのは地元の性風俗店で働いていたTOMに奥さんがいたということ。しかも、かなり美人で性格もよさげな外国人妻・トリーシャ(コトウロレナ)だ。連ドラならではの意外性のある展開から目が離せない。  クラブチッタに出演するために「SHO-GUNG」を再結成しようと鼻息荒く持ち掛けるIKKUに対し、「嫁がいるし、子どもも産まれるから」と辞退するTOM。このシーン、第1話の見どころです。『SR1』のラストのように熱いラップでTOMの心に呼び掛けるIKKU。まだ「SHO-GUNG」は一度もクラブデビューを果たしていない。『SR1』では公民館で曲を披露して大恥を掻き、『SR3』では野外フェスのステージに立ったものの、絶妙のタイミングでMIGHTYが騒ぎを起こしてライブは中断してしまった。一度でいいから、きちんとライブをやって、中途半端な青春にケジメをつけよう。それが連ドラ版『SR』のテーマだ。  夢を見ている時間は楽しいけれど、ふと現実に立ち返ると帰り道がもうないことに気づいてしまう。夢を追い掛け続けることは両刃の剣のような恐ろしさがある。IKKUのラップに耳を塞さぎ、「もう地獄に戻さないでよ。この悪魔!」と罵るTOM。「もう終わったの、俺の青春。もう戻れないって、あの興奮」。普段はボケキャラのくせに「あっ、いま韻踏んだ」と冷静に指摘するIKKU。かくして、超かっこいいオープニング映像を挟んで、伝説のラップグループ「SHO-GUNG」は再始動することに。そして、一時期メンバーだったものの、姿を消したMIGHTYを探し出してクラブチッタのステージに立つことを2人のラッパーは目指す。  ブロッコリー農家のMIGHTY宅を久しぶりに訪ねるIKKUとTOM。『SR3』で傷害事件を起こして刑務所送りとなったMIGHTYだが、実家のお母さんに聞くとすでに出所しており、今は青森県大間町にいるらしい。ずっと姿を見せない息子のことを心配するMIGHTYの母親から交通費5万円をちゃっかり預かって、MIGHTYを実家に連れ戻すことを請け負うIKKU。埼玉から東京には一度も上京したことのないIKKUとTOMだが、東京以外の地方へ出向く分にはフットワークが軽い。ヒッチハイクでうまいこと本州の最北端・大間に辿り着いたIKKUとTOMは地元名物のマグロ料理店でデブの運転手(皆川猿時)に睨まれ、海岸では青森弁の地元ギャル・トーコ(山本舞香)にいちゃもんを付けられ5,000円をカツアゲされるはめに。それでも、偶然入ったスナックでMIGHTYにばったり遭遇するという非常に都合のいい第1話の幕切れだった。  3週間後に迫ったクラブチッタでのライブに間に合うよう、MIGHTYを連れ戻すことが超頼りないこの2人にできるのか。気性の荒いトラックの運転手と、スナックに通い詰めるメガネ中年(杉村蝉之介)から結婚を迫られているトーコを巻き込んで東北道を南下するロードムービーとなっていきそうだ。ちょっと気になるのは、一行は東北最大の都市・仙台で途中下車するかどうか。仙台は入江監督にとって、トラウマシティとして記憶されている街。『SR1』でブレークする前、長編デビュー作『ジャポニカ・ウイルス』(06)を完成させた入江監督は仙台の上映会でお披露目しているが、上映後の質疑応答の際に司会者と会場の観客たちから酷評されまくり、精神的にボコボコにされた体験がある。そのときの苦い記憶は『SR1』の公民館ライブでIKKUたちが吊るし上げられるシーンとして再現されており、いわば『SR』シリーズを生み出す言動力ともなった因縁の街である。「SHO-GUNG」のクラブチッタでのライブデビューはもちろん、入江監督が自分自身の20代の頃のトラウマにどうオトシマエを付けるかにも注目したい。 (文=長野辰次)

『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第1話 あの号泣メ~ンがテレ東の深夜に帰ってきた!!

SHO-GUNG
『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第1話 あの号泣メ~ンがテレ東の深夜に帰ってきた!!の画像1
テレビ東京系『SRサイタマノラッパー マイクの細道』番組サイトより
 市民税はらってねぇ、国民年金はらってねぇ♪ 埼玉が生んだ偉大なるラップグループ「SHO-GUNG」の過激なリリックがテレビから流れてくる。『SRサイタマノラッパー』(09)を心のバイブルにしてきた人間にとっては感動の瞬間だ。超低予算なインディーズ映画『SRサイタマノラッパー』が連続ドラマ化され、地上波テレビでオンエアされる日がくるとは夢にも思わなかった。『SRサイタマノラッパー』のヒロイン・みひろが、『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』(10)での女子ラッパーたちとの対決シーンが、そして『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)で刑務所に収監されたMIGHTYがIKKUとTOMに別れを告げるエンディングが……。劇場版北関東三部作の名場面が次々と映し出されるオープニングに、思わず胸の奥が熱くなる金曜の深夜だった。  劇場版『SRサイタマノラッパー』を観てない人にとっては、「えっ、このデブとネズミ男がドラマの主人公なの?」と首を傾げることしきりだろう。いや、そのまさかです。このグラサンデブIKKU(駒木根隆介)とネズミ男風のTOM(水澤紳吾)がライブハウスもCDショップもない埼玉の田舎町でラップグループ「SHO-GUNG」を結成し、エミネムやカニエ・ウェストみたいに音楽の世界でのし上がろうという夢物語を描いたのが『SRサイタマノラッパー』。この2人に年下のMIGHTY(奥野瑛太)を加えてライブデビューを目指したものの、自分たちの中に歌にしたいテーマが見つからず、どんよりとした現実により苦しむはめに。  地方都市在住者の生ぬるいがゆえのしんどさに加え、日大芸術学部映画学科を卒業したものの思うように映画が撮れずに30歳を迎えようとしていた入江悠監督の「この映画が失敗したら、もう映画の道は諦める」という追い詰められた心情がリアルに投影された『SR1』は、入江監督と同じようにバイトやニート生活を悶々と送っていた若者たちのハートを直撃。低予算の自主映画ながら、口コミ&ネットで火が点き、全国の単館系映画館でロングランヒットするという奇跡が起きた。このヒットに入江監督は自信を得て、山田真歩&安藤サクラらを主演に迎えた群馬編『SR2』、IKKUたちと別れたMIGHTYが裏社会へ身をやつしていく栃木編『SR3』と“北関東三部作”としてシリーズ化されていった。  劇場版三部作の成功で入江監督はインディーズドリームの体現者となり、『日々ロック』(14)や『ジョーカー・ゲーム』(15)、『太陽』(16)といったメジャー映画を任されていく。いわば、入江監督は地方在住のニートやフリーターたちの“希望の星”となったわけだ。『SR2』の公開時には、各都道府県をIKKUたちがラップ行脚する全国制覇の夢を語っていた入江監督。そんな途方もない夢がTVシリーズ化されたことで、グンググーンと現実味を帯びてきたではないか。夢をただの夢で終わらせないなんて、入江監督やっぱりあんたはカッケーよ!!  さて肝心の『SRサイタマノラッパー マイクの細道』第1話。IKKUが昼まで寝ていると、『SR1』で声でしか存在が認められなかった妹が登場。妹・茉美は兄宛てに手紙が届いたことを知らせる。何と「SHO-GUNG」が川崎のクラブチッタで開かれるライブイベントの前座に抽選で選ばれたことを記した手紙だった。狂喜するIKKU。だが、我々視聴者はもっと驚いた。チラッとしか映らなかった妹・茉美だが、人気グラビアアイドルの柳ゆり菜ではないか。あのデブラッパーに、こんなかわいい妹がいたとは! IKKU役の駒木根はDVDが絶賛レンタル中の『愛の渦』(14)で大胆なベッドシーンを演じたが、駒木根の汗まみれの裸体と柳ゆり菜の巨乳が揺れるセクシー水着グラビアが頭の中でマッシュアップして仕方ない。まぁ、それは置いておこう。さらに驚いたのは地元の性風俗店で働いていたTOMに奥さんがいたということ。しかも、かなり美人で性格もよさげな外国人妻・トリーシャ(コトウロレナ)だ。連ドラならではの意外性のある展開から目が離せない。  クラブチッタに出演するために「SHO-GUNG」を再結成しようと鼻息荒く持ち掛けるIKKUに対し、「嫁がいるし、子どもも産まれるから」と辞退するTOM。このシーン、第1話の見どころです。『SR1』のラストのように熱いラップでTOMの心に呼び掛けるIKKU。まだ「SHO-GUNG」は一度もクラブデビューを果たしていない。『SR1』では公民館で曲を披露して大恥を掻き、『SR3』では野外フェスのステージに立ったものの、絶妙のタイミングでMIGHTYが騒ぎを起こしてライブは中断してしまった。一度でいいから、きちんとライブをやって、中途半端な青春にケジメをつけよう。それが連ドラ版『SR』のテーマだ。  夢を見ている時間は楽しいけれど、ふと現実に立ち返ると帰り道がもうないことに気づいてしまう。夢を追い掛け続けることは両刃の剣のような恐ろしさがある。IKKUのラップに耳を塞さぎ、「もう地獄に戻さないでよ。この悪魔!」と罵るTOM。「もう終わったの、俺の青春。もう戻れないって、あの興奮」。普段はボケキャラのくせに「あっ、いま韻踏んだ」と冷静に指摘するIKKU。かくして、超かっこいいオープニング映像を挟んで、伝説のラップグループ「SHO-GUNG」は再始動することに。そして、一時期メンバーだったものの、姿を消したMIGHTYを探し出してクラブチッタのステージに立つことを2人のラッパーは目指す。  ブロッコリー農家のMIGHTY宅を久しぶりに訪ねるIKKUとTOM。『SR3』で傷害事件を起こして刑務所送りとなったMIGHTYだが、実家のお母さんに聞くとすでに出所しており、今は青森県大間町にいるらしい。ずっと姿を見せない息子のことを心配するMIGHTYの母親から交通費5万円をちゃっかり預かって、MIGHTYを実家に連れ戻すことを請け負うIKKU。埼玉から東京には一度も上京したことのないIKKUとTOMだが、東京以外の地方へ出向く分にはフットワークが軽い。ヒッチハイクでうまいこと本州の最北端・大間に辿り着いたIKKUとTOMは地元名物のマグロ料理店でデブの運転手(皆川猿時)に睨まれ、海岸では青森弁の地元ギャル・トーコ(山本舞香)にいちゃもんを付けられ5,000円をカツアゲされるはめに。それでも、偶然入ったスナックでMIGHTYにばったり遭遇するという非常に都合のいい第1話の幕切れだった。  3週間後に迫ったクラブチッタでのライブに間に合うよう、MIGHTYを連れ戻すことが超頼りないこの2人にできるのか。気性の荒いトラックの運転手と、スナックに通い詰めるメガネ中年(杉村蝉之介)から結婚を迫られているトーコを巻き込んで東北道を南下するロードムービーとなっていきそうだ。ちょっと気になるのは、一行は東北最大の都市・仙台で途中下車するかどうか。仙台は入江監督にとって、トラウマシティとして記憶されている街。『SR1』でブレークする前、長編デビュー作『ジャポニカ・ウイルス』(06)を完成させた入江監督は仙台の上映会でお披露目しているが、上映後の質疑応答の際に司会者と会場の観客たちから酷評されまくり、精神的にボコボコにされた体験がある。そのときの苦い記憶は『SR1』の公民館ライブでIKKUたちが吊るし上げられるシーンとして再現されており、いわば『SR』シリーズを生み出す言動力ともなった因縁の街である。「SHO-GUNG」のクラブチッタでのライブデビューはもちろん、入江監督が自分自身の20代の頃のトラウマにどうオトシマエを付けるかにも注目したい。 (文=長野辰次)

AKB48・高橋みなみ、全国ツアーの会場キャパに驚愕! 板野友美は新曲イベントに「人がまばら……」

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 AKB48を卒業して1年が経過した歌手・高橋みなみが8日、ソロとしては初となる全国ツアーの日程を発表。その会場の小ささに、ファンがザワついている。  同ツアーは、7月15日の北海道・札幌PENNY LANE24を皮切りに、9月25日の東京・赤坂BLITZまで全国15カ所を回るもの。その会場は、客席200席の福島・いわきPITや、オールスタンディングでキャパ約300人の福岡・DRUM Be-1、同じくキャパ約300人の新潟GOLDEN PIGS REDSTAGEをはじめ、その多くがキャパ500人以下の“小箱”だ。  これに、ネット上では「会場の小ささに衝撃」「こんなに人気ないとは」「たかみなって、国民的アイドルグループの総監督じゃなかったっけ」「Twitterには、45万人もフォロワーがいるのに」といった声が相次いでいる。 「卒業前には、中森明菜を目標に音楽活動をしていくと明言していた高橋ですが、歌手としては完全に迷走。素人のカラオケに毛が生えた程度の歌声が評価されるわけもなく、昨年10月にリリースしたソロアルバムは不発。さらに、卒業直後には40歳会社員との3連泊デートが報じられ、アイドル時代のファンも離れてしまった。そういった状況を踏まえ、関係者は今回のツアー規模を判断したのでしょう」(芸能記者)  一方、高橋同様に歌手の道を選んだ元AKB48・板野友美も「ファンが激減している」と話題だ。板野は8日、ラゾーナ川崎で9thシングル「♯いいね!」(キングレコード)の発売記念イベントを開催。CD予約者を対象にミニライブとハイタッチ会を行ったが、会場を訪れたファンのSNSには「ともちん見に来たけど、人少なくなったなー」「人がまばらで寂しい……」との声が見受けられた。 「これまでたびたびラゾーナ川崎でイベントを行ってきた板野ですが、以前はこの何倍もの客が集まっていただけに、ファンもショックを隠しきれない様子。イベントの最後、マスコミにバラ撒くための板野の写真を、ファンをバックに撮影するのがお決まりとなっていますが、今回の報道写真はファンの層に奥行きがなく寂しい仕上がりに。とはいえ、脱毛サロンやカラコンの広告に起用されている分、高橋の厳しさに比べたら、まだマシといえそう」(同)  知名度は抜群ながら、ライブ現場となると悲しい現状の高橋と板野。かつて“神7”と呼ばれた2人でも、実力がモノをいうソロ活動はなかなか難しいようだ。

AKB48・高橋みなみ、全国ツアーの会場キャパに驚愕! 板野友美は新曲イベントに「人がまばら……」

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 AKB48を卒業して1年が経過した歌手・高橋みなみが8日、ソロとしては初となる全国ツアーの日程を発表。その会場の小ささに、ファンがザワついている。  同ツアーは、7月15日の北海道・札幌PENNY LANE24を皮切りに、9月25日の東京・赤坂BLITZまで全国15カ所を回るもの。その会場は、客席200席の福島・いわきPITや、オールスタンディングでキャパ約300人の福岡・DRUM Be-1、同じくキャパ約300人の新潟GOLDEN PIGS REDSTAGEをはじめ、その多くがキャパ500人以下の“小箱”だ。  これに、ネット上では「会場の小ささに衝撃」「こんなに人気ないとは」「たかみなって、国民的アイドルグループの総監督じゃなかったっけ」「Twitterには、45万人もフォロワーがいるのに」といった声が相次いでいる。 「卒業前には、中森明菜を目標に音楽活動をしていくと明言していた高橋ですが、歌手としては完全に迷走。素人のカラオケに毛が生えた程度の歌声が評価されるわけもなく、昨年10月にリリースしたソロアルバムは不発。さらに、卒業直後には40歳会社員との3連泊デートが報じられ、アイドル時代のファンも離れてしまった。そういった状況を踏まえ、関係者は今回のツアー規模を判断したのでしょう」(芸能記者)  一方、高橋同様に歌手の道を選んだ元AKB48・板野友美も「ファンが激減している」と話題だ。板野は8日、ラゾーナ川崎で9thシングル「♯いいね!」(キングレコード)の発売記念イベントを開催。CD予約者を対象にミニライブとハイタッチ会を行ったが、会場を訪れたファンのSNSには「ともちん見に来たけど、人少なくなったなー」「人がまばらで寂しい……」との声が見受けられた。 「これまでたびたびラゾーナ川崎でイベントを行ってきた板野ですが、以前はこの何倍もの客が集まっていただけに、ファンもショックを隠しきれない様子。イベントの最後、マスコミにバラ撒くための板野の写真を、ファンをバックに撮影するのがお決まりとなっていますが、今回の報道写真はファンの層に奥行きがなく寂しい仕上がりに。とはいえ、脱毛サロンやカラコンの広告に起用されている分、高橋の厳しさに比べたら、まだマシといえそう」(同)  知名度は抜群ながら、ライブ現場となると悲しい現状の高橋と板野。かつて“神7”と呼ばれた2人でも、実力がモノをいうソロ活動はなかなか難しいようだ。

元SMAP・香取慎吾“隠し子疑惑”完全否定! 文春Twitter大荒れ「少年の家族に謝罪して!」

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 元SMAP・香取慎吾が、8日に生出演した情報番組『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で“隠し子疑惑”を完全否定した。  ゲストの歌手・星野源と「新しく挑戦したいこと」についてのトークで、香取は「僕、お花見挑戦したいんですよ。今まで(経験が)ないから。友だちの子どもと行きたいの。隠し子だと言われてる友だちの子どもと」と発言。スタジオにスタッフの爆笑が響く中、カメラ目線で「隠し子じゃないんです。友だちの子どもなんです。困ってます!」と続け、さらに「(恋ダンスを)その友だちの子どもに教えてもらってますよ」と星野に告げていた。  この発言を受け、少年とのツーショット写真を掲載した「週刊文春」(文藝春秋)にSMAPファンが大激怒。同誌の公式Twitter宛てには、「一般の子どもが可哀想です。謝罪してください」「一般人の12才の少年を無断で記事に掲載した罪をどう償うつもりですか?」「文春は本人と迷惑をかけられた少年、少年家族に謝罪してください」と、詰め寄るようなコメントが相次いでいる。  6日発売の「文春」は、「香取慎吾20年恋人と“謎の少年”」の見出しで6ページにわたり記事を掲載。1997年から同棲しているという女性との様子や、“謎の少年”と夜の遊園地で遊ぶ香取の写真を掲載している。 「これまで、自身のことは何を書かれても沈黙を続けてきた香取だけに、テレビで否定するのは異例。ファンは『無言を貫いてきたプロフェッショナルな慎吾に、ここまでさせるなんて……』と、『文春』への怒りを露わにしている。ただ、当然『文春』もジャニーズ側が否定することは織り込み済み。“隠し子”と断定した書き方はしていません」(芸能記者)  また、『SmaSTATION!!』といえば、先月の放送で「4.22CHANGE」と意味深なテロップが表示されたほか、番組公式サイトには現在、次回15日の放送内容として「番組内で『重大発表』があります。どうか、お見逃しなく」の案内が。これがファンをザワつかせている。 「木村拓哉以外の元SMAPメンバー4人は、近くジャニーズ事務所を退所すると言われており、『SmaSTATION!!』の重大発表はそんな元メンバーの移籍問題に大きく絡んでいる可能性も。当然、ジャニヲタは、香取がメディアから消えるのではないかとハラハラしている。そんな中、追い討ちをかけるように“謎の少年”報道が出たこともあり、『文春』への怒りが収まらないのでしょう」(同)  香取が否定したことにより、ジャニヲタから「謝罪しろ」と迫られている「文春」。今後、さらなる展開もありそうだ。

NON STYLE・井上裕介の『まいにち、ポジティヴ!』が今さら話題に!?「タイムマシンなんていらない」って……

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 NON STYLEの井上裕介が2年前に発売した日めくりカレンダー『まいにち、ポジティヴ!』(ワニブックス)なる商品が、一部ファンの間で話題となっている。  これは「毎日が楽しすぎる」と言い切っていたポジティブキャラの井上の格言が31ページ掲載された日めくりカレンダーなのだが、ひき逃げ事件の後にこれを読み返してみると、なんとも皮肉な内容になっているというのだ。  実際に商品を見てみると、「人生の幸せランキングで1位をとる」とか「僕の笑顔は世界一」といった井上の前向きな言葉が、笑顔の写真とともに飛び込んでくるのだが、パラパラとページをめくっていくと12日目には「悲しい涙より、うれし涙を流そう」とあった。確かにこれは、いま見れば先の号泣会見を思い出さずにはいられない。  井上は昨年12月のひき逃げによる道交法違反で2月に書類送検されたが、翌月に不起訴処分となり、号泣会見を経て舞台で仕事復帰したばかり。だが、事故については謎が残ったのも事実だ。  当初は「事故を起こしたことを世間に知られたら大変なことになると思った」と警察の聴取に事故後の逃走を認めていたのに、その後は「当たったとは気付かなかった」に主張が変化。それだけに、あの大泣き会見にも「必要以上に号泣して事件の内容に注目がいかないようにしたのでは」という厳しい見方もあったほど。「うれし涙を流そう」と言っていた当人が「悲しい涙」に終始したのも、皮肉な話だ。  18日目「タイムマシンなんていらない」は、「自分がしてきた決断や行動に責任を持ちたいから」と補足も書かれているが、これも今の井上なら、タイムマシンはぜひほしい機械だろう。20日目「立ち止まることを恐れるな」も、やはり“止まらなかった”ひき逃げ事件を想像せずにはいられない。「立ち止まらず、進みつづけろ!ってカッコいい。でも、たまには止まってもいいと思う」とも書かれているが、止まるべきは井上だった。  28日目には警察官のコスプレで「恋のスピード違反は取りしまれない」とあり、「事故ったときのために、エアバッグは搭載しておいてほしい」と続いていて、これまた事故と重なるものだ。最後の31日目も「人生は二択の連続だ」とあり、これも意地悪な見方をすれば「逃げる選択をした井上」と思えてしまう一文。  商品説明によると「嫌なことがあった日」などにめくってみると、「意外な言葉に救われることもあるかもしれません」というが、救われるどころか失笑してしまうカレンダーとなってしまった。  ちなみに、ヨシモト直販商品で『いちにち、ネガティブ』というカレンダーもある。こちらは『まいにち、ポジティヴ!』の言葉の上から赤字を入れて書き換えたり、写真を差し変えたりしているパロディ商品。たとえば「悲しい涙より、うれし涙を流そう」のページは、手錠をかけられた井上に、相方の石田明が警官コスプレで「やったー! 逮捕や!」と叫んでいるシャレにならない構図。「立ち止まることを恐れるな」のページも、石田が井上を崖から突き落とそうとするポーズで「イケイケー立ち止まるなー」と後押し。「恋のスピード違反は取りしまれない」でも、石田が「君、薬物やってるよね?」ときつい突っ込み。  各1,000円のカレンダー、あの不祥事があっても売れるのかどうか心配になるが、井上所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーの広報に聞いてみたところでは「まだ販売しております」とのことだった。もっとも、復帰舞台では事故をネタにした漫才をやっていた井上だけに、つらい過去も笑いに変えようとするポジティブキャラはそのままなのかもしれない。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)