KAT-TUN・亀梨和也主演のラブコメディ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の第2話。平均視聴率は2.4ポイントダウンの9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、少々寂しい結果となりました。 30年後に誠(亀梨)と晴子(木村文乃)の子どもが地球を救うことから、神様(山下智久)が2人をなんとかくっつけようとするオモシロ設定の同作。早速あらすじを振り返ってみましょう。
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SKE48須田亜香里の真骨頂! 『豆腐プロレス』かつての“釣り師”はどこへ向かうのか
AKB48グループのメンバーがプロレスに挑戦するということで話題のドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)。2クールあるということで、冗長になるのではないかと不安に思っていたが、あっという間に第14話に突入。14話は、ロングスピーチ横山(AKB48横山由依)とボイス山田(NGT48山田野絵)の試合と、パッパラー木﨑(SKE48木﨑ゆりあ)とオクトパス須田(SKE48須田亜香里)をフォーカス。と言いつつも、放送時間の大半はパッパラー木﨑とオクトパス須田の試合に使われた。今回は、この試合を中心にその内容を振り返ってみようと思う。 パッパラー木﨑とオクトパス須田。この2人は、第9話の「錦糸町道場マッチ」の一試合目ですでに対戦している(記事参照)ので、省略するが、結果はオクトパス須田の勝利。パッパラー木﨑はデビュー戦で敗北を喫していたのである。そのときの悔しさを晴らすべく、木﨑は今まで以上にハードなトレーニングを積んできた。試合開始直後、その悔しさを爆発させるように木﨑は早速奇襲を仕掛ける。ジャンピングニー、ダブルニーと、ひざ蹴りの攻撃を連続でオクトパス須田の顔面に直撃させる。そのままフェイスロックへ持ち込む。もともとケンカに明け暮れていたパッパラー木﨑らしい戦い方だ。 しかしオクトパス須田は一瞬のスキをついてフェイスロックを抜け出し、持ち前の手脚の柔軟性を活かした「オクトパスホールド」をかける。そのままホールドされている木﨑に向かって、「ねえ、今日もチューさせてくれるでしょ?」と語りかけ、木崎の唇に迫る。木﨑はこれに、怯えた表情。木﨑はデビュー戦で敗北した際に受けたオクトパス須田の「チュー」がトラウマになって手が震えるようになってしまっていたのだ。 木﨑は木﨑で、自分が須田の「チュー」にトラウマを持ってしまっていることを、サックス古畑(SKE48古畑奈和)に相談していた。古畑はこの木﨑のトラウマの克服のためのサポートを精一杯行い、ほとんど二人三脚のような形でトレーニングに励んできた。パンチやキックの合間に須田の顔の写真を見て、それに慣れるように訓練したり、とりあえずオクトパス対策ということで生きたタコを捕まえたりといった奇抜なものだが、木﨑も、サポートする古畑も、精一杯やっていたことは間違いない。ドラマを観ていれば、「チューに慣れよう」と、唇をすぼめて木﨑に「ちゅーーーー」と言いながら顔を近寄せてくる古畑に癒やされた方も多かったのではないかと思う。 何より木﨑をサポートし続ける古畑の献身的な姿は、愛の深さを感じ、というよりもはや「百合」のようなものも感じてしまうほど。次回予告で、そんな古畑が「恋をした!?」との煽りがあっただけに、余計にそう思えてしまった。 しかし、それでもトラウマが残る木﨑は、動きにもキレがない。ここでリングサイドでサポートに入っていた古畑が動く。倒れ込む木﨑の近くに駆け寄り、ガムテープの切れ端を渡したのである。これは、トラウマ克服のトレーニングの結果、唇を見なければ手は震えないでいられることがわかったので、ガムテープで唇を隠してしまえばいいという作戦だった。これで手の震えがなくなり動きにもキレが戻った木﨑は、須田にハイキック。須田はそのまま反り返りこれを交わすが、木﨑はその振り上げた脚をそのまま須田の腹に落とし直撃させる。最後には顔面にキックをお見舞い。木﨑の勝利となった。 今回、試合内容だけでなく、特に面白いのが数々の回想シーンで、オクトパス須田のエピソードを描いているところである。そのエピソードは、オクトパス須田を演じるSKE48の須田亜香里と重なるところがあまりに多い。細かく紹介していこう。 半年前の錦糸町道場マッチの頃まで、どちらかというとクールなキャラクターだった須田は、あるときふと、WIP(ワールド・アイドル・レスリング)のグッズの物販スタッフのお手伝いを始める。物販にあるグッズを眺めると、自分の写真がプリントされたものは他に比べてあまりに売れ残りが多い。実際に販売をしていても他のメンバーのグッズを売らなければならないという現実に直面し、悔しい思いをする。しかし須田はこれで腐らなかった。「WIPのことを今後もよろしくお願いします!」と誠実に対応。また、ビデオを見直してファンの人の顔と名前をノートにまとめて確認し続け覚えていく。出待ちのファンにも笑顔を絶やさない。次第にファンサービスが良いということで評判となり、この半年の間に人気レスラーに成長していたのであった。これまで演者の須田亜香里が、アイドルとしてやってきたこととほぼ同じエピソードである。AKB48グループが大切にしている劇場公演や握手会でのファンサービスが、そのまま彼女の人気を押し上げたのだ。 2015年の第7回選抜総選挙では、それまでずっと上がり続けていた順位・票数を、この年初めて落とし、選抜落ちを経験。壇上でのスピーチの際には、泣きながら「私の努力不足でした」と謝罪したことで波紋を呼んだ須田。敗北後のオクトパス須田は、目を真っ赤に腫らしながら「みんなに精一杯応援してもらったのに……期待に応えられず、ごめんなさい」と深くお辞儀をして謝罪。その悔しさをにじませた表情を含め、15年の総選挙のスピーチの須田そのもの。ドラマではこの深い謝罪の後、ファンたちが立ち上がり「須田は頑張った!」とエールを送り、試合は終了する。アイドルとしての須田亜香里も同じように、ファンからの声援に後押しされるように、16年には選抜に復帰した。 ファンサービスが特にしっかりとしている、あるいは過剰なメンバーのことを半ば嘲笑的に「釣り師」と呼ぶ。こういうメンバーはファンの気持ちを自分に向けて「釣る」ことが得意と言われ、須田亜香里は「釣り師」の代表格とされてきた。特にそのパフォーマンスの過剰さや、キャラクターは好き嫌いが分かれやすく、批判も多い。 だが、そういった批判に折れることなく、須田は自分の道を進んできたからこそ今の人気があるのだろう。こういった形で積み重ねてきた努力は高く評価され、彼女の新書『コンプレックス力 なぜ、逆境から這い上がれたのか?』(産経新聞出版)も発売されたほどである。今までその柔軟性だけが持ち味だったオクトパス須田が、ファンサービスを武器に人気者に成長し、負けてもファンの声援で立ち直っていくという姿は、これまでの須田亜香里のSKE48での活動を凝縮したような内容だった。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
SKE48須田亜香里の真骨頂! 『豆腐プロレス』かつての“釣り師”はどこへ向かうのか
AKB48グループのメンバーがプロレスに挑戦するということで話題のドラマ『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)。2クールあるということで、冗長になるのではないかと不安に思っていたが、あっという間に第14話に突入。14話は、ロングスピーチ横山(AKB48横山由依)とボイス山田(NGT48山田野絵)の試合と、パッパラー木﨑(SKE48木﨑ゆりあ)とオクトパス須田(SKE48須田亜香里)をフォーカス。と言いつつも、放送時間の大半はパッパラー木﨑とオクトパス須田の試合に使われた。今回は、この試合を中心にその内容を振り返ってみようと思う。 パッパラー木﨑とオクトパス須田。この2人は、第9話の「錦糸町道場マッチ」の一試合目ですでに対戦している(記事参照)ので、省略するが、結果はオクトパス須田の勝利。パッパラー木﨑はデビュー戦で敗北を喫していたのである。そのときの悔しさを晴らすべく、木﨑は今まで以上にハードなトレーニングを積んできた。試合開始直後、その悔しさを爆発させるように木﨑は早速奇襲を仕掛ける。ジャンピングニー、ダブルニーと、ひざ蹴りの攻撃を連続でオクトパス須田の顔面に直撃させる。そのままフェイスロックへ持ち込む。もともとケンカに明け暮れていたパッパラー木﨑らしい戦い方だ。 しかしオクトパス須田は一瞬のスキをついてフェイスロックを抜け出し、持ち前の手脚の柔軟性を活かした「オクトパスホールド」をかける。そのままホールドされている木﨑に向かって、「ねえ、今日もチューさせてくれるでしょ?」と語りかけ、木崎の唇に迫る。木﨑はこれに、怯えた表情。木﨑はデビュー戦で敗北した際に受けたオクトパス須田の「チュー」がトラウマになって手が震えるようになってしまっていたのだ。 木﨑は木﨑で、自分が須田の「チュー」にトラウマを持ってしまっていることを、サックス古畑(SKE48古畑奈和)に相談していた。古畑はこの木﨑のトラウマの克服のためのサポートを精一杯行い、ほとんど二人三脚のような形でトレーニングに励んできた。パンチやキックの合間に須田の顔の写真を見て、それに慣れるように訓練したり、とりあえずオクトパス対策ということで生きたタコを捕まえたりといった奇抜なものだが、木﨑も、サポートする古畑も、精一杯やっていたことは間違いない。ドラマを観ていれば、「チューに慣れよう」と、唇をすぼめて木﨑に「ちゅーーーー」と言いながら顔を近寄せてくる古畑に癒やされた方も多かったのではないかと思う。 何より木﨑をサポートし続ける古畑の献身的な姿は、愛の深さを感じ、というよりもはや「百合」のようなものも感じてしまうほど。次回予告で、そんな古畑が「恋をした!?」との煽りがあっただけに、余計にそう思えてしまった。 しかし、それでもトラウマが残る木﨑は、動きにもキレがない。ここでリングサイドでサポートに入っていた古畑が動く。倒れ込む木﨑の近くに駆け寄り、ガムテープの切れ端を渡したのである。これは、トラウマ克服のトレーニングの結果、唇を見なければ手は震えないでいられることがわかったので、ガムテープで唇を隠してしまえばいいという作戦だった。これで手の震えがなくなり動きにもキレが戻った木﨑は、須田にハイキック。須田はそのまま反り返りこれを交わすが、木﨑はその振り上げた脚をそのまま須田の腹に落とし直撃させる。最後には顔面にキックをお見舞い。木﨑の勝利となった。 今回、試合内容だけでなく、特に面白いのが数々の回想シーンで、オクトパス須田のエピソードを描いているところである。そのエピソードは、オクトパス須田を演じるSKE48の須田亜香里と重なるところがあまりに多い。細かく紹介していこう。 半年前の錦糸町道場マッチの頃まで、どちらかというとクールなキャラクターだった須田は、あるときふと、WIP(ワールド・アイドル・レスリング)のグッズの物販スタッフのお手伝いを始める。物販にあるグッズを眺めると、自分の写真がプリントされたものは他に比べてあまりに売れ残りが多い。実際に販売をしていても他のメンバーのグッズを売らなければならないという現実に直面し、悔しい思いをする。しかし須田はこれで腐らなかった。「WIPのことを今後もよろしくお願いします!」と誠実に対応。また、ビデオを見直してファンの人の顔と名前をノートにまとめて確認し続け覚えていく。出待ちのファンにも笑顔を絶やさない。次第にファンサービスが良いということで評判となり、この半年の間に人気レスラーに成長していたのであった。これまで演者の須田亜香里が、アイドルとしてやってきたこととほぼ同じエピソードである。AKB48グループが大切にしている劇場公演や握手会でのファンサービスが、そのまま彼女の人気を押し上げたのだ。 2015年の第7回選抜総選挙では、それまでずっと上がり続けていた順位・票数を、この年初めて落とし、選抜落ちを経験。壇上でのスピーチの際には、泣きながら「私の努力不足でした」と謝罪したことで波紋を呼んだ須田。敗北後のオクトパス須田は、目を真っ赤に腫らしながら「みんなに精一杯応援してもらったのに……期待に応えられず、ごめんなさい」と深くお辞儀をして謝罪。その悔しさをにじませた表情を含め、15年の総選挙のスピーチの須田そのもの。ドラマではこの深い謝罪の後、ファンたちが立ち上がり「須田は頑張った!」とエールを送り、試合は終了する。アイドルとしての須田亜香里も同じように、ファンからの声援に後押しされるように、16年には選抜に復帰した。 ファンサービスが特にしっかりとしている、あるいは過剰なメンバーのことを半ば嘲笑的に「釣り師」と呼ぶ。こういうメンバーはファンの気持ちを自分に向けて「釣る」ことが得意と言われ、須田亜香里は「釣り師」の代表格とされてきた。特にそのパフォーマンスの過剰さや、キャラクターは好き嫌いが分かれやすく、批判も多い。 だが、そういった批判に折れることなく、須田は自分の道を進んできたからこそ今の人気があるのだろう。こういった形で積み重ねてきた努力は高く評価され、彼女の新書『コンプレックス力 なぜ、逆境から這い上がれたのか?』(産経新聞出版)も発売されたほどである。今までその柔軟性だけが持ち味だったオクトパス須田が、ファンサービスを武器に人気者に成長し、負けてもファンの声援で立ち直っていくという姿は、これまでの須田亜香里のSKE48での活動を凝縮したような内容だった。 (文=MC内郷丸)テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
11.2%スタート『フランケンシュタインの恋』圧倒的な「かわいさ」の綾野剛が“和製ジョニー・デップ”に見えてくる
とかく怪物は美少女と出会うべきだし、その美少女は病弱であるべきだし、怪物は心優しくて純粋なのに、その意に反して人間を傷つけてしまう存在であるべきだと思うんです。それはもう、こうした物語を描く上での定石、しきたり、ルールといえるものでしょう。 怪物は美少女に、「僕が怖くないのか?」と聞かなければいけないし、美少女は「怖くないわ、だって……」と答えなければいけない。この「だって……」の後に続く理由づけさえ決まっていれば、おのずとドラマは走り出すことになります。 地味ながら真面目な作品作りで一定の評価を得てきた日本テレビ系「日曜ドラマ」枠、今期の『フランケンシュタインの恋』は、そうした定石を一歩一歩、丁寧に踏みながらスタートしました。第1話の視聴率は11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まずは及第点といえるでしょう。 120年前に、医学博士である父・深志研太郎によって生み出されたという人造人間を演じるのは、現在の日本映画・ドラマ界では山田孝之と並んで“当代一のカメレオン俳優”と評される綾野剛。背も高いし、脱いだらバッキバキの身体でしたし、ドンズバなキャスティングだと思います。 病弱な美少女・津軽継実(つがるつぐみ)には、二階堂ふみ。キノコをこよなく愛する女子大生で、薬が切れると頭が痛くなって死にそうになっちゃう病気の持ち主です。 継実の先輩男子・稲庭聖哉には柳楽優弥が配され、二階堂ふみと熱愛が報じられたこともある新井浩文をはじめ、光石研、柄本明、そして、もはや「元AKB」の肩書ナシでもバンバン仕事が取れるようになった川栄李奈といった実力派俳優たちが脇を固めます。脚本に向田邦子賞をはじめ数々の受賞歴を誇る大森寿美男を迎えたことも含めて、日テレドラマ班、実に手堅い仕事です。とりあえず第1話を終えて、ダメなドラマになる要素は見当たりませんでした。 30分延長版となった第1話は、2つのパートに分かれています。まずは、怪物が美少女と出会い、その美少女に連れられて山を降りるまで。 怪物には、悲しい過去がありました。120年前、ひとりの少女に触れたことで、その少女を殺してしまったのです。怪物の手が白く光ると、なんらかの白い菌がまきちらされ、それを浴びた人間は激しいアレルギー症状に陥ってしまうようです。 そして120年後、その少女とそっくりな女の子が山に現れたのでした。 継実が怪物の棲む山に入ったきっかけは、なかなかハードでした。研究熱心で人見知りしない性格の継実は、平気で男だらけの飲み会に顔を出します。しかしこの日の飲み会の相手だった3人組の男たちは、最初から継実の身体が目的だったようです。酔い潰され、車で山にさらわれる継実。レイプされてポイのパターンです。 しかし、継実を乗せた車の前に、突如怪物が姿を現します。車はそのまま怪物をはねてしまいます。すわ、殺しちゃったか、とうろたえる男子たち。その隙をついて道なき道を逃げ出そうとする継実でしたが、頭も痛いし、逃げ切ることができません。さっきまでうろたえていた男子たちも、継実が逃げだしたことに気付くと、事故被害者のことも忘れて追いかけてきます。 ところが、その男たちの前に事故被害者が空から降ってきました。立ちはだかる被害者=怪物。1人が木の棒で殴りかかりますが、怪物は白い菌をまきちらして男3人を倒してしまいました。 怪物は、気を失った継実を近くのバス停に放置して姿を消します。しかしその場に、とっても珍しい「アカナリカミタケ」というキノコを落としていったため、継実の興味を大いに引くことになります。 シンデレラが残したガラスの靴を探しに街へ降りてきた王子様のように、継実はアカナリカミタケの生息地を求めて再び山に入ります。すると、物陰から怪物が現れるのでした。 怪物は、継実に問いかけます。 「どうして、ここにいるんですか」 「死ななかったんですか、120年前……」 しかし怪物は、継実があのとき殺してしまった少女ではないことに気付くと、「僕は、人間じゃないんです。ここであったことは、忘れてください」と言い残して、その場を去っていきます。 継実は、怪物の棲家まで付いて来ちゃいました。風車で電気を作っていると思しき、サイバーパンク風のオシャレな山小屋です。その内部は、非常に幻想的に撮られています。部屋の中央に地下に通じる螺旋階段があって、その地下室で怪物は、父によって生み出されたのでした。 「私は科学者だから、知らないことを知りたい」 「知りたいことを知らないまま死ぬのは嫌です」 脳に大きな病気を抱える継実のまっすぐな眼差しが、怪物の心を溶かしていきます。というか、二階堂ふみがいちいちかわいいので、さしもの怪物も気を許してしまうのでしょう。ホントに、いちいちかわいいんです。なんてかわいいんでしょう。 怪物は父の死後(地下室で白骨死体になってた)、拾ってきたラジオで人間界のことを学んできたといいます。お気に入りは、午後3時から始まる、ラジオレポーター天草純平(新井浩文)の説教くさいお悩み相談番組。一緒にテーマソングを歌えるくらい好きなようです。一緒にテーマソングを歌う怪物・綾野剛がまた、いちいちかわいい。その後、怪物は継実と一緒に山を降りることになりますが、初めて自転車に乗ってヨロヨロする怪物、両脚を広げて一気に坂を駆け下りる怪物、アーケード商店街で見るものすべてにキラキラ感を覚える怪物が、いちいちかわいい。悲劇的な設定を与えられた綾野剛と二階堂ふみが、いちいちかわいい。そういうドラマです。綾野剛が『シザーハンズ』のジョニー・デップに見えてきます。 後半は、街に降りた怪物が生活の場を得るまで。怪物は、継実の先輩・聖哉の実家である「稲庭工務店」に身を寄せることになります。継実は、怪物に父親の深志研太郎から取った「深志研」という名前を与えます。稲庭工務店の棟梁で聖哉の父親でもある恵治郎によれば、「ケン」という名前の最高峰は高倉健の「健さん」であり、研究の「研さん」は「ケンさんの中でも、いちばん位の低いケンさん」なのだとか。いわずもがな、棟梁を演じているのは光石研です。このあたりから、ドラマは一気にコメディタッチに振れていきます。 工務店で働き始めてからも、怪物のお気に入りは、3時のラジオ。今日も天草は独特の説教くささを発揮しながら「自分が誰だかわからない、仕事をしていてもデートをしていても、自分じゃないような気がする」という相談者に「わからないと思うことが大事なんだと思う。自分の考え方次第で変えられる。自分を面白がればいいと思う」と説きます。DJ仲間にも不評な天草コーナーですが、怪物にはなぜかストレートに届くようです。怪物は継実に、名前を付けてくれたことに感謝しながら「名前以外の自分もわかることができるでしょうか」「変えてゆけるでしょうか」と問いかけます。「いけますよ」と継実。ホントにかわいい。怪物は深志研という人間として、生きていくことにしたようです。 しかしその後、聖哉が継実をバックハグしているのを見てしまうと、両手にモワモワと白い胞子が……。たまたま居合わせた継実の姉・晴果(田島ゆみか)をその手で触ってしまい、晴果がぶっ倒れたところで、次回へ。 先に『シザーハンズ』を例に出しましたが、『フランケンシュタインの恋』というドラマの設定や展開そのものに、目新しさはまったくありません。ただし、綾野剛と二階堂ふみの圧倒的な存在感、圧倒的なかわいさが全編を支配しているので、見ていてとっても楽しいです。シナリオも細かく見ればいろいろ文句もつきそうですが、ここまでかわいい2人を前にすると、あえてツッコミを入れる気にもなりません。 今期は全体的に出来のいい作品が多いクールになっていますが、また毎週楽しみになる作品がスタートしたことを、素直に喜んでおきたいと思いますし、綾野剛にとっては“当たり役”になると思います。まあ、綾野剛に関していえば『日本で一番悪い奴ら』も『怒り』も『新宿スワン』も『コウノドリ』も“当たり役”だと思ったので、単に私が好きな役者さんだというだけなんですけれども。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『フランケンシュタインの恋』番組サイトより
浜崎あゆみが「何もしなくても指差される」と嘆きも、「いろいろしてるだろ」と総ツッコミ
歌手の浜崎あゆみが23日、自身のSNSで「何をしてもしなくても、これからも指差されるんだろう。許されはしないんだろう。それは誰のせいでもない、ただの自業自得だ」と意味深に綴り、励ましのコメントが相次いでいる。 浜崎はほかに「何か周りよりも長けたものを持って生まれたワケでもない私は諦めない事しか出来ない。私からそれを取ったら何にもない」と綴り、「だから明日も諦めない」と締めている。 これに対し、コメント欄には「浜崎さんて自分に厳しいんですね 見習わなくちゃ」「指差されるんやったら、あゆさんと指を差してくる人の間に立ちます」「多分、てか間違いなく、存在自体が他人より長けている。初めてテレビで見た時、体に電流が流れたよ」「あなたがそこにいるだけで、それだけで励まされたり、嬉しかったり、そういう人がたくさんいます」といったファンのメッセージが殺到している。 「昔から歌詞に『諦めない』という言葉を多用してきたあゆですが、この投稿は2015年リリースのミニアルバムに収録されている『Sorrows』の歌詞に似ていますね。これまでも意味深な投稿をしては『何を言っているのかわからない』と言われ続けてきたあゆですが、ファンですら歌詞なのか日常の投稿なのか判断できない。あゆが歌詞の一部を投稿し、『何かあったの?』とファンを心配させるという流れは、もはやお決まりとなっています。とはいえ、今回は『自業自得』というあゆらしくない言葉を使っていますから、何かに悩んでいるのかもしれません」(あゆウォッチャー) 何が「自業自得」なのかは不明だが、浜崎といえば、謎の外国人と結婚しては離婚を繰り返したり、昭和のスターのような“空港芸”を披露したりと、浮世離れした行動がたびたび注目を浴びている。 また、先月放送の音楽番組『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)で約半年ぶりのテレビ出演を果たした際、ネット上で“激太り”が話題に。さらに今月、SNSに投稿された全身写真について“加工疑惑”が浮上し、騒動となったばかりだ。 「『何をしてもしなくても、これからも指差されるんだろう』と悲しげに綴ったあゆですが、さすがに何もしなければ指差されません。明らかに何かしています」(芸能記者) マツコ・デラックスから「数々の奇行を私たちに発表してくれる、希有な存在」と称されたこともある浜崎。来年40歳を迎えるにあたり、パブリックイメージに悩んでいるのかもしれない。
『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第3話 ノスタルジーとの決別、新将軍としての旅立ち!
本州最北端の町・青森県大間で再会を果たしたIKKU(駒木根隆介)、TOM(水澤紳吾)、そしてMIGHTY(奥野瑛太)の3人は、伝説のラップグループ「SHO-GUNG」を再結成することに。第3話となる今回は、大間を後にして3人が“生ぬるい青春”リセットの旅へといよいよ出発。“将軍”だけに黄門さま、助さん、格さんのようなラップでの世直し旅になるのか。まぁ、3人ともうっかり八兵衛みたいな三枚目キャラだから絶対そうはならないだろうけど。 オープニングはIKKUとTOMがお世話になったスナックのひとり娘・トーコ(山本舞香)とトーコにしつこく言いよってきたメガネ中年・マキノ(杉村蝉之介)とのベッドシーン。「ふつつかものですが、末永くよろしくお願いします」とパジャマ姿で三つ指を付くトーコ。「初夜だな」と鼻の下を伸ばすマキノ。薄暗い和室に並べて敷かれた布団が妙にエロい。 地元資産家の凄技を見せてやろうと言わんばかりにマキノがアタッシュケースを開くと、中からは極太バイブにローション、さらには手錠……と大人のための快楽グッズがぞくぞく。ドラえもんならぬエロえもんである。トーコの白く細い手首に手錠を掛けながら「やっと、わいの嫁さんだな」とむっつりほくそえむマキノ。 「いや~ッ!!」と目が醒めるトーコ。フロイトだったらどんな心理分析するのか、ちょっと気になる生々しいトーコの性夢だが、前回のTOMが見た美人嫁トリーシャ(コトウロレナ)に棄てられる夢に続いての夢はじまり。渥美清主演のロードムービー『男はつらいよ』シリーズも、初期~中期は寅さんが旅先で見る夢はじまりが多かったことを思い出させる。デコトラに乗って、東北道を縦断していくこれからの展開は、菅原文太主演のロードムービー『トラック野郎』シリーズも彷彿させるし。今回の『マイクの細道』は実は『SRサイタマノラッパー』劇場版三部作の成功でメジャーシーンというネクストステージに立った入江悠監督自身が、日本映画史に残る過去の人気シリーズを再発見していく旅なのかもしれない。 前回、夜の大間崎で「SHO-GUNG」を再結成することに同意したMIGHTY。漁港にある倉庫で、IKKU、TOMと酒を飲み交わしている。再結成で盛り上がり、そのまま朝まで飲み明かしたらしい。東京でも栃木でも自分の居場所を見つけることができなかったMIGHTYは、「こうやって、SHO-GUNGとしてまた集まれて……。なんか、ありがとー」と素直に喜ぶ。埼玉のブロッコリー畑で育ったMIGHTYは刑務所暮らしを経験したものの、心の根っこの部分はひどく純真だったりする。でも、純真がゆえに不条理な状況に遭遇すると暴力沙汰を巻き起こしてしまう。そのことを理解してくれる旧友たちとの再会が、MIGHTYは本当にうれしそうだ。 男の友情は永遠であることを確かめ合う3人。まるで横山光輝の大河コミック『三国志』の「桃園の誓い」のような名シーンである。だが、そんな名シーンにミソを付けてしまう男がIKKU。体型の割に虚弱体質なIKKUは酔っぱらって、倉庫脇に駐車してあったトラックに思わずゲロをぶちまける。大間に来てからマグロ料理ばかり食べていたから、さぞマグロ臭いゲロだろう。マグロのブツ切りトロロがしばらく食べられそうもない。 劇映画における嘔吐シーンは非常に重要だ。ロードムービーの名作『スタンド・バイ・ミー』(86)に実話もの『アポロ13』(95)でもゲロシーンが強烈な印象を残している。IKKUが吐いたゲロも、『マイクの細道』を大きく動かすきっかけとなる。IKKUがゲロを浴びせたトラックは、案の定、IKKUと相性が最悪のデブドライバー・カブラギ(猿川皆時)のデコトラだった。 あわててTOMがバケツで水を掛け、MIGHTYが雑巾で拭き取ろうとするが、なぜかペイントがはげ落ちてしまう。水性絵の具で描いたデコトラなのか? お風呂で流れ落ちる刺青みたいなものか? それはともかく、情けない状態になったデコトラを見て、カブラギは大激怒。「このペイントは男の勲章だ。トラック野郎の命だ」と怒り狂うカブラギは、IKKUたちを港に正座させて本名を名乗らせる。IKKU=加賀谷郁美、TOM=本間友弥、MIGHTY=松本樹。本名が明かされると、魔法が解けたカボチャの馬車のように、3人はますますヘタレに見えてくる。 カブラギから「ペイントの修理代、120万円」を請求されたIKKUたちはお金を持たないため、トラックの荷物の搬入を手伝わされるはめに。再結成した「SHO-GUNG」としての初コラボがトラックの荷物運びとはトホホすぎる。当然1回の搬入だけでは120万円に足りるはずもなく、カブラギのトラックに乗って岩手県での荷物おろしも手伝うことになる。全然かっこよくないけど、IKKUたちにはぴったりの旅立ちの仕方だろう。 午後3時に港を出発することになった一行。大間で世話になった人にあいさつしてくると町へ戻るMIGHTY。7年間離れていた間にMIGHTYとの間に少し溝があることを感じていたIKKUだが、付き合いの長いTOMとはリラックスして即興ラップでやりとりができる。 TOM「SHO-GUNGには新しい曲が必要、おニューなトラックでライブかましたいな♪」 IKKU「イェイェ~、チャンスとマイクは自分の手でつかむ。でもトラックだけはDJに頼む~♪」 大間郵便局前を歩きながら明らかになるのは、新生「SHO-GUNG」の問題点。3人には劇場版『SRサイタマノラッパー』(09)で披露した「教育 金融 ブランニュー」という名曲があるが、クラブチッタでライブをやるには1曲だけでは間が持たない。できれば、その後の「SHO-GUNG」の歴史を感じさせる新しい曲がほしい。とはいっても、お世話になったTKDこと伝説のタケダ先輩は7年前に亡くなってしまった。新しい曲は誰に頼むか? TOMが創るのか? せっかく下北半島まで来ているんだから、恐山でイタコにタケダ先輩を呼び出してもらえばいいのに。天国からのライムは一体どんな味だろうか? そうこうしているうちに、午後3時となりカブラギ号が出発することに。MIGHTYは『SR1』の頃に着ていた懐かしいジャケットに着替えての旅立ちだ。まぁ、マグロのロゴが入った上着のままだとロックフィッシュバンド「漁港」の二番煎じになってしまうしな。だが、ここで気になるのは『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)でMIGHTYと同棲していた彼女・一美(斉藤めぐみ)の存在。東京で問題を起こしたMIGHTYと一緒に栃木へと流れ、刑務所を訪ねたこともある一美だが、大間にはいないらしい。福島の実家で、MIGHTYが迎えに来るのを今もずっと待っているのか。高倉健さん主演作『幸せの黄色いハンカチ』(77)みたいな展開が待っているのか。福島編が今からすごく気になる。 MIGHTYだけトラックの助手席に座り、IKKUとTOMは荷台へと閉じ込められるはめに。ふて腐れるIKKUだが、この最弱ダメダメコンビの唯一の長所はドン底にいる自分らの状況をラップよって相対化させることができるという点だ。社会から抑圧された黒人文化からジャズ、ソウル、ヒップホップが生まれ、日本の労働歌として民謡が育まれていったように、トラックの荷台で揺られるIKKUの口から自然と歌詞がこぼれ落ちていく。 IKKU「どこにあるんだ、俺たちのフリーダム。MIGHTYの野郎、助手席でズリぃーなぁ。寒いの上等、狭いの上等。SHO-GUNGの旅は三人旅~、ラップの道は曲がり道~♪」 ラップの即興性とみちのく旅情を感じさせる浪曲・演歌調の節回しをリミックスさせたメロディを口ずさむIKKU。何となくだが、新生「SHO-GUNG」の目指す方向性がぼんやりと見えてくる。そしてトラックの荷台には、メガネ中年・マキノとの結婚を嫌うトーコが密航者として潜んでいた。荷物の隙間から、つぶらな瞳をきょろつかせるトーコ。フランク・ヘネンロッター監督のカルト映画『バスケットケース』(82)のベリアル兄ちゃんみたいで超キュートだ。 クラブチッタでのライブ開催まで、2週間足らず。それまでに新生「SHO-GUNG」の新曲はできるのか。TOMの嫁トリーシャは埼玉でTOMの帰りをちゃんと待っているのか。MIGHTYの元カノ・一美の再登場はあるのか。そして、かねてより童貞の疑いが噂されているIKKUは晴れて童貞ラッパーから卒業することができるのか(ちなみに『男はつらいよ』の寅さんも素人童貞らしい)。それぞれの課題を抱え、甦った「SHO-GUNG」は遥か川崎クラブチッタを目指す。SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のエンディングみたいでちょっとかっこいい。SHO-GUNGよ急げ、自分たちと埼玉の未来を懸けて。運命のライブまで残り13日! (文=長野辰次)テレビ東京系『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』番組サイトより
『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』第3話 ノスタルジーとの決別、新将軍としての旅立ち!
本州最北端の町・青森県大間で再会を果たしたIKKU(駒木根隆介)、TOM(水澤紳吾)、そしてMIGHTY(奥野瑛太)の3人は、伝説のラップグループ「SHO-GUNG」を再結成することに。第3話となる今回は、大間を後にして3人が“生ぬるい青春”リセットの旅へといよいよ出発。“将軍”だけに黄門さま、助さん、格さんのようなラップでの世直し旅になるのか。まぁ、3人ともうっかり八兵衛みたいな三枚目キャラだから絶対そうはならないだろうけど。 オープニングはIKKUとTOMがお世話になったスナックのひとり娘・トーコ(山本舞香)とトーコにしつこく言いよってきたメガネ中年・マキノ(杉村蝉之介)とのベッドシーン。「ふつつかものですが、末永くよろしくお願いします」とパジャマ姿で三つ指を付くトーコ。「初夜だな」と鼻の下を伸ばすマキノ。薄暗い和室に並べて敷かれた布団が妙にエロい。 地元資産家の凄技を見せてやろうと言わんばかりにマキノがアタッシュケースを開くと、中からは極太バイブにローション、さらには手錠……と大人のための快楽グッズがぞくぞく。ドラえもんならぬエロえもんである。トーコの白く細い手首に手錠を掛けながら「やっと、わいの嫁さんだな」とむっつりほくそえむマキノ。 「いや~ッ!!」と目が醒めるトーコ。フロイトだったらどんな心理分析するのか、ちょっと気になる生々しいトーコの性夢だが、前回のTOMが見た美人嫁トリーシャ(コトウロレナ)に棄てられる夢に続いての夢はじまり。渥美清主演のロードムービー『男はつらいよ』シリーズも、初期~中期は寅さんが旅先で見る夢はじまりが多かったことを思い出させる。デコトラに乗って、東北道を縦断していくこれからの展開は、菅原文太主演のロードムービー『トラック野郎』シリーズも彷彿させるし。今回の『マイクの細道』は実は『SRサイタマノラッパー』劇場版三部作の成功でメジャーシーンというネクストステージに立った入江悠監督自身が、日本映画史に残る過去の人気シリーズを再発見していく旅なのかもしれない。 前回、夜の大間崎で「SHO-GUNG」を再結成することに同意したMIGHTY。漁港にある倉庫で、IKKU、TOMと酒を飲み交わしている。再結成で盛り上がり、そのまま朝まで飲み明かしたらしい。東京でも栃木でも自分の居場所を見つけることができなかったMIGHTYは、「こうやって、SHO-GUNGとしてまた集まれて……。なんか、ありがとー」と素直に喜ぶ。埼玉のブロッコリー畑で育ったMIGHTYは刑務所暮らしを経験したものの、心の根っこの部分はひどく純真だったりする。でも、純真がゆえに不条理な状況に遭遇すると暴力沙汰を巻き起こしてしまう。そのことを理解してくれる旧友たちとの再会が、MIGHTYは本当にうれしそうだ。 男の友情は永遠であることを確かめ合う3人。まるで横山光輝の大河コミック『三国志』の「桃園の誓い」のような名シーンである。だが、そんな名シーンにミソを付けてしまう男がIKKU。体型の割に虚弱体質なIKKUは酔っぱらって、倉庫脇に駐車してあったトラックに思わずゲロをぶちまける。大間に来てからマグロ料理ばかり食べていたから、さぞマグロ臭いゲロだろう。マグロのブツ切りトロロがしばらく食べられそうもない。 劇映画における嘔吐シーンは非常に重要だ。ロードムービーの名作『スタンド・バイ・ミー』(86)に実話もの『アポロ13』(95)でもゲロシーンが強烈な印象を残している。IKKUが吐いたゲロも、『マイクの細道』を大きく動かすきっかけとなる。IKKUがゲロを浴びせたトラックは、案の定、IKKUと相性が最悪のデブドライバー・カブラギ(猿川皆時)のデコトラだった。 あわててTOMがバケツで水を掛け、MIGHTYが雑巾で拭き取ろうとするが、なぜかペイントがはげ落ちてしまう。水性絵の具で描いたデコトラなのか? お風呂で流れ落ちる刺青みたいなものか? それはともかく、情けない状態になったデコトラを見て、カブラギは大激怒。「このペイントは男の勲章だ。トラック野郎の命だ」と怒り狂うカブラギは、IKKUたちを港に正座させて本命を名乗らせる。IKKU=加賀谷郁美、TOM=本間友弥、MIGHTY=松本樹。本名が明かされると、魔法が解けたカボチャの馬車のように、3人はますますヘタレに見えてくる。 カブラギから「ペイントの修理代、120万円」を請求されたIKKUたちはお金を持たないため、トラックの荷物の搬入を手伝わされるはめに。再結成した「SHO-GUNG」としての初コラボがトラックの荷物運びとはトホホすぎる。当然1回の搬入だけでは120万円に足りるはずもなく、カブラギのトラックに乗って岩手県での荷物おろしも手伝うことになる。全然かっこよくないけど、IKKUたちにはぴったりの旅立ちの仕方だろう。 午後3時に港を出発することになった一行。大間で世話になった人にあいさつしてくると町へ戻るMIGHTY。7年間離れていた間にMIGHTYとの間に少し溝があることを感じていたIKKUだが、付き合いの長いTOMとはリラックスして即興ラップでやりとりができる。 TOM「SHO-GUNGには新しい曲が必要、おニューなトラックでライブかましたいな♪」 IKKU「イェイェ~、チャンスとマイクは自分の手でつかむ。でもトラックだけはDJに頼む~♪」 大間郵便局前を歩きながら明らかになるのは、新生「SHO-GUNG」の問題点。3人には劇場版『SRサイタマノラッパー』(09)で披露した「教育 金融 ブランニュー」という名曲があるが、クラブチッタでライブをやるには1曲だけでは間が持たない。できれば、その後の「SHO-GUNG」の歴史を感じさせる新しい曲がほしい。とはいっても、お世話になったTKDこと伝説のタケダ先輩は7年前に亡くなってしまった。新しい曲は誰に頼むか? TOMが創るのか? せっかく下北半島まで来ているんだから、恐山でイタコにタケダ先輩を呼び出してもらえばいいのに。天国からのライムは一体どんな味だろうか? そうこうしているうちに、午後3時となりカブラギ号が出発することに。MIGHTYは『SR1』の頃に着ていた懐かしいジャケットに着替えての旅立ちだ。まぁ、マグロのロゴが入った上着のままだとロックフィッシュバンド「漁港」の二番煎じになってしまうしな。だが、ここで気になるのは『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』(12)でMIGHTYと同棲していた彼女・一美(斉藤めぐみ)の存在。東京で問題を起こしたMIGHTYと一緒に栃木へと流れ、刑務所を訪ねたこともある一美だが、大間にはいないらしい。福島の実家で、MIGHTYが迎えに来るのを今もずっと待っているのか。高倉健さん主演作『幸せの黄色いハンカチ』(77)みたいな展開が待っているのか。福島編が今からすごく気になる。 MIGHTYだけトラックの助手席に座り、IKKUとTOMは荷台へと閉じ込められるはめに。ふて腐れるIKKUだが、この最弱ダメダメコンビの唯一の長所はドン底にいる自分らの状況をラップよって相対化させることができるという点だ。社会から抑圧された黒人文化からジャズ、ソウル、ヒップホップが生まれ、日本の労働歌として民謡が育まれていったように、トラックの荷台で揺られるIKKUの口から自然と歌詞がこぼれ落ちていく。 IKKU「どこにあるんだ、俺たちのフリーダム。MIGHTYの野郎、助手席でズリぃーなぁ。寒いの上等、狭いの上等。SHO-GUNGの旅は三人旅~、ラップの道は曲がり道~♪」 ラップの即興性とみちのく旅情を感じさせる浪曲・演歌調の節回しをリミックスさせたメロディを口ずさむIKKU。何となくだが、新生「SHO-GUNG」の目指す方向性がぼんやりと見えてくる。そしてトラックの荷台には、メガネ中年・マキノとの結婚を嫌うトーコが密航者として潜んでいた。荷物の隙間から、つぶらな瞳をきょろつかせるトーコ。フランク・ヘネンロッター監督のカルト映画『バスケットケース』(82)のベリアル兄ちゃんみたいで超キュートだ。 クラブチッタでのライブ開催まで、2週間足らず。それまでに新生「SHO-GUNG」の新曲はできるのか。TOMの嫁トリーシャは埼玉でTOMの帰りをちゃんと待っているのか。MIGHTYの元カノ・一美の再登場はあるのか。そして、かねてより童貞の疑いが噂されているIKKUは晴れて童貞ラッパーから卒業することができるのか(ちなみに『男はつらいよ』の寅さんも素人童貞らしい)。それぞれの課題を抱え、甦った「SHO-GUNG」は遥か川崎クラブチッタを目指す。SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のエンディングみたいでちょっとかっこいい。SHO-GUNGよ急げ、自分たちと埼玉の未来を懸けて。運命のライブまで残り13日! (文=長野辰次)テレビ東京系『SRサイタマノラッパー~マイクの細道~』番組サイトより
泰葉が「坂口杏里救済プロジェクト」発足を大発表! ホスト地獄から救い“第三のママ”に!?
初代林家三平の娘でタレントの泰葉が23日、恐喝未遂容疑で逮捕されたAV女優の坂口杏里容疑者について「救済計画」を発足させると自身のブログで発表した。 「母坂口良子様とは 旧知の仲でした」(原文ママ、以下同)という泰葉は、「彼女のためにも 杏里をなんとかしましょう」「私はもっとひどい女を 救済し幸せにした 実績があります」と自信満々で宣言。「有識者に相談し 結果ご報告します」と進行状況をブログで報告していくとし、「とんでもないプロジェクトに なっちゃったけど みんなの力で 頑張りましょう これが 泰葉のココロ塾! yaeh!!」と締めている。 ネット上では、「なんかめんどくせーのが出てきた」「誰か止めてー!」「本当に他人を救済したいのなら、人知れずこっそりやれ」といった声が相次いでいる。 「坂口容疑者は、釈放時に親族が誰も引き取りに来なかったことから、身寄りがないことが表面化。彼女に頼れる存在が必要なのは確かですが、泰葉は直接接点がないうえ、『救済計画』の具体的な内容も決まっていない。坂口容疑者の気持ちを無視して注目を浴びようとする泰葉には、疑問の声が上がるのも当然」(芸能記者) 坂口容疑者といえば、逮捕直前、インスタグラムに「第二のママとこれからごはーん #仲良し #大好き #4年の #付き合い」と投稿。ふくよかな女性とのツーショット写真を公開していた。 「この“第二のママ”はホストクラブ関係者と見られており、坂口容疑者をホスト地獄に落とした張本人とも。この女性との関係を絶たない限り、ホスト依存からは抜け出せないでしょう。また、坂口容疑者が所属するAVメーカーは、5月13日に5作目『ヤルからにはトップを獲る!芸能人ソープ嬢 ANRI』(ムーディーズ)を予定通り発売すると発表。AV業界も、易々と坂口容疑者を手放すとは思えません」(同) 24日には、元夫・春風亭小朝から20年にわたり暴行や異常な性行為を受けていたとブログで告発した泰葉。この告発も、「坂口杏里救済計画」の一環なのだろうか?
泰葉が「坂口杏里救済プロジェクト」発足を大発表! ホスト地獄から救い“第三のママ”に!?
初代林家三平の娘でタレントの泰葉が23日、恐喝未遂容疑で逮捕されたAV女優の坂口杏里容疑者について「救済計画」を発足させると自身のブログで発表した。 「母坂口良子様とは 旧知の仲でした」(原文ママ、以下同)という泰葉は、「彼女のためにも 杏里をなんとかしましょう」「私はもっとひどい女を 救済し幸せにした 実績があります」と自信満々で宣言。「有識者に相談し 結果ご報告します」と進行状況をブログで報告していくとし、「とんでもないプロジェクトに なっちゃったけど みんなの力で 頑張りましょう これが 泰葉のココロ塾! yaeh!!」と締めている。 ネット上では、「なんかめんどくせーのが出てきた」「誰か止めてー!」「本当に他人を救済したいのなら、人知れずこっそりやれ」といった声が相次いでいる。 「坂口容疑者は、釈放時に親族が誰も引き取りに来なかったことから、身寄りがないことが表面化。彼女に頼れる存在が必要なのは確かですが、泰葉は直接接点がないうえ、『救済計画』の具体的な内容も決まっていない。坂口容疑者の気持ちを無視して注目を浴びようとする泰葉には、疑問の声が上がるのも当然」(芸能記者) 坂口容疑者といえば、逮捕直前、インスタグラムに「第二のママとこれからごはーん #仲良し #大好き #4年の #付き合い」と投稿。ふくよかな女性とのツーショット写真を公開していた。 「この“第二のママ”はホストクラブ関係者と見られており、坂口容疑者をホスト地獄に落とした張本人とも。この女性との関係を絶たない限り、ホスト依存からは抜け出せないでしょう。また、坂口容疑者が所属するAVメーカーは、5月13日に5作目『ヤルからにはトップを獲る!芸能人ソープ嬢 ANRI』(ムーディーズ)を予定通り発売すると発表。AV業界も、易々と坂口容疑者を手放すとは思えません」(同) 24日には、元夫・春風亭小朝から20年にわたり暴行や異常な性行為を受けていたとブログで告発した泰葉。この告発も、「坂口杏里救済計画」の一環なのだろうか?
坂口杏里の3万円恐喝未遂逮捕はマニュアル通り!? 元ホストが明かす「金に詰まった客の対処法」とは
知人の30代ホストから現金3万円を脅し取ろうとしたとして警視庁新宿署に恐喝未遂容疑で逮捕されたANRIこと坂口杏里容疑者だが、元ホストである芸能記者によると「ホスト相手に恐喝すると、100%逮捕される」という。 「女性に恋心を抱かせ、大金を注ぎ込ませるのがホストの仕事ですから、そうなると女性が金を使い切ってしまった場合に逆ギレされるケースもよくある。だから、ホストはそういう場合の対処を想定しているんです。例えば金払いが悪くなった客に冷たい態度を示せば、相手は『こんなにお金を使ったのに!』と怒りだす。そこで相手が『金返せ』と言いだしたり、暴力を振るってきたり、何かしらのトラブルに発展したときに被害者として警察を呼んで対応してもらう“手慣れた流れ”が、マニュアル的に存在します。今回のようなケースはいくらでもあるので、新人ホストもすぐに対処法を覚えますし、坂口容疑者の件もマニュアル通りでしょう。坂口容疑者は、まさか警察沙汰にされるとは想定していなかったと思いますが、まんまと罠にかかったともいえるのでは?」(同) 実際、ホストが坂口容疑者を引き渡したのは、現行犯であれば一般人が逮捕できるとする刑事訴訟法の常人逮捕によるもの。金を脅し取ろうとした坂口容疑者は4月18日夜、ホストから呼び出される形で新宿区内の路上に向かったが、その場では「これは恐喝にあたる」と取り押さえられて110番通報され、駆けつけた新宿署員に引き渡された。“ホストと太客”の関係が、一転して刑事事件の被害者と加害者になったわけだ。 坂口容疑者は、女優の故・坂口良子さんの長女だが、学生時代のオール1だった通知表を見せるなど“おバカタレント”としてバラエティ番組で活動。昨年10月にANRIの名前でAV女優に転身したが、その背景にはホスト通いによる多額の借金があるとみられていた。 ウワサ通り、金に困っていたのは間違いないだろう。一説にはAVのデビュー作で2,000万円の出演料を受け取ったとも報じられた坂口容疑者だが、ひと晩で100万円を散財するほどホスト遊びにハマり、親の遺産もろとも貯蓄が底を突いていたという話だ。 その果てに、交際していたホストから現金3万円を借りようとして断られ、「ホテルで撮影した写真をばらまく」と、リベンジポルノの実行を予告するようなメッセージを送り、ホストに手際よく警察に引き渡された。 坂口容疑者は4月20日の早朝に送検され、報道陣が集まる原宿署から警察車両のバスに乗って東京地検へと出発。翌21日には釈放され、今後は在宅捜査が続けられることに。 前出芸能記者によると「多くのホストは際どい商売をしているから、危機管理も身につけていて、トラブルになりそうだと、どんなに親しかった客にでも一切の同情は見せない。金も地位も失って地に落ちた女性は、もう大金を落とす客にはならないので、基本的にホストクラブ側から出入り禁止にされることが多いです。以前、ホスト代に困って会社の金に手をつけたOLがいたんですが、逮捕されてからは出入り禁止になり、数万円を持って店に来ても追い払われていた」という。 金の切れ目は縁の切れ目。わずか3万円に困っていた坂口容疑者を入店させてくれるホストクラブは、もうないかもしれない。恐喝罪は有罪なら懲役10年以下が科されるが、たとえ不起訴になったとしても、手早く金になったであろうAV出演も、女優としての商品価値が下落し、ホストで豪遊できるほどに稼げるとも思えない。 坂口容疑者を知る業界人は「おバカではなく、本物のバカ」と手厳しい。有名人の二世タレントが、26歳にしてその先行きは、いよいよ厳しくなっている。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)






